(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ハンドル(102)が、外側接触面(138)と、対向する内面(126)と、を有し、前記スタンド(150)が、外側接触面(176)と、対向する内面(172)と、を有し、前記ハンドル(102)が前記スタンド(150)に保持されているときに、前記スタンド(150)の前記外側接触面(176)と前記ハンドル(102)の前記外側接触面(138)とが直接接触している、請求項1〜5のいずれか一項に記載のパーソナルケア製品システム。
前記第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)が、前記ハンドル(102)の前記内面(126)に直接接触し、前記第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)が、前記スタンド(150)の前記内面(172)に直接接触する、請求項6に記載のパーソナルケア製品システム。
前記ハンドル(102)が、前記第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)を前記ハンドル(102)の前記内面(126)に押し付けるばね部材(128)を有する、請求項6〜9のいずれか一項に記載のパーソナルケア製品システム。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本開示は、ハンドルと、使用していないときにハンドルをドッキングさせて充電するためのスタンドと、を有する、パーソナルケア製品システムを提供する。ここで、パーソナルケア製品システムの機能、設計、及び動作の原理についての総合的な理解を得るために、本開示の種々の非限定的実施形態について説明する。これらの非限定的実施形態のうちの1つ以上の例を添付図面に示す。当業者であれば、本明細書で説明され、かつ添付図面に示される方法が非限定的実施形態例であり、本開示の様々な非限定的実施形態の範囲は、特許請求の範囲によってのみ定義されることが理解されるであろう。ある非限定的実施形態に関連して示されるか又は述べられる特徴は、他の非限定的実施形態の特徴と組み合わせてもよい。そのような修正及び変形は、本開示の範囲内に含まれるものとする。
【0013】
ここで、
図1を参照すると、本開示の1つの非限定的実施形態による、例示的なパーソナルケア製品システム100の側面図が表されている。
図2は、ハンドル102の等角図を表す。
図1〜
図2を参照すると、パーソナルケア製品システム100は、スタンド150とドッキングされるハンドル102を備える。ハンドル102は、電動構成要素を有する再充電可能な湿式カミソリとして示されているが、このような描写は、例示目的にすぎない。スタンド150にドッキングさせることができる個人消費者製品の他の例としては、限定されないが、乾式カミソリ、脱毛器又は他の毛髪切断及び/又は脱毛家庭用装置、トリマー、パーソナルグルーマー、歯ブラシ、除毛装置などを挙げることができる。更に、ブレード123(
図2)を有するシェービングカミソリカートリッジ122が、ハンドル102の第2の端部分111の遠位端部に結合されているように表されているが、他の実施形態において、ハンドル102は、追加的又は代替的に、有孔シェービングフォイル、回転カッター、発振カッター、トリマー、などの、他のタイプのグルーミング装置を含むことができる。故に、表されるシェービングカミソリカートリッジ122が第2の端部分111に結合された状態のハンドル102は、例示目的にすぎず、本開示を、ハンドル102、パーソナルケア製品システム100、又はシェービングカミソリカートリッジ122の任意の特定の構成に限定することを意図するものではない。ハンドル102は、流体ポンプ、モータ、センサ、振動若しくは発振構成要素、加熱要素などの、1つ以上の電動要素を含むことができる。本明細書で使用するとき、ハンドル102という用語は、シェービングカミソリカートリッジ122などの任意の取り付け可能な構成要素を含む、スタンド150内に格納することができるパーソナルグルーミング装置を指す。更に、ハンドル102は、略円筒形の細長い把持部分104を有するように示されているが、本開示は、そのように限定されない。代わりに、細長い把持部分104は、任意の適切な形状、サイズ、又は構成とすることができ、パーソナルケア製品の使用中にユーザによって取り扱われるハンドル102の一部分である。シェービングカミソリカートリッジ122(又は他のタイプの取り付け若しくは固定用具)は、全体的な所望のコスト及び性能に応じて、固定的又は枢動可能にハンドル102に装着することができる。シェービングカミソリカートリッジ122は、ハンドル102に、永続的に取り付けること、又は着脱可能に装着することができる。シェービングカミソリカートリッジ122は、1つ以上のブレード123、又は他の切断器具を含むことができる。
【0014】
ハンドル102は、
図1においてドッキング位置に示され、ハンドル102の第1の端部分110の少なくとも一部分が、スタンド150内で受容されている。ドッキング位置にある間、ハンドル102の第1の端部分110における外面接触領域138(
図2)だけがスタンド150と接触し、ハンドル102の残部は、スタンド150の基部194又は他のタイプの物理的支持体に接触することなく懸架される。下でより詳細に説明されるように、スタンド150は、スタンドドッキングシステム149を含むことができ、ハンドル102は、ハンドルドッキングシステム147を含むことができる。スタンドドッキングシステム149及びハンドルドッキングシステム147の一方又は両方は、1つ以上のドッキング磁石を含むことができる。ドッキング位置にある間、ユーザがハンドル102をスタンド150から持ち上げることによってスタンド150からハンドル102を取り外すまで、ハンドル102をドッキング位置に維持するために、スタンドドッキングシステム149は、ハンドルドッキングシステム147に磁気的に結合させることができる。
【0015】
スタンド150は、基部194と、壁面コンセントなどの電源に差し込むことができる電源プラグ192と、を含むことができる。スタンド150は、スタンド充電モジュール148を備える誘導充電システムを更に含むことができる。スタンド充電モジュール148は、スタンド150が電源に接続され、ハンドル102がスタンド150にドッキングされたときに、ハンドル102のハンドル充電モジュール146に電力を誘導的に送達することができる。
図1では電源プラグ192が従来の壁面プラグであるように示されているが、他の構成では、例えば、USB充電器などの、異なる電源プラグ構成を使用することができる。更に他の実施形態において、スタンド150は、電力を貯蔵し、次いで、ハンドル102がスタンドとドッキングされたときに該ハンドルを充電するように構成される、再充電可能な電源を備える。ハンドル102は、ハンドル充電モジュール146と電気通信し、加熱要素、モータ、振動素子、又は電気によって駆動される他のタイプの要素などの、内蔵電動要素のうちの1つ以上に電力を供給する電源119(
図3)を保持することができる。電源119は、使用していない間にハンドル102をスタンド150にドッキングさせている間、誘導充電を通して再充電される、充電式電池又は他の蓄電器とすることができる。
【0016】
図3は、例示を明瞭にするために種々の構成要素を取り除いた、
