特許第6821853号(P6821853)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6821853
(24)【登録日】2021年1月8日
(45)【発行日】2021年1月27日
(54)【発明の名称】型枠支保工構造
(51)【国際特許分類】
   E01D 21/00 20060101AFI20210114BHJP
   E01D 19/12 20060101ALI20210114BHJP
【FI】
   E01D21/00 A
   E01D19/12
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2020-129582(P2020-129582)
(22)【出願日】2020年7月30日
【審査請求日】2020年9月4日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520285570
【氏名又は名称】明里 忠政
(73)【特許権者】
【識別番号】520285581
【氏名又は名称】明里 慎治
(74)【代理人】
【識別番号】100197642
【弁理士】
【氏名又は名称】南瀬 透
(74)【代理人】
【識別番号】100099508
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 久
(74)【代理人】
【識別番号】100182567
【弁理士】
【氏名又は名称】遠坂 啓太
(72)【発明者】
【氏名】明里 忠政
【審査官】 富士 春奈
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−069932(JP,A)
【文献】 特許第3958647(JP,B2)
【文献】 特許第6310362(JP,B2)
【文献】 特許第3602479(JP,B2)
【文献】 特許第3922455(JP,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01D1/00−24/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
RC床版を支持する主桁間に配置された型枠保持用の剛製ビームが、前記主桁のウェブに設けられた連結金具により支持され
前記連結金具は、逆L字状に形成された金具本体と、前記剛製ビームを吊り下げる吊り下げ部材と、前記主桁のウェブに設けられた取付金具に前記金具本体を連結するための締結部材とを備え、
前記剛製ビームの天面および底面に形成された貫通孔は、前記剛製ビームの長さ方向に沿った長孔に形成され、
前記取付金具は、前記ウェブの上下方向に沿って板厚面が溶接され、前記RC床版の幅方向に向かって突出しており、
前記金具本体は、前記取付金具に前記締結部材により連結される主桁側板部と、前記主桁側板部の上端から前記幅方向と直交する方向に突出して、前記吊り下げ部材により前記剛製ビームを吊り下げるビーム側板部とを備え、
前記吊り下げ部材は、吊り下げ用ボルトと、前記吊り下げ用ボルトのねじ部にねじ止めされるナットとから形成され、
前記ビーム側板部に形成された貫通孔に前記吊り下げ用ボルトの軸部が通されると共に、前記剛製ビームの前記貫通孔に前記吊り下げ用ボルトの軸部が通されて、前記吊り下げ用ボルトのねじ部に前記ナットがねじ止めされ、
前記吊り下げ用ボルトの軸部は、前記ビーム側板部と、前記剛製ビームとの間に隙間ができる長さに形成された型枠支保工構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、RC床版を施工する際の型枠支保工構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
型枠支保工は、打設されたコンクリートを支える型枠などの仮設構造物のことであり、RC床版の施工においては、その詳細が、非特許文献1に記載されている。
この非特許文献1には、型枠支保工は十分な強度と安全性が確保できる構造でなければならないと規定され、図6に示すような取付け図が記載されている。
図6に示す従来の型枠支保工取付け図についての説明文では、型枠用合板は、支保工取付け用吊金具に取り付けた吊ボルトで支持した受け梁により高さを調整して固定されると記載されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】一般社団法人日本橋梁建設協会,”RC床版施工の手引き(改訂第3版)”,2018年11月,p22−p23
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、非特許文献1に記載の型枠支保工の構造では、支保工取付け用吊金具が埋め殺しされる。従って、支保工取付け用吊金具から延びる吊りボルトは、固化したコンクリートから突出することになるため、吊りボルトを撤去した後に、コンクリートに穴が残る。そのため、穴を埋めるための施工が必要となる。また、コンクリートが固化した後の施工となるため、工期が長くなり、煩雑である。
