特許第6829536号(P6829536)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6829536
(24)【登録日】2021年1月26日
(45)【発行日】2021年2月10日
(54)【発明の名称】防護袋
(51)【国際特許分類】
   A01M 99/00 20060101AFI20210128BHJP
   A41D 13/015 20060101ALI20210128BHJP
   A47G 9/08 20060101ALI20210128BHJP
【FI】
   A01M99/00
   A41D13/015
   A47G9/08 A
【請求項の数】1
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2020-104109(P2020-104109)
(22)【出願日】2020年5月7日
【審査請求日】2020年5月7日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】513038255
【氏名又は名称】平尾 喜裕
(72)【発明者】
【氏名】平尾 喜裕
【審査官】 吉田 英一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−121977(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2005/0028720(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01M 99/00
A41D 13/015
A47G 9/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
防護袋(以下、袋)は、表面に、タイル状のものが、目地を介して並び、張り付けられ
人間が入る、出入口部分に、ファスナーが付いていて、その5cm奥側に、予備のファスナーがあり、どちらも、内側から閉じるファスナーとなっていて、熊の攻撃によって、壊され、閉じ込めの状態になった時のため、ファスナーの、数や位置は、復数となっている袋であり、袋の内側は、熊からの衝撃を、小さくするための、クッション材が付いていて、袋の内側には、外の様子を見るため、必要箇所に、ネジで回るキャップがあり、キャップは、消失防止用のひもによって、ネジ部分とつながっていて、袋の内側から、キャップを回し外すと、穴が開き、熊の確認と、熊よけスプレーの噴射によって、熊を退散させ、身体を護る、防護袋。
【発明の詳細な説明】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0001】
山の中など、熊に、襲われる危険がある。
【課題を解決するための手段】
【0002】
熊に襲われる、おそれがある時、防護袋(以下、袋)に体を入れ、身体を護る。
【0003】
袋の表面は、タイル状のもの(形や大きさは、3cmか、5cmか、10cmか判からない)が、目地を介して並び、張り付けられていて、タイル表面の硬さにより、熊からの攻撃に耐える。
【0004】
目地や袋も、熊の、爪や牙を通さない。
【0005】
袋の内側の必要箇所に、ネジで回るキャップがあり、キャップは、ネジ部分と、消失防止用のひもにつながれていて、キャップを外すと、2cm位の穴となり、外の様子を見たり、穴から、熊よけのスプレーを噴射でき、スプレーは、キャップ近くに、装備されている。
【0006】
袋の内側に、帯状の取っ手が、必要箇所にあり、袋の中で、かがんだ状態で、両手で、取っ手を握り、ふんばることができる。
【0007】
袋の内側は、熊からの衝撃を吸収するため、クッション材が付いている。
【0008】
袋の形は2つあり、1つは、ポンチョ型となっていて、上側(首)と下側(スネ位の位置)に、体を通す空間があり、首の上端部にファスナーがあり、上端部より5cm位下にも、予備のファスナーが付いていて、どちらも、袋の内側から、閉じることができる。
【0009】
ポンチョの下側(スネ位の位置)にも、下端部にファスナーがあり、その5cm上に、予備のファスナーがあり、どちらも、内側から、閉じることができる。
【0010】
熊が近づくと、ポンチョ型の袋を、荷物から出し、(上側のファスナーは、初めから閉じている)頭から被り、ひざを曲げ、体を縮め、袋の上に乗り、下側のファスナーを閉じ予備のファスナーも、閉じる。
【0011】
地面に伏せるようにして、手で頭を覆い、同時に、取っ手を握り、袋の中で、体を固定し、ふんばる。
【0012】
万が一、上下4つのファスナーが壊れ、閉じ込めの状態になった時のため、ポンチョの側面にも、ファスナーと予備のファスナーを作り、計6つのファスナーがある。
【0013】
ポンチョ型の袋は、ポンチョとして使用できる。
【0014】
もう1つは、寝袋型で、ポンチョ型と同じく、タイル状となっていて、目地や袋も、熊の爪や牙を通さない。
【0015】
熊の危険を感じた時、荷物から寝袋を出し、下半身から寝袋に入り、頭の上で、ファスナーを閉じ、内側のファスナーも閉じる。
【0016】
体を反転させ、うつ伏せ状態となり、ひざを曲げ、頭をかかえ、取っ手を握りふんばる
【0017】
ポンチョ型と同じく、スプレー用のキャップがあり、袋の内側には、クッション材が付いていて、キャップ近くに、スプレーが、装備されている。
【発明の効果】
【0018】
から、身体を護ることができる。
【要約】      (修正有)
【課題】山中などで熊等の野生動物に襲われたとき、その攻撃に耐え身体をまもる防護袋を提供する。
【解決手段】表面に、タイル状のものが目地を介して張り付けられており、タイル表面の硬さによって野生動物からの攻撃に耐え身体を守る防護袋であって、人間が袋内に入り、内側から閉じるファスナーを具備し、袋の内側は、熊からの衝撃を、小さくするための、クッション材が付いている。袋の内側には、外の様子を見るため、ネジで回るキャップがあり、袋の内側からキャップを回し外すと穴が開き、熊の確認と熊よけスプレーの噴射によって、熊を退散させる
【選択図】なし