(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6814926
(24)【登録日】2020年12月24日
(45)【発行日】2021年1月20日
(54)【発明の名称】水利工事用の封鎖蓋取り外し装置
(51)【国際特許分類】
F16L 55/115 20060101AFI20210107BHJP
B25J 15/08 20060101ALI20210107BHJP
B25B 5/02 20060101ALI20210107BHJP
【FI】
F16L55/115
B25J15/08 E
B25B5/02
【請求項の数】9
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2019-231923(P2019-231923)
(22)【出願日】2019年12月23日
【審査請求日】2020年8月8日
(31)【優先権主張番号】201910885733.0
(32)【優先日】2019年9月19日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520142413
【氏名又は名称】温州根旭電子科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】毛利英
【審査官】
渡邉 聡
(56)【参考文献】
【文献】
実開平06−018460(JP,U)
【文献】
独国特許出願公開第4408153(DE,A1)
【文献】
特開平11−217842(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3010469(JP,U)
【文献】
特開昭47−028656(JP,A)
【文献】
特開2015−217508(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 55/115
B25B 5/02
B25J 15/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定ブロックを含み、前記固定ブロックには本願発明を駆動できる動力装置が設置され、前記固定ブロックの右側には回転盤が設置され、前記回転盤には回転リングが回転可能に連結され、前記回転リングには本願発明を土に固定する固定装置が四つ環状になるように配列され、前記回転盤の左面には気流を送る送気装置が設置され、前記回転盤の右面には封鎖蓋を挟持で固定する挟持装置が四つ環状になるように配列され、前記挟持装置は前記回転盤の右面に固定的に連結されたピストンシリンダと、前記ピストンシリンダの中に設置されたピストン空間と、前記ピストン空間の中に摺動可能に連結されたピストンと、前記ピストンにおいて対称中心に近接する側の端面に固定的に連結され且つ対称中心に近接する側へ前記ピストン空間の外部に延在する昇降棒と、前記昇降棒の右面に固定的連結され且つ前記ピストン空間の外部に位置するエアシリンダと、前記エアシリンダの中に設置されたエア空間と、前記エア空間の中に摺動可能に連結された副ピストンと、前記副ピストンにおいて対称中心に近接する側の端面に固定的に連結され且つ対称中心に近接する側へ前記エア空間の外部に延在する挟持棒と、前記挟持棒に固定的に連結され且つ前記エア空間の外部に位置する挟持ブロックと、前記挟持ブロックにおいて対称中心に近接する側の端面に設置され且つ対称中心に近接する側に開口する回転輪空間と、前記回転輪空間の左内壁に固定的に連結された無電極回転スイッチと、前記無電極回転スイッチに回転可能に連結された回転輪とを含み、前記挟持装置は前記ピストンと前記副ピストンとの対称中心に近接する側への移動で、前記挟持ブロックを封鎖蓋と当接させ、即ちエア駆動でやんわりと封鎖蓋を挟持で固定でき、また、前記無電極回転スイッチは前記回転輪が回転しているかどうかで、挟持固定の安定性を判断でき、もし挟持後に前記回転輪が回転すれば、対応する前記挟持ブロックは引き続き移動して挟持が安定になるまで圧力を加え、前記挟持装置には前記昇降棒をロックするロック装置が設置されていることを特徴とする水利工事用の封鎖蓋取り外し装置。
【請求項2】
前記動力装置はそれぞれ前記固定ブロックの上下面に固定的に連結されたL型棒を含み、二本の前記L型棒は位置的に上下対称となり、前記L型棒と前記回転リングとは固定的に連結され、前記固定ブロックの左面にはエアポンプが固定的連結され、前記固定ブロックの右面には右方へ延在するモータ軸が回転可能に連結され、前記モータ軸には前記固定ブロックに固定的連結されたトルクモータが伝動可能に連結され、前記モータ軸にはエア箱が回転可能に連結され、前記エア箱は前記回転盤と回転可能に連結され、前記エア箱の中にはエア箱空間が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の水利工事用の封鎖蓋取り外し装置。