更に、支保工取付け用吊金具から吊りボルトを吊り下げるため、支保工取付け用吊金具をコンクリート端部に配置するしかないため、塩害防止のためのかぶりとして100mmの確保が要請されるが、20mm程度しか確保できないことが実情である。
従って、コンクリートの品質が確保できないおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、施工を容易とすると共に、コンクリートの品質を確保することができる型枠支保工構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の型枠支保工構造は、RC床版を支持する主桁間に配置された型枠保持用の剛製ビームが、前記主桁のウェブに設けられた連結金具により支持されたことを特徴としたものである。
【0007】
また、本発明の型枠支保工の施工方法は、RC床版を支持する主桁間に配置された型枠保持用の剛製ビームを、前記主桁のウェブに設けられた連結金具により支持することを特徴としたものである。
【0008】
本発明によれば、RC床版を支持する主桁に、型枠保持用の剛製ビームを、連結金具により連結して支持するため、RC床版に埋め殺しされる支保工取付け用吊金具や、支保工取付け用吊金具から垂下する吊りボルトを不要とすることができる。
【0009】
前記連結金具は、逆L字状に形成された金具本体と、前記剛製ビームを吊り下げる吊り下げ部材と、前記主桁のウェブに設けられた取付金具に前記金具本体を連結するための締結部材とを備えたものとすることができる。
主桁のウェブに設けられた取付金具に、締結部材により金具本体が連結され、吊り下げ部材により金具本体から剛製ビームが吊り下げられることで、型枠保持用の剛製ビームを主桁に連結固定することができる。
【0010】
前記剛製ビームの天面および底面に形成された貫通孔は、前記剛製ビームの長さ方向に沿った長孔に形成され、前記取付金具は、前記ウェブの上下方向に沿って板厚面が溶接され、前記RC床版の幅方向に向かって突出しており、前記金具本体は、前記取付金具に前記締結部材により連結される主桁側板部と、前記主桁側板部の上端から前記幅方向と直交する方向に突出して、前記吊り下げ部材により前記剛製ビームを吊り下げるビーム側板部とを備えたものとすることができる。
主桁側板部が、ウェブの上下方向に沿って板厚面が溶接され、RC床版の幅方向に向かって突出した取付金具に、主桁側板部が締結部材により連結され、主桁側板部の上端から幅方向と直交する方向に突出したビーム側板部が、吊り下げ部材により剛製ビームを吊り下げるため、床版の幅方向に延びる剛製ビームを吊り下げ部材によりビーム側板部に連結して固定することができる。また、剛製ビームの長さが、剛製ビームの長さ方向に変わっていても、貫通孔が長孔により形成されているため、吊り下げ用ボルトの軸部を通すことができる。
【0011】
前記吊り下げ部材は、吊り下げ用ボルトと、前記吊り下げ用ボルトのねじ部にねじ止めされるナットとから形成され、前記ビーム側板部に形成された貫通孔に前記吊り下げ用ボルトの軸部が通されると共に、前記剛製ビームの天面および底面に形成された貫通孔に前記吊り下げ用ボルトの軸部が通されて、前記吊り下げ用ボルトのねじ部に前記ナットがねじ止めされるものとすることができる。
ビーム側板部に形成された貫通孔に吊り下げ用ボルトの軸部が通され、剛製ビームの天面および底面に形成された貫通孔に吊り下げ用ボルトの軸部が通されて、吊り下げ用ボルトのねじ部にナットがねじ止めされることにより、ビーム側板部に剛製ビームを吊り下げることができる。
【0012】
前記吊り下げ用ボルトの軸部は、前記ビーム側板部と、前記剛製ビームとの間に隙間ができる長さに形成されたものとすることができる。
吊り下げ用ボルトの軸部が、ビーム側板部と、剛製ビームとの間に隙間ができる長さに形成されていると、吊り下げ用ボルトのねじ部にねじ止めするナットの位置を変えて剛製ビームの下端位置を決めれば、剛製ビームの高さ位置を調整することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、RC床版に埋め殺しされる支保工取付け用吊金具や、支保工取付け用吊金具から垂下する吊りボルトを不要とすることができるので、施工を容易とすることができ、コンクリートの品質を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の実施の形態に係る型枠支保工構造を説明するための全体図である。
図2図1に示す型枠支保工構造の一部拡大図である。
図3図2に示す型枠支保工構造の連結金具を説明するための図であり、主桁のウェブに形成された取付金具と連結金具との位置関係を説明するための図である。
図4図2に示す型枠支保工構造の連結金具を説明するための図であり、剛製ビームが連結金具に連結された状態を床版の長さ方向から見た図である。
