(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記キャビネットが後面扉を更に含み、前記1以上のセンサが、前記後面扉が開かれたことを検出したことに応答して、前記収容棚内に前記製品を配置中であることを検出するよう構成された、請求項1記載の装置。
前記1以上のセンサが、前記製品が前記収容棚内に配置されたことを検出したときに、前記デジタル画面が注文番号または個人の名前を表示するよう構成され、前記個人が、前記前面扉を開く機構を正しく作動させた際に、前記前面扉が自動的に開くよう構成され、前記1以上のセンサが、前記製品が前記個人によって取り出されたことを検出したときに、前記前面扉が自動的に閉じるよう構成され、前記デジタル画面がメッセージを表示するよう構成された、請求項1記載の装置。
前記装置が、天井に配置されたレーザシールドを更に含み、前記前面扉が動いているときに、前記レーザシールドが前記前面扉の邪魔になる障害物を検出するよう構成され、前記障害物が検出されたときに、前記前面扉が動きを止めるよう構成され、
前記装置が、前記収容棚を前記製品のタイプに基づく温度に保つ温度コントローラによって制御される加熱装置および冷却装置を更に含み、前記製品が1以上の料理または1以上の準備された料理を含み、
前記装置が、生体認識機構、顔認識機構、指紋認識機構、掌紋認識機構、または虹彩認識機構のいずれかを含む収容棚ロック機構を更に含み、前記収容棚が前記収容棚ロック機構によって固定される、
請求項1記載の装置。
前記特定の料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、食材の量、食材の重量、食材を加える手順、および前記特定の料理の注文を配置するためのキャビネットを識別するデータのうちの1以上を含む、請求項7記載のシステム。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下の記載において、本発明の完全な理解を提供するために、説明の目的で多くの具体的な詳細が述べられる。しかし、本発明はこれらの具体的な詳細を含まずに実施され得ることは自明である。他の例では、本発明を不必要に不明瞭にすることを避けるために、周知の構造および装置はブロック図の形態で示されている。実施形態は、以下の概要に従った項で説明される:
1. 概観
2. 例示的な実装環境
2.1 料理の注文用の自動券売機またはアプリ
2.2 製品注文インターフェース
2.3 注文準備システム
2.4 予測
2.5 製品を収容すると共に届けるキャビネット
3. 実装例−ハードウェアおよびソフトウェア
3.1 デジタル処理装置
3.2 非一過性コンピュータ可読ストレージ媒体
3.3 ウェブアプリケーション
3.4 スタンドアロンアプリケーション
3.5 ソフトウェアモジュール
3.6 データベース
4. その他の開示
5. 拡張例および代替例
【0008】
1. 概観
一実施形態において、製品の注文および準備のための新たな技術的システムが開示される。料理の注文および準備の文脈で具体的な例が与えられるが、同じ技術が他の製品にも適用され得る。一実施形態において、待ち時間を短くするために、この技術は、任意の位置にいるユーザが製品または料理を注文するのを可能にするための通信ネットワークおよびモバイルコンピューティング装置。準備された食品の鮮度を保つために、製品準備場所(例えば、レストランまたは工場等)に、注文を管理するため、製品をアセンブルするため、および、製品準備を終わらせるためのインテリジェントコンピューティングシステムが備えられる。更に、システム内の管理モジュールは、無駄がより少なくなると共に準備がより迅速になるという効果を生じるように、必要な材料の量を予測するよう構成される。システムは、更に、より高い忠実度、より強い関わり、およびより容易なフィードバックの捕捉という効果を生じるように、ターゲットマーケティングを実行し得る。
【0009】
1つの態様において、製品を収容すると共に指定されている受取人に届けるための装置が提供され、この装置は、デジタル信号プロセッサ、メモリモジュール、およびネットワークインターフェースと、デジタル画面を含む前面扉を有する区画即ち「収容棚」を含むキャビネットと、収容棚内に配置され収容棚の内部空間をモニタリングするよう構成された1以上のセンサとを含む。デジタル画面は、前面扉の一体の部品として、収容棚の前面扉に取り付けられるか、収容棚の前面扉に嵌め込まれるか、または、別様で収容棚の前面扉に関連して固定され得る。一部の実施形態では、製品は、1以上の料理、1以上の準備された料理、または1以上の準備された製品を含む。一部の実施形態では、キャビネットは後面扉を更に含み、一実施形態において、製品は後面扉を通して収容棚内に配置される。一部の実施形態では、ネットワークインターフェースは、別のコンピューティング装置から、特定のデータを表示するようデジタル画面を構成するための指示を受信するよう構成される。一部の実施形態では、収容棚は、収容棚の内部空間を照明するために用いられる照明源(例えば、LED照明等)を含む。一部の実施形態では、デジタル画面は照明源(例えば、LED照明等)を含む。一部の実施形態では、デジタル画面は透明なLED照明を含む。一部の実施形態では、1以上のセンサが、収容棚が空であることを検出したときに、デジタル画面は、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、収容棚に製品を配置中であることを検出したときに、デジタル画面は、何らかの照明をオフにして暗くなるよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、製品が収容棚内に配置されたことを検出したときに、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、デジタル画面は透明になるよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、製品が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は注文番号を表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、製品が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は名前を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、前面扉を開く機構を個人が作動させることを可能にするよう構成される。一部の実施形態では、個人が、前面扉を開く機構を正しく作動させた際に、前面扉が自動的に開くよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、製品が個人によって取り出されたことを検出したときに、前面扉が自動的に閉じるよう構成され、デジタル画面はメッセージを表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出したときに、デジタル画面はメッセージを表示するよう構成される。一部の実施形態では、装置は、天井に配置されたレーザシールドを更に含み、更なる実施形態では、レーザシールドは、前面扉が動いているときに、前面扉の邪魔になる障害物を検出するよう構成される。レーザシールドの代わりとして、天井にソナー検出装置または容量センサ装置が配置されてもよく、単独でまたは図面に示されているコンピュータと組み合わせて、前面扉の動きを検出するようプログラムされてもよい。幾つかのケースでは、障害物は手を含む。一部の実施形態では、障害物が検出されたときに、前面扉は動きを止める。一部の実施形態では、キャビネットまたは収容棚は、製品準備場所から離れた遠隔位置にあり、更なる実施形態では、製品準備場所は、レストラン、工場、食品加工センター、またはそれらの組合せを含む。一部の実施形態では、キャビネットは可動である。一部の実施形態では、収容棚は可動である。一部の実施形態では、収容棚は収容棚ロック機構によって固定され、更なる実施形態では、収容棚ロック機構は、キーコードによって、または、顔認識機構、指紋認識機構、掌紋認識機構、虹彩認識機構、もしくはそれらの組合せを含む生体認識機構によって解除される。一部の実施形態では、装置は温度コントローラを含み、更なる実施形態では、温度コントローラは加熱装置または冷却装置を含む。一部の実施形態では、温度コントローラは、収容棚を、製品のタイプに基づく温度に保つ。
【0010】
別の態様において、製品を届けるための装置が開示され、この装置は、デジタル信号プロセッサ、メモリモジュール、およびネットワークインターフェースと、デジタル画面を含む前面扉と収容棚とを含むキャビネットと、収容棚内に配置され収容棚の内部空間をモニタリングするよう構成された1以上のセンサとを含む。一部の実施形態では、ネットワークインターフェースは、コンピューティング装置からデジタル画面を構成するための指示を受信するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面はLED照明を含む。一部の実施形態では、デジタル画面は透明なLED照明を含む。一部の実施形態では、1以上のセンサが、収容棚が空であることを検出したときに、デジタル画面は、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、収容棚に準備された料理を配置中であることを検出したときに、デジタル画面は暗くなるよう構成される。それに加えてまたはその代わりに、デジタル画面は、それと関連づけられている収容棚(以前に特定の注文に対して割り当てられていない収容棚)が、例えば、環境マネージャプログラム(
図14)を用いて特定の注文に割り当てられたときに、暗くなるよう構成される。複数の実施形態は、収容棚内にセンサを有する必要はなく、複数の実施形態は、収容棚内のセンサを省略して、収容棚の内部容量以外のソースからの外部入力と組み合わされた環境マネージャプログラムの内部状態が、デジタル画面についての状態変化に関する決定の基礎としてプログラムされ得るようになっていてもよい。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、透明になるよう構成される。それに加えてまたはその代わりに、デジタル画面は、収容棚の後側に取り付けられて作業者によって操作されるスイッチまたは押しボタンからの入力に応答して、またはローカルエリアネットワークを介した環境マネージャプログラムからの信号に応答して、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、透明になるよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は注文番号を表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は、個人の名前を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、前面扉を開く機構を個人が作動させることを可能にするよう構成される。一部の実施形態では、個人が、前面扉を開く機構を正しく作動させた際に、前面扉が自動的に開くよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出したときに、前面扉が自動的に閉じるよう構成され、デジタル画面はメッセージを表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出したときに、デジタル画面はメッセージを表示するよう構成される。一部の実施形態では、収容棚は、収容棚の前面扉の付近に配置された光源と、前面扉付近の光源からの光の遮断を検出するよう位置合わせされた光検出装置(例えば、フォトセル等)を含み、環境マネージャプログラムは、光源からの光の遮断(これは、準備された料理または製品を取り出すために手または装置が収容棚内に延びているときに生じ得る)を検出したことに応答して、収容棚の前面扉を、プログラムされた期間にわたって開いたままにさせるようプログラムされ得る。そのような実施形態では、環境マネージャプログラムが光源からの光の遮断をもう一度検出した場合には、プログラムされた期間はリセットされ得る。
【0011】
別の態様において、食品メニューを提示するためのコンピューティングシステムは、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、デジタルメニューを提供するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含む。一部の実施形態では、デジタルメニューは複数の食材を含み、料理は、デジタルメニューを用いて2以上の食品食材をグラフィカルに組み合わせることによるユーザ入力に基づいて定義され得る。一部の実施形態では、デジタルメニューは、好みに基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、個人の注文履歴に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、時間に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、月に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、祭日に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、季節に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、行事に基づいて個人に対して個人化される。
【0012】
別の態様において、個人が料理を注文するためのコンピューティングシステムが本明細書において開示され、このシステムは、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、デジタル画面と、料理の注文を行うためのインターフェースを提供するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含む。一部の実施形態では、インターフェースは複数の料理を含む。一部の実施形態では、インターフェースは複数の食材を含み、料理として組み合わされる2以上の食材を指定するユーザ入力を受信するようプログラムされる。一部の実施形態では、インターフェースは、受取位置を表示することを含む。一部の実施形態では、受取位置は、最も近いレストランの位置である。一部の実施形態では、受取位置は、個人の現在位置を読み出すことによって決定される。一部の実施形態では、受取位置は、個人の現在位置とレストランとの間の距離の解析に基づくものである。一部の実施形態では、受取位置は、個人の現在位置と準備場所との間の距離の解析に基づくものである。一部の実施形態では、距離は走行距離を含む。一部の実施形態では、距離は歩行距離を含む。一部の実施形態では、距離は直線距離を含む。一部の実施形態では、インターフェースは、料理の注文の準備状況を含む。一部の実施形態では、インターフェースは、料理の注文の残りの準備時間を含む。一部の実施形態では、インターフェースは、料理の注文の準備が完了したときの通知を含む。
【0013】
別の態様において、レストランが料理を準備するのを支援するためのコンピューティングシステムは、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、デジタル画面と、ネットワークインターフェースと、複数の料理の注文を受信し、複数の料理の注文をインテリジェントにキューに入れるよう構成されたソフトウェアモジュール、および、レストラン従業員に料理の注文を準備するためのガイダンスを提供するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の注文の食材を選択することを含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の量を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の重量を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材を加える手順を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の注文を保持するための容器を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の注文を配置するためのキャビネットまたは収容棚を示すことを含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の注文の準備のチェックリストを含む。一部の実施形態では、システムは、料理の注文の準備状況をモニタリングするためのセンサを更に含む。一部の実施形態では、ネットワークインターフェースは、料理の注文の準備状況を、準備状況を表示するためのコンピューティング装置に送信するよう構成される。一部の実施形態では、ネットワークインターフェースは、注文情報を表示するよう構成されたキャビネットまたは収容棚と通信するよう構成される。一部の実施形態では、注文情報は名前を含む。一部の実施形態では、注文情報は注文番号を含む。一部の実施形態では、注文情報は、料理の注文の内容を含む。一部の実施形態では、注文情報は、キャビネットまたは収容棚の前面扉を開く機構を含む。一部の実施形態では、注文情報は、料理の注文の1以上の料理を取り出す機構を含む。