【請求項3】
前記L型棒の左面には上下対称となる二つの取手が固定的連結されていることを特徴とする請求項2に記載の水利工事用の封鎖蓋取り外し装置。
【請求項4】
前記固定装置は前記回転リングの右面に固定的に連結された摺動シリンダを含み、前記摺動シリンダの中には摺動空間が設置され、前記摺動空間の中には摺動ピストンが摺動可能に連結され、前記摺動ピストンの右面には貫通穴が左右貫通になるように設置され、前記貫通穴には密封板が回転可能に連結され、前記密封板において回転可能な連結部には副捻りばねが設置され、前記密封板には前記貫通穴と片方向連通する逆止め弁が設置され、前記摺動ピストンの右面には右方へ前記摺動空間の外部に延在する固定棒が固定的に連結され、前記固定棒の中には前記貫通穴と連通する副摺動空間が設置され、前記副摺動空間の中にはスライドピストンが摺動可能に連結され、前記スライドピストンの右面には推動棒が固定的に連結され、前記推動棒の右端には推動ブロックが固定的に連結され、前記固定棒には対称中心から離れる側に開口する回転空間が四つ環状になるように配列され、前記回転空間は前記副摺動空間と連通し且つ前記推動ブロックの右側に位置し、前記回転空間の中には前記推動ブロックと当接する回転ブロックが回転可能に連結され、前記回転ブロックにおいて回転可能な連結部には捻りばねが設置され、前記摺動ピストンと前記摺動空間の右内壁とはばねによって連結され、前記摺動空間と前記エアポンプとは気体管によって連通され、前記気体管には第二電磁弁が設置され、前記摺動空間と前記エア箱空間とは副気体管によって連通され、前記副気体管には圧力弁が設置されていることを特徴とする請求項2に記載の水利工事用の封鎖蓋取り外し装置。
【請求項5】
前記圧力弁と前記逆止め弁とは右方から左方へと片方向に連通し、前記副捻りばねは弾力が強いため、前記摺動ピストンを右方へ右限界位置に移動させたときに、前記密封板を開け、且つ前記密封板は右方へ回転することでしか開けられなく、前記圧力弁を開けるには強い圧力が要り、前記回転ブロックを完全に広げて固定し終えた後にしか開けられないことを特徴とする請求項4に記載の水利工事用の封鎖蓋取り外し装置。
【請求項6】
前記送気装置は前記回転盤の左面に固定的に連結され且つ前記エア箱空間の中に位置する鋼管を含み、前記鋼管にはスライドキー筒がスライドキーで連結され、前記スライドキー筒は前記モータ軸とスライドキーで連結され、前記スライドキー筒の下面には気体穴が上下貫通になるように設置され、前記回転盤の中には前記鋼管と連通する副エア空間が設置され、前記副エア空間と前記ピストン空間とは気体管路によって連通され、前記気体管路には第一電磁弁が設置されていることを特徴とする請求項2に記載の水利工事用の封鎖蓋取り外し装置。
【請求項7】
前記挟持装置は前記ピストンと前記ピストン空間において対称中心に近接する側の内壁とに連結された圧縮ばねを含み、前記エア空間において対称中心から離れる側の端面には電磁リリーフ弁が設置され、前記エア空間において対称中心から離れる側の端面には固定管が前記エア空間と連通になるように連結され、前記固定管において対称中心から離れる側の端面には弁が固定的に連結され、前記弁の中には前記固定管と連通する曲面ブロックが設置され、前記曲面ブロックと前記ピストン空間とは伸縮管によって連通され、前記伸縮管には第四電磁弁が設置され、前記曲面ブロックの中には遮断ブロックが摺動可能に連結され、前記遮断ブロックは前記伸縮管と前記固定管とを連通できないようにすることができ、前記曲面ブロックの左内壁には電磁石が固定的に連結され、前記遮断ブロックの右面には右方へ前記曲面ブロックの外部に延在する副推動棒が固定的に連結され、前記遮断ブロックと前記曲面ブロックの右内壁とは引張ばねによって連結され、前記挟持ブロックにおいて対称中心から離れる側の端面には従動棒が固定的に連結され、前記従動棒には前記副推動棒と当接できる前記曲面ブロックが固定的に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の水利工事用の封鎖蓋取り外し装置。
【請求項8】
前記挟持ブロックと前記エアシリンダにおいて対称中心に近接する側の端面とは圧力ばねによって連結され、前記無電極回転スイッチは前記回転輪が回転しているかどうかで、挟持固定の安定性を判断でき、もし挟持後に、前記回転盤が回転すれば、対応する前記挟持ブロックは引き続き移動して挟持が安定になるまで圧力を加え、即ちより安定的に挟持固定を行えることを特徴とする請求項7に記載の水利工事用の封鎖蓋取り外し装置。
【請求項9】
