特許第6835446号(P6835446)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6835446データ伝送方法、デバイス、及びシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6835446
(24)【登録日】2021年2月8日
(45)【発行日】2021年2月24日
(54)【発明の名称】データ伝送方法、デバイス、及びシステム
(51)【国際特許分類】
   H04W 16/14 20090101AFI20210215BHJP
【FI】
   H04W16/14
【請求項の数】10
【全頁数】51
(21)【出願番号】特願2017-552051(P2017-552051)
(86)(22)【出願日】2015年4月10日
(65)【公表番号】特表2018-516480(P2018-516480A)
(43)【公表日】2018年6月21日
(86)【国際出願番号】CN2015076383
(87)【国際公開番号】WO2016161662
(87)【国際公開日】20161013
【審査請求日】2017年11月10日
【審判番号】不服2019-11148(P2019-11148/J1)
【審判請求日】2019年8月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】504161984
【氏名又は名称】ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ツェン、ジュアン
(72)【発明者】
【氏名】ヤン、ツィーユ
(72)【発明者】
【氏名】リー、クィアン
(72)【発明者】
【氏名】マー、シャー
【合議体】
【審判長】 廣川 浩
【審判官】 永田 義仁
【審判官】 本郷 彰
(56)【参考文献】
【文献】 Alcatel−Lucent Shanghai Bell, Alcatel−Lucent,LBT and Frame Structure Design for LAA[online],3GPP TSG RAN WG1 adhoc_LTE_LAA_1503 R1−151071,インターネット<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_AH/LTE_LAA_1503/Docs/R1−151071.zip>,2015年 3月18日(アップロード)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B7/24-7/26
H04W4/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器であって、
時間リソースの少なくとも2つの継続時間情報を検出するように構成される検出ユニットであって、前記時間リソースは、基地局に属する第1のサービングセルの開放期に含まれ、前記第1のサービングセルの前記開放期は、前記第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間であり、各継続時間情報は、前記時間リソースの異なる終了時刻を示す、検出ユニットと、
前記検出ユニットによって検出された前記継続時間情報のうち最後の情報に従って、前記時間リソースの前記終了時刻を決定するように構成される管理ユニットと、
を備え、
記継続時間情報は、前記時間リソースにおける最後のサブフレームの長さについての情報を含む、
ユーザ機器。
【請求項2】
前記継続時間情報は、御チャネルに保持される、
請求項1に記載のユーザ機器。
【請求項3】
基地局であって、
時間リソースの終了時刻を決定するように構成される管理ユニットと、
前記時間リソースの少なくとも2つの継続時間情報をユーザ機器に送信するように構成される送信ユニットであって、前記継続時間情報は、前記継続時間情報の開始時刻から前記時間リソースの前記終了時刻までの時間長を示すために用いられ、各継続時間情報は、前記時間リソースの異なる終了時刻を示す、送信ユニットと、
を備え、
前記時間リソースは、前記基地局に属する第1のサービングセルの開放期に含まれ、前記第1のサービングセルの前記開放期は、前記第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間であり、
前記継続時間情報は、前記時間リソースにおける最後のサブフレームの長さについての情報を含む、
基地局。
【請求項4】
前記継続時間情報は、御チャネルに保持される、
請求項に記載の基地局。
【請求項5】
データ伝送方法であって、
ユーザ機器によって、時間リソースの少なくとも2つの継続時間情報を検出する段階であって、前記時間リソースは、基地局に属する第1のサービングセルの開放期に含まれ、前記第1のサービングセルの前記開放期は、前記第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間であり、各継続時間情報は、前記時間リソースの異なる終了時刻を示す、段階と、
前記ユーザ機器によって、前記継続時間情報のうち最後の情報に従って、前記時間リソースの前記終了時刻を決定する段階と、
を備え、
記継続時間情報は、前記時間リソースにおける最後のサブフレームの長さについての情報を含む、
方法。
【請求項6】
前記継続時間情報は、御チャネルに保持される、
請求項に記載の方法。
【請求項7】
データ伝送方法であって、
基地局によって、時間リソースの終了時刻を決定する段階と、
前記基地局によって、前記時間リソースの少なくとも2つの継続時間情報をユーザ機器に送信する段階であって、前記継続時間情報は、前記継続時間情報の開始時刻から前記時間リソースの前記終了時刻までの時間長を示すために用いられ、各継続時間情報は、前記時間リソースの異なる終了時刻を示す、段階と、
を備え、
前記時間リソースは、前記基地局に属する第1のサービングセルの開放期に含まれ、前記第1のサービングセルの前記開放期は、前記第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間であり、
前記継続時間情報は、前記時間リソースにおける最後のサブフレームの長さについての情報を含む、方法。
【請求項8】
前記継続時間情報は、御チャネルに保持される、
請求項に記載の方法。
【請求項9】
請求項1または2に記載のユーザ機器と、請求項3または4に記載の基地局とを備える、
無線通信システム。
【請求項10】
プログラムが記録されたコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムは、請求項からのいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信分野に関し、具体的には、データ伝送方法、デバイス、及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
無線通信ネットワークにおいて、各デバイスは、周波数リソースを用いることによって情報を伝送する必要があり、周波数リソースは、周波数帯と称される。周波数帯は、ライセンス周波数帯とアンライセンス周波数帯とに分類されてよく、アンライセンス周波数帯は、ライセンス不要周波数帯と称される。ライセンス周波数帯は、いくつかの事業者専用周波数リソースであり、ライセンス不要周波数帯は、無線通信ネットワークにおける共通周波数リソースである。通信技術の発展に伴い、無線通信ネットワークにおいて伝送される情報の量はますます増加しており、ライセンス不要周波数帯を用いて情報を伝送することにより、無線通信ネットワークにおけるデータスループットを改善し、より十分にユーザの要件を満たすことができる。
【0003】
しかしながら、デバイスがライセンス不要周波数帯を先行占有して情報を伝送する場合に、周波数帯を先行占有する時刻はランダムである、すなわち、ライセンス不要周波数帯を用いることによって、デバイスによって情報を送信する開始時刻は、ランダムである。従って、ライセンス不要周波数帯における情報送信の開始時刻が決定不可能なので、受信側は、データを正しく受信することができない。
【発明の概要】
【0004】
本発明の実施形態は、データ伝送方法、デバイス、及びシステムを提供し、これにより、ライセンス不要周波数帯における情報送信の開始時刻が決定不可能なので、受信側がデータを正しく受信することができないという従来技術の問題を解決する。
【0005】
前述の目的を実現するために、以下の技術的解決手段が、本発明の実施形態において用いられる。
【0006】
第1の態様によれば、本発明の実施形態は、第1のデバイスを提供する。デバイスは、
第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出するように構成される第1の検出ユニットであって、第1の時間セットは、サブフレームにおける第1の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セットは、少なくとも2つの要素を含む、第1の検出ユニットと、
第1の検出ユニットによって検出された第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定するように構成される管理ユニットと、
第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を検出するように構成される第2の検出ユニットであって、第2の時間セットは、サブフレームにおける第2の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セット及び第2の時間セットは、少なくとも1つの異なる要素を含む、検出ユニットと、
を含む。
【0007】
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実装方式において、
第1の時間リソースは、第1のサービングセルの閉鎖期を含み、第1のサービングセルの閉鎖期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を先行占有しない期間であり、
第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0008】
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第1の態様の第2の可能な実装方式において、
第1の検出ユニットは、第1の情報の後で受信された第3の情報を検出し、検出された第3の情報に従って、第1の情報の開始位置を決定し、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1の情報の開始位置に従って、受信された第1の情報を検出するようにさらに構成される。
【0009】
第1の態様、又は第1の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第1の態様の第3の可能な実装方式において、
各フレーム周期における1番目のサブフレームは、第1のサブフレームであり、予め設定された期間は、第1のサブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含み、フレーム周期は、少なくとも2つのサブフレームを含む。
【0010】
第1の態様の第3の可能な実装方式におけるいずれかの実装方式に関連して、第1の態様の第4の可能な実装方式において、
フレーム周期は、フレームベース機器FBEフレーム構造における固定フレーム周期FFPであり、
第1のサブフレームは、I mod F=offsetの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Fは、固定フレーム周期FFPの長さであり、offsetは、偏移量である。
【0011】
第1の態様、又は第1の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第1の態様の第5の可能な実装方式において、
各フレーム周期における全てのサブフレームは、第1のサブフレームであり、各フレーム周期に含まれるアイドル周期は、各フレーム周期において均等な間隔で分散し、予め設定された期間における最初のOFDMシンボルのインデックスmは、I mod X=offset+mの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Xは、フレーム周期の長さであり、offsetは、偏移量である。
【0012】
第1の態様、又は第1の態様の第1から第5の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第1の態様の第6の可能な実装方式において、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルの開始時刻を含む、又は、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1/TのOFDMシンボルの開始時刻を含み、Tは、0より大きい整数である。
【0013】
第1の態様、又は第1の態様の第1から第6の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第1の態様の第7の可能な実装方式において、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、第(k+x)のOFDMシンボルの開始位置を含み、
kの値は、3、4、5、6、8、9、又は12の少なくとも1つを含み、xは、プリアンブルシーケンスによって占有されるOFDMシンボルの数を表し、xの値は、0、1、2、3、又は4であり、1≦k+x≦14である。
【0014】
第1の態様、又は第1の態様の第1から第7の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第1の態様の第8の可能な実装方式において、
第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置に続く第nのデータ伝送単位の開始時刻であり、nは、正の整数であり、データ伝送単位は、1/TのOFDMシンボルであり、Tは、0より大きい整数である。
【0015】
第1の態様、又は第1の態様の第1から第8の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第1の態様の第9の可能な実装方式において、
第1のデバイスは、継続時間情報を検出するように構成される第3の検出ユニットをさらに含み、
管理ユニットは、第3の検出ユニットによって検出された継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定するようにさらに構成される。
【0016】
第1の態様の第9の可能な実装方式に関連して、第1の態様の第10の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0017】
第1の態様の第9の可能な実装方式又は第1の態様の第10の可能な実装方式に関連して、第1の態様の第11の可能な実装方式において、
第1のデバイスは、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を検出し、
管理ユニットは、検出された最後の継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定するようにさらに構成される。
【0018】
第1の態様の第9の可能な実装方式又は第1の態様の第10の可能な実装方式に関連して、第1の態様の第12の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0019】
第1の態様の第9の可能な実装方式又は第1の態様の第10の可能な実装方式に関連して、第1の態様の第13の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。
【0020】
第1の態様の第9の可能な実装方式から第1の態様の第13の可能な実装方式のいずれかの実装方式に関連して、第1の態様の第14の可能な実装方式において、
継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持される。
【0021】
第2の態様によれば、本発明の実施形態は、第2のデバイスを提供する。デバイスは、
第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を送信する開始位置を決定するように構成される管理ユニットであって、第1の時間セットは、サブフレームにおける第1の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セットは、少なくとも2つの要素を含む、管理ユニットと、
第1の情報を第1のデバイスに送信するように構成される送信ユニットと、
を含み、
管理ユニットは、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定し、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を送信する開始位置を決定するようにさらに構成され、第2の時間セットは、サブフレームにおける第2の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セット及び第2の時間セットは、少なくとも1つの異なる要素を含み、
送信ユニットは、第2の情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。
【0022】
第2の態様に関連して、第2の態様の第1の可能な実装方式において、
第1の時間リソースは、第1のサービングセルの閉鎖期を含み、第1のサービングセルの閉鎖期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を先行占有しない期間であり、
第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0023】
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第2の態様の第2の可能な実装方式において、
送信ユニットは、第3の情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成され、第3の情報は、第1の情報の開始位置を示すために用いられる。
【0024】
第2の態様、又は第2の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第2の態様の第3の可能な実装方式において、
各フレーム周期における1番目のサブフレームは、第1のサブフレームであり、予め設定された期間は、第1のサブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含み、フレーム周期は、少なくとも2つのサブフレームを含む。
【0025】
第2の態様の第3の可能な実装方式におけるいずれかの実装方式に関連して、第2の態様の第4の可能な実装方式において、
フレーム周期は、フレームベース機器FBEフレーム構造における固定フレーム周期FFPであり、
第1のサブフレームは、I mod F=offsetの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Fは、固定フレーム周期FFPの長さであり、offsetは、偏移量である。
【0026】
第2の態様、又は第2の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第2の態様の第5の可能な実装方式において、
各フレーム周期における全てのサブフレームは、第1のサブフレームであり、各フレーム周期に含まれるアイドル周期は、各フレーム周期において均等な間隔で分散し、予め設定された期間における最初のOFDMシンボルのインデックスmは、I mod X=offset+mの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Xは、フレーム周期の長さであり、offsetは、偏移量である。
【0027】
第2の態様、又は第2の態様の第1から第5の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第2の態様の第6の可能な実装方式において、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルの開始時刻を含む、又は、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1/TのOFDMシンボルの開始時刻を含み、Tは、0より大きい整数である。
【0028】
第2の態様、又は第2の態様の第1から第6の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第2の態様の第7の可能な実装方式において、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、第(k+x)のOFDMシンボルの開始位置を含み、
kの値は、3、4、5、6、8、9、又は12の少なくとも1つを含み、xは、プリアンブルシーケンスによって占有されるOFDMシンボルの数を表し、xの値は、0、1、2、3、又は4であり、1≦k+x≦14である。
