特許第6835716号(P6835716)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6835716
(24)【登録日】2021年2月8日
(45)【発行日】2021年2月24日
(54)【発明の名称】複数のバッグから形成されるスタック
(51)【国際特許分類】
   B65D 30/10 20060101AFI20210215BHJP
   B65B 25/14 20060101ALI20210215BHJP
   B31B 70/26 20170101ALI20210215BHJP
   B31B 70/16 20170101ALI20210215BHJP
   B31B 70/98 20170101ALI20210215BHJP
【FI】
   B65D30/10 S
   B65B25/14 A
   B31B70/26
   B31B70/16
   B31B70/98
【請求項の数】6
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2017-521304(P2017-521304)
(86)(22)【出願日】2015年7月8日
(65)【公表番号】特表2017-524623(P2017-524623A)
(43)【公表日】2017年8月31日
(86)【国際出願番号】EP2015065608
(87)【国際公開番号】WO2016005450
(87)【国際公開日】20160114
【審査請求日】2018年6月28日
(31)【優先権主張番号】102014213246.0
(32)【優先日】2014年7月8日
(33)【優先権主張国】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】517007149
【氏名又は名称】レーモ マシーネンバウ ゲー・エム・ベー・ハー
【氏名又は名称原語表記】LEMO Maschinenbau GmbH
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100098501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 拓
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100135633
【弁理士】
【氏名又は名称】二宮 浩康
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】ベアント シュラープ
【審査官】 新田 亮二
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭52−062580(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2003/0010669(US,A1)
【文献】 特開昭59−187514(JP,A)
【文献】 特開平07−137181(JP,A)
【文献】 特開2007−204110(JP,A)
【文献】 米国特許第05882118(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 30/10
B31B 70/16
B31B 70/26
B31B 70/98
B65B 25/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のバッグ(1)から形成される少なくとも1つのスタック(9)を製造する方法であって、
a)下側の材料層(2)及び上側の材料層(3)を形成するために、チューブ状又はハーフチューブ状の材料を供給するステップ、
b)前記下側の材料層(2)と前記上側の材料層(3)とを結合する少なくとも1つの溶接シーム(4)を形成して、まだつながった状態の複数の個別のバッグ(1)を形成するステップ、
c)まだつながった状態の前記複数のバッグ(1)から形成された層ウェブにフォーマット化折り目(8)を付けるステップ、
d)フォーマット化された前記層ウェブの状態でつながっている前記複数のバッグ(1)を、引き続き前記フォーマット化折り目(8)を有する個々のバッグ(1)に分離するステップ、
e)前記個々のバッグ(1)から1つのスタック(9)を形成するステップ、
f)前記スタック(9)に少なくとも1つの折り目を付けるステップ、
g)前記スタック(9)に、該スタック(9)の望ましくない崩壊を防止するために該スタック(9)を取り囲む保持手段を設けるステップ、
h)前記スタック(9)をディスペンサボックス(12)に移すステップ、
を特徴とする、複数のバッグ(1)から形成される少なくとも1つのスタック(9)を製造する方法。
【請求項2】
各バッグ(1)に設けられた少なくとも1つのマーク(7)に基づき、前記少なくとも1つの溶接シーム(4)を正確に反復形成する、請求項記載の方法。
【請求項3】
前記スタック(9)に付ける前記少なくとも1つの折り目を、Z折り目(10)、W折り目、アコーディオン状折り目、又はU折り目(11)として形成する、請求項1又は2記載の方法。
【請求項4】
前記フォーマット化折り目(8)形成後の前記層ウェブの幅が、少なくとも前記ディスペンサボックス(12)の縁部長さの内寸に相当するように、前記フォーマット化折り目(8)を前記層ウェブに付ける、請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
【請求項5】
少なくとも1つの溶接シーム(4)と少なくとも1つの折り目(5)とを有する複数のバッグ(1)から形成されたスタック(9)であって、該スタック(9)は、請求項1からまでの少なくとも1項記載の方法により製造されていることを特徴とする、スタック(9)。
【請求項6】
ディスペンサボックス(12)であって、該ディスペンサボックス(12)は、請求項1からまでの少なくとも1項記載の方法で製造された少なくとも1つのスタック(9)の収容に適するように形成されていることを特徴とする、ディスペンサボックス(12)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各独立特許請求項の上位概念に記載の特徴に基づく、複数のバッグから形成される少なくとも1つのスタックを製造する方法、複数のバッグから形成されるスタック、バッグ並びにディスペンサボックスに関する。
