特許第6819075号(P6819075)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6819075
(24)【登録日】2021年1月6日
(45)【発行日】2021年1月27日
(54)【発明の名称】電子ビーム描画装置
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/027 20060101AFI20210114BHJP
   G03F 7/20 20060101ALI20210114BHJP
   H01J 37/305 20060101ALI20210114BHJP
【FI】
   H01L21/30 541B
   G03F7/20 504
   H01J37/305 B
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-98559(P2016-98559)
(22)【出願日】2016年5月17日
(65)【公開番号】特開2017-208402(P2017-208402A)
(43)【公開日】2017年11月24日
【審査請求日】2019年4月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003193
【氏名又は名称】凸版印刷株式会社
(72)【発明者】
【氏名】吉田 至
【審査官】 冨士 健太
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−323373(JP,A)
【文献】 特開昭62−122213(JP,A)
【文献】 特開平09−147784(JP,A)
【文献】 特開平09−222738(JP,A)
【文献】 特開2008−112999(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0145269(US,A1)
【文献】 特開平07−135130(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/027
H01J 37/30 −37/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子ビームを、マスクブランクに照射することにより、所望のパターンの描画を行うフォトマスク製造用の電子ビーム描画装置において、
前記電子ビームの照射時に前記マスクブランクから発生する反射電子および二次電子を吸収する電子反射防止板と、
前記電子反射防止板に近接して、前記電子反射防止板と略平行な位置に設けられる電極板と、
0電位の期間を持つ波形の設定電圧を変更自在な可変直流電源を有し、前記設定電圧を印加することにより前記電子反射防止板を正に帯電させる機構と、
前記電極板を負に帯電させる機構と、を具備し、
前記マスクブランクに近い順から前記電子反射防止板、前記電極板が設けられていることを特徴とする電子ビーム描画装置。
【請求項2】
前記電極板の帯電および除電を、前記電子ビームの照射と同期して行う制御機構を具備することを特徴とする請求項に記載の電子ビーム描画装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、微細なレジストパターンを作製するための電子ビーム描画装置に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体集積回路は、集積度の向上や電力消費量の低減のためにより微細化が進み、それに伴い製造難度も高くなってきている。それに伴い、半導体集積回路製造のために用いられる原版であるフォトマスクも高精度化が要求されている。特にパターン寸法精度に関する要求は、年々厳しくなってきている。
【0003】
フォトマスクの基本的な製造方法は、まず基板上にCrやMoSi(モリブデンシリサイド)などの金属性遮光膜(金属性遮光膜はその上層に、金属性遮光膜を選択比良くエッチングするためのハードマスク層や、反射防止層を備える場合がある)を形成し、さらにその上に電子に感度を有する電子ビームレジスト(以下、レジストと略記)を塗布する。尚、前記基板上に金属性遮光膜まで形成した形態は通常フォトマスクブランク(以下、ブランクと略記)と呼ばれる。
【0004】
次に、電子ビーム描画装置を用いて、電子ビーム源から出射する電子ビームをブランク上に塗布したレジストに照射し、半導体集積回路に基づくパターンの描画を行う。その後、現像処理を行ってレジストパターンを形成し、レジストパターンをエッチングマスクとして、金属性遮光膜のエッチング、続いてレジストパターンの剥離を行い、フォトマスクが完成する(加熱工程、洗浄工程、乾燥工程等はここでは説明を割愛している)。
【0005】
電子ビーム描画時のフォギング現象について、図6を用いて説明する。電子ビーム源51から出射する電子ビーム52をブランク3上のレジスト4に照射しパターンの描画を行う際に、レジスト4やブランク3内で反射電子および二次電子が発生し、それらの反射電子および二次電子のうち、特に高いエネルギーを持つ電子は、レジスト4外にまで飛び出し、電子ビーム描画装置の対物レンズ53に当たり反射・散乱し(以下、フォギング電子57と記す)、再度レジスト4内に入射し、数センチにもわたる範囲でパターン寸法に影響を及ぼす。この現象はフォギング(Fogging)現象と呼ばれる。
