特許第6815609号(P6815609)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6815609
(24)【登録日】2020年12月25日
(45)【発行日】2021年1月20日
(54)【発明の名称】足裏刺激具
(51)【国際特許分類】
   A63B 22/16 20060101AFI20210107BHJP
   A61H 39/04 20060101ALI20210107BHJP
   A63B 23/10 20060101ALI20210107BHJP
【FI】
   A63B22/16
   A61H39/04 D
   A63B23/10
【請求項の数】4
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2018-236813(P2018-236813)
(22)【出願日】2018年12月18日
(65)【公開番号】特開2020-96744(P2020-96744A)
(43)【公開日】2020年6月25日
【審査請求日】2019年12月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】711009420
【氏名又は名称】迫 憲一
(74)【代理人】
【識別番号】100135448
【弁理士】
【氏名又は名称】北川 泰隆
(72)【発明者】
【氏名】迫 憲一
【審査官】 槙 俊秋
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−177467(JP,A)
【文献】 中国実用新案第201399070(CN,Y)
【文献】 特開2018−7992(JP,A)
【文献】 特開2006−212250(JP,A)
【文献】 特開2001−70386(JP,A)
【文献】 米国特許第4648387(US,A)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0310125(US,A1)
【文献】 中国実用新案第206688107(CN,U)
【文献】 韓国公開特許第10−2011−0126254(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 22/16
A63B 23/10
A61H 39/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
足長方向への人の左右何れか一方の足の往復移動に伴い、前記足の足裏に接した状態で床面上を前記足の移動方向に対応する方向に回転する足裏刺激具であって、
前記足裏に外周面が接する第一部分と、
前記足裏に外周面が接する第二部分と、
前記足裏に外周面が接する第三部分と、を含み、
前記第一部分、前記第二部分及び前記第三部分は、足幅方向に対応する整列方向において前記第一部分が前記第二部分及び前記第三部分の間となる状態で一体的に設けられ、
前記第一部分は、前記第一部分の前記整列方向に直交する放射方向の第一寸法が前記第二部分の前記放射方向の第二寸法及び前記第三部分の前記放射方向の第三寸法より大きく設定され
前記第二部分は、前記足裏刺激具が前記床面上を前記移動方向に対応する方向に回転する場合に前記床面と接触する部材を前記整列方向の前記第一部分の側とは反対側端に含まず、
前記第三部分は、前記足裏刺激具が前記床面上を前記移動方向に対応する方向に回転する場合に前記床面と接触する部材を前記整列方向の前記第一部分の側とは反対側端に含まない、足裏刺激具。
【請求項2】
前記第一部分は、前記第一部分の前記整列方向の第四寸法が前記第二部分の前記整列方向の第五寸法及び前記第三部分の前記整列方向の第六寸法より小さく設定される、請求項1に記載の足裏刺激具。
【請求項3】
前記第一部分は、円柱状体であり、
前記第二部分は、球状体であり、
前記第三部分は、球状体である、請求項1又は請求項2に記載の足裏刺激具。
【請求項4】
前記第一部分は、円柱状体であり、
前記第二部分は、円柱状体であり、
前記第三部分は、円柱状体である、請求項1又は請求項2に記載の足裏刺激具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、足裏刺激具に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、中心軸矯正台が開示されている。中心軸矯正台は、円柱棒及び2つの台座を備える。円柱棒は、底面及び曲面を有する円柱形状の棒である。円柱棒の底面は、円柱棒の両端に形成され、円柱棒の曲面は、円柱棒の両端間に形成される。円柱棒の曲面には、使用者が起立姿勢で使用者の左右の足裏が置かれる。中心軸矯正台では、円柱棒の一方端から他方端までの上半分の曲面にクッション部材が巻かれる。