(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記制御手段は、前記設定手段で設定された所定のトリガー条件を満たした場合に撮像が行われた際の前記検知手段の検知量、前回撮像された画像からの変化量、又は前回の撮像時からの撮像装置の位置又は傾き変化量を、前記所定のトリガー条件を満たした場合に撮像された画像とともに表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
[撮像装置の構成について]
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る撮像装置の実施形態について詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の構成の一例を示す図である。本発明の撮像装置100は、例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、監視カメラ、ネットワークカメラ、スマートフォン・タブレット・移動体に設置されたカメラである。
【0012】
情報処理装置101は、パーソナルコンピュータ等の汎用のコンピュータ装置である。情報処理装置101は、撮像装置100で撮像された撮像画像を表示する端末である。情報処理装置101は、撮像装置100と同一の端末でもよい。つまり、撮像装置100において撮像画像を表示するとしてもよい。
図2は、本実施形態の情報処理装置101の構成のハードウェア構成の一例を示す図である。
【0013】
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。
【0014】
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0015】
また、205は入力コントローラで、入力装置209等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、液晶ディスプレイ等のディスプレイ装置210への表示を制御する。なお、ディスプレイ装置は、液晶ディスプレイに限られず、CRTディスプレイなどであっても良い。これらは必要に応じてクライアントが使用するものである。
【0016】
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0017】
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク105を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0018】
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
ハードウエア上で動作する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
なお、全ての装置がこれらの構成を備えているわけではなく、必要なものを夫々備えていればよい。
【0019】
図3は、本実施形態の情報処理装置101の機能構成の一例を示すブロック図である。
撮像画像取得部301は、一定時間間隔で撮像された撮像画像または一定時間間隔以外で撮像された撮像画像を取得する機能部である。
一定時間間隔判定部302は、撮像画像取得部301により取得した撮像画像が、一定時間間隔によって撮像されたか否かを判定する機能部である。
撮像画像表示部303は、撮像画像取得部301により取得した撮像画像を表示する機能部である。
【0020】
撮像画像表示部303は、一定時間間隔判定部302により一定時間間隔で撮像されたと判定された撮像画像と、一定時間間隔判定部302により一定時間間隔以外で撮像されたと判定された撮像画像とを識別して表示する機能部である。
撮像画像削除指示受付部304は、撮像画像表示部303により表示された撮像画像の削除指示を受け付ける機能部である。
撮像画像削除確認部305は、撮像画像削除指示受付部304により削除指示を受け付けた撮像画像を削除するか否かの確認する機能部である。
【0021】
一定時間間隔判定部302は、撮像画像削除指示受付部304により削除指示を受け付けた撮像画像が、一定時間間隔によって撮像されたか否かを判定する機能部である。
【0022】
撮像画像削除確認部305は、一定時間間隔判定部302により一定時間間隔で撮像されたと判定された撮像画像を削除するか否かと、一定時間間隔判定部302により一定時間間隔以外で撮像されたと判定された撮像画像を削除するか否かと、を異なる回数確認する機能部である。
スライドショー部306は、撮像画像取得部301により取得した複数の撮像画像を順次表示してスライドショーを行う機能部である。
【0023】
スライドショー部306は、一定時間間隔判定部302により一定時間間隔で撮像されたと判定された撮像画像と、一定時間間隔判定部302により一定時間間隔以外で撮像されたと判定された撮像画像とを異なる時間を用いて表示する機能部である。
表示形式定義部307は、音量、画像変化量、または傾きの少なくとも1つに応じて、撮像画像を識別表示する表示形式を定義する機能部である。
撮像画像表示部303は、表示形式定義部307により定義された表示形式を用いて、撮像画像を識別して表示する機能部である。
【0024】
[撮像処理について]
次に、本発明に係る撮像装置100における撮像全体処理の流れについて説明する。
図4は、本実施形態の撮像装置100における撮像全体処理の一例を示すフローチャートである。
このフローチャートにおける各処理は、撮像装置100のCPUがフラッシュメモリ等に格納されたプログラムをRAMに展開して実行することにより実現される。
ステップS401において、撮像装置100は、タイムラプス撮像設定処理(
図6)を行う。
ステップS402において、撮像装置100は、タイムラプス撮像処理(
図8)を行う。
以上で、
図4の撮像全体処理の説明を終了する。
【0025】
図5は、本実施形態の撮像装置100におけるタイムラプス撮像設定画面の一例を示す図である。撮像装置100のディスプレイに表示されたタイムラプス撮像設定画面500で設定された値は、フラッシュメモリ等に格納されたタイムラプス撮像設定テーブル500に記憶する。
図6は、本実施形態の撮像装置100におけるタイムラプス撮像設定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS601において、撮像装置100は、タイムラプス撮像設定ボタン(不図示)の押下を受け付ける。
ステップS602において、撮像装置100は、タイムラプス撮像設定画面500(
図5)を表示する。
【0026】
ステップS603において、撮像装置100は、定間隔撮像チェックボックス501の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS604に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS607に進む。定間隔撮像チェックボックス501をONにしておくことで、後述するタイムラプス撮像処理(
図8)において、定間隔撮像時間502おきに撮像することができる。
ステップS604において、撮像装置100は、タイムラプス撮像設定テーブル500の定間隔撮像521の値をONに設定する。
【0027】
ステップS605において、撮像装置100は、定間隔撮像時間502の入力を受け付ける。例えば、「1分」という値の入力を受け付ける。時間の単位としては、「秒」「分」「時間」「日」「月」「年」などを選択することができる。
【0028】
ステップS606において、撮像装置100は、ステップS605にて入力を受け付けた定間隔撮像時間502の値をタイムラプス撮像設定テーブル500の定間隔撮像時間522の値として設定し、ステップS603に戻る。
【0029】
ステップS607において、撮像装置100は、シャッターボタンチェックボックス503の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS608に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS609に進む。シャッターボタンチェックボックス503をONにしておくことで、定間隔撮像を行っている最中にシャッターボタンの押下を受け付けた場合、撮像することができる。
【0030】
ステップS608において、撮像装置100は、タイムラプス撮像設定テーブル500の撮像トリガーシャッター523の値をONに設定し、ステップS603に戻る。
【0031】
