(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6812498
(24)【登録日】2020年12月18日
(45)【発行日】2021年1月13日
(54)【発明の名称】微生物菌株の製造装置および方法
(51)【国際特許分類】
C12M 1/33 20060101AFI20201228BHJP
C12M 1/02 20060101ALI20201228BHJP
C12N 1/00 20060101ALI20201228BHJP
【FI】
C12M1/33
C12M1/02 Z
C12N1/00 F
C12N1/00 L
【請求項の数】8
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2019-102005(P2019-102005)
(22)【出願日】2019年5月31日
(65)【公開番号】特開2020-89354(P2020-89354A)
(43)【公開日】2020年6月11日
【審査請求日】2019年5月31日
(31)【優先権主張番号】201811485448.1
(32)【優先日】2018年12月6日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519191592
【氏名又は名称】浙江清天地▲環▼境工程有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100131406
【弁理士】
【氏名又は名称】福山 正寿
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼▲寛▼
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼勇
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼雷
(72)【発明者】
【氏名】袁▲雲▼▲傑▼
(72)【発明者】
【氏名】何明▲軍▼
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼▲歓▼
(72)【発明者】
【氏名】何晶晶
【審査官】
松田 芳子
(56)【参考文献】
【文献】
特開昭64−023884(JP,A)
【文献】
特開平10−024278(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C12N 1/00
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
CAplus/MEDLINE/EMBASE/WPIDS/BIOSIS(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体(1)、軸受ホルダー(2)、内筒体(3)、仕込み口(4)、大歯車(5)、トルクモーター(6)、噛合歯車(7)、サーボモーター(8)、トルク研磨ロッド(9)、雄ネジ(10)、ボールナット(11)、2つのロケートリング(12)、駆動モーター(13)、トルク回転軸(14)、アダプタプレート(15)、シュート(16)、補強軸受(17)、スライダーブロック(18)、弾性撹拌片(19)、2つの内部押圧機構(20)、隙間遮断機構(21)、コントロールパネル(22)、弾性ゴムスリーブ(23)およびシールリング(24)を含む微生物菌株の製造装置であって、
前記軸受ホルダー(2)はボルトにより本体(1)の内側の底部に固定して取り付けられ、本体(1)の正面に開閉ドアが設置され、内筒体(3)は本体(1)の内側に設置されかつ軸受ホルダー(2)の軸受内輪を貫通し、仕込み口(4)は内筒体(3)の左側に設置されかつ本体(1)の左側の内壁を貫通し、大歯車(5)は内筒体(3)に挿通され、トルクモーター(6)は固定台を介して本体(1)の内側に固定して取り付けられ、噛合歯車(7)は大歯車(5)の歯と噛み合ってかつトルクモーター(6)の出力軸に套設され、サーボモーター(8)はボルトにより本体(1)の内側の最上部に固定して取り付けられ、サーボモーター(8)の出力軸がカップリングを介してトルク研磨ロッド(9)に接続され、トルク研磨ロッド(9)の末端が軸受ベースを介して本体(1)の内側の底部に移動可能に接続され、雄ネジ(10)はトルク研磨ロッド(9)の円弧状側面に形成されており、ボールナット(11)はトルク研磨ロッド(9)の雄ネジ(10)部分に螺合され、2つのロケートリング(12)はそれぞれトルク研磨ロッド(9)の雄ネジ(10)部分の両端に挿通され、駆動モーター(13)はボールナット(11)の左側面に固定して取り付けられ、駆動モーター(13)の出力軸がカップリングを介してトルク回転軸(14)に接続され、アダプタプレート(15)は本体(1)の内側の最上部と底部の間に固定して取り付けられ、シュート(16)はアダプタプレート(15)の側面に開けられ、スライダーブロック(18)はシュート(16)の内側に移動可能に接続され、補強軸受(17)はスライダーブロック(18)の内側に固定して取り付けられ、弾性ゴムスリーブ(23)は内筒体(3)の右端面の貫通孔の内側に固定して取り付けられ、シールリング(24)は弾性ゴムスリーブ(23)の内側に固定して取り付けられ、トルク回転軸(14)の駆動モーター(13)から離れた一端が補強軸受(17)とシールリング(24)の内側を貫通して内筒体(3)の内側まで延伸しており、弾性撹拌片(19)はトルク回転軸(14)の内筒体(3)の内側に位置する部分に均等に取り付けられ、2つの内部押圧機構(20)はいずれも横方向に内筒体(3)の内側に取り付けられ、隙間遮断機構(21)は横方向に内筒体(3)の内側に取り付けられ、コントロールパネル(22)は本体(1)の左側に設置され、
前記弾性撹拌片(19)のトルク回転軸(14)から離れた側辺に保護シート(191)が粘着されており、
2つの前記内部押圧機構(20)は、2つのアーチ状エッジエアバッグ(201)、2本の導気管(202)および2つの開閉バルブ(203)を含み、2つのアーチ状エッジエアバッグ(201)がそれぞれ内筒体(3)の内側壁に粘着され、2本の導気管(202)がそれぞれ2つのアーチ状エッジエアバッグ(201)の導気口に設置され、2本の導気管(202)がそれぞれ内筒体(3)の対応内側壁を貫通して本体(1)のキャビティまで伸びており、2つの開閉バルブ(203)がそれぞれ2本の導気管(202)に取り付けられ、
前記隙間遮断機構(21)は、横方向中空バー(211)、空気注入管(212)、排気弁(213)、接続ベース(214)、遮断板(215)、取付スロット(216)および遮断エアバッグ(217)を含み、内筒体(3)の内側壁に横方向バースロットが開けられ、横方向中空バー(211)が横方向バースロットを介して横方向に内筒体(3)の内側壁に取り付けられ、空気注入管(212)が横方向中空バー(211)の導気口に取り付けられ、空気注入管(212)が内筒体(3)の対応内側壁を貫通しかつ排気弁(213)に接続され、接続ベース(214)が横方向中空バー(211)の通気孔に固定して取り付けられ、接続ベース(214)の底部における導気孔が対応した通気孔に連通し、遮断板(215)が接続ベース(214)に固定して接続され、且つ遮断板(215)の接続ベース(214)に接続された側面が吸気口を通して接続ベース(214)の通気孔と互いに連通しており、取付スロット(216)が遮断板(215)の左右側面に対称的に開けられ、遮断エアバッグ(217)が取付スロット(216)の内側辺に粘着され、遮断エアバッグ(217)の導気分岐管が遮断板(215)の吸気口に固定して接続され、遮断エアバッグ(217)の外側辺が取付スロット(216)の内側から伸びて、対応した弾性撹拌片(19)の側辺と接触することを特徴とする微生物菌株の製造装置。
【請求項2】
前記補強軸受(17)は、内筒体(3)の真右側に位置し、トルク回転軸(14)とシールリング(24)は中間ばめの嵌合関係を有し、弾性ゴムスリーブ(23)の初期状態が圧縮状態であることを特徴とする請求項1に記載の微生物菌株の製造装置。
【請求項3】
2つの前記アーチ状エッジエアバッグ(201)は、材質として軟質耐摩耗性ゴムを使い、アーチ状エッジエアバッグ(201)の側壁の厚みが6−8ミリメートルであり、アーチ状エッジエアバッグ(201)の内筒体(3)と接触する側辺と内筒体(3)は粘着により接続されている、ことを特徴とする請求項1に記載の微生物菌株の製造装置。
【請求項4】
前記コントロールパネル(22)は、駆動モーター(13)、トルクモーター(6)およびサーボモーター(8)に電気的に接続され、コントロールパネル(22)は、駆動モーター(13)、トルクモーター(6)およびサーボモーター(8)の起動・停止および作動状態を制御することができ、サーボモーター(8)として、回転数10−15r/minの低速正逆回転モーターが使用される、ことを特徴とする請求項1に記載の微生物菌株の製造装置。
【請求項5】
前記弾性撹拌片(19)は材質として弾性プラスチックを使い、断面形状が円弧状であり、弾性撹拌片(19)と内筒体(3)の内側壁との間に隙間を有し、弾性撹拌片(19)はトルク回転軸(14)から内筒体(3)の内側壁の側辺にかけて厚みが薄くなり、保護シート(191)は弾性撹拌片(19)の内筒体(3)に近い側辺全体を粘着して包み、軟質ゴム材料を用いるものである、ことを特徴とする請求項1に記載の微生物菌株の製造装置。
