(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記コンデンサモジュールは、並列に接続された柔軟にパッケージ化された複数の単一コンデンサ(1)を含み、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ(1)の単一正極タブの屈曲部(113)は、互いに抱き合わされて前記コンデンサモジュールの並列正極端子(16)を形成し、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ(1)の単一負極タブの屈曲部(114)は、互いに抱き合わされて前記コンデンサモジュールの並列負極端子を形成する、請求項1に記載のコンデンサモジュール。
前記コンデンサモジュールは、直列に接続された柔軟にパッケージ化された複数の単一コンデンサ(1)を含み、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ(1)の前記単一正極タブの屈曲部(113)と前記単一負極タブの屈曲部(114)は、互いに抱き合わされて前記コンデンサモジュールの直列接続端子(13)を形成し、残りの単一正極タブの屈曲部および残りの単一負極タブの屈曲部は、背中合わせに配置されて、それぞれ、前記コンデンサモジュールの直列正極端子(14)および直列負極端子(15)として機能する、請求項1に記載のコンデンサモジュール。
前記コンデンサモジュールは、直列に接続された柔軟にパッケージ化された2つの単一コンデンサを含み、前記柔軟にパッケージ化された2つの単一コンデンサ(1)の前記1つの単一正極タブの屈曲部と前記1つの単一負極タブの屈曲部は、互いに抱き合わされて前記コンデンサモジュールの2直列接続端子を形成し、前記柔軟にパッケージ化された2つの単一コンデンサ(1)の前記残りの単一正極タブの屈曲部と前記残りの単一負極タブの屈曲部は、背中合わせに配置されて、それぞれ、前記コンデンサモジュールの2直列正極端子および前記コンデンサモジュールの2直列負極端子として機能する、請求項3に記載のコンデンサモジュール。
前記直列正極端子(14)と前記直列負極端子(15)をそれぞれ収容するために、2つの階段状表面が前記支持体(4)のうちの1つに配置される、請求項3または4に記載のコンデンサモジュール。
前記2つの固定プレート(31、32)は、互いに留める方法で接続され、具体的には、前記第2の固定プレート(32)に向かって突出する第1のフック本体(311)は、前記第1の固定プレート(31)の内側に配置され、前記第1の固定プレート(31)に向かって突出する第2のフック本体(321)は、前記第2の固定プレート(32)の内側に同様に配置され、前記第1のフック本体(311)と前記第2のフック本体(321)は、互いに引っ掛けて留めることができる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンデンサモジュール。
水平延長部(312)は前記第1の固定プレート(31)の縁部に配置され、前記水平延長部(312)に適合するガイド突起部(322)は前記第2の固定プレート(32)の縁部に配置され、前記第1のフック本体(311)と前記第2のフック本体(321)とが互いに引っ掛かると、前記ガイド突起部(322)は前記水平延長部(312)に沿って水平に移動する、請求項6に記載のコンデンサモジュール。
複数の端部固定部が前記固定プレート(3)に配置され、各端部固定部分は少なくとも第1の空洞(313)と第2の空洞(323)とを含み、前記柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ(1)の2つの端部は、それぞれ、前記第1の空洞(313)と前記第2の空洞(323)に埋め込まれ、第1の突起ブロック(314)は、前記第1の固定プレート(31)の上端と下端にそれぞれ配置され、前記第1の空洞(313)は、前記第1の突起ブロック(314)と前記第1のフック本体(311)との間に形成され、第2の突起ブロック(324)は、それぞれ、前記第2の固定プレート(32)の上端と下端に配置され、前記第2の空洞(323)は、前記第2の突起ブロック(324)と前記第2のフック本体(321)との間に形成される、請求項6または7に記載のコンデンサモジュール。
前記支持体(4)は絶縁材料でできており、タブ貫通孔(411)が各支持体(4)に形成され、前記単一タブの屈曲部(113、114)は前記タブ貫通孔(411)を通過し、前記タブ貫通孔(411)から外に延びることができ、前記支持体が取り付けられた後、孔(12)と一致する位置で各支持体(4)に固定孔(413)が形成され、前記孔(12)と前記固定孔(413)はコネクタを介して接続される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンデンサモジュール。
シェルと前記シェル内に配置された柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール(5)とを含む柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサシステムであって、前記柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール(5)は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンデンサモジュールである、コンデンサシステム。
【発明の概要】
【0007】
上記の技術的欠陥を考慮して、本出願の目的は、拡張性が高く、組立てが容易な、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュールおよびシステムを提供することである。
【0008】
