(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
事業者達が保有しているリソースの遊休発生の際、端末機がウェブサーバと連結された後、ウェブサーバで提供する様式にしたがってリソースの種類及び規格、数量、遊休開始及び遊休終了予定日付、当該リソースが所在している地域、リソース保有企業の住所、及びeメールアドレス情報で構成されたリソースデータを有無線上でウェブサーバに送信するステップと、
前記ウェブサーバから伝送された前記リソースデータのエラー検査後、データベースサーバに保存される動作が繰り返されるステップと、
スクラップ発生の際、スクラップ発生データをスクラップ発生データ管理者端末機がウェブサーバに入力させるステップと、
スクラップ納品データ管理者端末機によって材質、製鋼会社の入庫日、及び製鋼会社入庫場所の住所を含むスクラップ納品データをウェブサーバに入力させるステップと、
事業者端末機によってリソースデータが入力され、スクラップ発生データ管理者端末機によってスクラップ発生データが入力され、スクラップ納品データ管理者端末機によってスクラップ納品データが入力された後、ウェブサーバがデータベースサーバからスクラップ納品データに含まれた材質の材質区分コードと製鋼会社入庫日の年月日表示の数値データとを取り出すステップと、
前記ウェブサーバによってデータベースサーバからスクラップ発生データを検索し、前記の材質の材質区分コードに一致し、前記の製鋼会社入庫日の年月日表示の数値データと同じか小さい条件を満たすスクラップ発生データがあるか否かを検索し、前記条件を満たすスクラップ発生データがある場合は、該当するスクラップ発生データがあると判定するステップと、
前記条件を満たすスクラップ発生データがあると判定された場合、スクラップ納品のために、
前記データベースサーバのリソースデータを取り出して、遊休期間にあるリソースのうちの1つである掘削機マッチングデータが存在するかを検索するステップと、
前記ウェブサーバが、前記スクラップ発生データに含まれた位置データと掘削機に関するリソースデータとの位置が一致することと判定された場合、当該掘削機の現場投入を指示するステップと、
前記ウェブサーバが、等級判定人力投入のために、データベースサーバからデータを取り出して、前記スクラップ発生データに含まれた地域コードが一致する場合には、スクラップ発生データの発生日時データと等級判定人力の遊休期間データとを比較し、一致する場合に、当該等級判定人力の派遣を指示するステップと、
前記ウェブサーバが、リソースであるスクラップ運搬車による運搬工程実施のために、データベースサーバからデータを取り出して、スクラップ発生データとリソースであるスクラップ運搬車との地域コードが一致し、金属スクラップ発生日時がスクラップ運搬車の遊休期間以内にある場合に、当該スクラップ運搬車の投入を指示するステップと、
前記ウェブサーバが、データベースサーバからリソースデータを取り出して、リソースであるスクラップ圧縮設備の地域コードがスクラップ発生データの地域コードと一致するとともに、金属スクラップ発生日時が金属スクラップ圧縮設備の遊休期間以内にある場合に、当該金属スクラップ圧縮設備の投入を指示するステップと、
前記ウェブサーバが、リソースであるスクラップ運搬車による製鋼会社への運搬工程実施のために、データベースサーバからデータを取り出して、スクラップ発生データとリソースであるスクラップ運搬車との地域コードが一致し、金属スクラップ発生日時がリソースであるスクラップ運搬車の遊休期間以内にある場合に、当該スクラップ運搬車の投入を指示して製鋼会社へ運搬されるステップと、を有する
スクラップ発生時の遊休期リソースを活用したチームビルディングによる収益創出方法。
前記金属スクラップ圧縮設備の投入を指示するステップとスクラップ運搬車の投入を指示して製鋼会社へ運搬されるステップとの間にスクラップ発生データの地域コードとリソースであるヤードの地域コードとが同じであり、金属スクラップ発生日時がヤードの遊休期間以内にある場合、前記ウェブサーバが当該ヤードの投入を指示するステップを含む
請求項1に記載のスクラップ発生時の遊休期リソースを活用したチームビルディングによる収益創出方法。
【背景技術】
【0002】
周知のように、各種生産活動で発生される渫材や各種生産活動に使用された後に廃棄される金型、撤去建物で発生される鉄筋、消費活動で排出される廃車、廃ガス筒や缶等の金属廃棄物など、様々な種類の様々な材質、様々な形状からなる金属スクラップを分類、回収して高炉で溶融させ、各種鉄鋼材を製造することにより、鉄鋼材の製造に使用される資源及びエネルギーを低減し、結果として、環境を保護するようになる。
【0003】
このために、種々の形態及び種々の材質からなる金属スクラップは、基礎的な分類を経て材質により区分し、需要処である製鋼会社で高炉に直ちに装入可能な形態及び規格に金属スクラップ圧縮物を成形するようになる。このような金属スクラップ圧縮物は、大体横、縦、高さが600mm以上2,100mm以下になるようにしなければならず、密度が0.15以上になるように圧縮させなければならない。
【0004】
