特許第6826248号(P6826248)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6826248
(24)【登録日】2021年1月19日
(45)【発行日】2021年2月3日
(54)【発明の名称】塞ぎ防止の下水パイプ
(51)【国際特許分類】
   E03F 9/00 20060101AFI20210121BHJP
【FI】
   E03F9/00
【請求項の数】1
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2019-145813(P2019-145813)
(22)【出願日】2019年8月7日
【審査請求日】2019年8月15日
(31)【優先権主張番号】201910637770.X
(32)【優先日】2019年7月15日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520481356
【氏名又は名称】温州▲こう▼荷科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】毛春良
【審査官】 湯本 照基
(56)【参考文献】
【文献】 特開2018−149502(JP,A)
【文献】 特表平5−505004(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E03F 9/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
パイプ外殻を含み、前記パイプ外殻の上下両端は他のパイプに連結されることができ、前記パイプ外殻の中には上パイプが上方に開口するように設置され、前記上パイプの下端には下パイプが連通するように設置され、前記上パイプの左端と前記下パイプの左端との間には予備パイプが連通するように設置され、
前記上パイプの左側内壁の中には動力制御チャンバが設置され、前記動力制御チャンバの中には動力制御機構が設置され、前記上パイプの中にはゴミ監視機構が設置され、前記ゴミ監視機構の左端と前記動力制御機構とが連結され、
前記動力制御チャンバの左壁の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの中には伝動機構が設置され、前記伝動機構と前記動力制御機構とが噛み合うように連結され、前記伝動チャンバの左壁の中にはパイプ伝動チャンバが設置され、前記パイプ伝動チャンバの中にはパイプ伝動機構が設置され、前記伝動機構と前記パイプ伝動機構とが固定的に連結され、前記パイプ伝動チャンバの右壁の中にはパイプ制御チャンバが上下対称的に設置され、前記パイプ制御チャンバの中にはパイプ制御機構が設置され、前記パイプ伝動機構と前記パイプ制御機構とが固定的に連結され、
前記伝動チャンバの頂壁の中にはクリーニングチャンバが設置され、前記クリーニングチャンバの中にはクリーニング機構が設置され、前記クリーニング機構と前記伝動機構とが固定的に連結され、前記伝動機構は前記クリーニング機構を駆動でき、
前記上パイプの右壁面にはパイプ固定ブロックが固定的に設置され、前記パイプ固定ブロックの左端には伸縮できるパイプばねが固定的に設置され、前記パイプ固定ブロックの下端にはパイプ上板が設置され、前記パイプ上板は定位棒状体によって前記上パイプの右壁の中にヒンジで連結され、前記パイプ上板の左端と前記パイプばねとが固定的に連結されており、
前記ゴミ監視機構は前記上パイプの中にスライドできるように設置されたろ過板を含み、前記ろ過板の左端と前記動力制御機構とが固定的に連結され、前記ろ過板の下端面にはろ過板ばねが左右対称的に、且つ固定的に設置され、前記ろ過板ばねの下端にはばね固定ブロックが固定的に設置され、前記ばね固定ブロックの底端が前記上パイプの左右内壁に固定的に設置され、前記ろ過板の上端面の中には阻隔ブロックが固定的に設置され、前記阻隔ブロックの上端にはスイッチが接触できるように設置され、前記スイッチの中には導線が固定的に設置され、前記導線の左端と前記動力制御機構とが連結されており、
前記動力制御機構は前記動力制御チャンバの頂壁の中に固定的に設置されたメインモーターを含み、前記メインモーターの表面には防水膜が包まれており、前記メインモーターの下端にはメイン駆動軸が動力が伝達できるように連結され、前記メイン駆動軸の外壁には中空軸が上下にスライドできるように設置され、前記中空軸はスプラインによって前記メイン駆動軸の外壁に連結され、前記中空軸の下端には第一駆動ギヤが固定的に設置され、前記動力制御チャンバの中にはスライドできるスライド軸が設置され、前記スライド軸の右端が前記ろ過板に固定的に連結され、前記スライド軸が前記中空軸と回転できるように連結され、
前記動力制御チャンバの下壁の中には回転できるサブ駆動軸が設置され、前記サブ駆動軸の上端には第二駆動ギヤが固定的に設置され、前記第二駆動ギヤは前記第一駆動ギヤと噛み合うことができ、前記サブ駆動軸の下端と前記伝動機構とが固定的に連結されており、