ステップS609において、撮像装置100は、音チェックボックス504の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS610に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS613に進む。音チェックボックス504をONにしておくことで、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のマイクにより、撮像トリガー音量505以上の音を検知した場合、自動で撮像される。
ステップS610において、撮像装置100は、タイムラプス撮像設定テーブル500の撮像トリガー音524の値をONに設定する。
ステップS611において、撮像装置100は、撮像トリガー音量505の入力を受け付ける。例えば、「80dB」という値の入力を受け付ける。
【0032】
ステップS612において、撮像装置100は、ステップS611にて入力を受け付けた撮像トリガー音量505の値をタイムラプス撮像設定テーブル500の撮像トリガー音量525の値として設定し、ステップS603に戻る。
【0033】
ステップS613において、撮像装置100は、画像変化チェックボックス506の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS614に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS617に進む。画像変化チェックボックス506をONにしておくことで、定間隔撮像を行っている最中に、撮像装置100のレンズを経由して得られた画像に前回の撮像画像から、撮像トリガー画像変化量507以上変化した場合、自動で撮像される。
ステップS614において、撮像装置100は、タイムラプス撮像設定テーブル500の撮像トリガー画像変化526の値をONに設定する。
ステップS615において、撮像装置100は、撮像トリガー画像変化量507の入力を受け付ける。例えば、「10%」という値の入力を受け付ける。
【0034】
ステップS616において、撮像装置100は、ステップS615にて入力を受け付けた撮像トリガー画像変化量507の値をタイムラプス撮像設定テーブル500の撮像トリガー画像変化量527の値として設定し、ステップS603に戻る。
【0035】
ステップS617において、撮像装置100は、位置変化チェックボックス508の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS618に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS621に進む。位置変化チェックボックス508をONにしておくことで、定間隔撮像を行っている最中に、撮像装置100のGPSで計測された位置情報が前回の撮像時の位置情報から、撮像トリガー位置変化量509以上変化した場合、自動で撮像される。
ステップS618において、撮像装置100は、タイムラプス撮像設定テーブル500の撮像トリガー位置変化528の値をONに設定する。
ステップS619において、撮像装置100は、撮像トリガー位置変化量509の入力を受け付ける。例えば、「1m」という値の入力を受け付ける。
【0036】
ステップS620において、撮像装置100は、ステップS619にて入力を受け付けた撮像トリガー位置変化量509の値をタイムラプス撮像設定テーブル500の撮像トリガー位置変化量529の値として設定し、ステップS603に戻る。
【0037】
ステップS621において、撮像装置100は、傾き変化チェックボックス510の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS622に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS625に進む。傾き変化チェックボックス510をONにしておくことで、定間隔撮像を行っている最中に、撮像装置100のジャイロセンサで計測された傾きが前回の撮像時の傾きから、撮像トリガー傾き変化量511以上の変化した場合、自動で撮像される。
ステップS622において、撮像装置100は、タイムラプス撮像設定テーブル500の撮像トリガー傾き変化530の値をONに設定する。
ステップS623において、撮像装置100は、撮像トリガー傾き変化量511の入力を受け付ける。例えば、「20°」という値の入力を受け付ける。
【0038】
ステップS624において、撮像装置100は、ステップS623にて入力を受け付けた撮像トリガー傾き変化量511の値をタイムラプス撮像設定テーブル500の撮像トリガー傾き変化量531の値として設定し、ステップS603に戻る。
【0039】
ステップS625において、撮像装置100は、保存ボタン513の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS626に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS627に進む。
ステップS626において、撮像装置100は、このタイムラプス撮像設定処理で行ったタイムラプス撮像設定テーブル500への値の設定をコミットする。
【0040】
ステップS627において、撮像装置100は、キャンセルボタン512の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS628に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS603に戻る。
【0041】
ステップS628において、撮像装置100は、このタイムラプス撮像設定処理で行ったタイムラプス撮像設定テーブル500への値の設定をロールバックする。
以上で、
図6のタイムラプス撮像設定処理の説明を終了する。
【0042】
図7は、本実施形態の撮像装置100におけるタイムラプス撮像処理による撮像画像の一例を示す図である。撮像装置100にて、12時00分00秒に撮像を開始し(
図7の701)、以降1分おきに定間隔撮像(
図7の702、704)を行っている最中に、トリガー撮像(
図7の703、705、706)が行われた撮像画像である。なお、定間隔撮像停止ボタン707を押下することで、定間隔撮像を停止することができる。また、撮像された撮像画像は、撮像装置100のフラッシュメモリ等に格納される。
【0043】
図8は、本実施形態の撮像装置100におけるタイムラプス撮像処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS801において、撮像装置100は、撮像モードへの切り替えを受け付ける。これにより、撮像装置100は撮像することが可能な状態になる。
ステップS802において、撮像装置100は、撮像画面(不図示)を表示する。具体的には、ディスプレイにレンズを経由して得られた画像を表示する。
ステップS803において、撮像装置100は、シャッターボタンの押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS804に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS803に戻る。シャッターボタンを押下することで、定間隔撮像を開始することができる。
【0044】
ステップS804において、撮像装置100は、レンズを経由して得られた現在の画像、現在の時刻、GPSで計測された現在の位置情報、ジャイロセンサで計測された現在の端末の傾き情報を取得する。例えば、現在画像=
図7の701、現在時刻=12時00分00秒が取得されたとする。
【0045】
ステップS805において、撮像装置100は、ステップS804にて取得した「現在画像」「現在時刻」「現在位置情報」「現在傾き情報」「撮像トリガー」を、「撮像画像」「撮像時刻」「撮像位置情報」「撮像傾き情報」「撮像トリガー」として、RAMとフラッシュメモリに記憶する。また、フラッシュメモリには、「撮像画像」を画像ファイルとして、「撮像時刻」「撮像位置情報」「撮像傾き情報」「撮像トリガー」を当該画像ファイルの付加情報として記憶する。
【0046】
なお、この実施形態においては、「撮像時刻」「撮像位置情報」「撮像傾き情報」「撮像トリガー」を画像ファイルの付加情報として記憶するとしたが、これに限定するものではなく、例えば、これらの情報を特定できるようなファイル名にする、これらの情報を画像ファイル識別情報と対応づけてデータベースに記憶する等、他の記憶方法であってもよい。
【0047】
なお、撮像トリガーには、「定間隔」「シャッター」「音」「画像変化」「位置変化」「傾き変化」などがある。また、この実施形態においては、撮像トリガーは「定間隔」「シャッター」「音」「画像変化」「位置変化」「傾き変化」としたが、これに限定するものではなく、「明るさ」「気圧」「(撮像者の)心拍数」などを撮影トリガーとしてもよい。
【0048】