このような金属スクラップ圧縮物を製造するために、従来には、種々の経路で収集した鉄材スクラップやアルミニウム、銅等の非鉄材料スクラップ等の金属スクラップを分類し、分類されたこれらの金属スクラップを圧縮装置に入れて圧縮規格の多面体に成形し、金属スクラップ圧縮物を成形した。
【0005】
このような金属スクラップの発生において製鋼会社に納品する一連の過程で必ず使用される資源を例示すれば、次のとおりである。
【0006】
1番目は、掘削機(excavator)であり、これは、様々な形態の現場加工用はさみ形状の切断用作業装置である「クラッシャ」、移すための作業装置である「グリップバケツ」等の様々な装着装備を使用する。(
図1参照:(株)ヨンイルGNSのインターネットサイト[http://www.yonil.co.kr]2015.06.09)
【0007】
2番目は、スクラップ運搬車であり、これは、カーゴ車両にスクラップを入れる筒を搭載して、金属スクラップを安全に運送する車両である。(
図2参照)
【0008】
3番目は、大型鉄材構造設備である金属スクラップ圧縮設備である。(
図3参照:(株)ギョンウォンイーエヌジーのインターネットサイト[http://www.gweng.co.kr/gweng/product02.php]2015.06.09)
【0009】
4番目は、納品待機のために、金属スクラップ圧縮物や大型スクラップを野積みするための野積場(以下、「ヤード」とする)及び積載量測定のための計重機である。
【0010】
5番目は、金属スクラップを納品する前に検収して等級を与える作業人員である。
【0011】
このような必須なリソースは、スクラップ収集、加工、納品業を営む各事業者に必ず必要なものであるが、これらの種々のリソースを同時に活用する場合は少なく、時差をおいて遊休期が発生されている実情である。
【0012】
このため、各事業者達は、共通的にこれらのリソースを用意し、このようなリソース等の維持、補修、管理のために莫大な固定費用を負担しているが、その活用頻度が低くて、収益性を悪化させている場合が多い。
【0013】
さらに、このような金属スクラップの納品は、ほとんど小規模の零細な事業者達によって少量ずつなされている状況であるため、納品物量が少なく、数回の納品物量を集めて高炉に投入しなければならず、製鋼会社としても保管及び管理費用の増加のため、納品単価を正しく支払い難い実情である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
事業者達が保有しているリソース等の遊休発生の際、端末機がウェブサーバと連結された後、ウェブサーバで提供する様式にしたがってリソースの種類及び規格、数量、遊休開始及び遊休終了予定日付、当該リソースが所在している地域、リソース保有企業の住所、及びイメール住所情報で構成されたリソースデータを有無線上でウェブサーバに送信するステップと、
【0020】
前記ウェブサーバから伝送された前記リソースデータのエラー検査後、データベースサーバに保存される動作が繰り返されるステップと、
【0021】
スクラップ発生の際、スクラップ発生情報を情報管理者端末機がウェブサーバに入力させるステップと、
【0022】
スクラップ納品情報管理者端末機によって材質、製鋼会社の入庫日、及び製鋼会社入庫場所の住所を含むスクラップ納品情報を受信するステップと、
【0023】
事業者端末機によってリソースデータとスクラップ発生データ、スクラップ納品データが入力された後、ウェブサーバがデータベースサーバからスクラップ納品情報に含まれた材質と製鋼会社入庫日データとを取り出すステップと、
【0024】
前記ウェブサーバによってデータベースサーバからスクラップ発生情報を検索し、スクラップ納品データに含まれた材質と製鋼会社入庫日を満たすことができる条件のスクラップ発生データがあるか否かを検索するステップと、
【0025】
前記スクラップ納品データに含まれた材質と製鋼会社入庫日を満たすことができる条件のスクラップ発生データがある場合、スクラップ納品のために、回収及び加工、運搬を含むステップを行うことができるリソースを時系列に並べるステップと、
【0026】
前記データベースサーバのリソースデータを取り出して、遊休期間にあるリソースのうちの1つである掘削機マッチングデータが存在するかを検索するステップと、
【0027】
前記ウェブサーバが、前記スクラップ発生データに含まれた位置データと掘削機に関するリソースデータとの位置が一致することと判定された場合、当該掘削機の現場投入を指示するステップと、
【0028】
前記ウェブサーバが、等級判定人力投入のために、データベースサーバからデータを取り出して、前記スクラップ発生データに含まれた地域コードが一致する場合には、スクラップ発生データの発生日時データと等級判定人力の遊休期間データとを比較し、一致する場合に、当該等級判定人力の派遣を指示するステップと、
【0029】
前記ウェブサーバが、リソースであるスクラップ運搬車による運搬工程実施のために、データベースサーバからデータを取り出して、スクラップ発生データとリソースであるスクラップ運搬車との地域コードが一致し、金属スクラップ発生日時がスクラップ運搬車の遊休期間以内にある場合に、当該スクラップ運搬車の投入を指示するステップと、
【0030】
