【実施例】
【0156】
<I.化学合成>
別段の定めのない限り、試薬と溶媒を、商業供給者から受け取ったものとして使用した。無水の溶媒と炉乾燥させたガラス器具を、湿気及び/又は酸素に敏感な合成形質転換に使用した。収率は最適化されなかった。反応時間はおよそのものであり、最適化されなかった。別段の定めのない限り、カラムクロマトグラフィーと薄層クロマトグラフィー(TLC)をシリカゲル上で行なった。スペクトルをppm(δ)で与え、結合定数Jをヘルツで報告した。プロトンスペクトルについては、溶媒のピークを基準ピークとして用いた。
【0157】
調製物1A:エチル4−ブロモ−1−メチル−5−p−トリル−1H−ピロール−2−カルボキシラート
【0158】
【化7】
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【0159】
トルエン/エタノール(30/10mL)中の、エチル4,5−ジブロモ−1−メチル−1H−ピロール−2−カルボキシラート(3.7g、11.9mmol)、p−トリルボロン酸(1.62g、11.9mmol)、Pd(PPh
3)
4(275mg、0.24mmol)、及び2MのNa
2CO
3(2.5g、23.8mmol)の混合物を、窒素で洗い流して、90℃で30分間撹拌した。水を加え、溶液をEA(3x)で抽出した。有機物を組み合わせ、水で洗浄し、ブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(1:1、EA:PE)により精製して、530mg(14%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δppm 1.36 (t, J = 7.2 Hz , 3H), 2.42 (s, 3H), 3.78 (s, 3H), 4.27−4.32 (m, 2H), 7.06 (s, 1H), 7.24−7.30 (m, 4H)。[M+H] Calc’d for C
15H
16BrNO
2, 322−324;Found, 322−324。
【0160】
調製物1B:エチル4−(4−シアノフェニル)−1−メチル−5−p−トリル−1H−ピロール−2−カルボキシラート
【0161】
【化8】
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【0162】
エチル4−ブロモ−1−メチル−5−p−トリル−1H−ピロール−2−カルボキシラート(530mg、1.65mmol)の混合物を、DMF(5mL)中の、4−シアノフェニルボロン酸(371mg、2.48mmol)、Pd(PPh
3)
4(190mg、0.17mmol)、及び2MのNa
2CO
3(1.7mL、3.4mmol)に加え、それを窒素で洗い流し、90℃で4時間撹拌した。水を加え、溶液をEA(3x)で抽出した。有機物を組み合わせ、水で洗浄し、ブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(1:5、EA:PE)により精製して、200mg(35%)の表題化合物を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3):δppm 1.39 (t, J = 7.1 Hz , 3H), 2.43 (s, 3H), 3.75 (s, 3H), 4.30−4.37 (m, 2H), 7.13 (d, J = 7.8 Hz , 2H), 7.18−7.26 (m, 5H), 7.43 (d, J = 8.4 Hz , 2H)。[M+H] Calc’d for C
22H
20N
2O
2, 345;Found,345。
【0163】
調製物1C:4−(4−シアノフェニル)−1−メチル−5−p−トリル−1H−ピロール−2−カルボン酸
【0164】
【化9】
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【0165】
2MのNaOH溶液(4mL)を、エタノール/THF(6/2mL)中のエチル4−(4−シアノフェニル)−1−メチル−5−p−トリル−1H−ピロール−2−カルボキシラート(200mg、0.58mmol)の溶液に加え、混合物を室温で一晩撹拌した。溶液のpHを2−3に調整し、DCM(3x)で抽出した。有機物を組み合わせ、水で洗浄し、ブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮して、160mg(87%)の表題化合物を得た。[M−H] Calc’d for C
20H
16N
2O
2, 315;Found,315。
【0166】
調製物1D:(R)−tert−ブチル1−(3−(4−シアノフェニル)−1−メチル−2−p−トリル−1H−ピロール−5−カルボニル)ピペリジン−3−イルカルバマート
【0167】
【化10】
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【0168】
DCM(10mL)中の4−(4−シアノフェニル)−1−メチル−5−p−トリル−1H−ピロール−2−カルボン酸(160mg、0.5mmol)の混合物に、EDCI(144mg、0.55mmol)、HOBT(68mg、0.75mmol)、(R)−tert−ブチル・ピペリジン−3−イルカルバマート(110mg、0.55mmol)、及びDIEA(129mg、2.0mmol)を加え、溶液を室温で一晩撹拌した。水を加え、溶液をDCM(3x)で抽出した。有機物を組み合わせ、水で洗浄し、ブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(1:5、EA:PE)により精製して、130mg(53%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
30H
34N
4O
3, 499;Found,499。
【0169】
実施例1:4−[5−(3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボニル)−1−メチル−2−p−トリル−1H−ピロール−3−イル]−ベンゾニトリル
【0170】
【化11】
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【0171】
EA(1mL)中の(R)−tert−ブチル1−(3−(4−シアノフェニル)−1−メチル−2−p−トリル−1H−ピロール−5−カルボニル)ピペリジン−3−イルカルバマート(130mg、0.26mmol)の溶液に、EA(2mL)中の4NのHCl溶液を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を真空内で濃縮して、HCl塩として108mg(96%)の表題化合物を得た。
1H NMR(CD
3OD、400MHz):δppm 1.67−1.71 (m, 2H), 1.87−1.90 (m, 1H), 2.17−2.19 (m, 1H), 2.39 (s, 3H), 3.30−3.37 (m, 3H), 3.49 (s, 3H), 4.21 (d, J = 13.6 Hz , 1H), 4.46−4.49 (m, 1H), 6.79 (s, 1H), 7.14 (d, J = 7.6 Hz, 2H),7.26−7.29 (m, 4H), 7.46 (d, J = 8.0 Hz, 2H)。[M+H] Calc’d for C
25H
26N
4O, 399;Found,399。
【0172】
実施例2:4−[5−(3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボニル)−2−(4−メトキシ−フェニル)−1−メチル−1H−ピロール−3−イル]−2−フルオロ−ベンゾニトリル
【0173】
【化12】
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【0174】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、7%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 1.70−1.73 (m, 2H), 1.88−1.91 (m, 1H), 2.20−2.22 (m, 1H), 3.35−3.37 (m, 3H), 3.50 (s, 3H), 3.85 (s, 3H), 4.22 (d, J = 11.6 Hz , 1H), 4.47−4.50 (m, 1H), 6.84 (s, 1H), 7.05−7.10 (m, 4H), 7.21 (d,J = 7.6 Hz, 2H), 7.47 (t, J = 7.4 Hz, 1H)。[M+H] Calc’d for C
25H
25N
4O
2, 433;Found,433。
【0175】
実施例3:4−[5−(3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボニル)−1−(2−ヒドロキシ−エチル)−2−p−トリル−1H−ピロール−3−イル]−ベンゾニトリル
【0176】
【化13】
[この文献は図面を表示できません]
【0177】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、14%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 1.71−1.74 (m, 2H), 1.86−1.87 (m, 1H), 2.17−2.20 (m, 1H), 2.41 (s, 3H), 3.36−3.42 (m, 5H), 4.17−4.49 (m, 1H), 3.85 (s, 3H), 6.79 (s, 1H), 7.18 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.25−7.30 (m, 4H), 7.45 (t, J = 8.8 Hz, 2H)。[M+H] Calc’d for C
26H
28N
4O
2, 429;Found,429。
【0178】
実施例4:4−[5−(3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボニル)−1−(2−ヒドロキシ−エチル)−2−p−トリル−1H−ピロール−3−イル]−2−フルオロ−ベンゾニトリル
【0179】
【化14】
[この文献は図面を表示できません]
【0180】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、13%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 1.70−1.73 (m, 2H), 1.83−1.86 (m, 1H), 2.15−2.20 (m, 1H), 2.40 (s, 3H), 3.31−3.42 (m, 5H), 4.14−4.23 (m, 3H), 4.45−4.48 (m, 1H), 6.82 (s, 1H), 6.99−7.07 (m, 2H), 7.19 (d, J = 7.6 Hz, 2H), 7.32 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.45 (t, J = 7.6 Hz, 1H)。[M+H] Calc’d for C
26H
27FN
4O
2, 447;Found, 447。
【0181】
実施例5:4−[5−(3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボニル)−1−メチル−2−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−1H−ピロール−3−イル]−ベンゾニトリル
【0182】
【化15】
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【0183】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、21%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 1.67−1.76 (m, 2H), 1.89−1.92 (m, 1H), 2.19−2.21 (m, 1H), 2.84 (s, 3H), 3.32−3.39 (m, 3H), 3.63 (s, 3H), 4.16−4.20 (m, 1H), 4.48−4.51 (m, 1H), 6.81 (s, 1H), 7.34 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.58 (d,J = 8.4 Hz, 2H), 7.98 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.40−8.43 (m, 1H), 8.74 (d, J = 2.0 Hz, 1H)。[M+H] Calc’d for C
24H
25N
5O, 400;Found,400。
【0184】
実施例6:4−[5−(3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボニル)−1−メチル−2−ピリジン−4−イル−1H−ピロール−3−イル]−ベンゾニトリル
【0185】
【化16】
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【0186】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、25%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 1.67−1.73 (m, 2H), 1.88−1.92 (m, 1H), 2.18−2.20 (m, 1H), 3.30−3.39 (m, 3H), 3.73 (s, 3H), 4.13−4.16 (m, 1H), 4.45−4.49 (m, 1H), 6.77 (s, 1H), 7.38 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.62 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.94 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.77 (d, J = 6.8 Hz, 2H)。[M+H] Calc’d for C
23H
23N
5O, 386;Found,386。
【0187】
実施例7:4−[5−(3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボニル)−1−(2−ヒドロキシ−エチル)−2−(4−メトキシ−フェニル)−1H−ピロール−3−イル]−ベンゾニトリル
【0188】
【化17】
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【0189】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、16%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(300MHz、CD
3OD):δppm 1.67−1.73 (m, 2H), 1.82−1.86 (m, 1H), 2.13−2.15 (m, 1H), 3.32−3.42 (m, 5H), 3.81 (s, 3H), 4.14−4.25 (m, 3H), 4.43−4.49 (m, 1H), 6.77 (s, 1H), 7.00 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.17−7.26 (m, 4H), 7.44 (d, J = 8.7 Hz, 2H)。[M+H] Calc’d for C
26H
28N
4O
3, 445;Found,445。
【0190】
実施例8:4−[5−(3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボニル)−1−(2−ヒドロキシ−エチル)−2−(4−メトキシ−フェニル)−1H−ピロール−3−イル]−2−フルオロ−ベンゾニトリル
【0191】
【化18】
[この文献は図面を表示できません]
【0192】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、15%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 1.70−1.76 (m, 2H), 1.86−1.89 (m, 1H), 2.01−2.06 (m, 1H), 3.36−3.48 (m, 5H), 3.87 (s, 3H), 4.18−4.26 (m, 3H), 4.86−4.51 (m, 1H), 6.84 (s, 1H), 7.04−7.10 (m, 4H), 7.24 (d, J = 8.8 Hz, 2H),7.46−7.50 (m, 1H)。[M+H] Calc’d for C
26H
27FN
4O
3, 463;Found,463。
【0193】
実施例9:4−[5−(3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボニル)−1−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2−(4−メトキシ−フェニル)−1H−ピロール−3−イル]−2−フルオロ−ベンゾニトリル
【0194】
【化19】
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【0195】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、13%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 1.54−1.61 (m, 2H), 1.73−1.78 (m, 2H), 1.87−1.92 (m, 1H), 2.18−2.22 (m, 1H), 2.42 (s, 3H), 3.24−3.49 (m, 5H), 4.11−4.21 (m, 3H), 4.38−4.41 (m, 1H),6.85 (s, 1H), 7.01−7.08 (m, 2H), 7.20 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.33 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.44−7.48 (m, 1H)。[M+H] Calc’d for C
27H
29FN
4O
2, 461;Found,461。
【0196】
実施例10:4−[5−(3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボニル)−1−メチル−2−(1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−イル)−1H−ピロール−3−イル]−2−フルオロ−ベンゾニトリル
【0197】
【化20】
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【0198】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、21%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 1.69−1.77 (m, 2H), 1.90−1.96 (m, 1H), 2.00−2.22 (m, 1H), 3.33−3.42 (m, 3H), 3.53 (s, 3H), 4.17−4.24 (m, 4H), 4.50−4.53 (m, 1H), 6.87 (s, 1H), 7.04−7.07 (m, 2H), 7.43−7.47 (m, 1H), 7.61−7.63 (m, 1H), 7.84 (s,1H), 8.06 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 9.50 (s, 1H)。[M+H] Calc’d for C
26H
25FN
6O, 457;Found, 457。
【0199】
調製物11A:4−シアノ−N−(4−メチルフェニル)ベンゼンカルボキシミドアミド
【0200】
【化21】
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【0201】
0℃でのDMSO(80mL)中のNaH(鉱油中で60%)(2.34g、58.5mmol、60%、1.5当量)の懸濁液に、p−トルイジン(4.6g、43.0mmol、1.1当量)及び1,4−ジシアノベンゼン(5.0g、39.0mmol)を加えた。混合物を0℃で15分間保管し、次に室温で1時間撹拌した。激しい撹拌を維持しつつ、氷水(500mL)を加えた。沈殿物を濾過し、水で洗浄し、乾燥して、黄色固形物(67%)として6.11gの所望の生成物を得た。[M+H] Calc’d for C
15H
13N
3, 236;Found,236。
【0202】
調製物11B:エチル2−(4−シアノフェニル)−5−メチル−1−(4−メチルフェニル)イミダゾール−4−カルボキシラート
【0203】
【化22】
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【0204】
EtOH(10mL)中の4−シアノ−N−(4−メチルフェニル)ベンゼンカルボキシミドアミド(470mg、2mmol)の混合物に、エチル−3−ブロモ−2−オキソブタノアート(500mg、2.4mmol)、その後重炭酸ナトリウム(252mg、3mmol)を加えた。反応混合物を90℃で一晩加熱した。固形物を濾過し、濾液を濃縮して残留物を得て、それを酢酸(5mL)中で溶解し、3時間で120℃に加熱した。その後、反応混合物を濃縮し、フラッシュカラム(EtOAc/ヘキサン)により精製して、オレンジ色の固形物として表題化合物(270mg、40%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.31 (3H, t, J = 7.4 Hz), 2.29 (3H, s), 2.39 (3H, s), 4.29 (2H, q, J = 7.1 Hz), 7.29 (2H, d, J= 8.2 Hz), 7.37 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.45 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.75 (2H, d, J = 8.4 Hz)。[M+H] Calc’d for C
21H
19N
3O
2, 346;Found,346。
【0205】
調製物11C:2−(4−シアノフェニル)−5−メチル−1−(4−メチルフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸
【0206】
【化23】
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【0207】
THF(2mL)及びEtOH(6mL)の混合物中の、エチル2−(4−シアノフェニル)−5−メチル−1−(4−メチルフェニル)イミダゾール−4−カルボキシラート(240mg、0.8mmol)の溶液を、2MのNaOH(2mL)で処理した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。次に反応混合物を1NのHClにより酸性化し、その後EtOAcで抽出した。有機質層を分離し、乾燥し、濃縮して、オレンジ色の固形物として表題化合物(120mg、48%)を得た。[M+H] Calc’d for C
19H
15N
3O
2, 318;Found, 318。
【0208】
実施例11:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−5−メチル−1−(4−メチルフェニル)イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0209】
【化24】
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【0210】
DMF中の2−(4−シアノフェニル)−5−メチル−1−(4−メチルフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸(120mg、0.38mmol)、(R)−3−boc−アミノピペリジン(114mg、0.57mmol)、及びDIEA(126uL、0.57mmol)の混合物に、HATU(217mg、0.57mmol)を加えた。反応混合物を2時間室温で撹拌した。次に反応混合物を水とEtOAcに分離された。有機抽出物を乾燥し、濃縮して残留物を得て、それをCH
2Cl
2(5mL)中で溶解し、TFA(2mL)で処理した。2時間後、反応混合物を濃縮し、分取−HPLCにより精製して、白色固形物としてのギ酸塩として表題化合物(20mg、16%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.35−1.52 (2H, m), 1.74 (1H, m), 1.95 (1H, m), 2.16 (3H, s), 2.40 (3H, s), 2.89 (1H, m), 3.20 (2H, m), 4.57 (2H. m), 7.28 (2H, d, J= 7.8 Hz), 7.37 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.45 (2H, m), 7.75 (2H, d, J = 8.4 Hz), 8.28 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
24H
25N
5O, 400;Found,400。
【0211】
調製物12A:4−ブロモ−3−フルオロ−N−(4−メチルフェニル)ベンゼンカルボキシミドアミド
【0212】
【化25】
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【0213】
10mLのTHF中の20mLのEtMgBr(THF中で1M)に、p−アニシジン(1.23g、10mmol)を注意深く加えた。室温で撹拌して30分後、5mLのTHF中の4−ブロモ−3−フルオロベンゼンニトリル(2.2g、11mmol)を滴下で加えた。混合物を室温で20時間撹拌した。激しい撹拌を維持しつつ、氷水(10mL)を注意深く加えた。反応混合物を水とEtOAcに分離した。有機抽出物を乾燥し、濃縮して残留物を得て、それをISCOフラッシュカラム(EtOAc/ヘキサン)により精製した。画分を集め、濃縮し、アセトンとEtOAcで粉砕して、赤みがかった固形物として1.5gの所望の生成物(46%)を得た。[M+H] Calc’d for C
14H
12BrFN
2O, 324;Found,324。
【0214】
調製物12B:エチル2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボキシラート
【0215】
【化26】
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【0216】
酸で処理することなく生成物を1つのポット中で形成したことを除き、表題化合物を調製物11Bの手順に従い97%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