また、「撮像トリガー」=定間隔の場合、または「前回定間隔撮像時刻」がNULLの場合、「前回定間隔撮像時刻」=撮像時刻としてRAMに記憶しておく。以上のステップS804〜S805により撮像が行われる。
【0049】
ステップS806において、撮像装置100は、フラッシュメモリに記憶された定間隔撮像521の値を判定する。ONの場合は、ステップS807に進む。OFFの場合は、このタイムラプス撮像処理を終了する。
ステップS807において、撮像装置100は、現在の時刻を取得する。
【0050】
ステップS808において、撮像装置100は、現在時刻≧前回定間隔撮像時刻+定間隔撮像時間か否かを判定する。該当する場合、ステップS804〜S805により撮像を行う。該当しない場合、ステップS809に進む。なお、前回定間隔撮像時刻はステップS805にて記憶したRAMから、定間隔撮像時間はステップS606にて記憶したフラッシュメモリから取得する。具体的には、前回定間隔撮像時刻=12時00分00秒、定間隔撮像時間=1分の場合、現在時刻=12時01分00秒を過ぎると、ステップS804〜S805により撮像を行う(
図7の702)。その後、現在時刻=12時02分00秒、12時03分00秒・・・を過ぎる度に、ステップS804〜S805により撮像を行う(
図7の704)。
【0051】
ステップS809において、撮像装置100は、フラッシュメモリに記憶された撮像トリガーシャッター523の値を判定する。ONの場合は、ステップS810に進む。OFFの場合は、ステップS811に進む。
【0052】
ステップS810において、撮像装置100は、シャッターボタンの押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS804〜S805により撮像を行う(
図7の705)。これにより、定間隔撮像を行っている最中にシャッターボタンの押下を受け付けた場合、撮像することができる。押下を受け付けなかった場合は、ステップS811に進む。
【0053】
ステップS811において、撮像装置100は、フラッシュメモリに記憶された撮像トリガー音524の値を判定する。ONの場合は、ステップS812に進む。OFFの場合は、ステップS814に進む。
ステップS812において、撮像装置100は、マイクから現在の周囲音を取得する。
【0054】
ステップS813において、撮像装置100は、現在の周囲音量≧撮像トリガー音量か否かを判定する。該当する場合、ステップS804〜S805により撮像を行う。該当しない場合、ステップS814に進む。具体的には、現在の周囲音量=98dB、撮像トリガー音量=80dBの場合、現在の周囲音量≧撮像トリガー音量であるため、ステップS804〜S805により撮像を行う(
図7の706)。
【0055】
ステップS814において、撮像装置100は、フラッシュメモリに記憶された撮像トリガー画像変化526の値を判定する。ONの場合は、ステップS815に進む。OFFの場合は、ステップS817に進む。
ステップS815において、撮像装置100は、レンズを経由して得られた現在の画像を取得する。
【0056】
ステップS816において、撮像装置100は、前回撮像画像からの画像変化量≧撮像トリガー画像変化量か否かを判定する。該当する場合、ステップS804〜S805により撮像を行う。該当しない場合、ステップS817に進む。具体的には、ステップS805にてRAMに記憶された「撮像画像」とステップS815にて取得した現在画像を比較し、前回撮像画像からの画像変化量が、フラッシュメモリに記憶された撮像トリガー画像変化量527の値以上か否かを判定する。
【0057】
例えば、現在時刻が12時01分20秒の場合、
図7の撮像画像702とレンズを経由して得られた現在画像703とを比較し、画像変化量が12%と算出された場合、撮像トリガー画像変化量527=10%以上であるため、ステップS804〜S805により撮像を行う(
図7の703)。なお、この実施形態においては、前回撮像画像と現在画像の比較としたが、これに限定するものではなく、例えば、前回定時間撮像画像と現在画像の比較でもよい。また、画像比較技術については、既知の技術であるため、ここでの説明は省略する。
【0058】
ステップS817において、撮像装置100は、フラッシュメモリに記憶された撮像トリガー位置変化528の値を判定する。ONの場合は、ステップS818に進む。OFFの場合は、ステップS820に進む。
ステップS818において、撮像装置100は、GPSで計測された現在の位置情報を取得する。
【0059】
ステップS819において、撮像装置100は、前回撮像位置情報からの変化量≧撮像トリガー位置変化量か否かを判定する。該当する場合、ステップS804〜S805により撮像を行う。該当しない場合、ステップS820に進む。具体的には、ステップS805にてRAMに記憶された「撮像位置情報」とステップS818にて取得した現在位置情報を比較し、前回撮像位置情報からの位置変化量が、フラッシュメモリに記憶された撮像トリガー位置変化量529の値以上か否かを判定する。
【0060】
例えば、前回撮像位置情報から現在位置情報への変化量(移動量)が1.2mと算出された場合、撮像トリガー位置変化量529=1m以上であるため、ステップS804〜S805により撮像を行う(不図示)。なお、この実施形態においては、前回撮像位置情報と現在位置情報の比較としたが、これに限定するものではなく、例えば、前回定時間撮像位置情報と現在位置情報の比較でもよい。また、位置情報の変化量の算出については、既知の技術であるため、ここでの説明は省略する。これにより、デジタルカメラ、スマートフォン・タブレット・移動体に設置されたカメラなどによる撮像時に移動した場合も自動で撮像することができる。
【0061】
ステップS820において、撮像装置100は、フラッシュメモリに記憶された撮像トリガー傾き変化530の値を判定する。ONの場合は、ステップS821に進む。OFFの場合は、ステップS823に進む。
ステップS821において、撮像装置100は、ジャイロセンサで計測された現在の傾き情報を取得する。
【0062】
ステップS822において、撮像装置100は、前回撮像傾き情報からの変化量≧撮像トリガー傾き変化量か否かを判定する。該当する場合、ステップS804〜S805により撮像を行う。該当しない場合、ステップS823に進む。具体的には、ステップS805にてRAMに記憶された「撮像傾き情報」とステップS818にて取得した現在傾き情報を比較し、前回撮像傾き情報からの傾き変化量が、フラッシュメモリに記憶された撮像傾き変化量531の値以上か否かを判定する。
【0063】
例えば、前回撮像傾き情報から現在傾き情報への変化量が22°と算出された場合、撮像トリガー傾き変化量531=20°以上であるため、ステップS804〜S805により撮像を行う(不図示)。なお、この実施形態においては、前回撮像傾き情報と現在傾き情報の比較としたが、これに限定するものではなく、例えば、前回定時間撮像傾き情報と現在傾き情報の比較でもよい。また、傾き情報の変化量の算出については、既知の技術であるため、ここでの説明は省略する。これにより、デジタルカメラ、スマートフォン・タブレット・移動体に設置されたカメラなどによる撮像時に端末を傾けた場合も自動で撮像することができる。
【0064】
ステップS823において、撮像装置100は、定間隔撮像停止ボタン707の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、このタイムラプス撮像処理を終了する。これにより、定間隔撮像を停止することができる。押下を受け付けなかった場合は、ステップS806に戻り、定間隔撮像を継続する。
以上で、
図8のタイムラプス撮像処理の説明を終了する。
【0065】
[一覧表示処理について]
次に、本発明に係る情報処理装置101における一覧表示全体処理の流れについて説明する。
図9は、本実施形態の情報処理装置101における一覧表示全体処理の一例を示すフローチャートである。
このフローチャートにおける各処理は、情報処理装置101のCPUがROM203等に格納されたプログラムをRAM202に展開して実行することにより実現される。
ステップS901において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定処理(
図11)を行う。
ステップS902において、情報処理装置101は、撮像画像一覧表示処理(
図13)を行う。
以上で、
図9の一覧表示全体処理の説明を終了する。
【0066】
図10は、本実施形態の情報処理装置101における撮像画像一覧設定画面の一例を示す図である。情報処理装置101のディスプレイに表示された撮像画像一覧設定画面1000で設定された値は、外部メモリ21
1に格納された撮像画像一覧設定テーブル1020に記憶する。
