特許第6810853号(P6810853)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6810853速達用パッケージの表面に対する便利処理装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6810853
(24)【登録日】2020年12月16日
(45)【発行日】2021年1月13日
(54)【発明の名称】速達用パッケージの表面に対する便利処理装置
(51)【国際特許分類】
   B65B 51/06 20060101AFI20201228BHJP
【FI】
   B65B51/06 A
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-151622(P2019-151622)
(22)【出願日】2019年8月21日
【審査請求日】2019年12月12日
(31)【優先権主張番号】201910617059.8
(32)【優先日】2019年7月9日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520154748
【氏名又は名称】平湖市聚頂包装有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】汪賢栄
【審査官】 吉澤 秀明
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−59033(JP,A)
【文献】 特開平11−292028(JP,A)
【文献】 特開2012−206740(JP,A)
【文献】 特開昭58−149229(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 51/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業台を含み、前記作業台の上端面の右側には切断機構が固定的に設置され、前記切断機構は貼ったテープを切断でき、
前記作業台の上端面の左側には把持機構がスライド可能に設置され、前記把持機構はパッケージを把持でき、且つパッケージを作業台の中間に位置させることができ、テープ貼りに便利であり、
前記把持機構の前後両側にはテープ貼り機構が対称に設置され、前記テープ貼り機構は前記作業台の上側で上下に移動できる第一昇降棒を含み、前後二本の前記第一昇降棒の間には前後対称の第二昇降棒が設置され、前記第一昇降棒と前記第二昇降棒とは連結短ブロックによって固定的に連結され、前記第二昇降棒は連結短棒によって固定的に連結され、前記第一昇降棒の中には前後に貫通した第一空間が設置され、前記第二昇降棒の中には前後に貫通した第二空間が設置され、前記第一空間の上端壁には短軸が回転可能に設置され、前記短軸には大型斜歯歯車が固定的に設置され、前記短軸の下端にはモータが設置され、前記モータは小型ブロックに固定され、前記小型ブロックは前記第一空間の上下端壁の間に固定され、前記小型ブロックの前端面にはソケットが固定的に設置され、前記ソケットと前記モータとの間には電線が設置され、前記大型斜歯歯車の右側には縦斜歯歯車が噛み合うように設置され、前記縦斜歯歯車の下側には小型斜歯歯車が噛み合うように設置され、前記小型斜歯歯車は細軸の上端に固定的に連結され、前記細軸の下端は前記第一空間の下端壁に回転可能に連結され、前記細軸にはリールが固定的に設置され、前記リールは前記小型斜歯歯車とともに回転でき、前記リールは細線によって小型スライドブロックを連動させて左右に移動させることができ、前後二本の前記第二昇降棒の間にはテープケースが設置され、前記小型スライドブロックは前記テープケースを連動させて左右に移動させることができ、前記テープケースはパッケージにテープを貼ることができ、
前記テープ貼り機構の上側には昇降機構が設置され、前記昇降機構は主棒を含み、前記主棒は前記作業台の上端面に固定され、前記主棒の中には縦空間が設置され、前記縦空間の中には上下に移動できるラックが設置され、前記ラックの左右両側には小型歯車が対称に、且つ伝動可能に噛み合っていることを特徴とする速遉用パッケージの表面に対する便利処理装置。
【請求項2】
前記切断機構は前記テープケースの下端面の左側に位置する小型ばねを含み、前記小型ばねの下側には縦ブロックが固定的に連結され、前記小型ばねは引っ張られる状態にあり、前記作業台の上端面の右側には妨害ブロックが固定的に設置され、前記妨害ブロックの上端面にはブレードが固定的に設置され、前記縦ブロックが落下した後に、前記ブレードはテープを切断できることを特徴とする請求項1に記載の速遉用パッケージの表面に対する便利処理装置。
