(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記サーバ装置は、前記紐付要求を受信した場合、当該紐付要求に含まれるユーザ識別情報に対して、手付金の決済処理を実行し、当該決済処理が完了したときに、当該紐付要求に含まれるユーザ識別情報とゲーム機識別情報とを紐付ける、
請求項1又は2に記載のゲームシステム。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付図面を参照しながら本発明の複数の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素及びステップに対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0016】
<全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係るゲームシステム1の全体構成の一例を示すブロック図である。
【0017】
図1に示すように、本実施形態に係るゲームシステム1は、一又は複数のゲーム機10と、一又は複数の携帯端末装置12と、サーバ装置14と、を備える。
【0018】
ゲーム機10は、ユーザにゲームを提供する装置である。
【0019】
携帯端末装置12は、ゲームをプレイするユーザが携帯している端末装置である。
【0020】
サーバ装置14は、ゲーム機10及び携帯端末装置12と、インターネットやイントラネット等の通信ネットワークNTを介して通信可能な装置である。このサーバ装置14は、ゲーム機10からの決済要求に応答して、ゲーム機10でユーザがプレイしたゲームのゲーム料金の決済を行う。
【0021】
<ハードウェア構成>
図2は、
図1に示すゲーム機10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0022】
図2に示すように、ゲーム機10は、CPU(Central Processing Unit)20と、メモリ22と、記憶装置24と、操作装置26と、表示装置28と、通信装置29と、を備える。
【0023】
CPU20は、メモリ22と、記憶装置24と、操作装置26と、表示装置28と、通信装置29に接続されており、これらを各種制御する。また、CPU20は、記憶装置24に格納されたゲームプログラム等の所定のプログラムを実行することにより各種の機能手段として機能する。
【0024】
メモリ22は、プログラムや各種情報を一時的に記憶する。
【0025】
記憶装置24は、ハードディスク等で構成される。この記憶装置24は、CPU20における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報、及び処理結果の情報を記憶する。
【0026】
操作装置26は、ユーザがゲームを操作するための装置である。
【0027】
表示装置28は、ゲーム画面や、ゲーム機10のゲーム機識別情報を含んだ二次元コードを表示するための装置である。
【0028】
通信装置29は、外部の装置と通信するための通信インターフェース等で構成される。
【0029】
図3は、
図1に示す携帯端末装置12のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0030】
図3に示すように、携帯端末装置12は、主制御部30と、タッチパネル32と、カメラ34と、移動体通信部36と、無線LAN通信部38と、記憶部40と、スピーカ42と、を備える。
【0031】
主制御部30には、タッチパネル32と、カメラ34と、移動体通信部36と、無線LAN通信部38と、記憶部40と、スピーカ42と、に接続されている。そして、主制御部30は、これら接続先を制御する機能を有する。
【0032】
タッチパネル32は、表示機能及び入力機能の両方の機能を有し、表示機能を担うディスプレイ32Aと、入力機能を担うタッチセンサ32Bとで構成される。
【0033】
カメラ34は、静止画又は/及び動画を撮影し、記憶部40に保存する機能を有する。
【0034】
移動体通信部36は、アンテナ36Aを介して、移動体通信網と接続し、当該移動体通信網に接続されている他の通信装置と通信する機能を有する。
【0035】
無線LAN通信部38は、アンテナ38Aを介して、通信ネットワークNTと接続し、当該通信ネットワークNTに接続されているサーバ装置14等の他の装置と通信する機能を有する。
【0036】
記憶部40には、各種プログラムが記憶されている。
【0037】
スピーカ42は、音を出力する機能を有する。
【0038】
図4は、
図1に示すサーバ装置14のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0039】
図4に示すように、サーバ装置14は、制御装置50と、通信装置52と、記憶装置54と、を備える。制御装置50は、CPU56及びメモリ58を主に備えて構成される。
【0040】
制御装置50では、CPU56が記憶装置54或いはメモリ58に格納されている所定のプログラムを実行することにより、各種の機能手段として機能する。この機能手段の詳細については後述する。
【0041】
通信装置52は、外部の装置と通信するための通信インターフェース等で構成される。
【0042】