前記伝動機構は前記伝動チャンバの左壁の中に回転できるように設置された第一伝動軸を含み、前記第一伝動軸の右端には第一伝動ベベルギヤが固定的に設置され、前記サブ駆動軸の下端には第二伝動ベベルギヤが固定的に設置され、前記第二伝動ベベルギヤが前記伝動チャンバの中に位置しており、前記第二伝動ベベルギヤが前記第一伝動ベベルギヤと噛み合っており、
前記第一伝動軸には第一プーリが固定的に設置され、前記第一プーリには第一ベルトが連結され、前記第一ベルトの上端には第二プーリが連結され、前記伝動チャンバの左側壁には第二伝動軸が設置され、前記第二プーリが前記第二伝動軸に固定的に連結され、前記第二伝動軸の右端には第三伝動ベベルギヤが固定的に設置され、前記第二伝動軸の左端と前記パイプ伝動機構とが固定的に連結されており、
前記クリーニング機構は前記クリーニングチャンバの中に回転できるように設置されたクリーニングチャンバ伝動軸を含み、前記クリーニングチャンバ伝動軸の下端が前記第四伝動ベベルギヤに固定的に連結され、前記クリーニングチャンバ伝動軸の上端には第一クリーニングチャンバベベルギヤが固定的に設置され、前記第一クリーニングチャンバベベルギヤの後端には第二クリーニングチャンバベベルギヤが噛み合うように連結され、前記第二クリーニングチャンバベベルギヤの軸心にはクリーニングチャンバ定位軸が固定的に設置され、前記クリーニングチャンバ定位軸が前記クリーニングチャンバの前後両壁の中に回転できるように設置され、
前記クリーニングチャンバ定位軸にはクリーニング制御ギヤが固定的に設置され、前記クリーニング制御ギヤが前記第二クリーニングチャンバベベルギヤの後端に位置しており、前記クリーニング制御ギヤの上端にはクリーニングラックが噛み合うように連結され、前記クリーニングラックの右端にはクリーニング板が固定的に設置されており、
前記パイプ伝動機構は前記パイプ伝動チャンバの中に回転できるように設置された大プーリを含み、前記大プーリが前記第二伝動軸の外壁面に固定的に設置され、前記大プーリには中央ベルトが連結され、前記パイプ伝動チャンバの中には回転できる第三伝動軸が上下対称的に設置され、前記第三伝動軸の右端と前記パイプ制御機構とが固定的に連結され、前記第三伝動軸には小プーリが固定的に設置され、前記小プーリと前記中央ベルトとが連結されており、
前記パイプ制御機構は前記パイプ制御チャンバの中に回転できるように設置された上板伝動軸を含み、前記上板伝動軸には第一上板ベベルギヤが固定的に設置され、前記第一上板ベベルギヤの左端には第二上板ベベルギヤが噛み合うように連結され、前記第一上板ベベルギヤが前記第二上板ベベルギヤの上端に位置しており、前記第二上板ベベルギヤの左端が前記第三伝動軸に固定的に連結され、
前記上板伝動軸のうち前記動力制御チャンバから離れている一端には第三上板ベベルギヤが固定的に設置され、前記第三上板ベベルギヤの後端には第四上板ベベルギヤが噛み合うように連結され、前記第四上板ベベルギヤの軸心には上板駆動軸が固定的に設置され、前記上板駆動軸が前記パイプ制御チャンバの前後内壁に回転できるように設置され、
前記上板駆動軸には上板制御ギヤが固定的に設置され、前記上板制御ギヤが前記第四上板ベベルギヤの後端に位置しており、前記上板制御ギヤの右端には上板ギヤが噛み合うように連結され、前記上板ギヤの軸心には上板定位軸が固定的に設置され、前記上板定位軸が前記パイプ制御チャンバの前後内壁に回転できるように設置され、
前記上板定位軸には上板が固定的に設置され、前記上板が前記上板ギヤの後端に位置していることを特徴とする塞ぎ防止の下水パイプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は排水分野に関わり、具体的には塞ぎ防止の下水パイプである。
【背景技術】
【0002】
下水パイプの塞ぎ問題は多数の人を困らせ、伝統的な下水パイプが塞ぎ止められた時、排出することは困難となることで室内の管路も問題が出、それと同時に下水パイプをさらえて流れをよくするのは、専門な人に頼む必要があり、塞ぎ問題が発生すると専門な人を待って応急修理をし、従って、すぐに管路を修復できなく、さらに管路の塞ぎ問題によってもたらされた損失が広がり、そのため、下水パイプの中のゴミが積むことで塞がれなく、また自身がクリーニング機能を持つ下水パイプをデザインする必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第102465551号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
技術上の問題:
下水パイプが塞ぎ止められた時、水を排出することは困難となることで室内の管路も問題ができ、またその問題は応急修理をする専門な人を待ってしか解決しかできない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の問題を解決するために、本発明の実施例は塞ぎ防止の下水パイプをデザインした。本発明の実施例の塞ぎ防止の下水パイプは、パイプ外殻を含み、前記パイプ外殻の上下両端は他のパイプに連結されることができ、前記パイプ外殻の中には上パイプが上方に開口するように設置され、前記上パイプの下端には下パイプが連通するように設置され、前記上パイプの左端と前記下パイプの左端との間には予備パイプが連通するように設置され、前記上パイプは塞ぎ問題が発生した時、下水パイプの中の水は前記予備パイプを通って前記下パイプに流れ、前記上パイプの左側内壁の中には動力制御チャンバが設置され、前記動力制御チャンバの中には動力制御機構が設置され、前記動力制御機構は装置全体に動力を提供することができ、前記上パイプの中にはゴミ監視機構が設置され、前記ゴミ監視機構の左端と前記動力制御機構とが連結され、前記ゴミ監視機構は前記上パイプの中のゴミの重量を測ることができ、ゴミの重量は一定の値に達した後に前記動力制御機構を作動させることができ、前記動力制御チャンバの左壁の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの中には伝動機構が設置され、前記伝動機構と前記動力制御機構とが噛み合うように連結され、前記動力制御機構は前記伝動機構を駆動でき、前記伝動チャンバの左壁の中にはパイプ伝動チャンバが設置され、前記パイプ伝動チャンバの中にはパイプ伝動機構が設置され、前記伝動機構と前記パイプ伝動機構とが固定的に連結され、前記伝動機構はさらに前記動力制御機構の動力を前記パイプ伝動機構に伝達でき、前記パイプ伝動チャンバの右壁の中にはパイプ制御チャンバが上下対称的に設置され、前記パイプ制御チャンバの中にはパイプ制御機構が設置され、前記パイプ伝動機構と前記パイプ制御機構とが固定的に連結され、さらに前記パイプ伝動機構によって動力を前記パイプ制御機構に伝達でき、前記上パイプが塞がれた時、前記パイプ制御機構は前記上パイプを閉鎖でき、さらに前記上パイプ及び前記下パイプに前記予備パイプを連通させ、汚水は前記上パイプの中から、前記予備パイプを通って前記下パイプに流れることができ、下水パイプの塞ぎを防止し、前記伝動チャンバの頂壁の中にはクリーニングチャンバが設置され、前記クリーニングチャンバの中にはクリーニング機構が設置され、前記クリーニング機構と前記伝動機構とが固定的に連結され、前記伝動機構は前記クリーニング機構を駆動でき、前記上パイプが塞がれた時、前記クリーニング機構は前記上パイプの中のゴミをクリーニング排出し、前記上パイプの右壁面にはパイプ固定ブロックが固定的に設置され、前記パイプ固定ブロックの左端には伸縮できるパイプばねが固定的に設置され、前記パイプ固定ブロックの下端にはパイプ上板が設置され、前記パイプ上板は定位棒状体によって前記上パイプの右壁の中にヒンジで連結され、前記パイプ上板の左端と前記パイプばねとが固定的に連結され、前記クリーニング機構はゴミを右方に押し動かしてスライドさせると、ゴミは前記パイプ上板を開けることができ、さらにゴミは前記上パイプの中から落ち、前記クリーニング機構が復帰した時、前記パイプ上板は前記パイプばねの弾力作用の下で速やかに復帰し、さらに前記上パイプを再び閉鎖する。
【0006】
前記ゴミ監視機構は前記上パイプの中にスライドできるように設置されたろ過板を含み、前記ろ過板の左端と前記動力制御機構とが固定的に連結され、前記ろ過板の下端面にはろ過板ばねが左右対称的に、且つ固定的に設置され、前記ろ過板ばねの下端にはばね固定ブロックが固定的に設置され、前記ばね固定ブロックの底端が前記上パイプの左右内壁に固定的に設置され、前記ろ過板の上端面の中には阻隔ブロックが固定的に設置され、前記阻隔ブロックの上端にはスイッチが接触できるように設置され、前記スイッチの中には導線が固定的に設置され、前記導線の左端と前記動力制御機構とが連結され、ゴミが前記ろ過板に一定の程度に積み上げられた時、前記ろ過板が前記ろ過板ばねを圧縮し、前記ろ過板を下方にスライドさせ、さらに前記阻隔ブロックと前記スイッチとが分離し、前記スイッチは前記導線によって前記動力制御機構を作動させる。
【0007】
前記動力制御機構は前記動力制御チャンバの頂壁の中に固定的に設置されたメインモーターを含み、前記メインモーターの表面には防水膜が包まれており、前記メインモーターは漏電することが発生しないのを保障し、前記メインモーターの下端にはメイン駆動軸が動力が伝達できるように連結され、前記メイン駆動軸の外壁には中空軸が上下にスライドできるように設置され、前記中空軸はスプラインによって前記メイン駆動軸の外壁に連結され、前記中空軸の下端には第一駆動ギヤが固定的に設置され、前記動力制御チャンバの中にはスライドできるスライド軸が設置され、前記スライド軸の右端が前記ろ過板に固定的に連結され、前記スライド軸が前記中空軸とが回転できるように連結され、前記動力制御チャンバの下壁の中には回転できるサブ駆動軸が設置され、前記サブ駆動軸の上端には第二駆動ギヤが固定的に設置され、前記第二駆動ギヤは前記第一駆動ギヤと噛み合うことができ、前記サブ駆動軸の下端と前記伝動機構とが固定的に連結され、前記ろ過板が下方にスライドすると、前記スイッチが前記導線によって前記メインモーターを始動し、前記メインモーターが前記メイン駆動軸と、前記中空軸と、前記第一駆動ギヤとを一緒に回転連動させ、前記ろ過板は同時に前記スライド軸を下方にスライド連動させ、前記スライド軸が前記中空軸を下方にスライド連動させ、さらに前記第一駆動ギヤが前記第二駆動ギヤと噛み合い、前記第一駆動ギヤが前記第二駆動ギヤによって前記サブ駆動軸を回転連動させ、前記サブ駆動軸がさらに動力を前記伝動機構に伝達する。
