(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記無線通信機器固有識別情報は、前記無線通信機器が配置可能な場所、該無線通信機器が配置可能な場所から所定の範囲内に配置された前記情報表示装置の設置者が属する業種、及び前記情報表示装置の設置者から選ばれる少なくとも一つに対応した固有の識別情報であり、
前記ユーザ関連事業者情報は、さらに、前記端末情報受信部が受信した前記無線通信機器発信情報に含まれる前記無線通信機器固有識別情報が対応した、無線通信機器配置可能場所、該無線通信機器が配置可能な場所から所定の範囲内に配置された前記情報表示装置の設置者が属する業種、及び前記情報表示装置の設置者から選ばれる少なくとも一つにも関連する事業者情報である
請求項1に記載の情報配信システム。
前記情報配信サーバは、前記事業者端末から送信された、前記一のユーザの購入に関する情報である購入情報と、同ユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報とを受信可能な購入情報受信部と、
前記ユーザ関連事業者情報抽出部が前記ユーザ関連事業者情報を抽出するときに参照する前記ユーザ情報記録部が記録した前記一のユーザのユーザ情報に含まれる属性情報を、前記購入情報受信部が受信した前記購入情報に基づいて変更して同ユーザ情報を更新可能なユーザ情報更新部とを、さらに有する
請求項1または請求項2に記載の情報配信システム。
前記識別情報対比部が対比した結果、両者が一致した場合に、一致した前記他のユーザのユーザ情報に、仮想通貨へ変換可能なポイントを付与して記録可能なポイント付与部を、さらに備える
請求項4に記載の情報配信サーバ。
前記ユーザ情報記録部は、前記ユーザ端末識別情報の一つとして情報を表示可能な情報表示装置の識別情報である情報表示装置識別情報と、前記ユーザ情報の一つとして同情報表示装置の設置者に関する情報である情報表示装置設置者情報と、前記情報表示装置の配置位置から所定の範囲内に配置可能な無線通信機器から所定の距離まで発信される情報である無線通信機器発信情報とを互いに関連付けて記録可能であり、
前記無線通信機器発信情報を受信した前記一のユーザのユーザ端末から、同無線通信機器発信情報を同ユーザ端末のユーザ端末識別情報と共に受信可能な端末情報受信部と、
該端末情報受信部が前記無線通信機器発信情報と前記ユーザ端末識別情報とを受信した場合に、前記事業者情報記録部と前記ユーザ情報記録部とを参照して、受信したユーザ端末識別情報と同じユーザ端末識別情報を有するユーザ端末に対応する一のユーザのユーザ情報と関連する事業者情報であるユーザ関連事業者情報を、同事業者情報記録部が記録した事業者情報の中から抽出可能なユーザ関連事業者情報抽出部とを、さらに備え、
前記配信基礎情報記録部は、前記ユーザ関連事業者情報抽出部が抽出した前記ユーザ関連事業者情報と、該ユーザ関連事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報と、前記ユーザ情報記録部が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報として前記情報表示装置が有する前記情報表示装置識別情報と、前記ユーザ関連事業者情報と関連する一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能である
請求項4に記載の情報配信サーバ。
前記事業者情報記録部が記録した前記事業者情報と前記ユーザ情報記録部が記録した一のユーザのユーザ情報との組み合わせに関する情報である指示情報を、他のユーザのユーザ端末から受信可能な指示情報受信部を、さらに備え、
前記配信基礎情報記録部は、前記指示情報受信部が受信した前記指示情報に含まれる前記事業者情報と、該事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報と、前記ユーザ情報記録部が他のユーザのユーザ情報と関連付けて記録したユーザ端末識別情報のうち前記指示情報を送信したユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、前記指示情報受信部が受信した前記指示情報に含まれる前記一のユーザのユーザ情報に対応するユーザ端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能である
請求項4に記載の情報配信サーバ。
前記事業者情報記録部が記録した前記事業者情報の一部または全部を含む検索情報を、同検索情報を送信した一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と共に同ユーザ端末から受信可能な検索情報受信部を、さらに備え、
前記ユーザ情報記録部は、前記ユーザ端末識別情報の一つとしてサーバの識別情報であるサーバ識別情報と、前記ユーザ情報の一つとして同サーバの管理者に関する情報であるサーバ管理者情報とを互いに関連付けて記録可能であり、
前記配信基礎情報記録部は、前記検索情報受信部が受信した前記検索情報に一部または全部が含まれる前記事業者情報と、該事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報と、前記ユーザ情報記録部が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報として前記サーバが有する前記サーバ識別情報と、前記検索情報受信部が受信した前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能である
請求項4に記載の情報配信サーバ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、例えば飲食店情報を掲載したウェブサイトの場合、どのユーザがどの飲食店の情報を閲覧したかを知ることはできるが、閲覧したユーザが実際にその飲食店を訪れたことの確認ができない上に、せっかくその飲食店を紹介若しくは宣伝しても、紹介した若しくは宣伝した者との関連性を知ることができないため、紹介若しくは宣伝を積極的に行いたいという意識の低下につながる恐れがあり、成果保証型広告の停滞が懸念されていた。
【0009】
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、成果保証型広告を活性化できる、情報配信システム及び情報配信サーバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、事業者端末の識別情報である事業者端末識別情報と関連付けて、同事業者端末を使用する事業者に関する情報である事業者情報を記録可能な事業者情報記録部と、ユーザ端末の識別情報であるユーザ端末識別情報と関連付けて、同ユーザ端末のユーザに関する情報であるユーザ情報を記録可能なユーザ情報記録部であって、前記ユーザ端末識別情報の一つとして情報を表示可能な情報表示装置の識別情報である複数の情報表示装置識別情報と、前記ユーザ情報の一つとして同情報表示装置それぞれの設置者に関する情報である情報表示装置設置者情報と、前記情報表示装置の配置位置から所定の範囲内に配置可能な無線通信機器から所定の距離まで発信される情報であり、かつ、複数の同無線通信機器それぞれに固有の識別情報である無線通信機器固有識別情報及び複数の同無線通信機器に共通の識別情報である無線通信機器共通識別情報を含む複数の無線通信機器発信情報とを互いに関連付けて記録可能な前記ユーザ情報記録部と、前記事業者情報記録部が記録した前記事業者情報と、前記ユーザ情報記録部が記録した一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、前記ユーザ情報記録部が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、前記事業者情報記録部が記録した前記事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能な配信基礎情報記録部と、該配信基礎情報記録部が記録した前記事業者情報を、同配信基礎情報記録部が前記事業者情報と関連付けて記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と共に、同配信基礎情報記録部が前記事業者情報と関連付けて記録した前記一のユーザのユーザ端末識別情報を有するユーザ端末へ送信可能な事業者情報送信部と、該事業者情報送信部が送信した前記事業者情報と、同事業者情報に関連付けられた前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、同事業者情報及び前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報に関連付けられた前記他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報とを、同事業者情報に対応する事業者端末が、前記一のユーザのユーザ端末から受信した場合に、同事業者情報と、前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、同他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、同事業者端末の事業者端末識別情報とを、同事業者端末から受信可能な識別情報受信部と、該識別情報受信部が受信した、前記事業者情報、前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報、前記他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報及び前記事業者端末の事業者端末識別情報と、前記配信基礎情報記録部が互いに関連付けて記録した、前記事業者情報、前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報、前記他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