【文献】
LG Electronics,Discussion on early termination of uplink repetitions for MTC,3GPP TSG RAN WG1 #89 R1-1707569,フランス,3GPP,2017年 5月 5日,Section 2
【文献】
LG Electronics,Data transmission during random access procedure in MTC,3GPP TSG RAN WG1 #89 R1-1707570,フランス,3GPP,2017年 5月 5日,Section 2.1
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記割当情報は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングまたは上位階層信号を介して受信される、請求項1に記載の送信する方法。
前記一つのリソース内のコンテンションゾーンが割り当てられる最大サブフレーム個数と最大リソースブロック個数は、RRCシグナリングまたは上位階層信号を介して受信され、またはSIBを介してブロードキャストされる、請求項1に記載の送信する方法。
前記割当情報は、前記一つのリソースゾーン内のコンテンションゾーンの既定義された割当パターンを指示するパターンインデックスをさらに含む請求項1に記載の送信する方法。
前記一つのリソース内のコンテンションゾーンが割り当てられる最大サブフレーム個数と最大リソースブロック個数は、RRCシグナリングまたは上位階層信号を介して受信され、またはSIBを介してブロードキャストされる、請求項7に記載の端末。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下の技術は、CDMA(code division multiple access)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC−FDMA(single carrier−frequency division multiple access)などのような多様な無線通信システムに使われることができる。CDMAは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)で具現されることができる。TDMAは、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)/GPRS(General Packet Radio Service)/EDGE(Enhanced Data Rates for GSM(登録商標) Evolution)のような無線技術で具現されることができる。OFDMAは、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802−20、E−UTRA(Evolved UTRA)などのような無線技術で具現されることができる。UTRAは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の一部である。3GPP(3rd Generation Partnership Project)LTE(long term evolution)は、E−UTRAを使用するE−UMTS(Evolved UMTS)の一部であり、ダウンリンクでOFDMAを採用してアップリンクでSC−FDMAを採用する。
【0031】
説明を明確にするために、3GPP LTE/LTE−Aを中心に記述するが、本発明の技術的思想がこれに制限されるものではない。
【0032】
図1は、本発明が適用される無線通信システムを示す。これはE−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)、またはLTE(Long Term Evolution)/LTE−Aシステムとも呼ばれる。
【0033】
E−UTRANは、端末(User Equipment、UE)10に制御平面(control plane)とユーザ平面(user plane)を提供する基地局(Base Station、BS)20を含む。端末10は、固定されてもよいし、移動性を有してもよく、MS(Mobile station)、UT(User Terminal)、SS(Subscriber Station)、MT(mobile terminal)、無線機器(Wireless Device)等、他の用語で呼ばれることもある。基地局20は、端末10と通信する固定局(fixed station)を意味し、eNB(evolved−NodeB)、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(Access Point)等、他の用語で呼ばれることもある。
【0034】
基地局20は、X2インターフェースを介して互いに連結されることができる。基地局20は、S1インターフェースを介してEPC(Evolved Packet Core)30、より詳しくは、S1−MMEを介してMME(Mobility Management Entity)とS1−Uを介してS−GW(Serving Gateway)と連結される。
【0035】
EPC30は、MME、S−GW及びP−GW(Packet Data Network−Gateway)で構成される。MMEは、端末の接続情報や端末の能力に対する情報を有しており、このような情報は、端末の移動性管理に主に使われる。S−GWは、E−UTRANを終端点として有するゲートウェイであり、P−GWは、PDNを終端点として有するゲートウェイである。
【0036】
端末と基地局との間の無線インターフェースをUuインターフェースという。端末とネットワークとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の階層は、通信システムで広く知られた開放型システム間相互接続(Open System Interconnection;OSI)基準モデルの下位3個階層に基づいてL1(第1の階層)、L2(第2の階層)、L3(第3の階層)に区分されることができ、このうち第1の階層に属する物理階層は、物理チャネル(Physical Channel)を利用した情報転送サービス(Information Transfer Service)を提供し、第3の階層に位置するRRC(Radio Resource Control)階層は、端末とネットワークとの間に無線リソースを制御する役割を遂行する。そのために、RRC階層は、端末と基地局との間のRRCメッセージを交換する。
【0037】
図2は、ユーザ平面(user plane)に対する無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示すブロック図である。
図3は、制御平面(control plane)に対する無線プロトコル構造を示すブロック図である。ユーザ平面は、ユーザデータ送信のためのプロトコルスタック(protocol stack)であり、制御平面は、制御信号送信のためのプロトコルスタックである。
【0038】
図2及び
図3を参照すると、物理階層(PHY(physical)layer)は、物理チャネル(physical channel)を利用して上位階層に情報転送サービス(information transfer service)を提供する。物理階層は、上位階層であるMAC(Medium Access Control)階層とはトランスポートチャネル(transport channel)を介して連結されている。トランスポートチャネルを介してMAC階層と物理階層との間にデータが移動する。トランスポートチャネルは、無線インターフェースを介してデータがどのようにどんな特徴で送信されるかによって分類される。
【0039】
互いに異なる物理階層間、即ち、送信機と受信機の物理階層間は、物理チャネルを介してデータが移動する。前記物理チャネルは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で変調されることができ、時間と周波数を無線リソースとして活用する。
【0040】
MAC階層の機能は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング及び論理チャネルに属するMAC SDU(service data unit)のトランスポートチャネル上に物理チャネルに提供されるトランスポートブロック(transport block)への多重化/逆多重化を含む。MAC階層は、論理チャネルを介してRLC(Radio Link Control)階層にサービスを提供する。