図1に示されるようにスタンド150とドッキングしたハンドル102の第1の端部分110の部分切り欠き図である。ハンドル102のハンドルドッキングシステム147は、ドッキング磁石118、132を含むように示される。スタンド150のスタンドドッキングシステム149は、ドッキング磁石158、160を含むように示される。ドッキング磁石の数及び形状は、変動させることができるが、例示される構成において、ハンドル102は、第2のドッキング磁石132のそばに位置付けられる第1のドッキング磁石118を有し、該磁石はどちらも、実質的に円筒形とすることができる。同様に、スタンド150は、第2のドッキング磁石160のそばに位置付けられた第1のドッキング磁石158を有し、該磁石はどちらも、実質的に円筒形であり、スタンド150によって画定された空洞152内に装着される。
【0017】
ハンドル102がドッキングされているときに、外面接触領域138は、外側接触面176(
図1)と接触して配置され、よって、ハンドル102のドッキング磁石118、132は、スタンド150のドッキング磁石158、160に近接して位置付けられ、それらと略整列される。この位置になると、ドッキング磁石間の磁力は、ハンドル102に作用する重力に打ち勝つように、スタンド150に対するハンドル102の位置を維持する。ハンドル102のドッキング磁石118、132をスタンド150のドッキング磁石158、160に整列させることで、ハンドル102とスタンド150との間に磁気吸引の強さを有益に増加させることができる。ハンドル102は、ユーザがハンドル102をスタンド150から持ち上げるまで、この位置を維持することができる。
【0018】
ハンドル102のハンドル充電モジュール146は、ハンドル102がスタンド150にドッキングされたときに、スタンド充電モジュール148から電力を受信するように構成される。ハンドル充電モジュール146は、スタンド充電モジュール148から受信した電力を使用して、ハンドル102の電源119を再充電することができる。例示される構成において、ハンドル充電モジュール146及びスタンド充電モジュール148の各々は、誘導充電を促進する少なくとも1つのコイルを備える。例示される構成において、スタンド充電モジュール148は、スタンド誘導充電コイル166を有し、ハンドル充電モジュール146は、ハンドル誘導充電コイル112を有する。ハンドル102がドッキング位置にあるときに、送信機からの磁界が戻り経路を介して送信機に戻る前に受信機を貫通するように、スタンド誘導充電コイル166(すなわち、送信機)及びハンドル誘導充電コイル112(すなわち、受信機)が磁気的に結合する。ハンドル誘導充電コイル112は、電源119に電気的に結合されるので、電源119は、この誘導充電過程を通して、ハンドル102がドッキング位置にある間に再充電することができる。
【0019】
ハンドル誘導充電コイル112を貫通する他に、誘導充電中に生成される磁界はまた、潜在的に、ハンドル102内に位置付けられた他の構成要素を貫通し得る。加えて、迷走磁界が、導電材料(例えば、集積回路、印刷回路基板トレースなど)内にノイズを生じさせ、電磁干渉の問題を引き起こし得る。迷走磁界はまた、導電物体内に渦電流も引き起こし得、これは、熱を生成し、磁界の強さを低下させ得る。
【0020】
誘導充電の種々の望ましくない副作用を軽減するために、第1のハンドル磁束案内部材114及び第1のスタンド磁束案内部材162を利用することができ、これらの例示的な構成は、
図3に示される。第1のハンドル磁束案内部材114及び第1のスタンド磁束案内部材162の各々は、その環境内の磁界に影響を及ぼすことを可能にする磁気材料を含むことができる。フェライトなどの材料は、例えば、磁界に対する透磁性が空気よりも大きく、したがって、磁力線を集中させる。第1のハンドル磁束案内部材114及び第1のスタンド磁束案内部材162の戦略的な配置及び設計によって、誘導充電システムと関連付けられる磁界を集中させて形成することができ、よって、誘導充電システムの効率が改善され、かつハンドル102及びスタンド150の他の構成要素との望ましくない結合効果が低減される。更に、第1のハンドル磁束案内部材114及び第1のスタンド磁束案内部材162は、ハンドル誘導充電コイル112を貫通する磁界を生成し得る外部ソースからの磁束を遮蔽すること、又は別様に案内することができる。
【0021】
いくつかの構成において、
図3に示されるように、第1のスタンド磁束案内部材162は、スタンド150の内面172に直接接触することができ、第1のハンドル磁束案内部材114は、内側接触面126に直接接触することができる。磁束案内部材の形状及びスタイルは、変動させることができるが、例示される構成において、第1のハンドル磁束案内部材114及び第1のスタンド磁束案内部材162は、U字形状であり、各々が、ハンドル誘導充電コイル112及びスタンド誘導充電コイル166を少なくとも部分的に通ってそれぞれ延在する。示されるように、第1のハンドル磁束案内部材114及び第1のスタンド磁束案内部材162の各々は、脚部を有することができ、該脚部は、コイル166、112の各々の内面とそれぞれの磁束案内部材の外面との間隙が最小になるように、円筒形であり、かつそれぞれの充電コイルの内径よりもわずかに小さい外径を有する。第1のハンドル磁束案内部材114及びスタンド磁束案内部材162の各々は、U字形状であるように示されるが、本開示は、そのように限定されない。下でより詳細に説明されるように、第1のハンドル磁束案内部材114及びスタンド磁束案内部材162の構成、サイズ、形状、及び配設は、変動させることができる。
【0022】
図3に示されるように、ハンドル充電モジュール146は、第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132にごく近接して位置付けられ、これらは全て、第1の端部分110内に位置付けられる。同様に、スタンド充電モジュール148は、第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160にごく近接して位置付けられる。第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132、並びに第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160の各々は、磁界を生成する。ハンドル充電モジュール146及びスタンド充電モジュール148にごく近接しているため、磁界は、潜在的に、それらのシステムの有効性に影響を与え得る。この影響を軽減するために、磁束案内部材を利用して、ドッキング磁石118、132、158、160のうちのいくつか又は全ての磁界を利用し、集中させることができる。
【0023】
最初にハンドル102を参照すると、第2のハンドル磁束案内部材124は、第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132に近接して位置付けられる。第2のハンドル磁束案内部材124は、第2のハンドル磁束案内部材124を通る磁界を方向付けることを支援するために、第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132の各々の表面181、183(
図5)とごく近接させることができる。いくつかの実施形態において、例えば、第2のハンドル磁束案内部材124は、第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132の各々の表面181、183(