報及び同事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報とを対比可能な識別情報対比部と、該識別情報対比部が対比した結果、両者が一致した場合に、前記事業者が提供する商品サービスに関する特典情報を、前記一のユーザのユーザ端末識別情報を有するユーザ端末へ送信可能な特典情報送信部とを有する情報配信サーバと、前記無線通信機器固有識別情報に基づいて複数の前記無線通信機器発信情報を選択的に受付ける状態または拒否する状態と成すことが可能であり、かつ、前記無線通信機器共通識別情報に基づいて複数の同無線通信機器発信情報を一括的に受付ける状態または拒否する状態と成すことが可能である無線通信機器発信情報受信部と、該無線通信機器発信情報受信部が受信した前記無線通信機器発信情報を、前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と共に前記情報配信サーバへ送信可能な端末情報送信部とを有する前記一のユーザのユーザ端末とを備え、前記情報配信サーバは、前記一のユーザのユーザ端末から、前記無線通信機器発信情報を同ユーザ端末のユーザ端末識別情報と共に受信可能な端末情報受信部と、該端末情報受信部が前記無線通信機器発信情報と前記ユーザ端末識別情報とを受信した場合に、前記事業者情報記録部と前記ユーザ情報記録部とを参照して、受信したユーザ端末識別情報と同じユーザ端末識別情報を有するユーザ端末に対応する一のユーザのユーザ情報と関連する事業者情報であるユーザ関連事業者情報を、同事業者情報記録部が記録した事業者情報の中から抽出可能なユーザ関連事業者情報抽出部とを、さらに有し、前記配信基礎情報記録部は、前記ユーザ関連事業者情報抽出部が抽出した前記ユーザ関連事業者情報と、該ユーザ関連事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報と、前記ユーザ情報記録部が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報として前記情報表示装置が有する前記情報表示装置識別情報と、前記ユーザ関連事業者情報と関連する一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能である。
【0011】
ここで、事業者端末の識別情報である事業者端末識別情報と関連付けて、この事業者端末を使用する事業者に関する情報である事業者情報を記録可能な事業者情報記録部によって、ユーザがユーザ端末を使用して事業者情報を選択したり検索したりすることができる。
【0012】
また、ユーザ端末の識別情報であるユーザ端末識別情報と関連付けて、このユーザ端末のユーザに関する情報であるユーザ情報を記録可能なユーザ情報記録部によって、ユーザはサーバにユーザ情報を登録するだけで、特典情報を受けたり、他のユーザに特典情報を与えたりすることができる。
【0013】
さらに、事業者情報記録部が記録した事業者情報と、ユーザ情報記録部が記録した一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、ユーザ情報記録部が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、事業者情報記録部が記録した事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能な配信基礎情報記録部によって、特典情報を与えるユーザと特典情報を受けるユーザとを結び付けることができる。
【0014】
本発明において、「他のユーザ」には、情報配信サーバの管理者も含まれるものとする。
【0015】
また、配信基礎情報記録部が記録した事業者情報を、この配信基礎情報記録部が事業者情報と関連付けて記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と共に、配信基礎情報記録部が事業者情報と関連付けて記録した一のユーザのユーザ端末識別情報を有するユーザ端末へ送信可能な事業者情報送信部によって、一のユーザは事業者情報を入手することができる。
【0016】
また、事業者情報送信部が送信した事業者情報と、この事業者情報に関連付けられた一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、事業者情報及び一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報に関連付けられた他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報とを、事業者情報に対応する事業者端末が、一のユーザのユーザ端末から受信した場合に、事業者情報と、一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、事業者端末の事業者端末識別情報とを、事業者端末から受信可能な識別情報受信部によって、一のユーザが実際に事業者と接触したことを確認することができる。
【0017】
また、識別情報受信部が受信した、事業者情報、一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報、他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報及び事業者端末の事業者端末識別情報と、配信基礎情報記録部が互いに関連付けて記録した、事業者情報、一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報、他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報及び事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報とを対比可能な識別情報対比部によって、配信基礎情報記録部が記録した、特典情報を与えるユーザと特典情報を受けるユーザとの組み合わせどおりに、ユーザが事業者に接触したか否かを確認することができる。
【0018】
また、識別情報対比部が対比した結果、両者が一致した場合に、事業者が提供する商品サービスに関する特典情報を、一のユーザのユーザ端末識別情報を有するユーザ端末へ送信可能な特典情報送信部によって、一のユーザは実際に事業者と接触すれば、その事業者に対して利用できる特典情報を入手することができる。
【0019】
また、無線通信機器固有識別情報に基づいて複数の無線通信機器発信情報を選択的に受付ける状態または拒否する状態と成すことが可能であり、かつ、無線通信機器共通識別情報に基づいて複数の無線通信機器発信情報を一括的に受付ける状態または拒否する状態と成すことが可能である無線通信機器発信情報受信部によって、一のユーザは、どの無線通信機器から発信情報を受けるか、若しくは全く受けないかを選択することができる。
【0020】
また、一のユーザのユーザ端末から、無線通信機器発信情報をユーザ端末のユーザ端末識別情報と共に受信可能な端末情報受信部と、端末情報受信部が無線通信機器発信情報とユーザ端末識別情報とを受信した場合に、事業者情報記録部とユーザ情報記録部とを参照して、受信したユーザ端末識別情報と同じユーザ端末識別情報を有するユーザ端末に対応する一のユーザのユーザ情報と関連する事業者情報であるユーザ関連事業者情報を、事業者情報記録部が記録した事業者情報の中から抽出可能なユーザ関連事業者情報抽出部によって、一のユーザは、情報表示装置から所定の範囲に配置された無線通信機器に近づくだけで、一のユーザに関連する事業者情報を入手できる。
【0021】
また、本発明の情報配信システムにおいて、無線通信機器固有識別情報は、無線通信機器が配置可能な場所、事業者情報記録部が記録した事業者が属する業種、及び事業者情報記録部が記録した事業者から選ばれる少なくとも一つに対応した固有の識別情報であり、ユーザ関連事業者情報は、さらに、端末情報受信部が受信した無線通信機器発信情報に含まれる無線通信機器固有識別情報が対応した、無線通信機器配置可能場所、事業者情報記録部が記録した事業者が属する業種、及び事業者情報記録部が記録した事業者から選ばれる少なくとも一つにも関連する事業者情報である構成とすることができる。
【0022】
この場合、一のユーザは、自分に関連する事業者情報を細かく選別して入手することができる。
【0023】
また、本発明の情報配信システムにおいて、情報配信サーバは、事業者端末から送信された、一のユーザの購入に関する情報である購入情報と、このユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報とを受信可能な購入情報受信部と、ユーザ関連事業者情報抽出部がユーザ関連事業者情報を抽出するときに参照するユーザ情報記録部が記録した一のユーザのユーザ情報に含まれる属性情報を、購入情報受信部が受信した購入情報に基づいて変更してユーザ情報を更新可能なユーザ情報更新部とを、さらに有する構成とすることができる。
【0024】
この場合、ユーザが商品やサービスを購入する度にユーザ情報が更新されるので、ユーザ関連事業者情報の精度を保つことができる。
【0025】