図11は、本実施形態の情報処理装置101における撮像画像一覧設定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS1101において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定ボタン(不図示)の押下を受け付ける。
ステップS1102において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定画面1000(
図10)を表示する。
【0067】
ステップS1103において、情報処理装置101は、シャッターボタンチェックボックス1001の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS1104に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS1107に進む。シャッターボタンチェックボックス1001をONにしておくことで、定間隔撮像を行っている最中にシャッターボタンの押下を受け付けて撮像した撮像画像が撮像画像一覧画面1200(
図12)にて枠で囲まれて表示されるため識別可能になる。
ステップS1104において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠シャッター1021の値をONに設定する。
【0068】
ステップS1105において、情報処理装置101は、一覧枠シャッター色1002の入力を受け付ける。例えば、「ピンク(#FF9999)」の入力を受け付ける。
【0069】
ステップS1106において、情報処理装置101は、ステップS1109にて入力を受け付けた一覧枠シャッター色1002の値を撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠シャッター色1022の値として設定し、ステップS1103に戻る。
【0070】
ステップS1107において、情報処理装置101は、音チェックボックス1003の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS1108に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS1111に進む。音チェックボックス1003をONにしておくことで、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のマイクにより撮像トリガー音量505以上の音を検知したことによって撮像した撮像画像が、撮像画像一覧画面1200にて枠で囲まれて表示されるため識別可能になる。
ステップS1108において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠音1023の値をONに設定する。
ステップS1109において、情報処理装置101は、一覧枠音色1004の入力を受け付ける。例えば、「赤(#FF0000)」の入力を受け付ける。
【0071】
ステップS1110において、情報処理装置101は、ステップS1109にて入力を受け付けた一覧枠音色1004の値を撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠音色1024の値として設定し、ステップS1103に戻る。
【0072】
ステップS1111において、情報処理装置101は、画像変化チェックボックス1005の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS1112に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS1115に進む。画像変化チェックボックス1005をONにしておくことで、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のレンズを経由して得られた画像が前回の撮像画像から、撮像トリガー画像変化量507以上変化したことによって撮像した撮像画像が撮像画像一覧画面1200にて枠で囲まれて表示されるため識別可能になる。
ステップS1112において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠画像変化1025の値をONに設定する。
【0073】
ステップS1113において、情報処理装置101は、一覧枠画像変化色1006の入力を受け付ける。例えば、「緑(#00FF00)」の入力を受け付ける。
【0074】
ステップS1114において、情報処理装置101は、ステップS1115にて入力を受け付けた一覧枠画像変化色1006の値を撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠画像変化色1026の値として設定し、ステップS1103に戻る。
【0075】
ステップS1115において、情報処理装置101は、位置変化チェックボックス1007の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS1116に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS1119に進む。位置変化チェックボックス1007をONにしておくことで、定間隔撮像を行っている最中に、撮像装置100のGPSで計測された位置情報が前回の撮像時の位置情報から、撮像トリガー位置変化量509以上変化したことによって撮像した撮像画像が撮像画像一覧画面1200にて枠で囲まれて表示されるため識別可能になる。
ステップS1116において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠位置変化1027の値をONに設定する。
【0076】
ステップS1117において、情報処理装置101は、一覧枠位置変化色1008の入力を受け付ける。例えば、「黄緑(#99FF99)」の入力を受け付ける。
【0077】
ステップS1118において、情報処理装置101は、ステップS1117にて入力を受け付けた一覧枠位置変化色1008の値を撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠位置変化色1028の値として設定し、ステップS1103に戻る。
【0078】
ステップS1119において、情報処理装置101は、傾き変化チェックボックス1009の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS1120に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS1123に進む。傾き変化チェックボックス1009をONにしておくことで、定間隔撮像を行っている最中に、撮像装置100のジャイロセンサで計測された傾きが前回の撮像時の傾きから、撮像トリガー傾き変化量511以上の変化したことによって撮像した撮像画像が撮像画像一覧画面1200にて枠で囲まれて表示されるため識別可能になる。
ステップS1120において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠傾き変化1029の値をONに設定する。
【0079】
ステップS1121において、情報処理装置101は、一覧枠傾き変化色1010の入力を受け付ける。例えば、「青(#0000FF)」の入力を受け付ける。
【0080】
ステップS1122において、情報処理装置101は、ステップS1121にて入力を受け付けた一覧枠傾き変化色1010の値を撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠傾き変化色1030の値として設定し、ステップS1103に戻る。
【0081】
ステップS1123において、情報処理装置101は、保存ボタン1012の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS1124に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS1125に進む。
【0082】
ステップS1124において、情報処理装置101は、この撮像画像一覧設定処理で行った撮像画像一覧設定テーブル1020への値の設定をコミットし、撮像画像一覧設定処理を終了する。
【0083】
ステップS1125において、情報処理装置101は、キャンセルボタン1011の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS1126に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS1103に戻る。
【0084】
ステップS1126において、情報処理装置101は、この撮像画像一覧設定処理で行った撮像画像一覧設定テーブル1020への値の設定をロールバックし、撮像画像一覧設定処理を終了する。