【0029】
第2の態様、又は第2の態様の第1から第7の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第2の態様の第8の可能な実装方式において、
第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置に続く第nのデータ伝送単位の開始時刻であり、nは、正の整数であり、データ伝送単位は、1/TのOFDMシンボルであり、Tは、0より大きい整数である。
【0030】
第2の態様、又は第2の態様の第1から第8の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第2の態様の第9の可能な実装方式において、
管理ユニットは、第2の時間リソースの終了時刻を決定するようにさらに構成され、
送信ユニットは、継続時間情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成され、継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる。
【0031】
第2の態様の第9の可能な実装方式に関連して、第2の態様の第10の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0032】
第2の態様の第9の可能な実装方式又は第2の態様の第10の可能な実装方式に関連して、第2の態様の第11の可能な実装方式において、
送信ユニットは、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。
【0033】
第2の態様の第9の可能な実装方式又は第2の態様の第10の可能な実装方式に関連して、第2の態様の第12の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0034】
第2の態様の第9の可能な実装方式又は第2の態様の第10の可能な実装方式に関連して、第2の態様の第13の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。
【0035】
第2の態様の第9の可能な実装方式から第2の態様の第13の可能な実装方式のいずれかの実装方式に関連して、第2の態様の第14の可能な実装方式において、
継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持される。
【0036】
第3の態様によれば、本発明の実施形態は、第1のデバイスを提供する。デバイスは、
継続時間情報を検出するように構成される検出ユニットと、
検出ユニットによって検出された継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定するように構成される管理ユニットと、
を含む。
【0037】
第3の態様に関連して、第3の態様の第1の可能な実装方式において、
第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0038】
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第3の態様の第2の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0039】
第3の態様、又は第3の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第3の態様の第3の可能な実装方式において、
第1のデバイスは、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を検出し、
管理ユニットは、検出された最後の継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定するようにさらに構成される。
【0040】
第3の態様、又は第3の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第3の態様の第4の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0041】
第3の態様、又は第3の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第3の態様の第5の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。
【0042】
第3の態様、又は第3の態様の第1から第5の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第3の態様の第6の可能な実装方式において、
継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持される。
【0043】
第4の態様によれば、本発明の実施形態は、第2のデバイスを提供する。デバイスは、
第2の時間リソースの終了時刻を決定するように構成される管理ユニットと、
継続時間情報を第1のデバイスに送信するように構成される送信ユニットであって、継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる、送信ユニットと、
を含む。
【0044】
第4の態様に関連して、第4の態様の第1の可能な実装方式において、
第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0045】
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第4の態様の第2の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0046】
第4の態様、又は第4の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第4の態様の第3の可能な実装方式において、
送信ユニットは、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。
【0047】
第4の態様、又は第4の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第4の態様の第4の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0048】
第4の態様、又は第4の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第4の態様の第5の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。
【0049】
第4の態様、又は第4の態様の第1から第5の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第4の態様の第6の可能な実装方式において、
継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持される。
【0050】
第5の態様によれば、本発明の実施形態は、データ伝送方法を提供する。方法は、
第1のデバイスによって、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出する段階であって、第1の時間セットは、サブフレームにおける第1の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セットは、少なくとも2つの要素を含む、段階と、
第1のデバイスによって、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定する段階と、
第1のデバイスによって、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を検出する段階であって、第2の時間セットは、サブフレームにおける第2の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セット及び第2の時間セットは、少なくとも1つの異なる要素を含む、段階と、
を含む。
【0051】
第5の態様に関連して、第5の態様の第1の可能な実装方式において、
第1の時間リソースは、第1のサービングセルの閉鎖期を含み、第1のサービングセルの閉鎖期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を先行占有しない期間であり、
第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0052】
第5の態様又は第5の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第5の態様の第2の可能な実装方式において、
第1のデバイスによって、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出する段階は、
第1のデバイスによって、第3の情報を検出し、検出された第3の情報に従って、第1の情報の開始位置を決定する段階であって、第3の情報は、第1の情報の後で受信される、段階と、
第1のデバイスによって、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1の情報の開始位置に従って、受信された第1の情報を検出する段階と、
を含む。
【0053】
第5の態様、又は第5の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第5の態様の第3の可能な実装方式において、
各フレーム周期における1番目のサブフレームは、第1のサブフレームであり、予め設定された期間は、第1のサブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含み、フレーム周期は、少なくとも2つのサブフレームを含む。
【0054】
第5の態様の第3の可能な実装方式におけるいずれかの実装方式に関連して、第5の態様の第4の可能な実装方式において、
フレーム周期は、フレームベース機器FBEフレーム構造における固定フレーム周期FFPであり、
第1のサブフレームは、I mod F=offsetの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Fは、固定フレーム周期FFPの長さであり、offsetは、偏移量である。
【0055】
第5の態様、又は第5の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第5の態様の第5の可能な実装方式において、
各フレーム周期における全てのサブフレームは、第1のサブフレームであり、各フレーム周期に含まれるアイドル周期は、各フレーム周期において均等な間隔で分散し、予め設定された期間における最初のOFDMシンボルのインデックスmは、I mod X=offset+mの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Xは、フレーム周期の長さであり、offsetは、偏移量である。
【0056】
第5の態様、又は第5の態様の第1から第5の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第5の態様の第6の可能な実装方式において、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルの開始時刻を含む、又は、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1/TのOFDMシンボルの開始時刻を含み、Tは、0より大きい整数である。
【0057】
第5の態様、又は第5の態様の第1から第6の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第5の態様の第7の可能な実装方式において、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、第(k+x)のOFDMシンボルの開始位置を含み、
kの値は、3、4、5、6、8、9、又は12の少なくとも1つを含み、xは、プリアンブルシーケンスによって占有されるOFDMシンボルの数を表し、xの値は、0、1、2、3、又は4であり、1≦k+x≦14である。
【0058】
第5の態様、又は第5の態様の第1から第7の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第5の態様の第8の可能な実装方式において、
第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置に続く第nのデータ伝送単位の開始時刻であり、nは、正の整数であり、データ伝送単位は、1/TのOFDMシンボルであり、Tは、0より大きい整数である。
【0059】
第5の態様、又は第5の態様の第1から第8の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第5の態様の第9の可能な実装方式において、方法は、
第1のデバイスによって、継続時間情報を検出する段階と、
第1のデバイスによって、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する段階と、
をさらに含む。
【0060】
第5の態様の第9の可能な実装方式に関連して、第5の態様の第10の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0061】
第5の態様の第9の可能な実装方式又は第5の態様の第10の可能な実装方式に関連して、第5の態様の第11の可能な実装方式において、方法は、
第1のデバイスによって、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を検出する段階
をさらに含み、
第1のデバイスによって、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する段階は、
第1のデバイスによって、検出された最後の継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する段階
を含む。
【0062】
第5の態様の第9の可能な実装方式又は第5の態様の第10の可能な実装方式に関連して、第5の態様の第12の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0063】
第5の態様の第9の可能な実装方式又は第5の態様の第10の可能な実装方式に関連して、第5の態様の第13の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。
【0064】
第5の態様の第9の可能な実装方式から第5の態様の第13の可能な実装方式のいずれかの実装方式に関連して、第5の態様の第14の可能な実装方式において、
継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持される。
【0065】
第6の態様によれば、本発明の実施形態は、データ伝送方法を提供する。方法は、
第2のデバイスによって、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を送信する開始位置を決定し、第1の情報を第1のデバイスに送信する段階であって、第1の時間セットは、サブフレームにおける第1の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セットは、少なくとも2つの要素を含む、段階と、
第2のデバイスによって、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定する段階と、
第2のデバイスによって、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を送信する開始位置を決定し、第2の情報を第1のデバイスに送信する段階であって、第2の時間セットは、サブフレームにおける第2の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セット及び第2の時間セットは、少なくとも1つの異なる要素を含む、段階と、
を含む。
【0066】
第6の態様に関連して、第6の態様の第1の可能な実装方式において、
第1の時間リソースは、第1のサービングセルの閉鎖期を含み、第1のサービングセルの閉鎖期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を先行占有しない期間であり、
第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0067】
第6の態様又は第6の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第6の態様の第2の可能な実装方式において、
第2のデバイスによって、第1のサービングセルの第1の情報を第1のデバイスに送信する段階の後で、方法は、
第2のデバイスによって、第3の情報を第1のデバイスに送信する段階であって、第3の情報は、第1の情報の開始位置を示すために用いられる、段階
をさらに含む。
【0068】
第6の態様、又は第6の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第6の態様の第3の可能な実装方式において、
各フレーム周期における1番目のサブフレームは、第1のサブフレームであり、予め設定された期間は、第1のサブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含み、フレーム周期は、少なくとも2つのサブフレームを含む。
【0069】
第6の態様の第3の可能な実装方式におけるいずれかの実装方式に関連して、第6の態様の第4の可能な実装方式において、
フレーム周期は、フレームベース機器FBEフレーム構造における固定フレーム周期FFPであり、
第1のサブフレームは、I mod F=offsetの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Fは、固定フレーム周期FFPの長さであり、offsetは、偏移量である。
【0070】
第6の態様、又は第6の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第6の態様の第5の可能な実装方式において、
各フレーム周期における全てのサブフレームは、第1のサブフレームであり、各フレーム周期に含まれるアイドル周期は、各フレーム周期において均等な間隔で分散し、予め設定された期間における最初のOFDMシンボルのインデックスmは、I mod X=offset+mの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Xは、フレーム周期の長さであり、offsetは、偏移量である。
【0071】
第6の態様、又は第6の態様の第1から第5の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第6の態様の第6の可能な実装方式において、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルの開始時刻を含む、又は、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1/TのOFDMシンボルの開始時刻を含み、Tは、0より大きい整数である。
【0072】
第6の態様、又は第6の態様の第1から第6の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第6の態様の第7の可能な実装方式において、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、第(k+x)のOFDMシンボルの開始位置を含み、
kの値は、3、4、5、6、8、9、又は12の少なくとも1つを含み、xは、プリアンブルシーケンスによって占有されるOFDMシンボルの数を表し、xの値は、0、1、2、3、又は4であり、1≦k+x≦14である。
【0073】
第6の態様、又は第6の態様の第1から第7の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第6の態様の第8の可能な実装方式において、
第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置に続く第nのデータ伝送単位の開始時刻であり、nは、正の整数であり、データ伝送単位は、1/TのOFDMシンボルであり、Tは、0より大きい整数である。
【0074】
第6の態様、又は第6の態様の第1から第8の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第6の態様の第9の可能な実装方式において、方法は、
第2のデバイスによって、第2の時間リソースの終了時刻を決定する段階と、
第2のデバイスによって、継続時間情報を第1のデバイスに送信する段階であって、継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる、段階と、
