(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6824539
(24)【登録日】2021年1月15日
(45)【発行日】2021年2月3日
(54)【発明の名称】小物入れ
(51)【国際特許分類】
A45C 13/02 20060101AFI20210121BHJP
A45C 1/02 20060101ALI20210121BHJP
A45C 11/32 20060101ALI20210121BHJP
A45C 13/10 20060101ALI20210121BHJP
【FI】
A45C13/02 A
A45C1/02 B
A45C11/32
A45C13/02 F
A45C13/10 J
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-237829(P2019-237829)
(22)【出願日】2019年12月27日
【審査請求日】2020年10月2日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】516318271
【氏名又は名称】洛景工房株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100121441
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 竜平
(74)【代理人】
【識別番号】100154704
【弁理士】
【氏名又は名称】齊藤 真大
(74)【代理人】
【識別番号】100129702
【弁理士】
【氏名又は名称】上村 喜永
(74)【代理人】
【識別番号】100206151
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 惇志
(74)【代理人】
【識別番号】100218187
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 治子
(72)【発明者】
【氏名】苧阪 友作
【審査官】
粟倉 裕二
(56)【参考文献】
【文献】
実開平3−101224(JP,U)
【文献】
登録実用新案第3205124(JP,U)
【文献】
登録実用新案第3223951(JP,U)
【文献】
登録実用新案第3106533(JP,U)
【文献】
実開昭59−55021(JP,U)
【文献】
特開平9−56437(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3169000(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45C 1/00−1/10
A45C 11/00−11/32
A45C 13/02
A45C 13/10
A47G 29/10
B65D 30/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
底辺部同士が接続され、側辺部同士及び上辺部同士がファスナー等の留め具によって開閉可能に接続された一対のカバー体を有し、そのカバー体間に収容空間が形成されるようにした小物入れであって、
前記収容空間を仕切る4つの仕切り部材を備え、
第1仕切り部材は、その一方の側縁部を一方のカバー体における一方の側辺部に、
第2仕切り部材は、その一方の側縁部を一方のカバー体における他方の側辺部に、
第3仕切り部材は、その一方の側縁部を他方のカバー体における一方の側辺部に、
第4仕切り部材は、その一方の側縁部を他方のカバー体における他方の側辺部に、それぞれ接続されるとともに、
各仕切り部材の他方の側縁部はすべて互いに接続されて、これら仕切り部材が、前記上辺部側から視て、X字状をなすように形成されており、
前記第1仕切り部材、前記第2仕切り部材及び前記一方のカバー体により、前記上辺部側に開口する第1収容空間が形成され、
前記第3仕切り部材、前記第4仕切り部材及び前記他方のカバー体により、前記上辺部側に開口する第2収容空間が形成され、
前記第1仕切り部材、前記第3仕切り部材により、前記上辺部側及び一方の側辺部側に開口する第3収容空間が形成され、
前記第2仕切り部材、前記第4仕切り部材により、前記上辺部側及び他方の側辺部側に開口する第4収容空間が形成されていることを特徴とする小物入れ。
【請求項2】
前記留め具が、スライダを備えたファスナーであり、
前記一対のカバー体が、前記スライダを一方の側辺部、上辺部及び他方の側辺部に沿ってこの順番で移動させることで開くように構成されている請求項1記載の小物入れ。
【請求項3】
前記第3収容空間又は前記第4収容空間のいずれか一方又は双方の内壁に設けられ、その収容空間に収容された収容物と連結可能な脱落防止具をさらに備えている請求項1又は2のいずれかに記載の小物入れ。
【請求項4】
前記脱落防止具が、前記内壁を構成する仕切り部材の前記他方の側縁部に設けられている請求項3記載の小物入れ。
【請求項5】