【請求項3】
前記把持機構は前後対称の把持ブロックを含み、前記把持ブロックは前記作業台の上端面の左側に位置し、前後二つの前記把持ブロックにおいて互いに離れた側には主縦棒が設置され、前記主縦棒の中には縦長空間が設置され、前記主縦棒の右側には副縦棒が対称に設置され、前記縦長空間の中には縦長棒が設置され、前記縦長棒には円柱棒が固定的に設置され、前記円柱棒は前記縦長空間の左右端壁と回転可能に連結され、前記把持ブロックと前記縦長棒との間には細棒が固定的に設置され、前記把持ブロックは前記細棒によって前記縦長棒を連動させて前後に揺れ動かすことができ、前記縦長棒と前記主縦棒との間には伸縮ばねが設置され、前記伸縮ばねは前記把持ブロックを復位させることができ、前記縦長棒には前記小型スライドブロックがスライド可能に設置され、前記小型スライドブロックの右端面には薄片が固定的に設置され、前記薄片の右端面には細紐が設置され、前記細紐の右端には小型縦ブロックが固定的に連結され、前記小型縦ブロックの左端面には短棒が回転可能に設置され、前記短棒が前記縦斜歯歯車とともに回転でき、前記小型縦ブロックの上端面には第二小型ブロックが固定的に設置され、前記第二空間の上端壁の中には小型溝が形成され、前記小型溝の中には左右にスライドできる木ブロックが設置され、前記木ブロックは前記第二小型ブロックとともに左右に移動できることを特徴とする請求項1に記載の速遉用パッケージの表面に対する便利処理装置。
【請求項4】
前記テープ貼り機構は左右対称の小型縦棒も含み、前記小型縦棒は前記第二空間の下端壁を貫通し、且つ上下にスライドでき、二本の前記小型縦棒の下端には隔て板が一つ固定的に設置され、二本の前記小型縦棒の上端面には横板が一つ固定的に設置され、前記横板の上端面には電池が固定的に設置され、前記小型縦棒は前記横板とともに上下に移動でき、前記作業台の上端面には細溝が形成され、前記細溝の中には扁形ブロックがスライド可能に設置され、前記扁形ブロックと前記細溝の左端壁とは復位ばねによって固定的に連結され、前記扁形ブロックの上端面には前記主縦棒が固定的に設置され、前記テープケースの右端面には伝動棒が固定的に設置され、前記伝動棒は前記テープケースを連動させて左右に移動させることができ、前記テープケースの中には円柱が設置され、前記円柱は前記テープケースの後端壁に固定され、前記円柱にはテープが回転可能に設置され、前記テープケースの下端壁の中には下方に開口した引出空間が設置されていることを特徴とする請求項3に記載の速遉用パッケージの表面に対する便利処理装置。
【請求項5】
前記昇降機構は前記作業台の後端面に位置する踏板も含み、前記踏板と前記ラックとは固定的に連結され、前記踏板は前記ラックを連動させて上下に移動させることができ、前記縦空間の後端壁には細円柱が固定的に設置され、前記縦空間の左右端壁には大型ばねが対称に設置され、前記大型ばねの他端には阻止ブロックが固定的に連結され、前記阻止ブロックの上端面と前記小型歯車とは噛み合っており、前記小型歯車は前記細円柱で回転でき、前記阻止ブロックの上端面には横ブロックが設置され、前記横ブロックは前記第二昇降棒を連動させて上下に移動させることができることを特徴とする請求項4に記載の速遉用パッケージの表面に対する便利処理装置。
【請求項6】
前記伸縮ばねと前記復位ばねとは正常状態にあり、前記小型ばねは引っ張られる状態にあることを特徴とする請求項3に記載の速遉用パッケージの表面に対する便利処理装置。
【請求項7】
前記薄片は前記ソケットと前記電池との接触を阻止できることを特徴とする請求項3に記載の速遉用パッケージの表面に対する便利処理装置。
【請求項8】
前記テープケースは前側から開けられ、前記テープを収納することができることを特徴とする請求項4に記載の速遉用パッケージの表面に対する便利処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は速達用パッケージ梱包を取り上げ、具体的には速達用パッケージの表面に対する便利処理装置である。
【背景技術】
【0002】
既存する速達用の梱包設備のほとんどはサイズが限定されたパッケージにしか適用されない。そのため、現在の梱包作業は人力頼りである。しかし、新入りは熟練度を欠け、梱包作業の効率に大きく響く。また、パッケージのサイズが大きいとなると、熟練工でも素早く対応できない。本願発明はサイズの異なるパッケージを素早く梱包でき、長時間の訓練を必要とせず、簡単で便利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第109636287号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