をさらに含む。
【0075】
第6の態様の第9の可能な実装方式に関連して、第6の態様の第10の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0076】
第6の態様の第9の可能な実装方式又は第6の態様第10の可能な実装方式に関連して、第6の態様の第11の可能な実装方式において、
第2のデバイスによって、第1のサービングセルの継続時間情報を第1のデバイスに送信する段階は、
第2のデバイスによって、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を第1のデバイスに送信する段階
を含む。
【0077】
第6の態様の第9の可能な実装方式又は第6の態様の第10の可能な実装方式に関連して、第6の態様の第12の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0078】
第6の態様の第9の可能な実装方式又は第6の態様の第10の可能な実装方式に関連して、第6の態様の第13の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。
【0079】
第6の態様の第9の可能な実装方式から第6の態様の第13の可能な実装方式のいずれかの実装方式に関連して、第6の態様の第14の可能な実装方式において、
継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持される。
【0080】
第7の態様によれば、本発明の実施形態は、データ伝送方法を提供する。方法は、
第1のデバイスによって、継続時間情報を検出する段階と、
第1のデバイスによって、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する段階と、
を含む。
【0081】
第7の態様に関連して、第7の態様の第1の可能な実装方式において、
第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0082】
第7の態様又は第7の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第7の態様の第2の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0083】
第7の態様、又は第7の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第7の態様の第3の可能な実装方式において、方法は、
第1のデバイスによって、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を検出する段階
をさらに含み、
第1のデバイスによって、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する段階は、
第1のデバイスによって、検出された最後の継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する段階
を含む。
【0084】
第7の態様、又は第7の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第7の態様の第4の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0085】
第7の態様、又は第7の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第7の態様の第5の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。
【0086】
第7の態様、又は第7の態様の第1から第5の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第7の態様の第6の可能な実装方式において、
継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持される。
【0087】
第8の態様によれば、本発明の実施形態は、データ伝送方法を提供する。方法は、
第2のデバイスによって、第2の時間リソースの終了時刻を決定する段階と、
第2のデバイスによって、継続時間情報を第1のデバイスに送信する段階であって、継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる、段階と、
を含む。
【0088】
第8の態様に関連して、第8の態様の第1の可能な実装方式において、
第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0089】
第8の態様又は第8の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第8の態様の第2の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0090】
第8の態様、又は第8の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第8の態様の第3の可能な実装方式において、
第2のデバイスによって、第1のサービングセルの継続時間情報を第1のデバイスに送信する段階は、
第2のデバイスによって、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を第1のデバイスに送信する段階
を含む。
【0091】
第8の態様、又は第8の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第8の態様の第4の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0092】
第8の態様、又は第8の態様の第1から第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第8の態様の第5の可能な実装方式において、
継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。
【0093】
第8の態様、又は第8の態様の第1から第5の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第8の態様の第6の可能な実装方式において、
継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持される。
【0094】
第9の態様によれば、本発明の実施形態は、第1のデバイス及び第2のデバイスを含む無線通信システムを提供し、
第1のデバイスは、第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実装方式における第1のデバイスであり、第2のデバイスは、第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実装方式における第2のデバイスである。
【0095】
第10の態様によれば、本発明の実施形態は、第1のデバイス及び第2のデバイスを含む無線通信システムを提供し、
第1のデバイスは、第3の態様又は第3の態様のいずれかの可能な実装方式における第1のデバイスであり、第2のデバイスは、第4の態様又は第4の態様のいずれかの可能な実装方式における第2のデバイスである。
【0096】
本発明の実施形態において提供されるデータ伝送方法、デバイス、及びシステムによれば、第1のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出し、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定し、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を検出する。これにより、ライセンス不要周波数帯における情報送信の開始時刻が決定不可能なので、受信側がデータを正しく受信することができないという従来技術の問題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【0097】
本発明の実施形態又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明すべく、以下、実施形態の説明に必要な添付図面を簡潔に説明する。以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、当業者であれば、創造的努力なく、これらの添付図面から他の図面をさらに導出し得ることは明らかである。
【0098】
図1】本発明の実施形態に係るデータ伝送方法の模式的フローチャートである。
【0099】
図2】本発明の実施形態に係る送信された第1の情報のリソースマッピングの模式図である。
【0100】
図3】本発明の実施形態に係る送信された第1の情報のリソースマッピングの他の模式図である。
【0101】
図4】本発明の実施形態に係る第1の情報のフレーム構造の模式図である。
【0102】
図5】本発明の他の実施形態に係るデータ伝送方法の模式的フローチャートである。
【0103】
図6】本発明の実施形態に係る他のデータ伝送方法の模式的フローチャートである。
【0104】
図7】本発明の他の実施形態に係る他のデータ伝送方法の模式的フローチャートである。
【0105】
図8】本発明の実施形態に係る第1のデバイスの模式的構造図である。
【0106】
図9】本発明の実施形態に係る第2のデバイスの模式的構造図である。
【0107】
図10】本発明の他の実施形態に係る第1のデバイスの模式的構造図である。
【0108】
図11】本発明の他の実施形態に係る第2のデバイスの模式的構造図である。
【0109】
図12】本発明の実施形態に係る他の第1のデバイスの模式的構造図である。
【0110】
図13】本発明の実施形態に係る他の第2のデバイスの模式的構造図である。
【0111】
図14】本発明の他の実施形態に係る他の第1のデバイスの模式的構造図である。
【0112】
図15】本発明の他の実施形態に係る他の第2のデバイスの模式的構造図である。
【0113】
図16】本発明の実施形態に係る無線通信システムの模式的構造図である。
【0114】
図17】本発明の実施形態に係る他の無線通信システムの模式的構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0115】
以下、本発明の実施形態における添付図面に関連して、本発明の実施形態における技術的解決手段を明確かつ十分に説明する。説明される実施形態は、本発明の実施形態の一部に過ぎず、全てではないことは明らかである。本発明の実施形態に基づいて、当業者によって創造的努力なく取得された全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲に属するものとする。
【0116】
本発明の実施形態における技術的解決手段は、様々な通信システム、例えば、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(Global System of Mobile communication、GSM(登録商標))、符号分割多重アクセス(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、ワイドバンド符号分割多重アクセス(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、ジェネラルパケットラジオサービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、又はワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMax)通信システムに適用され得ることを理解されたい。具体的には、技術的解決手段は、ライセンス周波数帯リソース補助アクセスのLTEシステム、すなわち、ライセンス補助アクセスLTEシステム(Licensed−Assisted Access, LTE)システムにおいて用いられる。LAA−LTEシステムは、ライセンス周波数帯リソース及びライセンス不要周波数帯リソースがキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation、CA)方式又は非CA方式において共に用いられるLTEシステムを指す。
【0117】
例えば、主な適用シナリオにおいて、ライセンス周波数帯リソース及びライセンス不要周波数帯リソースは、CA方式で用いられる、すなわち、ライセンス周波数帯リソース、又はライセンス周波数帯リソースに含まれるキャリア、又はライセンス周波数帯リソースにおいて動作するセルが、プライマリサービングセルとして用いられ、ライセンス不要周波数帯リソース、又はライセンス不要周波数帯リソースに含まれるキャリア、又はライセンス不要周波数帯リソースにおいて動作するセルが、セカンダリサービングセルとして用いられる。さらに、プライマリサービングセル及びセカンダリサービングセルは、同じ基地局に対して配置され、又は、異なる基地局に対して配置される。プライマリサービングセルとセカンダリサービングセルとの間に、理想のバックホール経路が存在する。
【0118】
本発明の実施形態は、CA方式のシナリオにおいて用いられることに限定されるものではなく、他のシナリオにおいて用いられてよい。例えば、ライセンス不要周波数帯リソースにおいて個別に配置されたサービングセルに関して、サービングセルは、個別のアクセスを提供する機能を有し、この場合、ライセンス周波数帯リソースにおいて動作するサービングセルによる補助は、必要とされない。他の例では、2つのサービングセル(例えば、プライマリサービングセル及びセカンダリサービングセル)の間に理想のバックホール経路が存在しないというシナリオにおいて、バックホール遅延が比較的長いので、情報が2つのサービングセルの間で迅速に調整されることができない。
【0119】
本発明の実施形態において、ライセンス周波数帯リソース及びライセンス不要周波数帯リソースの両方は、1つ又は複数のキャリアを含んでよく、キャリアアグリゲーションがライセンス周波数帯リソース及びライセンス不要周波数帯リソースにおいて実行される場合、キャリアアグリゲーションは、ライセンス周波数帯リソースに含まれる1つ又は複数のキャリア、及びライセンス不要周波数帯リソースに含まれる1つ又は複数のキャリアにおいて実行される。
【0120】
本発明の実施形態において、第1のデバイス又は第2のデバイスは、限定されるものではないが、ユーザ機器(英語での正式名称:User Equipment、英語での頭字語:UE)、移動局(英語での正式名称:Mobile Station、英語での頭字語:MS)、モバイル端末(Mobile Terminal)、携帯電話(Mobile Telephone)、ハンドセット(handset)、ポータブル機器(portable equipment)等を含むことを理解されたい。ユーザ機器は、無線アクセスネットワーク(英語での正式名称:Radio Access Network、英語での頭字語:RAN)を用いることによって、1つ又は複数のコアネットワークと通信を行ってよい。例えば、ユーザ機器は、携帯電話(又は「セルラ」フォンと称される)、又は無線通信機能を有するコンピュータであってよく、又は、ユーザ機器は、ポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルドのビルトインコンピュータ、又は車載型の移動体装置であってよい。ユーザ機器は、中継(Relay)デバイスであってよく、本発明において限定は課されないことに留意されたい。
【0121】
本発明の実施形態において、第1のデバイスは、ユーザ機器であってよく、第2のデバイスは、GSM(登録商標)もしくはCDMAにおけるベーストランシーバ基地局(英語での正式名称:Base Transceiver Station、英語での頭字語:BTS)、WCDMA(登録商標)におけるNodeB(NodeB)、又はLTEにおける進化型NodeB(英語での正式名称:evolved NodeB、英語での頭字語:eNBもしくはe−NodeB)であってよいが、これは、本発明の実施形態において限定されるものではない。
【0122】
本発明の実施形態において記録されるセルは、基地局に対応するセルであってよい。セルは、マクロ基地局に属してよく、又は、スモールセル(英語:Small Cell)に対応する基地局のようなマイクロ基地局に属してよい。本明細書におけるスモールセルは、メトロセル(英語:Metro Cell)、マイクロセル(英語:Mico Cell)、ピコセル(英語:Pico Cell)、フェムトセル(英語:Femto Cell)等をさらに含んでよい。これらのスモールセルは、小さいカバレッジ及び低伝送電力を有し、高速データ伝送サービスの提供に適用可能である。
【0123】
本発明の実施形態において、キャリア及びセルの概念は、LTEシステムにおいて等しい。例えば、UEのキャリアへのアクセスは、UEのセルへのアクセスに等しく、セルの概念は、本発明において、説明のために用いられる。
【0124】
本発明の実施形態において、「第1」及び「第2」は、区別のために用いられているに過ぎず、本発明の実施形態における限定と解されるものではないことを理解されたい。
【0125】
本発明の実施形態は、データ伝送方法を提供する。図1を参照すると、データ伝送方法は、以下の段階を含む。
【0126】
101.第1のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出する。
【0127】
第1の時間セットは、サブフレームにおける第1の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セットは、少なくとも2つの要素を含み、第1の情報は、第2の時間リソースの開始位置を示すために用いられる。本明細書において、サブフレームにおける第1の情報の予め規定された開始位置は、サブフレームにおける第1の情報の可能な開始位置であるが、これは、予め規定するオペレーションが存在することを意味するものではないことに留意されたい。さらに、第1のデバイスが、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出することは、第1のデバイスが、第1のサブフレームの予め設定された期間全体又は第1の時間セット全体において、第1の情報を検出することを意味するものではなく、第1の情報の開始位置が、第1のサブフレームの予め設定された期間又はサブフレームの第1の時間セットに位置することを意味するに過ぎない。
【0128】
任意選択的に、第1の時間リソースは、第1のサービングセルの閉鎖期を含み、第1のサービングセルの閉鎖期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を先行占有しない期間である。第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。好ましくは、本実施形態において提供されるデータ伝送方法は、第1のサービングセルを閉鎖期から開放期へと切り替える時刻を決定するために用いられてよい。
【0129】
好ましくは、第1のサービングセルは、ライセンス不要周波数帯におけるセルである。第1の情報は、参照信号、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel、物理ダウンリンク共有チャネル)、PDCCH(Physical Downlink Control Channel、物理ダウンリンク制御チャネル)、又はEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel、拡張物理ダウンリンク制御チャネル)に保持されてよい。さらに、任意選択的に、参照信号は、限定されるものではないが、プライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal、PSS)、セカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal、SSS)、セル固有参照信号(Cell−specific Reference Signal、CRS)、拡張物理ダウンリンク共有チャネル(Enhanced Physical Downlink Shared Channel、EPDSCH)のデータ復調に用いられるUE固有参照信号(UE−specific Reference Signal)、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHの復調に用いられる復調参照信号(Demodulation Reference Signal、DM−RS)、測位参照信号(Positioning Reference Signal、PRS)、チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal、CSI−RS)、及び発見参照信号(Discovery Reference Signal、DRS)を含む。
【0130】
