(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、体内の金属が上述された探索装置により検出されるので、金属ボルトのような金属固定物等、さまざまな医療機器の1つないし複数が手術により埋め込まれた患者は、セキュリティーゲートにおいて尋問を受ける可能性が高く、金属物の内容の説明のために、主治医により作成された診断書を提示しなければならない。
【0006】
しかしながら、本発明者は、患者が紙の診断書を持ち歩くのは不便であり、英語による診断書の作成費用はしばしば高額であることに気付いた。
【0007】
もちろん、たとえば、人工股関節のイラストおよび英語表示が描かれている人工股関節患者のためのステッカーが配布されているが、このようなステッカーのみの使用では、犯罪者の逃亡などに悪用されるリスクがありうる。
【0008】
そして、本発明者は、医用画像は、本人証明に利用可能である、患者の氏名および生年月日をともなうことに気付くとともに、QRコード(登録商標)を利用する電子的な本人証明書の利便性は極めて優れていることに想到した。
【0009】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、金属を含む医療機器などが手術により埋め込まれた患者が空港で使用することができる、医用画像を利用した本人証明システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
第1の本発明は、患者側データ作成装置と、QRコード提供側装置と、患者側情報提示装置と、インターネットサーバーと、を備えた、
金属を含む医療機器が手術により埋め込まれている状態を示すレントゲン写真データの医用画像を利用した本人証明システムであって、
前記患者側データ作成装置は、
患者の
前記レントゲン写真データと、前記患者の個人情報と、を含むテンプレートを格納するテンプレート格納器と、
前記テンプレートを送信する患者側送信器と、
を有し、
前記QRコード提供側装置は、
前記患者側データ作成装置から前記送信されたテンプレートを受信するQRコード提供側受信器と、
前記テンプレートの前記レントゲン写真データを表示するQRコード提供側表示器と、
前記インターネットサーバーへ前記テンプレートの前記レントゲン写真データをアップロードするとともに、前記レントゲン写真データがアップロードされたURLを獲得するQRコード提供側アップローダーと、
前記テンプレートの前記レントゲン写真データと、前記テンプレートの前記個人情報と、を利用して、前記URLの前記レントゲン写真データが前記患者の前記レントゲン写真データであることを証明するための本人証明書の作成を支援する本人証明書作成支援器と、
前記URLと、前記個人情報と、を含む前記本人証明書のQRコードを作成するQRコード作成器と、
前記QRコードを送信するQRコード提供側送信器と、
を有し、
前記インターネットサーバーには、前記アップロードされたレントゲン写真データが前記URLを利用してダウンロード可能であるように蓄積されており、
前記患者側情報提示装置は、
前記QRコード提供側装置から前記送信されたQRコードを受信する患者側受信器と、
前記QRコードを解析することにより、前記本人証明書を復元する本人証明書復元器と、
前記URLを利用して、前記インターネットサーバーから前記レントゲン写真データをダウンロードする患者側ダウンローダーと、
前記ダウンロードされたレントゲン写真データと、前記復元された本人証明書に含まれた前記個人情報と、を表示する患者側表示器と、
を有
し、
前記患者が前記金属を所有しているか否かが、空港のセキュリティーゲートにおいてチェックされるときに、
前記患者側受信器は、前記QRコード提供側装置から前記送信されたQRコードを受信し、
前記本人証明書復元器は、前記QRコードを解析することにより、前記本人証明書を復元し、
前記患者側ダウンローダーは、前記URLを利用して、前記インターネットサーバーから前記レントゲン写真データをダウンロードし、
前記患者側表示器は、前記金属を含む前記医療機器が前記手術により埋め込まれている前記状態を示す、前記ダウンロードされたレントゲン写真データと、前記復元された本人証明書に含まれた前記個人情報と、を表示することを特徴とする、医用画像を利用した本人証明システムである。
【0011】
第2の本発明は、患者側データ作成装置と、QRコード提供側装置と、患者側情報提示装置と、インターネットサーバーと、を備えた、
金属を含む医療機器が手術により埋め込まれている状態を示すレントゲン写真データの医用画像を利用した本人証明システムであって、
前記患者側データ作成装置は、
前記インターネットサーバーへ患者の
前記レントゲン写真データをアップロードするとともに、前記レントゲン写真データがアップロードされたURLを獲得する患者側アップローダーと、
前記患者側アップローダーにより前記獲得されたURLと、前記患者の個人情報と、を含むテンプレートを格納するテンプレート格納器と、
前記テンプレートを送信する患者側送信器と、
を有し、
前記インターネットサーバーには、前記アップロードされたレントゲン写真データが前記URLを利用してダウンロード可能であるように蓄積されており、
前記QRコード提供側装置は、
前記患者側データ作成装置から前記送信されたテンプレートを受信するQRコード提供側受信器と、
