(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6811302
(24)【登録日】2020年12月16日
(45)【発行日】2021年1月13日
(54)【発明の名称】サービス予約システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/02 20120101AFI20201228BHJP
G06Q 50/12 20120101ALI20201228BHJP
【FI】
G06Q10/02
G06Q50/12
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-227836(P2019-227836)
(22)【出願日】2019年12月18日
【審査請求日】2019年12月18日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519451452
【氏名又は名称】鈴木 啓竜
(74)【代理人】
【識別番号】100151208
【弁理士】
【氏名又は名称】植田 吉伸
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 啓竜
【審査官】
久慈 渉
(56)【参考文献】
【文献】
特開2007−304637(JP,A)
【文献】
特開2001−290900(JP,A)
【文献】
特開2018−041182(JP,A)
【文献】
特開2018−197944(JP,A)
【文献】
特開2019−101957(JP,A)
【文献】
飲食新サービス編:第3回『ビスポ!』,[online],2018年 8月28日,[検索日:2020.02.12],URL,http://blog.livedoor.jp/takaokaf/archives/2422572.html
【文献】
飲食店即時予約サービス「ビスポ!」を提供するBespoがLINEとAI技術を利用した音声自動応答サービスに関する基本合意書を締結,[online],2019年 7月23日,[検索日:2020.02.12],URL,https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000037061.html
【文献】
西本 卓也 Takuya NISHIMOTO,音声インタフェースのための対話負荷測定法 Measurement of Workload for Voice User Interface Systems,電子情報通信学会論文誌 (J87−D−II) 第2号 THE IEICE TRANSACTIONS ON INFORMATION AND SYSTEMS,PT.2 (JAPANESE EDITION),日本,社団法人電子情報通信学会 THE INSTITUTE OF ELECTRONICS,INFORMATION AND COMMUNICATION ENGINEERS,2004年 2月 1日
【文献】
BespoDemo,[online],2019年10月16日,[検索日:2020.02.12],URL,https://www.youtube.com/watch?v=XG7oGViGavA
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サービス利用者とサービス提供者とのマッチングを行うサービス予約システムであって、
前記サービス利用者から所定のエリア内の複数の前記サービス提供者へのサービスに関するアンケートを前記サービス利用者の名前を伏せた匿名状態で送信するアンケート送信部と、
複数の前記サービス提供者から前記サービス利用者への前記アンケートに対する回答メッセージを送信するアンケート回答部と、
前記回答メッセージの結果に基づいて前記サービス利用者が選定した少なくとも1つの前記サービス提供者に対して、前記サービスを利用するための申込メッセージを送信する申込送信部と、
前記申込メッセージに対する受け入れ可能メッセージを最初に送信した前記サービス提供者との予約成立を許可し、2番目以降にメッセージを送信する前記サービス提供者との予約成立を禁止する予約成立部と、
を備えることを特徴とするサービス予約システム。
【請求項2】
請求項1に記載のサービス予約システムにおいて、
前記アンケートは、前記サービス提供者が提供する複数の前記サービスの中から前記サービス利用者が重視している前記サービスに関する情報である利用者側ランキングを前記サービス提供者に秘匿された状態で含んでおり、
前記回答メッセージは、複数の前記サービスの中から前記サービス提供者が得意とする前記サービスに関する情報である提供者側ランキングを含むことを特徴とするサービス予約システム。
【請求項3】
請求項2に記載のサービス予約システムにおいて、
前記利用者側ランキングと前記提供者側ランキングに基づいて、前記サービス利用者が重視している前記サービスを得意とする前記サービス提供者を推薦する推薦部を備えることを特徴とするサービス予約システム。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のサービス予約システムにおいて、
前記サービス利用者が指定する位置情報に基づいて前記所定のエリアを決定するエリア設定部を備え、