20H
18BrFN
2O
3, 434;Found,434。
【0217】
調製物12C:2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸
【0218】
【化27】
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【0219】
表題化合物を、調製物11Cの手順に従い、88%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
18H
14BrFN
2O
3, 406;Found, 406。
【0220】
調製物12D:N−[(3R)−1−[2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)−1−(4−メトキシフェニル)−5−メチルイミダゾール−4−カルボニル]ピペリジン−3−イル]カルバマート
【0221】
【化28】
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【0222】
DMF中の2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸(405mg、1mmol)、(R)−3−boc−アミノピペリジン(300mg、1.5mmol)、及びDIEA(331μL、2mmol)の混合物に、HATU(570mg、1.5mmol)を加えた。反応混合物を2時間室温で撹拌した。次に反応混合物を水とEtOAcに分離した。有機抽出物を乾燥し、濃縮して残留物を得て、それをISCOフラッシュカラム(EtOAc/ヘキサン)により精製して、表題化合物(460mg、78%)を得た。[M+H] Calc’d for C
28H
32BrFN
4O
4, 588;Found, 588。
【0223】
実施例12:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−1−(4−メトキシフェニル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0224】
【化29】
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【0225】
マイクロウェーブ容器において、5mLのDMF中で、N−[(3R)−1−[2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)−1−(4−メトキシフェニル)−5−メチルイミダゾール−4−カルボニル]ピペリジン−3−イル]カルバマート(400mg、0.68mmol)、シアン化亜鉛(400mg、3.4mmol)、及びPd(PPh
3)
4(92mg、0.08mmol)を加えた。反応混合物を電子レンジ中で1時間、120℃で加熱した。次に反応混合物をISCOフラッシュカラム(EtOAc/ヘキサン)により精製した。画分を濃縮して残留物を得て、それをCH
2Cl
2(5mL)中で溶解し、TFA(2mL)で処理した。2時間後、反応混合物を濃縮し、分取−HPLCにより精製して、淡黄色固形物としてのギ酸塩として表題化合物(40mg、15%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.44 (2H, m), 1.75 (1H, m), 1.97 (1H, m), 2.15 (3H, s), 2.73 (2H, s), 2.89 (2H, m), 3.84 (3H, s), 4.56 (1H, m), 7.12 (2H, d, J= 8.7 Hz), 7.21 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.36 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.84 (1H, t, J = 7.7 Hz), 7.95 (1H, s), 8.30 (1H, br s)。[M+H] Calc’d for C
24H
24FN
5O
2, 434;Found,434。
【0226】
実施例13:4−[4−[(3R)−3−アミノピロリジン−1−カルボニル]−1−(4−メトキシフェニル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0227】
【化30】
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【0228】
2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸から出発して、実施例12の調製のための基本手順に従い、表題化合物を7%の収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.78 (1H, m), 2.03 (1H, m), 2.19 (3H, s), 3.30 (1H, m), 3.60 (2H, m), 3.78 (1H, m), 3.85 (3H, s), 4.14 (2H, m), 7.13 (2H, d, J= 8.8 Hz), 7.22 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.33−7.38 (3H, m), 7.85 (1H, m), 8.28 (1H, br s)。[M+H] Calc’d for C
23H
22FN
5O
2, 420;Found, 420。
【0229】
実施例14:4−[4−[(3S)−3−アミノピロリジン−1−カルボニル]−1−(4−メトキシフェニル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0230】
【化31】
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【0231】
2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸から出発して、実施例12の調製のための基本手順に従い、表題化合物を10%の収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.78 (1H, m), 2.03 (1H, m), 2.19 (3H, s), 3.30 (1H, m), 3.60 (2H, m), 3.78 (1H, m), 3.85 (3H, s), 4.14 (2H, m), 7.13 (2H, d, J= 8.8 Hz), 7.22 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.33−7.38 (3H, m), 7.85 (1H, m), 8.28 (1H, br s)。[M+H] Calc’d for C
23H
22FN
5O
2, 420;Found, 420。
【0232】
実施例15:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−1−(6−メトキシピリジン−3−イル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0233】
【化32】
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【0234】
表題化合物を、実施例12の調製に関する基本手順に従い、22%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.58 (2H, m), 1.81 (1H, m), 2.06 (1H, m), 2.20 (3H, s), 2.98 (2H, m), 3.21 (2H, m), 3.95 (3H, s), 4.51 (1H, m), 7.05 (1H, d, J= 8.8 Hz), 7.19 (1H, d, J = 7.7 Hz), 7.88 (2H, m), 7.98 (2H, m), 8.26 (1H, br s)。[M+H] Calc’d for C
23H
23FN
6O
2, 435;Found,435。
【0235】
実施例16:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0236】
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
【0237】
表題化合物を、実施例12の調製に関する基本手順に従い、15%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.58 (2H, m), 1.81 (1H, m), 2.04 (1H, m), 2.19 (3H, s), 2.73 (2H, s), 3.18−3.31 (2H, m), 3.93 (3H, s), 4.52 (1H, m), 7.19 (2H, m), 7.37 (2H, d, J = 9.0 Hz), 7.54 (1H, m), 7.86 (1H, t, J = 8.0 Hz), 8.00 (2H, br s)。[M+H] Calc’d for C
24H
23F
2N
5O
2, 452;Found,452。
【0238】
実施例17:4−[4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0239】
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
【0240】
表題化合物を、実施例12の調製に関する基本手順に従い、6%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.42 (2H, m), 1.78 (1H, m), 1.98 (2H, m), 2.16 (3H, s), 2.90 (1H, m), 3.15 (1H, m), 3.92 (3H, s), 4.54 (1H, m), 7.19 (1H, d, J= 8.1 Hz), 7.21 (1H, m), 7.34 (1H, t, J = 8.8 Hz), 7.56 (1H, d, J = 10.4 Hz), 7.86 (1H, t, J = 7.3 Hz), 8.28 (1H, br s)。[M+H] Calc’d for C
24H
23F
2N
5O
2, 452;Found,452。
【0241】
実施例18:4−[4−[(3S)−3−アミノピロリジン−1−カルボニル]−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0242】
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
【0243】
表題化合物を、実施例12の調製に関する基本手順に従い、5%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.71 (1H, m), 2.04 (2H, m), 2.25 (3H, s), 3.49 (1H, m), 3.76 (1H, m), 3.92 (3H, s), 4.16 (1H, m), 7.16 (1H, d, J= 8.4 Hz), 7.25 (1H, m), 7.31 (1H, m), 7.39 (1H, t, J = 7.7 Hz), 7.55 (1H, d, J = 11.5 Hz), 7.86 (1H, m), 8.26 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
23H
21F
2N
5O
2, 438;Found, 438。
【0244】
実施例19:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0245】
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
【0246】
表題化合物を、ブロモピルビン酸エチルを用いて実施例12の調製に関する基本手順に従い、15%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.38 (2H, m), 1.75 (2H, m), 1.93 (2H, m), 2.86 (2H, m), 3.90 (3H, s), 4.69 (1H, m), 7.19−7.31 (3H, m), 7.52 (2H, dd, J = 11.5 and 2.4 Hz), 7.90 (1H, t, J = 7.9 Hz), 7.97 (1H, s), 8.24 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
23H
21F
2N
5O
2, 438;Found, 438。
【0247】
実施例20:4−[4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0248】
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
【0249】
表題化合物を、ブロモピルビン酸エチルを用いて実施例12の調製に関する基本手順に従い、8%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.71−1.84 (1H, m), 1.99−2.08 (1H, m), 3.37 (2H, m), 3.50 (1H, m), 3.71 (2H, m), 3.91 (3H, s), 4.06−4.18 (1H, m), 7.19−7.31 (3H, m), 7.54 (2H, dd, J = 11.5 Hz), 7.93 (1H, m), 8.02 (1H, s), 8.25 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
22H
19F
2N
5O
2, 424;Found,424。
【0250】
実施例21:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0251】
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
【0252】
表題化合物を、実施例12の調製に関する基本手順に従い、6%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.45 (2H, m), 1.75 (1H, m), 1.97 (1H, m), 2.17 (3H, s), 2.93 (2H, m), 3.20 (1H, m), 4.16 (1H, m), 4.23 (3H, s), 4.46−4.62 (1H, m), 7.19 (2H, d, J= 8.2 Hz), 7.39 (1H, m), 7.76−7.86 (2H, m), 8.27 (1H, s), 8.49 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
25H
24FN
7O, 458;Found, 458。
【0253】
実施例22:4−[4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0254】
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
【0255】
表題化合物を、実施例12の調製に関する基本手順に従い、7%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.92 (1H, m), 2.05 (1H, m), 2.16 (1H, m), 2.21 (4H, s & m), 3.70 (1H, m), 3.75 (1H, m), 3.81 (1H, m), 4.29 (3H, s), 7.11−7.21 (2H, m), 7.41 (1H, t, J = 9.7 Hz), 7.74−7.95 (4H, m), 8.48 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
24H
22FN
7O, 444;Found,444。
【0256】
実施例23:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−5−メチル−1−(1−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0257】
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
【0258】
表題化合物を、実施例12の調製に関する基本手順に従い、4%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.46 (2H, m), 1.77 (1H, m), 1.98 (1H, m), 2.15 (3H, s), 2.97 (2H, m), 3.29 (2H, m), 4.13 (3H, s), 4.59 (1H, m), 7.14 (1H, d, J= 8.2 Hz), 7.42 (2H, m), 7.77 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.86−7.91 (2H, m), 8.17 (1H, s), 8.27 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
25H
24FN
7O, 458;Found, 458。
【0259】
実施例24:4−[4−[(3S)−3−アミノピロリジン−1−カルボニル]−5−メチル−1−(1−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0260】
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
【0261】
表題化合物を、実施例12の調製に関する基本手順に従い、2%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.71−1.84 (1H, m), 2.00−2.09 (1H, m), 2.33 (3H, s), 3.53 (1H, m), 3.66 (2H, m), 3.84 (1H, m), 4.16 (4H, s & m), 7.14 (1H, t, J = 9.7 Hz), 7.36−7.42 (2H, m), 7.76 (1H, m), 7.87 (1H, d, J = 8.6 Hz), 7.90 (1H, s), 8.17 (1H, s), 8.24 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
24H
22FN
7O, 444;Found,444。
【0262】
実施例25:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0263】
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
【0264】
表題化合物を、ブロモピルビン酸エチルを用いて実施例12の調製に関する基本手順に従い、4%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.49 (2H, m), 1.78 (1H, m), 1.99 (1H, m), 3.01 (1H, m), 3.19 (1H, m), 4.22 (3H, s), 4.42−4.96 (2H, m), 7.11 (1H, dd, J= 9.0 and 2.0 Hz), 7.24 (1H, dd, J = 8.2 and 1.4 Hz), 7.51 (1H,m), 7.73 (1H, d, J = 9 Hz), 7.82 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.87 (1H, d, J = 1.6 Hz), 8.02 (1H, s), 8.25 (1H, br s), 8.48 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
24H
22FN
7O, 444;Found,444。
【0265】
実施例26:4−[4−[(3S)−3−アミノピロリジン−1−カルボニル]−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0266】
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
【0267】
表題化合物を、ブロモピルビン酸エチルを用いて実施例12の調製に関する基本手順に従い、2%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.68−1.85 (1H, m), 2.01−2.13 (1H, m), 3.30−3.41 (2H, m), 3.51−3.86 (3H, m), 3.89 (1H, m), 4.20 (4H, s & m), 7.18 (1H, dd, J = 9.1 and 2.1 Hz), 7.25 (1H, m), 7.46 (1H, dd, J = 10.7 and 1.4 Hz), 7.73 (1H,d, J = 9.0 Hz), 7.81 (1H, m), 7.87 (1H, d, J = 1.6 Hz), 8.04 (1H, s), 8.25 (1H, br s), 8.48 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
23H
20FN
7O, 430;Found, 430。
【0268】
実施例27:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−1−(1−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0269】
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
【0270】
表題化合物を、ブロモピルビン酸エチルを用いて実施例12の調製に関する基本手順に従い、2%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.59 (2H, m), 1.81 (1H, m), 2.03 (1H, m), 3.20 (1H, m), 4.11 (3H, s), 7.17 (1H, d, J= 8.2 Hz), 7.37 (1H, d, J = 9.8 Hz), 7.53 (1H, br s), 7.76−7.85 (3H, t & m, J = 8.6 Hz), 7.98 (1H, s), 8.09 (1H, s), 8.16 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
24H
22FN
7O, 444;Found,444。
【0271】
実施例28:4−[4−[(3S)−3−アミノピロリジン−1−カルボニル]−1−(1−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0272】
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
【0273】
表題化合物を、ブロモピルビン酸エチルを用いて実施例12の調製に関する基本手順に従い、4%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ1.80−1.94 (1H, m), 2.07−2.19 (1H, m), 3.32−3.46 (2H, m), 3.54−3.82 (3H, m), 4.03 (1H, m), 4.21 (4H, s & m), 7.19 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.39 (1H, dd, J = 8.9 and 2.0 Hz), 7.47 (1H, d, J = 10.6 Hz),7.80 (1H, d, J = 8.9 Hz), 7.86 (1H, m), 7.91 (1H, d, J = 1.8 Hz), 8.07 (1H, s), 8.16 (1H, s), 8.27 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
23H
20FN
7O, 430;Found, 430。
【0274】
実施例29:4−{5−[((3R)−3−アミノピペリジル)カルボニル]−1−メチル−2−(2−メチル(2H−インダゾール−5−イル))ピロール−3−イル}−2−フルオロベンゼンカルボニトリル
【0275】
【化46】
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【0276】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、24%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 1.76−1.80 (m, 2H), 1.95−1.96 (m, 1H), 2.23−2.25 (m, 1H), 3.32−3.46 (m, 3H), 3.58 (s, 3H), 4.30 (s, 3H), 4.26−4.33 (m, 1H), 4.55 (d, J = 10.0 Hz 1H), 6.91 (s, 1H), 7.10−7.14 (m, 2H), 7.29 (dd, J = 8.8 Hz,1.6 Hz, 1H), 7.47 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.77− 7.80 (m, 2H), 8.41 (s, 1H)。[M+H] Calc’d for C
26H
25FN
6O, 457;Found, 457。
【0277】
実施例30:N−((3R)ピロリジン−3−イル)[4−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−メチル−5−(2−メチル(2H−インダゾール−5−イル))ピロール2−イル]カルボキサミド
【0278】
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
【0279】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、18%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 2.20−2.25 (m, 1H), 2.40−2.46 (m, 1H),3.38−3.44 (m, 2H), 3.56−3.63 (m, 2H), 3.73 (s, 3H), 4.32 (s, 3H), 4.58−4.62 (m, 1H), 7.02 (dd, J = 1.6, 11.2 Hz, 1H), 7.09 (dd, J = 1.6, 8.0 Hz, 1H), 7.30−7.33 (m,2H), 7.46 (t, J = 8.0 Hz, 1H)), 7.77−7.79 (m, 2H), 8.46 (s, 1H)。[M+H] Calc’d for C
25H
23FN
6O, 443;Found,443。
【0280】
実施例31:N−((2−アミノエチル)[4−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−メチル−5−(2−メチル(2H−インダゾール−5−イル))ピロール−2−イル]−N−メチルカルボキサミド
【0281】
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