前記ロック装置は前記ピストン空間の右面に固定的に連結された昇降シリンダを含み、前記昇降シリンダの中には昇降空間が設置され、前記昇降空間と前記固定管とは送気管によって連通され、前記送気管には第三電磁弁が設置され、前記送気管には副摺動ピストンが摺動可能に連結され、前記副摺動ピストンにおいて対称中心に近接する側の端面には副昇降棒が固定的に連結され、前記副昇降棒は対称中心に近接する側へ前記昇降空間の外部に延在し、前記副摺動ピストンと前記昇降空間において対称中心に近接する側の内壁とは復位ばねによって連結され、前記副昇降棒には横棒が固定的に連結され、前記横棒は前記昇降シリンダにおいて対称中心に近接する側に位置し、前記昇降棒は前記横棒を貫通し、前記横棒において対称中心から離れる側の端面にはストッパーが二つ左右対称になるように固定的に連結され、前記ピストン空間において対称中心に近接する側の端面には副電磁石が二つ左右対称になるように固定的に連結され、前記副電磁石は前記ストッパーにおいて対称中心から離れる側に位置し、前記ピストン空間において対称中心に近接する側の端面には前記ストッパーと当接できるロックブロックが二つ左右対称になるように摺動可能に連結され、前記取手と前記副電磁石とは挟持ばねによって連結され、前記ロックブロックは前記昇降棒と当接して前記昇降棒を挟持で固定できることを特徴とする請求項7に記載の水利工事用の封鎖蓋取り外し装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は水利工事における封鎖蓋の取り外し技術分野を取り上げ、特に水利工事用の封鎖蓋取り外し装置に関わる。
【背景技術】
【0002】
水利工事において、管路疎通のため、沈積物が堆積しやすい区域では、よくY型管路を用いる。また、封鎖蓋で管路の一つの開口を封鎖することで、メンテナンスなどにおいて、蓋を取り外せば、管路内部の異物に対する除去を便利にし、より簡単に疎通を行える。しかし、現在用いられる封鎖蓋は基本的にネジ山で連結され、且つ密封性のため、シールテープによって巻かれ、取り外し時は非常に繁雑である。また、蓋に対する取り外し作業は、基本的に作業員が取り外し装置を利用して手動で蓋をねじって外すことが多い、全体的に時間と手間がかかる。さらに、既存する取り外し装置は、作業員が手動で蓋に固定する必要があり、蓋に対する挟持力は調整しにくいため、力が強すぎると、蓋は変形して取り外しが難しくなり、対して力が弱すぎると、滑りやすく、取り外しもまた難しくなる。本願発明は上記問題を解決できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107940160号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
既存する取り外し装置は、作業員が手動で蓋に固定する必要があり、蓋に対する挟持力は調整しにくいため、取り外しは難しくなる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の問題を解決するため、本願は水利工事用の封鎖蓋取り外し装置を設計し、本願に記載の水利工事用の封鎖蓋取り外し装置は、固定ブロックを含み、前記固定ブロックには本願発明を駆動できる動力装置が設置され、前記固定ブロックの右側には回転盤が設置され、前記回転盤には回転リングが回転可能に連結され、前記回転リングには本願発明を土に固定する固定装置が四つ環状になるように配列され、前記回転盤の左面には気流を送る送気装置が設置され、前記回転盤の右面には封鎖蓋を挟持で固定する挟持装置が四つ環状になるように配列され、前記挟持装置は前記回転盤の右面に固定的に連結されたピストンシリンダと、前記ピストンシリンダの中に設置されたピストン空間と、前記ピストン空間の中に摺動可能に連結されたピストンと、前記ピストンにおいて対称中心に近接する側の端面に固定的に連結され且つ対称中心に近接する側へ前記ピストン空間の外部に延在する昇降棒と、前記昇降棒の右面に固定的連結され且つ前記ピストン空間の外部に位置するエアシリンダと、前記エアシリンダの中に設置されたエア空間と、前記エア空間の中に摺動可能に連結された副ピストンと、前記副ピストンにおいて対称中心に近接する側の端面に固定的に連結され且つ対称中心に近接する側へ前記エア空間の外部に延在する挟持棒と、前記挟持棒に固定的に連結され且つ前記エア空間の外部に位置する挟持ブロックと、前記挟持ブロックにおいて対称中心に近接する側の端面に設置され且つ対称中心に近接する側に開口する回転輪空間と、前記回転輪空間の左内壁に固定的に連結された無電極回転スイッチと、前記無電極回転スイッチに回転可能に連結された回転輪とを含み、前記挟持装置は前記ピストンと前記副ピストンとの対称中心に近接する側への移動で、前記挟持ブロックを封鎖蓋と当接させ、即ちエア駆動でやんわりと封鎖蓋を挟持で固定でき、また、前記無電極回転スイッチは前記回転輪が回転しているかどうかで、挟持固定の安定性を判断でき、もし挟持後に前記回転輪が回転すれば、対応する前記挟持ブロックは引き続き移動して挟持が安定になるまで圧力を加え、前記挟持装置には前記昇降棒をロックするロック装置が設置されている。