【0008】
前記伝動機構は前記伝動チャンバの左壁の中に回転できるように設置された第一伝動軸を含み、前記第一伝動軸の右端には第一伝動ベベルギヤが固定的に設置され、前記サブ駆動軸の下端には第二伝動ベベルギヤが固定的に設置され、前記第二伝動ベベルギヤが前記伝動チャンバの中に位置しており、前記第二伝動ベベルギヤが前記第一伝動ベベルギヤと噛み合っており、前記第一伝動軸には第一プーリが固定的に設置され、前記第一プーリには第一ベルトが連結され、前記第一ベルトの上端には第二プーリが連結され、前記伝動チャンバの左側壁には第二伝動軸が設置され、前記第二プーリが前記第二伝動軸に固定的に連結され、前記第二伝動軸の右端には第三伝動ベベルギヤが固定的に設置され、前記第二伝動軸の左端と前記パイプ伝動機構とが固定的に連結され、さらに前記第二伝動ベベルギヤによって前記第一伝動ベベルギヤを回転連動させ、前記第一伝動ベベルギヤが前記第一伝動軸を回転連動させ、前記第一伝動軸が前記第一プーリと、前記第一ベルトと、前記第二プーリとによって前記第二伝動軸を回転連動させ、前記第二伝動軸がさらに前記パイプ伝動機構を駆動し、前記第三伝動ベベルギヤの右端には第四伝動ベベルギヤが噛み合うように連結され、前記第四伝動ベベルギヤの上端と前記クリーニング機構とが固定的に連結され、さらに前記第二伝動軸によって前記第三伝動ベベルギヤを回転連動させ、前記第三伝動ベベルギヤが前記第四伝動ベベルギヤを回転連動させ、前記第四伝動ベベルギヤが前記クリーニング機構を駆動できる。
【0009】
前記クリーニング機構は前記クリーニングチャンバの中に回転できるように設置されたクリーニングチャンバ伝動軸を含み、前記クリーニングチャンバ伝動軸の下端が前記第四伝動ベベルギヤに固定的に連結され、前記クリーニングチャンバ伝動軸の上端には第一クリーニングチャンバベベルギヤが固定的に設置され、前記第一クリーニングチャンバベベルギヤの後端には第二クリーニングチャンバベベルギヤが噛み合うように連結され、前記第二クリーニングチャンバベベルギヤの軸心にはクリーニングチャンバ定位軸が固定的に設置され、前記クリーニングチャンバ定位軸が前記クリーニングチャンバの前後両壁の中に回転できるように設置され、前記クリーニングチャンバ定位軸にはクリーニング制御ギヤが固定的に設置され、前記クリーニング制御ギヤが前記第二クリーニングチャンバベベルギヤの後端に位置しており、前記クリーニング制御ギヤの上端にはクリーニングラックが噛み合うように連結され、前記クリーニングラックの右端にはクリーニング板が固定的に設置され、前記第四伝動ベベルギヤによって前記クリーニングチャンバ伝動軸を回転連動させ、前記クリーニングチャンバ伝動軸は前記第一クリーニングチャンバベベルギヤと前記第二クリーニングチャンバベベルギヤとによって前記クリーニングチャンバ定位軸を回転連動させ、前記クリーニングチャンバ定位軸は前記クリーニング制御ギヤによって前記クリーニングラックを右方にスライド連動させ、前記クリーニングラックが前記クリーニング板を右方にスライド連動させ、さらに前記クリーニング板はスライドすることによって前記上パイプの中に積み上げられたゴミを前記上パイプから押し出すことができる。
【0010】
前記パイプ伝動機構は前記パイプ伝動チャンバの中に回転できるように設置された大プーリを含み、前記大プーリが前記第二伝動軸の外壁面に固定的に設置され、前記大プーリには中央ベルトが連結され、前記パイプ伝動チャンバの中には回転できる第三伝動軸が上下対称的に設置され、前記第三伝動軸の右端と前記パイプ制御機構とが固定的に連結され、前記第三伝動軸には小プーリが固定的に設置され、前記小プーリと前記中央ベルトとが連結され、さらに前記第二伝動軸が前記大プーリを回転連動させると、前記大プーリが前記中央ベルトと前記小プーリとによって前記第三伝動軸を回転連動させ、さらに前記第三伝動軸が前記パイプ制御機構を駆動できる。
【0011】
