(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6813735
(24)【登録日】2020年12月22日
(45)【発行日】2021年1月13日
(54)【発明の名称】自動洗浄できる建築模型展示台
(51)【国際特許分類】
A47F 3/00 20060101AFI20201228BHJP
B08B 1/04 20060101ALI20201228BHJP
B08B 3/02 20060101ALI20201228BHJP
【FI】
A47F3/00 F
B08B1/04
B08B3/02 F
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-193763(P2019-193763)
(22)【出願日】2019年10月24日
【審査請求日】2019年11月26日
(31)【優先権主張番号】201910964423.8
(32)【優先日】2019年10月11日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519263408
【氏名又は名称】東莞市億玩労保用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】叶夢杰
【審査官】
一ノ瀬 薫
(56)【参考文献】
【文献】
登録実用新案第3210951(JP,U)
【文献】
特開2002−32015(JP,A)
【文献】
中国特許出願公開第105478397(CN,A)
【文献】
米国特許第9821346(US,B1)
【文献】
米国特許出願公開第2013/0104933(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47F 3/00
A47L 11/38
B08B 1/04
B08B 3/02
G09B 9/00
G09B 25/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースを含み、前記ベースの上端面の中心には展示台が回転できるように設置され、前記展示台の上端面には展示装置が設置され、前記展示装置は前記展示台の上端面に固定的に設置されたガラスカバーを含み、前記展示台の上端面には上方に開口した水槽が形成され、前記水槽の内部の上方には浮き板が設置され、前記浮き板と前記水槽の側壁との間には固定ブロックが固定的に連結され、建築模型の水路の情況により前記浮き板が切断され、且つ切断された前記浮き板が前記固定ブロックにより連結され、前記展示台の外円周面には外部除塵装置が設置され、前記外部除塵装置は前記展示台の外円周面に形成された旋転溝を含み、前記旋転溝の前記水槽の下方に位置した開口は円心から離れており、前記旋転溝の中には環状回転盤が回転できるように設置され、前記環状回転盤において円心に近接した一端には第二歯車溝が形成され、前記環状回転盤において円心から離れた一端が外部空間に延在し、且つ前記環状回転盤において円心から離れた一端には回転アームが固定的に設置され、前記回転アームには除塵ブラシが固定的に設置され、前記除塵ブラシが前記ガラスカバーの外円周面に密接しており、前記水槽の中には内部洗浄装置が設置され、前記内部洗浄装置は前記水槽の下壁右側に固定的に設置された排水箱を含み、前記排水箱の内部の右側には排水空間が固定的に設置され、前記排水空間の右壁の中には羽根車軸が回転できるように設置され、前記羽根車軸の右端には羽根車が固定的に設置され、前記排水空間の上壁には上方に開口した水入り口が連通するように設置され、前記排水空間の右壁には排水口が連通するように設置されており、
前記内部洗浄装置は前記排水箱の中に設置された上伝動通路を含み、前記上伝動通路が前記排水空間の左側に位置し、且つ下方に開口し、前記羽根車軸の左端が前記上伝動通路の中に延在し、且つ前記羽根車軸の左端には第三プーリが固定的に設置され、前記動力軸の外円周面には第一はすば歯車が固定的に設置され、且つ前記第一はすば歯車が前記第二歯車の上側に位置し、前記動力空間の左壁の中には第二歯車軸が回転できるように設置され、前記第二歯車軸の右端には第二はすば歯車が固定的に設置され、且つ前記第二はすば歯車が前記第一はすば歯車に噛み合い、前記動力空間の左壁の中には下伝動通路が設置され、前記下伝動通路の上端が前記上伝動通路に連通し、前記第二歯車軸の左端の前記下伝動通路の中に延在する部分には第二プーリが固定的に設置され、前記第三プーリと前記第二プーリとの間には第二伝動ベルトが巻き付くように設置されており、