【0282】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、16%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 3.27−3.28 (m, 2H), 3.38 (s, 3H), 3.59 (s, 3H), 3.86 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 4.33 (s, 3H), 7.00 (s, 1H), 7.09 (t, J = 10.0 Hz, 2H), 7.36(d, t, J = 8.4 Hz, 1H), 7.46 (t, J = 10.0 Hz, 1H), 7.78−7.81 (m, 2H), 8.50 (s, 1H)。[M+H] Calc’d for C
24H
23FN
6O, 431;Found, 431。
【0283】
実施例32:[4−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−メチル−5−(2−メチル(2H−インダゾール−5−イル))ピロール−2−イル]−N−[2−(メチルアミノ)エチル]カルボキサミド
【0284】
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
【0285】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、21%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 2.78 (s, 3H), 3.24−3.27 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 3.68 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 3.76 (s, 3H), 4.30 (s, 3H), 7.02 (dd, J = 2.0, 9.0 Hz, 1H), 7.08 (dd, J = 1.2, 10.0 Hz, 1H), 7.24 (s, 1H),7.27 (dd, J = 1.6, 8.8 Hz, 1H), 7.47 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.74−7.79 (m, 2H), 8.41 (s, 1H)。[M+H] Calc’d for C
24H
23FN
6O, 431;Found, 431。
【0286】
実施例33:N−[((3S)ピロリジン−3−イル)メチル][4−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−メチル−5−(2−メチル(2H−インダゾール−5−イル))ピロール−2−イル]カルボキサミド
【0287】
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
【0288】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、19%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δppm 1.84−1.89 (m, 1H), 2.20−2.25 (m, 1H), 2.70−2.73 (m, 1H),3.07−3.12 (m, 1H), 3.30−3.31 (m, 1H), 3.40−3.44 (m, 1H), 3.46−3.49 (m, 3H), 3.73 (s, 3H), 4.34 (s, 3H), 7.02 (dd, J = 1.6, 11.2 Hz, 1H), 7.08 (dd,J = 2.0, 8.0 Hz, 1H), 7.20−7.22 (m, 1H), 7.37−7.49 (m, 2H), 7.78−7.82 (m, 2H), 8.50 (s, 1H)。[M+H] Calc’d for C
26H
25FN
6O, 457;Found, 457。
【0289】
実施例34:(R)−4−(5−(3−アミノピペリジン−1−カルボニル)−1−(3−ヒドロキシプロピル)−2−(2−メチル−2H−インダゾール−5−イル)−1H−ピロール−3−イル)−2−フルオロベンゾニトリル
【0290】
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
【0291】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、25%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ1.61−1.65 (m, 2H), 1.78−1.98 (m, 3H), 2.20−2.30 (m, 1H), 3.28−3.37 (m, 2H), 3.48−3.53 (m, 3H), 4.22−4.27 (m, 3H), 4.42 (s, 3H), 4.48−4.51 (m, 1H), 6.93 (s, 1H), 7.07−7.13 (m, 2H), 7.46−7.58 (m, 2H), 7.87 (d,J = 8.8 Hz, 1H), 7.98 (s, 1H), 8.76 (s, 1H)。[M+H] Calc’d for C
28H
29FN
6O
2, 501;Found,501。
【0292】
実施例35:(R)−4−(5−(3−アミノピペリジン−1−カルボニル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−2−(2−メチル−2H−インダゾール−5−イル)−1H−ピロール−3−イル)−2−フルオロベンゾニトリル
【0293】
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
【0294】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、20%の全収率でHCl塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ1.74−1.92 (m, 3H), 2.20−2.22 (m, 1H), 3.30−3.47 (m, 5H), 4.21−4.29 (m, 3H), 4.35 (s, 3H), 4.53−4.55 (m, 1H), 6.88 (s, 1H), 7.04−7.10 (m, 2H), 7.42−7.46 (m, 2H), 7.81 (d, J = 8.8 Hz,1H), 7.88 (s, 1H), 8.60 (s, 1H)。[M+H] Calc’d for C
27H
27FN
6O
2, 487;Found,487。
【0295】
実施例36:(R)−4−(5−(3−アミノピペリジン−1−カルボニル)−1−(2−メトキシエチル)−2−(2−メチル−2H−インダゾール−5−イル)−1H−ピロール−3−イル)−2−フルオロベンゾニトリル
【0296】
【化53】
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【0297】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、26%の全収率で遊離塩基として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ1.76−1.80 (m, 2H), 1.97−1.99 (m, 1H), 2.27−2.29 (m, 1H), 3.18 (s, 3H), 3.25−3.42 (m, 5H), 4.28−4.34 (m, 3H), 4.37 (s, 3H), 4.62−4.65 (m,1H), 6.91 (s, 1H), 7.09−7.13 (m, 2H), 7.42−7.49 (m, 2H), 7.82 (d,J = 8.8 Hz,1H), 7.88 (s, 1H), 8.59 (s, 1H)。[M+H] Calc’d for C
28H
29FN
6O
2, 501;Found,501。
【0298】
実施例37:(R)−2−(5−(3−アミノピペリジン−1−カルボニル)−3−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)−1H−ピロール−1−イル)アセトアミド
【0299】
【化54】
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【0300】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、25%の全収率で遊離塩基として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ1.64−1.68 (m, 1H), 1.88−2.14 (m, 3H), 3.41−3.43 (m, 2H), 3.55−3.57 (m, 1H), 3.71−3.75 (m, 1H), 3.88−3.92 (m, 4H), 4.76−4.78 (m,1H), 5.22−5.25 (m, 1H), 7.04−7.07 (m, 3H), 7.12−7.15 (m, 1H), 7.25 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.38 (s, 1H), 7.52−7.55 (m, 1H)。[M+H] Calc’d for C
26H
26FN
5O
3, 476;Found,476。
【0301】
実施例38:4−(5−((R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル)−1−((R)−2,3−ジヒドロキシプロピル)−2−(2−メチル−2H−インダゾール−5−イル)−1H−ピロール−3−イル)−2−フルオロベンゾニトリル
【0302】
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
【0303】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、21%の全収率で遊離塩基として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ1.75−1.79 (m, 2H), 1.88−1.91 (m, 1H), 2.20−2.22 (m, 1H), 3.21 (d, J = 5.2 Hz, 2H), 3.38−3.48 (m, 4H), 4.16−4.27 (m, 3H), 4.37 (s, 3H), 4.49−4.52 (m, 1H), 6.88 (s, 1H), 7.04−7.10 (m, 2H), 7.43−7.51 (m, 2H), 7.81 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.93 (s, 1H), 8.67 (s, 1H)。[M+H] Calc’d for C
28H
29FN
6O
3, 517;Found,517。
【0304】
実施例39:4−(5−((R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル)−1−((S)−2,3−ジヒドロキシプロピル)−2−(2−メチル−2H−インダゾール−5−イル)−1H−ピロール−3−イル)−2−フルオロベンゾニトリル
【0305】
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
【0306】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、18%の全収率で遊離塩基として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ1.75−1.91 (m, 3H), 2.20−2.22 (m, 1H), 3.23 (d, J = 5.2 Hz, 2H), 3.38−3.48 (m, 4H), 4.16−4.29 (m, 4H), 4.37 (s, 3H), 6.88 (s, 1H), 7.04−7.10 (m, 2H), 7.43−7.51 (m, 2H), 7.81 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.92 (s, 1H), 8.65(s, 1H)。[M+H] Calc’d for C
28H
29FN
6O
3, 517;Found,517。
【0307】
実施例40:N−[((3R)ピロリジン−3−イル)メチル][4−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−メチル−5−(2−メチル(2H−インダゾール−5−イル))ピロール−2−イル]カルボキサミド
【0308】
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
【0309】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、4%の全収率で塩酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ1.86−1.92 (m, 1H), 2.22−2.27 (m, 1H), 2.72−2.75 (m, 1H), 3.09−3.14 (m, 1H), 3.31−3.34 (m, 1H), 3.42−3.51 (m, 4H), 3.74 (s, 3H), 4.31 (s, 3H), 7.04 (dd, J = 1.6,11.6 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 1.6,8.4 Hz,1H),7.22 (s, 1H), 7.26 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.46−7.50 (m, 1H), 7.75−7.80 (m, 2H), 8.40 (s, 1H)。[M−H] Calc’d for C
26H
25FN
6O, 457;Found, 457。
【0310】
実施例41:4−{5−[((3R)−3−アミノピペリジル)カルボニル]−3−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)ピロリル}ブタン酸
【0311】
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
【0312】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、3%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ1.60−1.67 (m, 4H), 1.82−1.84 (m, 1H), 1.93−1.97 (m, 2H), 2.10−2.13 (m, 1H), 3.30−3.32 (m, 3H), 3.78 (s, 3H), 3.95−4.02 (m, 2H), 4.18−4.20 (m, 1H), 4.44−4.78 (m, 1 H), 6.76 (s, 1H), 6.94−7.00 (m, 4H), 7.13−7.16 (m, 2H), 7.37−7.41 (m, 1H)。[M+H] Calc’d for C
28H
29FN
4O
4, 505;Found, 505。
【0313】
実施例42:4−{5−[((3R)−3−アミノピペリジル)カルボニル]−3−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)ピロリル}ブタンアミド
【0314】
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
【0315】
表題化合物を、実施例1の調製に関する基本手順に従い、2%の全収率で塩酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ1.58−1.71 (m, 4H), 1.82−1.92 (m, 3H), 2.10−2.13 (m, 1H), 3.33−3.45 (m, 3H), 3.76 (s, 3H), 3.93−3.99 (m, 2H), 4.05−4.09 (m, 1H), 4.29−4.33 (m, 1H), 6.77 (s, 1H), 6.94−7.00 (m, 4H), 7.13−7.16 (m, 2H), 7.36−7.40 (m, 1H)。[M+H] Calc’d for C
28H
30FN
5O
3, 504;Found,504。
【0316】
調製物43A:2−メチル−5−ニトロインダゾール
【0317】
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
【0318】
酢酸エチル(150mL)中の5−ニトロインダゾール(15g、91.95mmol)の溶液に、室温でBF
4OMe
3(17.68g、119.54mmol)を加えた。混合物を室温で5時間撹拌した。NaHCO
3水溶液を加え、pHを7−8に調整し、酢酸エチルで抽出し、乾燥し、濃縮して、表題化合物(15g、92.5%)を得た。[M+H] Calc’d for C
8H
7N
3O
2, 178;Found,178。
【0319】
調製物43B:2−メチルインダゾール−5−アミン
【0320】
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
【0321】
DCM/MeOH(120/120mL)中の2−メチル−5−ニトロインダゾール(12g、0.0678mol)とPd/C(1.2g、10%)の混合物を、50psiのH
2と共に、50℃で3時間撹拌した。その後、反応混合物を濾過し、濃縮し、シリカゲル上でフラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=20/1)により精製して、表題化合物(8.414g、85%)を得た。[M+H] Calc’d for C
8H
9N
3, 148;Found,148。
【0322】
調製物43C:4−ブロモ−3−フルオロ−N−(2−メチルインダゾール−5−イル)ベンゼンカルボキシミドアミド
【化62】
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【0323】
THF(15mL)中のEtMgBr(30mL、27.21mmol、0.9M)の溶液に、室温でTHF(20mL)中の2−メチルインダゾール−5−アミン(2g、13.61mmol)の溶液に加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した。THF(20mL)中の4−ブロモ−3−フルオロ−ベンゾニトリル(2.978g、14.97mmol)の溶液を室温で、滴下で加え、一晩撹拌した。LC/MSにより、反応が完了したこと示した。H
2Oを加え、酢酸エチルで抽出し、乾燥し、濃縮し、シリカゲル上でフラッシュカラムクロマトグラフィー(PE/EA=3/1からEA)により精製して、表題化合物(3.3g、70%)を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3):δ4.21 (3H, s), 6.98 (1H, dd, J =9.0 Hz, J =1.8 Hz), 7.13−7.14 (1H, m), 7.60−7.72 (4H, m), 7.80 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
15H
12BrFN
4, 347;Found,347。
【0324】
調製物43D:エチル3−ブロモ−2−オキソブタノアート
【0325】
【化63】
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【0326】
DCM中のエチル2−オキソブタノアート(5g、38.46mmol)の溶液に、0℃でBr
2(6.15g、38.46mmol)を滴下で加え、次に室温で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残留物をDCM中で溶解し、NaHCO
3水溶液で洗浄し、乾燥し、濃縮して、表題化合物(7g、88%)を得た。
【0327】
調製物43E:エチル2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−4−カルボキシラート
【0328】
【化64】
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【0329】
トルエン/EtOH(50mL、1/1)中の、4−ブロモ−3−フルオロ−N−(2−メチルインダゾール−5−イル)ベンゼンカルボキシミドアミド(3.3g、9.54mmol)、エチル3−ブロモ−2−オキソブタノアート(1.983g、9.54mmol)、及びNa
2CO
3(1.011g、9.54mmol)の混合物を、100℃で一晩撹拌した。次に混合物を濾過し、濃縮した。残留物をAcOH(20mL)中で溶解し、120℃で1時間撹拌した。次に残留物を濃縮し、シリカゲル上でフラッシュカラムクロマトグラフィー(PE/EA=3/1からEA)により精製して、表題化合物(1.4g、32%)を得た。[M+H] Calc’d for C
21H
18BrFN
4O
2, 457;Found, 457。
【0330】
調製物43F:エチル2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−4−カルボキシラート
【0331】
【化65】
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【0332】
DMA(10mL)中のエチル2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−4−カルボキシラート(1.1g、2.41mmol)、Zn(CN)
2(1.41g、12.05mmol)、及びPd(PPh
3)
4(278mg、0.241mmol)の混合物を、密封管の中110℃で、一晩撹拌した。LC/MSにより反応が完了したことを示し、混合物を濃縮し、シリカゲル上でフラッシュカラムクロマトグラフィー(PE/EA=3/1からEA)により精製して、表題化合物(364mg、38%)を得た。[M+H] Calc’d for C
22H
18FN
5O
2, 404; Found, 404。
【0333】
調製物43G2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−4−カルボン酸
【0334】
【化66】
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【0335】
THF/H
2O(6mL/2mL)中のエチル2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−4−カルボキシラート(360mg、0.89mmol)の溶液に、室温でLiOH・H
2O(187mg、4.45mmol)を加え、次に室温で一晩撹拌し、酸性化してpH3−4とし、EAで抽出し、乾燥し、濃縮して、表題化合物(334mg、100%)を得た。[M+H] Calc’d for C
20H
14FN
5O
2, 376; Found, 376。
【0336】
実施例43:4−[4−(4−アミノピペリジン−1−カルボニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]2−フルオロベンゾニトリル
【0337】
【化67】
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【0338】
DMF(5mL)中の2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−4−カルボン酸(160mg、0.43mmol)、ピペリジン−4−イル−カルバミン酸tert−ブチルエステル(85mg、0.43mmol)、HATU(178mg、0.47mmol)、及びNMM(86mg、0.86mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した、LC/MSにより反応が完了したことを示し、混合物を濃縮して、boc保護した中間体(239mg、100%)を得た。HCl/EA(5mL)中の中間体(239mg、0.43mmol)の溶液を、室温で1時間撹拌した。LC/MSにより反応が完了したことを示し、溶液を濃縮し、分取HPLCによって精製して、表題化合物(107mg、55%)を得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ1.61−1.64 (2H, m), 2.07−2.10 (2H, m), 2.20 (3H, s), 3.20−3.22 (2H, m), 3.40−3.42 (1H, m), 4.19 (3H, s), 4.20−4.60 (2H, m ), 7.32−7.46 (3H, m), 7.66−7.74 (2H, m ), 7.95 (1 H, s), 8.37 (1 H, s)。[M+H] Calc’d for C
25H
24FN
7O, 458;Found, 458。
【0339】
実施例44:N−(2−アミノエチル)−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−N,5−ジメチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−4−カルボキサミド
【0340】
【化68】
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【0341】
表題化合物を、実施例43の調製に関する基本手順に従い、3%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ2.34 (3H, s), 3.33−3.40 (5H, m), 3.94−3.95 (2H, m), 4.33 (3H, s), 7.47−7.60 (3H, m), 7.85−7.88 (2H, m), 8.08 (1 H, s), 8.53 (1 H, s)。[M+H] Calc’d for C
23H
22FN
7O, 432;Found,432。
【0342】
実施例45:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)−N−ピペリジン−3−イルイミダゾール−4−カルボキサミド
【0343】
【化69】
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【0344】
表題化合物を、実施例43の調製に関する基本手順に従い、2%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ1.89−1.94 (2H, m), 2.17−2.18 (2H, m), 2.49 (3H, s), 3.15−3.20 (2H, m), 3.33−3.36 (1H, m), 3.55−3.59 (1H, m), 4.35−4.37 (4H, m), 7.44−7.50 (2H, m ), 7.61−7.64 (1H, m), 7.77−7.80 (1H, m), 7.88−7.91 (1H, m), 8.04 (1 H, s), 8.59 (1 H, s)。[M+H] Calc’d for C
25H
24FN
7O, 458;Found, 458。
【0345】