前記エリア設定部は、前記サービス利用者の携帯端末の画面上に、前記位置情報と、前記所定のエリアを確定するために閉じられた領域とを表示し、前記サービス利用者の指で前記画面上を操作することで、前記閉じられた領域を広げる又は狭くして前記所定のエリアを決定することを特徴とするサービス予約システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サービス予約システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、サービスを提供する提供者に対し、利用者が予約を行ってサービスの提供を受けることがある。例えば、飲食店を利用する利用者が飲食店のウェブサイトを見て、電話をかけて予約し、また、ウェブ上のシステムを使って予約を取るなどの方法により予約が行われている。
【0003】
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、飲食店利用サービスプロバイダに対してユーザがユーザ端末によりインターネット経由で飲食店利用サービスを要求すると、上記飲食店利用サービスプロバイダからユーザ端末にメニュー分類およびユーザから飲食店までの経路などの交通情報を含むサービス地区分類を送信する第1ステップと、上記ユーザが上記メニュー分類および上記サービス地区分類から詳細を知りたい飲食店を指定して飲食店の提供する詳細情報から特定の飲食店とユーザの現在位置などを指定し、かつ必要とする付帯情報名を選択して付帯情報の詳細を入手する第2ステップと、上記ユーザが入手した付帯情報を基に飲食店を決定して料理を上記インターネット経由で飲食店端末に予約情報として送信すると、上記飲食店端末から予約受付完了後、上記ユーザに受付データを送信することにより、上記ユーザが受付データの確認を行う第3ステップと、を備えることを特徴とするインターネットを利用した飲食店利用方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−306714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の予約方法では、飲食店(サービス提供者)と利用者(サービス利用者)とは一対一でやり取りしているため、飲食店側は利用者を選ぶことができない。また、利用者側も飲食店の得意料理などを確認しながら他に良い店があるのではと考え、当該飲食店に断りを入れて次の店に電話をしたときに「ひょっとすると前の店の方がよかったのでは?」と感じることがある。このような場合に、前の店に戻って電話することに躊躇してしまうことがある。特に、前の店に仮予約などして名前を伝えている場合などは気が引ける虞がある。
【0006】
本発明の目的は、サービス提供者とサービス利用者とをより適切にマッチングすることを可能とするサービス予約システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るサービス予約システムは、サービス利用者とサービス提供者とのマッチングを行うサービス予約システムであって、前記サービス利用者から所定のエリア内の複数の前記サービス提供者へのサービスに関するアンケートを前記サービス利用者の名前を伏せた匿名状態で送信するアンケート送信部と、複数の前記サービス提供者から前記サービス利用者への前記アンケートに対する回答メッセージを送信するアンケート回答部と、前記回答メッセージの結果に基づいて前記サービス利用者が選定した少なくとも1つの前記サービス提供者に対して、前記サービスを利用するための申込メッセージを送信する申込送信部と、前記申込メッセージに対する受け入れ可能メッセージを最初に送信した前記サービス
提供者との予約成立を許可し、2番目以降にメッセージを送信する前記サービス提供者との予約成立を禁止する予約成立部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係るサービス予約システムにおいて、前記アンケートは、前記サービス提供者が提供する複数の前記サービスの中から前記サービス利用者が重視している前記サービスに関する情報である利用者側ランキングを前記サービス提供者に秘匿された状態で含んでおり、前記回答メッセージは、複数の前記サービスの中から前記サービス提供者が得意とする前記サービスに関する情報である提供者側ランキングを含むことが好ましい。
【0009】
また、本発明に係るサービス予約システムにおいて、前記利用者側ランキングと前記提供者側ランキングに基づいて、前記サービス利用者が重視している前記サービスを得意とする前記サービス提供者を推薦する推薦部を備えることが好ましい。
【0010】
また、本発明に係るサービス予約システムは、前記サービス利用者が指定する位置情報に基づいて前記所定のエリアを決定するエリア設定部を備
え、前記エリア設定部は、前記サービス利用者の携帯端末の画面上に、前記位置情報と、前記所定のエリアを確定するために閉じられた領域とを表示し、前記サービス利用者の指で前記画面上を操作することで、前記閉じられた領域を広げる又は狭くして前記所定のエリアを決定することが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、サービス提供者とサービス利用者とをより適切にマッチングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明に係る実施形態のサービス予約システムを示す図である。
【
図2】本発明に係る実施形態のサービス予約システムにおいて、サービス提供者の範囲を指定している様子を示す図である。
【
図3】本発明に係る実施形態のサービス予約システムにおいて、利用者側ランキングと提供者側ランキングに基づいて、利用者が重視しているサービスを得意とするサービス提供者をマッチングしている様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
