【文献】
ITL Inc.,Frame structure design for LAA with LBT[online],3GPP TSG-RAN WG1#80b R1-151949,インターネット:<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_80b/Docs/R1-151949.zip>,2015年 4月11日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームのうち最後のサブフレームが完全なサブフレームである場合、前記シグナリングで、前記最後のサブフレームのすべてのOFDMシンボルが占用されることを記述すること、をさらに含み、
又は、
前記アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームが上りサブフレーム、下りサブフレームを含む場合、前記ノードの占用するサブフレームは、下りサブフレームのみを含むか、又は、上りサブフレームのみを含むか、又は、上りサブフレーム及び下りサブフレームの双方を含み、
又は、
前記アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームのうち最後のサブフレームが完全でないサブフレームである場合、前記シグナリングで、前記最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルを記述する
請求項1又は2に記載の方法。
前記ノードは、前記アンライセンスキャリアを占用する時に、他のノードが前記ノードとの間で周波数分割多重化、時分割多重化、空間分割多重化、符号分割多重化のうち少なくとも一方を含む多重化方式で前記アンライセンスキャリア上のリソースを使用することを許可し、或いは、前記ノードは、前記他のノードが単独で前記アンライセンスキャリア上のリソースを使用することを許可し、前記他のノードが前記多重化方式で前記アンライセンスキャリア上のリソースを使用する場合、前記他のノードは、まず最初にCCA及び/又はeCCAを実行する必要があり、前記CCA及び/又はeCCAを実行することに成功してから、リソースの多重化を行うこと、をさらに含み、
前記他のノードが前記CCA及び/又はeCCAを実行することは、前記他のノードが、約束した周波数リソースパターンに従って前記CCA及び/又はeCCAを実行することを含み、前記約束した周波数リソースパターンは、約束した物理リソースブロックPRB、約束したリソース単位RE、約束したサブキャリアのうち少なくとも一方を含む
請求項7に記載の方法。
前記時間長パラメータは、前記ノードが決定した、現在サブフレームに対して残存する占用されるべきサブフレームを含む場合、前記時間長パラメータは、前記残存する占用されるべきサブフレームのうち最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルをさらに含むことと、
前記時間長パラメータは、前記ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対して残存する占用されるべきスケジューリング単位を含む場合、前記時間長パラメータは、前記残存する占用されるべきスケジューリング単位のうち最後のスケジューリング単位における占用されるOFDMシンボルをさらに含むことと、
前記時間長パラメータは、前記ノードが決定した、現在サブフレームに対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームのサブフレーム番号を含む場合、前記時間長パラメータは、前記最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルをさらに含むことと、
前記時間長パラメータは、前記ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のスケジューリング単位の番号を含む場合、前記時間長パラメータは、前記最後のスケジューリング単位における占用されるOFDMシンボルをさらに含むことと、のうち少なくとも一方をさらに含む
請求項13に記載の方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
以下は、本発明を詳しく説明した主題の概述である。本概述は請求項の保護範囲を限定することは意図していない。
【0009】
本発明の実施例は、アンライセンスキャリアの占用を実現できるアンライセンスキャリアの処理方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の実施例の一態様によれば、
ノードが空きチャネル評価CCA及び/又は拡張空きチャネル評価eCCAを実行することと、前記
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用することと、を含むアンライセンスキャリアの処理方法が提供される。
【0011】
オプションとして、前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用することは、前記
ノードが、サブフレームを粒状度として前記アンライセンスキャリアを占用することと、前記
ノードが、長期的進化LTEのタイムスロットと、1つ又は複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルとのうち少なくとも一方を含むスケジューリング単位を粒状度として前記アンライセンスキャリアを占用することと、のうち少なくとも一方を含んでもよい。
【0012】
オプションとして、前記方法は、前記
ノードがアンライセンスキャリアを占用する場合、前記
ノードが、占用されるべき前記アンライセンスキャリアの時間長を決定することをさらに含んでもよい。
【0013】
オプションとして、前記
ノードが、占用されるべき前記アンライセンスキャリアの時間長を決定することは、前記アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームのうち最後のサブフレームが完全でないサブフレームである場合、前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアの時間長内の最後のサブフレームを削除するか使用しないと決定することと、
前記アンライセンスキャリアの時間長内における最初のサブフレームは完全でないサブフレームであることができ、それ以外のサブフレームはいずれも完全なサブフレームであることと、
前記アンライセンスキャリアの時間長内のスケジューリング単位のうち最後のサブフレームが完全でないスケジューリング単位である場合、前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアの時間長内の最後のスケジューリング単位を削除するか使用しないと決定することと、
前記アンライセンスキャリアの時間長内における最初のスケジューリング単位は完全でないスケジューリング単位であることができ、それ以外のサブフレームはいずれも完全なスケジューリング単位であることと、のうち少なくとも一方を含んでもよい。
【0014】
オプションとして、前記
ノードが、占用されるべき前記アンライセンスキャリアの時間長を決定することは、
前記アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームのうち最後のサブフレームが完全でないサブフレームである場合、前記最後のサブフレームの全時間長が前記アンライセンスキャリアの時間長内に含まれており、且つ前記アンライセンスキャリアの時間長が、規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていなければ、前記
ノードが、最後のサブフレームの全時間長を含むすべてのサブフレームの時間長を占用し使用すると決定することと、
前記アンライセンスキャリアの時間長内のスケジューリング単位のうち最後のスケジューリング単位が完全でないスケジューリング単位である場合、最後のスケジューリング単位の全時間長が前記時間長内に含まれており、且つ前記アンライセンスキャリアの時間長が、規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていなければ、前記
ノードが、最後のスケジューリング単位の全時間長を含むすべてのスケジューリング単位の時間長を占用し使用すると決定することと、のうち少なくとも一方を含んでもよい。
【0015】
オプションとして、前記宣言された時間長が、時間量、一定の時間の長さ、予め設定された時間の長さのうち少なくとも一方である場合、前記宣言された時間長は、
前記宣言された時間長の最初のサブフレーム又は最初のスケジューリング単位の実際の占用時間長を除いた残余の占用時間長を、サブフレームの時間長又はスケジューリング単位の時間長で割って商が得られ、得られた商を切り下げるか切り上げることで得た実際の占用時間長が対応するサブフレーム又はスケジューリング単位、を含んでもよい。
【0016】
オプションとして、前記方法は、
前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する場合、前記
ノードは、前記アンライセンスキャリアについて優先的な使用権を有することと、
前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する場合、前記
ノードは、他の
ノードが前記アンライセンスキャリアを使用することを許可することができ、前記他の
ノードが前記アンライセンスキャリアを使用する必要がある場合、前記他の
ノードは、前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する時間長内に、CCA及び/又はeCCAを実行することで、前記アンライセンスキャリアの使用権を取得することと、
前記他の
ノードが前記
ノードによる占用時間長内に実行するCCA及び/又はeCCAは、前記
ノードが当該アンライセンスキャリアを先取的に占有するCCA及び/又はeCCAよりも先取占有確率が高い高優先度のCCA及び/又はeCCAであることと、のうち少なくとも一方をさらに含んでもよい。
【0017】
オプションとして、前記アンライセンスキャリアを占有する時間長の時間長パラメータは、
前記
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功したサブフレームから連続する占用されるサブフレームと、
前記
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功したスケジューリング単位から連続する占用されるスケジューリング単位と、
前記
ノードが決定した、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したOFDMシンボルから占用されるOFDMシンボルと、
前記
ノードが決定した、現在サブフレームに対して残存する占用されるべきサブフレームと、
前記
ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対して残存する占用されるべきスケジューリング単位と、
前記
ノードが決定した、現在OFDMシンボルに対して残存する占用されるべきOFDMシンボルと、
前記
ノードが決定した、現在サブフレームに対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームのサブフレーム番号と、
前記
ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のスケジューリング単位の番号と、のうち少なくとも一方を含み、
前記CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームは、前記アンライセンスキャリアの時間長に含まれるか含まれず、前記CCA及び/又はeCCAの実行に成功したスケジューリング単位は、前記アンライセンスキャリアの時間長に含まれるか含まれない。
【0018】
オプションとして、前記方法は、
前記時間長パラメータは、前記
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功したサブフレームから連続する占用されるサブフレームを含む場合、前記時間長パラメータは、前記連続する占用されるサブフレームのうち最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルをさらに含むことと、
前記時間長パラメータは、前記
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功したスケジューリング単位から連続する占用されるスケジューリング単位を含む場合、前記時間長パラメータは、前記連続する占用されるスケジューリング単位のうち最後のスケジューリング単位における占用されるOFDMシンボルをさらに含むことと、
前記時間長パラメータは、前記
ノードが決定した、現在サブフレームに対して残存する占用されるべきサブフレームを含む場合、前記時間長パラメータは、前記残存する占用されるべきサブフレームのうち最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルをさらに含むことと、
前記時間長パラメータは、前記ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対して残存する占用されるべきスケジューリング単位を含む場合、前記時間長パラメータは、前記残存する占用されるべきスケジューリング単位のうち最後のスケジューリング単位における占用されるOFDMシンボルをさらに含むことと、
前記時間長パラメータは、前記ノードが決定した、現在サブフレームに対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームのサブフレーム番号を含む場合、前記時間長パラメータは、前記最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルをさらに含むことと、
前記時間長パラメータは、前記ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のスケジューリング単位の番号を含む場合、前記時間長パラメータは、前記最後のスケジューリング単位における占用されるOFDMシンボルをさらに含むことと、のうち少なくとも一方をさらに含んでもよい。
【0019】