記憶装置54は、ハードディスク等で構成される。記憶装置54は、制御装置50における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報、及び処理結果の情報を記憶する。
【0043】
なお、サーバ装置14は、専用又は汎用のサーバ・コンピュータなどの情報処理装置を用いて実現することができる。また、サーバ装置14は、単一の情報処理装置より構成されるものであっても、通信ネットワークNT上に分散した複数の情報処理装置より構成されるものであってもよい。また、
図4は、サーバ装置14が有する主要なハードウェア構成の一部を示しているに過ぎず、サーバ装置14は、サーバが一般的に備える他の構成を備えることができる。
【0044】
<機能構成>
図5は、
図1に示すサーバ装置14の機能構成の一例を示すブロック図である。
【0045】
図5に示すように、サーバ装置14は、機能構成として、記憶手段60と、受付手段62と、紐付手段64と、通知手段66と、決済手段68と、を備える。記憶手段60は、記憶装置54又は/及びメモリ58で実現される。その他の機能構成は、制御装置50がプログラムを実行することにより実現される。
【0046】
記憶手段60は、例えば、ID管理テーブル60Aと、口座管理テーブル60Bと、を記憶する機能を有する。ID管理テーブル60Aは、ゲーム機10の識別情報であるゲーム機識別情報(ゲーム機ID)毎に、当該ゲーム機識別情報と、携帯端末装置12のユーザの識別情報であるユーザ識別情報(ユーザID)を紐付けて記憶するテーブルである。ユーザIDとしては、ユーザそのもののIDだけでなく、携帯端末装置12のIDや、ユーザの残高情報が記憶された口座の口座IDであってもよい。口座管理テーブル60Bは、ユーザID毎に、当該ユーザIDと口座IDと残高情報とを紐づけて記憶するテーブルである。なお、残高情報は、ユーザが口座に入金した金銭の情報であり、例えば「600円」や「3000円」等の情報である。また、口座管理テーブル60Bは、サーバ装置14とは異なる他のサーバ装置に記憶されていてもよい。
【0047】
受付手段62は、通信ネットワークNTを介して、携帯端末装置12からの紐付要求やゲーム機10からの決済要求等の各種要求を受け付ける機能を有する。
【0048】
紐付手段64は、携帯端末装置12から紐付要求を受信した場合に、当該紐付要求に含まれるユーザIDとゲーム機IDとを紐付けてID管理テーブル60Aに記憶する機能を有する。
【0049】
通知手段66は、通信ネットワークNTを介して、紐付け完了の旨を通知(送信)したり、決済完了の旨を通知したりする等の各種の通知機能を有する。
【0050】
決済手段68は、携帯端末装置12から確認済情報を受信した場合、ID管理テーブル60Aを参照して、決済要求に含まれるゲーム機IDに紐付けられているユーザIDを取得し、口座管理テーブル60Bを参照し、取得したユーザID対して、決済要求に含まれる料金情報が示すゲーム料金の決済処理を実行する。決済処理の具体例としては、口座管理テーブル60Bにおいて、ユーザIDに対応する口座IDの残高情報からゲーム料金を減算する。なお、この決済処理は、サーバ装置14とは異なる他のサーバ装置が行ってもよい。この場合、決済手段68は、ID管理テーブル60Aを参照して、決済要求に含まれるゲーム機IDに紐付けられているユーザIDを取得し、口座管理テーブル60Bを参照して、当該ユーザIDに対応する口座IDを取得する。そして、決済手段68は、口座IDを含む決済要求を他のサーバ装置に送信する。これに応じて、他のサーバ装置は、決済要求に含まれている口座IDの残高情報からゲーム料金を減算する。
【0051】
<処理の流れ>
まず、本実施形態に係るゲームシステム1の処理の流れの概要を以下に説明する。
【0052】
携帯端末装置12は、ゲーム機10のゲーム機IDを取得し、ユーザIDとゲーム機IDとを含む紐付要求をサーバ装置14に送信する。そして、サーバ装置14は、携帯端末装置12から紐付要求を受信した場合、当該紐付要求に含まれるユーザIDとゲーム機IDとを紐付けて記憶し、当該ゲーム機IDに対応するゲーム機10に紐付け完了の旨を送信する。そして、ゲーム機10は、サーバ装置14から、紐付け完了の旨を受信した場合、ゲームを実行し、当該ゲームの終了が確定した際に当該ゲームのゲーム料金を決定し、決定したゲーム料金の料金情報とゲーム機IDとを含む決済要求をサーバ装置14に送信する。そして、サーバ装置14は、ゲーム機10から決済要求を受信した場合、決済要求に含まれるゲーム機IDに紐付けられているユーザIDが示す携帯端末装置12に、ゲーム料金を決済することの確認要求を送信する。そして、携帯端末装置12は、サーバ装置14から確認要求を受信した場合、ゲーム料金を決済することを確認する確認画像を表示し、携帯端末装置12のユーザによる確認操作が行われると、確認済であることを示す確認済情報をサーバ装置14に送信する。サーバ装置14は、携帯端末装置12から確認済情報を受信した場合、決済要求に含まれるゲーム機IDに紐付けられているユーザIDに対して、決済要求に含まれる料金情報が示すゲーム料金の決済処理を実行する。
【0053】
次に、本実施形態に係るゲームシステム1の処理の流れの具体例を説明する。
【0054】
図6は、ゲームシステム1においてゲームの実行及びプレイ料金の決済に関する処理の流れの具体例を示す図である。なお、以下のステップの順番は、適宜、変更することができる。