第1のデバイスが第1のサービングセルの第1の情報を検出し、第1の情報が第2の時間リソースの開始位置を示すために用いられる方式において、第1のデバイスは、第1のサービングセルの第1の情報の存在を検出し、第1のサービングセル又は第1のサービングセルが属する基地局がアンライセンス周波数帯を先行占有するか否かを決定する。第1の情報が検出された場合に、これは、第1のサービングセル又は第1のサービングセルが属する基地局が、アンライセンス周波数帯を先行占有することを示す。この場合、第1のサービングセルは、第2の時間リソースの開始位置を決定してよく、第2の時間リソースは、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間に含まれる。この場合、第1の情報が参照信号に保持される場合に、参照信号は、第1の情報を含んでよい。例えば、第1の情報が、第1のサービングセルのセルアイデンティティを保持する参照信号によって表される場合に、第1のデバイスは、参照信号の存在を検出し、第1の情報が存在するか否かを決定してよい。参照信号が検出された場合、これは、第1のデバイスが、ライセンス不要周波数帯リソースを先行占有することを示してよい。さらに、第1のデバイスは、第2の時間リソースの開始位置を決定してよい。他の態様において、第1の情報がPDCCH又はEPDCCHのような制御チャネルに保持される場合、制御チャネルに保持されるダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)は、第1の情報を含んでよい。第1のデバイスは、DCIの存在を検出し、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を先行占有するか否かを決定する。さらに、第1の情報を保持する制御チャネルは、第1の情報を保持してよいが、他の情報を保持せず、第1の情報又は第1の情報を保持する制御チャネルがマッピングされる周波数リソースの周波数リソース位置は、予め規定される。例えば、第1の情報を保持する制御チャネルは、時間において、1つだけのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重)シンボルを占有し、周波数リソースにおける固定リソース要素(Resource Element、RE)にマッピングされてよく、これにより、第1のデバイスによる検出の複雑さを単純化する。
【0131】
第1のデバイスが第1のサービングセルの第1の情報を検出し、第1の情報が第2の時間リソースの開始位置を示すために用いられる他の方式において、第1の情報は、第2の時間リソースの開始位置の識別子を保持する。第1のデバイスは、第1のサービングセルの第1の情報を検出し、第1の情報によって示されるコンテンツを決定し、第2の時間リソースの開始位置を直接決定する。第2の時間リソースは、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間に含まれる。この場合、第1の情報が参照信号に保持される場合に、第2の時間リソースの異なる開始位置は、異なる参照信号を形成することによって示されてよい。異なる参照信号は、参照信号を形成する異なるシーケンス、周波数リソースにおける、参照信号によって占有される異なる周波数リソース、又は時間における、参照信号の異なる時間リソースの少なくとも1つを含んでよい。参照信号がPSSである例において、PSSを形成するシーケンスは、4つの異なる形式をとってよく、従って、第2の時間リソースの4つの異なる開始位置が表されてよい。第1の情報が制御チャネルに保持される場合に、例えば、第1の情報は、制御チャネルに保持されるDCIであり、DCIによって示される異なるコンテンツが、第2の時間リソースの異なる開始位置を決定するために用いられてよい。
【0132】
具体的には、任意選択的に、第1の適用シナリオにおいて、LBE(Load Based Equipment、負荷ベース機器)の例では、第1のデバイスは、第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出する。勿論、本明細書における説明は例示に過ぎず、本発明は、これに限定されるものではない。
【0133】
任意選択的に、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1つのOFDMシンボルの開始時刻を含む、又は、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1/TのOFDMシンボルの開始時刻を含み、Tは、0より大きい整数である。本発明の本実施形態において、サブフレームにおける第1の情報の予め規定された開始位置が説明される場合に、OFDMシンボルの開始時刻は、OFDMシンボルのインデックスと1対1の対応であり、さらに、OFDMシンボルと1対1の対応であってよいことに留意されたい。例えば、OFDMシンボルが標準サイクリックプリフィクスを用いる場合に、サブフレームにおいて、第1のOFDMシンボルの開始時刻は、第1のOFDMシンボル又はシンボルインデックスが0のOFDMシンボルとして理解されてよく、第2のOFDMシンボルの開始時刻は、第2のOFDMシンボル又はシンボルインデックスが1であるOFDMシンボルとして理解されてよく、…、第14のOFDMシンボルの開始時刻は、第14のOFDMシンボル又はシンボルインデックスが13のOFDMシンボルとして理解されてよい。OFDMシンボルが拡張サイクリックプリフィクスを用いる場合、説明は同様であり、詳細は本明細書において説明されない。同様に、1/TのOFDMシンボルの開始時刻は、1/TのOFDMシンボルと1対1の対応、又は1/TのOFDMシンボルのインデックスと1対1の対応であってよい。
【0134】
好ましくは、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、第(k+x)のOFDMシンボルの開始位置を含み、kの値は、3、4、5、6、8、9、又は12の少なくとも1つを含み、xは、プリアンブルシーケンスによって占有されるOFDMシンボルの数を表し、xの値は、0、1、2、3、又は4であり、1≦k+x≦14である。
【0135】
例えば、LTEシステムにおける時分割複信(Time Division Duplexing、TDD)システムにおいて、ダウンリンクパイロットタイムスロット(Downlink Pilot Time−Slot、DwPTS)が、未完了サブフレームのデータ伝送をサポートしてよい。OFDMシンボルが標準サイクリックプリフィクス(Normal Cyclic Prefix、NCP)を用いる場合、DwPTSに含まれるOFDMシンボルの数は、3、6、9、10、11、又は12であってよい。第1の情報を含むサブフレームにおいて、サブフレームのいくつかのOFDMシンボルが伝送されるので、この場合、対応するkの値は、12、9、6、5、4、又は3であってよい。図2に示されるように、DwPTSに含まれるOFDMシンボルの数が12の場合、kの値は、3であってよい。OFDMシンボルが拡張サイクリックプリフィクス(Extended Cyclic Prefix、ECP)を用いる場合、DwPTSに含まれるOFDMシンボルの数は、3、5、8、9、又は10であってよく、この場合、対応するkの値は、10、8、5、4、又は3であってよい。このように、既存のTDDシステムにおけるDwPTSの構造が用いられ、レートマッチングを実装し、UE側における処理の複雑さ及びeNBによる処理の複雑さを減少させる。
【0136】
本明細書において、DwPTSに含まれるOFDMシンボルは、図2又は図3に示される2つの方式で、PRB(Physical Resource Block、物理リソースブロック)にマッピングされてよいことに留意されたい。図2において、DwPTSに含まれるOFDMシンボルの数は12であり、第1の情報の開始位置は、DwPTSの開始境界として用いられ、最後の2つのOFDMシンボルは、破棄される。あるいは、図3に示される例によれば、第3のOFDMシンボルの開始時刻は、第1の情報の送信開始時刻として用いられてよく、最初の2つのOFDMシンボルは、破棄される。本発明は、どのようにOFDMシンボルをマッピングするかについては限定を課さない。
【0137】
さらに、xのOFDMシンボルに対応するプリアンブル信号又は初期信号(initial signals)(本発明の本実施形態において、参照信号は、プリアンブル信号又は初期信号として理解されてよい)は、第1の情報に含まれてよい。プリアンブル信号又は初期信号の機能は、第1のサービングセルとUEとの間における粗同期の実装、第1のサービングセルとUEとの間における密同期の実装、第1のサービングセルが属する基地局の事業者情報の保持、第1のサービングセルのセル特定情報の保持、自動利得制御(Auto Gain Control、AGC)、プリアンブルシーケンスの検出による、第1のサービングセルがライセンス不要周波数帯リソースを先行占有したとの決定、プリアンブル信号の利用によるチャネル状態情報(Channel State Information、CSI)測定の実装等を含んでよい。プリアンブルシーケンスのシーケンス形式は、限定されるものではないが、一定振幅ゼロ自己相関(英語:Constant Amplitude Zero Auto−Correlation、頭字語:CAZAC)シーケンス、2進シーケンス、mシーケンス、疑似ランダムシーケンス、LTEシステムにおいて参照信号を形成するシーケンス、又はZC(Zadoff−Chu)シーケンスというシーケンス形式を含んでよい。あるいは、プリアンブルシーケンスは、既存のLTEシステムにおいて、参照信号から直接取得されてよく、又は、既存のLTEシステムにおいて、参照信号を適切に変更することによって取得されてよい。既存のLTEシステムにおける参照信号は前述の内容に示され、詳細は本明細書において説明されない。例えば、ライセンス不要周波数帯リソースの利用は、帯域幅によって制限され、送信は、時間的に連続して実行される必要があるので、既存のLTEシステムにおける参照信号のマッピングは、適切に変更されてよい。本発明の本実施形態において、第1の情報を送信する位置は、少数のOFDMシンボルの境界であってよいことに留意されたい。第1の情報を送信する位置が少数のOFDMシンボルの境界である場合に、UEは、少数のOFDMシンボルに保持される第1の情報を検出してよく、又は検出しなくてよい。従って、UEの観点から、サブフレームにおける第1の情報の予め設定された位置は、OFDMシンボルの境界からなおも開始してよい。
【0138】
あるいは、任意選択的に、第2の適用シナリオにおいて、FBE(Frame Based Equipment、フレームベース機器)の例では、第1のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間において、第1のサービングセルの第1の情報を検出する。勿論、本明細書における説明は例示に過ぎず、本発明は、これに限定されるものではない。
【0139】
具体的には、任意選択的に、第1のサブフレームは、各フレーム周期における1番目のサブフレームであり、予め設定された期間は、第1のサブフレームにおいて、少なくとも1つのOFDMシンボルを含み、フレーム周期は、少なくとも2つのサブフレームを含む。以下、説明のために、2つの具体的なフレーム構造を列挙する。勿論、本明細書における説明は例示に過ぎず、本発明は、これに限定されるものではない。図4を参照する。
【0140】
図4を参照すると、第1のフレーム構造において、フレーム周期は、FBEフレーム構造におけるFFP(Fixed Frame Period、固定フレーム周期)である。第1のサブフレームは、I mod F=offsetの式を満たす。ここで、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Fは、固定フレーム周期FFPの長さであり、offsetは、偏移量である。サブフレームインデックスIは、無線フレームインデックス及びタイムスロットインデックスを用いることによって決定されてよく、サブフレームインデックスIは、I=10*n+nの式に従って決定されてよい。ここで、nは、無線フレームインデックスを表し、nの値は、LTEシステムにおいて、0から1023の任意の整数であり、nは、タイムスロットインデックス番号を表し、nの値は、LTEシステムにおいて、0から19の任意の整数である。FFPの長さF及び偏移量偏移量は、予め構成されてよく、規格によって規定されてよく、又は、シグナリングを用いることによって、第1のデバイスに報知されてよい。シグナリングは、物理層シグナリング、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリング等であってよい。例えば、F=10かつoffset=5の場合、サブフレームインデックスが#5、#15、…のサブフレームが、式を用いることによって、第1のサブフレームとして決定されてよい。
【0141】
図4の第1のフレーム構造において、例えば、フレーム周期は、3つのサブフレームを含み、アイドル周期は、3つのサブフレームの最後のサブフレームに位置する。第1のデバイスは、各フレーム周期における1番目のサブフレームの予め設定された期間において、第1の情報を検出してよく、サブフレームインデックスが式を満たすサブフレームは、第1のサブフレームである。これにより、第1のサブフレームが、式を用いることによって決定されることができる。第1のフレーム構造に関して、1番目のサブフレームの予め設定された期間は、1番目のサブフレームに含まれるOFDMシンボルの境界であってよい、又は、OFDMシンボルとして理解されてよい。例えば、第1の情報は、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)に含まれてよく、PDCCH又はEPDCCHを用いることによって保持される。第1の情報がPDCCHを用いることによって保持される場合に、1番目のサブフレームの予め設定された期間は、1番目のサブフレームにおいて、第1の情報を保持するPDCCHを送信する開始時間位置から、PDCCHを送信する終了時間位置までの任意の時刻を含んでよい。例えば、第1の情報を保持するPDCCHが1つのOFDMシンボルのみによって占有され、占有されたOFDMシンボルが、1番目のサブフレームにおける第1のOFDMシンボルである場合に、1番目のサブフレームの予め設定された期間は、1番目のサブフレームにおける第1のOFDMシンボルを含む。第1の情報を保持するPDCCHがMのOFDMシンボルを占有する場合に、1番目のサブフレームの予め設定された期間は、1番目のサブフレームにおける第1のOFDMシンボルから第MのOFDMシンボルまでの、任意の1つ又は複数のOFDMシンボルを含む、又は、1番目のサブフレームの予め設定された期間は、1番目のサブフレームにおける第1のOFDMシンボルであってよい(この場合、第1のデバイスは、第1の情報の存在を検出開始する、又は、第1の情報のコンテンツを、1番目のサブフレームにおける第1のOFDMシンボルから検出開始する)。
【0142】
第2のフレーム構造において、各フレーム周期における全てのサブフレームは、第1のサブフレームであり、各フレーム周期に含まれるアイドル周期は、各フレーム周期において均等な間隔で分散し、予め設定された期間における最初のOFDMシンボルのインデックスmは、I mod X=offset+mの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Xは、フレーム周期の長さであり、offsetは、偏移量である。サブフレームインデックスは、前述の内容に示され、詳細は本明細書において説明されない。前述の式におけるX及びoffsetは、予め構成されてよく、規格によって規定されてよく、又は、シグナリングを用いることによって、UEに報知されてよい。シグナリングは物理層シグナリング、又はRRCシグナリングであってよい。図4に示されるように、第2のフレーム構造において、サブフレーム長の時間リソース及びアイドル周期が、小周期として用いられ、1つのアイドル周期は、1つのOFDMシンボルを占有してよい。図4において、例えば、フレーム周期は、15のサブフレームを含み、各小周期の長さは、サブフレーム長(1ms)及びアイドル周期の長さの合計である。各サブフレームにおける、第1の情報の開始位置が位置するOFDMシンボルは、式を用いることによって、mを算出することによって決定されてよい。すなわち、各サブフレームにおける、第1のデバイスが第1の情報を検出開始するOFDMシンボルが、決定されてよい。本発明の本実施形態において、第1の情報の予め規定された開始位置は、第1の情報の潜在的な開始位置又は可能な開始位置を含んでよいことに留意されたい。例えば、第2のフレーム構造に関して、前述の式に従って、X=15かつoffset=0と仮定すると、サブフレームインデックスが#0のサブフレームは、完全なサブフレームに対応し、UEは、サブフレームの開始位置、すなわち、シンボルインデックスが0のOFDMシンボルから、第1の情報を検出開始してよい。サブフレーム#1に対応する検出位置は、サブフレーム#1に含まれる、シンボルインデックスが#1のOFDMシンボルから開始し、…、サブフレーム#14に関しては、前述の式に従って算出されることにより、m=14が取得される。しかしながら、標準サイクリックプリフィクスを用いるサブフレームに関しては、最大で14のOFDMシンボルがサブフレームに含まれ、シンボルインデックスが14のOFDMシンボルは存在しない。従って、サブフレーム#14に関しては、これは、このサブフレームにおいて、第1の情報を検出する必要がないことを示す。
【0143】
例えば、アイドル周期の長さが2つのOFDMシンボルである場合に、前述の式におけるXは、8(14/2+1)に等しく、シンボルインデックスmの値は、0、2、4、…、又は14であり、m=14を満たす、サブフレームインデックスがIである第1のサブフレームは、予め設定された期間を含まない。すなわち、第1のサブフレームにおいて第1の情報を検出する必要がない。
【0144】
概して、第2のフレーム構造に関しては、予め設定された期間における最初のOFDMシンボルのインデックスmは、I mod X=offset+mの式を満たす。ここで、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Xは、サブフレーム周期の長さであり、X=14/k+1、m=k*jであり、jは、0からX−1の整数であり、kは、アイドル周期によって占有されるOFDMシンボルの数である。好ましくは、kの値は1又は2であり、offsetは、偏移量である。サブフレームがサイクリックプリフィクスを用いる場合、前述の式は、X=12/k+1であってよい。式において、X、offset、及びkの値は、事前構成、規格の規定、物理層シグナリング、又はRRCシグナリングにより決定されてよいことに留意されたい。前述の式を用いることによって決定されたmが、1つの完全なサブフレーム(1ミリ秒)に含まれるOFDMシンボルの最大インデックスより大きい場合(例えば、サブフレームが標準サイクリックプリフィクスを用いる場合、最大インデックスは13であり、サブフレームが拡張サイクリックプリフィクスを用いる場合、最大インデックスは12である)、対応する第1のサブフレームにおいて第1の情報を検出する必要がない。本発明の本実施形態において、modは、モジュロ演算を表す。
【0145】
異なるキャリアに関しては、異なる検知メカニズムが用いられてよく、又は、同じキャリアの異なる期間に関しては、異なる検知メカニズムが用いられてよい。異なる期間が、全て、同じキャリアの閉鎖期に位置してよい(これは、キャリアにおいてオペレーションを実行し得るサービングセルがキャリアのリソースを先行占有しない場合に対応する)、又は、全て、同じキャリアの開放期に位置してよい(これは、キャリアにおいてオペレーションを実行し得るサービングセルがキャリアのリソースを先行占有する場合に対応する)。第1のサービングセルの検知メカニズムは、フレームベース機器FBEの検知メカニズム又は負荷ベース機器LBEの検知メカニズムの少なくとも1つを含んでよい。複数のサービングセルが存在する場合、第1のサービングセルの検知メカニズムは、他のセルのものと異なってよく、又は、第1のサービングセルが複数のキャリアを含む場合、異なる検知メカニズムが、キャリアに用いられてよい。このように、基地局が、第1のデバイスに利用可能な全てのキャリアにおいてLBEを用いる場合、第1のデバイスによる検出の複雑さは、第1のデバイスに利用可能な全てのキャリアの数に正比例する。他の態様において、基地局が第1のデバイスに利用可能な全てのキャリアにおいてFBEを用い、ライセンス不要周波数帯リソースを先行占有する場合、第1のデバイスに利用可能な全てのキャリアにおいて、基地局によってライセンス不要周波数帯リソースを争う機能は、比較的低く、特に、WiFi(登録商標)(Wireless Fidelity、ワイヤレスフィディリティ)デバイスのような、そのキャリアにおいて動作する多数の他のRAT(Radio Access Technology、無線アクセス技術)デバイスが存在する場合に、顕著である。従って、第1のデバイスは、各キャリアにおいて動作する他のRATデバイス(例えば、WiFi(登録商標)デバイス)の数、又は各キャリアの負荷レベルを検出し、異なる検知メカニズムが異なるキャリアに用いられると決定してよい。例えば、サービス負荷が重いキャリア、又は多数の他のRATデバイス(例えば、WiFi(登録商標))が動作するキャリアに対して、基地局は、キャリアにおいてLBEを用い、先行占有の機会を拡大してよい。サービス負荷が軽いキャリア、又は少数の他のRATデバイス(例えば、WiFi(登録商標))が動作するキャリアに対して、基地局は、キャリアにおいてFBEを用い、UEによる検出の複雑さを軽減してよい。本明細書において、UEに利用可能な全てのキャリアの数は、UEによって同時にスケジューリング可能なキャリアの数より大きい。