前記パイプ制御機構は前記パイプ制御チャンバの中に回転できるように設置された上板伝動軸を含み、前記上板伝動軸には第一上板ベベルギヤが固定的に設置され、前記第一上板ベベルギヤの左端には第二上板ベベルギヤが噛み合うように連結され、前記第一上板ベベルギヤが前記第二上板ベベルギヤの上端に位置しており、前記第二上板ベベルギヤの左端が前記第三伝動軸に固定的に連結され、前記上板伝動軸のうち前記動力制御チャンバから離れている一端には第三上板ベベルギヤが固定的に設置され、前記第三上板ベベルギヤの後端には第四上板ベベルギヤが噛み合うように連結され、前記第四上板ベベルギヤの軸心には上板駆動軸が固定的に設置され、前記上板駆動軸が前記パイプ制御チャンバの前後内壁に回転できるように設置され、前記上板駆動軸には上板制御ギヤが固定的に設置され、前記上板制御ギヤが前記第四上板ベベルギヤの後端に位置しており、前記上板制御ギヤの右端には上板ギヤが噛み合うように連結され、前記上板ギヤの軸心には上板定位軸が固定的に設置され、前記上板定位軸が前記パイプ制御チャンバの前後内壁に回転できるように設置され、前記上板定位軸には上板が固定的に設置され、前記上板が前記上板ギヤの後端に位置しており、前記第三伝動軸が前記第二上板ベベルギヤと前記第一上板ベベルギヤとによって前記上板伝動軸を回転連動させると、前記上板伝動軸が前記第三上板ベベルギヤと前記第四上板ベベルギヤとによって前記上板駆動軸を回転連動させ、前記上板駆動軸が前記上板制御ギヤと前記上板ギヤとによって前記上板定位軸を回転連動させ、前記上板定位軸が前記上板を反転連動させることができ、前記上板が前記上パイプを閉鎖し、それと同時に前記予備パイプを開けることができ、さらにパイプをクリーニングする時、下水パイプの水は前記予備パイプを通って前記下パイプに流れることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明の有益な効果は:本発明は構成が簡単で、メンテナンスと使用が便利であり、本装置の下水パイプの流れが持続的に滞りなくて通じることを保ち、下水パイプの中に積み重なったゴミで塞がれ、それによって浚う機能を失うことがしなく、またパイプ自身がクリーニング機構を持ち、人によって決まった時間にクリーニングする必要はなく、それによって清掃スタッフの仕事の負担を大いに軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
説明しやすいために、本発明を下記の具体的な実施例及び附図をもって詳しく説明する。下記に図1〜3をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
図1図1は本発明の塞ぎ防止の下水パイプの全体構成概略図
図2図2図1の「A」の構成の拡大概略図
図3図3図1の「B」の構成の拡大概略図
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明は塞ぎ防止の下水パイプに関わり、主には排水分野に応用され、下記に本発明の附図を合わせて本発明にさらなる説明を行う。
【0016】
本発明に記載の塞ぎ防止の下水パイプは、パイプ外殻11を含み、前記パイプ外殻11の上下両端は他のパイプに連結されることができ、前記パイプ外殻11の中には上パイプ12が上方に開口するように設置され、前記上パイプ12の下端には下パイプ69が連通するように設置され、前記上パイプ12の左端と前記下パイプ69の左端との間には予備パイプ68が連通するように設置され、前記上パイプ12は塞ぎ問題が発生した時、下水パイプの中の水は前記予備パイプ68を通って前記下パイプ69に流れ、前記上パイプ12の左側内壁の中には動力制御チャンバ100が設置され、前記動力制御チャンバ100の中には動力制御機構101が設置され、前記動力制御機構101は装置全体に動力を提供することができ、前記上パイプ12の中にはゴミ監視機構601が設置され、前記ゴミ監視機構601の左端と前記動力制御機構101とが連結され、前記ゴミ監視機構601は前記上パイプ12の中のゴミの重量を測ることができ、ゴミの重量は一定の値に達した後に前記動力制御機構101を作動させることができ、前記動力制御チャンバ100の左壁の中には伝動チャンバ200が設置され、前記伝動チャンバ200の中には伝動機構201が設置され、前記伝動機構201と前記動力制御機構101とが噛み合うように連結され、前記動力制御機構101は前記伝動機構201を駆動でき、前記伝動チャンバ200の左壁の中にはパイプ伝動チャンバ300が設置され、前記パイプ伝動チャンバ300の中にはパイプ伝動機構301が設置され、前記伝動機構201と前記パイプ伝動機構301とが固定的に連結され、前記伝動機構201はさらに前記動力制御機構101の動力を前記パイプ伝動機構301に伝達でき、前記パイプ伝動チャンバ300の右壁の中にはパイプ制御チャンバ500が上下対称的に設置され、前記パイプ制御チャンバ500の中にはパイプ制御機構501が設置され、前記パイプ伝動機構301と前記パイプ制御機構501とが固定的に連結され、さらに前記パイプ伝動機構301によって動力を前記パイプ制御機構501に伝達でき、前記上パイプ12が塞がれた時、前記パイプ制御機構501は前記上パイプ12を閉鎖でき、さらに前記上パイプ12及び前記下パイプ69に前記予備パイプ68を連通させ、汚水は前記上パイプ12の中から、前記予備パイプ68を通って前記下パイプ69に流れることができ、下水パイプの塞ぎを防止し、前記伝動チャンバ200の頂壁の中にはクリーニングチャンバ400が設置され、前記クリーニングチャンバ400の中にはクリーニング機