速達用パッケージの表面に対する便利処理装置を提供し、新入りが梱包をする時に効率が低いことや梱包作業の複雑さなどの問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願発明は以下の技術的解決策で実現される。
【0006】
本願発明の速達用パッケージの表面に対する便利処理装置は、作業台を含み、前記作業台の上端面の右側には切断機構が固定的に設置され、前記切断機構は貼ったテープを切断でき、
前記作業台の上端面の左側には把持機構がスライド可能に設置され、前記把持機構はパッケージを把持でき、且つパッケージを作業台の中間に位置させることができ、テープ貼りに便利であり、
前記把持機構の前後両側にはテープ貼り機構が対称に設置され、前記テープ貼り機構は前記作業台の上側で上下に移動できる第一昇降棒を含み、前後二本の前記第一昇降棒の間には前後対称の第二昇降棒が設置され、前記第一昇降棒と前記第二昇降棒とは連結短ブロックによって固定的に連結され、前記第二昇降棒は連結短棒によって固定的に連結され、前記第一昇降棒の中には前後に貫通した第一空間が設置され、前記第二昇降棒の中には前後に貫通した第二空間が設置され、前記第一空間の上端壁には短軸が回転可能に設置され、前記短軸には大型斜歯歯車が固定的に設置され、前記短軸の下端にはモータが設置され、前記モータは小型ブロックに固定され、前記小型ブロックは前記第一空間の上下端壁の間に固定され、前記小型ブロックの前端面にはソケットが固定的に設置され、前記ソケットと前記モータとの間には電線が設置され、前記大型斜歯歯車の右側には縦斜歯歯車が噛み合うように設置され、前記縦斜歯歯車の下側には小型斜歯歯車が噛み合うように設置され、前記小型斜歯歯車は細軸の上端に固定的に連結され、前記細軸の下端は前記第一空間の下端壁に回転可能に連結され、前記細軸にはリールが固定的に設置され、前記リールは前記小型斜歯歯車とともに回転でき、前記リールは細線によって小型スライドブロックを連動させて左右に移動させることができ、前後二本の前記第二昇降棒の間にはテープケースが設置され、前記小型スライドブロックは前記テープケースを連動させて左右に移動させることができ、前記テープケースはパッケージにテープを貼ることができ、
前記テープ貼り機構の上側には昇降機構が設置され、前記昇降機構は主棒を含み、前記主棒は前記作業台の上端面に固定され、前記主棒の中には縦空間が設置され、前記縦空間の中には上下に移動できるラックが設置され、前記ラックの左右両側には小型歯車が対称に、且つ伝動可能に噛み合っている。
【0007】
好ましくは、前記切断機構は前記テープケースの下端面の左側に位置する小型ばねを含み、前記小型ばねの下側には縦ブロックが固定的に連結され、前記小型ばねは引っ張られる状態にあり、前記作業台の上端面の右側には妨害ブロックが固定的に設置され、前記妨害ブロックの上端面にはブレードが固定的に設置され、前記縦ブロックが落下した後に、前記ブレードはテープを切断できる。
【0008】
好ましくは、前記把持機構は前後対称の把持ブロックを含み、前記把持ブロックは前記作業台の上端面の左側に位置し、前後二つの前記把持ブロックにおいて互いに離れた側には主縦棒が設置され、前記主縦棒の中には縦長空間が設置され、前記主縦棒の右側には副縦棒が対称に設置され、前記縦長空間の中には縦長棒が設置され、前記縦長棒には円柱棒が固定的に設置され、前記円柱棒は前記縦長空間の左右端壁と回転可能に連結され、前記把持ブロックと前記縦長棒との間には細棒が固定的に設置され、前記把持ブロックは前記細棒によって前記縦長棒を連動させて前後に揺れ動かすことができ、前記縦長棒と前記主縦棒との間には伸縮ばねが設置され、前記伸縮ばねは前記把持ブロックを復位させることができ、前記縦長棒には前記小型スライドブロックがスライド可能に設置され、前記小型スライドブロックの右端面には薄片が固定的に設置され、前記薄片の右端面には細紐が設置され、前記細紐の右端には小型縦ブロックが固定的に連結され、前記小型縦ブロックの左端面には短棒が回転可能に設置され、前記短棒が前記縦斜歯歯車とともに回転でき、前記小型縦ブロックの上端面には第二小型ブロックが固定的に設置され、前記第二空間の上端壁の中には小型溝が形成され、前記小型溝の中には左右にスライドできる木ブロックが設置され、前記木ブロックは前記第二小型ブロックとともに左右に移動できる。
【0009】