【0014】
図1は、本発明に係る実施形態のサービス予約システム10を示す図である。
図2は、サービス予約システム10において、サービス提供者4の範囲(所定のエリア)を指定している様子を示す図である。
【0015】
図3は、サービス予約システム10において、利用者側ランキングと提供者側ランキングに基づいて、利用者が重視しているサービスを得意とするサービス提供者4をマッチングしている様子を示す図である。
【0016】
サービス予約システム10は、サービス利用者6とサービス提供者4とのマッチングを行うシステムである。ここでは、サービス提供者4は飲食店であり、サービス利用者6は飲食店に訪れる客であるものとして説明するが、もちろん、その他のサービス業であってもよい。
【0017】
サービス予約システム10は、アンケート送信部12と、アンケート回答部14と、申込送信部16と、予約成立部18と、推薦部20と、エリア決定部22とを備えている。
【0018】
アンケート送信部12は、サービス利用者6から所定のエリア内の複数のサービス提供者4へのサービスに関するアンケートをサービス利用者6の名前を伏せた匿名状態で送信する機能を有する。所定のエリアは、エリア決定部22により決定され、アンケートを送信するサービス提供者4が存在する領域である。
【0019】
アンケートは、サービス利用者6である飲食店の客が希望する情報を含んでいる。例えば、利用する日時、利用人数、予算などの一般的な情報はもちろんのこと、サービス利用者6が飲食店を利用する際に重視していることのランキング(例えば、食べたい料理のランキング)である利用者側ランキングが示されている。
【0020】
アンケートは、サービス提供者4が提供する複数のサービスの中からサービス利用者6が重視しているサービスに関する情報である利用者側ランキングをサービス提供者4に秘匿された状態で含んでいる。秘匿された状態とは、サービス利用者6の名前などの個人情報が特定されない状態のことを意味する。
【0021】
例えば、サービス利用者6が例えば、
図3に示されるように「なべ」と「焼き鳥」を食べたい気持ちがある場合に、サービス利用者6の携帯端末8を用いて重視している度合いを入力する。
【0022】
図3(a)に示されるように、携帯端末8の操作部40を一回操作すれば、「希望」という状態になり、二回操作すれば、「強く希望」という状態に変化し、もう一回操作するとデフォルト状態に戻る。
【0023】
例えば、強く希望している鍋に、
図3(b)に示されるように2点を与え、希望している焼鳥には1点を与えるなどの情報を与える。この場合、一番食べたいものは「鍋」であり、2番目に食べたいものが「焼き鳥」であるという順位付けがなされる。
【0024】
この利用者側ランキングは、サービス提供者4には、点数までは伝達されず、サービス利用者6が「鍋」と「焼き鳥」を食べたいと考えているといったシンプルな情報のみが提供される。
【0025】
アンケート回答部14は、複数のサービス提供者4からサービス利用者6へのアンケートに対する回答メッセージを送信する機能を有する。このとき、サービス提供者4は、アンケートの内容を見て、「鍋」、「焼き鳥」を提供していない等を理由として、回答メッセージを送信しない、すなわち、客を断ることも出来る。
【0026】
回答メッセージは、複数のサービスの中からサービス提供者4が得意とするサービスに関する情報である提供者側ランキングを含んでいる。
【0027】
回答メッセージは、サービス利用者6が「鍋」と「焼き鳥」を食べたいという情報が伝達されているため、サービス提供者4がどちらの料理が得意であるか等の情報を示す提供者側ランキングを含む。
【0028】
持ち点がない状態では、客を獲得したい飲食店側(サービス提供者4)側は、「鍋も焼き鳥も得意です!」と最大点を付ける可能性が高いため、持ち点を設定する。
【0029】
例えば、持ち点が5点だとすると、本当に得意な方に点数を割り当てる必要があるため実態に即したランキングが作成される。ここでは、
図3(b)に示されるように、「鍋」の点数が3点で、「焼き鳥」の点数が2点であり、飲食店側は鍋の方に自信があること分かるような情報である。
【0030】
申込送信部16は、回答メッセージの結果に基づいてサービス利用者6が選定した少なくとも1つのサービス提供者4に対して、サービスを利用するための申込メッセージを送信する機能を有している。
【0031】
複数のサービス提供者4から回答メッセージがあった場合にサービス利用者6は、推薦部20の機能により推薦されたサービス提供者4などに申込メッセージを送信することが出来る。
【0032】
例えば、サービス利用者6が鍋を食べることを重視している場合には、鍋の提供を最も得意としているサービス提供者4に申込メッセージを送ることが出来る。このとき、鍋だけでなく、焼き鳥も得意としているなど全体的なバランスを考慮した上で適切と考えるサービス提供者4に申込メッセージを送ることが出来る。
【0033】
予約成立部18は、申込メッセージに対する受け入れ可能メッセージを最初に送信したサービス利用者6との予約成立を許可し、その他のサービス提供者4との予約成立を禁止する機能を有している。
【0034】
サービス利用者6が利用しようと考える飲食店が複数に絞り込まれて、この絞り込まれた飲食店(サービス提供者4)に対し、申込メッセージが送信された場合には、最初に申し込みを受け入れるための意思表明としてメッセージを返信したサービス提供者4との予約成立を確定する。
