【文献】
Renesas Mobile Europe Ltd,Backwards compatibility in TDD eIMTA,3GPP TSG-RAN WG1♯74 R1-133243,フランス,3GPP,2013年 8月 9日,Section 2
【文献】
Sharp,PUCCH resource allocation for dynamic HARQ-ACK in eIMTA,3GPP TSG-RAN WG1♯76 R1-140637,フランス,3GPP,2014年 2月 1日,Section 2
【文献】
Broadcom Corporation,Backwards compatibility in TDD eIMTA,3GPP TSG-RAN WG1#75 R1-135537,フランス,3GPP,2013年11月 2日,Section 2
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記sPUCCHペイロードシンボルは、前の送信機会(TXOP)ACK/NACKフィールドと現在のTXOP ACK/NACKフィールドとに分けられる肯定応答/否定応答(ACK/NACK)インジケータを備える、請求項1に記載の方法。
前記TDDフレーム構造に関連付けられたTDD構成に基づいて、前記前のTXOP ACK/NACKフィールドと前記現在のTXOP ACK/NACKフィールドとの間の相対的な長さを設定することをさらに備える、請求項4に記載の方法。
前記sPUCCHペイロードシンボルは、前の送信機会(TXOP)ACK/NACKフィールドと現在のTXOP ACK/NACKフィールドとに分けられる肯定応答/否定応答(ACK/NACK)インジケータを備える、請求項7に記載の装置。
前記少なくとも1つのプロセッサおよび前記少なくとも1つのメモリは、前記TDDフレーム構造に関連付けられたTDD構成に基づいて、前記前のTXOP ACK/NACKフィールドと前記現在のTXOP ACK/NACKフィールドとの間の相対的な長さを設定するようにさらに構成される、請求項10に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0012】
[0023]本開示は、一般に、共有通信媒体上でのアップリンク制御チャネルシグナリングを管理することに関する。そのような共有通信媒体上でインプリメントされ得る様々なコンテンションプロシージャ(contention procedures)とよりよく調和するために、短い物理アップリンク制御チャネル(sPUCCH)として下記に例として説明される補足の「短い」アップリンク制御チャネルは、アップリンク情報(例えば、アップリンクまたは特別なサブフレーム)を搬送するために指定された1つまたは複数のサブフレーム上に構成され得る。従来のPUCCHチャネルが、1つのサブフレームの送信時間間隔(TTI)の長さ、または(通常のサイクリックプリフィックス(CP)動作下の14個のシンボル期間に対応する)1msを占有する一方で、sPUCCHは、時間ドメインにおけるサブフレームに関して定義されたシンボル期間のサブセットのみに広がり得、サブキャリア、特に、周波数ドメインにおけるリソースブロック、のセットにわたってインタレースされ得る。sPUCCHの持続時間は、(例えば、半静的に)適応させられ得、それのペイロードは、(例えば、特別なサブフレームの異なる構成内に)様々に構成され、ならびに置かれ(situated)得る。sPUCCHペイロードはまた、現在のおよび前の送信機会(TXOP)の両方についての肯定応答インジケータにわたって様々に配分させられる(proportioned)。
【0013】
[0024]従来のPUCCHに対してより短い長さのsPUCCHは、例えば、特別なサブフレーム(special subframes)のシンボルのうちのただいくつかがアップリンク送信に割り振られる(一方で、特別なサブフレームの他のシンボルはダウンリンク送信または伝搬遅延を許している送信ギャップに割り振られる)場合の特別なサブフレームのような、切り捨てられた(truncated)サブフレームの間のPUCCHの送信などの、より日和見的な(opportunistic)送信を許し得る。より短い長さのsPUCCHはまた、特に、ペイロードが小さいとき、アップリンクリソースのより効率の良い使用を許し得る。さらに、sPUCCHに関連付けられたより短い制御シグナリング送信は、クリアチャネルアセスメント(CCA)要件のような、さほど厳しくないリスン・ビフォー・トーク(Listen-Before-Talk)要件に左右され(be subject to)得る。
【0014】
[0025]本開示のより特定の態様は、例示の目的で提供された様々な例を対象とする下記の記述および関連図において提供される。代替の態様が、本開示の範囲から逸脱することなく考案され得る。追加的に、本開示の周知の態様は、より関連性のある詳細を曖昧にしないために、詳細には説明されない可能性があるか、または省略され得る。
【0015】
[0026]当業者は、下記に説明される情報および信号が、多様な異なる技術および技法のうちのいずれを使用しても表され得ることを理解するだろう。例えば、下記の全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、特定のアプリケーションに部分的に、所望の設計に部分的に、対応する技術に部分的に、等、依存して、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表わされ得る。
【0016】
[0027]さらに、多くの態様は、例えば、コンピューティングデバイスの要素によって行われることになるアクションのシーケンスの観点から説明される。ここに説明される様々なアクションは、特定の回路(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、またはその両方の組合せによって、行われることができることが認められよう。加えて、ここに説明される態様の各々に関して、任意のそのような態様の対応する形態は、例えば、説明されるアクションを行う「ように構成される論理」としてインプリメントされ得る。
【0017】
[0028]
図1は、「プライマリ」(primary)無線アクセス技術(RAT)システム100および「競合」RATシステム150を含むような、例として示される、例となるワイヤレスネットワーク環境を例示するシステムレベルの図である。各システムは、様々なタイプの通信(例えば、音声、データ、マルチメディアサービス、関連の制御シグナリング、等)に関連する情報を含め、ワイヤレスリンク上で、受信することおよび/または送信することが一般にできる、異なるワイヤレスノードから成り得る。プライマリRATシステム100は、ワイヤレスリンク130上でお互いに通信中のアクセスポイント110およびアクセス端末120を含むように示される。競合RATシステム150は、別個のワイヤレスリンク132上でお互いに通信中の2つの競合ノード152を含むように示され、1つまたは複数のアクセスポイント、アクセス端末、またはワイヤレスノードの他のタイプを同様に含み得る。例として、プライマリRATシステム100のアクセスポイント110およびアクセス端末120は、ロングタームエボリューション(LTE)技術に従って、ワイヤレスリンク130を介して、通信し得、一方で、競合RATシステム150の競合ノード152は、Wi−Fi技術に従って、ワイヤレスリンク132を介して、通信し得る。各システムは、地理的領域にわたって分散されたワイヤレスノードのいずれかの数をサポートし得、例示されたエンティティは、ただ例示の目的で、示されていることが理解されよう。
【0018】
[0029]そうでなはいと記載されない限り、用語「アクセス端末」および「アクセスポイント」は、いかなる特定のRATに特有であるか、または限定されるようには意図されない。一般に、アクセス端末は、通信ネットワークにわたってユーザに通信することを許す任意のワイヤレス通信システムの能力があるデバイス(例えば、モバイル電話、ルータ、パーソナルコンピュータ、サーバ、エンターテインメントデバイス、モノのインターネット(IOT:Internet of Things)/全てのインターネット(IOE:Internet of Everything)、車載の(in-vehicle)通信システム、等)であり得、ユーザデバイス(UD)、モバイル局(MS)、加入者局(STA)、ユーザ機器(UE)、等のような異なるRAT環境において、代替的に参照され得る。同様に、アクセスポイントは、アクセスポイントが展開されるネットワークに依存して、アクセス端末と通信中の1つまたはいくつかのRATに従って、動作し得、代替的に、基地局(BS)、ネットワークノード、ノードB、エボルブド(evolved)ノードB(eNB)、等と称され得る。例えば、そのようなアクセスポイントは、例えば、スモールセルアクセスポイントに対応し得る。「スモールセル」は、フェムトセル、ピコセル、マクロセル、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント、他のスモールカバレッジエリアアクセスポイント、等を含み得、そうでなければそれらとして称され得る低電力アクセスポイントのクラスを一般に言及する。スモールセルは、マクロセルカバレッジを補足するために展開され得、それは、田舎の環境において近所またはいくつかの平方マイル内の少しのブロックをカバーし得、それによって、改善されたシグナリング、インクリメンタルな能力成長、より豊かなユーザ・エクスペリエンス、などへ導く。