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信サーバは、事業者端末の識別情報である事業者端末識別情報と関連付けて、同事業者端末を使用する事業者に関する情報である事業者情報を記録可能な事業者情報記録部と、ユーザ端末の識別情報であるユーザ端末識別情報と関連付けて、同ユーザ端末のユーザに関する情報であるユーザ情報を記録可能なユーザ情報記録部と、前記事業者情報記録部が記録した前記事業者情報と、前記ユーザ情報記録部が記録した一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、前記ユーザ情報記録部が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、前記事業者情報記録部が記録した前記事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能な配信基礎情報記録部と、該配信基礎情報記録部が記録した前記事業者情報を、同配信基礎情報記録部が前記事業者情報と関連付けて記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と共に、同配信基礎情報記録部が前記事業者情報と関連付けて記録した前記一のユーザのユーザ端末識別情報を有するユーザ端末へ送信可能な事業者情報送信部と、該事業者情報送信部が送信した前記事業者情報と、同事業者情報に関連付けられた前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、同事業者情報及び前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報に関連付けられた前記他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報とを、同事業者情報に対応する事業者端末が、前記一のユーザのユーザ端末から受信した場合に、同事業者情報と、前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、同他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、同事業者端末の事業者端末識別情報とを、同事業者端末から受信可能な識別情報受信部と、該識別情報受信部が受信した、前記事業者情報、前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報、前記他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報及び前記事業者端末の事業者端末識別情報と、前記配信基礎情報記録部が互いに関連付けて記録した、前記事業者情報、前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報、前記他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報及び同事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報とを対比可能な識別情報対比部と、該識別情報対比部が対比した結果、両者が一致した場合に、前記事業者が提供する商品サービスに関する特典情報を、前記一のユーザのユーザ端末識別情報を有するユーザ端末へ送信可能な特典情報送信部とを備える。
【0026】
ここで、事業者端末の識別情報である事業者端末識別情報と関連付けて、この事業者端末を使用する事業者に関する情報である事業者情報を記録可能な事業者情報記録部によって、ユーザがユーザ端末を使用して事業者情報を選択したり検索したりすることができる。
【0027】
また、ユーザ端末の識別情報であるユーザ端末識別情報と関連付けて、このユーザ端末のユーザに関する情報であるユーザ情報を記録可能なユーザ情報記録部によって、ユーザはサーバにユーザ情報を登録するだけで、特典情報を受けたり、他のユーザに特典情報を与えたりすることができる。
【0028】
さらに、事業者情報記録部が記録した事業者情報と、ユーザ情報記録部が記録した一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、ユーザ情報記録部が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、事業者情報記録部が記録した事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能な配信基礎情報記録部によって、特典情報を与えるユーザと特典情報を受けるユーザとを結び付けることができる。
【0029】
本発明において、「他のユーザ」には、本発明の情報配信サーバの管理者も含まれるものとする。
【0030】
また、配信基礎情報記録部が記録した事業者情報を、この配信基礎情報記録部が事業者情報と関連付けて記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と共に、配信基礎情報記録部が事業者情報と関連付けて記録した一のユーザのユーザ端末識別情報を有するユーザ端末へ送信可能な事業者情報送信部によって、一のユーザは事業者情報を入手することができる。
【0031】
また、事業者情報送信部が送信した事業者情報と、この事業者情報に関連付けられた一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、事業者情報及び一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報に関連付けられた他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報とを、事業者情報に対応する事業者端末が、一のユーザのユーザ端末から受信した場合に、事業者情報と、一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、事業者端末の事業者端末識別情報とを、事業者端末から受信可能な識別情報受信部によって、一のユーザが実際に事業者と接触したことを確認することができる。
【0032】
また、識別情報受信部が受信した、事業者情報、一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報、他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報及び事業者端末の事業者端末識別情報と、配信基礎情報記録部が互いに関連付けて記録した、事業者情報、一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報、他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報及び事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報とを対比可能な識別情報対比部によって、配信基礎情報記録部が記録した、特典情報を与えるユーザと特典情報を受けるユーザとの組み合わせどおりに、ユーザが事業者に接触したか否かを確認することができる。
【0033】
また、識別情報対比部が対比した結果、両者が一致した場合に、事業者が提供する商品サービスに関する特典情報を、一のユーザのユーザ端末識別情報を有するユーザ端末へ送信可能な特典情報送信部によって、一のユーザは実際に事業者と接触すれば、その事業者に対して利用できる特典情報を入手することができる。
【0034】
また、本発明の情報配信サーバは、識別情報対比部が対比した結果、両者が一致した場合に、一致した他のユーザのユーザ情報に、仮想通貨へ変換可能なポイントを付与して記録可能なポイント付与部を、さらに備える構成とすることができる。
【0035】
この場合、配信基礎情報記録部の記録量を増やすことができ、その結果、特典情報の送信量を増やすことができる。
【0036】
さらに、本発明の情報配信サーバにおいて、ユーザ情報記録部は、ユーザ端末識別情報の一つとして情報を表示可能な情報表示装置の識別情報である情報表示装置識別情報と、ユーザ情報の一つとして情報表示装置の設置者に関する情報である情報表示装置設置者情報と、情報表示装置の配置位置から所定の範囲内に配置可能な無線通信機器から所定の距離まで発信される情報である無線通信機器発信情報とを互いに関連付けて記録可能であり、本発明の情報配信サーバは、無線通信機器発信情報を受信した一のユーザのユーザ端末から、無線通信機器発信情報をユーザ端末のユーザ端末識別情報と共に受信可能な端末情報受信部と、端末情報受信部が無線通信機器発信情報とユーザ端末識別情報とを受信した場合に、事業者情報記録部とユーザ情報記録部とを参照して、受信したユーザ端末識別情報と同じユーザ端末識別情報を有するユーザ端末に対応する一のユーザのユーザ情報と関連する事業者情報であるユーザ関連事業者情報を、事業者情報記録部が記録した事業者情報の中から抽出可能なユーザ関連事業者情報抽出部とを、さらに備え、配信基礎情報記録部は、ユーザ関連事業者情報抽出部が抽出したユーザ関連事業者情報と、ユーザ関連事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報と、ユーザ情報記録部が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報として情報表示装置が有する情報表示装置識別情報と、ユーザ関連事業者情報と関連する一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能である構成とすることができる。
【0037】
この場合、一のユーザは、情報表示装置から所定の範囲に配置された無線通信機器に近づくだけで、一のユーザに関連する事業者情報を入手できる。
【0038】
また、本発明の情報配信サーバは、事業者情報記録部が記録した事業者情報とユーザ情報記録部が記録した一のユーザのユーザ情報との組み合わせに関する情報である指示情報を、他のユーザのユーザ端末から受信可能な指示情報受信部を、さらに備え、配信基礎情報記録部は、指示情報受信部が受信した指示情報に含まれる事業者情報と、事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報と、ユーザ情報記録部が他のユーザのユーザ情報と関連付けて記録したユーザ端末識別情報のうち指示情報を送信したユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と、指示情報受信部が受信した指示情報に含まれる一のユーザのユーザ情報に対応するユーザ端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能である構成とすることができる。
【0039】
