【実施例】
【0028】
実施例1
カルバミン酸, (R)-N-[(4-シアノフェニル)[5-オキソ-2-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-1-シクロペンテン-1-イル]メチル]-, 1,1-ジメチルエチルエステル
【化33】
【0029】
周囲温度で3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2-シクロペンテン-1-オン(2.45 g, 10.1 ミリモル) を酢酸エチル47 ml 中で懸濁させる。(R)-3,3'-ビス [3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル]-1,1'-ビナフチル-2,2'-二水素-ホスフェート 196 mg (0.25 ミリモル) の添加後に、その混合物を-70 ℃に冷却する。続いて酢酸エチル9 ml中のカルバミン酸, N-[(4-シアノフェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル 3.08 g (12.69 ミリモル) の溶液をその温度が-64 ℃を超えない間に添加する。-64 ℃で3時間後に、冷却を除き、その反応混合物を15時間撹拌する。HPLCコントロールが副生物の生成のないほぼ完全な反応を示す。溶媒を真空で除去し、残渣を温かい酢酸エチル4.9 mlに溶解する。n-ヘプタン6.5 mlの添加後に、その混合物に所望の生成物を接種する。続いてn-ヘプタン6.5 mlを添加する。得られる黄色の懸濁液を周囲温度で2.5 時間撹拌し、濾過する。残渣を酢酸エチル/ヘプタン3:8 5 ml で洗浄し、50℃で乾燥させる。
収量: 3.58 g (7,59 ミリモル = 75%)
保持時間HPLC (方法 A): 3.49 分
HPLC 純度: 99,4 面積%
ee: 93,2% (方法 B)
ESI-MS: (M-H)
- = 470, (M + Na)
+ = 494, (M + H)
+ = 472
【0030】
実施例2
実施例1と同様にして、触媒として(R)-3,3'-ビス [3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル]-1,1'-ビナフチル 2,2'-二水素ホスフェートに代えてその他のキラル亜リン酸を使用してこの反応を行なうことができる。
表1: 収量及びエナンチオ選択性についてのキラル亜リン酸の影響
【表1】
【0031】
実施例3
カルバミン酸, (R)-N-[(4-シアノ-2-メチルチオフェニル)[5-オキソ-2-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-1-シクロペンテン-1-イル]メチル]-, 1,1-ジメチルエチルエステル
【化34】
【0032】
周囲温度で3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2-シクロペンテン-1-オン0,2 g (0.83 ミリモル) 及び(R)-3,3'-ビス [3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル]-1,1'-ビナフチル-2,2'-二水素ホスフェート23 mg (0.03 ミリモル)をトルエン5 ml中で懸濁させる。その混合物を-41 ℃に冷却し、トルエン5 ml中のカルバミン酸, N-[(2-メチルチオ-4-シアノ-フェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル0.296 g (0.91 ミリモル) の溶液を、その温度が-37 ℃を超えない間に添加する。-50 ℃で1時間後に、その反応混合物を-33 ℃で16時間撹拌する。続いてその温度を6時間以内に8℃に上昇させる。周囲温度で3日後にHPLCが不完全な変換を示す。溶媒を真空で除去し、その生の物質のサンプルをメタノール、水及び酢酸に溶解し、分取HPLCにより精製する。
収量: 測定せず
保持時間 HPLC (方法 C): 5.5分
ee: 45% (方法 D)
この反応をジクロロメタン中で行なう場合、不完全な変換が観察される。しかしながら、eeが65%に増大する。
【0033】
実施例4
カルバミン酸, (R)-N-[(2-ブロモ-4-シアノフェニル)[5-オキソ-2-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-1-シクロペンテン-1-イル]メチル]-, 1,1-ジメチルエチルエステル
【化35】
【0034】
周囲温度で3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2-シクロペンテン-1-オン 7.5 g (31.1 ミリモル) 及び(R)-3,3'-ビス [3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル]-1,1'-ビナフチル-2,2'-二水素ホスフェート600 mg (0.78 ミリモル) を酢酸エチル150 ml中で懸濁させる。その混合物を-75 ℃に冷却し、酢酸エチル50 ml 中のカルバミン酸,N-[(2-ブロモ-4-シアノフェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル12.4 g(34.2 ミリモル) の溶液を、その温度が-72 ℃を超えない間に添加する。その反応混合物を15時間撹拌し、その間にその温度が-20 ℃に徐々に上昇する。続いてその混合物を0℃で1時間撹拌し、周囲温度に温める。溶媒を真空で除去し、残渣をMPLC (ジクロロメタン/メタノール 99:1)により精製する。
収量: 14.85 g (27 ミリモル = 87%)
保持時間 HPLC (方法 E): 0.74 分
純度 (NMR): 90-95%
ee: 98.5% (方法 F)
ESI-MS: (M-H)
- = 548, (M + H)
+ = 550
【0035】
実施例4.1
周囲温度で3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2-シクロペンテン-1-オン7.5 g (31.1 ミリモル) 及び(R)-3,3'-ビス [3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル]-1,1'-ビナフチル-2,2'-二水素ホスフェート600 mg (0.78 ミリモル) を酢酸エチル150 ml中で懸濁させる。その混合物を-30 ℃に冷却し、酢酸エチル50 ml 中のカルバミン酸,N-[(2-ブロモ-4-シアノフェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル12.4 g (34.2 ミリモル) の溶液を、その温度が-30 ℃を超えない間に添加する。その反応混合物を-30 ℃で15時間撹拌する。続いてその混合物を周囲温度に温める。溶媒の約90%を真空で除去し、結晶化した固体を濾過により単離する。
収率: 82-87%, ee = 99-100% (方法 F).