図5)と直接接触する。他の実施形態において、例えば、第2のハンドル磁束案内部材124は、接着することなどを可能にするために、表面181、183から離間される。いくつかの実施形態において、第2のハンドル磁束案内部材124は、例えば、空隙を形成するために、又は製造許容度を考慮して、表面181、183から離間される。例示される配設において、第2のハンドル磁束案内部材124は、第1のドッキング磁石118の極から第2のドッキング磁石132の極まで磁界がルーティングされるように位置付けられる。第1のドッキング磁石118の極は、第2のドッキング磁石132の反対の極である。磁界の大部分を第2のハンドル磁束案内部材124を通して方向付けることによって、磁界がハンドル充電モジュール146又はスタンド充電モジュール148と干渉する可能性が低くなる。このように、第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132は、そのようなドッキング磁石の磁界をハンドル誘導充電コイル112から離れて方向付けることができるので、ハンドル充電モジュール146にごく近接してハンドル102内に有益に位置付けることができる。加えて、第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132の磁束を集めて集中させることによって、ハンドル102とスタンド150との間の磁気吸引を有益に増加させ、それによって、ドッキング強さを増加させることができる。
【0024】
第2のハンドル磁束案内部材124は、磁束に対する透磁性がその周囲の空気よりも大きくなるように、フェリ磁性体又は強磁性体とすることができる。第2のハンドル磁束案内部材124のサイズ及び形状は、変動させることができる。いくつかの構成において、例示される実施例に示されるように、第2のハンドル磁束案内部材124は、矩形のバーとすることができる。しかしながら、第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132の磁束を集中させ、方向付ける、様々な適切な形状のうちのいずれかを使用することができる。更に、例えば、磁束を一方のドッキング磁石118から他方のドッキング磁石132まで案内すること、又は、単一のドッキング磁石が利用されるときに、第2のハンドル磁束案内部材124が、磁界をハンドル誘導充電コイル112から離れてスタンド150の磁束案内部材に向かって方向付けること、のいずれかができる。単一のドッキング磁石だけを利用する実施形態において、第2のハンドル磁束案内部材124は、L字形状の断面を有することができる。
【0025】
特定の実施形態において、ばね128などの付勢部材は、ハンドルドッキング磁石118、132をハンドル102の内側接触面126に押圧するように、付勢力を提供することができる。ドッキング磁石118、132を内側接触面126に対して押圧することによって、スタンドドッキング磁石158、160への吸引を最大にすることができる。類似のばねをスタンド150内に位置付けて付勢力を提供して、ドッキング磁石158、160をスタンド150の内面172に押圧することができる。他の構成において、ドッキング磁石158、160は、スタンド150のそれぞれのポケットの中へ押圧され、ホットスタンプによって固定される。
【0026】
ここで、スタンド150を参照すると、第2のスタンド磁束案内部材164は、任意に、第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160に近接して位置付けることができる。しかしながら、他の低プロファイルの構成では、スタンド150の全体の高さが、第2のスタンド磁束案内部材164を第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160の下に適合させるという選択肢を制限する場合があるので、スタンド150は、第2のスタンド磁束案内部材164を利用しない場合がある。代替的に、スタンド150の低プロファイルのフォームファクタも可能にしながら、第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160の磁束の少なくとも一部の管理を提供するために、比較的薄い第2のスタンド磁束案内部材164を使用して、第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160の各々に接触することができる。
【0027】
第2のスタンド磁束案内部材164は、第2のスタンド磁束案内部材164を通る磁界を方向付けることを支援するために、第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160の各々の表面と直接接触させる、又は該表面に少なくともごく近接させることができる。このように、第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160は、スタンド誘導充電コイル166を貫通するそのようなドッキング磁石からの磁束の量を制限することができるので、スタンド充電モジュール148にごく近接してスタンド150内に有益に位置付けることができる。第2のハンドル磁束案内部材164は、好ましくは、フェリ磁性体又は強磁性体などの高い透磁性を有する材料から作製することができる。第2のハンドル磁束案内部材164のサイズ及び形状は、変動させることができる。いくつかの構成において、第2のスタンド磁束案内部材164は、第2のハンドル磁束ガイド部材124に類似してサイズ決定及び成形され、かつ類似する材料から作製される。第2のスタンド磁束案内部材164は、ハンドル102がスタンド150にドッキングされたときに第2のハンドル磁束案内部材124の相補的部分と略整列される一部分を有するように成形することができる。他の構成において、これらの磁束案内部材は、スタンド150及びハンドル102のフォームファクタのため、必要に応じて異なる形状を有する。いずれにしても、第2のスタンド磁束案内部材164は、第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160の磁界を集中させ、方向付けるように機能して、スタンド充電モジュール148に対する該磁石の干渉を制限することができる。
【0028】
図4は、第1の端部分110内のハンドルドッキング磁石118、132及びハンドル誘導充電コイル112の例示的な相対位置の配置を示す、ハンドル102の等角部分切り欠き図である。
図5は、例示を明瞭にするために種々の構成要素を取り除いた、ハンドル102のドッキング磁石118、132及びハンドル誘導充電コイル112の等角図である。例示される構成において、ドッキング磁石118、132は、外面接触領域138(
図2)の内側接触面126に接触している。第1のドッキング磁石118は、磁石の2つの極を通過する極性軸130を画定する。同様に、第2のドッキング磁石132は、磁石の2つの極を通過する極性軸134を画定する。第1のドッキング磁石118の極性は、第2のドッキング磁石132の反対の極性とすることができる。第1のドッキング磁石118は、外面139を有し、第2のドッキング磁石132は、外面135を有する。