オプションとして、前記ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することは、前記
ノードが、前記CCA及び/又はeCCAを実行されるサブフレームにおける先頭からの所定数のOFDMシンボルにおいて前記CCA及び/又はeCCAを実行すること、を含んでもよい。
【0020】
オプションとして、前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアの時間長内の最後のサブフレームを削除するか使用しないと決定する、及び/又は、前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアの時間長内の最後のスケジューリング単位を削除するか使用しないと決定する場合、前記CCA及び/又はeCCAを実行することは、
前記
ノード又は前記他の
ノードが、前記最後のサブフレーム及び/又は最後のスケジューリング単位において前記CCA及び/又はeCCAを実行すること、及び/又は、
前記
ノードから許可を得た
ノードが、前記最後のサブフレーム及び/又は最後のスケジューリング単位において前記CCA及び/又はeCCAを実行すること、を含んでもよい。
【0021】
オプションとして、前記方法は、
前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアの時間長内の最後のサブフレームを削除するか使用しないと決定する、及び/又は、前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアの時間長内の最後のスケジューリング単位を削除するか使用しないと決定する場合、
前記
ノードが、前記最後のサブフレーム及び/又は最後のスケジューリング単位を用いたデータ送信を行わないこと、をさらに含んでもよい。
【0022】
オプションとして、前記方法は、前記CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレーム及び/又はスケジューリング単位が、前記時間長に含まれる場合、
前記CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレーム及び/又はスケジューリング単位全体を1つのサブフレーム又はスケジューリング単位として、前記アンライセンスキャリアの時間長内の算定対象とすること、及び/又は、
前記CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレーム及び/又はスケジューリング単位のうち、前記CCA及び/又はeCCAを実行するタイミングから当該サブフレーム又はスケジューリング単位が終了するまでのサブフレーム又はスケジューリング単位を、前記アンライセンスキャリアの時間長内の算定対象とすること、をさらに含んでもよい。
【0023】
オプションとして、前記アンライセンスキャリアの時間長の終了タイミングは、所定のサブフレーム及び/又はスケジューリング単位の終了境界タイミングであってもよい。
【0024】
オプションとして、前記方法は、
前記
ノードは、前記アンライセンスキャリアを占用する時に、他の
ノードが前記
ノードとの間で周波数分割多重化、時分割多重化、空間分割多重化、符号分割多重化のうち少なくとも一方を含む多重化方式で前記アンライセンスキャリア上のリソースを使用することを許可し、或いは、前記
ノードは、前記他の
ノードが単独で前記アンライセンスキャリア上のリソースを使用することを許可し、前記他の
ノードが前記多重化方式で前記アンライセンスキャリア上のリソースを使用する場合、前記他の
ノードは、まず最初にCCA及び/又はeCCAを実行する必要があり、前記CCA及び/又はeCCAを実行することに成功してから、リソースの多重化を行うこと、をさらに含み、
前記他の
ノードが前記CCA及び/又はeCCAを実行することは、前記他の
ノードが、約束した周波数リソースパターンに従って前記CCA及び/又はeCCAを実行することを含み、前記約束した周波数リソースパターンは、約束した物理リソースブロックPRB、約束したリソース単位RE、約束したサブキャリアのうち少なくとも一方を含む。
【0025】
オプションとして、前記実際の占用時間長が対応するサブフレーム又はスケジューリング単位を取得することは、
得られた前記商を切り上げた後、実際の占用時間長が、規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていなければ、前記
ノードが前記宣言された時間長を切り上げることにより決定することと、
得られた前記商を切り上げた後、実際の占用時間長が、規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていれば、前記
ノードが前記宣言された時間長を切り下げることにより決定することと、のうち少なくとも一方を含んでもよい。
【0026】
オプションとして、前記時間量は、前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアを占用する時間長を記述するシグナリングに含ませた、前記アンライセンスキャリアの時間長の数値を含み、前記数値は、時間単位を次元とする時間量である。
【0027】
オプションとして、前記一定の時間の長さは、プロトコル及び/又は規制で規定された、前記
ノードがアンライセンスキャリアを占用するたびの宣言された時間長を含んでもよい。
【0028】
オプションとして、前記予め設定された時間の長さは、準静的に設定された時間の長さ及び/又は動的に設定された時間の長さを含んでもよい。
【0029】
オプションとして、前記他の
ノードが取得した前記アンライセンスキャリアの使用権は、前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する時間長内に有効であり、
前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する時間長内に有効であることは、
前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する時間長内における1つ又は複数のサブフレームにて有効であること、又は、前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する時間長内における1つ又は複数のスケジューリング単位にて有効であることを含む。
【0030】
オプションとして、前記方法は、前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用し、且つ前記
ノードが使用しないサブフレーム及び/又はスケジューリング単位は、前記他の
ノードに使用される場合、前記
ノードが前記サブフレーム及び/又はスケジューリング単位を再使用する必要があれば、前記
ノードは、前記CCA及び/又はeCCAを実行する必要がなく、直接前記サブフレーム及び/又はスケジューリング単位を使用すること、をさらに含んでもよい。
【0031】
オプションとして、前記方法は、前記
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、前記アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用した後、
前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアを占用する時間長を含む占用時間長シグナリングにより他の
ノードに報知することをさらに含んでもよい。
【0032】
オプションとして、前記
ノードが前記占用時間長シグナリングを前記他の
ノードに報知することは、
前記
ノードが、前記CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームを用いて前記占用時間長シグナリングを送信することと、
前記
ノードが、前記CCA及び/又はeCCAの実行に成功したスケジューリング単位を用いて前記占用時間長シグナリングを送信することと、
前記
ノードが、予め約束した、前記CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームの次のサブフレームを用いて前記占用時間長シグナリングを送信することと、
前記
ノードが、予め約束した、前記CCA及び/又はeCCAの実行に成功したスケジューリング単位の次のスケジューリング単位を用いて前記占用時間長シグナリングを送信することと、
前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアの時間長におけるそれぞれのサブフレームを用いて前記占用時間長シグナリングを送信することと、
前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアの時間長におけるそれぞれのスケジューリング単位を用いて前記占用時間長シグナリングを送信することと、のうち少なくとも一方により行われてもよい。
【0033】
オプションとして、前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアの時間長におけるそれぞれのサブフレームを用いて前記占用時間長シグナリングを送信することは、
前記
ノードが、前記それぞれのサブフレームにて約束したリソース位置を用いて、共通の無線ネットワーク一時識別子RNTIの補助により、前記占用時間長シグナリングを送信することを含んでもよい。
【0034】
オプションとして、前記方法は、前記
ノードが、前記CCA及び/又はeCCAを実行した後、
信号エネルギーが存在しない物理リソースブロックPRBの周波数領域と、
信号エネルギーが存在しないリソースユニットREの周波数領域と、
信号エネルギーが存在しないサブキャリアの周波数領域と、のうち少なくとも一方の周波数帯域リソースを決定すること、をさらに含んでもよい。
【0035】
オプションとして、前記方法は、
前記
ノードが、前記周波数領域リソースを決定した後、
信号エネルギーが存在しない前記周波数領域リソースのパターンに基づいて、アンライセンスキャリアを占用する
ノードの属性を決定することをさらに含み、前記
ノードの属性は、
ノードの所属する事業者情報と、
ノードが周波数再使用及び/又は多重化をサポートするか否かと、のうち少なくとも一方を含む。
【0036】
オプションとして、前記方法は、
前記
ノードが、前記CCA及び/又はeCCAを実行した後、
信号エネルギーが存在する物理リソースブロックPRBの周波数領域と、
信号エネルギーが存在するリソースユニットREの周波数領域と、
信号エネルギーが存在するサブキャリアの周波数領域と、のうち少なくとも一方の周波数領域リソースを決定することをさらに含んでもよい。
【0037】
オプションとして、前記方法は、
前記
ノードが、前記周波数領域リソースを決定した後、
信号エネルギーが存在する前記周波数領域リソースのパターンに基づいて、アンライセンスキャリアを占用する
ノードの属性を決定することをさらに含み、前記
ノードの属性は、
ノードの所属する事業者情報と、
ノードが周波数再使用及び/又は多重化をサポートするか否かと、のうち少なくとも一方を含む。
【0038】
本発明の実施例の他の一態様によれば、
ノードに応用されるアンライセンスキャリアの処理装置であって、空きチャネル評価CCA及び/又は拡張空きチャネル評価eCCAを実行する実行モジュールと、アンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用する占用モジュールと、を備えるアンライセンスキャリアの処理装置が提供される。
【0039】
オプションとして、前記占用モジュールは、
サブフレームを粒状度として、前記アンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、
長期的進化LTEのタイムスロットと、1つ又は複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルとのうち少なくとも一方を含むスケジューリング単位を粒状度として、前記アンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、
アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用するように構成されてもよい。
【0040】
本発明の実施例の他の一態様によれば、
ノードが空きチャネル評価CCA及び/又は拡張空きチャネル評価eCCAを実行することと、
前記
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用することと、
前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアを占用する時間長に基づいて、シグナリングを構成して送信することと、を含み、
前記シグナリングは、前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームにおける占用される直交周波数分割多重化OFDMシンボルに対する記述を含むアンライセンスキャリアの処理方法が提供される。
【0041】
オプションとして、前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用することは、
ノードが、サブフレームを粒状度として前記アンライセンスキャリアを占用することと、
ノードが、長期的進化LTEのタイムスロットと、1つ又は複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルとのうち少なくとも一方を含むスケジューリング単位を粒状度としてアンライセンスキャリアを占用することと、のうち少なくとも一方を含んでもよい。
【0042】
オプションとして、
ノードが前記シグナリングを送信することは、
前記
ノードが前記アンライセンスキャリアの時間長内の1つ又は複数のサブフレームを用いて前記シグナリングを送信すること、及び/又は、
前記
ノードが前記アンライセンスキャリアの時間長内のそれぞれのサブフレームにおいて前記シグナリングを送信すること、を含んでもよい。
【0043】
オプションとして、前記
ノードが前記シグナリングを送信することは、
前記
ノードが前記アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームにて約束したリソース位置で共通の無線ネットワーク一時識別子RNTIの補助により、前記シグナリングを送信することを含んでもよい。
