特許第6816287号(P6816287)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6816287ピリジン並びに5員芳香環系化合物、その製造方法及び使用
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6816287
(24)【登録日】2020年12月25日
(45)【発行日】2021年1月20日
(54)【発明の名称】ピリジン並びに5員芳香環系化合物、その製造方法及び使用
(51)【国際特許分類】
   C07D 471/04 20060101AFI20210107BHJP
   A61P 35/00 20060101ALI20210107BHJP
   A61P 37/02 20060101ALI20210107BHJP
   C07D 519/00 20060101ALI20210107BHJP
   A61K 31/444 20060101ALI20210107BHJP
   A61K 31/5377 20060101ALI20210107BHJP
   A61K 31/4545 20060101ALI20210107BHJP
   A61K 31/496 20060101ALI20210107BHJP
【FI】
   C07D471/04 104A
   C07D471/04CSP
   A61P35/00
   A61P37/02
   C07D471/04 108X
   C07D471/04 108A
   C07D519/00 301
   C07D519/00 311
   A61K31/444
   A61K31/5377
   A61K31/4545
   A61K31/496
【請求項の数】12
【全頁数】216
(21)【出願番号】特願2019-533273(P2019-533273)
(86)(22)【出願日】2017年9月6日
(65)【公表番号】特表2019-530740(P2019-530740A)
(43)【公表日】2019年10月24日
(86)【国際出願番号】CN2017100747
(87)【国際公開番号】WO2018045971
(87)【国際公開日】20180315
【審査請求日】2019年4月25日
(31)【優先権主張番号】201610807947.2
(32)【優先日】2016年9月7日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】514304647
【氏名又は名称】シャンハイ ハイヘ ファーマシューティカル カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】SHANGHAI HAIHE PHARMACEUTICAL CO., LTD
(73)【特許権者】
【識別番号】513299225
【氏名又は名称】上海 インスティテュート オブ マテリア メディカ、チャイニーズ アカデミー オブ サイエンシーズ
【氏名又は名称原語表記】SHANGHAI INSTITUTE OF MATERIA MEDICA, CHINESE ACADEMY OF SCIENCES
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】チェン, シュイシン
(72)【発明者】
【氏名】コン, メイユイ
(72)【発明者】
【氏名】チアン, レイ
(72)【発明者】
【氏名】チェン, イー
(72)【発明者】
【氏名】ツァオ, チエンホア
(72)【発明者】
【氏名】チアン, チンユン
(72)【発明者】
【氏名】シェン, チエンチエン
(72)【発明者】
【氏名】ティン, チエン
(72)【発明者】
【氏名】ヤオ, ユイツァイ
(72)【発明者】
【氏名】チャオ, チャオ
(72)【発明者】
【氏名】シオン, ユアンファン
【審査官】 佐久 敬
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2016/102493(WO,A1)
【文献】 特表2014−534178(JP,A)
【文献】 国際公開第2010/113942(WO,A1)
【文献】 特開昭60−172979(JP,A)
【文献】 特開2001−278756(JP,A)
【文献】 特表2006−503060(JP,A)
【文献】 特表2013−544840(JP,A)
【文献】 特表2013−528591(JP,A)
【文献】 特表2014−511389(JP,A)
【文献】 特表2015−501784(JP,A)
【文献】 Tetrahedron (2006), Vol.62, p.3798-3808
【文献】 Journal of Organic Chemistry (1978), Vol.43, No.14, p.2900-2906
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D
A61K
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iに示されるような化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体または溶媒和物であって、
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式中、Xは、CRまたはNであり、
は、CRまたはNであり、
は、CRまたはNであり、且つX、X、Xのうちの最大1つはNであり、
は、H、ハロゲン(halogen)、置換または未置換のC1−C6アルキル基(alkyl group)から選択され、
またはRは、H、ハロゲン、−COOH、−CN、置換または未置換の5−8員アリール基(aryl group)、置換または未置換の5−8員ヘテロアリール基(heteroaryl group)、置換または未置換の(置換または未置換の5−8員複素環基(heterocyclic group)に縮合した5−8員アリール基、置換または未置換の(置換または未置換の5−8員複素環基に縮合した5−8員ヘテロアリール基、置換または未置換の(置換または未置換の5−8員炭素環基(carbocyclic group)に縮合した5−8員アリール基、置換または未置換の(置換または未置換の5−8員炭素環基に縮合した5−8員ヘテロアリール基、置換または未置換の4−8員飽和または不飽和の炭素環基、置換または未置換の4−8員飽和または不飽和の複素環基、置換または未置換のC1−C6アルキルカルボニル基(alkylcarbonyl group)、−C(O)O−(置換または未置換のC1−C6アルキル基)、−C(O)(NR)、置換または未置換の−(CHNR、置換または未置換のC1−C6アルキル基、ホウ酸基(boric acid group)、置換または未置換のC2−C8アルケニル基(alkenyl group)、置換または未置換のC2−C8アルキニル基(alkynyl group)から選択され、ここで、上記したヘテロアリール基または複素環基は、N、O、S、Pから選択される1−3つのヘテロ原子(hetero atom)を含み、mは、0−5の整数であり、そして上記した「置換」は、A群から選択される1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基を有することを指し、
ここで、R、Rは、それぞれ独立的にH、ハロゲン、置換または未置換のC1−C6アルキル基、置換または未置換の5−8員炭素環、置換または未置換の5−8員複素環から選択され、またはRとRが、Nと結合して置換または未置換の4−8員複素環を形成し、ここで、上記した複素環は、N、O、S、Pから選択される1−3つのヘテロ原子を含み、
は、
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であり
、ハロゲン、置換または未置換のC1−C6アルキル基、置換または未置換のアリール基から選択され、

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であり、
ここで、Rは、H、置換または未置換のC1−C6アルキル基から選択され、
及びRは、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C6アルキル基から選択され、
Yは、
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から選択され、
ここで、R12及びR13は、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C4アルキル基から選択され、
14及びR15は、それぞれ独立的にH、ハロゲン、−NH、−NO、−CF、置換または未置換のC1−C4アルキル基、置換または未置換のC1−C4アルコキシ基(alkoxy group)、置換または未置換の(CHNRから選択され、またはR14とR15とが結合して置換または未置換の5−6員飽和複素環を形成し、またはR14とR15とが結合して置換または未置換の5−6員芳香環(aromatic ring)を形成し、nは、0−4の整数であり、
16は、H、置換または未置換のC1−C4アルキル基であり、
17及びR19は、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C4アルキル基、置換または未置換のC1−C4アルコキシ基、−(CHNRから選択され、ここで、nは、0−4の整数であり、
18は、H、ハロゲン、−NH、−NO、置換または未置換のC1−C4アルキル基、置換または未置換のC1−C4アルコキシ基、置換または未置換の(CHNRから選択され、ここで、nは、0−4の整数であり、
20及びR21は、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C4アルキル基から選択され、
22は、H、置換または未置換のC1−C4アルキル基、
[この文献は図面を表示できません]
、置換または未置換のC1−C4アルコキシ基から選択され、
ここで、R、Rは、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C4アルキル基から選択され、
Zは、NまたはCHから選択され、
10及びR11は、それぞれ独立的に、H、−OH、置換または未置換のC1−C6アルキル基、−OR、置換または未置換の4−8員複素環基、置換または未置換の4−8員炭素環基、置換または未置換の5−8員アリール基、−NRから選択され、ここで、上記した複素環は、N、O、S、Pから選択される1−3つのヘテロ原子を含み、そして上記した「置換」は、B群から選択される1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基を有することを指し、
ここで、Rは、H、置換または未置換のC1−C6アルキル基、置換または未置換のC2−C6アルケニル基、置換または未置換のC2−C6アルキニル基、置換または未置換の飽和または不飽和の4−8員炭素環、置換または未置換の飽和または不飽和の4−8員複素環、置換または未置換の5−8員アリール基、置換または未置換の5−8員ヘテロアリール基、−(CH)p(置換または未置換の5−8員アリール基)、−(CH)p(置換または未置換の5−8員ヘテロアリール基)から選択され、ここで、上記した複素環またはヘテロアリール基は、N、O、S、Pから選択される1−3つのヘテロ原子を含み、pは、0−3の整数であり、そして上記した「置換」は、ハロゲン、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基、−NO、−NRから選択される1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基を指し、
ここで、R及びRは、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C6アルキル基から選択され、ここで、上記した置換基は−OH、C1−C4アルコキシ基、または−NRであり、
A群の置換基は、H、=O、−CN、−COOH、−NR、ハロゲン、置換または未置換のC1−C6アルコキシカルボニル基(alkoxycarbonyl group)、置換または未置換のC1−C6アルキル基、置換または未置換の4−8員複素環基、置換または未置換のC1−C4アルコキシ基からなる群から選択され、ここで、上記した複素環基は、N、O、SまたはPから選択される1−3つのヘテロ原子を含み、
B群の置換基は、H、−OH、ハロゲン、置換または未置換のC1−C6アルキル基、−NR、−NO、置換または未置換のC1−C6アルコキシカルボニル基、置換または未置換のC1−C6アルキルスルホニル基(alkylsulfonyl group)、置換または未置換のC1−C6アルキルカルボニル基、置換または未置換のC1−C6アルコキシ基、置換または未置換の4−6員複素環基、置換または未置換のC5−C8ヘテロアリール基、Boc、ベンジル基(benzyl group)からなる群から選択され、ここで、上記したヘテロアリール基は、N、O、SまたはPから選択される1−3つのヘテロ原子を含み、
そして、前記A群とB群の置換基及びR、Rにおいて、前記「置換」は、H、ハロゲン、−OH、−CN、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基、−NR、5−8員アリール基、4−8員複素環基、Boc、C1−C4アシル基(acyl group)のC群から選択される1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基を有することを指し、そして上記した「置換」は、1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基であり、
そして、前記R、R、R、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R、Rにおいて、前記「置換」は、H、ハロゲン、C1−C4アルキル基、C1−C4ハロアルキル基(haloalkyl group)、ニトロ基(nitro group)、−OH、アミノ基(amino group)のD群から選択される1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基を有することを指し、
及びRは、それぞれ独立的にH、C1−C4アルキル基、C1−C4ハロアルキル基から選択される
前記式Iに示されるような化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体または溶媒和物。
【請求項2】
10は、置換または未置換のC1−C4アルコキシ基、置換または未置換のC1−C4アルキル基であることを特徴とする
請求項1に記載の化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体または溶媒和物。
【請求項3】
11は、−OH、
[この文献は図面を表示できません]
、−OR、−NR
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からなる群から選択され、
ここで、Rは、置換または未置換のC1−C4アルキル基、アリル基(allyl group)、イソブチレン基(isobutylene group)、プロパルギル基(propargyl group)、シクロヘキサン基(cyclohexane group)、シクロヘキセニル基(cyclohexenyl group)、
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から選択され、
ここで、Re1は、H、ハロゲン、C1−C4アルコキシ基から選択され、且つRe1は1−3つであり、Re2は、−NO、−NH、−N(CHから選択され、Re3は、H、ハロゲン、−NR、置換または未置換のC1−C4アルキル基(好ましくは、メチル基)から選択され、
は、H、置換または未置換のC1−C4アルキル基であり、
は、C1−C4アルコキシ基または−NRで置換されたC1−C4アルキル基であり、
は、H、ハロゲンから選択され、
は、H、置換または未置換のC1−C4アルキル基、置換または未置換のC1−C4アルキルカルボニル基、置換または未置換のC1−C4アルコキシカルボニル基、置換または未置換のC1−C4アルキルスルホニル基、トリフルオロメチルC1−C2アルキル基(trifluoromethyl C1−C2 alkyl group)、ジフルオロメチルC1−C2アルキル基(difluoromethyl C1−C2 alkyl group)、−NR
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から選択され、ここで、Rh1は、−OH、−CN、C1−C4アルキル基から選択され、
は、−OH、ハロゲン、C1−C4アルコキシ基、−NR
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から選択され、ここで、Rj1は、C1−C4アルコキシ基(好ましくは、メトキシ(methoxy))から選択され、
j’は、Hまたはハロゲンから選択され、
且つRがハロゲンである場合、Rj’がハロゲンであり、
は、H、−OH、C1−C4アルコキシ基から選択され、
は、H、−NR、好ましくは、Hまたはジメチルアミノ基(dimethylamino group)から選択され、
は、H、−NR、好ましくは、Hまたはジメチルアミノ基から選択され、
は、トリフルオロメチルC1−C4アルキル基、好ましくは、CFCH−から選択されることを特徴とする
請求項1に記載の化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体または溶媒和物。
【請求項4】
またはRは、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C4アルキル基、−CN、ハロゲン、C1−C4アルキルカルボニル基、R51(C1−C4アルコキシ)カルボニル基、R52C(O)−、−COOH、−C(O)(NR)、
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57(C1−C3)アルキルアルキニル基から選択され、
ここで、R51は、ジメチルアミノ基、
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から選択され、ここで、Rb’は、H、C1−C4アルキル基、Boc、C1−C4アシル基から選択され、
52は、
[この文献は図面を表示できません]
から選択され、
は、H、置換または未置換のC1−C4アルキル基から選択され、
は、H、置換または未置換のC1−C4アルキル基、
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、シクロペンチル基(cyclopentyl group)、Rb’’(C1−C4)アルキル基から選択され、ここで、Xは、N、OまたはSから選択されるヘテロ原子であり、
55は、H、R551C1−C4アルキル基、ハロゲン、−CN、−NH、(C1−C4アルキル)NH−、(R551C1−C4アルキル)O−、ジメチルアミノ基、−CH(Me)
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、R551(C1−C6)アルキルOC(O)−、−COOH、−C(O)(NR)からなる群から選択される1−3つの置換基であり、ここで、R551は、H、−OH、C1−C4アルコキシ基、アミノ基、ジメチルアミノ基、メチルアミノ基、ジエチルアミノ基、メチルエチルアミノ基、エチルアミノ基、
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であり、ここで、R541は、H、C1−C4アルキル基から選択され、
57は、(C1−C4)アルキル基、
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、ジメチルアミノ基から選択され、
b’’は、−OH、C1−C3アルコキシ基、ジメチルアミノ基、
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から選択されることを特徴とする
請求項1に記載の化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体または溶媒和物。
【請求項5】
前記式Iの化合物は、以下の式Iaのような構造を有し、
式Ia:
[この文献は図面を表示できません]

ここで、R、R、R、R、Rは、請求項1に記載のとおりであることを特徴とする
請求項1に記載の化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体または溶媒和物。
【請求項6】
上記した化合物は、
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からなる群から選択されることを特徴とする
請求項1に記載の化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体または溶媒和物。
【請求項7】
請求項1に記載の式Iの化合物の製造方法であって、前記式Iの化合物の構造は式I−1に示されるようであり、以下のようなステップを含み、
[この文献は図面を表示できません]
(1)還元剤の存在下で、化合物dは還元反応を行って化合物eを生成し、前記還元剤は、水素化ホウ素ナトリウム(sodium borohydride)、水素化ホウ素リチウム(lithium borohydride)、水素化ホウ素カリウム(potassium borohydride)、またはそれらの組み合わせからなる群から選択され、
(2)塩基の存在下で、化合物eは、対応するヒドロカルビル化(hydrocarbylation)試薬と反応して化合物fを生成し、前記塩基は、水素化ナトリウム(sodium hydride)、カリウムtert−ブトキシド(potassium tert−butoxide)、水酸化ナトリウム(sodium hydroxide)、水酸化カリウム(potassium hydroxide)、N−ブチルリチウム(N−butyllithium)、リチウムジイソプロピルアミド(lithiumdiisopropylamide)、リチウムヘキサメチルジシラジド(lithium hexamethyldisilazide)、ヘキサメチルジシラジドナトリウム(sodium hexamethyldisilazide)、ヘキサメチルジシラジドカリウム(hexamethyldisilazide potassium)、炭酸カリウム(potassium carbonate)、炭酸セシウム(cesium carbonate)、炭酸ナトリウム(sodium carbonate)、またはそれらの組み合わせからなる群から選択され、前記ヒドロカルビル化試薬は、ハロゲン化炭化水素(halogenated hydrocarbon)、メシレート(mesylate)、p−トルエンスルホネート(p−toluenesulfonate)、トリフルオロアセテート(trifluoroacetate)、トリフレート(triflate)、またはそれらの組み合わせからなる群から選択され、
(3)化合物fは、加水分解して化合物gを生成し、
(4)化合物gは、アミン化合物と縮合反応して、化合物I−1を生成し、
ここで、R、R、R、R、R、R10、T、R、R、X、X、X及びYの定義は、上記した通りであり、且つRは、C1−C4直鎖または分岐鎖アルキル基であ
請求項1に記載の式Iの化合物の製造方法。
【請求項8】
請求項1に記載の式Iの化合物の製造方法であって、前記式Iの化合物の構造は式I−2に示されるようであり、以下のようなステップを含み、
[この文献は図面を表示できません]
(i)不活性溶媒において、還元剤存在下で、化合物dは化合物fと反応して化合物iを生成し、
(ii)化合物iは、加水分解反応して化合物jを生成し、
(iii)化合物gは、アミン化合物と縮合反応を行って、化合物I−2を生成し、
ここで、R、R、R、R、R、R10、R、R、R、X、X、X及びYの定義は、上記した通りであ
請求項1に記載の式Iの化合物の製造方法。
【請求項9】
請求項1に記載の式Iの化合物の製造方法であって、前記式Iの化合物の構造は式I−3に示されるようであり、以下のようなステップを含み、
[この文献は図面を表示できません]
(a)不活性溶媒において、還元剤存在下で、化合物kは還元反応して化合物lを生成し、
(b)アルキル化試薬の存在下で、化合物lは反応して化合物mを生成し、前記アルキル化試薬は、X−R10’、HSO−R10’、HO−R10’、R10’−O−R10’、またはそれらの組み合わせからなる群から選択され、
ここで、Xは、ハロゲンであり、R10’は、置換または未置換のC1−C6アルキル基、置換または未置換のC2−C6アルケニル基、置換または未置換のC2−C6アルキニル基、置換または未置換の飽和または不飽和の4−8員複素環基、置換または未置換の飽和または不飽和の4−8員炭素環基、置換または未置換の5−8員アリール基、飽和または不飽和であり、ここで、上記した複素環は、N、O、S、Pから選択される1−3つのヘテロ原子を含み、そして上記した「置換」は、請求項1に記載のB群から選択される1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基を有することを指し、
(c)化合物mは、加水分解して化合物nを生成し、
(d)化合物nは、アミン化合物と縮合反応を行って、化合物I−3を生成し、
ここで、R、R、R、R、R、R10、R、R、R、X、X、X及びYの定義は、上記したようである
請求項1に記載の式Iの化合物の製造方法。
【請求項10】
医薬組成物であって、
(1)請求項1に記載の式Iの化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体または溶媒和物、及び
(2)薬学的に許容可能な担体を含む
前記医薬組成物。
【請求項11】
請求項1に記載の式Iの化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体または溶媒和物の使用であって、
(a)EZH2突然変異、活性または発現に関連する疾患を予防または治療するための医薬を製造することであって、疾患は、腫瘍または自己免疫疾患からなる群から選択されることと、
(b)インビトロ(in vitro)で非治療的にEZH2及びその突然変異体の活性を阻害すること、及び/または
(c)インビトロで非治療的に腫瘍細胞の増殖を阻害することからなる群から選択される
前記請求項1に記載の式Iの化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体または溶媒和物の使用。
【請求項12】
前記EZH2突然変異、活性または発現に関連する疾患は、腫瘍または自己免疫疾患からなる群から選択されることを特徴とする
請求項11に記載の使用。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬物化学分野に属する。具体的に、本発明は、ピリジン並びに5員芳香環(pyridino five membered aromatic ring)系化合物またはその薬学的に許容される塩、製造方法及びその応用に関し、本発明の化合物は、ショウジョウバエzeste遺伝子エンハンサーホモログ2(EZH2)に関連する疾患、例えば、悪性腫瘍等を治療することに用いられる。
【背景技術】
【0002】
エピジェネティクス(epigenetics)とは、遺伝子のヌクレオチド配列は変化しないが、遺伝子発現は継承可能な変更を発生する現象を指し、それは細胞増殖、分化、生存及びアポトーシス(apoptosis)等を調製する過程において重要な役割を果たす。エピジェネティクスの調整の一重要なメカニズムは、ヒストン(histone)共有結合修飾である。真核細胞では、DNAがヒストンの周りを囲んでクロマチン(chromatin)の基本構造のヌクレオソーム(nucleosome)を形成する。ヌクレオソーム中のそれぞれには、各2分子のH2A、H2B、H3及びH4がヒストン八量体を形成する。それぞれのヒストンのN端アミノ基酸末端に様々な共有結合修飾、例えば、メチル化、アセチル化、リン酸化、ユビキチン(ubiquitin)化等が発生することにより、遺伝子の発現を制御する。ヒストンのメチル化を触媒する酵素は、ヒストンメチルトランスフェラーゼ(Histonemethyltransferases;HMTs)と言われる。
【0003】
ポリコームタンパク質PRC2は、ヒストンH3の27位リジン(Lysine)(H3K27)のメチル化を触媒する機能を有することにより、関連遺伝子のサイレンシング(gene silencing)を引き起こす多タンパク質複合体である。PRC2の触媒サブユニットは、EZH1またはEZH2であり、EZH1またはEZH2単独では触媒機能がなく、必ずEEDとSUZ12とに結合された後こそトランスメチル化機能を発揮する。EZH2は、様々な腫瘍(例えば、乳がん、大腸癌、子宮内膜腫瘍、胃がん、肝がん、腎臓がん、肺がん、黒色腫、卵巣がん、膵がん、前立腺がん及び膀胱がん等)細胞で高度に発現され、腫瘍細胞の増殖、浸潤、薬剤耐性、遊走等の過程と密接に関連する。
【0004】
近年、非ホジキンリンパ腫の8−24%において、EZH2が、例えば、Y641F、Y641N、Y641S、Y641H、A677G、A687V等の突然変異を引き起こした。これらの突然変異体は、野生型のEZH2に比べて、ヒストンH3の27位リジンに対するジメチル化及びトリメチル化の触媒機能を増強される。EZH2の過剰発現または突然変異とも、H3の27位リジントリメチル化生成物(H3K27me3)のレベルを上昇させ、高レベルのH3K27me3は、腫瘍細胞の増殖と生存に対して重要な役割を果たす。異常なEZH2活性は、腫瘍の発生、発展に繋がり、EZH2調整の複数の標的遺伝子は、腫瘍抑制遺伝子であり、腫瘍抑制遺伝子のサイレンシングはその中のある重要なメカニズムである可能性がある。siRNAまたはshRNAを介してEZH2を下方制御したり、またはSAHヒドロラーゼ(hydrolase)阻害剤3−deazaneplanocinA(3−DZNep)でEZH2を間接的阻害することは、腫瘍細胞のインビトロ増殖と浸潤及び体内腫瘍の増殖を有意に低下させることができる。
【0005】
EZH2は、T細胞の分化プロセスにおいても重要な役割を果たす。EZH2は、例えばIFN−γ、IL−4、IL−5等のTh1/Th2サイトカインの発現を低下させ、Th1/Th2依存性T細胞の遊走を阻害し、制御性T細胞を活性化する。腫瘍の微小環境において、EZH2は、例えばCXCL9及びCXCL10等のTh1ケモカインを阻害し、腫瘍の免疫回避の一重要なメカニズムである。
【0006】
要約すると、現在、本技術分野において野生型及び/または突然変異型のEZH2を阻害することができる有効な薬物を開発することが本技術分野において急務である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、ピリジン並びに5員芳香環系化合物、製造方法及びEZH2阻害剤としての応用を提供することを目的とする。本発明に関する化合物は、明確な構造活性相関を有し、野生型及び/または突然変異型のEZH2に対して阻害作用を有することで、新規の抗腫瘍剤または自己免疫疾患の治療剤として期待される。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様において、式Iに示されるような化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体、溶媒和物、多形体またはプロドラッグを提供し、
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式中、Xは、CRまたはNであり、
は、CRまたはNであり、
は、CRまたはNであり、且つX、X、Xのうちの最大1つはNであり、
は、H、ハロゲン(halogen)、置換または未置換のC1−C6アルキル基(alkyl group)から選択され、
またはRは、H、ハロゲン、−COOH、−CN、置換または未置換の5−8員アリール基(aryl group)、置換または未置換の5−8員ヘテロアリール基(heteroaryl group)、置換または未置換の5−8員アリール基並びに置換または未置換の5−8員複素環基(heterocyclic group)、置換または未置換の5−8員ヘテロアリール基並びに置換または未置換の5−8員複素環基、置換または未置換の5−8員アリール基並びに置換または未置換の5−8員炭素環基(carbocyclic group)、置換または未置換の5−8員ヘテロアリール基並びに置換または未置換の5−8員炭素環基、置換または未置換の4−8員飽和または不飽和の炭素環基、置換または未置換の4−8員飽和または不飽和の複素環基、置換または未置換のC1−C6アルキルカルボニル基(alkylcarbonyl group)、−C(O)O−(置換または未置換のC1−C6アルキル基)、−C(O)(NR)、置換または未置換の−(CHNR、置換または未置換のC1−C6アルキル基、ホウ酸基(boric acid group)、置換または未置換のC2−C8アルケニル基(alkenyl group)、置換または未置換のC2−C8アルキニル基(alkynyl group)から選択され、ここで、上記したヘテロアリール基または複素環基は、N、O、S、Pから選択される1−3つのヘテロ原子(hetero atom)を含み、mは、0−5の整数であり、そして上記した「置換」は、A群から選択される1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基を有することを指し、
ここで、R、Rは、それぞれ独立的にH、ハロゲン、置換または未置換のC1−C6アルキル基、置換または未置換の5−8員炭素環、置換または未置換の5−8員複素環から選択され、またはRとRが、Nと結合して置換または未置換の4−8員複素環を形成し、ここで、上記した複素環は、N、O、S、Pから選択される1−3つのヘテロ原子を含み、
は、
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または
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から選択され、
は、H、ハロゲン、置換または未置換のC1−C6アルキル基、置換または未置換のアリール基から選択され、
は、
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または
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から選択され、且つR
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である場合、R
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であり、
ここで、Rは、H、置換または未置換のC1−C6アルキル基から選択され、
及びRは、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C6アルキル基から選択され、
Yは、
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から選択され、
ここで、R12及びR13は、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C4アルキル基から選択され、
14及びR15は、それぞれ独立的にH、ハロゲン、−NH、−NO、−CF、置換または未置換のC1−C4アルキル基、置換または未置換のC1−C4アルコキシ基(alkoxy group)、置換または未置換の(CHNRから選択され、またはR14とR15とが結合して5−6員飽和複素環を形成し、またはR14とR15とが結合して5−6員芳香環(aromatic ring)を形成し、nは、0−4の整数であり、
16は、H、置換または未置換のC1−C4アルキル基であり、
17及びR19は、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C4アルキル基、置換または未置換のC1−C4アルコキシ基、−(CHNRから選択され、ここで、nは、0−4の整数であり、
18は、H、ハロゲン、−NH、−NO、置換または未置換のC1−C4アルキル基、置換または未置換のC1−C4アルコキシ基、置換または未置換の(CHNRから選択され、ここで、nは、0−4の整数であり、
20及びR21は、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C4アルキル基から選択され、
22は、H、置換または未置換のC1−C4アルキル基、
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、置換または未置換のC1−C4アルコキシ基から選択され、
ここで、R、Rは、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C4アルキル基から選択され、
Zは、NまたはCHから選択され、
10及びR11は、それぞれ独立的に、H、−OH、置換または未置換のC1−C6アルキル基、−OR、置換または未置換の4−8員複素環基、置換または未置換の4−8員炭素環基、置換または未置換の5−8員アリール基、−NRから選択され、ここで、上記した複素環は、N、O、S、Pから選択される1−3つのヘテロ原子を含み、そして上記した「置換」は、B群から選択される1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基を有することを指し、
ここで、Rは、H、置換または未置換のC1−C6アルキル基、置換または未置換のC2−C6アルケニル基、置換または未置換のC2−C6アルキニル基、置換または未置換の飽和または不飽和の4−8員炭素環、置換または未置換の飽和または不飽和の4−8員複素環、置換または未置換の5−8員アリール基、置換または未置換の5−8員ヘテロアリール基、−(CH)p(置換または未置換の5−8員アリール基)、−(CH)p(置換または未置換の5−8員ヘテロアリール基)から選択され、ここで、上記した複素環またはヘテロアリール基は、N、O、S、Pから選択される1−3つのヘテロ原子を含み、pは、0−3の整数であり、そして上記した「置換」は、ハロゲン、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基、−NO、−NRから選択される1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基を指し、
ここで、R及びRは、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C6アルキル基から選択され、ここで、上記した置換基は、−OH、C1−C4アルコキシ基、または−NRであり、
A群の置換基は、H、=O、−CN、−COOH、−NR、ハロゲン、置換または未置換のC1−C6アルコキシカルボニル基(alkoxycarbonyl group)、置換または未置換のC1−C6アルキル基、置換または未置換の4−8員複素環基、置換または未置換のC1−C4アルコキシ基からなる群から選択され、ここで、上記した複素環基は、N、O、SまたはPから選択される1−3つのヘテロ原子を含み、
B群の置換基は、H、−OH、ハロゲン、置換または未置換のC1−C6アルキル基、−NR、−NO、置換または未置換のC1−C6アルコキシカルボニル基、置換または未置換のC1−C6アルキルスルホニル基(alkylsulfonyl group)、置換または未置換のC1−C6アルキルカルボニル基、置換または未置換のC1−C6アルコキシ基、置換または未置換の4−6員複素環基、置換または未置換のC5−C8ヘテロアリール基、Boc、ベンジル基(benzyl group)からなる群から選択され、ここで、上記したヘテロアリール基は、N、O、SまたはPから選択される1−3つのヘテロ原子を含み、
そして、前記A群とB群の置換基及びR、Rにおいて、前記「置換」は、H、ハロゲン、−OH、−CN、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基、−NR、5−8員アリール基、4−8員複素環基、Boc、C1−C4アシル基(acyl group)のC群から選択される1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基を有することを指し、そして上記した「置換」は、1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基であり、
そして、前記R、R、R、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R、Rにおいて、前記「置換」は、H、ハロゲン、C1−C4アルキル基、C1−C4ハロアルキル基(haloalkyl group)、ニトロ基(nitro group)、−OH、アミノ基(amino group)のD群から選択される1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基を有することを指し、
及びRは、それぞれ独立的にH、C1−C4アルキル基、C1−C4ハロアルキル基から選択される。
他の好ましい例において、R10は、置換または未置換のC1−C4アルコキシ基、置換または未置換のC1−C4アルキル基である。
他の好ましい例において、R10は、メチル基またはエチル基から選択される。
【0009】
他の好ましい例において、R11は、−OH、
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、−OR、−NR
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からなる群から選択され、
ここで、Rは、置換または未置換のC1−C4アルキル基、アリル基(allyl group)、イソブチレン基(isobutylene group)、プロパルギル基(propargyl group)、シクロヘキサン基(cyclohexane group)、シクロヘキセニル基(cyclohexenyl group)、
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から選択され、
ここで、Re1は、H、ハロゲン、C1−C4アルコキシ基、フェニル基(phenyl group)から選択され、且つRe1は、1−3つであり、Re2は、−NO、−NH、−N(CHから選択され、Re3は、H、ハロゲン、−NR、置換または未置換のC1−C4アルキル基(好ましくは、メチル基)から選択され、
は、H、置換または未置換のC1−C4アルキル基であり、
は、C1−C4アルコキシ基または−NRで置換されたC1−C4アルキル基、またはシクロペンチル基(cyclopentyl group)であり、
は、H、ハロゲンから選択され、
は、H、置換または未置換のC1−C4アルキル基、置換または未置換のC1−C4アルキルカルボニル基、置換または未置換のC1−C4アルコキシカルボニル基、置換または未置換のC1−C4アルキルスルホニル基、トリフルオロメチルC1−C2アルキル基(trifluoromethyl C1−C2 alkyl group)、ジフルオロメチルC1−C2アルキル基(difluoromethyl C1−C2 alkyl group)、−NR
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から選択され、ここで、Rh1は、−OH、−CN、C1−C4アルキル基から選択され、
は、−OH、ハロゲン、C1−C4アルコキシ基、−NR
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から選択され、ここで、Rj1は、C1−C4アルコキシ基(好ましくは、ジメチルアミノ基(dimethylamino group)、−OH、−NH、メトキシ(methoxy))から選択され、
j’は、Hまたはハロゲンから選択され、
且つRがハロゲンである場合、Rj’がハロゲンであり、
は、H、−OH、C1−C4アルコキシ基から選択され、
は、H、−NR、好ましくは、Hまたはジメチルアミノ基から選択され、
は、H、−NR、好ましくは、Hまたはジメチルアミノ基から選択され、
は、トリフルオロメチルC1−C4アルキル基、好ましくは、CFCH−から選択される。
他の好ましい例において、RまたはRは、それぞれ独立的にH、置換または未置換のC1−C4アルキル基、−CN、ハロゲン、C1−C4アルキルカルボニル基、R51(C1−C4アルコキシ)カルボニル基、R52C(O)−、−COOH、−C(O)(NR)、
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57(C1−C3)アルキルアルキニル基から選択され、
ここで、R51は、ジメチルアミノ基、
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から選択され、ここで、Rb’は、H、C1−C4アルキル基、Boc、C1−C4アシル基から選択され、
52は、
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から選択され、
は、H、置換または未置換のC1−C4アルキル基から選択され、
は、H、置換または未置換のC1−C4アルキル基、
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、シクロペンチル基(cyclopentyl group)、Rb’’(C1−C4)アルキル基から選択され、ここで、Xは、N、OまたはSから選択されるヘテロ原子であり、
55は、H、R551C1−C4アルキル基、ハロゲン、−CN、−NH、(R551C1−C4アルキル)NH−、(R551C1−C4アルキル基)O−、ジメチルアミノ基、−CH(Me)
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、R551(C1−C6)アルキルOC(O)−、−COOH、−C(O)(NR)からなる群から選択される1−3つの置換基であり、ここで、R551は、H、−OH、C1−C4アルコキシ基、アミノ基、ジメチルアミノ基、メチルアミノ基、ジエチルアミノ基、メチルエチルアミノ基、エチルアミノ基、
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であり、ここで、R541は、H、C1−C4アルキル基から選択され、
57は、(C1−C4)アルキル基、
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、ジメチルアミノ基から選択され、
b’’は、−OH、C1−C3アルコキシ基、ジメチルアミノ基、
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から選択される。
他の好ましい例において、前記式Iの化合物は、以下の式Iaのような構造を有し、
式Ia:
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ここで、上記したR、R、R、R、R、Rは、上記したようである。
他の好ましい例において、R、R、R−R、R12−R22、R、R、R、R、Rは、ハロゲン、C1−4アルキル基、トリフルオロメチル、アミノ基、ニトロ基、−OHからなる群から選択される置換基によって置換される。
他の好ましい例において、Rは、Hである。
他の好ましい例において、R=R=Hである。
他の好ましい例において、ZはCHである。
他の好ましい例において、Rは、メチル基である。
他の好ましい例において、前記化合物は、
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からなる群から選択される。
他の好ましい例において、前記式Iの化合物は、化合物1−化合物151から選択される。
【0010】
本発明の第2の態様において、本発明の第1の態様に記載の式Iの化合物の製造方法を提供し、前記式Iの化合物の構造は式I−1に示されるようであり、以下のようなステップを含み、
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(1)還元剤の存在下で、化合物dは還元反応を行って化合物eを生成し、前記還元剤は、水素化ホウ素ナトリウム(sodium borohydride)、水素化ホウ素リチウム(lithium borohydride)、水素化ホウ素カリウム(potassium borohydride)、またはそれらの組み合わせからなる群から選択され、
(2)塩基の存在下で、化合物eは、対応するヒドロカルビル化(hydrocarbylation)試薬と反応して化合物fを生成し、ここで、
前記塩基は、水素化ナトリウム(sodium hydride)、カリウムtert−ブトキシド(potassium tert−butoxide)、水酸化ナトリウム(sodium hydroxide)、水酸化カリウム(potassium hydroxide)、N−ブチルリチウム(N−butyllithium)、リチウムジイソプロピルアミド(lithium diisopropylamide)、リチウムヘキサメチルジシラジド(lithium hexamethyldisilazide)、ヘキサメチルジシラジドナトリウム(sodium hexamethyldisilazide)、ヘキサメチルジシラジドカリウム(hexamethyldisilazide potassium)、炭酸カリウム(sodium carbonate)、炭酸セシウム(cesium carbonate)、炭酸ナトリウム(sodium carbonate)、またはそれらの組み合わせからなる群から選択され、
前記ヒドロカルビル化試薬は、ハロゲン化炭化水素(halogenated hydrocarbon)、メシレート(mesylate)、p−トルエンスルホネート(p−toluenesulfonate)、トリフルオロアセテート(trifluoroacetate)、トリフレート(triflate)、またはそれらの組み合わせからなる群から選択され、
(3)化合物fは、加水分解して化合物gを生成し、
(4)化合物gは、アミン化合物と縮合反応を行って、化合物I−1を生成し、
ここで、R、R、R、R、R、R10、T、R、R、X、X、X及びYの定義は、上記した通りであり、且つRは、C1−C4直鎖または分岐鎖アルキル基である。
【0011】
他の好ましい例において、前記ステップ(1)の前に、ステップ(1−1)をさらに含み、不活性溶媒において、触媒存在下で、化合物aはbと反応して、化合物dを生成し、
[この文献は図面を表示できません]
【0012】
他の好ましい例において、前記ステップ(1−1)において、前記不活性溶媒は、イソプロパノール(isopropanol)、エタノール(ethanol)、メタノール(methanol)、テトラヒドロフラン(tetrahydrofuran)、クロロホルム(chloroform)、N,N−ジメチルホルムアミド(N,N−dimethylformamide)、N,N−ジメチルアセトアミド(N,N−dimethylacetamide)、ジメチルスルホキシド(dimethyl sulfoxide)、またはそれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0013】
他の好ましい例において、前記ステップ(1−1)で、前記触媒は、炭酸セシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、リン酸カリウム、トリエチルアミン(triethylamine)、1,8−ジアザビシクロウンデカ−7−エン(1,8−diazabicycloundec−7−ene)等の塩基または酢酸アンモニウム(ammonium acetate)、酢酸ピペリジン塩(piperidine acetate)、またはそれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0014】
他の好ましい例において、前記ステップ(1)の前に、ステップ(1−1’)をさらに含み、不活性溶媒において、塩基性条件下で、化合物aは、化合物cとマイケル付加反応を行って、化合物dを生成し、
[この文献は図面を表示できません]
【0015】
他の好ましい例において、前記ステップ(1−1’)で、前記溶媒は、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラン、またはそれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0016】
他の好ましい例において、前記ステップ(1−1’)で、前記塩基は、炭酸セシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、リン酸カリウム、またはそれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0017】
本発明の第3の態様において、本発明の第1の態様に記載の式Iの化合物の製造方法を提供し、前記式Iの化合物の構造は、式I−2に示されるようであり、以下のようなステップを含み、
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(i)不活性溶媒において、還元剤存在下で、化合物dは、化合物fと反応して化合物iを生成し、
(ii)化合物iは加水分解反応して、化合物jを生成し、
(iii)化合物jは、アミン化合物と縮合反応を行って、化合物I−2を生成し、
ここで、R、R、R、R、R、R10、R、R、R、X、X、X及びYの定義は、上記した通りである。
他の好ましい例において、前記ステップ(i)で、前記不活性溶媒は、テトライソプロポキシチタン(tetraisopropoxy titanium)、テトラヒドロフラン、酢酸、トリフルオロ酢酸(trifluoroacetic acid)、またはそれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0018】
他の好ましい例において、前記ステップ(i)で、前記還元剤は、水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(sodium cyanoborohydride)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(sodium triacetoxyborohydride)、またはそれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0019】
本発明の第4の態様において、本発明の第1の態様に記載の式Iの化合物の製造方法を提供し、前記式Iの化合物の構造は式I−3に示されたようであり、以下のようなステップを含み、
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【0020】
(a)不活性溶媒において、還元剤存在下で、化合物kは還元反応して化合物lを生成し、
(b)ヒドロカルビル化試薬の存在下で、化合物lは反応して化合物mを生成し、前記ヒドロカルビル化試薬は、X−R10’、HSO−R10’、HO−R10’、R10’−O−R10’、またはそれらの組み合わせからなる群から選択され、
ここで、Xは、ハロゲンであり、R10’は、置換または未置換のC1−C6アルキル基、置換または未置換のC2−C6アルケニル基、置換または未置換のC2−C6アルキニル基、置換または未置換の飽和または不飽和の4−8員複素環基、置換または未置換の飽和または不飽和の4−8員炭素環基、置換または未置換の5−8員アリール基、飽和または不飽和であり、ここで、上記した複素環は、N、O、S、Pから選択される1−3つのヘテロ原子を含み、そして上記した「置換」は、本発明の第1の態様に記載のB群から選択される1つまたは複数(例えば、1つ、2つ、3つまたは4つ)の置換基を有することを指し、
(c)化合物mは、加水分解して化合物nを生成し、
(d)化合物nは、アミン化合物と縮合反応を行って、化合物I−3を生成し、
【0021】
ここで、R、R、R、R、R、R10、R、R、R、X、X、X及びYの定義は、上記したようである。
【0022】
本発明の第5の態様において、医薬組成物を提供し、前記医薬組成物は、
(1)本発明の第1の態様に記載の式Iの化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体、溶媒和物、多形体またはプロドラッグ、及び
(2)薬学的に許容可能な担体を含む。
【0023】
本発明の第6の態様において、本発明の第1の態様に記載の式Iの化合物、その薬学的に許容される塩、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体、溶媒和物、多形体またはプロドラッグの使用を提供し、前記使用は、
(a)EZH2突然変異、活性または発現に関連する疾患を予防または治療するための医薬を製造することと、
(b)インビトロ(in vitro)で非治療的にEZH2及びその突然変異体の活性を阻害すること、及び/または
(c)インビトロで非治療的に腫瘍細胞の増殖を阻害することからなる群から選択される。
他の好ましい例において、前記EZH2突然変異、活性または発現に関連する疾患は、腫瘍または自己免疫疾患からなる群から選択される。
他の好ましい例において、前記EZH2突然変異、活性または発現に関連する疾患は、B細胞リンパ腫、悪性横紋筋肉腫、滑膜肉腫、乳がん、大腸癌、子宮内膜腫瘍、胃がん、肝がん、腎臓がん、肺がん、黒色腫、卵巣がん、膵がん、前立腺がん、または膀胱がんからなる群から選択される。
【0024】
本発明の範囲内で、本発明の前記の各技術的特徴と、以下(例えば、実施例)で具体的に記述する各技術的特徴との間にはお互いに組み合わせることができることにより、新しいまたは好ましい技術的解決案を形成することを理解されたい。スペースに限りがあるため、ここでは繰り返さない。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明者は、広範囲で且つ徹底的な研究を経て研究、ピリジン並びに5員芳香環系化合物、その製造方法及び使用を予想外に初めて発見し、本発明の化合物は、野生型及び/または突然変異型のEZH2に対して阻害作用を有する。これに基づいて、本発明を完成した。
【0026】
用語の説明
特に定義のない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語及び科学用語は、当業者にとって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。
本明細書で使用されるように、具体的に列挙された数値中の使用に言及される場合、用語「約」は、当該値が列挙された値から1%以下で変動し得ることを意味する。例えば、本明細書に使用されるように、「約100」の表現は、99と101との間のすべての値(例えば、99.1、99.2、99.3、99.4等)を含む。
【0027】
本明細書に使用されるように、用語「含有」または「含む(含む)」は、開放型、半閉鎖型及び閉鎖型であり得る。言い換えれば、前記用語は、「基本的に…からなる」、または「…からなる」も含む。
【0028】
定義
参考文献(CareyandSundberg “ADVANCEDORGANICCHEMISTRY4THED.” Vols.A(2000) and B(2001),Plenum Press,NewYorkを含む)から標準化学用語の定義を検索する。特に明記しない限り、質量分析、NMR、IR及びUV/VIS分光法並びに薬理学的方法等の本技術分野の技術範囲内の従来の方法が使用される。具体的に定義されない限り、分析化学、有機合成化学並びに薬物及び薬物化学に関連する本明細書の説明において使用される用語は本技術分野において公知である。化学合成、化学分析、薬物製造、製剤化及び送達、並びに患者の治療に標準的な技術を使用することができる。例えば、キットの使用のための製造業者の使用説明を利用したり、または本技術分野の公知の方法または本発明の説明に従って反応を実施して精製することができる。一般的に、本説明書において引用及び議論された複数の要約及びより具体的な文献中の記載を通じて、本技術分野で周知の従来の方法に従って前記技術と方法を実施することができる。本説明書において、安定な構造部分と化合物を提供するために、当業者によってラジカル及びその置換基を選択することができる。
【0029】
左から右に書かれた従来の化学式によって置換基を記述する場合、当該置換基も、構造式が右から左に書かれた場合に得られた化学的に同一な置換基を含む。一例として、−CHO−は、−OCH−と同等である。
【0030】
本明細書で使用される章の見出しは、ただ文章を整理することを目的とし、前記主題に対する限定として解釈されるべきではない。本出願で引用されたすべての文献または文献の部分は、特許、特許出願、文章、書籍、操作マニュアル及び論文を含むがこれらに限定されなく、その全体が引用により本明細書に組み込まれる。
【0031】
本明細書で定義されたある化学ラジカルの前方に簡略化記号を介して当該ラジカルに存在する総炭素原子数を表示する。例えば、C1−C6アルキル基は、合計1つ乃至6つの炭素原子を有する、以下のように定義されたアルキル基を指す。簡略化記号中の総炭素原子数は、前記ラジカルの置換基中に存在し得る炭素を含まない。
【0032】
上記に加えて、本出願の説明書及び及特許請求の範囲に使用される時、他に特に示されない限り、以下の用語は、以下に示される意味を有する。
本出願において、用語「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を指す。
【0033】
「ヒドロキシル基(hydroxyl group)」は、−OHラジカルを指す。
「ヒドロキシルアルキル基(hydroxyl alkyl group)」は、ヒドロキシル(−OH)によって置換された、以下のように定義されたアルキル基を指す。
「カルボニル基」は、−C(=O)−ラジカルを指す。
「ニトロ基」は、−NOを指す。
「シアノ基」は、−CNを指す。
「アミノ基」は、−NHを指す。
【0034】
「置換のアミノ基」は、1つまたは2つの以下のように定義されたアルキル基、アルキルカルボニル基、アラルキル基(aralkyl group)、ヘテロアラルキル基(hetero aralkyl group)置換のアミノ基、例えば、モノアルキル基アミノ基、ジアルキル基アミノ基、アルキルアミド基、アラルキルアミノ基、ヘテロアラルキルアミノ基を指す。
「カルボキシル基(carboxyl group)」は、−COOHを指す。
【0035】
本出願において、ラジカルまたは他のラジカルの一部(例えば、ハロゲン置換のアルキル基等のラジカルに用いられる)として、用語「アルキル基」は、炭素原子と水素原子のみからなる完全飽和の直鎖または分岐鎖の炭化水素鎖基を指し、例えば、1つ乃至12つ(好ましくは、1つ乃至8つであり、より好ましくは、1つ乃至6つである)炭素原子からなり、且つ単結合を介して分子の他の部分に結合され、例えば、メチル基、エチル基、N−プロピル基、イソプロピル基、N−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、N−ペンチル基、2−メチルブチル基、2,2−ジメチルプロピル基、N−ヘキシル基、ヘプチル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等を含むが、これらに限定されない。本発明において、用語「アルキル基」は、1つ乃至6つの炭素原子を含むアルキル基を指す。
【0036】
本出願において、ラジカルまたは他のラジカルの一部として、用語「アルケニル基」は、少なくとも1つの二重結合を含む炭素原子と水素原子のみからなり、例えば、2つ乃至14つ(好ましくは、2つ乃至10つであり、よく好ましくは、2つ乃至6つである)炭素原子を有し、且つ単結合を介して分子の他の部分に結合される直鎖または分岐鎖の炭化水素鎖ラジカル、例えば、ビニール基、プロピレン基、アリル基、ブト−1−エニル基、ブト−2−エニル基、ペント−1−エニル、ペント−1,4−ジエニル基等を有するが、これらに限定されない。
【0037】
本出願において、ラジカルまたは他のラジカルの一部として、用語「シクロアルキル基」は、炭素原子と水素原子のみからなる安定な非芳香族単環式または多環式アルキル基を意味し、それは、縮合環系、架橋環系またはスピロ環系を含むことができ、3つ乃至15つ炭素原子を有し、好ましくは、3つ乃至10つの炭素原子を有し、より好ましくは、3つ乃至8つの炭素原子を有し、且つそれは飽和または不飽和であり、そしていずれの適切な炭素原子を介して単結合により分子の他の部分に結合されることができる。本説明書に特に明記しない限り、シクロアルキル基中の炭素原子は任意に酸化されることができる。シクロアルキル基の具現例は、シクロプロピル基(cyclopropyl group)、シクロブチル基(group)、シクロペンチル基(group)、シクロペンテニル基(cyclopentenyl group)、シクロヘキシル基(cyclohexyl group)、シクロヘキセニル基(group)、シクロヘキサジエニル基(cyclohexadienyl group)、シクロヘプチル基(cycloheptyl group)、シクロオクチル基(cyclooctyl group)、1H−インデニル基(1H−indenyl)、2,3−ジヒドロ化インデニル基(2,3−インダン)、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル基(1,2,3,4−tetrahydro−naphthyl)、5,6,7,8−テトラヒドロナフチル基(5,6,7,8−tetrahydronaphthyl)、8,9−ジヒドロ−7H−ベンゾシクロヘプテン−6−イル(8,9−dihydro−7H−benzocyclohepten−6−yl)、6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾシクロヘプテニル(6,7,8,9−tetrahydro−5H−benzocycloheptenyl)、5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ−ベンゾシクロオクテニル(5,6,7,8,9,10−hexahydro−benzocyclooctenyl)、フルオレニル(Fluorenyl)、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル基(bicyclo[2.2.1]heptyl)、7,7−ジメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプチル基(7,7−dimethyl−bicyclo[2.2.1]heptyl)、ビシクロ[2.2.1]ヘプテニル(bicyclo[2.2.1]heptenyl)、ビシクロ[2.2.2]オクチル基(bicyclo[2.2.2]octyl)、ビシクロ[3.1.1]ヘプチル基(bicyclo[3.1.1]heptyl)、ビシクロ[3.2.1]オクチル基(bicyclo[3.2.1]octyl)、ビシクロ[2.2.2]オクテニル(bicyclo[2.2.2]octenyl)、ビシクロ[3.2.1]オクテニル(bicyclo[3.2.1]octenyl)、アダマンチル(adamantyl)、オクタヒドロ−4,7−メチレン−1H−インデニル(octahydro−4,7−methylene−1H−indenyl)及びオクタヒドロ−2,5−メチレン−シクロペンタジエニル(octahydro−2,5−methylene−cyclopentadienyl)等を含むが、これらに限定されない。
【0038】
本出願において、ラジカルまたは他のラジカルの一部として、用語「複素環基」は、2つ乃至14つの炭素原子及び窒素、りん、酸素及び硫黄から選択される1つ乃至6つのヘテロ原子からなる安定な3員乃至20員の非芳香族環式ラジカルを意味する。本説明書に特に明記しない限り、複素環基は、単環式、二環式、三環式またはそれ以上の環式の環系であることができ、それは、縮合環系、架橋環系またはスピロ環系を含むことができ、その複素環基中の窒素、炭素または硫黄原子は、任意に選択的に酸化されることができ、窒素原子任意に選択的に四級化されてもよく、また複素環基は、部分的または完全飽和であることができる。複素環基は、炭素原子またはヘテロ原子を通じて、また単結合を介して分子の他の部分に結合され得る。縮合環を含む複素環基において、分子の他の部分の結合点は非芳香族環原子である条件で、1つまたは複数の環は以下で定義されたアリール基またはヘテロアリール基であることができる。本発明の目的において、複素環基は、好ましくは、窒素、酸素及び硫黄から選択される1つ乃至3つのヘテロ原子を含む安定な4員乃至11員の非芳香性単環式、二環式、架橋環またはスピロ環ラジカルであり、より好ましくは、窒素、酸素及び硫黄から選択される1つ乃至3つのヘテロ原子を含む安定な4員乃至8員非芳香性単環式、二環式、架橋環またはスピロ環ラジカルである。複素環基の具現例は、ピロリジニル(pyrrolidinyl)、モルホリニル(morpholinyl)、ピペラジニル(piperazinyl)、高ピペラジニル(highpiperazinyl)、ピペリジニル(piperidinyl)、チオモルホリニル(thiomorpholinyl)、2,7−ジアザ−スピロ[3.5]デカン−7−イル(2,7−diaza−spiro[3.5]decan−7−yl)、2−オキサ−6−アザ−スピロ[3.3]ヘプタン−6−イル(2−oxa−6−aza−spiro[3.3]heptan−6−yl)、2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル(2,5−diaza−bicyclo[2.2.1]heptan−2−yl)、アゼチジニル(azetidinyl)、ピラニル(pyranyl)、テトラヒドロピラニル(tetrahydropyranyl)、チアニル(thianyl)、テトラヒドロフラン(tetrahydrofuran)、オキサジニル(oxazinyl)、ジオキソシクロペンチル(dioxocylopentyl)、テトラヒドロイソキノリニル(tetrahydroisoquinolinyl)、デカヒドロイソキノリニル(decahydroisoquinolinyl)、イミダゾリニル(imidazolinyl)、イミダゾリジニル(imidazolidinyl)、キナゾジニル(quinazozinyl)、チアゾリジニル(thiazolidinyl)、イソチアゾリジニル(isothiazolidinyl)、イソオキサゾリジニル(isoxazolidinyl)、ジヒドロインデニル(dihydroindenyl)、オクタヒドロインデニル(octahydroindenyl)、オクタヒドロイソデシル(octahydroisodecyl)、ピロリジニル(pyrrolidinyl)、ピラゾリジン(pyrazolidine)、フタル酸イミド(phthalimide)等を含むが、これらに限定されない。
【0039】
本出願において、ラジカルまたは他のラジカルの一部として、用語「アリール基」は、6つ乃至18つの炭素原子(好ましくは、6つ乃至10つの炭素原子)を有する共役炭化水素環系ラジカルを意味する。本発明の目的において、アリール基が芳香環上の原子を介して単結合により分子の他の部分に結合される条件で、アリール基は、単環式、二環式、三環またはそれ以上の環の環系であることができ、上記に定義されたシクロアルキル基または複素環基に縮合してもよい。アリール基の具現例は、フェニル基、ナフチル基(naphthyl)、アントリル(anthryl)、フェナントリル(phenanthryl)、フルオレニル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール(2,3−dihydro−1H−isoindole)、2−ベンゾオキサゾリノン(2−benzooxazolinone)、2H−1,4−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン−7−イル(2H−1,4−benzoxazin−3(4H)−one−7−yl)等を含むが、これらに限定されない。
