(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6810836
(24)【登録日】2020年12月16日
(45)【発行日】2021年1月13日
(54)【発明の名称】生態浸透方法を採用する浄水システム及び使い方
(51)【国際特許分類】
B01D 24/02 20060101AFI20201228BHJP
B01D 29/00 20060101ALI20201228BHJP
【FI】
B01D23/00 A
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-217796(P2018-217796)
(22)【出願日】2018年11月20日
(65)【公開番号】特開2020-65998(P2020-65998A)
(43)【公開日】2020年4月30日
【審査請求日】2019年1月15日
(31)【優先権主張番号】201811224602.X
(32)【優先日】2018年10月19日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520408342
【氏名又は名称】日照市東港区水務集団有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】楊▲き▼
【審査官】
青木 太一
(56)【参考文献】
【文献】
実開平01−069614(JP,U)
【文献】
登録実用新案第3039346(JP,U)
【文献】
特開昭54−033362(JP,A)
【文献】
特開昭55−116409(JP,A)
【文献】
特開昭48−011654(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2015/0136665(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B01D 24/00−35/05
B01D 35/10−37/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
浄水ボディを含み、前記浄水ボディの中には上方に開口した貯水槽が内設され、前記貯水槽の頂部の開口するところには環状凹溝が設置され、前記貯水槽の右側には廃材回収機構が設けられ、前記貯水槽の中には斜設されるプライマリ濾過板が固設され、前記貯水槽の左側には浄水キャビティが設置され、前記浄水キャビティの中には浄水部品が固設され、前記浄水キャビティの底部には第一空キャビティが設置され、前記第一空キャビティの中には第一スライダが滑合接続され、前記第一スライダのうち底部に近接する左側端面には調節ラックが内設され、前記第一スライダの底部端面の中には下へ延設される調節ボルトが螺合接続され、前記調節ボルトの底部末端が前記第一空キャビティの底部端壁の中に固設される第一モータと伝動できるように係合接続され、前記浄水キャビティと前記第一空キャビティとの間には第一連通溝が連通して設置され、前記第一空キャビティの左側壁の中には第二空キャビティが連通して内設され、前記第二空キャビティの頂部端壁の中にはガイドシュートが連通して内設され、前記ガイドシュートの中には底部末端が前記第二空キャビティの中に挿入して前記第二空キャビティと滑合接続されるガイドスライダが滑合接続され、前記ガイドスライダの左側に位置する前記ガイドシュートの中には圧縮ばねが圧着されて係合接続され、前記第二空キャビティの中に位置する前記ガイドスライダの左側端面には第一段車が滑合接続され、前記ガイドスライダの右側に位置する前記第二空キャビティの中には前記調節ラックと伝動できるように係合接続される調節ギアが回転できるように係合接続され、前記調節ギアの前側端面には押圧カムが固設され、前記第二空キャビティの左側には第三空キャビティが設置され、前記第三空キャビティの中には内キー回転スリーブが回転できるように係合接続され、前記内キー回転スリーブの右側端面の中には右側へ延設される外部キー回転軸が係合接続され、前記外部キー回転軸の右側末端が前記第二空キャビティの中に挿入して前記第一段車の左側端面と固定で係合接続され、前記内キー回転スリーブの外表面には第一歯車が円周方向で固設され、前記第一歯車の頂部には第二歯車が伝動できるように係合接続され、前記第二歯車の左側末端には前記第三空キャビティの左側端壁の中に固設される第二モータが伝動できるように係合接続され、前記第二空キャビティの上側には左右に延設される排水溝が設置され、前記排水溝の左側末端が外界と連通して設置され、前記排水溝の右側末端が前記第一空キャビティの頂部部分と連通して設置され、前記第二