【0055】
(ステップSP10)
ゲーム機10は、ユーザから操作(画面のタッチ操作やボタンの押下操作等)を受け付ける。そして、処理は、ステップSP12の処理に移行する。
【0056】
(ステップSP12)
ゲーム機10は、ゲーム機IDを含む二次元コードを表示する。なお、ゲーム機10は、二次元コードの代わりに、一次元コード等の他の種類のコードを表示してもよい。そして、処理は、ステップSP14の処理に移行する。
【0057】
(ステップSP14)
ゲーム機10を操作したユーザの携帯端末装置12は、当該ユーザの操作に応じて、ゲーム機10に表示されている二次元コードを撮影する。そして、処理は、ステップSP16の処理に移行する。
【0058】
(ステップSP16)
携帯端末装置12は、撮影した二次元コードからゲーム機IDを取得する。そして、処理は、ステップSP18の処理に移行する。
【0059】
(ステップSP18)
携帯端末装置12は、当該携帯端末装置12のユーザIDと取得したゲーム機IDとを含む紐付要求をサーバ装置14に送信する。そして、処理は、ステップSP20の処理に移行する。
【0060】
(ステップSP20)
サーバ装置14の受付手段62は、携帯端末装置12から紐付要求を受信する。これに応答して、サーバ装置14の紐付手段64は、受信した紐付要求に含まれるユーザIDとゲーム機IDとを紐付けてID管理テーブル60Aに記憶する。そして、処理は、ステップSP22の処理に移行する。
【0061】
(ステップSP22)
サーバ装置14の通知手段66は、紐付要求に含まれているゲーム機IDに対応するゲーム機10に、紐付け完了の旨を送信、すなわち紐付けの完了通知を送信する。そして、処理は、ステップSP24の処理に移行する。
【0062】
(ステップSP24)
ゲーム機10は、サーバ装置14から完了通知を受信する。これに応答して、ゲーム機10は、ゲームを実行し、携帯端末装置12のユーザに提供する。そして、処理は、ステップSP26の処理に移行する。
【0063】
(ステップSP26)
ゲーム機10は、ユーザが操作するキャラクタが死亡した、クイズの回答が不正解だった、ゲームスコアが閾値より低かった等の理由により、ゲームが途中で終了したか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には処理はステップSP28の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には処理はステップSP30の処理に移行する。
【0064】
(ステップSP28)
ゲーム機10は、ゲームを継続させるか否か、言い換えれば、コンティニューするか否かのユーザによる操作を受け付けるための画面を表示する。続いて、ゲーム機10は、ユーザによるコンティニューの操作を受け付けたか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には処理はステップSP24の処理に戻り、当該判定が否定判定された場合には処理はステップSP32の処理に移行する。
【0065】
(ステップSP30)
ゲーム機10は、ゲームがクリアされたか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には処理はステップSP32の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には処理はステップSP24の処理に戻る。
【0066】
(ステップSP32)
ゲーム機10は、ゲームの終了を確定する。そして、処理は、ステップSP34の処理に移行する。
【0067】
(ステップSP34)
ゲーム機10は、コンティニューの回数、ユーザによるゲームのプレイ時間、又は、ゲーム結果等に応じてゲーム料金を決定する。例えば、ゲーム機10は、コンティニューの回数が0回の場合にはゲーム料金を100円に決定し、コンティニューの回数が1回の場合にはゲーム料金を200円に決定し、コンティニューの回数が3回の場合にはゲーム料金を300円に決定してもよい。また、ゲーム機10は、ゲームのプレイ時間が1分以下であればゲーム料金を100円に決定し、ゲームのプレイ時間が1分超2分以下であればゲーム料金を200円に決定し、ゲームのプレイ時間が3分超であればゲーム料金を300円に決定してもよい。また、ゲーム機10は、ゲーム結果としてのゲームスコアが閾値以下であればゲーム料金を200円に決定し、ゲームスコアが閾値超であればゲーム料金を100円に決定してもよい。そして、処理は、ステップSP36の処理に移行する。
【0068】
(ステップSP36)
ゲーム機10は、決定したゲーム料金の料金情報とゲーム機IDとを含む決済要求をサーバ装置14に送信する。そして、処理は、ステップSP38の処理に移行する。
【0069】
(ステップSP38)
サーバ装置14の受付手段62は、ゲーム機10から決済要求を受信する。これに応答して、サーバ装置14の決済手段68は、ID管理テーブル60Aを参照して、受信した決済要求に含まれているゲーム機IDに紐づけられているユーザIDを取得する。そして、処理は、ステップSP40の処理に移行する。
【0070】
(ステップSP40)
