特許第6823772号(P6823772)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6823772
(24)【登録日】2021年1月14日
(45)【発行日】2021年2月3日
(54)【発明の名称】紙装丁自動融合設備
(51)【国際特許分類】
   B42B 9/06 20060101AFI20210121BHJP
   B42C 9/00 20060101ALI20210121BHJP
【FI】
   B42B9/06
   B42C9/00
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2020-40613(P2020-40613)
(22)【出願日】2020年3月10日
【審査請求日】2020年7月29日
(31)【優先権主張番号】201911215811.2
(32)【優先日】2019年12月2日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520142413
【氏名又は名称】温州根旭電子科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】彭俊▲こん▼
【審査官】 中澤 俊彦
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−86502(JP,A)
【文献】 特開2012−86501(JP,A)
【文献】 再公表特許第2011/093016(JP,A1)
【文献】 米国特許第2016052(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B42B 9/06
B42C 9/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体を含み、前記本体は作業空間を含み、前記作業空間の中は固定ブロックを含み、前記固定ブロックの中には第一スライド溝が形成され、前記第一スライド溝の中は装丁機構を含み、前記第一スライド溝の中には第一スライドブロックがスライドできるように設置され、前記第一スライドブロックの左側には第一開口溝が形成され、前記第一開口溝の中には第一回転軸が設置され、前記第一回転軸には第一歯車が設置され、前記第一歯車の後側の前記第一スライド溝の後端壁には前記第一歯車と噛み合った第一ラックが固定的に設置され、前記第一スライドブロックの中には連動空間が設置され、前記連動空間の中に位置した前記第一回転軸には第一傘歯車が設置され、前記連動空間の中には第二回転軸が設置され、前記連動空間の中に位置した前記第二回転軸には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設置され、前記第一スライドブロックの底端壁には三つの外部連結ブロックが固定的に設置され、前記外部連結ブロックの中には第二開口溝が形成され、前記第二開口溝の中に位置した前記第二回転軸には第二歯車が固定的に設置され、三つの前記第二歯車の間にはチェーンが回転できるように設置され、前記第二回転軸の底端にはドリルが固定的に設置され、前記第一スライドブロックの頂端には第一連結ロッドが固定的に設置されており、
前記固定ブロックの下側にはスライドブロックが設置され、前記スライドブロックの中には第二スライド溝が形成され、前記第二スライド溝の中は接着剤装丁機構を含み、前記第二スライド溝の中には第二スライドブロックがスライドできるように設置され、前記第二スライドブロックの後端と前記第二スライド溝の後端面との間にはばねが連結され、前記第二スライドブロックの中には第三スライド溝が形成され、前記第三スライド溝の中には左右対称となった第三スライドブロックがスライドできるように設置され、前記第三スライドブロックには第二ラックが設置され、前記第三スライドブロックの外端には第二連結ロッドが固定的に設置され、前記第二連結ロッドには加熱ブロックが固定的に設置され、前記第三スライド溝の中には第三回転軸が回転できるように設置され、前記第三回転軸には前記第二ラックと噛み合った第三歯車が固定的に設置され、前記第三歯車の外側の前記第三回転軸には第一摩擦輪が固定的に設置されており、
前記第一連結ロッドには第三ラックが固定的に設置され、前記第一連結ロッドの左側には第四回転軸が設置され、前記第四回転軸には第一扇状歯車が固定的に設置され、前記第一扇状歯車の前段には第四歯車が固定的に設置され、前記第一連結ロッドの右側には第五回転軸が設置され、前記第五回転軸には第二扇状歯車が固定的に設置され、前記第二扇状歯車の前部には第五歯車が固定的に設置され、前記第五歯車と前記第四歯車との間には伝動チェーンが回転できるように設置され、前記第一扇状歯車と、前記第二扇状歯車が前記第三ラックと噛み合うことができ、前記第一スライドブロックと前記第二スライドブロックとの間には線が連結されており、