【0006】
フォギング現象対策として、電子ビーム鏡筒内の先端に電子の反射率の低い材料からなる電子反射防止板を設ける対策がとられており、電子反射防止板の構造の工夫により電子の反射を更に抑える提案がなされている。特許文献1では、電子反射防止板の形状を鏡筒に向かって凸状になるような球面状にし、設けた開口の縁をナイフエッジ状にするなどして、反射してきた電子が電子反射防止板に当たる際の入射角を小さくすることで、反射係数を下げる方法が提案されている。また、特許文献2では、鏡筒先端に、電子ビームが透過する透過孔の周囲を閉じるように形成した遮蔽板を設け、反射電子の多くをその透過孔から遮蔽板内に取り込み、遮蔽板に当たった電子を、接地を通じて逃がす方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平10−229041号公報
【特許文献2】特開平11−204395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、近年ではパターンの微細化に伴い、描画精度に対する要求はますます厳しくなっており、前記の対策をもってしても不十分な状況が生まれている。本発明は該状況に鑑みてなされたものであり、フォギング現象による描画精度の低下、すなわちレジストパターンの設計パターンとの寸法ずれやばらつきを抑えることができる電子ビーム描画装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の課題を解決するために、本発明に係る電子ビーム描画装置の一態様は、電子ビームを、マスクブランクに照射することにより、所望のパターンの描画を行うフォトマスク製造用の電子ビーム描画装置において、電子ビームの照射時にマスクブランクから発生する反射電子および二次電子を吸収する電子反射防止板と、0電位の期間を持つ波形の設定電圧を変更自在な可変直流電源を有し、設定電圧を印加することにより電子反射防止板を正に帯電させる機構と、を具備することを特徴とする。
【0010】
上記構成において、電子反射防止板の帯電および除電を、電子ビームの照射と同期して行う制御機構を具備することが望ましい。
【0011】
また、本発明に係る電子ビーム描画装置の別の態様は、電子ビームを、マスクブランクに照射することにより、所望のパターンの描画を行うフォトマスク製造用の電子ビーム描画装置において、電子ビームの照射時にマスクブランクから発生する反射電子および二次電子を吸収する電子反射防止板と、電子反射防止板に近接して、電子反射防止板と略平行な位置に設けられる電極板と、0電位の期間を持つ波形の設定電圧を変更自在な可変直流電源を有し、設定電圧を印加することにより電子反射防止板を正に帯電させる機構と、電極板を負に帯電させる機構と、を具備し、マスクブランクに近い順から電子反射防止板、電極板が設けられていることを特徴とする。
【0012】
上記構成において、電極板の帯電および除電を、電子ビームの照射と同期して行う制御機構を具備することが望ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明の電子ビーム描画装置によれば、描画時にレジストやブランク内で発生する反射電子および二次電子を、電子反射防止板を正に帯電させることにより効率よく吸収し、フォギング電子のレジストへの再入射を防止して、レジストパターンの設計パターンとの寸法ずれやばらつきを抑え、高精度な描画を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の第1の実施形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す概略部分図。
図2】本発明の第2の実施形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す概略部分図。
図3】本発明の第3の実施形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す概略部分図。
図4】本発明の効果を検証するための、寸法変動量の評価用パターンの平面図。
図5】本発明の効果を検証するための、寸法変動量の評価結果を示す特性図。
図6】電子ビーム描画装置内のフォギング現象を説明するための概略部分図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の電子ビーム描画装置の実施形態について、被描画試料としてレジストを塗布したブランクを例に、図面を用いて説明する。尚、同一の構成要素については同一の符号を付け、重複する説明は省略する。また、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
【0018】