前記展示装置は前記展示台の上端面に固定的に設置された弧状スライドレールを含み、且つ前記弧状スライドレールは前記ガラスカバーの内側に位置し、前記弧状スライドレールの内円周面には第一歯車溝が固定的に形成され、前記弧状スライドレールにはスライダがスライドできるように設置され、前記スライダの中にはスライドレール通路が左右に貫通するように設置され、前記スライダは前記スライドレール通路により前記弧状スライドレールにスライドできるように連結されることができ、前記スライドレール通路の下側の後壁の中には第一モーターが固定的に設置され、且つ前記第一モーターが前記弧状スライドレールの下側に位置し、前記第一モーターの前端には第一歯車軸が動力が伝達できるように連結され、前記第一歯車軸の外円周面には第一歯車が固定的に設置され、且つ前記第一歯車が前記第一歯車溝に噛み合っており、
前記弧状スライドレールの中には給水管が設置され、前記給水管の下端が前記排水口に連通し、前記スライドレール通路の前壁の上側には連結ロッド通路が連通するように設置され、前記連結ロッド通路が左右に貫通し、且つ前方に開口し、前記弧状スライドレールの前端面の中心には連結ロッドが固定的に設置され、前記連結ロッドの下端面の前側にはハンギングロッドが固定的に設置され、前記ハンギングロッドの下端にはハンギングアームが回転できるように設置され、前記ハンギングアームの下端面の後端には噴霧ノズルが固定的に設置され、前記噴霧ノズルが前記給水管に連通し、前記連結ロッドと前記ハンギングアームとの間にはばねが固定的に連結され、前記スライダがスライドする時に前記連結ロッドが前記連結ロッド通路を通り抜け、前記スライダの下端が前記ハンギングアームの後端と当接することで前記ハンギングアームの回転を押し動かし、平行光源の発光効果に影響することを避けられ、前記ハンギングアームの後端が前記スライダとの当接から離脱した時に、前記ハンギングアームと前記噴霧ノズルとが前記ばねの作用で一番後ろの位置に戻り、
前記動力軸の回転は前記第一はすば歯車を回転させ、歯車の噛合により前記第二歯車軸を回転させ、さらに前記第二プーリを回転させ、前記第二プーリがベルトの伝動により前記羽根車軸を回転させ、さらに前記羽根車を回転させ、前記水入り口を経由して前記排水空間の中に流れた水は前記排水口と前記給水管とにより前記噴霧ノズルに送られ、前記噴霧ノズルが水を噴霧化して噴出させることで建築模型を洗浄することを特徴とする自動洗浄できる建築模型展示台。
【請求項2】
前記スライダの中には伝動空間が固定的に設置され、且つ前記伝動空間が前記スライドレール通路の前側に位置し、前記第一歯車軸の前端が前記伝動空間の中に延在し、且つ前記第一歯車軸の前端には第一プーリが固定的に設置され、前記伝動空間の後壁の中には発電機が固定的に設置され、且つ前記発電機が前記スライドレール通路の下側に位置し、前記発電機の前端において前記伝動空間の中に位置するところには第二プーリが動力が伝達できるように連結され、前記第一プーリと前記第二プーリとの間には第一伝動ベルトが巻き付くように設置され、前記スライダの下端面の中には平行光源が固定的に設置され、且つ前記平行光源が前記発電機に通電できるように連結されていることを特徴とする請求項1に記載の自動洗浄できる建築模型展示台。
【請求項3】
前記外部除塵装置は前記旋転溝において円心に近接した片側に連通するように設置された動力空間を含み、前記動力空間の上壁の中には第二モーターが固定的に設置され、前記第二モーターの下端には動力軸が動力が伝達できるように連結され、前記動力軸の下端には前記第二歯車溝に噛み合っている第二歯車が固定的に連結され、前記第二歯車が回転する時に、歯車の噛合により前記環状回転盤を回転させ、そして回転アームと除塵ブラシとが回転して前記ガラスカバーの外部を洗浄することを特徴とする請求項1に記載の自動洗浄できる建築模型展示台。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は建築模型展示台技術分野に関わり、具体的には自動洗浄できる建築模型展示台である。
【背景技術】
【0002】