【0041】
RLC階層の機能は、RLC SDUの連結(concatenation)、分割(segmentation)及び再結合(reassembly)を含む。無線ベアラ(Radio Bearer;RB)が要求する多様なQoS(Quality of Service)を保障するために、RLC階層は、透明モード(Transparent Mode、TM)、非確認モード(Unacknowledged Mode、UM)及び確認モード(Acknowledged Mode、AM)の三つの動作モードを提供する。AM RLCは、ARQ(automatic repeat request)を介してエラー訂正を提供する。
【0042】
ユーザ平面でのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)階層の機能は、ユーザデータの伝達、ヘッダ圧縮(header compression)及び暗号化(ciphering)を含む。制御平面でのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)階層の機能は、制御平面データの伝達及び暗号化/完全性保護(integrity protection)を含む。
【0043】
RRC(Radio Resource Control)階層は、制御平面でのみ定義される。RRC階層は、RBの設定(configuration)、再設定(re−configuration)及び解除(release)と関連して論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を担当する。
【0044】
RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために第1の階層(PHY階層)及び第2の階層(MAC階層、RLC階層、PDCP階層)により提供される論理的経路を意味する。RBが設定されるとは、特定サービスを提供するために無線プロトコル階層及びチャネルの特性を規定し、各々の具体的なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。また、RBは、SRB(Signaling RB)とDRB(Data RB)の二つに分けられることができる。SRBは、制御平面でRRCメッセージを送信する通路として使われ、DRBは、ユーザ平面でユーザデータを送信する通路として使われる。
【0045】
端末のRRC階層とE−UTRANのRRC階層との間にRRC接続(RRC Connection)がある場合、端末は、RRC接続状態(RRC connected state)にあるようになり、そうでない場合、RRCアイドル状態(RRC Idle state)にあるようになる。
【0046】
ネットワークから端末にデータを送信するダウンリンクトランスポートチャネルとして、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)とその以外にユーザトラフィックや制御メッセージを送信するダウンリンクSCH(Shared Channel)がある。ダウンリンクマルチキャストまたはブロードキャストサービスのトラフィックまたは制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信されることもでき、または別途のダウンリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信されることもできる。一方、端末からネットワークにデータを送信するアップリンクトランスポートチャネルとして、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)とその以外にユーザトラフィックや制御メッセージを送信するアップリンクSCH(Shared Channel)がある。
【0047】
トランスポートチャネルの上位にあり、トランスポートチャネルにマッピングされる論理チャネル(Logical Channel)として、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(MulticastトラフィックChannel)などがある。
【0048】
図4は、通信装置のNOMAベースのダウンリンク送信/受信(Tx/Rx)ブロック図を例示した図面である。
【0049】
多重端末(または、多重ユーザ)情報を同じリソースに割り当てて送信する非直交多重接続方式(Non−orthogonal Multiple Access、NOMA)において、
図4のようにダウンリンクサポートのための送受信端構造は一般的である。NOMAシステムは、3GPP標準化作業ではMultiuser Superposition Transmission(MUST)とも呼ばれる。NOMAシステムは、同じ時間−周波数リソースに多数の端末のための情報を重畳送信することによって、LTEシステム対比送信容量利得を得たり、同時接続数を増大したりすることを目的として、次世代5Gシステムの要素技術として考慮されている。次世代5GシステムのNOMA系列技術として、Power Levelに基づいて端末を区分するMUSTと、Sparse Complex Codebookベースの変調を活用するSparse Code Multiple Access(SCMA)、端末−特定インターリーバ(User−specific Interleaver)を利用するinterleave Division Multiple Access(IDMA)などがある。
【0050】
MUSTシステムの場合、
図4の送信端で多重端末データの変調以後に各シンボルのパワー割当を異なるようにし、または階層的変調(Hierarchical Modulation)に基づいて多重端末データを階層的変調して送信し、受信端で多重端末(または、多重ユーザ)検出(Multiuser Detection、MUD)を介して多重端末のデータ(以下、多重端末データという)を復調する。
【0051】
SCMAシステムの場合、
図4の送信端で、多重端末データに対するForward Error Correction(FEC)Encoderと変調過程をあらかじめ約束されたSparse Complex Codebook変調方式に代えて送信し、受信端でMUDを介して多重端末データを復調する。
【0052】
IDMAシステムの場合、
図4の送信端で多重端末データに対してFEC Encoding情報を端末−特定インターリーバを介して変調して送信し、受信端でMUDを介して多重端末データを復調する。
【0053】
前記各システムは、多様なMUD方式で多重端末データを復調することができ、例えば、Maximum Likelihood(ML)、Maximum joint A posteriori Probability(MAP)、Message Passing Algorithm(MPA)、Matched Filtering(MF)、Successive Interference Cancellation(SIC)、Parallel Interference Cancellation(PIC)、Codeword Interference Cancellation(CWIC)などがある。各復調方式によってまたは繰り返し復調試み数によって、復調複雑度と処理時間遅延に差がある。
【0054】
図5は、通信装置のNOMAベースのアップリンク送信/受信ブロック図を例示した図面である。
【0055】
図5は、多重端末の情報(以下、多重端末情報という)を同じリソースに割り当てて送信するNOMA系列システムのアップリンクサポートのための送受信端構造を示している。前記各システムは、
図4のダウンリンク構造に対する説明のような方式で多重端末データを送信して受信端で復調できる。NOMA系列システムは、同じ時間−周波数リソースに多数端末信号を重畳送信するため、LTEシステムと比較してより高い復号エラー率を有するが、より高い周波数利用効率やより多くのConnectivityをサポートすることができる。非直交多重接続方式(NOMA)は、システム環境によって、符号率制御を介して復号エラー率を維持しながら、より高い周波数利用効率やより多くのConnectivityを達成することが可能である。
【0056】
前記NOMA系列システムは、同じリソースに多数端末のデータを割り当てるため、単一端末データを割り当てるものと比較して多重端末のデータに対する干渉が必然的に発生する。
図4のNOMA系列システムでk番目の受信端の信号を簡単に表現すると、以下の数式1の通りである。
【0058】
ここで、h
kは、送信端からk番目の受信端へのチャネルを意味し、s