【請求項6】
前記遮断板(215)は、断面形状がアーチ状で、弾性プラスチックの材質で製造され、内筒体(3)の内側壁に近い一側から内筒体(3)の内側の一側にかけて厚みが次第に薄くなる、ことを特徴とする請求項1に記載の微生物菌株の製造装置。
【請求項7】
前記遮断エアバッグ(217)は軟質ゴム材料で製造され、遮断板(215)は接続ベース(214)を介して等距離で横方向中空バー(211)において横方向に配置されて、遮断板(215)と弾性撹拌片(19)が交互に配置され、遮断板(215)とそれと隣接する弾性撹拌片(19)との間に隙間を有することを特徴とする請求項1に記載の微生物菌株の製造装置。
【請求項8】
微生物菌株の製造方法であって、:
基質と製造すべき微生物菌株を仕込み口(4)から内筒体(3)のキャビティに投入して、基質の投入量に応じて内筒体(3)のキャビティにおける基質と微生物菌株の混合スペースを調整し、本体(1)の開閉ドアを開いて、開閉バルブ(203)を開き、2本の導気管(202)を給気装置に外付けしてアーチ状エッジエアバッグ(201)のキャビティに気体を注入し、アーチ状エッジエアバッグ(201)が高圧気体を受けて内へ押圧するような変形を生じ、このように内筒体(3)のキャビティのスペースを減少させ、適切な気圧に調整すると、開閉バルブ(203)を閉じて、導気管(202)と給気装置の接続をオフにするステップ(1)と、
投入された基質の顆粒のサイズに応じて、遮断板(215)とそれと隣接する弾性撹拌片(19)との間の隙間を調整し、排気弁(213)を開き、空気注入管(212)を給気装置に外付けして、給気装置で空気注入管(212)を介して横方向中空バー(211)のキャビティに気体を注入し、高圧気体を横方向中空バー(211)の通気孔、遮断板(215)の吸気口および遮断エアバッグ(217)の導気分岐管を介して遮断エアバッグ(217)のキャビティに導入し、遮断エアバッグ(217)を高圧気体の作用下で拡張させて、遮断板(215)とそれと隣接する弾性撹拌片(19)との間の隙間のサイズを減少させ、適切な隙間に調整すると、排気弁(213)を閉じて、空気注入管(212)と外部との接続をオフにするステップ(2)と、
コントロールパネル(22)を利用してサーボモーター(8)、駆動モーター(13)およびトルクモーター(6)を起動させ、サーボモーター(8)の出力軸がカップリングを介してトルク研磨ロッド(9)を回転駆動し、トルク研磨ロッド(9)における雄ネジ(10)がボールナット(11)を連動して運動させ、それによってボールナット(11)が駆動モーター(13)を連動して運動させ、サーボモーター(8)の出力軸が正逆回転を切り替えて駆動モーター(13)を往復して上下動させ、駆動モーター(13)の出力軸がカップリングを介してトルク回転軸(14)を回転駆動し、駆動モーター(13)が上下動すると同時に、トルク回転軸(14)が補強軸受(17)を介してスライダーブロック(18)を連動してシュート(16)内に上下動させ、トルク回転軸(14)の運動の安定性を確保し、それと同時に、トルク回転軸(14)が内筒体(3)内における弾性撹拌片(19)を回転駆動し、弾性撹拌片(19)が回転すると同時に、内筒体(3)内における基質と微生物菌株を混合して、弾性撹拌片(19)はトルク回転軸(14)から離れた一側でアーチ状エッジエアバッグ(201)の側辺に接触して押圧して、基質の内筒体(3)内での回転スペースを減少させ、トルクモーター(6)の出力軸が噛合歯車(7)によって大歯車(5)を介して内筒体(3)を回転駆動して、内筒体(3)内における基質が自体重力の作用下で反転するようにし、トルク回転軸(14)の回転方向と内筒体(3)の回転方向を逆にすることにより、内筒体(3)の内側に位置する隙間遮断機構(21)と弾性撹拌片(19)を互いにずらして、基質を互いに押し付けて破砕し、基質を微生物菌株とよく混合して培養するステップ(3)とを含む、ことを特徴とする製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、微生物菌株製造の技術分野に関わり、且つ一種の微生物菌株の製造装置および方法を公開した。
【背景技術】
【0002】
