(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態は、特急等の列車の座席指定券を発券するチケットレスシステムを想定して説明するものとする。ただし、本実施形態で説明するチケットレスシステムは、座席指定券の発売に限定されるものではなく、施設の利用予約、物品の販売などの様々なチケットレスシステムに適用できるものである。
【0008】
図1は、実施形態に係るチケットレスシステムの構成例を示す図である。
図1に示すチケットレスシステムは、サーバSと携帯端末Dとを有する。
サーバSは、インターネットなどのネットワークを介して携帯端末Dとの通信する機能を有する。サーバSは、事業者内のネットワーク又は駅内のネットワーク内に構築される。例えば、サーバSは、事業者の座席予約システム(特急システム)内に設けられる。サーバSは、各列車の座席情報を管理する機能、駅の券売機などで発券する座席指定券を管理する機能、および、チケットレスで座席指定券の発券及び表示を行う機能(Web機能)を有する。なお、特急システムにおいては、これらの機能ごとにサーバ装置を設けても良い。
【0009】
携帯端末Dは、利用者が所持する装置である。携帯端末Dは、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレットPC、PDA、ノートPCなどの携帯可能な情報端末装置である。携帯端末Dは、利用者が所持する電子機器であり、少なくとも予約した列車に乗車する際に所持することが前提となる装置である。携帯端末Dは、列車乗車中に任意のタイミングでサーバSに接続可能な通信部とサーバSがWebで提供する表示画面を表示する表示部とを有する。
【0010】
次に、サーバSの構成について説明する。
図2は、実施形態に係わるサーバSの構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバSは、制御部11、第1通信部12、第2通信部13、メモリ部14、データ記憶部15などを有する。
制御部11は、サーバS全体を制御する。制御部11は、サーバS内の各部とバスを介して接続される。制御部11は、たとえば、プロセッサ、各種のメモリ、および、各種のインターフェースなどにより構成される。制御部11は、CPUなどのプロセッサがメモリに記憶したプログラムを実行することにより、様々な処理機能を実現する。
【0011】
第1通信部12は、インターネットに接続するための通信インターフェースである。第1通信部12は、インターネットを介して携帯端末Dと通信する。第2通信部13は、座席予約システム内における各機器と通信するための通信インターフェースである。例えば、第2通信部13は、各駅に設置されている発券機などの駅務機器と通信する。
【0012】
メモリ部14は、ROM、RAM、書換え可能な不揮発性メモリなどの記憶装置を含む。メモリ部14は、例えば、制御部11が実行するプログラムを記憶する。また、メモリ部14は、Web上でチケットとして表示させるためのデータを記憶する。
【0013】
データ記憶部15は、大容量の書換え可能な不揮発性の記憶装置である。データ記憶部15は、HDD(ハードディスクドライバ)、SSD(ソリッドステートドライブ)などにより構成する。データ記憶部15は、各特急列車の座席情報などを記憶するデータベースを有する。なお、各特急列車の座席情報などを記憶するデータベースは、別個のサーバにより管理するようにしても良い。また、データ記憶部15は、通信可能な外部装置に設けられた記憶装置で実現しても良い。
【0014】
次に、携帯端末Dの構成について説明する。
図3は、実施形態に係わる携帯端末Dの制御系の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、携帯端末Dは、制御部21、通信部22、メモリ部23、データ記憶部24、表示部25、操作部26などを有する。なお、携帯端末Mは、サーバSに接続する機能と表示する機能とを有し、利用者が携帯して列車に乗車できるものであれば、任意の電子機器であっても良い。