kは、k番目の受信端へのデータシンボルを意味し、n
kは、信号雑音を意味する。Kは、同じ時間−周波数リソースに割り当てられた多重端末の数である。
【0061】
前記数式2での送信容量でKが増加するほど加えられるR
kの個数が増加してCの増大を期待することができる。しかし、Kが増加するほどMUIの増加によって、各R
kが減少して全体送信容量Cの減少を招くことができる。MUD技法によって、MUIを効果的に減少させながら各端末のデータを復調することができる場合であるとしても、根本的にMUIの存在は、全体送信容量を軽減させ、高い複雑度のMUDを要求するようになる。もし、多重端末のデータ送信に対するMUI発生を最小化すると、より高い送信容量を期待することができる。または、多重端末のデータ送信に対するMUI発生を定量的に制御することができると、多重端末のデータ重畳に対するスケジューリングでより高い送信容量を計画することができる。したがって、多重端末のデータ重畳送信によるMUIを制御することができる多重端末接続技術開発が必要である。同じ時間−周波数リソースに対する多重端末のデータ重畳送信時に発生するMUIを制御することができる多重端末接続技術開発が必要である。
【0062】
したがって、本発明では次世代5Gシステムの多重端末干渉を最小化する非直交符号多重接続方式(Non−orthogonal Coded Multiple Access、NCMA)を提示する。
【0063】
図6は、通信装置のNCMAベースのダウンリンク送信/受信ブロック図を例示的に示し、
図7は、通信装置のNCMAベースのアップリンク送信/受信ブロック図を例示的に示す。
【0064】
同じ時間−周波数リソースに多重端末のデータを重畳送信する時、多重端末干渉を最小化する非直交符号多重接続方式(NCMA)を提案する。
図6と
図7は、多重端末情報を同じ時間−周波数リソースに割り当てる時、端末−特定非直交コードカバー(UE Specific Non−orthogonal Code Cover(NCC)を使用して重畳送信するNCMAシステムのダウンリンクとアップリンク送受信端構造である。送信端/受信端(または、送信側/受信側)は、事前に定義された非直交コードブックを利用して各端末に端末−特定NCCを割り当てる。
【0065】
本発明で言及するコードワードは、非直交多重接続を実行するために、各端末が選択する(または、割当を受けた)複素エレメントベクトル(complex element vector)を意味する。コードブックは、非直交多重接続を実行するために各端末が使用するコードワードのセットを意味する。前記で言及したコードブックは、複数個存在できる。端末−特定NCC(UE specific NCC)は、各端末が選択する(または、割当を受けた)コードブックの複素エレメントベクトル(complex element vector)を送信しようとするシンボルに使用することを意味する。したがって、NCC(または、端末−特定NCC)は、コードブックインデックスとコードワードインデックスで表現できる。非直交コードブックを表現すると、以下の数式3の通りである。
【0067】
前記数式3において、c
(j)は、j番目の端末のためのコードワードであり、全体K名義端末に対するコードワードセットは、コードブックCになる。j番目の端末のデータを送信するために、c
(j)を使用することをNCCと定義する。また、前記コードブックは、コードワードのベクトル長さNとコードワードの個数Kで表現されることができる。ここで、Nは、拡散係数(spreading factor)を意味し、Kは、重畳係数(superposition factor)を意味する。前記で説明の便宜のために、一つのコードワードを一つの端末で使用することを例示するが、多数個のコードワードを一つの端末が使用し、または一つのコードワードを多数の端末で使用することを排除しない。また、一つの端末に割り当てられた一つまたは多数個のコードワードは、時間によってまたは使用頻度によって、同じコードブック内の異なるコードワードの使用または異なるコードブック内の異なるコードワードの使用でコードワードをホッピング(Hopping)することもできる。
【0068】
端末−特定NCC(UE Specific NCC)の割当は、RRC Connection Processで端末識別子(UE ID)と連結して割り当てられることもでき、ダウンリンク制御チャネル(例えば、PDCCH)に含まれているDCI(Downlink Control Information)フォーマットを介して割り当てることもできる。
【0069】
コンテンションベースの多重接続(Contention based MA)に使われるアップリンク環境の場合、端末は、非直交コードワードをランダム選択することもでき、または端末識別子と連結して選択することもできる。このとき、端末−特定NCCは、基地局が割り当てる方式ではなく、端末が直接選択し、それによって、多数端末間のNCCの衝突がある。受信端である基地局ではNCCの衝突がある場合。MUDを介して多数端末情報の区分成功率が減少する。
【0072】
ここで、C
(k)*は、c
(k)のconjugateコードワードである。前記数式4の性質は、下記の(1)、(2)、(3)の通りである。
【0073】
(1)送受信端で同じコードワードの積算は、1である。
【0074】
(2)同じコードブック内で自分のコードワードと他のコードワードとの間のChordal Distanceは、同じである。
【0075】
(3)N≦Kの場合、自分のコードワードと他のコードワードは、直交する。
【0077】
したがって、多重端末データ重畳送信に対するMUIは、前記Lower Boundにより最小化されて決定される。また、前記任意の二つのコードワードに対するChordal Distanceは常に同じであるため、端末数によりMUIの統計的予測が可能である。端末数が決定されると、MUI値により受信端の復号エラー率が予測可能であるため、多重端末重畳送信に対する干渉量に基づいてMCSレベルの制御が可能である。例えば、(N×1)次元でK個のコードワードが送信される時、受信端で自分のコードワードで復号する場合、自分のコードワードから1が復号され、他のK−1個のコードワードからδ
N、
K(K−1)の統計的干渉量が残るようになる。この数値は、コードブック設計の最適化程度によって差がある。また、NとK値によってδ
N、
Kの値に差が存在するため、通信システムが要求するSINR(Required SINR)またはターゲットQoSによって、重畳端末数(K)または使用リソース数(N)を変化させてMUI値を制御することができる。
【0078】
非直交コードブックに対する実施例を3GPP TS 36.211の形態で表すと、以下の表1及び表2の通りであり、端末−特定NCC(UE specific NCC)として使われることができる。
【0079】
表1は、Spreading Factor N=2である場合のコードブックを例示している。
【0081】
表2は、Spreading Factor(N=4)である場合のコードブックを例示している。
【0083】
数学的またはアルゴリズムを利用して前記表1及び表2以外にも多様な値が出ることができる。
【0084】
図8は、端末−特定NCCによるデータ送信の周波数軸概念図を示す。
【0085】
図8は、送信端(または、送信側)で端末−特定NCCを介して周波数軸でk番目の端末データを送信する概念を示している。Grassmaniann line packingにより定義された端末−特定NCCが送信端と受信端が事前に約束された時、k番目の端末に該当するコードワードとk番目の端末のためのデータをかけて送信する。このとき、一つのデータシンボルs
kが(N×1)次元のコードワードベクトルc
(k)に対応される。そのとき、コードワードのN個Elementは、N個の副搬送波に対応される。
【0086】
即ち、
図8ではN個の副搬送波で一つのデータシンボルを送信するため、既存LTEシステム対比同じ時間−周波数リソース効率が1/Nに減少する。それに対し、N個以上のシンボルを重畳送信すると、LTEシステム対比時、周波数リソース効率が増大する。例えば、N<Kの時、K個のシンボルを重畳送信する場合、K/N倍ほど周波数リソース効率が増大する。
【0087】
図9は、NCMAシステムの基本送受信構造図を例示した図面である。
【0088】
図9は、端末−特定NCCを使用するNCMAシステムの基本送受信構造図である。送信端で各端末に対するデータシンボルは、各端末に該当する端末−特定NCCに変換されて重畳される。重畳されたN長さの周波数軸信号は、N−IFFTを介して時間軸信号に変換されてOFDM送信を実行し、受信端でN−FFTを介して周波数軸信号に復元する。復元された周波数軸信号は、各端末に該当する端末−特定NCCのConjugate Codewordで各端末データシンボルを復号する。復号されたs