前記スライドブロックの下側の前記作業空間の底端壁には置き溝が形成され、前記置き溝の中には接着剤棒が設置され、前記作業空間の前端壁には紙入り口が設置され、前記紙入り口の頂端壁には第六回転軸が回転できるように設置され、前記第六回転軸の底端には押し輪が固定的に設置され、前記第六回転軸にはおねじが設置され、前記紙入り口の頂端壁にはめねじが設置され、前記第六回転軸の頂端には回転輪が固定的に設置されており、
前記作業空間の右端壁には伝動空間が設置され、前記伝動空間の中には第七回転軸が設置され、前記第七回転軸の右側には第三傘歯車が設置され、前記第七回転軸の左端には第二摩擦輪が設置され、前記第二摩擦輪が前記第一摩擦輪と摩擦できるように連結されており、
前記伝動空間の後端壁にはモータが設置され、前記モータの前端面には第八回転軸が設置され、前記第八回転軸の前部には前記第三傘歯車と噛み合った第四傘歯車が固定的に設置され、前記第八回転軸の後側には第六歯車が設置され、前記第五回転軸の後端には第七歯車が設置され、前記第七歯車と前記第六歯車との間には連結チェーンが回転できるように設置されており、
装丁待ちの紙を前記紙入り口から挿入し、手動で前記回転輪を旋転させ、前記回転輪が旋転して前記第六回転軸を回転させ、前記第六回転軸が回転して前記めねじと前記おねじとの噛合により前記押し輪を旋転させて下降させて紙を挟み、
前記モータを始動し、前記モータが前記第八回転軸を回転させ、前記第八回転軸が回転して前記第六歯車を回転させ、前記第六歯車が回転して前記連結チェーンにより前記第七歯車を回転させ、前記第七歯車が回転して前記第五回転軸を回転させ、前記第五回転軸が回転して前記第五歯車を回転させ、前記第五歯車が回転して前記伝動チェーンにより前記第四歯車を回転させ、前記第四歯車が回転して前記第四回転軸を回転させ、前記第四回転軸が回転して前記第一扇状歯車を回転させ、前記第五回転軸が回転して前記第二扇状歯車を回転させ、前記第一扇状歯車が前記第三ラックと噛み合うとき前記第一連結ロッドを下方へ移動させ、前記第二扇状歯車が前記第三ラックと噛み合うとき前記第一連結ロッドを上方へ移動させ、
前記第一連結ロッドが下方へ移動するとき、前記第一連結ロッドが前記第一スライドブロックを下方へスライドさせ、前記第一スライドブロックが下方へスライドして前記第一ラックと前記第一歯車との協働により前記第一回転軸を回転させ、前記第一回転軸が回転して前記第一傘歯車を回転させ、前記第一傘歯車が回転して前記第二傘歯車により前記第二回転軸を回転させ、前記第二回転軸が回転して前記第二歯車と前記チェーンにより左右両側の前記第二回転軸を回転させ、前記第二回転軸が回転して前記ドリルを回転させ、前記ドリルが回転して前記第一スライドブロックとともに下方へ移動して紙に穴を開け、前記ドリルが最底端まで下降したとき、前記第二扇状歯車が前記第三ラックと噛み合い、このとき前記第一スライドブロックが上方へ移動し、このとき前記ドリルが前記置き溝の中の前記接着剤棒を引掛って前記接着剤棒を上方へ移動させ、前記接着剤棒が紙を通し、
前記第一スライドブロックが上方へスライドして前記線により前記第二スライドブロックを前方へスライドさせ、前記第八回転軸が回転して前記第四傘歯車により前記第三傘歯車を回転させ、前記第三傘歯車が回転して前記第七回転軸を回転させ、前記第七回転軸が回転して前記第二摩擦輪を回転させ、前記第二スライドブロックが前方へ移動するとき、前記第二摩擦輪が前記第一摩擦輪と接触して前記第一摩擦輪を回転させ、前記第一摩擦輪が回転して前記第三回転軸により前記第三歯車を回転させ、前記第三歯車が回転して前記第二ラックとの協働により前記第三スライドブロックを内部へスライドさせ、前記第三スライドブロックが内部へスライドして前記第二連結ロッドにより前記加熱ブロックを内部へ移動させ、このとき前記加熱ブロックが起動されて前記接着剤棒を柔らかくして紙を装丁することを特徴とする紙装丁自動融合設備。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は紙装丁分野を取り上げて、具体的には紙装丁自動融合設備である。
【背景技術】
【0002】
周知のように、製本機は紙をステープルまたはホットメルト接着剤で綴じる機械であり、製本機を使用すると紙の使用が非常に容易になり、しかし、現在の製本機で綴じられた紙が落ちやすく、ページをめくりにくく、従って、上記問題を解決するために、紙装丁自動融合設備を設計する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第102762387号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は紙装丁自動融合設備を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願発明は以下の技術プランを通じて実現する。