空キャビティの下側には第四空キャビティが設置され、前記第四空キャビティの右側には第五空キャビティが設置され、前記第五空キャビティが前記貯水槽の左側位置に位置し、前記第五空キャビティと前記貯水槽との間には第二連通溝が連通して設置され、前記第二連通溝の中には第一遮断弁が固設され、前記第五空キャビティのうち右側に近接する頂部端壁の中には第三連通溝が連通して設置され、前記第三連通溝のうち前記第五空キャビティから遠離する片側の末端が前記浄水キャビティの頂部部分と連通して設置され、前記第三連通溝の中には第二遮断弁が内設され、前記第四空キャビティの中には給水連動機構が内設され、前記環状凹溝の中には円形グリル仕切板が内設され、前記第一スライダの頂部末端には密閉ゴムブロックが固設され、前記廃材回収機構は第六空キャビティと、前記第六空キャビティの底部端壁の中に連通して設置される沈みシュートとを含み、前記沈みシュートの右側末端が外界と連通して設置され、前記沈みシュートの中には廃材回収箱が滑合接続され、前記第六空キャビティと前記貯水槽との間には傾斜連通溝が連通して設けられ、前記傾斜連通溝の底部端壁と前記プライマリ濾過板の頂部端面とが同じ水平面にあり、前記給水連動機構は前記第二空キャビティと前記第四空キャビティとの間に回転できるように係合接続される回転軸と、前記第四空キャビティと前記第五空キャビティとの間に滑合接続される押出スライドバーとを含み、前記回転軸の頂部末端には前記第二空キャビティの中に挿入する第二段車が固設され、前記第二段車が前記第一段車の左側の位置に位置し、前記回転軸の底部末端には前記第四空キャビティの中に挿入するクランクシャフトが伝動できるように接続され、前記押出スライドバーの左側末端が前記第四空キャビティの中に挿入され、且つ前記押出スライドバーの左側末端にはスイング押出レバーがヒンジで係合接続され、前記スイング押出レバーのうち前記押出スライドバーから遠離する片側の末端が前記クランクシャフトと移動可能に連結され、前記押出スライドバーの右側末端が前記第五空キャビティの中に挿入し、前記第五空キャビティの中には左側端面が前記押出スライドバーの右側末端と固定で係合接続されるピストンプッシュプレートが滑合接続されることを特徴とする生態浸透方法を採用する浄水システム。
【請求項2】
初期状態にある時、第一スライダが密閉ゴムブロックを動かして第一空キャビティのうち最も頂部位置に位置させ、この時、密閉ゴムブロックの頂部端面を第一連通溝の底部末端と密閉で当接する状態にさせ、同時に、密閉ゴムブロックの左側端面を排水溝の右側末端と密閉で当接する状態にさせ、この時、第一スライダにある調節ラックによって調節ギアを通じて押圧カムの突起部を動かして調節ギアの円心の真っ下に位置させ、同時に、ガイドスライダが圧縮ばねの付勢力を受け、これによりガイドスライダがガイドシュートのうち最も右側位置に位置し、この時、ガイドスライダにより第一段車を動かして第二段車から遠離させ、同時に、外部キー回転軸の左側部分を内キー回転スリーブの右側部分と係合接続する状態にさせ、使用する時、汚水が円形グリル仕切板を経由して貯水槽の中に流れ込み、貯水槽の中のプライマリ濾過板に流れ込み、初期の濾過作業を行い、汚水にある異物が斜設されるプライマリ濾過板を経由して傾斜連通溝に滑り込んだ後廃材回収箱の中に落ち、またプライマリ濾過板により初期の濾過をされた汚水がプライマリ濾過板の下側の貯水槽の中に流れ込み、それから第一モータにより調節ボルトを回転させ、調節ボルトにより第一スライダを動かして第一空キャビティのうち最も底部位置にスライドさせ、この時、第一スライダにより密閉ゴムブロックを動かして排水溝の下側位置に位置させ、その上で更に第一連通溝と、第一空キャビティと、排水溝とを順次連通させ、同時に、調節ラックにより調節ギアと押圧カムを動かして時計回りで回転させ、この時、押圧カムにより第一スライダを動かして圧縮ばねの付勢力に抵抗しながらガイドシュートのうち最も左側位置までスライドさせ、同時に、第一スライダにより第一段車と第二段車とを完全に伝動できるように係合接続させ、この時、外部キー回転軸の左側部分を内キー回転スリーブの中に挿入して内キー回転スリーブと伝動できるように係合接続させ、それから第二モータにより第二歯車を動かして回転させ、第二歯車により第一歯車と内キー回転スリーブを動かして回転させ、その上で更に、内キー回転スリーブにより外部キー回転軸と第一段車とを回転させ、この時第一段車により第二段車とクランクシャフトとを動かして回転させ、同時に、クランクシャフトによりスイング押出レバーを動かして押出スライドバーに対する押し引き作業をさせ、その上でさらに押出スライドバーによりピストンプッシュプレートを動かして第五空キャビティのうち左右方向へスライドさせ、ピストンプッシュプレートが第五空キャビティのうち左側方向へスライドする時、第一遮断弁を起動させ、同時に、第二遮断弁をオフ状態にさせ、その上でさらに貯水槽の中の汚水を第五空キャビティの中に汲み上げ、ピストンプッシュプレートが第五空キャビティのうち右側方向へスライドする時、第二遮断弁を起動させ、同時に、第一遮断弁をオフ状態にさせ、その上でさらに第五空キャビティの中の汚水が押圧されて第三連通溝を経由して浄水キャビティの中に入り、この時、浄水キャビティの中の浄水部品により浄水キャビティの中の汚水に対して二次濾過作業を行い、濾過された浄水を浄水部品の下側の浄水キャビティの中に位置させ、それから順次に第一連通溝と、第一空キャビティと、排水溝とを経由して流れ出すことを含む生態浸透方法を採用する浄水システムの使い方。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は浄水技術分野に関し、具体的には
生態浸透方法を採用する浄水システム及び使い方である。
【背景技術】
【0002】
経済の発展と国民生活レベルの向上に伴い、農村生産及び生活汚染物の放出量が著しく増加している。しかしながら、我が国の長期に渡った都鄙二元構造により、都鄙間の汚水処理面にある発展の差に大きな差別が見える。汚水に対する完善な収集や処理システムを有し、汚水の収集管理ネットと汚水処理システムも一般化した都市に対して、90%の村落は排水水路と汚水処理システムが備えていなく、処理されていない生活汚水が点源と非点源を介して汚水物を河流にもたらし、それにより河流が一般に有機汚染の特徴を呈し、水環境品質に著しい悪化態勢が発生します。現在の浄水機の大部分は水道水の濾過だけに適用され、しかも価格が高く、メンテナンスコストも高く、農村生産と生活汚染水の濾過浄化には適用されなく、また、現有の農村簡易式浄化装置は構造が簡単であり、二次汚染にきたしやすく、このため、農村生産と生活汚染に適用される浄水機の開発が実に重要であり、幅広い農村地域の飲水不潔の問題を解決する未来図が広大である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106277333号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は
生態浸透方法を採用する浄水システム及び使い方を提供し、現有技術の上記した欠点を克服することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の
生態浸透方法を採用する浄水システムは、浄水ボディを含み、前記浄水ボディの中には上方に開口した貯水槽が内設され、前記貯水槽の頂部の開口するところには環状凹溝が設置され、前記貯水槽の右側には廃材回収機構が設けられ、前記貯水槽の中には斜設されるプライマリ濾過板が固設され、前記貯水槽の左側には浄水キャビティが設置され、前記浄水キャビティの中には浄水部品が固設され、前記浄水キャビティの底部には第一空キャビティが設置され、前記第一空キャビティの中には第一スライダが滑合接続され、前記第一スライダのうち底部に近接する左側端面には調節ラックが内設され、前記第一スライダの底部端面の中には下へ延設される調節ボルトが螺合接続され、前記調節ボルトの底部末端が前記第一空キャビティの底部端壁の中に固設される第一モータと
伝動できるように係合接続され、前記浄水キャビティと前記第一空キャビティとの間には第一連通溝が連通して設置され、前記第一空キャビティの左側壁の中には第二空キャビティが連通して内設され、前記第二空キャビティの頂部端壁の中にはガイドシュートが連通して内設され、前記ガイドシュートの中には底部末端が前記第二空キャビティの中に挿入して前記第二空キャビティと滑合接続されるガイドスライダが滑合接続され、前記ガイドスライダの左側に位置する前記ガイドシュートの中には圧縮ばねが圧着されて係合接続され、前記第二空キャビティの中に位置する前記ガイドスライダの左側端面には第一段車が滑合接続され、前記ガイドスライダの右側に位置する前記第二空キャビティの中には前記調節ラックと
伝動できるように係合接続される調節ギアが回転できるように係合接続され、前記調節ギアの前側端面には押圧カムが固設され、前記第二空キャビティの左側には第三空キャビティが設置され、前記第三空キャビティの中には内キー回転スリーブが回転できるように係合接続され、前記内キー回転スリーブの右側端面の中には右側へ延設される外部キー回転軸が係合接続され、前記外部キー回転軸の右側末端が前記第二空キャビティの中に挿入して前記第一段車の左側端面と固定で係合接続され、前記内キー回転スリーブの外表面には第一歯車が円周方向で固設され、前記第一歯車の頂部には第二歯車が