【0146】
さらに、任意選択的に、LBEシナリオのような第1の適用シナリオ、又はFBEシナリオのような第2の適用シナリオに関わらず、第1のデバイスは、最初にキャッシュし、次に検出することによって、第1の情報を検出してよい。
【0147】
具体的には第1のデバイスは、第3の情報を検出してよい。ここで、第3の情報は、第1の情報の開始位置を示すために用いられる。第1のデバイスは、検出された第3の情報に従って、第1の情報の開始位置を決定し、第3の情報は、第1の情報の後で受信される。第1のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1の情報の開始位置に従って、受信された第1の情報を検出する。
【0148】
すなわち、第1のデバイスは、最初に、第1の情報を受信した後で、第1の情報をバッファし、次に、第3の情報を受信した後で、第3の情報によって示される第1の情報の開始位置情報に従って、第1の情報を検出する。第3の情報は第1の情報の開始位置を示すので、第1のデバイスによるブラインド検出が回避され、第1のデバイスの電力消費が減少する。
【0149】
任意選択的に、第3の情報は、第1のサービングセル又は第2のサービングセルに保持されてよく、第2のサービングセルの周波数は、第1のサービングセルのものと異なる。好ましくは、第2のサービングセルは、ライセンス周波数帯におけるセルである。
【0150】
第3の情報は、PDCCH又はEPDCCHに保持されてよい。第3の情報が第1の情報の開始位置を示すことは、第1のデバイスが第3の情報を検出した場合に、これは、第1のサービングセルの第1の情報が存在することを示し、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯のリソースを先行占有することを示し得ることを含んでよいことが理解されよう。この場合、第1の情報は、PDSCHに保持されてよい。本発明の本実施形態において、PDSCHの時間長は、サブフレームの長さに従って決定されてよく、ダウンリンクデータ伝送に用いられてよい。ここで、サブフレームは、第1の情報を含み、第1のサービングセルの開放期に位置する。
【0151】
第3の情報が第1の情報の開始位置を示すために用いられる場合に、第1の情報の予め規定された開始位置は、サブフレームにおける任意のOFDMシンボルであってよい、又は、サブフレームにおける1つ又は複数の規定されたOFDMシンボルであってよいことが理解されよう。この場合、予め規定するオペレーションは、実行されなくてよい。
【0152】
102.第1のデバイスは、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定する。
【0153】
任意選択的に、第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置であってよい、又は、第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置に続く第nのデータ伝送単位の開始時刻であってよい。ここで、nは、正の整数であり、データ伝送単位は、1/TのOFDMシンボルであり、Tは、0より大きい整数である。好ましくは、データ伝送単位がサブフレームである場合、第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置に続く1番目のサブフレームの開始時刻であってよく、又は、第1の情報の開始時刻は、第2の時間リソースの開始位置として用いられてよい。
【0154】
任意選択的に、段階101に関連して、第2の時間リソースが第1のサービングセルの開放期である例において、第1のデバイスが第1の情報を検出した場合、これは、第1のサービングセルがライセンス不要周波数帯を先行占有したことを示し、第1のデバイスは、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置をさらに決定してよい。又は、第1のデバイスが第1の情報を検出しなかった場合、これは、第1のサービングセルがライセンス不要周波数帯を先行占有していないことを示し、第1のデバイスは、検出を実行し続ける必要がある。すなわち、第1のデバイスは、第1の情報の存在を検出し、第1のサービングセルがライセンス不要周波数帯リソースを先行占有したか否かを決定してよい。
【0155】
103.第1のデバイスは、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を検出する。
【0156】
第2の時間セットは、サブフレームにおける第2の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セット及び第2の時間セットは、少なくとも1つの異なる要素を含む。
【0157】
任意選択的に、第2の情報は、参照信号、PDSCH、PDCCH、又はEPDCCHに保持されてよい。好ましくは、第2の情報は、制御チャネル(例えば、PDCCH又はEPDCCH)における制御情報に保持されてよい。これに対応して、第2の時間セットに含まれる要素は、サブフレームにおけるPDCCH又はEPDCCHの可能な開始位置であってよい。例えば、PDCCHの開始位置は、サブフレームにおける第1のOFDMシンボルであってよく、EPDCCHの開始位置は、サブフレームにおける第2、第3、又は第4のOFDMシンボルであってよい。
【0158】
本発明の本実施形態によれば、具体的には、第1のサービングセルの閉鎖期において、第1のデバイスは、第1のサービングセルにおける特定のサブフレームの開始位置又は各サブフレームにおける各OFDMシンボルにおいて、第1の情報を検出し、第1のサービングセルがライセンス不要周波数帯を先行占有し得るか否かを決定してよい。これにより、第1のサービングセルがデータ伝送をランダムに開始する可能な位置を有効に決定し、アンライセンス周波数帯のリソースを有効利用することができる。他の態様において、第1のサービングセルの開放期において、第1のデバイスは、各サブフレームの境界又は規定されたサブフレームにおけるOFDMシンボルの境界のみにおいて、制御チャネルを検出し、データが第1のデバイスに対してスケジューリングされたか否かを決定してよい。これにより、UEによる検出の複雑さが軽減される。さらに、第1のサービングセルの閉鎖期において、第1のデバイスは、DRSのみを用いることによって、測定を実行してよい。しかしながら、第1のサービングセルの開放期において、第1のデバイスは、DRSに加えて、CRS又はCSI−RSのような他の参照信号を用いることによって、測定を実行してよく、測定は、RRM測定、CSI測定等を含む。
【0159】
本発明の本実施形態において提供されるデータ伝送方法によれば、第1のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出し、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定し、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を検出する。これにより、ライセンス不要周波数帯における情報送信の開始時刻が決定不可能なので、受信側がデータを正しく受信することができないという従来技術の問題が解決される。
【0160】
図1に対応する前述の実施形態に基づいて、本発明の他の実施形態は、データ伝送方法を提供する。これは、図1に対応する前述の実施形態において説明されたデータ伝送方法における、送信側に対応する。図5を参照すると、データ伝送方法は、以下の段階を含む。
【0161】
501.第2のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を送信する開始位置を決定し、第1の情報を第1のデバイスに送信する。
【0162】
第1の時間セットは、サブフレームにおける第1の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セットは、少なくとも2つの要素を含む。任意選択的に、第1の情報は、第2の時間リソースの開始位置を示すために用いられる。これにより、第1のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1の情報を検出する。
【0163】
任意選択的に、第1の時間リソースは、第1のサービングセルの閉鎖期を含み、第1のサービングセルの閉鎖期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を先行占有しない期間である。第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。好ましくは、本実施形態において提供されるデータ伝送方法は、第1のサービングセルを閉鎖期から開放期へと切り替える時刻を決定するために用いられてよい。
【0164】
好ましくは、第1のサービングセルは、ライセンス不要周波数帯におけるセルである。第1の情報は、参照信号、PDSCH、PDCCH、又はEPDCCHに保持されてよい。さらに、任意選択的に、参照信号は、限定されるものではないが、プライマリ同期信号、セカンダリ同期信号、セル固有参照信号、拡張物理ダウンリンク共有チャネルのデータ復調に用いられるUE固有参照信号、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHの復調に用いられる復調参照信号、測位参照信号、チャネル状態情報参照信号、及び発見参照信号を含む。
【0165】
具体的には、任意選択的に、第1の適用シナリオにおいて、LBEの例では、第1のデバイスは、第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出してよい。勿論、本明細書における説明は例示に過ぎず、本発明は、これに限定されるものではない。
【0166】
任意選択的に、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1つのOFDMシンボルの開始時刻を含む、又は、
第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1/TのOFDMシンボルの開始時刻を含み、Tは、0より大きい整数である。
【0167】
好ましくは、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、第(k+x)のOFDMシンボルの開始位置を含み、kの値は、3、4、5、6、8、9、又は12の少なくとも1つを含み、xは、プリアンブルシーケンスによって占有されるOFDMシンボルの数を表し、xの値は、0、1、2、3、又は4であり、1≦k+x≦14である。
【0168】
あるいは、任意選択的に、第2の適用シナリオにおいて、FBEの例では、第1のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの第1の予め設定された期間において、第1のサービングセルの第1の情報を検出する。勿論、本明細書における説明は例示に過ぎず、本発明は、これに限定されるものではない。
【0169】
具体的には、任意選択的に、第1のサブフレームは、各フレーム周期における1番目のサブフレームであり、予め設定された期間は、第1のサブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含み、フレーム周期は、少なくとも2つのサブフレームを含む。以下、説明のために、2つの具体的なフレーム構造を列挙する。勿論、本明細書における説明は例示に過ぎず、本発明は、これに限定されるものではない。
【0170】
第1のフレーム構造において、フレーム周期は、FBEフレーム構造におけるFFPである。第1のサブフレームは、I mod F=offsetの式を満たす。ここで、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Fは、固定フレーム周期FFPの長さであり、offsetは、偏移量である。
【0171】
第2のフレーム構造において、各フレーム周期における全てのサブフレームは、第1のサブフレームであり、各フレーム周期に含まれるアイドル周期は、各フレーム周期において均等な間隔で分散し、予め設定された期間における最初のOFDMシンボルmは、I mod X=offset+mの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Xは、フレーム周期の長さであり、offsetは、偏移量である。
【0172】
異なるキャリアに関しては、異なる検知メカニズムが用いられてよく、又は、同じキャリアの異なる期間に関しては、異なる検知メカニズムが用いられてよい。第1のサービングセルの検知メカニズムは、フレームベース機器FBEの検知メカニズム又は負荷ベース機器LBEの検知メカニズムの少なくとも1つを含んでよい。複数のサービングセルが存在する場合、第1のサービングセルの検知メカニズムは、他のセルのものと異なってよく、又は、第1のサービングセルが複数のキャリアを含む場合、異なる検知メカニズムが、キャリアに用いられてよい。
【0173】
さらに、任意選択的に、LBEシナリオのような第1の適用シナリオ又はFBEシナリオのような第2の適用シナリオに関わらず、第1のサービングセルの第1の情報を第1のデバイスに送信した後で、第2のデバイスは、第3の情報を第1のデバイスにさらに送信してよい。ここで、第3の情報は、第1の情報の開始位置を示すために用いられる。このように、第1のデバイスは、最初に、第1の情報をバッファし、第3の情報を受信した後で、第1のデバイスは、第3の情報によって示される第1の情報の開始位置に従って、第1の情報を検出する。
【0174】
任意選択的に、第3の情報は、第1のサービングセル又は第2のサービングセルに保持されてよく、第2のサービングセルの周波数は、第1のサービングセルのものと異なる。好ましくは、第2のサービングセルは、ライセンス周波数帯におけるセルである。
【0175】
502.第2のデバイスは、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定する。
【0176】
任意選択的に、第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置であってよい、又は、第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置に続く第nのデータ伝送単位の開始時刻であってよい。ここで、nは、正の整数であり、データ伝送単位は、1/TのOFDMシンボルであり、Tは、0より大きい整数である。好ましくは、データ伝送単位がサブフレームである場合、第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置に続く第1のサブフレームの開始時刻であってよく、又は、第1の情報の開始時刻は、第2の時間リソースの開始位置として用いられてよい。
【0177】
503.第2のデバイスは、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を送信する開始位置を決定し、第2の情報を第1のデバイスに送信する。
【0178】
第2のデバイスは、第2の情報を第1のデバイスに送信する。これにより、第1のデバイスは、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を検出する。ここで、第2の時間セットは、サブフレームにおける第2の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セット及び第2の時間セットは、少なくとも1つの異なる要素を含む。
【0179】
任意選択的に、第2の情報は、参照信号、PDSCH、PDCCH、又はEPDCCHに保持されてよい。好ましくは、第2の情報は、制御情報であってよい。
【0180】
本発明の本実施形態において提供されるデータ伝送方法によれば、第2のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を送信する開始位置を決定し、第1の情報を第1のデバイスに送信し、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定し、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を送信する開始位置を決定し、第2の情報を第1のデバイスに送信する。これにより、第1のデバイスは、第1の情報を検出することによって、第2の時間リソースの開始位置を決定することができる。これにより、ライセンス不要周波数帯における情報送信の開始時刻が決定不可能なので、受信側がデータを正しく受信することができないという従来技術の問題が解決される。
【0181】
図1及び図5に対応する前述の実施形態に関連して、図1及び図5に対応する実施形態において説明されるデータ伝送方法は、第2の時間リソースの開始位置を決定するために用いられる。本発明の実施形態は、他のデータ伝送方法を提供する。これは、第2の時間リソースの終了位置を決定するために用いられる。本発明の本実施形態において提供されるデータ伝送方法は、図1に対応する実施形態において説明されるデータ伝送方法の後、すなわち、段階103の後で実行されてよい、又は、図1に対応する実施形態において説明されるデータ伝送方法と同時に実行されてよく、本発明において限定は課されない。図6を参照すると、データ伝送方法は、以下の段階を含む。
【0182】
601.第1のデバイスは、継続時間情報を検出する。
【0183】
継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる。任意選択的に、継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持されてよく、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含み、第2のサブフレームは、第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおけるサブフレームに対応するサブフレームをさらに含む。すなわち、継続時間情報は、第2のサービングセルに、クロスキャリアスケジューリング方式で保持されてよい、又は、第1のサービングセルに、セルフキャリアスケジューリング方式で保持されてよい。第2のサービングセルにおいて、第1のサービングセルに対応するサブフレームは、サブフレームインデックスが第1のサービングセルのものと同じサブフレーム、又は固定偏移量を含むサブフレームを含む。
【0184】
第2のサービングセルは、ライセンス周波数帯におけるセルであってよい。好ましくは、継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持される。本明細書において、第2の時間リソースの開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長は、予め規定されてよい、又は静的に構成されてよいことに留意されたい。従って、継続時間情報が第2の時間リソースの開始位置のみを含んでよいとすると、継続時間情報は、第2の時間リソースの終了時刻を示してよい。時間長は、サブフレームの積算数を用いることによって示されてよい、OFDMシンボルの積算数を用いることによって示されてよい、又は、Tsの積算数を用いることによって示される。ここで、Tsは、LTEシステムにおけるサンプリングレートの逆数である。
【0185】
3つの具体的な指示方式が、本実施形態において列挙される。勿論、継続時間情報が継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長をどのように示すかを説明するために、本明細書において例が与えられているに過ぎず、これは、本発明がこれに限定されることを意味するものではない。
【0186】
方式1:ビットマップ形式が用いられる。例えば、mビット(bit)が、mの異なる時間長を表すために用いられてよく、異なる時間長は、各ビットを1又は0に設定することによって決定及び示される。時間長単位は、ミリ秒、サブフレーム、又はOFDMシンボル数のように、予め規定されてよい。時間長がサブフレームである例において、mビット「X…X」は、左から右に向かって、Lサブフレーム、Lサブフレーム、Lサブフレーム、…、Lサブフレームをそれぞれ表すと仮定すると、mビットにおけるXが1であり、他のビットが0の場合、これは、第1の情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長がLサブフレームであることを示してよい。
【0187】