【0044】
オプションとして、前記
ノードが前記シグナリングを送信することは、
前記
ノードが、前記アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームにおいて、物理下り制御チャネルPDCCH又は拡張物理下り制御チャネルePDCCHの共通探索領域を用いて前記シグナリングを送信することを含んでもよい。
【0045】
オプションとして、前記方法は、前記アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームのうち最後のサブフレームが完全なサブフレームである場合、前記シグナリングで、前記最後のサブフレームのすべてのOFDMシンボルが占用されることを記述すること、をさらに含んでもよい。
【0046】
オプションとして、前記アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームが上りサブフレーム、下りサブフレームを含む場合、前記
ノードの占用するサブフレームは、下りサブフレームのみを含むか、又は、上りサブフレームのみを含むか、又は、上りサブフレーム及び下りサブフレームの双方を含んでもよい。
【0047】
オプションとして、前記アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームのうち最後のサブフレームが完全でないサブフレームである場合、前記シグナリングで、前記最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルを記述する。
【0048】
本発明の実施例の他の一態様によれば、
ノードから送信された、アンライセンスキャリアを占用する時間長のシグナリングを受信し解析することと、
解析された前記シグナリングに基づいて、前記時間長内の最後のサブフレームにおける占用される直交周波数分割多重化OFDMシンボルを決定することと、を含み、
前記シグナリングは、前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルに対する記述を含むアンライセンスキャリアの処理方法が提供される。
【0049】
本発明の実施例の他の一態様によれば、
ノードに応用されるアンライセンスキャリアの処理装置であって、
空きチャネル評価CCA及び/又は拡張空きチャネル評価eCCAを実行する実行モジュールと、
アンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用するキャリア占用モジュールと、
前記アンライセンスキャリアを占用する時間長に基づいて、シグナリングを構成して送信する送信モジュールと、を備え、
前記シグナリングは、前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームにおける占用される直交周波数分割多重化OFDMシンボルに対する記述を含むアンライセンスキャリアの処理装置が提供される。
【0050】
本発明の実施例の他の一態様によれば、
ノードから送信された、アンライセンスキャリアを占用する時間長のシグナリングを受信し解析する受信モジュールと、
解析された前記シグナリングに基づいて、前記時間長内の最後のサブフレームにおける占用される直交周波数分割多重化OFDMシンボルを決定する決定モジュールと、を備え、
前記シグナリングは、前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルに対する記述を含むアンライセンスキャリアの処理装置が提供される。
【発明の効果】
【0051】
本発明の実施例によれば、
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行し、
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、前記アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用することにより、アンライセンスキャリアの占用を実現する。
【0052】
図面及び詳細な説明を読んで理解したうえで、他の態様を理解することができる。
【発明を実施するための形態】
【0054】
以下、図面を参照しつつ本願の実施例を詳しく説明する。なお、衝突しない限り、本願の実施例及び実施例中の構成要件を任意に組み合わせることができる。
【0055】
なお、本発明の明細書及び特許請求の範囲並びに上記図面における「第1」、「第2」等の用語は、類似した対象を区別するためのものであり、特定の順番又は前後順序を説明するためのものではない。
【0056】
本実施例においてアンライセンスキャリアの占有方法が提供され、
図1は、本発明の実施例によるアンライセンスキャリアの処理方法のフローチャートであり、
図1に示されるように、そのフローは以下のステップ102〜ステップ104を含む。
【0057】
ステップ102:
ノードが空きチャネル評価(CCA)及び/又は拡張空きチャネル評価(eCCA)を実行する。
【0058】
なお、
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行するのは、ステップ104においてアンライセンスキャリアを使用する使用権を取得できるためである。
【0059】
ステップ104:
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用する。
【0060】
なお、ここで、アンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用することは、粒状度を予め設定してアンライセンスキャリアを占用することを含み、同様に、アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用することは、時間長を宣言してアンライセンスキャリアを占用することを含む。
【0061】
上記ステップを通じて、CCA及び/又はeCCAを行った後、アンライセンスキャリアを所定の粒状度で、及び/又は宣言された時間長で占用することにより、アンライセンスキャリアを占用することを実現し、関連技術における、アンライセンスキャリアの占用を実現できない問題を解決する。
【0062】
代替的な実施例において、上記
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用することは、該
ノードが、サブフレームを粒状度としてアンライセンスキャリアを占用することと、該
ノードが、スケジューリング単位を粒状度としてアンライセンスキャリアを占用することと、のうち少なくとも一方を含むことができ、該スケジューリング単位は、長期的進化(LTE)のタイムスロットと、1つ又は複数の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルとのうち少なくとも一方を含む。
【0063】
オプションとして、
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用する場合、該
ノードが、占用されるべきアンライセンスキャリアの時間長を決定することをさらに含んでもよい。この宣言された時間長は、決定された占用されるべきアンライセンスキャリアの時間長よりも小さいかそれと等しいものであることができる。
【0064】
上記アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームのうち最後のサブフレームが、完全でないサブフレームである場合、
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内の最後のサブフレームを削除するか使用しないと決定し、即ち、
ノードが、アンライセンスキャリアの最後のサブフレームを占用しないか、占用するが使用しないと決定する。上記アンライセンスキャリアの時間長内における最初のサブフレームは完全でないサブフレームであることができ、それ以外のサブフレームは、いずれも完全なサブフレームである。ここで、最初のサブフレームは完全でないサブフレームであってもよいし、完全なサブフレームであってもよい。上記アンライセンスキャリアの時間長内のスケジューリング単位のうち最後のサブフレームが完全でないスケジューリング単位である場合、該
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内の最後のスケジューリング単位を削除するか使用しないと決定し、即ち、
ノードが、アンライセンスキャリアの最後のスケジューリング単位を占用しないか、占用するが使用しないと決定する。上記アンライセンスキャリアの時間長内における最初のスケジューリング単位は完全でないスケジューリング単位であることができ、それ以外のサブフレームはいずれも完全なスケジューリング単位である。ここで、最初のスケジューリング単位は完全でないスケジューリング単位であってもよいし、完全なスケジューリング単位であってもよい。
【0065】
上記時間長内のサブフレームのうち最後のサブフレームが、完全でないサブフレームである場合、この最後のサブフレームの全時間長が、上記アンライセンスキャリアの時間長内に含まれており、且つ上記アンライセンスキャリアの時間長が、規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていなければ、上記
ノードが、最後のサブフレームの全時間長を含むすべてのサブフレームの時間長を占用し使用すると決定する。上記アンライセンスキャリアの時間長内のスケジューリング単位のうち最後のスケジューリング単位が、完全でないスケジューリング単位である場合、最後のスケジューリング単位の全時間長が、上記時間長内に含まれており、且つ該アンライセンスキャリアの時間長が、規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていなければ、上記
ノードが、最後のスケジューリング単位の全時間長を含むすべてのスケジューリング単位の時間長を占用し使用すると決定する。
【0066】
代替的な実施例において、上記宣言された時間長が、時間量、一定の時間の長さ、予め設定された時間の長さのうち少なくとも一方であることができる場合、該宣言された時間長は、
上記宣言された時間長の最初のサブフレーム又は最初のスケジューリング単位の実際の占用時間長を除いた残余の占用時間長を、サブフレームの時間長又はスケジューリング単位の時間長で割って商が得られ、得られた商を切り下げるか切り上げることで得た実際の占用時間長が対応するサブフレーム又はスケジューリング単位、を含む。
【0067】
代替的な実施例において、本発明の実施例の方法は、
上記
ノードがアンライセンスキャリアを占用する場合、上記
ノードは、アンライセンスキャリアについて優先的な使用権を有することと、
上記
ノードがアンライセンスキャリアを占用する場合、上記
ノードは、他の
ノードがアンライセンスキャリアを使用することを許可することができ、他の
ノードが上記アンライセンスキャリアを使用する必要がある場合、他の
ノードは、上記
ノードがアンライセンスキャリアを占用する時間長内に、CCA及び/又はeCCAを実行することで、アンライセンスキャリアを使用する使用権を取得し、
なお、ここで、他の
ノードは、該
ノードに従属する下位ユーザ機器(UE)を含むことができることと、
上記他の
ノードが上記
ノードによる占用時間長内に実行するCCA及び/又はeCCAは、上記
ノードが当該アンライセンスキャリアを先取的に占有するCCA及び/又はeCCAよりも先取占有確率が高い高優先度のCCA及び/又はeCCAであることと、のうち少なくとも一方をさらに含む。
【0068】
代替的な実施例において、上記アンライセンスキャリアを占有する時間長の時間長パラメータは、
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功したサブフレームから連続する占用されるサブフレーム(該CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームは、上記アンライセンスキャリアの時間長に含まれるか含まれない)と、
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功したスケジューリング単位から連続する占用されるスケジューリング単位(該CCA及び/又はeCCAの実行に成功したスケジューリング単位は、上記アンライセンスキャリアの時間長に含まれるか含まれない)と、
ノードが決定した、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したOFDMシンボルから占用されるOFDMシンボルと、
ノードが決定した、現在サブフレームに対して残存する占用されるべきサブフレームと、
ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対して残存する占用されるべきスケジューリング単位と、
ノードが決定した、現在OFDMシンボルに対して残存する占用されるべきOFDMシンボルと、
ノードが決定した、現在サブフレームに対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームのサブフレーム番号と、
ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のスケジューリング単位の番号と、のうち少なくとも一方を含む。
【0069】
上記時間長パラメータは、
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功したサブフレームから連続する占用されるサブフレームを含む場合、該時間長パラメータは、連続する占用されるサブフレームのうち最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルをさらに含み、上記時間長パラメータは、
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功したスケジューリング単位から連続する占用されるスケジューリング単位を含む場合、該時間長パラメータは、連続する占用されるスケジューリング単位のうち最後のスケジューリング単位における占用されるOFDMシンボルをさらに含み、上記時間長パラメータは、
ノードが決定した、現在サブフレームに対して残存する占用されるべきサブフレームを含む場合、該時間長パラメータは、残存する占用されるべきサブフレームのうち最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルをさらに含み、上記時間長パラメータは、
ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対して残存する占用されるべきスケジューリング単位を含む場合、該時間長パラメータは、残存する占用されるべきスケジューリング単位のうち最後のスケジューリング単位における占用されるOFDMシンボルをさらに含み、上記時間長パラメータは、
ノードが決定した、現在サブフレームに対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームのサブフレーム番号を含む場合、該時間長パラメータは、最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルをさらに含み、上記時間長パラメータは、
ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のスケジューリング単位の番号を含む場合、該時間長パラメータは、最後のスケジューリング単位における占用されるOFDMシンボルをさらに含む。
【0070】
代替的な実施例において、上記
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することは、
ノードが、CCA及び/又はeCCAを実行されるサブフレームにおける先頭からの所定数のOFDMシンボルにおいてCCA及び/又はeCCAを実行すること、を含む。
【0071】
代替的な実施例において、上記
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内の最後のサブフレームを削除するか使用しないと決定する、及び/又は、
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内の最後のスケジューリング単位を削除するか使用しないと決定する場合、CCA及び/又はeCCAを実行することは、
該
ノード又は他の
ノード(例えば、該
ノードに従属する下位UE)が、最後のサブフレーム及び/又は最後のスケジューリング単位においてCCA及び/又はeCCAを実行すること、及び/又は、
ノードから許可を得た
ノードが、最後のサブフレーム及び/又は最後のスケジューリング単位においてCCA及び/又はeCCAを実行すること、を含む。
【0072】
代替的な実施例において、本発明の実施例の方法は、
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内の最後のサブフレームを削除するか使用しないと決定する、及び/又は、
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内の最後のスケジューリング単位を削除するか使用しないと決定する場合、
該
ノードが、最後のサブフレーム及び/又は最後のスケジューリング単位を用いたデータ送信を行わないことをさらに含む。
【0073】
代替的な実施例において、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレーム及び/又はスケジューリング単位が、上記時間長に含まれる場合、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレーム及び/又はスケジューリング単位全体を1つのサブフレーム又はスケジューリング単位として、上記アンライセンスキャリアの時間長内の算定対象とする、及び/又は、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレーム及び/又はスケジューリング単位のうち、CCA及び/又はeCCAを実行するタイミングから該サブフレーム又はスケジューリング単位が終了するまでのサブフレーム又はスケジューリング単位を、上記アンライセンスキャリアの時間長内の算定対象とする。
【0074】
代替的な実施例において、上記アンライセンスキャリアの時間長の終了タイミングは、所定のサブフレーム又はスケジューリング単位の終了境界タイミングである。
【0075】
代替的な実施例において、上記
ノードは、アンライセンスキャリアを占用する時に、他の
ノードが該
ノードとの間で多重化方式でアンライセンスキャリア上のリソースを使用することを許可し、或いは、該
ノードは、他の
ノードが単独で該アンライセンスキャリア上のリソースを使用することを許可し、上記多重化方式は、周波数分割多重化、時分割多重化、空間分割多重化、符号分割多重化のうち少なくとも一方を含み、他の
ノードが上記多重化方式でアンライセンスキャリア上のリソースを使用する場合、該他の
ノードは、まず最初にCCA及び/又はeCCAを実行する必要があり、CCA及び/又はeCCAを実行することに成功してから、リソースの多重化を行う。上記他の
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することは、該他の
ノードが、約束した周波数リソースパターンに従ってCCA及び/又はeCCAを実行することを含み、該約束した周波数リソースパターンは、約束した物理リソースブロック(PRB)、約束したリソース単位(RE)、約束したサブキャリアのうち少なくとも一方を含む。
【0076】
アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用し、且つ該宣言された時間長は、宣言された時間長の最初のサブフレーム又は最初のスケジューリング単位の実際の占用時間長を除いた残余の占用時間長を、サブフレームの時間長又はスケジューリング単位の時間長で割って商が得られ、得られた商を切り下げるか切り上げることで得た実際の占用時間長が対応するサブフレーム又はスケジューリング単位、を含む場合、オプションとして、得られた商を切り上げた後、実際の占用時間長が、規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていなければ、該
ノードが宣言された時間長を切り上げることにより決定し、得られた商を切り上げた後、実際の占用時間長が、規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていれば、該
ノードが宣言された時間長を切り下げることにより決定するようにしてもよい。
【0077】
上記時間量は、
ノードが、前記アンライセンスキャリアを占用する時間長を記述するシグナリングに含ませた、前記アンライセンスキャリアの時間長の数値を含み、前記数値は、時間単位を次元とする時間量である。
【0078】
上記一定の時間の長さは、プロトコル又は規制で規定された、
ノードがアンライセンスキャリアを占用するたびの宣言された時間長を含む。
【0079】
上記予め設定された時間の長さは、準静的に設定された時間の長さ及び/又は動的に設定された時間の長さを含む。
【0080】
代替的な実施例において、上記他の
ノードが取得したアンライセンスキャリアの使用権は、
ノードがアンライセンスキャリアを占用する時間長内に有効であり、
前記
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する時間長内に有効であることは、
ノードがアンライセンスキャリアを占用する時間長内における1つ又は複数のサブフレームにて有効であること、又は、
ノードがアンライセンスキャリアを占用する時間長内における1つ又は複数のスケジューリング単位にて有効であることを含む。
【0081】
代替的な実施例において、上記
ノードがアンライセンスキャリアを占用し、且つ該
ノードが使用しないサブフレーム及び/又はスケジューリング単位は、他の
ノードに使用される場合、該
ノードがサブフレーム及び/又はスケジューリング単位を再使用する必要があれば、該
ノードは、CCA及び/又はeCCAを実行する必要がなく、直接サブフレーム及び/又はスケジューリング単位を使用する。
【0082】
代替的な実施例において、該
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用した後、該
ノードが、アンライセンスキャリアを占用する時間長を含む占用時間長シグナリングにより他の
ノードに報知することをさらに含む。
【0083】
オプションとして、上記
ノードが占用時間長シグナリングを他の
ノードに報知することは、該
ノードが、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームを用いて占用時間長シグナリングを送信することと、該
ノードが、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したスケジューリング単位を用いて占用時間長シグナリングを送信することと、該
ノードが、予め約束した、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームの次のサブフレームを用いて占用時間長シグナリングを送信することと、該
ノードが、予め約束した、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したスケジューリング単位の次のスケジューリング単位を用いて占用時間長シグナリングを送信することと、該
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長におけるそれぞれのサブフレームを用いて占用時間長シグナリングを送信することと、該
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長におけるそれぞれのスケジューリング単位を用いて占用時間長シグナリングを送信することと、のうち少なくとも一方により行われることができる。
【0084】
オプションとして、上記
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長におけるそれぞれのサブフレームを用いて占用時間長シグナリングを送信することは、
ノードが、該それぞれのサブフレームにて約束したリソース位置を用いて、共通の無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の補助により、占用時間長シグナリングを送信することを含んでもよい。
【0085】
代替的な実施例において、上記
ノードは、CCA及び/又はeCCAを実行した後、信号エネルギーが存在しない物理リソースブロックPRBの周波数領域と、信号エネルギーが存在しないリソースユニットREの周波数領域と、信号エネルギーが存在しないサブキャリアの周波数領域と、のうち少なくとも一方の周波数帯域リソースを決定することができる。
【0086】
オプションとして、上記
ノードは、上述信号エネルギーが存在しない周波数領域リソースを決定した後、信号エネルギーが存在しない周波数領域リソースのパターンに基づいて、アンライセンスキャリアを占用する
ノードの属性を決定することをさらに含み、該
ノードの属性は、
ノードの所属する事業者情報と、
ノードが周波数再使用及び/又は多重化をサポートするか否かと、のうち少なくとも一方を含む。
【0087】
代替的な実施例において、上記
ノードは、CCA及び/又はeCCAを実行した後、信号エネルギーが存在するPRBの周波数領域と、信号エネルギーが存在するREの周波数領域と、信号エネルギーが存在するサブキャリアの周波数領域と、のうち少なくとも一方の周波数領域リソースを決定することもできる。
【0088】
オプションとして、上記
ノードは、上記エネルギー信号が存在する周波数領域リソースを決定した後、信号エネルギーが存在する周波数領域リソースのパターンに基づいて、アンライセンスキャリアを占用する
ノードの属性を決定することをさらに含み、該
ノードの属性は、
ノードの所属する事業者情報と、
ノードが周波数再使用及び/又は多重化をサポートするか否かと、のうち少なくとも一方を含む。
【0089】
オプションとして、上記
ノードは、アンライセンスキャリアの
ノードの属性情報を伝達する必要がある場合、CCA及び/又はeCCA検出を実行することにより、アンライセンスキャリアを占用する
ノードの属性情報を伝達することができる。
【0090】
以上の実施形態で説明したように、上記実施例による方法は、ソフトウェアとともに必要な汎用ハードウェアフラップフォームを介して実現されることができ、もちろんハードウェアによって実現されることもできるが、多くの場合、前者がより適切な実施形態であることは、当業者にとって明らかである。このような理解に基づいて、本発明の技術案は、本質上、或いは、関連技術に貢献する部分が、ソフトウェア製品の形で体現されることができ、このコンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えば、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末機器(携帯電話、コンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイス等であってもよい)に本発明の各実施例の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0091】
本実施例においてアンライセンスキャリアの占用装置も提供され、上記実施例及び代替的な実施形態を実現するものであって、既に説明したものは省略される。以下で使用する用語「モジュール」とは、所定の機能を実現可能なソフトウェア及び/又はハードウェアの組み合わせである。以下の実施例に説明する装置をソフトウェアで実現することが好ましいが、ハードウェア又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより実現することも可能であり、構想されている。
【0092】
本発明の実施例においてコンピュータ記憶媒体がさらに提供され、コンピュータ記憶媒体には、上記アンライセンスキャリアの占用方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令が記憶されている。
【0093】
図2は、本発明の実施例によるアンライセンスキャリアの処理装置の構造ブロック図であり、該装置は
ノードに応用されることができ、
図2に示されるように、該装置は、実行モジュール22と、占用モジュール24と、を備え、以下、該装置について説明する。
【0094】
実行モジュール22は、空きチャネル評価(CCA)及び/又は拡張空きチャネル評価(eCCA)を実行する。占用モジュール24は、上記実行モジュール22に接続され、アンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用する。