以上で、
図11の撮像画像一覧設定処理の説明を終了する。
【0085】
図12は、本実施形態の情報処理装置101における撮像画像一覧画面の一例を示す図である。これは、撮像装置100にて撮像された撮像画像を、情報処理装置101の撮像画像一覧画面1200に表示した図である。定間隔撮像を行っている最中のトリガー撮像による撮像画像(
図12の1201、1203、1205、1206)を枠で囲むことで、定間隔撮像による撮像画像(
図12の1202、1204)と識別して表示する。また、撮像トリガー表示1209や枠の色によって、「撮像トリガー」の種類を識別できる。なお、この実施形態においては、トリガー撮像による撮像画像を枠で囲むとしたが、これに限定するものではなく、画像の大きさを変えて表示する、画像の色調を変えて表示する、アイコンを表示する、別のウィンドウ等に分類して表示する等であってもよい。
【0086】
図13は、本実施形態の情報処理装置101における撮像画像一覧処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS1301において、情報処理装置101は、撮像画像一覧画面の表示指示を受け付ける。
ステップS1302において、情報処理装置101は、撮像画像一覧画面1200(
図12)を表示する。各撮像画像の表示は、この後のステップS1304〜S1305により行うため、現段階では、各撮像画像は未表示の状態である。
【0087】
ステップS1303において、情報処理装置101は、撮像装置100にて撮像された撮像画像を、撮像装置100のフラッシュメモリ、外部ストレージ、または情報処理装置101の外部メモリ21
1から1つ取得する。
【0088】
ステップS1304において、情報処理装置101は、ステップS1303にて取得した撮像画像から、当該撮像の付加情報である、「撮像時刻」「撮像位置情報」「撮像傾き情報」「撮像トリガー」を取得し、RAM20
2に記憶する。なお、撮像トリガーには、「定間隔」「シャッター」「音」「画像変化」「位置変化」「傾き変化」などがある。
【0089】
ステップS1306において、情報処理装置101は、ステップS1304にてRAM20
2に記憶した撮像トリガー=「シャッター」か否かを判定する。Yesの場合は、ステップS1307に進む。Noの場合は、ステップS1310に進む。
【0090】
ステップS1307において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠シャッター1021の値を判定する。ONの場合は、ステップS1308に進む。OFFの場合は、ステップS1310に進む。
ステップS1308において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠シャッター色1022の値を取得する。
【0091】
ステップS1309において、情報処理装置101は、ステップS1305にて表示した撮像画像を、ステップS1308にて取得した一覧枠シャッター色1022の枠で囲む。これにより、定間隔撮像を行っている最中にシャッターボタンの押下を受け付けて撮像した撮像画像が定間隔撮像により撮像した撮像画像と識別可能になる。
【0092】
ステップS1310において、情報処理装置101は、ステップS1304にてRAM20
2に記憶した撮像トリガー=「音」か否かを判定する。Yesの場合は、ステップS1311に進む。Noの場合は、ステップS1314に進む。
【0093】
ステップS1311において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠音1023の値を判定する。ONの場合は、ステップS1312に進む。OFFの場合は、ステップS1314に進む。
ステップS1312において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠音色1024の値を取得する。
【0094】
ステップS1313において、情報処理装置101は、ステップS1305にて表示した撮像画像を、ステップS1312にて取得した一覧枠音色1024の枠で囲む。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のマイクにより撮像トリガー音量505以上の音を検知したことによって撮像した撮像画像が、定間隔撮像により撮像した撮像画像と識別可能になる。
【0095】
ステップS1314において、情報処理装置101は、ステップS1304にてRAM20
2に記憶した撮像トリガー=「画像変化」か否かを判定する。Yesの場合は、ステップS1315に進む。Noの場合は、ステップS1318に進む。
【0096】
ステップS1315において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠画像変化1025の値を判定する。ONの場合は、ステップS1316に進む。OFFの場合は、ステップS1318に進む。
ステップS1316において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠画像変化色1026の値を取得する。
【0097】
ステップS1317において、情報処理装置101は、ステップS1305にて表示した撮像画像を、ステップS1316にて取得した一覧枠画像変化色1026の枠で囲む。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のレンズを経由して得られた画像が前回の撮像画像から、撮像トリガー画像変化量507以上変化したことによって撮像した撮像画像が、定間隔撮像により撮像した撮像画像と識別可能になる。
【0098】
ステップS1318において、情報処理装置101は、ステップS1304にてRAM20
2に記憶した撮像トリガー=「位置変化」か否かを判定する。Yesの場合は、ステップS1319に進む。Noの場合は、ステップS1322に進む。
【0099】
ステップS1319において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠位置変化1027の値を判定する。ONの場合は、ステップS1320に進む。OFFの場合は、ステップS1322に進む。
ステップS1320において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠位置変化色1028の値を取得する。
【0100】
ステップS1321において、情報処理装置101は、ステップS1305にて表示した撮像画像を、ステップS1320にて取得した一覧枠位置変化色1028の枠で囲む。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のGPSで計測された位置情報が前回の撮像時の位置情報から、撮像トリガー位置変化量509以上変化したことによって撮像した撮像画像が、定間隔撮像により撮像した撮像画像と識別可能になる。
【0101】
ステップS1322において、情報処理装置101は、ステップS1304にてRAM20
2に記憶した撮像トリガー=「傾き変化」か否かを判定する。Yesの場合は、ステップS1323に進む。Noの場合は、ステップS1303に戻り、次の撮像画像を取得する。
【0102】
ステップS1323において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠傾き変化1029の値を判定する。ONの場合は、ステップS1324に進む。OFFの場合は、ステップS1303に戻り、次の撮像画像を取得する。
ステップS1324において、情報処理装置101は、撮像画像一覧設定テーブル1020の一覧枠傾き変化色1030の値を取得する。
【0103】
ステップS1325において、情報処理装置101は、ステップS1305にて表示した撮像画像を、ステップS1316にて取得した一覧枠傾き変化色1030の枠で囲む。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のジャイロセンサで計測された傾きが前回の撮像時の傾きから、撮像トリガー傾き変化量511以上の変化したことによって撮像した撮像画像が、定間隔撮像により撮像した撮像画像と識別可能になる。
【0104】
ステップS1326において、情報処理装置101は、撮像画像一覧画面1200上のボタンの押下を受け付けたか否かの判定をする。削除ボタン1208の押下を受け付けた場合は、ステップS1327に進む。終了ボタン1207の押下を受け付けた場合は、この撮像画像一覧処理を終了する。
【0105】
ステップS1327において、情報処理装置101は、削除対象の撮像画像から撮像トリガーを取得し、値を判定する。「定間隔」の場合は、ステップS1329に進み、「定間隔」以外の場合は、ステップS1328に進む。