前記脱落防止具が、前記内壁を構成する仕切り部材の上縁部に設けられている請求項3又は4のいずれかに記載の小物入れ。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に示すように、一対のカバー体間に形成された収容空間が複数の収容空間に仕切られた小物入れは存在していたが、それらの収容空間のうちの一部が、一対のカバー体の側辺部側に開口するような構造のものは、見当たらない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平3−101224号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明は、一対のカバー体の側辺部側へ開口する収容空間を備えた斬新かつシンプルなデザインの小物入れを得ることを主たる課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る小物入れは、底辺部同士が接続され、側辺部同士及び上辺部同士がファスナー等の留め具によって開閉可能に接続された一対のカバー体を有し、カバー体間に収容空間が形成されるようにした小物入れであって、前記収容空間を仕切る4つの仕切り部材を備え、第1仕切り部材は、その一方の側縁部を一方のカバー体における一方の側辺部に、第2仕切り部材は、その一方の側縁部を一方のカバー体における他方の側辺部に、第3仕切り部材は、その一方の側縁部を他方のカバー体における一方の側辺部に、第2仕切り部材は、その一方の側縁部を他方のカバー体における他方の側辺部に、それぞれ接続されるとともに、各仕切り部材の他方の側縁部はすべて互いに接続されて、これら仕切り部材が、前記上辺部側から視て、X字状をなすように形成されており、前記第1仕切り部材、前記第2仕切り部材及び前記一方のカバー体により、前記上辺部側に開口する第1収容空間が形成され、前記第3仕切り部材、前記第4仕切り部材及び前記他方のカバー体により、前記上辺部側に開口する第2収容空間が形成され、前記第1仕切り部材、前記第3仕切り部材により、前記上辺部側及び一方の側辺部側に開口する第3収容空間が形成され、前記第2仕切り部材、前記第4仕切り部材により、前記上辺部側及び他方の側辺部側に開口する第4収容空間が形成されていることを特徴とするものである。
【0006】
このような構成によれば、一対のカバー体間に形成される収容空間を4つの仕切り部材によって上辺部側から視てX字状に仕切ったので、極めて斬新かつシンプルなデザインとなる。また、留め具を外して開放した場合に、第3収容空間及び第4収容空間は上辺部側だけでなく側辺部側へも開口するので、近時普及しつつあるスマートキー等の大きな収容物であっても出し入れし易く収容できる。さらに、第1収容空間及び第2収容空間は上辺部側へのみ開口するので、第1収容空間及び第2収容空間に収容した収容物は脱落し難く、カード、紙幣又は硬貨等を収容するのに好適である。
【0007】
また、前記留め具が、スライダを備えたファスナーであり、前記一対のカバー体が、前記スライダを一方の側辺部、上辺部及び他方の側辺部に沿ってこの順番で移動させることで開くように構成されているものであってもよい。
【0008】
このような構成によれば、一対のカバー体における一方の側辺部を開くだけで、第3収容空間が当該一方の側辺部側に開放するので、当該第3収容空間に収容した収容物を僅かな動作で出し入れできる。また、一対のカバー体における一方の側辺部のみを開くと、第3収容空間のみが開放し他の収容空間は開放せず閉鎖した状態が維持されるので、第3収容空間から収容物を取り出す場合に、他の収容空間から収容物が飛び出して脱落することを防止できる。
【0009】
また、前記第3収容空間又は前記第4収容空間のいずれか一方又は双方の内壁に設けられ、その収容空間に収容された収容物と連結可能な脱落防止具をさらに備えているものであってもよい。
【0010】
このような構成によれば、脱落防止具を収容物に連結しておくことで、第3収容空間又は第4収容空間の側辺部側の開口から不用意に収容物が脱落することを防止できる。これにより、従来の小物入れでは、収容空間として使用されていなかった第3収容空間や第4収容空間のように側辺部側へ開口する空間も収容空間として使用できるようになる。
【0011】
また、前記脱落防止具が、前記内壁を構成する仕切り部材の前記他方の側縁部に設けられているものであってもよい。
【0012】
このような構成によれば、脱落防止具が第3収容空間又は第4収容空間の側辺部側の開口に対して奥側に配置されるので、当該開口から収容物を出し入れする場合に脱落防止具が邪魔にならない。
【0013】
また、前記脱落防止具が、前記内壁を構成する仕切り部材の上縁部に設けられているものであってもよい。
【0014】
このような構成によれば、第3収容空間又は第4収容空間から脱落防止具に連結された収容物を引き出す場合に、脱落防止具を支点として収容物をカバー体の外側まで大きく引き出すことができるので、例えば、脱落防止具に連結したままであってもスマートキー等を操作し易くなる。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係る小物入れによれば、一対のカバー体の側辺部側へ開口する収容空間を備えた従来にない斬新かつシンプルなデザインのものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】第1の実施形態に係る小物入れを模式的に示す斜視図である。
【
図2】第1の実施形態に係る小物入れを模式的に示す平面図である。
【