前記ウェブサーバが、データベースサーバからリソースデータを取り出して、リソースであるスクラップ圧縮設備の地域コードがスクラップ発生データの地域コードと一致するとともに、金属スクラップ発生日時が金属スクラップ圧縮設備の遊休期間以内にある場合に、当該金属スクラップ圧縮設備の投入を指示するステップと、
【0031】
前記ウェブサーバが、リソースであるスクラップ運搬車による製鋼会社への運搬工程実施のために、データベースサーバからデータを取り出して、スクラップ発生データとリソースであるスクラップ運搬車との地域コードが一致し、金属スクラップ発生日時がリソースであるスクラップ運搬車の遊休期間以内にある場合に、当該スクラップ運搬車の投入を指示して製鋼会社へ運搬されるステップとが構成されたスクラップ発生時の遊休期リソースを活用したチームビルディングによる収益創出方法。
【0032】
このような本発明を添付された図面を参照して、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように、本発明の実施形態を詳細に説明すれば、次のとおりである。
【0033】
本発明に係るスクラップ発生時の遊休期リソースを活用したチームビルディングによる収益創出方法を実施するための電算システムの例を
図4に例示し、具体的な実施形態による収益創出方法を
図5、
図6にフローチャートで図示し、このような本発明をステップ別に説明すれば、次のとおりである。
【0034】
多くの小規模事業者達が保有しているリソース等の遊休発生の際、端末機(コンピュータ等)を活用してウェブサーバと連結した後、ウェブサーバで提供する様式にしたがってリソースの種類及び規格、数量、遊休開始及び遊休終了予定日付、当該リソースが所在している地域、リソース保有企業の住所、及びイメール住所情報等で構成され得るリソースデータを有無線上でウェブサーバに送信するステップと、
【0035】
ウェブサーバから伝送された前記リソースデータのエラー検査後、データベースサーバに保存する動作を繰り返すステップと、
【0036】
スクラップ発生の際、スクラップ発生情報を情報管理者がウェブサーバに入力させるステップと、
【0037】
スクラップ納品情報管理者によって材質、製鋼会社の入庫日、及び製鋼会社の入庫場所の住所を含むスクラップ納品情報を入力させるステップと、
【0038】
上記した過程において入力された、多くの小規模事業者達によって入力された多くのリソースデータとスクラップ発生データ、スクラップ納品データが全て入力されたステップでウェブサーバがデータベースサーバからスクラップ納品情報に含まれた材質と製鋼会社入庫日データを取り出すステップと、ウェブサーバによってデータベースサーバからスクラップ発生情報を検索し、スクラップ納品データに含まれた材質と製鋼会社入庫日を満たすことができる条件のスクラップ発生データがあるか否かを検索するステップと、
【0039】
前記スクラップ納品データに含まれた材質と製鋼会社入庫日を満たすことができる条件のスクラップ発生データがある場合、スクラップ納品のために、回収及び加工、運搬を含むステップを行うことができるリソースを時系列に並べるステップと、
【0040】
前記データベースサーバのリソースデータを取り出して、遊休期間にあるリソースのうちの1つである掘削機マッチングデータが存在するかを検索するステップと、
【0041】
前記スクラップ発生データに含まれた位置データと掘削機関連リソースデータとの位置が一致することと判定された場合、当該掘削機を現場に投入するステップと、
【0042】
等級判定人力投入のために、データベースサーバからデータを取り出して、前記スクラップ発生データに含まれた地域コードが一致する場合には、スクラップ発生データの発生日時データと等級判定人力の遊休期間データとを比較し、一致する場合に、当該等級判定人力を派遣するステップと、
【0043】
リソースであるスクラップ運搬車による運搬工程実施のために、データベースサーバからデータを取り出して、スクラップ発生データとリソースであるスクラップ運搬車との地域コードが一致し、金属スクラップ発生日時がスクラップ運搬車の遊休期間以内にある場合にスクラップ運搬車を投入するステップと、
【0044】
ウェブサーバがデータベースサーバからリソースデータを取り出して、リソースであるスクラップ圧縮設備の地域コードがスクラップ発生データの地域コードと一致するとともに、金属スクラップ発生日時が金属スクラップ圧縮設備の遊休期間以内にある場合、当該金属スクラップ圧縮設備を投入するステップと、
【0045】
リソースであるスクラップ運搬車による製鋼会社への運搬工程実施のために、データベースサーバからデータを取り出して、スクラップ発生データとリソースであるスクラップ運搬車との地域コードが一致し、金属スクラップ発生日時がリソースであるスクラップ運搬車の遊休期間以内にある場合に、リソースであるスクラップ運搬車を投入して製鋼会社へ運搬するステップとを順次行ってなるものである。
【0046】
このような本発明は、選択的に前記金属スクラップ圧縮設備を投入するステップとスクラップ運搬車を投入して製鋼会社へ運搬するステップとの間にスクラップ発生データの地域コードとリソースであるヤードの地域コードとが同じであり、金属スクラップ発生日時がヤードの遊休期間以内にある場合、前記ヤードを投入するステップを含むことができる。