好ましくは、前記テープ貼り機構は左右対称の小型縦棒も含み、前記小型縦棒は前記第二空間の下端壁を貫通し、且つ上下にスライドでき、二本の前記小型縦棒の下端には隔て板が一つ固定的に設置され、二本の前記小型縦棒の上端面には横板が一つ固定的に設置され、前記横板の上端面には電池が固定的に設置され、前記小型縦棒は前記横板とともに上下に移動でき、前記作業台の上端面には細溝が形成され、前記細溝の中には扁形ブロックがスライド可能に設置され、前記扁形ブロックと前記細溝の左端壁とは復位ばねによって固定的に連結され、前記扁形ブロックの上端面には前記主縦棒が固定的に設置され、前記テープケースの右端面には伝動棒が固定的に設置され、前記伝動棒は前記テープケースを連動させて左右に移動させることができ、前記テープケースの中には円柱が設置され、前記円柱は前記テープケースの後端壁に固定され、前記円柱にはテープが回転可能に設置され、前記テープケースの下端壁の中には下方に開口した引出空間が設置されている。
【0010】
好ましくは、前記昇降機構は前記作業台の後端面に位置する踏板も含み、前記踏板と前記ラックとは固定的に連結され、前記踏板は前記ラックを連動させて上下に移動させることができ、前記縦空間の後端壁には細円柱が固定的に設置され、前記縦空間の左右端壁には大型ばねが対称に設置され、前記大型ばねの他端には阻止ブロックが固定的に連結され、前記阻止ブロックの上端面と前記小型歯車とは噛み合っており、前記小型歯車は前記細円柱で回転でき、前記阻止ブロックの上端面には横ブロックが設置され、前記横ブロックは前記第二昇降棒を連動させて上下に移動させることができる。
【0011】
好ましくは、前記伸縮ばねと前記復位ばねとは正常状態にあり、前記小型ばねは引っ張られる状態にある。
【0012】
好ましくは、前記薄片は前記ソケットと前記電池との接触を阻止できる。
【0013】
好ましくは、前記テープケースは前側から開けられ、前記テープを収納することができる。
【発明の効果】
【0014】
本願発明は以下のプラス効果を有する:本装置は自動的にサイズの異なるパッケージを梱包でき、長時間の訓練を必要とせず、折り畳んだパッケージを作業台に置いて、踏板を踏むことだけで、本装置は自動的にパッケージを梱包でき、また、梱包後、本装置はパッケージを作業台から取り出し、それにより、作業員が簡単に次のパッケージを置ける。
【図面の簡単な説明】
【0015】
下記に図1〜5を合わせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0016】
図1図1は本願発明である速達用パッケージの表面に対する便利処理装置の全体全断面の主構成略図
図2図2図1の上面図
図3図3図1におけるA―A方向からの略図
図4図4図1におけるBの拡大略図
図5図5図2におけるC―C方向からの略図
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1〜5を合わせ、本願に記載された速達用パッケージの表面に対する便利処理装置は、作業台10を含み、前記作業台10の上端面の右側には切断機構94が固定的に設置され、前記切断機構94は貼ったテープを切断でき、
前記作業台10の上端面の左側には把持機構93がスライド可能に設置され、前記把持機構93はパッケージを把持でき、且つパッケージを作業台の中間に位置させることができ、テープ貼りに便利であり、
前記把持機構93の前後両側にはテープ貼り機構91が対称に設置され、前記テープ貼り機構91は前記作業台10の上側で上下に移動できる第一昇降棒12を含み、前後二本の前記第一昇降棒12の間には前後対称の第二昇降棒21が設置され、前記第一昇降棒12と前記第二昇降棒21とは連結短ブロック20によって固定的に連結され、前記第二昇降棒21は連結短棒23によって固定的に連結され、前記第一昇降棒12の中には前後に貫通した第一空間19が設置され、前記第二昇降棒21の中には前後に貫通した第二空間29が設置され、前記第一空間19の上端壁には短軸87が回転可能に設置され、前記短軸87には大型斜歯歯車79が固定的に設置され、前記短軸87の下端にはモータ78が設置され、前記モータ78は小型ブロック77に固定され、前記小型ブロック77は前記第一空間19の上下端壁の間に固定され、前記小型ブロック77の前端面にはソケット72が固定的に設置され、前記ソケット72と前記モータ78との間には電線86が設置され、前記大型斜歯歯車79の右側には縦斜歯歯車81が噛み合うように設置され、前記縦斜歯歯車81の下側には小型斜歯歯車80が噛み合うように設置され、前記小型斜歯歯車80は細軸82の上端に固定的に連結され、前記細軸82の下端は前記第一空間19の下端壁に回転可能に連結され、前記細軸82にはリール84が固定的に設置され、前記リール84は前記小型斜歯歯車80とともに回転でき、前記リール84は細線75によって小型スライドブロック44を連動させて左右に移動させることができ、前後二本の前記第二昇降棒21の間にはテープケース36が設置され、前記小型スライドブロック44は前記テープケース36を連動させて左右に移動させることができ、前記テープケース36はパッケージにテープを貼ることができ、