kは、重畳された端末数によってMUIが含まれており、MUD方式などを介して正確なs
k復号が可能である。このとき、事前に定義された端末−特定NCCによって変換された周波数軸信号の長さは、Nより短い。例えば、N/2長さの端末−特定NCCに変換された周波数軸信号ベクトル2個を直列連結してN長さで形成すると、N−FFTしても受信端で復調が可能であることは自明である。
【0089】
ダウンリンクの場合、k番目の端末受信端でデータ復号のための検出数式を表現すると、以下の数式5の通りである。
【0091】
前記数式5において、H
kは、k番目の送信端から受信端への(N×N)チャネル行列を意味し、対角行列(diagonal matrix)で周波数軸チャネル係数を含む。c
(k)は、k番目の送信端から受信端に対する(N×1)端末−特定NCCベクトルを意味し、s
kは、k番目の受信端へのデータシンボルを意味し、nは(N×1)信号雑音ベクトルを意味する。Kは、同じ時間−周波数リソースに割り当てられた多重端末の数である。
【0093】
前記数式5において、チャネル補償を介して所望のコードワード(Desired Codewords)信号と雑音のみが残るようになり、受信端の端末−特定NCCのConjugate Codewordを介して、以下の数式6のように検出される。
【0095】
前記数式6において、最後の行の2番目の項目は、MUIを示し、MUD方式を介して除去または減少させることができる。
【0096】
アップリンクの場合、基地局の受信端でデータ復号のための検出数式を表現すると、以下の数式7の通りである。
【0098】
前記数式7の3番目の数式の2番目の項目は、他の受信端へのデータシンボルによる多重端末干渉信号MUIを示す。k番目の端末のデータ復号のための受信端の検出数式を表現すると、以下の数式8の通りである。
【0100】
k番目の端末データのためのチャネル補償を介して所望のコードワード信号とMUI、雑音のみが残るようになり、受信端の端末−特定NCCのConjugate Codewordを介して、以下の数式9のように検出される。
【0103】
前記説明したNCMA方式に関連した内容を介して多重端末データ重畳送信によるMUIを制御しながら、重畳端末数によってより高い周波数利用効率やより多くのConnectivityを達成することが可能である。
【0104】
本明細書は、コンテンションベースの多重接続方式(Multiple Access、MA)に対する技法を提案する。提案する技法は、コンテンションベースの多重接続で階層的コーディング及び変調(modulation)に基づく運営技法を含む。以下、コンテンションベースの多重接続方式を説明する。
【0105】
図10は、LTEシステムにおけるコンテンションベースのランダムアクセス手順を示す。
【0106】
無線通信システムにおいて、
図10のように、コンテンションベースの多重接続方式は、一般的な技術である。
図10は、LTE通信システムにおけるアップリンク接続方式である。また、このような接続方式D2D(Device to Device)またはV2X(Vehicular to Everthing)のようなアドホック(ad−hoc)ネットワークとLTE−A(LTE−Advanced)、MTC(Machine Type Communication)のようなセルラーベースの方式で使われることができる。
【0107】
コンテンションベースの多重接続方式は、端末から基地局(eNB)にSR(Scheduling Request)を実行(S1010)し、基地局のスケジューリング情報を受信(S1020)することによって開始する。基地局から受信するスケジューリング情報は、多重ユーザからの受信信号間の同期化のためのTA(Timing AdjustmentまたはTiming Advance)、セルID及びアップリンク接続のためのグラント(例えば、MCS Level情報やリソース割当情報を含む制御情報としてPDCCHに送信する)などを含む。一般的に、通信システムは、限定された無線リソースを多数の端末が使用する通信システムであり、それに対し、一つの端末は、他の端末の状態がわからないため、同時に同じリソースに対して多数の端末がリソース割当を要求する場合が発生できる。したがって、基地局は、一つのコンテンションに多数の端末が要求したリソースの衝突を解決し、その情報を送信する(S1040)。また、基地局と端末は、ネットワーク接続とHARQのための制御情報をやり取りしてアップリンクデータを送信する(S1030)。
【0108】
次世代無線通信システムでは、ULLS(Ultra−Low Latency Service)をターゲットにするV2X、応急サービス(Emergency Service)、機械制御(Machine Control)などが考慮されている。ULLSは、E2E(End−to−End)レイテンシ要求(latency requirement)が非常に制限的であり、高いデータレート(data rate)を要求する。例えば、E2E Latency<1ms、DL Data Rate:50Mbps、UL Data Rate:25Mbpsになることができる。一般的に、E2Eレイテンシは、ネットワーク遅延とプロセシング遅延、無線インターフェース(air interface)遅延により決定される。既存コンテンションベースの多重接続方式は、
図10のようにヘビーコントローリング(heaving controlling)が必須的に要求されるため、長い無線インターフェース遅延を有している。したがって、ULLSのための制御手順の簡素化とコンテンションを効率的に解決できる方式、データの送信速度を高めることができる多重接続方式が必要である。
【0109】
また、次世代5Gシステムでは、大規模接続(Massive Connection)/少ない費用(Low cost)/少ない電力サービス(Low power Service)をターゲットにして小さいパケットを間歇的に送信するWireless Sensor Network(WSN)、Massive Machine Type Communication(MTC)などが考慮される。Massive MTCサービスは、接続密度要求(Connection Density Requirement)が非常に制限的であり、それに対し、データレートとEnd−to−End(E2E)レイテンシ要求(Latency Requirement)は非常に自由である(ULLSをターゲットにするV2X、応急サービス、機械制御は、Connection Density:Up to 200,000/km
2、E2E Latency:Seconds to hours、DL/UL Data Rate:typically 1−100kbps)。一般的に、接続密度は、サポートできるUEの数により決定される。既存接続ベースの多重接続方式は、
図10のように、eNBがUEのPRACHを区分することによって多重接続の連結を制御するため、Massive MTCで要求するRequirementを満たすには無理がある。また、Massive MTCの場合、Delayに鈍感であり、少ないData量を有するSporadic Packetを主に送信する特性を有している。しかし、既存Contentionベースの多重接続方式は、送信Packetの量対比交換すべきControl情報の量が多い。したがって、Massive Connection/Low cost/Low power Sporadic Packet送受信のためのControl Procedure/Overheadの簡素化と多数の接続を制御することができる多重接続方式が必要である。
【0110】
本発明では、Contention based data Transmission(CB送信)でコンテンションが発生する物理リソース領域(Contention Zone)を構成/再構成する方法と端末のコンテンションゾーンを認知し、送信を実行する方法を提案する。本発明では、説明の便宜のために、コンテンションゾーンに対する周期的な割当が仮定されるが、非周期性情報に対するシグナリングが追加されても同じ方式で動作できることは自明である。
【0111】
図11は、本明細書の実施例に係るリソースゾーンとコンテンションゾーンの一例を示す。
【0112】
1.リソースゾーン(Resource Zone)及びコンテンションゾーン(Contention Zone)の定義
【0113】