前記受信されたテンプレートに含まれた前記URLを利用して、前記インターネットサーバーから前記レントゲン写真データをダウンロードするQRコード提供側ダウンローダーと、
前記ダウンロードされたレントゲン写真データを表示するQRコード提供側表示器と、
前記ダウンロードされたレントゲン写真データと、前記テンプレートの前記個人情報と、を利用して、前記URLの前記レントゲン写真データが前記患者の前記レントゲン写真データであることを証明するための本人証明書の作成を支援する本人証明書作成支援器と、
前記URLと、前記個人情報と、を含む前記本人証明書のQRコードを作成するQRコード作成器と、
前記QRコードを送信するQRコード提供側送信器と、
を有し、
前記患者側情報提示装置は、
前記QRコード提供側装置から前記送信されたQRコードを受信する患者側受信器と、
前記QRコードを解析することにより、前記本人証明書を復元する本人証明書復元器と、
前記URLを利用して、前記インターネットサーバーから前記レントゲン写真データをダウンロードする患者側ダウンローダーと、
前記ダウンロードされたレントゲン写真データと、前記復元された本人証明書に含まれた前記個人情報と、を表示する患者側表示器と、
を有
し、
前記患者が前記金属を所有しているか否かが、空港のセキュリティーゲートにおいてチェックされるときに、
前記患者側受信器は、前記QRコード提供側装置から前記送信されたQRコードを受信し、
前記本人証明書復元器は、前記QRコードを解析することにより、前記本人証明書を復元し、
前記患者側ダウンローダーは、前記URLを利用して、前記インターネットサーバーから前記レントゲン写真データをダウンロードし、
前記患者側表示器は、前記金属を含む前記医療機器が前記手術により埋め込まれている前記状態を示す、前記ダウンロードされたレントゲン写真データと、前記復元された本人証明書に含まれた前記個人情報と、を表示することを特徴とする、医用画像を利用した本人証明システムである。
【発明の効果】
【0012】
本発明により、金属を含む医療機器などが手術により埋め込まれた患者が空港で使用することが可能な、医用画像を利用した本人証明システムを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
【0015】
図1を主として参照しながら、本実施の形態の、医用画像を利用した本人証明システム100の構成および動作について具体的に説明する。
【0016】
ここに、
図1は、本発明における実施の形態の、医用画像を利用した本人証明システム100のブロック図である。
【0017】
本実施の形態の、医用画像を利用した本人証明システム100の動作などについて説明しながら、本発明に関連した発明の、医用画像を利用した本人証明方法についても説明する。
【0018】
医用画像を利用した本人証明システム100は、患者側データ作成装置110と、QRコード提供側装置120と、患者側情報提示装置130と、インターネットサーバー140と、を有する。
【0019】
たとえば、患者側データ作成装置110はノートブック型パーソナルコンピューターとして実現され、QRコード提供側装置120はデスクトップ型パーソナルコンピューターとして実現され、患者側情報提示装置130はスマートフォンとして実現されるが、もちろん、患者側データ作成装置110および患者側情報提示装置130が共通なタブレット型パーソナルコンピューターなどとして実現されてもよい。
【0020】
患者側情報提示装置130に保持されているQRコードは、患者による証明書として利用可能な本人証明書の表示指示にともない、たとえば、セキュリティーゲートでの飛行機搭乗チェック時に自動的に表示される。QRコードはスマートフォンにインストールされたソフトウェアなどを利用して主にテキストデータとして復元され、レントゲン写真データはQRコードに含まれたURLへの自動的なアクセスによりダウンロードされ、写真およびテキストを含む本人証明書が表示される。
【0021】
図2に示されているように、QRコードはQRコード図形パターンPを利用して表示されてもよい。
【0022】
ここに、
図2は、本発明における実施の形態の、医用画像を利用した本人証明システム100のQRコード図形パターンPの説明図である。
【0023】
本実施の形態においては、QRコード表示もQRコード読取りも不要であるが、本人証明書そのものの送受信と比べて、QRコードの送受信は個人情報の秘匿性について優れている。このため、QRコード化は、少なくともスマートフォン紛失などの対応策として有効である。
【0024】
後に詳述するように、本人証明書の携帯性および保管性はQRコード化にともなって向上し、QRコード提供側の会社の担当者(医師であることが望ましい)が本人証明書を作成するので、効率性および迅速性のみならず廉価性も促進され、任意の病院で取得されるレントゲン写真データが本人証明書に付随するので、信頼性も向上する。
【0025】
患者側データ作成装置110は、テンプレート格納器111と、患者側送信器112と、を有する。
【0026】
テンプレート格納器111は、患者のレントゲン写真データと、患者の個人情報と、を含むテンプレートを格納する。患者側送信器112は、テンプレートを送信する。
【0027】
パスポートなどに記載されている患者の個人情報とともにテンプレートに書き込まれて送信されるレントゲン写真データは、患者の手術が行われた病院で取得されてもよいし、たとえば、患者の自宅に近い病院で取得されてもよい。
【0028】