前記テープ貼り機構91の上側には昇降機構90が設置され、前記昇降機構90は主棒を含み、前記主棒15は前記作業台10の上端面に固定され、前記主棒15の中には縦空間26が設置され、前記縦空間26の中には上下に移動できるラック48が設置され、前記ラック48の左右両側には小型歯車50が対称に、且つ伝動可能に噛み合っている。
【0018】
さらに、前記切断機構94について詳しく説明し、前記切断機構94は前記テープケース36の下端面の左側に位置する小型ばね41を含み、前記小型ばね41の下側には縦ブロック40が固定的に連結され、前記小型ばね41は引っ張られる状態にあり、前記作業台10の上端面の右側には妨害ブロック24が固定的に設置され、前記妨害ブロック24の上端面にはブレード25が固定的に設置され、前記縦ブロック40が落下した後に、前記ブレード25はテープを切断できる。
【0019】
さらに、前記把持機構93について詳しく説明し、前記把持機構93は前後対称の把持ブロック63を含み、前記把持ブロック63は前記作業台10の上端面の左側に位置し、前後二つの前記把持ブロック63において互いに離れた側には主縦棒11が設置され、前記主縦棒11の中には縦長空間65が設置され、前記主縦棒11の右側には副縦棒18が対称に設置され、前記縦長空間65の中には縦長棒64が設置され、前記縦長棒64には円柱棒66が固定的に設置され、前記円柱棒66は前記縦長空間65の左右端壁と回転可能に連結され、前記把持ブロック63と前記縦長棒64との間には細棒35が固定的に設置され、前記把持ブロック63は前記細棒35によって前記縦長棒64を連動させて前後に揺れ動かすことができ、前記縦長棒64と前記主縦棒11との間には伸縮ばね71が設置され、前記伸縮ばね71は前記把持ブロック63を復位させることができ、前記縦長棒64には前記小型スライドブロック44がスライド可能に設置され、前記小型スライドブロック44の右端面には薄片76が固定的に設置され、前記薄片76の右端面には細紐83が設置され、前記細紐83の右端には小型縦ブロック58が固定的に連結され、前記小型縦ブロック58の左端面には短棒56が回転可能に設置され、前記短棒56が前記縦斜歯歯車81とともに回転でき、前記小型縦ブロック58の上端面には第二小型ブロック55が固定的に設置され、前記第二空間29の上端壁の中には小型溝54が形成され、前記小型溝54の中には左右にスライドできる木ブロック53が設置され、前記木ブロック53は前記第二小型ブロック55とともに左右に移動できる。
【0020】
好ましくは、前記テープ貼り機構91は左右対称の小型縦棒61も含み、前記小型縦棒61は前記第二空間29の下端壁を貫通し、且つ上下にスライドでき、二本の前記小型縦棒61の下端には隔て板22が一つ固定的に設置され、二本の前記小型縦棒の上端面には横板57が一つ固定的に設置され、前記横板57の上端面には電池85が固定的に設置され、前記小型縦棒61は前記横板57とともに上下に移動でき、前記作業台10の上端面には細溝14が形成され、前記細溝14の中には扁形ブロック62がスライド可能に設置され、前記扁形ブロック62と前記細溝14の左端壁とは復位ばね67によって固定的に連結され、前記扁形ブロック62の上端面には前記主縦棒11が固定的に設置され、前記テープケース36の右端面には伝動棒38が固定的に設置され、前記伝動棒38は前記テープケース36を連動させて左右に移動させることができ、前記テープケース36の中には円柱43が設置され、前記円柱43は前記テープケース36の後端壁に固定され、前記円柱43にはテープ49が回転可能に設置され、前記テープケース36の下端壁の中には下方に開口した引出空間42が設置されている。
【0021】
好ましくは、前記昇降機構90は前記作業台10の後端面に位置する踏板59も含み、前記踏板59と前記ラック48とは固定的に連結され、前記踏板59は前記ラック48を連動させて上下に移動させることができ、前記縦空間26の後端壁には細円柱47が固定的に設置され、前記縦空間26の左右端壁には大型ばね52が対称に設置され、前記大型ばね52の他端には阻止ブロック51が固定的に連結され、前記阻止ブロック51の上端面と前記小型歯車50とは噛み合っており、前記小型歯車50は前記細円柱47で回転でき、前記阻止ブロック51の上端面には横ブロック46が設置され、前記横ブロック46は前記第二昇降棒21を連動させて上下に移動させることができる。