この場合、他のユーザは、特典情報の利用対象である事業者と、その特典情報が与えられる一のユーザを指定することができる。
【0040】
また、本発明の情報配信サーバは、事業者情報記録部が記録した前記事業者情報の一部または全部を含む検索情報を、同検索情報を送信した一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報と共に同ユーザ端末から受信可能な検索情報受信部を、さらに備え、
前記ユーザ情報記録部は、前記ユーザ端末識別情報の一つとしてサーバの識別情報であるサーバ識別情報と、前記ユーザ情報の一つとして同サーバの管理者に関する情報であるサーバ管理者情報とを互いに関連付けて記録可能であり、前記配信基礎情報記録部は、前記検索情報受信部が受信した前記検索情報に一部または全部が含まれる前記事業者情報と、該事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報と、前記ユーザ情報記録部が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報として前記サーバが有する前記サーバ識別情報と、前記検索情報受信部が受信した前記一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能である構成とすることができる。
【0041】
この場合、一のユーザは、特典情報を利用できる事業者を検索して、該当した場合にその事業者と接触して特典情報を受けることができる。
【発明の効果】
【0042】
本発明に係る情報配信システムは、成果保証型広告を活性化できる。
本発明に係る情報配信サーバは、成果保証型広告を活性化できる。
【発明を実施するための形態】
【0044】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用した情報配信サーバを用いた、本発明を適用した情報配信システムの構成の一例を示す概略図である。
【0045】
図1に示す本発明の情報配信システム1Aは、本発明の情報配信サーバ1を用いたシステムである。
すなわち、
図1に示す本発明の情報配信システム1Aは、本発明の情報配信サーバ1と、一のユーザである被紹介者が使用する被紹介者端末2と、他のユーザである紹介者が使用する紹介者端末3と、飲食事業者が運営する飲食店に配置された店舗端末4と、ホテル事業者が運営するホテルのロビーに設置されたデジタルサイネージ30とを備える。
また、デジタルサイネージ30の例えば上部にはビーコン31が配置されている。
【0046】
ここで、飲食事業者は事業者の一例であり広告主でもある。また、店舗端末は事業者端末の一例である。
また、被紹介者端末と紹介者端末はユーザ端末の一例である。
【0047】
また、デジタルサイネージは情報表示装置の一例であり、ビーコンは無線通信機器の一例である。
また、ホテル事業者は、情報表示装置設置者の一例であり、紹介者となる他のユーザでもある。
【0048】
また、本発明の情報配信サーバ1は、事業者情報データベース5を備える。
ここで、事業者情報データベース5は、店舗端末4の識別情報である店舗端末識別情報と関連付けて、店舗端末4を使用する飲食事業者に関する情報である飲食事業者情報を記録可能である。
また、事業者情報データベースは事業者情報記録部の一例である。
【0049】
また、飲食事業者情報は、具体的には例えば飲食事業者の名称、飲食事業者が運営する飲食店に関する情報、クーポン情報である。
【0050】
また、事業者情報データベースは他の事業者例えば映画事業者や自動車事業者に関する、映画事業者情報や自動車事業者情報を記録可能であることは勿論である。
また、ホテル事業者に関するホテル事業者情報も事業者情報データベースに記録可能である。
【0051】
また、本発明の情報配信サーバ1は、ユーザ情報データベース6を備える。
ここで、ユーザ情報データベース6は、被紹介者端末2の識別情報である被紹介者端末識別情報や紹介者端末3の識別情報である紹介者端末識別情報と関連付けて、被紹介者端末2や紹介者端末3それぞれの使用者であるユーザに関する情報であるユーザ情報を記録可能である。
また、ユーザ情報データベースはユーザ情報記録部の一例である。
【0052】
ユーザ情報は、具体的には例えば、ユーザの氏名、年齢、職業、属性情報例えば趣味や嗜好が挙げられる。
【0053】
また、本発明の情報配信サーバ1は、配信基礎情報データベース7を備える。
ここで、配信基礎情報データベース7は、事業者情報データベース5が記録した飲食事業者情報と、ユーザ情報データベース6が記録した被紹介者端末識別情報と、ユーザ情報データベース6が記録した紹介者端末識別情報と、事業者情報データベース5が記録した飲食事業者情報に対応する店舗端末4の店舗端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能である。
【0054】
また、被紹介者端末識別情報は、一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報である。
また、紹介者端末識別情報は、他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報である。
また、配信基礎情報データベースは配信基礎情報記録部の一例である。
【0055】
また、本発明の情報配信サーバ1は、事業者情報送信部8を備える。
ここで、事業者情報送信部8は、配信基礎情報データベース7が記録した飲食事業者情報を、配信基礎情報データベース7が飲食事業者情報と関連付けて記録した紹介者端末識別情報と共に、配信基礎情報データベース7が飲食事業者情報と関連付けて記録した被紹介者端末識別情報を有する被紹介者端末2へ、インターネット32を介して送信可能である。
【0056】
また、インターネットは通信回線の一例であり、通信が可能であれば必ずしもインターネットを介さなくてもよい。
【0057】
また、事業者情報送信部8は、飲食事業者情報と紹介者端末識別情報を、例えば二次元コードに変換して送信可能であるが、必ずしもこのような送信形式に限定されないことは勿論である。
また、事業者情報送信部8は、飲食店に関する、クーポン情報や画像情報も一緒に送信可能である。
【0058】
また、本発明の情報配信サーバ1は、識別情報受信部9を備える。
ここで、識別情報受信部9は、事業者情報送信部8が送信した飲食事業者情報と、飲食事業者情報に関連付けられた被紹介者端末識別情報と、飲食事業者情報及び被紹介者端末識別情報に関連付けられた紹介者端末識別情報とを、飲食事業者情報に対応する店舗端末4が、被紹介者端末2から受信した場合に、この飲食事業者情報と、この被紹介者端末識別情報と、この紹介者端末識別情報と、店舗端末4の店舗端末識別情報とを、店舗端末4からインターネット32を介して受信可能である。
【0059】
また、本発明の情報配信サーバ1は、識別情報対比部10を備える。
ここで、識別情報対比部10は、識別情報受信部9が受信した、飲食事業者情報、被紹介者端末識別情報、紹介者端末識別情報及び店舗端末4の店舗端末識別情報と、配信基礎情報データベース7が互いに関連付けて記録した、飲食事業者情報、被紹介者端末識別情報、紹介者端末識別情報及び飲食事業者情報に対応する店舗端末4の店舗端末識別情報とを対比可能である。
【0060】
また、本発明の情報配信サーバ1は、特典情報送信部11を備える。
ここで、特典情報送信部11は、識別情報対比部10が対比した結果、両者が一致した場合に、飲食事業者が提供する商品サービスに関する特典情報を、被紹介者端末識別情報を有する被紹介者端末2へ、インターネット32を介して送信可能である。
【0061】
また、特典情報には、例えば一定の数値に達した場合に特定の商品サービスを購入するために使用できる来店ポイントが含まれる。
【0062】
また、本発明の情報配信サーバ1は、ポイント付与部12を備える。
ここで、ポイント付与部12は、識別情報対比部10が対比した結果、両者が一致した場合に、一致した紹介者のユーザ情報に、仮想通貨へ変換可能なポイントを付与して、ユーザ情報データベース6に記録可能である。
【0063】
また、ユーザ情報データベース6は、ユーザ端末識別情報として、情報を表示可能なデジタルサイネージ30の識別情報であるデジタルサイネージ識別情報と、ユーザ情報の一つとしてデジタルサイネージ30の設置者であるホテル事業者に関する情報であるホテル事業者情報と、デジタルサイネージ30の配置位置から所定の範囲内例えばデジタルサイネージ30の上部に配置されたビーコン31から所定の距離まで発信される情報であるビーコン発信情報とを互いに関連付けて記録可能である。
【0064】
ここで、ビーコン発信情報は無線通信機器発信情報の一例である。
また、「所定の距離」とは、例えば2cm、2m、5m及び10mであるが、本明細書では所定の距離が2mである場合を説明する。
【0065】
また、ビーコン発信情報は例えば、URL情報や、UUID(Universally Unique IDentifier)と呼ばれる識別情報を含む。
【0066】
ここで、UUIDには、例えば、複数のビーコン31それぞれが配置された場所、ビーコン31が配置された場所から所定の範囲内に配置されたデジタルサイネージ30の設置者が属する業種、及びデジタルサイネージ30の設置者から選ばれる少なくとも一つに対応した固有の識別情報である固有UUIDと、複数のビーコンに共通の識別情報である共通UUIDの2種類がある。
また、固有UUIDは無線通信機器固有識別情報の一例であり、共通UUIDは無線通信機器共通識別情報の一例である。
【0067】
また、本発明の情報配信サーバ1は、端末情報受信部15を備える。
ここで、端末情報受信部15は、ビーコン発信情報を受信した被紹介者端末2から、ビーコン発信情報を被紹介者端末2の被紹介者端末識別情報と共に受信可能である。
【0068】
また、本発明の情報配信サーバ1は、ユーザ関連事業者情報抽出部16を備える。