伝動できるように係合接続され、前記第二歯車の左側末端には前記第三空キャビティの左側端壁の中に固設される第二モータが
伝動できるように係合接続され、前記第二空キャビティの上側には左右に延設される排水溝が設置され、前記排水溝の左側末端が外界と連通して設置され、前記排水溝の右側末端が前記第一空キャビティの頂部部分と連通して設置され、前記第二空キャビティの下側には第四空キャビティが設置され、前記第四空キャビティの右側には第五空キャビティが設置され、前記第五空キャビティが前記貯水槽の左側位置に位置し、前記第五空キャビティと前記貯水槽との間には第二連通溝が連通して設置され、前記第二連通溝の中には第一遮断弁が固設され、前記第五空キャビティのうち右側に近接する頂部端壁の中には第三連通溝が連通して設置され、前記第三連通溝のうち前記第五空キャビティから遠離する片側の末端が前記浄水キャビティの頂部部分と連通して設置され、前記第三連通溝の中には第二遮断弁が内設され、前記第四空キャビティの中には給水連動機構が内設される。
【0006】
さらなる技術プラントして、前記環状凹溝の中には円形グリル仕切板が内設される。
【0007】
さらなる技術プラントして、前記第一スライダの頂部末端には密閉ゴムブロックが固設される。
【0008】
さらなる技術プラントして、前記廃材回収機構は第六空キャビティと、前記第六空キャビティの底部端壁の中に連通して設置される沈みシュートとを含み、前記沈みシュートの右側末端が外界と連通して設置され、前記沈みシュートの中には廃材回収箱が滑合接続され、前記第六空キャビティと前記貯水槽との間には傾斜連通溝が連通して設けられ、前記傾斜連通溝の底部端壁と前記プライマリ濾過板の頂部端面とが同じ水平面にある。
【0009】
さらなる技術プラントして、前記給水連動機構は前記第二空キャビティと前記第四空キャビティとの間に回転できるように係合接続される回転軸と、前記第四空キャビティと前記第五空キャビティとの間に滑合接続される押出スライドバーとを含み、前記回転軸の頂部末端には前記第二空キャビティの中に挿入する第二段車が固設され、前記第二段車が前記第一段車の左側の位置に位置し、前記回転軸の底部末端には前記第四空キャビティの中に挿入するクランクシャフトが
伝動できるように接続され、
前記押出スライドバーの左側末端が前記第四空キャビティの中に挿入され、且つ前記押出スライドバーの左側末端にはスイング押出レバーがヒンジで係合接続され、前記スイング押出レバーのうち前記押出スライドバーから遠離する片側の末端が前記クランクシャフトと
移動可能に連結され、前記押出スライドバーの右側末端が前記第五空キャビティの中に挿入し、前記第五空キャビティの中には左側端面が前記押出スライドバーの右側末端と固定で係合接続されるピストンプッシュプレートが滑合接続される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益効果は:本発明は構造が合理的にデザインされ、操作も便利であり、これにより廃材の排出作業と給水作業の動力接続作業を自動的に制御でき、更に浄水の排出作業を自動的に制御でき、給水作業を自動的に駆動して制御でき、労働量を大きく減少し、浄水効率を高め、異物を自動的に排出と収集する作業を実現し、目詰まりと二次汚染を防止する。
【発明を実施するための形態】
【0012】
下記に
図1〜2を合わせて本発明について詳しく説明します。説明を便利にさせるように、ここで下記の方位に規定します:下記の上下左右前後という方向は
図1の自身の投影関係の上下左右前後の方向と一致します。
【0013】
図1〜2が示すように、本発明の実施例における
生態浸透方法を採用する浄水システムは、浄水ボディ6を含み、前記浄水ボディ6の中には上方に開口した貯水槽61が内設され、前記貯水槽61の頂部の開口するところには環状凹溝611が設置され、前記貯水槽61の右側には廃材回収機構が設けられ、前記貯水槽61の中には斜設されるプライマリ濾過板612が固設され、前記貯水槽61の左側には浄水キャビティ63が設置され、前記浄水キャビティ63の中には浄水部品631が固設され、前記浄水キャビティ63の底部には第一空キャビティ66が設置され、前記第一空キャビティ66の中には第一スライダ661が滑合接続され、前記第一スライダ661のうち底部に近接する左側端面には調節ラック664が内設され、前記第一スライダ661の底部端面の中には下へ延設される調節ボルト663が螺合接続され、前記調節ボルト663の底部末端が前記第一空キャビティ66の底部端壁の中に固設される第一モータ666と