実施例46:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)−N−ピロリジン−3−イルイミダゾール−4−カルボキサミド
【0346】
【化70】
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【0347】
表題化合物を、実施例43の調製に関する基本手順に従い、3%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ2.27−2.28 (1H, m), 2.43−2.48 (4H, m), 3.43−3.50 (2H, m), 3.61−3.65 (2H, m), 4.31 (3H, s), 4.70−4.72 (1H, m ), 7.38 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.43 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.58 (1H, d, J = 9.6 Hz), 7.74 (1H, t, J = 7.2 Hz ), 7.85 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.96 (1 H, s), 8.52 (1 H, s)。[M+H] Calc’d for C
24H
22FN
7O, 444;Found,444。
【0348】
調製物47A:N−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)アセトアミド
【0349】
【化71】
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【0350】
DCM(20mL)中の5−フルオロ−2−メチルアニリン(5g、0.04mol)、Ac
2O(4.08g、0.04mol)、及びTEA(4.848g、0.048mol)の溶液を、室温で一晩撹拌した。H
2Oを加え、DCMで抽出し、乾燥し、濃縮して、表題化合物(6g、90%)を得た。[M+H] Calc’d for C
9H
10FNO, 168;Found,168。
【0351】
調製物47B:N−(5−フルオロ−2−メチル−4−ニトロフェニル)アセトアミド
【0352】
【化72】
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【0353】
98%のH2SO4(36mL)中のN−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)アセトアミド(6g、3.593mmol)の溶液に、0℃で70%のHNO
3(3.23g、3.593mmol)を加え、次に混合物をこの温度で1時間撹拌した。TLCにより反応が完了したことを示し、混合物を氷水に注ぎ、DCMで抽出し、乾燥し、濃縮して、表題化合物(6g、79%)を得た。[M+H] Calc’d for C
9H
9FN
2O
3, 213;Found,213。
【0354】
調製物47C:5−フルオロ−2−メチル−4−ニトロアニリン
【0355】
【化73】
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【0356】
5NのHCl(30mL)中のN−(5−フルオロ−2−メチル−4−ニトロフェニル)アセトアミド(6g、35.93mmol)の溶液を、100℃で1時間撹拌し、TLCにより反応が完了したことを示し、溶液を冷却し、Na
2CO
3でpHを7−8に調整し、EAで抽出し、乾燥し、濃縮して、表題化合物(4.9g、80%)を得た。[M+H] Calc’d for C
7H
7FN
2O
2, 171;Found, 171。
【0357】
調製物47D:6−フルオロ−5−ニトロ−1H−インダゾール
【0358】
【化74】
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【0359】
AcOH(50mL)中の5−フルオロ−2−メチル−4−ニトロアニリン(4.9g、28.82mmol)の溶液に、氷槽の中にある水(5mL)中のNaNO
2(2.18g、31.71mmol)を加えた。混合物を氷槽の中で2時間撹拌した。H
2Oを加え、EAで抽出し、乾燥し、濃縮し、シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー(PE/EA=3/1)により精製して、表題化合物(1.14g、21%)を得た。
1H NMR(300MHz,DMSO):δ 7.86 (1H, d, J =12.0 Hz), 8.36 (1H, s), 8.76 (1H, d, J = 7.2 Hz), 13.71 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
7H
4FN
3O
2, 182;Found,182。
【0360】
調製物47E:6−フルオロ−2−メチル−5−ニトロインダゾール
【0361】
【化75】
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【0362】
EA(150mL)中の6−フルオロ−5−ニトロ−1H−インダゾール(1.14g、6.30mmol)の溶液に、室温でBF
4−OMe
3(1.397g、9.45mmol)を加えた。混合物を室温で5時間撹拌した。NaHCO
3水溶液を加え、pHを7−8に調整し、EAで抽出し、乾燥し、濃縮して、表題化合物(1g、81%)を得た。[M+H] Calc’d for C
8H
6FN
3O
2, 196;Found,196。
【0363】
調製物47F:6−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−アミン
【0364】
【化76】
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【0365】
DCM/MeOH(10/10mL)中の6−フルオロ−2−メチル−5−ニトロインダゾール(1g、5.128mol)とPd/C(200mg、10%)の混合物を、H
2の下、室温で一晩撹拌した。LC/MSにより反応が完了したことを示し、混合物を濾過し、濃縮し、シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー(DCM/MeOH=20/1)により精製して、表題化合物(400mg、47%)を得た。[M+H] Calc’d for C
8H
8FN
3, 166;Found,166。
【0366】
調製物47G:4−ブロモ−3−フルオロ−N−(6−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−イル)ベンゼンカルボキシミドアミド
【0367】
【化77】
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【0368】
トルエン(5mL)中の6−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−アミン(100mg、0.61mmol)の溶液に、0℃でTHF中のAl(CH
3)
3(0.5mL、0.91mmol)の溶液を加え、次に混合物を室温で3.5時間撹拌した。THF(5mL)中の4−ブロモ−3−フルオロ−ベンゾニトリル(241mg、1.21mmol)の溶液を室温で、滴下で加え、75℃で一晩撹拌した。LC/MSにより反応が完了したことを示し、残留物をシリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー(PE/EA=3/1からEA)により精製して、濃縮後、表題化合物(120g、54%)を得た。[M+H] Calc’d for C
15H
11BrF
2N
4, 365;Found,365。
【0369】
実施例47:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−1−(6−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0370】
【化78】
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【0371】
4−ブロモ−3−フルオロ−N−(6−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−イル)ベンゼンカルボキシミドアミドを用いて実施例43の調製に関する基本手順に従い、表題化合物を1%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ1.74−2.00 (3H, m), 2.19−2.29 (4H, m), 3.40−3.54 (3H, m), 4.12−4.48 (5H, m), 7.39−7.42 (1H, m ), 7.56−7.60 (2H, m), 7.72−7.77 (1H, m ), 8.17−8.20 (1 H, m), 8.48 (1 H, s)。[M+H] Calc’d for C
25H
23F
2N
7O, 476;Found,476。
【0372】
実施例48:4−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−1−(6−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0373】
【化79】
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【0374】
表題化合物を、実施例47の調製に関する手順に従い、0.4%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(300MHz、CD
3OD):δ2.25−2.29 (4H, m), 2.53−2.55 (1H, m), 3.01 (6H, s), 4.00−4.15 (4H, m), 4.25 (3H, s ), 4.49−4.55 (1H, m), 7.27−7.29 (1H, m), 7.42−7.62 (3H, m ), 7.91−7.97 (1 H, m), 8.41 (1 H, s)。[M+H] Calc’d for C
26H
25F
2N
7O, 490;Found,490。
【0375】
実施例49:2−フルオロ−4−[1−(6−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−5−メチル−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0376】
【化80】
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表題化合物を、実施例47の調製のための手順に従って、0.2%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(300MHz、CD
3OD):δ2.30−2.51 (5H, m), 2.82 (3H, s), 3.91−4.41 (8H, m), 7.37−7.70 (4H, m), 8.15 (1H, br), 8.52 (1 H, s)。
[M+H] Calc’d for C
25H
23F
2N
7O、476;Found、476。
【0377】
調製物50A:7−フルオロ−5−ニトロ−1H−インダゾールおよび7−フルオロ−4−ニトロ−1H−インダゾール
【0378】
【化81】
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98%のH
2SO
4(70mL)中の7−フルオロ−1H−インダゾール(7.2g、52.99mmol)の溶液に、0℃でKNO
3(5.62g、55.64mmol)を少しずつ加え、同じ温度で4時間反応混合物を撹拌し、その後、氷水へと注ぎ、EAで抽出し、組み合わせた有機質層を、H
2O、NaHCO
3水溶液によって洗浄し、およびNa
2SO
4上で乾燥し、濃度後に、残留物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(PE/EA=3/1)によって精製して、7−フルオロ−5−ニトロ−1H−インダゾールおよび7−フルオロ−4−ニトロ−1H−インダゾール(8.23g、86%)の混合物を得た。
【0379】
調製物50B:7−フルオロ−2−メチル−5−ニトロインダゾールおよび7−フルオロ−2−メチル−4−ニトロインダゾール
【0380】
【化82】
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EA(100mL)中の7−フルオロ−5−ニトロ−1H−インダゾールおよび7−フルオロ−4−ニトロ−1H−インダゾール(8.23g、45.47mmol)の混合物の溶液に、室温でBF
4−OMe
3(10.08g、68.20mmol)を加えた。混合物を室温で5時間撹拌した。NaHCO
3水溶液を加えて、pH=7−8に調整し、反応混合物をEAで抽出し、組み合わせた有機質層を、Na
2SO
4上で乾燥し、溶媒を真空内で除去し、化合物7−フルオロ−2−メチル−5−ニトロインダゾールおよび7−フルオロ−2−メチル−4−ニトロインダゾール(3.2g、36%)の混合物を得た。
[M+H] Calc’d for C
8H
6FN
3O
2、196;Found、196。
【0381】
調製物50C:7−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−アミンおよび7−フルオロ−2−メチルインダゾール−4−アミン
【0382】
【化83】
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80%のEtOH(30mL)中の7−フルオロ−2−メチル−5−ニトロインダゾールおよび7−フルオロ−2−メチル−4−ニトロインダゾール(3.2g、16.41mol)、Fe(9.2g、164mmol)、およびNH
4Cl(439mg、8.20mmol)の混合物を、4時間還流させた。LC/MSは、反応が完了したことを示した。
混合物を、濾過し、濃縮し、残留物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(PE/EA=1/1)によって精製して、7−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−アミン(326mg)および7−フルオロ−2−メチルインダゾール−4−アミン(724mg)の混合物を得た。
7−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−アミン:
1H NMR(400MHz、DMSO):δ4.06 (3H, s), 4.96 (2H, s), 6.39 (1H, J = 1.2 Hz, d), 6.53 (1H, J = 13.6 Hz, 1.2 Hz, dd), 7.96 (1H, J = 2.8 Hz, d)。
[M+H] Calc’d for C
8H
8FN
3、166;Found、166。
7−フルオロ−2−メチルインダゾール−4−アミン:
1H NMR(400MHz、DMSO):δ4.12 (3H, s), 5.41 (2H, s), 5.84 (1H, J = 8.0 Hz, 2.8 Hz, dd), 6.67 (1H, J = 12 Hz, 7.6 Hz, dd), 8.32 (1H, J = 2.8 Hz, d)。
[M+H] Calc’d for C
8H
8FN
3、166;Found、166。
【0383】
実施例50:4−[4−[(3S)−3−アミノピロリジン−1−カルボニル]−1−(7−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0384】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、7−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−アミンを使用して、実施例47の調製のための手順に従って、0.2%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ2.15−2.23 (1H, m), 2.36 (3H, s), 2.47−2.48 (1H, m), 3.77−4.34 (8H, m), 7.18 (1H, d, J = 11.1 Hz), 7.38 (1H, d, J =7.8 Hz),, 7.54 (1H, d, J =10.2 Hz), 7.67−7.74 (2 H, m), 8.49 (1 H, s)。
[M+H] Calc’d for C
24H
21F
2N
7O、462;Found、462。
【0385】
実施例51:2−フルオロ−4−[1−(7−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−5−メチル−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0386】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、7−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−アミンを使用して、実施例47の調製のための手順に従って、0.2%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ2.22−2.52 (2H, m), 2.36 (3H, s), 2.79 (3H, s), 3.85−4.40 (8H, m), 7.13−7.17 (1H, m), 7.35−7.37 (1H, m), 7.49−7.74 (3H, m), 8.48 (1 H, s)。
[M+H] Calc’d for C
25H
23F
2N
7O、476;Found、476。
【0387】
実施例52:4−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−1−(7−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0388】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、7−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−アミンを使用して、実施例47の調製のための手順に従って、0.2%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ2.22−2.52 (4H, m), 2.50−2.70 (1H, m), 3.03 (6H, s), 3.76−4.57 (8H, m), 7.22−7.24 (1H, m), 7.46−7.59 (2H, m), 7.75−7.90 (2H, m), 8.53 (1 H, s)。
[M+H] Calc’d for C
26H
25F
2N
7O、490;Found、490。
【0389】
調製物53A:エチル1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチルイミダゾール−4−カルボン酸塩
【0390】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
ACN(10mL)中のエチル2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−4−カルボン酸塩(100mg、0.248mmol)の溶液に、室温でNCS(33mg、0.248mmol)を加えた。混合物を50℃で一晩撹拌した。H
2Oを加え、DCMで抽出し、乾燥し、濃縮して、表題化合物(90mg、83%)を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3):δ1.46 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.43 (3H, s), 4.25 (3H, s), 4.47 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.28−7.29 (1H, m), 7.41−7.45 (4H, m), 7.81−7.84 (1H, m)。
[M+H] Calc’d for C
22H
17ClFN
5O
2、438;Found、438。
【0391】
調製物53B:1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチルイミダゾール−4−カルボン酸
【0392】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
THF/H
2O(6mL/2mL)中のエチル1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチルイミダゾール−4−カルボン酸塩(180mg、0.41mmol)の溶液に、室温でLiOH.H
2O(35mg、0.82mmol)を加え、その後、室温で一晩撹拌し、pH=3−4に酸性化し、EAで抽出し、乾燥し、濃縮して、表題化合物(170mg、100%)を得た。
[M+H] Calc’d for C
20H
13ClFN
5O
2(410);Found、410。
【0393】
実施例53:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0394】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、エチル1−(2−メチルインダゾール−5−イル)−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチルイミダゾール−4−カルボン酸塩から開始する実施例47の調製のための手順に従って、37%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.63−1.66 (2H, m), 1.70−1.75 (1H, m), 2.05−2.06 (1H, m), 2.14 (3H, s), 3.29−3.33 (3H, m), 3.99−4.07 (1H, m), 4.08 (3H, s), 4.20−4.30 (1H, m ), 7.19−7.24 (2H, m), 7.30−7.40 (1H, m), 7.54−7.57 (1H, m ), 7.66−7.71 (2 H, m)。
[M+H] Calc’d for C
25H
23ClFN
7O、492;Found、492。
【0395】
実施例54:4−[1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−5−メチル−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0396】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例53の調製のための手順に従って、23%の全収率でTFA塩として調製した。
1HNMR(400MHz、CD
3OD):δ2.37−2.39 (4H, m), 2.55−2.64 (1H, m), 2.85 (3H, s), 3.79−4.38 (5H, m), 4.25 (3H, s), 7.49−7.63 (3H, m), 7.80−7.86 (2H, m), 7.99 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
25H
23ClFN
7O、492;Found、492。
【0397】
実施例55:4−[1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−5−メチル−4−[(3R)−3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0398】
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例53の調製のための手順に従って、7%の全収率でTFA塩として調製した。
1HNMR(400MHz、CD
3OD):δ1.77−2.07 (3H, m), 2.33−2.34 (4H, m), 2.83 (3H, s), 3.40−3.41 (1H, m), 3.79−4.50 (4H, m), 4.25 (3H, s), 7.50−7.64 (3H, m), 7.81−7.85 (2H, m), 8.03 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
26H
25ClFN
7O、506;Found、506。
【0399】
実施例56:1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−N−[(3R)−1−メチルピペリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0400】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例53の調製のための手順に従って、7%の全収率でTFA塩として調製した。
1HNMR(300MHz、CD
3OD):δ1.70−2.14 (4H, m), 2.41 (3H, s), 2.88−2.99 (2H, m), 2.94 (3H, s), 3.53−3.68 (2H, m), 4.21 (3H, s), 4.22−4.28 (1H, m), 7.20−7.28 (2H, m), 7.49−7.60 (2H, m ), 7.70 (1H, s), 7.80 (1H, d, J =9.0 Hz)。
[M+H] Calc’d for C
26H
25ClFN
7O、506;Found、506。
【0401】
調製物57A:3−クロロ−2−メチル−5−ニトロインダゾール
【0402】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
AcOH(60mL)中の2−メチル−5−ニトロインダゾール(9g、50.85mmol)およびNCS(6.79g、50.85mmol)の溶液を、70℃で一晩撹拌した。濃縮し、EA中に溶解し、NaHCO
3水溶液およびH
2Oによって洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、真空内で濃縮し、表題化合物(10.7g、100%)を得た。
1HNMR(300MHz、CDCl
3):δ4.22 (3H, s), 7.69 (1H, d, J = 9.6 Hz), 8.10 (1H, dd, J = 9.6 Hz, 2.1 Hz), 8.62 (1H, d, J = 1.8 Hz)。
【0403】
調製物57B:3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−アミン
【0404】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
80%のEtOH(100mL)中の3−クロロ−2−メチル−5−ニトロインダゾール(10.7g、50.85mmol)、Fe(28.40g、508.5mmol)およびNH
4Cl(1.36g、25.35mmol)の混合物を、4時間間還流させた。LCMSは、反応が完了したことを示し、濾過後、残留物を濃縮して、表題化合物(9.2g、100%)を得た。