【0014】
別の態様において、リアルタイムの新鮮な料理の注文および準備のためのコンピューティングシステムが開示され、このシステムは、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、個人に料理の注文を行うための注文インターフェースを提供するよう構成されたソフトウェアモジュール、料理の注文を受信し、最も近い受取位置または料理の準備のためのレストランの位置を決定するよう構成されたソフトウェアモジュール、レストラン従業員に、料理の注文を準備するためのガイダンスを提供するよう構成されたソフトウェアモジュール、および、キャビネットを、準備された料理を保持するために構成するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含む。一部の実施形態では、注文インターフェースは、メニューを表示することを含む。一部の実施形態では、メニューは準備された食品のメニューである。一部の実施形態では、メニューは食材のメニューである。一部の実施形態では、メニューは、好みに基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、個人の注文履歴に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、時間に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、は、月に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、祭日、季節、または行事に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、注文インターフェースは、料理を作成するための食材を個人が選択するのを可能にするよう構成される。一部の実施形態では、注文インターフェースは、受取位置を表示することを含む。一部の実施形態では、最も近い受取位置またはレストランの位置を決定することは、個人の現在位置を読み出すことを含む。一部の実施形態では、最も近い受取位置またはレストランの位置を決定することは、個人の現在位置とレストランとの間の距離を解析することを含む。一部の実施形態では、最も近い受取位置またはレストランの位置を決定することは、個人の現在位置と準備場所との間の距離を解析することを含む。一部の実施形態では、距離は走行距離、歩行距離、直線距離、またはそれらの組合せを含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の食材を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の量を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の重量を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、準備された料理を保持するための容器を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、準備された料理を保持するためのキャビネットを示すことを含む。一部の実施形態では、キャビネットはデジタル画面を含む。一部の実施形態では、デジタル画面は、キャビネットが空であるときに、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、キャビネットが空であるときに、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、レストラン従業員が準備された料理を配置中であるときに、暗くなるよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、透明になるよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、注文番号を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、個人の名前を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、個人が開放機構を作動させることを可能にするよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、個人が開放機構を正しく作動させた際に、前面扉を自動的に開くよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出するよう構成される。一部の実施形態では、アプリケーションは、データベースを更に含む。一部の実施形態では、データベースは、料理の注文履歴を格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、食品原材料の現在の供給量を格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、個人の好みを格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、個人の好みを格納するよう構成される。一部の実施形態では、アプリケーションは、予測を行うためのソフトウェアモジュールを更に含む。一部の実施形態では、予測は、個人の需要の予測を含む。一部の実施形態では、予測は、個人の好みを予測することを含む。一部の実施形態では、予測は、食品原材料の供給量を予測することを含む。一部の実施形態では、予測は、好みに基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、履歴データに基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、時間に基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、月に基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、祭日に基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、季節に基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、行事に基づいて行われる。
【0015】
別の態様において、1以上の非一過性コンピュータ可読ストレージ媒体には、ログデータ解析および重複排除のためのアプリケーションを生成するための、プロセッサによって実行可能な指示を含むコンピュータプログラムがエンコードされ、このアプリケーションは、個人に料理の注文を行うための注文インターフェースを提供するよう構成されたソフトウェアモジュール、料理の注文を受信し、最も近い受取位置または料理の準備のためのレストランの位置を決定するよう構成されたソフトウェアモジュール、レストラン従業員に、料理の注文を準備するためのガイダンスを提供するよう構成されたソフトウェアモジュール、および、キャビネットを、準備された料理を保持するために構成するよう構成されたソフトウェアモジュールを含む。一部の実施形態では、注文インターフェースは、メニューを表示することを含む。一部の実施形態では、メニューは、準備された食品のメニューを含む。一部の実施形態では、メニューは、食材のメニューを含む。一部の実施形態では、メニューは、好みに基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、個人の注文履歴に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、時間に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、月に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、祭日に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、季節に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、行事に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、注文インターフェースは、料理を作成するための食材を個人が選択するのを可能にするよう構成される。一部の実施形態では、注文インターフェースは、受取位置を表示することを含む。一部の実施形態では、最も近い受取位置またはレストランの位置を決定することは、個人の現在位置を読み出すことを含む。一部の実施形態では、最も近い受取位置またはレストランの位置を決定することは、個人の現在位置とレストランとの間の距離を解析することを含む。一部の実施形態では、最も近い受取位置またはレストランの位置を決定することは、個人の現在位置と準備場所との間の距離を解析することを含む。一部の実施形態では、距離は走行距離、歩行距離、直線距離、またはそれらの組合せを含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の食材を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の量を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の重量を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、準備された料理を保持するための容器を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、準備された料理を保持するためのキャビネットを示すことを含む。一部の実施形態では、キャビネットはデジタル画面を含む。一部の実施形態では、デジタル画面は、キャビネットが空であるときに、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、キャビネットが空であるときに、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、レストラン従業員が準備された料理を配置中であるときに、暗くなるよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、透明になるよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、注文番号を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、個人の名前を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、個人が開放機構を作動させることを可能にするよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、個人が開放機構を正しく作動させた際に、前面扉を自動的に開くよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出するよう構成される。一部の実施形態では、アプリケーションは、データベースを更に含む。一部の実施形態では、データベースは、料理の注文履歴を格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、食品原材料の現在の供給量を格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、個人の好みを格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、個人の好みを格納するよう構成される。一部の実施形態では、アプリケーションは、予測を行うためのソフトウェアモジュールを更に含む。一部の実施形態では、予測は、個人の需要を予測することを含む。一部の実施形態では、予測は、個人の好みを予測することを含む。一部の実施形態では、予測は、食品原材料の供給量を予測することを含む。一部の実施形態では、予測は、好みに基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、履歴に基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、時間、月、季節、行事、またはそれらの組合せに基づいて行われる。
【0016】
本明細書において開示される主題は、注文、準備、および配達システムを含む。主題の用途は、料理の注文、食品の注文、および製品の購入を含む。しかし、用途は、任意の製品の注文にまで拡張され得る。
【0017】
1つの態様において、製品を収容すると共に指定されている受取人に届けるための装置が開示され、この装置は、デジタル信号プロセッサ、メモリモジュール、およびネットワークインターフェースと、デジタル画面を含む前面扉と収容棚とを含むキャビネットと、収容棚内に配置され収容棚の内部空間をモニタリングするよう構成された1以上のセンサとを含む。一部の実施形態では、製品は、1以上の料理、1以上の準備された料理、または1以上の準備された製品を含む。一部の実施形態では、キャビネットは後面扉を更に含み、更なる実施形態では、製品は後面扉を通して収容棚内に配置される。一部の実施形態では、ネットワークインターフェースは、コンピューティング装置からデジタル画面を構成するための指示を受信するよう構成される。一部の実施形態では、収容棚はLED照明を含み、更なる実施形態では、LED照明は収容棚の内部空間を照明するために用いられる。一部の実施形態では、デジタル画面はLED照明を含む。一部の実施形態では、デジタル画面は透明なLED照明を含む。一部の実施形態では、1以上のセンサが、収容棚が空であることを検出したときに、デジタル画面は、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、収容棚に製品を配置中であることを検出したときに、デジタル画面は暗くなるよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、製品が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、透明になるよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、製品が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は注文番号を表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、製品が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は、個人の名前を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、前面扉を開く機構を個人が作動させることを可能にするよう構成される。一部の実施形態では、個人が、前面扉を開く機構を正しく作動させた際に、前面扉が自動的に開くよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、製品が個人によって取り出されたことを検出したときに、前面扉が自動的に閉じるよう構成され、デジタル画面はメッセージを表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出したときに、デジタル画面はメッセージを表示するよう構成される。一部の実施形態では、装置は、天井に配置されたレーザシールドを更に含み、更なる実施形態では、レーザシールドは、前面扉が動いているときに、前面扉の邪魔になる障害物を検出するよう構成される。幾つかのケースでは、障害物は手を含む。一部の実施形態では、障害物が検出されたときに、前面扉は動きを止める。一部の実施形態では、キャビネットまたは収容棚は、製品準備場所から離れた遠隔位置にあり、更なる実施形態では、製品準備場所は、レストラン、工場、食品加工センター、またはそれらの組合せを含む。一部の実施形態では、キャビネットは可動である。一部の実施形態では、収容棚は可動である。一部の実施形態では、収容棚は収容棚ロック機構によって固定され、更なる実施形態では、収容棚ロック機構は、キーコードによって、または生体認識機構によって解除される。生体認識機構は、顔認識機構、指紋認識機構、掌紋認識機構、虹彩認識機構、またはそれらの組合せを含む。一部の実施形態では、装置は温度コントローラを含み、更なる実施形態では、温度コントローラは加熱装置または冷却装置を含む。一部の実施形態では、温度コントローラは、収容棚を、製品のタイプに基づく温度に保つ。