−リソースゾーン:Scheduling based data Transmission(SB送信)とCB送信が実行される特定周期内の全体または一部帯域幅で構成された物理リソース領域を意味する。
【0114】
−コンテンションゾーン:CB送信が実行される最小単位物理リソース領域を意味する。
【0116】
端末は、初期接続(initial access)実行時、RRC Signalingまたは上位階層信号などを介してUE specific Contention Zoneの割当を受ける。または、周期的にシステム環境変化によって、RRC Signalingまたは上位階層信号などでUE specific Contention Zoneの再割当を受けることができる。ここで、UE specific Contention Zoneは、UE観点でCB送信のために割当を受けた物理リソース領域だけであり、同じ物理リソース領域に他のユーザが割り当てられないことを保障するものではない。即ち、UE specific Contention Zoneは、全体システム観点で多数ユーザが共有できる物理リソース領域であり、多数ユーザの共有に対する割当は、基地局が実行する。即ち、UE specific Contention Zoneは、端末がCB送信を実行することができる物理リソース領域としての意味を有する。
【0117】
UE specific Contention Zoneは、周期‘T’を基準に繰り返して現れ、周期‘T’は、基本値(default value)‘x’を基準にシステム環境によって変わることができる。システム環境変化によって、周期‘T’は、SIB(System Information Broadcasting)等のブロードキャスティングを介して伝達されることができる。ここで、SIBは、Legacy LTEのSIB情報のような概念であり、単一セル内の多数ユーザが同時に受信できる全ての種類の情報(例えば、common DCI)を包括することができる。
【0118】
2.1.構成フィールド(Configuration Field)を介したコンテンションゾーン割当
【0119】
端末は、RRC Signalingまたは上位階層信号などでUE specific Contention Zoneの割当を受けることができる。このとき、リソースゾーン内でコンテンションゾーンの物理リソース位置を認知するために、構成フィールドを介して指示されることができる。例えば、リソースゾーン内にコンテンションゾーンが一定(Uniform)な構成を示している場合、リソースゾーン内のコンテンションゾーンに対する密度と時間領域オフセット(Time Domain Offset)、周波数領域オフセット(Frequency domain offset)、周波数ホッピング(Frequency hopping)情報などでコンテンションゾーンの位置と個数を認知することができる。
【0120】
−コンテンションゾーンの密度:w bits
【0121】
解釈方法::密度レベルa:a、時間領域でコンテンションゾーン周期:T/(2^(a))
【0122】
一つのリソースゾーンで2^(a)個ほどのコンテンションゾーンが存在し、2^(a)個のコンテンションゾーン間の周期は、T/(2^(a))になる。
【0123】
−コンテンションゾーンの時間領域オフセット:x bits
【0124】
解釈方法::時間オフセットb:(b)*N/C_SF+1
【0125】
一つのリソースゾーンでコンテンションゾーンが(b)*N/C_SF+1ほど時間領域にオフセットされている。
【0126】
ここで、Nは、周期T以内に全体Subframe数を意味する。
【0127】
ここで、C_SFは、一つのリソースゾーン内で時間領域に存在するコンテンションゾーンの個数である。
図11の例示において、C_SF=8。
【0128】
−コンテンションゾーンの周波数領域オフセット:y bits
【0129】
解釈方法::周波数オフセットc:(c)*M/C_RB+1
【0130】
一つのリソースゾーンでコンテンションゾーンが(c)*M/C_RB+1ほど周波数領域にオフセットされている。
【0131】
ここで、Mは、全体または一部BW以内に全体PRBの数を意味する。
【0132】
ここで、C_RBは、一つのリソースゾーン内で時間領域に存在するコンテンションゾーンの個数である。前記例示において、C_RB=4。
【0133】
−コンテンションゾーンの周波数ホッピング:z bits
【0134】
解釈方法::周波数ホッピングd:もし、ゾーンインデックス(zone index)が偶数である場合、(d)*M/C_RB
【0135】
−構成フィールド:[Density Index、Time Offset Index、Frequency Offset Index、Frequency Hopping Index]=w+x+y+z bits
【0136】
構成フィールドの各Indexは、0から2^(bits)−1まで構成される。
【0137】
前記において、N、M、C_SF、C_RBは、SIB情報のようなブロードキャスティング情報を介して、全体ユーザに指示されることもでき、RRC Signalingまたは上位階層信号に指示されることもできる。
【0138】
例えば、下記のように、一つのリソースゾーン内に32個のコンテンションゾーンが存在し、Starting Subframe Index=1、Starting PRB Index=1である場合、7bits構成フィールドが定義されることができる(構成フィールド7bits=[2bits、1bit、2bits、2bits])。下記例示において、C_SF=8、C_RB=4である場合を例示する。
【0139】
図12は、本明細書の実施例に係る構成フィールドによってコンテンションゾーンが指示される一例を示す。
【0140】
図12を参照すると、構成フィールド=[0、1、1、0]であるため、密度レベルは0であり、1個のコンテンションゾーンが一つのリソースゾーンに存在し、時間オフセットは1であるため、1*N/C_SF+1のSubframeに位置し、周波数オフセットは1であるため、1*M/C_RB+1のPRBに位置する。
【0141】
同じ方法で同じ例示も解釈されることができる。
【0142】
図13は、本明細書の実施例に係る構成フィールドによってコンテンションゾーンが指示される他の例を示す。
【0143】
図13を参照すると、構成フィールド=[1、0、0、2]であるため、密度レベルは1であり、2個のコンテンションゾーンが一つのリソースゾーンに存在し、その周期は、T/2である。2個のコンテンションゾーンのうち1番は、時間オフセットが0であるため、1のSubframeに位置し、周波数オフセットが0であるため、1のPRBに位置する。2個のコンテンションゾーンのうち2番は、時間オフセットが0であるため、1+T/2のSubframeに位置する。周波数オフセットが0であるため、1のPRBを基準に、周波数ホッピングが2であるため、2番コンテンションゾーンに2*M/C_RBの周波数ホッピングが行われる。即ち、1のインデックスを有するPRBに2*M/C_RBほどのホッピングを介して、2*M/C_RB+1のPRB Indexが割り当てられたと解釈される。
【0144】
同じ方法で同じ例示も解釈されることができる。
【0145】
図14は、本明細書の実施例に係る構成フィールドによってコンテンションゾーンが指示される他の例を示す。
【0146】
図14を参照すると、構成フィールド=[2、1、0、3]であるため、密度レベルは2であり、4個のコンテンションゾーンが一つのリソースゾーンに存在し、その周期はT/4である。4個のコンテンションゾーンのうち1番は、時間オフセットが1であるため、1*N/C_SF+1のSubframeに位置し、周波数オフセットが0であるため、1のPRBに位置する。
【0147】
4個のコンテンションゾーンのうち2番は、時間オフセットが1であるため、1*N/C_SF+1+T/4のSubframeに位置する。周波数オフセットが0であるため、1のPRBを基準に、周波数ホッピングが3であるため、2番コンテンションゾーンに3*M/C_RBの周波数ホッピングが行われる。即ち、1のIndexを有するPRBに3*M/C_RBほどのホッピングを介して、3*M/C_RB+1のPRB Indexが割り当てられたと解釈される。
【0148】
4個のコンテンションゾーンのうち3番は、時間オフセットが1であるため、1*N/C_SF+1+T/4*2のSubframeに位置する。3番は、周波数ホッピングが適用されずに、周波数オフセットが0であるため、1のPRBに位置する。
【0149】