【0106】
ステップS1328において、情報処理装置101は、「この画像を削除してもいいですか?」のような確認ダイアログ(不図示)を表示し、押下されたボタンを判定する。OKボタンが押下された場合は、ステップS1331に進む。キャンセルボタンが押下された場合は、ステップS1326に戻る。
【0107】
ステップS1329において、情報処理装置101は、「この画像を削除してもいいですか?」のような確認ダイアログ(不図示)を表示し、押下されたボタンを判定する。OKボタンが押下された場合は、ステップS1330に進む。キャンセルボタンが押下された場合は、ステップS1326に戻る。
【0108】
ステップS1330において、情報処理装置101は、「この画像は撮像トリガーにより撮像された画像ですが、削除してもいいですか?」のような確認ダイアログ(不図示)を表示し、押下されたボタンを判定する。OKボタンが押下された場合は、ステップS1331に進む。キャンセルボタンが押下された場合は、ステップS1326に戻る。これにより、定間隔以外で撮像された撮像画像を削除する場合の確認を、定間隔で撮像された撮像画像を削除する場合の確認と異なる回数確認することで、撮像トリガーにより撮像した撮像画像を誤って削除してしまうことを防ぐことができる。
以上で、
図13の撮像画像一覧処理の説明を終了する。
【0109】
図14は、本実施形態の情報処理装置101におけるスライドショー全体処理の一例を示すフローチャートである。
このフローチャートにおける各処理は、情報処理装置101のCPUがROM203等に格納されたプログラムをRAM202に展開して実行することにより実現される。
ステップS1401において、情報処理装置101は、スライドショー設定処理(
図16)を行う。
ステップS1402において、情報処理装置101は、スライドショー表示処理(
図18)を行う。
以上で、
図14のスライドショー全体処理の説明を終了する。
【0110】
図15は、本実施形態の情報処理装置101におけるスライドショー設定画面の一例を示す図である。情報処理装置101のディスプレイに表示されたスライドショー設定画面1500で設定された値は、外部メモリ21
1に格納されたスライドショー設定テーブル1520に記憶する。
【0111】
図16は、本実施形態の情報処理装置101におけるスライドショー設定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS1601において、情報処理装置101は、スライドショー設定ボタン(不図示)の押下を受け付ける。
ステップS1602において、情報処理装置101は、スライドショー設定画面1500(
図15)を表示する。
ステップS1603において、情報処理装置101は、1枚あたりの表示時間1501の入力を受け付け、値を判定する。値がある場合は、ステップS1604に進む。値がない場合は、ステップS1605に進む。
【0112】
ステップS1604において、情報処理装置101は、ステップS1603にて入力を受け付けた1枚あたりの表示時間1501の値をスライドショー設定テーブル1520のショー1枚あたりの表示時間1521の値として設定し、ステップS1603に戻る。
【0113】
ステップS1605において、情報処理装置101は、画像変化〜10%表示時間1502および枠表示チェックボックス1503の入力を受け付け、値を判定する。値がある場合は、ステップS1606に進む。値がない場合は、ステップS1608に進む。
【0114】
ステップS1606において、情報処理装置101は、ステップS1605にて入力を受け付けた画像変化〜10%表示時間1502の値をスライドショー設定テーブル1520のショー画像変化〜10%表示時間1522の値として設定する。これにより、スライドショー中に前撮像画像から0〜10%の画像変化が発生した場合、他の画像表示時間とは異なる時間を用いて表示されるため識別可能になる。
【0115】
ステップS1607において、情報処理装置101は、ステップS1605にて入力を受け付けた枠表示チェックボックス1503の値をスライドショー設定テーブル1520のショー画像変化〜10%枠表示1523の値として設定し、ステップS1603に戻る。これにより、スライドショー中に前撮像画像から0〜10%の画像変化が発生した場合、枠で囲まれて表示されるため識別可能になる。
【0116】
ステップS1608において、情報処理装置101は、画像変化10〜30%表示時間1504および枠表示チェックボックス1505の入力を受け付け、値を判定する。値がある場合は、ステップS1609に進む。値がない場合は、ステップS1611に進む。
【0117】
ステップS1609において、情報処理装置101は、ステップS1608にて入力を受け付けた画像変化10〜30%表示時間1504の値をスライドショー設定テーブル1520のショー画像変化10〜30%表示時間1524の値として設定する。これにより、スライドショー中に前撮像画像から10〜30%の画像変化が発生した場合、他の画像表示時間とは異なる時間を用いて表示されるため識別可能になる。
【0118】
ステップS1610において、情報処理装置101は、ステップS1608にて入力を受け付けた枠表示チェックボックス1505の値をスライドショー設定テーブル1520のショー画像変化10〜30%枠表示1525の値として設定し、ステップS1603に戻る。これにより、スライドショー中に前撮像画像から10〜30%の画像変化が発生した場合、枠で囲まれて表示されるため識別可能になる。
【0119】
ステップS1611において、情報処理装置101は、画像変化30%〜表示時間1506および枠表示チェックボックス1507の入力を受け付け、値を判定する。値がある場合は、ステップS1612に進む。値がない場合は、ステップS1614に進む。
【0120】
ステップS1612において、情報処理装置101は、ステップS1611にて入力を受け付けた画像変化30%〜表示時間1506の値をスライドショー設定テーブル1520のショー画像変化30%〜表示時間1526の値として設定する。これにより、スライドショー中に前撮像画像から30%〜の画像変化が発生した場合、他の画像表示時間とは異なる時間を用いて表示されるため識別可能になる。
【0121】
ステップS1613において、情報処理装置101は、ステップS1611にて入力を受け付けた枠表示チェックボックス1507の値をスライドショー設定テーブル1520のショー画像変化30%〜枠表示1527の値として設定し、ステップS1603に戻る。これにより、スライドショー中に前撮像画像から30%〜の画像変化が発生した場合、枠で囲まれて表示されるため識別可能になる。
【0122】
ステップS1614において、情報処理装置101は、シャッターボタン表示時間1508および枠表示チェックボックス1509の入力を受け付け、値を判定する。値がある場合は、ステップS1615に進む。値がない場合は、ステップS1617に進む。
【0123】
ステップS1615において、情報処理装置101は、ステップS1614にて入力を受け付けたシャッターボタン表示時間1508の値をスライドショー設定テーブル1520のショーシャッターボタン表示時間1528の値として設定する。これにより、定間隔撮像を行っている最中にシャッターボタンの押下を受け付けて撮像した撮像画像を他の画像表示時間とは異なる時間を用いて、スライドショー表示されるため識別可能になる。
【0124】
ステップS1616において、情報処理装置101は、ステップS1614にて入力を受け付けた枠表示チェックボックス1509の値をスライドショー設定テーブル1520のショーシャッター枠表示1529の値として設定し、ステップS1603に戻る。これにより、定間隔撮像を行っている最中にシャッターボタンの押下を受け付けて撮像した撮像画像が枠で囲まれて、スライドショー表示されるため識別可能になる。
【0125】
ステップS1617において、情報処理装置101は、音表示時間1510および枠表示チェックボックス1511の入力を受け付け、値を判定する。値がある場合は、ステップS1618に進む。値がない場合は、ステップS1620に進む。
【0126】
ステップS1618において、情報処理装置101は、ステップS1617にて入力を受け付けた音表示時間1510の値をスライドショー設定テーブル1520のショー音表示時間1530の値として設定する。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のマイクにより撮像トリガー音量505以上の音を検知したことによって撮像した撮像画像を他の画像表示時間とは異なる時間を用いて、スライドショー表示されるため識別可能になる。
【0127】