【0006】
中で、前記動力装置はそれぞれ前記固定ブロックの上下面に固定的に連結されたL型棒を含み、二本の前記L型棒は位置的に上下対称となり、前記L型棒と前記回転リングとは固定的に連結され、前記固定ブロックの左面にはエアポンプが固定的連結され、前記固定ブロックの右面には右方へ延在するモータ軸が回転可能に連結され、前記モータ軸には前記固定ブロックに固定的連結されたトルクモータが伝動可能に連結され、前記モータ軸にはエア箱が回転可能に連結され、前記エア箱は前記回転盤と回転可能に連結され、前記エア箱の中にはエア箱空間が設置されている。
【0007】
好ましくは、前記L型棒の左面には上下対称となる二つの取手が固定的連結されている。
【0008】
中で、前記固定装置は前記回転リングの右面に固定的に連結された摺動シリンダを含み、前記摺動シリンダの中には摺動空間が設置され、前記摺動空間の中には摺動ピストンが摺動可能に連結され、前記摺動ピストンの右面には貫通穴が左右貫通になるように設置され、前記貫通穴には密封板が回転可能に連結され、前記密封板において回転可能な連結部には副捻りばねが設置され、前記密封板には前記貫通穴と片方向連通する逆止め弁が設置され、前記摺動ピストンの右面には右方へ前記摺動空間の外部に延在する固定棒が固定的に連結され、前記固定棒の中には前記貫通穴と連通する副摺動空間が設置され、前記副摺動空間の中にはスライドピストンが摺動可能に連結され、前記スライドピストンの右面には推動棒が固定的に連結され、前記推動棒の右端には推動ブロックが固定的に連結され、前記固定棒には対称中心から離れる側に開口する回転空間が四つ環状になるように配列され、前記回転空間は前記副摺動空間と連通し且つ前記推動ブロックの右側に位置し、前記回転空間の中には前記推動ブロックと当接する回転ブロックが回転可能に連結され、前記回転ブロックにおいて回転可能な連結部には捻りばねが設置され、前記摺動ピストンと前記摺動空間の右内壁とはばねによって連結され、前記摺動空間と前記エアポンプとは気体管によって連通され、前記気体管には第二電磁弁が設置され、前記摺動空間と前記エア箱空間とは副気体管によって連通され、前記副気体管には圧力弁が設置されている。
【0009】
好ましくは、前記圧力弁と前記逆止め弁とは右方から左方へと片方向に連通し、前記副捻りばねは弾力が強いため、前記摺動ピストンを右方へ右限界位置に移動させたときに、前記密封板を開け、且つ前記密封板は右方へ回転することでしか開けられなく、前記圧力弁を開けるには強い圧力が要り、前記回転ブロックを完全に広げて固定し終えた後にしか開けられない。
【0010】
中で、前記送気装置は前記回転盤の左面に固定的に連結され且つ前記エア箱空間の中に位置する鋼管を含み、前記鋼管にはスライドキー筒がスライドキーで連結され、前記スライドキー筒は前記モータ軸とスライドキーで連結され、前記スライドキー筒の下面には気体穴が上下貫通になるように設置され、前記回転盤の中には前記鋼管と連通する副エア空間が設置され、前記副エア空間と前記ピストン空間とは気体管路によって連通され、前記気体管路には第一電磁弁が設置されている。
【0011】
中で、前記挟持装置は前記ピストンと前記ピストン空間において対称中心に近接する側の内壁とに連結された圧縮ばねを含み、前記エア空間において対称中心から離れる側の端面には電磁リリーフ弁が設置され、前記エア空間において対称中心から離れる側の端面には固定管が前記エア空間と連通になるように連結され、前記固定管において対称中心から離れる側の端面には弁が固定的に連結され、前記弁の中には前記固定管と連通する曲面ブロックが設置され、前記曲面ブロックと前記ピストン空間とは伸縮管によって連通され、前記伸縮管には第四電磁弁が設置され、前記曲面ブロックの中には遮断ブロックが摺動可能に連結され、前記遮断ブロックは前記伸縮管と前記固定管とを連通できないようにすることができ、前記曲面ブロックの左内壁には電磁石が固定的に連結され、前記遮断ブロックの右面には右方へ前記曲面ブロックの外部に延在する副推動棒が固定的に連結され、前記遮断ブロックと前記曲面ブロックの右内壁とは引張ばねによって連結され、前記挟持ブロックにおいて対称中心から離れる側の端面には従動棒が固定的に連結され、前記従動棒には前記副推動棒と当接できる前記曲面ブロックが固定的に連結されている。
【0012】
好ましくは、前記挟持ブロックと前記エアシリンダにおいて対称中心に近接する側の端面とは圧力ばねによって連結され、前記無電極回転スイッチは前記回転輪が回転しているかどうかで、挟持固定の安定性を判断でき、もし挟持後に、前記回転盤が回転すれば、対応する前記挟持ブロックは引き続き移動して挟持が安定になるまで圧力を加え、即ちより安定的に挟持固定を行える。