今では建設業は盛んになっており、様々な住宅地またはオフィスビルが地面からすっくと立っており、その故、建設業に展示台を利用して建築模型を全方向で展示する必要があり、しかし現在、多くの建築模型展示台は静的な模型と位置情報しか展示できなく、また、長い時間して展示台にある模型の内部にはホコリが付いてきて、模型が古くなって品質も悪くなることで、展示台の美観に悪い影響を与える。本願発明は上記の問題を解決できる装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107252218号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
技術問題:現在、多くの建築模型展示台は静的な模型と位置情報しか展示できなく、また、長い時間して展示台にある模型の内部にはホコリが付いてきて、模型が古くなって品質も悪くなることで、展示台の美観に悪い影響を与える。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の問題を解決するため、本願発明は自動洗浄できる建築模型展示台を設計する。本願発明の自動洗浄できる建築模型展示台は、ベースを含み、前記ベースの上端面の中心には展示台が回転できるように設置され、前記展示台の上端面には展示装置が設置され、前記展示装置は前記展示台の上端面に固定的に設置されたガラスカバーを含み、前記展示台の上端面には上方に開口した水槽が形成され、前記水槽の内部の上方には浮き板が設置され、前記浮き板と前記水槽の側壁との間には固定ブロックが固定的に連結され、建築模型の水路の情況により前記浮き板が切断され、且つ切断された前記浮き板が前記固定ブロックにより連結され、前記展示台の外円周面には外部除塵装置が設置され、前記外部除塵装置は前記展示台の外円周面に形成された旋転溝を含み、前記旋転溝の前記水槽の下方に位置した開口は円心から離れており、前記旋転溝の中には環状回転盤が回転できるように設置され、前記環状回転盤において円心に近接した一端には第二歯車溝が形成され、前記環状回転盤において円心から離れた一端が外部空間に延在し、且つ前記環状回転盤において円心から離れた一端には回転アームが固定的に設置され、前記回転アームには除塵ブラシが固定的に設置され、前記除塵ブラシが前記ガラスカバーの外円周面に密接しており、前記水槽の中には内部洗浄装置が設置され、前記内部洗浄装置は前記水槽の下壁右側に固定的に設置された排水箱を含み、前記排水箱の内部の右側には排水空間が固定的に設置され、前記排水空間の右壁の中には羽根車軸が回転できるように設置され、前記羽根車軸の右端には羽根車が固定的に設置され、前記排水空間の上壁には上方に開口した水入り口が連通するように設置され、前記排水空間の右壁には排水口が連通するように設置されている。
【0006】
好ましくは、前記展示装置は前記展示台の上端面に固定的に設置された弧状スライドレールを含み、且つ前記弧状スライドレールは前記ガラスカバーの内側に位置し、前記弧状スライドレールの内円周面には第一歯車溝が固定的に形成され、前記弧状スライドレールにはスライダがスライドできるように設置され、前記スライダの中にはスライドレール通路が左右に貫通するように設置され、前記スライダは前記スライドレール通路により前記弧状スライドレールにスライドできるように連結されることができ、前記スライドレール通路の下側の後壁の中には第一モーターが固定的に設置され、且つ前記第一モーターが前記弧状スライドレールの下側に位置し、前記第一モーターの前端には第一歯車軸が動力が伝達できるように連結され、前記第一歯車軸の外円周面には第一歯車が固定的に設置され、且つ前記第一歯車が前記第一歯車溝に噛み合っている。
【0007】
好ましくは、前記スライダの中には伝動空間が固定的に設置され、且つ前記伝動空間が前記スライドレール通路の前側に位置し、前記第一歯車軸の前端が前記伝動空間の中に延在し、且つ前記第一歯車軸の前端には第一プーリが固定的に設置され、前記伝動空間の後壁の中には発電機が固定的に設置され、且つ前記発電機が前記スライドレール通路の下側に位置し、前記発電機の前端において前記伝動空間の中に位置するところには第二プーリが動力が伝達できるように連結され、前記第一プーリと前記第二プーリとの間には第一伝動ベルトが巻き付くように設置され、前記スライダの下端面の中には平行光源が固定的に設置され、且つ前記平行光源が前記発電機に通電できるように連結されている。
【0008】