[M+H] Calc’d for C
8H
8ClN
3、182;Found、182。
【0405】
実施例57:4−[1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0406】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−アミンを使用して、実施例47の調製のための手順に従って、23%の全収率でTFA塩として調製した。
1HNMR(400MHz、CD
3OD):δ2.36−2.65 (2H, m), 3.08 (6H, s), 3.86−4.25 (4H, m), 4.25 (3H, s), 4.62−4.90 (1H, m), 7.23−7.38 (2H, m), 7.52−7.69 (2H, m), 7.74−7.78 (2H, m), 8.12−8.15 (1H, m)。
[M+H] Calc’d for C
25H
23ClFN
7O、492;Found、492。
【0407】
実施例58:4−[1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−5−フルオロイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0408】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
ACN中の4−[1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル(500mg、1.02mmol)およびセレクトフルオル(720mg、2.04mmol)の溶液を、N2下において70℃で一晩撹拌し、濃度後、残留物を分取HPLCによって精製して、表題化合物(7mg、1%)を得た。
1HNMR(400MHz、CD
3OD):δ2.20−2.28 (2H, m), 3.01 (6H, s), 3.55−4.71 (5H, m), 4.22 (3H, s), 7.24−7.29 (2H, m), 7.46−7.47 (1H, m), 7.58−7.63 (1H, m), 7.77−7.84 (2H, m)。
[M+H] Calc’d for C
25H
22ClF
2N
7O、510;Found、510。
【0409】
実施例59:1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−N−[(3R)−1−メチルピペリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0410】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例57の調製のための手順に従って、5%の全収率でTFA塩として調製した。
1HNMR(300MHz、CD
3OD):δ1.70−2.14 (4H, m), 2.89−2.99 (2H, m), 2.94 (3H, s), 3.52−3.70 (2H, m), 4.21 (3H, s), 4.30−4.32 (1H, m), 7.19−7.33 (2H, m), 7.52−7.75 (4H, m), 8.02 (1 H, s)。
[M+H] Calc’d for C
25H
23ClFN
7O、492;Found、492。
【0411】
実施例60:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)−N−[(3R)−1−メチルピペリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0412】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例43の調製のための基本手順に従って、5%の全収率でTFA塩として調製した。
1HNMR(400MHz、CD
3OD):δ1.64−2.15 (4H, m), 2.41 (3H, s), 2.93−2.97 (2H, m), 2.94 (3H, s), 3.56−3.67 (2H, m), 4.26 (3H, s), 4.26−4.28 (1H, m), 7.16−7.29 (2H, m), 7.45−7.59 (2H, m ), 7.74−7.93 (2H, m), 8.35 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
26H
26FN
7O、472;Found、472。
【0413】
実施例61:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−5−フルオロイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0414】
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例58の調製のための手順に従って、3%の収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.30−1.43 (2H, m), 1.77−1.80 (1H, m), 1.97−2.02 (1H, m), 2.85−2.88 (2H, m), 3.20−3.25 (1H, m), 4.13 (3H, s), 4.13−4.61 (2H, m), 7.16−7.22 (2H, m), 7.13−7.14 (1H, m), 7.52 (1H, t, J = 7.4 Hz), 7.68 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.76 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
24H
20ClF
2N
7O、496;Found、496。
【0415】
実施例62:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−N−[(3R)−ピペリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0416】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、0.2%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.87−1.88 (2H, m), 2.11−2.14 (2H, m), 2.43 (3H, s), 3.09−3.12 (2H, m), 3.30−3.33 (2H, m), 3.96 (3H, s), 4.25−4.40 (1H, m ), 7.25−7.42 (4H, m), 7.57−7.60 (1H, m), 7.77−7.81 (1H, m)。
[M+H]Calc’d for C
24H
23F
2N
5O
2、452;Found、452。
【0417】
実施例63:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0418】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、0.2%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.87−1.88 (2H, m), 2.11−2.14 (2H, m), 2.43 (3H, s), 3.09−3.12 (2H, m), 3.30−3.33 (2H, m), 3.96 (3H, s), 4.25−4.40 (1H, m ), 7.25−7.42 (4H, m), 7.57−7.60 (1H, m), 7.77−7.81 (1H, m)。
[M+H]Calc’d for C
24H
23F
2N
5O
2、452;Found、452。
【0419】
実施例64:2−フルオロ−4−[1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0420】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、1%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(300MHz、CD
3OD):δ2.18−2.32 (4H, m), 2.50−2.52 (1H, m), 2.80 (3H, s), 3.93−4.35 (5H, m), 3.96 (3H, s), 7.24−7.38 (4H, m), 7.49−7.52 (1H, m), 7.72−7.77 (1H, m)。
[M+H]Calc’d for C
24H
23F
2N
5O
2、452;Found、452。
【0421】
実施例65:2−フルオロ−4−[1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0422】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、ブロモピルビン酸エチルを使用して、実施例12の調製のための基本手順に従って、0.6%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(300MHz、CD
3OD):δ2.18−2.32 (2H, m), 2.81 (3H, s), 3.93−4.35 (5H, m), 3.94 (3H, s), 7.23−7.40 (4H, m), 7.55−7.58 (1H, m), 7.80−7.82 (1H, m), 8.23−8.27 (1H, m)。
[M+H] Calc’d for C
23H
21F
2N
5O
2、438;Found、438。
【0423】
調製物66A:4−ブロモ−3−フルオロ−N−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ベンゼンカルボキシミドアミド
【0424】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
THF(24mL)中のEtMgBr(48mL、42.55mmol、0.9M)の溶液に、室温でのTHF(30mL)中に3−フルオロ−4−メトキシアニリン(3g、21.28mmol)の溶液を加えた。混合物を室温で30分間撹拌した。THF(20mL)中の4−ブロモ−3−フルオロベンゾニトリル(4.657g、23.40mmol)の溶液を、室温で滴下で加え、室温で一晩撹拌した。LC/MSは、反応が完了したことを示し、H
2Oを加え、EAで抽出し、乾燥し、濃縮し、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(PE/EA=3/1からEA)によって精製して、4−ブロモ−3−フルオロ−N−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ベンゼンカルボキシミドアミド(4.68g、65%)を得た。
[M+H] Calc’d for ;C
14H
11BrF
2N
2O、341;Found、341。
【0425】
調製物66B:エチル2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸塩
【0426】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン/EtOH(100mL、1/1)中の4−ブロモ−3−フルオロ−N−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ベンゼンカルボキシミドアミド(4.68g、13.76mmol)、エチル3−ブロモ−2−オキソプロパノエート(2.684g、13.76mmol)およびNa2CO
3(1.459g、13.76mmol)の混合物を、100℃で一晩撹拌し、濾過し、濃縮し、残留物を、AcOH(50mL)中に溶解し、120℃で1時間撹拌し、濃縮し、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(PE/EA=3/1からEA)によって精製して、表題化合物(1.1g、18%)を得た。
[M+H] Calc’d for C
19H
15BrF
2N
2O
3、437;Found、437。
【0427】
調製物66C:エチル2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸塩
【0428】
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
DMA(5mL)中のエチル2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸塩(1.1g、2.58mmol)、Zn(CN)
2(1.51g、12.89mmol)およびPd(PPh
3)
4(298mg、0.258mmol)の混合物を、封管において110℃で一晩撹拌した。LC/MSは、反応が完了したことを示し、混合物を、濃縮し、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(EAへのPE/EA=3/1)によって精製し、表題化合物(600mg、60%)を得た。
[M+H] Calc’d for C
20H
15F
2N
3O
3、384;Found、384。
【0429】
調製物66D:エチル5−クロロ−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸塩
【0430】
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
AcOH(5mL)中のエチル2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸塩(200mg、0.522mmol)の溶液に、室温でNCS(70mg、0.522mmol)を加え、その後、50℃で一晩撹拌し、濃縮し、H
2Oを加え、DCMで抽出し、乾燥し、濃縮して、表題化合物(196mg、90%)を得た。
[M+H] Calc’d for C
20H
14ClF
2N
3O
3、418;Found、418。
【0431】
調製物66E:5−クロロ−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸
【0432】
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
THF/H
2O(6mL/2mL)中のエチル5−クロロ−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸塩(196mg、0.47mmol)の溶液に、室温でLiOH.H
2O(100mg、2.35mmol)を加え、室温で一晩撹拌し、pH=3−4に酸性化し、EAで抽出し、乾燥し、濃縮して、表題化合物(182mg、100%)を得た。
[M+H] Calc’d for C
18H
10ClF
2N
3O
3、390;Found、390。
【0433】
調製物66F:tert−ブチルN−[(3R)−1−[5−クロロ−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボニル]ピペリジン−3−イル]カルバミン酸塩
【0434】
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(5mL)中の5−クロロ−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸(180mg、0.46mmol)、N−((3R)(3−ピペリジル))(tert−ブトキシ)カルボキサミド(93mg、0.46mmol)、HATU(194mg、0.51mmol)およびNMM(94mg、0.93mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。LC/MSは、反応が完了したことを示し、混合物を、濃縮し、表題化合物(260mg、100%)を得た。
[M+H] Calc’d for C
28H
28ClF
2N
5O
4、572;Found、572
【0435】
実施例66:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−5−クロロ−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0436】
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
HCl/EA(5mL)中のtert−ブチルN−[(3R)−1−[5−クロロ−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボニル]ピペリジン−3−イル]カルバミン酸塩(260mg、0.46mmol)の溶液を、室温で1時間撹拌した。LC/MSは、反応が完了したことを示し、溶液を、濃縮し、分取HPLCによて精製し、表題化合物(117mg、54%)を得た。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.65−1.67 (2H, m), 1.83−1.84 (1H, m), 2.08−2.09 (1H, m), 3.19−3.30 (3H, m), 3.86 (3H, s), 3.90−4.37 (2H, m), 7.06−7.37 (5H, m), 7.60 (1H, t, J =7.2 Hz)。
[M+H] Calc’d for C
23H
20ClF
2N
5O
2、472;Found、472。
【0437】
調製物67A:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸
【0438】
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
THF/H
2O(9mL/3mL)中のエチル2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸塩(300mg、0.78mmol)の溶液に、室温でLiOH.H
2O(165mg、3.92mmol)を加え、室温で一晩撹拌し、pH=3−4に酸性化し、EAで抽出し、乾燥し、濃縮して、表題化合物(278mg、100%)を得た。
[M+H] Calc’d for C
18H
11F
2N
3O
3、356;Found、356。
【0439】
調製物67B:tert−ブチルN−[(3R)−1−[2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボニル]ピペリジン−3−イル]カルバミン酸塩
【0440】
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(5mL)中の2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸(300mg、0.78mmol)、N−((3R)(3−ピペリジル))(tert−ブトキシ)カルボキサミド(157mg、0.78mmol)、HATU(327mg、0.86mmol)およびNMM(158mg、1.566mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。LC/MSは、反応が完了したことを示し、混合物を、濃縮し、表題化合物(420mg、100%)を得た。
[M+H] Calc’d for C
28H
29F
2N
5O
4、538;Found、538。
【0441】
実施例67:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−5−フルオロ−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0442】
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
ACN(10mL)中のtert−ブチルN−[(3R)−1−[2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボニル]ピペリジン−3−イル]カルバミン酸塩(420mg、0.78mmol)の溶液に、が90℃でそのために一晩撹拌した、セレクトフルオル(554mg、1.566mmol)および0.5mLのAcOHを加え、濃縮し、分取HPLCによって精製して、表題化合物(17mg、4.7%)を得た。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.98−2.30 (3H, m), 2.40−2.42 (1H, m), 3.53−3.55 (3H, m), 4.20 (3H, s), 4.62−4.73 (2H, m), 7.43−7.59 (5H, m), 7.91−7.94 (1H, m)。
[M+H] Calc’d for C
23H
20F
3N
5O
2、456;Found、456。
【0443】
実施例68:2−フルオロ−4−[5−フルオロ−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0444】
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
ACN(10mL)中のtert−ブチルN−[(3S)−1−[2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−4−カルボニル]ピロリジン−3−イル]−N−メチルカルバミン酸塩(400mg、0.74mmol)の溶液を、セレクトフルオル(528mg、1.49mmol)および0.5mLのAcOHを加え、これを90℃で一晩撹拌した。その後、これを、濃縮し、分取HPLCによって精製して、表題化合物(11mg、3%)を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.00−2.30 (2H, m), 2.63 (3H, d, J = 5.6 Hz), 3.55−4.29 (5H, m), 3.94 (3H, s), 7.20−7.21 (1H, m), 7.25−7.30 (1H, m), 7.38−7.39 (2H, m), 7.66−7.69 (1H, m), 7.90−7.91 (1H, m), 8.75−8.94 (2 H, m)。
[M+H] Calc’d for C
23H
20F
3N
5O
2、456;Found、456。
【0445】
実施例69:2−フルオロ−4−[1−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0446】
【化115】
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表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、4%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(300MHz、CD
3OD):δ2.30−2.32 (1H, m), 2.31 (3H, s), 2.47−2.48 (1H, m), 2.81 (3H, s), 3.88−4.39 (5H, m), 3.92 (3H, s), 7.11−7.14 (2H, m), 7.34−7.48 (3H, m), 7.46 (1H, d. J = 9.9 Hz), 7.73 (1H, t, J = 7.2 Hz)。
[M+H]Calc’d for C
24H
24FN
5O
2、434;Found、434。
【0447】
実施例70:2−フルオロ−4−[1−(4−メトキシフェニル)−5−メチル−4−[(3R)−3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0448】
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、2%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(300MHz、CD
3OD):δ1.74−2.02 (3H, m), 2.26 (3H, s), 2.26−2.27 (1H, m), 2.79 (3H, s), 3.30−3.31 (2H, m), 3.67−3.74 (1H, m), 3.86 (3H, s), 3.97−4.08 (2H, m), 7.11−7.14 (2H, m), 7.41−7.45 (4H, m), 7.79−7.81 (1H, m)。
[M+H]Calc’d for C
25H
26FN
5O
2、448;Found、448。
【0449】
実施例71:2−フルオロ−4−[1−(4−メトキシフェニル)−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0450】
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、ブロモピルビン酸エチルを使用して、実施例12の調製のための基本手順に従って、6%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ2.44−2.64 (2H, m), 2.84 (3H, s), 3.96 (3H, m), 3.85−4.38 (5H, m), 7.10−7.13 (2H, m), 7.48−7.52 (3H, m), 7.62−7.65 (1H, m), 7.93 (1H, t, J =7.2 Hz), 8.50 (1H, s)。[M+H]Calc’d for C
23H
22FN
5O
2、420;Found、420。
【0451】
実施例72:2−フルオロ−4−[1−(4−メトキシフェニル)−4−[(3R)−3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0452】
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、ブロモピルビン酸エチルを使用して、実施例12の調製のための基本手順に従って、6%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(300MHz、CD
3OD):δ1.70−2.27 (4H, m), 2.80 (3H, s), 2.30−2.43 (3H, m), 3.85 (3H, s), 3.85−4.13 (2H, m), 7.06−7.08 (2H, m), 7.41−7.45 (3H, m), 7.55 (1H, d, J = 9.9 Hz), 7.84 (1H, t, J =7.2 Hz), 8.27 (1H, s)。
[M+H]Calc’d for C
24H
24FN
5O
2、434;Found、434。
【0453】
実施例73:2−フルオロ−4−[5−フルオロ−1−(4−メトキシフェニル)−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0454】
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例58の調製のための基本手順に従って、0.1%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.74−2.15 (2H, m), 2.33 (3H, d, J = 5.2 Hz), 3.20−4.23 (5H, m), 3.89 (3H, s), 7.02−7.04 (2H, m), 7.20−7.32 (4H, m), 7.56 (1H, t, J = 7.2 Hz)。