円柱棒の底面の直径は、5〜10cmの範囲内とされる。2つの台座は、次の状態となるように円柱棒を地面から次の位置に支持する。前述の状態は、円柱棒の円柱軸が地面と平行になる状態である。前述の位置は、地面から所定距離以上離れた位置で、且つ使用者が起立姿勢で円柱棒に昇降可能な位置である。円柱棒は、留め金具により台座に固定される。使用者は、足裏の土踏まず部分が円柱棒上にクッション部材を介して置かれる状態で、使用者の次の部分が一直線になるように意識する。前述の部分は、肩(鎖骨の先端)部、腰(腸骨の先端)部、脛(脛骨)部及び足裏の土踏まず部分である。使用者は、土踏まず部分の感覚で前後のバランスを自ら微調整することが可能となる。前述の感覚は、例えば、土踏まず部分で円柱棒を掴むような感覚である。また、使用者は、足裏の指の付根部分が円柱棒上にクッション部材を介して置かれる状態で、使用者の次の部分が一直線になるように意識する。前述の部分は、肩部、腰部及び足裏の指の付根部分である。使用者は、足裏の指の付根部分の感覚で前後のバランスを自ら微調整することが可能となる。前述の感覚は、例えば、足の指と踏み付け部分とで円柱棒を掴むような感覚である。
【0003】
特許文献2には、足底感覚刺激装置が開示されている。足底感覚刺激装置は、足底の次の部位のうちの少なくとも1箇所に対応する部分に、予め設けられる。前述の部位は、第一〜第五中足骨頭から足趾尖までの関節部位及び踵部位である。足底感覚刺激装置は、高さが0.5mm以上1.5mm以下の少なくとも一つの突出部を有する。突出部は、足底が乗って圧力が加わったときに現れる。特許文献2では、足底感覚刺激装置によれば、突出部により足底感覚を刺激することでバランス能力の衰えを改善することができ、それによって高齢者等の転倒予防を行うことができる、とされている。
【0004】
非特許文献1には、次の「文献12」を引用しつつ、「足部運動の基本面は前額面(coronal plane),矢状面(sagittal plane),水平面(transverse plane)の3つであり,前額面での運動はZ軸を中心に,矢状面での運動はX軸を中心に,水平面での運動はY軸を中心に起こる.」と記載されている。前述の「文献12」は、「Myerson MS : Foot and Ankle Disorders. W.B. Saunders, Philadelphia, 1999」とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2014−223119号公報
【特許文献2】特開2017−205510号広報
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】銅冶 英雄、外4名、“足部運動表示における内がえし(inversion)/外がえし(eversion)の定義−triplane motionか,coronal plane motionか?−”、[online]、Jpn J Rehabil Med VOL. 44 NO. 5 2007 p.286−292、[平成30年12月12日検索]、インターネット<https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrmc/44/5/44_5_286/_pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
人の足裏を刺激することで、バランス感覚が改善され、転倒を予防することが可能となることが知られている。転倒の危険性は、高齢者ほど高くなると考えられる。そこで、発明者は、高齢者であっても足裏への刺激を容易に行える足裏刺激具を検討した。その際、発明者は、椅子等に腰掛けた状態でも使用可能な足裏刺激具の構造を考えた。
【0008】
本発明は、バランス感覚を改善することが可能な足裏刺激具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一側面は、足長方向への人の左右何れか一方の足の往復移動に伴い、前記足の足裏に接した状態で床面上を前記足の移動方向に対応する方向に回転する足裏刺激具であって、前記足裏に外周面が接する第一部分と、前記足裏に外周面が接する第二部分と、前記足裏に外周面が接する第三部分と、を含み、前記第一部分、前記第二部分及び前記第三部分は、足幅方向に対応する整列方向において前記第一部分が前記第二部分及び前記第三部分の間となる状態で一体的に設けられ、前記第一部分は、前記第一部分の前記整列方向に直交する放射方向の第一寸法が前記第二部分の前記放射方向の第二寸法及び前記第三部分の前記放射方向の第三寸法より大きく設定され、前記第二部分は、前記足裏刺激具が前記床面上を前記移動方向に対応する方向に回転する場合に前記床面と接触する部材を前記整列方向の前記第一部分の側とは反対側端に含まず、前記第三部分は、前記足裏刺激具が前記床面上を前記移動方向に対応する方向に回転する場合に前記床面と接触する部材を前記整列方向の前記第一部分の側とは反対側端に含まない、足裏刺激具である。