好ましくは、前記外部除塵装置は前記旋転溝において円心に近接した片側に連通するように設置された動力空間を含み、前記動力空間の上壁の中には第二モーターが固定的に設置され、前記第二モーターの下端には動力軸が動力が伝達できるように連結され、前記動力軸の下端には前記第二歯車溝に噛み合っている第二歯車が固定的に連結され、前記第二歯車が回転する時に、歯車の噛合により前記環状回転盤を回転させ、そして回転アームと除塵ブラシとが回転して前記ガラスカバーの外部を洗浄する。
【0009】
好ましくは、前記内部洗浄装置は前記排水箱の中に設置された上伝動通路を含み、前記上伝動通路が前記排水空間の左側に位置し、且つ下方に開口し、前記羽根車軸の左端が前記上伝動通路の中に延在し、且つ前記羽根車軸の左端には第三プーリが固定的に設置され、前記動力軸の外円周面には第一はすば歯車が固定的に設置され、且つ前記第一はすば歯車が前記第二歯車の上側に位置し、前記動力空間の左壁の中には第二歯車軸が回転できるように設置され、前記第二歯車軸の右端には第二はすば歯車が固定的に設置され、且つ前記第二はすば歯車が前記第一はすば歯車に噛み合い、前記動力空間の左壁の中には下伝動通路が設置され、
前記下伝動通路の上端が前記上伝動通路に連通し、前記第二歯車軸の左端の前記下伝動通路の中に延在する部分には第二プーリが固定的に設置され、前記第三プーリと前記第二プーリとの間には第二伝動ベルトが巻き付くように設置されている。
【0010】
好ましくは、前記弧状スライドレールの中には給水管が設置され、前記給水管の下端が前記排水口に連通し、前記スライドレール通路の前壁の上側には連結ロッド通路が連通するように設置され、前記連結ロッド通路が左右に貫通し、且つ前方に開口し、前記弧状スライドレールの前端面の中心には連結ロッドが固定的に設置され、前記連結ロッドの下端面の前側にはハンギングロッドが固定的に設置され、前記ハンギングロッドの下端にはハンギングアームが回転できるように設置され、前記ハンギングアームの下端面の後端には噴霧ノズルが固定的に設置され、前記噴霧ノズルが前記給水管に連通し、前記連結ロッドと前記ハンギングアームとの間にはばねが固定的に連結され、前記スライダがスライドする時に前記連結ロッドが前記連結ロッド通路を通り抜け、前記スライダの下端が前記ハンギングアームの後端と当接することで前記ハンギングアームの回転を押し動かし、平行光源の発光効果に影響することを避けられ、前記ハンギングアームの後端が前記スライダとの当接から離脱した時に、前記ハンギングアームと前記噴霧ノズルとが前記ばねの作用で一番後ろの位置に戻る。
【発明の効果】
【0011】
本願発明の有益な効果は:本願発明の自動洗浄できる建築模型展示台は建築物内の様々な場所での一日の日差しを模擬でき、建築内の状況を人に見せ、人は建築内の情報をより明確且つ直接に把握でき、展示台は手動で回されることができ、全方向で建築を観察することに便利であり、また展示台は使用されていない時に自動的に内部または外部の埃を取り除くことができ、展示台と展示台内部の建築模型とをよりきれいにし、人がよく体験できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
下記に
図1〜4をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0013】
【
図1】
図1は本願発明の自動洗浄できる建築模型展示台の全体構成概略図
【発明を実施するための形態】
【0014】
本願発明は自動洗浄できる建築模型展示台に関わり、主にビルなどの建築模型の展示に適用され、以下、本願発明の付図をあわせてさらなる説明をする。
【0015】
本願発明の自動洗浄できる建築模型展示台は、ベース11を含み、前記ベース11の上端面の中心には展示台12が回転できるように設置され、前記展示台12の上端面には展示装置101が設置され、前記展示装置101は前記展示台12の上端面に固定的に設置されたガラスカバー13を含み、前記展示台12の上端面には上方に開口した水槽14が形成され、前記水槽14の内部の上方には浮き板15が設置され、前記浮き板15と前記水槽14の側壁との間には固定ブロック16が固定的に連結され、建築模型の水路の情況により前記浮き板15が切断され、且つ切断された前記浮き板15が前記固定ブロック16により連結され、前記展示台12の外円周面には外部除塵装置102が設置され、前記外部除塵装置102は前記展示台12の外円周面に形成された旋転溝30を含み、前記旋転溝30の前記水槽14の下方に位置した開口は円心から離れており、前記旋転溝30の中には環状回転盤31が回転できるように設置され、前記環状回転盤31において円心に近接した一端には第二歯車溝32が形