【0036】
実施例5
カルバミン酸, N-[(S)-(2-ブロモ-4-シアノフェニル)[2,5-ジヒドロ -2-オキソ -4-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-3-フラニル]メチル]-, 1,1-ジメチルエチルエステル
【化36】
【0037】
周囲温度で4-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2(5H)-フラノン 8.6 g (35.3 ミリモル) 及び(R)-3,3'-ビス [3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル]-1,1'-ビナフチル-2,2'-二水素ホスフェート682 mg (0.88 ミリモル) を酢酸エチル150 ml 中で懸濁させる。その混合物を-75 ℃に冷却し、酢酸エチル50 ml 中のカルバミン酸, N-[(2-ブロモ-4-シアノフェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル14.1 g (38.8 ミリモル) の溶液を、その温度が-72 ℃を超えない間に添加する。その反応混合物を17時間撹拌し、その間に温度が-20 ℃に徐々に上昇する。続いてその混合物を0℃で2時間撹拌し、周囲温度に温める。溶媒を真空で除去し、残渣をMPLC (ジクロロメタン/メタノール 99:1)により精製する。
収量: 14.85 g (26.9 ミリモル = 76%)
保持時間 HPLC (方法 G): 1.29 分
純度 (NMR): 約95%
ee: 88% (方法 H)
ESI-MS: (M-H)
- = 550, (M + H)
+ = 552, (M + NH
4)
+ = 569
【0038】
実施例6
カルバミン酸, N-[(S)-(2-ブロモ-4-シアノフェニル)[6-オキソ-2-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-1-シクロヘキセン -1-イル]メチル]-, 1,1-ジメチルエチルエステル
【化37】
【0039】
-25 ℃〜-34 ℃で酢酸エチル中で3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]- 2-シクロヘキセン-1-オン (1.31 g = 5.13 ミリモル) 、カルバミン酸, N-[(2-ブロモ-4-シアノフェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル (2.38 g = 7.7 ミリモル) 及び(R)-3,3'-ビス [3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル]-1,1'-ビナフチル-2,2'-二水素ホスフェート97 mg (0.13 ミリモル) を使用しての実施例1と同様の合成。
収量: 1.12 g (2.0 ミリモル = 39%)
保持時間 HPLC (方法 N): 1.57 分
純度 (NMR): 80 - 90%
ee: 98% (方法 I)
ESI-MS: (M-H)
- = 562, (M + H)
+ = 564
【0040】
実施例7
カルバミン酸, N-[(1R,2E)-2-シアノ-1-(4-シアノフェニル)-3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2-ブテン -1-イル]-, 1,1-ジメチルエチルエステル
【化38】
【0041】
-55 ℃〜-53 ℃で酢酸エチル中で(2E)-3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2-ブテンニトリル (0.5 g = 2.21 ミリモル) 、カルバミン酸, N-[(4-シアノフェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル (0.56 g = 2.0 ミリモル) 及び(R)-3,3'-ビス [3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル]-1,1'-ビナフチル-2,2'-ニ水素ホスフェート17 mg (0.022 ミリモル) を使用しての実施例1と同様の合成。生の物質を分取HPLCにより精製する。
収量: 0.28 g (0.55 ミリモル = 25%)
保持時間 HPLC (方法 N): 1.56分
純度 (NMR): 80 - 90%
ee: 87.9% (方法 K)
ESI-MS: (M-H)
- = 455, (M + H)
+ = 457, (M + NH
4)
+ = 474
【0042】
実施例8
カルバミン酸, N-[(1R,2E)-2-シアノ-1-(4-シアノ-2-メチルスルホニルフェニル)-3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2-ブテン -1-イル]-, 1,1-ジメチルエチルエステル
【化39】
【0043】