本出願の実装は、単一タブを備えた柔軟にパッケージ化された単一コンデンサであって、前記単一タブは両側に配置された単一の正極タブと単一の負極タブを含む単一コンデンサと、第1の固定プレートと第2の固定プレートを含む固定プレートであって、前記2つの固定プレートは対向して取り付けられ、かつ互いに留める方法で接続される固定プレートと、第1の支持体と第2の支持体とを含む支持体であって、前記2つの支持体は、対向して取り付けられ、それぞれ単一正極タブと単一負極タブを接続するために使用され、前記2つの支持体と前記2つの固定プレートは、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサを収容するための閉じた構造を形成するために囲まれている支持体とを含む、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュールを提供する。
【0009】
好ましい実装として、コンデンサモジュールには、柔軟にパッケージ化された複数の単一コンデンサが並列に接続されており、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサの単一正極タブの屈曲部を互いに抱き合わせてコンデンサモジュールの並列正極端子を形成し、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサの単一負極タブの屈曲部を互いに抱き合わせてコンデンサモジュールの並列負極端子を形成する。
【0010】
好ましい実装として、コンデンサモジュールには、柔軟にパッケージ化された2つの単一コンデンサが並列に接続されており、2つの柔軟にパッケージ化された単一コンデンサの単一正極タブの屈曲部を互いに抱き合わせてコンデンサモジュールの2並列正極端子を形成し、柔軟にパッケージ化された2つの単一コンデンサの単一負極タブの屈曲部を互いに抱き合わせてコンデンサモジュールの2並列負極端子を形成する。
【0011】
好ましい実装として、コンデンサモジュールは、直列に接続された柔軟にパッケージ化された複数の単一コンデンサを含み、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサの単一正極タブの屈曲部と単一負極タブの屈曲部とを互いに抱き合わせてコンデンサモジュールの直列接続端子を形成し、残りの単一正極タブの屈曲部と残りの単一負極タブの屈曲部とは、背中合わせに配置され、それぞれ、コンデンサモジュールの直列正極端子とコンデンサモジュールの直列負極端子として機能する。
【0012】
好ましい実装として、コンデンサモジュールには、直列に接続された柔軟にパッケージ化された2つの単一コンデンサが含まれ、2つの柔軟にパッケージ化された単一コンデンサの1つの単一正極タブの屈曲部と1つの単一負極タブの屈曲部とを互いに抱き合わせてコンデンサモジュールの2直列接続端子を形成し、2つの柔軟にパッケージ化された単一コンデンサの残りの単一正極タブの屈曲部と残りの単一負極タブの屈曲部は、背中合わせに配置され、それぞれ、コンデンサモジュールの2直列正極端子および2直列負極端子として機能する。
【0013】
好ましい実装として、直列負極端子と直列正極端子を別々に収容するために、支持体上に2つの階段状表面を配置する。好ましくは、階段状表面は、絶縁材料でできている。
【0014】
好ましい実装として、コンデンサモジュールはシリカゲル絶縁体をさらに含み、シリカゲル絶縁体には、熱伝導性および絶縁性のシリカゲルパッドと、難燃性および絶縁性のシリカゲルガードエッジが含まれ、シリカゲルガードエッジは、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサの端部の外面に配置されており、そして、シリカゲルパッドは、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサの2つの外面に配置され、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ間に配置される。
【0015】
好ましい実装として、シリカゲルガードエッジは、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサの縁部の外面に配置され、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサの縁部が埋め込まれる埋込み開口部は、シリカゲルガードエッジに形成される。
【0016】
好ましい実装として、シリカゲルガードエッジはU字型構造であり、2つのシリカゲルガードエッジは、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサのそれぞれの2つの端部に配置される。
【0017】
好ましい実装として、2つの固定プレートは互いに留める方法で接続され、具体的には、第2の固定プレート側に向かって突出する第1のフック本体は第1の固定プレートの内側に配置され、第1の固定プレート側に向かって突出する第2のフック本体は第2の固定プレートの内側に同様に配置され、第1のフック本体と第2のフック本体は互いに引っ掛けられて留められる。
【0018】
好ましい実装として、水平延長部は第1の固定プレートの縁部に配置され、延長部に適合するガイド突起部が第2の固定プレートの縁部に配置され、第1のフック本体と第2のフック本体とが互いに引っ掛かっているとき、ガイド突起部は水平延長部に沿って水平に移動することができる。
【0019】
好ましい実装として、複数の端部固定部が固定プレート上に配置される。各端部固定部は、少なくとも第1の空洞および第2の空洞を含み、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサの2つの端部は、それぞれ第1の空洞および第2の空洞に埋め込まれる。第1の突起ブロックが第1の固定プレートの上端および下端にそれぞれ配置され、第1の空洞が第1の突起ブロックと第1のフック本体との間に形成され、第2の突起ブロックが第2の固定プレートの上端と下端にそれぞれ配置され、第2の空洞が第2の突起ブロックと第2のフック本体との間に形成される。
【0020】
好ましい実装として、支持体は絶縁材料でできている。
【0021】