【0013】
中で、前記ロック装置は前記ピストン空間の右面に固定的に連結された昇降シリンダを含み、前記昇降シリンダの中には昇降空間が設置され、前記昇降空間と前記固定管とは送気管によって連通され、前記送気管には第三電磁弁が設置され、前記送気管には副摺動ピストンが摺動可能に連結され、前記副摺動ピストンにおいて対称中心に近接する側の端面には副昇降棒が固定的に連結され、前記副昇降棒は対称中心に近接する側へ前記昇降空間の外部に延在し、前記副摺動ピストンと前記昇降空間において対称中心に近接する側の内壁とは復位ばねによって連結され、前記副昇降棒には横棒が固定的に連結され、前記横棒は前記昇降シリンダにおいて対称中心に近接する側に位置し、前記昇降棒は前記横棒を貫通し、前記横棒において対称中心から離れる側の端面にはストッパーが二つ左右対称になるように固定的に連結され、前記ピストン空間において対称中心に近接する側の端面には副電磁石が二つ左右対称になるように固定的に連結され、前記副電磁石は前記ストッパーにおいて対称中心から離れる側に位置し、前記ピストン空間において対称中心に近接する側の端面には前記ストッパーと当接できるロックブロックが二つ左右対称になるように摺動可能に連結され、前記取手と前記副電磁石とは挟持ばねによって連結され、前記ロックブロックは前記昇降棒と当接して前記昇降棒を挟持で固定でき、そして前記挟持ブロックが封鎖蓋を挟持で固定した後に前記挟持ブロックの上下移動を制限できる。
【発明の効果】
【0014】
本発明は以下のプラス効果を有する:本願発明において、固定機構は固定棒を自動的に土に挿して固定でき、手動で設備を固定する必要がなく、設備を土に固定した後、挟持装置は封鎖蓋を挟持して固定でき、四つの挟持装置はいずれもエア駆動であり、やんわりと蓋を挟持でき、さらに、挟持装置には摺動測定機構が設置され、もし挟持後に、摺動測定機構における摺動輪が回転すれば、対応する挟持装置は挟持が安定になるまで、引き続き圧力を加え、即ち自動的に挟持力を調整し、より安定的に挟持固定を行え、挟持力が強すぎる又は弱すぎるによる取り外し問題を避けられ、そして回転装置は蓋をねじって外し、明らかに、本願発明は自動的に蓋を取り外し、作業員の作業負担を減らし、且つ挟持力を自動的に調整できるため、より安定的に挟持を行い、取り外し難度を下げる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
下記に
図1〜8を合わせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、本願に記載の各方向を以下のように規定する:
図1は本願発明の正面図であり、本願に記載の各方向は、
図1における観察方向に基づくものである。
【0016】
【発明を実施するための形態】
【0017】
本願発明は水利工事用の封鎖蓋取り外し装置を取り上げ、主に水利工事における封鎖蓋の取り外し作業に応用され、以下に図面を合わせて本願発明について詳しく説明する。
【0018】
本願に記載の水利工事用の封鎖蓋取り外し装置は、固定ブロック11を含み、前記固定ブロック11には本願発明を駆動できる動力装置101が設置され、前記固定ブロック11の右側には回転盤23が設置され、前記回転盤23には回転リング19が回転可能に連結され、前記回転リング19には本願発明を土に固定する固定装置102が四つ環状になるように配列され、前記回転盤23の左面には気流を送る送気装置103が設置され、前記回転盤23の右面には封鎖蓋を挟持で固定する挟持装置104が四つ環状になるように配列され、前記挟持装置104は前記回転盤23の右面に固定的に連結されたピストンシリンダ21と、前記ピストンシリンダ21の中に設置されたピストン空間44と、前記ピストン空間44の中に摺動可能に連結されたピストン45と、前記ピストン45において対称中心に近接する側の端面に固定的に連結され且つ対称中心に近接する側へ前記ピストン空間44の外部に延在する昇降棒47と、前記昇降棒44の右面に固定的連結され且つ前記ピストン空間44の外部に位置するエアシリンダ54と、前記エアシリンダ54の中に設置されたエア空間55と、前記エア空間55の中に摺動可能に連結された副ピストン56と、前記副ピストン56において対称中心に近接する側の端面に固定的に連結され且つ対称中心に近接する側へ前記エア空間55の外部に延在する挟持棒57と、前記挟持棒57に固定的に連結され且つ前記エア空間55の外部に位置する挟持ブロック59と、前記挟持ブロック59において対称中心に近接する側の端面に設置され且つ対称中心に近接する側に開口する回転輪空間75と、前記回転輪空間75の左内壁に固定的に連結された無電極回転スイッチ77と、前記無電極回転スイッチ77に回転可能に連結された回転輪76とを含み、前記挟持装置104は前記ピストン45と前記副ピストン56との対称中心に近接する側への移動で、前記挟持ブロック59を封鎖蓋と当接させ、即ちエア駆動でやんわりと封鎖蓋を挟持で固定でき、また、前記無電極回転スイッチ77は前記回転輪76が回転しているかどうかで、挟持固定の安定性を判断でき、もし挟持後に前記回転輪76が回転すれば、対応する前記挟持ブロック59は引き続き移動して挟持が安定になるまで圧力を加え、前記挟持装置104には前記昇降棒47をロックするロック装置105が設置されている。