【0040】
本出願において、用語「アリールアルキル基」は、上記に定義されたアリール基によって置換された上記に定義されたようなアルキル基を指す。
【0041】
本出願において、ラジカルまたは他のラジカルの一部として、用語「ヘテロアリール基」は、環内に1つ乃至15つ炭素原子(好ましくは、1つ乃至10つの炭素原子)及び窒素、酸素及び硫黄から選択される1つ乃至6つのヘテロ原子を有する5員乃至16員共役環系ラジカルを意味する。本説明書に特に明記しない限り、ヘテロアリール基は、ヘテロアリール基が芳香環上の原子を介して単結合により分子の他の部分に結合する条件で、単環式、二環式、三環またはそれ以上の環の環系であることができ、さらに上記に定義されたシクロアルキル基または複素環基と縮合することができる。ヘテロアリール基中の窒素、炭素または硫黄原子は、任意に選択的に酸化されることができ、窒素原子は、任意に選択的に四級化されることができる。本発明の目的において、ヘテロアリール基は、好ましくは、窒素、酸素及び硫黄から選択される1つ乃至5つのヘテロ原子を含む安定な5員乃至12員芳香性ラジカルであり、より好ましくは、窒素、酸素及び硫黄から選択される1つ乃至4つのヘテロ原子を含む安定な5員乃至10員芳香性ラジカルであったり、または窒素、酸素及び硫黄から選択される1つ乃至3つのヘテロ原子を含む5員乃至6員芳香性ラジカルであることができる。ヘテロアリール基の具現例は、チエニル(thienyl)、イミダゾリル(imidazolyl)、ピラゾリル(pyrazolyl)、チアゾリル(thiazolyl)、オキサゾリル(oxazolyl)、オキサジアゾール(oxadiazole)、イソオキサゾリル(isoxazolyl)、ピリジン、ピリミジニル(pyrimidinyl)、ピラジニル(pyrazinyl)、ピリダジニル(pyridazinyl)、ベンズイミダゾリル(benzimidazolyl)、ベンゾピラゾリル(benzopyrazolyl)、インドール(Indole)、フラニル(furanyl)、ピロリル(pyrrolyl)、トリアゾリル(triazolyl)、テトラゾリル(tetrazolyl)、トリアジニル(triazinyl)、ピリダジニル(pyridazinyl)、イソインドール(isoindole)、インダゾリル、イソインダゾリル(isoindazolyl)、プリニル(purinyl)、キノリル(quinolyl)、イソキノリニル(isoquinolinyl)、ジアゾナフチル(diazonaphthyl)、ナフチリジニル(naphthyridinyl)、キノキサリン(quinoxaline)、プテリジニル(pteridine)、カルバゾリル(carbazolyl)、カルボリン(carbolin)、フェナントリジニル(phenanthridinyl)、フェナントロリン(phenanthroline)、アクリジン(acridine)、フェナジニル(phenazinyl)、イソチアゾリル(isothiazolyl)、ベンゾチアゾリル(benzothiazolyl)、ベンゾチオフェニル(benzothiophenyl)、オキシトリアゾール(oxytriazole)、ポルフィリン(porphyrin)、キナゾリニル(quinazolinyl)、フェニルチオ(phenylthio)、インドリジン(indolizine)、フェナントロリン(phenanthroline)、イソキサゾリル(isoxazolyl)、フェノキサジン(phenoxazine)、フェノチアジン(phenothiazine)、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チエニル(4,5,6,7−tetrahydrobenzo[b]thienyl)、ナフトピリジニル(naphthopyridinyl)、[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン([1,2,4]triazolo[4,3−b]pyridazine)、[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン([1,2,4]triazolo[4,3−a]pyrazine)、[1,2,4]トリアゾロ[4,3−c]ピリミジン([1,2,4]triazolo[4,3−c]pyrimidine)、[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン([1,2,4]triazolo[4,3−a]pyridine)、イミダゾ[1,2−a]ピリジン(imidazo[1,2−a]pyridine)、イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(imidazo[1,2−b]pyridazine)、イミダゾ[1,2−a]ピラジン(imidazo[1,2−a]pyrazine)等を含むが、これらに限定されない。
【0042】
本出願において、用語「ヘテロアリール基アルキル基」は、上記に定義されたヘテロアリール基によって置換された上記に定義されたアルキル基を意味する。
【0043】
本出願において、「選択的に」または「選択的に」は、後述する事件または情況が発生してもしなくてもよいことを意味し、また当該記述は、同時に当該事件または情況が発生及び未発生の状況を含む。例えば、「選択的に置換されたアリール基」は、アリール基が置換または未置換されることを意味し、また当該記述は、同時に置換されたアリール基と未置換されたアリール基を含む。本発明の特許請求の範囲及び説明書の部分に記載の「選択的に」の置換基は、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲン、ハロアルキル基、ハロアルケニル基、ハロアルキニル基、シアノ基、ニトロ基、任意に置換されたアリール基、任意に置換されたヘテロアリール基、任意に置換されたシクロアルキル基、任意に置換されたヘテロシクロアルキル基から選択される。
【0044】
本明細書に使用される用語「部分」、「構造部分」、「化学部分」、「ラジカル」、「化学ラジカル」は、分子中の特定のフラグメントまたは官能基を指す。化学部分は、一般的に、分子に埋め込まれたり、または結合されたりする化学実体として知られている。
「立体異性体」は、同じ結合を介して結合されるが、異なる三次元構造を有する同じ原子からなる化合物を指す。本発明は、様々な立体異性体及びその混合物を網羅する。
本発明の化合物にオレフィン性二重結合を含有する場合、特に明記しない限り、本発明の化合物は、E−及びZ−幾何異性体を含むことを意図する。
「互変異性体」は、プロトン(proton)が分子の1つの原子から同じ分子の別の原子へ移動して形成された異性体を指す。本発明の化合物のすべての互変異性型も本発明の範囲内に含まれる。
【0045】
本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩は、1つまたは複数のキラル炭素原子を含むことができるため、エナンチオマー、ジアステレオマー及びその他の立体異性型を生成し得る。各キラル炭素原子は、立体化学に基づいて、(R)−または(S)−として定義されることができる。本発明は、すべての可能な異性体、及びそのラセミ体和光学的に純粋な形態を含むことを意図している。本発明の化合物の製造は、原料または中間体として、ラセミ体、ジアステレオマーまたはエナンチオマーを選択することができる。光学活性の異性体は、キラルシントンまたはキラル試薬を使用して製造したり、または結晶化及びキラルクロマトグラフィー等の従来の技術を使用して分割することができる。
【0046】
個々の異性体の製造/分割のための従来の技術には、適切な光学的に純粋な前駆体によってキラル合成したり、または例えばキラル高速液体クロマトグラフィー等を使用してラセミ体(または塩または誘導体のラセミ体)を分割することを含み、例えば、Gerald GubitzandMartin G.Schmid(Eds.),ChiralSeparations,MethodsandProtocols,MethodsinMolecularBiology,Vol.243,2004;A.M.Stalcup,ChiralSeparations,Annu.Rev.Anal.Chem.3:341−63,2010;Fumissetal.(eds.),VOGEL’SENCYCLOPEDIAOFPRACTICALORGANICCHEMISTRY5.sup.THED.,LongmanScientificandTechnicalLtd.,Essex,1991,809−816;Heller,Acc.Chem.Res.1990,23,128を参照することができる。
【0047】
本出願において、用語「薬学的に許容される塩」は、薬学的に許容可能な酸付加塩及び薬学的に許容可能な塩基付加塩を含む。
「薬学的に許容可能な酸付加塩」は、他の副作用なしに遊離塩基のバイオアベイラビリティー(不bioavailability)を保持する無機酸または有機酸と形成された塩を意味する。無機酸塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩などを含むが、これらに限定されなく、有機酸塩としては、ギ酸塩、酢酸塩、2,2−ジクロロ酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、プロピオン酸塩、ヘキサン酸塩、オクタン酸塩、クエン酸塩、ウンデシレン酸塩、グリコレート、葡糖酸塩、乳酸塩、セバシン酸塩、アジピン酸塩、グルタル酸塩、マロン酸塩、シュウ酸塩、マレイン酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩、オレイン酸塩、ケイ皮酸塩、ラウリン酸塩、リンゴ酸塩、グルタミン酸塩、ピログルタミン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホネート、アルギン酸塩、アスコルビン酸塩、サリチル酸塩、4−アミノサリチル酸塩、ナフタレンジスルホン酸塩等などを含むが、これらに限定されない。これらの塩は、当技術分野において公知の方法によって製造することができる。
【0048】
「薬学的に許容可能な塩基付加塩」は、他の副作用なしに遊離酸のバイオアベイラビリティーを保持することができる無機塩基または有機塩基と形成される塩を指す。無機塩基から誘導される塩は、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、アンモニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、鉄塩、亜鉛塩、銅塩、マンガン塩、アルミニウム塩等を含むが、これらに限定されない。好ましい無機塩は、アンモニウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩及びマグネシウム塩である。有機塩基から誘導される塩は、一級アミン系、二級アミン系及び三級アミン系、そして天然の置換のアミン系、環状アミン系及び塩基性イオン交換樹脂を含む置換のアミン系、例えば、アンモニア、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、2−ジメチルアミノエタノール、2−ジエチルアミノエタノール、ジシクロヘキシルアミン、リジン、アルギニン(arginine)、ヒスチジン(histidine)、カフェイン(caffeine)、プロカイン(procaine)、コリン(choline)、ベタイン(betaine)、エチレンジアミン(ethylenediamine)、グルコサミン(glucosamine)、メチルグルコサミン、テオブロミン(theobromine)、プリン(purine)、ピペラジン(piperazine)、ピペリジン(piperidine)、N−エチルピペリジン、ポリアミン樹脂等を含むが、これらの塩に限定されない。好ましい有機塩基としては、イソプロピルアミン、ジエチルアミン、エタノールアミン、トリメチルアミン、ジシクロヘキシルアミン、コリン及びカフェインを含む。これらの塩は、当技術分野において公知の方法によって製造することができる。
【0049】
本出願において、「医薬組成物」は、本発明の化合物と、生物学的活性化合物を哺乳動物(例えば、ヒト)へ送達するための、本技術分野において一般的に許容される媒体の製剤を指す。当該媒体は、薬学的に許容可能な担体を含む。医薬組成物の目的は、生物体の投与を促進し、活性成分の吸収に有利であるため、生物学的活性を発揮することである。
本明細書に使用される用語「薬学的に許容可能な」は、本発明の化合物の生物学的活性または特性に影響を与えない物質(例えば、担体または希釈剤)を指し、そして比較的に無毒であり、即ち、当該物質が、不良な生物反応を引き起こさずに、又は組成物に含まれる任意の組成と不良な方法で相互作用をしないように、個体に投与することができる。
本出願において、「薬学的に許容可能な賦形剤」は、ヒトまたは家畜への使用を許容するように関連政府当局によって承認されたサプリメントが挙げられるが、この中には、任意のアジュバント、担体、賦形剤、流動促進剤、甘味剤、希釈剤、保存剤、染料/着色剤、香味剤、界面活性剤、湿潤剤、分散剤、懸濁剤、安定剤、等張剤、溶媒または乳化剤を含むが、これらに限定されない。
【0050】
本発明に記載の「腫瘍」は、神経膠腫、肉腫、黒色腫、関節軟骨腫、胆管瘤、白血病、消化管間質腫瘍、組織球性リンパ腫、非小細胞肺がん、小細胞肺がん、膵がん、肺扁平上皮癌、肺腺癌、乳がん、前立腺がん、肝がん、皮膚がん、上皮細胞癌、子宮頸がん、卵巣がん、腸がん、上咽頭がん、脳腫瘍、骨がん、食道がん、黒色腫、腎臓がん、口腔がん等の疾患を含むが、これらに限定されない。
【0051】
本明細書に使用される用語「予防的」、「予防する」及び「防止する」は、患者にとって疾患または病症の発生または悪化の可能性を低下させることを含む。
【0052】
本明細書に使用される用語「治療」及び他の類似した同義語は、以下の意味を含む。
(i)特に、このような哺乳動物が当該疾患または病症にかけやすいが、まだ当該疾患または病症に既にかけたと診断されていない場合に、疾患または病症が哺乳動物において発生するのを予防すること、
(ii)疾患または病症を抑え、即ち、その発展を抑えること、
(iii)疾患または病症を緩和し、即ち、当該疾患または病症の状態を和らげること、または
(iv)当該疾患または病症による症状を軽減させること。
【0053】
本明細書に使用される用語「有効量」、「治療有効量」または「薬学的有効量」は、服用後、治療した疾患または病症の1つまたは複数の症状をある程度で十分に緩和させる少なくとも一つの薬剤または化合物の量を指す。その結果は、徴候、症状または病因の軽減及び/または緩和であったり、または生物学的システムにおける他の所望のいずれの変化であることができる。例えば、治療のための「有効量」は、臨床において有意な病症緩和効果に必要とする、本明細書に開示された化合物の組成物的量である。用量漸増試験等のような技術を用いて、いずれの個体の病例に適した有効量を測定することができる。
【0054】
本明細書に使用される用語「服用する」、「施用する」、「投与する」等は、化合物または組成物を生物学的作用を行う所望の部位に送達する方法を指す。これらの方法は、経口経路、十二指腸経路、非経口注射(皮下、腹腔内、筋肉内、動脈内注射または注入を含む)、局所投与及び直腸投与を含むが、これらに限定されない。本明細書に記載の化合物及び方法の実施技術は、当業者にとっては周知であり、例えば、Goodmanand Gilman,ThePharmacologicalBasisofTherapeutics,currented.;Pergamon;andRemington’s,PharmaceuticalSciences(currentedition),MackPublishingCo.,Easton,Paにおいて議論されたものである。好ましい実施形態において、本明細書で論じられた化合物及び組成物は、経口で投与される。
【0055】
本明細書に使用される用語「薬物の組み合わせ」、「薬物の組み合わせ」、「組み合わせて投与する」、「他の治療を実施する」、「他の治療剤を投与する」等は、複数の活性成分を混合したり、または組み合わせることによって得られる薬物的治療を指し、それは、活性成分の固定及び非固定の組み合わせを含む。用語「固定の組み合わせ」は、単一の実体または単一の剤型の形で、患者に少なくとも1つの本明細書に記載の化合物及び少なくとも1つの相乗的製剤を同時に投与することを指す。用語「非固定の組み合わせ」は、別々の実体の形で、患者に少なくとも1つの本明細書に記載の化合物及び少なくとも1つの相乗的製剤を同時に投与したり、合わせて投与したり、または可変的な時間間隔で順次に投与することを指す。これらは、例えば、3種またはそれ以上の種類の活性成分を投与するなどのカクテル療法にも適用される。
【0056】
以下に記載された方法において、中間体化合物の官能基は、適切な保護基によって保護する必要があり得ることもさらに当業者にとって理解されるであろう。このような官能基は、ヒドロキシル、アミノ基、チオール基及びカルボン酸を含む。適切なヒドロキシル保護基は、トリアルキルシリル(trialkylsilyl)またはジアリールアルキルシリル(diarylalkylsilyl)(例えば、tert−ブチルジメチルシリル(tert−butyldimethylsilyl)、tert−ブチルジフェニルシリル(tert−butyldiphenylsilyl)またはトリメチルシリル(trimethylsilyl))、テトラヒドロピラニル、ベンジル等を含む。適切なアミノ基、アミジン(amidine)基及グアニジル(Guanidyl)基の保護基は、tert−ブトキシカルボニル(tert−Butoxycarbonyl)基、ベンジルオキシカルボニル(benzyloxycarbonyl)基等を含む。適切なチオール基保護基は、−C(O)−R’’(ここで、R’’は、アルキル基、アリール基またはアラルキル基である)、p−メトキシベンジル(p−methoxybenzyl)基、トリフェニルメチル(triphenylmethyl)基等を含む。適切なカルボキシル基保護基は、アルキル基、アリール基またはアラルキルエステル系を含む。
【0057】
保護基は、当業者にとって周知のもの本明細書に記載の標準技術に従って導入及び除去され得る。保護基の使用は、Greene,T.W.及びP.G.M.Wuts,Protective GroupsinOrganiSynthesis,(1999),4thEd.,Wileyに詳しく記述されている。保護基は、ポリマー樹脂であってもよい。
【0058】
本発明の主な利点は、下記の内容を含む。
1.式Iに示されるような化合物を提供する。
2.EZH2突然変異に関連する疾患の予防及び治療のための構造の新しい医薬組成物を提供する。
【0059】
以下には、具体的な実施例に合わせて、本発明をさらに説明する。これらの実施例は、本発明の範囲を限定することを意図するものではなく、本発明を説明するためであることを理解すべきである。以下の実施例において、具体的な条件を特定しない実験方法は、通常は慣用の条件、または製造業者によって推奨される条件に従って行われる。特に明記しない限り、パーセンテージと部は、重量%と重量部である。
【0060】
特に明記しない限り、以下の実施例で使用される実験材料と試薬は、すべて市販の供給元から入手可能である。
【0061】
各実施例において、H NMRは、Varian Mercury−300型またはVarian Mercury−400型の核磁気共鳴装置により記録し、13C NMRは、Varian Mercury−400またはVarian Mercury−500型またはVarian Mercury−600型の核磁気共鳴装置により記録し、化学シフトはδ(ppm)で表示し、質量分析は、Finnigan/MAT−95(EI)とFinnigan LCQ/DECA and Micromass Ultra Q−TOF (ESI)型質量分析計によって記録し、逆相分取HPLC分離用シリカゲルは、200−300メッシュである。
【0062】
ここで、化学式または英語のアルファベットの略語で表される試薬の中国語名称表は、以下のようである。
iPrOH:イソプロパノール、EtOH:エタノール、DCM:ジクロロメタン(dichloromethane)、TFA:トリフルオロ酢酸、MeOH:メタノール、NaOH:水酸化ナトリウム、HCl:塩化水素、TEA:トリエチルアミン、RaneyNi:ラネーニッケル、1,4−dioxane:1,4−ジオキサン、NaH:水素化ナトリウム、HO:水、Pd/C:パラジウム/カーボン、H:水素、HATU:2−(7−オキソベンゾトリアゾール)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート、DMF:N,N−ジメチルホルムアミド、THF:テトラヒドロフラン、BocO:ジ−tert−ブチルジカーボネート、NBS:N−ブロモスクシンイミド、NCS:N−クロロスクシンイミド、NIS:N−ヨードスクシンイミド、MeCN:アセトニトリル、DIPEA:N,N−ジイソプロピルエチルアミン、NaBH:水素化ホウ素ナトリウム、AcOH:酢酸、ethylacetate:酢酸エチル、NaBHCN:シアノ水素化ホウ素ナトリウム、KCO:炭酸カリウム、CsCO:炭酸セシウム、nBuLi:N−ブチルリチウム、LiAlH:水素化アルミニウムリチウム、Pd(dppf)Cl:[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]二塩化パラジウム、KOAc:酢酸カリウム。Fumaronitrile:フマロニトリル、P(nBu):トリ−N−ブチルホスフィン、LDA:リチウムジイソプロピルアミド、LiOH:水酸化リチウム、MeI:ヨウ化メチル、EtI:ヨウ化エチル、(CHO):パラホルムアルデヒド、HCOH:ギ酸、CHCOCl:塩化アセチル。
【0063】
実施例1:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−メトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−methoxyethyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:1−(2−オキソプロピル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒドの製造:化合物1H−ピロール−2−カルバルデヒド(15g、158mmol)を乾燥した窒素ガスの保護下での250mLの一口フラスコの中で100mLのDMFに溶解し、この溶液に炭酸カリウム(43.6g、316mmol)及びブロモアセトン(53.7g、395mmol)を順次に加えて、室温で一晩攪拌しながら反応させ、反応液を酢酸エチル(200mL)で抽出した後、水(100mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(100mL)で洗浄する。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)によって精製して、褐色の固体(7g、収率:30%)を取得した。
H NMR(CDCl,400MHz)δppm9.49(s,1H),7.00(d,J=8.0Hz,1H),6.87(brs,1H),6.32−6.31(m,1H),5.09(s,2H),2.23(s,3H)。
ステップ2:5−アセチル−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(ethyl5−acetyl−6−methylindolizine−7−carboxylate)の製造:
方法A:乾燥した窒素ガスの保護下での250mLの一口フラスコの中で、化合物1−(2−オキソプロピル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド(7.0g、46.0mmol)を150mLのDMFに溶解し、アセト酢酸エチル(17.9g、138mmol)と炭酸カリウム(9.52g、69mmol)を順次に加えて、2時間加熱還流反応し、反応液を酢酸エチル(200mL)で抽出した後、水(100mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(100mL)で洗浄してから、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)によって精製して、黄色の油性物を取得し、放置して固体化(5.4g、収率:48%)させた。
方法B:乾燥した窒素ガスの保護下での100mLの一口フラスコで、化合物1−(2−オキソプロピル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒド(7.0g、46.0mmol)を50mLのDMFに溶解し、2−ブチノエート(6.3g、56mmol)と炭酸セシウム(22.7g、69mmol)を順次に加えて、50℃まで昇温させて4〜5時間攪拌反応し、反応液を酢酸エチル(200mL)で抽出した後、水(100mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(100mL)で洗浄してから、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)によって精製して、黄色の油性物を取得し、放置して固体化(1.4g、収率:12.4%)させた。
H NMR(CDCl,400MHz)δppm9.20(s,1H),7.21(brs,1H),6.87(t,J=4.0Hz,1H)、6.74(d,J=4.0Hz,1H),4.34(q,J=7.2Hz,2H),2.64(s,3H),2.44(s,3H),1.39(t,J=7.2Hz,3H)。
ステップ3:5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:乾燥した窒素ガスの保護下での100mLの一口フラスコに化合物5−アセチル−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(1g、4.1mmol)と50mLメタノールを加えて、0℃に冷却した後、バッチで水素化ホウ素ナトリウム(310.2mg、8.2mmol)を入れた。室温で3〜4時間攪拌反応し、反応液を酢酸エチル(200mL)で抽出した後、水(100mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(100mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=8:1)によって精製して、黄色の油性物を取得(650mg、収率:65%)した。
H NMR(CDCl,400MHz)δppm8.09(s,1H)、8.01(s,1H),6.84(t,J=3.6Hz,1H),6.67(d,J=4.0Hz,1H),5.75−5.73(m,1H),4.31(q,J=7.2Hz,2H),2.47(s,3H),1.68(d,J=8Hz,3H),1.38(t,J=6.8Hz,3H)。
ステップ4:5−(1−メトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:乾燥した窒素ガスの保護下での50mLの一口フラスコに化合物5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(40mg、0.16mmol)と15mLのDMFを加えて、0℃に冷却した後水素化ナトリウム(16.2mg、0.24mmol)を入れた。室温で30min攪拌反応した後、ヨウ化メチル(34mg、0.24mmol)を加え、室温で一晩攪拌しながら反応させて、反応液を酢酸エチル(100mL)で抽出した後、水で(50mL×2)洗浄し、飽和食塩水(50mL)洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)によって精製して、黄色の油性物を取得(20mg、収率:47.6%)した。
H NMR(MeOD,400MHz)δppm8.40(s,2H),6.82(t,J=3.2Hz,1H)、6.77(d,J=3.6Hz,1H),5.26(q,J=7.8Hz,1H),3.85(s,3H),3.19(s,3H),2.48(s,3H),1.59(d,J=7.8Hz,3H)。
ステップ5:5−(1−メトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:窒素ガス保護下での25mLの一口フラスコに化合物5−(1−メトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(20mg、0.077mmol)と5mLメタノールを順次に入れ、水酸化ナトリウム(12.4mg、0.31mmol)は5mL水に溶解してから、反応系に加え、室温で一晩攪拌しながら反応させた後、反応液を希塩酸でpH5になるまで中和させ、ジクロロメタン(100mL)で抽出した後、水(50mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄してから、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮して淡い黄色の油性物(18mg、収率:100%)を取得した。H NMR(MeOD,400MHz)δppm8.05(s,1H),6.81(t,J=3.2Hz,1H),6.66(t,J=3.2Hz,1H),5.27(q,J=7.8Hz,1H),3.19(s,3H),2.50(s,3H),1.60(d,J=7.8Hz,3H)。
ステップ6:N-((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−メトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−methoxyethyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:窒素ガス保護下での25mLの一口フラスコに5−(1−メトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸(18mg、0.077mmol)、3−(アミノメチル)−4,6−ルチジン−2(1H)−オン塩酸塩(23.5mg、0.125mmol)(その合成方法は、文献:WO2015023915を参照する)、HATU(44mg、0.116mmol)、DIPEA(29.9mg、0.232mmol)及びDMF20mLを順次に入れて、室温で30分間攪拌反応した後、反応液を酢酸エチル(100mL)で抽出して、水(50mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1)で精製して、白色の固体(20mg、収率:71%)を取得した。H NMR(CDCl,400MHz)δppm7.97(s,1H),7.38(s,1H),6.84−6.78(m,2H),6.53(d,J=3.6Hz,1H),6.37(s,1H),5.10(q,J=7.8Hz,1H),4.54(brs,2H),3.19(s,3H),2.57(s,3H),2.41(s,3H),2.31(s,3H),1.60(d,J=7.8Hz,3H);MS(ESI)m/z368[M+H]
【0064】
実施例2:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−エトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−ethoxyethyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−(1−エトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:ヨウ化エチルを使用したことに加えて、実施例1中のステップ4と類似な方法で5−(1−エトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルを製造し、収率は15%である。MS(ESI)m/z276[M+H]
ステップ2:5−(1−エトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で5−(1−エトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は95%である。MS(ESI)m/z248[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−エトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−エトキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は35%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.02(s,1H),7.36(s,1H),6.99(s,1H),6.77(s,1H),6.50(s,1H),6.14(s,1H),5.34(brs,1H),5.20(q,J=7.8Hz,1H),4.51(brs,2H),3.36−3.34(m,1H),3.23−3.21(m,1H),2.48(s,3H),2.22(s,6H),1.26(d,J=7.6Hz,3H),0.88(t,J=7.8Hz,3H);MS(ESI)m/z382[M+H]
【0065】
実施例3:5−(1−(アリルオキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(5−(1−(Allyloxy)ethyl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−(1−(アリルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:塩化アリルを使用したことに加えて、実施例1中のステップ4と類似な方法で5−(1−(アリルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルを製造し、収率は49%である。MS(ESI)m/z288[M+H]
ステップ2:5−(1−(アリルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で5−(1−(アリルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は98%である。MS(ESI)m/z260[M+H]
ステップ3:5−(1−(アリルオキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法で5−(1−(アリルオキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は53%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.01(s,1H),7.37(s,1H),6.91(s,1H),6.78(s,1H),6.26(s,1H),6.14(s,1H),5.91−5.83(m,1H),5.23−5.14(m,3H),4.54−4.52(m,2H),3.86−3.73(m,2H),2.52(s,3H),2.36(s,3H),2.29(s,3H),1.62(d,J=7.8Hz,3H);MS(ESI)m/z394[M+H]
【0066】
実施例4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(プロプ−2−イン−1−イルオキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(prop−2−yn−1−yloxy)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:6−メチル−5−(1−(プロプ−2−イン−1−イルオキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:3−ブロモプロプ−1−インを使用したことに加えて、実施例1中のステップ4と類似な方法で6−メチル−5−(1−(プロプ−2−イン−1−イルオキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルを製造し、収率は35%である。MS(ESI)m/z286[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−(プロプ−2−イン−1−イルオキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で6−メチル−5−(1−(プロプ−2−イン−1−イルオキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は100%である。MS(ESI)m/z258[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(プロプ−2−イン−1−イルオキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(プロプ−2−イン−1−イルオキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は20%である。H NMR(DMSO−d,400MHz)δppm8.19(s,1H),7.83(s,1H),7.36(s,1H),6.77(d,J=2.8Hz,1H),6.52(d,J=3.2Hz,1H),5.88(s,1H),5.46−5.44(m,1H),4.28−4.27(m,2H),4.10(d,J=16.0Hz,1H),3.80(d,J=16.0Hz,1H),2.26(s,3H),2.21(s,3H),2.12(s,3H),1.56(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z392[M+H]
【0067】
実施例5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−((2−メチルアリル)オキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:
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ステップ1:6−メチル−5−(1−((2−メチルアリル)オキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:3−クロロ−2−メチルプロプ−1−エンを使用したことに加えて、実施例1中のステップ4と類似な方法で6−メチル−5−(1−((2−メチルアリル)オキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルを製造し、収率は44%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm8.10(brs,1H),8.05(s,1H),6.84(t,J=2.0Hz,1H),6.69(t,J=2.0Hz,1H),5.30(q,J=6.8Hz,1H),4.91(d,J=3.9Hz,2H),4.34(q,J=6.4Hz,2H),3.70(d,J=12.0Hz,1H),3.62(d,J=12.0Hz,1H),2.47(s,3H),1.71(s,3H),1.65(d,J=6.8Hz,3H),1.40(t,J=6.4Hz,3H)。
ステップ2:6−メチル−5−(1−((2−メチルアリル)オキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸(6−methyl−5−(1−((2−methylallyl)oxy)ethyl)indolizine−7−carboxylic acid)の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で6−メチル−5−(1−((2−メチルアリル)オキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は94%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm8.26(s,1H),8.16(s,1H),6.86(brs,1H),6.75(brs,1H),5.32(q,J=6.8Hz,1H),4.91(d,J=4.4Hz,2H),3.72(d,J=12.0Hz,1H),3.66(d,J=12.0Hz,1H),2.52(s,3H),1.71(s,3H),1.65(d,J=6.8Hz,1H)。
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−((2−メチルアリル)オキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−((2−methylallyl)oxy)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例1中のステップ6と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−((2−メチルアリル)オキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は18%である。H NMR(CDCl,400MHz)8.02(s,1H),7.35(s,1H),6.93(s,1H),6.76(s,1H),6.48(brs,1H),6.30(brs,1H),5.20(q,J=6.8Hz,1H),4.90(q,J=10.8Hz,2H),4.51(d,J=5.6Hz,2H)、3.70(d,J=12.0Hz,1H),3.65(d,J=12.0Hz,1H),2.52(s,3H),2.34(s,3H),2.28(s,3H),1.69(s,3H),1.61(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z408[M+H]
【0068】
実施例6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−イソブチルオキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−isobutyloxyethyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−(1−イソブチルオキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(ethyl5−(1−isobutyloxyethyl)−6−methylindolizine−7−carboxylate)の製造:25mLの一口フラスコに6−メチル−5−(1−((2−メチルアリル)オキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチル(60mg、0.2mmol)、RaneyNi(6mg)及び10mlメタノールを順次に入れて、水素で置換し、室温で2時間攪拌反応してから、ろ過した。有機相を濃縮して黄色の油性の産物(50mg、収率:86%)を取得した。MS(ESI)m/z304[M+H]
ステップ2:5−(1−イソブチルオキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸(5−(1−isobutyloxyethyl)−6−methylindolizine−7−carboxylic acid)の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で5−(1−イソブチルオキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は89%である。MS(ESI)m/z276[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−イソブチルオキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−isobutyloxyethyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:実施例1中のステップ6と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−イソブチルオキシエチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は20%である。H NMR(DMSO−d,400MHz)δppm8.17(s,1H),7.91(s,1H),7.34(s,1H),6.76(brs,1H),6.49(d,J=2.8Hz,1H),5.88(s,1H),5.20(q,J=6.8Hz,1H),4.28(brs,2H),3.20−3.16(m,1H),2.85−2.82(m,1H),2.24(s,3H),2.21(s,3H),2.12(s,3H),1.69−1.66(m,1H),1.53(d,J=6.8Hz,3H),0.82−0.79(m,6H);MS(ESI)m/z410[M+H]
【0069】
実施例7:5−(1−(シクロヘキシル−2−エン−1−イルオキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(5−(1−(cyclohexyl−2−en−1−yloxy)ethyl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−(1−(シクロヘキシル−2−エン−1−イルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(ethyl5−(1−(cyclohexyl−2−en−1−yloxy)ethyl)−6−methylindolizine−7−carboxylate)の製造:3−ブロモ−2−シクロヘキシル−1−エンを使用したことに加えて、実施例1中のステップ4と類似な方法で5−(1−(シクロヘキシル−2−エン−1−イルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルを製造し、収率は38%である。MS(ESI)m/z328[M+H]
ステップ2:5−(1−(シクロヘキシル−2−エン−1−イルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸(5−(1−(cyclohexyl−2−en−1−yloxy)ethyl)−6−methylindolizine−7−carboxylic acid)の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で5−(1−(シクロヘキシル−2−エン−1−イルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は66%である。MS(ESI)m/z300[M+H]
ステップ3:5−(1−(シクロヘキシル−2−エン−1−イルオキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(5−(1−(cyclohexyl−2−en−1−yloxy)ethyl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:実施例1中のステップ6と類似な方法で5−(1−(シクロヘキシル−2−エン−1−イルオキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は19%である。H NMR(DMSO−d,400MHz)δppm8.19(s,1H),7.97(s,1H),7.34(s,1H),6.76(s,1H),6.49(s,1H),5.88(s,1H),5.84−5.69(m,1H),5.42−5.32(m,1H),4.27(brs,1H)、3.67(s,1H),2.25(s,3H),2.21(s,3H),2.12(s,3H),1.97−1.93(m,1H),1.86−1.79(m,2H),1.67(s,1H),1.52(d,J=6.8Hz,3H),1.47−1.46(m,1H),1.36−1.35(m,1H);MS(ESI)m/z434[M+H]
【0070】
実施例8:5−(1−(シクロヘキシルオキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(5−(1−(cyclohexyloxy)ethyl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−(1−(シクロヘキシルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(ethyl5−(1−(cyclohexyloxy)ethyl)−6−methylindolizine−7−carboxylate)の製造:実施例6中のステップ1と類似な方法で5−(1−(シクロヘキシルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルを製造し、収率は80%である。MS(ESI)m/z330[M+H]
ステップ2:5−(1−(シクロヘキシルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸(5−(1−(cyclohexyloxy)ethyl)−6−methylindolizine−7−carboxylic acid)の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で5−(1−(シクロヘキシルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は82%である。MS(ESI)m/z302[M+H]
ステップ3:5−(1−(シクロヘキシルオキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(5−(1−(cyclohexyloxy)ethyl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:実施例1中のステップ6と類似な方法で5−(1−(シクロヘキシルオキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は5%である。H NMR(DMSO−d,400MHz)δppm8.18(brs,1H),7.98(s,1H),7.32(s,1H),6.75(s,1H),6.48(d,J=3.0Hz,1H),5.87(s,1H),5.35(q,J=6.8Hz,1H),4.26(d,J=4.8Hz,2H),3.23(s,1H),2.23(s,3H),2.20(s,3H),2.11(s,3H),1.99−1.97(m,1H),1.66(s,1H),1.50(d,J=6.8Hz,3H),1.33−1.12(m,5H);MS(ESI)m/z433[M+H]
【0071】
実施例9:5−(1−(ベンジルオキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(5−(1−(benzyloxy)ethyl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−(1−(ベンジルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:臭化ベンジルを使用したことに加えて、実施例1中のステップ4と類似な方法で5−(1−(ベンジルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルを製造し、収率は64%である。MS(ESI)m/z338[M+H]
ステップ2:5−(1−(ベンジルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で5−(1−(ベンジルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は92%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm8.31(s,1H),8.22(brs,1H),7.34−7.24(m,5H),6.89(t,J=2.8Hz,1H),6.79(t,J=2.8Hz,1H),5.37(q,J=6.8Hz,1H),4.40(d,J=11.6Hz,1H),4.24(d,J=11.6Hz,1H),2.47(s,3H)、1.67(d,J=6.8Hz,1H)。
ステップ3:5−(1−(ベンジルオキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法で5−(1−(ベンジルオキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は10%である。H NMR(DMSO−d,400MHz)δppm11.48(s,1H),8.18(s,1H),7.97(s,1H),7.37−7.24(m,5H),7.11(s,1H),6.98(s,1H),6.78(s,1H),6.52(s,1H),5.32(q,J=6.8Hz,1H),4.37−4.34(m,1H),4.27−4.22(m,3H),2.19(d,J=6.8Hz,3H),2.11(s,3H)、1.58(d,J=6.4Hz,3H);MS(ESI)m/z444[M+H]
【0072】
実施例10:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−((4−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−((4−fluorobenzyl)oxy)ethyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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実施例9と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−((4−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造する。
ステップ1:5−(1−((4−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は63%である。MS(ESI)m/z356[M+H]
ステップ2:5−(1−((4−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は88%である。MS(ESI)m/z328[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−((4−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は30%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm11.5(s,1H),8.02(s,1H),7.41(s,1H),7.24−7.17(m,2H),7.00−6.96(m,2H),6.78(t,J=2.8Hz,1H),6.51(t,J=2.8Hz,1H),5.94(s,1H),5.24(q,J=6.8Hz,1H),4.52(d,J=4.8Hz,2H),4.30(d,J=12.0Hz,1H),4.19(d,J=12.0Hz,1H),2.39(s,3H),2.25(s,3H),2.23(s,3H),1.63(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z462[M+H]
【0073】
実施例11:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−((2−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−((2−fluorobenzyl)oxy)ethyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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実施例9と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−((2−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造する。
ステップ1:5−(1−((2−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は63%である。MS(ESI)m/z356[M+H]
ステップ2:5−(1−((2−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は84%である。MS(ESI)m/z328[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−((2−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は4%である。H NMR(DMSO−d,400MHz)δppm8.19(brs,1H),7.93(s,1H),7.36−7.34(m,3H),7.18−7.16(m,2H),6.76(t,J=2.8Hz,1H),6.52(t,J=2.8Hz,1H),5.88(s,1H),5.45(q,J=6.8Hz,1H),4.46(d,J=12.0Hz,1H),4.28−4.25(m,3H),2.22(s,3H),2.21(s,3H),2.12(s,3H),1.58(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z462[M+H]
【0074】
実施例12:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−((3−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−((3−fluorobenzyl)oxy)ethyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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実施例9と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−((3−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造する。
ステップ1:5−(1−((3−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は66%である。MS(ESI)m/z356[M+H]
ステップ2:5−(1−((3−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は87%である。MS(ESI)m/z328[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−((3−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は11%である。H NMR(DMSO−d,400MHz)δppm12.50(brs,1H),7.95(brs,1H),7.40(s,1H),7.36−7.32(m,2H),7.96−6.82(m,3H),6.75(t,J=2.8Hz,1H),6.47(t,J=2.8Hz,1H),5.87(s,1H),5.25(q,J=6.8Hz,1H),4.46(d,J=4.0Hz,2H),4.26(d,J=12.0Hz,1H),4.18(d,J=12.0Hz,1H),2.38(s,3H),2.21(s,3H),2.18(s,3H),1.54(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z462[M+H]
【0075】
実施例13:5−(1−((2,6−ジフルオロベンジル)オキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(5−(1−((2,6−difluorobenzyl)oxy)ethyl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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実施例9と類似な方法で5−(1−((2,6−ジフルオロベンジル)オキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造する。
ステップ1:5−(1−((2,6−ジフルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は70%である。MS(ESI)m/z374[M+H]
ステップ2:5−(1−((3−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は78%である。MS(ESI)m/z346[M+H]
ステップ3:5−(1−((2,6−ジフルオロベンジル)オキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は16%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm12.40(brs,1H),7.95(brs,1H),7.38(s,1H),7.30−7.18(m,1H),6.75(t,J=7.8Hz3H),6.67(t,J=2.8Hz,1H),6.43(t,J=2.8Hz,1H),5.91(s,1H),5.25(q,J=6.8Hz,1H),4.46(d,J=4.0Hz,2H),4.35(s,2H),2.32(s,3H),2.27(s,3H),2.15(s,3H),1.58(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z480[M+H]
【0076】
実施例14:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−((3−メトキシベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−((3−methoxybenzyl)oxy)ethyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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実施例9と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−((3−メトキシベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造する。
ステップ1:5−(1−((2,6−ジフルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は65%である。MS(ESI)m/z368[M+H]
ステップ2:5−(1−((3−フルオロベンジル)オキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は69%である。MS(ESI)m/z340[M+H]
ステップ3:5−(1−((2,6−ジフルオロベンジル)オキシ)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は13%である。H NMR(DMSO−d,400MHz)δppm8.17(brs,1H),7.97(brs,1H),7.37(s,1H),7.26(brs,2H),6.84−6.79(m,4H),6.51(t,J=2.8Hz,1H),5.88(s,1H),5.32(q,J=6.8Hz,1H),4.34−4.21(m,4H),3.70(s,3H),2.21(s,3H),2.19(s,3H),2.12(s,3H),1.58(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z474[M+H]
【0077】
実施例15:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(ピリジン−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(pyridin−2−ylmethoxy)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例9と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(ピリジン−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造する。
ステップ1:6−メチル−5−(1−(ピリジン−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は30%である。MS(ESI)m/z339[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−(ピリジン−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は90%である。MS(ESI)m/z311[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(ピリジン−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は20%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.62(d,J=4.8Hz,1H),7.91−7.84(m,2H),7.52−7.51(m,1H),7.42−7.39(m,1H),7.32(s,1H),7.09(s,1H),6.76(d,J=3.2Hz,1H),6.48(d,J=3.2Hz,1H),6.33(s,1H),5.36(q,J=6.8Hz,1H),4.70(d,J=12.0Hz,1H),4.57−4.49(m,3H),2.52(s,3H),2.37(s,3H),2.23(s,3H),1.70(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z445[M+H]
【0078】
実施例16:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(ピリジン−4−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(pyridin−4−ylmethoxy)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例9と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(ピリジン−4−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造する。
ステップ1:6−メチル−5−(1−(ピリジン−4−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は37%である。MS(ESI)m/z339[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−(ピリジン−4−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は85%である。MS(ESI)m/z311[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(ピリジン−4−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は6%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.61(d,J=6.4Hz,1H),7.87(s,1H),7.60−7.59(m,2H),7.35(s,1H),7.05(s,1H),6.79(t,J=2.8Hz,1H),6.52(t,J=2.8Hz,1H),6.43(s,1H),5.32(q,J=6.8Hz,1H),4.66−4.46(m,4H),2.57(s,3H),2.43(s,3H),2.27(s,3H),1.75(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z445[M+H]
【0079】
実施例17:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(チオフェン−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(thiophen−2−ylmethoxy)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例9と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(チオフェン−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造する。
ステップ1:6−メチル−5−(1−(チオフェン−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は39%である。MS(ESI)m/z344[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−(チオフェン−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は82%である。MS(ESI)m/z316[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(チオフェン−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は8%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm7.40(s,1H),7.28(s,1H),6.93(t,J=3.0Hz,1H),6.87−6.81(m,3H),6.55(d,J=3.0Hz,1H),6.34(s,1H),5.28(q,J=6.8Hz,1H),4.55−4.52(m,3H),4.38(d,J=11.8Hz,1H),2.56(s,3H),2.40(s,3H),2.11(s,3H),1.62(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z450[M+H]
【0080】
実施例18:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(thiazol−2−ylmethoxy)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例9と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造する。
ステップ1:6−メチル−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は45%である。MS(ESI)m/z345[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は89%である。MS(ESI)m/z317[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は11%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm12.1(brs,1H),7.94(s,1H),7.64(s,1H),7.24−7.21(m,2H),6.71(t,J=3.0Hz,1H),6.42(d,J=3.0Hz,1H),5.88(s,1H),5.32(q,J=6.8Hz,1H),4.56(s,1H),4.45(d,J=6.4Hz,2H),2.32(s,3H),2.23(s,3H),2.16(s,3H),1.62(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z451[M+H]