好ましい実装として、タブ貫通孔が各支持体上に形成され、単一タブの屈曲部は、タブ貫通孔を通過し、タブ貫通孔から外に延びることができる。
【0022】
好ましい実装として、支持体が取り付けられた後、各支持体上の孔と一致する位置に固定孔が形成され、孔と固定孔はコネクタで接続される。
【0023】
好ましい実装として、金属ブロックが2つの隣接するタブ貫通孔の間にさらに配置され、金属ブロックは、2つの単一タブの屈曲部が互いに抱き合わされて重なり、金属ブロックは屈曲部の内側に包まれる。
【0024】
好ましい実装として、金属ブロックが収容される収容溝が各支持体上に形成される。この場合、好ましくは、固定孔は、単一タブを支持体に固定するために金属ブロックに形成される。
【0025】
本出願の第2の実装は、シェルを含む柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサシステム、およびシェルの内部に配置された柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュールを提供し、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュールは上記のコンデンサモジュールである。
【0026】
好ましい実装として、コンデンサシステムは、シェル内に複数行および複数列で配置された複数のコンデンサモジュールを含む。
【0027】
従来技術と比較して、本出願は以下の有益な効果を有する。
【0028】
(1)本出願により提供される柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュールでは、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサおよびシリカゲル絶縁体は、互いに留められた固定プレートの内側に組み立てられる。即ち、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサに「ハードシェル」構造が追加で提供される。柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュールは全体として組み立てられ、柔軟にパッケージ化された複数のハードシェルコンデンサモジュールを直列または並列に接続して、必要な柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサシステムを形成するので、拡張性に優れ、組立てが容易である。
【0029】
(2)柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュールでは、固定プレートには、互いに引っ掛けて締め付けることができる第1のフック本体と第2のフック本体が設けられ、また、固定プレートの組立てプロセス中にガイドの役割を果たすガイド突起部と水平延長部も設けられているので、2つの固定プレートの相対位置をガイド突起部によって調整でき、後で支持体の位置決めと取付けに便利である。
【0030】
(3)柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサシステムでは、柔軟にパッケージ化された複数のハードシェルコンデンサモジュールを複数行および複数列に配置できるため、コンデンサモジュールが占有するスペースが削減される。
【発明を実施するための形態】
【0032】
本出願の実施の目的、技術的解決策および利点をより明確にするために、本出願の実施における技術的解決策を、本出願の実施の添付図面を参照して以下に明確かつ完全に説明する。
【0033】
以下の説明は、
図1に示す方向に基づいて行われる。
図1の上側、下側、左側、右側は、説明の中での上側、下側、左側、右側である。
図1の水平方向はコンデンサモジュールの横方向を指し、
図1の垂直方向はコンデンサモジュールの垂直方向を指し、
図1の前方向はコンデンサモジュールの前端を指し、
図1の前方向と反対の方向はコンデンサモジュールの後端を指す。
図1〜
図12では、特に明記しない限り、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサの両側とは左側と右側を指し、その2つの縁部とは上端と下端を指す。
【0034】
図1〜
図12を参照すると、本出願の実施は、少なくとも1つの柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1を含む、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール(以下、コンデンサモジュールとも呼ばれる)を提供する。柔軟にパッケージ化された複数の単一コンデンサ1は、1並列、2並列…n並列構造、または1直列、2直列…n直列構造で組み合わせてもよい。実際の処理経済性および組立体の製造可能性を考慮すると、1並列、2並列または3並列構造、および1直列、2直列または3直列構造が一般的に使用されるということも注意すべきである。n並列またはn直列構造の場合、1並列、2並列または3並列構造と1直列、2直列または3直列構造を組み合わせて得ることができる。
【0035】
柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1には、単一タブ11が設けられる。単一タブ11は、単一正極タブ111および単一負極タブ112を含み、これらはそれぞれ、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の両側に配置される。単一正極タブ111および単一負極タブ112は、それぞれ屈曲部113および屈曲部114を有する。屈曲部113および114には、単一タブ11を固定するための孔12が形成されている。
【0036】
好ましい実装として、
図1〜
図7を参照すると、柔軟にパッケージ化された複数の単一コンデンサ1が並列に接続される場合、
図4および