ここで、ユーザ関連事業者情報抽出部16は、端末情報受信部15がビーコン発信情報と被紹介者端末識別情報とを受信した場合に、事業者情報データベース5とユーザ情報データベース6とを参照して、受信した被紹介者端末識別情報と同じ被紹介者端末識別情報を有する被紹介者端末2に対応する被紹介者のユーザ情報と関連する飲食事業者情報であるユーザ関連事業者情報を、事業者情報データベース5が記録した飲食事業者情報の中から抽出可能である。
【0069】
このとき、ユーザ関連事業者情報は、端末情報受信部15が受信したビーコン発信情報に含まれる固有UUIDが対応したビーコン配置場所にも関連する飲食事業者情報である。
【0070】
すなわち、ユーザ関連事業者情報は、端末情報受信部15が受信したビーコン発信情報に含まれる固有UUIDが対応した、ビーコン配置場所、ビーコン31が配置された場所から所定の範囲内に配置されたデジタルサイネージ30の設置者が属する業種、及びデジタルサイネージ30の設置者から選ばれる少なくとも一つにも関連する事業者情報である。
【0071】
また、配信基礎情報データベース7は、ユーザ関連事業者情報抽出部16が抽出したユーザ関連事業者情報と、ユーザ関連事業者情報に対応する店舗端末4の店舗端末識別情報と、ユーザ情報データベース6が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報としてデジタルサイネージ30が有するデジタルサイネージ識別情報と、ユーザ関連事業者情報と関連する被紹介者端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能である。
【0072】
また、本発明の情報配信サーバ1は、購入情報受信部17を備える。
ここで、購入情報受信部17は、店舗端末4から送信された、被紹介者の購入に関する情報である購入情報と、被紹介者の被紹介者端末2が有する被紹介者端末識別情報とを受信可能である。
【0073】
また、本発明の情報配信サーバ1は、ユーザ情報更新部18を備える。
ここで、ユーザ情報更新部18は、ユーザ関連事業者情報抽出部16がユーザ関連事業者情報を抽出するときに参照するユーザ情報データベース6が記録した被紹介者のユーザ情報に含まれる属性情報を、購入情報受信部17が受信した購入情報に基づいて変更して被紹介者のユーザ情報を更新可能である。
【0074】
また、本発明の情報配信サーバ1は、指示情報受信部13を備える。
ここで、指示情報受信部13は、事業者情報データベース5が記録した飲食事業者情報とユーザ情報データベース6が記録した被紹介者のユーザ情報との組み合わせに関する情報である指示情報を、紹介者の紹介者端末3から受信可能である。
【0075】
また、配信基礎情報データベース7は、指示情報受信部13が受信した指示情報に含まれる飲食事業者情報と、飲食事業者情報に対応する店舗端末の店舗端末識別情報と、ユーザ情報データベース6が紹介者のユーザ情報と関連付けて記録した紹介者端末識別情報のうち指示情報を送信した紹介者端末が有する紹介者端末識別情報と、指示情報受信部13が受信した指示情報に含まれる被紹介者のユーザ情報に対応する被紹介者端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能である。
【0076】
また、本発明の情報配信サーバ1は、検索情報受信部14を備える。
ここで、検索情報受信部14は、事業者情報データベース5が記録した飲食事業者情報の一部または全部を含む検索情報を、検索情報を送信した被紹介者の被紹介者端末2が有する被紹介者端末識別情報と共に被紹介者端末2から受信可能である。
【0077】
また、ユーザ情報データベース6は、ユーザ端末識別情報の一つとして情報配信サーバ1の識別情報であるサーバ識別情報と、ユーザ情報の一つとして情報配信サーバ1の管理者に関する情報であるサーバ管理者情報とを互いに関連付けて記録可能である。
【0078】
また、配信基礎情報データベース7は、検索情報受信部14が受信した検索情報に一部または全部が含まれる飲食事業者情報と、この飲食事業者情報に対応する店舗端末4の店舗端末識別情報と、ユーザ情報データベース6が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報として情報配信サーバ1が有するサーバ識別情報と、検索情報受信部14が受信した被紹介者の被紹介者端末2が有する被紹介者端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能である。
【0079】
また、被紹介者端末2は、事業者情報受信部19を備える。
ここで、事業者情報受信部19は、本発明の情報配信サーバ1の事業者情報送信部8が送信した飲食事業者情報と紹介者端末識別情報を受信可能である。
【0080】
また、被紹介者端末2は、事業者情報表示部20を備える。
ここで、事業者情報表示部20は、事業者情報受信部19が受信した飲食事業者情報と紹介者端末識別情報を表示可能である。
具体的には例えば、事業者情報表示部20は、飲食事業者情報と紹介者端末識別情報が変換されて形成された二次元コードを表示可能である。
【0081】
また、被紹介者端末2は、特典情報受信部21を備える。
ここで、特典情報受信部21は、本発明の情報配信サーバ1の特典情報送信部11が送信した特典情報を受信可能である。
【0082】
また、被紹介者端末2は、検索情報送信部22を備える。
ここで、検索情報送信部22は、本発明の情報配信サーバ1へアクセスして、事業者情報データベース5が記録した飲食事業者情報の一部または全部を含む検索情報を、被紹介者端末2が有する被紹介者端末識別情報と共に、インターネット32を介して本発明の情報配信サーバ1へ送信可能である。
【0083】
また、被紹介者端末2は、ビーコン発信情報受信部23を備える。
ここで、ビーコン発信情報受信部23は、ビーコン31から2mまで発信されるビーコン発信情報を受信可能である。
【0084】
また、ビーコン発信情報受信部23は、固有UUIDに基づいて複数のビーコン発信情報を選択的に受付ける状態または拒否する状態と成すことが可能である。
さらに、ビーコン発信情報受信部23は、共通UUIDに基づいて複数のビーコン発信情報を一括的に受付ける状態または拒否する状態と成すことが可能である。
【0085】
ここで、ビーコン発信情報受信部23は、例えば特定の固有UUIDを受付ける状態と成すことによって、それ以外の固有UUIDを拒否する状態と成すことが可能であったり、特定の固有UUIDを拒否する状態と成すことによって、それ以外の固有UUIDを受付ける状態と成すことが可能であったりすることができる。
【0086】
また、例えば、福岡の天神地区のホテルロビーに設置されたデジタルサイネージの例えば上部に配置されたビーコンが発信する固有UUIDが「123」であり、共通UUIDが「001」であるとする。
一方、例えば、東京の銀座地区のホテルロビーに設置されたデジタルサイネージの例えば上部に配置されたビーコンが発信する固有UUIDが「125」であり、共通UUIDが「001」であるとする。
【0087】
そして、被紹介者は、福岡の天神地区のビーコンが発信する固有UUID「123」を受付けたいが、東京の銀座地区のビーコンが発信する固有UUID「125」を拒否したい場合、被紹介者端末2を操作して、ビーコン発信情報受信部23が共通UUID「001」を受付ける状態に成らしめ、かつ、固有UUID「123」を受付ける状態に成らしめ、かつ、固有UUID「125」を拒否する状態に成らしめる。
【0088】
また、本明細書では説明を簡単にするためにUUIDを3桁の数字で表しているが、実際のUUIDはとても大きな桁数を有しているので、このように地域で選別するだけでなく、業種で選別したり同じ業種の中でも事業者名で選別したりすることができ、細かく選別できる。
ここで、例えば、固有UUIDの1桁目がビーコンの配置場所に対応しており、固有UUIDの2桁目が事業者の属する業種に対応しており、固有UUIDの3桁目が事業者に対応しているとする。
【0089】
そして、例えば、被紹介者は、福岡の天神地区に配置されたビーコンが発信する固有UUIDを受付けたいが、デジタルサイネージ30の設置者であるホテル事業者が属するホテル業に対応した固有UUIDを拒否したい場合、被紹介者端末2を操作して、ビーコン発信情報受信部23が共通UUID「001」を受付ける状態に成らしめ、かつ、固有UUID「△△3」を受付ける状態に成らしめ、かつ、固有UUID「△2△」を拒否する状態に成らしめ、それ以外の業種に対応する固有UUIDを受付ける状態に成らしめる。
【0090】
また、例えば、被紹介者は、福岡の天神地区に配置されたビーコンが発信する固有UUIDや、デジタルサイネージ30の設置者であるホテル事業者Aが属するホテル業に対応した固有UUIDを受付けたいが、ホテル事業者Aではない別のホテル事業者に対応した固有UUIDを受付けたくない場合、被紹介者端末2を操作して、ビーコン発信情報受信部23が共通UUID「001」を受付ける状態に成らしめ、かつ、固有UUID「123」を受付ける状態に成らしめ、それ以外のホテル事業者に対応する固有UUIDを拒否する状態に成らしめる。
【0091】
この場合、ビーコン発信情報受信部23は、同じ福岡の天神地区というビーコン配置場所に対応すると共に同じホテル業に対応するものの、ホテル事業者Aとは異なる例えばホテル事業者Bに対応した固有UUID、例えば「223」を含むビーコン発信情報を受信しない。
【0092】
被紹介者がこのようにビーコン発信情報受信部23の状態を設定しておくことで、ビーコン発信情報を選別し、必要なユーザ関連事業者情報のみを被紹介者端末2で受信することができる。
さらに、ビーコン発信情報受信部23が共通UUID「001」を拒否する状態に成らしめることで、ビーコン発信情報の受信自体を拒否してユーザ関連事業者情報自体を被紹介者端末2で受信しないようにすることができる。
【0093】
また、被紹介者端末2は、端末情報送信部24を備える。
ここで、端末情報送信部24は、ビーコン発信情報受信部23が受信したビーコン発信情報を、被紹介者端末2が有する被紹介者端末識別情報と共に、インターネット32を介して本発明の情報配信サーバ1へ送信可能である。
【0094】