【0081】
実施例19:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(チオフェン−3−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(thiophen−3−ylmethoxy)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例9と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(チオフェン−3−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造する。
ステップ1:6−メチル−5−(1−(チオフェン−3−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は34%である。MS(ESI)m/z344[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−(チオフェン−3−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は71%である。MS(ESI)m/z316[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(チオフェン−3−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は13%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm12.30(brs,1H),8.06(s,1H),7.41(s,1H),7.29−7.24(m,1H),7.11(brs,1H),6.98(brs,1H),6.79(d,J=3.0Hz,1H),6.49(d,J=3.0Hz,1H),5.98(s,1H),5.24(q,J=6.8Hz,1H),4.53(d,J=6.4Hz,2H),4.34(d,J=11.4Hz,1H),4.26(d,J=11.4Hz,1H),2.34(s,3H),2.26(s,3H),2.24(s,3H),1.61(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z450[M+H]
【0082】
実施例20:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−methyl−1H−pyrazol−3−yl)methoxy)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例9と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造する。
ステップ1:6−メチル−5−(1−((1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は43%である。MS(ESI)m/z342[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−((1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は82%である。MS(ESI)m/z314[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は16%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm12.51(brs,1H),8.06(brs,1H),7.39(s,1H),7.29−7.23(m,1H),6.78(d,J=3.0Hz,1H),6.47(d,J=3.0Hz,1H),6.07(brs,1H),5.95(s,1H),5.31(q,J=6.8Hz,1H),4.53(d,J=6.4Hz,2H),4.32(t,J=11.4Hz,2H),3.84(s,3H),2.38(s,3H),2.30(s,3H),2.22(s,3H),1.61(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z448[M+H]
【0083】
実施例21:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−methyl−1H−pyrazol−5−yl)methoxy)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例9と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造する。
ステップ1:6−メチル−5−(1−((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は33%である。MS(ESI)m/z342[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メトキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は81%である。MS(ESI)m/z314[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は13%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm13.08(brs,1H),8.20(brs,1H),7.89(s,1H),7.38(s,1H),7.32(s,1H),6.78(t,J=3.0Hz,1H),6.52(d,J=3.0Hz,1H),6.12(brs,1H),5.89(s,1H),5.29(q,J=6.8Hz,1H),4.41−4.26(m,4H),3.68(s,3H),2.38(s,3H),2.21(s,3H),2.20(s,3H),1.56(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z448[M+H]
【0084】
実施例22:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)フェニルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamino)phenyloxy)ethyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:6−メチル−5−(1−(4−ニトロフェニルオキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:p−ニトロフルオロベンゼンを使用したことに加えて、実施例1中のステップ4と類似な方法で6−メチル−5−(1−(4−ニトロフェニルオキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルを製造し、収率は65%である。MS(ESI)m/z369[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−アミノフェニルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:25mLの一口フラスコに6−メチル−5−(1−(4−ニトロフェニルオキシ)エチル)インドリジン−7−カルボン酸エチル(125mg、0.34mmol)、RaneyNi(10mg)及び10mlメタノールを順次に入れて、水素で置換し、室温で4時間攪拌反応した後、ろ過した。有機相を濃縮して、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)によって、黄色の油性の産物(100mg、収率:87%)を取得した。MS(ESI)m/z339[M+H]
ステップ3:5−(1−(4−ジメチルアミノフェニルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:25mLの一口フラスコ中に、5−(1−(4−アミノフェニルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(100mg、0.30mmol)が溶解されたDMF(1.0mL)溶液に炭酸カリウム(104mg、0.75mmol)とヨウ化メチル(94mg、0.66mmol)を順次に入れて、室温で2時間攪拌反応した後、反応液を酢酸エチル(100mL)で抽出して、水で(50mL×2)洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)によって精製して、白色の固体(40mg、収率:36%)を取得した。MS(ESI)m/z367[M+H]
ステップ4:5−(1−(4−ジメチルアミノフェニルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で5−(1−(4−ジメチルアミノフェニルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は89%である。MS(ESI)m/z339[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)フェニルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)フェニルオキシ)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は6%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.49(brs,1H),8.21(t,J=3.0Hz,1H),8.03(s,1H),7.34(s,1H),7.29(brs,2H),6.93−6.90(m,2H),6.80(t,J=3.0Hz,1H),6.51(d,J=3.0Hz,1H),6.12(q,J=6.8Hz,1H),5.86(s,1H),4.25(d,J=6.4Hz,2H),2.95(s,6H),2.34(s,3H),2.26(s,3H),2.22(s,3H),1.73(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z473[M+H]
【0085】
実施例23:5−((4−ブロモフェニル)(ヒドロキシル)メチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:
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ステップ1:5−(4−ブロモベンゾイル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:乾燥した窒素ガスの保護下での100mLの三口フラスコに1H−ピロール−2−カルバルデヒド(2.5g,26mmol)、2,4−ジブロモアセトフェノン(7.23g、26mmol)、2−ブチノエート(3.5g、31.2mmol)と炭酸カリウム(7.18g、52mmol)及び50mLのDMFを順次に入れて、90℃で5時間攪拌反応した後、室温に冷却して、反応液を酢酸エチル(200mL)で抽出し、水(100mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(100mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)によって精製して、黄色の油性物を(2.0g、収率:20%)取得した。H NMR(CDCl,400MHz)δppm8.29(s,1H),7.73(d,J=7.6Hz,2H),7.63(d,J=7.6Hz,2H),6.99(s,1H),6.77(s,2H),4.36(q,J=7.2Hz,2H),2.31(s,3H),1.42(t,J=7.2Hz,3H)。
ステップ2:5−((4−ブロモフェニル)(ヒドロキシル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:実施例1中のステップ3と類似な方法で5−((4−ブロモフェニル)(ヒドロキシル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルを製造し、収率は86%である。MS(ESI)m/z388[M+H]
ステップ3:5−((4−ブロモフェニル)(ヒドロキシル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で5−((4−ブロモフェニル)(ヒドロキシル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は83%である。H NMR(DMSO−d,400MHz)δppm8.13(s,1H),7.56(d,J=7.6Hz,2H),7.33(d,J=7.6Hz,2H),6.70(s,1H),6.61−6.55(m,2H),2.64(s,3H)。
ステップ4:5−((4−ブロモフェニル)(ヒドロキシル)メチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(5−((4−bromophenyl)(hydroxyl)methyl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:実施例1中のステップ6と類似な方法で5−((4−ブロモフェニル)(ヒドロキシル)メチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は10%である。H NMR(DMSO−d,400MHz)δppm11.50(brs,1H),8.25(t,J=2.8Hz,2H)、7.63(d,J=7.6Hz,2H),7.38(s,1H),6.54(t,J=2.8Hz,1H),6.45(s,1H),6.41(t,J=2.8Hz,1H),5.88(s,1H),4.29(s,2H),2.37(s,3H),2.33(s,3H),2.22(s,3H);MS(ESI)m/z494[M+H]
【0086】
実施例24:5−((4−ブロモフェニル)(メトキシ)メチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(5−((4−bromophenyl)(methoxy)methyl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−((4−ブロモフェニル)(メトキシ)メチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:実施例1中のステップ4と類似な方法で5−((4−ブロモフェニル)(メトキシ)メチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルを製造し、収率は80%である。MS(ESI)m/z402[M+H]
ステップ2:5−((4−ブロモフェニル)(メトキシ)メチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で5−((4−ブロモフェニル)(メトキシ)メチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は83%である。MS(ESI)m/z374[M+H]
ステップ3:5−((4−ブロモフェニル)(メトキシ)メチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法で5−((4−ブロモフェニル)(メトキシ)メチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は14%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm7.47(s,1H),7.37−7.31(m,3H),7.18(d,J=7.6Hz,2H),6.99(brs,1H),6.60(t,J=2.8Hz,1H),6.48(t,J=2.8Hz,1H),6.29(s,1H),6.05(s,1H),4.56(d,J=6.4Hz,2H),3.36(s,3H),2.55(s,3H),2.45(s,3H),2.37(s,3H);MS(ESI)m/z508[M+H]
【0087】
実施例25:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−フェニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−phenylethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−(1−(4−ブロモフェニル)ビニル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:乾燥した窒素ガスの保護下での100mlの一口フラスコにトリフェニルメチルホスホニウムブロミド(329mg、0.856mmol)及び10mLテトラヒドロフランを入れて、−78℃に冷却した後、徐々にnBuLiのテトラヒドロフラン溶液(0.5mL、1.6M)を滴下した。室温に昇温して30分間攪拌した後、5−(4−ブロモベンゾイル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(150mg、0.39mmol)を加えてから、50℃に昇温させて3〜4時間攪拌し、アイスバスで徐々に50mL水を滴下して消光してから、酢酸エチル(100mL)で抽出した。有機相を保留して、濃縮してから粗製品を取得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)によって精製して黄色の粘性液体(85mg、収率:57%)を取得した。MS(ESI)m/z384[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−フェニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:25mLの一口フラスコに5−(1−(4−ブロモフェニル)ビニル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(85mg、0.22mmol)、Pd/C(10mg)及び10mlメタノールを順次に入れて、水素で置換し、室温で48時間攪拌反応した後、ろ過した。有機相を濃縮して黄色の油性の産物(65mg、収率:97%)を取得した。MS(ESI)m/z308[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−フェニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で6−メチル−5−(1−フェニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は90%である。MS(ESI)m/z280[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−フェニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−フェニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は17%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm10.78(brs,1H),7.52(s,1H),7.40−7.22(m,5H),6.91(t,J=2.8Hz,1H),6.55(t,J=2.8Hz,1H),6.41(t,J=2.8Hz,1H),5.94(s,1H),5.04(q,J=6.8Hz,1H),4.54(d,J=6.4Hz,2H),2.41(s,3H),2.39(s,3H),2.23(s,3H),1.80(q,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z414[M+H]
【0088】
実施例26:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:
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ステップ1:6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:乾燥した窒素ガスの保護下での10mLマイクロ波管に5−アセチル−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(200mg、0.80mmol)、モルホリン(1.0mL)及び2.0mLテトライソプロポキシチタンを順次に入れて、60℃に昇温させて一晩攪拌反応した後、反応系に10mL水を入れて、10分間攪拌してから濃縮して水を除去した。固体をジクロロメタン(20mL×3)で洗浄し、有機相を濃縮して直接的に次のステップの反応に使用した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.09(s,1H),7.48(brs,1H),6.80(dd,J=4.0,2.6Hz,1H),6.66(dd,J=4.0,1.4Hz,1H),5.22(sept,J=6.2Hz,1H),4.49(s,1H),4.24(s,1H),3.72-3.59(m,4H),2.99-2.80(m,4H),2.46(s,4H),2.46(s,3H),1.38(d,J=6.2Hz,6H);MS(ESI)m/z329[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:アイスバスで、6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステル(50mg、0.15mmol)の溶解された酢酸溶液に、バッチで水素化ホウ素ナトリウム(114mg、3.0mmol)を加えた後、室温に移して攪拌を4時間続けて、減圧下で濃縮して大部分の酢酸を除去し、残留物はジクロロメタンで抽出(50mL×3)して、水(30mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(30mL)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)で精製して、淡い黄色の油性物(35mg、収率:73%)を取得した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.50(s,1H),7.95(s,1H),6.80(s,1H),6.65(s,1H),5.21(dt,J=6.3Hz,1H),4.17-4.06(m,1H),3.68(brs,4H),2.66(brs,2H),2.50(s,3H),2.26(brs,2H),1.49(d,J=5.7Hz,3H),1.37(d,J=6.3Hz,6H);MS(ESI)m/z331[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は63%である。MS(ESI)m/z202[M-87+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は68%である。H NMR(400MHz,CDCl)δ11.53(brs,1H),8.44(brs,1H),7.37(brs,1H),7.22(brs,1H),6.77(brs,1H),6.47(brs,1H),5.96(s,1H),4.51(dd,J=5.9,3.0Hz,2H),3.70(brs,4H),3.48(q,J=7.0Hz,2H),2.65(brs,2H),2.40(s,3H),2.35(s,3H),2.26(brs,2H),2.24(s,3H),1.24(brs,3H);MS(ESI)m/z423[M+H]
【0089】
実施例27:1−クロロ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:
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ステップ1:1−クロロ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:乾燥した100mLの一口フラスコに6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステル(450mg、1.37mmol)、NCS(183mg、1.37mmol)及び10mlアセトニトリルを順次に入れて、室温で30分間攪拌反応した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)で精製して、淡い黄色の油性物(30mg、収率:63%)を取得した。
H NMR(500MHz,CDCl)δ7.84(s,1H),6.67(d,J=2.9Hz,1H),5.15(sept,J=6.1Hz,1H),4.03(q,J=6.5Hz,1H),3.66-3.56(m,4H),2.63-2.52(m,2H),2.41(s,3H),2.23-2.10(m,2H),1.40(d,J=6.8Hz,3H),1.31(d,J=6.3Hz,6H);MS(ESI)m/z364[M+H]
ステップ2:1−クロロ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で1−クロロ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は75%である。MS(ESI)m/z323[M+H]
ステップ3:1−クロロ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法で1−クロロ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は68%である。H NMR(400MHz,MeOD)δ7.33(s,1H),6.49(s,1H),6.13(s,1H),4.44(s,2H),4.26−4.20(qm,4H),3.63(q,J=6.4Hz,1H),3.21(s,3H),2.86−2.84(m,2H),2.69−2.65(m,2H),2.36(s,3H),2.30(s,3H),1.84(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z457[M+H]
【0090】
実施例28:(S)−1−クロロ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド((S)−1−chloro−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)indolizine−7−formamide)または(R)−1−クロロ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド((R)−1−chloro−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)indolizine−7−formamide)の製造:1−クロロ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドは、キラル分取液相分離によって化合物28及び化合物29を取得した。
分離条件は、以下のようである。カラムタイプ:AD−H、カラムサイズ:0.46cmI.D.×15cmL、注入容量:5μL;移動相:Hep/EtOH(0.1%DEA)=60/40(v/v);流速:0.5ml/min;検出条件:UVλ=254nm、カラム温度:25℃。
化合物28:H NMR(400MHz,MeOD)δ7.33(s,1H),6.49(s,1H),6.13(s,1H),4.44(s,2H),4.26−4.20(qm,4H),3.63(q,J=6.4Hz,1H),3.21(s,3H),2.86−2.84(m,2H),2.69−2.65(m,2H),2.36(s,3H),2.30(s,3H),1.84(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z457[M+H];t=3.849min。
化合物29:H NMR(400MHz,MeOD)δ7.33(s,1H),6.49(s,1H),6.13(s,1H),4.44(s,2H),4.26−4.20(qm,4H),3.63(q,J=6.4Hz,1H),3.21(s,3H),2.86−2.84(m,2H),2.69−2.65(m,2H),2.36(s,3H),2.30(s,3H),1.84(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z457[M+H];t=4.309min。
【0091】
実施例29:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:4−ブロモ−1H−ピロール−2−カルバルデヒドの製造:文献(Outlaw,etal.,OrgLett,2015,17,1822−5.)を参照する。収率:80%である。H NMR(CDCl,400MHz)δ10.3(brs,1H),9.46(s,1H),7.14(s,1H),6.98(s,1H);MS(ESI)m/z174[M+H]
ステップ2:4−ブロモ−1−(2−オキソプロピル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒドの製造:実施例1中のステップ1と類似な方法で4−ブロモ−1−(2−オキソプロピル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒドを製造し、収率は75%である。MS(ESI)m/z202[M−28+H]
ステップ3:5−アセチル−2−ブロモ−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:実施例1中のステップ2の方法Aと類似な方法で5−アセチル−2−ブロモ−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルを製造し、収率は50%である。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.09(s,1H),7.24(d,J=1.3Hz,1H),6.76(d,J=1.4Hz,1H),4.35(q,J=7.2Hz,2H),2.64(s,3H),2.44(s,3H),1.40(t,J=7.1Hz,3H);MS(ESI)m/z324[M+H]
ステップ4:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:実施例26中のステップ1と類似な方法で2−ブロモ−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルを製造し、直接的に次のステップの反応に進入した。MS(ESI)m/z407[M+H]
ステップ5:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:実施例26中のステップ2と類似な方法で2−ブロモ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルを製造し、2つのステップにおいての総収率は84%である。MS(ESI)m/z409[M+H]
ステップ6:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で2−ブロモ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は95%である。MS(ESI)m/z367[M+H]
ステップ7:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法で2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は56%である。H NMR(400MHz,CDCl)δ14.37(brs,1H),8.42(s,1H),6.80(t,J=5.5Hz,1H),6.56(brs,1H),6.51(brs,1H),4.54(d,J=6.1Hz,2H),4.16(q,J=6.7Hz,1H),3.76(brs,4H),2.61(s,3H),2.46(s,3H),2.30(s,3H),1.57(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z501[M+H]
【0092】
実施例30:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamino group)piperidin−1−yl)ethyl)−6−methylindolizin−7−formamide)の製造:
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ステップ1:2−ブロモ−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:実施例26中のステップ1と類似な方法で2−ブロモ−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルを製造した。MS(ESI)m/z448[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:実施例26中のステップ2と類似な方法で2−ブロモ−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルを製造し、収率は80%である。MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で2−ブロモ−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸を製造し、収率は56%である。MS(ESI)m/z408[M+H]
ステップ4:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法で2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は30%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.49(brs,1H),9.37(brs,1H),8.29(s,1H),8.24(t,J=4.3Hz,1H),7.26(brs,1H),6.61(brs,1H),5.87(s,1H),4.25(d,J=5.0Hz,2H),4.03(dd,J=13.8,7.3Hz,1H),3.47-3.34(m,2H),3.18-3.02(m,2H),2.80-2.69(m,6H),2.19(s,3H),2.11(s,3H),2.04-1.93(m,2H),1.88-1.80(m,2H),1.41(d,J=6.7Hz,3H);MS(ESI)m/z542[M+H]
【0093】
実施例31:2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−(benzo[d][1,3]dioxol−5−yl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−アセチル−2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:在乾燥した窒素ガスの保護下での100mLの三口フラスコに5−アセチル−2−ブロモ−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(200mg、0.62mmol)、3,4−ジエチレンジオキシフェニルボロン酸ピナコールエステル(200mg、0.81mmol)、Pd(dppf)Cl(20mg)、酢酸カリウム(182mg、1.86mmol)及び10mldioxane/2ml水を順次に入れて、還流して一晩攪拌反応し、反応液を酢酸エチル(200mL)で抽出した後、水(100mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(100mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)によって精製して、黄色の油性物(140mg、収率:62%)を取得した。MS(ESI)m/z366[M+H]
ステップ2:2−ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:与施例26中のステップ1と類似な方法で2−ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの粗製品を製造した。MS(ESI)m/z449[M+H]
ステップ3:2−ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:実施例26中のステップ2と類似な方法で2−ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルを製造し、2つのステップの収率は57%である。MS(ESI)m/z451[M+H]
ステップ4:2−ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で2−ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の粗製品を製造した。MS(ESI)m/z409[M+H]
ステップ5:2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法で2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は20%である。H NMR(MeOD,400MHz)δ7.54(s,1H),7.23(brs,3H),6.88(s,1H)、6.16(s,1H),5.97(s,3H),4.48(s,3H),3.88(brs,4H),3.23−3.22(m,2H),2.39(brs,9H),2.26(brs,3H);MS(ESI)m/z543[M+H]
【0094】
実施例32:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4−モルホリニルフェニル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(4−morpholinylphenyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例31と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4−モルホリニルフェニル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(4−モルホリニルフェニル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率12%である。MS(ESI)m/z407[M+H]
ステップ2:6−メチル−2−(4−モルホリニルフェニル)−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z490[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4−モルホリニルフェニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は83%である。MS(ESI)m/z492[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4−モルホリニルフェニル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z409[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4−モルホリニルフェニル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は20%である。H NMR(MeOD,400MHz)δ7.68−7.66(m,3H),7.49(s,1H),7.13−7.11(m,3H),6.14(s,1H),4.48(s,2H),3.89−3.83(m,10H),3.26(s,6H),2.38(s,9H),2.26(s,3H),1.81−1.76(m、2H);MS(ESI)m/z584[M+H]
【0095】
実施例33:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(pyridin−3−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例31と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率39%である。MS(ESI)m/z323[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z406[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は83%である。MS(ESI)m/z408[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−カルボン酸の製造。MS(ESI)m/z366[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は20%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm11.48(brs,1H),8.95(s,1H),8.79(brs,1H),8.44(d,J=2.8Hz,1H),8.20(s,1H),8.08(d,J=2.8Hz,1H),7.43(d,J=2.8Hz,1H),7.30(s,1H),6.92(s,1H),5.87(s,1H),4.26(d,J=6.4Hz,2H),4.06(q,J=6.8Hz,1H),3.59(brs,4H),2.66(brs,2H),2.26(s,3H),2.20−2.16(m,5H),2.11(s,3H),1.47(d,J=6.8Hz,1H);MS(ESI)m/z500[M+H]
【0096】
実施例34:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(pyridin−4−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例31と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率34%である。MS(ESI)m/z323[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)−2−(ピリジン−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造。MS(ESI)m/z406[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は82%である。MS(ESI)m/z408[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸の製造。MS(ESI)m/z366[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は20%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.87(brs,1H),8.54(d,J=7.8Hz,2H),8.22(s,1H),7.67(d,J=7.8Hz,2H),7.30(s,1H),6.98(s,1H),5.87(s,1H),4.26(d,J=6.4Hz,2H),4.06(q,J=6.8Hz,1H),3.59(brs,4H),2.66−2.62(m,2H),2.26(s,3H),2.20−2.17(m,5H),2.16(s,3H),1.46(d,J=6.8Hz,1H);MS(ESI)m/z500[M+H]
【0097】
実施例35:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−フェニルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−phenyl group Indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例31と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−フェニルインドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−フェニルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率40%である。MS(ESI)m/z322[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)−2−フェニルインドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造。MS(ESI)m/z405[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−フェニルインドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は42%である。MS(ESI)m/z407[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−フェニルインドリジン−7−カルボン酸の製造。MS(ESI)m/z365[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−フェニルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は39%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.47(s,1H),8.71(brs,1H),8.18(s,1H),7.69(d,J=7.8Hz,2H),7.40(t,J=7.8Hz,2H),7.28−7.22(m,2H),6.84(s,1H),5.87(s,1H),4.26(d,J=6.4Hz,2H),4.05(q,J=6.8Hz,1H),3.56(brs,4H),2.66−2.61(m,2H),2.26(s,3H),2.20(s,3H)2.20−2.17(m,5H),2.11(s,3H),1.45(d,J=6.8Hz,1H);MS(ESI)m/z499[M+H]
【0098】
実施例36:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(3−モルホリニルフェニル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(3−morpholinylphenyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例31と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(3−モルホリニルフェニル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(3−モルホリニルフェニル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率56%である。MS(ESI)m/z407[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)−2−(3−モルホリニルフェニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造。MS(ESI)m/z490[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(3−モルホリニルフェニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は83%である。MS(ESI)m/z492[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(3−モルホリニルフェニル)−7−カルボン酸の製造。MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(3−モルホリニルフェニル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は39%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.50(s,1H),8.61(brs,1H),8.21(s,1H),7.38−7.26(m,2H),6.88−6.85(m,2H),5.89(s,1H),4.33(s,2H),4.05(q,J=6.8Hz,1H),3.89−3.83(m,8H),3.25−3.18(m,4H),2.46(s,3H),2.45−2.20(m,4H),2.26(s,3H),2.20(s,3H),2.11(s,3H),1.38(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z584[M+H]
【0099】
実施例37:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(3,4,5−trimethoxyphenyl)indolizine−7−formamide)の製造:
[この文献は図面を表示できません]
実施例31と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率47%である。MS(ESI)m/z412[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造。MS(ESI)m/z495[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は81%である。MS(ESI)m/z497[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)インドリジン−7−カルボン酸の製造。MS(ESI)m/z455[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は69%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.48(brs,1H),8.68(brs,1H),8.18(brs,1H),7.27(s,1H),6.93(s,2H),5.88(s,1H),4.28(s,2H),4.08(q,J=6.8Hz,1H),3.87(s,6H),3.68(s,3H),3.60(brs,4H),2.75−2.68(m,2H),2.27(s,3H),2.21(s,5H),2.12(s,3H),1.47(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z589[M+H]
【0100】
実施例38:2−(2,4−ジメトキシフェニル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−(2,4−dimethoxyphenyl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例31と類似な方法で2−(2,4−ジメトキシフェニル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−2−(2,4−ジメトキシフェニル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率47%である。MS(ESI)m/z382[M+H]
ステップ2:2−(2,4−ジメトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造。MS(ESI)m/z465[M+H]
ステップ3:2−(2,4−ジメトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は65%である。MS(ESI)m/z467[M+H]
ステップ4:2−(2,4−ジメトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造。MS(ESI)m/z425[M+H]
ステップ5:2−(2,4−ジメトキシフェニル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は18%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.46(s,1H),8.81(s,1H),8.12(s,1H),7.57−7.55(m,1H),7.25(s,1H),6.77(s,1H),6.64−6.59(m,2H),5.86(s,1H),4.26(s,2H),4.03(q,J=6.8Hz,1H),3.90(s,3H),3.79(s,3H),3.60(brs,4H),2.64−2.59(m,2H).2.24(s,3H),2.17(s,3H),2.16−2.15(m,2H),2.11(s,3H),1.43(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z559[M+H]
【0101】
実施例39:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4−(モルホリンメチル)フェニル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(4−(morpholinemethyl)phenyl)indolizine−7−formamide)の製造:
[この文献は図面を表示できません]
実施例31と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4−(モルホリンメチル)フェニル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(4−(モルホリンメチル)フェニル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率62%である。MS(ESI)m/z421[M+H]
ステップ2:6−メチル−2−(4−(モルホリンメチル)フェニル)−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造。MS(ESI)m/z504[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4−(モルホリンメチル)フェニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は41%である。MS(ESI)m/z506[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4−(モルホリンメチル)フェニル)インドリジン−7−カルボン酸の製造。MS(ESI)m/z464[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4−(モルホリンメチル)フェニル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は43%である。H NMR(MeOD,400MHz)δppm7.84(d,J=7.6Hz,2H),7.53(d,J=7.6Hz,2H),7.49−7.45(m,2H),6.14(s,2H),4.47(s,2H),4.44(s,2H),4.06−4.02(m,2H),3.88−3.86(m,2H),3.78−3.74(m,3H),3.41−3.37(m,2H),3.23−3.21(m,2H),2.38−2.34(m,8H),2.27(s,6H),1.80(brs,3H);MS(ESI)m/z598[M+H]
【0102】
実施例40:7−シアノ−5−(7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−2−イル)インドリン−1−カルバミン酸tert−ブチル(7−cyano−5−(7−(((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)carbamoyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)Indolizin−2−yl)indoline−tert−butyl 1−carbamate)の製造:
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実施例31と類似な方法で7−シアノ−5−(7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−2−イル)インドリン−1−カルバミン酸tert−ブチルを製造した。
ステップ1:5−(5−アセチル−7−(エトキシカルボニル)−6−メチルインドリジン−2−イル)−7−シアノインドリン−1−カルバミン酸tert−ブチルの製造:収率66%である。MS(ESI)m/z488[M+H]
ステップ2:7−シアノ−5−(7−(イソプロポキシカルボニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−2−イル)インドリン−1−カルバミン酸tert−ブチルの製造:MS(ESI)m/z571[M+H]
ステップ3:7−シアノ−5−(7−(イソプロポキシカルボニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−2−イル)インドリン−1−カルバミン酸tert−ブチルの製造:2つのステップの収率は30%である。MS(ESI)m/z573[M+H]
ステップ4:2−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)−7−シアノインドリン−5−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造。MS(ESI)m/z531[M+H]
ステップ5:7−シアノ−5−(7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−2−イル)インドリン−1−カルバミン酸tert−ブチルの製造:2つのステップの収率は35%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.48(s,1H),8.61(s,1H),8.20(s,1H),7.87(s,1H),7.24(s,1H),6.80(s,1H),5.87(s,1H),4.26(d,J=6.4Hz,2H),4.09−4.05(m,3H),3.15−3.11(m,4H),2.29(brs,2H),2.21(s,6H),2.12(s,3H),1.54(s,9H),1.24(brs,3H);MS(ESI)m/z665[M+H]
【0103】
実施例41:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−pyrazol−5−yl)−5−(1−morpholinylethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例31と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率55%である。MS(ESI)m/z326[M+H]
ステップ2:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z409[M+H]
ステップ3:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は54%である。MS(ESI)m/z411[M+H]
ステップ4:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z369[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は32%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.48(s,1H),8.65(s,1H),8.21(s,1H),7.43(s,1H),7.32(s,1H),6.73(s,1H)、6.46(s,1H),5.87(s,1H),4.45(brs,2H)、3.84(brs,2H),3.72(s,3H),3.48(brs,4H),2.84(s,3H),2.38(s,3H),2.31(s,3H),1.55(s,3H);MS(ESI)m/z503[M+H]
【0104】
実施例42:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−pyrazol−4−yl)−5−(1−morpholinylethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例31と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率74%である。MS(ESI)m/z326[M+H]
ステップ2:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z409[M+H]
ステップ3:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は30%である。MS(ESI)m/z411[M+H]
ステップ4:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z369[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は11%である。H NMR(400MHz,MeOD)δppm7.83(s,1H),7.69(s,1H),7.31(s,1H),6.61(s,1H),6.11(s,1H)、6.46(s,1H),4.57(s,2H),4.45(brs,2H)、4.07(q,J=6.8Hz,1H),3.68(brs,4H),2.70−2.67(m,2H),2.37(s,3H),2.30(s,2H),2.24−2.19(m,6H),1.52(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z503[M+H]
【0105】
実施例43:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−2−(2−fluoro−4−methoxyphenyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例31と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率70%である。MS(ESI)m/z370[M+H]
ステップ2:2−(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z453[M+H]+。
ステップ3:2−(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は72%である。MS(ESI)m/z455[M+H]
ステップ4:2−(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z413[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は28%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.53(s,1H),8.26(s,1H),8.23(t,J=2.8Hz,1H),7.75(t,J=7.8Hz,1H),7.35(s,1H),6.99−6.90(m,2H),6.87(s,1H),5.93(s,1H),4.32(d,J=6.4Hz,1H),4.11(q,J=6.8Hz,1H),3.86(s,3H),3.63(brs,4H),2.71−2.69(m,2H),2.31(s,3H),2.28(s,3H),2.28−2.18(m,2H),2.17(s,3H),1.49(d,J=6.8Hz,1H);MS(ESI)m/z547[M+H]
【0106】
実施例44:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(1−(piperidin−4−yl)−1H−pyrazol−4−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造する前の5つのステップの方法は、実施例31と類似する。
ステップ1:5−アセチル−2−(1−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率87%である。MS(ESI)m/z495[M+H]
ステップ2:2−(1−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z578[M+H]
ステップ3:2−(1−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は12%である。MS(ESI)m/z580[M+H]
ステップ4:2−(1−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z451[M+H]
ステップ5:4−(4−(7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルバミン酸tert−ブチルの製造:2つのステップの収率は37%である。MS(ESI)m/z672[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:乾燥した50mLの一口フラスコに、化合物4−(4−(7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルバミン酸tert−ブチル(50mg、0.074mmol)を5.0mL酢酸エチルに溶解して、酢酸エチル/塩酸(5mL、3M)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液用重炭酸ナトリウム溶液でpH=7に調整し、直接的に逆相HPLCで分離精製し、減圧下で蒸留して溶媒を除去し、凍結乾燥して白色の固体(17mg、40%)を取得した。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.48(s,1H),8.48(s,1H),8.14(s,1H),8.04(s,1H),7.71(s,1H),7.22(s,1H),6.60(s,1H),5.87(s,1H),4.26−4.24(m,2H),4.02(q,J=6.8Hz,1H),3.59(brs,4H),3.07−3.04(m,2H),2.63−2.57(m,2H),2.25(s,3H),2.20(s,3H)2.12−2.10(m,5H),1.98−1.95(m,2H),1.83−1.80(m,2H),1.44−1.43(m,3H);MS(ESI)m/z572[M+H]
【0107】
実施例45:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(1,2,3,6−tetrahydropyridin−4−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例44と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−2−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率65%である。MS(ESI)m/z427[M+H]
ステップ2:2−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z510[M+H]
ステップ3:2−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は54%である。MS(ESI)m/z512[M+H]
ステップ4:2−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z470[M+H]
ステップ5:4−(7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−2−イル)−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチルの製造:2つのステップの収率は33%である。MS(ESI)m/z604[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は40%である。H NMR(400MHz,MeOD)δppm7.36(s,1H),6.68(s,1H),6.19(s,1H),6.12(s,1H),4.45(s,2H),3.84(s,2H),3.72(s,4H),3.48(s,2H),2.84(s,4H),2.38(s,3H),2.31(s,3H),2.25(s,5H),1.55(s,3H);MS(ESI)m/z504[M+H]
【0108】
実施例46:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピペリジン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(piperidin−4−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:2−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:25mLの一口フラスコに2−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステル(95mg、0.186mmol)、Pd/C(10mg)及び10mlメタノールを順次に入れて、水素で置換し、室温で2時間攪拌反応し、ろ過した。有機相を濃縮して黄色の油性の産物(90mg、収率:95%)を取得した。MS(ESI)m/z514[M+H]
ステップ2:2−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で2−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸を製造した。MS(ESI)m/z472[M+H]
ステップ3:4−(7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−2−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法で4−(7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−2−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを製造し、2つのステップの収率は32%である。MS(ESI)m/z606[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピペリジン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例44中のステップ6と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピペリジン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は47%である。H NMR(400MHz,MeOD)δppm7.36(s,1H),6.13(s,1H),4.46(s,3H),3.84(s,1H),3.76(s,4H),3.49−3.49(m,3H),3.23−3.16(m,7H),2.38(s,3H),2.31(s,5H),2.33(s,3H),2.25(s,6H),1.94−1.85(m,3H);MS(ESI)m/z506[M+H]