土壤修復および生態系有機肥料に関する微生物菌株の製造、培養には、微生物菌株を基質と混合して培養し製造する必要があり、微生物菌株と顆粒基質とを混合することを必要とするが、顆粒基質では、微生物菌株と効果的に混合して微生物菌株の生長や発酵を進めるために、一般的に水が添加される。但し、水を添加した顆粒基質は回転混合時に大顆粒となりやすく、その結果、微生物菌株が大顆粒となった基質と均一に混合できなくなり、微生物菌株が栄養基質の栄養素を効果的に吸収できないこととなる。微生物菌株と基質を混合する一部の従来の装置は、ただ長時間にわたって撹拌するだけであるため、回転撹拌すると同時に大顆粒基質を効果的に破砕して混合する目的を達成できないため、微生物菌株の顆粒基質における混合効果を低下させて、顆粒基質の利用率を下げ、したがって、顆粒基質と微生物菌株の有効混合率を高めることができる微生物菌株の製造装置が期待される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第101392223号明細書
【0004】
微生物菌株を製造するときに顆粒基質と効果的に混合できないという問題を解決する。
【発明の概要】
【0005】
本体、軸受ホルダー、内筒体、仕込み口、大歯車、トルクモーター、噛合歯車、サーボモーター、トルク研磨ロッド、雄ネジ、ボールナット、2つのロケートリング、駆動モーター、トルク回転軸、アダプタプレート、シュート、補強軸受、スライダーブロック、弾性撹拌片、2つの内部押圧機構、隙間遮断機構、コントロールパネル、弾性ゴムスリーブおよびシールリングを含む微生物菌株の製造装置であって、前記軸受ホルダーはボルトで本体の内側の底部に固定して取り付けられ、本体の正面に開閉ドアが設置され、内筒体は本体の内側に設置され、軸受ホルダーの軸受内輪を貫通する。仕込み口は内筒体の左側に設置され、かつ本体の左側の内壁を貫通し、大歯車は内筒体に挿通され、トルクモーターは固定台を介して本体の内側に固定して取り付けられ、噛合歯車は大歯車の歯と噛み合って、かつトルクモーターの出力軸に套設され、サーボモーターはボルトにより本体の内側の最上部に固定して取り付けられ、サーボモーターの出力軸がカップリングを介してトルク研磨ロッドに接続され、トルク研磨ロッドの末端が軸受ベースを介して本体の内側の底部に移動可能に接続され、雄ネジはトルク研磨ロッドの円弧状側面に形成されており、ボールナットはトルク研磨ロッドの雄ネジ部分に螺合され、2つのロケートリングはそれぞれにトルク研磨ロッドの雄ネジ部分の両端に挿通され、駆動モーターはボールナットの左側面に固定して取り付けられ、駆動モーターの出力軸がカップリングを介してトルク回転軸に接続され、アダプタプレートは本体の内側の最上部と底部の間に固定して取り付けられ、シュートはアダプタプレートの側面に開けられ、スライダーブロックはシュートの内側に移動可能に接続され、補強軸受はスライダーブロックの内側に固定して取り付けられ、弾性ゴムスリーブは内筒体の右端面の貫通孔の内側に固定して取り付けられ、シールリングは弾性ゴムスリーブの内側に固定して取り付けられ、トルク回転軸の駆動モーターから離れた一端が補強軸受とシールリングの内側を貫通して内筒体の内側まで延伸しており、弾性撹拌片はトルク回転軸の内筒体の内側に位置する部分に均等に取り付けられ、2つの内部押圧機構はいずれも横方向に内筒体の内側に取り付けられ、隙間遮断機構は横方向に内筒体の内側に取り付けられ、コントロールパネルは本体の左側に設置される。
【0006】
前記弾性撹拌片のトルク回転軸から離れた側辺に保護シートが粘着されている。
【0007】
前記2つの内部押圧機構は、2つのアーチ状エッジエアバッグ、2本の導気管および2つの開閉バルブを含み、2つのアーチ状エッジエアバッグがそれぞれ内筒体の内側壁に粘着され、2本の導気管がそれぞれ2つのアーチ状エッジエアバッグの導気口に設置され、2本の導気管がそれぞれに内筒体の対応内側壁を貫通して本体のキャビティまで伸びており、2つの開閉バルブがそれぞれ2本の導気管に取り付けられる。
【0008】
前記隙間遮断機構は、横方向中空バー、空気注入管、排気弁、接続ベース、遮断板、取付スロットおよび遮断エアバッグを含む。内筒体の内側壁に横方向バースロットが開けられ、横方向中空バーが横方向バースロットを介して横方向に内筒体の内側壁に取り付けられ、空気注入管が横方向中空バーの導気口に取り付けられ、空気注入管が内筒体の対応内側壁を貫通し、かつ排気弁に接続される。接続ベースが横方向中空バーの通気孔に固定して取り付けられ、接続ベースの底部における導気孔が対応した通気孔に連通し、遮断板が接続ベースに固定して接続され、且つ遮断板の接続ベースに接続された側面が吸気口を通して接続ベースの通気孔と互いに連通しており、取付スロットが遮断板の左右側面に対称的に開けられ、遮断エアバッグが取付スロットの内側辺に粘着され、遮断エアバッグの導気分岐管が遮断板の吸気口に固定して接続され、遮断エアバッグの外側辺が取付スロットの内側から伸びて、対応した弾性撹拌片の側辺と接触する。
【0009】