図5に示すように、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の単一正極タブの屈曲部113を互いに抱き合わせ、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の単一正極タブの孔12は互いに合致し、一緒に挿入され、コンデンサモジュールの並列正極端子16を形成し、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の単一負極タブの屈曲部114を互いに抱き合わせ、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の単一負極タブの孔12は合致し、一緒に挿入され、コンデンサモジュールの並列負極端子を形成する。
図1と
図4では、並列負極端子は左側にあって隠れているため示されていないが、
図6に部分的に示されている。並列負極端子の構造は、並列正極端子16の構造と同一または類似している。本実装では、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサの2セットのみが並列に接続されているように示されているが、本発明の保護範囲はそれに限定されず、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサのセットが1つ以上あってもよい。
【0037】
好ましい実装として、
図8〜
図12を参照すると、柔軟にパッケージ化された複数の単一コンデンサ1が直列に接続される場合、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の単一正極タブの屈曲部113と単一負極タブの屈曲部114とを抱き合わせ、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の単一正極タブの孔12と単一負極タブの孔12とは合致し、一緒に挿入され、コンデンサモジュールの直列接続端子13を形成する。
図11および
図12に示されるように、構造は、上記の並列接続の実装で説明された構造と同一または類似であってもよい。一方、第1の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の未接続単一タブの屈曲部と、第nの柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の未接続単一タブの屈曲部、即ち、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサ1の残りの単一正極タブ111の屈曲部と残りの単一負極タブ112の屈曲部とは背中合わせに配置され、
図10および
図12に示すように、それぞれ、コンデンサモジュールの直列正極端子15およびコンデンサモジュールの直列負極端子14として機能する。
【0038】
本実装では、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサの2セットのみが直列に接続されるように示されているが、本発明の保護範囲はそれに限定されず、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサのセットが1つ以上あってもよい。柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサとは、複数の単一コンデンサが直列または並列に配置されている場合、最外層の単一コンデンサを指す。例えば、1つの単一コンデンサの場合、単一コンデンサ自体が、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサであり、並列または直列に接続された2つの単一コンデンサの場合、2つの単一コンデンサが、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサであり、並列または直列に接続された3つの単一コンデンサの場合、外層の2つの単一コンデンサが、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサであり、中間層の単一コンデンサが、柔軟にパッケージ化された内層単一コンデンサであり、その類推によって他の状況を推測することができる。
【0039】
好ましい実装として、
図4〜
図7を参照すると、コンデンサモジュールは、特に熱伝導性および絶縁性シリカゲルパッド21(以下、シリカゲルパッド21とも呼ばれる)並びに難燃性および絶縁性シリカゲルガードエッジ22(以下、シリカゲルガードエッジ22とも呼ばれる)を含むシリカゲル絶縁体2をさらに含むことができる。
図4および
図5に示すように、シリカゲルガードエッジ22は、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサ1の端部の外面に配置され、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサ1の端部の外面に密着して設けられており、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサ1の端部に絶縁保護を提供する。シリカゲルパッド21は、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサ1の2つの面にそれぞれ取り付けられており、即ち、シリカゲルパッド21は、シリカゲルガードエッジ22の外側に配置され、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサ1全体に対して熱伝導と絶縁保護を提供する。即ち、2つのシリカゲルパッド21がコンデンサモジュールの2つの外面に配置されている。
【0040】
具体的には、
図6および
図7に示すように、シリカゲルガードエッジ22は、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサ1の縁部の外面に配置されており、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の縁部が保護のために埋め込まれる埋込み開口部221が、シリカゲルガードエッジ22に形成される。突出構造である単一タブ11に関しては、シリカゲルガードエッジ22を設けることは考慮されていない。