【0095】
代替的な実施例において、占用モジュールは、
サブフレームを粒状度として、前記アンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、
長期的進化(LTE)のタイムスロットと、1つ又は複数の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルとのうち少なくとも一方を含むスケジューリング単位を粒状度として、前記アンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、
アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用する。
【0096】
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用する場合、該
ノードが、占用されるべきアンライセンスキャリアの時間長を決定することをさらに含む。この宣言された時間長は、決定された占用されるべきアンライセンスキャリアの時間長よりも小さいかそれと等しいものであることができる。
【0097】
上記アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームのうち最後のサブフレームが、完全でないサブフレームである場合、
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内の最後のサブフレームを削除するか使用しないと決定し、即ち、
ノードが、アンライセンスキャリアの最後のサブフレームを占用しないか、占用するが使用しないと決定する。上記アンライセンスキャリアの時間長内における最初のサブフレームは完全でないサブフレームであることができ、それ以外のサブフレームはいずれも完全なサブフレームである。ここで、最初のサブフレームは完全でないサブフレームであってもよいし、完全なサブフレームであってもよい。上記アンライセンスキャリアの時間長内のスケジューリング単位のうち最後のサブフレームが、完全でないスケジューリング単位である場合、該
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内の最後のスケジューリング単位を削除するか使用しないと決定し、即ち、
ノードが、アンライセンスキャリアの最後のスケジューリング単位を占用しないか、占用するが使用しないと決定する。上記アンライセンスキャリアの時間長内における最初のスケジューリング単位は完全でないスケジューリング単位であることができ、それ以外のサブフレームはいずれも完全なスケジューリング単位である。ここで、最初のスケジューリング単位は完全でないスケジューリング単位であってもよいし、完全なスケジューリング単位であってもよい。
【0098】
上記時間長内のサブフレームのうち最後のサブフレームが、完全でないサブフレームである場合、この最後のサブフレームの全時間長が、上記アンライセンスキャリアの時間長内に含まれており、且つ上記アンライセンスキャリアの時間長が、規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていなければ、上記
ノードが、最後のサブフレームの全時間長を含むすべてのサブフレームの時間長を占用し使用すると決定する。上記アンライセンスキャリアの時間長内のスケジューリング単位のうち最後のスケジューリング単位が、完全でないスケジューリング単位である場合、最後のスケジューリング単位の全時間長が、上記時間長内に含まれており、且つ該アンライセンスキャリアの時間長が、規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていなければ、上記
ノードが、最後のスケジューリング単位の全時間長を含むすべてのスケジューリング単位の時間長を占用し使用すると決定する。
【0099】
代替的な実施例において、上記宣言された時間長が、時間量、一定の時間の長さ、予め設定された時間の長さのうち少なくとも一方であることができる場合、該宣言された時間長は、
上記宣言された時間長の最初のサブフレーム又は最初のスケジューリング単位の実際の占用時間長を除いた残余の占用時間長を、サブフレームの時間長又はスケジューリング単位の時間長で割って商が得られ、得られた商を切り下げるか切り上げることで得た実際の占用時間長が対応するサブフレーム又はスケジューリング単位、を含む。
【0100】
代替的な実施例において、本発明の実施例は、
上記
ノードがアンライセンスキャリアを占用する場合、上記
ノードは、アンライセンスキャリアについて優先的な使用権を有することと、
上記
ノードがアンライセンスキャリアを占用する場合、上記
ノードは、他の
ノードがアンライセンスキャリアを使用することを許可することができ、他の
ノードが上記アンライセンスキャリアを使用する必要がある場合、他の
ノードは、上記
ノードがアンライセンスキャリアを占用する時間長内に、CCA及び/又はeCCAを実行することで、アンライセンスキャリアを使用する使用権を取得することと、
上記他の
ノードが上記
ノードによる占用時間長内に実行するCCA及び/又はeCCAは、上記
ノードが当該アンライセンスキャリアを先取的に占有するCCA及び/又はeCCAよりも先取占有確率が高い高優先度のCCA及び/又はeCCAであることと、のうち少なくとも一方をさらに含む。
【0101】
代替的な実施例において、上記アンライセンスキャリアを占有する時間長の時間長パラメータは、
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功したサブフレームから連続する占用されるサブフレーム(該CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームは、上記アンライセンスキャリアの時間長に含まれるか含まれない)と、
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功したスケジューリング単位から連続する占用されるスケジューリング単位(該CCA及び/又はeCCAの実行に成功したスケジューリング単位は、上記アンライセンスキャリアの時間長に含まれるか含まれない)と、
ノードが決定した、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したOFDMシンボルから占用されるOFDMシンボルと、
ノードが決定した、現在サブフレームに対して残存する占用されるべきサブフレームと、
ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対して残存する占用されるべきスケジューリング単位と、
ノードが決定した、現在OFDMシンボルに対して残存する占用されるべきOFDMシンボルと、
ノードが決定した、現在サブフレームに対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームのサブフレーム番号と、
ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のスケジューリング単位の番号と、のうち少なくとも一方を含む。
【0102】
上記時間長パラメータは、
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功したサブフレームから連続する占用されるサブフレームを含む場合、該時間長パラメータは、連続する占用されるサブフレームのうち最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルをさらに含み、上記時間長パラメータは、
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功したスケジューリング単位から連続する占用されるスケジューリング単位を含む場合、該時間長パラメータは、連続する占用されるスケジューリング単位のうち最後のスケジューリング単位における占用されるOFDMシンボルをさらに含み、上記時間長パラメータは、
ノードが決定した、現在サブフレームに対して残存する占用されるべきサブフレームを含む場合、該時間長パラメータは、残存する占用されるべきサブフレームのうち最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルをさらに含み、上記時間長パラメータは、
ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対して残存する占用されるべきスケジューリング単位を含む場合、該時間長パラメータは、残存する占用されるべきスケジューリング単位のうち最後のスケジューリング単位における占用されるOFDMシンボルをさらに含み、上記時間長パラメータは、
ノードが決定した、現在サブフレームに対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームのサブフレーム番号を含む場合、該時間長パラメータは、最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルをさらに含み、上記時間長パラメータは、
ノードが決定した、現在スケジューリング単位に対してその後のアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のスケジューリング単位の番号を含む場合、該時間長パラメータは、最後のスケジューリング単位における占用されるOFDMシンボルをさらに含む。
【0103】
代替的な実施例において、上記
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することは、
ノードが、CCA及び/又はeCCAを実行されるサブフレームにおける先頭からの所定数のOFDMシンボルにおいてCCA及び/又はeCCAを実行すること、を含む。
【0104】
代替的な実施例において、上記
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内の最後のサブフレームを削除するか使用しないと決定する、及び/又は、
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内の最後のスケジューリング単位を削除するか使用しないと決定する場合、CCA及び/又はeCCAを実行することは、
該
ノード又は他の
ノード(例えば、該
ノードに従属する下位UE)が、最後のサブフレーム及び/又は最後のスケジューリング単位においてCCA及び/又はeCCAを実行すること、及び/又は、
ノードから許可を得た
ノードが、最後のサブフレーム及び/又は最後のスケジューリング単位においてCCA及び/又はeCCAを実行すること、を含む。
【0105】
代替的な実施例において、本発明の実施例は、
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内の最後のサブフレームを削除するか使用しないと決定する、及び/又は、
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内の最後のスケジューリング単位を削除するか使用しないと決定する場合、
該
ノードが、最後のサブフレーム及び/又は最後のスケジューリング単位を用いたデータ送信を行わないことをさらに含む。
【0106】
代替的な実施例において、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレーム及び/又はスケジューリング単位が、上記時間長に含まれる場合、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレーム及び/又はスケジューリング単位全体を1つのサブフレーム又はスケジューリング単位として、上記アンライセンスキャリアの時間長内の算定対象とする、及び/又は、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレーム及び/又はスケジューリング単位のうち、CCA及び/又はeCCAを実行するタイミングから該サブフレーム又はスケジューリング単位が終了するまでのサブフレーム又はスケジューリング単位を、上記アンライセンスキャリアの時間長内の算定対象とする。
【0107】
代替的な実施例において、上記アンライセンスキャリアの時間長の終了タイミングは、所定のサブフレーム又はスケジューリング単位の終了境界タイミングである。
【0108】
代替的な実施例において、上記
ノードは、アンライセンスキャリアを占用する時に、他の
ノードが該
ノードとの間で多重化方式でアンライセンスキャリア上のリソースを使用することを許可し、或いは、該
ノードは、他の
ノードが単独で該アンライセンスキャリア上のリソースを使用することを許可し、上記多重化方式は、周波数分割多重化、時分割多重化、空間分割多重化、符号分割多重化のうち少なくとも一方を含み、他の
ノードが上記多重化方式でアンライセンスキャリア上のリソースを使用する場合、該他の
ノードは、まず最初にCCA及び/又はeCCAを実行する必要があり、CCA及び/又はeCCAを実行することに成功してから、リソースの多重化を行う。上記他の
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することは、該他の
ノードが、約束した周波数リソースパターンに従ってCCA及び/又はeCCAを実行することを含み、該約束した周波数リソースパターンは、約束した物理リソースブロック(PRB)、約束したリソース単位(RE)、約束したサブキャリアのうち少なくとも一方を含む。
【0109】
アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用し、且つ該宣言された時間長は、宣言された時間長の最初のサブフレーム又は最初のスケジューリング単位の実際の占用時間長を除いた残余の占用時間長を、サブフレームの時間長又はスケジューリング単位の時間長で割って商が得られ、得られた商を切り下げるか切り上げることで得た実際の占用時間長が対応するサブフレーム又はスケジューリング単位、を含む場合、オプションとして、得られた商を切り上げた後、実際の占用時間長が、規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていなければ、該