【0019】
前記動力装置101はそれぞれ前記固定ブロック11の上下面に固定的に連結されたL型棒17を含み、二本の前記L型棒17は位置的に上下対称となり、前記L型棒17と前記回転リング19とは固定的に連結され、前記固定ブロック11の左面にはエアポンプ12が固定的連結され、前記固定ブロック11の右面には右方へ延在するモータ軸14が回転可能に連結され、前記モータ軸14には前記固定ブロック11に固定的連結されたトルクモータ13が伝動可能に連結され、前記モータ軸14にはエア箱15が回転可能に連結され、前記エア箱15は前記回転盤23と回転可能に連結され、前記エア箱15の中にはエア箱空間79が設置され、
前記トルクモータ13の回転と前記エアポンプ12の作動で、圧縮空気を生み出して本願発明に動力を提供する。
【0020】
有利なことに、前記L型棒17の左面には上下対称となる二つの取手78が固定的連結されている。
【0021】
前記固定装置102は前記回転リング19の右面に固定的に連結された摺動シリンダ20を含み、前記摺動シリンダ20の中には摺動空間31が設置され、前記摺動空間31の中には摺動ピストン80が摺動可能に連結され、前記摺動ピストン80の右面には貫通穴81が左右貫通になるように設置され、前記貫通穴81には密封板43が回転可能に連結され、前記密封板43において回転可能な連結部には副捻りばね41が設置され、前記密封板43には前記貫通穴81と片方向連通する逆止め弁42が設置され、前記摺動ピストン80の右面には右方へ前記摺動空間31の外部に延在する固定棒32が固定的に連結され、前記固定棒32の中には前記貫通穴81と連通する副摺動空間33が設置され、前記副摺動空間33の中にはスライドピストン40が摺動可能に連結され、前記スライドピストン40の右面には推動棒35が固定的に連結され、前記推動棒35の右端には推動ブロック36が固定的に連結され、前記固定棒32には対称中心から離れる側に開口する回転空間39が四つ環状になるように配列され、前記回転空間39は前記副摺動空間33と連通し且つ前記推動ブロック36の右側に位置し、前記回転空間39の中には前記推動ブロック36と当接する回転ブロック37が回転可能に連結され、前記回転ブロック37において回転可能な連結部には捻りばね38が設置され、前記摺動ピストン80と前記摺動空間31の右内壁とはばね34によって連結され、前記摺動空間31と前記エアポンプ12とは気体管16によって連通され、前記気体管16には第二電磁弁30が設置され、前記摺動空間31と前記エア箱空間79とは副気体管18によって連通され、前記副気体管18には圧力弁29が設置され、
気流が前記摺動ピストン80を押して右方へ移動させ、前記固定棒32を土に挿した後に、気流はさらに前記スライドピストン40を押して右方へ移動させ、そして前記推動ブロック36は連動して前記回転ブロック37を押して回転させ、前記回転ブロック37を広げて固定効果を果たす。
【0022】
有利なことに、前記圧力弁29と前記逆止め弁42とは右方から左方へと片方向に連通し、前記副捻りばね41は弾力が強いため、前記摺動ピストン80を右方へ右限界位置に移動させたときに、前記密封板43を開け、且つ前記密封板43は右方へ回転することでしか開けられなく、前記圧力弁29を開けるには強い圧力が要り、前記回転ブロック37を完全に広げて固定し終えた後にしか開けられない。
【0023】
前記送気装置103は前記回転盤23の左面に固定的に連結され且つ前記エア箱空間79の中に位置する鋼管27を含み、前記鋼管27にはスライドキー筒25がスライドキーで連結され、前記スライドキー筒25は前記モータ軸14とスライドキーで連結され、前記スライドキー筒25の下面には気体穴28が上下貫通になるように設置され、前記回転盤23の中には前記鋼管27と連通する副エア空間26が設置され、前記副エア空間26と前記ピストン空間44とは気体管路22によって連通され、前記気体管路22には第一電磁弁24が設置され、
前記摺動空間31の中の気流は前記副気体管18を経由して前記エア箱空間79に入り、かつ前記気体穴28と、前記鋼管27と、前記副エア空間26と、前記気体管路22とを経由して前記ピストン空間44に入り、即ち気流を搬送できる。
【0024】