厳選される前記補強軸受は、内筒体の真右側に位置し、トルク回転軸とシールリングは中間ばめの嵌め合い関係を有し、弾性ゴムスリーブの初期状態が圧縮状態である。
【0010】
厳選される2つの前記アーチ状エッジエアバッグは、材質として軟質耐摩耗性ゴムを使い、アーチ状エッジエアバッグの側壁の厚みが6−8ミリメートルであり、アーチ状エッジエアバッグの内筒体と接触する側辺と内筒体は粘着により接続されている。
【0011】
厳選される前記コントロールパネルは、駆動モーター、トルクモーターおよびサーボモーターに電気的に接続され、コントロールパネルは、駆動モーター、トルクモーターおよびサーボモーターの起動・停止および作動状態を制御することができ、サーボモーターとして、回転数10−15r/minの低速正逆回転モーターが使用される。
【0012】
厳選される前記弾性撹拌片は、弾性プラスチック材を使い、断面形状が円弧状であり、弾性撹拌片と内筒体の内側壁との間に隙間を有し、弾性撹拌片は、トルク回転軸から内筒体の内側壁の側辺にかけて厚みが薄くなり、保護シートは弾性撹拌片の内筒体に近い側辺全体を粘着して包み、軟質ゴム材料を使うものである。
【0013】
厳選される前記遮断板は、断面形状がアーチ状で、弾性プラスチック材で製造され、内筒体の内側壁に近い一側から内筒体の内側の一側にかけて厚みが次第に薄くなる。
【0014】
厳選される前記遮断エアバッグは、軟質ゴム材料で製造され、遮断板は接続ベースを介して等距離で横方向中空バーにおいて横方向に配置され、遮断板と弾性撹拌片が交互に配置されて、遮断板とそれと隣接する弾性撹拌片との間に隙間を有する。
【0015】
微生物菌株の製造方法であって、:
(1)、基質と製造すべき微生物菌株を仕込み口から内筒体のキャビティに投入して、基質の投入量に応じて内筒体のキャビティにおける基質と微生物菌株の混合スペースを調整し、本体の開閉ドアを開いて、開閉バルブを開き、2本の導気管を給気装置に外付けしてアーチ状エッジエアバッグのキャビティに気体を注入し、アーチ状エッジエアバッグが高圧気体を受けて内へ押圧するような変形を生じ、このように内筒体のキャビティのスペースを減少させ、適切な気圧に調整すると、開閉バルブを閉じて、導気管と給気装置の接続をオフにするステップ(1)と、
(2)、投入された基質の顆粒のサイズに応じて、遮断板とそれと隣接する弾性撹拌片との間の隙間を調整し、排気弁を開き、空気注入管を給気装置に外付けして、給気装置で空気注入管を介して横方向中空バーのキャビティに気体を注入し、高圧気体を横方向中空バーの通気孔、遮断板の吸気口および遮断エアバッグの導気分岐管を介して遮断エアバッグのキャビティに導入し、遮断エアバッグを高圧気体の作用下で拡張させて、遮断板とそれと隣接する弾性撹拌片との間の隙間のサイズを減少させ、適切な隙間に調整すると、排気弁を閉じて、空気注入管と外部との接続をオフにするステップ(2)と、
(3)、コントロールパネルを利用してサーボモーター、駆動モーターおよびトルクモーターを起動させ、サーボモーターの出力軸がカップリングを介してトルク研磨ロッドを回転駆動し、トルク研磨ロッドにおける雄ネジがボールナットを連動させて運動させ、それによってボールナットが駆動モーターを連動して運動させ、サーボモーターの出力軸が正逆回転を切り替えて駆動モーターを往復して上下動させ、駆動モーターの出力軸がカップリングを介してトルク回転軸を回転駆動し、駆動モーターが上下動すると同時に、トルク回転軸が補強軸受を介してスライダーブロックを連動してシュート内に上下動させ、トルク回転軸の運動の安定性を確保し、それと同時に、トルク回転軸が内筒体内における弾性撹拌片を回転駆動し、弾性撹拌片が回転すると同時に、内筒体内における基質と微生物菌株を混合して、弾性撹拌片はトルク回転軸から離れた一側でアーチ状エッジエアバッグの側辺に接触して押圧して、基質の内筒体内での回転スペースを減少させ、トルクモーターの出力軸が噛合歯車によって大歯車を介して内筒体を回転駆動して、内筒体内における基質が自体重力の作用下で反転するようにし、トルク回転軸の回転方向と内筒体の回転方向を逆にすることにより、内筒体の内側に位置する隙間遮断機構と弾性撹拌片を互いにずらして、基質を互いに押し付けて破砕し、基質を微生物菌株とよく混合して培養するステップ(3)を含む。
【発明の効果】
【0016】
従来技術に比べて、