方式2:2進エンコーディング形式が用いられる。例えば、Nビットで表される2進数が、異なる時間長を表すために用いられる。時間長単位は、ミリ秒、サブフレーム、又はOFDMシンボル数のように、予め規定されてよい。時間長がサブフレームであり、N=2である例において、4つの時間長は、4つの2進数:00、01、10、及び11を用いることによって表されてよく、4つの2進数は、それぞれ、4つの時間長:Yサブフレーム、Yサブフレーム、Yサブフレーム、及びYサブフレームに対応する。
【0188】
方式3:スペシャルサブフレームに含まれるDwPTSを示すための既存の方法が用いられ、第1の長さについての情報は、この方式で示されてよい。時間情報は、スペシャルサブフレームの構成インデックスを含んでよく、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さは、構成インデックスと第1の長さとの間における1対1の対応を用いることによって決定されてよい。表1に示されるように、表1は、構成インデックスと第1の長さとの間における対応を示す。
【表1】
【0189】
好ましくは、第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。図1に対応する実施形態に関連して、図1に対応する実施形態において説明されるデータ伝送方法は、第1のサービングセルを閉鎖期から開放期に切り替える時刻を決定するために用いられてよく、本実施形態において提供されるデータ伝送方法は、第1のサービングセルを開放期から閉鎖期に切り替える時刻を決定するために用いられてよい。
【0190】
602.第1のデバイスは、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する。
【0191】
任意選択的に、第1のデバイスは、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を検出し、第1のデバイスは、検出された最後の継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する。例えば、第1のサービングセルの開放期において、継続時間情報は、各サブフレームに含まれる制御チャネルに保持されてよく、継続時間情報の開始時刻を送信する時間長から第2の時間リソースの終了時刻までを示すために用いられる。継続時間情報は、第2の時間リソースの同じ開始時刻又は異なる開始時刻を示してよい。
【0192】
あるいは、任意選択的に、継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持され、第1のデバイスは、一度だけ検出を実行する必要がある。この場合、第1のデバイスが継続時間情報を検出する前に、第1のサービングセルは開放期にあり、第1のデバイスは、第1のサービングセルの各サブフレームにおいて制御チャネルをさらに検出し、データが第1のデバイスに対してスケジューリングされたか否かを決定する、又は第1のサービングセルにおいて測定を実行するとみなされてよい。第1のデバイスが継続時間情報を検出した後で、第1のサービングセルは、継続時間情報によって示される時刻の後でライセンス不要周波数帯を解放し、第1のデバイスは、第1のサービングセルにおけるデータスケジューリング情報の検出を停止するとみなされてよい。
【0193】
継続時間情報が検出された後で、新たなデータパケットが受信されてよい。結果的に、第2の時間リソースが拡張される、すなわち、第2の時間リソースの終了時刻が遅延される。従って、第2の時間リソースの終了時刻は、検出された最後の継続時間情報に従って決定される、又は、継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。これにより、第2の時間リソースの終了時刻の決定の正確さが保証される。
【0194】
第1のサービングセルによるデータ送信の準備とデータ送信の実行との間には遅延が存在するので、第2の時間リソースの終了時刻を1回通知するための方法は、リアルタイム性能を有しておらず、ライセンス不要周波数帯における第1のサービングセルの実際の伝送継続時間を正確に反映することができず、これにより、データ伝送効率に影響することに留意されたい。例として、T3時刻において、サービングセル又はサービングセルが属する基地局によって送信されるデータは、事前に、基地局によって、T1時刻(上位層におけるデータスケジューリング準備)及びT2時刻(物理層におけるデータスケジューリング準備)に準備される。サービングセルは、T3時刻にライセンス不要周波数帯リソースを先行占有するが、T3時刻の前はライセンス不要周波数帯リソースを先行占有しないと仮定すると、サービングセル又はCA方式もしくは他の方式でサービングセルと組み合わせられたセルは、T3時刻に、ライセンス不要周波数帯リソースにおけるサービングセルのデータ伝送継続時間を通知する。基地局による事前のデータ準備機能に関連して、T3時刻に通知されるデータ伝送継続時間は、サービングセル又はサービングセルが属する基地局によって、T1時刻に、サービス負荷ステータスに従って決定される。すなわち、データが、サービングセル又はサービングセルが属する基地局側に、T1時刻とT3時刻との間に到着する場合、T3時刻に通知される実際の伝送継続時間は、T1時刻からT3時刻に到着したデータを含むことができない。従って、ライセンス不要周波数帯リソースは、有効利用されることができず、ライセンス不要周波数帯のデータ伝送効率が影響され、結果的に、UEは、ライセンス不要周波数帯においてサービングセルによってデータを伝送する終了時刻を誤って決定する。本発明の本実施形態において提供される方法によれば、第2の時間リソースの終了時刻は、複数回通知される、又は、最後の回だけ通知され、これにより、第1のサービングセルによるデータ準備とデータ送信との間における遅延に起因する、通知継続時間が不正確であるという問題を緩和する。
【0195】
本発明の本実施形態において提供されるデータ伝送方法によれば、第1のデバイスは、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる継続時間情報を検出し、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する。これにより、ライセンス不要周波数帯において、受信側が情報の送信終了時刻を決定できないために発生する、データ受信エラーという従来技術の問題を解決する。
【0196】
図1及び図5に対応する前述の実施形態に関連して、図1及び図5に対応する実施形態において説明されるデータ伝送方法は、第2の時間リソースの開始位置を決定するために用いられる。本発明の他の実施形態は、他のデータ伝送方法を提供する。これは、第2の時間リソースの終了位置を決定するために用いられ、図6に対応する前述の実施形態において説明されるデータ伝送方法における送信側に対応する。本発明の本実施形態において提供されるデータ伝送方法は、図5に対応する実施形態において説明されるデータ伝送方法の後、すなわち、段階502の後で実行されてよい、又は、図5に対応する実施形態において説明されるデータ伝送方法と同時に実行されてよく、本発明において限定は課されない。図7を参照すると、データ伝送方法は、以下の段階を含む。
【0197】
701.第2のデバイスは、第2の時間リソースの終了時刻を決定する。
【0198】
702.第2のデバイスは、継続時間情報を第1のデバイスに送信する。
【0199】
継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられ、これにより、第1のデバイスは、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する。
【0200】
任意選択的に、継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持されてよく、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含み、第2のサービングセルは、ライセンス周波数帯におけるセルであってよい。好ましくは、継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持される。継続時間情報は、予め規定されてよい、又は半静的に構成されてよいことに留意されたい。
【0201】
任意選択的に、第2のデバイスは、少なくとも2つの継続時間情報を第1のデバイスに送信し、第1のデバイスは、検出された最後の継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定してよい。
【0202】
あるいは、任意選択的に、第2のデバイスは、継続時間情報を第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに付加し、最後のサブフレームを第1のデバイスに送信する。第1のデバイスは、一度検出を実行するだけでよい。
【0203】
継続時間情報が検出された後で、第2のデバイスは、新たなデータパケットを第1のデバイスに送信してよく、結果的に、第2の時間リソースが拡張される。すなわち、第2の時間リソースの終了時刻が遅延される。従って、第2の時間リソースの終了時刻は、検出された最後の継続時間情報に従って決定される、又は、継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。これにより、第2の時間リソースの終了時刻の決定の正確さが保証される。
【0204】
本発明の本実施形態において提供されるデータ伝送方法によれば、第2のデバイスは、第2の時間リソースの終了時刻を決定し、第2のデバイスは、継続時間情報を第1のデバイスに送信する。ここで、継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられ、これにより、第1のデバイスは、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定することができる。これにより、ライセンス不要周波数帯において、受信側が情報の送信終了時刻を決定できないために発生する、データ受信エラーという従来技術の問題を解決する。
【0205】
図1に対応する前述の実施形態に基づいて、本発明の実施形態は、図1に対応する前述の実施形態において説明されるデータ伝送方法を実行するように構成される第1のデバイスを提供する。図8を参照すると、第1のデバイス80は、管理ユニット801、第1の検出ユニット802、及び第2の検出ユニット803を含む。
【0206】
第1の検出ユニット802は、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出するように構成される。第1の時間セットは、サブフレームにおける第1の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セットは、少なくとも2つの要素を含む。
【0207】
管理ユニット801は、第1の検出ユニット802によって検出された第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定するように構成される。
【0208】
第2の検出ユニット803は、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を検出するように構成される。ここで、第2の時間セットは、サブフレームにおける第2の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セット及び第2の時間セットは、少なくとも1つの異なる要素を含む。
【0209】
好ましくは、第1の時間リソースは、第1のサービングセルの閉鎖期を含み、第1のサービングセルの閉鎖期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を先行占有しない期間である。第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0210】
任意選択的に、第1の検出ユニット802は、第1の情報の後で受信された第3の情報を検出し、検出された第3の情報に従って、第1の情報の開始位置を決定し、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1の情報の開始位置に従って、受信された第1の情報を検出するようにさらに構成される。
【0211】
任意選択的に、適用シナリオにおいて、各フレーム周期における1番目のサブフレームは、第1のサブフレームであり、予め設定された期間は、第1のサブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含み、フレーム周期は、少なくとも2つのサブフレームを含む。さらに、任意選択的に、フレーム周期は、フレームベース機器FBEフレーム構造における固定フレーム周期FFPである。
【0212】
第1のサブフレームは、I mod F=offsetの式を満たす。ここで、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Fは、固定フレーム周期FFPの長さであり、offsetは、偏移量である。
【0213】
あるいは、任意選択的に、他の適用シナリオにおいて、各フレーム周期における全てのサブフレームは、第1のサブフレームであり、各フレーム周期に含まれるアイドル周期は、各フレーム周期において均等な間隔で分散し、予め設定された期間における最初のOFDMシンボルのインデックスmは、I mod X=offset+mの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Xは、フレーム周期の長さであり、offsetは、偏移量である。
【0214】
任意選択的に、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルの開始時刻を含む、又は、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1/TのOFDMシンボルの開始時刻を含み、Tは、0より大きい整数である。
【0215】
任意選択的に、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、第(k+x)のOFDMシンボルの開始位置を含む。
【0216】
kの値は、3、4、5、6、8、9、又は12の少なくとも1つを含み、xは、プリアンブルシーケンスによって占有されるOFDMシンボルの数を表し、xの値は、0、1、2、3、又は4であり、1≦k+x≦14である。
【0217】
任意選択的に、第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置に続く第nのデータ伝送単位の開始時刻であり、nは、正の整数であり、データ伝送単位は、1/TのOFDMシンボルであり、Tは、0より大きい整数である。
【0218】
さらに、任意選択的に、
第1のデバイス80は、継続時間情報を検出するように構成される第3の検出ユニット804をさらに含む。
【0219】
管理ユニット801は、第3の検出ユニット804によって検出された継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定するようにさらに構成される。
【0220】
好ましくは、継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0221】
任意選択的に、第1のデバイス80は、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を検出する。
【0222】
管理ユニット801は、検出された最後の継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定するようにさらに構成される。
【0223】
任意選択的に、継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0224】
好ましくは、継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持されてよい。
【0225】
本発明の本実施形態において提供される第1のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出し、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定し、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を検出する。これにより、ライセンス不要周波数帯における情報送信の開始時刻が決定不可能なので、受信側がデータを正しく受信することができないという従来技術の問題が解決される。
【0226】
図5に対応する前述の実施形態に基づいて、本発明の実施形態は、図5に対応する前述の実施形態において説明されるデータ伝送方法を実行するように構成される第2のデバイスを提供する。図9を参照すると、第2のデバイス90は、管理ユニット901及び送信ユニット902を含む。
【0227】
管理ユニット901は、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を送信する開始位置を決定するように構成される。ここで、第1の時間セットは、サブフレームにおける第1の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セットは、少なくとも2つの要素を含む。
【0228】
送信ユニット901は、第1の情報を第1のデバイスに送信するように構成される。
【0229】
管理ユニット901は、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定し、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を送信する開始位置を決定するようにさらに構成される。ここで、第2の時間セットは、サブフレームにおける第2の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セット及び第2の時間セットは、少なくとも1つの異なる要素を含む。
【0230】
送信ユニット901は、第2の情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。
【0231】
好ましくは、第1の時間リソースは、第1のサービングセルの閉鎖期を含み、第1のサービングセルの閉鎖期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を先行占有しない期間である。第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0232】
任意選択的に、送信ユニット901は、第3の情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。ここで、第3の情報は、第1の情報の開始位置を示すために用いられる。
【0233】
任意選択的に、適用シナリオにおいて、各フレーム周期における1番目のサブフレームは、第1のサブフレームであり、予め設定された期間は、第1のサブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含み、フレーム周期は、少なくとも2つのサブフレームを含む。さらに、任意選択的に、フレーム周期は、フレームベース機器FBEフレーム構造における固定フレーム周期FFPである。
【0234】
第1のサブフレームは、I mod F=offsetの式を満たす。ここで、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Fは、固定フレーム周期FFPの長さであり、offsetは、偏移量である。
【0235】
あるいは、任意選択的に、他の適用シナリオにおいて、各フレーム周期における全てのサブフレームは、第1のサブフレームであり、各フレーム周期に含まれるアイドル周期は、各フレーム周期において均等な間隔で分散し、予め設定された期間における最初のOFDMシンボルのインデックスmは、I mod X=offset+mの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Xは、フレーム周期の長さであり、offsetは、偏移量である。
【0236】
任意選択的に、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルの開始時刻を含む、又は、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1/TのOFDMシンボルの開始時刻を含み、Tは、0より大きい整数である。
【0237】
任意選択的に、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、第(k+x)のOFDMシンボルの開始位置を含む。
【0238】
kの値は、3、4、5、6、8、9、又は12の少なくとも1つを含み、xは、プリアンブルシーケンスによって占有されるOFDMシンボルの数を表し、xの値は、0、1、2、3、又は4であり、1≦k+x≦14である。
【0239】