図5図2に示す型枠支保工構造の連結金具を説明するための図であり、剛製ビームが連結金具に連結された状態を床版の幅方向から見た図である。
図6】従来の型枠支保工構造を示す図であり、従来の型枠支保工の施工方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の実施の形態に係る型枠支保工構造を図面に基づいて説明する。
図1に示す型枠支保工構造10は、5主桁鈑桁による橋梁や高速道路のRC床版施工に用いられるものである。
【0016】
型枠支保工構造10は、主桁11間に、型枠保持用の剛製ビーム12が配置されている。剛製ビーム12上には、根太13が配置されている。主桁11側の剛製ビーム12上と、根太13上とには、桟木14を介して型枠用合板15が配置される。
図2に示すように、主桁11側の剛製ビーム12上の桟木14には、図6に示すように、型枠用合板15との間に、調整材が配置されることもある。
【0017】
型枠用合板15の間には、主桁11の上フランジ111が位置することで、型枠用合板15と上フランジ111が繋がり、RC床版Sを形成するための鉄筋やコンクリートが支持される。
【0018】
剛製ビーム12は、主桁11に連結された連結金具20により、主桁11に連結され、支持されている。ここで、連結金具20について、図3から図5に基づいて説明する。
図3から図5に示すように、主桁11のウェブ112には、取付金具113がウェブ112の上下方向F1に沿って板厚面が溶接により固定されていることで、取付金具113がRC床版の幅方向F2に向かって突出している。
取付金具113は、締結部材用の貫通孔113aが縦列に2箇所形成されている。取付金具113は、矩形状の板材により形成されている。そして、取付金具113には、連結金具20が連結されている。
【0019】
連結金具20は、逆L字状に形成された金具本体21と、金具本体21から垂下して、剛製ビーム12を吊り下げる吊り下げ部材22と、取付金具113に金具本体21を連結するための締結部材23とを備えている。
金具本体21は、主桁側板部211およびビーム側板部212により形成されている。
【0020】
主桁側板部211は、矩形状板部材により形成され、上下方向に沿って配置される。主桁側板部211には、取付金具113に形成された締結部材用の貫通孔113aに間隔や直径を一致させた貫通孔211aが2箇所に形成されている。
ビーム側板部212も、矩形状板部材により形成され、主桁側板部211の上端から幅方向F2と直交する方向(RC床版の長さ方向F3)に突出している。ビーム側板部212には、吊り下げ部材22を通すための貫通孔212aが1箇所に形成されている。
【0021】
吊り下げ部材22は、吊り下げ用ボルト221と、吊り下げ用ボルト221のねじ部にねじ止めされるナット222と、吊り下げ用ボルト221の頭部側に挿入される角ワッシャ223と、ナット222側に挿入される丸ワッシャ224とにより形成されている。
吊り下げ用ボルト221の軸部は、ビーム側板部212と、剛製ビーム12との間に隙間ができる長さに形成されている。
【0022】
締結部材23は、取付金具113と金具本体21の主桁側板部211とを貫通してねじ部が露出する長さに形成されたボルト231と、ボルト231のねじ部にねじ止めされるナット232と、ボルト231の頭部側に挿入される丸ワッシャ233と、ナット232側に挿入される角ワッシャ234とにより形成されている。
【0023】
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る型枠支保工構造における型枠支保工の施工方法について、図面に基づいて説明する。
図3から図5に示すように、まず、主桁11のウェブ112に配置された取付金具113に、連結金具20の金具本体21の主桁側板部211を当て、主桁側板部211の貫通孔211aの位置を、取付金具113の貫通孔113aに合わせて配置する。
次に、締結部材23であるボルト231の軸部を、丸ワッシャ233,貫通孔211a,貫通孔113a,角ワッシャ234に通して、ナット232によりボルト231のねじ部にねじ止めして、金具本体21を取付金具113に連結する。
【0024】
そして、吊り下げ用ボルト221の軸部を、角ワッシャ223を介してビーム側板部212の貫通孔212aに通し、剛製ビーム12の端部の天面12tおよび底面12bに形成された上下方向に貫通する孔に、天面12t側から貫通させ、底面12bから吊り下げ用ボルト221のねじ部を露出させる。底面12bから露出した吊り下げ用ボルト221のねじ部に、丸ワッシャ224を介してナット222をねじ止めして、ビーム側板部212に剛製ビーム12の端部を連結する。
【0025】
剛製ビーム12の端部に形成された孔(天面12tおよび底面12bの貫通孔)が、剛製ビーム12の長さ方向に沿った長孔により形成され、また、剛製ビーム12の端部に配置された補強板12aにも、長さ方向に沿った長孔が形成されており、ビーム側板部212がRC床版の長さ方向F3に向かって、主桁側板部211から突出しているため、剛製ビーム12の長さが、剛製ビーム12の長さ方向(RC床版の幅方向F2)に変わっていても、剛製ビーム12がビーム側板部212に突き当たることなく、吊り下げ用ボルトの軸部を通すことができる。