図6に示すように、シリカゲルガードエッジ22はU字型構造であり、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の両端にそれぞれシリカゲルガードエッジ22を、即ち、上部と下部に2つを設けることができる。
【0041】
ここで、2並列からn並列構造および2直列からn直列構造については、シリカゲルパッド21は、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1間に配置されることが好ましい、即ち、シリカゲルパッド21は、柔軟にパッケージ化された内層単一コンデンサ間に、または柔軟にパッケージ化された内層単一コンデンサと柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサとの間に配置され、コンデンサモジュール全体の絶縁と耐電圧を強化することに留意すべきである。一方、シリカゲルパッド21は、柔軟にパッケージ化された内層単一コンデンサ1に密着するようになるため、柔軟にパッケージ化された内層単一コンデンサ1で発生した熱の一部を外気に迅速に伝えることができ 、放熱フィンと同様の効果が得られる。
【0042】
結論として、シリコンパッド21は少なくとも2つの方法で配置される。
図12に示すように、2つのシリコンパッド21が、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサ1の2つの外面に配置されており、または、
図3および6に示すように、2つのシリカゲルパッド21がまた、2つの外面に配置され、1つのシリカゲルパッド21も2つの隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1間にも配置される。
【0043】
好ましい実装として、
図1〜
図3および
図8〜
図12を参照すると、コンデンサモジュールはさらに固定プレート3を含む。固定プレート3は、柔軟にパッケージ化された複数の単一コンデンサ1からなる直列構造または並列構造に特定の予張力を加え、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1を面接触で固定するために使用される。
【0044】
固定プレート3は、第1の固定プレート31と第2の固定プレート32とを含む。第1の固定プレート31と第2の固定プレート32は対向して取り付けられ、2つの固定プレート3は互いに留める方法で接続される。柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1、または組み立てられた後の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1とシリカゲル絶縁体2は、2つの固定プレート3によって形成される取付けスペースに配置される。
【0045】
好ましい実装として、
図13〜
図16を参照すると、第2の固定プレート32側に向かって突出する第1のフック本体311は第1の固定プレート31の内側に配置され、第1の固定プレート31側に向かって突出する第2のフック本体321は第2の固定プレート32の内側に同様に配置され、第1のフック本体311と第2のフック本体321は、互いに引っ掛けて締め付けることができる。水平延長部312は、第1の固定プレート31の上部および下部にそれぞれ配置され、延長部312に適合するガイド突起部322が第2の固定プレート32の上部と下部にそれぞれ配置される。2つの固定プレート3の第1のフック本体311と第2のフック本体321とを互いに引っ掛けると、ガイド突起部32は水平延長部312に沿って水平に移動することができる。即ち、ガイド突起部322は、2つの固定プレート3の組立てプロセス中にガイドの役割を果たす。2つの固定プレート3の相対位置は、ガイド突起部322によって調整することができるため、その後に支持体を位置決めして取り付けるのに便利である。
【0046】
また、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の内側で締付け固定を実現するために、第1の固定プレート31および第2の固定プレート32上に端部固定部を配置し、内側の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1は、端部固定部を介して2つの固定プレート3で締め付けられ、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の取付け安定性が改善される。
【0047】
好ましい実装として、端部固定部は、第1の空洞313および第2の空洞323を含み、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の端部は、(
図2に示すように)第1の空洞313および第2の空洞323に埋め込まれる。
【0048】
好ましい実装として、第1の突起ブロック314は、第1の固定プレート31の側面、即ち、
図15および
図16のそれぞれの第1の固定プレート31の側面の上端および下端に配置され、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の端部を収容するための第1の空洞313は、第1の突起ブロック314と第1のフック本体311との間に形成され、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の端部は第1の空洞313に埋め込まれ、第2の突起ブロック324は、第2の固定プレート32の側面、即ち、
図15および
図16のそれぞれ第2の固定プレート32の側面の上端および下端に配置され、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の端部を収容するための第2の空洞323は、第2の突起ブロック324と第2のフック本体321との間に形成され、隣接する柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の端部は第2の空洞323に埋め込まれる。