【0015】
制御部21は、携帯端末D全体を制御する。制御部21は、携帯端末D内の各部とバスを介して接続される。制御部21は、たとえば、プロセッサ、各種のメモリ、および、各種のインターフェースなどにより構成される。制御部21は、CPUなどのプロセッサがメモリに記憶したプログラムを実行することにより、様々な処理機能を実現する。例えば、制御部21は、Webブラウザのプログラムを実行する機能(Web機能)を有する。制御部21は、Web機能により、サーバSにチケットを表示させるためのデータを要求し、サーバSから供給(送信)されるデータに基づいてチケットの表示画面を表示部25に表示する。
【0016】
通信部22は、インターネットを介してサーバSと通信する通信インターフェースである。通信部22は、例えば、広域の無線通信網を介して通信する無線通信部で構成する。通信部22は、少なくとも列車内が通信圏内となる無線通信部とする。
【0017】
メモリ部23は、ROM、RAM、書換え可能な不揮発性メモリなどの記憶装置を含む。メモリ部23は、例えば、制御部21が実行するプログラムを記憶する。また、メモリ部23は、表示データあるいは各種の制御データなどを記憶しても良い。また、メモリ部23は、サーバSとのデータ通信におけるバッファメモリとして用いても良い。
【0018】
データ記憶部24は、大容量の書換え可能な不揮発性の記憶装置である。データ記憶部24は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)、又はSSD(ソリッドステートドライブ)などにより構成する。なお、データ記憶部24は、通信可能な外部装置に設けられた記憶装置で実現しても良い。
【0019】
表示部25は、種々の操作画面および案内画面などを表示する。表示部25は、例えば、カラー表示装置である。操作部26は、操作員が入力する操作指示を受け付ける。操作部26は、例えば、表示部25の表示画面上に設けられたタッチパネルである。操作部26としては、タッチパネル以外にもハードキーなどを具備しても良い。本実施形態において、表示部25及び操作部26は、タッチパネル内蔵のカラー液晶表示器で構成されるものとする。
【0020】
次に、本チケットレスシステムの運用例について概略的説明する。
本システムを利用する利用者は、まず、会員登録を行う。会員登録後、利用者は、当該チケットレスシステムが利用可能となる。会員登録済みの利用者は、携帯端末Dを用いて、ユーザIDと認証情報(例えばパスワード)とによりチケットレスシステムにログイン可能である。利用者は、ログインした携帯端末Dを用いて、チケットレスシステムが提供する各種のサービスを受けることが可能となる。
【0021】
携帯端末Dを用いてチケットレスシステムにログインした利用者は、座席指定券(チケット)の予約、購入、変更、列車の運行状況の確認、各列車における座席の予約状況の確認などを携帯端末Dで行える。例えば、利用者は、携帯端末Dを用いて座席指定券を購入することができる。チケットレスシステムで座席指定券を購入すると、サーバSは、利用者が購入した座席指定券に関する情報を記憶部15などに設けたデータベースに登録する。サーバSは、データベースに登録した座席指定券に関する情報を適宜検索することができる。
【0022】
図4は、サーバSが携帯端末Dにチケットを表示させる動作例を説明するためのシーケンス図である。
携帯端末Dに購入済みのチケットを表示させる場合、利用者は、チケットレスシステムのサーバSへのログインを指示する。例えば、携帯端末Mの制御部21は、利用者の操作に応じてWebブラウザを起動し、チケットレスシステムのサイトでログイン画面を表示部25に表示させる。利用者は、携帯端末Dの表示部25に表示したログイン画面においてユーザIDと認証情報とを操作部26入力し、ログインを指示する。ログインが指示されると、制御部21は、入力されたユーザIDと認証情報とともに、ログイン要求をサーバへ送信する(ステップS1)。
【0023】