【0026】
このようにして、剛製ビーム12を連結金具20により主桁11に連結することができる。そのため、図6に示すようなRC床版内に埋め殺しされる支保工取付け用吊金具が不要になる。
【0027】
図6に示す従来の型枠支保工の施工方法では、支保工取付け用吊金具を主桁のフランジに溶接して固定するため、主桁の強度に影響を与え、品質低下をまねくおそれがあるが、本実施の形態に係る型枠支保工の施工方法では、支保工取付け用吊金具の溶接が不要であるため、主桁の品質を維持することができる。
また、支保工取付け用吊金具を不要とすることで、塩害防止のためのかぶりを考慮する必要がない。
【0028】
RC床版に埋め殺しされる支保工取付け用吊金具から吊りボルトが垂下するため、吊りボルトを撤去した後の孔を埋める作業が必要となるが、本実施の形態に係る型枠支保工の施工方法では、支保工取付け用吊金具が不要となるため、孔埋め作業が不要である。
【0029】
また、支保工取付け用吊金具から垂下する吊りボルトが型枠用合板を貫通するため、型枠用合板への孔開け作業や切込み作業などの加工が必要であり、加工作業を施した型枠用合板は産業廃棄物となってしまう。しかし、本実施の形態に係る型枠支保工の施工方法では、支保工取付け用吊金具から垂下する吊りボルトが不要であるため、型枠用合板への加工作業が不要であり、型枠用合板を再利用することができる。
【0030】
また、RC床版を形成するためにコンクリートを打設すると、吊りボルトと型枠用合板との隙間からコンクリートが漏れることがあるため、ガラスパテによるコーキング施工が必要となるが、これも、支保工取付け用吊金具から垂下する吊りボルトが不要であるため、コーキング施工が不要である。
【0031】
以上のように、本実施の形態に係る型枠支保工構造および型枠支保工の施工方法によれば、剛製ビーム12の端部を主桁11に連結金具20により連結固定されるため、施工を容易とすると共に、コンクリートの品質を確保することができる。
【0032】
図3から図5に示す連結金具20では、吊り下げ用ボルト221を、ビーム側板部212の貫通孔212a(図3参照)を通して、剛製ビーム12を上方から下方に貫通させて、ナット222によりねじ止めしていた。
このときの剛製ビーム12の高さは、ナット222のねじ止め位置により調整することができる。例えば、図3からから図5に示す連結金具20では、ビーム側板部212と剛製ビーム12と間に隙間を設けた状態で、剛製ビーム12が連結されている。
【0033】
しかし、根太13、桟木14、型枠用合板15およびRC床版Sの条件によっては、剛製ビーム12の取り付け位置が上方にずれる場合がある。
その場合には、剛製ビーム12の高さを高く持ち上げ、ナット222の締め付け位置を高くすることにより、剛製ビーム12の取り付け位置を高く調整することができ、例えば、図2に示すように、剛製ビーム12とビーム側板部212との間に隙間が無い状態まで剛製ビーム12の位置を高くすることができる。
【0034】
このように、連結金具20の吊り下げ用ボルト221の軸部の長さが、剛製ビーム12の天面12tと、ビーム側板部212との間に隙間ができる長さに形成されているので、この隙間の範囲で、剛製ビーム12を上下させ、ナット222にて、剛製ビーム12の端部の下端位置を決めれば、剛製ビーム12の高さ位置を調整することができる。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、橋梁などのRC床版を施工する際の型枠支保工構造に好適である。
【符号の説明】
【0036】
10 型枠支保工構造
11 主桁
111 上フランジ
112 ウェブ
113 取付金具
113a 貫通孔
12 剛製ビーム
12t 天面
12b 底面
12a 補強板
13 根太
14 桟木
15 型枠用合板
20,30 連結金具
21 金具本体
211 主桁側板部
211a 貫通孔
212 ビーム側板部
212a 貫通孔
22 吊り下げ部材
221 吊り下げ用ボルト
222 ナット
223 角ワッシャ
224 丸ワッシャ
23 締結部材
231 ボルト
232 ナット
233 丸ワッシャ
234 角ワッシャ
F1 上下方向
F2 幅方向
F3 長さ方向
S RC床版
【要約】
【課題】施工を容易とすると共に、コンクリートの品質を確保することができる型枠支保工構造および型枠支保工の施工方法を提供する。
【解決手段】型枠支保工構造10は、RC床版を支持する主桁11間に配置された型枠保持用の剛製ビーム12が、主桁11のウェブ112に設けられた連結金具20により支持されている。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6