特許第6815600号(P6815600)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6815600-粉体収容容器用中蓋および粉体収容容器 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6815600
(24)【登録日】2020年12月25日
(45)【発行日】2021年1月20日
(54)【発明の名称】粉体収容容器用中蓋および粉体収容容器
(51)【国際特許分類】
   A45D 33/00 20060101AFI20210107BHJP
【FI】
   A45D33/00 650E
   A45D33/00 615F
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-204474(P2016-204474)
(22)【出願日】2016年10月18日
(65)【公開番号】特開2018-64716(P2018-64716A)
(43)【公開日】2018年4月26日
【審査請求日】2019年9月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】390003012
【氏名又は名称】株式会社大井製作所
(73)【特許権者】
【識別番号】316015475
【氏名又は名称】有限会社東和
(74)【代理人】
【識別番号】100122312
【弁理士】
【氏名又は名称】堀内 正優
(72)【発明者】
【氏名】芳仲 良和
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼▲柳▼ 直喜
【審査官】 渡邉 洋
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭49−094898(JP,U)
【文献】 実開昭53−148900(JP,U)
【文献】 実開昭54−024500(JP,U)
【文献】 特開平10−201530(JP,A)
【文献】 特開2016−101262(JP,A)
【文献】 特開2011−072711(JP,A)
【文献】 実公昭04−004166(JP,Y1)
【文献】 実開昭63−091214(JP,U)
【文献】 実公第017313(大正14年)(JP,Y1T)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0125361(US,A1)
【文献】 韓国登録特許第10−1138661(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D33/00−33/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
紛体を収容する容器本体の開口部に取り付けられる粉体収容容器用中蓋であって、
柔軟性材料からなり、前記容器本体の内部を紛体収容室と紛体取出室に仕切る仕切部と、
前記仕切部に形成されて前記紛体を前記紛体収容室から掬い上げる複数の紛体取出孔と、
を備え、
前記紛体取出孔は、
前記仕切部の上面側を円形に彫り込んだ段差部と、
前記段差部の中心に配置されて、前記仕切部を上下方向に貫く円形の貫通孔と、
を有し、
前記段差部は、
前記貫通孔の内周縁に沿って上面側に突出する円環形の突部と、
前記突部を囲んで下面側に窪む円環形の保持部と、
を有することを特徴とする紛体収容容器用中蓋。
【請求項2】
粉体を収容する容器本体と、
前記容器本体の開口部に螺合する蓋体と、
前記容器本体の開口部に取り付けられる中蓋と、
を備える紛体収容容器において、
前記中蓋として、請求項1に記載の紛体収容容器用中蓋を用いることを特徴とする紛体収容容器。
【請求項3】
前記蓋体と前記中蓋との間に塗布具を収容することを特徴とする請求項に記載の紛体収容容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、粉体収容容器用中蓋および粉体収容容器に関する。
【背景技術】
【0002】
パウダーファンデーション等の粉体化粧料は、中蓋付き容器に収容される。この中蓋付き容器は、上面が開口する有底の容器本体、容器本体の開口を覆う蓋体、および、容器本体の開口縁に取り付けられる中蓋を備える。中蓋は、容器本体の内部を紛体収容室と紛体取出室に仕切る。中蓋と蓋体との間には、パフなどの塗布具が収容される。
【0003】
中蓋には複数の貫通孔(紛体取出孔)が形成され、この貫通孔を介して紛体収容室に収容された粉体化粧料が紛体取出室に取り出される。中蓋は、紛体をふるうことから、シフターとも呼ばれる。