【0019】
[0030]
図1に戻って、プライマリRATシステム100によって使用されるワイヤレスリンク130および競合RATシステム150よって使用されるワイヤレスリンク132は、共有通信媒体140上で動作し得る。このタイプの通信媒体は、1つまたは複数の周波数、時間、および/または空間通信リソースから成り得る(例えば、1つまたは複数のキャリアに渡る1つまたは複数のチャネルを包含する)。例として、通信媒体140は、アンライセンス周波数バンドの少なくとも一部分に対応し得る。異なるライセンスの周波数バンドが、(例えば、アメリカ合衆国における連邦通信委員会(FCC)のような政府機関によって)ある特定の通信に対してリザーブされていたが、いくつかのシステム、とりわけ、それらが用いているスモールセルアクセスポイントは、Wi−Fiを含むWLAN技術によって使用されるU−NII(Unlicensed National Information Infrastructure)バンドのような、動作をアンライセンスの周波数バンドに拡張してきた。
【0020】
[0031]通信媒体140の共有使用に起因して、ワイヤレスリンク130とワイヤレスリンク132との間にクロスリンク(cross-link)干渉の可能性がある。さらに、いくつかのRATおよびいくつかの管轄区域(jurisdictions)は、通信媒体140へのアクセスのために、コンテンション(contention)または「リスン・ビフォー・トーク((LBT:Listen Before Talk)」を必須とし得る。例として、各デバイスが、それのそれ自身の送信のための通信媒体を捕える(およびいくつかの事例ではリザーブする)前に、共有通信媒体上の他のトラフィックの不在を感知する媒体を介して検証するクリアチャネルアセスメント(CCA:Clear Channel Assessment)プロトコルは、使用され得る。いくつかの設計において、CCAプロトコルは、イントラRAT(intra-RAT)トラフィックおよびインターRAT(inter-RAT)トラフィックに、それぞれ、通信媒体を譲る(yielding)ための異なった(distinct)CCAプリアンブル検出(CCA−PD)機構およびCCAエネルギー検出(CCA−ED)機構を含み得る。欧州電気通信標準化機構(ETSI)は、例えば、アンライセンスの周波数バンドのようなある特定の通信媒体上のそれらのRATに関わらず、全てのデバイスについてのコンテンションを義務づける(mandates)。
【0021】
[0032]下記により詳細に説明されるように、アクセスポイント110および/またはアクセス端末120は、上記で簡潔に議論されるダイナミック制御チャネルシグナリング技法を提供またはそうでなければサポートするために、ここでの教示に従って、様々に構成され得る。例えば、アクセスポイント110は、制御チャネルマネージャ112を含み得、およびアクセス端末120は、制御チャネルマネージャ122を含み得る。制御チャネルマネージャ112および/または制御チャネルマネージャ122は、下記にさらに詳細に説明されるような短い物理アップリンク制御チャネル(sPUCCH)のような、通信媒体140上の制御チャネルの構成を管理するために、異なるやり方において、構成され得る。
【0022】
[0033]
図2は、通信媒体140へのコンテンションベースのアクセスを容易にするために、通信媒体140上のプライマリRATシステム100についてインプリメントされ得る例となる時分割複信(TDD)フレーム構造を例示する。
【0023】
[0034]例示されたフレーム構造は、システムフレーム番号ヌメロロジー(numerology)(RF
N、RF
N+1、RF
N+2、等)に従って、ナンバリングされ、およびそれぞれのサブフレーム(SF)に分割される、一連の無線フレーム(RF)を含み、それらはまた、参照のためにナンバリングされ得る(例えば、SF0、SF1、等)。各それぞれのサブフレームは、複数のスロットにさらに分割され得(
図2では図示せず)、およびそれらスロットは、さらに複数のシンボル期間に分割され得る。例として、LTEフレーム構造は、各々10個のサブフレームから成る1024個のナンバリングされた無線フレームに分割されるシステムフレームを含み、それは、一緒にシステムフレームサイクルの構成要素となる(constitute)(例えば、1msのサブフレームを有する10msの無線フレームの間、10.24s続く)。その上、各サブフレームは、2つのスロットを備え得、各スロットは、6つまたは7つのシンボル期間を備え得る。フレーム構造の使用は、よりアドホックなシグナリング技法よりも、より自然で効率の良いデバイス間の協調を提供し得る。
【0024】
[0035]
図2の例となるフレーム構造は、各サブフレームが、ダウンリンク(D)、アップリンク(U)、または特別な(S)サブフレームのような異なる時間において様々に動作され得るTDDである。一般に、ダウンリンクサブフレームは、アクセスポイント110からアクセス端末120へダウンリンク情報を送信するためにリザーブされ、アップリンクサブフレームは、アクセス端末120からアクセスポイント110へアップリンク情報を送信するためにリザーブされ、および特別なサブフレーム(special subframes)は、ガード期間によって分けられたアップリンク部分およびダウンリンク部分を含み得る。ダウンリンク、アップリンク、および特別なサブフレームの異なる配置は、異なるTDD構成として称され得る。上記のLTEの例に戻って、LTEフレーム構造のTDDの変形は、7つのTDD構成(TDD Config 0からTDD Config 6)を含み、各構成は、ダウンリンク、アップリンク、および特別なサブフレームの異なる配置を有する。例えば、異なるトラフィック状況を調整する(accommodate)ために、いくつかのTDD構成は、より多くのダウンリンクサブフレームを有し、いくつかは、より多くのアップリンクサブフレームを有し得る。
図2の例示された例において、LTEにおけるTDD Config 3と同様であるTDD構成が用いられる。
【0025】
[0036]いくつかの設計において、
図2のフレーム構造は、各サブフレームの位置が絶対時間に関して予め決定される点で、「固定され」得るが、通信媒体140にアクセスするためのコンテンションプロシージャに起因して、いずれの所与の実例において、プライマリRATシグナリングによって占有され得るか、または占有されない可能性がある。例えば、アクセスポイント110またはアクセス端末120が、所与のサブフレームについてコンテンションを勝ち取ることができない(fails to win)場合、そのサブフレームは、抑えられ(silenced)得る。しかしながら、他の設計において、
図2のフレーム構造は、通信媒体140へのアクセスがセキュアであるポイントに関して、各サブフレームの位置が動的に決定されるという点で、「浮いている(floating)」可能性がある。例えば、所与のフレームのスタート(例えば、RF
N+1)は、アクセスポイント110またはアクセス端末120がコンテンションを勝ち取ることができるまでの絶対時間に関して、遅延され得る。
【0026】
[0037]下記により詳細に説明されるように、アップリンク情報(例えば、
図2の例におけるアップリンクまたは特別なサブフレームのいずれかまたは全て)を搬送するために指定される1つまたは複数のサブフレームは、短い物理アップリンク制御チャネル(sPUCCH)として、例として、下記に説明される補足の「短い」アップリンク制御チャネルを提供するために構成され得る。sPUCCHは、肯定応答メッセージ、チャネル品質インジケータ、などのような、短い持続時間制御情報を搬送することによって、プライマリRATシステム100の他のアップリンク制御チャネルを補完する(complement)ために使用され得る。一般に、sPUCCHは、特別なサブフレームのアップリンクシンボル上のような、サブフレームに割り振られるシンボル期間の合計数のサブセット上で、送信され得る。このように、sPUCCHは、スモールペイロードシグナリングのためのリソースのより効率の良い使用、通信媒体140への(例えば、特別なサブフレームのような切り捨てられた(truncated)サブフレームを介した)より日和見的なアクセスを、および、いくつかの事例において、例えば、短い送信持続時間に対する特別な免除(special exemptions)に起因して−通信媒体140にコンテンションが免除されたアクセスを提供し得る。通信媒体140上の効率の良い動作を容易にするための、sPUCCHの様々な態様は、下記に説明される。