図3】第1の実施形態に係る小物入れを模式的に示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、本発明に係る小物入れを図面に基づいて説明する。
【0018】
<第1の実施形態> 本実施形態に係る小物入れは、例えば、クレジットカードやポイントカード等の各種カード、紙幣、硬貨、自動車等のスマートキーなどを収容するのに好適なものである。
【0019】
本実施形態に係る小物入れ100は、
図1に示すように、一対のカバー体10と、両カバー体10間に形成される収容空間Sを仕切る4つの仕切り部材20と、4つの仕切り部材20で仕切って形成された一部の収容空間内に設けられた脱落防止具30と、を備えている。
【0020】
前記一対のカバー体10は、いずれも略矩形状をなすものであり、互いに同形状のものである。そして、一対のカバー体10は、底辺部11同士が接続され、側辺部12同士及び上辺部13同士が留め具14によって開閉可能に接続されるように構成されている。
【0021】
本実施形態では、前記一対のカバー体10は、一枚の長尺をなす略長方形状のカバー材料10x(具体的には、皮革、合成皮革、布地等)を長手方向中央で二つ折りして形成されている。また、前記一対のカバー体10は、側辺部12及び上辺部13にマチ15を有している。そして、一対のカバー体10は、このマチ15同士が留め具14によって開閉可能に接続されるように構成されている。よって、一対のカバー体10の間には、マチ15の分だけ厚みが形成される。
【0022】
前記いずれか一方のカバー体10aには、その外面側にポケット16が設けられている。また、当該一方のカバー体10の外面には、鍵等を着脱可能に連結できる連結具(図示せず)がポケット16内に収まるように取り付けられている。なお、ポケット16は、カバー体10の上辺部13側に向かって開口しており、その開口をボタン等の開閉具17によって開閉できるように構成されている。
【0023】
前記留め具14は、一つのスライダ14sを備えたファスナーである。そして、一対のカバー体10は、ファスナー14によって側辺部12同士及び上辺部13同士をすべて閉じた状態から、スライダ14sを一方の側辺部12a、上辺部13、他方の側辺部12bに沿ってこの順番で順次移動させることで開き、逆の順番で順次移動させることで閉じるように構成されている。
【0024】
前記4つの仕切り部材20は、いずれも略矩形状のものである。具体的には、4つの仕切り部材20は、いずれも左右方向の幅がおおよそカバー体10を左右方向に二分した長さになっており、上下方向の長さがカバー体10の上下方向の長さよりも短くなっている。
【0025】
そして、
図2に示すように、第1仕切り部材21は、その一方の側縁部21aが一方のカバー体10aにおける一方の側辺部12aに接続されている。また、第2仕切り部材22は、その一方の側縁部22aが一方のカバー体10aにおける他方の側辺部12bに接続されている。また、第3仕切り部材23は、その一方の側縁部23aが他方のカバー体10bにおける一方の側辺部12aに接続されている。また、第4仕切り部材24は、その一方の側縁部24aが他方のカバー体10bにおける他方の側辺部12bに接続されている。そして、これらの仕切り部材21〜24は、他方の側縁部21b〜24bがすべて互いに接続されており、下縁部21c〜24cがそれぞれ一対のカバー体10における底辺部11に接続されている。
【0026】
これにより、前記4つの仕切り部材20は、上辺部13側から視てX字状をなすように形成される。詳述すると、前記第1仕切り部材21及び前記第3仕切り部材23が、上辺部13側から視て一方のカバー体10aの一方の側辺部12aから他方のカバー体10bの他方の側辺部12bへ斜めに架け渡されるように連続し、第2仕切り部材22及び第4仕切り部材24が、一方のカバー体10aの他方の側辺部12bから他方のカバー体10bの一方の側辺部12aへ斜めに架け渡さるように連続し、これにより、X字状をなすように形成されている。
【0027】
本実施形態では、前記第1仕切り部材21と前記第3仕切り部材23とは、一枚の略矩形状の仕切り材料20x(具体的には、皮革、合成皮革、布地等)を中央で二つ折りして形成されている。同様に、前記第2仕切り部材22と前記第4仕切り部材24とは、一枚の略矩形状の仕切り材料20y(具体的には、皮革、合成皮革、布地等)を中央で二つ折りして形成されている。そして、両仕切り材料20x、20yは、それぞれの折り曲げた部分同士を互いに接続し、これにより、各仕切り部材21〜24の他方の側縁部21b〜24bをすべて互いに接続している。
【0028】
そして、前記4つの仕切り部材21〜24は、前記両カバー体10の間に形成される収容空間Sを4つの収容空間S1〜S4に仕切る。具体的には、前記4つの仕切り部材21〜24は、収容空間Sを、第1仕切り部材21、第2仕切り部材22及び一方のカバー体10aによって形成される第1収容空間S1、第3仕切り部材23、第4仕切り部材24及び他方のカバー体10bによって形成される第2収容空間S2、第1仕切り部材21、第3仕切り部材23によって形成される第3収容空間S3、第2仕切り部材22、第4仕切り部材24によって形成される第4収容空間S4の四つの収容空間S1〜S4に仕切る。
【0029】