【0109】
実施例47:2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−(3,6−dihydro−2H−pyran−4−yl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例31と類似な方法で2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率62%である。MS(ESI)m/z328[M+H]
ステップ2:2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z411[M+H]
ステップ3:2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は41%である。MS(ESI)m/z413[M+H]
ステップ4:2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z371[M+H]
ステップ5:2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は43%である。H NMR(400MHz,MeOD)δppm7.46(s,1H),6.21(s,1H),6.15(s,1H),4.46(s,2H),4.29(s,2H),3.93−3.84(m,7H),2.54(s,2H),2.39−2.38(m,8H),2.38−2.35(m,6H),1.80(s,3H);MS(ESI)m/z505[M+H]
【0110】
実施例48:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(tetrahydro−2H−pyran−4−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造する方法は、実施例46の前の3つのステップの操作と類似する。
ステップ1:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は94%である。MS(ESI)m/z415[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z373[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は65%である。H NMR(400MHz,MeOD)δppm7.42(s,1H),6.15(s,1H),4.46(s,2H),4.01(d,J=4.8Hz,2H),3.87−3.82(m,4H),3.57(t,J=11.6Hz,2H),3.20−3.01(m,2H),3.00−2.92(m,1H),2.38−2.33(m,6H),2.25(s,3H),1.94−1.90(m,2H),1.81−1.75(m,5H);MS(ESI)m/z507[M+H]
【0111】
実施例49:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−6−methyl−2−(pyridin−3−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例31と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z447[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は52%である。MS(ESI)m/z449[M+H]
ステップ3:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z407[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(ピリジン−3−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は27%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.46(brs,1H),9.60(brs,1H),9.17(s,1H),8.74(brs,1H),8.65(s,1H),8.55(brs,1H),8.27(brs,1H),7.78(brs,1H),7.38(s,1H),7.08(s,1H),5.89(s,1H),4.04(s,2H),3.69−3.57(m,2H),3.17(s,1H),2.74(s,6H),2.38(s,3H),2.22(s,3H),2.13(s,3H),1.89−1.81(m,4H),1.49(brs,3H);MS(ESI)m/z541[M+H]
【0112】
実施例50:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(thiazol−2−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソランボラン−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:乾燥した50mLの三口フラスコに5−アセチル−2−ブロモ−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(2.0g、6.2mmol)、Pd(dppf)Cl(454mg、0.62mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(3.15g、12.4mmol)及び酢酸カリウム(1.22g、12.4mmol)を順次に入れて1.4−ジオキサン(50mL)に溶解し、110℃で一晩攪拌した。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出(100mL×3)し、水で(30mL×2)洗浄し、飽和食塩水(30mL)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)によって精製して、5−アセチル−6−メチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソランボラン−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチル(1.60g、収率:70%)を取得した。MS(ESI)m/z372[M+H]
ステップ2:5−アセチル−6−メチル−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:操作ステップは、実施例31中のステップ1と同じである。収率は32%である。MS(ESI)m/z329[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:実施例26中のステップ1と類似な方法で6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルを製造した。MS(ESI)m/z412[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:実施例26中のステップ2と類似な方法で6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルを製造し、2つのステップの収率は63%である。MS(ESI)m/z414[M+H]
ステップ5:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例1中のステップ5と類似な方法で6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸の粗製品を製造した。MS(ESI)m/z372[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は15%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.48(brs,1H),8.82(brs,1H),8.24(s,1H),7.83(s,1H),7.66(s,1H),7.36(s,1H),6.91(s,1H),5.87(s,1H),4.27(s,2H),4.14−4.12(m,1H),3.60−3.57(m,4H),2.67−2.62(m,2H),2.40−2.36(m,5H).2.11(s,3H),2.05(s,3H),1.43(brs,3H);MS(ESI)m/z506[M+H]
【0113】
実施例51:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(pyridin−2−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例50と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(ピリジン−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は37%である。MS(ESI)m/z323[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)−2−(ピリジン−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z406[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は40%である。MS(ESI)m/z408[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z366[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は28%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm8.87(brs,1H),8.57(d,J=4.8Hz,1H),8.21(t,J=4.8Hz,1H),7.79−7.78(m,2H),7.30(s,1H),7.21(dd,J=7.8,7.4Hz,1H),7.01(s,1H),5.87(s,1H),4.27(d,J=6.4Hz,2H),4.06(q,J=6.8Hz,1H),3.58(brs,4H),2.67−2.64(m,2H),2.42(s,3H),2.32−2.20(m,5H),2.16(s,3H),1.46(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z500[M+H]
【0114】
実施例52:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−4−yl)−5−(1−morpholinylethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例50と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は53%である。MS(ESI)m/z326[M+H]
ステップ2:6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z409[M+H]
ステップ3:6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は55%である。MS(ESI)m/z411[M+H]
ステップ4:6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z369[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は5%である。H NMR(400MHz,MeOD)δppm8.87(s,1H),7.80(s,1H),7.47(s,1H),6.66(s,1H),6.16(s,1H),4.48(s,2H),3.97(s,3H),3.88−3.85(m,1H),3.75(brs,4H),3.23−3.22(m,2H),2.39(s,3H),2.35(s,3H),2.28−2.26(m,5H),1.64−1.62(m,3H);MS(ESI)m/z503[M+H]
【0115】
実施例53:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−2−(4,5,6,7−tetrahydrothiazolo[5,4−c]pyridine−2−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造方法の前の5つのステップは、実施例50と類似する操作に従い、最後の一歩の脱保護基方法は、実施例44中のステップ6と同じである。
ステップ1:2−(5−アセチル−7−(エトキシカルボニル)−6−メチルインドリジン−2−イル)−6,7−ジヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−5(4H)−カルボン酸tert−ブチルの製造:収率は26%である。MS(ESI)m/z484[M+H]
ステップ2:2−(7−(イソプロポキシカルボニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−2−イル)−6,7−ジヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−5(4H)−カルボン酸tert−ブチルの製造:MS(ESI)m/z567[M+H]
ステップ3:2−(7−(イソプロポキシカルボニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−2−イル)−6,7−ジヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−5(4H)−カルボン酸tert−ブチルの製造:2つのステップの収率は44%である。MS(ESI)m/z569[M+H]
ステップ4:2−(5−(tert−ブトキシカルボニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z527[M+H]
ステップ5:2−(7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−2−イル)−6,7−ジヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−5(4H)−カルボン酸tert−ブチルの製造:収率は49%である。MS(ESI)m/z661[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−2−(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は49%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.47(brs,1H),8.78(brs,1H),8.21(t,J=2.6Hz,1H),7.32(s,1H),6.82(s,1H),5.87(s,1H),4.27(t,J=6.2Hz,2H),4.06(q,J=6.8Hz,1H),3.94(m,2H),3.57(brs,4H),3.09(t,J=7.2Hz,2H),2.73(brs,2H),2.66−2.64(m,2H),2.26(s,3H),2.20−2.17(m,5H),2.16(s,3H),1.46(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z561[M+H]
【0116】
実施例54:1−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−アセチル−1−ブロモ−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:乾燥した100mLの一口フラスコの中で、5−アセチル−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチル(500mg、2mmol)を20mLテトラヒドロフランに溶解し、0℃でバッチでブロモブチルイミド(320mg、1.8mmol)を加え,混合物は、0℃で20min攪拌し、減圧で蒸留して溶媒を除去して粗品を取得し、粗品は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=20:1)によって分離して、黄色の油性物141mgを取得し、収率は26%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm8.15(s,1H),7.17(d,J=2.8Hz,1H),6.89(d,J=2.8Hz,1H),4.37(q,J=14Hz,2H),2.63(s,3H),2.44(s,3H),1.42(t,J=14Hz,3H)。
ステップ2:1−ブロモ−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:実施例26中のステップ1と類似な方法で1−ブロモ−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルを製造した。MS(ESI)m/z407[M+H]
ステップ3:1−ブロモ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:実施例26中のステップ2と類似な方法で1−ブロモ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルを製造した。2つのステップの収率は50%である。MS(ESI)m/z323[M−87+H]+。
ステップ4:1−ブロモ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:実施例26中のステップ3と類似な方法で1−ブロモ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸を製造した。MS(ESI)m/z280[M−87+H]
ステップ5:1−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例26中のステップ4と類似な方法で1−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造し、2つのステップの収率は25%である。
H NMR(400MHz,CDCl)δppm11.52(brs,1H),8.40(brs,1H),8.34(s,1H),7.15(s,1H),6.87(s,1H),5.88(s,1H),4.27(t,J=6.2Hz,2H),4.03(q,J=6.8Hz,1H),3.55(brs,4H),2.62−2.58(m,2H),2.25(s,3H),2.20(s,3H)2.17−2.11(m,5H),1.40(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z501[M+H]
【0117】
実施例55:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(methyl(tetrahydro−2H−pyran−4−yl)amino)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:(E)−2−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)スクシノニトリルの製造:乾燥した100mLの丸底フラスコに室温下でピロール−2−カルバルデヒド(3g,31.5mmol)、フマロニトリル(3.1g,39.4mmol)、トリブチルホスフィン(5.8ml,37.8mmol)及び無水テトラヒドロフラン(80mL)を順次に入れた。窒素ガス保護下で加熱還流し、8時間攪拌した。TLCプレートの検出反応が終了した後、減圧下で濃縮し、30mL水を入れて、酢酸エチルで抽出(40mL×3)してから、有機相を混ぜ合わせた。飽和食塩水(30mL×1)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過して、ろ液を減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィー方法(純粋なジクロロメタン)で精製して残留物を取得し、黄色の固体1.85gを得て、収率は37%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm7.49(1H),7.27(d,J=8.9Hz,1H),7.01(t,J=3.9Hz,1H),6.73(d,J=3.9Hz,1H),5.97(s,1H),4.26(s,2H)。
ステップ2:5−アミノ−6−メチルインドリジン−7−ニトリルの製造:室温下で、乾燥した100mLの丸底フラスコに(E)−2−((1H−ピロール−2−イル)メチレン)スクシノニトリル(1.8g,11.7mmol)とTHF(60mL)を入れ、−78℃でLDA(11.7mL、23.4mmol)を加えてからこの温度を維持しながら30分間攪拌した後、ヨウ化メチル(1.6g,11.7mmol)を加え、0℃に昇温してから30分間攪拌を続け、その後、飽和塩化アンモニウム水溶液で消光反応し、酢酸エチルで抽出(40mL×3)してから、有機相を混ぜ合わせ、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過して、ろ液を減圧濃縮し、残留物をDMF(60mL)に溶かして炭酸カリウム(6.4g、46.8mmol)を入れた後、70℃に加熱し、反応を70℃に維持しながら16時間攪拌した。反応終了後、30mL水を入れ、酢酸エチルで抽出(40mL×3)し、有機相を混ぜ合わせ、飽和食塩水(30mL×1)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過して、ろ液を減圧濃縮して、黄色の固体(1.76g、収率は88%)を取得した。H NMR(CDCl,400MHz)δppm7.51(s,1H),7.19(brs,1H),6.96(t,J=2.8Hz,1H),6.67(d,J=2.8Hz,1H),4.17(s,2H),2.36(s,3H)。
ステップ3:6−メチル−5−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ニトリルの製造:室温下で、乾燥した50mLの丸底フラスコに5−アミノ−6−メチルインドリジン−7−ニトリル(300mg、1.75mmol)、テトラヒドロピロン(350mg、3.50mmol)及び酢酸(3mL)を順次に入れた。50℃に加熱し、1時間攪拌した後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(330mg、5.25mmol)を入れて続いて50℃を維持しながら攪拌した。TLC検出反応の終了後、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で中和した後、20mL×3酢酸エチルを入れて抽出し、飽和食塩水で(10mL)洗浄してから、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過して、ろ液を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー方法(純粋なジクロロメタン)で精製して残留物を得て、黄色の固体(140mg、収率は31%)を取得した。H NMR(CDCl,400MHz)δppm7.63(s,1H),7.45(s,1H),6.90(brs,1H),6.69(brs,1H),4.01(d,J=9.8Hz,2H),3.39−3.36(m,3H),2.40(s,3H),1.91−1.88(m,2H),1.65−1.63(m,3H)。
ステップ4:6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ニトリルの製造:室温下で、乾燥した25mLの丸底フラスコに6−メチル−5−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ニトリル(100mg、0.39mmol)、炭酸カリウム(108mg、0.78mmol)、ヨウ化メチル(111mg、0.78mmol)及びDMF(2ml)を順次に入れ、窒素ガスで3回置換した。攪拌しながら80℃に加熱して、16時間反応した。TLC検出反応の終了後、10mL飽和食塩水を入れて、酢酸エチルで抽出(10mL×3)し、有機相を混ぜ合わせた。飽和食塩水(10mL×1)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム乾燥し、ろ過して、ろ液を減圧濃縮して生成物4の粗品(50mg、黄色の粘性液体)得て、直接に次のステップの反応に使用することができ、収率は47%である。MS(ESI)m/z270[M+H]
ステップ5:6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−カルボン酸の製造:室温下で、乾燥した25mLの丸底フラスコに化合物6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ニトリル(50mg、0.18mmol)、水酸化ナトリウム(400mg、10mmol)及びエタノール/水1:1の混合溶媒(1mL)を順次に入れた。100℃に加熱して、16時間攪拌した。TLC検出反応の終了後、6N塩酸でpH=1に調整し、酢酸エチルで抽出(10mL×3)し、有機相を混ぜ合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過して、ろ液を減圧濃縮し、粗生成物(42mg、深緑色固体)を得て、直接に次のステップの反応に使用することができ、収率は81%である。MS(ESI)m/z289[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は6%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm7.40(s,1H),7.33(s,1H),6.74(s,1H),6.47(s,1H),5.94(s,1H),4.52−4.49(m,2H),3.95−3.89(m,2H),3.39−3.35(m,2H),3.14−3.10(m,1H),2.86(s,3H),2.39(s,3H),2.27(s,3H),2.20(s,3H),1.77−1.54(m,4H);MS(ESI)m/z423[M+H]
【0118】
実施例56:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(ethyl(tetrahydro−2H−pyran−4−yl)amino)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例55と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ニトリルの製造:収率は46%である。MS(ESI)m/z284[M+H]
ステップ2:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は78%である。MS(ESI)m/z303[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は8%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm7.35(s,1H),7.28(s,1H),6.65(s,1H),6.39(s,1H),5.88(s,1H),4.45−4.44(m,2H),3.85−3.82(m,2H),3.31−3.19(m,4H),3.14−3.11(m,1H),2.32(s,3H),2.24(s,3H),2.17(s,3H),1.74−1.71(m,4H),0.90−0.87(m,3H);MS(ESI)m/z437[M+H]
【0119】
実施例57:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(methyl(tetrahydro−2H−pyran−4−yl)amino)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例55と類似な方法で2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:(E)−2−((4−ブロモ−1H−ピロール−2−イル)メチレン)スクシノニトリルの製造:収率は41%である。MS(ESI)m/z236[M+H]
ステップ2:5−アミノ−2−ブロモ−6−メチルインドリジン−7−ニトリルの製造:収率は94%である。MS(ESI)m/z250[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−6−メチル−5−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ニトリルの製造:収率は72%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm7.54(s,1H),7.42(s,1H),6.72(brs,1H),4.03−3.97(m,2H),3.41−3.35(m,3H),2.4(s,3H),1.90−1.87(m,2H),1.65−1.63(m,2H)。
ステップ4:2−ブロモ−6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ニトリルの製造:収率は53%である。MS(ESI)m/z348[M+H]
ステップ5:2−ブロモ6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は81%である。MS(ESI)m/z367[M+H]
ステップ6:2−ブロモN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は18%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm11.31(s,1H),7.40(s,1H),7.23(s,1H),6.48(s,1H),5.96(s,1H),4.50(s,2H),3.98−3.89(m,2H),3.39−3.30(m,3H),2.83(s,3H),2.32(s,3H),2.24(s,3H),2.17(s,3H),1.78−1.59(m,4H);MS(ESI)m/z501[M+H]
【0120】
実施例58:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(ethyl(tetrahydro−2H−pyran−4−yl)amino)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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実施例55と類似な方法で2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:2−ブロモ−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ニトリルの製造:収率は46%である。MS(ESI)m/z362[M+H]
ステップ2:2−ブロモ5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は79%である。MS(ESI)m/z381[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は27%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm11.10(s,1H),7.41(s,1H),7.23(s,1H),6.47(s,1H),5.96(s,1H),4.50(s,2H),3.93−3.92(m,2H),3.38−3.34(m,3H),3.25−3.17(m,2H),2.39(s,3H),2.27(s,3H),2.24(s,3H),1.76−1.62(m,4H),0.96(t,J=7.2Hz,3H);MS(ESI)m/z515[M+H]
【0121】
実施例59:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(オキセタン−3−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:
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ステップ1:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ニトリルの製造:乾燥した50mLの三口フラスコに5−アミノ−2−ブロモ−6−メチルインドリジン−7−ニトリル(300mg、1.20mmol)及びオキセタノン(0.6mL)を順次に入れてテトライソプロピルオキシチタン(2mL)に溶解させた。65℃で一晩攪拌した。反応終了後、10mLジクロロメタンを入れ、また少量の水を入れて、反応液に大量のフロックが析出すると、再び減圧濃縮した。固体は、ジクロロメタン(30mL×3)で洗浄し、有機溶媒を減圧濃縮させた。得られた残留物を再び氷酢酸(10mL)に溶解し、0℃の条件下で、徐々に水素化ホウ素ナトリウム(121mg、3.20mmol)を入れ、室温に移して続いて1時間攪拌し、水及び重炭酸ナトリウムを加えてpH=7に調整し、酢酸エチルで抽出(30mL×3)し、有機相を混ぜ合わせ、水で洗浄(10mL×2)して、飽和食塩水で洗浄(10mL)し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過して、ろ液を減圧濃縮し、黄色の油性物を取得(160mg、収率は7%)した。MS(ESI)m/z306[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−5−(エチル(オキセタン−3−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ニトリルの製造:操作方法は実施例55中のステップ4と同じである。収率は51%である。MS(ESI)m/z334[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−5−(エチル(オキセタン−3−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:操作方法は実施例55中のステップ5と同じである。収率は68%である。MS(ESI)m/z353[M+H]
ステップ4:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(オキセタン−3−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:操作方法は実施例55中のステップ6と同じである。収率は22%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm9.24(s,1H),7.38(s,1H),7.18(s,1H),6.52(s,1H),5.92(s,1H),5.35(s,2H),4.73−4.67(m,3H),4.65−4.47(m,3H),3.29−3.20(m,2H),2.39(s,3H),2.24(s,3H),2.19(m,3H),1.03(t,J=7.2Hz,3H);MS(ESI)m/z487[M+H]
【0122】
実施例60:5−(アゼチジン−3−イル(エチル)アミノ)−2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(5−(Azetidin−3−yl(ethyl)amino)−2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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5−(アゼチジン−3−イル(エチル)アミノ)−2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造の前の4つのステップの操作は、実施例59と同じである。
ステップ1:3−((2−ブロモ−7−シアノ−6−メチルインドリジン−5−イル)アミノ)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造:収率は49%である。MS(ESI)m/z405[M+H]
ステップ2:3−((2−ブロモ−7−シアノ−6−メチルインドリジン−5−イル)(エチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造:収率は77%である。MS(ESI)m/z433[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−5−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(エチル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は74%である。MS(ESI)m/z452[M+H]
ステップ4:3−((2−ブロモ−7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチルインドリジン−5−イル)(エチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造:収率は31%である。MS(ESI)m/z586[M+H]
ステップ5:5−(アゼチジン−3−イル(エチル)アミノ)−2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:乾燥した50mLの三口フラスコに3−((2−ブロモ−7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチルインドリジン−5−イル)(エチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(20mg、0.034mmol)、トリフルオロ酢酸(1mL)を順次に入れてジクロロメタン(1mL)に溶解した。室温で1時間反応した。直接に濃縮した後、逆相HPLCの精製によって黄色の油性物(4mg、収率は25%)を得た。H NMR(MeOD,400MHz)δppm7.58(s,1H),7.38(s,1H),6.63(s,1H),6.13(s,1H),4.62−4.61(m,1H),4.46(s,2H),4.16−4.14(m,2H),4.04−3.94(m,2H),2.37(s,3H),2.25(s,3H),2.19(s,3H),1.05−1.01(m,3H);MS(ESI)m/z486[M+H]
【0123】
実施例61:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(ethyl(piperidin−4−yl)amino)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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実施例60と類似な方法で2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:4−((2−ブロモ−7−シアノ−6−メチルインドリジン−5−イル)アミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造:収率は28%である。MS(ESI)m/z433[M+H]
ステップ2:4−((2−ブロモ−7−シアノ−6−メチルインドリジン−5−イル)(エチル)アミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造:収率は59%である。MS(ESI)m/z461[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−5−((1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)(エチル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は64%である。MS(ESI)m/z614[M+H]
ステップ4:4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチルインドリジン−5−イル)(エチル)アミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造:収率は43%である。MS(ESI)m/z614[M+H]
ステップ5:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は35%である。H NMR(MeOD,400MHz)δppm7.55(s,1H),7.33(s,1H),6.58(s,1H),6.12(s,1H),4.45(s,2H),3.10−2.98(m,4H),2.37(s,3H),2.25(s,6H),2.10−2.02(m,2H),1.72−1.30(m,2H),0.91(t,J=6.9Hz,3H);MS(ESI)m/z514[M+H]
【0124】
実施例62:5−((1−アセチルピペリジン−4−イル)(エチル)アミノ)−2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(5−((1−acetylpiperidin−4−yl)(ethyl)amino)−2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:2−ブロモ−5−(エチル(ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:室温下で、乾燥した50mLの丸底フラスコに2−ブロモ−5−((1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)(エチル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸(80mg、0.16mmol)、ジクロロメタン(2mL)、トリフルオロ酢酸(1mL)を順次に入れた。室温で1時間攪拌し、TLC検出反応の終了後、減圧濃縮した後、粗品を直接に次のステップの反応に使用することができる。MS(ESI)m/z380[M+H]
ステップ2:5−((1−アセチルピペリジン−4−イル)(エチル)アミノ)−2−ブロモ−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:室温下で、乾燥した25mLの丸底フラスコに2−ブロモ−5−(エチル(ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸(60mg、0.16mmol)、塩化アセチル(0.2mL)、THF(1mL)を順次に入れ、室温で1時間攪拌した。TLC検出反応の終了後、10mL飽和重炭酸ナトリウムを入れ、酢酸エチルで抽出(10mL×3)し、有機相を混ぜ合わせた。飽和食塩水(10mL×1)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過して、ろ液を減圧濃縮して黄色の粘性液体40mgを取得し、直接に次のステップの反応に使用することができる。MS(ESI)m/z422[M+H]
ステップ3:5−((1−アセチルピペリジン−4−イル)(エチル)アミノ)−2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法で5−((1−アセチルピペリジン−4−イル)(エチル)アミノ)−2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は8%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm7.40(s,1H),7.34(s,1H),6.77(s,1H),6.57(s,1H),6.52(s,1H),4.62−4.54(m,3H),3.78−3.75(m,1H),3.37−3.33(m,1H),3.29−3.16(m,2H),3.04−3.01(m,1H),2.61(s,3H),2.47(s,3H),2.17(s,3H),2.12(s,3H),1.98−1.88(m,2H),1.42−1.31(m,2H),0.96(t,J=6.9Hz,3H);MS(ESI)m/z556[M+H]
【0125】
実施例63:N−(4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−フェニルインドリジン−7−ホルムアミド(N−(4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(ethyl(tetrahydro−2H−pyran−4−yl)amino)−6−methyl−2−phenyl groupindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−フェニルインドリジン−7−ニトリルの製造:操作は、実施例31中のステップ1と同じである。収率は45%である。MS(ESI)m/z360[M+H]
ステップ2:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−フェニルインドリジン−7−カルボン酸の製造:操作は、実施例55中のステップ5と同じである。収率は68%である。MS(ESI)m/z379[M+H]
ステップ3:N−(4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−フェニルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例1中のステップ6と類似な方法でN−(4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−フェニルインドリジン−7−ホルムアミドを製造し、収率は14%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm11.35(s,1H),7.69−7.64(m,3H),7.38−7.33(m,4H),6.72(s,1H),5.95(s,1H),4.52(s,2H),3.99−3.92(m,2H),3.36−3.23(m,4H),3.22−3.17(m,1H),2.40(s,3H),2.31(s,3H),2.24(s,3H),1.60−1.45(m,4H),0.87−0.83(m,3H);MS(ESI)m/z513[M+H]
【0126】
実施例64:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(4−モルホリンフェニル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(ethyl(tetrahydro−2H−pyran−4−yl)amino)−6−methyl−2−(4−morpholinphenyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例63と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(4−モルホリンフェニル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(4−モルホリンフェニル)インドリジン−7−ニトリルの製造:収率は54%である。MS(ESI)m/z445[M+H]
ステップ2:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(4−モルホリンフェニル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z464[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(4−モルホリンフェニル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は31%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm11.30(brs,1H),7.62(s,1H),7.55(d,J=7.8Hz,2H),7.31(s,1H),6.95(d,J=7.8Hz,2H),6.66(s,1H),5.94(s,1H),4.53(brs,2H),3.93−3.88(m,6H),3.41−3.31(m,4H),3.24−3.18(m,5H),2.40(s,3H),2.30(s,3H),2.24(s,3H),1.67−1.61(m,2H),0.99(t,J=7.2Hz,3H);MS(ESI)m/z598[M+H]
【0127】
実施例65:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(ethyl(tetrahydro−2H−pyran−4−yl)amino)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−pyrazol−5−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例63と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ニトリルの製造:収率は55%である。MS(ESI)m/z364[M+H]
ステップ2:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z383[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は23%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm11.53(brs,1H),7.58(s,1H),7.49(s,1H),7.34(s,1H),6.57(s,1H),6.36(s,1H),5.96(s,1H),4.53(s,2H),4.19(s,3H),3.95−3.90(m,2H),3.39−3.36(m,3H),3.26−3.19(m,2H),3.02(s,1H),2.48(s,3H),2.40(s,3H),2.25(s,3H),1.53−1.78(m,4H),1.12(t,J=7.2Hz,3H);MS(ESI)m/z517[M+H]
【0128】
実施例66:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:
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実施例63と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−ニトリルの製造:収率は38%である。MS(ESI)m/z364[M+H]
ステップ2:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z383[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は53%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm12.31(brs,1H),7.72(s,1H),7.68(s,1H),7.28(s,1H),7.26(s,1H),6.50(s,1H),5.96(s,1H),4.52(s,2H),3.93−3.90(m,5H),3.39−3.16(m,5H),2.39(s,3H),2.30(s,3H),2.24(s,3H),1.81−1.78(m,1H),1.33−1.25(m,3H),0.98(t,J=7.0Hz,3H);MS(ESI)m/z517[M+H]
【0129】
実施例67:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(ethyl(tetrahydro−2H−pyran−4−yl)amino)−6−methyl−2−(thiazol−2−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボラン−2−イル)インドリジン−7−ニトリルの製造:操作は、実施例50中のステップ1と同じである。収率は48%である。MS(ESI)m/z410[M+H]
ステップ2:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−ニトリルの製造:操作は、実施例31中のステップ1と同じである。収率は66%である。MS(ESI)m/z367[M+H]
ステップ3:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:操作は、実施例55中のステップ5と同じである。MS(ESI)m/z386[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(チアゾール−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:操作は、実施例1中のステップ6と同じである。2つのステップの収率は21%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm8.03(s,1H),7.80(s,1H),7.44(s,1H),7.31(s,1H),7.26(s,1H),6.83(s,1H),6.21(s,1H),4.46(s,2H),3.96−3.88(m,3H),3.41−3.19(m,4H),2.69(s,3H),2.26(s,6H),1.78−1.75(m,1H),1.66−1.57(m,3H),0.99(t,J=7.0Hz,3H);MS(ESI)m/z520[M+H]
【0130】
実施例68:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(methyl(tetrahydro−2H−pyran−4−yl)amino)imidazo[1,5−a]pyridine−7−formamide)の製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ホルムアミドの製造方法は、実施例55の製造方法と類似する。
ステップ1:(E)−2−((1H−イミダゾール−5−イル)メチレン)スクシノニトリルの製造:収率は51%である。MS(ESI)m/z159[M+H]
ステップ2:5−アミノ−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ニトリルの製造:収率は38%である。MS(ESI)m/z173[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ニトリルの製造:収率は7%である。MS(ESI)m/z257[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ニトリルの製造:乾燥した25mLの三口フラスコに6−メチル−5−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ニトリル(80mg、0.31mmol)、パラホルムアルデヒド(93mg、3.12mmol)を順次に入れてギ酸(2mL)で溶解した。3時間加熱還流した。反応終了後、薄層クロマトグラフィープレートで黄色の固体30mgを取得し、収率は36%である。MS(ESI)m/z271[M+H]
ステップ5:6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z290[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は9%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm11.65(s,1H),8.15(s,1H),7.45(s,1H),7.39−7.37(m,2H),5.95(s,1H),4.52(s,J=6.2Hz,2H),3.95(t,J=6.9Hz,2H),3.39−3.29(m,3H),2.88(s,3H),2.38(s,3H),2.25(s,3H),2.23(s,3H),1.78−1.59(m,4H);MS(ESI)m/z424[M+H]
【0131】
実施例69:2−クロロ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−Chloro−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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実施例29と類似な方法で2−クロロ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:4−クロロ−1H−ピロール−2−カルバルデヒドの製造:収率は34%である。MS(ESI)m/z130[M+H]
ステップ2:4−クロロ−1−(2−オキソプロピル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒドの製造:収率は56%である。MS(ESI)m/z186[M+H]
ステップ3:5−アセチル−2−クロロ−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は58%である。MS(ESI)m/z280[M+H]
ステップ4:2−クロロ−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z363[M+H]
ステップ5:2−クロロ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの総収率は50%である。MS(ESI)m/z365[M+H]
ステップ6:2−クロロ−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は75%である。MS(ESI)m/z323[M+H]
ステップ7:2−クロロ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は25%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.33(s,1H),6.49(s,1H),6.13(s,1H),4.44(s,2H),4.23(d,J=5.6Hz,1H),3.64(d,J=10.4Hz,1H),2.85(s,8H),2.37(s,3H),2.29(s,3H),2.24(s,3H),1.55(d,J=6.4Hz,3H);MS(ESI)m/z457[M+H]
【0132】
実施例70:2−クロロ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(2−Chloro−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−6−methylindolizin−7−formamide)の製造:
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2−クロロ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造は、実施例29と同じである。
ステップ1:2−クロロ−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z404[M+H]
ステップ2:2−クロロ−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は36%である。MS(ESI)m/z406[M+H]
ステップ3:2−クロロ−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は97%である。MS(ESI)m/z364[M+H]
ステップ4:2−クロロ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は15%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.50(s,1H),9.40(s,1H),8.25(m,2H),7.25(s,1H),6.55(s,1H),5.87(s,1H),4.25(m,3H),4.03(s,1H),3.41(s,1H),3.09(s,1H),2.74(m,8H),2.45(s,1H),2.23(s,3H),2.19(s,3H),2.10(s,6H),1.41(d,J=5.4Hz,3H);MS(ESI)m/z498[M+H]
【0133】
実施例71:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)imidazo[1,5−a]pyridine−7−formamide)の製造:
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実施例26と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ホルムアミドを製造し、中間体5−アセチル−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−カルボン酸エチルの製造は、実施例1中のステップ2の方法Aを参照する。
ステップ1:1−(2−オキソプロピル)−1H−イミダゾール−5−カルバルデヒドの製造:収率は8%である。MS(ESI)m/z153[M+H]
ステップ2:5−アセチル−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は31%である。MS(ESI)m/z247[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z330[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの総収率は32%である。MS(ESI)m/z332[M+H]
ステップ5:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−カルボン酸の製造:収率は66%である。MS(ESI)m/z290[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は18%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.54(brs,1H),10.04(brs,1H),8.50(t,J=4.9Hz,1H),8.14(s,1H),7.68(s,1H),5.89(s,1H),4.29(t,J=7.2Hz,2H),3.57(brs,4H),2.66(brs,2H),2.29(s,3H),2.21(s,3H),2.12(s,3H),1.45(d,J=6.5Hz,3H);MS(ESI)m/z424[M+H]
【0134】
実施例72:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)imidazo[1,2−a]pyridine−7−formamide)の製造:
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実施例72と類似な方法でN−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−ホルムアミドを製造した。
ステップ1:1−(2−オキソプロピル)−1H−イミダゾール−2−カルバルデヒドの製造:収率は10%である。MS(ESI)m/z153[M+H]
ステップ2:5−アセチル−6−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は17%である。MS(ESI)m/z247[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z330[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの総収率は50%である。MS(ESI)m/z332[M+H]
ステップ5:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−カルボン酸の製造:収率は82%である。MS(ESI)m/z290[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は18%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.56(brs,1H),8.97(brs,1H),8.62(t,J=2.1Hz,1H),8.22(d,J=2.0Hz,1H),7.73(s,1H),5.90(s,1H),4.32(d,J=5.1Hz,2H),3.57(s,8H),2.36(s,3H),2.23(s,3H),2.12(s,3H),1.44(d,J=6.6Hz,3H);MS(ESI)m/z424[M+H]
【0135】
実施例73:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(ethyl(tetrahydro−2H−pyran−4−yl)amino)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−4−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造は、実施例67と同じである。
ステップ1:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリジン−7−ニトリルの製造:収率は43%である。MS(ESI)m/z364[M+H]
ステップ2:5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z383[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は21%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm8.86(s,1H),8.01(s,1H),7.80(s,1H),7.38(s,1H),6.82(s,1H),6.12(s,1H),4.46(s,2H),3.96(s,3H),3.89−3.84(m,2H),3.49−3.40(m,4H),3.25−3.21(m,1H),2.56(s,3H),2.41(s,6H),2.25−2.20(m,2H),1.82−1.67(m,2H),0.99(t,J=7.0Hz,3H);MS(ESI)m/z517[M+H]
【0136】
実施例74:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(3−((ジメチルアミン)メチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−アミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−2−(3−((dimethylamine)methyl)phenyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)indolizine−7−amide)の製造:
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ステップ1:2−(3−ホルミルフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:実施例31中のステップ1と類似し、収率は25%である。MS(ESI)m/z348[M+H]
ステップ2:2−(3−((ジメチルアミン)メチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:室温下で、乾燥した50mLの丸底フラスコに2−(3−ホルミルフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメート(100mg、0.23mmol)、ジメチルアミン塩酸塩(56mg、0.69mmol),トリエチルアミン(69mg、0.69mmol),シアノ水素化ホウ素ナトリウム(36mg、0.58mmol)及びジクロロメタン(5ml)を順次に入れた。室温で3時間攪拌し、TLCプレート検出反応の終了後、飽和重炭酸ナトリウム水溶液を入れて中和した後、20mL×3酢酸エチルを入れて抽出し、飽和食塩水10mLで洗浄してから、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過して、ろ液を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー方法(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)によって精製して残留物を取得し、生成物2−(3−((ジメチルアミン)メチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートが得られ、収率52%である。MS(ESI)m/z464[M+H]
ステップ3:2−(3−((ジメチルアミン)メチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:実施例31中のステップ4と類似する。MS(ESI)m/z335[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(3−((ジメチルアミン)メチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−アミドの製造:実施例31中のステップ5と類似し、2つのステップの収率は18%である。H NMR(DMSO−d,400MHz)δ11.47(s,1H),8.70(s,1H),8.17(m,1H),7.58−7.60(m,2H),7.34−7.36(m,1H),7.29(s,1H),7.17−7.18(m,1H),6.83(s,1H),5.88(s,1H),4.26−4.28(m,2H),4.06−4.07(m,1H),3.59(m,2H),2.65−2.67(m,2H),2.26(s,3H),2.18−2.22(m,11H),2.12(s,3H),1.45−1.47(m,3H);MS(ESI)m/z556[M+H]
【0137】
実施例75:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(4−((ジメチルアミノ)メチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−2−(4−((dimethylamino)methyl)phenyl)−6−methyl−5−(1−morpholinoethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(4−((ジメチルアミノ)メチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造は、実施例74と同じである。
ステップ1:2−(4-ホルミルフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:収率は34%である。MS(ESI)m/z348[M+H]。ステップ2:2−(4-((ジメチルアミノ)メチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:収率47%である。MS(ESI)m/z464[M+H]