【0027】
[0038]
図3は、sPUCCHに関して例となる物理レイヤ構造を例示するリソースマップである。この例において、sPUCCHは、2つのスロットに広がる一連のシンボル期間(例えば、通常のサイクリックプリフィックス(CP)についての14個のシンボル期間)を有するアップリンクサブフレームの第1の部分上で構成される。1つのアップリンクサブフレームの第1の部分の構成が、ただ例示の目的で示され、同様の構成は、アップリンクサブフレームの他の部分に、複数のアップリンクサブフレームに、アップリンクシグナリング(例えば、特別なサブフレーム)に専用のセグメントを有する他のサブフレームに、など適用され得ることが理解されよう。
【0028】
[0039]一般に、sPUCCHは、そのサブフレームを作り出すシンボル期間の全てよりも少ないサブセットNを占有し得る。例示された例において、第1のP個のシンボル期間は、パイロットシンボルシグナリング(例えば、復調基準シグナリング(DMRS))について指定され、残りのN−P個のシンボル期間は、sPUCCHペイロードシンボルを搬送する。例として、sPUCCHは、時分割多重化(TDM)のやり方で、先頭のシンボル期間(例えば、P={1、2})のうちの少数を占有するパイロットシグナリングとともに(with)、1つのスロット(例えば、N={2、3、4、…、7})まで占有し得る。
【0029】
[0040]示されるように、各sPUCCHシンボル期間は、周波数ドメインにおけるサブキャリアのセットから形成された1つまたは複数のリソースブロック(RBs)に広がり得る。周波数ダイバーシチ、電力使用の効率性、および様々なチャネル占有要件を満たすことに関し、sPUCCHに専用のRBはチャネル帯域幅にわたってインタレースされ得る。例として、100個のRBを有する20MHz帯域幅に対して、毎10番目のRBから成る10個のRBのセットは、アクセス端末120のためのsPUCCHに専用にされ得る。
【0030】
[0041]各sPUCCHシンボル期間に関して、Zadoff−Chuシーケンスまたは同様のものは、RBの数は、インタレースのブロックにおいてインクリメントされる(incremented)という追加の資格(additional qualification)と共に(with)、RBの数の12倍に等しい長さで(with)生成され得る。上記の例に戻って、各インタレースが10個のRBから成る20MHz帯域幅について、RBの数=10xN_interであり、ここで、N_interは、アクセス端末120に割り振られたインタレースの数である。
【0031】
[0042]
図4は、sPUCCH持続時間をプライマリRATシステム100内のトラフィック状態に適応させるための例となる調整プロシージャを例示するシグナリングフロー図である。いくつかの設計において、sPUCCHの持続時間は、静的であり得、およびアクセス端末120において事前に設定され(pre-provisioned)得る。しかしながら、他の設計において、sPUCCHの持続時間は、可変であり得、およびアクセス端末120に(例えば、半静的に)シグナリングされ得る。
【0032】
[0043]例示された例において、アクセスポイント110は、肯定応答されている多入力多出力(MIMO)レイヤの数、肯定応答されているダウンリンクサブフレームの数、(例えば、それにおけるTDD構成およびユーザスケジューリングの例として)、肯定応答されているコンポーネントキャリアの数(例えば、プライマリセル(PCell)にわたってsPUCCH上で肯定応答されている1つまたは複数のセカンダリセル(SCell)コンポーネントキャリア)など(ブロック402)、のような、sPUCCHのペイロードの長さに影響している様々な要因についてのトラフィック状態をモニタし得る。
【0033】
[0044]様々な要因に基づいて、アクセスポイント110は、少なくともsPUCCHが承諾ベース(grant-based)でない設計に関して、sPUCCH持続時間インジケータ(例えば、シンボル期間の数)(ブロック404)を用いて、半静的なシグナリング(例えば、システム情報ブロックまたは同様のもの)を構成し得る。いくらかの時間後において、アクセスポイント110は、他の任意のサービス中の(being served)アクセス端末と共に、sPUCCH持続時間をアクセス端末120に伝える(convey)ように構成されたシグナリング(シグナリング406)を送り(例えば、ブロードキャストまたはマルチキャストし)得る。
【0034】
[0045]調整プロシージャは、継続的に、周期的に、またはイベント主導ベース(event-driven basis)で、所望される通りに、繰り返され得る。
【0035】
[0046]
図5は、アクセス端末にわたるsPUCCH多重化スキームの例を例示するリソースマップである。一般に、sPUCCHは、異なるアクセス端末に異なるインタレースを割り振ることによって、周波数分割多重化され得る。例示された例において、第1のインタレース(インタレース#1)は、第1のアクセス端末(例えば、アクセス端末120)に割り振られ得、第2のインタレース(インタレース#2)は、第2のアクセス端末に割り振られ得る。さらに、所与のインタレース内で、複数のアクセス端末は、符号分割多重化を介して、調整され得る。符号分割多重化は、時間ドメイン、周波数ドメイン、または両方(図示せず)において達成され得る。時間ドメインにおいて、ウォルシュ(Walsh)コードが、シンボル期間にわたって使用され得る。用いられるウォルシュコードの長さは、sPUCCHの長さ(例えば、N=4およびP=2のときの例示された例における2の長さ)に依存し得る。周波数ドメインにおいて、ウォルシュコードは、所与のRB内のリソースエレメント(RE)にわたって使用され得る。
【0036】
[0047]
図6A〜6Bは、sPUCCHのために利用され得る例となる特別なサブフレームを例示する。上記で議論されるように、完全な(full)サブフレームよりも少ないsPUCCHの短い持続時間は、特別なサブフレームのような、切り捨てられたサブフレームを介して、通信媒体140へのより日和見的なアクセスを提供し得る。
【0037】
[0048]
図6Aの設計において、特別なサブフレーム610は、「タイプI」の特別なサブフレームとして称され、アップリンク部分616に後続される、ギャップ部分614に後続される、ダウンリンク部分612を含む、3つの部分に分割される。示されるように、この設計において、sPUCCHは、タイプIの特別なサブフレーム610の終わりにおけるアップリンク部分616において置かれ得る。
図6Bの設計において、特別なサブフレーム620は、「タイプII」の特別なサブフレームとして参照され、再び、ダウンリンク部分626に後続される、ギャップ部分624に後続される、アップリンク部分622を含む、異なる時間的に配置で3つの部分に分けられ得る。示されるように、この設計において、sPUCCHは、タイプIIの特別なサブフレーム620の始まりにおけるアップリンク部分622において置かれ得る。各部分の長さは、異なる状況において、長さゼロ(zero length)を含め、可変であり得る。各部分の異なる長さは、各々、タイプIIの特別なサブフレームと同様に、タイプIのための異なる特別なサブフレーム構成の構成要素となり得る。
【0038】
[0049]
図6A〜6Bにおいて、さらに例示されるように、タイプIの特別なサブフレーム610およびタイプIIの特別なサブフレーム620の位置は、アップリンク/ダウンリンク部分の異なる時間的な配置を調整するために、フレーム構造内でお互いからオフセットされ(offset)得る。特に、タイプIの特別なサブフレーム610は、ダウンリンク部分612を先行するダウンリンクサブフレームにそろえるためおよびアップリンク部分616を後続のアップリンクサブフレームにそろえるため(例えば、遷移と関連付けられるオーバヘッドを最小化するために)ダウンリンクからアップリンク遷移境界(例えば、アップリンクサブフレームのバーストによって後続されるダウンリンクサブフレームのバーストの間)において、展開され得る。対照的に、タイプIIの特別なサブフレーム620は、アップリンク部分622を先行するアップリンクサブフレームにそろえるためおよびダウンリンク部分626を後続のダウンリンクサブフレームにそろえるために(例えば、再び、遷移と関連付けられるオーバヘッドを最小化するために)、アップリンク−ダウンリンク遷移境界(例えば、ダウンリンクサブフレームのバーストに後続されるアップリンクサブフレームのバーストの間)において、展開され得る。