[M+H] Calc’d for C
23H
21F
2N
5O
2、438;Found、438。
【0455】
実施例74:2−フルオロ−4−[5−フルオロ−1−(4−メトキシフェニル)−4−[(3R)−3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0456】
【化120】
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表題化合物を、実施例68の調製のための基本手順に従って、0.5%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.68−2.18 (4H, m), 2.63 (3H, s), 2.99−3.02 (1H, m), 3.54−3.70 (2H, m), 3.87 (3H, s), 3.87−4.48 (2H, m), 7.11−7.14 (2H, m), 7.30−7.37 (4H, m), 7.68 (1H, t, J = 7.6 Hz)。
[M+H]Calc’d for C
24H
23F
2N
5O
2、452;Found、452。
【0457】
実施例75:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−5−クロロ−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0458】
【化121】
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表題化合物を、実施例66の調製のための基本手順に従って、0.4%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.43 (2H, m), 1.78 (1H, m), 1.95 (1H, m), 3.01 (1H, m), 4.25 (3H, s), 4.44 (1H, br s), 4.81 (1H, br s), 7.19 (1H, d, J= 8.7 Hz), 7.25 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.50 (1H, br s), 7.75 (1H, d, J = 9 Hz), 7.84 (1H, t, J = 7.4 Hz), 7.86 (1H, s), 8.05 (1H, s), 8.26 (1H, br s)。
[M+H] Calc’d for C
24H
21ClFN
7O、478;Found、478。
【0459】
調製物76A:エチル5−クロロ−1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)イミダゾール−4−カルボン酸塩
【0460】
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
ACN/AcOH(10/1mL)中のエチル2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−4−カルボン酸塩(800mg、2.06mmol)の溶液に、室温でNCS(550mg、4.12mmol)を加えた。混合物を50℃で一晩撹拌した。H
2Oを加え、DCMで抽出し、乾燥し、濃縮し、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(PE/EA=2/1)によって精製して、表題化合物(140mg、15%)を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ1.45 (3H, t, J = 7.2 Hz), 4.24 (3H, s), 4.49 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.07−7.09 (1H, m), 7.26−7.29 (1H, m), 7.39−7.50 (3H, m), 7.82 (1H, d, J = 9.2 Hz)。
[M+H] Calc’d for C
21H
14Cl
2FN
5O
2、458;Found、458。
【0461】
実施例76:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−5−クロロ−1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0462】
【化123】
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表題化合物を、エチル2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−4−カルボン酸塩から開始する実施例53の調製のための手順に従って、3%の全収率でTFA塩として調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.77−1.81 (2H, m), 1.95−1.96 (1H, m), 2.20−2.21 (1H, m), 3.34−3.69 (3H, m), 4.20−4.22 (4H, m), 4.46−4.69 (1H, m ), 7.27−7.33 (2H, m), 7.40−7.46 (1H, m), 7.61−7.65 (1H, m ), 7.79−7.81 (2 H, m)。
[M+H] Calc’d for C
24H
20Cl
2FN
7O、512;Found、512。
【0463】
実施例77:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−5−フルオロ−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0464】
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例58の調製のための基本手順に従って、0.1%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.28 (2H, m), 1.75 (1H, m), 1.89 (1H, m), 3.01 (1H, m), 4.25 (3H, s), 4.24 (1H, br s), 6.65 (1H, br s), 7.16 (1H, dd, J= 2 and 8.9 Hz), 7.27 (1H, d, J = 9.7 Hz), 7.50 (1H, br s), 7.60 (1H, d, J = 8.6 Hz), 7.85 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.89 (1H, s), 7.98 (1H, s), 8.36 (1H, br s)。
[M+H] Calc’d for C
24H
21F
2N
7O、462;Found、462。
【0465】
実施例78:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−1−(6−シクロプロピルピリジン−3−イル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0466】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、6−シクロプロピルピリジン−3−アミンを使用して、実施例12の調製のための基本手順に従って、2%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.99 (2H, s), 1.16 (2H, d, J = 6.3 Hz), 1.49 (2H, m), 1.75 (1H, m), 1.97 (1H, m), 2.17 (3H, s), 2.24 (1H, m), 2.92 (2H, m), 3.07 (2H, m), 4.14 (1H, m), 4.50 (1H, m), 7.16 (1H, d, J = 7.7 Hz), 7.36 (1H, m), 7.52 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.80 (1H, d, J = 6.4 Hz), 7.87 (1H, t, J = 8.0 Hz), 8.43 (1H, br s)。
[M+H] Calc’d for C
25H
25FN
6O、445;Found、445。
【0467】
実施例79:4−[4−[(3S)−3−アミノピロリジン−1−カルボニル]−1−(6−シクロプロピルピリジン−3−イル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0468】
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、6−シクロプロピルピリジン−3−アミンを使用して、実施例12の調製のための基本手順に従って、0.8%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.99 (2H, s), 1.05 (2H, d, J = 10.1 Hz), 1.76 (1H, m), 1.85 (1H, m), 2.12 (1H, m), 2.22 (3H, s), 3.37 (1H, m), 3.56 (1H, m), 3.66 (1H, m), 3.85 (1H, m), 4.06−4.15 (1H, m), 7.16 (1H, t, J = 8.8 Hz), 7.38 (1H, d, J = 10.7 Hz), 7.53 (1H, d, J = 8.3 Hz), 7.79 (1H, d, J = 5.8 Hz), 7.86 (1H, m), 8.44 (1H, br s)。
[M+H] Calc’d for C
24H
23FN
6O、431;Found、431。
【0469】
実施例80:4−[4−[(3R)−3−アミノピペリジン−1−カルボニル]−5−クロロ−1−(6−シクロプロピルピリジン−3−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0470】
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、6−シクロプロピルピリジン−3−アミンを使用して、実施例66の調製のための基本手順に従って、4%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.99 (2H, s), 1.12 (2H, s), 1.52 (2H, m), 1.82 (1H, m), 1.99 (1H, m), 2.24 (1H, m), 2.92 (1H, m), 3.17 (2H, m), 4.12 (1H, m), 4.25 (1H, m), 4.45 (1H, m), 7.21 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.43 (1H, m), 7.55 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.85 (1H, m), 7.94 (1H, t, J = 6.8 Hz), 8.48 (1H, br s)。
[M+H] Calc’d for C
24H
22ClFN
6O、465;Found、465。
【0471】
実施例81:4−[4−[(3S)−3−アミノピロリジン−1−カルボニル]−5−クロロ−1−(6−シクロプロピルピリジン−3−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0472】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、6−シクロプロピルピリジン−3−アミンを使用して、実施例66の調製のための基本手順に従って、3%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.99 (2H, s), 2.03 (1H, m), 2.22 (3H, m), 3.65 (1H, m), 3.68 (1H, m), 3.73 (1H, m), 3.88 (1H, m), 4.11 (1H, m), 4.25 (1H, m), 7.20 (1H, d, J = 6.9 Hz), 7.46 (1H, d, J = 10.4 HJz), 7.56 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.85 (1H, m), 7.93 (1H, m), 8.49 (1H, br s)。
[M+H] Calc’d for C
23H
20ClFN
6O、451;Found、451。
【0473】
実施例82:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−N−[(3R)−ピロリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0474】
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、2%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.98−2.05 (1H, m), 2.18−2.26 (1H, m), 2.32 (3H, s), 3.17−3.22 (2H, m), 3.36−3.42 (2H, m), 3.92 (3H, s), 4.58−4.64 (1H, m), 7.18 (1H, dd, J = 1.5 and 8.2 Hz), 7.25 (1H, dd, J = 1.5 and 8.7 Hz), 7.35 (1H, t, J = 8.9 Hz), 7.54 (1H, dd, J = 2.4 and 11.5 Hz), 7.58 (1H, dd, J = 1.3 and 8.0 Hz), 7.88 (1H, t, J = 7.0 Hz), 8.45 (1H, d, J = 7.6 Hz), 9.09 (1H, br s)。
[M+H] Calc’d for C
23H
21F
2N
5O
2、438;Found、438。
【0475】
実施例83:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0476】
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、5%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.99−2.07 (1H, m), 2.19−2.24 (1H, m), 2.32 (3H, s), 3.20 (2H, m), 3.38 (2H, m), 3.92 (3H, s), 4.61 (1H, m), 7.19 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.24 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.35 (1H, t, J = 8.8 Hz), 7.57 (2H, t, J = 11.2Hz), 7.87 (1H, t, J = 6.8 Hz), 8.47 (1H, d, J = 7.3 Hz), 9.16 (1H, br s)。
[M+H] Calc’d for C
23H
21F
2N
5O
2、438;Found、438。
【0477】
実施例84:5−クロロ−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−N−[(3R)−ピペリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0478】
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例66の調製のための基本手順に従って、4%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.56−1.65 (2H, m), 1.74−1.81 (2H, m), 2.64 (1H, t, J = 10.6 Hz), 2.75 (1H, t, J = 10.7 Hz), 2.98 (1H, d, J = 11.8 Hz), 3.08 (1H, d, J = 11.6 Hz), 3.93 (3H, s), 4.06 (1H, m), 7.23 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.37 (1H, m), 7.60 (2H, d, J = 10.4 Hz), 7.89 (1H, t, J = 7.6 Hz), 8.23 (1H, d, J = 8.6 Hz), 8.29 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
23H
20ClF
2N
5O
2、472;Found、472。
【0479】
実施例85:5−クロロ−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0480】
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例66の調製のための基本手順に従って、3%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.55−1.61 (2H, m), 1.64−1.81 (2H, m), 2.60 (1H, t, J = 12.1 Hz), 2.69 (1H, t, J = 9.8 Hz), 2.93 (1H, d, J = 10.8 Hz), 3.03 (1H, d, J = 11.1 Hz), 3.93 (3H, s), 4.00 (1H, m), 7.23 (1H, d, J = 8.3 Hz), 7.35 (1H, m), 7.60 (2H, m), 7.91 (1H, t, J = 7.1 Hz), 8.16 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.23 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
23H
20ClF
2N
5O
2、472;Found、472。
【0481】
実施例86:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−フルオロ−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−N−[(3R)−ピペリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0482】
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例68の調製のための基本手順に従って、4%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.09 (2H, m), 1.23 (1H, m), 1.44 (1H, m), 1.76 (1H, m), 2.76 (1H, m), 2.93 (1H, m), 3.92 (3H, s), 6.27 (1H, s), 7.21 (1H, m), 7.39 (1H, m), 7.58 (2H, m), 7.91 (1H, m), 8.38 (1H, m)。
[M+H] Calc’d for C
23H
20F
3N
5O
2、456;Found、456。
【0483】
実施例87:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−N−ピペリジン−4−イルイミダゾール−4−カルボキサミド
【0484】
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、2%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.63−1.68 (1H, m), 1.82 (1H, m), 2.31 (3H, s), 2.73 (1H, t, J = 11.1 Hz), 3.14 (1H, d, J = 11.7 Hz), 3.92 (3H, s), 7.18 (1H, dd, J = 1.4 and 8.2 Hz), 7.34 (1H, t, J = 8.9 Hz), 7.59 (1H, dd, J = 2.4 and 11.6 Hz), 7.59 (1H, dd, J = 1.4 and 10.9 Hz), 7.87 (1H, t, J = 6.6 Hz), 7.95 (1H, d, J = 8.2 Hz), 8.27 (1H, br s), 8.34 (1H, br s)。
[M+H]Calc’d for C
24H
23F
2N
5O
2、452;Found、452。
【0485】
実施例88:4−[4−[3−(アミノメチル)アゼチジン−1−カルボニル]−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0486】
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、0.9%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.35 (3H, s), 2.72 (1H, m), 2.91 (2H, m), 3.75 (1H, m), 3.91 (3H, s), 4.06 (1H, t, J = 9.6 Hz), 4.36 (1H, m), 4.66 (1H, t, J = 9.1 Hz), 7.17 (1H, dd, J = 1.4 and 8.3 Hz), 7.23 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.35 (2H, t, J = 8.9 Hz), 7.40 (1H, d, J = 10.8 Hz), 7.54 (1H, dd, J = 2.4 and 11.6 Hz), 7.85 (1H, t, J = 7.8 Hz), 8.32 (1H, br s)。
[M+H] Calc’d for C
23H
21F
2N
5O
2、438;Found、438。
【0487】
実施例89:4−[4−[(3S)−3−アミノピロリジン−1−カルボニル]−5−フルオロ−1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0488】
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例68の調製のための基本手順に従って、0.1%の全収率でギ酸塩として調製した。Calc’d for C
22H
18F
3N
5O
2、442;Found、442。
【0489】
実施例90:4−[4−(1,7−ジアザスピロ[4.4]ノナン−7−カルボニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0490】
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、1%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.77−1.92 (6H, m), 2.27 (3H, s), 2.95 (2H, m), 3.73 (1H, m), 3.99 (1H, m), 4.14 (1H, m), 4.23 (3H, s), 7.20 (2H, m), 7.37 (1H, m), 7.83 (3H, m), 8.18 (1H, m), 8.50 (1H, m)。
[M+H] Calc’d for C
27H
26FN
7O、484;Found、484。
【0491】
実施例91:4−[4−(2,6−ジアザスピロ[3.4]オクタン−6−カルボニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0492】
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、2.3%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.06−2.22 (2H, m), 2.26 (3H, s), 2.32 (1H, m), 2.42 (1H, m), 3.51−3.58 (2H, m), 4.06 (1H, m), 4.14 (1H, m), 4.23 (3H, s), 7.22 (2H, m), 7.39 (1H, t, J = 11.2 Hz), 7.76−7.85 (3H, m), 8.29 (1H, s), 8.49 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
26H
24FN
7O、470;Found、470。
【0493】
実施例92:4−[4−(1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタン−7−カルボニル)−5−メチル−1−(1−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0494】
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、0.2%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.15 (1H, m), 2.06−2.22 (2H, m), 2.26 (3H, s), 2.60 (1H, m), 3.51−3.58 (2H, m), 4.06 (1H, m), 4.14 (1H, m), 4.23 (3H, s), 7.22 (2H, m), 7.39 (1H, t, J = 11.2 Hz), 7.76−7.85 (3H, m), 8.29 (1H, s), 8.49 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
26H
24FN
7O、470;Found、470。
【0495】
実施例93:4−[1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−4−(1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタン−7−カルボニル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0496】
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例57の調製のための基本手順に従って、0.8%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.14 (1H, m), 2.22 (2H, m), 2.67 (1H, m), 3.69 (1H, m), 3.89 (2H, m), 4.14 (1H, m), 4.22 (3H, s), 4.39 (1H, m), 7.16 (1H, d, J = 10.6 Hz), 7.26 (1H, t, J = 7.5 Hz), 7.75 (1H, d, J = 9.0 Hz), 7.85 (2H, m), 8.16 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
25H
21ClFN
7O、490;Found、490。