【0006】
紙装丁自動融合設備は、本体を含み、前記本体は作業空間を含み、
前記作業空間の中は固定ブロックを含み、前記固定ブロックの中には第一スライド溝が形成され、前記第一スライド溝の中は装丁機構を含み、前記第一スライド溝の中には第一スライドブロックがスライドできるように設置され、前記第一スライドブロックの左側には第一開口溝が形成され、前記第一開口溝の中には第一回転軸が設置され、前記第一回転軸には第一歯車が設置され、前記第一歯車の後側の前記第一スライド溝の後端壁には前記第一歯車と噛み合った第一ラックが固定的に設置され、前記第一スライドブロックの中には連動空間が設置され、前記連動空間の中に位置した前記第一回転軸には第一傘歯車が設置され、前記連動空間の中には第二回転軸が設置され、前記連動空間の中に位置した前記第二回転軸には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設置され、前記第一スライドブロックの底端壁には三つの外部連結ブロックが固定的に設置され、前記外部連結ブロックの中には第二開口溝が形成され、前記第二開口溝の中に位置した前記第二回転軸には第二歯車が固定的に設置され、三つの前記第二歯車の間にはチェーンが回転できるように設置され、前記第二回転軸の底端にはドリルが固定的に設置され、前記第一スライドブロックの頂端には第一連結ロッドが固定的に設置されており、
前記固定ブロックの下側にはスライドブロックが設置され、前記スライドブロックの中には第二スライド溝が形成され、前記第二スライド溝の中は接着剤装丁機構を含み、前記第二スライド溝の中には第二スライドブロックがスライドできるように設置され、前記第二スライドブロックの後端と前記第二スライド溝の後端面との間にはばねが連結され、前記第二スライドブロックの中には第三スライド溝が形成され、前記第三スライド溝の中には左右対称となった第三スライドブロックがスライドできるように設置され、前記第三スライドブロックには第二ラックが設置され、前記第三スライドブロックの外端には第二連結ロッドが固定的に設置され、前記第二連結ロッドには加熱ブロックが固定的に設置され、前記第三スライド溝の中には第三回転軸が回転できるように設置され、前記第三回転軸には前記第二ラックと噛み合った第三歯車が固定的に設置され、前記第三歯車の外側の前記第三回転軸には第一摩擦輪が固定的に設置されている。
【0007】
更に、前記第一連結ロッドには第三ラックが固定的に設置され、前記第一連結ロッドの左側には第四回転軸が設置され、前記第四回転軸には第一扇状歯車が固定的に設置され、前記第一扇状歯車の前段には第四歯車が固定的に設置され、前記第一連結ロッドの右側には第五回転軸が設置され、前記第五回転軸には第二扇状歯車が固定的に設置され、前記第二扇状歯車の前部には第五歯車が固定的に設置され、前記第五歯車と前記第四歯車との間には伝動チェーンが回転できるように設置され、前記第一扇状歯車と、前記第二扇状歯車が前記第三ラックと噛み合うことができ、前記第一スライドブロックと前記第二スライドブロックとの間には線が連結されている。
【0008】
更に、前記スライドブロックの下側の前記作業空間の底端壁には置き溝が形成され、前記置き溝の中には接着剤棒が設置され、前記作業空間の前端壁には紙入り口が設置され、前記紙入り口の頂端壁には第六回転軸が回転できるように設置され、前記第六回転軸の底端には押し輪が固定的に設置され、前記第六回転軸にはおねじが設置され、前記紙入り口の頂端壁にはめねじが設置され、前記第六回転軸の頂端には回転輪が固定的に設置されている。
【0009】
更に、前記作業空間の右端壁には伝動空間が設置され、前記伝動空間の中には第七回転軸が設置され、前記第七回転軸の右側には第三傘歯車が設置され、前記第七回転軸の左端には第二摩擦輪が設置され、前記第二摩擦輪が前記第一摩擦輪と摩擦できるように連結されている。
【0010】
更に、前記伝動空間の後端壁にはモータが設置され、前記モータの前端面には第八回転軸が設置され、前記第八回転軸の前部には前記第三傘歯車と噛み合った第四傘歯車が固定的に設置され、前記第八回転軸の後側には第六歯車が設置され、前記第五回転軸の後端には第七歯車が設置され、前記第七歯車と前記第六歯車との間には連結チェーンが回転できるように設置されている。
【発明の効果】
【0011】
本願発明の有益的な効果は:本願発明は構造が簡単であり、操作が便利であり、本願発明は接着剤装丁の必要のある紙を先に自動的に穴を開け、そして穴の中に接着剤板を追加し、穴を開けた後、本願発明は加熱ブロックにより接着剤棒に紙を装丁させ、使用とページめくりに便利を与え、本願発明は構造が緊密であり、高い一体化程度を持つ。
【図面の簡単な説明】