【0010】
この足裏刺激具によれば、足裏刺激具を踏んだ状態で足長方向に足を往復移動させるといった低負荷の運動によって足裏に刺激を与えることができる。第一部分の第一寸法を第二部分の第二寸法及び第三部分の第三寸法より大きく設定することで、足裏刺激具は、床面上を回転する場合、第二部分及び第三部分の何れか一方側に傾き易くなる。足裏刺激具が前述の一方側に傾くことで、足裏刺激具の回転の中心軸が傾くこととなる。これに伴い、足裏刺激具は、足の移動方向に沿って移動せず、斜行又は蛇行し易くなる。つまり、上述の足裏刺激具は、スムーズな足裏刺激の運動を阻害する機能を有する。換言すれば、足裏刺激具は、運動途中、足裏刺激具の利用者(上述の「人」参照)に足裏刺激具の斜行又は蛇行を回避するような動作を意識させることができる。
【0011】
足裏刺激具では、前記第一部分は、前記第一部分の前記整列方向の第四寸法が前記第二部分の前記整列方向の第五寸法及び前記第三部分の前記整列方向の第六寸法より小さく設定される、ようにしてもよい。この構成によれば、利用者に、足裏全体のうち、足幅方向の中央の足長方向に沿った領域(足裏の中央領域)に与えられる刺激をより感じさせることができる。即ち、利用者は、足裏刺激具を用いた運動時、足裏刺激具が通過している足裏位置を感じ取ることができる。これに伴い、利用者は、足裏の中央領域に感じる刺激を指針として、足裏刺激具の斜行又は蛇行を回避するような動作を行うことができる。
【0012】
足裏刺激具では、前記第一部分は、円柱状体であり、前記第二部分は、球状体であり、前記第三部分は、球状体である、ようにしてもよい。また、足裏刺激具では、前記第一部分は、円柱状体であり、前記第二部分は、円柱状体であり、前記第三部分は、円柱状体である、ようにしてもよい。
【0013】
このような構成によれば、第二部分及び第三部分の何れか一方側に中心軸が傾いた足裏刺激具を、前述の一方側にある第二部分又は第三部分で支持することができる。利用者は、足裏の感覚に従い、中心軸が傾きながら回転する足裏刺激具を、中心軸が足幅方向に沿った姿勢へと復帰させることができる。利用者は、足裏刺激具をバランスさせることを意識しつつ、これを用いた運動を継続することができる。利用者は、中心軸の傾きに伴い第二部分又は第三部分が床面に接した状態で、足裏刺激具の回転を継続させることができる。第二部分及び第三部分によっても、足裏全体のうち、足裏の中央領域より足幅方向の両側(足の内側及び外側)となる足長方向に沿った2つの領域(足裏の内外側領域)に刺激を与えることができる。上記における「円柱状体」及び「球状体」は、広く解釈される。例えば、円柱状体は、円板状の形状を含み、球状体は、表面が球面又は楕円球面である形状を含む。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、バランス感覚を改善することが可能な足裏刺激具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】足裏刺激具の概略構成の一例を示す正面図である。
図2】足裏刺激具の概略構成の一例を示す斜視図である。図2の足裏刺激具は、図1の足裏刺激具に対応する。
図3】足裏刺激具の概略構成の他の例を示す正面図である。
図4】足裏刺激具の概略構成の他の例を示す斜視図である。図4の足裏刺激具は、図3の足裏刺激具に対応する。
図5】足裏刺激具の概略構成の更に他の例を示す正面図である。
図6】足裏刺激具の概略構成の更に他の例を示す断面図である。切断面は、足裏刺激具の中心軸を通る整列方向に沿った面である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明を実施するための実施形態について、図面を用いて説明する。本発明は、以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に示す構成の一部は、省略し又は他の構成等に置換してもよい。他の構成を含むようにしてもよい。
【0017】
<足裏刺激具>
足裏刺激具10について、図1,2を参照して説明する。足裏刺激具10は、人の足裏を刺激する健康器具であって、足裏用の指圧器である。また、足裏刺激具10は、足裏用のマッサージ器ということもできる。実施形態では、足裏刺激具10を利用する人を「利用者」という。また、利用者の足を、単に「足」といい、利用者の足裏を、単に「足裏」という。
【0018】