【0039】
[0050]いずれの事例において、タイプIの特別なサブフレーム610のギャップ部分614またはタイプIIの特別なサブフレーム620のギャップ部分624は、通信媒体140へのアクセスを獲得するためのコンテンション(例えば、CCA)のために使用され得、または、いくつかの展開において、sPUCCHがコンテンションが免除された(contention-exempt)シグナリングを搬送するとき、そのようにスキップされ得る。ライセンスされたLTEの場合、例えば、ギャップ部分614の一部分はまた、TDDシステムにおける伝搬遅延を対処するためのタイミングアドバンス(timing advance)として使用され得る。ギャップ部分624は、代わりに、次に来るダウンリンクサブフレームのためのコンテンションのために使用され得るから、タイプIIの特別なサブフレーム620は、そのような展開において有利であり得る。
【0040】
[0051]
図7は、sPUCCHペイロード構造の例を例示する。この例において、sPUCCHペイロード700は、関係のある一部分において、前の送信機会(TXOP)ACK/NACKフィールド702と現在のTXOP ACK/NACKフィールド704とに分けられる肯定応答/否定応答(ACK/NACK)インジケータを含む。sPUCCHペイロード700はまた、(例えば、チャネル品質情報などを運ぶために)何らかの所与のインプリメンテーションに必要であるような1つまたは複数のインジケータ706を(随意に)含み得る。
【0041】
[0052]一般に、前のTXOP ACK/NACKフィールド702は、現在のTXOPの前に先立って起こるTXOP(例えば、現在の無線フレームRF
Nに先立って起こる前の無線フレームRF
N−1)において、1つまたは複数のダウンリンクサブフレームについてのACK/NACKインジケータを搬送するために使用され得、現在のTXOP ACK/NACKフィールド704は、現在のTXOP(例えば、現在の無線フレームRF
N)において、1つまたは複数のダウンリンクサブフレームについてのACK/NACKインジケータを搬送するために使用され得る。各ダウンリンクサブフレームを処理することおよび適したACK/NACKインジケータを生成することに関連付けられた遅延のために、それのそれ自身のTXOPのsPUCCH内の各ダウンリンクサブフレームに肯定応答(acknowledge)することは実現可能でない場合がある。前のTXOP ACK/NACKフィールド702をそのように提供することおよび指定することによって、これらのより古いACK/NACKインジケータは、コンテンションが、通信媒体140へのアクセスを一時的にブロックするときでさえも、アクセスポイント110によって適切に識別され得および、ハンドルされ得る。
【0042】
[0053]
図8A〜8Dは、異なるタイプの特別なサブフレームおよび異なるTDD構成にわたって展開される
図7の例となるsPUCCHペイロード構造を例示する。一般に、sPUCCHペイロード内の前のTXOP ACK/NACKフィールド702と現在のTXOP ACK/NACKフィールド704との間の相対的な長さは、適応させられ得るか、そうでなければ、フレーム構造ならびに用いられるTDD構成において、sPUCCHの位置に適合(fit)するように設定され得る。現在のTXOP ACK/NACKフィールド704に対して(relative to)より大きい前のTXOP ACK/NACKフィールド702は、例えば、前のTXOPに関連付けられる前の特別なサブフレームの処理遅延しきい値内に位置される追加のダウンリンクサブフレームを調整するために、タイプIIの特別なサブフレームと比較するとタイプIの特別なサブフレームと併せて利用され得る。それと同時に、現在のTXOP ACK/NACKフィールド704に対してより小さい前のTXOP ACK/NACKフィールド702は、例えば、特別なサブフレームが位置される遷移境界の前の所与のTXOP内に位置される追加のダウンリンクサブフレームを調整するために、アップリンク多量(uplink-heavy)TDD構成と比較するとダウンリンク多量(downlink-heavy)TDD構成と併せて、利用され得る。
【0043】
[0054]
図8Aの例において、
図6Aを参照して上記に詳細に説明されるタイプIの特別なサブフレームおよびバランスのとれた(balanced)TDD構成(5つのダウンリンクサブフレーム/4つのアップリンクサブフレーム)は、例示の目的で、4つのサブフレームの例となる最小限の肯定応答処理遅延と共に示される。ここでは、sPUCCHペイロードは、(sPUCCHを搬送する特別なサブフレームからの4つのサブフレームよりも少ないそれらのダウンリンクサブフレームを含む)前のTXOPからの3つのダウンリンクサブフレーム、および(sPUCCHを搬送する特別なサブフレームからの少なくとも4つのサブフレームであるそれらのダウンリンクサブフレームを含む)現在のTXOPからの2つのダウンリンクサブフレームについて、ACK/NACKを適応させる必要がありえる。
【0044】
[0055]したがって、この例において、より多くのACK/NACKビットは、現在のTXOP ACK/NACKフィールド704と比較すると前のTXOP ACK/NACKフィールド702に割り振られ得る。ACK/NACKビット割り振りの特定の数および割合は、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)多重化、HARQバンドリング、などのインプリメンテーションの詳細に基づいて、アプリケーションごとに変わり得ることが再び理解されよう。前のTXOP ACK/NACKフィールド702および現在のTXOP ACK/NACKフィールド704にわたる1つまたは複数のACK/NACKビットの5つのセットの例示された割り振りがただ例示の目的で提供され、この例において、ただ前のTXOP ACK/NACKフィールド702の長さと現在のTXOP ACK/NACKフィールド704の長さとの間の相対的相違を示すことのみが意図される。
【0045】
[0056]代替的に、sPUCCHペイロードの長さは、HARQ処理の最大数または現在アクティブなHARQ処理の数のいずれかの関数(a function of)であり得る。前者において、HARQ処理の最大数は、アクセスポイント110によって、半静的に構成され得、後者において、アクセス端末120は、スケジューリングされたHARQ処理のみのためACK/NACK情報を送信し得る。
【0046】
[0057]
図8Bの例において、タイプIの特別なサブフレームおよびよりダウンリンク多量のTDD構成(7つのダウンリンクサブフレーム/2つのアップリンクサブフレーム)は、例示の目的で、4つのサブフレームの例となる最小限の肯定応答処理遅延と共に示される。ここでは、sPUCCHペイロードは、(sPUCCHを搬送する特別なサブフレームからの4つのサブフレームよりも少ないそれらのダウンリンクサブフレームを含む)前のTXOPからの3つのダウンリンクサブフレーム、および(sPUCCHを搬送する特別なサブフレームからの少なくとも4つのサブフレームであるそれらのダウンリンクサブフレームを含む)現在のTXOPからの4つのダウンリンクサブフレームについて、ACK/NACKを適応させる必要がありえる。
【0047】
[0058]したがって、この例において、より多くのACK/NACKビットが、前のTXOP ACK/NACKフィールド702と比較すると現在のTXOP ACK/NACKフィールド704に割り振られ得る。ACK/NACKビット割り振りの特定の数および割合は、アプリケーションごとに変わり得ること、および、この例において、前のTXOP ACK/NACKフィールド702の長さと現在のTXOP ACK/NACKフィールド704の長さとの間の相対的相違を示すためのただ例示の目的で、前のTXOP ACK/NACKフィールド702および現在のTXOP ACK/NACKフィールド704にわたる1つまたは複数のACK/NACKビットの5つのセットの例示された割り振りが提供されることが再び理解されよう。
【0048】
[0059]
図8Cの例において、
図6Bを参照して上記に詳細に説明されるタイプIIの特別なサブフレームおよびバランスのとれたTDD構成(5つのダウンリンクサブフレーム/4つのアップリンクサブフレーム)は、例示の目的で、4つのサブフレームの例となる最小限の肯定応答処理遅延と共に示される。ここでは、sPUCCHペイロードは、現在のTXOPからのダウンリンクサブフレームのうちの全ての5つについてACK/NACKを調整することが可能であり得、なぜならsPUCCHを搬送する特別なサブフレームからの4つのサブフレームよりも少ないダウンリンクサブフレームは、1つとしてないからである。
【0049】