4個のコンテンションゾーンのうち4番は、時間オフセットが1であるため、1*N/C_SF+1+T/4*3のSubframeに位置する。周波数オフセットが0であるため、1のPRBを基準に、周波数ホッピングが3であるため、2番コンテンションゾーンに3*M/C_RBの周波数ホッピングが行われる。即ち、1のIndexを有するPRBに3*M/C_RBほどのホッピングを介して、3*M/C_RB+1のPRB Indexが割り当てられたと解釈される。
【0150】
図15は、本明細書の実施例に係る構成フィールドのビット数によってコンテンションゾーンが多様に指示される一例を示す。
【0151】
同じ方法は、7bit構成フィールドを介して、2^7個の構成を指定することができる。2^7個の構成は、全体システム観点で重なることができることは自明である。即ち、
図15のようにコンテンションゾーンが重なる形態が現れることができる。
【0152】
2.2.パターンインデックスフィールドを介したコンテンションゾーン割当
【0153】
リソースゾーン内のコンテンションゾーンに対するパターンを既定義し、ルックアップテーブルでコンテンションゾーンの物理リソース領域を指示することができる。この場合、一つのリソースゾーン内の多様なパターンに対して、ルックアップテーブルを既定義して送受信端であらかじめ格納していなければならない。例えば、下記のような表3が定義されることができる。
【0155】
前記表において、一つのリソースゾーンで、全体コンテンションゾーンに対して任意選択でない構成方式をすべき理由は、繰り返しが考慮された時、BD(Blind Detection)をすることができないためである。また、worst caseユーザ接続時(全体ユーザが一つのコンテンションゾーンに集中される場合)、完全な任意選択(fully random selection)と構成方式は、worst collisionの程度の差が存在するため、構成方式がより適切である。2.1と2.2に基づいて動作するシステムの基地局は、割り当てたUE Specific Contention Zoneの場合に対して、常にBDを実行しなければならない。
【0156】
3.繰り返しトリガリング(Repetition Triggering)
【0157】
3.1.gNBによる繰り返しトリガリング
【0158】
前記2で提案された方式により、各端末がUE Specific Contention Zoneの割当を受けた時、密度レベルが1以上である場合、2個以上のコンテンションゾーンの割当を受けることができる。このとき、UE Classによって、繰り返しトリガリングフィールドがRRCまたは上位階層信号に指示される。例えば、繰り返しトリガリングフィールドが1bit情報で構成される場合、繰り返しを多数コンテンションゾーンで実行するかどうかを指示するようになる。
【0159】
−繰り返しトリガリングOFF:[0]
【0160】
解釈方法:一つのリソースゾーン内で基地局から割当を受けたコンテンションゾーン集合内で一つのコンテンションゾーンを任意選択し、選択されたコンテンションゾーンにCB送信を実行する。基地局は、BD実行時、該当端末のUE specific Contention Zone全体の中から一つが任意選択されたと仮定し、BDを実行する。
【0162】
解釈方法:一つのリソースゾーン内で基地局から割当を受けたコンテンションゾーン集合内の全てのコンテンションゾーンを繰り返し方式でCB送信を実行する。即ち、同じdata packetを全てのコンテンションゾーンに繰り返し送信する。基地局は、BD実行時、該当端末のUE specific Contention Zone全体が使われて繰り返しが実行されたと仮定し、コンバイニング(Combining)に基づいてBDを実行する。
【0163】
基地局は、RRC Connectionなど、端末の初期接続実行時、端末のDL測定情報やUL RS(Reference Signal)情報などを介して端末のカバレッジクラス(Coverage Class)を推定し、UE Classを区分することができる。それによって、前記提案する繰り返しが必要なユーザに繰り返しトリガリングONを指示することによって、端末のCB送信のカバレッジを拡張することができる。
【0164】
3.2.UEによる繰り返しトリガリング
【0165】
3.1の方式と違って、繰り返しトリガリングが端末により自体的に選択されることもできる。基地局は、繰り返しトリガリングフィールドを送信せずに、端末は、DL測定情報を介して、SNRの特定閾値を基準にULのために繰り返しが必要かどうかを直接判断する。繰り返しが必要であると判断される場合、一つのリソースゾーン内で基地局から割当を受けたコンテンションゾーン集合内の全てのコンテンションゾーンをRepetition方式でCB Transmissionを実行する。それに対し、Repetitionが必要でないと判断される場合、一つのリソースゾーン内で基地局から割当を受けたコンテンションゾーン集合内から一つのコンテンションゾーンを任意選択し、選択されたコンテンションゾーンにCB送信を実行する。基地局は、BD実行時、該当端末のUE specific Contention Zone全体の中から一つが任意選択され、または該当端末のUE specific Contention Zone全体が使われてRepetitionが実行されたと仮定し、各場合に対してBDを実行する。
【0166】
図16は、本明細書の実施例に係る測定されたSNRに基づいてMCS levelとUE classの関係を示すグラフである。
【0167】
4.CB送信のためのリンク適応(Link Adaptation)
【0168】
端末は、RRC Signalingまたは上位階層信号などでUE specific Contention Zoneの割当を受けることができる。このとき、リソースゾーン内でMCS Level別にコンテンションゾーンの物理リソース位置を認知することができるように、各MCS Level別に構成フィールドを介して指示されることができる。各MCS Level別に構成フィールドが動作する方法は、2で説明した方法と同じまたは類似すると解釈されることができる。
【0169】
例えば、CB Transmissionで使用することができるMCS Levelが0〜3である4ステップで構成されることができると仮定する。また、端末のDL MeasurementベースのUE Class選択またはUL RSに基づいて基地局のUE Class割当などに基づいて各端末のUE Classが決定されることができると仮定する。そのとき、
図16のような方式でUE ClassとMCS Levelが連結されることができる。
【0170】
図16では測定されたSNRに基づいてMCS Levelとの連結性を示したが、達成可能なスペクトラム効率(Spectral Efficiency)、MA(Multiple Access)技術による多重ユーザスケジューリング(Multi−user Scheduling)等、多様な方式でUE ClassとCB TransmissionのMCS Levelが連結されることができる。
【0172】
−端末は、DL MeasurementベースのUE Class選択またはUL RSに基づいて基地局が割り当てたUE ClassをControl Signalingなどにより指示を受ける。
【0173】
−端末は、UE Classに基づいて使用することができるMCS LevelのPoolを認知する。
【0174】
−端末は、トラフィックが発生してCB Transmissionを実行する時、発生されたトラフィックが使用することができるMCS LevelのPoolのうち最大MCS Levelに連結されたTBS(Transport Block Size)以上である場合、MCS LevelのPoolの中から最大MCS Levelを選択し、該当MCS Levelに連結されたContention ZoneにCB Transmissionを実行する。
【0175】
−端末は、トラフィックが発生してCB Transmissionを実行する時、発生されたトラフィックが使用することができるMCS LevelのPoolのうち最大MCS Levelに連結されたTBS未満であり、2番目に大きいMCS Levelに連結されたTBS以上である場合、MCS LevelのPoolの中から2番目に大きいMCS Levelを選択し、該当MCS Levelに連結されたコンテンションゾーンにCB Transmissionを実行する。
【0176】
−端末は、トラフィックが発生してCB Transmissionを実行する時、発生されたトラフィックが使用することができるMCS LevelのPoolのうちn番目に大きいMCS Levelに連結されたTBS未満であり、n+1番目に大きいMCS Levelに連結されたTBS以上である場合、MCS LevelのPoolの中からn+1番目に大きいMCS Levelを選択し、該当MCS Levelに連結されたコンテンションゾーンにCB Transmissionを実行する。