足裏刺激具10は、第一部分20と、第二部分30と、第三部分40を含む(図1,2参照)。足裏刺激具10では、第一部分20、第二部分30及び第三部分40は、次の状態で一体的に設けられる。前述の状態は、足幅方向に対応する方向において第一部分20が第二部分30及び第三部分40の間となる状態である。実施形態では、足幅方向に対応する方向を「整列方向」という(図1,2参照)。足幅方向は、利用者の左右方向に一致する。また、整列方向に直交する方向を「放射方向」という(図1参照)。放射方向は、中心軸Cを中心とした径方向に一致する。中心軸Cは、足裏刺激具10の整列方向に沿った中心軸である。図1,2では、中心軸Cを一点鎖線で示す。
【0019】
利用者は、足裏刺激具10を床面に置いた状態で、例えば、足裏刺激具10上に左右何れか一方の足を置く。即ち、利用者は、一方の足で床面上の足裏刺激具10を踏む。この場合、利用者は、足裏刺激具10を足裏に対して整列方向が足幅方向に一致する状態とする。これに伴い、足裏刺激具10は、整列方向が足幅方向に一致した状態で、第一部分20、第二部分30及び第三部分40の各外周面で足裏と接する。利用者は、足裏刺激具10上に左右何れか一方の足を置く場合、椅子等に座った状態であってもよく、又は起立した状態であってもよい。
【0020】
利用者は、次の状態で、足裏刺激具10上に置いた足を足長方向に往復移動する。前述の状態は、第一部分20、第二部分30及び第三部分40の各外周面が足裏と接した状態である。詳細には、前述の状態は、第一部分20の外周面が足裏の中央領域に接し、第二部分30の外周面及び第三部分40の外周面が足裏の内外側領域に接した状態である。足裏の中央領域は、足裏全体のうち、足幅方向の中央の足長方向に沿った領域である。足裏の中央領域は、例えば、第二趾を通る足長方向に沿った領域若しくは第二趾及び第三趾の間を通る足長方向に沿った領域、又は前述の各領域を含む足長方向に沿った領域である。更に、足裏の中央領域は、上述した非特許文献1の「矢状面」の位置を含む領域として定義することもできる。足裏の内外側領域は、足裏全体のうち、足裏の中央領域より足幅方向の両側(足の内側及び外側)となる足長方向に沿った2つの領域である。足長方向は、利用者の前後方向に一致する。
【0021】
足裏刺激具10は、上述した利用者の足の往復移動に伴い、中心軸Cを中心として、床面上を足の移動方向に対応した方向へと回転する。図2に示す円弧の矢印は、足裏刺激具10の回転方向を示す。例えば、利用者は、膝を伸展させ、足を前側に移動させる。この場合、足裏刺激具10は、前側への足の移動に対応した方向へと回転する(図2の円弧の矢印の「A」側参照)。その後、利用者は、膝を屈曲させ、足を後側に移動させる。この場合、足裏刺激具10は、後側への足の移動に対応した方向へと回転する(図2の円弧の矢印の「B」側参照)。後側への足の移動時、足裏刺激具10が回転する方向は、前側への足の移動時、足裏刺激具10が回転する方向とは反対の方向となる。
【0022】
第一部分20は、円柱状体である(図2参照)。換言すれば、第一部分20は、円板状の形状を有する。第二部分30は、球状体であり、第三部分40は、球状体である(図2参照)。足裏刺激具10では、第一部分20、第二部分30及び第三部分40は、放射方向の中心位置が一致した状態となる。即ち、中心軸Cは、第二部分30、第一部分20及び第三部分40の各中心軸が整列方向に連なり形成される。
【0023】
第一部分20は、第一寸法D1が第二寸法D2及び第三寸法D3より大きく設定される(図1参照)。第一寸法D1は、第一部分20の放射方向の寸法である。第二寸法D2は、第二部分30の放射方向の寸法である。第三寸法D3は、第三部分40の放射方向の寸法である。また、第一部分20は、第四寸法L4が第五寸法L5及び第六寸法L6より小さく設定される(図1参照)。第四寸法L4は、第一部分20の整列方向の寸法である。第五寸法L5は、第二部分30の整列方向の寸法である。第六寸法L6は、第三部分40の整列方向の寸法である。
【0024】
第二部分30及び第三部分40は、第一部分20を基準として対な形状を有する(図1参照)。この場合、第二寸法D2及び第三寸法D3は、同一寸法となり、第五寸法L5及び第六寸法L6は、同一寸法となる。第二寸法D2及び第三寸法D3は、25〜60mmの範囲の所定値に設定してもよく、また、30〜55mmの範囲の所定値に設定してもよい。第一寸法D1は、第二寸法D2及び第三寸法D3(D2=D3)の1.05倍以上の所定値に設定してもよい。好ましくは、第一寸法D1は、第二寸法D2及び第三寸法D3(D2=D3)の1.1倍以上の所定値に設定してもよい。より好ましくは、第一寸法D1は、第二寸法D2及び第三寸法D3(D2=D3)の1.1〜1.5倍の所定値に設定してもよい。例えば、第二寸法D2及び第三寸法D3は、ゴルフボール程度の寸法に設定してもよい。参考として、ゴルフボールの寸法をφ42.67mmとする。第一寸法D1が第二寸法D2及び第三寸法D3(D2=D3)の1.05倍である場合、第一寸法D1は、44.80mmとなる。また、第一寸法D1が第二寸法D2及び第三寸法D3(D2=D3)の1.1〜1.5倍である場合、第一寸法D1は、46.94〜64.01mmの範囲の所定値となる。