【0497】
実施例94:4−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0498】
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、3%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.71−1.79 (1H, m), 1.99−2.13 (1H, m), 2.21 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.67−2.74 (1H, m), 3.21−3.26 (1H, m), 3.46 (1H, m), 3.68−3.79 (2H, m), 3.94 (1H, m), 4.23 (3H, s), 4.23 (1H, m), 7.22 (1H, m), 7.35 (1H, dd, J = 1.4 and 11.2 Hz), 7.76−7.85 (2H, m), 8.47 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
26H
26FN
7O、472;Found、472。
【0499】
実施例95:4−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−5−メチル−1−(1−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0500】
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、3.5%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.71−1.78 (1H, m), 2.06−2.11 (1H, m), 2.21 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.43 (1H, m), 3.68 (1H, m), 3.94 (1H, m), 4.24 (3H, s), 4.27 (1H, m), 7.08 (1H, m), 7.16 (1H, m), 7.31−7.41 (2H, m), 7.76 (1H, m), 7.86 (2H, m), 8.17 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
26H
26FN
7O、472;Found、472。
【0501】
実施例96:4−[1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0502】
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例53の調製のための手順に従って、11%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.79−1.92 (2H, m), 2.13 (1H, m), 2.26 (3H, s), 3.45−3.48 (1H, m), 3.68 (1H, m), 3.83 (1H, m), 3.93 (1H, m), 4.19 (3H, s), 4.26 (1H, m), 7.19−7.29 (2H, m), 7.39−7.44 (1H, m), 7.79−7.85 (3H, m)。
[M+H] Calc’d for C
26H
25ClFN
7O、506;Found、506。
【0503】
実施例97:2−フルオロ−4−[5−メチル−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−カルボニル]−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0504】
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、2.5%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.39−1.48 (2H, m), 1.76−1.78 (1H, m), 1.98 (1H, m), 2.17 (3H, s), 2.36 (3H, d, J = 22.6 Hz), 2.66 (1H, m), 2.99−3.13 (2H, m), 4.15 (1H, m), 4.25 (3H, s), 4.40 (1H, m), 4.63 (1H, m), 7.20 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.38 (1H, m ), 7.78 (2H, t, J = 9.6 Hz), 7.86 (1H, s), 8.24 (1H, s), 8.49 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
26H
26FN
7O、472;Found、472。
【0505】
実施例98:2−フルオロ−4−[5−メチル−4−[(3R)−3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−カルボニル]−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]ベンゾニトリル
【0506】
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、2%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.47 (2H, m), 1.79 (1H, m), 2.05 (1H, m), 2.18 (3H, s), 2.44 (3H, d, J = 17.2 Hz), 2.76 (2H, m), 3.04 (1H, m), 4.14 (1H, m), 4.22 (3H, s), 4.41 (1H, m), 4.65 (1H, m), 7.21 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.38 (1H, m ), 7.78 (2H, t, J = 9.1 Hz), 7.86 (1H, s), 8.20 (1H, br s), 8.48 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
26H
26FN
7O;Found、472。
【0507】
実施例99:4−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0508】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、0.5%の全収率でギ酸塩として調製した。[M+H] Calc’d for C
25H
24FN
7O、458;Found、458。
【0509】
実施例100:4−[5−クロロ−4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0510】
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、NCSを使用して、4−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリルから開始する9%の収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.68−1.83 (1H, m), 2.13 (1H, m), 2.20 (6H, s), 2.67−2.75 (1H, m), 3.67−3.80 (2H, m), 3.94 (1H, m), 4.20 (3H, s), 4.32 (1H, m), 7.20 (1H, m), 7.27 (1H, t, J = 6.6 Hz), 7.48 (1H, t, J = 11.1 Hz), 7.73 (1H, d, J = 9.4 Hz), 7.84 (1H, s), 7.87 (1H, s), 8.10 (1H, s), 8.45 (1H, br s)。
[M+H] Calc’d for C
25H
23ClFN
7O、492;Found、492。
【0511】
実施例101:4−[5−クロロ−1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0512】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、過剰のNCSを用いて4−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリルから始まる10%の収率でギ酸塩として調製した。[M+H] Calc’d for C
25H
22Cl
2FN
7O、526;Found、526。
【0513】
実施例102:4−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−1−(2,3−ジメチルインダゾール−5−イル)−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0514】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、0.6%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.95−2.07 (1H, m), 2.25 (1H, m), 2.26 (3H, s), 2.69 (3H, s), 3.32 (3H, s), 3.51 (2H, m), 3.57 (1H, m), 3.88 (1H, m), 4.02 (3H, s), 4.37 (1H, m), 7.01−7.09 (1H, m), 7.25 (1H, m), 7.41 (1H, d, J = 10.8 Hz), 7.71 (1H, d, J = 8.6 Hz), 7.79 (1H, m), 7.86 (1H, s), 8.14 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
27H
28FN
7O、486;Found、486。
【0515】
実施例103:4−[1−(2,3−ジメチルインダゾール−5−イル)−5−メチル−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0516】
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、1.7%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.81 (1H, m), 1.90 (1H, m), 2.03−2.08 (1H, m), 2.26 (3H, s), 2.39 (3H, d, J = 7.6 Hz), 2.61 (3H, s), 3.34−3.70 (4H, m), 3.93 (1H, m), 4.13 (3H, s), 4.16 (1H, m), 7.14 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.24 (1H, m), 7.41 (1H, m), 7.70 (1H, d, J = 8.9 Hz), 7.79 (1H, m), 7.88 (1H, s), 8.19 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
26H
26FN
7O、472;Found、472。
【0517】
実施例104:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−1−(2,3−ジメチルインダゾール−5−イル)−5−メチル−N−[(3R)−ピペリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0518】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、0.2%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.58−1.68 (2H, m), 1.84 (2H, m), 2.32 (3H, s), 2.60 (3H, s), 2.67 (1H, m), 2.81 (1H, m), 3.04 (1H, m), 3.15 (1H, m), 4.10 (3H, s), 7.15 (1H, m), 7.21 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.56 (1H, d, J = 9.9 Hz), 7.70 (1H, d, J = 9.7 Hz), 7.80 (1H, m), 7.87 (1H, s), 8.10 (1H, d, J = 7.9 Hz), 8.16 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
26H
26FN
7O、472;Found、472。
【0519】
実施例105:4−[1−(2,3−ジメチルインダゾール−5−イル)−5−メチル−4−[(3R)−3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0520】
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、0.6%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.55 (2H, m), 1.82 (1H, m), 2.08 (1H, m), 2.19 (3H, s), 2.59 (3H, s), 2.61 (3H, s), 3.05 (2H, m), 3.47 (1H, m), 4.10 (3H, s), 4.42 (1H, m), 7.24 (1H, d, J = 10.8 Hz), 7.37−7.48 (1H, m), 7.70 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.79 (1H, t, J = 6.6 Hz), 7.88 (1H, s), 8.15 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
28H
27FN
7O、486;Found、486。
【0521】
実施例106:1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−N−[(3R)−1−メチルピロリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0522】
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例57の調製のための基本手順に従って、14%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):1.81 (1H, m), 2.21 (1H, m), 2.34 (3H, s), 2.57 (1H, d, J = 9.9 Hz), 2.75 (2H, m), 4.18 (3H, s), 4.46 (1H, m), 7.20 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.24 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.62 (1H, d, J = 10.7 Hz), 7.73 (1H, d, J = 8.9 Hz), 7.83 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.86 (1H, s), 8.10 (2H, s), 8.20 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
24H
21ClFN
7O、478;Found、478。
【0523】
実施例107:1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−N−[(3S)−1−メチルピロリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0524】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例57の調製のための基本手順に従って、14%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):1.87−1.94 (1H, m), 2.08−2.32 (1H, m), 2.51 (3H, s), 2.76 (1H, m), 2.83 (1H, m), 3.01 (2H, m), 4.17 (3H, s), 4.54 (1H, m), 7.20 (1H, dd, J = 2 and 9.1 Hz), 7.61 (1H, dd, J = 1.1 and 10.6 Hz), 7.83 (1H, s), 7.85 (1H, t, J = 16.5 Hz), 8.13 (1H, s), 8.25 (1H, d, J = 7.7 Hz)。
[M+H] Calc’d for C
24H
21ClFN
7O、478;Found、478。
【0525】
実施例108:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)−N−[(3R)−1−メチルピロリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0526】
【化155】
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表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、3%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.78 (1H, m), 2.20 (1H, m), 2.29 (3H, s), 2.31 (3H, s), 2.37 (1H, m), 2.64−2.69 (2H, m), 4.23 (3H, s), 4.44 (1H, m), 7.19 (2H, m), 7.57 (1H, d, J = 10.6 Hz), 7.77 (1H, d, J = 11.1 Hz), 7.82 (1H, d, J = 9.9 Hz), 7.85 (1H, s), 7.96 (1H, d, J = 7.4 Hz), 8.22 (1H, br s), 8.50 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
25H
24FN
7O、458;Found、458。
【0527】
実施例109:2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−1−(2−メチルインダゾール−5−イル)−N−[(3S)−1−メチルピロリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0528】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例12の調製のための基本手順に従って、4%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.78 (1H, m), 2.19 (1H, m), 2.30 (6H, s), 2.41 (1H, m), 2.54 (1H, m), 2.68−2.73 (2H, m), 4.22 (3H, s), 4.44 (1H, m), 7.19 (2H, m), 7.57 (1H, d, J = 10.8 Hz), 7.76 (1H, d, J = 11.2 Hz), 7.80 (1H, d, J = 9.7 Hz), 7.85 (1H, s), 7.99 (1H, d, J = 7.9 Hz), 8.21 (1H, br s), 8.50 (1H, s)。
[M+H] Calc’d for C
25H
24FN
7O、458;Found、458。
【0529】
実施例110:4−[1−(3−クロロ−6−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0530】
【化157】
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1当量のNCSで実施例48を処理することによって、表題化合物を9%の収率でギ酸塩として調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
24ClF
2N
7O、510;Found、510。
【0531】
実施例111:4−[1−(3−クロロ−6−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−5−メチル−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0532】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
1当量のNCSで実施例49を処理することによって、表題化合物を15%の収率でギ酸塩として調製した。[M+H] Calc’d for C
25H
22ClF
2N
7O、524;Found、524。
【0533】
実施例112:4−[1−(3−クロロ−6−フルオロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]−5−メチルイミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0534】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
1当量のNCSで実施例51を処理することによって、表題化合物を15%の収率でギ酸塩として調製した。[M+H] Calc’d for C
25H
22ClF
2N
7O、524;Found、524。
【0535】
実施例113:4−[1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0536】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例57の調製のための基本手順に従って、6%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):2.08−2.39 (3H, m), 2.66 (3H, s), 3.61 (1H, m), 3.72 (1H, m), 3.83 (1H, m), 4.19 (3H, s), 4.31 (1H, m), 7.19 (1H, d, J = 9.0 Hz), 7.24 (1H, br s), 7.54 (1H, d, J = 11.2 Hz), 7.75 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.84 (1H, s), 7.87 (1H, s), 8.17 (1H, s), 8.72 (1H, br s)。[M+H] Calc’d for C
24H
21ClFN
7O、478;Found、478。
【0537】
実施例114:1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−N−[(3R)−ピペリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0538】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例57の調製のための基本手順に従って、4.6%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):1.70 (2H, m), 1.89 (2H, m), 2.74 (1H, m), 2.94 (1H, m), 3.23 (2H, m), 4.19 (3H, s), 4.20 (1H, m), 7.20 (1H, d, J = 9.1 Hz), 7.24 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.60 (1H, d, J = 10.4 Hz), 7.74 (1H, d, J = 8.6 Hz), 7.85 (1H, s), 7.86 (1H, s), 8.15 (1H, s), 8.34 (1H, d, J = 8.0 Hz), 8.65 (1H, br s)。[M+H] Calc’d for C
24H
21ClFN
7O、478;Found、478。
【0539】
実施例115:4−[1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−4−[(3R)−3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0540】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例57の調製のための基本手順に従って、6%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):1.56 (1H, m), 1.68 (1H, m), 1.83 (1H, m), 2.11 (1H, m), 2.66 (3H, s), 3.25 (1H, m), 3.32 (2H, s), 4.19 (3H, s), 7.19 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.25 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.53 (1H, m), 7.75 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.86 (2H, s), 8.13 (1H, s), 8.64 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
25H
23ClFN
7O、492;Found、492。
【0541】
実施例116:4−[1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0542】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例57の調製のための基本手順に従って、6%の全収率でギ酸塩として調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):1.54 (1H, m), 1.64 (1H, m), 1.82 (1H, m), 2.07 (1H, m), 2.62 (3H, s), 3.14 (1H, m), 3.32 (3H, s), 4.19 (3H, s), 7.19 (1H, d, J = 8.9 Hz), 7.25 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.53 (1H, m), 7.75 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.86 (2H, s), 8.12 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
25H
23ClFN
7O、492;Found、492。