【0012】
下記に図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0013】
図1図1は本願発明の実施例の構造概略図
図2図2図1のA―Aの構造概略図
図3図3図1のB―Bの構造概略図
図4図4図1のC―Cの構造概略図
図5図5図1のD―Dの構造概略図
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1〜5を参照し、紙装丁自動融合設備は、本体10を含み、前記本体10は作業空間11を含み、前記作業空間11の中は固定ブロック22を含み、前記固定ブロック22の中には第一スライド溝21が形成され、前記第一スライド溝21の中は装丁機構90を含み、前記第一スライド溝21の中には第一スライドブロック68がスライドできるように設置され、前記第一スライドブロック68の左側には第一開口溝23が形成され、前記第一開口溝23の中には第一回転軸25が設置され、前記第一回転軸25には第一歯車24が設置され、前記第一歯車24の後側の前記第一スライド溝21の後端壁には前記第一歯車24と噛み合った第一ラック26が固定的に設置され、前記第一スライドブロック68の中には連動空間47が設置され、前記連動空間47の中に位置した前記第一回転軸25には第一傘歯車46が設置され、前記連動空間47の中には第二回転軸69が設置され、前記連動空間47の中に位置した前記第二回転軸69には前記第一傘歯車46と噛み合った第二傘歯車48が固定的に設置され、前記第一スライドブロック68の底端壁には三つの外部連結ブロック27が固定的に設置され、前記外部連結ブロック27の中には第二開口溝45が形成され、前記第二開口溝45の中に位置した前記第二回転軸69には第二歯車44が固定的に設置され、三つの前記第二歯車44の間にはチェーン28が回転できるように設置され、前記第二回転軸69の底端にはドリル43が固定的に設置され、前記第一スライドブロック68の頂端には第一連結ロッド15が固定的に設置されており、
前記固定ブロック22の下側にはスライドブロック30が設置され、前記スライドブロック30の中には第二スライド溝51が形成され、前記第二スライド溝51の中は接着剤装丁機構91を含み、前記第二スライド溝51の中には第二スライドブロック29がスライドできるように設置され、前記第二スライドブロック29の後端と前記第二スライド溝51の後端面との間にはばね57が連結され、前記第二スライドブロック29の中には第三スライド溝52が形成され、前記第三スライド溝52の中には左右対称となった第三スライドブロック53がスライドできるように設置され、前記第三スライドブロック53には第二ラック49が設置され、前記第三スライドブロック53の外端には第二連結ロッド50が固定的に設置され、前記第二連結ロッド50には加熱ブロック35が固定的に設置され、前記第三スライド溝52の中には第三回転軸56が回転できるように設置され、前記第三回転軸56には前記第二ラック49と噛み合った第三歯車54が固定的に設置され、前記第三歯車54の外側の前記第三回転軸56には第一摩擦輪55が固定的に設置されている。
【0015】
前記第一連結ロッド15には第三ラック16が固定的に設置され、前記第一連結ロッド15の左側には第四回転軸20が設置され、前記第四回転軸20には第一扇状歯車18が固定的に設置され、前記第一扇状歯車18の前段には第四歯車19が固定的に設置され、前記第一連結ロッド15の右側には第五回転軸12が設置され、前記第五回転軸12には第二扇状歯車14が固定的に設置され、前記第二扇状歯車14の前部には第五歯車13が固定的に設置され、前記第五歯車13と前記第四歯車19との間には伝動チェーン17が回転できるように設置され、前記第一扇状歯車18と、前記第二扇状歯車14が前記第三ラック16と噛み合うことができ、前記第一スライドブロック68と前記第二スライドブロック29との間には線42が連結されている。
【0016】
前記スライドブロック30の下側の前記作業空間11の底端壁には置き溝32が形成され、前記置き溝32の中には接着剤棒33が設置され、前記作業空間11の前端壁には紙入り口67が設置され、前記紙入り口67の頂端壁には第六回転軸65が回転できるように設置され、前記第六回転軸65の底端には押し輪66が固定的に設置され、前記第六回転軸65にはおねじ63が設置され、前記紙入り口67の頂端壁にはめねじ64が設置され、前記第六回転軸65の頂端には回転輪62が固定的に設置されている。
【0017】