【0025】
更に、第一寸法D1は、第二寸法D2及び第三寸法D3より6mm程度大きな寸法に設定するとよい(D1−D2又はD3=約6mm)。この場合、足裏刺激具10では、段差H1,H2は、共に3mm程度となる。段差H1は、第一寸法D1と第二寸法D2の差に基づく段差(H1=(D1−D2)/2)であり、段差H2は、第一寸法D1と第三寸法D3に基づく段差(H2=(D1−D3)/2)である(図1参照)。また、第四寸法L4は、5〜20mmの範囲の所定値としてもよい。例えば、第四寸法L4は、第二趾の足幅方向の寸法を基準として設定するとよい。
【0026】
足裏刺激具10では、第一寸法D1、第二寸法D2及び第三寸法D3の各値は、「D1>D2,D3」を満たした上で、諸条件を考慮して適宜決定される。また、足裏刺激具10では、第四寸法L4、第五寸法L5及び第六寸法L6の各値は、「L4<L5,L6」を満たした上で、諸条件を考慮して適宜決定される。
【0027】
足裏刺激具10は、樹脂製、ゴム製又は木製とするとよい。この他、足裏刺激具10は、金属製又はセラミックス製としてもよい。足裏刺激具10を形成する素材は、諸条件を考慮して適宜決定される。例えば、前述の素材の決定には、足裏への刺激感が考慮される。また、足裏刺激具10では、第一部分20、第二部分30及び第三部分40は、同一素材によって形成するとよい。但し、第一部分20、第二部分30及び第三部分40の一部又は全部は、異なる素材によって形成してもよい。例えば、第一部分20を第二部分30及び第三部分40とは異なる素材とし、第二部分30及び第三部分40を同一素材としてもよい。この他、第一部分20、第二部分30及び第三部分40の一部又は全部の外周面には、所定の素材の被覆層を設けてもよい。例えば、第一部分20の外周面には、前述の被覆層を設けてもよい。この被覆層は、第一部分20、第二部分30及び第三部分40の各本体部分とは異なる素材としてもよい。このような被覆層としては、ゴム製の被覆層が例示される。但し、被覆層を形成する素材は、諸条件を考慮して適宜決定される。第一部分20の外周面にテープ状若しくはシート状又は環状の被覆層を着脱自在に設けることで、段差H1,H2の寸法を変化させることができる。足裏刺激具10をバランスさせるための難易度を利用者のレベルに応じて設定することができる。
【0028】
<実施形態の効果>
実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
【0029】
(1)足裏刺激具10は、足長方向への足の往復移動に伴い、足裏に接した状態で床面上を足の移動方向に対応する方向に回転する(図2参照)。足裏刺激具10は、第一部分20と、第二部分30と、第三部分40を含む(図1,2参照)。第一部分20、第二部分30及び第三部分40は、整列方向において第一部分20が第二部分30及び第三部分40の間となる状態で一体的に設けられる。第一部分20は、第一部分20の第一寸法D1が第二部分30の第二寸法D2及び第三部分40の第三寸法D3より大きく設定される(図1参照)。
【0030】
そのため、足裏刺激具10を踏んだ状態で足長方向に足を往復移動させるといった低負荷の運動によって足裏に刺激を与えることができる。第一寸法D1を第二寸法D2及び第三寸法D3より大きく設定することで、足裏刺激具10は、床面上を回転する場合、第二部分30及び第三部分40の何れか一方側に傾き易くなる。足裏刺激具10が前述の一方側に傾くことで、中心軸Cが傾くこととなる。これに伴い、足裏刺激具10は、足の移動方向に沿って移動せず、斜行又は蛇行し易くなる。つまり、足裏刺激具10は、スムーズな足裏刺激の運動を阻害する機能を有する。換言すれば、足裏刺激具10は、運動途中、利用者に足裏刺激具10の斜行又は蛇行を回避するような動作を意識させることができる。利用者のバランス感覚を改善することができる。
【0031】
(2)足裏刺激具10では、放射方向の寸法を「D1>D2,D3」に設定しつつ、第一部分20の第四寸法L4が第二部分30の第五寸法L5及び第三部分40の第六寸法L6より大きく設定される(図1参照)。そのため、利用者に足裏の中央領域に与えられる刺激をより感じさせることができる。即ち、利用者は、足裏刺激具10を用いた運動時、足裏刺激具10が通過している足裏位置を感じ取ることができる。これに伴い、利用者は、足裏の中央領域に感じる刺激を指針として、足裏刺激具10の斜行又は蛇行を回避するような動作を行うことができる。