【0018】
別の態様において、製品を届けるための装置が開示され、この装置は、デジタル信号プロセッサ、メモリモジュール、およびネットワークインターフェースと、デジタル画面を含む前面扉と収容棚とを含むキャビネットと、収容棚内に配置され収容棚の内部空間をモニタリングするよう構成された1以上のセンサとを含む。一部の実施形態では、ネットワークインターフェースは、コンピューティング装置からデジタル画面を構成するための指示を受信するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面はLED照明を含む。一部の実施形態では、デジタル画面は透明なLED照明を含む。一部の実施形態では、1以上のセンサが、収容棚が空であることを検出したときに、デジタル画面は、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、収容棚に準備された料理を配置中であることを検出したときに、デジタル画面は暗くなるよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、透明になるよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は注文番号を表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は個人の名前を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、前面扉を開く機構を個人が作動させることを可能にするよう構成される。一部の実施形態では、個人が、前面扉を開く機構を正しく作動させた際に、前面扉が自動的に開くよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出したときに、前面扉が自動的に閉じるよう構成され、デジタル画面はメッセージを表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出したときに、デジタル画面はメッセージを表示するよう構成される。
【0019】
別の態様において、食品メニューを提示するためのコンピューティングシステムが開示され、このシステムは、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、個人にデジタルメニューを提供するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含む。一部の実施形態では、デジタルメニューは食品科学に基づいて作成される。一部の実施形態では、デジタルメニューは料理科学に基づいて作成される。一部の実施形態では、デジタルメニューは複数の食材を含み、個人が、2以上の食材を組み合わせることによって料理を作成することが可能にされる。一部の実施形態では、デジタルメニューは、好みに基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、個人の注文履歴に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、時間に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、月に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、祭日に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、季節に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、行事に基づいて個人に対して個人化される。
【0020】
別の態様において、個人が料理を注文するためのコンピューティングシステムが本明細書において開示され、このシステムは、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、デジタル画面と、個人に料理の注文を行うためのインターフェースを提供するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含む。一部の実施形態では、インターフェースは、複数の料理を含む。一部の実施形態では、インターフェースは、複数の食材を含み、個人が2以上の食材を組み合わせて料理にするのを可能にする。一部の実施形態では、インターフェースは、受取位置を表示することを含む。一部の実施形態では、受取位置は、最も近いレストランの位置である。一部の実施形態では、受取位置は、個人の現在位置を読み出すことによって決定される。一部の実施形態では、受取位置は、個人の現在位置とレストランとの間の距離の解析に基づくものである。一部の実施形態では、受取位置は、個人の現在位置と準備場所との間の距離の解析に基づくものである。一部の実施形態では、距離は走行距離を含む。一部の実施形態では、距離は歩行距離を含む。一部の実施形態では、距離は直線距離を含む。一部の実施形態では、インターフェースは、料理の注文の準備状況を含む。一部の実施形態では、インターフェースは、料理の注文の残りの準備時間を含む。一部の実施形態では、インターフェースは、料理の注文の準備が完了したときの通知を含む。
【0021】
別の態様において、レストランが料理を準備するのを支援するためのコンピューティングシステムが開示され、このシステムは、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、デジタル画面と、ネットワークインターフェースと、複数の料理の注文を受信し、複数の料理の注文をインテリジェントにキューに入れるよう構成されたソフトウェアモジュール、および、レストラン従業員に料理の注文を準備するためのガイダンスを提供するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の注文の食材を選択することを含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の量を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の重量を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材を加える手順を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の注文を保持するための容器を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の注文を配置するためのキャビネットまたは収容棚を示すことを含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の注文の準備のチェックリストを含む。一部の実施形態では、システムは、料理の注文の準備状況をモニタリングするためのセンサを更に含む。一部の実施形態では、ネットワークインターフェースは、料理の注文の準備状況を、準備状況を表示するためのコンピューティング装置に送信するよう構成される。一部の実施形態では、ネットワークインターフェースは、注文情報を表示するよう構成されたキャビネットまたは収容棚と通信するよう構成される。一部の実施形態では、注文情報は、個人の名前を含む。一部の実施形態では、注文情報は、注文番号を含む。一部の実施形態では、注文情報は、料理の注文の内容を含む。一部の実施形態では、注文情報は、キャビネットまたは収容棚の前面扉を開く機構を含む。一部の実施形態では、注文情報は、料理の注文の1以上の料理を取り出す機構を含む。
【0022】
別の態様において、リアルタイムの新鮮な料理の注文および準備のためのコンピューティングシステムが開示され、このシステムは、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、(1)個人に料理の注文を行うためのインターフェースを提供するよう構成されたソフトウェアモジュール、(2)料理の注文を受信し、最も近い受取位置または料理の準備のためのレストランの位置を決定するよう構成されたソフトウェアモジュール、(3)レストラン従業員に、料理の注文を準備するためのガイダンスを提供するよう構成されたソフトウェアモジュール、および、(4)キャビネットを、準備された料理を保持するために構成するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含む。一部の実施形態では、注文インターフェースは、メニューを表示することを含む。一部の実施形態では、メニューは準備された食品のメニューである。一部の実施形態では、メニューは食材のメニューである。一部の実施形態では、メニューは、好みに基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、個人の注文履歴に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、時間に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、は、月に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、祭日に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、季節に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、行事に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、注文インターフェースは、料理を作成するための食材を個人が選択するのを可能にするよう構成される。一部の実施形態では、注文インターフェースは、受取位置を表示することを含む。一部の実施形態では、最も近い受取位置またはレストランの位置を決定することは、個人の現在位置を読み出すことを含む。一部の実施形態では、最も近い受取位置またはレストランの位置を決定することは、個人の現在位置とレストランとの間の距離を解析することを含む。一部の実施形態では、最も近い受取位置またはレストランの位置を決定することは、個人の現在位置と準備場所との間の距離を解析することを含む。一部の実施形態では、距離は走行距離、歩行距離、直線距離、またはそれらの組合せを含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の食材を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の量を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の重量を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、準備された料理を保持するための容器を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、準備された料理を保持するためのキャビネットを示すことを含む。一部の実施形態では、キャビネットはデジタル画面を含む。一部の実施形態では、デジタル画面は、キャビネットが空であるときに、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、キャビネットが空であるときに、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、レストラン従業員が準備された料理を配置中であるときに、暗くなるよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、透明になるよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、注文番号を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、個人の名前を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、個人が開放機構を作動させることを可能にするよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、個人が開放機構を正しく作動させた際に、前面扉を自動的に開くよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出するよう構成される。一部の実施形態では、アプリケーションは、データベースを更に含む。一部の実施形態では、データベースは、料理の注文履歴を格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、食品原材料の現在の供給量を格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、個人の好みを格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、個人の好みを格納するよう構成される。一部の実施形態では、アプリケーションは、予測を行うためのソフトウェアモジュールを更に含む。一部の実施形態では、予測は、個人の需要の予測を含む。一部の実施形態では、予測は、個人の好みを予測することを含む。一部の実施形態では、予測は、食品原材料の供給量を予測することを含む。一部の実施形態では、予測は、好みに基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、履歴データに基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、時間に基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、月に基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、祭日に基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、季節に基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、行事に基づいて行われる。
【0023】
別の態様において、ログデータ解析および重複排除のためのアプリケーションを生成するための、プロセッサによって実行可能な指示を含むコンピュータプログラムがエンコードされた非一過性のコンピュータ可読ストレージ媒体が開示され、このアプリケーションは、個人に料理の注文を行うための注文インターフェースを提供するよう構成されたソフトウェアモジュール、料理の注文を受信し、最も近い受取位置または料理の準備のためのレストランの位置を決定するよう構成されたソフトウェアモジュール、レストラン従業員に、料理の注文を準備するためのガイダンスを提供するよう構成されたソフトウェアモジュール、および、キャビネットを、準備された料理を保持するために構成するよう構成されたソフトウェアモジュールを含む。一部の実施形態では、注文インターフェースは、メニューを表示することを含む。一部の実施形態では、メニューは、準備された食品のメニューを含む。一部の実施形態では、メニューは、食材のメニューを含む。一部の実施形態では、メニューは、好みに基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、個人の注文履歴に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、時間に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、月に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、祭日に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、季節に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、メニューは、行事に基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、注文インターフェースは、料理を作成するための食材を個人が選択するのを可能にするよう構成される。一部の実施形態では、注文インターフェースは、受取位置を表示することを含む。一部の実施形態では、最も近い受取位置またはレストランの位置を決定することは、個人の現在位置を読み出すことを含む。一部の実施形態では、最も近い受取位置またはレストランの位置を決定することは、個人の現在位置とレストランとの間の距離を解析することを含む。一部の実施形態では、最も近い受取位置またはレストランの位置を決定することは、個人の現在位置と準備場所との間の距離を解析することを含む。