図1は本発明の第1の実施形態に係る電子ビーム描画装置10の構成を示す概略部分図であり、電子ビーム源11、及び対物レンズ13から可動ステージ14までを特に図示したものである。従って、電子ビーム源11から対物レンズ13までの鏡筒部内に通常存在する、加速電極、ブランキング電極、電磁レンズ類、スリット、偏向器等の図示を省略している。電子ビーム12はいわゆるポイントビーム、可変成形ビームのいずれでもよい。
【0019】
電子ビーム描画装置10では、対物レンズ13の下方に電子反射防止板15を設けている。電子反射防止板15は、切換(スイッチ)部S1を通して接点S1pとつながるとき、直流電源17の正極と接続するため、電子反射防止板15は正に帯電される。一方で、直流電源17の負極は接地され、0電位となっている。
【0020】
電子反射防止板15が正に帯電しているとき描画を行うと、レジスト4やブランク3内で発生した反射電子および二次電子のうち、エネルギーが高くレジスト4外にまで飛び出した電子は、対物レンズ13に当たる前に、電子反射防止板15に吸収される。従って、レジスト4内に再入射し、フォギング現象を起こすことがない。
【0021】
電子反射防止板15に残る電荷を除電するときは、切換部S1を接地用の接点S1eとつなげばよい。
【0022】
切換部S1の接点S1p、S1e間の切換えは、描画のタイミングと同期するようにする。そのために、電子ビーム描画装置10は、電子ビーム源11および切換部S1へつながる制御部18を備えている。描画条件に応じて、最適なタイミングで電子反射防止板15の帯電を除電し初期状態へ戻すことで、フォギング現象による影響を抑えた描画を行うことが可能となる。
【0023】
電子反射防止板15の材料は非磁性体で反射電子散乱係数が低い点から、例えばベリリウムなどの非磁性軽金属が好ましい。電子反射防止板15の形状は鏡筒側から入射した電子ビームを通すための通過孔を有しており、孔の大きさは電子ビームの偏向領域よりもわずかに大きい程度が好ましい。
【0024】
本発明の直流電源17は、汎用性を広げる観点から設定電圧を変更できる可変電源が好ましく、0電位の期間を持つ、パルスを含めた矩形波、台形波等であってもよい。0電位期間を持つことで、前述の切換部S1による切換えと組み合わせて、電流密度、ドーズ量等のより多様な描画条件に対して、最大の効果を得るための帯電、除電状態をつくることができるようになる。
【0025】
本発明の電子ビーム描画装置10は、以上説明した本発明に特徴的な部位以外は、従来の電子ビーム描画装置と基本的に同じ構造である。すなわち、本発明の電子ビーム描画装置10は、従来の電子ビーム描画装置に、本発明に特徴的な電子反射防止板15、直流電源17、制御部18、切換S1と接点S1p、S1e、およびそれらの接続ラインとを追加して備えた構造となっている。
【0026】
図2は本発明の第2の実施形態に係る電子ビーム描画装置20の構成を示す概略部分図であり、第1の実施形態同様、電子ビーム源11、及び対物レンズ13から可動ステージ14までを特に図示したものである。
【0027】
第2の実施形態に係る電子ビーム描画装置20は、第1の実施形態と異なり、対物レンズ13と電子反射防止板25との間に、負に帯電させるための電極板(以下、負極板26と記す)を電子反射防止板25に近接して、電子反射防止板25と略平行に備えている。
【0028】
さらに電子ビーム描画装置20では、電子反射防止板25は接地され、0電位となっている。一方で、負極板26は、切換部S2を通して接点S2nとつながるとき、直流電源27の負極と接続するため、負に帯電される。
【0029】
負極板26が負に帯電すると、電子反射防止板25は負極板26に近接しているため、電子反射防止板25の正電荷は負極板26の負電荷に引きつけられ、電子反射防止板25は正に帯電した状態となる。
【0030】
前記の状態のときに描画を行うと、レジスト4やブランク3内で発生した反射電子および二次電子のうち、エネルギーが高くレジスト4外にまで飛び出した電子は、対物レンズ13に当たる前に、電子反射防止板25に吸収され、そのまま接地部へ流れる。従って、レジスト4内に再入射し、フォギング現象を起こすことがない。
【0031】
負極板26に残る電荷を除電するときは、切換部S2を接地用の接点S2eにつなげばよい。
【0032】
切換部S2の接点S2n、S2e間の切換えは、描画のタイミングと同期するようにする。そのために、電子ビーム描画装置20は、電子ビーム源11および切換部S2へつながる制御部28を備えている。描画条件に応じて、最適なタイミングで負極板26の帯電を除電し初期状態へ戻すことで、フォギング現象による影響を抑えた描画を行うことが可能となる。
【0033】
負極板26の材料は通常の電極用材料であればよく、銅などが好ましい。負極板26の形状は、第1の実施形態の電子反射防止板15と同様、鏡筒側から入射した電子ビームを通すための通過孔を有しており、孔の大きさは電子ビームの偏向領域よりもわずかに大きい程度が好ましい。電子反射防止板25の材料、形状も第1の実施形態の場合と同様であり、直流電源27は可変電源が好ましく、0電位の期間を持つ、パルスを含めた矩形波、台形波等であってもよいことも第1の実施形態の場合と同様である。