【0049】
好ましい実装として、
図17を参照すると、単一正極タブ111および単一負極タブ112を支持および固定するために支持体4が使用される。本出願のコンデンサモジュールの実装として、支持体4は、第1の支持体41と第2の支持体42とを含む。2つの支持体4は対向して取り付けられ、2つの支持体4および2つの固定プレート3は、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1を包むための閉じた構造を形成するように囲まれている。
【0050】
好ましい実装として、支持体4は絶縁材料でできている。
【0051】
好ましい実装として、各支持体4にタブ貫通孔411が形成される。単一タブ11の屈曲部は、タブ貫通孔411を通過し、タブ貫通孔411から外に延びることができる。
【0052】
単一タブ11は、一般に銅またはアルミニウムでできており、比較的柔らかいため、組立てプロセス中、単一タブ11はまずタブ貫通孔411を通過し、次に曲げられて屈曲部113および114を形成することができる。
【0053】
支持体4が取り付けられた後、各支持体4上の、孔12と一致する位置に、固定孔413が形成される。孔12と固定孔413とは、コネクタを介して接続される。コネクタは、ボルトやピンなどの従来のコネクタでもよい。上記の接続により、支持体4と単一タブ11とを一緒に固定することができる。
【0054】
好ましい実装として、
図3、
図12、および
図17に示すように、金属ブロック412を2つの隣接するタブ貫通孔411間にさらに配置することができ、金属ブロック412は、互いに抱き合わされた2つの単一タブの屈曲部113または114と重なり、金属ブロック412は、屈曲部の内側に包まれる。各支持体4には、金属ブロック412が収容される収容溝414が形成されている。この場合、金属ブロック412に固定孔413を形成して、単一タブ11を支持体4に固定してもよい。
【0055】
金属ブロック412の使用は、互いに留められた2つの単一タブ11間の電流抵抗を低減することができ、したがって、コンデンサモジュールの回路循環に有利である。
【0056】
2並列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1または2直列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1が実際の用途で広く使用されており、組み立てるのに便利であるため、本出願の好ましい実装として、2並列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1で構成される柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール1および2直列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1で構成される柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール1をそれぞれ例として以下に説明するが、本出願はこれに限定されない。
【0057】
(1)2並列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ
引き続き
図1〜
図7を参照すると、2つの柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1が並列に接続される場合、即ち、2並列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の場合、2つの柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の単一正極タブの屈曲部113は、
図4と
図5に示すように、互いに抱き合わされてコンデンサモジュールの2並列正極端子を形成し、そして柔軟にパッケージ化された2つの単一コンデンサ1の単一負極タブの屈曲部114は、互いに抱き合わされてコンデンサモジュールの2並列負極端子(図示せず)を形成する。
【0058】
(2)2直列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ
図8〜
図12を引き続き参照すると、2つの柔軟にパッケージ化されたコンデンサモジュール1が直列に接続されている場合、即ち、2直列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサである場合、柔軟にパッケージ化された2つの単一コンデンサ1の1つの単一正極タブの屈曲部113および1つの単一負極タブの屈曲部114は、
図11および
図12に示すように、互いに抱き合わされてコンデンサモジュールの2直列接続端子を形成し、第1の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の残りの単一正極タブ111と第2の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の残りの単一負極タブの屈曲部113および114は、それぞれ、
図10および
図12に示すように、対向して配置されており、コンデンサモジュールの2直列正極端子とコンデンサモジュールの2直列負極端子として機能する。
【0059】
2並列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1からなるハードシェルコンデンサモジュール、および2直列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサからなるハードシェルコンデンサモジュールの場合、シリカゲル絶縁体2、固定プレート3および支持体4は、具体的には
図1〜
図17を参照して上記の構造を採用する。
【0060】