図5に示される第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132の高さは、実質的に類似しているが、本開示は、そのように限定されない。いくつかの実施形態において、第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132の高さ(h
1)は、約2mm〜約4mmとすることができる。より好ましくは、高さ(h
1)は、約3mmである。ハンドル誘導充電コイル112は、外面115を有し、コイル軸113を画定する。ハンドル誘導充電コイル112は、約3.5mm〜約5.5mmの高さ(h
2)を有することができる。より好ましくは、高さ(h
2)は、約4.3mmである。いくつかの事例において、コイル軸113は、ハンドル誘導充電コイル112を通って延在する第1のハンドル磁束案内部材114の一部分(第1の脚部117として示される)と同軸である。下でより詳細に説明されるように、第1のハンドル磁束案内部材114はまた、第2の脚部125も含むことができる。
図5に示されるように、コイル軸113は、ドッキング磁石118、132の極性軸130、134がコイル軸113に向かって傾けられるように、ドッキング磁石118、132の極性軸130、134に非平行とすることができる。このような配設は、ハンドルドッキングシステム147及びハンドル充電モジュール146を互いにごく近接して配置することを可能にし、一方で、丸みのあるプロファイルを有することができるハンドル102の第1の端部分110の内部空間に合致する。
【0029】
図6は、スタンド150の等角図を表し、
図7は、例示を明瞭にするために種々の構成要素を取り除いた、内部空洞152を示す、
図6の部分切り欠き図を表す。
図8は、例示を明瞭にするために種々の構成要素を取り除いた、ドッキング磁石158、160及びスタンド誘導充電コイル166の拡大図である。スタンド150は、ハンドル受容部分190を有する上面174(
図6)を有する。上面174は、平面とする、丸みを付ける、傾ける、角度を付ける、多面とする、又は任意の他の適切な構成を有することができる。いくつかの構成において、ハンドル受容部分190はまた、底面156を含む外側接触面176を有する凹部188も画定することができる。代替的に、ハンドル受容部分190は、略平坦とすること、又は別の適切な配設を有することができる。凹部188は、ハンドル102がドッキング位置にあるときにハンドル102の第1の端部分110を受容するようにサイズ決定及び構成される。外面接触領域138(
図2)は、ハンドル102のドッキング磁石118、132が、(
図3に内面172として示される)底面156の下に位置付けられたスタンド150のドッキング磁石158、160と磁気的に相互作用するように、凹部188内で受容することができる。いくつかの構成において、ドッキング磁石158、160は、ハンドル102の関連するドッキング磁石間の距離を最小にして、磁気吸引力を増加させるように、底面156の下側と接触する。ドッキング磁石158、160は、
図7に示されるように、それぞれ、磁石の極を通って延在するそれぞれの極性軸140、142を有することができる。ドッキング磁石158の極性は、ドッキング磁石160の極性と反対にすることができ、また、ハンドル102の相補的ドッキング磁石132及び118と磁気的に相互作用するように構成することができる。いくつかの構成において、ハンドル102がスタンド150にドッキングされたときに、極性軸140、142は、ハンドル102の極性軸130、134と略平行及び同一平面上になり得る。他の構成において、ハンドル102がスタンド150にドッキングされたときに、極性軸140、142は、ハンドル102の極性軸130、134と略非平行及び/又は非同一平面上になり得る。更に、極性軸130は、極性軸134に非平行とすることができ、極性軸140は、極性軸142に非平行とすることができる。
図8に示されるように、第1のドッキング磁石158は、外面153を有し、第2のドッキング磁石160は、外面133を有する。
図6に示される第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160の高さは、実質的に類似しているが、本開示は、そのように限定されない。いくつかの実施形態において、第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160の高さ(h
3)は、約3.5mm〜約6mmとすることができる。より好ましくは、高さ(h
3)は、約4.6mmである。スタンド誘導充電コイル166は、外面143有し、コイル軸167を画定する。スタンド誘導充電コイル166は、約5mm〜約9mmの高さ(h
4)を有することができる。より好ましくは、高さ(h
4)は、約7.1mmである。スタンド磁束案内部材162の一部分は、スタンド誘導充電コイル166を通って延在することができ、第1の脚部161として示される。下でより詳細に説明されるように、スタンド磁束案内部材162はまた、第2の脚部163も含むことができる。
図7〜
図8に示されるように、コイル軸167は、スタンドドッキング磁石158、160の極性軸140、142に非平行とすることができる。
【0030】
図9は、ハンドル102の内側接触面126(
図3)にごく近接して位置付けられた第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132の端部を示す、ハンドル102の第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132の端面図を図式的に表す。また、
図9には、ハンドル誘導充電コイル112及び第1のハンドル磁束案内部材114の端面図も図式的に表され、図中、第1のハンドル磁束案内部材114の第1の脚部117は、ハンドル誘導充電コイル112内で受容され、第1のハンドル磁束案内部材114の第2の脚部125は、第1の脚部117から水平にオフセットされている。第2のハンドル磁束案内部材124(
図5)による磁界の案内のため、第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132の各々は、ハンドル誘導充電コイル112に近接して位置付けることができる。
図9に図式的に表されるように、距離(d
1)は、第2のドッキング磁石132の外面135と第1のハンドル磁束案内部材114の第1の脚部117の外側面との間の最短距離として示される。距離(d
1)は、約1.5mm〜約5mmの範囲とすることができる。より好ましくは、距離(d
1)は、約2.4mmである。
図9に示されるように、第1のドッキング磁石118の外面139と第1のハンドル磁束案内部材114の第1の脚部117の外側面との間の最短距離は、距離(d
2)として示される。距離(d
2)は、約3mm〜約7.6mmの範囲とすることができる。より好ましくは、距離(d2)は、約5.2mmである。第2のドッキング磁石132の外面135と第1のドッキング磁石118の外面139との間の最短距離(d
3)は、約3.5mm〜約5.5mmの範囲とすることができる。より好ましくは、距離(d
3)は、約4.3mmである。第2のドッキング磁石132の外面135と第1のハンドル磁束案内部材114の第2の脚部125の外面との間の最短距離は、距離(d
4)として示される。距離(d
4)は、約5mm〜約8mmの範囲とすることができる。より好ましくは、距離(d