[0060]したがって、この例において、ACK/NACKビットの各々は、現在のTXOP ACK/NACKフィールド704に割り振られ得る。特定のACK/NACKビット割り振りは、アプリケーションごとに変わり得ること、および、1つまたは複数のACK/NACKビットの5つのセットの例示された割り振りがただ例示の目的で提供されることが再び理解されよう。このように、タイプIIの特別なサブフレーム620は、そのような展開において、追加的に有利であり得、なぜなら、それは、簡易化されたsPUCCHペイロード構造を提供し得るからである。それにもかかわらず、いくつかのタイプIIの特別なサブフレーム設計を考慮に入れても、例えば、よりダウンリンク多量のTDD構成のためなどに、前のTXOP ACK/NACKフィールド702と現在のTXOP ACK/NACKフィールド704との間の分離が保持されることは、有利であり得る。
【0050】
[0061]
図8Dの例において、タイプIIの特別なサブフレームおよびよりダウンリンク多量のTDD構成(8つのダウンリンクサブフレーム/1つのアップリンクサブフレーム)は、例示の目的で、4つのサブフレームの例となる最小限の肯定応答処理遅延と共に示される。ここでは、sPUCCHペイロードは、(sPUCCHを搬送する特別なサブフレームからの4つのサブフレームよりも少ないそれらのダウンリンクサブフレームを含む)前のTXOPからの2つのダウンリンクサブフレーム、および(sPUCCHを搬送する特別なサブフレームからの少なくとも4つのサブフレームであるそれらのダウンリンクサブフレームを含む)現在のTXOPからの6つのダウンリンクサブフレームについて、ACK/NACKを適応させる必要がありえる。
【0051】
[0062]したがって、この例において、前のTXOP ACK/NACKフィールド702は、依然として利用され得るが、より多くのACK/NACKビットが、前のTXOP ACK/NACKフィールド702と比較すると現在のTXOP ACK/NACKフィールド704に割り振られ得る。ACK/NACKビット割り振りの特定の数および割合は、アプリケーションごとに変わり得ること、および、この例において、前のTXOP ACK/NACKフィールド702の長さと現在のTXOP ACK/NACKフィールド704の長さとの間の相対的相違を示すためのただ例示の目的で、前のTXOP ACK/NACKフィールド702および現在のTXOP ACK/NACKフィールド704にわたる1つまたは複数のACK/NACKビットの5つのセットの例示された割り振りが提供されることが再び理解されよう。
【0052】
[0063]
図9は、上記に説明される技法に従って、例となる通信のための方法を例示するフロー図である。方法900は、例えば、共有通信媒体上で動作するアクセスポイント(例えば、
図1において例示されるアクセスポイント110)またはアクセス端末(例えば、
図1において例示されるアクセス端末120)によって、行われ得る。例として、通信媒体は、LTE技術のデバイスとWi−Fi技術のデバイスとの間で共有されるアンライセンス(unlicensed)の無線周波数バンド上で、1つまたは複数の時間、周波数、または空間リソースを含み得る。
【0053】
[0064]示されるように、アクセスポイントまたはアクセス端末は、各々が複数の時間ドメインのシンボル期間に広がるサブフレームのセットを定義するTDDフレーム構造に従って、通信媒体上で通信し得る(ブロック902)。アップリンクシグナリングのために構成されたサブフレームの一部分におけるサブフレームのうちの1つまたは複数上のsPUCCHを介して、制御情報を、アクセスポイントは送信し得、またはアクセス端末は受信し得、sPUCCHは、1つまたは複数のサブフレームのうちの各々におけるシンボル期間の全てよりも少ないサブセットを集合的に占有する1つまたは複数のペイロードシンボルおよび1つまたは複数のパイロットシンボルを備える(ブロック904)。
【0054】
[0065]いくつかの設計または状況において、アクセスポイントは、例えば、通信媒体上でトラフィック状態をモニタすることと、モニタされたトラフィック状態に基づいて、sPUCCHについて持続時間インジケータを構成することと、持続時間インジケータを1つまたは複数のアクセス端末にブロードキャストまたはマルチキャストすることとによって、sPUCCH持続時間に(例えば、半静的に)適応させ得る(随意的なブロック906)。
【0055】
[0066]上記でより詳細に議論されるように、sPUCCHは、周波数ドメインサブキャリアのセットから形成される複数のインタレースされたRBに広がり得る。さらに、複数のアクセス端末は、周波数ドメイン、時間ドメイン、またはそれらの組合せにおけるsPUCCH上で多重化され得る。
【0056】
[0067]また上記により詳細に議論されるように、sPUCCHは、TDDフレーム構造によって定義されたサブフレームの中からの特別なサブフレームのアップリンク部分上で送信または受信され得る。sPUCCHが送信または受信されるアップリンク部分は、特別なサブフレームのギャップ部分およびダウンリンク部分に続く特別なサブフレームの終わりに位置され得る。ここでは、特別なサブフレームは、TDDフレーム構造内のダウンリンク−アップリンク遷移境界に位置され得る。代替的に、sPUCCHが送信または受信されるアップリンク部分は、特別なサブフレームのギャップ部分およびダウンリンク部分に先行する特別なサブフレームの始まりに位置され得る。ここでは、特別なサブフレームは、TDDフレーム構造内のアップリンク−ダウンリンク遷移境界に位置され得る。
【0057】
[0068]また上記により詳細に議論されるように、sPUCCHペイロードシンボルは、前のTXOP ACK/NACKフィールドと現在のTXOP ACK/NACKフィールドとに分けられるACK/NACKインジケータを備え得る。いくつかの設計または状況において、アクセスポイントは、(i)sPUCCHが送信または受信されるTDDフレーム構造内の特別なサブフレームの位置、(ii)TDDフレーム構造に関連付けられたTDD構成、または(iii)それらの組合せ、に基づいて、前のTXOP ACK/NACKフィールドと現在のTXOP ACK/NACKフィールドとの間の相対的な長さを設定し得る(随意的なブロック908)。
【0058】
[0069]一般性のため、アクセスポイント110およびアクセス端末120は、それぞれ、制御チャネルマネージャ112および制御チャネルマネージャ122、を含むような関係のある部分においてのみ、
図1において示される。しかしながら、アクセスポイント110およびアクセス端末120は、ここで議論された制御チャネルシグナリング技法を提供するかまたはそうでなければサポートするための様々なやり方で構成され得ることが理解されよう。
【0059】
[0070]
図10は、より詳細に、プライマリRATシステム100のアクセスポイント110およびアクセス端末120の例となるコンポーネントを例示するデバイスレベルの図である。示されるように、アクセスポイント110およびアクセス端末120は、各々、少なくとも1つの指定されたRATを介して、他のワイヤレスノードと通信するための(通信デバイス1030および1050によって表される)ワイヤレス通信デバイスを一般に含む。通信デバイス1030および1050は、指定されたRAT(例えば、メッセージ、インジケータ、情報、パイロット、など)に従って、信号を送信および符号化するために、および、逆に、信号を受信および復号するために、様々に構成され得る。
【0060】
[0071]通信デバイス1030および1050は、例えば、それぞれのプライマリRATトランシーバ1032および1052、および、いくつかの設計において、それぞれ、(例えば、競合RATシステム150によって用いられるRATに対応する)(随意的な)コロケートされた(co-located)セカンダリRATトランシーバ1034および1054のような、1つまたは複数のトランシーバを含み得る。ここで使用される場合、「トランシーバ」は、送信機回路、受信機回路、またはそれらの組合せを含み得るが、全ての設計において、送信の機能性および受信の機能性の両方を提供する必要はない。例えば、低機能性受信機回路は、完全な通信を提供することが必要でないときコストを減らすために、いくつかの設計において、用いられ得る(例えば、無線チップまたは低レベルのスニフィング(sniffing)のみを提供する同様の回路)。さらに、ここで使用される場合、用語「コロケートされる(co-located)」(例えば、ラジオ、アクセスポイント、トランシーバ、等)は、様々な配置のうちの1つに言及し得る。例えば、同じハウジングにあるコンポーネント、同じプロセッサによってホストされるコンポーネント、互いに定義された距離内にあるコンポーネント、および/または、インタフェース(例えば、イーサネット(登録商標)スイッチ)を介して接続されたコンポーネントであって、ここでインタフェースは、いかなる要求されるコンポーネント間通信(例えば、メッセージング)のレイテンシ要件(latency requirements)も満たす。