【0004】
特許文献1および2等に記載されるように、中蓋は、複数の貫通孔を有するものに代えて、伸縮性ネットを用いたものが用いられている。
伸縮性ネットを用いた中蓋は、塗布具を押し付けると容器本体に向けて撓むため、押し付けの強さに応じた量の化粧料を塗布具に付着させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−194190号公報
【特許文献2】特開平8−131249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、伸縮性ネットを用いた中蓋は、紛体化粧料を塗布具に付着させやすいものの、粉体化粧料が少なくなったときに、その都度、容器本体の底面まで押し付ける必要がある。
複数の貫通孔を有する中蓋は、貫通孔の周囲に粉体化粧料を保持できるものの、粉体化粧料が少なくなったときに、容器本体を逆さまにして紛体化粧料を塗布具に付着させる必要がある。
そこで、複数の貫通孔を有する中蓋を柔軟性材料で形成することも検討されている。しかしながら、紛体収容室に収容された紛体が少なくなってくると、中蓋を容器本体の底面まで押し付けても、紛体化粧料が塗布具に付着しづらくなる。つまり、貫通孔を介して紛体化粧料を塗布具に付着させる以外には、紛体化粧料を紛体取出室に取り出すことができないという問題がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、紛体収容室に収容された紛体が少なくなったとしても、紛体を紛体取出室に取り出して保持することが良好にできる粉体収容容器用中蓋および粉体収容容器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような課題を解決して、前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る粉体収容容器用中蓋の第一実施態様は、紛体を収容する容器本体の開口部に取り付けられる粉体収容容器用中蓋であって、前記紛体を取り出す複数の紛体取出孔を有し、前記容器本体の内部を紛体収容室と紛体取出室に仕切る仕切部が柔軟性材料からなり、前記仕切部に紛体を掬い上げる紛体掬部が形成されることを特徴とする。
【0009】
本発明に係る粉体収容容器用中蓋の第二実施態様は、第一実施態様において、前記紛体掬部は、前記紛体取出孔の内周面に形成されることを特徴とする。
【0010】
本発明に係る粉体収容容器用中蓋の第三実施態様は、第二実施態様において、前記紛体掬部は、前記紛体取出孔の内周面の下方側を上方側よりも小径に形成した段差部であることを特徴とする。
【0011】
本発明に係る粉体収容容器用中蓋の第四実施態様は、第三実施態様において、前記段差部は、先端から上方に突出する突部を有することを特徴とする。
【0012】
本発明に係る粉体収容容器用中蓋の第五実施態様は、第一から第四実施態様のいずれかにおいて、前記紛体掬部は、紛体を保持する保持部を有することを特徴とする。
【0013】
本発明に係る粉体収容容器の第一実施態様は、粉体を収容する容器本体と、前記容器本体の開口部に螺合する蓋体と、前記容器本体の開口部に取り付けられる中蓋と、を備える紛体収容容器において、前記中蓋として、上述した第一から第四実施態様のいずれかの紛体収容容器用中蓋を用いることを特徴とする
【0014】
本発明に係る粉体収容容器の第二実施態様は、第一実施態様において、前記蓋体と前記中蓋との間に塗布具を収容することを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明の粉体収容容器用中蓋および粉体収容容器は、紛体収容室に収容された紛体が少なくなったとしても、紛体を紛体取出室に取り出して保持することが良好にできる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の実施形態に係る中蓋付き容器1を示す分解斜視図である。
図2】本発明の実施形態に係る中蓋付き容器1を示す縦断面図である。
図3】本発明の実施形態に係る中蓋10を示す三面図である。
図4】本発明の実施形態に係る中蓋10を示す縦断面図である。
図5】中蓋10の作用を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る中蓋付き容器1を示す分解斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る中蓋付き容器1を示す縦断面図である。
【0018】