サーバSは、携帯端末Dからのログイン要求を受けて認証処理を行う。例えば、サーバSの制御部11は、ログイン要求とともに受信したユーザIDと認証情報とにより利用者が会員であるかを認証する。制御部11は、ログイン要求に応じた認証処理の結果を携帯端末Dへ送信する(ステップS2)。
【0024】
ログイン要求に応じた認証(ログイン)が失敗した場合、制御部11は、携帯端末Dにログイン失敗を示す応答を送信する。この場合、携帯端末Dの制御部11は、ログイン失敗を表示部25に表示するとともに、ユーザIDおよび認証情報の再入力を受け付ける。携帯端末Dの制御部21は、再びログインの指示があれば、ステップS1へ戻り、ログイン要求をサーバへ送信する。
【0025】
また、ログイン要求に応じた認証(ログイン)が成功した場合、サーバSの制御部11は、携帯端末Dにログイン成功を示す応答を送信する。さらに、サーバSの制御部11は、ログインした利用者の当日分のチケットが有るかをチェックする。当該当日分のチケットがあると判断した場合、サーバSの制御部11は、ログイン中であることを示す情報とともに、当日分のチケットがあることを携帯端末Mの表示部25に表示させる。
【0026】
ログインが成功した携帯端末Dの制御部21は、利用者の操作に応じて当日分のチケットの表示要求が可能となる。当日分のチケットを表示させる場合、利用者は、当日分のチケットの表示を指示する。すると、制御部21は、サーバSに対して当日分のチケットの表示を要求する(ステップS3)。
【0027】
サーバSは、携帯端末Dからの当日分のチケットの表示要求を受信する。サーバSの制御部11は、当日分のチケットの表示要求を受信すると、表示が要求されたチケットの表示画面を携帯端末Dの表示部25に表示させる処理を行う。サーバSの制御部11は、後述するような表示パターン(特定パターン)を決定し、決定した表示パターンを含むチケットの表示画面を携帯端末Mの表示部25に表示させる。表示パターンは、列車内などで検札を行う係員が知りうる表示パターンである。表示パターンについては後述する。
【0028】
当日分のチケットの表示を要求した携帯端末Dの制御部21は、サーバSからのチケット(の表示画面)を表示させるためのデータを受信し、表示部25にチケットの表示画面を表示する(ステップS5)。携帯端末Dの制御部21が、表示部25に表示するチケットの表示画面には上述した表示パターンが含まれる。このように表示部25に表示されるチケットによって、列車内などでは、係員が検札を実施する。
【0029】
次に、サーバSが携帯端末Dの表示部25に表示させるチケットの表示画面の例について説明する。
図5は、携帯端末Dの表示部25が表示するチケットの第1の表示例である。
図5に示すチケットの表示画面は、縁取り表示エリアm1を有する。縁取り表示エリアm1は、変化する表示パターンを表示するための表示領域である。縁取り表示エリアm1には、検札を行う係員が知り得る表示パターンを表示する。たとえば、縁取り表示エリアm1の表示パターンは、曜日、時間帯、列車毎などの規定のルールで変化させる。なお、表示パターンの変化は、検札を行う係員が確実に認識できるものであれば良い。例えば、表示パターンは、検札を行う係員が認識できるものであればランダムに変化させても良い。
【0030】
また、縁取り表示エリアm1の表示パターンは、色を変化させても良い。例えば、月曜日は青色、火曜日は黄色、水曜日は水色、…などのように、表示パターンを変化させても良い。また、縁取り表示エリアm1の表示パターンは、記号、図案、模様を変化させても良い。例えば、月曜日は「aaa…」、火曜日は「bbb…」、水曜日は「ccc…」、…などのように、表示パターンを変化させても良い。
【0031】
また、縁取り表示エリアm1の表示パターンは、検札を行う係員の視認性を高めるものである。すなわち、縁取り表示エリアm1は、チケットの表示画面の全面に渡って表示される。このため、携帯端末Dの表示部の表示領域が小さいものであっても縁取り表示エリアm1の表示パターンは、高い視認性を確保できる。
【0032】
図6は、携帯端末Dの表示部25が表示するチケットの第2の表示例である。