【0061】
[0072]アクセスポイント110およびアクセス端末120はまた、それらのそれぞれの通信デバイス1030および1050(例えば、指示すること、修正すること、イネーブルすること、ディセーブルすること、等)の動作を制御するための(通信コントローラ1040および1060によって表される)通信コントローラを、各々、一般に含む。通信コントローラ1040および1060は、それぞれ、1つまたは複数のプロセッサ1042および1062、ならびにプロセッサ1042および1062に結合された1つまたは複数のメモリ1044および1064を含み得る。メモリ1044および1064は、オンボードキャッシュメモリとしてか、別個のコンポーネントとしてか、組合せか、等で、データ、命令、またはそれらの組合せを記憶するために構成され得る。プロセッサ1042および1062ならびにメモリ1044および1064は、スタンドアロン通信コンポーネントであり得るか、または、アクセスポイント110およびアクセス端末120のそれぞれのホストシステムの機能性の部分であり得る。
【0062】
[0073]制御チャネルマネージャ112および制御チャネルマネージャ122は、異なるやり方でインプリメントされることが理解されよう。いくつかの設計において、それに関連付けられた機能性のいくつかまたは全ては、少なくとも1つのプロセッサ(例えば、プロセッサ1042のうちの1つまたは複数および/またはプロセッサ1062のうちの1つまたは複数)、少なくとも1つのメモリ(例えば、メモリ1044のうちの1つまたは複数および/またはメモリ1064のうちの1つまたは複数)、少なくとも1つのトランシーバ(例えば、トランシーバ1032および1034のうちの1つまたは複数および/またはトランシーバ1052および1054のうちの1つまたは複数)、あるいはそれらの組合せによって、またはそうでなければ、それらの指示で(at the direction of)インプリメントされ得る。他の設計において、それに関連付けられた機能性のいくつかまたは全ては、一連の相互に関係のある機能性モジュールとしてインプリメントされ得る。
【0063】
[0074]したがって、
図10におけるコンポーネントは、
図1〜9を参照して上記に説明される動作を行うために、使用され得ることが理解されよう。例えば、アクセスポイント110は、各々が複数の時間ドメインのシンボル期間に広がるサブフレームのセットを定義するTDDフレーム構造に従って、通信媒体140上で、プロセッサ1042およびメモリ1044を介して、通信を制御し得る。アクセスポイント110は、プライマリRATトランシーバ1032を介して、アップリンクシグナリングのために構成されたサブフレームの一部分におけるサブフレームのうちの1つまたは複数上のsPUCCHを介して、制御情報を送信し得、sPUCCHは、1つまたは複数のサブフレームのうちの各々におけるシンボル期間の全てよりも少ないサブセットを集合的に占有する1つまたは複数のペイロードシンボルおよび1つまたは複数のパイロットシンボルを備える。アクセスポイント110はまた、例えば、通信媒体上でトラフィック状態をモニタすることと、モニタされたトラフィック状態に基づいて、sPUCCHについて持続時間インジケータを構成することと、プライマリRATトランシーバ1032に、1つまたは複数のアクセス端末に持続時間インジケータをブロードキャストまたはマルチキャストするよう指図することとによって、プロセッサ1042およびメモリ1044を介して、sPUCCH持続時間を適応させ得る。加えて、アクセスポイント110はまた、(i)sPUCCHが送信または受信されるTDDフレーム構造内の特別なサブフレームの位置、(ii)TDDフレーム構造に関連付けられたTDD構成、または(iii)それらの組合せ、に基づいて、前のTXOP ACK/NACKフィールドと現在のTXOP ACK/NACKフィールドとの間の相対的な長さを、プロセッサ1042およびメモリ1044を介して、設定し得る。
【0064】
[0075]別の例として、アクセス端末120は、各々が複数の時間ドメインのシンボル期間に広がるサブフレームのセットを定義するTDDフレーム構造に従って、通信媒体140上で、プロセッサ1062およびメモリ1064を介して、通信を制御し得る。アクセス端末120は、プライマリRATトランシーバ1052を介して、アップリンクシグナリングのために構成されたサブフレームの一部分におけるサブフレームのうちの1つまたは複数上のsPUCCHを介して、制御情報を受信し得、sPUCCHは、1つまたは複数のサブフレームのうちの各々におけるシンボル期間の全てよりも少ないサブセットを集合的に占有する1つまたは複数のペイロードシンボルおよび1つまたは複数のパイロットシンボルを備える。
【0065】
[0076]
図11は、一連の相互に関係のある機能モジュールとして表される制御チャネルマネージャ112および/または制御チャネルマネージャ122をインプリメントするための例となるアクセスポイント装置を例示する。例示された例において、装置1100は、通信するためのモジュール1102、送信または受信するためのモジュール1104、(随意的な)適応させるためのモジュール1106、および(随意的な)設定するためのモジュール1108を含む。
【0066】
[0077]通信するためのモジュール1102は、各々が複数の時間ドメインのシンボル期間に広がるサブフレームのセットを定義するTDDフレーム構造に従って、通信媒体上で通信するように構成され得る。送信または受信するためのモジュール1104は、アップリンクシグナリングのために構成されたサブフレームの一部分におけるサブフレームのうちの1つまたは複数上のsPUCCHを介して、制御情報を送信または受信するように構成され得、sPUCCHは、1つまたは複数のサブフレームのうちの各々におけるシンボル期間の全てよりも少ないサブセットを集合的に占有する1つまたは複数のペイロードシンボルおよび1つまたは複数のパイロットシンボルを備える。
【0067】
[0078]いくつかの設計または状況において、(随意的な)適応させるためのモジュール1106は、例えば、通信媒体上でトラフィック状態をモニタすることと、モニタされたトラフィック状態に基づいて、sPUCCHについて持続時間インジケータを構成することと、持続時間インジケータを1つまたは複数のアクセス端末にブロードキャストまたはマルチキャストすることとによって、sPUCCH持続時間に(例えば、半静的に)適応させるために構成され得る。
【0068】
[0079]上記でより詳細に議論されるように、sPUCCHは、周波数ドメインサブキャリアのセットから形成される複数のインタレースされたRBに広がり得る。さらに、複数のアクセス端末は、周波数ドメイン、時間ドメイン、またはそれらの組合せにおけるsPUCCH上で多重化され得る。
【0069】
[0080]また上記により詳細に議論されるように、sPUCCHは、TDDフレーム構造によって定義されたサブフレームの中からの特別なサブフレームのアップリンク部分上で送信または受信され得る。sPUCCHが送信または受信されるアップリンク部分は、特別なサブフレームのギャップ部分およびダウンリンク部分に続く特別なサブフレームの終わりに位置され得る。ここでは、特別なサブフレームは、TDDフレーム構造内のダウンリンク−アップリンク遷移境界に位置され得る。代替的に、sPUCCHが送信または受信されるアップリンク部分は、特別なサブフレームのギャップ部分およびダウンリンク部分に先行する特別なサブフレームの始まりに位置され得る。ここでは、特別なサブフレームは、TDDフレーム構造内のアップリンク−ダウンリンク遷移境界に位置され得る。
【0070】
[0081]また上記により詳細に議論されるように、sPUCCHペイロードシンボルは、前のTXOP ACK/NACKフィールドと現在のTXOP ACK/NACKフィールドとに分けられるACK/NACKインジケータを備え得る。いくつかの設計または状況において、設定するための(随意的な)モジュール1108は、(i)sPUCCHが送信または受信されるTDDフレーム構造内の特別なサブフレームの位置、(ii)TDDフレーム構造に関連付けられたTDD構成、または(iii)それらの組合せ、に基づいて、前のTXOP ACK/NACKフィールドと現在のTXOP ACK/NACKフィールドとの間の相対的な長さを設定するように構成され得る。
【0071】
[0082]