-55 ℃〜-53 ℃で酢酸エチル中で(2E)-3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2-ブテンニトリル (0.5 g = 2.21 ミリモル) 、カルバミン酸, N-[(4-シアノ-2-メチルスルホニルフェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル (0.75 g = 2.43 ミリモル) 及び(R)-3,3'-ビス [3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル]-1,1'-ビナフチル-2,2'-二水素ホスフェート17 mg (0.022 ミリモル) を使用しての実施例1と同様の合成。生の物質を分取HPLCにより精製する。
収量: 0.48 g (0.9 ミリモル = 41%)
保持時間 HPLC (方法 N): 1.49分
純度 (NMR): 95%
ee: 90.6% (方法 L)
ESI-MS: (M-H)
- = 533, (M + H)
+ = 535, (M + NH
4)
+ = 552
【0044】
実施例9
カルバミン酸, (R)-N-[(4-シアノ-2-メチルスルホニルフェニル)[5-オキソ-2-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-1-シクロペンテン-1-イル]メチル]-, 1,1-ジメチルエチルエステル
【化40】
【0045】
-29 ℃〜-27 ℃でジクロロメタン中で3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2-シクロペンテン-1-オン (1.3 g = 5.24 ミリモル) 、カルバミン酸, N-[(4-シアノ-2-メチルスルホニルフェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル (2.0 g = 6.49 ミリモル) 及び(R)-3,3'-ビス [3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル]-1,1'-ビナフチル-2,2'-二水素ホスフェート96 mg (0.12 ミリモル) を使用しての実施例1と同様の合成。生の物質を分取HPLCにより精製した。
収量: 2.89 g (4.15 ミリモル = 77%)
保持時間 HPLC (方法 N): 1.54 分
純度 (NMR): 80%
ee: 96.3% (方法 M)
ESI-MS: (M-H)
- = 548, (M + H)
+ = 550
【0046】
出発物質の合成
1. N-[(4-シアノフェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル
この化合物をA.S.Tsai ら (J Am Soc Chem 133 (5/2011) , 1248-50) により記載されたようにtert.ブチルカルバメート、ナトリウムフェニルスルフィネート及び4-シアノベンズアルデヒドをギ酸/水中で反応させ、続いて得られる中間体を水/ジクロロメタン中で炭酸カリウムで処理することにより合成した。両方の化合物の分析データは文献データと良く合致した。
【化41】
【0047】
カルバミン酸, N-[(2-メチルチオ 4-シアノ-フェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル、カルバミン酸, N-[(2-ブロモ-4-シアノフェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル、カルバミン酸, N-[(2-ブロモ-4-シアノフェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステル及びカルバミン酸, N-[(4-シアノ-2-メチルスルホニルフェニル)メチレン]-1,1-ジメチルエチルエステルを同様の様式で調製した。
2. 3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2-シクロペンテン-1-オン
この化合物をA.A.Abdelselam ら (Austr J Chem 58 (12/2005), 870-6) により記載されたようにシクロペンタン-1,3-ジオンを3-トリフルオロメチルアニリンと反応させることにより合成した。分析データは文献データと良く合致した。
【0048】
【化42】
【0049】
3. 4-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2(5H)-フラノン
この化合物をWO 2000053581 に記載されたように2,4(3H,5H)-フランジオンを3-トリフルオロメチルアニリンと反応させることにより合成した。分析データは文献データと良く合致した。
【0050】
【化43】
【0051】
4. 3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2- シクロヘキセン-1-オン
この化合物をA.A.Abdelselam ら (Austr J Chem 58 (12/2005), 870-6)により記載されたようにシクロヘキサン-1,3-ジオンを3-トリフルオロメチルアニリンと反応させることにより合成した。分析データは文献データと良く合致した。
【化44】
【0052】