4)は、約5.9mmである。第1のドッキング磁石118及び第2のドッキング磁石132は、互いに対して、並びに/又は第1のハンドル磁束案内部材114の第1の脚部117及び第2の脚部125に対して傾けられ得るので、距離(d
1)、(d
2)、(d
3)、及び(d
4)は、測定されている2つの物体の外面の間の最短経路にわたって測定される。それぞれDIA
1及びDIA
2として示される第1のドッキング磁石118、第2のドッキング磁石132の直径は、約2.5mm〜約4mmの範囲とすることができる。より好ましくは、直径DIA
1及びDIA
2は、約3.2mmである。DIA
3として示される第1のハンドル誘導充電コイル112の外径は、約5mm〜約8mmの範囲とすることができる。より好ましくは、直径DIA
3は、約6.3mmである。第1のハンドル誘導充電コイル112の内径は、約2.5mm〜約4.5mmの範囲とすることができる。より好ましくは、第1のハンドル誘導充電コイル112の内径は、約3.2mmである。第1の脚部117の外径は、第1のハンドル誘導充電コイル112の内径と同程度にすること、又は該内径よりもわずかに小さくすることができる。第2の脚部125の直径は、第1の脚部117の直径と同程度にすること、又は第1の脚部117の直径よりも大きく若しくは小さくすることができる。
【0031】
図10は、
図3に示されるように、スタンド150の内面172にごく近接して位置付けられた第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160の端部を示す、スタンド150の第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160の端面図を図式的に表す。また、
図10には、図式的に、スタンド誘導充電コイル166及びスタンド磁束案内部材162の端面図も表され、図中、第1の脚部161は、スタンド誘導充電コイル166内で受容され、スタンド磁束案内部材162の第2の脚部163は、第1の脚部161から水平にオフセットされている。スタンド磁束案内部材164(
図8)による磁界の案内のため、スタンド150の第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160の各々は、スタンド誘導充電コイル166に近接して位置付けることができる。
図10に図式的に表されるように、距離(d
5)は、第2のドッキング磁石160の外面133とスタンド磁束案内部材162の第1の脚部161の外側面との間の最短距離として示される。距離(d
5)は、約1.5mm〜約5mmの範囲とすることができる。より好ましくは、距離(d
5)は、約2.2mmである。
図10に示されるように、第1のドッキング磁石158の外面153とスタンド磁束案内部材162の第1の脚部161の外側面との間の最短距離は、距離(d
6)として示される。距離(d
6)は、約3mm〜約6mmの範囲とすることができる。より好ましくは、距離(d
6)は、約5.0mmである。第2のドッキング磁石160の外面133と第1のドッキング磁石158の外面153との間の最短距離(d
7)は、約2mm〜約4mmの範囲とすることができる。より好ましくは、距離(d
7)は、約2.7mmである。第2のドッキング磁石160の外面133とスタンド磁束案内部材162の第2の脚部163の外面との間の最短距離は、距離(d
8)として示される。距離(d
8)は、約5mm〜約8mmの範囲とすることができる。より好ましくは、距離(d
8)は、約6.2mmである。第1のドッキング磁石158及び第2のドッキング磁石160は、互いに対して、並びに/又はスタンド磁束案内部材162の第1の脚部161及び第2の脚部163に対して傾けられ得るので、距離(d
5)、(d
6)、(d
7)、及び(d
8)は、測定されている2つの物体の外面の間の最短経路にわたって測定される。それぞれDIA
4及びDIA
5として示される第1のドッキング磁石158、第2のドッキング磁石160の直径は、約3.5mm〜約6mmの範囲とすることができる。より好ましくは、直径DIA
4及びDIA
5は、約4.8mmである。DIA
6として示されるスタンド誘導充電コイル166の外径は、約3mm〜約9mmの範囲とすることができる。より好ましくは、直径DIA
6は、約7.1mmである。スタンド誘導充電コイル166の内径は、約3mm〜約6mmの範囲とすることができる。より好ましくは、スタンド誘導充電コイル166の内径は、4.2mmである。第1の脚部161の一部分の外径は、第1のハンドル誘導充電コイル112の内径と同程度にすること、又は該内径よりもわずかに小さくすることができる。第2の脚部163の直径は、第1の脚部161の直径と同程度にすること、又は第1の脚部161の直径よりも大きく若しくは小さくすることができる。
【0032】
ここで、
図11を参照すると、
図1に示されるようにハンドル102がスタンド150にドッキングされたときの、スタンド充電モジュール148に対するハンドルドッキングシステム147の例示的な相対位置が表されている。示されるように、ハンドル誘導充電コイル112によって画定されたコイル軸113は、スタンド誘導充電コイル166によって画定されたコイル軸167と略軸方向に整列させることができる。第1のハンドル磁束案内部材114は、ハンドル誘導充電コイル112を通って延在する第1の脚部117と、ハンドル誘導充電コイル112の外側に延在する別の一部分と、を有するように示される。例示される実施形態において、ヨーク127及び第2の脚部125は、ハンドル誘導充電コイル112の外側に延在し、第2の脚部125は、第1の脚部117と略平行である。同様に、第1のスタンド磁束案内部材162は、スタンド誘導充電コイル166を通って延在する第1の脚部161と、スタンド誘導充電コイル166の外側に延在する別の一部分と、を有するように示される。例示される実施形態において、ヨーク169及び第2の脚部163は、スタンド誘導充電コイル166の外側に延在し、第2の脚部163は、第1の脚部161と略平行である。第1のハンドル磁束案内部材114の第1の脚部117は、ハンドル102がスタンド150にドッキングされたときに、第1のスタンド磁束案内部材162の第1の脚部161と略軸方向に整列させることができる。
【0033】
第1のハンドル磁束案内部材114は、第1の脚部117と、第2の脚部125と、ヨーク127と、を有するように示され、第1のスタンド磁束案内部材162は、第1の脚部161と、第2の脚部163と、ヨーク169と、を有するように示されるが、本開示は、限定されない。実際は、第1のハンドル磁束案内部材114及び第1のスタンド磁束案内部材162の各々は、本開示の範囲から逸脱することなく、任意の数の構成を有することができる。非限定的な実施例として、
図12〜
図13は、他の例示的な第1のハンドル磁束案内部材114及び第1のスタンド磁束案内部材162を表す。
図12は、それぞれがE字形状の断面を有する、第1のハンドル磁束案内部材214及び第1のスタンド磁束案内部材262を表す。
図13は、L字形状の断面を有する、第1のハンドル磁束案内部材314及び第1のスタンド磁束案内部材362を表す。
図12〜
図13に示されるように、第1のハンドル磁束案内部材214、314及び第1のスタンド磁束案内部材262、362の各々は、それぞれ、ハンドル誘導充電コイル112及びスタンド誘導充電コイル166を通って延在する一部分を有する。