シリカゲル絶縁体2は、上記のシリカゲル絶縁体2の構造を採用する。2並列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1から成る柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール、および2直列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1から成る柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュールの場合、2つの柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1は並列に配置されているため、シリカゲルパッド21は、並列に配置された柔軟にパッケージ化された2つの単一コンデンサ1間に配置され、柔軟にパッケージ化された2つの単一コンデンサ1の外側に配置することができ、シリカゲル絶縁体2と柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の表面との密接な接触が実現され、柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1によって発生した熱を外気に迅速に伝えるということも注意すべきである。シリカゲルガードエッジ22は、上記の方法で配置され、柔軟にパッケージ化された外層単一コンデンサ1の端部に断熱を提供する。
【0061】
固定プレート3は、固定プレート3の上記の構造に適合させる。第1のフック本体311および第2のフック本体321は、第1の固定プレート31および第2の固定プレート32の縁部に位置する代わりに、それぞれ第1の固定プレート31および第2の固定プレート32の内側に配置されるということも注意すべきである。水平延長部312は、第1の固定プレート31の上縁および下縁、即ち、
図15および
図16の第1の固定プレート31の上端および下端に配置され、ガイド突起部322は、第2の固定プレート32の上縁および下縁、即ち、
図15の第2の固定プレート32の上端および下端に配置される。第1のフック本体311と第2のフック本体321とを互いに引っ掛けて固定プレート3を取り付ける。
【0062】
さらに、固定プレート3によって柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の内側で締付け固定を実現するために、上記の端部固定部を用いてこの問題を解決している。
【0063】
支持体4は、上記の支持体4の構造を採用している。支持体4が単一正極タブ111および単一負極タブ112を支持および固定するのに便利であるように、各支持体4に2つの平行なタブ貫通孔411が形成されるということも注意すべきである。単一正極タブおよび単一負極タブの屈曲部113および114は、タブ貫通孔411を別々に通過し、その後、タブ貫通孔411から外に延びる。
【0064】
金属ブロック412は、2つの平行なタブ貫通孔411の間に配置され、互いに留められた2つの単一タブ11の屈曲部113および114は、金属ブロック412と重ねられ、金属ブロック412は、屈曲部の内側に包まれる。
【0065】
金属ブロック412には、固定孔413が形成されている。固定孔413は、互いに挿入される2つの単一タブ11の孔12と合致し、支持体4は、ボルトまたはピンなどのコネクタを孔12および固定孔413を通過させることによって単一タブ11に固定される。
【0066】
支持体4および柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の確実な固定を実現するために、2つの固定孔413があり、それぞれの単一タブ11の屈曲部に2つの孔12が同様に形成されることが好ましく、2つの固定孔413は2つの孔12の位置と一致しており、支持体4による柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1の効果的な接続および支持を実現する。支持体4はまた、単一タブ11を固定プレート3から分離して、両方の隔離および絶縁を実現する。
【0067】
コンデンサモジュールの直列負極端子14およびコンデンサモジュールの直列正極端子15の場合、2つの電極端子を分離するために、
図12に示すように、直列負極端子14および直列正極端子15を収容するための2つの階段状表面415を支持体4上に形成してもよい。階段状表面415は、絶縁材料でできている。
【0068】
上記の通り、直列または並列に接続された柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1は、シリカゲル絶縁体2、固定プレート3および支持体4とともに、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュールを形成し、コンデンサモジュールは特定のシステム電圧レベルと容量に応じて組み合わせることができる。上記の通り、グループ化コストを削減するために、1並列から3並列構造および1直列から3直列構造が一般的に使用されており、コンデンサモジュールの必要な電圧レベルおよび容量は、上記の構造の組合せによって実現される。特定の組合せプロセスでは、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュールが全体として組み立てられる、即ち、柔軟にパッケージ化された複数のコンデンサモジュールを直列または並列に接続して、必要とされる柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサシステムを形成できる。
【0069】
本出願の別の実装は、
図18および
図19を参照して上記した柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュールを含む、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサシステムを提供する。システムの構造的なコンパクトさを実現するために、柔軟にパッケージ化された複数のハードシェルコンデンサモジュール5を組み立てる場合、複数行と複数列に配置できる。