中蓋付き容器(紛体収容容器)1は、パウダーファンデーション等の粉体化粧料(紛体)Cを収容する容器であって、底浅な丸缶である。
中蓋付き容器1は、上面が開口する有底の容器本体2、容器本体2の開口部3を覆う蓋体6、および、容器本体2の開口部3に取り付けられる中蓋10を備える。
【0019】
容器本体2は、鉄合金等の金属やポリプロピレン等の樹脂、あるいは硬質紙により形成される。容器本体2は、上面が開口する有底の丸型容器であり、底部に粉体化粧料Cを収容する。容器本体2の外周面上部には、蓋体6が嵌め(被せ)られて、開口部3が塞がれる。開口部3の内側には、中蓋10が着脱可能に配置されて、粉体化粧料Cの外部への飛散が防がれる。
【0020】
蓋体6は、容器本体2と同一の材料により形成される。すなわち、蓋体6は、鉄合金等の金属やポリプロピレン等の樹脂、あるいは硬質紙により形成される。
蓋体6は、容器本体2の外周面上部に嵌合する。蓋体6は、容器本体2に対して螺合するものであってもよい。
【0021】
図3は、本発明の実施形態に係る中蓋10を示す三面図であって、(a)平面図、(b)側面図、(c)底面図である。図4は、本発明の実施形態に係る中蓋10を示す縦断面図である。
【0022】
中蓋(粉体収容容器用中蓋)10は、底浅な円筒皿形を有し、フランジ部11と仕切部12とからなる。
中蓋10は、異材質どうしを組み合わせて一体に成形される(いわゆる二色成形)。具体的には、フランジ部11がポリプロピレンにより形成され、仕切部12がプラスチックやエラストマー(ゴム)等の柔軟性を有する合成樹脂により形成される。
【0023】
フランジ部11は、略円筒形を有し、容器本体2の開口部3の内周面に嵌合するとともに、開口部3の上端縁に沿って重ねられる。フランジ部11は、容器本体2の開口部3に嵌合して支持される。
仕切部12は、円板形を有し、フランジ部11の下端に配置される。仕切部12は、例えば厚みが1.2mmである。仕切部12は、容器本体2の内部空間を上下方向において仕切る。
【0024】
中蓋10は、容器本体2の開口部3に差し込まれると、フランジ部11が開口部3の内周面に嵌合し、フランジ部11の先端が容器本体2の開口部3の上端縁に当接する。これにより、中蓋10は、容器本体2に対して密接保持される。つまり、中蓋10は、容器本体2の開口部3に差し込むだけで、容器本体2に対して固定される。また、中蓋10は、抜き取って再度差し込むことができるため、容器本体2に収容された粉体化粧料Cを補充や交換することもできる。
なお、中蓋10は、容器本体2に対して接着等により固着される場合であってもよい。
【0025】
仕切部12は、容器本体2の内部空間を、化粧料収容室4と化粧料取出室5とに仕切る。
化粧料収容室4は、容器本体2の内部空間の底部(下方)側であり、粉体化粧料Cが収容される。
化粧料取出室5は、容器本体2の内部空間の頂部(上方)側であり、粉体化粧料Cを取り出すときに粉体化粧料Cを一時的に収容する。また、化粧料取出室5は、パフなどの塗布具8に粉体化粧料Cを付着させるための空間でもある。さらに、化粧料取出室5は、塗布具8を収容する空間でもある。つまり、中蓋10と蓋体6との間に塗布具8が収容される。
【0026】
中蓋10の仕切部12には、複数の紛体取出部15が形成される。この紛体取出部15を介して容器本体2の化粧料収容室4に収容された粉体化粧料Cが取り出される。
紛体取出部15は、仕切部12の上面を掘り込むように形成される。紛体取出部15は、直径7mmの円形に形成されて、任意の間隔で配置される。例えば、複数の紛体取出部15が多重円状に配置される。
【0027】
紛体取出部(紛体取出孔)15は、段差部21と貫通孔25を有する。
段差部21は、紛体取出部15の内周面に形成される。段差部21は、紛体取出部15の内周面の下方(底部)側を上方(頂部)側よりも小径にしたものである。
貫通孔25は、紛体取出部15の中心に配置されて、仕切部12を上下方向に貫く。貫通孔25は、直径2mmの円形である。
【0028】
段差部21の先端(内周縁)には、上方に向けて突出する突部22が形成される。突部22は、段差部21の内周縁(貫通孔25)に沿って円環形に立設する。
段差部21の先端を除く部位には、下方に窪む保持部23が形成される。保持部23は、突部22に沿って円環形に掘り込まれる。
【0029】
紛体取出部15は、容器本体2の化粧料収容室4に収容された粉体化粧料Cを化粧料取出室5に取り出すときに紛体掬部20として機能する。すなわち、紛体掬部20は、段差部21、突部22、保持部23を有し、粉体化粧料Cを化粧料収容室4から貫通孔25を介して化粧料取出室5に向けて掬い上げる。
【0030】