【0034】
充電モジュール146、148及び/又はドッキングシステム147、149の種々の態様は、比較的狭い空間における内部配置を支援するように物理的に構成することができる。例えば、
図14は、充電動作中にハンドル誘導充電コイル112によって生成される磁束を集中させるように構成された、第1のハンドル磁束案内部材414の別の例示的な実施形態を表す。この実施形態において、第1の脚部417及び第2の脚部425の各々は、第1のハンドル磁束案内部材414をハンドル102の内部に収容することができるように構成された、角度付き端面420を有する。より具体的には、脚部417、425は、脚部417、425と内側接触面126との間隙が低減又は除去されるように、ハンドル102の内側接触面126(
図3)にごく近接して位置付けることができる。角度付き端面420の配設は、変動させることができる。例えば、角度付き端面420は、
図14に示されるように、第1のハンドル磁束案内部材414の端部全体にわたって斜面を形成することができ、又は他の構成において、面取りのために第1のハンドル磁束案内部材414の端部の一部分だけを角度付きとすることができる。いくつかの構成において、角度付き端面420は、内側接触面126に直接接触する。更に、第1のスタンド磁束案内部材162はまた、スタンド150内のスタンド充電モジュール148の所望の配置を提供するために、角度付き端面420に類似する斜面を有することもできる。いくつかの構成において、ドッキング磁石118、132、158、160のうちの1つ以上は、磁石をハンドル102又はスタンド150の種々の内面にごく近接させるのを支援するために、角度付き端面を有する。
【0035】
本開示の更なる非限定的な説明
以下のパラグラフは、後に所望される場合に特許請求の範囲に添付するのに適した形態で、本開示の更なる非限定的な説明を構成する。
A.パーソナルケア製品システムであって、
スタンド(150)と、
スタンド(150)内に位置付けられた第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)と、
スタンド(150)内に位置付けられたスタンド誘導充電コイル(166)と、
スタンド(150)に着脱可能に装着されたハンドル(102)と、
ハンドル(102)内に位置付けられた充電式電池(119)と、
ハンドル(102)内に位置付けられ、第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)に近接して配置されたときに、ハンドル(102)をスタンド(150)に保持するのに十分な吸引力を生成するように構成された、第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)と、
ハンドル(102)内に位置付けられたハンドル誘導充電コイル(112)であって、スタンド誘導充電コイル(166)が、磁界を生成するように構成され、該磁界が、ハンドル誘導充電コイル(112)を貫通して、充電式電池(119)を充電する、ハンドル誘導充電コイル(112)と、
第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)の表面(181)にごく近接したハンドル磁束案内部材(124)と、を備える、パーソナルケア製品システム。
B.ハンドル(102)内に位置付けられた第2のハンドル永久ドッキング磁石(132)を更に備え、ハンドル磁束案内部材(124)が、第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)と第2のハンドル永久ドッキング磁石(132)とを接続する、パラグラフAに記載のパーソナルケア製品システム。
C.スタンド(150)内に位置付けられた第2のスタンド永久ドッキング磁石(160)と、スタンド磁束案内部材(164)と、を更に備え、スタンド磁束案内部材(164)が、第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)と第2のスタンド永久ドッキング磁石(160)とを接続する、パラグラフA又はBに記載のパーソナルケア製品システム。
D.スタンド誘導充電コイル(166)内に位置付けられた第1の脚部(161)を有するスタンド磁束案内部材(162、262、362)を更に備え、第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)の外面(153)及び第1の脚部(161)の外側面が、互いの7mm(d
8)以内に位置付けられる、パラグラフA〜Cのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
E.ハンドル誘導充電コイル(112)内に位置付けられた第1の脚部(117)を有するハンドル磁束案内部材(114、214、314、414)を更に備え、第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)の外面(139)及び第1の脚部(117)の外側面が、互いの6mm(d
2)以内に位置付けられる、パラグラフA〜Dのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
F.第2のハンドル永久ドッキング磁石(132)の外面(135)及び第1の脚部(117)の外側面が、互いの3mm(d
1)以内に位置付けられる、パラグラフBに記載のパーソナルケア製品システム。
G.第2のスタンド永久ドッキング磁石(160)の外面(160)及び第1の脚部(161)の外側面が、互いの3mm(d
5)以内に位置付けられる、パラグラフCに記載のパーソナルケア製品システム。
H.ハンドル磁束案内部材(124)が、L字形状の断面を有する、パラグラフA〜Gのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
I.ハンドル(102)が、外側接触面(138)と、対向する内面(126)と、を有し、スタンド(150)が、外側接触面(176)と、対向する内面(172)と、を有し、ハンドル(102)がスタンド(150)に保持されているときに、スタンド(150)の外側接触面(176)とハンドル(102)の外側接触面(138)とが直接接触している、パラグラフA〜Hのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
J.第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)が、ハンドル(102)の内面(126)に直接接触し、第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)が、スタンド(150)の内面(172)に直接接触する、パラグラフIに記載のパーソナルケア製品システム。
K.第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)が、ハンドル(102)の内面(126)に直接接触する角度付き端部面を有する、パラグラフJに記載のパーソナルケア製品システム。
L.第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)が、スタンド(150)の内面(172)に直接接触する角度付き端部面を有する、パラグラフJ又はKに記載のパーソナルケア製品システム。