ステップ3:2−(4−((ジメチルアミノ)メチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ギ酸の合成、MS(ESI)m/z422[M+H]
ステップ3:N-((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(4−((ジメチルアミノ)メチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成:2つのステップの収率は11%である。H−NMR(CDCl,400MHz)δ7.91(s,2H),7.89(s,1H),7.60(s,1H),7.56(s,2H),7.54(s,1H),6.24(s,1H),4.96(s,2H),4.33(s,2H),3.91−3.86(m,4H),3.87−3.85(m,1H),2.99−2.98(m,1H),2.88(s,6H),2.41(s,6H),2.28(s,3H),1.96−1.94(m,2H),1.38−1.32(m,3H);MS(ESI)m/z556[M+H]
【0138】
実施例76:2−(7−シアノインドール−5−イル)−N-((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−(7−cyanoindol−5−yl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinoethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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2−(7−シアノインドール−5−イル)−N-((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミドは、実施例31と同じである。
ステップ1:5−アセチル−2−(7−シアノインドール−5−イル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの合成:収率は52%である。MS(ESI)m/z388[M+H]
ステップ2:イソプロピル2−(7−シアノインドール−5−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成:MS(ESI)m/z471[M+H]
ステップ3:イソプロピル2−(7−シアノインドール−5−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成:2つのステップの収率は69%である。MS(ESI)m/z473[M+H]
ステップ4:2−(7−シアノインドール−5−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリン)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z431[M+H]
ステップ5:2−(7−シアノインドール−5−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は10%である。H−NMR(CDCl,400MHz)δ12.19(s,1H),8.56(s,1H),7.47(s,1H),7.40(s,1H),7.30(s,1H),6.54(s,1H),5.96(s,1H),4.53−4.52(m,2H),4.06−4.01(m,1H),3.77−3.69(m,6H),3.17−3.13(m,2H),2.66−2.65(m,2H),2.40(s,3H),2.34(s,3H),2.26−2.18(m,5H),1.50−1.49(m,3H);MS(ESI)m/z565[M+H]
【0139】
実施例77:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−pyrazol−3−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造は、実施例50と類似する。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成、収率51%である。
MS(ESI)m/z326[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成、2つのステップの収率は56%である。MS(ESI)m/z452[M+H]
ステップ3:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z410[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率:4%である。H−NMR(DMSO−d,400MHz)δ8.75(s,1H),7.73−7.71(m,1H),7.54−7.49(m,2H),7.34(s,1H),7.14(s,1H),6.52(s,1H),5.93(s,1H),4.52−4.50(m,2H),4.00(m,1H),3.75(s,3H),3.37−3.35(m,1H),2.39(s,3H),2.36−2.35(m,2H).2.25−2.23(m,6H),2.22−2.21(m,3H),2.20−2.17(m,2H),1.98−1.94(m,4H),1.49−1.45(m,3H),0.99−0.96(m,3H);MS(ESI)m/z544[M+H]
【0140】
実施例78:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3−シアノフェニル)インドリジン−7−アミド(N−((4,6−dimethyl−2−yl−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)−1−(3−cyanophenyl)indolizin−7−amide)の製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3−シアノフェニル)インドリジン−7−アミドの製造は、実施例31と類似する。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(3−シアノフェニル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は52%である。MS(ESI)m/z374[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)−1−(3−シアノフェニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z430[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3−シアノフェニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は72%である。MS(ESI)m/z432[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3−シアノフェニル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z388[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3−シアノフェニル)インドリジン−7−アミドの製造:2つのステップの収率は18%である。H NMR(CDCl,400MHz)δ11.07(s,1H),8.74(s,1H),7.89(s,1H),7.85−7.83(d,J=7.2Hz,1H),7.53−7.47(m,2H),7.34(s,1H),6.68(s,1H),5.96(s,1H),4.53−4.52(m,2H),4.09−4.03(m,1H),3.71(m,4H),2.68(s,2H),2.40(s,3H),2.34(s,3H),2.28−2.24(m,5H),1.52−1.50(m,3H);MS(ESI)m/z437[M+H]
【0141】
実施例79:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−2−yl)−5−(1−morpholinoethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミドは、実施例50と類似する。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成、収率49%である。
MS(ESI)m/z326[M+H]
ステップ2:イソプロピル−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成、MS(ESI)m/z409[M+H]
ステップ3:イソプロピル−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成、収率65%である。MS(ESI)m/z411[M+H]
ステップ4:6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z369[M+H]
ステップ5:N-((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミド、収率22%である。H−NMR(DMSO−d,400MHz)δ11.48(s,1H),8.89(s,1H),8.31−8.28(m,1H),7.78−7.76(m,2H),7.45(s,1H),7.09−7.07(m,1H),5.88(s,1H),4.44(s,2H),4.24−4.22(m,1H),4.18(s,3H),3.63−3.58(m,4H),2.67−2.64(m,2H),2.27−2.17(m,6H),2.15−2.13(m,2H),2.11(s,3H),1.48−1.47(m,3H);MS(ESI)m/z503[M+H]
【0142】
実施例80:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−モルホリン−1−エチル)−6−メチル−2−(3−(モルホリンメチレン)フェニル)インドリジン−7−アミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−morpholine−1−ethyl)−6−methyl−2−(3−(morpholinemethylene)phenyl)indolizine−7−amide)の製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−モルホリン−1−エチル)−6−メチル−2−(3−(モルホリンメチレン)フェニル)インドリジン−7−アミドの製造は、実施例31と同じである。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(3−(モルホリンメチレン)フェニル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は46%である。MS(ESI)m/z420[M+H]
ステップ2:5−(1−モルホリン−1−ビニル)−6−メチル−2−(3−(モルホリンメチレン)フェニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z504[M+H]
ステップ3:5−(1−モルホリン−1−エチル)−6−メチル−2−(3−(モルホリンメチレン)フェニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は80%である。MS(ESI)m/z506[M+H]
ステップ4:5−(1−モルホリン−1−エチル)−6−メチル−2−(3−(モルホリンメチレン)フェニル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z377[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−モルホリン−1−エチル)−6−メチル−2−(3−(モルホリンメチレン)フェニル)インドリジン−7−アミドの製造:2つのステップの収率は19%である。H NMR(CDCl,400MHz)δ8.67(s,1H),7.57(s,1H),7.50−7.48(d,J=7.6,1H),7.31−7.23(m,1H),7.13−7.10(m,1H),6.67(s,1H),5.89(s,1H),4.46−4.44(m,2H),3.40−4.39(m,1H),3.69(s,4H),3.64(s,4H),3.56(s,2H),2.61(s,2H),2.50(s,4H),2.34(s,3H),2.27(s,3H),2.23−2.20(m,2H),2.18(s,3H),1.46−1.44(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z620[M+Na]
【0143】
実施例81:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1−メチル−1オキソ−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−アミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(1−methyl−1−pyrazol−5−yl)−5−(1−morpholinethyl)indolizine−7−amide)製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−アミドの製造は、実施例31と同じである。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−1−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は33%である。MS(ESI)m/z326[M+H]
ステップ2:6−メチル−1−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z409[M+H]
ステップ3:6−メチル−1−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は30%である。MS(ESI)m/z411[M+H]
ステップ4:6−メチル−1−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z369[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−アミドの製造:2つのステップの収率は16%である。H NMR(400MHz,CDCl)δ11.46(s,1H),8.50(s,1H),8.27(s,1H),7.47(s,1H),7.31(s,1H),7.03−7.02(d,J=2.8Hz,1H),6.40(s,1H),5.85(s,1H),4.25−4.24(m,2H),4.09−4.07(m,1H),3.83(s,3H),3.58(m,4H),2.67−2.62(m,2H),2.28(s,3H),2.18−2.14(m,5H),2.10(s,3H),1.45−1.43(m,3H);MS(ESI)m/z503[M+H]
【0144】
実施例82:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−フェニルインドリジン−7−アミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)−1−phenylindolizin−7−amide)の製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−フェニルインドリジン−7−アミドの製造は、実施例31と同じである。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−1−フェニルインドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は14%である。MS(ESI)m/z322[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)−1−フェニルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z405[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−フェニルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は38%である。MS(ESI)m/z320[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−フェニルインドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z278[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−フェニルインドリジン−7−アミド:の製造:2つのステップの収率は17。H NMR(400MHz,CDCl)δppm11.46(s,1H),8.44(s,1H),8.27−8.30(s,1H),7.57−7.59(m,3H),7.40−7.43(m,2H),7.20−7.23(m,1H),7.01−7.02(d,J=2.8Hz,1H),5.86(s,1H),4.26−4.27(m,2H),4.03−4.08(m,1H),3.55(brs,4H),2.58−2.67(m,2H),2.35(s,3H),2.11−2.17(m,5H),2.07(s,3H),1.39−1.41(m,3H);MS(ESI)m/z499[M+H]
【0145】
実施例83:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5-(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−pyrazol−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−(1−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸イソプロピルの合成:実施例31中のステップ2と同じである。MS(ESI)m/z508[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:実施例31中のステップ3と同じである。MS(ESI)m/z510[M+H]
ステップ3:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:乾燥した100mLの一口フラスコで5−(1−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸イソプロピル(360mg(crude)、0.7mmol)を2mLジクロロメタンに溶解し、0℃下でトリフルオロ酢酸(1ml)を加え、混合物は室温で2時間攪拌し、薄層クロマトグラフィーで確認反応終了後、NaHCO溶液を入れ、ジクロロメタン(50×3mL)で抽出し、有機相を混ぜ合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥して、ろ過後、減圧蒸留することにより溶媒を除去して粗品を取得し、精製して黄色の油性物を得て、精製なしに直接に次のステップの反応に使用する。MS(ESI)m/z410[M+H]
ステップ4:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸イソプロピルの合成:乾燥した100mLの一口フラスコで6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメート(300mg(crude)、0.73mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、2,2,2−トリフルオロエチルトリフレート(172mg、0.74mmol)、トリエチルアミン(206mg、2.0mmol)を加え、混合物は60℃で4時間攪拌した後、水を加えて、酢酸エチル(50×3mL)で抽出し、有機相を混ぜ合わせてから、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過後、減圧蒸留によって溶媒を除去して黄色の油性物を取得し、カラム(酢酸エチル:石油エーテル=1:3)を経て210mgの純正品(収率=58%)を得た。MS(ESI)m/z492[M+H]
ステップ5:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の合成:実施例31中のステップ4と同じである。MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ6:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成:実施例31中のステップ5と同じである。2つのステップの収率は9%である。H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.51(s,1H),7.64(s,1H),7.45(s,1H),6.84(s,1H),6.74(s,1H),6.56(s,1H),6.41(s,1H),4.62−4.61(m,2H),4.48−4.46(m,1H),4.10(s,3H),4.07(s,3H),3.31−3.26(m,2H),3.20−3.14(m,2H),3.07−2.91(m,4H),2.68−2.67(m,2H),2.53(s,3H),2.39(s,3H),1.77(d,3H,J=6.9Hz);MS(ESI)m/z600[M+H]
【0146】
実施例84:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−pyrazol−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成:実施例31中のステップ5と同じである。収率8%である。H−NMR(CDCl,400MHz):8.51(s,1H),7.66(s,1H),7.45(s,1H),6.93(s,1H),6.75(s,1H),6.57−6.53(m,1H),4.78(s,2H),4.50(m,1H),4.11(s,3H),3.25−3.21(m,4H),2.94(m,4H),2.69(m,2H),2.62(s,3H),2.56(s,3H),2.39(s,3H),1.68(d,3H,J=6.9Hz);MS(ESI)m/z584[M+H]
【0147】
実施例85:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−(1−モルホリン)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−pyrazol−3−yl)−5−(1−morpholine)indolizine−7−formamide)の製造:
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N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−(1−モルホリン)インドリジン−7−ホルムアミドの製造は、実施例50と同じである。
ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率39%である。MS(ESI)m/z326[M+H]
ステップ2:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:
MS(ESI)m/z409[M+H]
ステップ3:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は37%である。MS(ESI)m/z411[M+H]
ステップ4:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ギ酸の製造、収率は84%である。MS(ESI)m/z369[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造、収率は7%である。H−NMR(MeOD,400MHz):7.57(s,1H),7.35(s,1H),6.77(s,1H),6.49(s,1H),6.14(s,1H),4.46(s,2H),4.08−4.02(m,1H),3.92(s,3H),3.34−3.30(m,4H),2.69−2.67(m,2H),2.37(s,3H),2.29(s,3H),2.26(s,3H),2.25−2.18(m,2H),1.35−1.28(m,3H);MS(ESI)m/z503[M+H]
【0148】
実施例86:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−5−yl)−5−(1−morpholinoethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例50と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成、収率は80%である。
MS(ESI)m/z326[M+H]
ステップ2:6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z409[M+H]
ステップ3:6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成、収率は48%である。MS(ESI)m/z411[M+H]
ステップ4:6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z369[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミド、収率は10%である。H−NMR(DMSO−d,400MHz):11.48(s,1H),9.17−9.15(m,1H),8.75(s,1H),8.25(s,1H),7.95−7.93(m,1H),7.38(s,1H),6.86−6.85(m,1H),5.90−5.88(m,1H),4.62(s,2H),3.99−3.97(m,3H),3.77−3.76(m,1H),3.60−3.59(m,4H),2.70−2.67(m,2H),2.42−2.41(m,3H),2.39−2.34(m,5H),2.14−2.12(m,3H),1.54−1.48(m,3H).MS(ESI)m/z503.2[M+H]
【0149】
実施例87:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinoethyl)−2−(thiazol−5−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例50と同じである。
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ステップ1:5−メチル−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成、収率は33%である。MS(ESI)m/z329[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z412[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成、2つのステップの収率は63%である。MS(ESI)m/z414[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z372.3[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド、2つのステップの収率は17%である。H−NMR(CDCl,400MHz):11.83(s,1H),8.69(s,2H),7.99(s,1H),7.28−7.30(m,2H),6.59(s,1H),6.96(s,1H),4.53−4.52(m,2H),4.06−4.01(m,1H),3.69−3.68(m,4H),2.65−2.64(m,2H),2.39−2.34(m,6H),2.26−2.23(m,5H).1.50−1.49(m,3H);MS(ESI)m/z506[M+H]
【0150】
実施例88:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−2−(チアゾール−4−イル)インドリジン−7−アミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)−2−(thiazol−4−yl)indolizine−7−amide)の製造:実施例50と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(チアゾール−4−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は38%である。MS(ESI)m/z329[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)−2−(チアゾール−4−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z406[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−2−(チアゾール−4−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は35%である。MS(ESI)m/z408[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−2−(チアゾール−4−イル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z366[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−2−(チアゾール−4−イル)インドリジン−7−アミドの製造:H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.47(s,1H),9.14−9.13(d,J=1.6Hz,1H),8.75(s,1H),8.20−8.17(m,1H),7.88(d,J=1.2Hz,1H),7.29(s,1H),6.87(s,1H),5.87(s,1H),4.27−4.26(m,2H),4.06−4.02(m,1H),3.57(m,4H),2.63(m,2H),2.25(s,3H),2.20−2.15(m,5H),2.11(s,3H),1.46−1.44(m,3H);MS(ESI)m/z506[M+H]
【0151】
実施例89:2−(6−アミンピリジン−3−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−アミド(2−(6−aminopyridin−3−yl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)indolizine−7−amide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−2−(6−アミンピリジン−3−イル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は71%である。MS(ESI)m/z338[M+H]
ステップ2:2−(6−アミンピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z421[M+H]
ステップ3:2−(6−アミンピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は50%である。MS(ESI)m/z423[M+H]
ステップ4:2−(6−アミンピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z381[M+H]
ステップ5:2−(6−アミンピリジン−3−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−アミドの製造:H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.47(s,1H),8.69−8.67(s,1H),8.32−8.26(m,2H),8.20(s,1H),7.96(s,2H),7.28(s,1H),7.07−7.05(d,J=8.8Hz、1H),6.84(s,1H),5.87(s,1H),4.27−4.26(m,2H),4.07−4.05(m,1H),3.59(m,4H),2.26(s,3H),2.33−2.20(m,5H),2.11(s,3H),1.48−1.46(m,3H);MS(ESI)m/z515[M+H]
【0152】
実施例90:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinoethyl)−2−(6−(piperazin−1−yl)pyridin−3−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例44と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−2−(6−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの合成、収率は65%である。MS(ESI)m/z507[M+H]
ステップ2:2−(6−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z589[M+H]
ステップ3:2−(6−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は54%である。MS(ESI)m/z591[M+H]
ステップ4:2−(6−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z549[M+H]
ステップ5:tert−ブチル4−(5−(7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドール−2−イル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z684[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、3つのステップの収率は6%である。MS(ESI)m/z584[M+H]
【0153】
実施例91:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(6−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(6−(4−methylpiperazin−1−yl)pyridin−3−yl)−5−(1−morpholinoethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:6−メチル−2−(6−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:乾燥した窒素ガスの保護下での100mlの一口フラスコ中に6−メチル−5−(1−モルホリン)−2−(6−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメート(120mg、0.244mmol)を入れて、0℃に降温させた後、NaH(24.4mg、0.61mmol)を加え、室温で30分間攪拌反応してから、ヨウ化メチル(38.2mg、0.269mmol)、室温で10分間攪拌反応して、反応系に20ml酢酸エチルと10ml水を加えた。有機相を分離し、濃縮して粗製品(90mg)を取得し、直接に次のステップに使用した。MS(ESI)m/z506[M+H]
ステップ2:6−メチル−2−(6−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ギ酸の合成:実施例31中のステップ4と同じである。MS(ESI)m/z464[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(6−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成:実施例31中のステップ5と同じである。3つのステップの収率は3%である。
MS(ESI)m/z598[M+H]
【0154】
実施例92:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−6−methyl−2−(3,4,5−trimethoxyphenyl)−indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z536[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は60%である。MS(ESI)m/z538[M+H]
ステップ3:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z496.5[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は29%である。H−NMR(CDCl,400MHz):12.39(s,1H),8.50(s,1H),7.31−7.27(m,2H),6.82−6.79(m,2H),6.64(s,1H),5.95(s,1H),4.51(s,2H),4.04−4.03(m,1H),3.93(s,6H),3.88(s,3H),3.44(s,1H),2.73−2.62(m,2H),2.52(s,6H),2.43(s,3H).2.37(s,3H),2.22(m,3H),2.18−2.16(m,2H),1.99−1.94(m,2H),1.94−1.80(m,2H),1.77−1.52(m,3H);MS(ESI)m/z630[M+H]
【0155】
実施例93:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−6−methyl−2−(pyridin−4−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z447[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成、2つのステップの収率は52%である。MS(ESI)m/z449[M+H]
ステップ3:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)インドリジン−7−ギ酸の合成
MS(ESI)m/z407[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(ピリジン−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は37%である。H−NMR(MeOD,400MHz):9.14(s,1H),8.66−8.64(m,2H),8.35−8.33(m,2H),7.52(s,1H),7.23(s,1H),6.16(s,1H),4.47(s,2H),3.82−3.81(s,1H),2.99−2.98(m,1H),2.85−2.81(m,8H),2.39(s,3H).2.35(s,3H),2.29−2.28(m,2H),2.24−2.22(m,6H),2.11−1.96(m,2H),1.71−1.69(m,3H);MS(ESI)m/z541.4[M+H]
【0156】
実施例94:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3,5−ジメチルフェニル)インドリジン−7−アミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)−1−(3,5−dimethylphenyl)indolizine−7−amide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(3,5−ジメチルフェニル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造、収率は60%である。Indolizine−7−amideMS(ESI)m/z382[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)−1−(3,5−ジメチルフェニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造
MS(ESI)m/z465[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3,5−ジメチルフェニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造、2つのステップの収率は55%である。MS(ESI)m/z467[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3,5−ジメチルフェニル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z425[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3,5−ジメチルフェニル)インドリジン−7−アミドの製造、2つのステップの収率は6%である。H NMR(400MHz,CDCl)δ11.56(s,1H),8.62(s,1H),7.66−7.64(m,1H),7.47−7.45(m,1H),6.73(s,2H),6.60(s,1H),6.32(s,1H),5.88(s,1H),4.45−4.44(d,J=4.8Hz,2H),4.03−4.01(m,1H),3.79(s,6H),3.62(s,4H),2.58(s,2H),2.32(s,3H),2.27(s,3H),2.20−2.13(m,5H),1.43−1.41(d,J=6.4Hz,2H);MS(ESI)m/z559[M+H]
【0157】
実施例95:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3,4−ジメチルフェニル)インドリジン−7−アミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)−1−(3,4−dimethylphenyl)indolizine−7−amide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造、収率は42%である。
MS(ESI)m/z382[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)−1−(3,4−ジメチルフェニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造。MS(ESI)m/z465[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3,4−ジメチルフェニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は55%である。MS(ESI)m/z467[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3,4−ジメチルフェニル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z425[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3,4−ジメチルフェニル)インドリジン−7−アミドの製造、2つのステップの収率は13%である。H NMR(400MHz,CDCl)δ11.08(s,1H),8.59(s,1H),7.25(s,1H),7.15−7.13(m,2H),7.11(s,1H),7.08(s,1H),6.86−6.84(d,J=8.4Hz,1H),6.57(s,1H),5.88(s,1H),4.45−4.44(d,J=4.4Hz,2H),4.01−3.95(m,1H),3.89(s,3H),3.85(s,3H),3.63(s,3H),2.59(s,2H),2.33(s,3H),2.27(s,3H),2.21−2.15(m,5H),1.44−1.42(d,J=6.4Hz,3H);MS(ESI)m/z559[M+H]
【0158】
実施例96:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(3−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリン)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−2−(3−methoxyphenyl)−6−methyl−5−(1−morpholine)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:5−アセチル−2−(3−メトキシフェニル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの合成:収率は72%である。MS(ESI)m/z352[M+H]
ステップ2:2−(3−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z435[M+H]
ステップ3:2−(3−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は52%である。MS(ESI)m/z437[M+H]
ステップ4:2−(3−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z395[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(3−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、収率は50%である。H−NMR(DMSO、400MHz):11.48(s,1H)、8.23(s,1H),8.19(s,1H)、7.35−7.23(m,4H)、6.85(m,2H),5.88(s,1H)、4.28−4.27(m、2H)、3.85(s,6H)、3.60(m、5H)、2.28(s,3H)、2.21(s,3H),2.19(s,3H)、1.55−1.54(m,3H);MS(ESI)m/z529[M+H]
【0159】
実施例97:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(4−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−2−(4−methoxyphenyl)−6−methyl−5−(1−morpholinoethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−2−(4−メトキシフェニル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの合成、収率は60%である。MS(ESI)m/z352[M+H]
ステップ2:2−(4−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z435[M+H]
ステップ3:2−(4−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成、2つのステップの収率は41%である。MS(ESI)m/z437[M+H]
ステップ4:2−(4−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z395[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(4−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は7%である。H−NMR(CDCl、400MHz):11.69(s,1H)、8.65(s,1H)、7.77(s,1H)、7.67−7.66(m、2H)、7.32(s,1H),6.96−6.94(m,2H),6.63(s,1H)、5.94(s,1H)、4.52(m、2H)、4.09(m、1H)、3.85(s,3H)、3.60(m,4H)、2.67(s,2H)、2.28(s,3H)、2.21(s,3H),2.15(m、5H)、1.52(m,3H);MS(ESI)m/z529[M+H]
【0160】
実施例98:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−メチルピペラジン)−1−エチル)−2−ブロモインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−methylpiperazine)−1−ethyl)−2−bromoindolizine−7−formamide)の製造:実施例30と同じである。
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ステップ1:6−メチル−5−(1−(4−メチルピペラジン)−1−ビニル)−2ブロモインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z420[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−(4−メチルピペラジン)−1−エチル)−2−ブロモインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造、2つのステップの収率は87%である。MS(ESI)m/z424[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−(4−メチルピペラジン)−1−エチル)−2−ブロモインドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z380[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−メチルピペラジン)−1−エチル)−2−ブロモインドリジン−7−ホルムアミドの製造、収率は8%である。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.11(s,1H),7.28−7.23(m,1H),6.77(s,1H),6.40(s,1H),5.90(s,1H),5.86(s,1H),4.50−4.35(m,1H),4.23−4.22(d,J=5.6HZ,2H),3.64−3.58(m,4H),3.08−3.02(m,4H),2.32(s,3H),2.25(s,3H),2.20(s,3H),2.17(s,3H),1.48−1.44(m,3H);MS(ESI)m/z536[M+H]
【0161】
実施例99:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−エチルピペラジン)−1−エチル)−2−ブロモインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−tertiarypiperazine)−1−ethyl)−2−bromoindolizine−7−formamide)の製造:実施例30と同じである。
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ステップ1:6−メチル−5−(1−(4−エチルピペラジン)−1−ビニル)−2ブロモインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z434[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−(4−エチルピペラジン)−1−エチル)−2−ブロモインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造、2つのステップの収率は99%である。
MS(ESI)m/z436[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−(4−エチルピペラジン)−1−エチル)−2−ブロモインドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z394[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−エチルピペラジン)−1−エチル)−2−ブロモインドリジン−7−ホルムアミドの製造、2つのステップの収率は60%である。H NMR(400MHz,MeOD)δ7.35(s,1H),6.57(s,1H),6.14(s,1H),4.46(s,2H),4.22−4.17(m,1H),3.67−3.63(d,J=13.2Hz,1H),3.58−3.55(m,2H),3.40−3.37(d,J=12.4Hz,1H),3.25−3.19(m,4H),2.45−2.38(m,5H),2.31(s,3H),2.25(s,3H),1.55−1.53(d,J=6.8Hz,3H),1.34−1.31(t,J=7.6Hz,3H);MS(ESI)m/z552[M+H]
【0162】
実施例100:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:2−ブロモ−5−(1−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)ビニル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:実施例30中のステップ1と同じである。MS(ESI)m/z506[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−5−(1−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:実施例30中のステップ2と同じである。2つのステップの収率は33%である。MS(ESI)m/z508[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−5−(1−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸:実施例30中のステップ3と同じである。MS(ESI)m/z466[M+H]
ステップ4:4−(1−(2−ブロモ−7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)アミノ基カルボニル)−6−メチルインドリジン−5−イル)エチル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル:実施例30中のステップ4と同じである。2つのステップの収率は40%である。MS(ESI)m/z600[M+H]
ステップ5:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、実施例60中のステップ5と同じである。収率は53%である。H−NMR(CDCl,400MHz):7.34(s,1H),6.57(s,1H),6.12(s,1H),4.64(s,2H),4.19−4.18(m,1H),3.22−3.17(m,4H),2.93−2.90(m,2H),2.55−2.45(m,2H),2.41(s,3H),2.30(s,3H),2.24(s,3H),1.51(d,3H,J=6.7Hz);MS(ESI)m/z500[M+H]
【0163】
実施例101:5−(1−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)−2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(5−(1−(4−methylpiperazin−1−yl)ethyl)−2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−(1−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)−2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:乾燥した50mLの一口フラスコで、化合物2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7ホルムアミド(38mg、0.076mmol)を3.0mLジクロロメタンに溶解し、化合物である塩化アセチル(140mg、1.8mmol)、トリエチルアミン(180mg、1.8mmol)を加えて、室温で1時間攪拌した。反応液は直接に製造を介して分取精製し、減圧蒸留によって溶媒を除去し、凍結乾燥をすることにより白色の固体化合物(32mg、収率:78%)を得た。H−NMR(CDCl,400MHz):8.37(br,1H),7.24(s,1H),6.82(s,1H),6.58(s,1H),6.39(s,1H),4.54−4.52(m,2H),4.02−3.97(m,1H),3.82−3.79(m,1H),3.47−3.36(m,3H),2.93−2.84(m,4H),2.56(s,3H),2.42(s,3H),2.27(s,3H),2.06(s,3H),1.49(d,J=6.7Hz,3H);MS(ESI)m/z542[M+H]
【0164】
実施例102:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(2−ヒドロキシアセチル)ピペラジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridine−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(2−hydroxyacetyl)piperazin−1−yl)ethyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:2−ブロモ−5−(1−(4−(2−ヒドロキシルアセチル)ピペラジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:実施例102中のステップ1と同じであり、収率は48%である。MS(ESI)m/z466[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−5−(1−(4−(2−ヒドロキシルアセチル)ピペラジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸の製造:実施例31中のステップ4と同じである。MS(ESI)m/z424[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(2−ヒドロキシアセチル)ピペラジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例31中のステップ5と同じであり、収率は5%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm8.41(s,1H),7.31(s,1H),6.54(s,1H),6.10(s,1H),4.75(s,2H),4.58(s,2H),4.20(s,1H),3.58−3.71(m,3H),3.19−3.24(m,2H),2.36(s,3H),2.28−2.20(m,8H),2.11(s,3H),1.37−1.32(m,3H);MS(ESI)m/z560[M+H]
【0165】
実施例103:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(methylsulfonyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例102と同じである。
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ステップ1:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:収率は91%である。MS(ESI)m/z488[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の合成、収率は87%である。MS(ESI)m/z444[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、収率は29%である。H−NMR(DMSO−d,400MHz):8.28(s,1H),8.24−8.21(m,1H),7.27(s,1H),6.61(s,1H),5.88(s,1H),4.27−4.26(m,2H),4.11−4.10(m,1H),3.12−3.11(m,4H),2.89(s,3H),2.89−2.88(m,2H),2.24−2.21(m,5H).2.21−2.20(m,3H),2.12(s,3H),1.44−1.42(m,3H);MS(ESI)m/z580[M+H]
【0166】
実施例104:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−エチルスルホニルピペラジン)−1−エチル)−2ブロモインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−ethylsulfonyl grouppiperazine)−1−ethyl)−2 bromoindolizine−7−formamide)の製造:実施例102と同じである。
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ステップ1:6−メチル−5−(1−(4−エチルスルホニルピペラジン)−1−エチル)−2ブロモインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:収率は88%である。MS(ESI)m/z500[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−(4−エチルスルホニルピペラジン)−1−エチル)−2ブロモインドリジン−7−ギ酸の製造、収率は76%である。MS(ESI)m/z458[M+H]
ステップ3:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−エチルスルホニルピペラジン)−1−エチル)−2ブロモインドリジン−7−ホルムアミドの製造、収率は88%である。H NMR(400MHz,MeOD)δ7.97(s,1H),7.39(s,1H),6.61(s,1H),6.23(s,1H),4.46(s,1H),3.10−3.03(m,1H),2.99(s,1H),2.40(s,3H),2.32(m,3H),2.28(s,3H),1.38−1.34(m,7H),1.33−1.29(m,3H);MS(ESI)m/z592[M+H]
【0167】
実施例105:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(3,3,3−trifluoropropyl)piperazine−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造、乾燥した100mLの一口フラスコの中で2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(ピペラジン−1−エチル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステル塩酸塩(170mg、0.38mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解させ、1,1,1−トリフルオロ−3−ヨウ素プロパン(170mg、0.76mmol)、炭酸カリウム(157mg、1.14mmol)を加え、混合物を100℃で2時間マイクロ波攪拌し、水を加えて、酢酸エチル(50×3mL)で抽出し、有機相を混ぜ合わせてから、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過後、減圧蒸留によって溶媒を除去してから精製して、黄色の油性物を取得(120mg、63%)し、MS(ESI)m/z504[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:実施例102中のステップ2と同じである。MS(ESI)m/z462[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例102中のステップ3と同じである。収率は56%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.47(s,1H),8.24−8.20(m,2H),7.29(s,1H),6.63(s,1H),5.88(s,1H),4.27−4.26(m,2H),4.15−4.13(m,1H),3.59(m,3H),3.48−3.42(m,2H),3.33−2.81(m,4H),2.26(s,3H),2.35(s,3H),2.25(s,6H),2.12(s,3H),1.45−1.44(m,3H);MS(ESI)m/z596[M+H]
【0168】
実施例106:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−pyrazol−5−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸乙イソプロピルエステルの合成:MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は51%である。MS(ESI)m/z452[M+H]
ステップ3:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z410.5[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は20%である。H−NMR(DMSO−d,400MHz):11.54(s,1H),9.45−9.44(m,1H),8.68−8.67(m,1H),8.23(s,1H),7.43−7.32(m,2H),6.78−6.75(m,1H),6.43(s,1H),5.88(s,1H),4.28−4.26(m,2H),4.18(m,3H),3.43−3.42(m,1H),2.78−2.73(m,8H),2.38−2.36(m,3H),2.26−2.21(m,5H).2.16−2.14(m,6H),1.96−1.94(m,2H),1.75−1.73(m,2H);MS(ESI)m/z544[M+H]
【0169】
実施例107:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−pyrazol−2−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例50と同じである。
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ステップ1:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−2−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−2−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は45%である。MS(ESI)m/z452[M+H]
ステップ3:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−2−イル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z410[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は55%である。H−NMR(MeOD,400MHz):8.96(s,1H),7.62(s,1H),7.58(s,2H),7.07(s,1H),6.19(s,1H),4.49(s,2H),4.47(s,1H),4.07(s,3H),3.69−3.67(m,1H),2.96(s,6H),2.41(s,3H),2.37(s,3H),2.28−2.26(m,5H).1.98−1.95(m,2H),1.69−1.67(m,2H);MS(ESI)m/z544[M+H]
【0170】
実施例108:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−2−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31中のステップ5と同じであり、ここで必要である3−(アミノメチル)−4−メトキシ−6−メチルピリジン−2(1H)−オンの合成は、文献(WO2015023915)を参照する。
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ステップ1:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、収率は55%である。1H−NMR(MeOD,400MHz):8.96(s,1H),7.61−7.60(m,1H),7.59−7.55(m,2H),7.06(s,1H),6.39(s,1H),4.46(s,2H),4.33(s,1H),4.06(s,3H),3.96(s,3H),3.69−3.67(m,1H),3.23−3.02(m,2H),2.91(s,6H),2.78−2.77(m,2H),2.36(s,6H),2.26−2.23(m,2H).1.96−1.93(m,2H),1.65−1.63(m,3H);MS(ESI)m/z560[M+H]
【0171】
実施例109:実施例N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−2−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例83と同じである。
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ステップ1:5−(1−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z508[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は45%である。MS(ESI)m/z510[M+H]
ステップ3:6−メチル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:収率は87%である。MS(ESI)m/z410[M+H]
ステップ4:6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成、収率は63%である。MS(ESI)m/z492[M+H]
ステップ5:6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ6:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は4%である。H−NMR(CDCl,400MHz):8.82(s,1H),7.72−7.57(m,4H),7.16(s,1H),6.91(s,1H),4.52(s,2H),4.10(s,3H),4.05(s,3H),3.24−3.12(m,6H),2.98−2.95(m,1H),2.54−2.52(m,2H),2.51(s,3H),2.40(s,2H),1.78(d,J=6.9Hz,3H);MS(ESI)m/z600[M+H]