前記挟持装置104は前記ピストン45と前記ピストン空間44において対称中心に近接する側の内壁とに連結された圧縮ばね48を含み、前記エア空間55において対称中心から離れる側の端面には電磁リリーフ弁53が設置され、前記エア空間55において対称中心から離れる側の端面には固定管52が前記エア空間55と連通になるように連結され、前記固定管52において対称中心から離れる側の端面には弁49が固定的に連結され、前記弁49の中には前記固定管52と連通する曲面ブロック50が設置され、前記曲面ブロック50と前記ピストン空間44とは伸縮管46によって連通され、前記伸縮管46には第四電磁弁83が設置され、前記曲面ブロック50の中には遮断ブロック65が摺動可能に連結され、前記遮断ブロック65は前記伸縮管46と前記固定管52とを連通できないようにすることができ、前記曲面ブロック50の左内壁には電磁石66が固定的に連結され、前記遮断ブロック65の右面には右方へ前記曲面ブロック50の外部に延在する副推動棒63が固定的に連結され、前記遮断ブロック65と前記曲面ブロック50の右内壁とは引張ばね64によって連結され、前記挟持ブロック59において対称中心から離れる側の端面には従動棒51が固定的に連結され、前記従動棒51には前記副推動棒63と当接できる前記曲面ブロック50が固定的に連結され、
気流が前記気体管路22を経由して前記ピストン空間44に入り、そして前記ピストン45と前記副ピストン56とを駆動して対称中心に接近するように移動させ、挟持ブロック59は連動して封鎖蓋と当接し、即ちエア駆動でやんわりと封鎖蓋を挟持で固定できる。
【0025】
有利なことに、前記挟持ブロック59と前記エアシリンダ54において対称中心に近接する側の端面とは圧力ばね58によって連結され、前記無電極回転スイッチ77は前記回転輪76が回転しているかどうかで、挟持固定の安定性を判断でき、もし挟持後に、前記回転盤76が回転すれば、対応する前記挟持ブロック59は引き続き移動して挟持が安定になるまで圧力を加え、即ちより安定的に挟持固定を行える。
【0026】
前記ロック装置105は前記ピストン空間44の右面に固定的に連結された昇降シリンダ60を含み、前記昇降シリンダ60の中には昇降空間61が設置され、前記昇降空間61と前記固定管52とは送気管62によって連通され、前記送気管62には第三電磁弁82が設置され、前記送気管62には副摺動ピストン67が摺動可能に連結され、前記副摺動ピストン67において対称中心に近接する側の端面には副昇降棒68が固定的に連結され、前記副昇降棒68は対称中心に近接する側へ前記昇降空間61の外部に延在し、前記副摺動ピストン67と前記昇降空間61において対称中心に近接する側の内壁とは復位ばね69によって連結され、前記副昇降棒68には横棒70が固定的に連結され、前記横棒70は前記昇降シリンダ60において対称中心に近接する側に位置し、前記昇降棒47は前記横棒70を貫通し、前記横棒70において対称中心から離れる側の端面にはストッパー71が二つ左右対称になるように固定的に連結され、前記ピストン空間44において対称中心に近接する側の端面には副電磁石74が二つ左右対称になるように固定的に連結され、前記副電磁石74は前記ストッパー71において対称中心から離れる側に位置し、前記ピストン空間44において対称中心に近接する側の端面には前記ストッパー71と当接できるロックブロック72が二つ左右対称になるように摺動可能に連結され、前記取手78と前記副電磁石74とは挟持ばね73によって連結され、前記ロックブロック72は前記昇降棒47と当接して前記昇降棒47を挟持で固定でき、そして前記挟持ブロック59が封鎖蓋を挟持で固定した後に前記挟持ブロック59の上下移動を制限でき、
前記副摺動ピストン67が対称中心に接近するように移動することで、前記ストッパー71は前記ロックブロック72から離脱し、そして前記ロックブロック72は前記挟持ばね73によって前記昇降棒47を挟持で固定する。
【0027】
以下に
図1〜
図8を合わせて本願発明の使用手順について詳しく説明する。
【0028】
はじめに、副電磁石74は停電され、摺動ピストン80と、スライドピストン40とは左限界位置にあり、副捻りばね41により、密封板43は縦状態で閉じられ、回転ブロック37は捻りばね38によって回転空間39に位置し,第二電磁石30は作動していなく、ロックブロック72は対称中心から離れる側の限界位置にあり、ロックブロック72はストッパー71と当接し、昇降棒47と当接していなく、副摺動ピストン67は上限界位置にあり、ピストン45は上限界位置にあり、副推動棒63は曲面ブロック50と当接して遮断ブロック65を左限界位置に位置させ、挟持ブロック59は圧力ばね58によって下限界位置にあり、第一電磁弁24と電磁リリーフ弁53とは作動し、第三電磁弁82と第四電磁弁83とは作動していない。
【0029】