また、紹介者端末3は、指示情報送信部25を備える。
ここで、指示情報送信部25は、本発明の情報配信サーバ1へアクセスして、事業者情報データベース5が記録した飲食事業者情報とユーザ情報データベース6が記録した被紹介者のユーザ情報とを組み合わせた指示情報を、インターネット32を介して本発明の情報配信サーバ1へ送信可能である。
【0095】
また、店舗端末4は、事業者情報読取部26を備える。
ここで、事業者情報読取部26は、被紹介者端末2の事業者情報表示部20が表示した飲食事業者情報と、この飲食事業者情報に関連付けられた紹介者端末識別情報を読取可能である。
具体的には例えば、事業者情報読取部26は、飲食事業者情報と紹介者端末識別情報が変換されて形成された二次元コードを読取可能である。
【0096】
また、このとき、店舗端末4の事業者情報読取部26は、飲食事業者情報及び紹介者端末識別情報に関連付けられた被紹介者端末識別情報も読取可能である。
【0097】
本発明で言う「読取」とは、店舗端末すなわち事業者端末が情報を取込むことを意味し、情報を取込むことができれば、どのような手段でも適用可能である。
【0098】
また、店舗端末4は、識別情報送信部27を備える。
ここで、識別情報送信部27は、事業者情報読取部26が飲食事業者情報と、この飲食事業者情報に関連付けられた被紹介者端末識別情報と、この飲食事業者情報及び被紹介者端末識別情報に関連付けられた紹介者端末識別情報とを読取って受信した場合に、この飲食事業者情報と、この被紹介者端末識別情報と、この紹介者端末識別情報と、店舗端末4の店舗端末識別情報とを、インターネット32を介して本発明の情報配信サーバ1へ送信可能である。
【0099】
また、店舗端末4は、購入情報送信部28備える。
ここで、購入情報送信部28は、被紹介者の購入情報と、被紹介者の被紹介者端末2が有する被紹介者端末識別情報とを、インターネット32を介して本発明の情報配信サーバ1へ送信可能である。
【0100】
また、店舗端末4は、顧客情報データベース29を備える。
ここで、顧客情報データベース29は、顧客すなわちこの場合は被紹介者に関する情報を記録可能である。
顧客情報データベース29は、具体的には例えば、被紹介者端末識別情報と、被紹介者の購入情報とを互いに関連付けて記録可能である。
【0101】
また、店舗端末が顧客情報データベースを備えずに、店舗端末と通信可能な別のサーバが顧客情報データベースを備える構成とすることもできる。
【0102】
また、店舗端末4は、特典情報受取部33を備える。
ここで、特典情報受取部33は、被紹介者端末2の特典情報受信部21が受信した特典情報を、被紹介者端末2から近距離通信などで受取可能である。
【0103】
また、顧客情報データベース29は、特典情報受取部33が受取った特典情報例えば来店ポイントも、被紹介者端末識別情報や被紹介者の購入情報と関連付けて記録可能である。
【0104】
ここで、本発明の情報配信サーバは、必ずしもポイント付与部を備えていなくてもよい。
しかし、本発明の情報配信サーバがポイント付与部を備えていれば、配信基礎情報データベースすなわち配信基礎情報記録部の記録量を増やすことができ、その結果、特典情報の送信量を増やすことができるので好ましい。
【0105】
また、本発明の情報配信サーバは、必ずしも購入情報受信部と、ユーザ情報更新部とを備えていなくてもよい。
しかし、本発明の情報配信サーバが購入情報受信部と、ユーザ情報更新部とを備えていれば、ユーザが商品やサービスを購入する度にユーザ情報が更新されるので、ユーザ関連事業者情報の精度を保つことができ、好ましい。
【0106】
また、本発明の情報配信サーバは、必ずしも指示情報受信部を備えていなくてもよい。
さらに、配信基礎情報記録部は、必ずしも指示情報に含まれる飲食事業者情報すなわち事業者情報と、この事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報と、指示情報を送信した紹介者端末すなわちユーザ端末が有する紹介者端末識別情報すなわちユーザ端末識別情報と、指示情報に含まれる被紹介者すなわち一のユーザのユーザ情報に対応する被紹介者端末識別情報すなわちユーザ端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能でなくてもよい。
【0107】
しかし、本発明の情報配信サーバが指示情報受信部を備え、配信基礎情報記録部がこのように記録可能であれば、紹介者すなわち他のユーザは、特典情報の利用対象である事業者と、その特典情報が与えられる一のユーザを指定することができ、好ましい。
【0108】
また、本発明の情報配信サーバは、必ずしも検索情報受信部を備えていなくてもよい。
さらに、ユーザ情報記録部は、必ずしもユーザ端末識別情報の一つとしてサーバ識別情報と、ユーザ情報の一つとしてサーバ管理者情報とを互いに関連付けて記録可能でなくてもよい。
また、配信基礎情報記録部は、必ずしも検索情報に一部または全部が含まれる飲食事業者情報すなわち事業者情報と、この事業者情報に対応する事業者端末の事業者端末識別情報と、サーバ識別情報と、一のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報とを互いに関連付けて記録可能でなくてもよい。
【0109】
しかし、本発明の情報配信サーバが検索情報受信部を備え、ユーザ情報記録部と配信基礎情報記録部がこのように記録可能であれば、一のユーザは、特典情報を利用できる事業者を検索して、該当した場合にその事業者と接触して特典情報を受けることができるので好ましい。
【0110】
次に、本発明の情報配信サーバを用いた、本発明の情報配信システムの流れの一例を説明する。
【0111】
事業者情報すなわち広告情報を含む企業情報を得たり、商品サービスを紹介して報酬を得たりしたいユーザは、ユーザ端末を使用して本発明の情報配信サーバにアクセスし、専用のアプリケーションプログラムをユーザ端末にインストールすると共に会員登録を行う。
【0112】
すなわち、ユーザは、商品サービスを紹介する紹介者になり得るし、紹介を受ける被紹介者にもなり得る。
このようなユーザは例えば、一般の個人であったり、企業であったりする。
【0113】
また、本発明の情報配信サーバ1を利用して商品サービスを宣伝してもらいたい事業者も、端末などを使用して本発明の情報配信サーバ1にアクセスし、会員登録を行う。
説明し易いように、ユーザのうちある一人の個人ユーザが被紹介者であり、他の個人ユーザとホテル事業者が紹介者である例を挙げて説明する。
【0114】
<第1の実施態様>
ホテル事業者が、ホテルのロビーにデジタルサイネージ30を設置して成果保証型広告を行う実施態様を説明する。
【0115】
本発明の情報配信サーバ1の事業者情報データベース5は、会員登録を行った事業者例えば飲食事業者の飲食事業者情報を、飲食事業者が運営する飲食店に配置された店舗端末4の店舗端末識別情報と関連付けて記録する。
【0116】
また、本発明の情報配信サーバ1のユーザ情報データベース6は、ユーザ情報として、会員登録を行ったユーザであるホテル事業者の情報であるホテル事業者情報と、ユーザ端末識別情報としてデジタルサイネージ識別情報と、デジタルサイネージ30の上部に配置されたビーコン31から2mまで発信されるビーコン発信情報とを互いに関連付けて記録する。
【0117】
また、本発明の情報配信サーバ1のユーザ情報データベース6は、被紹介者端末識別情報と関連付けて、被紹介者端末2の使用者であるユーザのユーザ情報を記録する。
【0118】
被紹介者が、デジタルサイネージ30の上部に配置されたビーコン31から2mの範囲内に入ると、被紹介者が所持する被紹介者端末2のビーコン発信情報受信部23が、ビーコン発信情報を受信する。
【0119】
このとき、被紹介者が被紹介者端末2を操作して、例えばビーコン発信情報受信部23が共通UUID「001」を受付ける状態に成らしめ、かつ、福岡の天神地区のビーコンが発信する固有UUID「123」を受付ける状態に成らしめ、かつ、東京の銀座地区のビーコンが発信する固有UUID「125」を拒否する状態に成らしめていた場合、被紹介者が福岡の天神地区のホテルに宿泊していれば、被紹介者端末2はビーコン発信情報を受信するが、被紹介者が東京の銀座地区のホテルに宿泊していれば、被紹介者端末2はビーコン発信情報を受信しない。
【0120】
また、このようにビーコン配置場所の地域に基づいた選別だけであれば、デジタルサイネージの設置者が属する業種やデジタルサイネージ設置者は関係ないので、選択されたビーコン配置場所の地域に被紹介者がいる限り、被紹介者は様々な場所で様々な業種に関連する事業者情報を入手できる。
【0121】
また、被紹介者が被紹介者端末2を操作して、例えばビーコン発信情報受信部23が共通UUID「001」を拒否する状態に成らしめていた場合、被紹介者が福岡の天神地区のホテルに宿泊しても、東京の銀座地区のホテルに宿泊しても、被紹介者端末2はビーコン発信情報を受信しない。
【0122】
そして、ビーコン発信情報受信部23が受信したビーコン発信情報を、被紹介者端末2の端末情報送信部24が、被紹介者端末2の被紹介者端末識別情報と共に、インターネット32を介して本発明の情報配信サーバ1へ送信する。
【0123】
次に、本発明の情報配信サーバ1の端末情報受信部15が、ビーコン発信情報を受信した被紹介者端末2から、ビーコン発信情報を被紹介者端末2の被紹介者端末識別情報と共に受信する。
【0124】
そして、端末情報受信部15がビーコン発信情報と被紹介者端末識別情報とを受信した場合に、本発明の情報配信サーバ1のユーザ関連事業者情報抽出部16が、事業者情報データベース5とユーザ情報データベース6とを参照して、受信した被紹介者端末識別情報と同じ被紹介者端末識別情報を有する被紹介者端末2に対応する被紹介者のユーザ情報と関連すると共に、端末情報受信部15が受信したビーコン発信情報に含まれる固有UUIDのビーコン配置場所にも関連する飲食事業者情報であるユーザ関連事業者情報を、事業者情報データベース5が記録した飲食事業者情報の中から抽出する。