【0172】
実施例110:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−2−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31中のステップ5と同じである。
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ステップ1:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、収率は4%である。H−NMR(CDCl,400MHz):8.86(s,1H),7.71−7.54(s,4H),7.12(s,1H),6.44(s,1H),4.52(s,2H),4.05(s,3H),3.86−3.84(m,1H),3.78−3.71(m,2H),3.24−3.12(m,6H),2.98−2.95(m,2H),2.46(s,3H),2.38(s,3H),2.34(s,3H),1.78(d,J=6.9Hz,3H);MS(ESI)m/z584[M+H]
【0173】
実施例111:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−2−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例50と同じである。
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ステップ1:5−メチル−2−(1H−イミダゾール−2−イル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの合成、収率89%である。MS(ESI)m/z312[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)ビニル)−2−(1H−イミダゾール−2−イル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z395[M+H]
ステップ3:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−2−(1H−イミダゾール−2−イル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は55%である。MS(ESI)m/z397[M+H]
ステップ4:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−2−(1H−イミダゾール−2−イル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z355[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は13%である。H−NMR(MeOD,400MHz):9.13(s,1H),7.55−7.47(m,4H),7.04(s,1H),6.13(s,1H),4.46(s,2H),4.26−4.25(m,1H),3.88−3.85(m,1H),3.71(s,4H),3.23−3.21(m,2H),2.91−2.81(m,2H),2.38(s,3H),2.31(s,3H).2.19(s,3H),1.61−1.59(m,3H);MS(ESI)m/z489.3[M+H]
【0174】
実施例112:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinoethyl)−2−(1H−pyrazol−5−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成、収率は31%である。MS(ESI)m/z312.1[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)−2−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z395[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成、2つのステップの収率は53%である。MS(ESI)m/z397[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z355[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、収率は14%である。H−NMR(MeOD,400MHz):7.90(s,1H),7.62(s,1H),6.80(s,1H),6.30(s,1H),4.50(s,2H),3.89−3.88(m,4H),3.21−3.19(m,2H),2.43−2.42(m,6H),2.30−2.26(m,5H),1.94−1.92(m,3H);MS(ESI)m/z489[M+H]
【0175】
実施例113:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−2−(1−エチル−1H−ピラゾール)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)−2−(1−ethyl−1H−pyrazole)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(1−エチル−1H−ピラゾール)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は43%である。MS(ESI)m/z340[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)−2−(1−エチル−1H−ピラゾール)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z423[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−2−(1−エチル−1H−ピラゾール)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は40%である。MS(ESI)m/z425[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−2−(1−エチル−1H−ピラゾール)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z383[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−2−(1−エチル−1H−ピラゾール)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は42%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.52(s,1H),8.56(s,1H),8.17(s,1H),7.46(s,1H),7.35(s,1H),6.72(s,1H),6.43(s,1H),5.88(s,1H),4.27−4.32(m,9H),3.60(s,3H),2.28(s,3H),2.21(s,3H),2.12(s,3H),1.49(s,2H),1.38(t,J=6.8Hz,3H),1.24(s,2H);MS(ESI)m/z539[M+H]
【0176】
実施例114:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(4,5,6,7−テトラヒドロ[2,3−c]ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinoethyl)−2−(4,5,6,7−tetrahydro[2,3−c]pyridin−2−yl)indolizine−7−formamide)の製造:前の4つのステップは、実施例31中の前の4つのステップと類似する。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成、収率は53%である。MS(ESI)m/z383[M+H]
ステップ2:イソプロピル−6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)−2−(4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成:MS(ESI)m/z466[M+H]
ステップ3:イソプロピル−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成:2つのステップの収率は68%である。MS(ESI)m/z468[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ギ酸の合成:収率は63%である。MS(ESI)m/z426[M+H]
ステップ5:2−(6−(tert−ブトキシカルボニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ギ酸の合成:乾燥した25mLの三口フラスコ中で、粗品である6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ギ酸(120mg、0.28mmol)、ジ−tert−ブチルジカーボネート(123mg、0.56mmol)、水酸化ナトリウム(22mg、0.56mmol)を順次に1.4−ジオキサン/水(1:1)(3mL)に溶解させた。室温で2時間攪拌した。反応終了後、反応液に1Nの希塩酸を加えてPH=7に調整し、酢酸エチルで抽出して生成物(130mg、黄色の固体)を取得し、収率:88%である。MS(ESI)m/z526[M+H]
ステップ6:tert−ブチル2−(7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−tert−ブチルホルメートの合成:実施例31中のステップ5と同じである。収率は24%である。MS(ESI)m/z660[M+H]
ステップ7:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(4,5,6,7−テトラヒドロ[2,3−c]ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成:実施例44中のステップ6と同じである。収率は74%である。
H−NMR(MeOD,400MHz):8.74(s,1H),7.33(s,1H),7.04(s,1H),6.67(s,1H),6.11(s,1H),4.55(s,2H),4.45−4.42(m,4H),4.10−4.08(m,1H),3.67(s,4H),3.54−3.51(m,2H),3.03−3.00(m,2H),2.69−2.67(m,2H),2.37(s,3H),2.30(s,3H),2.22(s,3H),1.51−1.49(m,3H).MS(ESI)m/z560[M+H]
【0177】
実施例115:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinoethyl)−2−(4,5,6,7−tetrahydrothieno[3,2−c]pyridin−2−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例53と同じである。
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ステップ1:2−(5−アセチル−7−(エトキシカルボニル)−6−メチルインドリジン−2−イル)−6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−5(4H)−tert−ブチルホルメートの合成、収率は29%である。MS(ESI)m/z483[M+H]
ステップ2:2−(7−(イソプロポキシカルボニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−2−イル)−6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−5(4H)−tert−ブチルホルメートの合成、2つのステップの収率は72%である。MS(ESI)m/z568[M+H]
ステップ3:2−(5−(tert−ブトキシカルボニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ギ酸の合成、収率は72%である。MS(ESI)m/z526[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は6%である。H−NMR(CDCl,400MHz):7.36(s,1H),7.05(s,1H),6.12(s,1H),4.59(s,2H),4.28(s,2H),3.85(s,1H),3.71(s,4H),3.58−3.55(m,2H),3.23−3.21(m,2H),3.17−3.15(m,2H),2.77(s,2H),2.38(s,3H),2.31(s,3H),2.19(s,3H),1.58(d,J=6.9Hz,3H);MS(ESI)m/z560[M+H]
【0178】
実施例116:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−1−(3−(ジメチルアミン)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−1−(3−(dimethylamine)phenyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:5−アセチル−1−(3−(ジメチルアミン)フェニル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は25%である。MS(ESI)m/z365[M+H]
ステップ2:1−(3−(ジメチルアミン)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z448[M+H]
ステップ3:1−(3−(ジメチルアミン)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は42%である。MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ4:1−(3−(ジメチルアミン)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z408[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−1−(3−(ジメチルアミン)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は27%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm11.47(s,1H),8.41(s,1H),8.24−8.26(m,1H),7.57(s,1H),7.19−7.23(m,1H),6.97−6.98(d,J=2.8Hz,1H),6.61(m,2H),5.85(s,1H),4.25−4.26(m,2H),4.05−4.07(m,1H),3.58(m,4H),2.88(s,6H),2.63−2.66(m,2H),2.31(s,3H),2.11−2.17(m,5H),2.11(s,3H),1.43−1.44(m,3H);MS(ESI)m/z542[M+H]
【0179】
実施例117:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3−モルホリンフェニル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)−1−(3−morpholinphenyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−1−(3−モルホリンフェニル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は21%である。MS(ESI)m/z406[M+H]
ステップ2:6−メチル−1−(3−モルホリンフェニル)−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z490[M+H]
ステップ3:6−メチル−1−(3−モルホリンフェニル)−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z492[M+H]
ステップ4:6−メチル−1−(3−モルホリンフェニル)−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:2つのステップの収率は46%である。MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3−モルホリンフェニル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は40%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm11.44(s,1H),8.42−8.41(s,1H),8.29(s,1H),7.54(s,1H),7.29−7.25(m,1H),7.07(s,1H),7.03−6.99(m,2H),6.82−6.80(d,J=6.0Hz,1H),5.86(s,1H),4.27−4.26(m,2H),4.08−4.04(m,1H),3.73−3.70(m,4H),3.58−3.49(m,4H),3.19−3.13(m,4H),2.68−2.63(m,2H),2.29(s,3H),2.18−2.14(m,5H),2.11(s,3H),1.45−1.44(m,3H);MS(ESI)m/z584[M+H]
【0180】
実施例118:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−1−(4−(ジメチルアミン)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−1−(4−(dimethylamine)phenyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−1−(4−(ジメチルアミン)フェニル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は5%である。MS(ESI)m/z365[M+H]
ステップ2:1−(4−(ジメチルアミン)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z448[M+H]
ステップ3:1−(4−(ジメチルアミン)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は25%である。MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ4:1−(4−(ジメチルアミン)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z408[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−1−(4−(ジメチルアミン)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンイソオキシ)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は38%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.45(s,1H),7.59(s,1H),7.41−7.39(m,2H),6.87−6.84(m,1H),6.10(s,1H),5.85(s,1H),4.66(s,2H),4.10−4.08(m,1H),3.67(m,4H),2.94(s,6H),2.69−2.68(m,2H),2.36(s,3H),2.30−2.23(m,5H),2.20(s,3H),1.52−1.50(m,3H);MS(ESI)m/z542[M+H]
【0181】
実施例119:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(4−モルホリンフェニル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)−1−(4−morpholinphenyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−1−(4−モルホリンフェニル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は19%である。MS(ESI)m/z407[M+H]
ステップ2:6−メチル−1−(4−モルホリンフェニル)−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z490[M+H]
ステップ3:6−メチル−1−(4−モルホリンフェニル)−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は46%である。MS(ESI)m/z492[M+H]
ステップ4:6−メチル−1−(4−モルホリンフェニル)−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(4−モルホリンフェニル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は14%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.50(s,1H),7.60(s,1H),7.44−7.46(m,2H),7.01−7.04(m,2H),6.87(d,J=2.8Hz,1H),6.10(s,1H),4.45(s,2H),4.07−4.12(m,1H),3.84−3.86(m,4H),3.67(m,4H),3.14−3.17(m,4H),2.68−2.70(m,2H),2.36(s,3H),2.27−2.31(m,5H),2.23(s,3H),1.50−1.52(m,3H);MS(ESI)m/z584[M+H]
【0182】
実施例120:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3−メトキシフェニル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)−1−(3−methoxyphenyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(3−メトキシフェニル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は14%である。MS(ESI)m/z352[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)−1−(3−メトキシフェニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z435[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3−メトキシフェニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は79%である。MS(ESI)m/z437[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3−メトキシフェニル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z395[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(3−メトキシフェニル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は9%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm11.16(s,1H),8.41(s,1H),7.61(s,1H),7.22−7.20(m,2H),7.06−7.04(m,2H),7.00(s,1H),6.83(s,1H),6.67−6.65(m,1H),5.81(s,1H),4.44−4.42(d,J=5.2Hz,2H),4.02−3.96(m,1H),3.74(s,3H),3.62(s,4H),2.58(s,2H),2.31(s,3H),2.27(s,3H),2.21−2.18(m,2H),2.04(s,3H),1.43−1.41(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z551[M+H]
【0183】
実施例121:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(4−メトキシフェニル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)−1−(4−methoxyphenyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(4−メトキシフェニル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は11%である。MS(ESI)m/z352[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)−1−(4−メトキシフェニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z435[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(4−メトキシフェニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:収率は78%である。MS(ESI)m/z437[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(4−メトキシフェニル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z395[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−(4−メトキシフェニル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.38(s,1H),7.61(s,1H),7.68−7.64(m,1H),7.55(s,1H),7.48−7.45(m,1H),7.39−7.36(d,J=8.8Hz,2H),7.11−7.09(m,1H),6.87−6.84(d,J=8.8Hz,2H),6.79−6.78(m,1H),4.44−4.42(d,J=5.6Hz,2H),4.03−4.01(d,J=6.8Hz,1H),3.72(s,3H),3.62(s,4H),2.32(s,3H),2.26(s,3H),2.17−2.13(t,J=7.6Hz,2H),1.97−1.92(m,2H),1.42−1.44(d,J=6.4Hz,3H)。MS(ESI)m/z551[M+H]
【0184】
実施例122:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(ピロール−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridine−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(pyrrole−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例30と同じである。
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ステップ1:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(ピロール−1−イル)ビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z391[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(ピロール−1−イル)エチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は59%である。MS(ESI)m/z393[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(ピロール−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z351[M+H]
ステップ4:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(ピロール−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は4%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm8.47(s,1H),7.28(s,1H),6.84(s,1H),6.51(s,1H),6.10(s,1H),4.57(m,2H),4.05−4.04(m,1H),2.69−2.67(m,2H),2.36(s,3H),2.29−2.19(m,5H),2.18(s,3H),1.78−1.77(m,4H),1.49−1.47(m,3H);MS(ESI)m/z485[M+H]
【0185】
実施例123:2−ブロモ−5−(1−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−5−(1−(4,4−diethylpiperidin−1−yl)ethyl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:実施例30と同じである。
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ステップ1:2−ブロモ−5−(1−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z441[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−5−(1−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は7%である。MS(ESI)m/z443[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−5−(1−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z401[M+H]
ステップ4:2−ブロモ−5−(1−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は:51%である。H−NMR(MeOD,400MHz):7.36(s,1H),6.59(s,1H),6.14(s,1H),4.48(s,2H),4.39(s,1H),2.96−2.95(m,2H),2.55−2.53(m,2H),2.37(s,3H),2.30(s,3H),2.35(s,3H),2.03−2.02(m,4H).1.60−1.58(m,3H);MS(ESI)m/z535[M+H]
【0186】
実施例124:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−2−(2−fluoro−5−methoxyphenyl)−6−methyl−5−(1−morpholinoethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−2−(2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの合成、収率は66%である。MS(ESI)m/z370[M+H]
ステップ2:2−(2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成。MS(ESI)m/z453[M+H]
ステップ3:2−(2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は65%である。MS(ESI)m/z455[M+H]
ステップ4:2−(2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z413[M+H]
ステップ5:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−2−(2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は32%である。H−NMR(CDCl,400MHz):12.78(s,1H),8.88(s,1H),7.35(s,2H),7.18−7.15(m,1H),7.07−7.03(m,1H),6.74−6.72(m,2H),5.98(s,1H),4.54−4.52(m,2H),4.07−4.02(m,1H),3.83(s,3H),3.69−3.68(m,4H),2.65−2.64(m,2H),2.39(s,3H),2.35(s,3H),2.27−2.22(m,2H),2.04(s,3H),1.50−1.48(m,3H);MS(ESI)m/z547[M+H]
【0187】
実施例125:7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−2−ギ酸メチル(7−(((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)carbamoyl)−6−methyl−5−(1−morpholinoethyl)indolizine−2−formate)の製造:
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ステップ1:7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−2−ギ酸メチルの合成:CO保護下の25mLの一口フラスコ中に2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリン)インドリジン−7−ホルムアミド(170mg、0.34mmol)、Pd(dppf)Cl(17mg)、トリエチルアミン(69mg、0.68mmol)及びメタノール30mlを順次に入れて、還流して一晩攪拌反応し、反応系に50ml酢酸エチルと20ml水を加える。有機相を分離し、濃縮により粗製品を取得した。カラムクロマトグラフィー精製(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)して、黄色の固体(13mg、収率:8%)を得た。H−NMR(DMSO、400MHz):11.48(s,1H)、8.77(s,1H),8.25(s,1H)、7.48−7.47(m、1H)、6.85(m,1H),5.85(s,1H),4.39−4.37(m,3H),3.85(s,3H),3.60(m、5H),2.28(s,3H),2.21(s,5H),2.19(s,5H),1.55−1.54(m,3H)。MS(ESI)m/z481[M+H]
【0188】
実施例126:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(モルホリン−4−カルボニル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(morpholine−4−carbonyl)−5−(1−morpholinoethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−2−ギ酸の製造:50mLの一口フラスコに7−(((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−2−ギ酸メチル(50mg(crude)、0.104mmol)と水酸化リチウム(17.5mg、0.417mmol)及び20mlTHF/15ml水を入れて、還流して一晩攪拌反応し、2N塩酸でPHを6−7に調整した後、反応系に100ml酢酸エチルを加える。有機相を分離し、濃縮により粗製品(50mg)を取得して、直接に次のステップに使用した。
ステップ2:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(モルホリン−4−カルボニル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、収率は21%である。H−NMR(MeOD、400MHz):8.47(s,1H),7.54(s,1H)、6.78(s,1H),6.16(s,1H)、4.47(s,3H)、3.79−3.72(m、13H)、3.28(m、2H)、2.39(s,6H)、2.26(s,3H),1.74(s,3H);MS(ESI)m/z536[M+H]
【0189】
実施例127:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(4−ジメチルアミノピペリジンエチル)−1−フェニルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(4−dimethylaminopiperidinethyl)−1−phenylindolidine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:6−メチル−5−(4−ジメチルアミノピペリジンビニル)−1−フェニルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z446[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(4−ジメチルアミノピペリジンビニル)−1−フェニルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は91%である。MS(ESI)m/z320[M+H−C16
ステップ3:6−メチル−5−(4−ジメチルアミノピペリジンビニル)−1−フェニルインドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z406[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(4−ジメチルアミノピペリジンエチル)−1−フェニルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は27%である。H NMR(400MHz,MeOD)δppm7.73(s,1H),7.547(d,J=7.2Hz,2H),7.41(t,J=7.6Hz,2H),7.236(t,J=7.6Hz,1H),7.02(s,1H),6.18(s,1H),4.47(s,2H),3.83(s,1H),3.60(d,J=12.8Hz,1H),2.92(s,2H),2.88(s,6H),2.38−2.36(m,6H),2.30(s,2H),2.26(s,3H),2.21−2.16(m,2H),2.04−2.00(m,2H),1.73(d,J=6.0Hz,3H);MS(ESI)m/z562[M+H]
【0190】
実施例128:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(4−ジメチルアミノピペリジンエチル)−1−フェニルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(4−dimethylaminopiperidinethyl)−1−phenylindolidine−7−formamide)の製造:実施例108と同じである。
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ステップ1:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(4−ジメチルアミノピペリジンビニル)−1−フェニルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は31%である。H NMR(400MHz,d−DMSO)δppm11.44(s,1H),8.37(s,1H),8.10(s,1H),7.60−7.56(m,3H),7.42(t,J=7.2Hz,2H),7.24−7.21(m,1H),7.00(s,1H),6.11(s,1H),4.42(d,J=4Hz,2H),4.11−4.06(m,1H),3.80(s,3H),3.03(d,J=6.8Hz,2H),2.86(t,J=10Hz,2H),2.66(s,6H),2.60−2.57(m,1H),2.38(s,3H),2.28(s,3H),2.18(s,4H),1.47(d,J=3.4Hz,3H);MS(ESI)m/z556[M+H]
【0191】
実施例129:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミン)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−1−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamine)piperidin−1−yl)ethyl)−6−methyl−1−(1−methyl−1H−pyrazol−5−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−(1−(4−(ジメチルアミン)ピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−1−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(ジメチルアミン)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−1−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は35%である。MS(ESI)m/z452[M+H]
ステップ3:5−(1−(4−(ジメチルアミン)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−1−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z282[M+H−C16
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミン)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−1−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は16%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.48(s,1H),8.27(s,1H),7.47(s,1H),7.29(s,1H),7.01(d,J=2.4Hz,1H),6.40(s,1H),5.85(s,1H),4.25−4.24(m,2H),4.03−4.02(m,1H),3.83(s,3H),2.26(m,2H),2.17−2.02(m,13H),1.99−1.86(m,5H),1.61−1.59(m,1H),1.41−1.39(m,3H);MS(ESI)m/z544[M+H]
【0192】
実施例130:2−クロロ−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(2−Chloro−5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridine−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:実施例108と同じである。
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ステップ1:2−クロロ−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの合成:収率は12%である。H−NMR(DMSO−d、400MHz):11.48(s,1H)、9.50(s,1H),8.25(s,1H),8.05(s,1H)、7.28(s,1H)、6.58(s,1H),6.13(s,1H)、4.22−4.21(m、2H)、3.99(s,6H)、3.20(m、2H)、2.77−2.76(m、8H)、2.28(s,3H)、2.21−2.19(m、7H)、1.55−1.54(m,3H);MS(ESI)m/z514[M+H]
【0193】
実施例131:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−フェニルインドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)−1−phenylindolizine−7−formamide)の製造:実施例108と同じである。
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ステップ1:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)−1−フェニルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は24%である。H NMR(400MHz,MeOD)δppm7.68(s,1H),7.54(d,J=7.6Hz,2H),7.439(t,J=7.6Hz,2H),7.22(t,J=7.2Hz,1H),6.98(s,1H),6.29(s,1H),4.44(s,2H),3.91(s,3H),3.88−3.86(m,1H),3.74(s,4H),3.23−3.18(m,2H),2.37(s,3H),2.32(s,3H),1.64(d,J=6.4Hz,3H),1.31(s,2H);MS(ESI)m/z515[M+H]
【0194】
実施例132:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1−メチル−1オキソ−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリンエチルl)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(1−methyl−1−oxo−pyrazol−5−yl)−5−(1−morpholinethyll)indolizine−7−formamide)の製造:実施例108と同じである。
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ステップ1:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1−メチル−1オキソ−ピラゾール−5−イル)−5−(1−モルホリンエチルl)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は21%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm11.40(s,1H),8.47(s,1H),8.05−8.06(d,J=3.6Hz,1H),7.46(d,J=1.2Hz,1H),7.02(d,J=2.8Hz,1H),6.08(s,1H),6.38(s,1H),4.19−4.20(m,2H),4.05−4.09(m,1H),3.78(s,3H),3.82(s,3H),3.65(m,4H),2.63−2.70(m,2H),2.37(s,3H),2.00(m,5H),1.45−1.44(m,3H);MS(ESI)m/z542[M+H]
【0195】
実施例133:N−((4N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−5−yl)−5−(1−morpholinoethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例108と同じである。
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ステップ1:N−((4N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、収率は37%である。H−NMR(MeOD,400MHz):8.91(s,1H),7.68(s,1H),7.58(s,1H),6.93(s,1H),6.48(s,1H),4.47(s,2H),4.03−3.97(m,6H),3.85−3.74(m,1H),3.79(s,4H),3.23−3.20(m,2H),2.75−2.68(m,2H),2.39(s,6H),1.76−1.75(m,3H);MS(ESI)m/z519.5[M+H]
【0196】
実施例134:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−5−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は29%である。MS(ESI)m/z452[M+H]
ステップ3:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z410[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成:2つのステップの収率は40%である。H−NMR(MeOD,400MHz):8.69(s,1H),8.59(s,1H),7.56(s,1H),7.43(s,1H),6.78(s,1H),6.12(s,1H),4.52−4.46(s,2H),4.17−4.13(m,1H),3.98(s,3H),3.58−3.56(m,1H),3.30(s,4H),2.84(s,6H),2.37(s,3H),2.32(s,3H),2.25(s,3H)2.10−2.07(m,2H).1.98−1.89(m,2H),1.62−1.54(m,3H);MS(ESI)m/z544[M+H]
【0197】
実施例135:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−5−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例108と同じである。
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ステップ1:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成:収率は32%である。H−NMR(CDCl,400MHz):8.59(s,1H),7.48(s,1H),7.42(s,1H),7.34(s,1H),7.15(s,1H),6.49(s,1H),5.93(s,1H),4.56−4.55(m,2H),4.01−3.99(m,1H),3.89(s,3H),3.75(s,3H),3.37−3.34(m,1H),2.53(s,3H),2.37−2.36(m,3H),2.35(s,6H),2.02−1.94(m,4H).1.63−1.57(m,2H),1.55−1.47(m,3H);MS(ESI)m/z560[M+H]
【0198】
実施例136:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例83と同じである。
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ステップ1:5−(1−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z508[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は35%である。MS(ESI)m/z510[M+H]
ステップ3:6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−(ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z410[M+H]
ステップ4:6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:収率は33%である。MS(ESI)m/z492[M+H]
ステップ5:6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸酸の合成:MS(ESI)m/z450[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成:2つのステップの収率は70%である。H−NMR(MeOD,400MHz):8.96(s,1H),7.70(s,1H),7.61(s,1H),6.18(s,1H),4.49(s,2H),4.01(s,3H),3.35−3.34(m,1H),3.05−2.99(m,4H),2.94−2.93(m,2H),2.41−2.38(m,6H),2.29−2.27(m,5H).1.87−1.85(m,3H);MS(ESI)m/z584[M+H]
【0199】
実施例137:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(1−methyl−1H−imidazol−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成:収率は62%である。H−NMR(CDCl,400MHz):8.96(s,1H),7.71(s,1H),7.62(s,1H),6.47(s,1H),4.49(s,2H),4.01−3.99(m,6H),3.31−3.30(m,1H),3.30−3.29(m,2H),3.07−3.04(m,4H),2.94−2.93(m,2H),2.42−2.39(m,8H),1.89−1.86(m,3H);MS(ESI)m/z600.5[M+H]
【0200】
実施例138:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinoethyl)−2−(thiazole−5−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例50と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの合成:収率は68%である。MS(ESI)m/z329[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリンビニル)−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z412[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は47%である。MS(ESI)m/z414[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z372[M+H]
ステップ5:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成:2つのステップの収率は24%である。H−NMR(MeOD、400MHz):8.96(s,1H)、8.15(s,1H)、7.56(s,1H)、6.49(s,1H),4.47(s,1H)、3.99(s,3H)、3.87−3.86(m,4H),3.24−3.20(m,4H)、2.41−2.39(m,6H)、1.83(m,3H);MS(ESI)m/z522[M+H]
【0201】
実施例139:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−6−methyl−2−(thiazol−5−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z453[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は44%である。MS(ESI)m/z455[M+H]
ステップ3:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z413[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は10%である。H−NMR(MeOD、400MHz):8.89(s,1H)、8.05(s,1H)、7.39(s,1H)、6.77(s,1H),6.14(s,1H)、4.47(s,2H)、3.99(s,2H)、2.92(s,1H),2.85(s,6H)、2.38(s,3H)、2.32(s,3H)、2.28−2.25(m、5H)、1.60−1.59(m,3H)。MS(ESI)m/z547[M+H]
【0202】
実施例140:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(5−(1−(4−(dimethylamino)piperidin−1−yl)ethyl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(thiazol−5−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例108と同じである。
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ステップ1:5−(1−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エチル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、収率は11%である。H−NMR(MeOD、400MHz):8.89(s,1H)、8.05(s,1H)、7.39(s,1H)、6.74(s,1H),6.29(s,1H)、4.44(s,2H)、4.16−4.14(s,1H),3.95(s,3H)、3.62−3.59(s,1H)、3.22(m、2H)、2.85(s,6H),2.69−2.67(m、1H)、2.17(s,6H)、2.25−2.28(m,6H)、1.60−1.59(m,3H);MS(ESI)m/z563[M+H]
【0203】
実施例141:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(thiazol−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例83と同じである。
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ステップ1:5−(1−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)ビニル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z511[M+H]
ステップ2:5−(1−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)エチル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は34%である。MS(ESI)m/z513[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−(ピペラジン−1−イル)エチル)−2−(チアゾール−5−イル)インドリジン−7−イソプロピルホルメート塩酸塩の合成:MS(ESI)m/z413[M+H]
ステップ4:6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は25%である。MS(ESI)m/z495[M+H]
ステップ5:6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z453[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は46%である。H−NMR(MeOD、400MHz):8.92(s,1H)、8.09(s,1H)、7.50(s,1H)、6.13(s,1H),4.47(s,3H)、3.26−3.22(m,6H),2.94(m,4H),2.38(s,3H)、2.34(s,3H)、2.25(s,3H)、1.77−1.76(m,3H);MS(ESI)m/z587[M+H]
【0204】
実施例142:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−2−(thiazol−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazine−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例108と同じである。
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ステップ1:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−2−(チアゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成、収率は38.7%である。H−NMR(MeOD、400MHz):8.93(s,1H)、8.09(s,1H)、7.50(s,1H)、6.34(s,1H),4.52(s,2H)、3.96(s,3H)、3.26−3.22(m,6H),2.94(m,4H),2.38(s,3H)、2.34(s,3H)、1.77−1.76(m,3H);MS(ESI)m/z603[M+H]
【0205】
実施例143:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−メトキシピペリジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−methoxypiperidin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例30と同じである。
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ステップ1:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(4−メトキシピペリジン−1−イル)ビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z436[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(4−メトキシピペリジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は74%である。MS(ESI)m/z438[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(4−メトキシピペリジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z396[M+H]
ステップ4:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−メトキシピペリジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は57%である。H NMR(400MHz,MeOD−d)δppm7.54(s,1H),6.78(s,1H),6.13(s,1H),5.18−5.14(m,1H),4.46(s,2H),3.58(s,1H),3.52(s,3H),3.31(s,4H),2.38−2.37(m,6H),2.25(s,3H),2.13−2.08(m,2H),1.90(d,J=6.8Hz,3H),1.29(s,2H);MS(ESI)m/z552[M+H]
【0206】
実施例144:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−ヒドロキシルピペリジン−1−イル)エチル)−6−インドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−hydroxylpiperidin−1−yl)ethyl)−6−indolizine−7−formamide)の製造:実施例30と同じである。
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ステップ1:2−ブロモ−5−(1−(4−ヒドロキシルピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:MS(ESI)m/z421[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−5−(1−(4−ヒドロキシルピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの製造:2つのステップの収率は41%である。MS(ESI)m/z423[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−5−(1−(4−ヒドロキシルピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z381[M+H]
ステップ4:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−ヒドロキシルピペリジン−1−イル)エチル)−6−インドリジン−7−ホルムアミドの製造、2つのステップの収率は23%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.45(s,1H),8.39(s,1H),8.21−8.20(d,J=2.4Hz,1H),7.23(s,1H),6.58(s,1H),5.87(s,1H),4.56−4.55(m,1H),4.26−4.25(m,2H),3.97−3.96(m,1H),3.02(m,1H),2.41−2.38(m,2H),2.32−2.28(m,6H),2.21(s,3H),2.01−1.93(m,2H),1.78−1.77(m,1H),1.65−1.64(m,1H),1.46−1.44(m,4H)。MS(ESI)m/z517[M+H]
【0207】
実施例145:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(pyrrolidin−1−yl)piperidin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例30と同じである。
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ステップ1:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)ビニル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z474[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は69%である。MS(ESI)m/z476[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−6−メチル−5−(1−(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z434[M+H]
ステップ4:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの合成:2つのステップの収率は12%である。H−NMR(MeOD、400MHz):8.07(s,1H)、6.83(s,1H)、3.68−3.61(m,4H)、3.12−3.08(m,5H)、2.81(s,2H)、2.57(s,4H)、2.47−2.42(m,2H)、2.39(m,5H)、2.08(m,5H),1.55−1.54(m,5H)。MS(ESI)m/z570[M+H]
【0208】
実施例146:2−ブロモ−5−(1−(4−シアノピペリジン−1−イル)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6メチルインドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−5−(1−(4−cyanopiperidin−1−yl)ethyl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6methylindolizine−7−formamide)の製造:実施例30と同じである。
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ステップ1:2−ブロモ−5−(1−(4−シアノピペリジン−1−イル)ビニル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z430[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−5−(1−(4−シアノピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は50%である。MS(ESI)m/z432[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−5−(1−(4−シアノピペリジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z392[M+H]
ステップ4:2−ブロモ−5−(1−(4−シアノピペリジン−1−イル)エチル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は7%である。H−NMR(MeOD,400MHz):7.39(s,1H),6.62(s,1H),6.12(s,1H),4.45(s,2H),2.92−2.90(m,2H),2.37(s,3H),2.32(s,3H),2.24(s,3H),1.94−1.93(m,2H).1.91−1.88(m,2H),1.63−1.61(m,3H);MS(ESI)m/z526[M+H]
【0209】
実施例147:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(3−(ジメチルアミノ)アゼチジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(3−(dimethylamino)azetidin−1−yl)ethyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:実施例30と同じである。
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ステップ1:2−ブロモ−5−(1−(3−(ジメチルアミノ)アゼチジン−1−イル)ビニル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:MS(ESI)m/z420[M+H]
ステップ2:2−ブロモ−5−(1−(3−(ジメチルアミノ)アゼチジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−イソプロピルホルメートの合成:2つのステップの収率は8%である。MS(ESI)m/z422[M+H]