一部の実施形態では、距離は走行距離、歩行距離、直線距離、またはそれらの組合せを含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の食材を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の量を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の重量を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、準備された料理を保持するための容器を含む。一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、準備された料理を保持するためのキャビネットを示すことを含む。一部の実施形態では、キャビネットはデジタル画面を含む。一部の実施形態では、デジタル画面は、キャビネットが空であるときに、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、キャビネットが空であるときに、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、レストラン従業員が準備された料理を配置中であるときに、暗くなるよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、透明になるよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、注文番号を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、個人の名前を表示するよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、個人が開放機構を作動させることを可能にするよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、個人が開放機構を正しく作動させた際に、前面扉を自動的に開くよう構成される。一部の実施形態では、デジタル画面は、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出するよう構成される。一部の実施形態では、アプリケーションは、データベースを更に含む。一部の実施形態では、データベースは、料理の注文履歴を格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、食品原材料の現在の供給量を格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、個人の好みを格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、個人の好みを格納するよう構成される。一部の実施形態では、アプリケーションは、予測を行うためのソフトウェアモジュールを更に含む。一部の実施形態では、予測は、個人の需要を予測することを含む。一部の実施形態では、予測は、個人の好みを予測することを含む。一部の実施形態では、予測は、食品原材料の供給量を予測することを含む。一部の実施形態では、予測は、好みに基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、履歴に基づいて行われる。一部の実施形態では、予測は、時間、月、季節、行事、またはそれらの組合せに基づいて行われる。
【0024】
2. 例示的な実装環境
図1は、実施形態が実装され得る例示的なコンピュータシステムを示す。一実施形態において、
図1は、製品準備エリア、およびそれとは別の注文および受取エリア(これは、一部の実施形態では食品の消費ためにも用いられ得る)とで構成されるレストラン内における技術的環境を表す。一実施形態において、製品準備エリアは、仕上がった料理を一時的に保持し、表示し、分離する役割をする収容棚と称される複数の区画によって、注文および受取エリアから隔てられている。一実施形態において、収容棚は、後面扉、側面、上部壁、底部壁、および前面扉を有する立方体のまたは直線的な区画として構成される。一実施形態において、多数の収容棚は、スタックまたはアレイ状に組織され、製品準備エリアを注文および受取エリアから隔てる中実の不透明の壁に嵌め込まれている。
【0025】
他の項において更に詳細に説明するように、一実施形態において、上述の環境は、製品の注文、製造、配達、および消費のプロセスをサポートし、このプロセスは、一般的に、顧客が、顧客注文用タッチポイントを用いて商品を注文すること、顧客の注文が製品準備エリアに送信されること、顧客の注文を受信したことに応答して、注文に応じて製品が作られ、収容棚のうちの1つが、顧客の注文に対して一時的に一意的に割り当てられること、完成した製品が1以上の品質管理手順においてチェックされること、完成した製品が、指定されている収容棚内に配置されること、収容棚に統合されたディスプレイを介して、またはモバイルコンピューティング装置もしくは他のディスプレイを用いて、顧客に通知されること、および、顧客が、指定されている収容棚から製品を取得して、製品を消費することを含む。
【0026】
顧客注文用タッチポイント101は、例えば、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピューティング装置、スマートフォン、またはタブレットコンピュータ等のコンピューティング装置で構成され、個人(例えば、購入者、顧客、または消費者)が製品(例えば、料理)を注文するために用いられる。そのような各装置は、個人に対して、製品のリスト、料理のメニュー、または食材のメニューを表示するようプログラムされる。個人は、タッチポイント101とのインタラクションによって選択を行い、注文を行う。
【0027】
一実施形態において、第2のコンピューティング装置102は、個人または顧客が遭遇し得る何らかの問題(例えば、払い戻し、割引等)に対応するバーチャルアシスタントとしての役割をするコンシェルジェアプリケーションをホスティングする。
【0028】
個人または顧客が注文を行うと、注文は、コンピューティングシステム内のインテリジェント注文キューを実装する環境マネージャ103に送信される。一般的に、異なる顧客からの注文が順次キューに入れられる。しかし、環境マネージャ103は、様々な要因に基づいて注文をキューに入れるためのインテリジェントモジュールを含む。例示的な要因としては、単一の注文における製品の数、顧客の現在位置から受取位置までの距離、個々の製品の準備時間、時間帯等が挙げられる。幾つかの条件においては、注文は1つずつキューに入れられるのではなく、全注文の製品がキューに入れられる。或いは、キューイングは、製品または注文に基づくのではなく、製品準備における個々の手順に基づく。
【0029】
環境マネージャ103は、注文準備が行われるアセンブリステーション104のデジタルディスプレイ画面と結合されている。一実施形態において、アセンブリステーション104は、従業員が製品のアセンブリに含まれるアクションまたは手順を行うための指示を示す。注文の準備中、促進ステーション105は、注文についての品質管理に関連する指示またはチェックリストを示す。
【0030】
注文が完了したら、準備された製品は収容棚に移される。収容棚は、指定されている受取人に製品が届けられることを保証すると共に、(当てはまる場合には)食品の鮮度を保つ。一実施形態では、多数の収容棚が配列され、出力表示106を有する食品配達アプリケーションが、顧客および収容棚の位置を識別し、これも、顧客と関連づけられているモバイルコンピューティング装置に送信される。従って、収容棚のデジタル画面上に、顧客に関連するデータが示され得る。表示されるデータの限定するものではない例としては、注文番号、顧客の名前、または注文の内容が挙げられる。
【0031】
製品を特定の収容棚に移すことは、手動で、またはコンベアベルトによって自動的に、またはロボットによって自動的に行われる。収容棚が遠隔位置にある場合には、準備された製品は、輸送手段を用いて収容棚へと移動される。製品を受け取るための特定の収容棚の位置は、製品が注文されたときに決定されて、顧客に対して表示される。或いは、収容棚の位置は、製品準備プロセス中に決定され、その位置がメッセージによって顧客に通知される。
【0032】
各収容棚は、注文を準備場所にある環境マネージャ105と通信するための無線または有線ネットワークインターフェースを含む。幾つかの設計例では、収容棚は、注文用タッチポイント101、第2のコンピューティング装置102において実装されるバーチャルアシスタント、またはアセンブリステーション104と通信できる。
【0033】
図2Aおよび
図2Bは、ステップ番号によって示されるように動作中の例示的な収容棚と、その外観とを示す。この例では、収容棚は、準備された料理を収容するために用いられるが、収容棚は任意の製品を収容してよい。各収容棚には、照明システムと、上述のコンピュータシステムを用いて異なる状態になるよう個々に選択および駆動可能なデジタル画面とが備えられる。
【0034】
まず
図2Aを参照すると、各収容棚は、デジタル画面を有する前面扉を含む。デジタル画面は、前面扉の一体の部品として、収容棚の前面扉に取り付けられるか、収容棚の前面扉に嵌め込まれるか、または、別様で収容棚の前面扉に関連して固定され得る。ステップ1において、デジタル画面は、収容棚が空であるときに、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。表示は、静的なもの、アニメーション化されたもの、白黒のもの、またはカラーのものであり得る。この時点で、前面扉は、店舗の顧客側から開けられないようにロックされるかまたは非作動状態にされ得る。更に、この段階で、収容棚は、環境マネージャプログラム(
図14)または環境マネージャ(
図1)によって管理される格納さているデジタルデータにおいて反映されるように、割り当てられていない状態であり得る。例えば、これらのシステムは、デジタルデータストレージまたはメモリ内に格納されている、特定の各収容棚の一意的な識別子を状態値、注文もしくは製品識別子、および他のメタデータにマッピングする収容棚状態テーブルを維持し得る。まず、特定の収容棚が、収容棚状態テーブル内において、その特定の収容棚がその時点の現在において、製品に対する特定の注文と関連づけられていないことを指定するために、「割り当てられていない」として、または同等の指標を用いてマークされ得る。その後、製品に対する特定の注文が受信され、製造され、完成したら、環境マネージャプログラムを用いて、使用可能な収容棚が製品または注文に割り当てられ、製品識別子、注文識別子、または特定の収容棚識別子に関連する他の値を格納するために、収容棚状態テーブルが更新され得る。或いは、一部の実施形態では、収容棚状態テーブルは、「割り当てられている」または同等の状態を示すフラグ値を用いて更新され得る。一部の実施形態では、環境マネージャプログラムは、収容棚状態テーブルにおいて反映されるメモリまたはストレージ状態の内部変化に応答して、収容棚のディスプレイ画面を異なる状態(暗いもしくは明るい)に駆動するよう、または、割り当てられている収容棚の前面扉に統合されたデジタル画面上に特定の印を生成して表示させるようプログラムされる。
【0035】
ステップ2において、デジタル画面は、準備された製品を収容棚内に配置する前または配置中に、暗くなるよう構成される。「暗くなる」とは、様々な実施形態において、オフになること、暗い色の状態になるよう駆動されること、または不透明になるよう駆動されることを意味し得る。そのようないずれかの実施形態において、暗い画面とは、顧客は収容棚の内部を見ることができないが、収容棚の内部は照明されていてもよく、製品準備エリア内にいる他の人々からは見えることを意味し得る。この状態では、前面扉はロックされたまたは非作動状態のままであり、開くことはできないが、後面扉は、製品準備エリアから製品を収容棚内に配置するために、いつでも開くことができる。収容棚内に製品を配置することは、典型的には後部側から行われ、複数の隣接する収容棚によって顧客であるユーザから隔てられている製品準備職員によって行われる。このように、収容棚内に配置することは、典型的には、顧客からは見えない作業である。一部の実施形態では、1以上のセンサが、収容棚に準備された料理を配置中であることを検出したときに、デジタル画面は暗くなるよう構成される。それに加えてまたはその代わりに、デジタル画面は、それに関連づけられている収容棚(特定の注文に対して以前に割り当てられなかった収容棚)が、例えば、環境マネージャプログラム(
図14)を用いて、特定の注文に割り当てられたときに、暗くなるよう構成される。複数の実施形態は、収容棚内にセンサを有する必要はなく、複数の実施形態は、収容棚内のセンサを省略でき、収容棚の内部容量以外のソースからの外部入力と組み合わされた環境マネージャプログラムの内部状態が、デジタル画面についての状態変化に関する決定の基礎としてプログラムされ得るようになっている。
【0036】
ステップ3において、デジタル画面は、準備された製品が収容棚内に配置されたときに、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、透明になるよう構成される。このステップは、顧客が、完成した製品が収容棚内に配置されているのを見て、受け取りに備えることを可能にする。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、透明になるよう構成される。それに加えてまたはその代わりに、デジタル画面は、収容棚の後側に取り付けられて作業者によって操作されるスイッチまたは押しボタンからの入力に応答して、またはローカルエリアネットワークを介した環境マネージャプログラムからの信号に応答して、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、透明になるよう構成される。
【0037】
ステップ4において、デジタル画面は、準備された製品が収容棚内に配置されたときに、注文番号または名前を表示するよう構成される。
【0038】
ステップ5において、デジタル画面は、個人が前面扉を開くのを作動させることを可能にするよう構成される。ここで
図2Bを参照すると、ステップ6および7において、個人が、前面扉を開く機構を正しく作動させた際に、前面扉が自動的に開くよう構成される。作動は、タッチスクリーンに基づくものである。一例として、前面扉を作動させることは、ディスプレイ画面上に表示されるタッチスクリーン制御を用いて、注文番号、注文コード、顧客識別子、または他のデータを入力することを含み得る。
【0039】
一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出したときに、前面扉が自動的に閉じるよう構成され、デジタル画面はメッセージを表示するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出したときに、デジタル画面はメッセージを表示するよう構成される。一部の実施形態では、収容棚は、収容棚の前面扉の付近に配置された光源と、前面扉付近の光源からの光の遮断を検出するよう位置合わせされた光検出装置(例えば、フォトセル等)を含み、環境マネージャプログラムは、光源からの光の遮断(これは、準備された料理または製品を取り出すために手または装置が収容棚内に延びているときに生じ得る)を検出したことに応答して、収容棚の前面扉を、プログラムされた期間にわたって開いたままにさせるようプログラムされ得る。そのような実施形態では、環境マネージャプログラムが光源からの光の遮断をもう一度検出した場合には、プログラムされた期間はリセットされ得る。
【0040】
ステップ8において、前面扉が完全に開いているときに、個人が準備された製品を取り出すことができる。ステップ9において、前面扉は自動的に閉じるよう構成され、デジタル画面は、準備された製品が取り出されたときに、メッセージ(例えば、広告、お礼の言葉等)を表示するよう構成される。
【0041】
図3は、小売店(例えば、レストラン等)の例示的な内部空間を示す。一実施形態において、レストランの壁に設置されているキャビネットは、様々なサイズの料理を保持するための異なるサイズの複数の収容棚を含む。
【0042】
図4は、2つの丼を保持している、水平方向に長い、即ち横長の向きの収容棚の接近図を示す。
【0043】
図5は、垂直方向に長い、即ち縦長の向きの空の収容棚の接近図を示す。
【0044】
図6は、例示的なレストランに設置された幾つかの自動券売機を示す。各自動券売機は、デジタル処理装置と、デジタル画面と、個人が料理の注文を行うためのアプリケーションを提供するためにデジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含む。
【0045】
図7および
図8は、自動券売機の異なる図を示す。
【0046】
図9は、個人が注文を行うことができるソフトウェアインターフェースを示す。この例では、個人が丼料理を作成することを可能にした。丼料理の選択肢は、「温かい」、「冷たい」、および「生」を含んだ。
【0047】
図10は、丼料理を個人化するために食材を選ぶための更なる選択肢を示す。この例では、選択肢は、野菜および果物、ローストポテト、金糸瓜、キュウリ、ソース、トマト、およびニンジンを含んだ。
【0048】