【0047】
このような本発明の具体的な実施形態を詳細に説明すれば、次のとおりである。
【0048】
本発明は、スクラップ発生情報に応じて前記リソースを時期、場所別に集めて1つのスクラップ納品のためのチームビルディング作業を行った後、前記リソースを保有している各事業者達にリソース移動時間、移動位置、作業時間等のデータを送信する。
【0049】
これにより、各事業者達は、当該リソースを当該位置に移動させて与えられた課題を行い、各事業者達は、作業実行完了後、作業完了データを有無線上でウェブサーバに送出する。
【0050】
これにより、本発明は、建物や各種設備の撤去によるスクラップ発生または廃車によるスクラップ発生等に対して、上記に列挙されたような一時的に遊休状態であるリソースを用いてスクラップ回収現場加工ステップで1次加工及びスクラップ運搬車への上車、そして、金属スクラップ圧縮設備への移動及び下車、そして、加工完了した金属スクラップ圧縮物の上車及び計重、製鉄会社への納品のための下車、またはヤードへの野積みなど、一連の全体過程で可用可能なリソースを時空間的に再配置して、スクラップ発生から納品に至る全過程を行うためのチームビルディング(Team Build)を行うことができるようになる。
【0051】
このために、本発明は、まず、掘削機及びスクラップ運搬車〔ニッパー付きスクラップ運搬車(いわゆる、ハイカー)含む〕、金属スクラップ圧縮設備、ヤード、検収等級判定人力等、各種のリソースを確保している多くの小規模事業者達がこれらのリソースを同時に活用し難いので、不回避に発生されるリソース等の遊休発生の際、関連データを自分が所有したPCやスマートフォン、ノートブック等の端末機を活用して、
図4に示したようなウェブサーバと連結した後、ウェブサーバで提供する様式にしたがってリソースの種類及び規格、数量、遊休開始及び遊休終了予定日付、当該リソースが所在してある地域、リソース保有企業の住所、及びイメール住所、そして入金を受けることができる口座番号等の金融情報を有無線上でウェブサーバに送信する。
【0052】
これにより、上記したウェブサーバは、伝送されたリソースデータにエラーがないかを確認した後、データベースサーバに一例として構造体形式等、適切なデータ形態に保存する動作を繰り返すようになる。
【0053】
このようにした後、ウェブサーバは、データベースサーバに保存されたリソースデータを、投入可能工程別にコードを与えるようになる。
【0054】
例えば、リソースの種類と規格に関連して、掘削機の場合に0100、スクラップ運搬車の場合、積載重量25トンである場合に0225、積載重量5トンであるハイカーの場合に0205に表記し、スクラップ圧縮設備の場合に0300、ヤードの場合に0400、等級判定人力の場合に0500にコードを与え、規格に関連して、ソウルの場合に01、京畿道南部は02、京畿道北部は03、忠清南道は04等、地域単位コードを与え、遊休開始日コードは0、遊休終了日コードは1にし、遊休期間の表示は、年、月、日を150610等に表示する。
【0055】
このような方式で表記されたウェブサーバによってデータベースに保存されるデータは、例えば、次のような形態のものになり得る。
【0056】
例示1:「01000201506101150625」
【0057】
例示2:「02250201506101150625」
【0058】
例示3:「02050201506101150625」
【0059】
例示4:「03000201506101150625」
【0060】
例示5:「04000201506101150625」
【0061】
例示6:「05000201506101150625」
【0062】
上記した例示1は、掘削機(0100)が京畿南部地域(02)で2015年6月10日から(0150610)2015年6月25日まで(1150625)まで遊休期間であることを表すデータになるものであり、
【0063】
上記した例示2は、25トンスクラップ運搬車(0225)が京畿南部地域(02)で2015年6月10日から(0150610)2015年6月25日まで(1150625)遊休期間であることを表すデータになるものであり、
【0064】
上記した例示3は、5トンハイカー(0205)が京畿南部地域(02)で2015年6月10日から(0150610)2015年6月25日まで(1150625)遊休期間であることを表すデータになるものである。
【0065】
なお、例示4は、スクラップ圧縮設備(0300)が京畿南部地域(02)で2015年6月10日から(0150610)2015年6月25日まで(1150625)遊休期間であることを表すデータになるものである。
【0066】
また、例示5は、ヤード(0400)が京畿南部地域(02)で2015年6月10日から(0150610)2015年6月25日まで(1150625)遊休期間であることを表すデータになるものである。
【0067】
最後に、例示6は、等級判定人力(0500)が京畿南部地域(02)で2015年6月10日から(0150610)2015年6月25日まで(1150625)遊休期間であることを表すデータになるものである。