ステップ3:2−ブロモ−5−(1−(3−(ジメチルアミノ)アゼチジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸の合成:MS(ESI)m/z380[M+H]
ステップ4:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(3−(ジメチルアミノ)アゼチジン−1−イル)エチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの合成、2つのステップの収率は65%である。MS(ESI)m/z514[M+H]
【0210】
実施例148:2−(3,5ジメトキシ−4−(モルホリンメチル)フェニル)−N−((4,5-ジメチル−2−オキソ−1,2-ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリンエチル)インドリジン−7−ホルムアミド(2−(3,5dimethoxy−4−(morpholinemethyl)phenyl)−N−((4,5−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例74と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−2−(4−ホルミル−3,5−ジメトキシフェニル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は53%である。MS(ESI)m/z410[M+H]
ステップ2:5−アセチル−2−(3,5−ジメトキシ−4−(モルホリンメチル)フェニル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は84%である。MS(ESI)m/z394[M+H−CNO]
ステップ3:2−(3,5−ジメトキシ−4−((モルホリンメチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリン代ビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z564[M+H]
ステップ4:2−(3,5−ジメトキシ−4−((モルホリンメチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は97%である。MS(ESI)m/z479[M+H−CNO]
ステップ5:2−(3,5−ジメトキシ−4−((モルホリンメチル)フェニル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z524[M+H]
ステップ6:2−(3,5ジメトキシ−4−(モルホリンメチル)フェニル)−N−((4,5-ジメチル−2−オキソ−1,2-ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリノエチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は5%である。H NMR(400MHz,DMSO)δ11.49(s,1H),9.47(s,1H),8.81(s,1H),8.21(s,1H),7.33(s,1H),7.03(s,2H),5.87(s,1H),4.25(s,2H),3.91(s,6H),3.89(brs,2H),3.77-3.50(m,8H),3.36-3.22(m,2H),3.19-3.03(m,2H),2.35-2.25(m,2H),2.19(s,3H),2.10(s,3H),1.53-1.50(m,3H);MS(ESI)m/z571[M+H−CNO]
【0211】
実施例149:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−7−(1−モルホリニルプロピル)インドリジン−5−ホルムアミド(2−bromo−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridine−3−yl)methyl)−6−methyl−7−(1−morpholinylpropyl)indolizine−5−formamide)の製造:実施例29と同じである。
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ステップ1:4−ブロモ−1−(2−オキシブチル)−1H−ピロール−2−カルバルデヒドの製造:収率は86%である。MS(ESI)m/z216[M+H−CO]
ステップ2:2−ブロモ−6−メチル−7−プロピオニルインドリジン−5−ギ酸エチルの製造:収率は46%である。MS(ESI)m/z338[M+H]
ステップ3:(Z)or(E)−2−ブロモ−6−メチル−7−(1−モルホリニル−1−プロピレン−1−イル)インドリジン−5−イソプロピルホルメートの製造:収率は75%である。MS(ESI)m/z421[M+H]
ステップ4:2−ブロモ−6−メチル−7−(1−モルホリニルプロピル)インドリジン−5−イソプロピルホルメートの製造:収率は81%である。MS(ESI)m/z423[M+H]
ステップ5:2−ブロモ−6−メチル−7−(1−モルホリニルプロピル)インドリジン−5−ギ酸の製造:収率は91%である。MS(ESI)m/z381[M+H]
ステップ6:2−ブロモ−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−7−(1−モルホリニルプロピル)インドリジン−5−ホルムアミドの製造:収率は99%である。H NMR(400MHz,CDCl)δ10.93(s,1H),8.35(s,1H),7.32(s,1H),6.48(s,1H),5.96(s,1H),4.50(s,1H),3.90(s,4H),3.67(s,6H),2.75(s,2H),2.65(s,2H),2.39(s,3H),2.34(s,3H),2.25(s,3H),1.38(m,2H),0.62(t,J=7.3Hz,3H);MS(ESI)m/z515[M+H]
【0212】
実施例150:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−7−(1−メトキシメチル)−6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)インドリジン−5−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−7−(1−methoxymethyl)−6−methyl−2−(3,4,5−trimethoxyphenyl)indolizine−5−formamide)の製造:実施例1と同じである。
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ステップ1:7−(1−ヒドロキシルエチル)−6−メチル2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)インドリジン−5−ギ酸エチルの製造:収率は91%である。MS(ESI)m/z414[M+H]
ステップ2:7−(1−メトキシメチル)−6−メチル2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)インドリジン−5−ギ酸エチルの製造:収率は95%である。MS(ESI)m/z428[M+H]
ステップ3:7−(1−メトキシメチル)−6−メチル2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)インドリジン−5−ギ酸の製造:収率は83%である。MS(ESI)m/z400[M+H]
ステップ4:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−7−(1−メトキシメチル)−6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)インドリジン−5−ホルムアミドの製造:収率は92%である。H NMR(400MHz,CDCl)δ11.00(brs,1H),8.18(s,1H),7.37(s,1H),6.85(s,2H),6.73(s,1H),6.07(s,1H),5.13(q,J=6.8Hz,1H),4.53(s,1H),3.94(s,6H),3.87(s,3H),3.23(s,2H),2.80(s,3H),2.46(s,3H),2.33(s,3H),2.30(s,3H),1.65(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z534[M+H]
【0213】
実施例151:生物学的活性測定
1、PRC2複合体(EZH2Y641F)に対する化合物の活性測定:
検出方法:均一系時間分解蛍光測定(HomogeneousTime−ResolvedFluorescence,HTRF)
材料:実験に使用されたPRC2複合体(EZH2Y641F/EED/SUZ12/RbAp48/AEBP2)ヒストンメチルトランスフェラーゼ(Histone methyltransferase)は、Cisbio社から購入し、基質H3(1−50)K27me1は、GLBiochem社の製品であり、メチル供与体S−(5’−Adenosyl)−L−methioninechloridedihydrochloride(SAM)は、Sigma−aldrich社から購入し、EuマークのH3K27me3、Streptavidin−XL665及び反応に必要な緩衝液は、Cisbioから購入した。
実験方法:各ウェルにPRC2複合体(EZH2Y641F/EED/SUZ12/RbAp48/AEBP2)、H3(1−50)me1基質、メチル供与体SAM及び化合物を加え、全反応系が10μLとし、暗所にて室温で4時間反応させた。各ウェルに5ulEu標識のH3K27Me3抗体及び5ulStreptavidin−XL665を加え、均質に混合し、室温で1時間インキュベートした後、マルチラベルマイクロプレートアッセイシステム(PerkinElmerEnvision)を用いて620nm及び665nmでの蛍光値を測定し、そして各ウェルのHTRFシグナル比(665nm/620nm)を計算する。SoftMaxPro5.4.1ソフトウェアを用いて化合物のIC50値を計算する。
2、PRC2複合体(EZH2 wild type)に対する化合物の活性測定:
検出方法:酵素免疫測定法(Enzyme−linked immunosorbent assay,ELISA)
材料:実験に使用されるPRC2複合体(EZH2/EED/SUZ12/RbAp48/AEBP2)ヒストンメチルトランスフェラーゼは、BPS社から購入し、基質BiotinH3(21−44)me0は、AnaSpec社の製品であり、SAMは、Sigmaから購入し、GLBiochem社の製品であり、メチル供与体SAMは、Sigma−aldrichから購入し、H3K27me3抗体は、BPSから購入した。
実験方法:96ウェルプレートを最終濃度が100nMであるニュートラアビジン100μL/ウェルでコーティングし、湿った箱に入れて振盪機上で一晩振動した後、各ウェルに100μLの3%BSAを加えてから室温で1hブロックした。うまくブロックされた96ウェルプレートにおいて、各ウェルにPRC2複合体(EZH2/EED/SUZ12/RbAp48/AEBP2)、H3(21−44)me0基質、メチル供体SAM及び化合物を加えて、全反応系が100μLであり、湿った箱内に入れて、振盪機上で室温で1時間反応させた。TBS−T[20mMtris−HCl(pH7.2−7.4、室温)、150mMNaCl、0.1%(v/v)Tween−20]プレートを3回洗浄し、3%BSAで10分間ブロックし、抗H3K27me3抗体を加えて、室温で振盪機で振とうしながら1時間インキュベーターさせた。再びにTBS−Tを用いてプレートを3回洗浄し、各ウェルを3%BSAで10分間ブロックした。続いて、西洋ワサビペルオキシダーゼ標識の二次抗体を添加して、室温で湿った箱の中で1時間反応させた。最後に、TBS−Tを3回洗浄し、2mg/mlのOPD発色溶液(100μL/ウェル)を加えて発色させ、2MのHSO(50μL/ウェル)を用いて反応停止させ、マイクロプレートリーダーを用いて490nmにおける値を読み取り、化合物のIC50値をSoftMaxPro5.4.1のソフトウェアで計算した。
その結果は、以下のようである。
本発明の一部化合物のIC50値を表1に示した。
アルファベットAは、IC50≦100nmを表し、
アルファベットBは、IC50が、>100nm乃至≦1000nmであることを表し、
アルファベットCは、IC50が、>1uM乃至≦10uMであることを表し、
アルファベットDは、IC50が、>10uMであることを表し、
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注:「/」は、未測定を表示する。
【0214】
実施例152:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−1−(1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−1−(1H−pyrazole−4−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−1−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は43%である。MS(ESI)m/z412[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)−1−(1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z395[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−1−(1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は49%である。MS(ESI)m/z397[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−1−(1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:収率は43%である。MS(ESI)m/z355[M+H]
ステップ5:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−1−(1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は50%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.43(s,1H),7.86(s,1H),7.80(s,1H),7.68(t,J=4.8Hz,1H),7.62(s,1H),7.51(d,J=3.8Hz,1H),7.38(t,J=8.0Hz,1H),6.82(d,J=1.4Hz,1H),5.91(s,1H),4.62−4.51(m,2H),4.09−4.03(m,1H),3.87(s,3H),3.69(s,4H),2.85(s,2H),2.42(s,3H),2.27−2.23(m,5H),1.49(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z505[M+H]
【0215】
実施例153:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−1−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridine−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−morpholinylethyl)−1−(1H−Pyrazol−5−yl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率82%である。MS(ESI)m/z396[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−モルホリニルビニル)−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z479[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は44%である。MS(ESI)m/z481[M+H]
ステップ4:6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−1−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−カルボン酸の製造:MS(ESI)m/z355[M+H]
ステップ5:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−モルホリニルエチル)−1−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は10%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm12.60(s,1H),11.43(s,1H),8.37(s,1H),8.00(s,1H),7.05(s,1H),6.50(s,1H),6.10(s,1H),5.87(s,1H),4.30−4.24(m,2H),4.05−4.02(m,1H),4.02(s,3H),3.63−3.44(m,4H),2.66−2.54(m,2H),2.33−2.11(m,8H),1.44(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z505[M+H]
【0216】
実施例154:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridine−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(1H−pyrazol−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例31と同じである。
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ステップ1:6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z560[M+H]
ステップ2:6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は32%である。MS(ESI)m/z562[M+H]
ステップ3:6−メチル−1−(1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は77%である。MS(ESI)m/z436[M+H]
ステップ5:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は25%である。H−NMR(DMSO−d,400MHz):11.46(brs,1H),8.36(brs,1H),8.02(s,1H),7.72(s,1H),7.54(s,1H),7.04(s,1H),6.50(s,1H),6.11(s,1H),4.23(d,J=4.0Hz,2H),4.04(q,J=6.8Hz,1H),3.82(s,3H),3.16−3.11(m,2H),2.61(brs,6H),2.32(s,3H),2.19−2.18(m,5H),1.43(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z586[M+H]
【0217】
実施例155:(S)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((S)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridine−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(1H−pyrazol−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazine−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)または(R)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((R)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridine−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(1H−pyrazol−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazine−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:化合物154は、キラル分取液相分離によって化合物155及び化合物156を取得する。
分離条件は、以下のようである。カラムタイプ:OD−H、カラムサイズ:0.46cmI.D.×15cmL、注入容量:2μL、移動相:Hep/EtOH(0.1%DEA)=60/40(v/v)、流速:0.5ml/min、検出条件:UVλ=254nm、カラム温度:25℃。
化合物155:H−NMR(DMSO−d,400MHz):11.46(brs,1H),8.36(brs,1H),8.02(s,1H),7.72(s,1H),7.54(s,1H),7.04(s,1H),6.50(s,1H),6.11(s,1H),4.23(d,J=4.0Hz,2H),4.04(q,J=6.8Hz,1H),3.82(s,3H),3.16−3.11(m,2H),2.61(brs,6H),2.32(s,3H),2.19−2.18(m,5H),1.43(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z586[M+H];t=4.398min。
化合物156:H−NMR(DMSO−d,400MHz):11.46(brs,1H),8.36(brs,1H),8.02(s,1H),7.72(s,1H),7.54(s,1H),7.04(s,1H),6.50(s,1H),6.11(s,1H),4.23(d,J=4.0Hz,2H),4.04(q,J=6.8Hz,1H),3.82(s,3H),3.16−3.11(m,2H),2.61(brs,6H),2.32(s,3H),2.19−2.18(m,5H),1.43(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z586[M+H];t=4.806min。
【0218】
実施例156:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(6−aminopyridin−3−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例83と類似する。
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ステップ1:5−アセチル−1−(6−アミノピリジン−3−イル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は67%である。MS(ESI)m/z338[M+H]
ステップ2:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−(ピペラジン−1−イル)ビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z420[M+H]
ステップ3:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−(ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は99%である。MS(ESI)m/z422[M+H]
ステップ4:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は67%である。MS(ESI)m/z504[M+H]
ステップ5:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は95%である。MS(ESI)m/z562[M+H]
ステップ6:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は42%である。H−NMR(DMSO−d,400MHz)δppm11.43(brs,1H),8.37(s,1H),8.15(s,1H),8.06(s,1H),7.59(d,J=4.4Hz,1H),7.42(s,1H),6.88(d,J=1.4Hz,1H),6.53(d,J=4.2Hz,1H),6.10(s,1H),5.83(s,2H),4.21(d,J=2.2Hz,2H),4.04(q,J=6.8Hz,1H),3.81(s,3H),3.16−3.13(m,2H),3.63(s,6H),2.27(s,3H),2.18(s,5H),1.43(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z634[M+Na]
【0219】
実施例157:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(6−Aminopyridin−3−yl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazine−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例156と類似する。
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ステップ1:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は28%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm12.10(brs,1H),8.43(s,1H),8.22(s,1H),7.58−7.54(m,2H),7.46(t,J=5.6Hz,1H),6.80(d,J=1.4Hz,1H),6.43(d,J=4.2Hz,1H),4.65(brs,2H),4.53−4.44(m,2H),4.05(q,J=6.8Hz,1H),2.94(q,J=9.6Hz,2H),2.68−2.63(m,8H),2.39(s,3H),2.35(s,3H),2.10(s,3H),1.49(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z618[M+Na]
【0220】
実施例158:(S)−1−(6−アミノピリジン−3−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((S)−1−(6−aminopyridin−3−yl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)または(R)−1−(6−アミノピリジン−3−イル)−N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((R)−1−(6−aminopyridin−3−yl)−N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:化合物158は、キラル分取液相分離によって化合物159及び化合物160を取得する。
分離条件は、以下のようである。カラムタイプ:OD−H、カラムサイズ:0.46cmI.D.×15cmL、注入容量:2μL、移動相:Hep/EtOH(0.1%DEA)=60/40(v/v)、流速:0.5ml/min、検出条件:UVλ=254nm、カラム温度:25℃。
化合物159:H NMR(400MHz,CDCl)δppm12.10(brs,1H),8.43(s,1H),8.22(s,1H),7.58−7.54(m,2H),7.46(t,J=5.6Hz,1H),6.80(d,J=1.4Hz,1H),6.43(d,J=4.2Hz,1H),4.65(brs,2H),4.53−4.44(m,2H),4.05(q,J=6.8Hz,1H),2.94(q,J=9.6Hz,2H),2.68−2.63(m,8H),2.39(s,3H),2.35(s,3H),2.10(s,3H),1.49(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z618[M+Na];t=4.586min。
化合物160:H NMR(400MHz,CDCl)δppm12.10(brs,1H),8.43(s,1H),8.22(s,1H),7.58−7.54(m,2H),7.46(t,J=5.6Hz,1H),6.80(d,J=1.4Hz,1H),6.43(d,J=4.2Hz,1H),4.65(brs,2H),4.53−4.44(m,2H),4.05(q,J=6.8Hz,1H),2.94(q,J=9.6Hz,2H),2.68−2.63(m,8H),2.39(s,3H),2.35(s,3H),2.10(s,3H),1.49(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z618[M+Na];t=4.948min。
【0221】
実施例159:1−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(3,5−dimethylisoxazol−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridine−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazine−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例83と類似する。
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ステップ1:1−ブロモ−6−メチル−5−(1−(ピペラジン−1−イル)ビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z406[M+H]
ステップ2:1−ブロモ−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は99%である。MS(ESI)m/z488[M+H]
ステップ3:1−ブロモ−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は91%である。MS(ESI)m/z490[M+H]
ステップ4:1−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は70%である。MS(ESI)m/z507[M+H]
ステップ5:1−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z465[M+H]
ステップ6:1−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は32%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.42(brs,1H),8.42(s,1H),8.02(s,1H),6.99(s,1H),6.83(s,1H),6.08(s,1H),6.10(s,1H),4.19(brs,2H),4.06(q,J=6.8Hz,1H),3.77(s,3H),3.16−3.13(m,2H),2.63(brs,6H),2.29(brs,6H),2.24−2.21(m,9H),1.44(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z615[M+H]
【0222】
実施例160:1−(4−フルオロフェニル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(4−fluorophenyl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例159と類似する。
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ステップ1:1−(4−フルオロフェニル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は56%である。MS(ESI)m/z338[M−C11+H]
ステップ2:1−(4−フルオロフェニル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は73%である。MS(ESI)m/z464[M+H]
ステップ3:1−(4−フルオロフェニル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は56%である。H−NMR(MeOD,400MHz)δppm7.57−7.52(m,3H),7.17−7.10(m,2H),6.89(d,J=2.8Hz,1H),6.24(s,1H),4.42(s,2H),4.11(q,J=6.8Hz,1H),3.90(s,3H),3.04−3.01(m,2H),2.74−2.66(m,6H),2.33−2.30(m,9H),1.51(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z614[M+H]
【0223】
実施例161:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(6−(methylamino)pyridin−3−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−Trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例159と類似する。
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ステップ1:6−メチル−1−(6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は33%である。MS(ESI)m/z518[M+H]
ステップ2:6−メチル−1−(6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z476[M+H]
ステップ3:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は34%である。H−NMR(MeOD,400MHz)δppm8.44(s,1H),8.11(d,J=2.0Hz,1H),7.65(dd,J=8.8,2.4Hz,1H),7.50(s,1H),6.82(d,J=2.8Hz,1H),6.59(d,J=8.8Hz,1H),6.24(s,1H),4.42(s,2H),4.09(q,J=6.8Hz,1H),3.90(s,3H),3.02(q,J=10.0Hz,2H),2.89(s,3H),2.68−2.66(m,4H),2.33(s,3H),2.30−2.29(m,4H),1.50(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z626[M+H]
【0224】
実施例162:(S)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((S)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(6−(methylamino)pyridin−3−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)または(R)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((R)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(6−(methylamino)pyridin−3−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:化合物163は、キラル分取液相分離によって化合物164及び化合物165を取得する。
分離条件としては、以下のようである。カラムタイプ:AD−H、カラムサイズ:0.46cmI.D.×15cmL、注入容量:2μL、移動相:Hep/EtOH(0.1%DEA)=60/40(v/v)、流速:0.5ml/min、検出条件:UVλ=254nm、カラム温度:25℃。
化合物164:H−NMR(MeOD,400MHz)δppm8.44(s,1H),8.11(d,J=2.0Hz,1H),7.65(dd,J=8.8,2.4Hz,1H),7.50(s,1H),6.82(d,J=2.8Hz,1H),6.59(d,J=8.8Hz,1H),6.24(s,1H),4.42(s,2H),4.09(q,J=6.8Hz,1H),3.90(s,3H),3.02(q,J=10.0Hz,2H),2.89(s,3H),2.68−2.66(m,4H),2.33(s,3H),2.30−2.29(m,4H),1.50(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z626[M+H];t=2.319min。
化合物165:H−NMR(MeOD,400MHz)δppm8.44(s,1H),8.11(d,J=2.0Hz,1H),7.65(dd,J=8.8,2.4Hz,1H),7.50(s,1H),6.82(d,J=2.8Hz,1H),6.59(d,J=8.8Hz,1H),6.24(s,1H),4.42(s,2H),4.09(q,J=6.8Hz,1H),3.90(s,3H),3.02(q,J=10.0Hz,2H),2.89(s,3H),2.68−2.66(m,4H),2.33(s,3H),2.30−2.29(m,4H),1.50(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z626[M+H];t=6.490min。
【0225】
実施例163:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(2−メチルピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(2−methylpyridin−3−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例159と類似する。
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ステップ1:6−メチル−1−(2−メチルピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は44%である。MS(ESI)m/z503[M+H]
ステップ2:6−メチル−1−(2−メチルピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z461[M+H]
ステップ3:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(2−メチルピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は35%である。H−NMR(MeOD,400MHz)δppm8.55(s,1H),8.33(dd,J=4.8,1.2Hz,1H),7.75(dd,J=7.6,1.2Hz,1H),7.30(dd,J=7.6,4.8Hz,1H),7.16(s,1H),6.85(d,J=2.4Hz,1H),6.22(s,1H),4.38(s,2H),4.13(q,J=6.8Hz,1H),3.04(q,J=10.0Hz,2H),2.74−2.67(m,6H),2.49(s,3H),2.34−2.30(m,6H),2.29(s,3H),1.53(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z611[M+H]
【0226】
実施例164:1−(2−クロロピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(2−chloropyridin−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridine−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine)の製造:実施例159と類似する。
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ステップ1:1−(2−クロロピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は35%である。MS(ESI)m/z523[M+H]
ステップ2:1−(2−クロロピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は97%である。MS(ESI)m/z481[M+H]
ステップ3:1−(2−クロロピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は30%である。H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.49(s,1H),8.20(d,J=8.2Hz,1H),7.75(s,1H),7.71(t,J=5.6Hz,1H),7.38(s,1H),7.32(d,J=5.2Hz,1H),6.93(d,J=4.3Hz,1H),5.87(s,1H),4.57(t,J=5.2Hz,2H),4.09(q,J=6.8Hz,1H),3.89(s,3H),2.95(q,J=6.8Hz,2H),2.67−2.61(m,6H),2.41(s,3H),2.29−2.28(m,2H),2.17(s,3H),1.48(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z631[M+H]
【0227】
実施例165:(S)−1−(2−クロロピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((S)−1−(2−chloropyridin−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)または(R)−1−(2−クロロピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((R)−1−(2−chloropyridin−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:化合物167は、キラル分取液相分離によって化合物168及び化合物169を取得する。
分離条件としては、以下のようである。カラムタイプ:AD−H、カラムサイズ:0.46cmI.D.×15cmL、注入容量:2μL、移動相:Hep/EtOH(0.1%DEA)=60/40(v/v)、流速:0.5ml/min、検出条件:UVλ=254nm、カラム温度:25℃。
化合物168:H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.49(s,1H),8.20(d,J=8.2Hz,1H),7.75(s,1H),7.71(t,J=5.6Hz,1H),7.38(s,1H),7.32(d,J=5.2Hz,1H),6.93(d,J=4.3Hz,1H),5.87(s,1H),4.57(t,J=5.2Hz,2H),4.09(q,J=6.8Hz,1H),3.89(s,3H),2.95(q,J=6.8Hz,2H),2.67−2.61(m,6H),2.41(s,3H),2.29−2.28(m,2H),2.17(s,3H),1.48(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z631[M+H];t=3.461min。
化合物169:H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.49(s,1H),8.20(d,J=8.2Hz,1H),7.75(s,1H),7.71(t,J=5.6Hz,1H),7.38(s,1H),7.32(d,J=5.2Hz,1H),6.93(d,J=4.3Hz,1H),5.87(s,1H),4.57(t,J=5.2Hz,2H),4.09(q,J=6.8Hz,1H),3.89(s,3H),2.95(q,J=6.8Hz,2H),2.67−2.61(m,6H),2.41(s,3H),2.29−2.28(m,2H),2.17(s,3H),1.48(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z631[M+H];t=5.255min。
【0228】
実施例166:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(2−(dimethylamino)pyridin−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例159と類似する。
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は49%である。MS(ESI)m/z532[M+H]
ステップ2:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は88%である。MS(ESI)m/z490[M+H]
ステップ3:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は24%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm8.44(s,1H),8.12(t,J=4.4Hz,1H)8.06(d,J=5.2Hz,1H),7.63(s,1H),7.12(d,J=2.1Hz,1H),6.81(d,J=5.2Hz,1H),6.73(s,1H),6.18(s,1H),4.25(brs,2H),4.07(q,J=6.8Hz,1H),3.85(s,3H),3.10(q,J=9.8Hz,2H),3.02(s,6H),2.63−2.51(m,6H),2.30(s,3H),2.36(s,6H),1.48(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z640[M+H]
【0229】
実施例167:(S)−1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((S)−1−(2−(dimethylamino)pyridin−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)または(R)−1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((R)−1−(2−(dimethylamino)pyridin−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:化合物170は、キラル分取液相分離によって化合物171及び化合物172を取得する。
分離条件としては、以下のようである。カラムタイプ:IC−H;カラムサイズ:0.46cmI.D.×15cmL;注入容量:2μL、移動相:Hep/EtOH(0.1%DEA)=60/40(v/v)、流速:0.5ml/min、検出条件:UVλ=254nm、カラム温度:25℃。
化合物171:H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm8.44(s,1H),8.12(t,J=4.4Hz,1H)8.06(d,J=5.2Hz,1H),7.63(s,1H),7.12(d,J=2.1Hz,1H),6.81(d,J=5.2Hz,1H),6.73(s,1H),6.18(s,1H),4.25(brs,2H),4.07(q,J=6.8Hz,1H),3.85(s,3H),3.10(q,J=9.8Hz,2H),3.02(s,6H),2.63−2.51(m,6H),2.30(s,3H),2.36(s,6H),1.48(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z640[M+H];t=24.811min。
化合物172:H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm8.44(s,1H),8.12(t,J=4.4Hz,1H)8.06(d,J=5.2Hz,1H),7.63(s,1H),7.12(d,J=2.1Hz,1H),6.81(d,J=5.2Hz,1H),6.73(s,1H),6.18(s,1H),4.25(brs,2H),4.07(q,J=6.8Hz,1H),3.85(s,3H),3.10(q,J=9.8Hz,2H),3.02(s,6H),2.63−2.51(m,6H),2.30(s,3H),2.36(s,6H),1.48(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z640[M+H];t=30.994min。
【0230】
実施例168:1−(2,6−ルチジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(2,6−lutidin−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例159と類似する。
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ステップ1:1−(2,6−ルチジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は60%である。MS(ESI)m/z517[M+H]
ステップ2:1−(2,6−ルチジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z475[M+H]
ステップ3:1−(2,6−ルチジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は6%である。H−NMR(MeOD,400MHz)δppm8.54(s,1H),7.75(s,1H),7.30(s,2H),7.08(d,J=2.8Hz,1H),6.26(s,1H),4.45(brs,2H),4.13(q,J=6.8Hz,1H),3.91(s,3H),3.02(q,J=9.8Hz,2H),2.78−2.67(m,6H),2.50(s,6H),2.36(s,3H),2.92−2.30(m,5H),1.51(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z625[M+H]
【0231】
実施例169:(S)−1−(2,6−ルチジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((S)−1−(2,6−lutidin−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)または(R)−1−(2,6−ルチジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((R)−1−(2,6−lutidin−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:化合物173は、キラル分取液相分離によって化合物174及び化合物175を取得する。
分離条件としては、以下のようである。カラムタイプ:IC−H;カラムサイズ:0.46cmI.D.×15cmL;注入容量:2μL、移動相:Hep/EtOH(0.1%DEA)=60/40(v/v)、流速:0.5ml/min、検出条件:UVλ=254nm、カラム温度:25℃。
化合物174:H−NMR(MeOD,400MHz)δppm8.54(s,1H),7.75(s,1H),7.30(s,2H),7.08(d,J=2.8Hz,1H),6.26(s,1H),4.45(brs,2H),4.13(q,J=6.8Hz,1H),3.91(s,3H),3.02(q,J=9.8Hz,2H),2.78−2.67(m,6H),2.50(s,6H),2.36(s,3H),2.92−2.30(m,5H),1.51(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z625[M+H];t=9.681min。
化合物175:H−NMR(MeOD,400MHz)δppm8.54(s,1H),7.75(s,1H),7.30(s,2H),7.08(d,J=2.8Hz,1H),6.26(s,1H),4.45(brs,2H),4.13(q,J=6.8Hz,1H),3.91(s,3H),3.02(q,J=9.8Hz,2H),2.78−2.67(m,6H),2.50(s,6H),2.36(s,3H),2.92−2.30(m,5H),1.51(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z625[M+H];t=11.694min。
【0232】
実施例170:1−(2,6−ルチジン−3−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(2,6−lutidin−3−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例159と類似する。
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ステップ1:1−(2,6−ルチジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は25%である。MS(ESI)m/z517[M+H]
ステップ2:1−(2,6−ルチジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は68%である。MS(ESI)m/z475[M+H]
ステップ3:1−(2,6−ルチジン−3−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は18%である。H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.42(s,1H),7.46(d,J=7.6Hz,1H),7.27−7.26(m,2H),6.97(d,J=8.0Hz,1H),6.75(s,1H),5.87(s,1H),4.50(d,J=5.2Hz,1H),4.06(q,J=6.4Hz,1H),3.85(s,3H),2.95(q,J=8.8Hz,2H),2.68−2.58(m,6H),2.52(s,3H),2.47(s,3H),2.37−2.31(m,5H),2.10(s,3H),1.50(d,J=6.4Hz,3H);MS(ESI)m/z625[M+H]
【0233】
実施例171:(S)−1−(2,6−ルチジン−3−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((S)−1−(2,6−lutidin−3−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)または(R)−1−(2,6−ルチジン−3−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((R)−1−(2,6−lutidin−3−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:化合物176は、キラル分取液相分離によって化合物177及び化合物178を取得する。
分離条件としては、以下のようである。カラムタイプ:IC−H;カラムサイズ:0.46cmI.D.×15cmL;注入容量:2μL;移動相:EtOH(0.1%DEA)=100;流速:0.5ml/min;検出条件:UVλ=254nm、カラム温度:25℃。
化合物177:H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.42(s,1H),7.46(d,J=7.6Hz,1H),7.27−7.26(m,2H),6.97(d,J=8.0Hz,1H),6.75(s,1H),5.87(s,1H),4.50(d,J=5.2Hz,1H),4.06(q,J=6.4Hz,1H),3.85(s,3H),2.95(q,J=8.8Hz,2H),2.68−2.58(m,6H),2.52(s,3H),2.47(s,3H),2.37−2.31(m,5H),2.10(s,3H),1.50(d,J=6.4Hz,3H);MS(ESI)m/z625[M+H];t=12.450min。
化合物178:H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.42(s,1H),7.46(d,J=7.6Hz,1H),7.27−7.26(m,2H),6.97(d,J=8.0Hz,1H),6.75(s,1H),5.87(s,1H),4.50(d,J=5.2Hz,1H),4.06(q,J=6.4Hz,1H),3.85(s,3H),2.95(q,J=8.8Hz,2H),2.68−2.58(m,6H),2.52(s,3H),2.47(s,3H),2.37−2.31(m,5H),2.10(s,3H),1.50(d,J=6.4Hz,3H);MS(ESI)m/z625[M+H];t=17.820min。
【0234】
実施例172:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(2−(dimethylamino)pyridin−3−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:1−(2−フルオロピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:実施例160ステップ1と同じである。収率は43%である。MS(ESI)m/z339[M−C11+H]
ステップ2:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:乾燥した25mLのシーリングチューブの中で、化合物1−(2−フルオロピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステル(330mg、0.59mmol)、ジメチルアミン水溶液(25ml)を順次に入れて、テトラヒドロフラン(5ml)に溶解させ、85℃で2日間反応させ、反応液をジクロロメタンで(200mL)抽出した後、水(100mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(100mL)で洗浄してから、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥して、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1)を用いて精製して、黄色の油性物280mgを取得し、収率は81%である。MS(ESI)m/z532[M+H]
ステップ3:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:実施例160中のステップ2と同じである。MS(ESI)m/z490[M+H]
ステップ4:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:実施例160中のステップ3と同じである。2つのステップの収率は8%である。H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.45(s,1H),8.08(d,J=3.2Hz,1H),7.48(dd,J=7.2,1.6Hz,1H),7.36(s,1H),7.18(t,J=7.2Hz,1H),6.85(d,J=2.8Hz,1H),6.74(dd,J=7.2,2.4Hz,1H),5.87(s,1H),4.52(d,J=5.2Hz,2H),4.05(q,J=6.4Hz,1H),3.86(s,3H),2.95(q,J=9.6Hz,2H),2.68−2.66(m,6H),2.64(s,6H),2.35(s,3H),2.32−2.29(m,2H),2.15(s,3H),1.50(d,J=6.4Hz,3H);MS(ESI)m/z640[M+H]
【0235】
実施例173:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(2−(メチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(2−(methylamino)pyridin−4−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例172と同じである。
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ステップ1:1−(2−フルオロピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は65%である。MS(ESI)m/z507[M+H]
ステップ2:6−メチル−1−(2−(メチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は39%である。MS(ESI)m/z518[M+H]
ステップ3:6−メチル−1−(2−(メチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は63%である。MS(ESI)m/z476[M+H]
ステップ4:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(2−(メチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は15%である。H−NMR(MeOD,400MHz)δppm8.55(brs,1H),7.86(d,J=4.8Hz,1H),7.76(s,1H),7.05(d,J=3.2Hz,1H),6.88(d,J=5.6Hz,1H),6.80(s,1H),6.25(s,1H),4.57(s,3H),4.44(s,2H),4.14(q,J=6.4Hz,1H),3.95(s,3H),3.13(q,J=9.6Hz,2H),2.98(s,3H),2.68−2.64(m,6H),2.35(s,3H),2.34−2.32(m,6H),1.50(d,J=6.4Hz,3H);MS(ESI)m/z626[M+H]
【0236】
実施例174:(S)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(2−(メチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((S)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(2−(methylamino)pyridin−4−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)または(R)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(2−(メチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((R)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(2−(methylamino)pyridin−4−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:化合物180は、キラル分取液相分離によって化合物181及び化合物182を取得する。
分離条件としては、以下のようである。カラムタイプ:AD−H、カラムサイズ:0.46cmI.D.×15cmL、注入容量:2μL、移動相:Hep/EtOH(0.1%DEA)=60/40(v/v)、流速:0.5ml/min、検出条件:UVλ=254nm、カラム温度:25℃。
化合物181:H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.44(s,1H),7.39(d,J=4.4Hz,1H),7.59(d,J=7.2Hz,2H),7.28(s,1H),7.19(s,1H),7.14(t,J=4.8Hz,1H),6.78(s,1H),5.88(s,1H),4.50(d,J=4.0Hz,1H),4.07(q,J=6.8Hz,1H),3.86(s,3H),2.96(q,J=9.6Hz,2H),2.75−2.66(m,6H),2.52(s,3H),2.37−2.31(m,5H),2.14(s,3H),1.51(d,J=6.4Hz,3H);MS(ESI)m/z626[M+H];MS(ESI)m/z626[M+H]+;t=10.432min。
化合物182:H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.44(s,1H),7.39(d,J=4.4Hz,1H),7.59(d,J=7.2Hz,2H),7.28(s,1H),7.19(s,1H),7.14(t,J=4.8Hz,1H),6.78(s,1H),5.88(s,1H),4.50(d,J=4.0Hz,1H),4.07(q,J=6.8Hz,1H),3.86(s,3H),2.96(q,J=9.6Hz,2H),2.75−2.66(m,6H),2.52(s,3H),2.37−2.31(m,5H),2.14(s,3H),1.51(d,J=6.4Hz,3H);MS(ESI)m/z626[M+H];t=17.440min。
【0237】
実施例175:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(1−methyl−1H−1,2,4−triazol−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例50と類似する。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−1−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソランボラン−2−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は41%である。MS(ESI)m/z372[M+H]
ステップ2:5−アセチル−6−メチル−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は50%である。MS(ESI)m/z327[M+H]
ステップ3:6−メチル−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−5−(1−(ピペラジン−1−イル)ビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z409[M+H]
ステップ4:6−メチル−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−5−(1−(ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は50%である。MS(ESI)m/z411[M+H]
ステップ5:6−メチル−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は19%である。MS(ESI)m/z493[M+H]
ステップ6:6−メチル−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z451[M+H]
ステップ7:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は33%である。H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.50(s,1H),8.13(s,1H),7.83(s,1H),7.42(t,J=4.8Hz,1H),6.98(d,J=2.8Hz,1H),5.89(s,1H),4.55(d,J=5.2Hz,2H),4.09(q,J=6.8Hz,1H),4.03(s,3H),3.89(s,3H),2.96(q,J=9.6Hz,2H),2.68−2.64(m,6H),2.38(s,3H),2.31−2.29(m,2H),2.21(s,3H),1.50(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z601[M+Na]
【0238】
実施例176:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−N−((2,6−ジメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(6−aminopyridin−3−yl)−N−((2,6−dimethyl−4−oxo−1,4−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:操作ステップは、実施例108と同じである。必要とする3−(アミノメチル)−2,6−ルチジン−4(1H)−オン塩酸塩の合成は、文献(WO2015200650)を参照する。
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ステップ1:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−N−((2,6−ジメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は12%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.41(s,1H),8.10(s,1H),7.65(s,1H),7.56(d,J=4.0Hz,1H),7.45(s,1H),6.75(s,1H),6.59(d,J=4.2Hz,1H),6.08(s,1H),4.43(s,2H),4.02(q,J=6.8Hz,1H),2.95(q,J=9.6Hz,2H),2.66(brs,6H),2.47(s,3H),2.30(brs,5H),2.16(s,3H),1.46(d,J=6.4Hz,3H);MS(ESI)m/z618[M+Na]
【0239】
実施例177:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−6−メチル−N−((6−メチル−2−オキソ−4−プロピル−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(6−アミノピリジン−3−イル)−6−メチル−N−((6−メチル−2−オキソ−4−propyl−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:操作ステップは、実施例108と同じである。必要とする3−(アミノメチル)−6−メチル−4−プロピルピリジン−2(1H)−オン塩酸塩の合成参照文献(WO2014177982)。