【0034】
本発明の電子ビーム描画装置20は、以上説明した本発明に特徴的な部位以外は、従来の電子ビーム描画装置と基本的に同じ構造である。すなわち、本発明の電子ビーム描画装置20は、従来の電子ビーム描画装置に、本発明に特徴的な、電子反射防止板25、負極板26、直流電源27、制御部18、切換S2と接点S2n、S2e、およびそれらの接続ラインとを追加して備えた構造となっている。
【0035】
図3は本発明の第3の実施形態に係る電子ビーム描画装置30の構成を示す概略部分図であり、第1、第2の実施形態同様、電子ビーム源11、及び対物レンズ13から可動ステージ14までを特に図示したものである。
【0036】
第3の実施形態に係る電子ビーム描画装置30は、切換部S3、S4を切り換えることで、第1の実施形態の電子ビーム描画装置10と、第2の実施形態の電子ビーム描画装置20と、を切り換えて使用することができる構成となっている。
【0037】
すなわち、切換部S3を接点S3p、切換部S4を接点S4eと、それぞれつなぐこと
によって、第3の実施形態の電子ビーム描画装置30は、第1の実施形態の電子ビーム描画装置10と同じ原理となり、一方、切換部S3を接点S3e、切換部S4を接点S4nと、それぞれつなぐことによって、第2の実施形態の電子ビーム描画装置20と同じ原理で動作する電子ビーム描画装置とすることができる。
【0038】
第3の実施形態に係る電子ビーム描画装置30は、切換部S3、S4を備えること以外は、第1の実施形態の電子ビーム描画装置10、第2の実施形態の電子ビーム描画装置20と同様の構成、原理であり、使用する部位の材料、形状も同様であるので、以下実施形態の説明を省略する。
【実施例】
【0039】
以下、本発明の電子ビーム描画装置を用いて描画を行った実施例を説明する。
【0040】
従来の電子ビーム描画装置と、電子反射防止板を正に帯電させる機構を具備した本発明の第1の実施形態の電子ビーム描画装置を用い、描画精度へのフォギング電子の再入射の影響の程度を、寸法の変動量から比較する評価を実施した。
【0041】
まず、6インチのCr遮光膜付きのフォトマスクブランクにネガ型フォトレジスト(FEN−271:富士フィルムエレクトロニクスマテリアルズ社製)を150nmの厚さで塗布し、従来、および本発明の電子ビーム描画装置を用いてパターン描画を行った。描画条件は次の通りである。
描画条件:加速電圧50keV、電流密度70A/cm、ドーズ量15μC/cm
【0042】
用いたパターンは図4のパターン5で、130mmの長さ(横方向)に1μmラインアンドスペースパターンを敷き詰め(パターン5a)、縦20mm×横60mmの四角形ダミーパターンを前記130mmの長さの右半分の上下に配置した(パターン5b)。
【0043】
PEB(Post Exposure Bake=露光後ベーク)装置はACT−M(東京エレクトロン社製)を用い、110℃で10分間処理を行った。現像装置もACT−M(東京エレクトロン社製)を用い、100秒間処理を行い、レジストパターンを形成した。
【0044】
形成されたレジストパターンの寸法を、測長用走査型電子顕微鏡を用いて測定した。結果を、従来の描画装置を用いたものと本発明の描画装置を用いたもので比較する形で図5に示す。
【0045】
図5は、図4の1μmラインアンドスペースパターンのA−Cの位置までを1mm間隔で測定し、ダミーパターン5bに近接していないA−Bの疎な部分の平均寸法で規格化した寸法(dcd)を表す。B−Cのダミーパターンに近接した密な部分では、従来の装置を用いた結果は約4.5nm線幅が太く出来ているのに対し、本発明の装置を用いた結果では2.5nm線幅が太く出来る結果となっており、電子反射防止板を正に帯電させる機構を具備した本発明の描画装置を用いることで、フォギング電子の再入射によるパターン寸法変動について、2nmの影響低減が確認された。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明の電子ビーム描画装置は、フォトマスクの製造のみならず、半導体デバイスや光導波路や回折格子等の光学部品、バイオ・化学関連の分析用チップ、ハードディスクやDVD等の記録媒体といった各種製品の製造工程において、電子ビーム描画装置により作製するパターンの寸法均一性を改善するために好適に使用することができる。
【符号の説明】
【0047】
3・・・・フォトマスクブランク
4・・・・レジスト
10、20、30、50・・・・電子ビーム描画装置(部分図)
11、51・・・電子ビーム源
12、52・・・電子ビーム
13、53・・・対物レンズ
14、54・・・可動ステージ
57・・・・フォギング電子
15、25、35・・・電子反射防止板
26、36・・・・・・負極板
17、27、37・・・直流電源
18、28、38・・・制御部
S1、S2、S3、S4・・・切換(スイッチ)部
S1e、S1p、S2e、S2n、S3e、S3p、S4e、S4n・・・接点
5、5a、5b・・・評価用パターン
図1
図2
図3
図4
図5
図6