構401が設置され、前記クリーニング機構401と前記伝動機構201とが固定的に連結され、前記伝動機構201は前記クリーニング機構401を駆動でき、前記上パイプ12が塞がれた時、前記クリーニング機構401は前記上パイプ12の中のゴミをクリーニング排出し、前記上パイプ12の右壁面にはパイプ固定ブロック13が固定的に設置され、前記パイプ固定ブロック13の左端には伸縮できるパイプばね15が固定的に設置され、前記パイプ固定ブロック13の下端にはパイプ上板16が設置され、前記パイプ上板16は定位棒状体14によって前記上パイプ12の右壁の中にヒンジで連結され、前記パイプ上板16の左端と前記パイプばね15とが固定的に連結され、前記クリーニング機構401はゴミを右方に押し動かしてスライドさせると、ゴミは前記パイプ上板16を開けることができ、さらにゴミは前記上パイプ12の中から落ち、前記クリーニング機構401が復帰した時、前記パイプ上板16は前記パイプばね15の弾力作用の下で速やかに復帰し、さらに前記上パイプ12を再び閉鎖する。
【0017】
実施例によって、下記に前記ゴミ監視機構601について詳しく説明し、前記ゴミ監視機構601は前記上パイプ12の中にスライドできるように設置されたろ過板64を含み、前記ろ過板64の左端と前記動力制御機構101とが固定的に連結され、前記ろ過板64の下端面にはろ過板ばね53が左右対称的に、且つ固定的に設置され、前記ろ過板ばね53の下端にはばね固定ブロック54が固定的に設置され、前記ばね固定ブロック54の底端が前記上パイプ12の左右内壁に固定的に設置され、前記ろ過板64の上端面の中には阻隔ブロック67が固定的に設置され、前記阻隔ブロック67の上端にはスイッチ66が接触できるように設置され、前記スイッチ66の中には導線65が固定的に設置され、前記導線65の左端と前記動力制御機構101とが連結され、ゴミが前記ろ過板64に一定の程度に積み上げられた時、前記ろ過板64が前記ろ過板ばね53を圧縮し、前記ろ過板64を下方にスライドさせ、さらに前記阻隔ブロック67と前記スイッチ66とが分離し、前記スイッチ66は前記導線65によって前記動力制御機構101を作動させる。
【0018】
実施例によって、下記に前記動力制御機構101について詳しく説明し、前記動力制御機構101は前記動力制御チャンバ100の頂壁の中に固定的に設置されたメインモーター55を含み、前記メインモーター55の表面には防水膜が包まれており、前記メインモーター55は漏電することが発生しないのを保障し、前記メインモーター55の下端にはメイン駆動軸56が動力が伝達できるように連結され、前記メイン駆動軸56の外壁には中空軸57が上下にスライドできるように設置され、前記中空軸57はスプラインによって前記メイン駆動軸56の外壁に連結され、前記中空軸57の下端には第一駆動ギヤ61が固定的に設置され、前記動力制御チャンバ100の中にはスライドできるスライド軸59が設置され、前記スライド軸59の右端が前記ろ過板64に固定的に連結され、前記スライド軸59が前記中空軸57とが回転できるように連結され、前記動力制御チャンバ100の下壁の中には回転できるサブ駆動軸63が設置され、前記サブ駆動軸63の上端には第二駆動ギヤ62が固定的に設置され、前記第二駆動ギヤ62は前記第一駆動ギヤ61と噛み合うことができ、前記サブ駆動軸63の下端と前記伝動機構201とが固定的に連結され、前記ろ過板64が下方にスライドすると、前記スイッチ66が前記導線65によって前記メインモーター55を始動し、前記メインモーター55が前記メイン駆動軸56と、前記中空軸57と、前記第一駆動ギヤ61とを一緒に回転連動させ、前記ろ過板64は同時に前記スライド軸59を下方にスライド連動させ、前記スライド軸59が前記中空軸57を下方にスライド連動させ、さらに前記第一駆動ギヤ61が前記第二駆動ギヤ62と噛み合い、前記第一駆動ギヤ61が前記第二駆動ギヤ62によって前記サブ駆動軸63を回転連動させ、前記サブ駆動軸63がさらに動力を前記伝動機構201に伝達する。
【0019】
実施例によって、下記に前記伝動機構201について詳しく説明し、前記伝動機構201は前記伝動チャンバ200の左壁の中に回転できるように設置された第一伝動軸48を含み、前記第一伝動軸48の右端には第一伝動ベベルギヤ47が固定的に設置され、前記サブ駆動軸63の下端には第二伝動ベベルギヤ46が固定的に設置され、前記第二伝動ベベルギヤ46が前記伝動チャンバ200の中に位置しており、前記第二伝動ベベルギヤ46が前記第一伝動ベベルギヤ47と噛み合っており、前記第一伝動軸48には第一プーリ49が固定的に設置され、前記第一プーリ49には第一ベルト45が連結され、前記第一ベルト45の上端には第二プーリ43が連結され、前記伝動チャンバ200の左側壁には第二伝動軸42が設置され、前記第二プーリ43が前記第二伝動軸42に固定的に連結され、前記第二伝動軸42の右端には第三伝動ベベルギヤ44が固定的に設置され、前記第二伝動軸42の左端と前記パイプ伝動機構301とが固定的に連結され、さらに前記第二伝動ベベルギヤ46によって前記第一伝動ベベルギヤ47を回転連動させ、前記第一伝動ベベルギヤ47が前記第一伝動軸48を回転連動させ、前記第一伝動軸48が前記第一プーリ49と、前記第一ベルト45と、前記第二プーリ43とによって前記第二伝動軸42を回転連動させ、前記第二伝動軸42がさらに前記パイプ伝動機構301を駆動し、前記第三伝動ベベルギヤ44の右端には第四伝動ベベルギヤ39が噛み合うように連結され、前記第四伝動ベベルギヤ39の上端と前記クリーニング機構401とが固定的に連結され、さらに前記第二伝動軸42によって前記第三伝動ベベルギヤ44を回転連動させ、前記第三伝動ベベルギヤ44が前記第四伝動ベベルギヤ39を回転連動させ、前記第四伝動ベベルギヤ39が前記クリーニング機構401を駆動できる。
【0020】
実施例によって、下記に前記クリーニング機構401について詳しく説明し、前記クリーニング機構401は前記クリーニングチャンバ400の中に回転できるように設置されたクリーニングチャンバ伝動軸38を含み、前記クリーニングチャンバ伝動軸38の下端が前記第四伝動ベベルギヤ39に固定的に連結され、前記クリーニングチャンバ伝動軸38の上端には第一クリーニングチャンバベベルギヤ37が固定的に設置され、前記第一クリーニングチャンバベベルギヤ37の後端には第二クリーニングチャンバベベルギヤ35が噛み合うように連結され、前記第二クリーニングチャンバベベルギヤ35の軸心にはクリーニングチャンバ定位軸36が固定的に設置され、前記クリーニングチャンバ定位軸36が前記クリーニングチャンバ400の前後両壁の中に回転できるように設置され、前記クリーニングチャンバ定位軸36にはクリーニング制御ギヤ34が固定的に設置され、前記クリーニング制御ギヤ34が前記第二クリーニングチャンバベベルギヤ35の後端に位置しており、前記クリーニング制御ギヤ34の上端にはクリーニングラック33が噛み合うように連結され、前記クリーニングラック33の右端にはクリーニング板32が固定的に設置され、前記第四伝動ベベルギヤ39によって前記クリーニングチャンバ伝動軸38を回転連動させ、前記クリーニングチャンバ伝動軸38は前記第一クリーニングチャンバベベルギヤ37と前記第二クリーニングチャンバベベルギヤ35とによって前記クリーニングチャンバ定位軸36を回転連動させ、前記クリーニングチャンバ定位軸36は前記クリーニング制御ギヤ34によって前記クリーニングラック33を右方にスライド連動させ、前記クリーニングラック33が前記クリーニング板32を右方にスライド連動させ、さらに前記クリーニング板32はスライドすることによって前記上パイプ12の中に積み上げられたゴミを前記上パイプ12から押し出すことができる。
【0021】
実施例によって、下記に前記パイプ伝動機構301について詳しく説明し、前記パイプ伝動機構301は前記パイプ伝動チャンバ300の中に回転できるように設置された大プーリ41を含み、前記大プーリ41が前記第二伝動軸42の外壁面に固定的に設置され、前記大プーリ41には中央ベルト31が連結され、前記パイプ伝動チャンバ300の中には回転できる第三伝動軸28が上下対称的に設置され、前記第三伝動軸28の右端と前記パイプ制御機構501とが固定的に連結され、前記第三伝動軸28には小プーリ29が固定的に設置され、前記小プーリ29と前記中央ベルト31とが連結され、さらに前記第二伝動軸42が前記大プーリ41を回転連動させると、前記大プーリ41が前記中央ベルト31と前記小プーリ29とによって前記第三伝動軸28を回転連動させ、さらに前記第三伝動軸28が前記パイプ制御機構501を駆動できる。
【0022】
実施例によって、下記に前記パイプ制御機構501について詳しく説明し、前記パイプ制御機構501は前記パイプ制御チャンバ500の中に回転できるように設置された上板伝動軸26を含み、前記上板伝動軸26には第一上板ベベルギヤ27が固定的に設置され、前記第一上板ベベルギヤ27の左端には第二上板ベベルギヤ25が噛み合うように連結され、前記第一上板ベベルギヤ27が前記第二上板ベベルギヤ25の上端に位置しており、前記第二上板ベベルギヤ25の左端が前記第三伝動軸28に固定的に連結され、前記上板伝動軸26のうち前記動力制御チャンバ100から離れている一端には第三上板ベベルギヤ23が固定的に設置され、前記第三上板ベベルギヤ23の後端には第四上板ベベルギヤ22が噛み合うように連結され、前記第四上板ベベルギヤ22の軸心には上板駆動軸21が固定的に設置され、前記上板駆動軸21が前記パイプ制御チャンバ500の前後内壁に回転できるように設置され、前記上板駆動軸21には上板制御ギヤ24が固定的に設置され、前記上板制御ギヤ24が前記第四上板ベベルギヤ22の後端に位置しており、前記上板制御ギヤ24の右端には上板ギヤ18が噛み合うように連結され、前記上板ギヤ18の軸心には上板定位軸19が固定的に設置され、前記上板定位軸19が前記パイプ制御チャンバ500の前後内壁に回転できるように設置され、前記上板定位軸19には上板17が固定的に設置され