成され、前記環状回転盤31において円心から離れた一端が外部空間に延在し、且つ前記環状回転盤31において円心から離れた一端には回転アーム37が固定的に設置され、前記回転アーム37には除塵ブラシ38が固定的に設置され、前記除塵ブラシ38が前記ガラスカバー13の外円周面に密接しており、前記水槽14の中には内部洗浄装置103が設置され、前記内部洗浄装置103は前記水槽14の下壁右側に固定的に設置された排水箱39を含み、前記排水箱39の内部の右側には排水空間49が固定的に設置され、前記排水空間49の右壁の中には羽根車軸41が回転できるように設置され、前記羽根車軸41の右端には羽根車50が固定的に設置され、前記排水空間49の上壁には上方に開口した水入り口51が連通するように設置され、前記排水空間49の右壁には排水口52が連通するように設置されている。
【0016】
実施例により、以下、展示装置101について詳しく説明し、前記展示装置101は前記展示台12の上端面に固定的に設置された弧状スライドレール17を含み、且つ前記弧状スライドレール17は前記ガラスカバー13の内側に位置し、前記弧状スライドレール17の内円周面には第一歯車溝18が固定的に形成され、前記弧状スライドレール17にはスライダ19がスライドできるように設置され、前記スライダ19の中にはスライドレール通路20が左右に貫通するように設置され、前記スライダ19は前記スライドレール通路20により前記弧状スライドレール17にスライドできるように連結されることができ、前記スライドレール通路20の下側の後壁の中には第一モーター21が固定的に設置され、且つ前記第一モーター21が前記弧状スライドレール17の下側に位置し、前記第一モーター21の前端には第一歯車軸22が動力が伝達できるように連結され、前記第一歯車軸22の外円周面には第一歯車23が固定的に設置され、且つ前記第一歯車23が前記第一歯車溝18に噛み合っている。
【0017】
有益なように、前記スライダ19の中には伝動空間24が固定的に設置され、且つ前記伝動空間24が前記スライドレール通路20の前側に位置し、前記第一歯車軸22の前端が前記伝動空間24の中に延在し、且つ前記第一歯車軸22の前端には第一プーリ25が固定的に設置され、前記伝動空間24の後壁の中には発電機26が固定的に設置され、且つ前記発電機26が前記スライドレール通路20の下側に位置し、前記発電機26の前端において前記伝動空間24の中に位置するところには第二プーリ27が動力が伝達できるように連結され、前記第一プーリ25と前記第二プーリ27との間には第一伝動ベルト28が巻き付くように設置され、前記スライダ19の下端面の中には平行光源29が固定的に設置され、且つ前記平行光源29が前記発電機26に通電できるように連結されている。
【0018】
実施例により、以下、外部除塵装置102について詳しく説明し、前記外部除塵装置102は前記旋転溝30において円心に近接した片側に連通するように設置された動力空間33を含み、前記動力空間33の上壁の中には第二モーター34が固定的に設置され、前記第二モーター34の下端には動力軸35が動力が伝達できるように連結され、前記動力軸35の下端には前記第二歯車溝32に噛み合っている第二歯車36が固定的に連結され、前記第二歯車36が回転する時に、歯車の噛合により前記環状回転盤31を回転させ、そして回転アーム37と除塵ブラシ38とが回転して前記ガラスカバー13の外部を洗浄する。
【0019】
実施例により、以下、内部洗浄装置103について詳しく説明し、前記内部洗浄装置103は前記排水箱39の中に設置された上伝動通路40を含み、前記上伝動通路40が前記排水空間49の左側に位置し、且つ下方に開口し、前記羽根車軸41の左端が前記上伝動通路40の中に延在し、且つ前記羽根車軸41の左端には第三プーリ42が固定的に設置され、前記動力軸35の外円周面には第一はすば歯車43が固定的に設置され、且つ前記第一はすば歯車43が前記第二歯車36の上側に位置し、前記動力空間33の左壁の中には第二歯車軸44が回転できるように設置され、前記第二歯車軸44の右端には第二はすば歯車45が固定的に設置され、且つ前記第二はすば歯車45が前記第一はすば歯車43に噛み合い、前記動力空間33の左壁の中には下伝動通路46が設置され、
前記下伝動通路46の上端が前記上伝動通路40に連通し、前記第二歯車軸44の左端の前記下伝動通路46の中に延在する部分には第二プーリ47が固定的に設置され、前記第三プーリ42と前記第二プーリ47との間には第二伝動ベルト48が巻き付くように設置されている。