【0543】
実施例117:1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−2−(4−シアノ−3−フルオロフェニル)−5−メチル−N−[(3R)−ピペリジン−3−イル]イミダゾール−4−カルボキサミド
【0544】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
Boc保護した実施例97を1当量のNCSで処理することによって、表題化合物を、2%の全収率でギ酸塩として調製し、その後、脱保護がした。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):1.65 (2H, m), 1.78 (2H, m), 2.33 (3H, s), 2.65 (1H, m), 2.78 (1H, t, J = 10.3 Hz), 3.00 (1H, m), 3.10 (1H, d, J = 10.4 Hz), 4.09 (1H, m), 4.19 (3H, s), 4.21 (1H, s), 7.17 (1H, d, J = 8.3 Hz), 7.27 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.59 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.76−7.85 (3H, m), 8.12 (1H, d, J = 8.1 Hz), 8.29 (1H, m)。[M+H] Calc’d for C
25H
23ClFN
7O、492;Found、492。
【0545】
実施例118:4−[1−(3−クロロ−2−メチルインダゾール−5−イル)−5−メチル−4−[(3S)−3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−カルボニル]イミダゾール−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
【0546】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
Boc保護した実施例98を1当量のNCSで処理することによって、表題化合物を、2.5%の全収率でギ酸塩として調製し、その後、脱保護がした。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):1.14 (1H, s), 1.40 (2H, m), 1.76 (1H, m), 1.98 (1H, m), 2.19 (3H, s), 2.35 (3H, d, J = 25.9 Hz), 3.00 (2H, m), 4.15 (3H, s), 4.43 (1H, m), 4.66 (1H, m), 7.19 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.28 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.42 (1H, m), 7.79 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.84 (1H, s), 7.86 (1H, s), 8.23 (1H, s)。[M+H] Calc’d for C
26H
25ClFN
7O、506;Found、506。
【0547】
II.生物学的評価
実施例1:インビトロでの酵素阻害アッセイ − LSD−1
このアッセイは、LSD1デメチラーゼ活性を阻害する試験化合物の能力を判定する。大腸菌(E.coli)発現した全長ヒトLSD1(受入番号O60341)を、Active Motif(Cat#31334)から購入した。
【0548】
LSD1活性の酵素アッセイは、時間分解−蛍光共鳴エネルギー転移(TR−FRET)の検出に基づく。LSD1に対する化合物の阻害特性を、以下の反応条件下で384ウェルのプレートフォーマットにおいて判定した:0.1−0.5nMのLSD1、50nMのH3K4me1−ビオチン標識化したペプチド(Anaspec cat#64355)、50mMのHEPESのアッセイ緩衝液中の2μMのFAD、pH7.3、10mMのNaCl、0.005%のBrij35、0.5mMのTCEP、0.2mg/mlのBSA。LANCE検出緩衝液(PerkinElmer)中の1.8mMのトラニルシプロミン塩酸塩(2−PCPA)などのLSD1阻害剤の存在下で検出試薬Phycolinkのストレプトアビジン−アロフィコシアニン(Prozyme)およびユーロビウム−抗−未修飾ヒストンH3リジン4(H3K4)抗体(PerkinElmer)を12.5nMおよび0.25nMの終末濃度まで加えた後に、反応生成物を、TR−FRETによって定量的に判定した。
【0549】
アッセイ反応を、以下の手順に従って実行した:3%のDMSO中の150nMのH3K4me1ビオチン標識化したペプチドと2μLの11点連続希釈した試験化合物との混合物2μLを、プレートの各ウェルに加え、その後、0.3nMのLSD1および6μMのFADを2μL加えて、反応を開始させた。その後、反応混合物を、1時間室温でインキュベートし、25nMのPhycolinkのストレプトアビジン−アロフィコシアニンおよび0.5nMのユウロピウム−抗−未修飾H3K4抗体を含有しているLANCE検出緩衝液に1.8mMの2−PCPAを6μl加えることによって終了した。0.5LSD1酵素がプレートにおいて使用される場合、酵素反応は15分以内に終了する。プレートを、室温での1時間のインキュベーション後に、TR−FRETモード(320nmでの励起、615nmおよび665nmでの発光)でEnVisionMultilabel Readerによって読み取った。各ウェルに対する比率を計算し(665/615)、それを阻害定数(IC
50)の決定に適合させた。
【0550】
LSD1活性を阻害する本明細書に開示される化合物の能力を、定量化し、それぞれのIC
50値を決定した。表3は、本明細書に開示される様々な置換された複素環化合物のIC
50値を提供する。
【0551】
【表3-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0552】
【表3-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0553】
【表3-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0554】
【表3-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0555】
【表3-5】
[この文献は図面を表示できません]
【0556】
【表3-6】
[この文献は図面を表示できません]
【0557】
【表3-7】
[この文献は図面を表示できません]
【0558】
【表3-8】
[この文献は図面を表示できません]
【0559】
【表3-9】
[この文献は図面を表示できません]
【0560】
【表3-10】
[この文献は図面を表示できません]
【0561】
実施例2:インビトロでの酵素阻害アッセイ − MAO選択性
ヒトの組換えモノアミンオキシダーゼタンパク質のMAO−AおよびMAO−Bを得る。MAOは、第一級、第二級および第三級のアミンの酸化的脱アミノ化を触媒する。MAO酵素活性及び/又は対象の阻害剤によるその阻害率をモニタリングするために、蛍光ベースの(阻害剤)―スクリーニングアッセイを実行する。非蛍光化合物である、3−(2−アミノフェニル)−3−オキソプロパンアミン(キヌラミンジヒドロブロミド、Sigma Aldrich)を、基質として選択する。キヌラミンは、両方のMAO活性のための非特異的基質である。キヌラミンは、MAO活性による酸化的脱アミノ化を受けながら、結果として生じる蛍光生成物である、4−ヒドロキシキノリン(4−HQ)に変換される。
【0562】
モノアミンオキシダーゼ活性は、4−ヒドロキシキノリンへのキヌラミンの変換を測定することによって推測される。アッセイを、100μlの最終容量の透明の底を備える96ウェルの黒色プレート(Corning)において行う。アッセイ緩衝液は、100mMのHEPES、pH7.5である。各実験を、同じ実験内で3回繰り返して実行する。
【0563】
簡潔には、固定量のMAO(MAO−Aに対して0.25μgおよびAO−Bに対して0.5μg)を、本明細書に開示されるような化合物の様々な濃度(例えば、阻害剤の強度によって0〜50μΜ)の存在下及び/又は不存在下で、反応緩衝液において15分間氷上でインキュベートする。トラニルシプロミン(Biomol International)を、阻害に対する対照として使用する。
【0564】
試験化合物と相互作用する酵素を放置した後に、60〜90μΜのキヌラミンを、それぞれ、MAO−BおよびMAO−Aのアッセイに対する各反応に加え、反応物を、暗所に37℃で1時間放置する。基質の酸化的脱アミノ化を、2NのNaOHを50μl加えることによって止める。4−ヒドロキシキノリンへのキヌラミンの変換を、マイクロプレートリーダー(Infinite 200, Tecan)を使用して、蛍光(320nmでの励起および360nmでの発光)によってモニタリングする。試験化合物の存在下及び/又は不存在下で生成された蛍光のレベルを測定するために、任意単位を使用する。
【0565】
酸化的脱アミノ化活性の最大値を、試験化合物の存在下でキヌラミン脱アミノ化から形成された4−ヒドロキシキノリンの量を測定することによって得て、背景蛍光のために校正した。各阻害剤のKi(IC
50)を、Vmax/2で決定する。
【0566】
実施例3:LSD1 CD11bの細胞アッセイ
細胞中のLSD1阻害剤の有効性を分析するために、CD11bフローサイトメトリーアッセイを実行した。LSD1阻害は、フローサイトメトリーによって測定され得るTHP−1(AML)細胞中でCD11b発現を引き起こす。THP−1細胞を、1ウェル当たり500μLの最終容量を有する24ウェルのプレートにおいてRPMI 1640培地を含有している10%のウシ胎児血清中の100,000細胞/ウェルで播種した。LSD1試験化合物を、DMSO中で連続希釈した。希釈したものを、0.2%のDMSOの終末濃度まで各ウェルに適宜加えた。細胞を、4日間5%のCO
2において摂氏37度でインキュベートした。250μLの各ウェルを、96ウェルの丸底プレート中のウェルに移した。プレートを、5分間Beckman Coulter Alegra 6KRの遠心分離機において摂氏4度での1200rpmで遠心分離にかけた。培地を除去し、ウェルの底に細胞を残した。細胞を、100μLの冷たいHBSS(ハンクス液)+2%のBSA(ウシ血清アルブミン)溶液中で洗浄し、5分間摂氏4度での1200rpmで遠心分離にかけた。洗剤を除去した。細胞を、100μLのHBSS+1:15希釈のAPC共役マウスの抗CD11b抗体(BD Pharmingen Cat#555751)を含有している2%のBSA中で再懸濁し、25分間氷上でインキュベートした。細胞を、遠心分離にかけ、100μlのHBSS+2%のBSA中で2回洗浄した。最終的な沈殿後、細胞を、100μLのHBSS+1μg/mLのDAPI(4’,6−ジアミジノ−2−フェニルインドール)を含有している2%のBSA中で再懸濁した。その後、細胞を、BD FACSAriaのマシンにおいてフローサイトメトリーによって分析した。細胞を、CD11b発現のために分析した。各阻害剤濃度に対するCD11b発現する細胞のパーセントを、分析される各化合物に対するIC
50曲線を判定するために使用した。
【0567】
表4は、本明細書に開示される様々な置換された複素環化合物の細胞IC
50値を提供する。
【0568】
【表4-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0569】
【表4-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0570】
【表4-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0571】
【表4-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0572】
【表4-5】
[この文献は図面を表示できません]
【0573】
【表4-6】
[この文献は図面を表示できません]
【0574】
【表4-7】
[この文献は図面を表示できません]
【0575】
【表4-8】
[この文献は図面を表示できません]
【0576】
【表4-9】
[この文献は図面を表示できません]
【0577】
【表4-10】
[この文献は図面を表示できません]
【0578】
実施例4:Kaumi−1 AML細胞株増殖アッセイ(Cell−MTSアッセイ)
樹立されたAML癌細胞株Kaumi−1の増殖を達成するLSD−1小分子阻害剤の能力を評価するための比色測定細胞アッセイ。
【0579】
アッセイバックグラウンド
LSD−1タンパク質は、SCLCおよびAMLを含む様々ながんタイプの生物学において重要な役割を果たすと示されてきた。考えられる抗癌治療としてのLSD−1の小分子阻害を実証するために、AMLの確樹立された癌細胞株において増殖阻害の程度を測定するアッセイを実施した。
【0580】
アッセイ原則
このCell−MTSアッセイは、試験化合物の存在下および不存在下で新しく生成されたNADHの量を定量化する、7日間のプレートベースの比色測定アッセイである。これらのNADHレベルは、癌細胞増殖の定量化に取って代わるものとして使用される。
【0581】
簡潔なアッセイ方法
確証されたp53突然変異性を有する樹立された癌細胞株Kaumi−1を、American Type Culture Collection (ATCC)から購入し、ATCCが公開したプロトコルに従って慣例的に継代した。慣例的なアッセイのために、これらの細胞を、96ウェル当たり20,000細胞の密度で播種した。プレーティングの24時間後に、細胞は、100μMから2.0nMの終末濃度範囲を有する試験化合物の11点希釈を受けた。細胞を、37℃、5%のCO
2で168時間、化合物の存在下でインキュベートする。この化合物のインキュベーション期間の終わりに、80μl培地を除去し、20μLのCellTiter96(登録商標)AQueous Non−Radioactive Cell Proliferation Assayの溶液(Promega)を加える。OD490が>0.6となるまで、細胞をインキュベートする。IC
50値は、IDBS XLfitソフトウェアパッケージを使用して計算され、バックグラウンド除去したOD490値およびDMSO対照への正規化を含む。
【0582】
表5は、に本明細書に開示される様々な置換された複素環化合物のKaumi−1の細胞IC
50値を提供する。
【0583】
【表5-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0584】
【表5-2】
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【0585】
実施例5:インビボでの異種移植試験 − MCF−7異種移植
0.72mgの17−βエストラジオールを含有している徐放性ペレットを、nu/nuマウスへと皮下に埋め込む。MCF−7細胞を、5%のCO
2、37℃で、10%のFBSを含有しているRPMIにおいて成長させる。細胞を、1×10
7細胞/mLで50%のRPMI(無血清)および50%のマトリゲルにおいて、遠心沈殿させ、再懸濁する。MCF−7細胞を、ペレットの埋め込みの2−3日後に右脇腹上に皮下注射し(100μL/動物)、腫瘍容積(長さ×幅
2/2)を、隔週でモニタリングする。腫瘍が〜200mm
3の平均容積に達すると、動物を無作為化し、処置を開始する。動物を、4週間毎日、ビヒクルまたは化合物で処置する。腫瘍容積および体重を、研究の全体にわたって隔週でモニタリングする。処置期間の終わりに、血漿および腫瘍のサンプルを、それぞれ、薬物動態学的および薬理学的な分析のために採取する。
【0586】
実施例6:インビボでの異種移植試験 − LNCaP異種移植
LSDl(shLSDl細胞)または対照細胞(shNTC細胞など)の安定したノックダウンを有するLNCaP細胞を、皮下注射によってヌードマウスの背側脇腹に接種させる(50%のRPMI 1640/BD Matrigelの100μl中の3×10
6細胞など)。マウスの重量および腫瘍のサイズを、1週間に1回測定し、腫瘍容積を、式(7i/6)(LxW)を使用して推測し、式中、L=腫瘍の長さ、およびW=腫瘍の幅である。2つの群間の平均の腫瘍容積の統計的差を判定するために、2サンプルのt検定を行う。
【0587】
未修飾のLNCaP細胞を、ヌードマウスの背側脇腹へと皮下注射によって接種させる(50%のRPMI 1640/BD Matrigelの100μl中の3×10
6細胞など)。3週間後に、マウスに、水(対照)、パルギリン(0.53mgまたは1.59mg;70%のバイオアベイラビリティを仮定して、1mMまたは3mMの終末濃度)、またはXB154(4μgまたは20μg;70%のバイオアベイラビリティを仮定して、1μΜまたは5μΜの終末濃度)を、1日1回腹腔内に注射するか、あるいはマウスを試験化合物(毎週5mg/kgまたは10mg/kg)で処置する。処置を3週間継続し、その間、マウスの重量および腫瘍容積を上記のように測定する。
【0588】
shLSDl LNCaP細胞または対照細胞を、上記のようにヌードマウスに注射する。3週間後に、マウスを、3週間1日1回腹腔内に、2.6μgのマイトマイシンC(40%のバイオアベイラビリティを仮定して、1μΜの予測される終末濃度)、オラパリブ(例えば、約0.5mg/kg〜25mg/kg)、またはビヒクルで処置する。他の例では、未修飾のLNCaP細胞を、上記のようにヌードマウスに注射する。
【0589】
3週間後に、マウスを、試験化合物、または上記のようなビヒクルに加えて、MMCまたはオラパリブで処置する。処置を3週間継続し、その間、マウスの重量および腫瘍容積を上記のように測定する。
【0590】
shLSDl細胞を注射したマウスにおける対照と比較した腫瘍容積の減少は、LSDl阻害がインビボで腫瘍増殖を減少させることを示す。
【0591】
同様に、LNCaP細胞を注射し、本明細書に開示される化合物で処置したマウスにおける対照と比較した腫瘍容積の減少は、LSDl阻害がインビボで腫瘍増殖を減少させることを示す。最終的に、本明細書に開示される化合物単独で処置したマウスと比較して、LNCaP細胞を注射し、本明細書に開示される化合物に加えて、オラパリブで処置したマウスにおける腫瘍容積の減少は、LSDlの阻害+PARPの阻害が、インビボで腫瘍増殖を減少させることを示す。
【0592】
採取した異種移植片組織を、LSDl阻害の証拠のために検査する。これを、shRNA細胞の場合における、2MK4および2MK9のヒストンマークの全体的なレベル、FA/BRCA遺伝子の発現、FANCD2ユビキチン化、およびLSDlタンパク質レベルを検査するために、ウェスタンブロットで評価する。これらのパラメーターの1つ以上の減少は、LSD1の有効な阻害を示す。さらに、DNA損傷修復に対する効果を、H2AX焦点(foci)に対する染色を用いて評価する。
【0593】
III.医薬剤形の調製
実施例1:経口錠剤
48重量%の式(I)の化合物またはその薬学的に許容可能な塩、45重量%の微結晶性セルロース、5重量%の低置換されたヒドロキシプロピルセルロース、および2重量%のステアリン酸マグネシウムを混合することによって、錠剤を調製する。錠剤を、直接圧縮によって調製する。圧縮錠剤の総重量を、250−500mgに維持する。
本発明は、以下の態様及び実施形態を包含する。
(実施形態1)
式(I)の構造を有する化合物またはその薬学的に許容可能な塩であって、
【化166】
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式中、
AはCであり、BはNであり、および、DはC−R3であり、あるいは、AはNであり、BはCであり、および、DはNであり、
R3はそれぞれ、水素または随意に置換されたアルキルから独立して選択され、
W1とW2は、N、C−H、またはC−Fから独立して選択され、
Xは、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、随意に置換されたシクロアルキル、随意に置換されたアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたシクロアルキルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたアラルキル、または随意に置換されたヘテロアリールアルキルから選択され、
Yは、水素、ハロゲン、随意に置換されたアルキル、随意に置換されたシクロアルキル、または随意に置換されたシクロアルキルアルキルから選択され、および、
Zは、随意に置換されたN−ヘテロシクリル、随意に置換された−N(H)−ヘテロシクリルアルキル、随意に置換された−N(Me)−ヘテロシクリルアルキル、または−N(R3)2から選択される、化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態2)
W2はC−Hである、実施形態1に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態3)
W1はC−Fである、実施形態1または2に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態4)
W1はC−Hである、実施形態1または2に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態5)
W1はNである、実施形態1または2に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態6)
Xは随意に置換されたアリールである、実施形態1−5のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態7)
随意に置換されたアリールは随意に置換されたフェニルである、実施形態6に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態8)
Xは随意に置換されたヘテロアリールである、実施形態1−5のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態9)
随意に置換されたヘテロアリールは、随意に置換されたピリジニル、随意に置換されたピリミジニル、随意に置換されたピラジニル、随意に置換されたピラゾリル、随意に置換されたインダゾリル、随意に置換されたアザインダゾリル、随意に置換されたイソインダゾリル、随意に置換されたインドリル、または随意に置換されたアザインドリルから選択される、実施形態8に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態10)
Zは随意に置換されたN−ヘテロシクリルであり、随意に置換されたN−ヘテロシクリルは、4−、5−、6−、または7−員のN−ヘテロシクリルである、実施形態1−9のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態11)
随意に置換されたN−ヘテロシクリルは6員のN−ヘテロシクリルである、実施形態10に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態12)
随意に置換されたN−ヘテロシクリルは随意に置換されたピペリジンである、実施形態11に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態13)
随意に置換されたピペリジンは随意に置換された3−アミノピペリジンである、実施形態12に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態14)
随意に置換されたN−ヘテロシクリルは5員のN−ヘテロシクリルである、実施形態10に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態15)
随意に置換されたN−ヘテロシクリルは随意に置換されたピロリジンである、実施形態14に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態16)
随意に置換されたピロリジンは随意に置換された3−アミノピロリジンである、実施形態15に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態17)
Yは水素である、実施形態1−16のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態18)
Yはハロゲンである、実施形態1−16のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態19)
Yは随意に置換されたアルキルである、実施形態1−16のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態20)
Yは随意に置換されたシクロアルキルである、実施形態1−16のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態21)
Yは随意に置換されたシクロアルキルアルキルである、実施形態1−16のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態22)
随意に置換されたアルキルは随意に置換されたC1−C3アルキルである、実施形態19に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態23)
随意に置換されたアルキルは随意に置換されたC1アルキルである、実施形態19に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態24)
随意に置換されたアルキルはメチル基である、実施形態19に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態25)
AはNであり、BはCであり、および、DはNである、実施形態1−24のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態26)
AはCであり、BはNであり、および、DはC−R3である、実施形態1−24のいずれか1つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態27)
R3は水素である、実施形態26に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態28)
R3は随意に置換されたアルキルである、実施形態26に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(実施形態29)
式(I)の化合物またはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む医薬組成物。
(実施形態30)
式(I)の化合物にリジン特異的なデメチラーゼ1酵素を晒すことにより、リジン特異的なデメチラーゼ1の活性を阻害する工程を含む、細胞の遺伝子転写を調節する方法。
(実施形態31)
患者の癌を処置する方法であって、
式(I)の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を患者に投与する工程を含む、方法。