図19を参照すると、柔軟にパッケージ化された複数のハードシェルコンデンサモジュール5は、5行2列に配置されている。
図19は、柔軟にパッケージ化された複数のハードシェルコンデンサモジュール5の複数行および複数列構造の概略図を示しているにすぎないことは容易に理解でき、それを複数行および複数列構造のユニークな構造形式と見なしてはならない。
【0070】
柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサシステムは、シェルと直立柱18をさらに含む。シェルは、上部カバープレート6、サイドプレート、およびソールプレートを含む。サイドプレートとソールプレートは下部シェル7を形成し、上部カバープレート6は下部シェル7で覆われている。下部シェル7は中空であり、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール5は、下部シェル7に組み込まれ、上部カバープレート6によって締め付けられるため、ボルトなどの付属品を省略することができる。その結果、構造は単純であり、締付けと制限に対して信頼性がある。直立柱18は、下部シェル7の四隅に配置される。直立柱18は、スライド直立柱である。柔軟にパッケージ化された複数のハードシェルコンデンサモジュール5が組み立てられると、スライド直立柱のガイド効果により、それらを下部シェル7内の対応する位置に運ぶことができる。
【0071】
柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール5の取付けと固定に便利なように、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール5に溝構造が形成され、溝構造に適合する制限ブロックが下部シェル7内に同様に配置される。柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール5の組み立て中、その溝構造は下部シェル7の制限ブロックに正確に配置され、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール5は下部シェル7に固定され、システムの衝撃および振動に対する耐性を向上させる。
【0072】
システム正出力端子8およびシステム負出力端子9は、上部カバープレート6の上端に配置され、直列または並列に接続された後、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール5のモジュール正極端子とモジュール負極端子との接続に使用される。2並列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1からなる柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール5を例にとると、2つのコンデンサモジュールの2並列の正極端子は並列に接続されており、システムの正出力端子8に接続されて外部回路に対するシステムの正のインタフェースとして機能し、2つのコンデンサモジュールの2並列の負極端子は並列に接続されており、システムの負出力端子9に接続されて外部回路に対するシステムの負のインタフェースとして機能する。2直列の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサ1からなる柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール5を例にとると、2つのコンデンサモジュールの2直列の正極端子は隣接する各コンデンサモジュールの2直列の正極端子に接続され、残りの単一正極タブはシステムの正出力端子8に接続されて外部回路に対するシステムの正のインタフェースとして機能し、残りの単一負極タブは、システムの負出力端子9に接続されて外部回路に対するシステムの負のインタフェースとして機能する。
【0073】
コンデンサモジュールの正極端子またはコンデンサモジュールの負極端子がシステム正出力端子8またはシステム負出力端子9に接続される場合、両者間の回路接続を容易にするために、コンデンサモジュール出力端子とシステム出力端子との間にバスバーを配置してもよい。
【0074】
柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサシステムの柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール5は、複数列構造、例えば
図19に示す2列構造の場合、隣接する列の端子の接続を容易にするために、銅棒10が下部シェル7内に配置される。銅棒10は、コンデンサモジュールの2列にわたって延び、隣接する2列のコンデンサモジュールの正極端子またはコンデンサモジュールの負極端子に直接接続できるため、コンデンサモジュールの配線が削減される。
【0075】
一方、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサシステムは、柔軟にパッケージ化されたハードシェルコンデンサモジュール5に接続され、かつリアルタイムでそれを監視するスレーブ制御板17をさらに含む。スレーブ制御板17は、単一コンデンサの電圧バランスをリアルタイムで実現するために、柔軟にパッケージ化された各ハードシェルコンデンサモジュール内の柔軟にパッケージ化された単一コンデンサの温度および電圧をオンラインで監視できる。
【0076】
最後に、前述の実装は、本出願を限定するのではなく、単に本出願の技術的解決策を説明するためのものであるということも注意すべきである。本出願は、前述の実装により詳細に説明されたが、まだ前述の実装で記録された技術的解決策に修正を加えることができるか、またはいくつかの技術的特徴に同等の置換を行うことができることを当業者は理解すべきである。これらの修正または置換は、対応する技術的解決策の本質を、本出願の実装の技術的解決策の範囲から逸脱させない。