【0035】
このとき、ダブルブッキングを防止するために、その他のサービス提供者4との予約は成立しないように規制がかけられる。
【0036】
推薦部20は、利用者側ランキングと提供者側ランキングに基づいて、サービス利用者6が重視しているサービスを得意とするサービス提供者4を推薦する機能を有する。
【0037】
例えば、
図3(b)に示されるように、サービス利用者6が「鍋」と「焼き鳥」を食べることを希望していて、「鍋」の方を重視している場合に、「鍋」を得意としているサービス提供者4を抽出して推薦する。
【0038】
また、2番目に重視している焼き鳥とのバランスを考慮した上で全体的に均衡がとれたサービス提供者4を候補として推薦してもよい。
【0039】
エリア決定部22は、サービス利用者6が指定する位置情報に基づいて所定のエリアを決定する機能を有している。
【0040】
例えば、
図2(a)〜
図2(c)に示されるように、携帯端末8の画面に表示された現在地30付近の道路32上を手7の指で線状になぞり、カーソル5を操作することでエリア36の領域を拡大又は縮小することができる。
【0041】
このとき、エリア36内に存在する4つの飲食店34がアンケートを送信する候補リストに抽出される。なお、現在地30は携帯端末8内に内蔵されたGPSを用いて自動的に位置検出することが出来る。
【0042】
また、
図2(a)〜
図2(c)の手順のように、線状ではなく、例えば、点35を中心にエリアを特定してもよい。
【0043】
続いて、上記構成のサービス予約システム10の作用について説明する。サービス提供者4(飲食店)での食事を考えているサービス利用者6(飲食店の客)は、携帯端末8を用いて、自分が存在する位置情報などに基づいて飲食店の探索エリアを指定する。このエリア内に存在する飲食店がピックアップされる。このとき、飲食店のジャンルや予算などで絞り込んでもよい。
【0044】
上記のようにピックアップされた飲食店(サービス提供者4)の中からサービス利用者6は関心がある飲食店に対してアンケートを送信する。このアンケートには、日時、人数などはもちろんのこと、サービス利用者6が食べたいと考える食べ物や飲み物などの利用者側ランキングを含んでいる。また、このアンケートは、サービス利用者6が特定されないように匿名の状態で記入される。
【0045】
アンケートを受け取った飲食店(サービス提供者4)は、日時、人数が許容可能かどうかという一般的なものに加えて利用者側ランキング情報に記載された食べ物や飲み物に対して得意なもののランク付けをした提供者側ランキング情報を記載して返信する。
【0046】
この場合に、日時や人数が合わない場合はもちろん、サービス利用者6が希望する食べ物や飲み物を提供することが困難な場合、断りの意味も込めてアンケートを返信しないようにいてもよい。
【0047】
アンケートの回答を受領した後に、利用者側ランキング情報と提供者側ランキング情報とに基づいて、サービス利用者6が希望するサービスの提供に適していると考えられるサービス提供者4の推薦が行われる。
【0048】
この推薦結果などを踏まえて、サービス利用者6は、サービス利用者6が予約申し込みをしたいと考えるサービス提供者4に対して、申込メッセージを送信する。
【0049】
複数のサービス提供者4に対して申込メッセージが送信された場合には、最初に受け入れ可能メッセージをサービス利用者6に返信した飲食店との予約を成立させ、当該飲食店以外の飲食店との予約は成立しないように規制する。これにより、ダブルブッキングを防ぐことができる。
【0050】
従来、飲食店と客とは電話などを用いて一対一でやり取りしていたため、飲食店は客を選ぶ余地が無く、客も氏名などを告げると他の店を探した後に、再び同じ店に電話をかけることに躊躇していた。
【0051】
しかしながら、サービス予約システム10によれば、客と複数の飲食店とがやり取りしており、アンケートには客の強い要望などが記載されているため、飲食店側がこの要望を満足できないとして断ってもよい。
【0052】
また、客も複数の飲食店と同時並行的にやり取りしているため、店を行ったり来たりする必要がないため、自分が望むことを満足してくれる飲食店を効率良く探索して予約することができるという顕著な効果を奏する。
【符号の説明】
【0053】
4 サービス提供者、5 カーソル、6 サービス利用者、7 手、8 携帯端末、10 サービス予約システム、12 アンケート送信部、14 アンケート回答部、16 申込送信部、18 予約成立部、20 推薦部、22 エリア決定部、30 現在地、32 道路、34 飲食店、35 点、36 エリア、40 操作部。
【要約】 (修正有)
【課題】サービス提供者とサービス利用者とをより適切にマッチングすることを可能とするサービス予約システムを提供する。
【解決手段】サービス予約システム10は、サービス利用者6から所定のエリア内の複数のサービス提供者4へのアンケートをサービス利用者6の名前を伏せた匿名状態で送信するアンケート送信部12と、複数のサービス提供者4からサービス利用者6へのアンケートに対する回答メッセージを送信するアンケート回答部14と、回答メッセージの結果に基づいてサービス利用者6が選定した少なくとも1つのサービス提供者4に対して、サービスを利用するための申込メッセージを送信する申込送信部16と、申込メッセージに対する受け入れ可能メッセージを最初に送信したサービス利用者6との予約成立を許可し、その他のサービス利用者6との予約成立を禁止する予約成立部18と、を備える。
【選択図】
図1