ステップS1619において、情報処理装置101は、ステップS1617にて入力を受け付けた枠表示チェックボックス1511の値をスライドショー設定テーブル1520のショー音枠表示1531の値として設定し、ステップS1603に戻る。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のマイクにより撮像トリガー音量505以上の音を検知したことによって撮像した撮像画像が枠で囲まれて、スライドショー表示されるため識別可能になる。
【0128】
ステップS1620において、情報処理装置101は、画像変化表示時間1512および枠表示チェックボックス1513の入力を受け付け、値を判定する。値がある場合は、ステップS1621に進む。値がない場合は、ステップS1623に進む。
【0129】
ステップS1621において、情報処理装置101は、ステップS1620にて入力を受け付けた画像変化表示時間1512の値をスライドショー設定テーブル1520のショー画像変化表示時間1532の値として設定する。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のレンズを経由して得られた画像が前回の撮像画像から、撮像トリガー画像変化量507以上変化したことによって撮像した撮像画像を他の画像表示時間とは異なる時間を用いて、スライドショー表示されるため識別可能になる。
【0130】
ステップS1622において、情報処理装置101は、ステップS1620にて入力を受け付けた枠表示チェックボックス1513の値をスライドショー設定テーブル1520のショー画像変化枠表示1533の値として設定し、ステップS1603に戻る。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のレンズを経由して得られた画像が前回の撮像画像から、撮像トリガー画像変化量507以上変化したことによって撮像した撮像画像が枠で囲まれて、スライドショー表示されるため識別可能になる。
【0131】
ステップS1623において、情報処理装置101は、位置変化表示時間1514および枠表示チェックボックス1515の入力を受け付け、値を判定する。値がある場合は、ステップS1624に進む。値がない場合は、ステップS1626に進む。
【0132】
ステップS1624において、情報処理装置101は、ステップS1623にて入力を受け付けた位置変化表示時間1514の値をスライドショー設定テーブル1520のショー位置変化表示時間1534の値として設定する。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のGPSで計測された位置情報が前回の撮像時の位置情報から、撮像トリガー位置変化量509以上変化したことによって撮像した撮像画像を他の画像表示時間とは異なる時間を用いて、スライドショー表示されるため識別可能になる。
【0133】
ステップS1625において、情報処理装置101は、ステップS1623にて入力を受け付けた枠表示チェックボックス1515の値をスライドショー設定テーブル1520のショー位置変化枠表示1535の値として設定し、ステップS1603に戻る。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のGPSで計測された位置情報が前回の撮像時の位置情報から、撮像トリガー位置変化量509以上変化したことによって撮像した撮像画像が枠で囲まれて、スライドショー表示されるため識別可能になる。
【0134】
ステップS1626において、情報処理装置101は、傾き変化表示時間1516および枠表示チェックボックス1517の入力を受け付け、値を判定する。値がある場合は、ステップS1627に進む。値がない場合は、ステップS1629に進む。
【0135】
ステップS1627において、情報処理装置101は、ステップS1625にて入力を受け付けた傾き変化表示時間1516の値をスライドショー設定テーブル1520のショー傾き変化表示時間1535の値として設定する。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のジャイロセンサで計測された傾きが前回の撮像時の傾きから、撮像トリガー傾き変化量511以上の変化したことによって撮像した撮像画像を他の画像表示時間とは異なる時間を用いて、スライドショー表示されるため識別可能になる。
【0136】
ステップS1628において、情報処理装置101は、ステップS1625にて入力を受け付けた枠表示チェックボックス1517の値をスライドショー設定テーブル1520のショー傾き変化枠表示1537の値として設定し、ステップS1603に戻る。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のジャイロセンサで計測された傾きが前回の撮像時の傾きから、撮像トリガー傾き変化量511以上の変化したことによって撮像した撮像画像が枠で囲まれて、スライドショー表示されるため識別可能になる。
【0137】
ステップS1629において、情報処理装置101は、保存ボタン1519の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS1630に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS1631に進む。
【0138】
ステップS1630において、情報処理装置101は、このスライドショー設定処理で行ったスライドショー設定テーブル1520への値の設定をコミットし、スライドショー設定処理を終了する。
【0139】
ステップS1631において、情報処理装置101は、キャンセルボタン1011の押下を受け付けたか否かの判定をする。押下を受け付けた場合は、ステップS1632に進む。押下を受け付けなかった場合は、ステップS1603に戻る。
【0140】
ステップS1632において、情報処理装置101は、このスライドショー設定処理で行ったスライドショー設定テーブル1520への値の設定をロールバックし、スライドショー設定処理を終了する。
以上で、
図16のスライドショー設定処理の説明を終了する。
【0141】
図17は、本実施形態の情報処理装置101におけるスライドショー表示画面の一例を示す図である。これは、撮像装置100にて撮像された撮像画像を、情報処理装置101の撮像画像一覧画面1200にスライドショー表示した図である。定間隔撮像を行っている最中のトリガー撮像による撮像画像(
図17の1701、1703、1705、1706)を枠で囲み、表示時間を定間隔撮像による撮像画像(
図17の1702、1704)と変えることで、識別して表示する。また、撮像トリガー表示1709によって、「撮像トリガー」の種類を識別できる。また、枠の色によって、「撮像トリガー」の種類を識別してもよい。なお、この実施形態においては、トリガー撮像による撮像画像を枠で囲むとしたが、これに限定するものではなく、画像の大きさを変えて表示する、画像の色調を変えて表示する、アイコンを表示する等であってもよい。
【0142】
図18は、本実施形態の情報処理装置101におけるスライドショー表示処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS1801において、情報処理装置101は、スライドショー表示指示を受け付ける。
ステップS1802において、情報処理装置101は、スライドショー画面1700(
図17)を表示する。撮像画像の表示は、この後のステップS1804〜S1805により行うため、現段階では、撮像画像は未表示の状態である。
【0143】
ステップS1803において、情報処理装置101は、撮像装置100にて撮像された撮像画像を、撮像装置100のフラッシュメモリ、外部ストレージ、または情報処理装置101の外部メモリ21
1から1つ取得する。
【0144】
ステップS1804において、情報処理装置101は、ステップS1803にて取得した撮像画像から、当該撮像の付加情報である、「撮像時刻」「撮像位置情報」「撮像傾き情報」「撮像トリガー」を取得し、RAM20
2に記憶する。なお、撮像トリガーには、「定間隔」「シャッター」「音」「画像変化」「位置変化」「傾き変化」などがある。
【0145】
ステップS1806において、情報処理装置101は、ステップS1804にてRAM20
2に記憶した撮像トリガー=「シャッター」か否かを判定する。Yesの場合は、ステップS1807に進む。Noの場合は、ステップS1810に進む。
【0146】
ステップS1807において、情報処理装置101は、スライドショー設定テーブル1520のショーシャッター枠表示1529の値を判定する。ONの場合は、ステップS1808に進む。OFFの場合は、ステップS1810に進む。
ステップS1808において、情報処理装置101は、ステップS1805にて表示した撮像画像に枠を表示する。
【0147】