図6に示すチケットの表示画面は、目印表示エリアm2、m3を有する。目印表示エリアm2、m3は、変化する表示パターンを表示するための表示領域である。目印表示エリアm2及びm3は、何れか一方の表示であっても良い、両方を同時に表示しても良い。また、目印表示エリアm2、m3には、検札を行う係員が知り得る表示パターンを表示する。これにより、不正利用を防止あるいは抑制する。
【0033】
目印表示エリアm2は、発着駅情報の下に設けた領域である。目印表示エリアm2は、係員が注視しやすい発着駅情報の近くに設けられるため、高い視認性を確保できる。
また、目印表示エリアm3は、矩形の表示画面の四隅に設けた領域である。目印表示エリアm3は、チケットの表示画面の四隅に設けられる領域であるため、携帯端末Dの表示部25の表示領域が小さい場合も、高い視認性を確保できる。
【0034】
目印表示エリアm2、m3の表示パターンは、上述の縁取り表示エリアと同様に、曜日、時間帯、列車毎などの規定のルールで変化させる。なお、表示パターンの変化は、検札を行う係員が確実に認識できるものであれば良く、ランダムに変化させても良い。また、目印表示エリアm2、m3の表示パターンは、上述の縁取り表示エリアと同様に、色を変化させても良いし、記号、図案、模様を変化させても良い。
【0035】
図7は、携帯端末Dの表示部25が表示するチケットの第3の表示例である。
図7に示すチケットの表示画面は、二次元コードの表示エリアm4を有する。表示エリアm4は、変化する表示パターンとしての二次元コードを表示するための表示領域である。二次元コードの表示エリアm4は、チケットの表示画面のどこに配置しても良い。表示エリアm4に表示する二次元コードは、例えば、発着駅、乗車日、発着時刻などの情報をエンコードしたコード情報である。二次元コードは、例えば、検札する係員が所持する読取り装置で読取れるものする。これにより、係員は、チケットの表示画面に表示する情報の目視によらす、チケットの情報を確認できる。また、表示エリアm4に表示する二次元コードは、上述の縁取り表示エリアや目印表示エリアと同様に、曜日、時間帯、列車毎などの規定のルールで表示色を変化させても良い。これにより、係員は、目視可能な二次元コードの表示色で正当性を確認する事もできる。
【0036】
また、チケットの表示画面は、
図5乃至7の表示例に限定されるものではない。本実施形態のチケットの表示画面は、係員が知り得る表示パターンで表示されるものであれば良い。例えば、チケット表示画面の他の表示例としては、文字色、背景色、又は、文字色と背景の両方を変化させる表示パターンであっても良い。この場合も、表示パターンは、検札を行う係員が認識できるものであれば、曜日、時間帯、列車毎などの規定のルールで表示パターンを変化させたり、ランダムに変化させたりして良い。また、文字色又は背景色の表示パターンは視認性を高めるものとする。
【0037】
次に、サーバSがチケットの表示画面を表示させる動作について説明する。
図8は、サーバSが携帯端末Dの表示部にチケットの表示画面を表示させるための動作例を説明するためのフローチャートである。
サーバSは、携帯端末Dによる利用者からログイン要求を受け付けている。サーバSの制御部11は、ログイン要求を受け取ることに利用者の認証処理を行う(ステップS20)。利用者の認証(ログイン)が成功した場合(ステップS21、YES)、制御部11は、ログインが成功した利用者が購入済みのチケット情報を検索する(ステップS22)。サーバSの制御部11は、利用者の購入済みのチケット情報のうち当日分のチケットが存在するか否かを判断する(ステップS23)。
【0038】
当日分のチケットが無いと判断した場合(ステップS23、NO)、制御部11は、当日分のチケットが無いことを携帯端末Dへ通知する(ステップS24)。当日分のチケット無しの通知は行わなくても良い。また、当日分以外に購入済み或いは予約済みのチケットがある場合、制御部11は、ログインした携帯端末Dにそれらのチケットを報知するようにしても良い。
【0039】