【0068】
これをデータ処理するにあっては、HEXAコード等に変換してプログラミングすることにより、比較処理等のデータ処理に円滑に活用できるようになるものである。
【0069】
データ送信上のエラーを防止するために、公知されたPARITY CHECK CODEを前記データ後段部分に入れて活用できることはもちろんであり、
【0070】
このようにして作成されたリソースデータが繰り返し的に多くの小規模事業者達によって入力されてデータベースサーバに蓄積、完了する。
【0071】
なお、このような本発明では、スクラップの発生によって納品できる与件が設けられなければならず、したがって、スクラップが発生される時期に次の工程を施行する。すなわち、本発明では、輸入金属スクラップの場合、輸入日程によって発生され、加工金属スクラップ(Prompt Industrial Metal Scrap)は、機械工場及び鉄鋼材加工工場、造船所、自動車工場等で鉄鋼材を使用して各種製品を製造する過程で大体持続的に発生し、老廃金属スクラップ(Obsolescent Metal Scrap)は、廃棄自動車、器具類、鉄道レール、機械金型、廃船舶、建物撤去工事の際に発生する廃鉄筋や鉄骨構造物等で年限を満たしながら発生される。
【0072】
このような輸入金属スクラップ、加工金属スクラップ、老廃金属スクラップの発生の際、外部から情報を入手したスクラップ発生情報管理者がウェブサーバに一般金属スクラップである場合と金属スクラップが金型等、塊状金属(massive metal)スクラップである場合のコードを区分して入力させた金属スクラップ性状コード、金属スクラップ発生日時、物量、位置、材質等をデータに入力するようになり、性状コードによって
図5または
図6に設定されたいずれか1つのスクラップ処理工程選定ステップを実施するようになる。
【0073】
すなわち、本発明では、性状コード0は、一般金属スクラップであり、1は、塊状金属スクラップである。材質は、01:鉄、02:銅、03:アルミニウム、04:ステンレスなどに区分し、金属スクラップ発生日時データを含み、上記したリソースデータと同様に、ソウルの場合に01、京畿道南部は02、京畿道北部は03、忠清南道は04等、地域単位コードを与えて入力するようになる。
【0074】
これにより、スクラップ発生情報管理者が入力させるコードを例示7に見せた。
【0076】
このような例示7は、一般金属スクラップ(0)が発生され、材質は、鉄(01)であることを表示するようになるものであり、発生日時は、2015年6月10日(150610)であり、位置は、京畿道南部(02)であることを表示するようになるものである。
【0077】
このようなスクラップ発生情報をスクラップ発生イベント毎にスクラップ発生情報管理者がウェブサーバに入力させてデータベースサーバに蓄積されるようにするものである。
【0078】
また、このようなスクラップ発生情報は、構造体形式でスクラップ発生場所の住所とスクラップ発生場所の管理者イメール等、付随的な情報が共に保存されることはもちろんである。
【0079】
このような状態でスクラップ納品情報管理者によって材質、製鋼会社の入庫日、及び製鋼会社入庫場所の住所など、スクラップ納品情報を入力させるようになり、一例としては、材質区分コードを、01:鉄、02:銅、03:アルミニウム、04:ステンレスに定めることができる。
【0080】
なお、製鋼会社入庫日は、年月日表示を活用し、入庫場所の住所は、コード化して01:唐津、02:蔚山、03:浦項等に表記することができる。
【0081】
このようなデータは、例示8に見せたような形態のものになり得る。
【0083】
このようにして、多くの小規模事業者達によって入力された多くのリソースデータ(例示1ないし例示6)とスクラップ発生データ(例示7)、スクラップ納品データ(例示8)が全て入力された状態では、リソース提供者と金属スクラップ発生源、そして、製鋼会社の入庫要請が全て備えられた状態であるから、ウェブサーバは、本格的なチームビルディングを始めるようになる。このために、まず、ウェブサーバは、データベースサーバからスクラップ納品データを取り出して、スクラップ納品情報に含まれた材質と製鋼会社入庫日データとを取り出すようになる。
【0084】
次いで、ウェブサーバは、データベースサーバからスクラップ発生情報を検索し、スクラップ納品データに含まれた材質と製鋼会社入庫日を満たすことができる条件のスクラップ発生データがあるか否かを検索するようになる。
【0085】
このために、本発明では、例示8に見せたようなスクラップ納品データのうち、材質区分コード01と年月日表示150610を取り出して、スクラップ発生データで材質区分コードである01があるかを先に比較検索し、存在する場合には、スクラップ発生データの年月日データがスクラップ納品データの年月日と同じであるか、小さい場合に、当該スクラップ発生情報データを入力させた発生源のスクラップを回収するように進むようになる。
【0086】
このために、スクラップ発生データの年月日データがスクラップ納品データの年月日と同じであるか、小さい場合は、下記のような<比較式1>によって判定するようになる。
【0088】