ノードが宣言された時間長を切り上げることにより決定し、得られた商を切り上げた後、実際の占用時間長が、規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていれば、該
ノードが宣言された時間長を切り下げることにより決定するようにしてもよい。
【0110】
上記時間量は、
ノードが、前記アンライセンスキャリアを占用する時間長を記述するシグナリングに含ませた、前記アンライセンスキャリアの時間長の数値を含み、前記数値は、時間単位を次元とする時間量である。
【0111】
上記一定の時間の長さは、プロトコル又は規制で規定された、
ノードがアンライセンスキャリアを占用するたびの宣言された時間長を含む。
【0112】
上記予め設定された時間の長さは、準静的に設定された時間の長さ及び/又は動的に設定された時間の長さを含む。
【0113】
代替的な実施例において、上記他の
ノードが取得したアンライセンスキャリアの使用権は、
ノードがアンライセンスキャリアを占用する時間長内に有効であり、
ノードが前記アンライセンスキャリアを占用する時間長内に有効であることは、
ノードがアンライセンスキャリアを占用する時間長内における1つ又は複数のサブフレームにて有効であること、又は、
ノードがアンライセンスキャリアを占用する時間長内における1つ又は複数のスケジューリング単位にて有効であることを含む。
【0114】
代替的な実施例において、上記
ノードがアンライセンスキャリアを占用し、且つ該
ノードが使用しないサブフレーム及び/又はスケジューリング単位は、他の
ノードに使用される場合、該
ノードがサブフレーム及び/又はスケジューリング単位を再使用する必要があれば、該
ノードは、CCA及び/又はeCCAを実行する必要がなく、直接サブフレーム及び/又はスケジューリング単位を使用する。
【0115】
代替的な実施例において、該
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用した後、該
ノードが、アンライセンスキャリアを占用する時間長を含む占用時間長シグナリングにより他の
ノードに報知することをさらに含む。
【0116】
オプションとして、上記
ノードが占用時間長シグナリングを他の
ノードに報知することは、該
ノードが、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームを用いて占用時間長シグナリングを送信することと、該
ノードが、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したスケジューリング単位を用いて占用時間長シグナリングを送信することと、該
ノードが、予め約束した、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームの次のサブフレームを用いて占用時間長シグナリングを送信することと、該
ノードが、予め約束した、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したスケジューリング単位の次のスケジューリング単位を用いて占用時間長シグナリングを送信することと、該
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長におけるそれぞれのサブフレームを用いて占用時間長シグナリングを送信することと、該
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長におけるそれぞれのスケジューリング単位を用いて占用時間長シグナリングを送信することと、のうち少なくとも一方により行われることができる。
【0117】
オプションとして、上記
ノードが、時間長におけるそれぞれのサブフレームを用いて占用時間長シグナリングを送信することは、
ノードが、該それぞれのサブフレームにて約束したリソース位置を用いて、共通の無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の補助により、占用時間長シグナリングを送信することを含んでもよい。
【0118】
代替的な実施例において、上記
ノードは、CCA及び/又はeCCAを実行した後、信号エネルギーが存在しない物理リソースブロックPRBの周波数領域と、信号エネルギーが存在しないリソースユニットREの周波数領域と、信号エネルギーが存在しないサブキャリアの周波数領域と、のうち少なくとも一方の周波数帯域リソースを決定することができる。
【0119】
オプションとして、上記
ノードは、上述信号エネルギーが存在しない周波数領域リソースを決定した後、信号エネルギーが存在しない周波数領域リソースのパターンに基づいて、アンライセンスキャリアを占用する
ノードの属性を決定することをさらに含み、該
ノードの属性は、
ノードの所属する事業者情報と、
ノードが周波数再使用及び/又は多重化をサポートするか否かと、のうち少なくとも一方を含む。
【0120】
代替的な実施例において、上記
ノードは、CCA及び/又はeCCAを実行した後、信号エネルギーが存在するPRBの周波数領域と、信号エネルギーが存在するREの周波数領域と、信号エネルギーが存在するサブキャリアの周波数領域と、のうち少なくとも一方の周波数領域リソースを決定することもできる。
【0121】
オプションとして、上記
ノードは、上記エネルギー信号が存在する周波数領域リソースを決定した後、信号エネルギーが存在する周波数領域リソースのパターンに基づいて、アンライセンスキャリアを占用する
ノードの属性を決定することをさらに含み、該
ノードの属性は、
ノードの所属する事業者情報と、
ノードが周波数再使用及び/又は多重化をサポートするか否かと、のうち少なくとも一方を含む。
【0122】
オプションとして、上記
ノードは、アンライセンスキャリアの
ノードの属性情報を伝達する必要がある場合、CCA及び/又はeCCA検出を実行することにより、アンライセンスキャリアを占用する
ノードの属性情報を伝達することができる。
【0123】
図3は、本発明の他の実施例によるアンライセンスキャリアの処理方法のフローチャートであり、
図3に示されるように、以下を含む。
【0124】
ステップ302:
ノードが空きチャネル評価(CCA)及び/又は拡張空きチャネル評価(eCCA)を実行する。
【0125】
ステップ304:
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する。
【0126】
ステップ306:
ノードが、アンライセンスキャリアを占用する時間長に基づいて、シグナリングを構成して送信する。
【0127】
シグナリングは、
ノードがアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルに対する記述を含む。
【0128】
オプションとして、
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用することは、
ノードが、サブフレームを粒状度としてアンライセンスキャリアを占用することと、
ノードが、長期的進化LTEのタイムスロットと、1つ又は複数の直交周波数分割多重化OFDMシンボルとのうち少なくとも一方を含むスケジューリング単位を粒状度としてアンライセンスキャリアを占用することと、のうち少なくとも一方を含んでもよい。
【0129】
オプションとして、
ノードがシグナリングを送信することは、
ノードがアンライセンスキャリアの時間長内の1つ又は複数のサブフレームを用いてシグナリングを送信すること、及び/又は、
ノードがアンライセンスキャリアの時間長内のそれぞれのサブフレームにおいてシグナリングを送信すること、を含んでもよい。
【0130】
オプションとして、
ノードがシグナリングを送信することは、
ノードがアンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームにて約束したリソース位置で共通のRNTIの補助により、シグナリングを送信することを含んでもよい。
【0131】
オプションとして、
ノードがシグナリングを送信することは、
ノードが、アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームにおいて、物理下り制御チャネル(PDCCH)又は拡張物理下り制御チャネル(ePDCCH)の共通探索領域を用いてシグナリングを送信することを含んでもよい。
【0132】
本発明の実施例の方法は、アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームのうち最後のサブフレームが完全なサブフレームである場合、シグナリングで、最後のサブフレームのすべてのOFDMシンボルが占用されることを記述すること、をさらに含む。
【0133】
オプションとして、アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームが上りサブフレーム、下りサブフレームを含む場合、
ノードの占用するサブフレームは、下りサブフレームのみを含むか、又は、上りサブフレームのみを含むか、又は、上りサブフレーム及び下りサブフレームの双方を含んでもよい。
【0134】
オプションとして、アンライセンスキャリアの時間長内のサブフレームのうち最後のサブフレームが完全でないサブフレームである場合、シグナリングで、最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルを記述してもよい。
【0135】
図4は、本発明の更なる実施例のアンライセンスキャリアの処理方法のフローチャートであり、
図4に示されるように、以下を含む。
【0136】
ステップ402:
ノードから送信された、アンライセンスキャリアを占用する時間長のシグナリングを受信し解析する。
【0137】
ステップ404:解析されたシグナリングに基づいて、時間長内の最後のサブフレームにおける占用される直交周波数分割多重化OFDMシンボルを決定する。
【0138】
シグナリングは、
ノードがアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルに対する記述を含む。
【0139】
なお、本発明の実施例は、アンライセンスキャリアを占用する時間長のシグナリングを送信する
ノード以外の
ノードにより実施されることができ、他の
ノードは、アンライセンスキャリアを占用する時間長のシグナリングを送信する
ノードに従属する下位UEを含むことができる。
【0140】
本発明の実施例においてコンピュータ記憶媒体がさらに提供され、コンピュータ記憶媒体には、上記アンライセンスキャリアの処理方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令が記憶されている。
【0141】
図5は、本発明の他の実施例のアンライセンスキャリアの処理装置の構造ブロック図であり、本発明の実施例の装置は
ノードに応用され、
図5に示されるように、
実行モジュール22は、空きチャネル評価(CCA)及び/又は拡張空きチャネル評価(eCCA)を実行する。
【0142】
キャリア占用モジュール26は、アンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する。
【0143】
送信モジュール28は、アンライセンスキャリアを占用する時間長に基づいて、シグナリングを構成して送信する。
【0144】
シグナリングは、
ノードがアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームにおける占用される直交周波数分割多重化OFDMシンボルに対する記述を含む。
【0145】
図6は、本発明の更なる実施例のアンライセンスキャリアの処理装置のフローチャートであり、
図6に示されるように、以下を含む。
【0146】
受信モジュール62は、
ノードから送信された、アンライセンスキャリアを占用する時間長のシグナリングを受信し解析する。
【0147】
決定モジュール64は、解析されたシグナリングに基づいて、時間長内の最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルを決定する。
【0148】
シグナリングは、
ノードがアンライセンスキャリアを占用する時間長内の最後のサブフレームにおける占用されるOFDMシンボルに対するものを含む。
【0149】
なお、本発明の実施例の装置は、アンライセンスキャリアを占用する時間長のシグナリングを送信する
ノード以外の
ノードに設けられたり、アンライセンスキャリアを占用する時間長のシグナリングを送信する
ノード以外の
ノードに接続されたりすることができ、他の
ノードは、アンライセンスキャリアを占用する時間長のシグナリングを送信する
ノードに従属する下位UEを含むことができる。
【0150】
以下、具体的な実施例を結合して本発明の実施形態を詳しく説明し、これにより、本発明がどのような技術的手段を応用して技術課題を解決し、技術効果を達成するかの実現過程を十分に理解し、これに基づいて実施する。
【0151】
LTEは、アンライセンスキャリアに配置され、LTEの研究及び進化中に、ライセンス補助アクセス(License Assisted Access、単にLAAという)システムと呼ばれる。本願では、LTEを結合してサブフレーム(時間長1ms)を単位とするスケジューリング規則に基づいて、異なる適当なアンライセンスキャリアの占用時間長の起点を定義したうえで、占用時間長を決定するシグナリングの設計を提供することが考えられる。そして、異なる起点の定義及び占用時間長の記述方式が異なることで、所定のLBTの仕組み同士の協働がより合理的なものになる。
【0152】
一つの可能なLAAのリッスン・ビフォア・トーク(listen-before-talk、単にLBTという)の仕組みについては
図7を参照し、
図7は、本発明の実施例によるLBTの仕組みを示す図である。
図3において、主として、CCA及び/又はeCCA(後文ではCCA/eCCAと記する)の実行位置は、LTEのフレーム構造において固定される。CCA/eCCAの実行は、サブフレームの開始位置から開始し、且つサブフレームにおける先頭からの一部のOFDMシンボルにて実行されることしかできず、サブフレームは、それ以外の時間ではCCA/eCCA検出を実行することが許可されず、それぞれのサブフレームはいずれも上記CCA/eCCA検出をサポートする。このようなLBTの仕組みは、LTEのフレーム構造及びデータマッピング転送に対して簡単であり、実現されやすい。しかし、このようなメカニズムには問題があり、改良され整備される必要がある。例えば、LAA
ノードによる占用時間長内に、最後のものが完全でないサブフレームである場合、