M.ハンドル(102)が、第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)をハンドル9102)の内面(126)に押し付けるばね部材(128)を有する、パラグラフI〜Lのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
N.ハンドル誘導充電コイル(112)が、スタンド誘導充電コイル(166)の中心軸と略軸方向に整列された中心軸を有する、パラグラフA〜Mのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
O.ハンドル磁束案内部材(124)が、バーである、パラグラフA〜Nのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
P.パーソナルケア製品システムであって、
スタンド(150)と、
スタンド(150)内に位置付けられた第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)と、
スタンド(150)内に位置付けられたスタンド誘導充電コイル(166)と、
スタンド(150)に着脱可能に装着されたハンドル(102)と、
ハンドル(102)内に位置付けられた充電式電池(119)と、
ハンドル(102)内に位置付けられ、第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)に近接して配置されたときに、ハンドル(102)をスタンド(150)に保持するのに十分な吸引力を生成するように構成された、第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)と、
ハンドル(102)内に位置付けられたハンドル誘導充電コイル(112)であって、ハンドル誘導充電コイル(112)に近接して配置されたときに、スタンド誘導充電コイル(166)が、磁界を生成するように構成され、該磁界が、ハンドル誘導充電コイル(112)を貫通して、充電式電池(119)を充電する、ハンドル誘導充電コイル(112)と、
ハンドル誘導充電コイル(112)内に位置付けられた少なくとも一部分を有するハンドル磁束案内部材(114、214、314、414)と、
スタンド誘導充電コイル(166)内に位置付けられた少なくとも一部分を有するスタンド磁束案内部材(162、262、362)と、を備える、パーソナルケア製品システム。
Q.
第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)の外面(153)及びスタンド誘導充電コイル(166)内に位置付けられた一部分の外側面が、互いの7mm(d
8)以内に位置付けられ、
第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)の外面(139)及びハンドル誘導充電コイル(112)内に位置付けられた一部分の外側面が、互いの6mm(d
2)以内に位置付けられる、パラグラフPに記載のパーソナルケア製品システム。
R.
ハンドル磁束案内部材(114、214、314、414)の少なくとも別の一部分が、ハンドル誘導充電コイル(112)の外部に延在し、
スタンド磁束案内部材(162、262、362)の少なくとも別の一部分が、スタンド誘導充電コイル(166)の外部に延在する、パラグラフP〜Qのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
S.ハンドル誘導充電コイル(112)内に位置付けられたハンドル磁束案内部材(114、214、314、414)の一部分が、スタンド誘導充電コイル(166)内に位置付けられたスタンド磁束案内部材(162、262、362)の一部分と略軸方向に整列される、パラグラフP〜Rのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
T.ハンドルがスタンド(150)に保持されているときに、ハンドル誘導充電コイル(112)が、スタンド誘導充電コイル(166)の中心軸と略軸方向に整列される中心軸を有する、パラグラフP〜Sのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
U.ハンドル(102)がスタンド(150)に保持されているときに、第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)の中心軸が、第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)の中心軸と軸方向に整列される、パラグラフP〜Tのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
V.スタンド磁束案内部材(162、262、362)が、U字形状の断面又はE字形状の断面を有する、パラグラフP〜Uのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
W.ハンドル磁束案内部材(114、214、314、414)が、U字形状の断面又はE字形状の断面を有する、パラグラフP〜Vのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
X.ハンドル磁束案内部材(114、214、314、414)及びスタンド磁束案内部材(162、262、362)のどちらか又は両方が、フェリ磁性体又は強磁性体を含む、パラグラフP〜Wのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
Y.ハンドル(102)が、外側接触面(138)と、対向する内面(126)と、を有し、スタンド(150)が、外側接触面(176)と、対向する内面(172)と、を有し、ハンドル(102)がスタンド(150)に保持されているときに、スタンドの外側接触面(176)とハンドル(102)の外側接触面(138)とが直接接触している、パラグラフP〜Xのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
Z.ハンドル磁束案内部材(114、214、314、414)が、ハンドル(102)の内面(126)に直接接触し、スタンド磁束案内部材(162、262、362)が、スタンド(150)の内面(172)に直接接触する、パラグラフYに記載のパーソナルケア製品システム。
AA.ハンドル磁束案内部材(114、214、314、414)が、ハンドル(102)の内面(126)に直接接触する角度付き端部面(420)を有する脚部(117、125、417、425)を有する、パラグラフY又はZに記載のパーソナルケア製品システム。
BB.スタンド磁束案内部材(162、262、362)が、スタンド(150)の内面(172)に直接接触する角度付き端部面(420)を有する脚部を有する、パラグラフY〜AAのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
CC.ハンドル(102)が、第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)をハンドル(102)の内面(126)に押し付けるばね部材(128)を有する、パラグラフY〜BBのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
DD.パーソナルケア製品システムであって、
スタンド(150)と、