【0032】
(3)足裏刺激具10では、第一部分20は、円柱状体とされ、第二部分30は、球状体とされ、第三部分40は、球状体とされる(図2参照)。そのため、第二部分30及び第三部分40の何れか一方側に中心軸Cが傾いた足裏刺激具10を、前述の一方側にある第二部分30又は第三部分40で支持することができる。利用者は、足裏の感覚に従い、中心軸Cが傾きながら回転する足裏刺激具10を、中心軸Cが足幅方向に沿った姿勢へと復帰させることができる。利用者は、足裏刺激具10をバランスさせることを意識しつつ、これを用いた運動を継続することができる。利用者は、中心軸Cの傾きに伴い第二部分30又は第三部分40が床面に接した状態で、足裏刺激具10の回転を継続させることができる。第二部分30及び第三部分40によっても足裏の内外側領域に刺激を与えることができる。
【0033】
発明者は、足裏刺激具10の開発過程において、中心軸Cの傾きが大きくなる程、足裏刺激具10をバランスさせるための難易度が高くなることを知った。段差H1,H2を3mm程度とすることで、足裏刺激具10では、適度な斜行性又は蛇行性が維持され、利用者に足裏刺激具10の斜行又は蛇行を回避するような動作を意識させることができる。利用者は前述の動作を意識しつつ、足裏刺激具10を回転させ、これによる運動を継続することができる。
【0034】
<変形例>
実施形態は、次のようにすることもできる。以下に示す変形例のうちの幾つかの構成は、適宜組み合わせて採用することもできる。以下では、上記とは異なる点を説明することとし、同様の点についての説明は、適宜省略する。
【0035】
(1)足裏刺激具10は、第一部分20と、第二部分30と、第三部分40を含む(図1,2参照)。足裏刺激具10では、第一部分20は、円柱状体であり、第二部分30は、球状体であり、第三部分40は、球状体である(図2参照)。足裏刺激具は、図1,2の足裏刺激具10とは異なる態様とすることもできる。そこで、図1,2とは異なる態様の足裏刺激具10について、図3,4を参照して説明する。図3,4では、図1,2との対応を明らかにするため、同一又は対応する各部への符号は、上記と同様としている。
【0036】
足裏刺激具10は、図1,2の足裏刺激具10と同様、第一部分20と、第二部分30と、第三部分40を含む(図3,4参照)。この足裏刺激具10では、図1,2の足裏刺激具10と同様、第一部分20は、円柱状体であり、円板状の形状を有する(図4参照)。これに対し、図3,4の足裏刺激具10では、図1,2の足裏刺激具10とは異なり、第二部分30は、円柱状体であり、第三部分40は、円柱状体である(図4参照)。図3,4の足裏刺激具10では、図1,2の足裏刺激具10と同様、第一部分20は、第一部分20の第一寸法D1が第二部分30の第二寸法D2及び第三部分40の第三寸法D3より大きく設定され、第一部分20は、第一部分20の第四寸法L4が第二部分30の第五寸法L5及び第三部分40の第六寸法L6より小さく設定される(図3参照)。従って、図3,4の足裏刺激具10でも、第一部分20及び第二部分30の間には、第一寸法D1と第二寸法D2の差に基づく段差H1が生じ、第一部分20及び第三部分40の間には、第一寸法D1と第三寸法D3の差に基づく段差H2が生じる(図3参照)。
【0037】
また、図3,4の足裏刺激具10でも、第一部分20、第二部分30及び第三部分40は、整列方向において第一部分20が第二部分30及び第三部分40の間となる状態で一体的に設けられる。従って、利用者が床面上の足裏刺激具10に一方の足を置いた場合、足裏刺激具10は、図1,2の足裏刺激具10と同様、足裏に接する。即ち、第一部分20は、外周面で足裏の中央領域に接し、第二部分30及び第三部分40は、外周面で足裏の内外側領域に接する。
【0038】
更に、図3,4の足裏刺激具10でも、第一部分20、第二部分30及び第三部分40は、放射方向の中心位置が一致した状態となる。即ち、中心軸Cは、第二部分30、第一部分20及び第三部分40の各中心軸が整列方向に連なり形成される。図3,4の足裏刺激具10は、足長方向への足の往復移動に伴い、足裏に接した状態で、中心軸Cを中心として、床面上を足の移動方向に対応する方向に回転する(図4の円弧の矢印の「A」側及び「B」側参照)。その際、第二部分30及び第三部分40の何れか一方側に中心軸Cが傾いた足裏刺激具10を、前述の一方側にある第二部分30又は第三部分40で支持することができる。
【0039】