QRコード提供側装置120は、QRコード提供側受信器121と、QRコード提供側表示器122と、本人証明書作成支援器123と、QRコード作成器124と、QRコード提供側送信器125と、QRコード提供側アップローダー126と、を有する。
【0029】
QRコード提供側受信器121は、患者側データ作成装置110から送信されたテンプレートを受信する。QRコード提供側表示器122は、テンプレートのレントゲン写真データを表示する。QRコード提供側アップローダー126は、インターネットサーバー140へテンプレートのレントゲン写真データをアップロードするとともに、レントゲン写真データがアップロードされたURLを獲得する。本人証明書作成支援器123は、テンプレートのレントゲン写真データと、テンプレートの個人情報と、を利用して、URLのレントゲン写真データが患者のレントゲン写真データであることを証明するための本人証明書の作成を支援する。QRコード作成器124は、URLと、個人情報と、を含む本人証明書のQRコードを作成する。QRコード提供側送信器125は、QRコードを送信する。
【0030】
図3に示されているように、患者の住所および氏名などとともに、URLのレントゲン写真データが患者の脚部のレントゲン写真データであることを証明するための本人証明書が、たとえば、QRコード提供側表示器122により表示されたレントゲン写真データをチェックしたQRコード提供側の会社の担当者の判断により作成される。
【0031】
ここに、
図3は、本発明における実施の形態の、医用画像を利用した本人証明システム100のQRコード提供側装置120の表示画面の説明図である。
【0032】
データフォーマットが決められているテンプレートが利用されるので、本人証明書の作成はほぼ自動的に行われる。
【0033】
完全に自動的な本人証明書の作成を目指して、レントゲン写真データの脚部へ埋め込まれた人工物である医療機器の材質はAIを利用して判断されてもよい。たとえば、このような医療機器は、上述された人工関節に限らず、脳血管手術または消化器手術のクリップ、および心臓ペースメーカなどである。医用画像を利用した本人証明システム100の広範な利用のために、レントゲン写真データ、ならびに漢字による氏名およびアラビア数字による生年月日などのような個人情報の自動的な処理を利用する本人証明書の作成が、期待される。
【0034】
レントゲン写真データがアップロードされたURL情報には、英語などのような外国語によるさまざまな情報が付加されてもよい。テンプレートのデータフォーマットは決められているので、自動翻訳なども容易に実現される。
【0035】
QRコードは、患者の自宅にあるデスクトップ型パーソナルコンピューターなどへ送信されてもよいが、面倒なデータの移動が不要であるように、典型的にはスマートフォンとして実現される携帯患者側情報提示装置130へ直接的に送信されることが望ましい。
【0036】
インターネットサーバー140には、アップロードされたレントゲン写真データがURLを利用してダウンロード可能であるように蓄積されている。
【0037】
多くの患者のレントゲン写真データが、インターネットサーバー140に格納されている。各々のレントゲン写真データには、URLが付与されている。
【0038】
レントゲン写真データの管理、整理および検索の利便性などを考慮して、オンラインストレージサービスが提供されるウェブサイトへのアップロードが利用されてもよい。
【0039】
QRコード提供側の会社の担当者のみならず、患者自身も、レントゲン写真データへ自由にアクセスすることができる。このため、レントゲン写真データの用途は、QRコードを利用する本人証明書の作成に限らない。たとえば、患者は、インターネットサーバー140に蓄積されているレントゲン写真データをセカンドオピニオンの取得に利用してもよい。
【0040】
患者側情報提示装置130は、患者側受信器131と、本人証明書復元器132と、患者側ダウンローダー133と、患者側表示器134と、を有する。
【0041】
患者側受信器131は、QRコード提供側装置120から送信されたQRコードを受信する。本人証明書復元器132は、QRコードを解析することにより、本人証明書を復元する。患者側ダウンローダー133は、URLを利用して、インターネットサーバー140からレントゲン写真データをダウンロードする。患者側表示器134は、ダウンロードされたレントゲン写真データと、復元された本人証明書に含まれた個人情報と、を表示する。
【0042】
図4に示されているように、患者の住所および氏名などとともに、URLのレントゲン写真データが患者の脚部のレントゲン写真データであることを証明するための本人証明書が表示される。
【0043】
ここに、
図4は、本発明における実施の形態の、医用画像を利用した本人証明システム100の患者側情報提示装置130の表示画面の説明図である。
【0044】
上述された本実施の形態の、医用画像を利用した本人証明システム100においては、QRコード提供側装置120がQRコード提供側アップローダー126を有する。
【0045】
しかしながら、
図5に示されているように、変形例の実施の形態の、医用画像を利用した本人証明システム200においては、患者側データ作成装置210が患者側アップローダー213を有し、QRコード提供側装置220がQRコード提供側アップローダーを有せず代わりにQRコード提供側ダウンローダー226を有してもよい。
【0046】
ここに、