150625(スクラップ発生データのうちのスクラップ発生日付)≦15062X(スクラップ納品データのうちの製鋼会社入庫日)
【0089】
このようにして、回収するスクラップが定められるようになり、次いで、ウェブサーバは、チームビルディングのための一連のステップを行うようになる。
【0090】
すなわち、本発明では、スクラップ納品のために、回収及び加工、運搬等の多くのステップを行うことができるリソースを時系列的に羅列し、各ステップに必要な措置を行うようになるものであるところ、このために、ウェブサーバは、まず、金属スクラップ処理工程を選択するために、上記のスクラップ発生データの性状コードを取り出すようになる。このような性状コードは、例示7に見せたように、0になっており、これは、一般金属スクラップであるから、一般的な圧縮成形スクラップ製造のための工程を行うようになる。
【0091】
このために、本発明は、
図5に示した1工程を行うようになり、このために、ウェブサーバは、
図5に示したように、まず、データベースサーバのリソースデータを取り出して、遊休期間にある掘削機マッチングデータが存在するかを検索するようになる。このために、ウェブサーバは、スクラップ発生データのスクラップ発生日時と例示1に見せたような形態からなる掘削機の遊休期間開始日時データとを比較して、<比較式2>に見せたような関係が成立するかを判断するようになる。
【0093】
150610(スクラップ発生データのうちのスクラップ発生日時)≧15061X(掘削機遊休開始日)
【0094】
このような例示<比較式2>の条件を満たす場合には、例示7に見せたような位置データがリソースデータの位置コードと一致するかを判定するようになり、位置コードまで一致する場合、当該掘削機が金属スクラップ発生日から処理完了のための期間の間、遊休期間として提供され得ることを意味するようになるので、掘削機投入により現場作業、加工が可能になるものである。次いで、ウェブサーバは、
図5に示したように、等級判定と人力投入ステップを実施するために、データベースサーバで例示7に見せたようなデータをフェッチ(Fetch)して、地域コードが一致する場合には、スクラップ発生データの発生日時データと等級判定人力の遊休期間データとを比較して、<比較式3>に見せたように、等級判定人力の遊休期間である2015年6月10日から2015年6月25日までの間にスクラップ発生日付(2015年6月10日)が存在するので、前記等級判定人力は、対象リソースになるものであり、地域コードや遊休期間が不一致する場合には、対象リソースになり得ないものである。
【0096】
150610(遊休期間開始日)≦150610(スクラップ発生日付)≦150625(遊休期間終了日)
【0097】
このようにして、等級判定人力を確保した後、ウェブサーバは、
図5に示したように、スクラップ運搬車による運搬工程実施のために、データベースサーバから例示2に見せたようなデータをフェッチ(Fetch)するようになる。
【0098】
例示2:「02250201506101150625」
【0099】
このようなデータは、25トンスクラップ運搬車(0250)が京畿南部(02)で2015年6月10日から2015年6月25日まで遊休期間であることを表示するものであるから、スクラップ発生データとリソースデータとの地域コード(02)が一致し、比較式3に見せたように、金属スクラップ発生日時がスクラップ運搬車の遊休期間以内にあるので、前記スクラップ運搬車は、活用可能な対象リソースになるものである。
【0100】
なお、前記ウェブサーバは、
図5に示したように、スクラップ圧縮設備による加工工程実施のために、データベースサーバからリソースデータを取り出すようになり、一例として、例示3に見せたようなデータをフェッチ(Fetch)するようになるものであるところ、このようなデータは、スクラップ圧縮設備(0300)の地域コードがスクラップ発生データの地域コードと一致する京畿南部(02)であり、比較式3に見せたように、金属スクラップ発生日時が金属スクラップ圧縮設備の遊休期間以内にあるので、前記金属スクラップ圧縮設備は、活用可能な対象リソースになるものである。
【0101】
なお、本発明は、ウェブサーバが
図5に示したように、加工完了した金属スクラップ圧縮物を野積みすべき必要がありうるので、ヤード確保のために、データベースサーバから例示4に見せたようなデータをフェッチ(Fetch)するようになるものであるところ、現在は、ヤードが必要な場合を想定しており、スクラップ発生データの地域コードとリソースであるヤードの地域コードとが同じであり、比較式3に見せたように、金属スクラップ発生日時がヤードの遊休期間以内にあるので、前記金属スクラップ圧縮設備は、活用可能な対象リソースになるものである。
【0102】
なお、実際には、物量が多かったり、金属スクラップ圧縮設備の事情のため作業が遅れて、金属スクラップ発生日時より数日遅れることもできるが、このような場合に鑑みてヤードの遊休期間が下記の<比較式4>を満たすようにプログラムすることが好ましい。
【0104】
ヤード遊休期間開始日≦スクラップ発生日付≦遊休期間終了日&
【0105】
ヤード遊休期間開始日≦スクラップ発生日付+X≦遊休期間終了日
【0106】