、前記上板17が前記上板ギヤ18の後端に位置しており、前記第三伝動軸28が前記第二上板ベベルギヤ25と前記第一上板ベベルギヤ27とによって前記上板伝動軸26を回転連動させると、前記上板伝動軸26が前記第三上板ベベルギヤ23と前記第四上板ベベルギヤ22とによって前記上板駆動軸21を回転連動させ、前記上板駆動軸21が前記上板制御ギヤ24と前記上板ギヤ18とによって前記上板定位軸19を回転連動させ、前記上板定位軸19が前記上板17を反転連動させることができ、前記上板17が前記上パイプ12を閉鎖し、それと同時に前記予備パイプ68を開けることができ、さらにパイプをクリーニングする時、下水パイプの水は前記予備パイプ68を通って前記下パイプ69に流れることができる。
【0023】
下記に図1〜3を合わせて本発明の塞ぎ防止の下水パイプの使用ステップを詳しく説明する:ゴミがろ過板64に一定の程度に積み上げられた時、ろ過板64がろ過板ばね53を圧縮し、前記ろ過板64を下方にスライドさせ、さらに阻隔ブロック67とスイッチ66とが分離し、スイッチ66は導線65によってメインモーター55を始動し、メインモーター55がメイン駆動軸56と、中空軸57と、第一駆動ギヤ61とを一緒に回転連動させ、ろ過板64は同時にスライド軸59を下方にスライド連動させ、スライド軸59が中空軸57を下方にスライド連動させ、さらに第一駆動ギヤ61が第二駆動ギヤ62と噛み合い、第一駆動ギヤ61が第二駆動ギヤ62によってサブ駆動軸63を回転連動させ、サブ駆動軸63が第二伝動ベベルギヤ46を回転連動させ、第二伝動ベベルギヤ46が第一伝動ベベルギヤ47を回転連動させ、第一伝動ベベルギヤ47が第一伝動軸48を回転連動させ、第一伝動軸48が第一プーリ49と、第一ベルト45と、第二プーリ43とによって第二伝動軸42を回転連動させ、第二伝動軸42が第三伝動ベベルギヤ44を回転連動させ、第三伝動ベベルギヤ44が第四伝動ベベルギヤ39を回転連動させ、第四伝動ベベルギヤ39がクリーニングチャンバ伝動軸38を回転連動させ、クリーニングチャンバ伝動軸38は第一クリーニングチャンバベベルギヤ37と第二クリーニングチャンバベベルギヤ35とによってクリーニングチャンバ定位軸36を回転連動させ、クリーニングチャンバ定位軸36はクリーニング制御ギヤ34によってクリーニングラック33を右方にスライド連動させ、クリーニングラック33がクリーニング板32を上パイプ12の中で右方にスライド連動させ、クリーニング板32がさらにゴミを押し動かして右方にスライドさせ、ゴミはパイプ上板16を開けられ、上パイプ12の中から落ち、同時に第二伝動軸42が大プーリ41を回転連動させ、大プーリ41が中央ベルト31と小プーリ29とによって第三伝動軸28を回転連動させ、第三伝動軸28が第二上板ベベルギヤ25と第一上板ベベルギヤ27とによって上板伝動軸26を回転連動させ、上板伝動軸26が第三上板ベベルギヤ23と第四上板ベベルギヤ22とによって上板駆動軸21を回転連動させ、上板駆動軸21が上板制御ギヤ24と上板ギヤ18とによって上板定位軸19を回転連動させ、上板定位軸19が上板17を反転連動させることができ、上板17がさらに上パイプ12を閉鎖し、それと同時に予備パイプ68を開けることができ、それによってパイプをクリーニングする時、下水パイプの水は予備パイプ68を通って下パイプ69に流れることができる。
【0024】
本発明の有益な効果は:本発明は構成が簡単で、メンテナンスと使用が便利であり、本装置の下水パイプの流れが持続的に滞りなくて通じることを保ち、下水パイプの中に積み重なったゴミで塞がれ、それによって浚う機能を失うことがしなく、またパイプ自身がクリーニング機構を持ち、人によって決まった時間にクリーニングする必要はなく、それによって清掃スタッフの仕事の負担を大いに軽減できる。
【0025】
上記は、ただ発明の具体的な実施方式であり、発明の保護範囲はこれに限定されたものではなく、創造的な労働を通さなく想到できる全ての変化又は入れ替わりは、本発明の保護範囲の中に含む。したがって、発明の保護範囲は特許請求に限定された保護範囲を基準とするべきである。
【要約】
【課題】本発明は塞ぎ防止の下水パイプを開示した。
【解決手段】
パイプ外殻を含み、前記パイプ外殻の中には動力制御チャンバが設置され、前記動力制御チャンバの中には動力制御機構が設置され、前記動力制御機構は装置全体に動力を提供でき、前記動力制御チャンバの右壁には上パイプが連通するように設置され、前記上パイプの下端には下パイプが連通するように設置され、前記上パイプの左端には予備パイプが連通するように設置され、本発明は構成が簡単で、メンテナンスと使用が便利であり、本装置の下水パイプの流れが持続的に滞りなくて通じることを保ち、下水パイプの中に積み重なったゴミで塞がれ、それによって浚う機能を失うことがしなく、またパイプ自身がクリーニング機構を持ち、人によって決まった時間にクリーニングする必要はなく、それによって清掃スタッフの仕事の負担を大いに軽減できる。
【選択図】図1
図1
図2
図3