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ステップ1:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−6−メチル−N−((6−メチル−2−オキソ−4−プロピル−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は27%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.46(brs,1H),8.36(s,1H),8.25(t,J=2.0Hz,2H),8.14(s,1H),7.58(d,J=2.0Hz,1H),7.42(s,1H),6.86(d,J=2.4Hz,1H),6.50(d,J=5.6Hz,1H),5.88(s,1H),5.81(s,2H),4.26(d,J=4.8Hz,2H),4.03(q,J=6.8Hz,1H),3.14(q,J=9.6Hz,2H),2.66−2.62(m,6H),2.25(s,3H),2.21−2.11(m,5H),1.46(q,J=8.0Hz,2H),1.42(d,J=6.8Hz,3H),0.89(t,J=8.0Hz,3H);MS(ESI)m/z624[M+H]
【0240】
実施例178:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−6−メチル−N−((6−メチル−2−オキソ−4−(トリフルオロメチル)−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(6−aminopyridin−3−yl)−6−methyl−N−((6−methyl−2−oxo−4−(trifluoromethyl)−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:操作ステップは、実施例108と同じである。必要とする3−(アミノメチル)−6−メチル−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2(1H)−オン塩酸塩の合成は、文献(WO2014177982)を参照する。
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ステップ1:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−6−メチル−N−((6−メチル−2−オキソ−4−(トリフルオロメチル)−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は37%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm12.37(s,1H),8.38(s,1H),8.29(s,1H),8.14(s,1H),7.57(dd,J=8.4,2.0Hz,1H),7.43(s,1H),6.89(d,J=2.4Hz,1H),6.52(d,J=8.4Hz,1H),6.28(s,1H),5.85(s,2H),4.34(s,2H),4.05(q,J=6.8Hz,1H),3.17−3.11(m,2H),2.66−2.59(m,6H),2.65−2.20(m,8H),1.43(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z650[M+H]
【0241】
実施例179:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−N−((5−メトキシ−1−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(6−aminopyridin−3−yl)−N−((5−methoxy−1−methyl−3−oxo−2,3−dihydro−1H−pyrazol−4−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:操作ステップは、実施例108と同じである。必要とする4−(アミノメチル)−5−メトキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−3(2H)−オン塩酸塩の合成は、文献(WO2015010049)を参照する。
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ステップ1:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−N−((5−メトキシ−1−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は19%である。H NMR(400MHz,MeOD)δppm8.49(s,1H),8.08(s,1H),7.70(dd,J=8.4,2.4Hz,1H),7.55(s,1H),6.85(d,J=2.8Hz,1H),6.67(d,J=8.4Hz,1H),4.58(s,1H),4.27(s,2H),4.09(q,J=6.8Hz,1H),4.04(s,3H),3.31(s,3H),3.05(q,J=7.2Hz,1H)、3.06−3.01(m,6H),2.67−2.33(m,5H),1.50(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z600[M+H]
【0242】
実施例180:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−N−((7−イソブチル−1−メチル−3−オキソ−2,3,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−2,7−ナフチリジン−4−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(6−aminopyridin−3−yl)−N−((7−isobutyl−1−methyl−3−oxo−2,3,5,6,7,8−hexahydro−2,7−naphthyridin−4−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:操作ステップは、実施例108と同じである。必要とする4−(アミノメチル)−7−イソブチル−1−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2,7−ナフチリジン−3(2H)−オン塩酸塩の合成は、文献(WO2015110999)を参照する。
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ステップ1:1−(6−アミノピリジン−3−イル)−N−((7−イソブチル−1−メチル−3−オキソ−2,3,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−2,7−ナフチリジン−4−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は20%である。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm11.54(brs,1H),8.38(s,1H),8.29(t,J=4.8Hz,1H),8.15(d,J=2.4Hz,1H),7.60(d,J=2.4Hz,1H),7.43(s,1H),6.88(d,J=2.8Hz,1H),6.52(d,J=8.8Hz,1H),5.84(s,2H),4.26(d,J=4.8Hz,2H),4.04(q,J=6.8Hz,1H),3.21−3.10(m,6H),2.83(t,J=5.6Hz,2H),2.67−2.62(m,6H),2.26(s,3H),2.18(d,J=7.6Hz,4H),2.09(s,3H),1.86(sept,J=6.8Hz,1H),1.43(d,J=6.8Hz,3H),0.87(d,J=6.8Hz,6H);MS(ESI)m/z715[M+Na]
【0243】
実施例181:1−(6−(4−アミノピペリジン−1−イル)ピリジン−3−)−6−メチル−N−((1−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロイソキノリン−4−イル)メチル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(6−(4−aminopiperidin−1−yl)pyridine−3−)−6−methyl−N−((1−methyl−3−oxo−2,3−dihydroisoquinolin−4−yl)methyl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:操作ステップは、実施例156と類似する。必要とする(1−(5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソランボラン−2−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)カルバミン酸tert−ブチルの合成は、文献(WO2008090181)を参照し、4−(アミノメチル)−1−メチルイソキノリン−3(2H)−オン塩酸塩の合成は、文献(WO2015077193)を参照する。
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ステップ1:1−(6−(4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は25%である。MS(ESI)m/z687[M+H]
ステップ2:1−(6−(4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は77%である。MS(ESI)m/z645[M+H]
ステップ3:(1−(5−(6−メチル−7−(((1−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロイソキノリン−4−イル)メチル)カルバモイル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)カルバミン酸tert−ブチル:MS(ESI)m/z815[M+H]
ステップ4:1−(6−(4−アミノピペリジン−1−イル)ピリジン−3−)−6−メチル−N−((1−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロイソキノリン−4−イル)メチル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は18%である。H−NMR(MeOD,400MHz)δppm8.52−8.39(m,4H),8.26(s,1H),8.14−8.10(m,1H),7.98(s,1H),7.79−7.75(m,1H),7.58−7.56(m,1H),7.25(s,1H),5.00(s,2H),4.42−4.38(m,2H),3.47−3.44(m,2H),3.41−3.31(m,4H),2.30−2.29(m,2H),3.24−3.21(m,2H),2.97−2.94(m,4H),2.89−2.87(m,1H),2.46(s,3H),2.31−2.25(m,3H),1.93−1.87(m,2H),1.84−1.82(m,3H);MS(ESI)m/z715[M+H]
【0244】
実施例182:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4,6−dimethyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(1−(tetrahydro−2H−pyran−4−yl)−1H−pyrazol−4−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazine−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例83と類似する。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は27%である。MS(ESI)m/z396[M+H]
ステップ2:6−メチル−5−(1−(ピペラジン−1−イル)ビニル)−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z478[M+H]
ステップ3:6−メチル−5−(1−(ピペラジン−1−イル)エチル)−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z480[M+H]
ステップ4:6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:3つのステップの収率は37%である。MS(ESI)m/z562[M+H]
ステップ5:6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z520[M+H]
ステップ6:N−((4,6−ジメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は43%である。H−NMR(MeOD,400MHz)δppm8.46(s,1H),7.95(s,1H),7.76(s,1H),7.57(s,1H),6.85(d,J=2.4Hz,1H),6.11(s,1H),4.46−4.45(m,3H),4.11−4.09(m,3H),3.61(d,J=10.8Hz,2H),3.02(q,J=6.8Hz,2H),2.72−2.67(m,6H),2.37(s,3H),2.31(s,3H).2.28−2.24(m,5H),2.16−2.09(m,4H),1.42(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z654[M+H]
【0245】
実施例183:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(1H−pyrazol−5−yl)−5−(1−(thiazole−2−ylmethoxy)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:1−ブロモ−5−(1−ヒドロキシルエチル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの製造:乾燥した窒素ガスの保護下での50mLの一口フラスコに化合物5−アセチル−1−ブロモ−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチル(600mg、1.86mmol)及び10mLメタノールを入れ、0℃に冷却した後、バッチで水素化ホウ素ナトリウム(1054mg、27.86mmol)を加えた。室温で2時間攪拌反応し、反応液を酢酸エチル(50mL)で抽出し、水で(50mL×2)洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=20:1)を用いて精製して、黄色の固体(478mg、収率:79%)を取得した。MS(ESI)m/z396[M+H]
ステップ2:1−ブロモ−6−メチル−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:窒素ガス保護下での25mLの一口フラスコに化合物1−ブロモ−5−(1−ヒドロキシルエチル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチル(478mg、1.47mmol)、水素化ナトリウム(53mg、2.21mmol)を順次に入れて3mLのDMFに溶解させ、アイスバス下で15分間攪拌した後、2−ブロモメチルチアゾール(312mg、1.476mmol)を加えて、室温で4時間攪拌し、反応液をアンモニアで消光し、酢酸エチル(50mL)で抽出し、水(50mL×2)で洗浄してから、飽和食塩水(50mL)で洗浄した後、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)を用いて精製して、黄色の固体(480mg、収率:77%)を取得した。MS(ESI)m/z423[M+H]
ステップ3:6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:乾燥した窒素ガスの保護下での100mLの一口フラスコ中で、化合物1−ブロモ−6−メチル−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ギ酸エチル(480mg、1.13mmol)、1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(630mg、2.27mmol)、[2−(ジシクロヘキシルリン)−3,6−メトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)ベンゼン]クロロ化パラジウム(45mg、0.057mmol)、CsCO(738mg、2.27mmol)を6mLトルエン:DMF=10:1に入れた。窒素ガスを数回交換し、窒素ガスを満たした風船とお互いに通して、110℃の油浴中で一晩攪拌した。反応液は、ジクロロメタン(100mL)で抽出して、水(50mL×2)で洗浄してから、飽和食塩水(50mL)洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)を用いて精製して、イエローグリーンの固体(223mg、収率:40%)を取得した。MS(ESI)m/z495[M+H]
ステップ4:6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:窒素ガス保護下での25mLの一口フラスコに化合物6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ギ酸エチル(223mg、0.451mmol)、2.5mLテトラヒドロフラン及び2.5mLメタノールを順次に入れ、過量の水酸化ナトリウムを2.5mLの水に溶かしてから、反応系に加え、60℃に昇温させて徹夜で攪拌還流し、反応液を希塩酸でpHが5になるように中和し、ジクロロメタン(50mL)で抽出した後、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮して淡い黄色の固体(140mg、収率:81%)を取得した。MS(ESI)m/z383[M+H]
ステップ5:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:窒素ガス保護下での25mLの一口フラスコに6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ化−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(1−(チアゾール−2−イルメトキシ)エチル)インドリジン−7−ギ酸(70mg、0.163mmol)、3−(アミノメチル)−4−メトキシ−6−メチルピリジン−2(1H)−オン塩酸塩(37mg、0.196mmol)、HATU(93mg、0.245mmol)、TEA(49mg、0.489mmol)及びDMF2mLを順次に入れ、室温で一晩攪拌しながら反応させた。製造により精製して、黄色の固体(1mg、収率:1%)を取得した。H NMR(400MHz,CDCl)δ12.11(s,1H),8.20(s,1H),8.12(s,1H),8.06(s,1H),7.73(d,J=3.2Hz,1H),7.44(s,1H),7.32(d,J=2.8Hz,1H),6.99(s,1H),6.39(s,1H),5.84(s,1H),5.45(q,J=13.2,6.0Hz,1H),4.67(s,2H),4.56(s,2H),3.84(s,3H),2.42(s,3H),2.16(s,3H),1.73(d,J=6.5Hz,3H);MS(ESI)m/z533[M+H]
【0246】
実施例184:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(6−メチルピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(6−methylpyridin−3−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例159と類似する。
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ステップ1:6−メチル−1−(6−メチルピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は33%である。MS(ESI)m/z503[M+H]
ステップ2:6−メチル−1−(6−メチルピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は87%である。MS(ESI)m/z461[M+H]
ステップ3:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(6−メチルピリジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は17%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm8.71(s,1H),8.46(s,1H),7.32(dd,J=8.0,2.4Hz,1H),7.66(d,J=7.7Hz,1H),7.60(t,J=2.4Hz,1H),7.16(d,J=8.0Hz,1H),6.89(s,1H),5.87(s,1H),4.52(d,J=5.2Hz,2H),4.06(q,J=6.4Hz,1H),3.87(s,3H),2.95(q,J=9.6Hz,2H),2.68−2.58(m,6H),2.50(s,3H),2.37(s,3H),2.35−2.31(m,2H),2.22(s,3H),1.48(d,J=6.4Hz,3H);MS(ESI)m/z611[M+H]
【0247】
実施例185:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−1−(2−メトキシピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−1−(2−methoxypyridin−4−yl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例159と類似する。
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ステップ1:1−(2−メトキシピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は80%である。MS(ESI)m/z519[M+H]
ステップ2:1−(2−メトキシピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z477[M+H]
ステップ3:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−1−(2−メトキシピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:2つのステップの収率は53%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm12.13(brs,1H),8.50(s,1H),8.06(d,J=5.2Hz,1H),7.76(s,1H),7.64(t,J=5.2Hz,1H),7.06(dd,J=6.8,5.2Hz,1H),6.95(d,J=7.2Hz,1H),6.90(s,1H),5.87(s,1H),4.56(d,J=2.8Hz,2H),4.07(q,J=6.8Hz,1H),3.92(s,3H),3.89(s,3H),2.95(q,J=9.6Hz,2H),2.68−2.58(m,6H),2.38(s,3H),2.33−2.29(m,2H),2.18(s,3H),1.48(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z627[M+H]
【0248】
実施例186:(S)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−1−(2−メトキシピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((S)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)−1−(2−methoxypyridin−4−yl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)または(R)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−1−(2−メトキシピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((R)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)−1−(2−methoxypyridin−4−yl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:化合物193は、キラル分取液相分離によって化合物194及び化合物195を取得する。
分離条件としては、以下のようである。カラムタイプ:IC−H;カラムサイズ:0.46cmI.D.×15cmL;注入容量:2μL;移動相:EtOH(0.1%DEA);流速:0.5ml/min;検出条件:UVλ=254nm、カラム温度:25℃。
化合物194:H NMR(CDCl,400MHz)δppm11.48(brs,1H),8.50(s,1H),8.06(d,J=5.2Hz,1H),7.76(s,1H),7.64(t,J=5.2Hz,1H),7.06(dd,J=6.8,5.2Hz,1H),6.95(d,J=7.2Hz,1H),6.90(s,1H),5.87(s,1H),4.56(d,J=2.8Hz,2H),4.07(q,J=6.8Hz,1H),3.92(s,3H),3.89(s,3H),2.95(q,J=9.6Hz,2H),2.68−2.58(m,6H),2.38(s,3H),2.33−2.29(m,2H),2.18(s,3H),1.48(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z627[M+H];t=10.543min。
化合物195:H NMR(CDCl,400MHz)δppm12.51(brs,1H),8.50(s,1H),8.06(d,J=5.2Hz,1H),7.76(s,1H),7.64(t,J=5.2Hz,1H),7.06(dd,J=6.8,5.2Hz,1H),6.95(d,J=7.2Hz,1H),6.90(s,1H),5.87(s,1H),4.56(d,J=2.8Hz,2H),4.07(q,J=6.8Hz,1H),3.92(s,3H),3.89(s,3H),2.95(q,J=9.6Hz,2H),2.68−2.58(m,6H),2.38(s,3H),2.33−2.29(m,2H),2.18(s,3H),1.48(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z627[M+H];t=12.384min。
【0249】
実施例187:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(2−メチルピリミジン−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(2−methylpyrimidin−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例159と類似する。
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ステップ1:6−メチル−1−(2−メチルピリミジン−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は82%である。MS(ESI)m/z504[M+H]
ステップ2:6−メチル−1−(2−メチルピリミジン−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は78%である。MS(ESI)m/z462[M+H]
ステップ3:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(2−メチルピリミジン−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は30%である。H NMR(CDCl,400MHz)δppm8.83(s,2H),8.51(s,1H),7.66−7.62(m,2H),6.92(d,J=2.8Hz,1H),5.89(s,1H),4.53(d,J=5.6Hz,2H),4.08(q,J=6.8Hz,1H),3.89(s,3H),2.95(q,J=8.8Hz,2H),2.78−2.23(m,8H),2.39(s,3H),2.33−2.29(m,2H),2.21(s,3H),1.48(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z612[M+H]
【0250】
実施例188:(S)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(2−メチルピリミジン−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((S)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(2−methylpyrimidin−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)または(R)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(2−メチルピリミジン−5−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((R)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(2−methylpyrimidin−5−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:化合物196は、キラル分取液相分離によって化合物197及び化合物198を取得した。
分離条件としては、以下のようである。カラムタイプ:IC−H;カラムサイズ:0.46cmI.D.×15cmL;注入容量:2μL;移動相:EtOH(0.1%DEA);流速:0.5ml/min;検出条件:UVλ=254nm、カラム温度:25℃。
化合物197:H NMR(CDCl,400MHz)δppm8.83(s,2H),8.51(s,1H),7.66−7.62(m,2H),6.92(d,J=2.8Hz,1H),5.89(s,1H),4.53(d,J=5.6Hz,2H),4.08(q,J=6.8Hz,1H),3.89(s,3H),2.95(q,J=8.8Hz,2H),2.78−2.23(m,8H),2.39(s,3H),2.33−2.29(m,2H),2.21(s,3H),1.48(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z612[M+H];t=10.921min。
化合物198:H NMR(CDCl,400MHz)δppm8.83(s,2H),8.51(s,1H),7.66−7.62(m,2H),6.92(d,J=2.8Hz,1H),5.89(s,1H),4.53(d,J=5.6Hz,2H),4.08(q,J=6.8Hz,1H),3.89(s,3H),2.95(q,J=8.8Hz,2H),2.78−2.23(m,8H),2.39(s,3H),2.33−2.29(m,2H),2.21(s,3H),1.48(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z612[M+H];t=12.259min。
【0251】
実施例189:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(6−methylpyridazin−3−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例50と類似する。
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ステップ1:5−アセチル−6−メチル−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)インドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は48%である。MS(ESI)m/z338[M+H]
ステップ2:6−メチル−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)−5−(1−(ピペラジン−1−イル)ビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z420[M+H]
ステップ3:6−メチル−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z502[M+H]
ステップ4:6−メチル−1−(6−メチル−3,4,5,6−テトラヒドロピリダジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:3つのステップの収率は55%である。MS(ESI)m/z508[M+H]
ステップ5:6−メチル−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は68%である。MS(ESI)m/z462[M+H]
ステップ6:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は52%である。H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.65(s,1H),8.48(brs,1H),7.62−7.58(m,2H),7.25(d,J=8.8Hz,1H),7.11(d,J=2.8Hz,1H),5.83(s,1H),4.57(d,J=5.6Hz,2H),4.09(q,J=6.8Hz,1H),3.88(s,3H),2.96(q,J=9.6Hz,2H),2.68−2.63(m,9H),2.39(s,3H),2.32−2.29(m,2H),2.16(s,3H),1.50(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z612[M+H]
【0252】
実施例190:(S)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((S)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(6−methylpyridazin−3−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)または(R)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド((R)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−1−(6−methylpyridazin−3−yl)−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:化合物199は、キラル分取液相分離によって化合物200及び化合物201を取得した。
分離条件としては、以下のようである。カラムタイプ:AD−H、カラムサイズ:0.46cmI.D.×15cmL、注入容量:2μL、移動相:Hep/EtOH(0.1%DEA)=60/40(v/v)、流速:0.5ml/min、検出条件:UVλ=254nm、カラム温度:25℃。
化合物200:H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.65(s,1H),8.48(brs,1H),7.62−7.58(m,2H),7.25(d,J=8.8Hz,1H),7.11(d,J=2.8Hz,1H),5.83(s,1H),4.57(d,J=5.6Hz,2H),4.09(q,J=6.8Hz,1H),3.88(s,3H),2.96(q,J=9.6Hz,2H),2.68−2.63(m,9H),2.39(s,3H),2.32−2.29(m,2H),2.16(s,3H),1.50(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z612[M+H];t=5.077min。
化合物201:H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.65(s,1H),8.48(brs,1H),7.62−7.58(m,2H),7.25(d,J=8.8Hz,1H),7.11(d,J=2.8Hz,1H),5.83(s,1H),4.57(d,J=5.6Hz,2H),4.09(q,J=6.8Hz,1H),3.88(s,3H),2.96(q,J=9.6Hz,2H),2.68−2.63(m,9H),2.39(s,3H),2.32−2.29(m,2H),2.16(s,3H),1.50(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z612[M+H];t=8.617min。
【0253】
実施例191:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(メチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミド(N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(methyl(l−(2,2,2−trifluoroethyl)piperidine−4−yl)amino)−1−(1H−pyrazol−5−yl)indolizine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:1−ブロモ−5−クロロ−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの製造:100mLの一口フラスコ中に化合物4,4−二クロロ−3−メチル−2−クロトン酸エチル(2.0g,10.2mmol)(その製造は、文献:Owusu−Ansah,E.;Durow,A.C.;Harding,J.R.;Jordan,A.C.;O’Connell,S.J.,and Willis,C.L.,SynthesisofdysideaprolineEusingorganocatalysis.Org.Biomol.Chem.,2011,9,265−272.)、3−ブロモ−1H−ピロール−2−カルバルデヒド(1.5g、8.5mmolを参照)(その製造は、文献:WO2012029942を参照)、炭酸カリウム(2.5g、17.9mmol)及び10mLのDMFを入れて、65℃の油浴中で一晩攪拌した。反応液を酢酸エチル(100mL)で抽出して、水(50mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:1)を用いて精製して、白色の固体(1.6g、収率:61%)を取得した。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.09(s,1H),7.60(d,J=2.9Hz,1H),6.94(d,J=2.9Hz,1H),4.37(q,J=7.1Hz,2H),2.62(s,3H),1.42(t,J=7.1Hz,3H);MS(ESI)m/z316[M+H]
ステップ2:5−クロロ−6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:乾燥した窒素ガスの保護下での50mLの一口フラスコ中で、化合物1−ブロモ−5−クロロ−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチル(1.53g,4.85mmol)、1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(2.70g、9.71mmol)、Pd(dppf)Cl(666mg、0.83mmol)、KCO(1.34g,9.71mmol)を6mLの1,4−ジオキサン及び5滴の水に入れた。窒素ガスを3回交換し、在110℃油浴中一晩攪拌。反応液を酢酸エチル(100mL)で抽出して、水(50mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:1)を用いて精製して、白色の固体(634mg、収率:34%)を取得した。MS(ESI)m/z304[M−THP+H]
ステップ3:5−((1−tert−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:乾燥した窒素ガスの保護下での100mLの一口フラスコ中で、化合物5−クロロ−6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチル(634mg、1.64mmol)、1−tert−ブトキシカルボニル−4−アミノピペリジン(1.64g、8.19mmol)、Pd(dba)(150mg、0.164mmol)、Xant−phos(95mg、0.164mmol)、CsCO(1069mg、3.28mmol)を10mLトルエンに入れた。窒素ガスを3回交換し、110℃油浴中で一晩攪拌した。反応液を酢酸エチル(100mL)で抽出して、水(50mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)を用いて精製して、黄色の固体(443mg、収率:49%)を取得した。MS(ESI)m/z552[M+H]
ステップ4:5−((1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)(メチル)アミノ)−6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:マイクロ波管中で、化合物5−((1−tert−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチル(400mg、0.73mmol)、水素化ナトリウム(58mg、1.45mmol)を2mLのDMFに入れ、アイスバス下で30分間攪拌した後、ヨウ化メチル(515mg、3.63mmol)を加え、室温に移して一晩攪拌し、反応液は水で消光させ、酢酸エチル(50mL)で抽出し、水(50mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄した後、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥して、ろ過してから、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)を用いて精製して、黄色の固体(154mg、収率:37%)を取得した。MS(ESI)m/z566[M+H]
ステップ5:6−メチル−5−(メチル(ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:乾燥した50mLの一口フラスコに化合物5−((1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)(メチル)アミノ)−6−メチル−1−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチル(154mg、0.272mmol)、2mLジクロロメタン及び0.5mLトリフルオロ酢酸を順次に入れ、室温下で1時間攪拌した。その後、飽和重炭酸ナトリウム溶液を入れて中和させ、ジクロロメタン(50mL)で抽出し、水(25mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(25mL)洗浄した後、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得して、黄色の固体(121mg、収率:99%)を取得した。MS(ESI)m/z382[M+H]
ステップ6:6−メチル−5−(メチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:乾燥した50mLの一口フラスコ中で、化合物6−メチル−5−(メチル(ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチル(121mg、0.317mmol)、2,2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタンスルホン酸塩(110mg、0.476mmol)及びトリエチルアミン(48mg、0.476mmol)を2mLのテトラヒドロフランに溶解させ、室温で一晩攪拌した。反応液水で消光し、ジクロロメタン(50mL)で抽出した後、水(50mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得して、黄色の固体(103mg、収率:70%)を取得した。MS(ESI)m/z464[M+H]
ステップ7:6−メチル−5−(メチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸の製造:窒素ガス保護下での25mLの一口フラスコ中で、化合物6−メチル−5−(メチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸エチル(103mg、0.222mmol)、2.5mLテトラヒドロフラン及び2.5mLメタノールを順次に入れ、50mg水酸化ナトリウムを2.5mL水に溶かしてから反応系に入れ、60℃に昇温して5時間攪拌還流し、反応液は希塩酸でpHが5になるように中和させ、ろ過し、濃縮してから逆相カラムを経て、黄色の固体(25mg、収率:23%)を取得した。MS(ESI)m/z436[M+H]
ステップ8:N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(メチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:マイクロ波管に6−メチル−5−(メチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−(1H−ピラゾール−5−イル)インドリジン−7−ギ酸(25mg、0.058mmol)、3−(アミノメチル)−4−メトキシ−6−メチルピリジン−2(1H)−オン塩酸塩(15mg、0.069mmol)、HATU(33mg、0.086mmol)、TEA(18mg、0.172mmol)及びDMF2mLを順次に入れ、室温で一晩攪拌しながら反応させた。製造により精製して、黄色の固体(10mg、収率:29%)を取得した。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.07(s,1H),7.45(s,1H),6.93(s,1H),6.37(s,1H),5.84(s,1H),4.65−4.44(m,2H),3.85(s,3H),3.21−3.07(m,2H),3.00−2.85(m,7H),2.37(s,3H),2.29−2.18(m,2H),2.16(s,3H),2.07−1.95(m,4H);MS(ESI)m/z586[M+H]
【0254】
実施例192:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(エチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミド(1−(2−(dimethylamino)pyridin−4−yl)−5−(ethyl(1−(2,2,2−trifluoroethyl)piperidin−4−yl)amino)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylindolizine−7−formamide)の製造:実施例191と類似する。
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ステップ1:5−クロロ−1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は44%である。MS(ESI)m/z358[M+H]
ステップ2:5−((1−(tert−ブトキシ)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は41%である。MS(ESI)m/z522[M+H]
ステップ3:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(ピペリジン−4−イルアミノ)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は97%である。MS(ESI)m/z422[M+H]
ステップ4:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−6−メチル−5−((1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)インドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は59%である。MS(ESI)m/z504[M+H]
ステップ5:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(エチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸エチルの製造:収率は22%である。MS(ESI)m/z532[M+H]
ステップ6:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(エチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルインドリジン−7−ギ酸の製造:収率は79%である。MS(ESI)m/z504[M+H]
ステップ7:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(エチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルインドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は26%である。H NMR(400MHz,CDCl)δppm8.02(s,1H),7.81(s,1H),7.76(s,1H),7.75(s,1H),6.94(s,1H),6.70(s,1H),6.59(s,1H),5.83(s,1H),4.56(s,2H),3.86(s,3H),3.29−3.10(m,3H),3.09−2.82(m,12H),2.35(s,3H),2.12(s,3H),0.98(brs,3H);MS(ESI)m/z654[M+H]
【0255】
実施例193:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(エチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ホルムアミド(1−(2−(dimethylamino)pyridin−4−yl)−5−(ethyl(1−(2,2,2−trifluoroethyl)piperidin−4−yl)amino)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methylimidazo[1,5−a]pyridine−7−formamide)の製造:
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ステップ1:5−クロロ−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチルの製造:100mLの一口フラスコ中に化合物4,4−二クロロ−3−メチル−2−クロトン酸エチル(1.53g,7.82mmol)、1H−イミダゾール−5−カルバルデヒド(500mg、5.21mmol)、炭酸カリウム(2.16g、15.62mmol)及び15mLのDMFを入れ、60℃の油浴中で一晩攪拌した。反応液を酢酸エチル(100mL)で抽出して、水(50mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)を用いて精製して、黄色の固体(648mg、収率:52%)を取得した。MS(ESI)m/z239[M+H]
ステップ2:1−ブロモ−5−クロロ−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチルの製造:50mLの一口フラスコ中で、化合物5−クロロ−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチル(442mg、1.86mmol)を25mLアセトニトリルに溶解させて、アイスバスに移してから10min攪拌し、3回分けてNBS(330mg、1.86mmol)を加え、アイスバス下で1時間攪拌した。アセトニトリルをロータリーエバポレーターでスピンドライさせて、残留物はジクロロメタン(30mL)で抽出し、水(30mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=20:1)を用いて精製して、黄色の固体(552mg、収率:90%)を取得した。MS(ESI)m/z317[M+H]
ステップ3:5−クロロ−1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチルの製造:乾燥した窒素ガスの保護下での50mLの一口フラスコ中で、化合物1−ブロモ−5−クロロ−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチル(504mg、1.59mmol)、N,N−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)ピリジン−2−アミン(396mg、1.59mmol)、Pd(dppf)Cl(58mg、0.08mmol)、CsCO(1.04g,3.19mmol)を6mLトルエン:DMF=3:1に入れた。窒素ガスを3回交換し、100℃の油浴中で一晩攪拌した。反応液を酢酸エチル(100mL)で抽出して、水(50mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)を用いて精製して、白色の固体(217mg、収率:38%)を取得した。MS(ESI)m/z359[M+H]
ステップ4:5−((1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチルの製造:マイクロ波管中で、化合物5−クロロ−1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチル(217mg、0.606mmol)、1−tert−ブトキシカルボニル−4−アミノピペリジン(364mg、1.82mmol)、Pd(OAc)(21mg、0.091mmol)、Ru−phos(43mg、0.091mmol)、CsCO(395mg、1.21mmol)を4mLのトルエン中に入れた。窒素ガスを3回交換し、130℃油浴中で2日間攪拌した。反応液を酢酸エチル(100mL)で抽出して、水(50mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)を用いて精製して、黄色の固体(251mg、収率:79%)を取得した。MS(ESI)m/z523[M+H]
ステップ5:5−((1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)(エチル)アミノ)−1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチルの製造:在マイクロ波管に化合物5−((1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチル(251mg、0.481mmol)、水素化ナトリウム(39mg、0.962mmol)を順次に入れて2mLのDMFに溶解させ、アイスバス下で30分間攪拌した後、ヨウ化エチル(3.75g、24.04mmol)を加えて、アイスバス下で3時間攪拌し、その後、室温に移して一晩攪拌した。反応液は水で消光させ、酢酸エチル(50mL)で抽出し、水(50mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄した後、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得した。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)を用いて精製して、黄色の固体(169mg、収率:64%)を取得した。MS(ESI)m/z551[M+H]
ステップ6:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(エチル(ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチルの製造:乾燥した50mLの一口フラスコに化合物5−((1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)(エチル)アミノ)−1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチル(169mg、0.307mmol)、2mLジクロロメタン及び0.5mLトリフルオロ酢酸を順次に入れて、室温下で1時間攪拌した。その後、飽和重炭酸ナトリウム溶液を入れて中和し、ジクロロメタン(50mL)で抽出し、水(25mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(25mL)で洗浄した後、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得して、黄色の固体(148mg、収率:91%)を取得した。MS(ESI)m/z451[M+H]
ステップ7:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(エチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチルの製造:乾燥した50mLの一口フラスコに化合物1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(エチル(ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチル(169mg、0.375mmol)、2,2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタンスルホン酸塩(131mg、0.563mmol)及びトリエチルアミン(57mg、0.563mmol)を順次に入れて2mLテトラヒドロフランに溶解させ、室温で一晩攪拌した。反応液は水で消光し、ジクロロメタン(50mL)で抽出し、水(50mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄した後、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、ろ過し、濃縮して粗製品を獲得して、黄色の固体(148mg、収率:74%)を取得した。MS(ESI)m/z533[M+H]
ステップ8:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(エチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸の製造:窒素ガス保護下での25mLの一口フラスコに化合物1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(エチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸エチル(148mg、0.278mmol)、2.5mLテトラヒドロフラン及び2.5mLメタノールを順次に入れて、50mg水酸化ナトリウムを2.5mL水に溶かしてから、反応系に入れ、60℃に昇温して5時間攪拌還流し、反応液は、希塩酸でpH5になるように中和し、ろ過し、濃縮してから逆相カラムを経て、黄色の固体(66mg、収率:47%)を取得した。MS(ESI)m/z505[M+H]
ステップ9:1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(エチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ホルムアミドの製造:マイクロ波管中に1−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−5−(エチル(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−7−ギ酸(66mg、0.131mmol)、3−(アミノメチル)−4−メトキシ−6−メチルピリジン−2(1H)−オン塩酸塩(32mg、0.157mmol)、HATU(75mg、0.196mmol)、TEA(40mg、0.393mmol)及びDMF1.5mLを順次に入れて、室温で一晩攪拌しながら反応させた。製造により精製して、黄色の固体(25mg、収率:29%)を取得した。H NMR(400MHz,CDCl)δppm12.70(s,1H),8.26(s,1H),8.05(s,1H),8.03(s,1H),7.82(s,1H),7.04(s,1H),6.89(d,J=5.2Hz,1H),5.83(s,1H),4.64-4.51(m,2H),3.86(s,3H),3.34-3.18(m,2H),3.17-3.09(m,2H),3.07(s,6H),2.90(q,J=9.4Hz,2H),2.40-2.26(m,5H),2.17(s,3H),0.99(t,J=7.1Hz,3H);MS(ESI)m/z655[M+H]
【0256】
実施例194:1−(2−エチルピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(2−ethylpyridin−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例159と類似する。
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ステップ1:1−(2−エチルピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:収率は31%である。MS(ESI)m/z517[M+H]
ステップ2:1−(2−エチルピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は93%である。MS(ESI)m/z475[M+H]
ステップ3:1−(2−エチルピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は44%である。H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.46(s,1H),8.34(d,J=5.2Hz,1H),7.92(t,J=4.8Hz,1H),7.76(s,1H),7.23−7.20(m,2H),6.93(d,J=2.8Hz,1H),5.83(s,1H),4.57(d,J=5.6Hz,2H),4.07(q,J=6.8Hz,1H),3.87(s,3H),2.95(q,J=6.8Hz,3H),2.78−2.05(m,8H),2.41(s,3H),2.31−2.19(m,2H),2.11(s,3H),1.48(d,J=6.8Hz,3H),1.18(t,J=7.6Hz,3H);MS(ESI)m/z625[M+H]
【0257】
実施例195:1−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(2−isopropylpyridin−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例50と類似する。
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ステップ1:5−アセチル−1−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−6−メチルインドリジン−7−カルボン酸エチルの製造:収率は54%である。MS(ESI)m/z365[M+H]
ステップ2:1−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(ピペラジン−1−イル)ビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z447[M+H]
ステップ3:1−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ビニル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:2つのステップの収率は39%である。MS(ESI)m/z529[M+H]
ステップ4:1−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−カルボン酸イソプロピルエステルの製造:MS(ESI)m/z531[M+H]
ステップ5:1−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:MS(ESI)m/z489[M+H]
ステップ6:1−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:3つのステップの収率は34%である。H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.47(s,1H),8.39(d,J=6.0Hz,1H),7.83(t,J=4.2Hz,1H),7.75(s,1H),7.24(d,J=4.4Hz,1H),6.95(d,J=3.2Hz,1H),5.84(s,1H),4.56(d,J=5.6Hz,2H),4.07(q,J=6.8Hz,1H),3.86(s,3H),3.01−2.90(m,3H),2.70−2.61(m,6H),2.41(s,3H),2.28−2.10(m,2H),2.12(s,3H),1.48(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=7.2Hz,6H);MS(ESI)m/z639[M+H]
【0258】
実施例196:1−(2,3−ジヒドロ−1H−ピロール[2,3−b]ピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミド(1−(2,3−dihydro−1H−pyrrole[2,3−b]pyridin−4−yl)−N−((4−methoxy−6−methyl−2−oxo−1,2−dihydropyridin−3−yl)methyl)−6−methyl−5−(1−(4−(2,2,2−trifluoroethyl)piperazin−1−yl)ethyl)indolizine−7−formamide)の製造:実施例50と類似する。
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ステップ1:4−(5−アセチル−7−(エトキシル炭素)−6−メチルインドリジン−1−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロール[2,3−b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造:収率は30%である。MS(ESI)m/z464[M+H]
ステップ2:4−(7−(イソプロポキシカルボニル)−6−メチル−5−(1−(ピペラジン−1−イル)ビニル)インドリジン−1−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロール[2,3−b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造:MS(ESI)m/z546[M+H]
ステップ3:4−(7−(イソプロポキシカルボニル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ビニル)インドリジン−1−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロール[2,3−b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造:MS(ESI)m/z628[M+H]
ステップ4:4−(7−(イソプロポキシカルボニル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−1−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロール[2,3−b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造:3つのステップの収率は27%である。MS(ESI)m/z630[M+H]
ステップ5:1−(1−(tert−ブチルオキシカルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロール[2,3−b]ピリジン−4−イル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ギ酸の製造:収率は68%である。MS(ESI)m/z588[M+H]
ステップ6:4−(7−(((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)カルバモイル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−1−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロール[2,3−b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造:収率は26%である。MS(ESI)m/z738[M+H]
ステップ7:1−(2,3−ジヒドロ−1H−ピロール[2,3−b]ピリジン−4−イル)−N−((4−メトキシ−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)メチル)−6−メチル−5−(1−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリジン−7−ホルムアミドの製造:収率は95%である。H−NMR(CDCl,400MHz)δppm8.45(s,1H),7.83(t,J=4.8Hz,1H),7.68(d,J=5.6Hz,1H),7.54(s,1H),6.82(d,J=2.8Hz,1H),6.64(d,J=5.6Hz,1H),5.90(s,1H),5.55−5.30(m,2H),4.55(ddd,J=18.0,13.6,6.8Hz,2H),4.08(q,J=6.8Hz,1H),3.88(s,3H),3.50(t,J=8.4Hz,2H),3.08(t,J=8.0Hz,2H),2.94(q,J=8.4Hz,2H),2.80−2.60(m,6H),2.40(s,3H),2.38−2.36(m,2H),2.28(s,3H),1.49(d,J=6.8Hz,3H);MS(ESI)m/z638[M+H]
各文献が参照として別々に引用されるように、本発明で言及されたすべての文献が本出願において参照により引用される。なお、当業者は、本発明の上記した教示内容を読んだ後に本発明に対して様々な修正または変更を実施することができ、これらの同等の形態も同じく本出願に添付された特許請求の範囲によって限定された範囲に含まれることを理解されたい。