【0177】
−端末は、トラフィックが発生してCB Transmissionを実行する時、発生されたトラフィックが使用することができるMCS LevelのPoolのうち最小MCS Levelに連結されたTBS未満である場合、最小MCS Levelを選択し、該当MCS Levelに連結されたコンテンションゾーンにCB Transmissionを実行する。
【0178】
−この場合、繰り返しトリガリングが動作できる。
【0179】
前記方式において、3の繰り返しトリガリングは最小MCS Levelと連結されたコンテンションゾーンでのみ有効である。即ち、最小MCS LevelではRepetitionが使われてもよいし、または使われなくてもよく、最小MCS Levelを超過するMCS Levelに連結されたコンテンションゾーンの数が1個を超過する場合、Random Selection Mode(Repetition Triggering OFF)でdefault動作できる。これは最小MCS Levelでない場合、Repetitionが必要でない場合もあるためである。端末は、Repetition Triggeringフィールドが存在する場合(3.1の場合)、最小MCS Levelと連結されたコンテンションゾーンに対してのみ解釈して動作する。端末がRepetition Triggeringを選択する場合(3.2の場合)、最小MCS Levelと連結されたコンテンションゾーンに対してのみ動作する。
【0180】
前記方式において、3のRepetition Triggeringは、端末に設定された全てのコンテンションゾーンで有効である。即ち、最小MCS LevelではRepetitionが使われてもよいし、または使われなくてもよく、最小MCS Levelを超過するMCS LevelでもRepetition Triggeringフィールドの解釈(3.1の場合)または端末のRepetition選択(3.2の場合)によって、Repetitionが使われてもよいし、または使われなくてもよい。
【0181】
図17は、本明細書の実施例に係るMCS levelによってコンテンションゾーンが指示される一例を示す。
【0182】
即ち、
図17のような方式でMCS Levelによって、コンテンションゾーンが構成されることができる。
【0183】
図17を参照すると、2.での構成方式に基づいて、MCS0は[2、0、1、0]で構成され、Density Levelが2であるため、4個のContention Zoneが一つのリソースブロックに存在する。時間オフセット、周波数オフセット、周波数ホッピングにより
図17のように示すことができる。最小MCS Levelであるため、Repetition Triggeringフィールドにより(または、端末の選択により)、Repetition動作可否を判断する。
【0184】
2.での構成方式に基づいて、MCS1は[1、1、2、0]で構成され、Density Levelが1であるため、2個のコンテンションゾーンが一つのリソースブロックに存在する。時間オフセット、周波数オフセット、周波数ホッピングにより
図17のように示すことができる。最小MCS Levelでないため、基本モード(default mode)であるRepetition Triggering OFFで動作し、2個のコンテンションゾーンの中から一つを任意選択してCB Transmissionを実行する。
【0185】
2.での構成方式に基づいて、MCS2は[0、3、2、0]で構成され、MCS3は[0、7、2、0]で構成されることができる。
【0186】
前記方式でUE別に使用することができる最大MCS Levelが異なるため、各ユーザに構成するMCS Level別コンテンションゾーンの集合が異なる。または、全てのUEが使用することができるMCS Levelが同じであるため、全てのMCS Levelに対するコンテンションゾーンを全て構成することもできる。
【0187】
図18は、本明細書の実施例に係るコンテンションベースのアップリンクデータを送信する手順を示す流れ図である。
【0188】
本実施例は、直交または非直交多重接続技法が適用される無線通信システムにおいて、基地局と特定端末との間のグラントフリー(grant−free)ベースのアップリンク通信を示す。グラントフリーベースのアップリンクデータ送信の場合、データ送信に対するアップリンクグラント(UL grant)を受信しなかったため、コンテンションリソースの中からデータ送信のためのリソースを端末が選択して送信できる。
【0189】
まず、用語を整理すると、コンテンションゾーンは、直交または非直交多重接続に基づいてコンテンションベースのアップリンク連結またはアップリンクデータ送信のためのリソース領域に対応できる。即ち、コンテンションゾーンは、コンテンションベースの送信が実行される最小単位の物理リソース領域に対応できる。それに対し、リソースゾーンは、スケジューリングベースの送信とコンテンションベースの送信が実行される物理リソース領域であり、特定周期内の全体または一部帯域幅を使用するリソース領域に対応できる。
【0190】
ステップS1810において、端末は、基地局から一つのリソースゾーン(resource zone)内のコンテンションゾーン(contention zone)に対する割当情報を受信する。前記割当情報は、前記コンテンションゾーンの位置と個数を指示する構成フィールドを含む。
【0191】
前記コンテンションゾーンが前記構成フィールドにより指示される場合、前記構成フィールドは、下記のように設定されることができる。
【0192】
一例として、前記構成フィールドは、密度インデックス、時間オフセットインデックス、周波数オフセットインデックス、及び周波数ホッピングインデックスを含むことができる。前記密度インデックスは、前記一つのリソースゾーンで割り当てられるコンテンションゾーンの個数及び前記一つのリソースゾーンで割り当てられるコンテンションゾーン間の周期を指示することができる。前記時間オフセットインデックスは、前記一つのリソースゾーンで割り当てられるコンテンションゾーンが基準サブフレームから時間オフセットされた位置を指示することができる。前記周波数オフセットインデックスは、前記一つのリソースゾーンで割り当てられるコンテンションゾーンが基準リソースブロックから周波数オフセットされた位置を指示することができる。前記周波数ホッピングインデックスは、既一つのリソースゾーンで割り当てられるコンテンションゾーン間の周波数ホッピング間隔を指示することができる。
【0193】
前記コンテンションゾーンが既定義された割当パターンに対するパターンインデックスに指示される場合、前記構成フィールドが使われない。即ち、前記割当情報は、前記一つのリソースゾーン内のコンテンションゾーンの既定義された割当パターンを指示するパターンインデックスをさらに含むことができる。前記既定義された割当パターンは、ルックアップテーブル(look up table)形式に定義されることができる。前記方式は、メモリに既定義された割当パターンを全て格納しなければならないため、メモリに負担が大きいという短所があるが、前記構成フィールドが含む値により計算を実行する必要がないため、速い性能処理が可能であるという長所がある。
【0194】
また、前記割当情報は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングまたは上位階層信号を介して受信されることができる。
【0195】
また、前記一つのリソースゾーン内のコンテンションゾーンは、周期Tを基準に周期的に割り当てられることができる。前記周期Tは、SIB(System Information Broadcasting)を介してブロードキャストされることができる。
【0196】
また、前記一つのリソース内のコンテンションゾーンが割り当てられる最大サブフレーム個数と最大リソースブロック個数は、RRCシグナリングまたは上位階層信号を介して受信され、またはSIBを介してブロードキャストされることができる。
【0197】
前記構成フィールドのビット数は、前記一つのリソース内のコンテンションゾーンが割り当てられる最大サブフレーム個数と最大リソースブロック個数によって決定されることができる。例えば、最大サブフレーム個数が8個であり、最大リソースブロック個数が4個である場合、一つのリソース内のコンテンションゾーンは、32個存在できる。それによって、一つのリソース内のコンテンションゾーンの組み合わせは、7ビット(2^7)の構成フィールドに指示されることができる。