【0125】
具体的には例えば、ユーザ情報データベース6が、被紹介者の嗜好として「和食」を記録していれば、ユーザ関連事業者情報抽出部16は、「和食」と関連すると共に福岡の天神地区にも関連する、すなわち福岡の天神地区で和食店を運営している飲食事業者情報であるユーザ関連事業者情報を、事業者情報データベース5が記録した飲食事業者情報の中から抽出する。
【0126】
また、被紹介者が被紹介者端末2を操作して、例えばビーコン発信情報受信部23が共通UUID「001」を受付ける状態に成らしめ、かつ、福岡の天神地区のビーコンが発信する固有UUIDを受付ける状態に成らしめ、かつ、デジタルサイネージ30の設置者である観光事業者が属する観光業に対応した固有UUIDを受付ける状態に成らしめていた場合若しくはデジタルサイネージ30の設置者であるホテル事業者が属するホテル業に対応した固有UUIDを拒否する状態に成らしめていた場合を説明する。
【0127】
この場合、被紹介者が福岡の天神地区のホテルに宿泊していても被紹介者端末2は、そのホテルに配置されたデジタルサイネージ30から所定の範囲内に配置されたビーコン31からビーコン発信情報を受信しないが、被紹介者がホテルから外出して、観光事業者が別の場所に配置したデジタルサイネージ30付近を通ると、観光業に対応した固有UUIDを含んだビーコン発信情報を、このデジタルサイネージ30の上部などに配置されたビーコン31から受信する。
【0128】
この場合、具体的には例えば、ユーザ情報データベース6が、被紹介者の嗜好として「歴史」を記録していれば、ユーザ関連事業者情報抽出部16は、「歴史」と関連すると共に、福岡の天神地区にも関連し、かつ、観光業にも関連する、すなわち例えば福岡の天神地区の歴史を体感できる施設を運営している観光事業者情報であるユーザ関連事業者情報を、事業者情報データベース5が記録した観光事業者情報の中から抽出する。
【0129】
さらに、本発明の情報配信サーバ1の配信基礎情報データベース7が、ユーザ関連事業者情報抽出部16が抽出したユーザ関連事業者情報と、ユーザ関連事業者情報に対応する店舗端末4の店舗端末識別情報と、ユーザ情報データベース6が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報としてデジタルサイネージ30が有するデジタルサイネージ識別情報と、ユーザ関連事業者情報と関連する被紹介者端末識別情報とを互いに関連付けて記録する。
【0130】
そして、本発明の情報配信サーバ1の事業者情報送信部8は、配信基礎情報データベース7が記録したユーザ関連事業者情報を、配信基礎情報データベース7がユーザ関連事業者情報と関連付けて記録したデジタルサイネージ識別情報と共に、配信基礎情報データベース7がユーザ関連事業者情報と関連付けて記録した被紹介者端末識別情報を有する被紹介者端末2へ、インターネット32を介して送信する。
【0131】
このとき、事業者情報送信部8は、ユーザ関連事業者情報とデジタルサイネージ識別情報を、二次元コードに変換して送信する。
【0132】
すると、被紹介者端末2の事業者情報受信部19は、本発明の情報配信サーバ1の事業者情報送信部8が送信したユーザ関連事業者情報とデジタルサイネージ識別情報を受信する。
【0133】
ユーザ関連事業者情報を送ってもらった被紹介者は、ユーザ関連事業者情報に含まれる和食店の情報を見て、実際に和食店を訪れる。
【0134】
そして、被紹介者は、和食店において、被紹介者端末2の事業者情報表示部20に、ユーザ関連事業者情報とデジタルサイネージ識別情報が変換されて形成された二次元コードを表示させる。
【0135】
一方、和食店に配置された店舗端末4の、事業者情報読取部26が、ユーザ関連事業者情報とデジタルサイネージ識別情報が変換されて形成された二次元コードを読取る。
また、店舗端末4の事業者情報読取部26は、ユーザ関連事業者情報及びデジタルサイネージ識別情報に関連付けられた被紹介者端末識別情報も読取る。
【0136】
次に、店舗端末4の識別情報送信部27は、事業者情報読取部26が読取って受信した、ユーザ関連事業者情報と、デジタルサイネージ識別情報と、被紹介者端末識別情報と共に、店舗端末4の店舗端末識別情報を、インターネット32を介して本発明の情報配信サーバ1へ送信する。
【0137】
そして、本発明の情報配信サーバ1の識別情報受信部9は、ユーザ関連事業者情報と、デジタルサイネージ識別情報と、被紹介者端末識別情報と、店舗端末4の店舗端末識別情報とを、店舗端末4からインターネット32を介して受信する。
【0138】
さらに、本発明の情報配信サーバ1の識別情報対比部10は、識別情報受信部9が受信した、ユーザ関連事業者情報、デジタルサイネージ識別情報、被紹介者端末識別情報及び店舗端末4の店舗端末識別情報と、配信基礎情報データベース7が互いに関連付けて記録した、ユーザ関連事業者情報、被紹介者端末識別情報、デジタルサイネージ識別情報及びユーザ関連事業者情報に対応する店舗端末4の店舗端末識別情報とを対比する。
【0139】
そして、本発明の情報配信サーバ1の特典情報送信部11は、識別情報対比部10が対比した結果、両者が一致した場合に、ユーザ関連事業者情報の飲食事業者が提供する商品サービスに関する特典情報を、被紹介者端末識別情報を有する被紹介者端末2へ、インターネット32を介して送信する。
【0140】
一方、被紹介者端末2の特典情報受信部21が特典情報を受信する。
【0141】
この特典情報は、例えばクーポン情報や、一定の数値に達した場合に特定の商品サービスを購入するために使用できる来店ポイントである。
【0142】
また、この特典情報は、識別情報対比部10が対比した結果、両者が一致するとすぐに被紹介者端末2へ送信されるので、被紹介者は、和食店に滞在中に特典情報を入手することができ、クーポン情報であれば会計時に利用することができる。
【0143】
そして、店舗端末4の事業者情報読取部26が被紹介者端末識別情報を読取っているので、被紹介者が和食店において会計を済ませると、店舗端末4の購入情報送信部28は、被紹介者の購入情報すなわち飲食情報と、同じ被紹介者の被紹介者端末2が有する被紹介者端末識別情報とを、インターネット32を介して本発明の情報配信サーバ1へ送信する。
【0144】
一方、本発明の情報配信サーバ1の購入情報受信部17は、店舗端末4から送信された、被紹介者の飲食情報と被紹介者端末識別情報とを受信する。
【0145】
そして、本発明の情報配信サーバ1のユーザ情報更新部18は、ユーザ情報データベース6が記録した被紹介者のユーザ情報に含まれる属性情報を、購入情報受信部17が受信した飲食情報に基づいて変更して被紹介者のユーザ情報を更新する。
【0146】
また、店舗端末4の特典情報受取部33は、被紹介者端末2の特典情報受信部21が受信した特典情報例えば来店ポイントを、被紹介者端末2から近距離通信で受取る。
【0147】
また、店舗端末4の顧客情報データベース29は、被紹介者端末識別情報と、被紹介者の飲食代情報とを互いに関連付けて記録する。
【0148】
また、顧客情報データベース29は、特典情報受取部33が受取った特典情報すなわち来店ポイントも、被紹介者端末識別情報や被紹介者の飲食代情報と関連付けて記録する。
【0149】
また、店舗端末と通信可能な別のサーバ例えば飲食事業者の総合サーバが顧客情報データベースを備えることで、被紹介者は被紹介者端末2を使って総合サーバへアクセスし、自分の来店ポイントを確認することができる。
【0150】
また、本発明の情報配信サーバ1のポイント付与部12は、識別情報対比部10が対比した結果、両者が一致した場合に、一致した紹介者であるホテル事業者のホテル事業者情報に、仮想通貨例えばビットコイン(登録商標)へ変換可能な紹介ポイントを付与して、ユーザ情報データベース6に記録する。
【0151】
<第2の実施態様>
次に、他の個人ユーザが、成果保証型広告を行う実施態様を説明する。
第2の実施態様においては、事業者情報すなわち広告情報を含む企業情報を得たり、商品サービスを紹介して報酬を得たりしたい一の個人ユーザは、ユーザ端末を使用して他の個人ユーザが運営しているウェブサイトにアクセスし、専用のアプリケーションプログラムをユーザ端末にインストールする。
従って、第1の実施態様よりも専用のアプリケーションプログラムを拡散させ易い。
【0152】
第2の実施態様において、本発明の情報配信サーバ1の事業者情報データベース5は、第1の実施態様の事業者情報データベースと同じである。
【0153】
また、本発明の情報配信サーバ1のユーザ情報データベース6は、被紹介者端末識別情報や紹介者端末識別情報と関連付けて、被紹介者端末2や紹介者端末3それぞれの使用者であるユーザのユーザ情報を記録する。
【0154】
また、他のユーザは紹介者端末3を使って本発明の情報配信サーバ1へアクセスする。
すなわち、紹介者端末3の指示情報送信部25は、本発明の情報配信サーバ1へアクセスして、事業者情報データベース5が記録した飲食事業者情報のうち紹介対象の飲食事業者情報を選ぶと共に、ユーザ情報データベース6が記録したユーザ情報のうち被紹介者となるユーザ情報を選び、選ばれた飲食事業者情報とユーザ情報とを組み合わせた指示情報を、本発明の情報配信サーバ1へ送信する。
【0155】
一方、本発明の情報配信サーバ1の指示情報受信部13は、インターネット32を介して指示情報を受信する。
【0156】
そして、配信基礎情報データベース7は、指示情報受信部13が受信した指示情報に含まれる飲食事業者情報と、飲食事業者情報に対応する店舗端末の店舗端末識別情報と、ユーザ情報データベース6が紹介者のユーザ情報と関連付けて記録した紹介者端末識別情報のうち指示情報を送信した紹介者端末が有する紹介者端末識別情報と、指示情報受信部13が受信した指示情報に含まれる被紹介者のユーザ情報に対応する被紹介者端末識別情報とを互いに関連付けて記録する。
【0157】