作業時に、作業員は取手78を手で持ち、摺動シリンダ20を管路周辺の土と接触させ、エアポンプ12を起動し、エアポンプ12による気流は気体管16を経由して摺動空間31に入り、そして摺動ピストン80を押して右方へ移動させ、固定棒32を土に挿した後に、摺動ピストン80は右方へ右限界位置に移動し、そして気流は密封板43を押して右方へ回転させて開け、気流が副摺動空間33に入ってスライドピストン40と推動棒35とを押して右方へ移動させ、推動ブロック36は回転ブロック37を押して対称中心から離れるように回転させ、回転ブロック37を広げて土に固定し、即ち本願発明は土に固定され、そして作業員は手を放すことができ、次に圧力弁29が作動し、気流が圧力弁29と副気体管18とを経由してエア箱空間79に入り、且つ気体穴28と鋼管27とを経由して副エア空間26に入り、副エア空間26の中の気流は第一電磁弁24と、気体管路22とを経由してピストン空間44に入り、さらにピストン45と昇降棒47とを駆動して対称中心に接近するように移動させ、挟持ブロック59は封鎖蓋と接触した後に、封鎖蓋は挟持ブロック59を押して上昇させ、従動棒51と曲面ブロック50は挟持ブロック59に駆動されて上昇し、そして引張ばね64により、遮断ブロック65は右方へ移動して伸縮管46と固定管52とを連通させ、また、電磁リリーフ弁53は作動を止め、ピストン空間44の中の気流は伸縮管46と、曲面ブロック50と、固定管52とを経由してエア空間55に入り、副ピストン56に圧力をかけ、挟持ブロック59に封鎖蓋を挟ませ、その後トルクモータ13が緩速に回転し、もし回転輪76が回転すれば無電極回転スイッチ77は信号を発し、対応する第一電磁弁24を引き続き作動させ、エア空間55に引き続き送気して回転輪76が回転しなくなるまで圧力を加え、その後第三電磁弁82が作動し、気流は送気管62を経由して昇降空間61に入って副摺動ピストン67を駆動して降下させ、横棒70とストッパー71とは連動して降下し、ロックブロック72から離脱し、挟持ばね73により、ロックブロック72は挟持棒47を挟持で固定し、そして電磁石66は遮断ブロック65を吸引して伸縮管46と固定管52とを連通できないようにし、エア空間55の内部気圧を維持し、挟持ブロック59の挟持力を維持し、即ちエア駆動でやんわりと挟持固定を行い、異なる形状を有する封鎖蓋に適用され、且つ安定性がよく、次にエアポンプ12が回転を止め、トルクモータ13は正常速度で回転し、封鎖蓋をねじって外し、取り外した後に、第二電磁弁30が作動し、副摺動空間33の中の圧縮空気は貫通穴81と、逆止め弁42と、気体管16と、第二電磁弁30から排出され、そして捻りばね38によって回転ブロック37は対称中心に近接するように回転し復位し、且つ推動ブロック36と推動棒35とスライドピストン40とを押して左方へ移動させ復位させ、摺動空間31の中の圧縮空気は気体管16と第二電磁弁30から排出され、そしてばね34によって、摺動ピストン80は左方へ移動し復位し、即ち本願発明は土に固定されなくなり、次に作業員は本願発明を取り外し、副電磁石74に通電することでロックブロック72を吸引し、ロックブロック72は昇降棒47から離脱し、電磁リリーフ弁53と、第三電磁弁82と第四電磁弁83とを起動することで、昇降空間61の中の圧縮空気は第三電磁弁82と、送気管62と、固定管52と、エア空間55と、電磁リリーフ弁53とを経由して排出され、エア空間55の中の圧縮空気は電磁リリーフ弁53から排出され、副摺動ピストン67を上昇させ復位させ、ストッパー71と横棒70は連動して上昇し、ストッパー71はロックブロック72と再び当接し、副電磁石74は停電され、ピストン空間44の中の圧縮空気は伸縮管46と第四電磁弁83から排出され、ピストン45は上昇し復位し、封鎖蓋を放し、挟持ブロック59は圧力ばね58によって降下し復位し、電磁石66は停電され、以上をもって復位を完了とする。
【0030】
以上の方式により、当該分野の技術者は本願発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。
【要約】
【課題】本願は水利工事用の封鎖蓋取り外し装置を開示した。
【解決手段】
本願は水利工事用の封鎖蓋取り外し装置を開示し、固定ブロックを含み、前記固定ブロックには本願発明を駆動できる動力装置が設置され、前記固定ブロックの右側には回転盤が設置され、前記回転盤には回転リングが回転可能に連結され、前記回転リングには本願発明を土に固定する固定装置が四つ環状になるように配列され、前記回転盤の左面には気流を送る送気装置が設置され、前記回転盤の右面には封鎖蓋を挟持で固定する挟持装置が四つ環状になるように配列され、本願発明において、固定機構は固定棒を自動的に土に挿して固定でき、手動で設備を固定する必要がなく、設備を土に固定した後、挟持装置は封鎖蓋を挟持して固定できる。
【選択図】
図1