足裏刺激具では、第一部分、第二部分及び第三部分の放射方向の寸法は、第一部分、第二部分及び第三部分の形状に関わらず、図1,2及び図3,4の足裏刺激具10と同様に設定される。即ち、第一部分の第一寸法は、第二部分の第二寸法及び第三部分の第三寸法より大きく設定される。また、足裏刺激具では、第一部分、第二部分及び第三部分の整列方向の寸法は、第一部分、第二部分及び第三部分の形状に関わらず、図1,2及び図3,4の足裏刺激具10と同様、第一部分の第四寸法を、第二部分の第五寸法及び第三部分の第六寸法より小さく設定するとよい。第二部分は、整列方向の第一部分の側を底面とし、放射方向の寸法が整列方向の端側に漸次減少する錐状又は錐台状の形状であってもよい。また、第三部分は、整列方向の第一部分の側を底面とし、放射方向の寸法が整列方向の端側に漸次減少する錐状又は錐台状の形状であってもよい。第二部分及び第三部分の形状は、諸条件を考慮して適宜決定される。
【0040】
図1,2及び図3,4の足裏刺激具10では、第一部分20として、外周面が扁平な円柱状体を例示した。第一部分の外周面は、凸状面としてもよく(後述する図5の「第一部分20」参照)、又は凹状面としてもよい。また、第二部分及び第三部分の一方又は両方の外周面は、凸状面としてもよく、又は凹状面としてもよい。なお、図1,2の足裏刺激具10では、第二部分30及び第三部分40の外周面は、放射方向の寸法が足幅方向の両側から中央側に漸次増加しているから(図1参照)、凸状面であるともいえる。更に、第一部分、第二部分及び第三部分の一部又は全部の外周面は、複数のディンプル又は複数の突起を含む面としてもよい。第一部分、第二部分及び第三部分の外周面の形状は、特に限定されない。第一部分、第二部分及び第三部分の外周面の形状は、諸条件を考慮して適宜決定される。第一寸法、第二寸法及び第三寸法は、対応する各部分で足裏に接する外周面の放射方向の最大寸法(最外形寸法)である。
【0041】
(2)足裏刺激具10では、第一部分20は、第一部分20の第四寸法L4が第二部分30の第五寸法L5及び第三部分40の第六寸法L6より小さく設定される(図1〜4参照)。足裏刺激具10では、図5に示すように、第一部分20、第二部分30及び第三部分40の整列方向の寸法は、等しく設定するようにしてもよい。即ち、図5の足裏刺激具10では、第四寸法L4、第五寸法L5及び第六寸法L6は、同一値に設定されている。図5では、図1,2及び図3,4との対応を明らかにするため、同一又は対応する各部への符号は、上記と同様としている。
【0042】
図5の足裏刺激具10は、第一部分20、第二部分30及び第三部分40の他、第四部分50と、第五部分60を含む。第四部分50及び第五部分60は、同じ形状の柱状体である。図5の足裏刺激具10では、第一部分20、第二部分30、第三部分40、第四部分50及び第五部分60は、第二部分30、第四部分50、第一部分20、第五部分60及び第三部分40の順で整列方向に一体的に設けられる。即ち、第一部分20及び第二部分30は、第四部分50によって整列方向に連結され、第一部分20及び第三部分40は、第五部分60によって整列方向に連結される。図5の足裏刺激具10では、第一部分20、第二部分30、第三部分40、第四部分50及び第五部分60は、放射方向の中心位置が一致した状態となる。即ち、中心軸Cは、第二部分30、第四部分50、第一部分20、第五部分60及び第三部分40の各中心軸が整列方向に連なり形成される。
【0043】
図5の足裏刺激具10では、第一部分20及び第二部分30の間に第四部分50を設け、第一部分20及び第三部分40の間に第五部分60を設けることで、足裏への接触状態を図1,2及び図3,4の足裏刺激具10と同様とすることができる。即ち、図5の足裏刺激具10でも、第一部分20の外周面は、足裏の中央領域に接し、第二部分30の外周面及び第三部分40の外周面は、足裏の内外側領域に接する。
【0044】
図5の足裏刺激具10では、第四部分50の第七寸法D7及び第五部分60の第八寸法D8は、第二部分30の第二寸法D2及び第三部分40の第三寸法D3と比較し、十分に小さい値に設定される。第二寸法D2と第七寸法D7の差及び第三寸法D3と第八寸法D8の差は、少なくとも、第一寸法D1と第二寸法D2の差及び第一寸法D1と第三寸法D3の差より大きく設定される。第七寸法D7は、第四部分50の放射方向の寸法(最大寸法)であり、第八寸法D8は、第五部分60の放射方向の寸法(最大寸法)である。例えば、第四部分50及び第五部分60が円柱状体である場合、第七寸法D7及び第八寸法D8は、円柱の直径である。
【0045】
図5の足裏刺激具10は、図1,2及び図3,4の足裏刺激具10と同様、足長方向への足の往復移動に伴い、足裏に接した状態で、中心軸Cを中心として、床面上を足の移動方向に対応する方向に回転する。その際、第二部分30及び第三部分40の何れか一方側に中心軸Cが傾いた足裏刺激具10を、前述の一方側にある第二部分30又は第三部分40で支持することができる。
【0046】