図5は、本発明における変形例の実施の形態の、医用画像を利用した本人証明システム200のブロック図である。
【0047】
医用画像を利用した本人証明システム200は、患者側データ作成装置210と、QRコード提供側装置220と、患者側情報提示装置230と、インターネットサーバー240と、を有する。
【0048】
患者側データ作成装置210は、テンプレート格納器211と、患者側送信器212と、患者側アップローダー213と、を有する。
【0049】
患者側アップローダー213は、インターネットサーバー240へ患者のレントゲン写真データをアップロードするとともに、レントゲン写真データがアップロードされたURLを獲得する。テンプレート格納器211は、患者側アップローダー213により獲得されたURLと、患者の個人情報と、を含むテンプレートを格納する。患者側送信器212は、テンプレートを送信する。
【0050】
患者側においてはインターネットサーバー240へレントゲン写真データをアップロードするための知識が必要であるが、QRコード提供側においてはインターネットサーバー240へレントゲン写真データをアップロードするための手間が不要である。
【0051】
インターネットサーバー240には、アップロードされたレントゲン写真データがURLを利用してダウンロード可能であるように蓄積されている。
【0052】
QRコード提供側装置220は、QRコード提供側受信器221と、QRコード提供側表示器222と、本人証明書作成支援器223と、QRコード作成器224と、QRコード提供側送信器225と、QRコード提供側ダウンローダー226と、を有する。
【0053】
QRコード提供側受信器221は、患者側データ作成装置210から送信されたテンプレートを受信する。QRコード提供側ダウンローダー226は、受信されたテンプレートに含まれたURLを利用して、インターネットサーバー240からレントゲン写真データをダウンロードする。QRコード提供側表示器222は、ダウンロードされたレントゲン写真データを表示する。本人証明書作成支援器223は、ダウンロードされたレントゲン写真データと、テンプレートの個人情報と、を利用して、URLのレントゲン写真データが患者のレントゲン写真データであることを証明するための本人証明書の作成を支援する。QRコード作成器224は、URLと、個人情報と、を含む本人証明書のQRコードを作成する。QRコード提供側送信器225は、QRコードを送信する。
【0054】
QRコード提供側においては、インターネットサーバー240へレントゲン写真データをアップロードするための手間が不要であるが、たとえば、レントゲン写真データをQRコード提供側の会社の担当者がチェックすることができるように、レントゲン写真データのみならずQRコード提供側表示器222も必要であると考えられる。
【0055】
患者側情報提示装置230は、患者側受信器231と、本人証明書復元器232と、を有する。
【0056】
患者側受信器231は、QRコード提供側装置220から送信されたQRコードを受信する。本人証明書復元器232は、QRコードを解析することにより、本人証明書を復元する。患者側ダウンローダー233は、URLを利用して、インターネットサーバー240からレントゲン写真データをダウンロードする。患者側表示器234は、ダウンロードされたレントゲン写真データと、復元された本人証明書に含まれた個人情報と、を表示する。
【0057】
なお、本発明に関連した発明のプログラムは、上述された本発明に関連した発明の、医用画像を利用した本人証明方法の全部または一部のステップ(または工程、動作および作用など)の動作をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
【0058】
また、本発明に関連した発明の記録媒体は、上述された本発明に関連した発明の、医用画像を利用した本人証明方法の全部または一部のステップ(または工程、動作および作用など)の全部または一部の動作をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、読取られたプログラムがコンピュータと協働して利用されるコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
【0059】
なお、上述された「一部のステップ(または工程、動作および作用など)」は、それらの複数のステップの内の一つまたはいくつかのステップを意味する。
【0060】
また、上述された「ステップ(または工程、動作および作用など)の動作」は、上述されたステップの全部または一部の動作を意味する。
【0061】
また、本発明に関連した発明のプログラムの一利用形態は、インターネット、光、電波または音波などのような伝送媒体の中を伝送され、コンピュータにより読取られ、コンピュータと協働して動作するという形態であってもよい。
【0062】
また、記録媒体としては、ROM(Read Only Memory)などが含まれる。
【0063】
また、コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)などのような純然たるハードウェアに限らず、ファームウェア、OS(Operating System)、そしてさらに周辺機器を含んでもよい。
【0064】
なお、上述されたように、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現されてもよいし、ハードウェア的に実現されてもよい。