(1)、該微生物菌株の製造装置および方法では、内筒体と内部押圧機構を設置して協力させることによって、装置の使用にあたって、基質顆粒の量に応じて内筒体内における基質が回転するスペースの大きさを調整することができる。開閉バルブを開いて、2本の導気管を給気装置に外付けしてアーチ状エッジエアバッグのキャビティに気体を注入し、アーチ状エッジエアバッグが高圧気体を受けて内へ押圧するような変形を生じ、それにより内筒体のキャビティのスペースを減少させる。装置が作動するとき、基質が重力の作用下で内筒体において反転して、大顆粒の顆粒基質が遮断板間の隙間により遮断されて小顆粒の顆粒基質と分離し、弾性撹拌片がトルク回転軸の回転による作用下で遮断板と交差して重なると、遮断板の間における遮断された大顆粒異物を弾性撹拌片で圧潰し、このように微生物菌株を破砕した基質とよく混合し、微生物菌株の基質での栄養素吸収率の向上に寄与するとともに、弾性撹拌片の回転による作用下で、弾性撹拌片の比較的薄い側辺が保護シートを介してアーチ状エッジエアバッグのアーチ状の内側辺に接触して押圧し、弾性撹拌片がアーチ状エッジエアバッグに接触した直後、弾性撹拌片による押圧により接触していないアーチ状エッジエアバッグの部分が押圧部分の気圧の作用により拡張されて、基質の内筒体内での反転スペースを減少させ、弾性撹拌片が回転して撹拌するに伴い、弾性撹拌片の外側辺による、内筒体の内側壁の回転方向における撹拌がある程度アーチ状に折り曲げられて、顆粒基質を段階的に押圧して、それによって基質を微生物菌株と効果的に混合するという目的を達成させる。
(2)、該微生物菌株の製造装置および方法では、弾性撹拌片と隙間遮断機構を設置して互いに協力させることによって、装置の使用にあたって、投入される基質の顆粒のサイズに応じて、遮断板同士が離れた隙間を調整して、排気弁を開き、空気注入管を給気装置に外付けして、給気装置で空気注入管を介して横方向中空バーのキャビティに気体を注入し、高圧気体を横方向中空バーの通気孔、遮断板の吸気口および遮断エアバッグの導気分岐管を介して遮断エアバッグのキャビティに導入し、遮断エアバッグが高圧気体の作用で拡張し、このように遮断板とそれと隣接する弾性撹拌片との間の隙間の大きさを減少させ、適切な隙間に調整されると、装置が作動するとき、弾性撹拌片は、遮断板の両側辺に気体を注入して拡張させた遮断エアバッグと接触し、それによって大顆粒基質が遮断板、弾性撹拌片および遮断エアバッグによる互いのソフト押圧の作用で再破砕され、このように、装置が微生物菌株を各種顆粒基質において混合する場合の均一混合率を高め、また、排気弁の使用により、弾性撹拌片が遮断エアバッグに押圧するように接触するとき、遮断エアバッグ内の気圧の単位面積当たりの圧力の安定性を確保し、互いに押圧するとき、単位面積当たりの圧力が高すぎることにより遮断エアバッグが破損されることが避けられ、排気弁により遮断エアバッグ内の単位面積当たりの圧力の安定性が確保され、さらに機構同士が安定して協力して使用されることが確保される。
(3)、該微生物菌株の製造装置および方法では、内筒体とサーボモーターを設置して協力させることによって、装置の使用にあたって、サーボモーターの出力軸が正逆回転して回転方向を切り替えることで、ボールナットが雄ネジの作用で駆動モーターを連動して上下動させ、駆動モーターの出力軸がカップリングを介してトルク回転軸を回転駆動し、駆動モーターが上下動すると同時に、カップリングを介してトルク回転軸を連動して上下動かし、それによってトルク回転軸が補強軸受を介してスライダーブロックを連動してシュート内で運動させ、トルク回転軸の回転安定性を確保し、また、トルク回転軸が上下動すると同時に、トルク回転軸のシールリングの内側壁に接触する側辺が対向運動し、弾性ゴムスリーブが圧縮または引張られ、それによって、内筒体に基質を投入して混合するときのシール性および各機構同士の協力の安定性を確保し、さらに破砕された顆粒基質と微生物菌株をよく混合する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図2】本発明のアダプタプレートの側面構造模式図である。
【
図3】本発明の内筒体、内部押圧機構および隙間遮断機構の側面接続構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1−6に示されるように、本発明は、以下の技術案を提供する。本体1、軸受ホルダー2、内筒体3、仕込み口4、大歯車5、トルクモーター6、噛合歯車7、サーボモーター8、トルク研磨ロッド9、雄ネジ10、ボールナット11、2つのロケートリング12、駆動モーター13、トルク回転軸14、アダプタプレート15、シュート16、補強軸受17、スライダーブロック18、弾性撹拌片19、2つの内部押圧機構20、隙間遮断機構21、コントロールパネル22、弾性ゴムスリーブ23およびシールリング24を含む微生物菌株の製造装置であって、軸受ホルダー2はボルトにより本体1の内側の底部に固定して取り付けられ、本体1の正面に開閉ドアが設置され、内筒体3は本体1の内側に設置されかつ軸受ホルダー2の軸受内輪を貫通し、仕込み口4は内筒体3の左側に設置されかつ本体1の左側の内壁を貫通し、大歯車5は内筒体3に挿通され、トルクモーター6は固定台を介して本体1の内側に固定して取り付けられ、噛合歯車7は大歯車5の歯と噛み合ってかつトルクモーター6の出力軸に套設され、噛合歯車7は大歯車5を回転駆動し、内筒体3の回転数を効果的に低下させる。