このような過程によって確保したリソースは、掘削機、検収等級判定人員、スクラップ運搬車、スクラップ圧縮設備、ヤードであり、標準金属スクラップ処理工程によって時系列的に配置されるものであり、物量や作業場の事情によって可変されることができるが、2日の作業を要する場合と仮定すれば、次の<表1>に表したような形態の作業順次にしたがってリソースを配置するようになる。
【0108】
したがって、<表1>の場合、メールサーバでは、遊休掘削機を保有した企業に1日目の午前指定時間及びスクラップ発生場所の住所を送信するようになり、遊休スクラップ運搬車保有企業には、1日目の午後指定時間及びスクラップ発生場所の住所並びに圧縮設備企業の住所、そして、2日目の午後指定時間及び製鋼会社の住所を送信するようになる。また、メールサーバでは、等級判定人力保有企業に1日目の午前指定時間及びスクラップ発生場所の住所を送信し、金属スクラップ圧縮設備企業には、1日目の午後、スクラップ運搬車による金属スクラップ入庫時間及び2日目の午後、スクラップ運搬車への上車時間を送信して、加工工程を実施できる内部準備が可能なようにする。
【0109】
これにより、前記遊休リソース保有企業では、順に前記リソースを派遣したり、作業準備を実施するようになり、ウェブサーバでは、時系列的に各ステップの実行完了状況を伝送されるようになる。
【0110】
これを具体的に例示すれば、1日目に遊休掘削機を保有した企業の端末機では、指定時間に作業を開始したことと、1日目の午前作業完了データをウェブサーバに送信するようになり、
【0111】
次いで、遊休スクラップ運搬車保有企業の端末機では、1日目の午後、金属スクラップの上車完了及び圧縮設備企業の荷卸し完了データ、そして、2日目の午後、圧縮金属スクラップの上車時間データ及び製鋼会社入庫時間データをウェブサーバに送信し、
【0112】
等級判定人力は、1日目に自分の保有した端末機を用いてウェブサーバに検査等級判定データを送信し、
【0113】
圧縮設備企業の端末機では、加工工程着手時間データ及び加工工程完了データをウェブサーバに送信するものであり、
【0114】
このようなデータが全て送信された後、最終的に製鋼会社による計重荷卸し検収配送確認データが全てウェブサーバに送信された後、全ての過程終了を認識するようになり、製鋼会社から入金された代金を各リソース提供社に公知されたように、オフラインで配分した収益を送金するか、または認証サーバを経由してオンライン上で配分した収益を送金した後、全ての動作を終了するようになる。
【0115】
このような本発明において、製鋼会社から入金された代金を収益配分するにあって、その比率は、業界で通常当該リソースを提供して受けることができる水準に定めるか、当事者間に自由意思による契約で履行できることはもちろんであり、その具体的な例の記述は都合上省略する。
【0116】
上記した実施形態において本発明は、金属スクラップ圧縮設備による加工工程を完了し次第にスクラップ運搬車によって製鋼会社へ納品を実施する場合を想定して例示したが、実際には、製鋼会社の事情等のため、加工完了した金属スクラップ圧縮物を野積みすべき必要がありうる。
【0117】
また、このような場合、煩わしいスクラップ運搬車の上車及び荷卸しが不要なように、当該金属スクラップ圧縮設備企業のヤードに野積みすることが最も好ましいが、他の位置のヤードに移して野積みすべき場合があり、このような場合には、スクラップ運搬車への上車及びヤードへの移動、そして、ヤードへの荷卸し及び製鋼会社への納品時、再度スクラップ運搬車への上車及び移動、そして、前述した製鋼会社への入庫ステップを行わなければならず、このような場合にも、遊休スクラップ運搬車企業及びヤード保有企業の端末機にてウェブサーバでデータの送信がなされるべきことはもちろんである。一例として、本発明において作業場の事情によって2日間作業を行い、1日間野積みを行うべき場合を仮定すれば、次の<表2>に表したような形態の作業順次にしたがってリソースを配置させることができる。
【0119】
このような場合、本発明において、ウェブサーバによる各リソース保有企業における作業完了通報及び収益配分手順等、具体的な手順の技術は省略する。
【0120】
また、本発明は、前述した
図5に示した実施形態のように、リソースを保有している小規模事業者達がウェブサーバに自分達が保有したリソースデータを送信し、スクラップ発生源から要請されるか、自体営業網等で確保したスクラップ発生データを入力させた後、製鋼会社のスクラップ納品データが入力されれば、ウェブサーバによりスクラップ発生データを活用して、発生されたスクラップが一般金属スクラップがでない塊状金属(massive metal)スクラップである場合、スクラップ発生データが例示9に見せたような形態でデータベースサーバに保存される。
【0122】
したがって、ウェブサーバは、このようなデータによって塊状金属スクラップ1が発生され、材質は、鉄(01)であることを表示するようになり、発生日時は、2015年6月10日(150610)であり、位置は、京畿道南部(02)であることを認知するようになるものである。
【0123】
このような塊状金属スクラップは、大体の場合、現場で回収して上車する程度の作業がなされればよいので、掘削機よりは、5トンのスクラップ運搬車(ハイカー)によって塊状スクラップを回収して上車させることが好ましい。