図11は、料理を個人化するための更なる選択肢を示す。この例では、選択肢は、チップス、サイドメニュー、および飲料を含んだ。
【0049】
図12は、個人が自分のクレジットカードを機械に通すことによって料理の注文を確定することを示す。
【0050】
2.1 料理の注文用の自動券売機またはアプリ
様々な実施形態において、本明細書に記載されるシステム、方法、ネットワーク、装置、および媒体は、料理の注文用の自動券売機もしくはアプリ、またはその使用を含む。自動券売機は、個人が製品を注文するためのコンピューティングシステムを含む。一実施形態において、コンピューティングシステムは、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、デジタル画面と、注文を行うためのインターフェースを個人に提供するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含む。
【0051】
或いは、コンピューティング装置(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレット、モバイルコンピュータ、サーバ、スマートフォン等)上で実行される、注文を行うためのソフトウェアアプリケーションが設計される。ソフトウェアアプリケーションは、個人が注文を行うためのインターフェース含む。
【0052】
本技術の機能性を説明するために、以下において、一例として、料理または食品の注文を用いるが、本技術は任意の製品の注文にまで拡張可能である。
【0053】
一部の実施形態では、インターフェースはデジタルメニューを含み、デジタルメニューは、複数の料理を含む。一部の実施形態では、インターフェースは複数の食材を含み、個人が2以上の食材を組み合わせて料理にするのを可能にする。
【0054】
一部の実施形態では、インターフェースは、受取位置を表示することを含む。一部の実施形態では、受取位置は、最も近い場所または最も近いレストランの位置である。受取位置は、個人の現在位置を読み出すことによって決定される。受取位置は、個人の現在位置とレストランとの間の距離の解析に基づくものである。受取位置は、個人の現在位置と受取位置との間の距離の解析に基づくものである。距離の例としては、走行距離、歩行距離、直線距離が挙げられる。
【0055】
一部の実施形態では、インターフェースは、料理の注文の準備状況を表示することを含む。幾つかの設計例では、インターフェースは、料理の注文の残りの準備時間を含む。一部の実装例では、インターフェースは、料理の注文の準備が完了したときの通知を含む。
【0056】
2.2 製品注文インターフェース
様々な実施形態において、本明細書に記載されるシステム、方法、ネットワーク、装置、および媒体は、製品を注文するためのインターフェース、またはその使用を含む。このインターフェースをホスティングする装置の限定するものではない例としては、モバイルフォン、コンピュータ、スマートフォン、モバイルコンピューティング装置、タブレット、ラップトップ、サーバ、および自動券売機が挙げられる。製品の限定するものではない例としては、料理、準備された料理、食品、原材料、農産物、準備された製品、購入品等が挙げられる。
【0057】
本技術の機能性を説明するために、以下において、一例として、料理または食品の注文を用いるが、本技術は任意の製品の注文にまで拡張可能である。
【0058】
一部の実施形態では、インターフェースは、個人にデジタルメニューまたは製品のリストを提供するよう構成される。デジタルメニューの様々な設計がある。一部の用途では、デジタルメニューは食品科学および/または料理科学に基づいて作成される。
【0059】
様々な実施形態において、システムは、個人が個人化された料理を作成するのを可能にする。例えば、デジタルメニューは複数の食材を含み、個人が、2以上の食材を組み合わせることによって料理を作成することが可能にされる。一部の実施形態では、デジタルメニューは、好みに基づいて個人に対して個人化される。一部の実施形態では、デジタルメニューは、個人の注文履歴に基づいて個人に対して個人化される。一部の実装例では、デジタルメニューは、時間、月、祭日、季節、行事、またはそれらの組合せに基づいて個人に対して個人化される。
【0060】
一部の実施形態では、システムは、個人の到着を認識するよう構成されたソフトウェアモジュールを更に含む。個人の到着を認識することは、顔認識または生体認識を含む。
【0061】
2.3 注文準備システム
様々な実施形態において、本明細書に記載されるシステム、方法、ネットワーク、装置、および媒体は、注文準備システムもしくはプラットフォーム、またはその使用を含む。注文準備システムまたはプラットフォームは、製品準備場所が製品を準備するのを支援することができる。例示的な準備場所はレストランまたは工場であり、例示的な製品は料理である。明確な例を示す目的で、以下の説明は、一例として、料理または食品の注文を用いるが、本技術は任意の製品の注文にまで拡張可能である。
【0062】
一部の実施形態では、注文準備システムまたはプラットフォームは、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、必要に応じて設けられるデジタル画面と、必要に応じて設けられるネットワークインターフェースと、複数の料理の注文を受信し、複数の料理の注文をインテリジェントにキューに入れるよう構成されたソフトウェアモジュール、および、レストラン従業員に料理の注文を準備するためのガイダンスを提供するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含む。
【0063】
一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の注文の食材を選択することを含む。一部の実装例では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の量を含む。幾つかの設計例では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材の重量を含む。様々な用途において、料理の注文を準備するためのガイダンスは、食材を加える手順を含む。
【0064】
食品を準備すること以外に、他のガイダンスは、料理の注文を保持するための容器または料理を仕上げるための包装方法を含む。料理が準備されたら、準備された料理の鮮度を保つことが重要である。更に、個人が容易に自分の料理を受け取ることを可能にすることも極めて重要である。従って、一部の実施形態では、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の注文を配置するためのキャビネットまたは収容棚を示すことを含む。
【0065】
一部の実施形態では、システムには品質管理が含まれる。例えば、料理の注文を準備するためのガイダンスは、料理の注文の準備のチェックリストを含む。幾つかの設計例では、システムは、食品の準備の品質または手順をモニタリングするためのセンサを更に含む。
【0066】
システムには、個人が自分および料理の注文をモニタリングするのを可能にすることが含まれる。幾つかの設計例では、システムは、レストラン従業員に進捗をチェックさせるためのチェックリストを用いる。或いは、料理の注文の準備状況をモニタリングするためのセンサを含む自動システムが設計される。料理の注文の準備状況を、準備状況を表示するためのコンピューティング装置に送信するために、ネットワークインターフェースが用いられる。
【0067】
一部の実装例では、ネットワークインターフェースは、注文情報を表示するよう構成されたキャビネットまたは収容棚と通信するよう構成される。注文情報には様々な態様が含まれ得る。注文情報の限定するものではない例としては、個人の名前、料理の注文番号、料理の注文の内容、キャビネットまたは収容棚の前面扉を開く機構、および料理の注文の1以上の料理を取り出す機構が挙げられる。
【0068】
2.4 予測
様々な実施形態において、本明細書に記載されるシステム、方法、ネットワーク、装置、および媒体は、予測モジュール、またはその使用を含む。
【0069】
本技術の機能性を説明するために、以下は、一例として、料理または食品の注文を用いるが、本技術は任意の製品の注文にまで拡張可能である。
【0070】
一部の実施形態では、予測モジュールはデータベースと結合される。データベースは、注文履歴を格納するよう構成される。幾つかの設計例では、データベースは、原材料の現在の供給量を格納するよう構成される。一部の実施形態では、データベースは、個人の好みを格納するよう構成される。更なる実施形態では、データベースは、個人の好みを格納するよう構成される。
【0071】
予測を行うためのソフトウェアモジュールは、個人の需要を予測することを含む。一部の実施形態では、予測は、個人の好みを予測することを含む。
【0072】
一部の実施形態では、予測は、示唆されている個人の好みに基づいて行われる。
【0073】
一部の実装例では、予測は、リソースもしくは食品供給量(例えば、食品原材料等)、またはそれらの両方を予測することを含む。
【0074】
更なる実施形態では、システムは、時間、月、祭日、季節、行事、またはそれらの組合せに基づいて予測を行う。
【0075】
2.5 製品を収容すると共に届けるキャビネット
様々な実施形態において、本明細書に記載されるシステム、方法、ネットワーク、装置、および媒体は、キャビネット、またはその使用を含む。キャビネットは、製品を収容すると共に指定されている受取人に届けるために用いられる。製品の限定するものではない例としては、料理、準備された料理、食品、原材料、準備された製品、購入品等が挙げられる。
【0076】
一部の実施形態では、キャビネットは、デジタル信号プロセッサ、メモリモジュール、およびネットワークインターフェースを含む。一部の実施形態では、キャビネットは、収容棚および前面扉を含み、前面扉はデジタル画面を含む。一部の実施形態では、キャビネットは後面扉を更に含み、更なる実施形態では、製品は後面扉を通して収容棚内に配置される。
【0077】
一部の実施形態では、1以上のセンサが収容棚内に配置され、収容棚の内部空間をモニタリングするよう構成される。
【0078】
一部の実施形態では、キャビネットまたは収容棚は、製品準備場所から離れた遠隔位置にあり、更なる実施形態では、製品準備場所は、レストラン、工場、食品加工センター、またはそれらの組合せを含む。
【0079】
幾つかの設計例では、デジタル画面はLED照明を含む。更なる設計例では、デジタル画面は透明なLED照明を含む。一部の実施形態では、収容棚の内部空間を照明するために、収容棚の内部にLED照明が設置される。収容棚の内部に設置されたLED照明は、LED画面の透明性の特徴のために必要な照明を生じる。
【0080】
更なる実施形態では、収容棚またはキャビネットのネットワークインターフェースは、コンピューティング装置からデジタル画面を構成するための指示を受信するよう構成される。一部の実施形態では、1以上のセンサが、収容棚が空であることを検出したときに、デジタル画面は、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成される。1以上のセンサが、収容棚に準備された料理を配置中であることを検出したときに、デジタル画面は暗くなるよう構成される。1以上のセンサが、準備された料理が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は、収容棚内の製品が扉およびデジタル画面を通して見えるように、透明になるよう構成される。1以上のセンサが、準備された料理が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は注文番号を表示するよう構成される。1以上のセンサが、準備された料理が収容棚内に配置されたことを検出したときに、デジタル画面は個人の名前を表示するよう構成される。
【0081】
料理を受け取るために、デジタル画面は、前面扉を開く機構を個人が作動させることを可能にするよう構成される。個人が、前面扉を開く機構を正しく作動させた際に、前面扉が自動的に開くよう構成される。1以上のセンサが、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出したときに、前面扉が自動的に閉じるよう構成され、デジタル画面はメッセージを表示するよう構成される。
【0082】
一部の実施形態では、1以上のセンサが、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出したときに、デジタル画面はメッセージを表示するよう構成される。
【0083】
一部の実施形態では、装置は、天井に配置されたレーザシールドを更に含み、更なる実施形態では、レーザシールドは、前面扉が動いているときに、前面扉の邪魔になる障害物を検出するよう構成される。幾つかのケースでは、障害物は手を含む。一部の実施形態では、障害物が検出されたときに、前面扉は動きを止める。
【0084】
一部の実施形態では、キャビネットは可動である。一部の実施形態では、収容棚は可動である。一部の実施形態では、収容棚は収容棚ロック機構によって固定され、更なる実施形態では、収容棚ロック機構は、キーコードによって、または生体認識機構によって解除される。生体認識機構は、顔認識機構、指紋認識機構、掌紋認識機構、虹彩認識機構、またはそれらの組合せを含む。
【0085】
一部の実施形態では、装置は温度コントローラを含み、更なる実施形態では、温度コントローラは加熱装置または冷却装置を含む。一部の実施形態では、温度コントローラは、収容棚を、製品のタイプに基づく温度に保つ。
【0086】
図13は、実施形態が実装され得る例示的なネットワーク化されたコンピュータシステムを示す。
図14は、小売店環境と、その中にある、実施形態を実装するために
図13の要素と協働して用いられ得るネットワーク化されたコンピュータとを示す。明確な例を示す目的で、
図13、
図14はそれぞれ、様々な要素の単一のインスタンスを示しているが、他の実施形態では、更なる計算能力を提供するために、または、より多くのユーザ(例えば、顧客等)に対応するために、複数の要素が存在し得る。
【0087】
まず
図13を参照すると、一実施形態において、複数のアプリケーションプログラムインスタンス1320、1322は、それらのインスタンスが通信可能に結合される他の要素からのプログラムによる呼び出しまたはパラメータ化されたURLを受け付けるための、RESTアプリケーションプログラミングインターフェース(API)1312を実装し得るクラウドに基づくバーチャルコンピューティング環境またはデータセンターにおいて実行される。明確な例を示す目的で、
図13は、アプリケーションプログラムの代表的なインスタンス1320、1322を示しているが、他の実施形態では、より少ないまたはより多いインスタンスが存在してよく、インスタンスの数は、サービスのレベル、トラフィクの量、注文の量、CPUの能力等の変化に応答して、動的に作成または削除(スピンアップまたはスピンダウン)され得る。データセンターは、共有のコロケーション設備または他のバーチャルコンピューティング環境内にあり得る。例えば、アプリケーションインスタンス1320、1322は、アマゾンウェブサービス(AWS)バーチャルコンピューティング環境または類似の設備において実行され得る。一実施形態において、顧客コンピュータ(例えば、ウェブに基づく顧客コンピュータ1342およびモバイル顧客コンピュータ1344等)は、HTTP GET要求およびPOST要求を用いて送信されるパラメータ化されたURL並びにHTTPSを介した応答を用いて、WWWサービス装置1314を介してアプリケーションインスタンス1320と通信する。そのようなURL、要求、および応答の提供は、処理装置1306によってデータベースのバックエンド1310から提供されるキャッシュデータ1320またはリアルタイムのデータストリームを用い得る。
【0088】
WWWサービス装置1314は、アプリケーションインスタンス1320、1322と同じ設備または異なる設備内でホスティングされているクラウドであるアプリケーションインスタンスを含み得る。キャッシュデータ1302は、REDISキャッシュ、ジョブキュー、および他の機能を実装するようプログラムされたデータストアを表し得る。データベースのバックエンド1310は、POSTGRESシステム、高速データアクセスのためのHDFSおよびより長寿命のデータストレージのためのHADOOPに基づく2層データストア、または類似のシステムを含み得る。リアルタイムストリームデータ処理装置1306は、SPARKまたは類似の技術に基づき得る。
【0089】
一実施形態において、アプリケーションインスタンス1320、1322は、支払いゲートウェイ1304にも通信可能に結合される。支払いゲートウェイ1304は、支払いのための要求を、クレジットカードおよびデビットカードネットワークまたは他の支払いネットワーク(例えば、PAYPAL、GOOGLEウォレット、APPLE PAY等)に中継するようプログラムされる。プログラムによる呼び出しを用いることで、アプリケーションインスタンス1320、1322は、製品の受渡場所(例えば、小売店またはレストラン等)内に配置された自動券売機(