保障機構の間にサーボモーター8はボルトにより本体1の内側の最上部に固定して取り付けられ、サーボモーター8の出力軸がカップリングを介してトルク研磨ロッド9に接続され、トルク研磨ロッド9の末端が軸受ベースを介して本体1の内側の底部に移動可能に接続され、雄ネジ10はトルク研磨ロッド9の円弧状側面に形成されており、ボールナット11はトルク研磨ロッド9の雄ネジ10部分に螺合され、2つのロケートリング12はそれぞれトルク研磨ロッド9の雄ネジ10部分の両端に挿通され、ロケートリング12はボールナット11を制限し、駆動モーター13はボールナット11の左側面に固定して取り付けられ、駆動モーター13として、回転数10−15r/minの低速駆動モーターが使用される。駆動モーター13の出力軸がカップリングを介してトルク回転軸14に接続され、アダプタプレート15は本体1の内側の最上部と底部の間に固定して取り付けられ、シュート16はアダプタプレート15の側面に開けられ、スライダーブロック18はシュート16の内側に移動可能に接続され、補強軸受17はスライダーブロック18の内側に固定して取り付けられ、弾性ゴムスリーブ23は内筒体3の右端面の貫通孔の内側に固定して取り付けられ、シールリング24は弾性ゴムスリーブ23の内側に固定して取り付けられ、トルク回転軸14の駆動モーター13から離れた一端が補強軸受17とシールリング24の内側を貫通して内筒体3の内側まで延伸している。補強軸受17は内筒体3の真右側に位置し、トルク回転軸14とシールリング24は中間ばめの嵌合関係を有し、弾性ゴムスリーブ23の初期状態が圧縮状態である。弾性撹拌片19はトルク回転軸14の内筒体3の内側に位置する部分に均等に取り付けられ、2つの内部押圧機構20はいずれも内筒体3の内側に横方向に取り付けられ、隙間遮断機構21は横方向に内筒体3の内側に取り付けられ、コントロールパネル22は本体1の左側に設置される。コントロールパネル22は、駆動モーター13、トルクモーター6およびサーボモーター8に電気的に接続され、コントロールパネル22は、駆動モーター13、トルクモーター6およびサーボモーター8の起動・停止および作動状態を制御することができ、サーボモーター8として、回転数10−15r/minの低速正逆回転モーターが使用される。
【0019】
弾性撹拌片19のトルク回転軸14から離れた側辺に保護シート191が粘着されている。弾性撹拌片19は、材質として弾性プラスチックを使い、断面形状が円弧状であり、弾性撹拌片19と内筒体3の内側壁との間に隙間を有し、弾性撹拌片19はトルク回転軸14から内筒体3の内側壁の側辺にかけて厚みが薄くなり、保護シート191は弾性撹拌片19の内筒体3に近い側辺全体を粘着して包み、軟質ゴム材料を用いるものである。
【0020】
2つの内部押圧機構20は、2つのアーチ状エッジエアバッグ201、2本の導気管202および2つの開閉バルブ203を含み、2つのアーチ状エッジエアバッグ201がそれぞれ内筒体3の内側壁に粘着され、2本の導気管202がそれぞれ2つのアーチ状エッジエアバッグ201の導気口に設置され、2本の導気管202がそれぞれに内筒体3の対応内側壁を貫通して本体1のキャビティまで伸びており、2つの開閉バルブ203がそれぞれ2本の導気管202に取り付けられる。2つのアーチ状エッジエアバッグ201は、材質として軟質耐摩耗性ゴムを使い、アーチ状エッジエアバッグ201の側壁の厚みが6−8ミリメートルであり、アーチ状エッジエアバッグ201の内筒体3と接触する側辺と内筒体3は粘着により接続されている。
【0021】