任意選択的に、第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置に続く第nのデータ伝送単位の開始時刻であり、nは、正の整数であり、データ伝送単位は、1/TのOFDMシンボルであり、Tは、0より大きい整数である。
【0240】
さらに、任意選択的に、
管理ユニット901は、第2の時間リソースの終了時刻を決定するようにさらに構成される。
【0241】
送信ユニット901は、継続時間情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。ここで、継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる。
【0242】
好ましくは、継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0243】
任意選択的に、送信ユニット901は、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。
【0244】
任意選択的に、継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0245】
好ましくは、継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持されてよい。
【0246】
本発明の本実施形態において提供される第2のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を送信する開始位置を決定し、第1の情報を第1のデバイスに送信し、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定し、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を送信する開始位置を決定し、第2の情報を第1のデバイスに送信する。これにより、第1のデバイスは、第1の情報を検出することによって、第2の時間リソースの開始位置を決定することができる。これにより、ライセンス不要周波数帯における情報送信の開始時刻が決定不可能なので、受信側がデータを正しく受信することができないという従来技術の問題が解決される。
【0247】
図1に対応する前述の実施形態に基づいて、本発明の他の実施形態は、図1に対応する前述の実施形態において説明されるデータ伝送方法を実行するように構成される第1のデバイスを提供する。図10を参照すると、第1のデバイス100は、少なくとも1つのプロセッサ1001、メモリ1002、バス1003、及び受信機1004を含む。少なくとも1つのプロセッサ1001、メモリ1002、及び受信機1004は、バス1003を用いることによって、互いに接続され、通信を行う。
【0248】
バス1003は、ISA(Industry Standard Architecture、業界標準アーキテクチャ)バス、PCI(Peripheral Component、ペリフェラルコンポーネント相互接続)バス、EISA(Extended Industry Standard Architecture、拡張型業界標準アーキテクチャ)バス等であってよい。バス1003は、アドレスバス、データバス、制御バス等に分類されてよい。表記を容易にするために、バス1003は、図10において、1つの太線だけを用いることによって表されている。しかしながら、これは、1つだけのバス又は1つだけのタイプのバスが存在することを示すものではない。
【0249】
メモリ1002は、本発明における解決手段を実行するためのアプリケーションプログラムコードを格納するように構成される。ここで、本発明における解決手段を実行するためのアプリケーションプログラムコードは、メモリに格納され、その実行は、プロセッサ1001によって制御される。
【0250】
メモリは、リードオンリメモリROM又は静的な情報及び命令を格納し得る他のタイプの静的ストレージデバイス、ランダムアクセスメモリRAM、又は情報及び命令を格納し得る他のタイプの動的ストレージデバイスであってよく、又は、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリEEPROM、コンパクトディスクリードオンリメモリCD−ROM又は他のコンパクトディスクストレージ、光ディスクストレージ(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスク等を含む)、ディスク記憶媒体又は他のディスクストレージデバイス、又は期待されるプログラムコードを命令もしくはデータ構造の形式で保持もしくは格納するために利用可能であり、コンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体であってよいが、これらに限定されるものではない。これらのメモリは、バスを用いることによって、プロセッサに接続される。
【0251】
プロセッサ1001は、中央演算処理装置1001(Central Processing Unit、略してCPU)、又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略してASIC)、又は本発明の本実施形態を実装するように構成される1つ又は複数の集積回路であってよい。
【0252】
プロセッサ1001は、メモリ1002におけるプログラムコードを呼び出すように構成される。可能な実装方式において、前述のアプリケーションプログラムがプロセッサ1001によって実行される場合、以下の機能が実装される。
【0253】
プロセッサ1001は、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出するように構成される。第1の時間セットは、サブフレームにおける第1の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セットは、少なくとも2つの要素を含む。
【0254】
プロセッサ1001は、検出された第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定するようにさらに構成される。
【0255】
プロセッサ1001は、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を検出するようにさらに構成される。ここで、第2の時間セットは、サブフレームにおける第2の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セット及び第2の時間セットは、少なくとも1つの異なる要素を含む。
【0256】
好ましくは、第1の時間リソースは、第1のサービングセルの閉鎖期を含み、第1のサービングセルの閉鎖期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を先行占有しない期間である。第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0257】
任意選択的に、プロセッサ1001は、第1の情報の後で受信された第3の情報を検出し、検出された第3の情報に従って、第1の情報の開始位置を決定し、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1の情報の開始位置に従って、受信された第1の情報を検出するようにさらに構成される。
【0258】
任意選択的に、適用シナリオにおいて、各フレーム周期における1番目のサブフレームは、第1のサブフレームであり、予め設定された期間は、第1のサブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含み、フレーム周期は、少なくとも2つのサブフレームを含む。さらに、任意選択的に、フレーム周期は、フレームベース機器FBEフレーム構造における固定フレーム周期FFPである。
【0259】
第1のサブフレームは、I mod F=offsetの式を満たす。ここで、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Fは、固定フレーム周期FFPの長さであり、offsetは、偏移量である。
【0260】
あるいは、任意選択的に、他の適用シナリオにおいて、各フレーム周期における全てのサブフレームは、第1のサブフレームであり、各フレーム周期に含まれるアイドル周期は、各フレーム周期において均等な間隔で分散し、予め設定された期間における最初のOFDMシンボルのインデックスmは、I mod X=offset+mの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Xは、フレーム周期の長さであり、offsetは、偏移量である。
【0261】
任意選択的に、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルの開始時刻を含む、又は、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1/TのOFDMシンボルの開始時刻を含み、Tは、0より大きい整数である。
【0262】
任意選択的に、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、第(k+x)のOFDMシンボルの開始位置を含む。
【0263】
kの値は、3、4、5、6、8、9、又は12の少なくとも1つを含み、xは、プリアンブルシーケンスによって占有されるOFDMシンボルの数を表し、xの値は、0、1、2、3、又は4であり、1≦k+x≦14である。
【0264】
任意選択的に、第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置に続く第nのデータ伝送単位の開始時刻であり、nは、正の整数であり、データ伝送単位は、1/TのOFDMシンボルであり、Tは、0より大きい整数である。
【0265】
さらに、任意選択的に、
プロセッサ1001は、継続時間情報を検出し、検出された継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定するようにさらに構成される。
【0266】
好ましくは、継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0267】
任意選択的に、第1のデバイス100は、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を検出する。
【0268】
プロセッサ1001は、検出された最後の継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定するようにさらに構成される。
【0269】
任意選択的に、継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0270】
好ましくは、継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持されてよい。
【0271】
本発明の本実施形態において提供される第1のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出し、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定し、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を検出する。これにより、ライセンス不要周波数帯における情報送信の開始時刻が決定不可能なので、受信側がデータを正しく受信することができないという従来技術の問題が解決される。
【0272】
図5に対応する前述の実施形態に基づいて、本発明の他の実施形態は、図5に対応する前述の実施形態において説明されるデータ伝送方法を実行するように構成される第2のデバイスを提供する。図11を参照すると、第2のデバイス110は、少なくとも1つのプロセッサ1101、メモリ1102、バス1103、及び送信機1104を含む。少なくとも1つのプロセッサ1101、メモリ1102、及び送信機1104は、バス1103を用いることによって、互いに接続され、通信を行う。
【0273】
バス1103は、ISA(Industry Standard Architecture、業界標準アーキテクチャ)バス、PCI(Peripheral Component、ペリフェラルコンポーネント相互接続)バス、EISA(Extended Industry Standard Architecture、拡張型業界標準アーキテクチャ)バス等であってよい。バス1103は、アドレスバス、データバス、制御バス等に分類されてよい。表記を容易にするために、バス1103は、図11において、1つの太線だけを用いることによって表されている。しかしながら、これは、1つだけのバス又は1つだけのタイプのバスが存在することを示すものではない。
【0274】
メモリ1102は、本発明における解決手段を実行するためのアプリケーションプログラムコードを格納するように構成される。ここで、本発明における解決手段を実行するためのアプリケーションプログラムコードは、メモリに格納され、その実行は、プロセッサ1101によって制御される。
【0275】
メモリは、リードオンリメモリROM又は静的な情報及び命令を格納し得る他のタイプの静的ストレージデバイス、ランダムアクセスメモリRAM、又は情報及び命令を格納し得る他のタイプの動的ストレージデバイスであってよく、又は、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリEEPROM、コンパクトディスクリードオンリメモリCD−ROM又は他のコンパクトディスクストレージ、光ディスクストレージ(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスク等を含む)、ディスク記憶媒体又は他のディスクストレージデバイス、又は期待されるプログラムコードを命令もしくはデータ構造の形式で保持もしくは格納するために利用可能であり、コンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体であってよいが、これらに限定されるものではない。これらのメモリは、バスを用いることによって、プロセッサに接続される。
【0276】
プロセッサ1101は、中央演算処理装置1101(Central Processing Unit、略してCPU)、又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略してASIC)、又は本発明の本実施形態を実装するように構成される1つ又は複数の集積回路であってよい。
【0277】
プロセッサ1101は、メモリ1102におけるプログラムコードを呼び出すように構成される。可能な実装方式において、前述のアプリケーションプログラムがプロセッサ1101によって実行される場合、以下の機能が実装される。
【0278】
プロセッサ1101は、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を送信する開始位置を決定するように構成される。ここで、第1の時間セットは、サブフレームにおける第1の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セットは、少なくとも2つの要素を含む。
【0279】
送信機1104は、第1の情報を第1のデバイスに送信するように構成される。
【0280】
プロセッサ1101は、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定し、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を送信する開始位置を決定するようにさらに構成される。ここで、第2の時間セットは、サブフレームにおける第2の情報の予め規定された開始位置のセットであり、第1の時間セット及び第2の時間セットは、少なくとも1つの異なる要素を含む。
【0281】
送信機1104は、第2の情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。
【0282】
好ましくは、第1の時間リソースは、第1のサービングセルの閉鎖期を含み、第1のサービングセルの閉鎖期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を先行占有しない期間である。第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0283】
任意選択的に、送信機1104は、第3の情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。ここで、第3の情報は、第1の情報の開始位置を示すために用いられる。
【0284】
任意選択的に、適用シナリオにおいて、各フレーム周期における1番目のサブフレームは、第1のサブフレームであり、予め設定された期間は、第1のサブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含み、フレーム周期は、少なくとも2つのサブフレームを含む。さらに、任意選択的に、フレーム周期は、フレームベース機器FBEフレーム構造における固定フレーム周期FFPである。
【0285】
第1のサブフレームは、I mod F=offsetの式を満たす。ここで、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Fは、固定フレーム周期FFPの長さであり、offsetは、偏移量である。
【0286】
あるいは、任意選択的に、他の適用シナリオにおいて、各フレーム周期における全てのサブフレームは、第1のサブフレームであり、各フレーム周期に含まれるアイドル周期は、各フレーム周期において均等な間隔で分散し、予め設定された期間における最初のOFDMシンボルのインデックスmは、I mod X=offset+mの式を満たし、Iは、第1のサブフレームのサブフレームインデックスであり、Xは、フレーム周期の長さであり、offsetは、偏移量である。
【0287】
任意選択的に、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1つの直交周波数分割多重OFDMシンボルの開始時刻を含む、又は、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、少なくとも1/TのOFDMシンボルの開始時刻を含み、Tは、0より大きい整数である。
【0288】
任意選択的に、第1の時間セットは、サブフレームにおいて、第(k+x)のOFDMシンボルの開始位置を含む。
【0289】
kの値は、3、4、5、6、8、11、又は12の少なくとも1つを含み、xは、プリアンブルシーケンスによって占有されるOFDMシンボルの数を表し、xの値は、0、1、2、3、又は4であり、1≦k+x≦14である。
【0290】
任意選択的に、第2の時間リソースの開始位置は、第1の情報の開始位置に続く第nのデータ伝送単位の開始時刻であり、nは、正の整数であり、データ伝送単位は、1/TのOFDMシンボルであり、Tは、0より大きい整数である。
【0291】
さらに、任意選択的に、
プロセッサ1101は、第2の時間リソースの終了時刻を決定するようにさらに構成される。
【0292】
送信機1104は、継続時間情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。ここで、継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる。
【0293】
好ましくは、継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0294】
任意選択的に、送信機1104は、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。
【0295】
任意選択的に、継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0296】
好ましくは、継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持されてよい。
【0297】
本発明の本実施形態において提供される第2のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を送信する開始位置を決定し、第1の情報を第1のデバイスに送信し、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定し、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を送信する開始位置を決定し、第2の情報を第1のデバイスに送信する。これにより、第1のデバイスは、第1の情報を検出することによって、第2の時間リソースの開始位置を決定することができる。これにより、ライセンス不要周波数帯における情報送信の開始時刻が決定不可能なので、受信側がデータを正しく受信することができないという従来技術の問題が解決される。
【0298】
図6に対応する前述の実施形態に基づいて、本発明の実施形態は、図6に対応する前述の実施形態において説明されるデータ伝送方法を実行するように構成される他の第1のデバイスを提供する。図12を参照すると、第1のデバイス120は、検出ユニット1201及び管理ユニット1202を含む。