図14を用いて更に述べる)からのカード支払い詳細および取引データを中継できる。
【0090】
一実施形態において、1以上のサービス提供者事務管理アプリケーション1330は、REST API1312を介してアプリケーションインスタンス1320、1322に通信可能に結合される。業務ユーザコンピュータ1346はサービス提供者事務管理アプリケーション1330に結合され、サービス提供者事務管理アプリケーション1330は、インスタンス1320、1322もホスティングしているクラウドに基づくデータセンターにおいて実行されるプログラムインスタンス、および/またはWWWサービス装置1314においてホスティングされ得る。サービス提供者事務管理アプリケーション1330は、データ分析機能、取引ログ、顧客装置クリック事象追跡、および類似の機能を提供するようプログラムされ得る。顧客クリック追跡を達成するために、ウェブに基づく顧客コンピュータ1342およびモバイル顧客コンピュータ1344は、ユーザ事象(例えば、ユーザインターフェース要素内におけるタップまたはクリック等)を、HTTPを介して、データベースのバックエンド1310の一部としてのキャッシュデータストアを有するクリック事象サービスに報告するアプリケーション即ちアプリを用いてプログラムされ得る。キャッシュクリック事象データは、後で、サービス提供者事務管理アプリケーション1330を用いた調査または分析機能を受け得る。
【0091】
一実施形態において、
図14に詳細に示されている1組のストアコンピュータ1360は、パブリッシュ/サブスクライブサービスAPI1350を介して、REST API1312およびアプリケーションインスタンス1320、1322に通信可能に結合されている。
【0092】
ここで
図14を参照すると、一実施形態において、小売店環境のストアコンピュータ1360は、1以上の自動券売機1404および1以上の業務管理コンソール1406を含むハウスコントロールシステム1402を含み得る。一実施形態において、小売店環境は、ハウスコントロールシステム1402、自動化キッチンシステム1430、収容棚キャビネット1420、プリンタ1408、1410、およびディスプレイ装置1440、1450に結合されたセキュアな無線ローカルエリアネットワークを含む。任意の数が存在し得る自動券売機1404は、メニューを表示し、商品、料理、食事等を指定するユーザ入力を受信し、注文の詳細を業務管理コンソール1406および環境マネージャプログラム1422に通信し、商品、料理、または料理に対する支払いを行うための支払いデータを受信するために、システムの他の要素からのデータを送受信するよう、並びに、
図13システムへのまたはシステムからの支払いデータおよび支払い確認を通信するようプログラムされたアプリを実行するモバイルコンピューティング装置(例えば、タブレットコンピュータ等)を含み得る。
【0093】
一実施形態において、業務管理コンソール1406は、接客担当従業員に、予約注文、注文状況、および他の情報を表示するグラフィカルユーザインターフェースを提供するようプログラムされる。一実施形態において、業務管理コンソール1406は、ローカルエリアネットワークを介してチケットプリンタ1408およびラベルプリンタ1410に結合され、キッチン施設において食品の準備のために用いられるチケットをプリントするためにチケットプリンタ1408を駆動するようプログラムされる。チケットは、例えば、特定の時間における特定の顧客の特定の食品の注文を示し得る。また、業務管理コンソール1406は、仕上がった製品またはそれらのパッケージ(例えば、料理の容器等)に貼付されるラベルをプリントするために、ラベルプリンタ1410を駆動するようプログラムされ得る。
【0094】
一実施形態において、業務管理コンソール1406は、1以上の食品アセンブリ装置1432および1以上の食品品質管理ステーション1434を含み得る自動化キッチンシステム1430に結合される。一実施形態において、仕上がった商品、料理、または料理を生じるために、食品アセンブリ装置1432は、プログラムされた注文において、調理された食材を、例えば、丼または皿等の容器上または容器内に、プログラムされた順序およびプログラムされた量で自動的に分配するようプログラムされる。食品品質管理ステーション1434は、促進係または他の品質管理従業員が仕上がった商品、料理、または料理が正しいか否かを決定するのを支援するために、デジタルディスプレイ画面を用いて、食材の識別情報、量、および注文情報を表示するようプログラムされる。
【0095】
一実施形態において、環境マネージャプログラム1422は、パブリッシュ/サブスクライブサービスAPI1350(
図13)、自動化キッチンシステム1430、2以上の収容棚1422、1424を有する収容棚キャビネット1420、注文状況ディスプレイ装置1440、および必要に応じて別のディスプレイ装置1450に通信可能に結合される。一実施形態において、環境マネージャプログラム1422は、業務管理コンソール1406からの予約注文を指定するデータおよび自動化キッチンシステム1430からの注文状況を受信し、処理中の様々な注文のその時の現在の状況を示すデータを表示するために注文状況ディスプレイ装置1440を駆動するようプログラムされる。また、環境マネージャプログラム1422は、先に述べた処理を実行するため、収容棚またはそれらのディスプレイ画面を照明させるまたは暗くさせるため、収容棚の前面扉を作動させるまたは作動解除させるため、並びに、注文状況、後面扉の開閉状況、および他の物理的状態情報を示す自動化キッチンシステムおよび収容棚からの入力に基づいて、指定された時間における収容棚のディスプレイ画面上におけるデータまたは印の表示を駆動するために、収容棚1422、1424を駆動するために、プログラムされる。
【0096】
一実施形態において、注文状況ディスプレイ装置1440は、顧客識別情報(例えば、ファーストネーム等)、およびその顧客と関連づけられた注文のその時の現在の注文状況を表示するために、および、注文状況が変化した際に表示を時折更新するために、環境マネージャプログラム1422によって駆動されるフラットパネルカラーディスプレイを含む。注文状況の変化は、業務管理コンソール、自動化キッチンシステム1430、および/または収容棚1422、1424からプログラムでプッシュされる通知によって受信され得る。一実施形態において、必要に応じて設けられる他のディスプレイ装置1450は、メニュー、ブランド識別情報データ、宣伝、販促情報、コミュニティ情報、店舗従業員情報等を表示するために、環境マネージャプログラム1422によって駆動される。
【0097】
3. 実装例−ハードウェアおよびソフトウェア
3.1 デジタル処理装置
一部の実施形態では、本明細書に記載されるプラットフォーム、システム、ソフトウェアアプリケーション、媒体、および方法は、デジタル処理装置、またはその使用を含む。更なる実施形態では、デジタル処理装置は、装置の機能を行う1以上のハードウェア中央処理装置(CPU)を含む。更なる実施形態では、デジタル処理装置は、実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを更に含む。一部の実施形態では、デジタル処理装置は、必要に応じてコンピュータネットワークに接続される。更なる実施形態では、デジタル処理装置は、必要に応じて、ワールドワイドウェブにアクセスするようにインターネットに接続される。更なる実施形態では、デジタル処理装置は、必要に応じてクラウドコンピューティングインフラに接続される。他の実施形態では、デジタル処理装置は、必要に応じてイントラネットに接続される。他の実施形態では、デジタル処理装置は、必要に応じてデータストレージ装置に接続される。
【0098】
本明細書における記載によれば、適切なデジタル処理装置の限定するものではない例としては、サーバコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、サブノートブックコンピュータ、ネットブックコンピュータ、ネットパッドコンピュータ、セットトップコンピュータ、携帯型コンピュータ、インターネット機器、モバイルスマートフォン、タブレットコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント、ビデオゲームコンソール、および車輌が挙げられる。当業者には、多くのスマートフォンが、使用本明細書に記載されるシステムにおけるに適していることが認識されよう。また、当業者には、必要に応じて設けられるコンピュータネットワーク接続性を有する選択されたテレビ、ビデオプレイヤー、およびデジタル音楽プレイヤーが、本明細書に記載されるシステムにおける使用に適していることが認識されよう。適切なタブレットコンピュータは、当業者に知られているブックレット構成、スレート構成、およびコンバーチブル構成を含む。
【0099】
一部の実施形態では、デジタル処理装置は、実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含む。オペレーティングシステムは、例えば、装置のハードウェアを管理すると共にアプリケーションを実行するためのサービスを提供するプログラムおよびデータを含むソフトウェアである。当業者には、適切なサーバオペレーティングシステムの限定するものではない例としては、FreeBSD、OpenBSD、NetBSD(登録商標)、Linux(登録商標)、Apple社のMacOSXサーバ(登録商標)、オラクル社のSolaris(登録商標)、Windowsサーバ(登録商標)、およびノベル社のNetWare(登録商標)が挙げられることが認識されよう。当業者には、適切なパーソナルコンピュータオペレーティングシステムの限定するものではない例としては、マイクロソフト社のWindows(登録商標)、Apple社のMacOSx(登録商標)、UNIX(登録商標)、および「UNIX」に似たオペレーティングシステム(例えば、GNUまたは「Linux」等)が挙げられることが認識されよう。一部の実施形態では、オペレーティングシステムはクラウドコンピューティングによって提供される。また、当業者には、適切なモバイルスマートフォンオペレーティングシステムの限定するものではない例としては、Nokia社のSymbian(登録商標)OS、Apple社のiOS(登録商標)、Research In Motion社のBlackBerry OS(登録商標)、Google社のAndroid(登録商標)、マイクロソフト社のWindowsPhone(登録商標)OS、マイクロソフト社のWindows Mobile(登録商標)OS、「Linux」、およびPalm社のWebOS(登録商標)が挙げられることが認識されよう。
【0100】
一部の実施形態では、装置は、ストレージまたはメモリ装置を含む。ストレージおよび/またはメモリ装置は、データまたはプログラムを一時的または永久的に格納するために用いられる1以上の物理的装置である。一部の実施形態では、装置は揮発性メモリであり、格納されている情報を維持するために電力を必要とする。一部の実施形態では、装置は不揮発性メモリであり、デジタル処理装置に電力が供給されていないときでも、格納されている情報が保持される。更なる実施形態では、不揮発性メモリはフラッシュメモリを含む。一部の実施形態では、不揮発性メモリはダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を含む。一部の実施形態では、不揮発性メモリは強誘電体ランダムアクセスメモリ(FRAM(登録商標))を含む。一部の実施形態では、不揮発性メモリは相変化ランダムアクセスメモリ(PRAM)を含む。他の実施形態では、装置は、限定するものではない例として、CD−ROM、DVD、フラッシュメモリ装置、磁気ディスクドライブ、磁気テープドライブ、光ディスクドライブ、およびクラウドコンピューティングに基づくストレージを含むストレージ装置である。更なる実施形態では、ストレージおよび/またはメモリ装置は、例えば、本明細書において開示されるような装置の装置の組合せである。
【0101】
一部の実施形態では、デジタル処理装置は、ユーザに視覚的情報を送るためのディスプレイを含む。一部の実施形態では、ディスプレイは陰極線管(CRT)である。一部の実施形態では、ディスプレイは液晶ディスプレイ(LCD)である。更なる実施形態では、ディスプレイは薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(TFT−LCD)である。一部の実施形態では、ディスプレイは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイである。様々な更なる実施形態では、OLEDディスプレイはパッシブマトリクスOLED(PMOLED)またはアクティブマトリクスOLED(AMOLED)ディスプレイである。一部の実施形態では、ディスプレイはプラズマディスプレイである。他の実施形態では、ディスプレイはビデオプロジェクタである。更なる実施形態では、ディスプレイは、例えば、本明細書において開示されるような装置の組合せである。
【0102】
一部の実施形態では、デジタル処理装置は、ユーザからの情報を受信するための入力装置を含む。一部の実施形態では、入力装置はキーボードである。一部の実施形態では、入力装置は、限定するものではない例として、マウス、トラックボール、トラックパッド、ジョイスティック、ゲームコントローラ、またはスタイラスを含むポインティングデバイスである。一部の実施形態では、入力装置はタッチスクリーンまたはマルチタッチスクリーンである。他の実施形態では、入力装置は声または他の音声入力をキャプチャするマイクである。他の実施形態では、入力装置はモーションまたは視覚的入力をキャプチャするビデオカメラである。更なる実施形態では、入力装置は、例えば、本明細書において開示されるような装置の装置の組合せである。
【0103】
3.2 非一過性コンピュータ可読ストレージ媒体
一部の実施形態では、本明細書において開示されるプラットフォーム、システム、ソフトウェアアプリケーション、媒体、および方法は、必要に応じてネットワーク化されたデジタル処理装置のオペレーティングシステムによって実行可能な指示を含むプログラムがエンコードされた1以上の非一過性コンピュータ可読ストレージ媒体を含む。更なる実施形態では、コンピュータ可読ストレージ媒体は、デジタル処理装置の有体の構成要素である。更なる実施形態では、コンピュータ可読ストレージ媒体は、必要に応じてデジタル処理装置から取り外し可能である。一部の実施形態では、コンピュータ可読ストレージ媒体は、限定するものではない例として、CD−ROM、DVD、フラッシュメモリ装置、ソリッドステートメモリ、磁気ディスクドライブ、磁気テープドライブ、光ディスクドライブ、クラウドコンピューティングシステムおよびサービス等を含む。幾つかのケースでは、プログラムおよび指示は、媒体上に永久的に、略永久的に、半永久的に、または非一過性にエンコードされる。
【0104】
3.3 ウェブアプリケーション
一部の実施形態では、コンピュータプログラムは、ウェブアプリケーションを含む。本明細書において提供される本開示に照らして、当業者には、様々な実施形態において、ウェブアプリケーションは、1以上のソフトウェアフレームワークおよび1以上のデータベースシステムを用いることが認識されよう。一部の実施形態では、ウェブアプリケーションは、例えば、マイクロソフト社のドットネットまたはルビーオンレイルズ(RoR)等のソフトウェアフレームワーク上で作成される。一部の実施形態では、ウェブアプリケーションは、限定するものではない例として、リレーショナルデータベースシステム、非リレーショナルデータベースシステム、オブジェクト指向データベースシステム、アソシエイティブデータベースシステム、およびXMLデータベースシステムを含む1以上のデータベースシステムを用いる。更なる実施形態では、適切なリレーショナルデータベースシステムの限定するものではない例としては、マイクロソフト社のSQLサーバ、mySQL(商標)、およびオラクル(登録商標)が挙げられる。また、当業者には、様々な実施形態において、ウェブアプリケーションは、1以上の言語の1以上のバージョンで書かれることが認識されよう。ウェブアプリケーションは、1以上のマークアップ言語、プレゼンテーション定義言語、クライアント側スクリプト言語、サーバ側コーディング言語、データベースクエリ言語、またはそれらの組合せで書かれる。一部の実施形態では、ウェブアプリケーションは、ある程度、例えば、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)、拡張可能ハイパーテキストマークアップ言語(XHTML)、または拡張可能マークアップ言語(XML)等のマークアップ言語で書かれる。一部の実施形態では、ウェブアプリケーションは、ある程度、例えば、カスケーディングスタイルシート(CSS)等のプレゼンテーション定義言語で書かれる。一部の実施形態では、ウェブアプリケーションは、ある程度、例えば、AJAX(Asynchronous Javascript and XML)、Flash(登録商標)アクションスクリプト、Javascript、またはSilverlight(登録商標)等のクライアント側スクリプト言語で書かれる。一部の実施形態では、ウェブアプリケーションは、ある程度、例えば、アクティブサーバーページ(ASP)、ColdFusion(登録商標)、Perl、Java(商標)、JSP(「Java」 Server Pages)、PHP(Hypertext Preprocessor)、Python(商標)、Ruby、Tel、Smalltalk、WebDNA(登録商標)、またはGroovy等のサーバ側コーディング言語で書かれる。一部の実施形態では、ウェブアプリケーションは、ある程度、例えば、構造化クエリ言語(SQL)等のデータベースクエリ言語書かれる。一部の実施形態では、ウェブアプリケーションは、例えば、IBM社のLotus Domino(登録商標)等のエンタープライズサーバ製品と統合される。一部の実施形態では、ウェブアプリケーションはメディアプレイヤー要素を含む。様々な更なる実施形態では、メディアプレイヤー要素は、限定するものではない例として、Adobe社のFlash(登録商標)、HTML5、Apple社のQuick Time(登録商標)、マイクロソフト社のSilverlight(登録商標)、「Java」、およびUnity(登録商標)を含む多くの適切なマルチメディア技術のうちの1以上を用いる。