隙間遮断機構21は、横方向中空バー211、空気注入管212、排気弁213、接続ベース214、遮断板215、取付スロット216および遮断エアバッグ217を含み、内筒体3の内側壁に横方向バースロットが開けられ、横方向中空バー211が横方向バースロットを介して横方向に内筒体3の内側壁に取り付けられ、空気注入管212が横方向中空バー211の導気口に取り付けられ、空気注入管212が内筒体3の対応内側壁を貫通しかつ排気弁213に接続され、接続ベース214が横方向中空バー211の通気孔に固定して取り付けられ、接続ベース214の底部における導気孔が対応した通気孔に連通し、遮断板215が接続ベース214に固定して接続され、且つ遮断板215の接続ベース214に接続された側面が吸気口を通して接続ベース214の通気孔と互いに連通しており、取付スロット216が遮断板215の左右側面に対称的に開けられ、遮断エアバッグ217が取付スロット216の内側辺に粘着され、遮断エアバッグ217の導気分岐管が遮断板215の吸気口に固定して接続され、遮断エアバッグ217の外側辺が取付スロット216の内側から伸びて、対応した弾性撹拌片19の側辺と接触する。遮断板215は、断面形状がアーチ状で、弾性プラスチック材質で製造され、遮断板215の内筒体3の内側壁に近い一側から内筒体3の内側の一側にかけて厚みが次第に薄くなる。遮断エアバッグ217は、軟質ゴム材料で製造され、遮断板215は接続ベース214を介して等距離で横方向中空バー211において横方向に配置されており、遮断板215と弾性撹拌片19が交互に配置されており、遮断板215とそれと隣接する弾性撹拌片19との間に隙間を有する。
【0022】
微生物菌株の製造方法であって、:
(1)、基質と製造すべき微生物菌株を仕込み口4から内筒体3のキャビティに投入して、基質の投入量に応じて内筒体3のキャビティにおける基質と微生物菌株の混合スペースを調整し、本体1の開閉ドアを開いて、開閉バルブ203を開き、2本の導気管202を給気装置に外付けしてアーチ状エッジエアバッグ201のキャビティに気体を注入し、アーチ状エッジエアバッグ201が高圧気体を受けて内へ押圧するような変形を生じ、このように内筒体3のキャビティのスペースを減少させ、適切な気圧に調整すると、開閉バルブ203を閉じて、導気管202と給気装置の接続をオフにするステップ(1)と、
(2)、投入された基質の顆粒のサイズに応じて、遮断板215とそれと隣接する弾性撹拌片19との間の隙間を調整し、排気弁213を開き、空気注入管212を給気装置に外付けして、給気装置で空気注入管212を介して横方向中空バー211のキャビティに気体を注入し、高圧気体を横方向中空バー211の通気孔、遮断板215の吸気口および遮断エアバッグ217の導気分岐管を介して遮断エアバッグ217のキャビティに導入し、遮断エアバッグ217を高圧気体の作用下で拡張させて、遮断板215とそれと隣接する弾性撹拌片19との間の隙間のサイズを減少させ、適切な隙間に調整すると、排気弁213を閉じて、空気注入管212と外部との接続をオフにするステップ(2)と、
(3)、コントロールパネル22を利用してサーボモーター8、駆動モーター13およびトルクモーター6を起動させ、サーボモーター8の出力軸がカップリングを介してトルク研磨ロッド9を回転駆動し、トルク研磨ロッド9における雄ネジ10がボールナット11を連動して運動させ、それによってボールナット11が駆動モーター13を連動して運動させ、サーボモーター8の出力軸が正逆回転を切り替えて駆動モーター13を往復して上下動させ、駆動モーター13の出力軸がカップリングを介してトルク回転軸14を回転駆動し、駆動モーター13が上下動すると同時に、トルク回転軸14が補強軸受17を介してスライダーブロック18を連動してシュート16内に上下動させ、トルク回転軸14の運動の安定性を確保し、それと同時に、トルク回転軸14が内筒体3内における弾性撹拌片19を回転駆動し、弾性撹拌片19が回転すると同時に、内筒体3内における基質と微生物菌株を混合して、弾性撹拌片19はトルク回転軸14から離れた一側でアーチ状エッジエアバッグ201の側辺に接触して押圧して、基質の内筒体3内での回転スペースを減少させ、トルクモーター6の出力軸が噛合歯車7によって大歯車5を介して内筒体3を回転駆動して、内筒体3内における基質が自体重力の作用下で反転するようにし、トルク回転軸14の回転方向と内筒体3の回転方向を逆にすることにより、内筒体3の内側に位置する隙間遮断機構21と弾性撹拌片19を互いにずらして、基質を互いに押し付けて破砕し、基質を微生物菌株とよく混合して培養するステップ3とを含む。
【符号の説明】
【0023】
図中では、1本体、2軸受ホルダー、3内筒体、4仕込み口、5大歯車、6トルクモーター、7噛合歯車、8サーボモーター、9トルク研磨ロッド、10雄ネジ、11ボールナット、12ロケートリング、13駆動モーター、14トルク回転軸、15アダプタプレート、16シュート、17補強軸受、18スライダーブロック、19弾性撹拌片、191保護シート、20内部押圧機構、201アーチ状エッジエアバッグ、202導気管、203開閉バルブ、21隙間遮断機構、211横方向中空バー、212空気注入管、213排気弁、214接続ベース、215遮断板、216取付スロット、217遮断エアバッグ、22コントロールパネル、23弾性ゴムスリーブ、24シールリング。