(3)図1,2及び図3,4の足裏刺激具10は、第一部分20、第二部分30及び第三部分40が分離不能な一体品であり、また、図5の足裏刺激具10は、第一部分20、第二部分30、第三部分40、第四部分50及び第五部分60が分離不能な一体品である。分離不能な一体品としては、一体成形による成形品、機械加工による機械加工品、又は複数の部材を一体化した接合品が例示される。なお、接合品における前述の部材は、例えば、一体成形又は機械加工といった加工法にて形成される。
【0047】
足裏刺激具10は、別体の各部を一体的に組み立てた組立品であってもよい。組立品である足裏刺激具10について、図6を参照して説明する。図6で、ハッチングは、切断面を示す。図6では、図1,2、図3,4及び図5との対応を明らかにするため、同一又は対応する各部への符号は、上記と同様としている。図6に例示する足裏刺激具10は、基本的な構成を図1の足裏刺激具10と同様とする。即ち、図6の足裏刺激具10では、第一部分20は、円柱状体とし、第二部分30及び第三部分40は、球状体とする。
【0048】
図6の足裏刺激具10は、第一部分20、第二部分30及び第三部分40の他、連結軸70を含む。連結軸70は、丸棒である。第一部分20には、貫通孔21が放射方向の中心に設けられる。貫通孔21は、整列方向に第一部分20を貫通する。第二部分30には、貫通孔31が放射方向の中心に設けられる。貫通孔31は、整列方向に第二部分30を貫通する。第三部分40には、貫通孔41が放射方向の中心に設けられる。貫通孔41は、整列方向に第三部分40を貫通する。貫通孔21,31,41の内径D9は、連結軸70の外径D10より大きく設定される。
【0049】
貫通孔21,31,41は、次の状態で整列方向に連続した1本の貫通孔11を形成する。前述の状態は、第一部分20、第二部分30及び第三部分40が第二部分30、第一部分20及び第三部分40の順で整列方向に整列した状態である。即ち、図6の足裏刺激具10は、放射方向の中心に内径D9の貫通孔11を含み、貫通孔11は、この足裏刺激具10を整列方向に貫通する。
【0050】
連結軸70は、貫通孔11に挿入される。連結軸70には、整列方向の両端に止め輪71,72が設けられる。止め輪71,72は、放射方向の寸法が貫通孔11の内径D9より大きく設定される。これにより、止め輪71,72は、連結軸70からの第二部分30、第一部分20及び第三部分40の抜け落ちを防止する。図6の足裏刺激具10では、第一部分20、第二部分30及び第三部分40は、第二部分30、第一部分20及び第三部分40の順で整列方向に整列した状態で、連結軸70によって一体的に連結される。また、この足裏刺激具10では、中心軸Cは、連結軸70の中心軸となり、連結軸70は、足裏刺激具10が回転する場合の回転軸となる。
【0051】
図1,2及び図3,4の足裏刺激具10では、第一部分20、第二部分30及び第三部分40の各部分は、一体的に回転する。同様に、図5の足裏刺激具10では、第一部分20、第二部分30、第三部分40、第四部分50及び第五部分60の各部分は、一体的に回転する。これに対して、図6の足裏刺激具10では、第一部分20、第二部分30及び第三部分40の各部分は、連結軸70の周りを独立して回転することができる。
【0052】
(4)足裏刺激具には、第一リブ及び第二リブを設けてもよい。足裏刺激具で、第一リブは、第一部分の放射方向の外周側で、且つ第一部分の整列方向の第二部分の側に設けられ、第二リブは、第一部分の放射方向の外周側で、且つ第一部分の整列方向の第三部分の側に設けられる。第一リブは、前述した位置で、第一部分の整列方向の第二部分の側の側面及び第二部分の表面に繋がる。第二リブは、前述した位置で、第一部分の整列方向の第三部分の側の側面及び第三部分の表面に繋がる。第一リブ及び第二リブにより、足裏刺激具の剛性を高めることができる。足裏刺激具では、複数の第一リブを設ける場合、複数の第一リブは、例えば、足裏刺激具の周方向に等角度間隔で設けてもよく、また、複数の第二リブを設ける場合、複数の第二リブは、例えば、足裏刺激具の周方向に等角度間隔で設けてもよい。第一リブ及び第二リブの形状は、諸条件を考慮して適宜決定される。例えば、第一リブ及び第二リブは、板状又は棒状としてもよい。
【符号の説明】
【0053】
10 足裏刺激具、 11 貫通孔、 20 第一部分、 21 貫通孔
30 第二部分、 31 貫通孔、 40 第三部分、 41 貫通孔
50 第四部分、 60 第五部分、 70 連結軸、 71,72 止め輪
C 中心軸、 D1 第一寸法、 D2 第二寸法、 D3 第三寸法
D7 第七寸法、 D8 第八寸法、 D9 内径、 D10 外径
H1,H2 段差、 L4 第四寸法、 L5 第五寸法、 L6 第六寸法
図1
図2
図3
図4
図5
図6