【0105】
3.4 スタンドアロンアプリケーション
一部の実施形態では、コンピュータプログラムは、既存の処理に対するアドオンではない(例えば、プラグインではない)独立したコンピュータ処理として実行されるプログラムであるスタンドアロンアプリケーションを含む。当業者には、スタンドアロンアプリケーションはしばしばコンパイルされることが認識されよう。コンパイラは、プログラミング言語で書かれたソースコードをバイナリオブジェクトコード(例えば、アセンブリ言語またはマシンコード等)に変換するコンピュータプログラムである。適切なコンパイル型プログラミング言語の限定するものではない例としては、C、C++、Objective−C、COBOL、Delphi、Eiffel、「Java」、Lisp、Python、VisualBasic、およびVB.NET、またはそれらの組合せが挙げられる。実行可能なプログラムを作成するために、しばしば、少なくとも部分的にコンパイルが行われる。一部の実施形態では、コンピュータプログラムは、1以上の実行可能なコンパイル型アプリケーションを含む。
【0106】
3.5 ソフトウェアモジュール
一部の実施形態では、本明細書において開示されるプラットフォーム、システム、ソフトウェアアプリケーション、媒体、および方法は、ソフトウェア、サーバ、および/またはデータベースモジュール、またはその使用を含む。本明細書において提供される開示を考慮すると、ソフトウェアモジュールは、当業者に知られている技術によって、公知のマシン、ソフトウェア、および言語を用いて作成される。本明細書において開示されるソフトウェアモジュールは、多くの方法で実装される。様々な実施形態において、ソフトウェアモジュールは、ファイル、コードセクション、プログラミングオブジェクト、プログラミング構造、またはそれらの組合せを含む。更なる様々な実施形態では、ソフトウェアモジュールは、複数のファイル、複数のコードセクション、複数のプログラミングオブジェクト、複数のプログラミング構造、またはそれらの組合せを含む。様々な実施形態において、1以上のソフトウェアモジュールは、限定するものではない例として、ウェブアプリケーション、モバイルアプリケーション、およびスタンドアロンアプリケーションを含む。一部の実施形態では、ソフトウェアモジュールは、1つのコンピュータプログラムまたはアプリケーション内にある。他の実施形態では、ソフトウェアモジュールは、2以上のコンピュータプログラムまたはアプリケーション内にある。一部の実施形態では、ソフトウェアモジュールは、1台のマシン上でホスティングされる。他の実施形態では、ソフトウェアモジュールは、2以上のマシン上でホスティングされる。更なる実施形態では、ソフトウェアモジュールは、クラウドコンピューティングプラットフォーム上でホスティングされる。一部の実施形態では、ソフトウェアモジュールは、1つの位置にある1以上のマシン上でホスティングされる。他の実施形態では、ソフトウェアモジュールは、2以上の位置にある1以上のマシン上でホスティングされる。
【0107】
3.6 データベース
一部の実施形態では、本明細書において開示されるプラットフォーム、システム、ソフトウェアアプリケーション、媒体、および方法は、1以上のデータベース、またはその使用を含む。本明細書において提供される開示を考慮すると、当業者には、多くのデータベースが、ネットワーク事象データのストレージおよび読み出しにに適していることが認識されよう。様々な実施形態において、適切なデータベースの限定するものではない例としては、リレーショナルデータベース、非リレーショナルデータベース、オブジェクト指向データベース、オブジェクトデータベース、実体関連モデルデータベース、アソシエイティブデータベース、およびXMLデータベースが挙げられる。一部の実施形態では、データベースはインターネットに基づくものである。更なる実施形態では、データベースはウェブに基づくものである。更なる実施形態では、データベースはクラウドコンピューティングに基づくものである。他の実施形態では、データベースは1以上のローカルコンピュータストレージ装置に基づくものである。
【0108】
4. その他の開示
本開示は、番号を付した以下の項において述べられる主題も包含する。
【0109】
1. 製品を収容すると共に指定されている受取人に届けるための装置において、デジタル信号プロセッサ、メモリモジュール、およびネットワークインターフェースと、デジタル画面を含む前面扉と収容棚とを含むキャビネットと、前記収容棚内に配置され該収容棚の内部空間をモニタリングするよう構成された1以上のセンサとを含むことを特徴とする装置。
【0110】
2. 前記製品が、1以上の料理を含む、項1記載の装置。
【0111】
3. 前記製品が、1以上の準備された料理を含む、項1記載の装置。
【0112】
4. 前記製品が、1以上の準備された製品を含む、項1記載の装置。
【0113】
5. 前記キャビネットが後面扉を更に含む、項1記載の装置。
【0114】
6. 前記製品が、前記後面扉を介して前記収容棚内に配置される、項5記載の装置。
【0115】
7. 前記ネットワークインターフェースが、コンピューティング装置から前記デジタル画面を構成するための指示を受信するよう構成された、項1記載の装置。
【0116】
8. 前記収容棚がLED照明を含む、項1記載の装置。
【0117】
9. 前記LED照明が、前記収容棚の前記内部空間を照明するために用いられる、項8記載の装置。
【0118】
10. 前記デジタル画面がLED照明を含む、項1記載の装置。
【0119】
11. 前記デジタル画面が透明なLED照明を含む、項1記載の装置。
【0120】
12. 前記1以上のセンサが、前記収容棚が空であることを検出したときに、前記デジタル画面が、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成された、項1記載の装置。
【0121】
13. 前記1以上のセンサが、前記収容棚内に前記製品を配置中であることを検出したときに、前記デジタル画面が暗くなるよう構成された、項1記載の装置。
【0122】
14. 前記1以上のセンサが、前記製品が前記収容棚内に配置されたことを検出したときに、該収容棚内の前記製品が前記前面扉および前記デジタル画面を通して見えるように、該デジタル画面が透明になるよう構成された、項1記載の装置。
【0123】
15. 前記1以上のセンサが、前記製品が前記収容棚内に配置されたことを検出したときに、前記デジタル画面が注文番号を表示するよう構成された、項1記載の装置。
【0124】
16. 前記1以上のセンサが、前記製品が前記収容棚内に配置されたことを検出したときに、前記デジタル画面が個人の名前を表示するよう構成された、項1記載の装置。
【0125】
17. 前記デジタル画面が、前記前面扉を開く機構を個人が作動させることを可能にするよう構成された、項1記載の装置。
【0126】
18. 前記個人が、前記前面扉を開く機構を正しく作動させた際に、前記前面扉が自動的に開くよう構成された、項1記載の装置。
【0127】
19. 前記1以上のセンサが、前記製品が個人によって取り出されたことを検出したときに、前記前面扉が自動的に閉じるよう構成され、前記デジタル画面がメッセージを表示するよう構成された、項1記載の装置。
【0128】
20. 前記1以上のセンサが、準備された料理が個人によって取り出されたことを検出したときに、前記デジタル画面がメッセージを表示するよう構成された、項1記載の装置。
【0129】
21. 天井に配置されたレーザシールドを更に含む、項1記載の装置。
【0130】
22. 前記前面扉が動いているときに、前記レーザシールドが前記前面扉の邪魔になる障害物を検出するよう構成された、項21記載の装置。
【0131】
23. 前記障害物が手を含む、項22記載の装置。
【0132】
24. 前記障害物が検出されたときに、前記前面扉が動きを止める、項22記載の装置。
【0133】
25. 前記キャビネットまたは前記収容棚が、製品準備場所から離れた遠隔位置にある、項1記載の装置。
【0134】
26. 前記製品準備場所がレストランを含む、項25記載の装置。
【0135】
27. 前記製品準備場所が工場を含む、項25記載の装置。
【0136】
28. 前記製品準備場所が食品加工センターを含む、項25記載の装置。
【0137】
29. 前記キャビネットが可動である、項1記載の装置。
【0138】
30. 前記収容棚が可動である、項1記載の装置。
【0139】
31. 前記収容棚が収容棚ロック機構によって固定される、項1記載の装置。
【0140】
32. 前記収容棚ロック機構がキーコードによって解除される、項31記載の装置
33. 前記収容棚ロック機構が生体認識機構によって解除される、項31記載の装置。
【0141】
34. 前記収容棚ロック機構が顔認識機構によって解除される、項31記載の装置。
【0142】
35. 前記収容棚ロック機構が指紋認識機構によって解除される、項31記載の装置。
【0143】
36. 前記収容棚ロック機構が掌紋認識機構によって解除される、項31記載の装置。
【0144】
37. 前記収容棚ロック機構が虹彩認識機構によって解除される、項31記載の装置。
【0145】
38. 温度コントローラを更に含む、項1記載の装置。
【0146】
39. 前記温度コントローラが加熱装置を含む、項38記載の装置。
【0147】
40. 前記温度コントローラが冷却装置を含む、項38記載の装置。
【0148】
41. 前記温度コントローラが、前記収容棚を前記製品のタイプに基づく温度に保つ、項38記載の装置。
【0149】
42. 食品メニューを提示するためのコンピューティングシステムにおいて、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、個人にデジタルメニューを提供するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、前記デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含むことを特徴とするシステム。
【0150】
43. 前記デジタルメニューが食品科学に基づいて作成される、項42記載のシステム。
【0151】
44. 前記デジタルメニューが料理科学に基づいて作成される、項42記載のシステム。
【0152】
45. 前記デジタルメニューが複数の食材を含み、前記個人が、2以上の食材を組み合わせることによって料理を作成することが可能にされる、項42記載のシステム。
【0153】
46. 前記デジタルメニューが、好みに基づいて前記個人に対して個人化される、項42記載のシステム。
【0154】
47. 前記デジタルメニューが、前記個人の注文履歴に基づいて前記個人に対して個人化される、項42記載のシステム。
【0155】
48. 前記デジタルメニューが、時間に基づいて前記個人に対して個人化される、項42記載のシステム。
【0156】
49. 前記デジタルメニューが、月に基づいて前記個人に対して個人化される、項42記載のシステム。
【0157】
50. 前記デジタルメニューが、前記デジタルメニューが、祭日に基づいて前記個人に対して個人化される、項42記載のシステム。
【0158】
51. 前記デジタルメニューが、季節に基づいて前記個人に対して個人化される、項42記載のシステム。
【0159】
52. 前記デジタルメニューが、行事に基づいて前記個人に対して個人化される、項42記載のシステム。
【0160】
53. 個人が料理を注文するためのコンピューティングシステムにおいて、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、デジタル画面と、個人に料理の注文を行うためのインターフェースを提供するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、前記デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含むことを特徴とするシステム。
【0161】
54. 前記インターフェースが複数の料理を含む、項53記載のシステム。
【0162】
55. 前記インターフェースが複数の食材を含み、前記個人が2以上の食材を組み合わせて料理にすることを可能にする、項53記載のシステム。
【0163】
56. 前記インターフェースが受取位置を表示することを含む、項53記載のシステム。
【0164】
57. 前記受取位置が、最も近いレストランの位置である、項56記載のシステム。
【0165】
58. 前記受取位置が、前記個人の現在位置を読み出すによって決定される、項56記載のシステム。
【0166】
59. 前記受取位置が、前記個人の現在位置とレストランとの間の距離の解析に基づくものである、項56記載のシステム。
【0167】
60. 前記受取位置が、前記個人の現在位置と準備場所との間の距離の解析に基づくものである、項56記載のシステム。
【0168】
61. 前記距離が走行距離を含む、項59記載のシステム。
【0169】
62. 前記距離が歩行距離を含む、項59記載のシステム。
【0170】
63. 前記距離が直線距離を含む、項59記載のシステム。
【0171】
64. 前記インターフェースが、前記料理の注文の準備状況を含む、項53記載のシステム。
【0172】
65. 前記インターフェースが、前記料理の注文の残りの準備時間を含む、項53記載のシステム。
【0173】
66. 前記インターフェースが、前記料理の注文の準備が完了したときの通知を含む、項53記載のシステム。
【0174】
67. 前記個人の到着を認識するよう構成されたソフトウェアモジュールを更に含む、項53記載のシステム。
【0175】
68. 前記個人の前記到着を認識することが、顔認識を含む、項67記載のシステム。
【0176】
69. レストランが料理を準備するのを支援するためのコンピューティングシステムにおいて、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、デジタル画面と、ネットワークインターフェースと、複数の料理の注文を受信し、該複数の料理の注文をインテリジェントにをキューに入れるよう構成されたソフトウェアモジュール、およびレストラン従業員に料理の注文を準備するためのガイダンスを提供するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、前記デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含むことを特徴とするシステム。
【0177】
70. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、前記料理の注文の食材を選択することを含む、項69記載のシステム。
【0178】
71. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、食材の量を含む、項69記載のシステム。
【0179】
72. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、食材の重量を含む、項69記載のシステム。
【0180】
73. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、食材を加える手順を含む、項69記載のシステム。
【0181】
74. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、前記料理の注文を保持するための容器を含む、項69記載のシステム。
【0182】
75. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、前記料理の注文を配置するためのキャビネットまたは収容棚を示すことを含む、項69記載のシステム。
【0183】
76. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、前記料理の注文の準備のチェックリストを含む、項69記載のシステム。
【0184】
77. 前記料理の注文の準備状況をモニタリングするためのセンサを更に含む、項69記載のシステム。
【0185】
78. 前記ネットワークインターフェースが、前記料理の注文の準備状況を、該準備状況を表示するためのコンピューティング装置に送信するよう構成された、項69記載のシステム。
【0186】
79. 前記ネットワークインターフェースが、注文情報を表示するよう構成されたキャビネットまたは収容棚と通信するよう構成された、項69記載のシステム。
【0187】
80. 前記注文情報が個人の名前を含む、項79記載のシステム。
【0188】
81. 前記注文情報が注文番号を含む、項79記載のシステム。
【0189】
82. 前記注文情報が前記料理の注文の内容を含む、項79記載のシステム。
【0190】
83. 前記注文情報が、前記キャビネットまたは前記収容棚の前面扉を開く機構を含む、項79記載のシステム。
【0191】
84. 前記注文情報が、前記料理の注文の1以上の料理を取り出す機構を含む、項79記載のシステム。
【0192】
85. リアルタイムの新鮮な料理の注文および準備のためのコンピューティングシステムにおいて、プロセッサ、メモリモジュール、および実行可能な指示を行うよう構成されたオペレーティングシステムを含むデジタル処理装置と、個人に料理の注文を行うための注文インターフェースを提供するよう構成されたソフトウェアモジュール、前記料理の注文を受信し、料理の準備のために最も近いレストランの位置を決定するよう構成されたソフトウェアモジュール、レストラン従業員に、前記料理の注文を準備するためのガイダンスを提供するよう構成されたソフトウェアモジュール、および、キャビネットを、準備された料理を保持するために構成するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを提供するために、前記デジタル処理装置によって実行される指示を格納するコンピュータ可読媒体とを含むことを特徴とするシステム。
【0193】
86. 前記注文インターフェースが、メニューを表示することを含む、項85記載のシステム。
【0194】
87. 前記メニューが準備された食品のメニューである、項86記載のシステム。
【0195】
88. 前記メニューが食材のメニューである、項86記載のシステム。
【0196】
89. 前記メニューが、好みに基づいて前記個人に対して個人化される、項86記載のシステム。
【0197】
90. 前記メニューが、前記個人の注文履歴に基づいて前記個人に対して個人化される、項86記載のシステム。
【0198】
91. 前記メニューが、時間に基づいて前記個人に対して個人化される、項86記載のシステム。
【0199】
92. 前記メニューが、月に基づいて前記個人に対して個人化される、項86記載のシステム。
【0200】
93. 前記メニューが、祭日に基づいて前記個人に対して個人化される、項86記載のシステム。
【0201】
94. 前記メニューが、季節に基づいて前記個人に対して個人化される、項86記載のシステム。
【0202】
95. 前記メニューが、行事に基づいて前記個人に対して個人化される、項86記載のシステム。
【0203】
96. 前記注文インターフェースが、前記個人が前記料理を作成するための食材を選択することを可能にするよう構成された、項85記載のシステム。
【0204】
97. 前記注文インターフェースが、受取位置を表示することを含む、項85記載のシステム。
【0205】
98. 前記最も近いレストランの位置を決定することが、前記個人の現在位置を読み出すことを含む、項85記載のシステム。
【0206】
99. 前記最も近いレストランの位置を決定することが、前記個人の前記現在位置とレストランとの間の距離を解析することを含む、項85記載のシステム。
【0207】
100. 前記最も近いレストランの位置を決定することが、前記個人の前記現在位置と準備場所との間の距離を解析することを含む、項85記載のシステム。
【0208】
101. 前記距離が走行距離を含む、項99記載のシステム。
【0209】
102. 前記距離が歩行距離を含む、項99記載のシステム。
【0210】
103. 前記距離が直線距離を含む、項99記載のシステム。
【0211】
104. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、前記料理の食材を含む、項85記載のシステム。
【0212】
105. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、食材の量を含む、項85記載のシステム。
【0213】
106. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、食材の重量を含む、項85記載のシステム。
【0214】
107. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、前記準備された料理を保持するための容器を含む、項85記載のシステム。
【0215】
108. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、前記準備された料理を保持するための前記キャビネットを示すことを含む、項85記載のシステム。
【0216】
109. 前記キャビネットがデジタル画面を含む、項85記載のシステム。
【0217】
110. 前記キャビネットが空であるときに、前記デジタル画面が、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成された、項109記載のシステム。
【0218】
111. 前記キャビネットが空であるときに、前記デジタル画面が、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成された、項109記載のシステム。
【0219】
112. 前記レストラン従業員が前記準備された料理を配置中であるときに、前記デジタル画面が暗くなるよう構成された、項109記載のシステム。
【0220】
113. 前記準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、前記収容棚内の前記製品が前記前面扉および前記デジタル画面を通して見えるように、該デジタル画面が透明になるよう構成された、項109記載のシステム。
【0221】
114. 前記準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、前記デジタル画面が注文番号を表示するよう構成された、項109記載のシステム。
【0222】
115. 前記準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、前記デジタル画面が前記個人の名前を表示するよう構成された、項109記載のシステム。
【0223】
116. 前記デジタル画面が、前記個人が開放機構を作動させることを可能にするよう構成された、項109記載のシステム。
【0224】
117. 前記個人が開放機構を正しく作動させた際に、前記デジタル画面が前面扉を自動的に開くよう構成された、項109記載のシステム。
【0225】
118. 前記デジタル画面が、前記準備された料理が前記個人によって取り出されたことを検出するよう構成された、項109記載のシステム。
【0226】
119. 前記アプリケーションがデータベースを更に含む、項85記載のシステム。
【0227】
120. 前記データベースが、料理の注文履歴を格納するよう構成された、項119記載のシステム。
【0228】
121. 前記データベースが、食品原材料の現在の供給量を格納するよう構成された、項119記載のシステム。
【0229】
122. 前記データベースが、前記個人の好みを格納するよう構成された、項119記載のシステム。
【0230】
123. 前記データベースが、前記個人の興味を格納するよう構成された、項119記載のシステム。
【0231】
124. 前記アプリケーションが、予測を行うためのソフトウェアモジュールを更に含む、項85記載のシステム。
【0232】
125. 前記予測が、前記個人の需要を予測することを含む、項124記載のシステム。
【0233】
126. 前記予測が、前記個人の好みを予測することを含む、項124記載のシステム。
【0234】
127. 前記予測が、食品原材料の供給量を予測することを含む、項124記載のシステム。
【0235】
128. 前記予測が、好みに基づいて行われる、項124記載のシステム。
【0236】
129. 前記予測が、履歴データに基づいて行われる、項124記載のシステム。
【0237】
130. 前記予測が、時間に基づいて行われる、項124記載のシステム。
【0238】
131. 前記予測が、月に基づいて行われる、項124記載のシステム。
【0239】
132. 前記予測が、祭日に基づいて行われる、項124記載のシステム。
【0240】
133. 前記予測が、季節に基づいて行われる、項124記載のシステム。
【0241】
134. 前記予測が、行事に基づいて行われる、項124記載のシステム。
【0242】
135. ログデータ解析および重複排除のためのアプリケーションであって、前記個人に料理の注文を行うための注文インターフェースを提供するよう構成されたソフトウェアモジュール、前記料理の注文を受信し、料理の準備のために最も近いレストランの位置を決定するよう構成されたソフトウェアモジュール、レストラン従業員に、前記料理の注文を準備するためのガイダンスを提供するよう構成されたソフトウェアモジュール、および、キャビネットを、準備された料理を保持するために構成するよう構成されたソフトウェアモジュールを含むアプリケーションを生成するための、プロセッサによって実行可能な指示を含むコンピュータプログラムがエンコードされた非一過性のコンピュータ可読ストレージ媒体。
【0243】
136. 前記注文インターフェースが、メニューを表示することを含む、項135記載の媒体。
【0244】
137. 前記メニューが、個人の好み、前記個人の注文履歴、その時の現在の時間帯、その時の現在の月、祭日、季節、行事のうちの1以上に基づいて前記個人に対して個人化される、項136記載の媒体。
【0245】
138. 前記注文インターフェースが、料理の食材を選択するための入力を受け付けるようプログラムされた、項135記載の媒体。
【0246】
139. 前記注文インターフェースが、受取位置を表示することを含む、項135記載の媒体。
【0247】
140. 前記最も近いレストランの位置を決定することが、前記個人の現在位置を読み出すことを含む、項135記載の媒体。
【0248】
141. 前記最も近いレストランの位置を決定することが、前記個人の前記現在位置とレストランとの間の距離を解析することを含む、項135記載の媒体。
【0249】
142. 前記最も近いレストランの位置を決定することが、前記個人の前記現在位置と準備場所との間の距離を解析することを含む、項135記載の媒体。
【0250】
143. 前記距離が走行距離を含む、項149記載の媒体。
【0251】
144. 前記距離が歩行距離を含む、項149記載の媒体。
【0252】
145. 前記距離が直線距離を含む、項149記載の媒体。
【0253】
146. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、前記料理の食材を含む、項135記載の媒体。
【0254】
147. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、食材の量を含む、項135記載の媒体。
【0255】
148. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、食材の重量を含む、項135記載の媒体。
【0256】
149. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、前記準備された料理を保持するための容器を含む、項135記載の媒体。
【0257】
150. 前記料理の注文を準備するための前記ガイダンスが、前記準備された料理を保持するための前記キャビネットを示すことを含む、項135記載の媒体。
【0258】
151. 前記キャビネットがデジタル画面を含む、項135記載の媒体。
【0259】
152. 前記キャビネットが空であるときに、前記デジタル画面が、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成された、項151記載の媒体。
【0260】
153. 前記キャビネットが空であるときに、前記デジタル画面が、例えば、動的なブランドグラフィック等のデータまたは印を表示するよう構成された、項151記載の媒体。
【0261】
154. 前記レストラン従業員が前記準備された料理を配置中であるときに、前記デジタル画面が暗くなるよう構成された、項151記載の媒体。
【0262】
155. 前記準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、前記収容棚内の前記製品が前記前面扉および前記デジタル画面を通して見えるように、該デジタル画面が透明になるよう構成された、項151記載の媒体。
【0263】
156. 前記準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、前記デジタル画面が注文番号を表示するよう構成された、項151記載の媒体。
【0264】
157. 前記準備された料理が所定の位置にしっかりと配置されたときに、前記デジタル画面が前記個人の名前を表示するよう構成された、項151記載の媒体。
【0265】
158. 前記デジタル画面が、前記個人が開放機構を作動させることを可能にするよう構成された、項151記載の媒体。
【0266】
159. 前記個人が開放機構を正しく作動させた際に、前記デジタル画面が前面扉を自動的に開くよう構成された、項151記載の媒体。
【0267】
160. 前記デジタル画面が、前記準備された料理が前記個人によって取り出されたことを検出するよう構成された、項151記載の媒体。
【0268】
161. 前記アプリケーションがデータベースを更に含む、項135記載の媒体。
【0269】
162. 前記データベースが、料理の注文履歴を格納するよう構成された、項161記載の媒体。
【0270】
163. 前記データベースが、食品原材料の現在の供給量を格納するよう構成された、項161記載の媒体。
【0271】
164. 前記データベースが、前記個人の好みを格納するよう構成された、項161記載の媒体。
【0272】
165. 前記データベースが、前記個人の興味を格納するよう構成された、項161記載の媒体。
【0273】
166. 前記アプリケーションが、予測を行うためのソフトウェアモジュールを更に含む、項135記載の媒体。
【0274】
167. 前記予測が、前記個人の需要を予測することを含む、項166記載の媒体。
【0275】
168. 前記予測が、前記個人の好みを予測することを含む、項166記載の媒体。
【0276】
169. 前記予測が、食品原材料の供給量を予測することを含む、項166記載の媒体。
【0277】
170. 前記予測が、好みに基づいて行われる、項166記載の媒体。
【0278】
171. 前記予測が、履歴データに基づいて行われる、項166記載の媒体。
【0279】
172. 前記予測が、時間に基づいて行われる、項166記載の媒体。
【0280】
173. 前記予測が、月に基づいて行われる、項166記載の媒体。
【0281】
174. 前記予測が、祭日に基づいて行われる、項166記載の媒体。
【0282】
175. 前記予測が、季節に基づいて行われる、項166記載の媒体。
【0283】
176. 前記予測が、行事に基づいて行われる、項166記載の媒体。
【0284】
5. 拡張例および代替例
上記の明細書において、本発明の実施形態を、実装例毎に様々であり得る多くの具体的な詳細を参照して説明した。従って、本明細書および図面は、限定するものではなく、事例的なものであると見なされるべきである。本発明の範囲、および、本出願人によって本発明の範囲であると意図されるものの唯一かつ排他的な指標は、後で行われ得る補正を含む、本願に由来する1組の請求項が由来する具体的な形態における、請求項の文言およびその等価の範囲である。
【0285】
著作権の宣言
本開示の一部は、著作権保護の対象となる材料を含む。本著作権者は、米国特許商標庁のファイル内において現れる形態での本開示の複製に対しては異議を唱えないが、それ以外については無断複写・転載を禁じる。Copyright (c) 2016 Keenwawa, Inc. All rights reserved.