【0198】
ステップS1820において、端末は、ダウンリンクチャネル情報に基づいてアップリンクデータの繰り返し(repetition)を実行するかどうかを決定することができる。端末は、前記ダウンリンクチャネル情報を介してSNR(Signal−to−Noise Ratio)を測定することができる。
【0199】
端末がセルエッジ(cell−edge)に位置し、または低価格型MMTC(Massive Machine Type Communication)端末である場合、電力アンプ(power amp)が小さくて電力を小さく使いが、繰り返して使用する必要がある。したがって、端末は、ダウンリンクチャネル情報を介して測定されたSNRが特定閾値を超過するかどうかを基準にアップリンクデータの繰り返しを決定することができる。
【0200】
ステップS1830において、前記アップリンクデータの繰り返しを実行することに決定する場合、端末は、前記構成フィールドが指示する全てのコンテンションゾーンを介して前記アップリンクデータを前記基地局に送信する。
【0201】
ステップS1840において、前記アップリンクデータの繰り返しを実行しないことに決定する場合、端末は、前記構成フィールドが指示する全てのコンテンションゾーンの中から任意に選択された一つのコンテンションゾーンを介して前記アップリンクデータを前記基地局に送信する。
【0202】
アップリンクデータの繰り返しは、アップリンクデータの再送信と違って、一回の送信を前記構成フィールドが指示する全てのコンテンションゾーンを介して実行する方式である。したがって、アップリンクデータの繰り返しは、アップリンクデータの送信の失敗可否にかかわらず、複数のコンテンションゾーンを介して一回の送信をすることである。基地局がアップリンクデータの送信が失敗したという応答信号を送って2番目の送信をする場合、2番目の送信からアップリンクデータの再送信になることができる。
【0203】
また、端末は、コンテンションベースの送信に対するリンク適応を考慮することができる。
【0204】
端末は、前記ダウンリンクチャネル情報に基づいて端末クラス(UE class)を選択することができる。
【0205】
また、端末は、前記端末クラスに基づいて使用することができるMCS(Modulation and Coding Scheme)レベル候補を確認することができる。
【0206】
このとき、前記端末クラスは、前記測定されたSNRに基づいて前記MCSレベル候補と連結されることができる。前記端末クラスは、セル内の位置を考慮した端末グループに対応できる。したがって、セルエッジに位置した端末グループは、SNRが小さいため、低いMCSレベルを使用することができ、セル中心部に位置した端末グループは、SNRが大きいため、より多様なMCSレベルを使用することができる。端末は、発生されたトラフィックを考慮して最大MCSレベルの中から適切なMCSレベルを選択することができる。
【0207】
前記構成フィールドは、前記MCSレベル候補に含まれている各々のMCSレベルに対するコンテンションゾーンの位置と個数をさらに指示できる。前記アップリンクデータの繰り返しが実行される場合、前記アップリンクデータは、前記構成フィールドが指示する全てのコンテンションゾーンのうち最小MCSレベルに対するコンテンションゾーンを介して送信されることができる。
【0208】
図19は、本実施例が適用されることができる無線装置を示すブロック図である。
【0209】
図19を参照すると、無線装置は、前述した実施例を具現することができるSTAであり、APまたはnon−AP STAで動作できる。また、前記無線装置は、前述したユーザ(user)に対応され、または前記ユーザに信号を送信する送信装置に対応されることができる。
【0210】
図19の無線装置は、図示されたように、プロセッサ1910、メモリ1920、及びトランシーバ1930を含む。図示されたプロセッサ1910、メモリ1920、及びトランシーバ1930は、各々、別途のチップで具現され、または少なくとも二つ以上のブロック/機能が一つのチップを介して具現されることができる。
【0211】
前記トランシーバ(transceiver)1930は、送信機(transmitter)及び受信機(receiver)を含む装置であり、特定の動作が実行される場合、送信機及び受信機のうちいずれか一つの動作のみが実行され、または送信機及び受信機動作が全て実行されることができる。前記トランシーバ1930は、無線信号を送信及び/または受信する一つ以上のアンテナを含むことができる。また、前記トランシーバ1930は、受信信号及び/または送信信号の増幅のための増幅器と特定の周波数帯域上への送信のためのバンドパスフィルタを含むことができる。
【0212】
前記プロセッサ1910は、本明細書で提案された機能、過程及び/または方法を具現することができる。例えば、プロセッサ1910は、前述した本実施例に係る動作を実行することができる。即ち、プロセッサ1910は、
図1乃至
図18の実施例で開示された動作を実行することができる。
【0213】
プロセッサ1910は、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、データ処理装置及び/またはベースバンド信号及び無線信号を相互変換する変換器を含むことができる。メモリ1920は、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。
【0214】
図20は、プロセッサに含まれる装置の一例を示すブロック図である。説明の便宜のために、
図20の一例は、送信信号のためのブロックを基準に説明されているが、該当ブロックを利用して受信信号を処理することができるという点は自明である。
【0215】
図示されたデータ処理部2010は、送信信号に対応される送信データ(制御データ及び/またはユーザデータ)を生成する。データ処理部2010の出力は、エンコーダ2020に入力されることができる。前記エンコーダ2020は、BCC(binary convolutional code)やLDPC(low−density parity−check)技法などを介してコーディングを実行することができる。前記エンコーダ2020は、少なくとも1個含まれることができ、エンコーダ2020の個数は、多様な情報(例えば、データストリームの個数)によって決まることができる。
【0216】
前記エンコーダ2020の出力は、インターリーバ2030に入力されることができる。インターリーバ2030は、フェーディングなどによるバーストエラー(burst error)を防止するために連続されたビット信号を無線リソース(例えば、時間及び/または周波数)上で分散させる動作を実行する。前記インターリーバ2030は、少なくとも1個含まれることができ、インターリーバ2030の個数は、多様な情報(例えば、空間ストリームの個数)によって決まることができる。
【0217】
前記インターリーバ2030の出力は、コンステレーションマッパ(constellation mapper)2040に入力されることができる。前記コンステレーションマッパ2040は、BPSK(biphase shift keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、n−QAM(quadrature amplitude modulation)などのコンステレーションマッピングを実行する。
【0218】
前記コンステレーションマッパ2040の出力は、空間ストリームエンコーダ2050に入力されることができる。前記空間ストリームエンコーダ2050は、送信信号を少なくとも一つの空間ストリームを介して送信するためにデータ処理を実行する。例えば、前記空間ストリームエンコーダ2050は、送信信号に対するSTBC(space−time block coding)、CSD(Cyclic shift diversity)挿入、空間マッピング(spatial mapping)のうち少なくとも一つを実行することができる。
【0219】
前記空間ストリームエンコーダ2050の出力は、IDFT2060ブロックに入力されることができる。前記IDFT2060ブロックは、IDFT(inverse discrete Fourier transform)またはIFFT(inverse Fast Fourier transform)を実行する。
【0220】
前記IDFT2060ブロックの出力は、GI(Guard Interval)挿入機2070に入力され、前記GI挿入機2070の出力は、
図19のトランシーバ1930に入力される。