【0022】
好ましくは、前記伸縮ばね71と前記復位ばね67とは正常状態にあり、前記小型ばね41は引っ張られる状態にある。
【0023】
好ましくは、前記薄片76は前記ソケット72と前記電池85との接触を阻止できる。
【0024】
好ましくは、前記テープケース36は前側から開けられ、前記テープ49を収納することができる。
【0025】
装置全体の作動手順は以下の通りである。
【0026】
1、折り畳まれたパッケージを作業台10に置き、把持ブロック63で挟み、把持ブロック63は縦長棒64を連動させて傾斜させ、薄片76は縦長棒64とともに傾斜し、薄片76はソケット72と電池85との接触を阻止しなくなる。
【0027】
2、踏板59を踏み、踏板59はラック48を連動させて下方へ移動させ、ラック48は小型歯車50を回転連動させ、阻止ブロック51は小型歯車50の回転につれ左右に移動し、横ブロック46は下方へ移動し、第一昇降棒12と第二昇降棒21とは横ブロック46とともに下方へ移動する。
【0028】
3、隔て板22はパッケージの表面に接触し、横板57を連動させて上方へ移動させ、電池85はソケット72の中に插入され、モータ78は作動し、短軸87を回転連動させ、それにより、大型斜歯歯車79は駆動されて回転し、大型斜歯歯車79は噛み合いによる伝動で小型斜歯歯車80を回転連動させ、リール84は小型斜歯歯車80とともに回転し、細線75を引き締め、且つ主縦棒11を連動させて右方へ移動させ、主縦棒11はテープケース36を連動させて右方へ移動させ、把持ブロック63は主縦棒11とともに右方へ移動し、且つ把持ブロック63はパッケージを連動させてともに右方へ移動させ、この時に、テープをパッケージの側面に貼る。
【0029】
4、把持ブロック63はパッケージを連動させて引き続き右方へ移動させ、パッケージは切断機構94に止められ、移動できなくなり、テープケース36は引き続き右方へ移動し、小型ばね41は圧縮され、縦ブロック40はパッケージの表面で移動し、貼ったテープを平らにさせられる。
【0030】
5、パッケージが切断機構94に止められ、把持ブロック63は引き続き右方へ運動する時に、パッケージを挟まなくなり、同時に小型ばね41は圧迫を受けなくなり、縦ブロック40の重力によって下方へ移動し、ブレード25と縦ブロック40との協同作用によってテープは切断され、把持ブロック63は正常状態に戻り、薄片76は電池85とソケット72との接触を妨害し、モータ78は作動を止め、薄片76は右方へ小型ブロック58を押してともに運動させ、縦斜歯歯車81を噛合状態から離脱させる。
【0031】
6、復位ばね67は把持ブロック63を連動させて復位させ、同時に把持ブロック63はパッケージ63を連動させて左方へ運動させ、パッケージを作業区域から送り出し、細紐83は小型縦ブロック58を引き動かして左方へ運動させ、小型縦ブロック58は縦斜歯歯車81を連動させて復位させ、縦斜歯歯車81は小型斜歯歯車80と噛み合い、最後に昇降機構90は押されて上方へ復位する。
【0032】
以上の実施例はあくまで本発明の技術的原理と特徴を説明するためのものであり、本分野の技術者に本発明を理解できることと実施できることを目的とし、本発明を限定するためのものではなく、本発明の意義と原則のもとで行われたいかなる修正と、等価置換と改善などは本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【要約】
【課題】本願は速達用パッケージの表面に対する便利処理装置を開示した。
【解決手段】
本願は速達用パッケージの表面に対する便利処理装置を開示し、作業台を含み、前記作業台の上端面の右側には切断機構が固定的に設置され、前記切断機構は貼ったテープを切断でき、前記作業台の上端面の左側には把持機構がスライド可能に設置され、前記把持機構はパッケージを把持でき、且つパッケージを作業平台の中間に位置させることができ、テープ貼りに便利であり、本装置は自動的にサイズの異なるパッケージを梱包でき、長時間の訓練を必要とせず、折り畳んだパッケージを作業台に置いて、踏板を踏むことだけで、本装置は自動的にパッケージを梱包でき、また、梱包後、本装置はパッケージを作業台から取り出し、それにより、作業員が簡単に次のパッケージを置ける。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5