前記作業空間11の右端壁には伝動空間36が設置され、前記伝動空間36の中には第七回転軸39が設置され、前記第七回転軸39の右側には第三傘歯車41が設置され、前記第七回転軸39の左端には第二摩擦輪40が設置され、前記第二摩擦輪40が前記第一摩擦輪55と摩擦できるように連結され、前記伝動空間36の後端壁にはモータ61が設置され、前記モータ61の前端面には第八回転軸38が設置され、前記第八回転軸38の前部には前記第三傘歯車41と噛み合った第四傘歯車37が固定的に設置され、前記第八回転軸38の後側には第六歯車70が設置され、前記第五回転軸12の後端には第七歯車59が設置され、前記第七歯車59と前記第六歯車70との間には連結チェーン60が回転できるように設置されている。
【0018】
作動状態:
装丁待ちの紙を前記紙入り口67から本願発明に入れ、手動で前記回転輪62を旋転させ、前記回転輪62が旋転して前記第六回転軸65を回転させ、前記第六回転軸65が回転して前記めねじ64と前記おねじ63との噛合により前記押し輪66を旋転させて下降させて紙を挟み、
前記モータ61を始動し、前記モータ61が前記第八回転軸38を回転させ、前記第八回転軸38が回転して前記第六歯車70を回転させ、前記第六歯車70が回転して前記連結チェーン60により前記第七歯車59を回転させ、前記第七歯車59が回転して前記第五回転軸12を回転させ、前記第五回転軸12が回転して前記第五歯車13を回転させ、前記第五歯車13が回転して前記伝動チェーン17により前記第四歯車19を回転させ、前記第四歯車19が回転して前記第四回転軸20を回転させ、前記第四回転軸20が回転して前記第一扇状歯車18を回転させ、前記第五回転軸12が回転して前記第二扇状歯車14を回転させ、前記第一扇状歯車18が前記第三ラック16と噛み合うとき前記第一連結ロッド15を下方へ移動させ、前記第二扇状歯車14が前記第三ラック16と噛み合うとき前記第一連結ロッド15を上方へ移動させ、
前記第一連結ロッド15が下方へ移動するとき、前記第一連結ロッド15が前記第一スライドブロック68を下方へスライドさせ、前記第一スライドブロック68が下方へスライドして前記第一ラック26と前記第一歯車24との協働により前記第一回転軸25を回転させ、前記第一回転軸25が回転して前記第一傘歯車46を回転させ、前記第一傘歯車46が回転して前記第二傘歯車47により前記第二回転軸69を回転させ、前記第二回転軸69が回転して前記第二歯車44と前記チェーン28により左右両側の前記第二回転軸69を回転させ、前記第二回転軸69が回転して前記ドリル43を回転させ、前記ドリル43が回転して前記第一スライドブロック68とともに下方へ移動して紙に穴を開け、前記ドリル43が最底端まで下降したとき、前記第二扇状歯車14が前記第三ラック16と噛み合い、このとき前記第一スライドブロック68が上方へ移動し、このとき前記ドリル43が前記置き溝32の中の前記接着剤棒33を引掛って前記接着剤棒33を上方へ移動させ、前記接着剤棒33が紙を通し、
前記第一スライドブロック68が上方へスライドして前記線42により前記第二スライドブロック29を前方へスライドさせ、前記第八回転軸38が回転して前記第四傘歯車37により前記第三傘歯車41を回転させ、前記第三傘歯車41が回転して前記第七回転軸39を回転させ、前記第七回転軸39が回転して前記第二摩擦輪40を回転させ、前記第二スライドブロック29が前方へ移動するとき、前記第二摩擦輪40が前記第一摩擦輪55と接触して前記第一摩擦輪55を回転させ、前記第一摩擦輪55が回転して前記第三回転軸56により前記第三歯車54を回転させ、前記第三歯車54が回転して前記第二ラック49との協働により前記第三スライドブロック53を内部へスライドさせ、前記第三スライドブロック53が内部へスライドして前記第二連結ロッド50により前記加熱ブロック35を内部へ移動させ、このとき前記加熱ブロック35が起動されて前記接着剤棒33を柔らかくして紙を装丁する。
【0019】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、しかし本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】
【課題】本発明は紙装丁自動融合設備を開示した。
【解決手段】
本体を含み、前記本体は作業空間を含み、前記作業空間の中は固定ブロックを含み、前記固定ブロックの中には第一スライド溝が形成され、前記第一スライド溝の中は装丁機構を含み、前記第一スライド溝の中には第一スライドブロックがスライドできるように設置され、前記第一スライドブロックの左側には第一開口溝が形成され、前記第一開口溝の中には第一回転軸が設置され、前記第一回転軸には第一歯車が設置され、前記第一歯車の後側の前記第一スライド溝の後端壁には前記第一歯車と噛み合った第一ラックが固定的に設置され、前記第一スライドブロックの中には連動空間が設置され、前記連動空間の中に位置した前記第一回転軸には第一傘歯車が設置され、前記連動空間の中には第二回転軸が設置されている。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5