5. (2E)-3-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ]-2-ブテンニトリル
この化合物をWO 2004020412 に記載されたように3-アミノ-2-ブテンニトリルを3-トリフルオロメチルアニリンと反応させることにより合成した。分析データは文献データと良く合致した。
【化45】
【0053】
(R)-3,3'-ビス [3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル]-1,1'-ビナフチル-2,2'-二水素ホスフェートの合成
(R)-3,3'-ビス (3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル)-[1,1'-ビナフタレン]-2,2'-ジオール (1)
【化46】
【0054】
(R)-ジブロモ-BINOL (6.0 g, 12.5 ミリモル) 、(3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル)ボロン酸 (8.067 g, 31.3 ミリモル) 、Na
2CO
3 (3.98 g, 38.0 ミリモル) 、MeTHF (45 mL) 及びH
2O (15 mL) を250-mLの反応器に仕込む。その混合物を20分間にわたってN
2でパージし、次いでPd(OAc)
2 (14.6 mg, 0.065 ミリモル) 及びラセミ体の4-(2,6- ジメトキシフェニル)-3-(1,1-ジメチルエチル)-2,3-ジヒドロ -1,3-ベンゾオキサホスホール (Angew Chem Int Ed 49 (2010), 5879-83, 24.7 mg, 0.075 ミリモル) を添加する。その反応液を2時間にわたって70℃に加熱し、20℃に冷却し、次いでH
2O 15 mLを添加する。層を分離し、次いで有機部分を水 (20 mL)で洗浄する。有機部分をDarco 60 で処理し(0.3時間) 、濾過し、次いで溶媒をMeOH (45 mL)に切り換える。その溶液を60℃に加熱し、次いで水(45 mL) の徐々の添加により生成物を結晶化する。20℃に冷却し、生成物を濾過し、次いで減圧下で70℃で20時間にわたって乾燥させる。
収量: 8.57 g (91%)
ee >99.5% (方法 O)
1H NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 8.23 (s, 4H), 8.11 (s, 2H), 7.99 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.91 (s, 2H), 7.47 (dt, J = 7.2, 1.0 Hz, 2H), 7.41 (dt, J = 8.0, 1.4 Hz, 2H), 7.22 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 5.46 (s, 2H)
【0055】
(R)-3,3'-ビス [3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル]-1,1'-ビナフチル-2,2'-二水素ホスフェート
【化47】
【0056】
(R)-3,3'-ビス (3,5-ビス (トリフルオロメチル)フェニル)-[1,1'-ビナフタレン]-2,2'-ジオール(1) (5.5 g, 7.40 ミリモル) 、及びピリジン (15 mL)を250-mLの反応器に仕込む。反応温度を30℃より下に維持する間にピリジン(7.5 mL)中のオキシ塩化リン (1.71 g, 11.152 ミリモル) の溶液を徐々に添加する。その反応混合物を80℃で1.5 時間撹拌し、40℃に冷却し、次いで水 (7.5 mL) を添加し、続いて10分後にHCl (6N)溶液 (37 mL)を添加する。その反応液を1時間にわたって100 ℃に加熱し、20℃に冷却し、次いで固体を濾過する。固体を水 (15 mL)で洗浄し、次いでそれらを反応器に戻す。トルエン (60 mL)及びHCl (6N) (15 mL) を添加する。その混合物を20分間にわたって40℃に加熱し、次いで水部分を分離する。有機部分を30-40 ℃で2 x 15 mLの6N HCl 次いで (20 mL)で洗浄する。トルエンを蒸留して生成物溶液17 mL に達する。60℃に加熱し、次いでヘプタン (60 mL)を添加して生成物を結晶化する。20℃に冷却し、次いで濾過し、ヘプタンで洗浄し、次いで減圧下で20時間にわたって70℃で乾燥させる。
収量: 3.82 g (66.4 %)
ee >99.5% (方法 P)
1H NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 8.01 (m, 8H), 7.57 (m, 4H), 7.42 (m, 4H), 6.28 (s, 1H).
【0057】
HPLC方法
【表2】
【0058】
【表3】
【0059】
【表4】
【0060】
【表5】
【0061】
【表6】
【0062】
【表7】
【0063】
【表8】
【0064】
【表9】
【0065】
【表10】
【0066】
【表11】
【0067】
【表12】
【0068】
【表13】
【0069】
【表14】
【0070】
【表15】
【0071】
【表16】