スタンド(150)内に位置付けられた第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)と、
スタンド(150)内に位置付けられたスタンド誘導充電コイル(166)と、
スタンド(150)に着脱可能に装着されたハンドル(102)と、
ハンドル(102)内に位置付けられた充電式電池(119)と、
ハンドル(102)内に位置付けられ、第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)に近接して配置されたときに、ハンドル(102)をスタンド(150)に保持するのに十分な吸引力を生成するように構成された、第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)と、
ハンドル(102)内に位置付けられたハンドル誘導充電コイル(112)であって、スタンド誘導充電コイル(166)が、磁界を生成するように構成され、該磁界が、ハンドル誘導充電コイル(112)を貫通して、充電式電池(119)を充電する、ハンドル誘導充電コイル(112)と、
ハンドル誘導充電コイル(112)内に位置付けられた少なくとも一部分を有する第1のハンドル磁束案内部材(114、214、314、414)と、
第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)の表面(181)にごく近接した第2のハンドル磁束案内部材(124)と、
スタンド誘導充電コイル(166)内に位置付けられた少なくとも一部分を有する第1のスタンド磁束案内部材(162、262、362)と、を備える、パーソナルケア製品システム。
EE.
第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)の外面(153)及びスタンド誘導充電コイル(166)内に位置付けられた一部分の外側面が、互いの7mm(d
8)以内に位置付けられ、
第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)の外面(139)及びハンドル誘導充電コイル(112)内に位置付けられた一部分の外側面が、互いの6mm(d
2)以内に位置付けられる、パラグラフDDに記載のパーソナルケア製品システム。
FF.
第1のハンドル磁束案内部材(114、214、314、414)の少なくとも別の一部分が、ハンドル誘導充電コイル(112)の外部に延在し、
第1のスタンド磁束案内部材(162、262、362)の少なくとも別の一部分が、スタンド誘導充電コイル(166)の外部に延在する、パラグラフDD〜EEのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
GG.ハンドル(102)がスタンド(150)に保持されているときに、ハンドル誘導充電コイル(112)内に位置付けられた第1のハンドル磁束案内部材(114、214、314、414)の一部分が、スタンド誘導充電コイル(166)内に位置付けられた第1のスタンド磁束案内部材(162、262、362)の一部分と略軸方向に整列される、パラグラフDD〜FFのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
HH.ハンドル(102)がスタンド(150)に保持されているときに、ハンドル誘導充電コイル(112)が、スタンド誘導充電コイル(166)の中心軸と略軸方向に整列される中心軸を有する、パラグラフDD〜GGのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
II.第1のスタンド永久ドッキング磁石(158)の表面にごく近接した第2のスタンド磁束案内部材(164)を更に備える、パラグラフDD〜HHのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
JJ.ハンドル(102)がスタンド(150)に保持されているときに、第2のハンドル磁束案内部材(124)が、第2のスタンド磁束案内部材(164)と略平行である、パラグラフIIに記載のパーソナルケア製品システム。
KK.スタンド(150)の第1の磁束案内部材(162、262、362)が、U字形状の断面又はE字形状の断面を有し、ハンドル(114、214、314、414)の第1の磁束案内部材が、U字形状の断面又はE字形状の断面を有する、パラグラフDD〜JJのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
LL.第2のハンドル磁束案内部材(124)が、バー形状である、パラグラフDD〜KKのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
MM.ハンドルの第1及び第2のハンドル磁束案内部材(114、124)及び第1のスタンド磁束案内部材(162、262、362)のうちの1つ以上が、フェリ磁性体又は強磁性体を含む、パラグラフDD〜LLのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
NN.ハンドル(102)内に位置付けられた第2のハンドル永久ドッキング磁石(132)を更に備え、第2のハンドル磁束案内部材(124)が、第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)と第2のハンドル永久ドッキング磁石(132)とを接続する、パラグラフDD〜MMのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
OO.スタンド(150)内に位置付けられた第2のスタンド永久ドッキング磁石(160)を更に備える、パラグラフDD〜NNのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
PP.ハンドル(102)が、外側接触面(138)と、対向する内面(126)と、を有し、スタンド(150)が、外側接触面(176)と、対向する内面(172)と、を有し、ハンドル(102)がスタンド(150)に保持されているときに、スタンド(150)の外側接触面(176)とハンドル(102)の外側接触面(138)とが直接接触している、パラグラフDD〜OOのいずれか1つに記載のパーソナルケア製品システム。
QQ.第1のハンドル磁束案内部材(114、214、314、414)が、ハンドル(102)の内面(126)に直接接触し、第1のスタンド磁束案内部材(162、262、362)が、スタンド(150)の内面(172)に直接接触する、パラグラフPPに記載のパーソナルケア製品システム。
RR.ハンドル(102)が、第1のハンドル永久ドッキング磁石(118)をハンドル(102)の内面(126)に押し付けるばね部材(124)を有する、パラグラフPP又はQQに記載のパーソナルケア製品システム。
【0036】
本明細書に開示されている寸法及び/又は値は、列挙した正確な数値寸法及び/又は値に厳しく制限されるものとして理解すべきではない。むしろ、別段の指定のない限り、このような各寸法及び/又は値は、列挙した寸法及び/若しくは値、並びに/又はその寸法及び/若しくは値の近辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図している。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。