前記第1収容空間S1及び前記第2収容空間S2は、いずれも上辺部13側へ向かって開口するように構成される。また、前記第3収容空間S3は、上辺部13側及び一方の側辺部12a側へ向かって開口するように構成される。また、前記第4収容空間S4は、上辺部13側及び他方の側辺部12b側へ向かって開口するように構成される。そして、各収容空間S1〜S4は、留め具14を外すことによって開放するようになっている。
【0030】
具体的には、前記第1収容空間S1及び前記第2収容空間S2は、運転免許書サイズの各種カードを収容できるサイズになっている。具体的には、第1収容空間S1及び第2収容空間S2は、その左右方向の幅が前記カードの長手方向の幅よりも僅かに長い幅になっている。また、前記第3収容空間S3及び前記第4収容空間S4は、自動車のスマートキーを収容できるサイズになっている。これにより、本発明に係る小物入れ100は、各収容空間S1〜S4を利用して自動車を運転する際に鞄やポケット等に入れて持ち歩く各種グッズを一通り収容できるようになっている。
【0031】
前記脱落防止具30は、第3収容空間S3及び第4収容空間S4の内壁に設けられており、その内壁と収容物とを繋ぎ留め、当該収容物が収容空間S3,S4から脱落することを防止するためのものである。具体的には、脱落防止具30は、扁平状の紐体31と、紐体31の先端部を折り返して形成されるループに取り付けられるリング体32と、を備えており、このループやリング体32に収容物を連結するように構成されている。なお、脱落防止具30は、その全長が仕切り部材20の左右方向の長さよりも短く、また、仕切り部材20の上下方向の長さよりも短くなっている。
【0032】
前記紐体31は、その基端部31sが第3収容空間S3の内壁を構成する一対の仕切り部材21,23の互いに接続される他方の側縁部21b,23bに取り付けられている。具体的には、紐体31の基端部31sは、当該一対の仕切り部材21,23の境界に跨るように取り付けられている。また、紐体31の基端部31sは、当該仕切り部材20の上下方向中央よりも上側の上縁部に取り付けられている。なお、第4収容空間S4に取り付けられた紐体31も同様に一対の仕切り部材22,24に取り付けられている。そして、第3収容空間S3及び第4収容空間S4のそれぞれに設けられた紐体31は、両仕切り材料20x、20yを貫通する貫通孔20hを通して互いに連結されている。
【0033】
このような構成によれば、一対のカバー体間に形成される収容空間を4つの仕切り部材によって上辺部側から視てX字状に仕切ったので、極めて斬新かつシンプルなデザインとなる。また、留め具を外して開放した場合に、第3収容空間及び第4収容空間は上辺部側だけでなく側辺部側へも開口するので、近時普及しつつあるスマートキー等の大きな収容物であっても出し入れし易く収容できる。さらに、第1収容空間及び第2収容空間は上辺部側へのみ開口するので、第1収容空間及び第2収容空間に収容した収容物は脱落し難く、カード、紙幣又は硬貨等を収容するのに好適である。
【0034】
また、一対のカバー体における一方の側辺部を開くだけで、第3収容空間が当該一方の側辺部側に開放するので、当該第3収容空間に収容した収容物を僅かな動作で出し入れできる。また、脱落防止具を収容物に連結しておくことで、第3収容空間又は第4収容空間から不用意に収容物が脱落することを防止できる。また、脱落防止具を第3収容空間及び第4収容空間の内壁を構成する一対の仕切り部材の他方の側縁部及び上縁部に接続したので、脱落防止具が邪魔にならず収容物を大きくカバー体の外側まで引き出すことができる。
【0035】
<その他の実施形態> 前記第1の実施形態においては、第1仕切り部材21及び第3仕切り部材23や第2仕切り部材22及び第4仕切り部材24を一枚の仕切り材料から形成したが、各仕切り部材20をそれぞれ別の仕切り材料によって形成してもよい。
【0036】
前記留め具14は、二つのスライダ14sを備えたファスナーであってもよい。また、留め具14は、ファスナーに限定されず、例えば、ボタン等の他のものであってもよい。
【0037】
前記脱落防止具30は、第3収容空間S3又は第4収容空間S4のいずれか一方のみに設けてもよい。また、脱落防止具30は、紐体31のみで構成してもよい。
【0038】
その他、本発明は前記各実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
【符号の説明】
【0039】
100 小物入れ
10 カバー体
S 収容空間
S1 第1収容空間
S2 第2収容空間
S3 第3収容空間
S4 第4収容空間
20 仕切り部材
21 第1仕切り部材
22 第2仕切り部材
23 第3仕切り部材
24 第4仕切り部材
30 脱落防止具
【要約】
【課題】一対のカバー体間に形成された収容空間を複数に仕切って形成された収容空間の一部が側方部側へ開口する小物入れを得る。
【解決手段】一対のカバー体間に収容空間が形成されるようにした小物入れであって、前記収容空間を上辺部側から視てX字状をなすように形成された4つの仕切り部材で仕切り、上辺部側に開口する第1収容空間及び第2収容空間を形成し、上辺部側及び一方の側辺部側に開口する第3収容空間を形成し、上辺部側及び他方の側辺部側に開口する第4収容空間を形成する。
【選択図】
図1