【0020】
有益なように、前記弧状スライドレール17の中には給水管53が設置され、前記給水管53の下端が前記排水口52に連通し、前記スライドレール通路20の前壁の上側には連結ロッド通路54が連通するように設置され、前記連結ロッド通路54が左右に貫通し、且つ前方に開口し、前記弧状スライドレール17の前端面の中心には連結ロッド55が固定的に設置され、前記連結ロッド55の下端面の前側にはハンギングロッド56が固定的に設置され、前記ハンギングロッド56の下端にはハンギングアーム57が回転できるように設置され、前記ハンギングアーム57の下端面の後端には噴霧ノズル58が固定的に設置され、前記噴霧ノズル58が前記給水管53に連通し、前記連結ロッド55と前記ハンギングアーム57との間にはばね59が固定的に連結され、前記スライダ19がスライドする時に前記連結ロッド55が前記連結ロッド通路54を通り抜け、前記スライダ19の下端が前記ハンギングアーム57の後端と当接することで前記ハンギングアーム57の回転を押し動かし、平行光源29の発光効果に影響することを避けられ、前記ハンギングアーム57の後端が前記スライダ19との当接から離脱した時に、前記ハンギングアーム57と前記噴霧ノズル58とが前記ばね59の作用で一番後ろの位置に戻る。
【0021】
以下、
図1〜4を合わせて本願発明の自動洗浄できる建築模型展示台の使用手順について詳しく説明する。
【0022】
初めに、スライダ19が一番左の位置にあり、噴霧ノズル58が一番後ろの位置にある。
【0023】
本願発明は作動する時に、洗浄装置を作動させるために、第二モーター34が作動して動力軸35を駆動して回転させ、動力軸35が第二歯車36を駆動して回転させ、歯車の噛合により環状回転盤31を回転させ、そして回転アーム37と除塵ブラシ38とがガラスカバー13に対して回転し始め、除塵ブラシ38はガラスカバー13の外端面を洗浄し、動力軸35の回転は第一はすば歯車43を回転させ、
歯車の噛合により第二歯車軸44を回転させ、さらに第二プーリ47を回転させ、第二プーリ47がベルトの伝動により羽根車軸41を回転させ、さらに羽根車50を回転させ、水入り口51を経由して排水空間49の中に流れた水は排水口52と給水管53とにより噴霧ノズル58に送られ、噴霧ノズル58が水を噴霧化して噴出させることで建築模型を洗浄し、人に建築模型を見せる時に手動で展示台12を回して角度を変えることができ、第一モーター21が作動して第一歯車軸22を駆動して回転させ、第一歯車軸22が第一歯車23を駆動して回転させ、歯車の噛合によりスライダ19を弧状スライドレール17でスライドさせ、第一歯車軸22が回転する時に、第一プーリ25が第一歯車軸22とともに回転し、さらにベルトの伝動により第二プーリ27を回転させ、さらに発電機26が発電することで平行光源29を発光させ、そして建築内の様々な場所での一日の日差しを模擬できる。
【0024】
本願発明の有益な効果は:本願発明の自動洗浄できる建築模型展示台は建築物内の様々な場所での一日の日差しを模擬でき、建築内の状況を人に見せ、人は建築内の情報をより明確且つ直接に把握でき、展示台は手動で回されることができ、全方向で建築を観察することに便利であり、また展示台は使用されていない時に自動的に内部または外部の埃を取り除くことができ、展示台と展示台内部の建築模型とをよりきれいにし、人がよく体験できる。
【0025】
上記の方式によって、当業者は本発明の範囲内で作動モードに基づいて様々な変わりを行える。
【要約】
【課題】本願発明は自動洗浄できる建築模型展示台を開示した。
【解決手段】
ベースを含み、前記ベースの上端面の中心には展示台が回転できるように設置され、前記展示台の上端面には展示装置が設置され、前記展示装置は前記展示台の上端面に固定的に設置されたガラスカバーを含み、前記展示台の上端面には上方に開口した水槽が形成され、前記展示台の外円周面には外部除塵装置が設置され、本願発明の自動洗浄できる建築模型展示台は建築物内の様々な場所での一日の日差しを模擬でき、建築内の状況を人に見せ、人は建築内の情報をより明確且つ直接に把握でき、展示台は手動で回されることができ、全方向で建築を観察することに便利であり、また展示台は使用されていない時に自動的に内部または外部の埃を取り除くことができ、展示台と展示台内部の建築模型とをよりきれいにし、人がよく体験できる。
【選択図】
図1