【0124】
このために、ウェブサーバは、
図6に示したように、まず、データベースサーバのリソースデータを取り出して、遊休期間にある5トンのハイカーデータが存在するかを検索するようになり、このような場合には、例示3に見せたように、0205になったコードを有したデータを検索するようになる。
【0125】
また、このような実施形態では、ハイカーに塊状金属スクラップを上車する前に、等級判定人力投入ステップを行うために、データベースサーバでデータをフェッチ(Fetch)するようになるものであるところ、現在は、等級判定人力データが必要なので、次の例示8に見せたようなデータを取り出すようになる。
【0126】
例示8:「05000201506101150625」
【0127】
このようなデータは、等級判定人力(0500)が京畿南部(02)で2015年6月10日から2015年6月25日まで遊休期間であることを表示するものであり、金属スクラップ発生日時が2015年6月10日である場合には、前記等級判定人力は、対象リソースになるものである。
【0128】
なお、本発明は、ウェブサーバが
図7に示したように、加工完了した金属スクラップ圧縮物を野積みすべき必要がありうるので、ヤード確保のために、データベースサーバから例示1に見せたようなデータをフェッチ(Fetch)するようになるものであるところ、現在は、ヤードが必要なので、次の例示5に見せたようなデータを取り出すようになる。
【0129】
例示5:「04000201506101150625」
【0130】
このようなデータは、金属スクラップ圧縮物を野積みできるヤード(0300)が京畿南部(02)で2015年6月10日から2015年6月25日まで遊休期間であることを表示するものであるから、前述したように、金属スクラップ発生日時が2015年6月10日である場合にヤードは活用可能な対象リソースになるものである。
【0131】
このような過程によって確保したリソースは、ハイカー、検収等級判定人員、ヤードであり、この場合にも、標準金属スクラップ処理工程によって時系列的に配置され、その物量によって加重値をおいて日程を調整するようになる。
【0132】
以上で説明したように、塊状金属スクラップが1日の物量であるほとんどの場合には、次の表に表したような形態の作業順次にしたがって<表3>に表したようにリソースを配置するようになる。
【0134】
したがって、メールサーバでは、ハイカーを保有した企業に作業日程及びスクラップ発生場所と製鋼会社、またはヤード住所を送信するようになり、判定人員には、午前指定時間及びスクラップ発生場所の住所を送信する。これにより、遊休リソース保有企業では、順に前記リソースを派遣するようになり、ウェブサーバでは、各ステップの実行完了状況を伝送されるようになる。これを具体的に例示すれば、1日目にハイカーを保有した企業の端末機では、作業現場住所データと1日目の午前、そして1日目の午後、現場における上車及び製鋼会社における荷卸し完了データをウェブサーバに送信するようになり、判定人員は、1日目に自分の保有した端末機を用いてウェブサーバに検査等級判定データを送信し、このようなデータが全て送信された後、最終的に製鋼会社による計重荷卸し検収配送確認データが全てウェブサーバに送信された後、全ての過程終了を認識するようになるものであり、製鋼会社から入金された代金を各リソース提供社に認証サーバを経由して収益配分した後、終了するようになる。
【0135】
この場合にも、本発明において製鋼会社から入金された代金を収益配分するにあって、その比率は、業界で通常当該リソースを提供して受けることができる水準に定めるか、当事者間に自由意思による契約で履行できることはもちろんである。
【0136】
上記した実施形態において本発明は、金属スクラップをハイカーに上車して直接製鋼会社へ納品を行う場合を想定して例示したが、実際には、製鋼会社の事情等のため、加工完了した金属スクラップ圧縮物を野積みすべき必要がありうるし、このような場合を次の表4に表示した。
【0138】
以上で説明したように、本発明は、
図5、
図6、
図7にスクラップ発生から製鋼会社入庫に至る過程を代表的な2つの金属スクラップ処理工程にて説明したが、活用においては、現場状況によるわずかの変更適用が可能であることはもちろんである。
【0139】
なお、本発明では、計重工程は省略し、これは、必要な場所に運搬して使用し難いことに対し、大体の金属圧縮成形設備工場やヤードに揃えているので、固定された設備を付随的に使用できるものであって、工程過程技術を省略した。
【0140】
以上から、本発明は、スクラップ発生時の遊休期リソースを活用したチームビルディングによる収益創出方法についての技術思想を添付図面とともに述べたが、これは、本発明の最も良好な実施形態を例示的に説明したものであり、本発明を限定するものではない。
【0141】
したがって、この技術分野における通常の知識を有する者であれば誰でも、本発明の技術思想の範囲を逸脱しない範囲内で寸法及び形状、そして、構造等の様々な変形及び摸倣が可能であることは明らかな事実であり、このような変形及び摸倣は、本発明の技術思想の範囲に含まれる。