ノードが先頭からの一部の占用時間長のOFDMシンボルを用いてデータを送信するが、しかし、このサブフレームにおいて、他のLAA
ノードは、該サブフレームの対応するチャネルが使用中であると検出することから、次のサブフレームが出なければ再びCCA/eCCA検出を実行しなく、この場合、該サブフレームが占用していない、LAA
ノードが使用するOFDMシンボルは無駄になり、且つこの場合、WIFIシステムによりCCA/eCCA検出が実行されてチャネルを容易に奪われてしまう。
【0153】
以下、占用時間長及び占用リソースの設計方法を提供し、この方法は、上記LBTの仕組みとよりよく協働することができる他、他のLBTの仕組みに使用されることもできる。実施形態の理解は
図8を参照することができ、
図8は、本発明の実施例による占用時間長及び占用リソースを示す図である。
図8にはいくつかの異なる方式が含まれ、以下、これらについて説明する。
方式1
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功した後、
ノードは、サブフレームを粒状度として、或いはスケジューリング単位A(後文では、特に説明しない限り、サブフレームはいずれもスケジューリング単位Aによって置き換えられることができ、この場合でも、方案が実施可能である)を粒状度としてアンライセンスキャリアを占用し使用する。占用時間長内のサブフレーム又はスケジューリング単位Aにおける最後のサブフレーム又はスケジューリング単位Aは、完全でないサブフレーム(該サブフレームを完全に占用しない時間方向)又は完全でないスケジューリング単位Aである場合、プロトコルにより、
ノードが占用時間長から最後のサブフレーム又はスケジューリング単位Aを除去するか、或いは、
ノードによる占用時間長内において、最初のサブフレーム又はスケジューリング単位Aが完全でないサブフレーム又は完全でないスケジューリング単位Aになり得る以外に、
ノードによる占用時間長内の残余時間長において、若干の完全なLTEサブフレーム又はスケジューリング単位Aのみを占用することができる、と約束する(ここでは、実際には、若干の完全なLTEサブフレーム又はスケジューリング単位Aとは、既存LTEのサブフレーム又はスケジューリング単位Aであり、残余時間長が若干の完全なLTEサブフレーム又はスケジューリング単位Aの累積時間長に等しいものではない。例えば、
ノードが算出した結果、必要な残余時間長がちょうど若干のサブフレームに等しいものにはならない場合、数個のサブフレーム又はスケジューリング単位Aを切り下げるしかできない)。
【0154】
ノードは、それぞれのサブフレームの先頭からのN個のOFDMシンボルにてCCA/eCCAを実行し、他の期間にはCCA/eCCAを実行しないことにする。先頭からのN個のOFDMシンボルの範囲は、動的又は準静的に変化するか、予め設定されたトリガー条件に基づいて、CCA/eCCAを実行する
ノードによって調整されることもできる。
【0155】
ノードによる占用時間長内のサブフレームが上り、下りサブフレームを含む場合、LAA
ノードが占用する時間長は、下りサブフレームのみを含むか、又は、上りサブフレームのみを含むか、又は、占用時間長が上り及び下りサブフレームの総和を含む。
【0156】
ノードが最後のサブフレーム又はスケジューリング単位Aを使用しない場合、他の
ノード又は本
ノードがそれに対してCCA/eCCAを実行してリソースを先取的に占用することができる。或いは、本
ノードが最後のサブフレーム又はスケジューリング単位Aを用いたデータ送信を行わないが、データを受信することができる。或いは、本
ノードから許可を得た
ノードがそれに対してCCA/eCCAを実行する。
【0157】
ノードが占用時間長を算出する時に、CCA/eCCAの実行に成功したサブフレーム又はスケジューリング単位A全体の時間長を
ノードによる占用期間内の算定対象とし、つまり、CCA/eCCA過程を実行されるサブフレーム又はスケジューリング単位の開始時点を占用時間長の起点とする必要がある。或いは、
ノードが占用時間長を算出する時に、CCA/eCCAの実行に成功したタイミングを占用時間長の起点とする。或いは、
ノードが占用時間長を算出する時に、CCA/eCCAの実行に成功したサブフレームが対応するOFDMシンボルの時間長全体を
ノードによる占用期間内の算定対象とし、つまり、CCA/eCCAの実行に成功したOFDMシンボルの起点を占用時間長の起点とする。
【0158】
スケジューリング単位Aが、LTEのタイムスロット又はLTEのOFDMシンボルを含み、また、若干のシンボルを組み合わせて1つのスケジューリング単位Aになるようにしてもよい。
【0159】
CCA/eCCAを実行することに成功した
ノードは占用時間長シグナリングを送信し、シグナリングを以下のように設計することができ、上記方式に対して、対応するシグナリングを以下のように設計する。
【0160】
ノードによる占用時間長のシグナリングで、
ノードによる占用時間長の情報がサブフレーム又はスケジューリング単位Aの数であることを記述する場合、シグナリングで、占用されるサブフレームの数がCCA/eCCAの実行に成功したサブフレーム又はスケジューリング単位Aを含むことを記述する、とプロトコルにより約束することができる。或いは、シグナリングで、占用されるサブフレームの数がCCA/eCCAの実行に成功したサブフレーム又はスケジューリング単位Aを含むものではなく、その以降のサブフレーム又はスケジューリング単位Aから始まるものであることを記述する、とプロトコルにより約束することができる。後者である場合、
ノードは、シグナリングで記述される時間長に、CCA/eCCAの実行に成功したサブフレーム又はスケジューリング単位Aの時間長を加算したものが、規制又はプロトコルで規定された単回占用する最大時間長を超えないように保証する必要がある。
【0161】
シグナリングの設計は、以下のようなものである。
【0162】
オプション1:占用時間長のシグナリングは、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームから連続するどれぐらいのサブフレームが占用されるかを記述するパラメータ1と、パラメータ1で記述されるサブフレームのうち最後のサブフレームにおける先頭からのどれぐらいのOFDMシンボルが、占用時間長内のものであるかを記述するパラメータ2とを含む。パラメータ2を送信しても送信しなくてもよく、例えば、最後のサブフレームにおけるすべてのOFDMシンボルが、占用時間長内のものである場合、パラメータ2を送信しなくてもよい。CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームは、占用時間長内に含まれる(占用時間長内に含まれなくてもよいのは明らかであり、この場合、類似した処理を行い、ここではその説明を省略する)。
【0163】
オプション2:占用時間長のシグナリングは、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したスケジューリング単位Aから連続するどれぐらいのスケジューリング単位Aが占用されるかを記述するパラメータ3と、パラメータ3で記述されるスケジューリング単位のうち最後のスケジューリング単位Aにおける先頭からのどれぐらいのOFDMシンボルが、占用時間長内のものであるかを記述するパラメータ4とを含む。パラメータ4を送信しても送信しなくてもよく、例えば、最後のスケジューリング単位におけるすべてのOFDMシンボルが、占用時間長内のものである場合、パラメータ4を送信しなくてもよい。CCA及び/又はeCCAの実行に成功したスケジューリング単位Aは、占用時間長内に含まれる(占用時間長内に含まれなくてもよいのは明らかであり、この場合、類似した処理を行い、ここではその説明を省略する)。この場合、スケジューリング単位Aはタイムスロットであることができる(LTEのタイムスロットが0.5msである)。
【0164】
オプション3:占用時間長のシグナリングは、CCA及び/又はeCCAの実行に成功したOFDMから連続するどれぐらいのOFDMが占用されるかを記述するパラメータ5を含む。CCA及び/又はeCCAの実行に成功したOFDMは、占用時間長内に含まれる(占用時間長内に含まれなくてもよいのは明らかであり、この場合、類似した処理を行い、ここではその説明を省略する)。
【0165】
オプション4:占用時間長のシグナリングは、現在のサブフレーム又はスケジューリング単位A又はOFDMシンボルに対して、占用されるべきサブフレーム又はスケジューリング単位A又はOFDMシンボルがどれぐらい残るかを記述するパラメータ6(現在のサブフレームを含まない。現在のサブフレームを含む場合、類似した処理を行い、ここではその説明を省略する)と、上記パラメータ6で記述される最後のサブフレーム又はスケジューリング単位Aにおける先頭からのどれぐらいのOFDMシンボルが占用時間長内のものであるかを記述するパラメータ7(OFDMシンボルがどれぐらい残るかについて、パラメータ7を含まない)とを含む。パラメータ7を送信しても送信しなくてもよく、最後のサブフレームにおけるすべてのOFDMシンボルが、占用時間長内のものである場合、パラメータ7を送信しなくてもよい。CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームは占用時間長内に含まれる(占用時間長内に含まれなくてもよいのは明らかであり、この場合、類似した処理を行い、ここではその説明を省略する)。
【0166】
オプション5:占用時間長のシグナリングは、現在のサブフレーム又はスケジューリング単位Aに対してその後の占用時間長内の最後のサブフレームのサブフレーム番号又はスケジューリング単位Aの番号を記述するパラメータ8と、上記パラメータ8で記述される最後のサブフレーム又はスケジューリング単位Aにおける先頭からのどれぐらいのOFDMシンボルが占用時間長内に含まれるかを記述するパラメータ9とを含む。パラメータ9を送信しても送信しなくてもよく、最後のサブフレームにおけるすべてのOFDMシンボルが占用時間長内のものである場合、パラメータ9を送信しなくてもよい。CCA及び/又はeCCAの実行に成功したサブフレームは占用時間長内に含まれる(占用時間長内に含まれなくてもよいのは明らかであり、この場合、類似した処理を行い、ここではその説明を省略する)。占用されるサブフレームは連続して占用される。
【0167】
以下、占用時間長シグナリングにおけるサブフレーム又はスケジューリング単位が送信される位置について説明する。
【0168】
占用時間長のシグナリングは、CCA/eCCAの実行に成功したサブフレーム又はスケジューリング単位Aにて送信されることができ、或いは、CCA/eCCAの実行に成功したサブフレーム又はスケジューリング単位Aの次のサブフレーム又はスケジューリング単位Aにて送信されると約束する。オプション4及び5の場合、占用期間のそれぞれのサブフレーム又はスケジューリング単位Aにて送信されてもよく、このようにして、占用期間における最初のサブフレーム又は前のサブフレームを見逃した他の
ノードにより継続して受信されることができる。オプションとして、それぞれのサブフレームに約束したリソース位置は共通のRNTIの補助により送信されてもよい。例えば、PDCCH又はePDCCHの共通探索領域により送信される。
【0169】
ノードは、占用時間長内に他の
ノードが自分との間で多重化方式(周波数分割多重化、時分割多重化、符号分割多重化、空間分割多重化を含む)により該占用期間のアンライセンスキャリアリソースを使用することを許可するか、他の
ノードが単独で該占用期間のリソースを使用することを許可する。
【0170】
ノードによる占用時間長のシグナリングで、
ノードによる占用時間長の情報が時間量であることを記述する場合、例えば、Nミリ秒(Nが必ずしも整数であるとは限らない)占用する場合、占用時間長の起点は、上記方式と同じである。この場合、占用時間長の異なる起点によって、
ノードは、下記方式により、実際に占用するサブフレーム又はスケジューリング単位Aを算出する必要がある。
【0171】
占用時間長の時間量から、CCA/eCCAの実行に成功したサブフレーム又はスケジューリング単位Aにおける占用時間長(実際には、約束した占用時間長の起点によって区分する必要がある)を除いた残余の時間長を、サブフレーム又はスケジューリング単位Aの時間長で割り、得られた数値を切り下げて、
ノードが実際に占用するサブフレーム又はスケジューリング単位Aの数とする。
【0172】
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功した後、
ノードは、サブフレームを粒状度として、或いは、スケジューリング単位Aを粒状度としてアンライセンスキャリアを占用し使用する。
【0173】
占用時間長の記述は、2段階構造による記述を用い、占用されるサブフレームの状況に対する第1段階の記述は、上記方式を用いることができる。4個を超えないビットを用いた第1段階の記述が可能である。それは、最大の占用時間長は地域によって異なり、例えば、ヨーロッパでは10ミリ秒(ms)又は13msであり、日本では4msであるからである。第2段階の記述は、占用されるサブフレームのうち最後のサブフレームにおける先頭からのどれぐらいの連続するOFDMシンボルが占用時間長内に含まれるかである。
【0174】
或いは、占用時間長の記述は、時間量による記述を用い、例えば、4ビット(又は、4ビットを超えない)の時間の長さを用い、その単位がミリ秒又はマイクロ秒である。この場合、他の受信
ノード又は本
ノードは、上記方式に従って対応する実際に占用されるサブフレーム又はスケジューリング単位Aを換算する必要がある。
【0175】
占用する
ノードについて、占用時間長の送信は2つの場面があり、1つは、占用する
ノードが自ら換算した後(対応するサブフレーム境界又はスケジューリング単位A境界に換算する)、送信された占用時間長を実際の占用時間長と記することである。もう1つは、占用する
ノードが未換算の占用時間長を送信し、この場合、他の
ノードが換算する必要がある。この場合、他の
ノードは、CCA/eCCAを実行する場合、そのCCA/eCCAの実行に成功したシンボル位置又はサブフレーム位置を取得する必要がある。他の
ノードはCCA/eCCA検出により取得することができる。
【0176】
他の
ノードが、占用する
ノードから送信された占用時間長シグナリングを受信した後、他の
ノードは占用期間内にリソースの多重化を行うことができ、或いは、他の