決済手段68は、取得したユーザIDが示す携帯端末装置12に、ゲーム料金を決済することの確認要求を送信する。なお、この確認要求には、料金情報やゲーム機10のゲーム機情報(ゲーム機IDやゲーム機10の名前、ゲーム機10が設置されている位置等)が含まれてもよい。そして、処理は、ステップSP42の処理に移行する。
【0071】
(ステップSP42)
携帯端末装置12は、サーバ装置14から確認要求を受信する。これに応答して、携帯端末装置12は、受信した確認要求に含まれている料金情報やゲーム機情報等を示す確認画面を表示する。この確認画面には、例えば確認ボタンが設けられている。そして、処理は、ステップSP44の処理に移行する。
【0072】
(ステップSP44)
携帯端末装置12は、確認操作が行われたか否か、すなわち、確認画面において確認ボタンが押下されたか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には処理はステップSP46の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には処理はステップSP42の処理に戻る。
【0073】
(ステップSP46)
携帯端末装置12は、確認済であることを示す確認済情報をサーバ装置14に送信する。そして、処理は、ステップSP48の処理に移行する。
【0074】
(ステップSP48)
サーバ装置14は、携帯端末装置12から確認済情報を受信する。これに応答して、サーバ装置14の決済手段68は、ステップSP38で受信した決済要求に含まれるゲーム機IDに紐付けられているユーザIDに対して、当該決済要求に含まれる料金情報が示すゲーム料金の決済処理を実行する。具体的には、決済手段68は、口座管理テーブル60Bにおいて、決済要求に含まれるゲーム機IDに紐付けられているユーザIDに対応する残高情報から料金情報が示すゲーム料金を減算する。そして、処理は、ステップSP50の処理に移行する。
【0075】
(ステップSP50)
通知手段66は、決済が完了した旨、すなわち、決済の完了通知を携帯端末装置12に送信する。これに応答して、携帯端末装置12は、決済が完了した旨を表示する。そして、
図6に示す一連の処理が終了する。なお、サーバ装置14は、携帯端末装置12から解除要求を受信した場合は、ID管理テーブル60Aにおいて、決済要求に含まれるゲーム機IDとユーザIDとの紐付けを解除する。具体的には、決済手段68は、ID管理テーブル60Aにおいて、決済要求に含まれるゲーム機IDに紐付けられているユーザIDを削除する。
【0076】
以上、本実施形態に係るゲームシステム1では、ゲームの終了が確定した後にゲーム料金の決済を行うので、例えばゲームが一旦終了してコンティニューされる毎に決済が行われる場合に比べて、サーバ装置14の負荷を軽減することができる。また、本実施形態に係るゲームシステム1では、一旦、ゲーム機IDとユーザIDとを紐付けると、ユーザが再度ゲームをプレイする際は、ユーザより上記解除要求がされるまで、ステップSP10〜ステップSP22の処理を省略することができ、サーバ装置14の負担をさらに軽減することができる。
【0077】
また、上記実施形態では、携帯端末装置12が、ユーザの操作に応じて、ゲーム機10に表されているゲーム機IDを含む二次元コードを撮影することで、当該ゲーム機IDを取得するので、ユーザが効率よくゲーム機IDを取得することができる。
【0078】
また、上記実施形態では、ゲーム機10は、ゲームが途中で終了した場合に、ゲームを継続させないことを示す操作を受け付けたとき、ゲームの終了を確定し、ゲーム料金を決定するので、ゲーム機10の負担及びサーバ装置14の負担を軽減することができる。
【0079】
<変形例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、上記実施形態に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。また、上記実施形態及び後述する変形例が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
【0080】
例えば、上記実施形態では、
図6に示すステップSP12において、ゲーム機10が二次元コードを表示する場合を説明したが、当該二次元コードがゲーム機10に貼り付けられることにより表されていてもよい。この場合、
図6に示すステップSP10、12は省略可能である。
【0081】
また、上記実施形態では、サーバ装置14の決済手段68が、決済要求を受信した場合にゲーム料金を決済する場合を説明したが、例えば携帯端末装置12から紐付要求を受信した場合、当該紐付要求に含まれるユーザIDに対して手付金の決済処理を実行し、当該決済処理が完了したときに、当該紐付要求に含まれるユーザIDとゲーム機IDとを紐付けてもよい。具体的には、決済手段68は、口座管理テーブル60Bにおいて、紐付要求に含まれるユーザIDに対応する残高情報から手付金を減算する。なお、この手付金としては、1回プレイするための最低ゲーム料金が好ましいが、より安く、例えば当該ゲーム料金の半額以下や、更に1/3以下としてもよい。また、決済手段68は、現在の時間に応じて手付金を変更してもよい。例えば、決済手段68は、現在の時間が13時であれば手付金を10円に変更し、現在の時間が20時であれば手付金を20円に変更してもよい。また、手付金は、ユーザIDに応じて変更してもよい。また、手付金は、ユーザのゲームのプレイ回数に応じて変更してもよい。