また、当日分のチケットが有ると判断した場合(ステップS23、YES)、制御部11は、ログインした携帯端末Dへ当日分のチケットがあることを報知する(ステップS25)。例えば、制御部11は、ログインした携帯端末Dの表示部25に表示させるメニュー画面の一部に当日分のチケットが有ることを表示させるようにして良い。
【0040】
当日分のチケットが有ることを報知した後、制御部11は、ログインした携帯端末Dからの当日分のチケットの表示要求を受け付ける(ステップS26)。当日分のチケットの表示要求を受け付けた場合(ステップS26、YES)、制御部11は、表示が要求されたチケットの表示画面を携帯端末Dに表示させるためのデータを構成する。すなわち、制御部11は、表示が要求されたチケットの表示画面における表示パターンを決定する(ステップS27)。
【0041】
例えば、
図5に示すチケットの表示画面とする場合、制御部11は、縁取り表示エリアm1の表示パターンを規定のルールに従って決定する。また、
図6に示すチケットの表示画面とする場合、制御部11は、目印表示エリアm2、m3の表示パターンを規定のルールに従って決定する。また、
図7に示すチケットの表示画面とする場合、制御部11は、表示エリアm4に表示する二次元コードを生成し、二次元コードの表示色を規定のルールに従って決定する。また、文字色又は背景色を変化させる場合、制御部11は、規定のルールに従って文字色又は背景色を規定のルールに従って決定する。
【0042】
チケットの表示画面における表示パターンを決定すると、制御部11は、決定した表示パターンを含むチケットの表示画面を携帯端末Dに表示させるためのデータを生成する(ステップS28)。チケットの表示画面を携帯端末Dに表示させるためのデータを生成すると、制御部11は、生成したデータを携帯端末Dへ送信する(ステップS29)。これにより、携帯端末Dは、サーバSから供給されるデータに基づいてチケットの表示画面を表示部25に表示する。
【0043】
上記のような実施形態によれば、サーバは、当日分の購入済みのチケットを係員が知り得る表示パターンを含むチケットの表示画面として利用者の携帯端末に表示させる。これにより、検札する係員がチケットの正当性を確認しやすくなり、画面コピーなどによる同一画面の使い回しなどの不正利用を防止あるいは抑止できる。また、視認性のよい表示エリアの係員が知り得る表示パターンを変化させることにより、チケットの表示画面の視認性を高めることができる。
【0044】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載した内容を付記する。
[1]
携帯端末からのログイン要求に応じて利用者の認証処理を行う認証部と、
前記認証部による認証が成功した利用者が購入済みの当日分のチケットの有無を判断する判断部と、
前記判断部により当日分のチケット有りと判断した場合、当日分のチケットがあることを前記携帯端末に報知する報知部と、
前記携帯端末から当日分のチケットの表示が要求された場合、当該チケットの表示画面に表示する表示パターンを決定する決定部と、
前記決定部により決定した表示パターンを含むチケットの表示画面を前記携帯端末に表示させるためのデータを送信する送信部と、
を有するサーバ。
[2]
前記決定部は、前記チケットの表示画面における縁取り表示領域に表示させる表示パターンを決定する、
[1]に記載のサーバ。
[3]
前記決定部は、前記チケットの表示画面における目印表示領域に表示させる表示パターンを決定する、
[1]に記載のサーバ。
[4]
前記目印表示領域は、発着駅情報の表示領域の下部に設けた矩形領域である、
[3]に記載のサーバ。
[5]
前記目印表示領域は、前記チケットの表示画面としての矩形領域の四隅の領域である、
[3]に記載のサーバ。
[6]
前記決定部は、前記チケットに関連する情報をエンコードした二次元コードを表示パターンとして決定する、
[1]に記載のサーバ。
[7]
前記決定部は、さらに、前記二次元コードの表示色を決定する、
[6]に記載のサーバ。
[8]
前記決定部は、表示パターンとして、前記チケットの表示画面における文字又は背景を表示する色を決定する、
[1]に記載のサーバ。