ノードは占用時間長内にCCA/eCCA検出を実行しないようにすることができ、これにより、占用時間長が終了してからCCA/eCCA検出を実行してリソースを先取的に占有し、これにより、消費電力を節約し、他の
ノードの設計が簡単になる。
方式2
方式2は、方式1に比べ、上記方式による
ノードデータをすべて伝送することができない問題を解消し、方式1は切り下げ方式を用いるため、
ノードのリソースが少なくなることがその理由である。方式2は、方式1に踏まえて、切り上げる場面を追加し、残った処理は方式1と同様である。
【0177】
ノードによる占用時間長内に、占用時間長内のサブフレーム又はスケジューリング単位Aにおける最後のサブフレーム又はスケジューリング単位Aが完全でないサブフレーム又は完全でないスケジューリング単位である場合、最後のサブフレーム又はスケジューリング単位Aの全時間長が占用時間長内に含まれ、且つ占用時間長が規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていなければ、
ノードが最後のサブフレーム又はスケジューリング単位Aの全時間長を占用し使用する(即ち、最後のサブフレーム又はスケジューリング単位Aがすべて占用時間長内に含まれる)。
【0178】
残った処理方式は、衝突しない限り、方式1の処理方式を用いるか、類似した処理で実行される。
方式3
ノードによる占用時間長を時間量で記述する場合について、
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功した後、
ノードの宣言した占用時間長が時間量である場合、或いは、
ノードの宣言した占用時間長が一定の時間の長さである場合(例えば、毎回占用する時間はいずれも一定の時間長である)、或いは、
ノードの宣言した占用時間長が設定した時間の長さである場合、
ノードが実際に占用する時間長は、最初のサブフレーム又はスケジューリング単位Aの実際の占用時間長を除いた残余の占用時間長を、サブフレームの時間長又はスケジューリング単位Aの時間長で割り、得られた数値を切り下げるか切り上げて、実際の占用時間長が対応するサブフレーム又はスケジューリング単位を取得するように得られる。
【0179】
切り上げた後、実際の占用時間長が規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていなければ、
ノードは切り上げを行う。切り上げた後、実際の占用時間長が規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えていれば、
ノードは切り下げを行う。
【0180】
宣言された占用時間長が一定の時間の長さであるとは、プロトコル又は規制で規定された
ノードの毎回占用する時間長が一定の時間の長さであることを意味し、宣言されたのが設定した時間の長さであるとは、
ノードの毎回占用する時間長が準静的又は動的に設定されたものであることを意味する。
【0181】
ノードの宣言した占用時間長内に、他の
ノードに比べ、本
ノードは対応するサブフレームを優先的に使用してデータ伝送又はデータ受信を行う。他の
ノードは、低優先度の取得使用権を有し使用する。
ノードの宣言した時間長内に、実際に占用していない時間長が対応するサブフレーム又はスケジューリング単位に対して、或いは、実際に占用する時間長が対応するサブフレーム又はスケジューリング単位に対して、他の
ノードが使用したい場合、CCA/eCCAを実行して先取占用競争を行う必要があり、成功しなければ使用することができない。或いは、他の
ノードが使用したい場合、本
ノードがその使用を許可していれば、CCA/eCCAによる先取占用競争を行わない。或いは、他の
ノードが周波数分割多重化を許可されていれば、他の
ノードは、周波数分割多重化を予定する周波数帯域にてCCA/eCCA検出を実行して先取占用競争を行って使用すればよい。或いは、他の
ノードが周波数再利用を許可される場合、他の
ノードはCCA/eCCAによる先取占用競争を行う必要がない。
【0182】
残った処理方式は、衝突しない限り、方式1又は方式2の処理方式を用いるか、類似した処理で実行される。
方式4
ノードがCCA及び/又はeCCAを実行することに成功した後、
ノードの宣言した占用時間長内に、
ノードは、アンライセンスキャリアに対して優先的な使用権を有し、或いは、
ノードは他の
ノードによる使用を許可することができる。他の
ノードは、宣言された占用時間長内にCCA/eCCAを実行することで使用権を取得し、他の
ノードが使用権を取得した後、該アンライセンスキャリアを使用する。
【0183】
他の
ノードが使用権を取得した後、該アンライセンスキャリアを使用する場合、他の
ノードの取得した使用権は、宣言された占用時間長内のみに有効である。
【0184】
他の
ノードが使用権を取得した後、該アンライセンスキャリアを使用する場合、他の
ノードの取得した使用権は、1つのサブフレーム又は1つのスケジューリング単位内のみに有効である。
【0185】
ノードの宣言した占用時間長内に、
ノードが使用しないサブフレーム又はスケジューリング単位は他の
ノードに使用される場合、
ノードがサブフレーム又はスケジューリング単位を再使用する必要があれば、
ノードはCCA/eCCAを実行する必要がなく、直接使用する。
【0186】
ノードの宣言した占用時間長内に、
ノードは、他の
ノードとの間でアンライセンスキャリアの周波数分割多重化又は時分割多重化又は空間分割多重化又は符号分割多重化を行うことを許可することができる。周波数分割多重化を行う場合、他の
ノードは、多重化される周波数リソースにてまずCCA/eCCAを実行し、成功した後多重化を行う。
【0187】
残った処理方式は、衝突しない限り、方式1又は方式2又は方式3の処理方式を用いるか、類似した処理で実行される。
【0188】
方式1,2,3,4は、衝突しない限り、組み合わせて使用されてもよい。
【0189】
以下、具体的な実施例を結合して本発明を説明する。
実施例1
占用時間長の起点は、CCA/eCCAの実行に成功したサブフレームの起点である場合、
LAA
ノードは、占用時間長の起点がCCA/eCCAの実行に成功したサブフレームの起点であると約束する。
ノードがアンライセンスキャリアを占用した後、
ノードは、CCA/eCCAの実行に成功したサブフレームがある開始位置を占用時間長の起点として
ノードの負荷が占用すべき時間長を決定する。
【0190】
例えば、
ノードがCCA/eCCA検出を実行し始めるサブフレームは、サブフレーム0であり、サブフレーム1になっていなければ、
ノードはCCA/eCCAを実行することに成功しない(即ち、
ノードは約束した規則によってアンライセンスキャリアの使用権を取得する)。この場合、
ノードは、サブフレーム1の起点を占用時間長の起点として占用時間長を決定する必要がある。
【0191】
他の
ノードが該
ノードによる占用時間長のシグナリングを受信し解析し、シグナリングで記述される占用時間長に基づいて、該
ノードによる占用時間長が終了するサブフレーム又はOFDMシンボルの位置を決定する。該
ノードによる占用が終了した後、他の
ノードは、CCA/eCCAを実行してリソースを先取的に占用することを許可される。
実施例2
占用時間長の起点は、CCA/eCCAの実行に成功したタイミングである場合、
LAA
ノードは、占用時間長の起点がCCA/eCCAの実行に成功したタイミングであると約束する。
ノードがアンライセンスキャリアを占用した後、
ノードは、CCA/eCCAの実行に成功したタイミングを占用時間長の起点として
ノードの負荷が占用すべき時間長を決定する。
【0192】
例えば、
ノードがCCA/eCCA検出を実行し始めるサブフレームは、サブフレーム0であり、サブフレーム1におけるあるタイミングになっていなければ、
ノードはCCA/eCCAを実行することに成功しない(即ち、
ノードは約束した規則によってアンライセンスキャリアの使用権を取得する)。この場合、
ノードは、サブフレーム1における該タイミングを占用時間長の起点として占用時間長を決定する必要がある。
【0193】
他の
ノードが該
ノードによる占用時間長のシグナリングを受信し解析し、シグナリングで記述される占用時間長に基づいて、該
ノードによる占用時間長が終了するサブフレーム又はOFDMシンボルの位置を決定する。該
ノードによる占用が終了した後、他の
ノードは、CCA/eCCAを実行してリソースを先取的に占用することを許可される。
実施例3
先取占用に成功した
ノードは、占用時間長のシグナリングを送信し、シグナリングの設計は2段階のレベル分けを行うことができる。
【0194】
ノードは、リソースを先取的に占用することに成功した後、占用時間長のシグナリングを確認し、サブフレームのレベル及びシンボルのレベルを記述する対応するシグナリングを生成して送信する。
【0195】
サブフレームレベルのシグナリングパラメータは、現在のサブフレームの後にどれぐらいのサブフレームが占用されるか(現在のサブフレームを含まない)を記述するものであり、現在のサブフレームは、占用時間長のシグナリングを送信又は受信したものである。
【0196】
シンボルレベルのシグナリングパラメータは、サブフレームレベルのシグナリングで記述される最後のサブフレームにおける先頭からのどれぐらいのOFDMシンボルが占用されるかを記述するものである。
【0197】
本実施例において、アンライセンスキャリアを占用する
ノードは、占用時間長のシグナリングを形成する際に、一回で占用する最大時間長が規制又はプロトコルで規定された最大時間長を超えないように保証する必要がある。
【0198】
シンボルレベルのシグナリングは、オプションであるシグナリングとして送信されることができ、
ノードが占用する最後のサブフレームは、完全なサブフレームである場合、シンボルレベルのシグナリングを送信しない。同様に、他の
ノードが受信したシグナリングにシンボルレベルのパラメータがない場合、占用時間長内の最後のものが完全なサブフレームと認められる。
実施例4
占用時間長内の
ノードが優先権を有すること、及び
ノードと他の
ノードとがリソースの多重化を行うことについて、
アンライセンスキャリアを先取的に占用することに成功した
ノードは、占用時間長シグナリングを送信し、該シグナリングで、該
ノードの宣言した占用時間長を記述し、該占用時間長内の
ノードは、リソースを優先的に使用する権利を持つ。
【0199】
例えば、
ノード1はCCA/eCCAを実行して先取占用に成功した後、
ノード1は、宣言した占用時間長のシグナリングを送信し、
ノード1は、他の
ノードが周波数分割多重化方式により宣言した占用時間長内のリソースを使用することを許可する場合、他の
ノードは、使用予定の周波数リソースにて対応するCCA/eCCA検出を実行することで、使用権を取得し使用する必要がある。
【0200】
ノード1は、他の
ノードが時分割多重化方式により宣言した占用時間長内のリソースを使用することを許可する場合、他の
ノードは、CCA/eCCAを実行することで、アンライセンスキャリアのリソースを先取的に占用して使用する必要がある。且つそれぞれのスケジューリング単位又はサブフレームは、CCA/eCCAを実行することに成功していなければ、使用することができない。例えば、CCA検出を単回実行すればよい。
【0201】
ノード1は、他の
ノードが符号分割多重化及び空間分割多重化方式により宣言した占用時間長内のリソースを使用することを許可する場合、他の
ノードは、必要なCCA/eCCAを実行してから使用してもよいし、直接使用してもよい。必要なCCA/eCCAとは、他の
ノードがCCA/eCCAを実行する際に、チャネルが使用中であると検出され、且つチャネルが使用中であるのは、
ノード1が信号を送信したことによるものであれば、この場合、他の
ノードは、依然として空きチャネルとして処理されることを意味する。
【0202】
上記実施例により、LTEシステムにおけるアンライセンスキャリアの占用を実現することができ、関連技術におけるLTE物理チャネルシグナリングを最大限に活用し、LTEシステムへの影響を最小化する。
【0203】
なお、上記各モジュールはソフトウェア又はハードウェアによって実現されることができ、後者の場合、以下の方式で実現されることができるが、これには限定されない。上記モジュールは、すべて同一のプロセッサに位置するか、それぞれ複数のプロセッサに位置する。
【0204】
本発明の実施例において記憶媒体がさらに提供される。オプションとして、本実施例において、上記記憶媒体は、以下のステップS1〜S2を実行するためのプログラムコードを記憶するように構成されてもよい。
【0205】
S1:
ノードが空きチャネル評価CCA及び/又は拡張空きチャネル評価eCCAを実行する。
【0206】
S2:該
ノードがアンライセンスキャリアを所定の粒状度で占用する、及び/又は、アンライセンスキャリアを宣言された時間長で占用する。
【0207】
オプションとして、本実施例において、上記記憶媒体は、Uディスク、リードオンリーディスク(Read-Only Memory、単にROMという)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、単にRAMという)、携帯型ハードディスク、磁気ディスク又は光ディスク等、プログラムコードを記憶可能な様々な媒体を含むことができるが、これには限定されない。
【0208】
オプションとして、本実施例における具体例は、上述の実施例および代替的な実施形態に説明される例を参照することができるが、本実施例においてここではその説明を省略する。
【0209】
上述の本発明のモジュール又はステップは汎用の計算装置によって実現されることができ、単独の計算装置に集成させることができれば、複数の計算装置から構成されるネットワークに分布させることもでき、オプションとして、計算装置で実行可能なプログラムコードによって実現してもよいので、それらを記憶装置に格納して計算装置によって実行することができ、そして場合によって、示した又は説明したステップを上述と異なる手順で実行することができ、それぞれ集積回路モジュールに製作したり、これらのうち複数のモジュール又はステップを単独の集積回路モジュールに製作したりして実現することができるのは、当業者にとって明らかである。このように、本発明は、如何なる特定したハードウェアとソフトウェアの結合には限定されない。
【0210】
以上は、本発明の代替的な実施例に過ぎず、本発明を限定することは意図していない。当業者にとって、本発明に様々な変更や変形が可能である。本発明の思想や原則内の如何なる修正、均等の置き換え、改良なども、本発明の保護範囲内に含まれるべきである。