ステップS1809において、情報処理装置101は、スライドショー設定テーブル1520のショーシャッターボタン表示時間1528の値を取得し、ステップS1805にて表示した撮像画像を表示したまま、取得したショーシャッターボタン表示時間1528だけ待機する。これにより、定間隔撮像を行っている最中にシャッターボタンの押下を受け付けて撮像した撮像画像の表示時間が、定間隔撮像により撮像した撮像画像と表示時間が異なるため識別可能になる。
【0148】
ステップS1810において、情報処理装置101は、ステップS1804にてRAM20
2に記憶した撮像トリガー=「音」か否かを判定する。Yesの場合は、ステップS1811に進む。Noの場合は、ステップS1814に進む。
【0149】
ステップS1811において、情報処理装置101は、スライドショー設定テーブル1520のショー音枠表示1531の値を判定する。ONの場合は、ステップS1812に進む。OFFの場合は、ステップS1814に進む。
ステップS1812において、情報処理装置101は、ステップS1805にて表示した撮像画像に枠を表示する。
【0150】
ステップS1813において、情報処理装置101は、スライドショー設定テーブル1520のショー音表示時間1530の値を取得し、ステップS1805にて表示した撮像画像を表示したまま、取得したショー音表示時間1530だけ待機する。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のマイクにより撮像トリガー音量505以上の音を検知したことによって撮像した撮像画像の表示時間が、定間隔撮像により撮像した撮像画像と表示時間が異なるため識別可能になる。
【0151】
ステップS1814において、情報処理装置101は、ステップS1804にてRAM20
2に記憶した撮像トリガー=「画像変化」か否かを判定する。Yesの場合は、ステップS1815に進む。Noの場合は、ステップS1818に進む。
【0152】
ステップS1815において、情報処理装置101は、スライドショー設定テーブル1520のショー画像変化枠表示1533の値を判定する。ONの場合は、ステップS1816に進む。OFFの場合は、ステップS1818に進む。
ステップS1816において、情報処理装置101は、ステップS1805にて表示した撮像画像に枠を表示する。
【0153】
ステップS1817において、情報処理装置101は、スライドショー設定テーブル1520のショー画像変化表示時間1532の値を取得し、ステップS1805にて表示した撮像画像を表示したまま、取得したショー画像変化表示時間1532だけ待機する。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のレンズを経由して得られた画像が前回の撮像画像から、撮像トリガー画像変化量507以上変化したことによって撮像した撮像画像の表示時間が、定間隔撮像により撮像した撮像画像と表示時間が異なるため識別可能になる。
【0154】
ステップS1818において、情報処理装置101は、ステップS1804にてRAM20
2に記憶した撮像トリガー=「位置変化」か否かを判定する。Yesの場合は、ステップS1819に進む。Noの場合は、ステップS1822に進む。
【0155】
ステップS1819において、情報処理装置101は、スライドショー設定テーブル1520のショー位置変化枠表示1535の値を判定する。ONの場合は、ステップS1820に進む。OFFの場合は、ステップS1822に進む。
ステップS1820において、情報処理装置101は、ステップS1805にて表示した撮像画像に枠を表示する。
【0156】
ステップS1821において、情報処理装置101は、スライドショー設定テーブル1520のショー位置変化表示時間1534の値を取得し、ステップS1805にて表示した撮像画像を表示したまま、取得したショー位置変化表示時間1534だけ待機する。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のGPSで計測された位置情報が前回の撮像時の位置情報から、撮像トリガー位置変化量509以上変化したことによって撮像した撮像画像の表示時間が、定間隔撮像により撮像した撮像画像と表示時間が異なるため識別可能になる。
【0157】
ステップS1822において、情報処理装置101は、ステップS1804にてRAM20
2に記憶した撮像トリガー=「傾き変化」か否かを判定する。Yesの場合は、ステップS1823に進む。Noの場合は、ステップS1803に戻り、次の撮像画像を取得する。
【0158】
ステップS1823において、情報処理装置101は、スライドショー設定テーブル1520のショー傾き変化枠表示1537の値を判定する。ONの場合は、ステップS1824に進む。OFFの場合は、ステップS1803に戻り、次の撮像画像を取得する。
ステップS1824において、情報処理装置101は、ステップS1805にて表示した撮像画像に枠を表示する。
【0159】
ステップS1825において、情報処理装置101は、スライドショー設定テーブル1520のショー傾き変化表示時間1536の値を取得し、ステップS1805にて表示した撮像画像を表示したまま、取得したショー傾き変化表示時間1536だけ待機する。これにより、定間隔撮像を行っている最中に撮像装置100のジャイロセンサで計測された傾きが前回の撮像時の傾きから、撮像トリガー傾き変化量511以上の変化したことによって撮像した撮像画像の表示時間が、定間隔撮像により撮像した撮像画像と表示時間が異なるため識別可能になる。
【0160】
ステップS1826において、情報処理装置101は、撮像画像一覧画面1700上のボタンの押下を受け付けたか否かの判定をする。削除ボタン1708の押下を受け付けた場合は、ステップS1827に進む。終了ボタン1707の押下を受け付けた場合は、この撮像画像一覧処理を終了する。ボタンが押下されなかった場合は、ステップS1803に戻り、次の撮像画像の表示へ進む。ステップS1803にて次の撮像画像が無い場合は、このスライドショー表示処理を終了する。
【0161】
ステップS1827において、情報処理装置101は、削除対象の撮像画像から撮像トリガーを取得し、値を判定する。「定間隔」の場合は、ステップS1829に進み、「定間隔」以外の場合は、ステップS1828に進む。
【0162】
ステップS1828において、情報処理装置101は、「この画像を削除してもいいですか?」のような確認ダイアログ(不図示)を表示し、押下されたボタンを判定する。OKボタンが押下された場合は、ステップS1831に進む。キャンセルボタンが押下された場合は、ステップS1826に戻る。
【0163】
ステップS1829において、情報処理装置101は、「この画像を削除してもいいですか?」のような確認ダイアログ(不図示)を表示し、押下されたボタンを判定する。OKボタンが押下された場合は、ステップS1830に進む。キャンセルボタンが押下された場合は、ステップS1826に戻る。
【0164】
ステップS1830において、情報処理装置101は、「この画像は撮像トリガーにより撮像された画像ですが、削除してもいいですか?」のような確認ダイアログ(不図示)を表示し、押下されたボタンを判定する。OKボタンが押下された場合は、ステップS1831に進む。キャンセルボタンが押下された場合は、ステップS1826に戻る。これにより、定間隔以外で撮像された撮像画像を削除する場合の確認を、定間隔で撮像された撮像画像を削除する場合の確認と異なる回数確認することで、撮像トリガーにより撮像した撮像画像を誤って削除してしまうことを防ぐことができる。
以上で、
図18のスライドショー表示処理の説明を終了する。
以上により、一定時間間隔の撮像された撮像画像と、一定時間間隔以外で撮像された撮像画像を識別して表示することができる。
また、撮像トリガーによる自動撮像された画像を誤って削除してしまうという課題を解決することができる。
【0165】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0166】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0167】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
【0168】
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0169】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0170】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0171】
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。