次に、本発明の情報配信サーバ1の事業者情報送信部8は、配信基礎情報データベース7が記録した飲食事業者情報を、配信基礎情報データベース7が飲食事業者情報と関連付けて記録した、かつ、指示情報を送信した紹介者端末が有する紹介者端末識別情報と共に、配信基礎情報データベース7が飲食事業者情報と関連付けて記録した、指示情報に含まれる被紹介者のユーザ情報に対応する被紹介者端末識別情報を有する被紹介者端末2へ、インターネット32を介して送信する。
【0158】
このとき、事業者情報送信部8は、飲食事業者情報と紹介者端末識別情報を、二次元コードに変換して送信する。
【0159】
すると、被紹介者端末2の事業者情報受信部19は、本発明の情報配信サーバ1の事業者情報送信部8が送信した飲食事業者情報と紹介者端末識別情報を受信する。
【0160】
飲食事業者情報を送ってもらった被紹介者は、飲食事業者情報に含まれる飲食店の情報を見て、実際に飲食店を訪れる。
【0161】
そして、被紹介者は、飲食店において、被紹介者端末2の事業者情報表示部20に、飲食事業者情報と紹介者端末識別情報が変換されて形成された二次元コードを表示させる。
【0162】
一方、飲食店に配置された店舗端末4の、事業者情報読取部26が二次元コードを読取る。
また、店舗端末4の事業者情報読取部26は、飲食事業者情報及び紹介者端末識別情報に関連付けられた被紹介者端末識別情報も読取る。
【0163】
次に、店舗端末4の識別情報送信部27は、事業者情報読取部26が読取って受信した、飲食事業者情報と、紹介者端末識別情報と、被紹介者端末識別情報と共に、店舗端末4の店舗端末識別情報を、インターネット32を介して本発明の情報配信サーバ1へ送信する。
【0164】
そして、本発明の情報配信サーバ1の識別情報受信部9は、飲食事業者情報と、紹介者端末識別情報と、被紹介者端末識別情報と、店舗端末4の店舗端末識別情報とを、店舗端末4からインターネット32を介して受信する。
【0165】
さらに、本発明の情報配信サーバ1の識別情報対比部10は、識別情報受信部9が受信した、飲食事業者情報、紹介者端末識別情報、被紹介者端末識別情報及び店舗端末4の店舗端末識別情報と、配信基礎情報データベース7が互いに関連付けて記録した、飲食事業者情報、飲食事業者情報に対応する店舗端末の店舗端末識別情報、紹介者端末識別情報及び被紹介者端末識別情報とを対比する。
【0166】
そして、本発明の情報配信サーバ1の特典情報送信部11は、識別情報対比部10が対比した結果、両者が一致した場合に、飲食事業者情報の飲食事業者が提供する商品サービスに関する特典情報を、被紹介者端末識別情報を有する被紹介者端末2へ、インターネット32を介して送信する。
【0167】
また、被紹介者端末2へ特典情報を送信した後においては、本発明の情報配信サーバ1のポイント付与部12が、一致した紹介者である他の個人ユーザのユーザ情報に、仮想通貨例えばビットコイン(登録商標)へ変換可能な紹介ポイントを付与して、ユーザ情報データベース6に記録する点以外は、第1の実施態様と同じである。
【0168】
<第3の実施態様>
さらに、本発明の情報配信サーバが紹介者となって、成果保証型広告を行う実施態様を説明する。
【0169】
第3の実施態様において、本発明の情報配信サーバ1の事業者情報データベース5は、第1の実施態様及び第2の実施態様の事業者情報データベースと同じである。
【0170】
また、ユーザ情報データベース6は、ユーザ端末識別情報の一つとして、本発明の情報配信サーバの識別情報である情報配信サーバ識別情報と、ユーザ情報の一つとして本発明の情報配信サーバの管理者に関する情報である情報配信サーバ管理者情報とを互いに関連付けて記録可能である。
【0171】
また、本発明の情報配信サーバ1のユーザ情報データベース6は、被紹介者端末識別情報と関連付けて、被紹介者端末2の使用者であるユーザのユーザ情報を記録する。
【0172】
被紹介者は被紹介者端末2を使って本発明の情報配信サーバ1へアクセスする。
すなわち、被紹介者端末2の検索情報送信部22は、本発明の情報配信サーバ1へアクセスして、事業者情報データベース5が記録した飲食事業者情報の一部または全部を含む検索情報を、被紹介者端末2が有する被紹介者端末識別情報と共に、インターネット32を介して本発明の情報配信サーバ1へ送信する。
【0173】
具体的には例えば、被紹介者が自宅付近のフランス料理店の特典情報を希望している場合、被紹介者端末2の検索情報送信部22は、検索情報として「フランス料理」や被紹介者の自宅周辺の地名情報を、被紹介者端末識別情報と共に本発明の情報配信サーバ1へ送信する。
【0174】
一方、本発明の情報配信サーバ1の検索情報受信部14は、検索情報と、検索情報を送信した被紹介者端末2が有する被紹介者端末識別情報を、被紹介者端末2から受信する。
【0175】
そして、本発明の情報配信サーバ1の配信基礎情報データベース7は、検索情報受信部14が受信した検索情報に一部または全部が含まれる飲食事業者情報と、この飲食事業者情報に対応する店舗端末4の店舗端末識別情報と、ユーザ情報データベース6が記録した他のユーザのユーザ端末が有するユーザ端末識別情報として情報配信サーバ1が有する情報配信サーバ識別情報と、検索情報受信部14が受信した被紹介者の被紹介者端末2が有する被紹介者端末識別情報とを互いに関連付けて記録する。
【0176】
具体的には例えば、検索情報が「フランス料理」や、被紹介者の自宅周辺の地名情報である場合、配信基礎情報データベース7は、被紹介者の自宅周辺に店舗が位置するフランス料理の飲食事業者情報と、この飲食事業者情報に対応する店舗端末4の店舗端末識別情報と、情報配信サーバ識別情報と、被紹介者端末識別情報とを互いに関連付けて記録する。
【0177】
そして、本発明の情報配信サーバ1の事業者情報送信部8は、配信基礎情報データベース7が記録した飲食事業者情報を、配信基礎情報データベース7が飲食事業者情報と関連付けて記録した情報配信サーバ識別情報と共に、配信基礎情報データベース7が飲食事業者情報と関連付けて記録した被紹介者端末識別情報を有する被紹介者端末2へ、インターネット32を介して送信する。
【0178】
このとき、事業者情報送信部8は、飲食事業者情報と情報配信サーバ識別情報を、二次元コードへ変換して送信する。
【0179】
すると、被紹介者端末2の事業者情報受信部19は、本発明の情報配信サーバ1の事業者情報送信部8が送信した飲食事業者情報と情報配信サーバ識別情報を受信する。
【0180】
飲食事業者情報を送ってもらった被紹介者は、飲食事業者情報に含まれる飲食店の情報を見て、実際に飲食店を訪れる。
【0181】
そして、被紹介者は、飲食店において、被紹介者端末2の事業者情報表示部20に、飲食事業者情報と情報配信サーバ識別情報が変換されて形成された二次元コードを表示させる。
【0182】
一方、飲食店に配置された店舗端末4の、事業者情報読取部26が二次元コードを読取る。
また、店舗端末4の事業者情報読取部26は、飲食事業者情報及び情報配信サーバ識別情報に関連付けられた被紹介者端末識別情報も読取る。
【0183】
次に、店舗端末4の識別情報送信部27は、事業者情報読取部26が読取って受信した、飲食事業者情報と、情報配信サーバ識別情報と、被紹介者端末識別情報と共に、店舗端末4の店舗端末識別情報を、インターネット32を介して本発明の情報配信サーバ1へ送信する。
【0184】
そして、本発明の情報配信サーバ1の識別情報対比部10は、識別情報受信部9が受信した、飲食事業者情報、情報配信サーバ識別情報、被紹介者端末識別情報及び店舗端末4の店舗端末識別情報と、配信基礎情報データベース7が互いに関連付けて記録した、飲食事業者情報、被紹介者端末識別情報、情報配信サーバ識別情報及び飲食事業者情報に対応する店舗端末4の店舗端末識別情報とを対比する。
【0185】
さらに、本発明の情報配信サーバ1の特典情報送信部11は、識別情報対比部10が対比した結果、両者が一致した場合に、飲食事業者情報の飲食事業者が提供する商品サービスに関する特典情報を、被紹介者端末識別情報を有する被紹介者端末2へ、インターネット32を介して送信する。
【0186】
また、被紹介者端末2へ特典情報を送信した後においては、本発明の情報配信サーバ1が紹介者である場合、ポイント付与部12はポイントの付与を行わないが、それ以外の点について第1の実施態様と同じである。
【0187】
以上のように、本発明の情報配信システムにおいて、本発明の情報配信サーバが、配信基礎情報記録部を備えているので、特典情報を与えるユーザと特典情報を受けるユーザとを結び付けることができる。
【0188】
また、本発明の情報配信システムにおいて、本発明の情報配信サーバが、識別情報受信部を備えているので、一のユーザが実際に事業者と接触したことを確認することができる。
【0189】
さらに、本発明の情報配信システムにおいて、本発明の情報配信サーバが、識別情報対比部を備えているので、配信基礎情報記録部が記録した、特典情報を与えるユーザと特典情報を受けるユーザとの組み合わせどおりに、ユーザが事業者に接触したか否かを確認することができる。
また、本発明の情報配信システムにおいて、本発明の情報配信サーバが、特典情報送信部を備えているので、一のユーザは実際に事業者と接触すれば、その事業者に対して利用できる特典情報を入手することができる。
【0190】
従って、ユーザが事業者と接触する、例えば被紹介者が来店するという成果を確認できる上に、例えば飲食店などを紹介した者と紹介された者との関連性を確認できるので、紹介者は積極的に紹介若しくは宣伝を行いたいという意識が高まるので、本発明の情報配信システムや、本発明の情報配信サーバは、成果保証型広告を活性化できる。
【0191】
また、本発明の第1の実施態様では、本発明の情報配信サーバの管理者とホテル事業者が、広告主から成果保証型広告における報酬を受ける。
また、本発明の第2の実施態様では、本発明の情報配信サーバの管理者と紹介者である他の個人ユーザが、広告主から成果保証型広告における報酬を受ける。
また、本発明の第3の実施態様では、本発明の情報配信サーバの管理者のみが、広告主から成果保証型広告における報酬を受ける。
【0192】
このように、本発明の情報配信サーバは、多様な成果保証型広告を実行することができ、この点においても成果保証型広告を活性化することができる。