伝動できるように係合接続され、前記浄水キャビティ63と前記第一空キャビティ66との間には第一連通溝632が連通して設置され、前記第一空キャビティ66の左側壁の中には第二空キャビティ64が連通して内設され、前記第二空キャビティ64の頂部端壁の中にはガイドシュート68が連通して内設され、前記ガイドシュート68の中には底部末端が前記第二空キャビティ64の中に挿入して前記第二空キャビティ64と滑合接続されるガイドスライダ681が滑合接続され、前記ガイドスライダ681の左側に位置する前記ガイドシュート68の中には圧縮ばね682が圧着されて係合接続され、前記第二空キャビティ64の中に位置する前記ガイドスライダ681の左側端面には第一段車683が滑合接続され、前記ガイドスライダ681の右側に位置する前記第二空キャビティ64の中には前記調節ラック664と
伝動できるように係合接続される調節ギア641が回転できるように係合接続され、前記調節ギア641の前側端面には押圧カム642が固設され、前記第二空キャビティ64の左側には第三空キャビティ65が設置され、前記第三空キャビティ65の中には内キー回転スリーブ651が回転できるように係合接続され、前記内キー回転スリーブ651の右側端面の中には右側へ延設される外部キー回転軸676が係合接続され、前記外部キー回転軸676の右側末端が前記第二空キャビティ64の中に挿入して前記第一段車683の左側端面と固定で係合接続され、前記内キー回転スリーブ651の外表面には第一歯車652が円周方向で固設され、前記第一歯車652の頂部には第二歯車653が
伝動できるように係合接続され、前記第二歯車653の左側末端には前記第三空キャビティ65の左側端壁の中に固設される第二モータ654が
伝動できるように係合接続され、前記第二空キャビティ64の上側には左右に延設される排水溝665が設置され、前記排水溝665の左側末端が外界と連通して設置され、前記排水溝665の右側末端が前記第一空キャビティ66の頂部部分と連通して設置され、前記第二空キャビティ64の下側には第四空キャビティ67が設置され、前記第四空キャビティ67の右側には第五空キャビティ69が設置され、前記第五空キャビティ69が前記貯水槽61の左側位置に位置し、前記第五空キャビティ69と前記貯水槽61との間には第二連通溝613が連通して設置され、前記第二連通溝613の中には第一遮断弁6131が固設され、前記第五空キャビティ69のうち右側に近接する頂部端壁の中には
第三連通溝700が連通して設置され、前記
第三連通溝700のうち前記第五空キャビティ69から遠離する片側の末端が前記浄水キャビティ63の頂部部分と連通して設置され、前記
第三連通溝700の中には第二遮断弁6321が内設され、前記第四空キャビティ67の中には給水連動機構が内設される。
【0014】
有益なまた例を示すように、前記環状凹溝611の中には円形グリル仕切板7が内設され、これにより大きな異物が貯水槽61の内に落下して目詰まりを引き起こすことを防止する。
【0015】
有益なまた例を示すように、前記第一スライダ661の頂部末端には密閉ゴムブロック662が固設され、これにより阻隔の密閉度を高める。
【0016】
有益なまた例を示すように、前記廃材回収機構は第六空キャビティ62と、前記第六空キャビティ62の底部端壁の中に連通して設置される沈みシュート622とを含み、前記沈みシュート622の右側末端が外界と連通して設置され、前記沈みシュート622の中には廃材回収箱623が滑合接続され、前記第六空キャビティ62と前記貯水槽61との間には傾斜連通溝621が連通して設けられ、前記傾斜連通溝621の底部端壁と前記プライマリ濾過板612の頂部端面とが同じ水平面にあり、これによりプライマリ濾過板612によって濾過された異物を収集して回収することに便利を与え、異物によるプライマリ濾過板612の目詰まりを防止すると共に、廃材回収箱623の中に落ちた異物を回収して処分することに便利を与える。
【0017】
有益なまた例を示すように、前記給水連動機構は前記第二空キャビティ64と前記第四空キャビティ67との間に回転できるように係合接続される回転軸671と、前記第四空キャビティ67と前記第五空キャビティ69との間に滑合接続される押出スライドバー673とを含み、前記回転軸671の頂部末端には前記第二空キャビティ64の中に挿入する第二段車675が固設され、前記第二段車675が前記第一段車683の左側の位置に位置し、前記回転軸671の底部末端には前記第四空キャビティ67の中に挿入するクランクシャフト672が
伝動できるように接続され、