【0299】
検出ユニット1201は、継続時間情報を検出するように構成される。
【0300】
管理ユニット1202は、検出ユニット1201によって検出された継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定するように構成される。
【0301】
任意選択的に、第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0302】
任意選択的に、継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0303】
任意選択的に、第1のデバイスは、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を検出する。
【0304】
管理ユニット1202は、検出された最後の継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定するようにさらに構成される。
【0305】
任意選択的に、継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0306】
任意選択的に、継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持されてよい。
【0307】
本発明の本実施形態において提供される第1のデバイスは、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる継続時間情報を検出し、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する。これにより、ライセンス不要周波数帯において、受信側が情報の送信終了時刻を決定できないために発生する、データ受信エラーという従来技術の問題を解決する。
【0308】
図7に対応する前述の実施形態に基づいて、本発明の実施形態は、図7に対応する前述の実施形態において説明されるデータ伝送方法を実行するように構成される他の第2のデバイスを提供する。図13を参照すると、第2のデバイス130は、管理ユニット1301及び送信ユニット1302を含む。
【0309】
管理ユニット1301は、第2の時間リソースの終了時刻を決定するように構成される。
【0310】
送信ユニット1302は、継続時間情報を第1のデバイスに送信するように構成される。ここで、継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる。
【0311】
任意選択的に、第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0312】
任意選択的に、継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0313】
任意選択的に、送信ユニット1302は、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。
【0314】
任意選択的に、継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0315】
任意選択的に、継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持されてよい。
【0316】
本発明の本実施形態において提供される第2のデバイスは、第2の時間リソースの終了時刻を決定し、第2のデバイスは、継続時間情報を第1のデバイスに送信する。ここで、継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられ、これにより、第1のデバイスは、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定することができる。これにより、ライセンス不要周波数帯において、受信側が情報の送信終了時刻を決定できないために発生する、データ受信エラーという従来技術の問題を解決する。
【0317】
図6に対応する前述の実施形態に基づいて、本発明の他の実施形態は、図6に対応する前述の実施形態において説明されるデータ伝送方法を実行するように構成される他の第1のデバイスを提供する。図14を参照すると、第1のデバイス140は、少なくとも1つのプロセッサ1401、メモリ1402、バス1403、及び受信機1404を含む。少なくとも1つのプロセッサ1401、メモリ1402、及び受信機1404は、バス1403を用いることによって、互いに接続され、通信を行う。
【0318】
バス1403は、ISA(Industry Standard Architecture、業界標準アーキテクチャ)バス、PCI(Peripheral Component、ペリフェラルコンポーネント相互接続)バス、EISA(Extended Industry Standard Architecture、拡張型業界標準アーキテクチャ)バス等であってよい。バス1403は、アドレスバス、データバス、制御バス等に分類されてよい。表記を容易にするために、バス1403は、図14において、1つの太線だけを用いることによって表されている。しかしながら、これは、1つだけのバス又は1つだけのタイプのバスが存在することを示すものではない。
【0319】
メモリ1402は、本発明における解決手段を実行するためのアプリケーションプログラムコードを格納するように構成される。ここで、本発明における解決手段を実行するためのアプリケーションプログラムコードは、メモリに格納され、その実行は、プロセッサ1401によって制御される。
【0320】
メモリは、リードオンリメモリROM又は静的な情報及び命令を格納し得る他のタイプの静的ストレージデバイス、ランダムアクセスメモリRAM、又は情報及び命令を格納し得る他のタイプの動的ストレージデバイスであってよく、又は、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリEEPROM、コンパクトディスクリードオンリメモリCD−ROM又は他のコンパクトディスクストレージ、光ディスクストレージ(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスク等を含む)、ディスク記憶媒体又は他のディスクストレージデバイス、又は期待されるプログラムコードを命令もしくはデータ構造の形式で保持もしくは格納するために利用可能であり、コンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体であってよいが、これらに限定されるものではない。これらのメモリは、バスを用いることによって、プロセッサに接続される。
【0321】
プロセッサ1401は、中央演算処理装置1401(Central Processing Unit、略してCPU)、又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略してASIC)、又は本発明の本実施形態を実装するように構成される1つ又は複数の集積回路であってよい。
【0322】
プロセッサ1401は、メモリ1402におけるプログラムコードを呼び出すように構成される。可能な実装方式において、前述のアプリケーションプログラムがプロセッサ1401によって実行される場合、以下の機能が実装される。
【0323】
プロセッサ1401は、継続時間情報を検出し、検出された継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定するように構成される。
【0324】
任意選択的に、第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0325】
任意選択的に、継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0326】
任意選択的に、第1のデバイスは、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を検出する。
【0327】
プロセッサ1401は、検出された最後の継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定するようにさらに構成される。
【0328】
任意選択的に、継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0329】
任意選択的に、継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持されてよい。
【0330】
本発明の本実施形態において提供される第1のデバイスは、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる継続時間情報を検出し、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する。これにより、ライセンス不要周波数帯において、受信側が情報の送信終了時刻を決定できないために発生する、データ受信エラーという従来技術の問題を解決する。
【0331】
図7に対応する前述の実施形態に基づいて、本発明の他の実施形態は、図7に対応する前述の実施形態において説明されるデータ伝送方法を実行するように構成される他の第2のデバイスを提供する。図15を参照すると、第2のデバイス150は、少なくとも1つのプロセッサ1501、メモリ1502、バス1503、及び送信機1504を含む。少なくとも1つのプロセッサ1501、メモリ1502、及び送信機1504は、バス1503を用いることによって、互いに接続され、通信を行う。
【0332】
バス1503は、ISA(Industry Standard Architecture、業界標準アーキテクチャ)バス、PCI(Peripheral Component、ペリフェラルコンポーネント相互接続)バス、EISA(Extended Industry Standard Architecture、拡張型業界標準アーキテクチャ)バス等であってよい。バス1503は、アドレスバス、データバス、制御バス等に分類されてよい。表記を容易にするために、バス1503は、図15において、1つの太線だけを用いることによって表されている。しかしながら、これは、1つだけのバス又は1つだけのタイプのバスが存在することを示すものではない。
【0333】
メモリ1502は、本発明における解決手段を実行するためのアプリケーションプログラムコードを格納するように構成される。ここで、本発明における解決手段を実行するためのアプリケーションプログラムコードは、メモリに格納され、その実行は、プロセッサ1501によって制御される。
【0334】
メモリは、リードオンリメモリROM又は静的な情報及び命令を格納し得る他のタイプの静的ストレージデバイス、ランダムアクセスメモリRAM、又は情報及び命令を格納し得る他のタイプの動的ストレージデバイスであってよく、又は、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリEEPROM、コンパクトディスクリードオンリメモリCD−ROM又は他のコンパクトディスクストレージ、光ディスクストレージ(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスク等を含む)、ディスク記憶媒体又は他のディスクストレージデバイス、又は期待されるプログラムコードを命令もしくはデータ構造の形式で保持もしくは格納するために利用可能であり、コンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体であってよいが、これらに限定されるものではない。これらのメモリは、バスを用いることによって、プロセッサに接続される。
【0335】
プロセッサ1501は、中央演算処理装置1501(Central Processing Unit、略してCPU)、又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略してASIC)、又は本発明の本実施形態を実装するように構成される1つ又は複数の集積回路であってよい。
【0336】
プロセッサ1501は、メモリ1502におけるプログラムコードを呼び出すように構成される。可能な実装方式において、前述のアプリケーションプログラムがプロセッサ1501によって実行される場合、以下の機能が実装される。
【0337】
プロセッサ1501は、第2の時間リソースの終了時刻を決定するように構成される。
【0338】
送信機1504は、継続時間情報を第1のデバイスに送信するように構成される。ここで、継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる。
【0339】
任意選択的に、第2の時間リソースは、第1のサービングセルの開放期に含まれ、第1のサービングセルの開放期は、第1のサービングセルがアンライセンス周波数帯を占有する期間である。
【0340】
任意選択的に、継続時間情報は、第1の長さについての情報を含み、第1の長さは、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームの長さである。
【0341】
任意選択的に、送信機1504は、第1のサービングセルの少なくとも2つの継続時間情報を第1のデバイスに送信するようにさらに構成される。
【0342】
任意選択的に、継続時間情報は、第2のサブフレームにおける制御チャネルに保持され、第2のサブフレームは、第2の時間リソースにおけるサブフレーム、又は第2のサービングセルにおいて、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに対応するサブフレームの少なくとも1つを含む。
【0343】
任意選択的に、継続時間情報は、第2の時間リソースにおける最後のサブフレームに保持される。継続時間情報は、物理層共通制御チャネルに保持されてよい。
【0344】
本発明の本実施形態において提供される第2のデバイスは、第2の時間リソースの終了時刻を決定し、第2のデバイスは、継続時間情報を第1のデバイスに送信する。ここで、継続時間情報は、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられ、これにより、第1のデバイスは、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定することができる。これにより、ライセンス不要周波数帯において、受信側が情報の送信終了時刻を決定できないために発生する、データ受信エラーという従来技術の問題を解決する。
【0345】
図1及び図5に対応する前述の実施形態に基づいて、本発明の実施形態は、図1及び図5に対応する前述の実施形態において説明されるデータ伝送方法を実行するように構成される無線通信システムを提供する。図16を参照すると、無線通信システム160は、第1のデバイス1601及び第2のデバイス1602を含む。
【0346】
第1のデバイス1601は、図8に対応する実施形態において説明される第1のデバイスであり、第2のデバイス1602は、図9に対応する実施形態において説明される第2のデバイスである。
【0347】
あるいは、第1のデバイス1601は、図10に対応する実施形態において説明される第1のデバイスであり、第2のデバイス1602は、図11に対応する実施形態において説明される第2のデバイスである。
【0348】
本発明の本実施形態において提供される無線通信システムによれば、によれば、第1のデバイスは、第1の時間リソースにおける第1のサブフレームの予め設定された期間、又は第1の時間リソースにおけるサブフレームの第1の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第1の情報を検出し、第1の情報に従って、第2の時間リソースの開始位置を決定し、第2の時間リソースにおけるサブフレームの第2の時間セットにおいて、第1のサービングセルの第2の情報を検出する。これにより、ライセンス不要周波数帯における情報送信の開始時刻が決定不可能なので、受信側がデータを正しく受信することができないという従来技術の問題が解決される。
【0349】
図6及び図7に対応する前述の実施形態に基づいて、本発明の実施形態は、図6及び図7に対応する前述の実施形態において説明されるデータ伝送方法を実行するように構成される他の無線通信システムを提供する。図17を参照すると、無線通信システム170は、第1のデバイス1701及び第2のデバイス1702を含む。
【0350】
第1のデバイス1701は、図12に対応する実施形態において説明される第1のデバイスであり、第2のデバイス1702は、図13に対応する実施形態において説明される第2のデバイスである。
【0351】
あるいは、第1のデバイス1701は、図14に対応する実施形態において説明される第1のデバイスであり、第2のデバイス1702は、図15に対応する実施形態において説明される第2のデバイスである。
【0352】
本発明の本実施形態において提供される無線通信システムによれば、第1のデバイスは、継続時間情報の開始時刻から第2の時間リソースの終了時刻までの時間長を示すために用いられる継続時間情報を検出し、継続時間情報に従って、第2の時間リソースの終了時刻を決定する。これにより、ライセンス不要周波数帯において、受信側が情報の送信終了時刻を決定できないために発生する、データ受信エラーという従来技術の問題を解決する。
【0353】
前述の実施形態の説明により、当業者であれば、本発明がハードウェア、ファームウェア又はこれらの組み合わせによって実装され得ることを明確に理解しよう。本発明がソフトウェアによって実装される場合、前述の機能は、コンピュータ可読媒体に格納されてよく、又は、コンピュータ可読媒体における1つ又は複数の命令もしくはコードとして伝送されてよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含む。通信媒体は、1つの箇所から他の箇所に伝送されるように、コンピュータプログラムを有効化する任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータにアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってよい。以下の事項は、限定されるものではなく、例としてみなされるものである。コンピュータ可読媒体は、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、ROM(Read−Only Memory、リードオンリメモリ)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ)、CD−ROM(Compact Disc Read−Only Memory、コンパクトディスクリードオンリメモリ)又は他の光ディスクストレージ、ディスク記憶媒体もしくは他のディスクストレージ、又は期待されるプログラムコードをコマンドもしくはデータ構造の形式で保持もしくは格納するために利用可能であり、コンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体を含んでよい。さらに、任意の接続が、コンピュータ可読媒体として適宜定義されてよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、DSL(Digital Subscriber Line、デジタル加入者線)又は赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術を用いることによって、ウェブサイト、サーバ又は他のリモートソースから伝送される場合、同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、DSL又は赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術は、これらが属する媒体の固定に含まれる。例えば、本発明によって用いられるディスク(disk)又はディスク(disc)は、CD(Compact Disc、コンパクトディスク)、レーザディスク、光ディスク、DVDディスク(Digital Versatile Disc、デジタル多用途ディスク)、フロッピ(登録商標)ディスク及びBlu−ray(登録商標)ディスクを含む。ここで、ディスク(disk)は、概して、磁気的手段によってデータをコピーし、ディスク(disc)は、レーザ手段によってデータを光学的にコピーする。前述の組み合わせも、コンピュータ可読媒体の保護範囲に含まれるべきである。
【0354】
前述の説明は、本発明の具体的な実装方式に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明において開示された技術的範囲内で、当業者によって容易に案出されるあらゆるバリエーション又は置換は、本発明の保護範囲に属するものとする。従って、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
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