図5は、中蓋10の作用を示す図である。
中蓋10は、柔軟性を有する合成樹脂により形成される。このため、塗布具8を用いて仕切部12を下方(底部)に向けて押し付けると、仕切部12が化粧料収容室4の粉体化粧料Cに密着するように撓む。
仕切部12を粉体化粧料Cに密着させるように撓ませると、紛体取出部15が拡張する。そして、貫通孔25が拡径する。
仕切部12を下方に向けて押し付けるため、段差部21が下方を向くように変形して、その先端が化粧料収容室4に収容された粉体化粧料Cに差し込まれる。
【0031】
仕切部12の押し付けを止めると、仕切部12の変形が回復して元に戻る。具体的には、粉体化粧料Cに差し込まれた段差部21が水平方向を向くように戻る。同時に、貫通孔25が縮径する。
このとき、段差部21は、粉体化粧料Cを掬い上げる。つまり、粉体化粧料Cが貫通孔25を介して段差部21に乗り上げる。
【0032】
仕切部12の変形が回復して上方(頂部)に向けて移動するとき、突部22は、粉体化粧料Cを堰き止める。突部22は、粉体化粧料Cが段差部21から脱落して、貫通孔25を介して再び化粧料収容室4に戻らないように堰き止める。そして、紛体掬部20が取り出した粉体化粧料Cは、保持部23に収容保持される。
このようにして、紛体掬部20は、化粧料収容室4に収容された粉体化粧料Cを化粧料取出室5に取り出す。
【0033】
塗布具8を用いて仕切部12を粉体化粧料Cに向けて押し付けたので、塗布具8には貫通孔25を介して粉体化粧料Cが付着する。仕切部12を押し付ける強さに応じて、粉体化粧料Cの塗布具8への付着量を調整できる。
塗布具8を取り除いても、化粧料取出室5には粉体化粧料Cが残存する。紛体掬部20が取り出した粉体化粧料Cが、保持部23に収容保持されているからである。
このため、再び塗布具8を仕切部12に載せると、塗布具8に粉体化粧料Cが付着する。言い換えると、仕切部12を塗布具8を用いて、毎回、下方に向けて押し付ける必要がない。
特に、粉体化粧料Cが減少したときに、仕切部12を粉体化粧料Cに毎回密着させる必要がないので、粉体化粧料Cの取り出し(塗布具8への付着)が簡単になる。つまり、仕切部12を下方に向けて押し付ける回数を減らすことができる。
【0034】
このように、中蓋付き容器1および中蓋10は、仕切部12が柔軟性材料からなり、仕切部12に粉体化粧料Cを掬い上げる紛体掬部20が形成されてる。このため、化粧料収容室4に収容された粉体化粧料Cが少なくなったとしても、粉体化粧料Cを化粧料取出室5に取り出して保持することが良好にできる。
【0035】
紛体掬部20は、紛体取出部15の内周面に形成されるので、粉体化粧料Cを効率よく掬い上げることができる。
紛体掬部20は、紛体取出部15の内周面の下方側を上方側よりも小径に形成した段差部21であるので、容易に成形できる。
段差部21は、先端から上方に突出する突部22を有するので、粉体化粧料Cを掬い上げたときに、粉体化粧料Cの脱落を防止できる。
紛体掬部20は、粉体化粧料Cを保持する保持部23を有するので、掬い上げた粉体化粧料Cを化粧料取出室5に良好に保持することができる。
【0036】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
【0037】
中蓋10の成形材料は、プラスチックやエラストマーに限らない。少なくとも仕切部12が柔軟性を有する材料により形成されていればよい。
紛体掬部20が紛体取出部15に一体的に形成される場合について説明したが、これに限らない。
紛体掬部20(段差部21、突部22、保持部23)の形状、配置、数は任意に設定することができる。
【0038】
中蓋付き容器1に収容される紛体は、粉体化粧料Cに限らず、他の紛体であってもよい。例えば、滑り止め剤(ロジン)等の紛体や、小麦粉等であってもよい。
【0039】
中蓋10は、いわゆる二色成形される場合に限らない。フランジ部11と仕切部12がそれぞれエラストマー(ゴム)等の柔軟性を有する合成樹脂により形成されてもよい。
【0040】
仕切部12を下方に向けて押し付けるときに、塗布具8を用いる場合について説明したが、これに限らない。他の道具を用いたり、素手で仕切部12を押し付けてもよい。
【符号の説明】
【0041】
1 容器(紛体収容容器)
2 容器本体
3 開口部
4 化粧料収容室
5 化粧料取出室
6 蓋体
8 塗布具
10 中蓋(粉体収容容器用中蓋)
11 フランジ部
12 仕切部
15 紛体取出部(紛体取出孔)
20 紛体掬部
21 段差部
22 突部
23 保持部
25 貫通孔
C 粉体化粧料(紛体)
図1
図2
図3
図4
図5