前記押出スライドバー673の左側末端が前記第四空キャビティ67の中に挿入され、且つ前記押出スライドバー673の左側末端にはスイング押出レバー674がヒンジで係合接続され、前記スイング押出レバーのうち前記押出スライドバー673から遠離する片側の末端が前記クランクシャフト672と
移動可能に連結され、前記押出スライドバー673の右側末端が前記第五空キャビティ69の中に挿入し、前記第五空キャビティ69の中には左側端面が前記押出スライドバー673の右側末端と固定で係合接続されるピストンプッシュプレート691が滑合接続され、これにより浄水キャビティ63の中の給水作業を自動的に制御し、給水作業の便利度を大きく高め、浄水作業の効率を高める。
【0018】
初期状態にある時、第一スライダ661が密閉ゴムブロック662を動かして第一空キャビティ66のうち最も頂部位置に位置させ、この時、密閉ゴムブロック662の頂部端面を第一連通溝632の底部末端と密閉で当接する状態にさせ、同時に、密閉ゴムブロック662の左側端面を排水溝665の右側末端と密閉で当接する状態にさせ、この時、第一スライダ661にある調節ラック664によって調節ギア641を通じて押圧カム642の突起部を動かして調節ギア641の円心の真っ下に位置させ、同時に、ガイドスライダ681が圧縮ばね682の付勢力を受け、これによりガイドスライダ681がガイドシュート68のうち最も右側位置に位置し、この時、ガイドスライダ681により第一段車683を動かして第二段車675から遠離させ、同時に、外部キー回転軸676の左側部分を内キー回転スリーブ651の右側部分と係合接続する状態にさせる。
【0019】
使用する時、汚水が円形グリル仕切板7を経由して貯水槽61の中に流れ込み、貯水槽61の中のプライマリ濾過板612に流れ込み、初期の濾過作業を行い、汚水にある異物が斜設されるプライマリ濾過板612を経由して傾斜連通溝621に滑り込んだ後廃材回収箱623の中に落ち、またプライマリ濾過板612により初期の濾過をされた汚水がプライマリ濾過板612の下側の貯水槽61の中に流れ込み、それから第一モータ666により調節ボルト663を回転させ、調節ボルト663により第一スライダ661を動かして第一空キャビティ66のうち最も底部位置にスライドさせ、この時、第一スライダ661により密閉ゴムブロック662を動かして排水溝665の下側位置に位置させ、その上で更に第一連通溝632と、第一空キャビティ66と、排水溝665とを順次連通させ、同時に、調節ラック664により調節ギア641と押圧カム642を動かして時計回りで回転させ、この時、押圧カム642により第一スライダ661を動かして圧縮ばね682の
付勢力に抵抗しながらガイドシュートのうち最も左側位置までスライドさせ、同時に、第一スライダ661により第一段車683と第二段車675とを完全に
伝動できるように係合接続させ、この時、外部キー回転軸676の左側部分を内キー回転スリーブ651の中に挿入して内キー回転スリーブ651と
伝動できるように係合接続させ、それから第二モータ654により第二歯車653を動かして回転させ、第二歯車653により第一歯車652と内キー回転スリーブ651を動かして回転させ、その上で更に、内キー回転スリーブ651により外部キー回転軸676と第一段車683とを回転させ、この時第一段車683により第二段車675とクランクシャフト672とを動かして回転させ、同時に、クランクシャフト672によりスイング押出レバー674を動かして押出スライドバー673に対する押し引き作業をさせ、その上でさらに押出スライドバー673によりピストンプッシュプレート691を動かして第五空キャビティ69のうち左右方向へスライドさせ、ピストンプッシュプレート691が第五空キャビティ69のうち左側方向へスライドする時、第一遮断弁6131を起動させ、同時に、第二遮断弁6321をオフ状態にさせ、その上でさらに貯水槽61の中の汚水を第五空キャビティ69の中に汲み上げ、ピストンプッシュプレート691が第五空キャビティ69のうち右側方向へスライドする時、第二遮断弁6321を起動させ、同時に、第一遮断弁6131をオフ状態にさせ、その上でさらに
第五空キャビティ69の中の汚水が押圧されて第三連通溝700を経由して浄水キャビティ63の中に入り、この時、浄水キャビティ63の中の浄水部品631により浄水キャビティ63の中の汚水に対して二次濾過作業を行い、濾過された浄水を浄水部品631の下側の浄水キャビティ63の中に位置させ、それから順次に第一連通溝632と、第一空キャビティ66と、排水溝665とを経由して流れ出す。
【0020】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。