図11のモジュールの機能性は、ここでの教示と一致する様々なやり方においてインプリメントされ得る。いくつかの設計では、これらのモジュールの機能は、1つまたは複数の電気コンポーネントとしてインプリメントされ得る。いくつかの設計では、これらのブロックの機能は、1つまたは複数のプロセッサコンポーネントを含む処理システムとしてインプリメントされ得る。いくつかの設計において、これらのモジュールの機能は、例えば、1つまたは複数の集積回路(例えば、ASIC)の少なくとも一部分を使用してインプリメントされ得る。ここで議論されるように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の関連するコンポーネント、またはそれらのいくつかの組合せを含み得る。このように、異なるモジュールの機能は、例えば、集積回路の異なるサブセット、ソフトウェアモジュールのセットの異なるサブセット、またはそれらの組合せとしてインプリメントされ得る。また、(例えば、集積回路および/またはソフトウェアモジュールのセットの)所与のサブセットが、1つよりも多くのモジュールについての機能の少なくとも一部分を提供し得ることが理解されよう。
【0072】
[0083]加えて、
図11によって表されたコンポーネントおよび機能、ならびにここに説明された他のコンポーネントおよび機能は、任意の適した手段を使用してインプリメントされ得る。そのような手段はまた、少なくとも部分的に、ここに教示された対応する構造を使用してインプリメントされ得る。例えば、
図11の「〜のためのモジュール」というコンポーネントと併せて上記で説明されたコンポーネントはまた、同様に指定された「〜のための手段」という機能性に対応し得る。このように、いくつかの態様では、そのような手段のうちの1つまたは複数は、アルゴリズムを含め、ここに教示されたプロセッサコンポーネント、集積回路、または他の適した構造のうちの1つまたは複数を使用してインプリメントされ得る。当業者は、疑似コード(pseudocode)によって表され得るアクションのシーケンスにおいてと同様に、上記で説明された文において表されるアルゴリズムをこの開示において認識するだろう。例えば、
図11によって表されるコンポーネントおよび機能は、LOAD演算、COMPARE演算、RETURN演算、IF−THEN−ELSEループ、などを行うためのコードを含み得る。
【0073】
[0084]「第1の」、「第2の」、等のような指定を使用する、本明細書中の要素へのいずれの参照も、一般には、これら要素の数量または順序を限定しないことが理解されるべきである。むしろ、これらの称号は、2つ以上の要素、または1つの要素の複数の実例を区別する便利な方法として、ここでは使用され得る。このように、第1および第2の要素の言及は、そこで2つの要素のみが使用され得ること、または第1の要素がなんらかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを、意味するのではない。また、特にそうでないことが述べられていない限り、要素のセットは、1つまたは複数の要素を備え得る。加えて、本明細書または特許請求の範囲において使用されている「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、または「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、または「A、B、およびCから成るグループのうちの少なくとも1つ」という形態の用語は、「AまたはBまたはCまたはこれらエレメントの任意の組合せ」を意味する。例えば、この用語は、A、またはB、またはC、あるいはAおよびB、またはAおよびC、またはAおよびBおよびC、あるいは2A、または2B、または2C、などを含み得る。
【0074】
[0085]上記の記述および説明を考慮して、当業者は、ここに開示された態様に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとしてインプリメントされ得ることを理解するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に例示するために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、概してそれらの機能の観点から上記に説明された。このような機能が、ハードウェアとしてインプリメントされるか、あるいはソフトウェアとしてインプリメントされるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられる設計制約に依存する。当業者は、特定のアプリケーションごとに多様な方法において、説明された機能をインプリメントし得るが、このようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲から逸脱を引き起こしていると解釈されるべきでない。
【0075】
[0086]したがって、例えば、いくつかの態様では、装置または装置の任意のコンポーネントは、ここに教示された機能性を提供するように構成され得る(または動作可能であり得るかまたは適応させられ得る)ことが理解されよう。これは、例えば、装置またはコンポーネントを、それが機能性を提供することになるように製造すること(manufacturing)(例えば、組み上げられる(fabricating)こと)によって、装置またはコンポーネントを、それが機能性を提供することになるようにプログラミングすることによって、または何らかの他の適したインプリメンテーション技法の使用を通して、達成され得る。1つの例として、集積回路は、必須の機能性を提供するように組み上げら得る。別の例として、集積回路は、必須の機能性をサポートするように組み上げられ得、そして必須の機能性を提供するように(例えば、プログラミングを介して)構成され得る。さらに別の例として、プロセッサ回路は、必須の機能性を提供するためのコードを実行し得る。
【0076】
[0087]その上、ここに開示された態様に関連して説明された方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはそれら2つの組み合せにおいて、直接的に具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブルメモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または、一時的であれ、非一時的であれ、当該技術分野において知られているその他任意の形状の記憶媒体において存在し得る。例となる記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体は、プロセッサと一体化され得る(例えば、キャッシュメモリ)。
【0077】
[0088]したがって、例えば、本開示のある特定の態様は、通信のための方法を具現化する一時的または非一時的なコンピュータ読取り可能媒体を含むことができることがまた理解されよう。
【0078】
[0089]前述の開示は様々な例示的な態様を示すが、添付の特許請求の範囲によって定義される範囲から逸脱することなく、ここで様々な変更および修正が例示された例に成されることができることに留意されたい。本開示は、特に例示された例だけに限定されるようには意図されない。例えば、そうでなはいと記載されない限り、ここに説明された本開示の態様に従う方法の請求項の機能、ステップ、および/またはアクションは、任意の特定の順序で行われる必要はない。さらに、ある特定の態様は、単数形で説明または特許請求され得るが、単数形への限定が明記されていない限り、複数形は考慮されている。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 通信方法であって、
各々が複数の時間ドメイン(time-domain)のシンボル期間に広がるサブフレームのセットを定義する時分割複信(TDD)フレーム構造に従って、通信媒体上で通信することと、および
アップリンクシグナリングのために構成された前記サブフレームの一部分における前記サブフレームのうちの1つまたは複数上の短い物理アップリンク制御チャネル(sPUCCH)を介して、制御情報を送信または受信すること、ここにおいて、前記sPUCCHは、前記1つまたは複数のサブフレームのうちの各々における前記シンボル期間の全てよりも少ないサブセットを集合的(collectively)に占有する1つまたは複数のペイロードシンボルおよび1つまたは複数のパイロットシンボルを備える、と
を備える、方法。
[C2] 前記sPUCCHは、周波数ドメインサブキャリアのセットから形成された複数のインタレースされたリソースブロック(RBs)に広がる、C1に記載の方法。
[C3] 前記通信媒体上でトラフィック状態をモニタすることと、
前記モニタされたトラフィック状態に基づいて、前記sPUCCHについて持続時間インジケータを構成することと、および
前記持続時間インジケータを1つまたは複数のアクセス端末にブロードキャストまたはマルチキャストすることと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C4] 前記周波数ドメイン、前記時間ドメイン、またはそれらの組合せにおいて前記sPUCCH上で複数のアクセス端末を多重化することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C5] 前記sPUCCHは、前記TDDフレーム構造によって定義されたサブフレームの前記セットの中の特別なサブフレームのアップリンク部分上で送信または受信される、C1に記載の方法。
[C6] 前記sPUCCHが送信または受信される前記アップリンク部分は、前記特別なサブフレームのギャップ部分およびダウンリンク部分に続く前記特別なサブフレームの前記終わりに、位置される、C5に記載の方法。
[C7] 前記特別なサブフレームは、前記TDDフレーム構造内のダウンリンク−アップリンク(downlink-to-uplink)遷移境界に位置される、C6に記載の方法。
[C8] 前記sPUCCHが送信または受信される前記アップリンク部分は、前記特別なサブフレームのギャップ部分およびダウンリンク部分に先行する前記特別なサブフレームの前記始まりに位置される、C5に記載の方法。
[C9] 前記特別なサブフレームは、前記TDDフレーム構造内のアップリンク−ダウンリンク(uplink-to-downlink)遷移境界に位置される、C8に記載の方法。
[C10] 前記sPUCCHペイロードシンボルは、前の送信機会(TXOP)ACK/NACKフィールドと現在のTXOP ACK/NACKフィールドとに分けられる肯定応答/否定応答(ACK/NACK)インジケータを備える、C1に記載の方法。
[C11] 前記sPUCCHが送信または受信される前記TDDフレーム構造内の特別なサブフレームの位置に基づいて、前記前のTXOP ACK/NACKフィールドと前記現在のTXOP ACK/NACKフィールドとの間の相対的な長さを設定することをさらに備える、C10に記載の方法。
[C12] 前記TDDフレーム構造に関連付けられたTDD構成に基づいて、前記前のTXOP ACK/NACKフィールドと前記現在のTXOP ACK/NACKフィールドとの間の相対的な長さを設定することをさらに備える、C10に記載の方法。
[C13] 通信装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合された少なくとも1つのメモリ、前記少なくとも1つのプロセッサおよび前記少なくとも1つのメモリは、各々が複数の時間ドメインのシンボル期間に広がるサブフレームのセットを定義する時分割複信(TDD)フレーム構造に従って、通信媒体上で通信を制御するように構成されている、と、および
アップリンクシグナリングのために構成された前記サブフレームの一部分における前記サブフレームのうちの1つまたは複数上の短い物理アップリンク制御チャネル(sPUCCH)を介して、制御情報を送信または受信するように構成された少なくとも1つのトランシーバ、ここにおいて、前記sPUCCHは、前記1つまたは複数のサブフレームのうちの各々における前記シンボル期間の全てよりも少ないサブセットを集合的に占有する1つまたは複数のペイロードシンボルおよび1つまたは複数のパイロットシンボルを備える、と
を備える、通信装置。
[C14] 前記sPUCCHは、周波数ドメインサブキャリアのセットから形成された複数のインタレースされたリソースブロック(RBs)に広がる、C13に記載の装置。
[C15] 前記少なくとも1つのプロセッサおよび前記少なくとも1つのメモリは、前記通信媒体上でトラフィック状態をモニタするように、および前記モニタされたトラフィック状態に基づいて、前記sPUCCHについて持続時間インジケータを構成するようにさらに構成される、および
前記少なくとも1つのトランシーバは、1つまたは複数のアクセス端末に前記持続時間インジケータをブロードキャストまたはマルチキャストするようにさらに構成される、 C13に記載の装置。
[C16] 前記少なくとも1つのプロセッサおよび前記少なくとも1つのメモリは、前記周波数ドメイン、前記時間ドメイン、またはそれらの組合せにおいて前記sPUCCH上で複数のアクセス端末を多重化するようにさらに構成する、C13に記載の装置。
[C17] 前記少なくとも1つのトランシーバは、前記TDDフレーム構造によって定義されたサブフレームの前記セットの中の特別なサブフレームのアップリンク部分上で前記sPUCCHを送信または受信するようにさらに構成される、C13に記載の装置。
[C18] 前記sPUCCHが送信または受信される前記アップリンク部分は、前記特別なサブフレームのギャップ部分およびダウンリンク部分に続く前記特別なサブフレームの前記終わりに、位置される、C17に記載の装置。
[C19] 前記特別なサブフレームは、前記TDDフレーム構造内のダウンリンク−アップリンク遷移境界に位置される、C18に記載の装置。
[C20] 前記sPUCCHが送信または受信される前記アップリンク部分は、前記特別なサブフレームのギャップ部分およびダウンリンク部分に先行する前記特別なサブフレームの前記始まりに位置される、C17に記載の装置。
[C21] 前記特別なサブフレームは、前記TDDフレーム構造内のアップリンク−ダウンリンク遷移境界に位置される、C20に記載の装置。
[C22] 前記sPUCCHペイロードシンボルは、前の送信機会(TXOP)ACK/NACKフィールドと現在のTXOP ACK/NACKフィールドとに分けられる肯定応答/否定応答(ACK/NACK)インジケータを備える、C13に記載の装置。
[C23] 前記少なくとも1つのプロセッサおよび前記少なくとも1つのメモリは、前記sPUCCHが送信または受信される前記TDDフレーム構造内の特別なサブフレームの位置に基づいて、前記前のTXOP ACK/NACKフィールドと前記現在のTXOP ACK/NACKフィールドとの間の相対的な長さを設定するようにさらに構成される、C22に記載の装置。
[C24] 前記少なくとも1つのプロセッサおよび前記少なくとも1つのメモリは、前記TDDフレーム構造に関連付けられたTDD構成に基づいて、前記前のTXOP ACK/NACKフィールドと前記現在のTXOP ACK/NACKフィールドとの間の相対的な長さを設定するようにさらに構成される、C22に記載の装置。
[C25] 通信装置であって、
各々が複数の時間ドメインのシンボル期間に広がるサブフレームのセットを定義する時分割複信(TDD)フレーム構造に従って、通信媒体上で通信するための手段と、および アップリンクシグナリングのために構成された前記サブフレームの一部分における前記サブフレームのうちの1つまたは複数上の短い物理アップリンク制御チャネル(sPUCCH)を介して、制御情報を送信または受信するための手段と、ここにおいて、前記sPUCCHは、前記1つまたは複数のサブフレームのうちの前記シンボル期間の各々における全てよりも少ないサブセットを集合的に占有する1つまたは複数のペイロードシンボルおよび1つまたは複数のパイロットシンボルを備える、と
を備える、通信装置。
[C26] 前記sPUCCHは、周波数ドメインサブキャリアのセットから形成された複数のインタレースされたリソースブロック(RBs)に広がる、C25に記載の装置。
[C27] 前記sPUCCHは、前記TDDフレーム構造によって定義されたサブフレームの前記セットの中の特別なサブフレームのアップリンク部分上で送信または受信される、C25に記載の装置。
[C28] 少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、それは、前記少なくとも1つのプロセッサに、通信のための動作を行わせるコードを備える非一時的なコンピュータ読取り可能媒体であって、
各々が複数の時間ドメインのシンボル期間に広がるサブフレームのセットを定義する時分割複信(TDD)フレーム構造に従って、通信媒体上で通信するためのコードと、および
アップリンクシグナリングのために構成された前記サブフレームの一部分における前記サブフレムのうちの1つまたは複数上の短い物理アップリンク制御チャネル(sPUCCH)を介して、制御情報を送信または受信するためのコード、ここにおいて、前記sPUCCHは、前記1つまたは複数のサブフレームのうちの各々における前記シンボル期間の全てよりも少ないサブセットを集合的に占有する1つまたは複数のペイロードシンボルおよび1つまたは複数のパイロットシンボルを備える、と
を備える、非一時的なコンピュータ読取り可能媒体。
[C29] 前記sPUCCHは、周波数ドメインサブキャリアのセットから形成された複数のインタレースされたリソースブロック(RBs)に広がる、C28に記載の非一時的なコンピュータ読取り可能媒体。
[C30] 前記sPUCCHは、前記TDDフレーム構造によって定義されたサブフレームの前記セットの中の特別なサブフレームのアップリンク部分上で送信または受信される、C28に記載の非一時的なコンピュータ読取り可能媒体。