【0002】
バッグ、特にプラスチックバッグ(例えばゴミ袋、フリーザーバッグ等)を製造すると共に、つなげて1つのロールに巻成することは周知である。この場合、1つのロールには前記のようなバッグが所定数存在している。この場合は使用者が必要に応じてバッグを順次互いに分離して、その用途に供することになる。この分離は例えば、ロールにおいて従来は穿孔部又は溶接部により互いに結合されているバッグを、使用者が穿孔部に沿って裂断することによって行われる。
【0003】
独国実用新案第8205209号明細書(DE 82 05 209 U1)からは、ロール状のプラスチックフィルムバッグ用のディスペンサが公知であり、前記ロールは、好適にはその両長手方向側に折り目を付けられたチューブフィルムから成り、このチューブフィルムは、少なくとも1つの部分切断部を備えた横方向に延在する裂断穿孔部と、この裂断穿孔部の近傍で、引き出し方向に見て裂断穿孔部の手前でやはり横方向に延在する、溶接されたバッグボトムシームとを有しており、この場合、ディスペンサは、その長手方向に延びるチューブフィルム用取出しスリットを備えた、ほぼ円筒形のスリーブの形状を有しており、この場合、スリーブからの引出しに際してチューブフィルムが乗り越える取出しスリットの縁部における、チューブフィルムの裂断穿孔部の各部分切断部の範囲に、前記縁部をスリーブの周方向に越えて突出する、即ち取出しスリット内に突入する、又は取出しスリットをほぼ完全に架橋する、ほぼ方形の基本形状の舌片が設けられており、この舌片の、スリーブの長手方向に見た幅は、チューブフィルムの裂断穿孔部に設けられた関連する部分切断部の幅と比べて同じであるか、又はごく僅かに小さくなっているに過ぎない。
【0004】
バッグのこのような製造・供給形式が有利であることは判っているが、一方では、穿孔部を介して互いに結合されたバッグを、その時々の用途のために分離せねばならないということが、使用者には望ましくない過程であると感じられる、という欠点がある。更に、物流の観点から見ると、ロールの形状は欠点を成すものである。ロールでは、倉庫保管時又は販売プレゼンテーション時に提供されるパッケージ空間を最適に利用し尽くすことはできない。更にこのようなロールに、ロール上に位置する、バッグの種類及び性質に関する情報を付与することは、極めて手間がかかる。
【0005】
よって本発明の根底を成す課題は、冒頭で述べた欠点を回避する、複数のバッグから形成される少なくとも1つのスタックを製造する方法、複数のバッグから形成されるスタック、バッグ及びディスペンサボックスを提供することにある。
【0006】
この課題は、各独立特許請求項に基づき解決される。
【0007】
本発明に基づき、複数のバッグから形成される少なくとも1つのスタックを製造する方法は、
a)下側の材料層及び上側の材料層を形成するために、チューブ状又はハーフチューブ状の材料を供給するステップ、
b)下側の材料層と上側の材料層とを結合する少なくとも1つの溶接シームを形成して、まだつながった状態の複数の個別のバッグを形成するステップ、
c)まだつながった状態の複数のバッグから形成された層ウェブにフォーマット化折り目を付けるステップ、
d)フォーマット化された層ウェブの状態でつながっている複数のバッグを、引き続きフォーマット化折り目を有する個々のバッグに分離するステップ、
e)個々のバッグから1つのスタックを形成するステップ、
f)スタックに少なくとも1つの折り目を付けるステップ、
を有している。
【0008】
前記方法は、角形の幾何学形状(例えば直方体形)を有する少なくとも1つの折り畳まれたスタックを形成するための複数の個々のバッグの連続的な製造を可能にする。前記スタックは、容器、例えばディスペンサボックスへの収容に適している。このためには容器もやはり、角形の幾何学形状を有しており、この幾何学形状の内側領域は、そこに収納されるべき少なくとも1つのスタックの幾何学形状にほぼ相当する。使用者は、スタックから小さな力で各バッグを個別に取り出すことができる。また、バッグが分離時に使用者によって損傷されるか又はそれどころか破壊される恐れも最早ない。各バッグは、同じ品質で使用者に提供される。各バッグのフォーマット化折り目とスタックの折り目とを組み合わせることにより、スタックからバッグを取り出した後には常に、別のバッグがスタックから引き出されるように準備され、且つ容器内の空間を最適に利用し尽くすコンパクトなスタックが実現される、ということが保証されている。このようなディスペンサボックス等の容器は、角形の幾何学形状に基づき(提供される倉庫空間が最適に利用し尽くされることで)極めて良好に保管され得ると共に、販売では魅力的に呈示され得る(それというのも角形の容器には、ロールに比べて消費者のための情報及び/又は製品データ情報用の大きな面積が供与されているからである)。バッグの取出しと共に、使用者にバッグを確実に閉鎖する閉鎖手段を提供することも可能である。つまり、バッグの製造からスタックの形成に到るまで、連続したプロセスが提供される。積層パッケージの形成、即ち個々のバッグを集積してパッケージ全体若しくはスタックを形成することは、その都度可変の所定数のバッグに対して行われる。層ウェブは、少なくとも2つの材料層から形成される。
【0009】
当該方法は、ウェブ状、ハーフチューブ状又はチューブ状の材料が、例えば押出し成形により連続して形成される場合には、連続的に実施可能である。当該方法は、ウェブ状、ハーフチューブ状又はチューブ状の材料が、例えばロールで提供される場合には、バッチ式若しくは断続的に実施可能である。また、ロールで供給された材料を、1つのロールを消費する前に次のロールの材料につなぎ、これにより、いわば連続的なプロセスを達成することも考えられる。バッチプロセス(英batch:「一群」)と呼ばれるのは、「一群」として、即ち厳密には順次処理されるプロセスである。よってバッチプロセスは一括処理とも呼ばれる。当該方法の意味では、ロール状の材料が順次、当該方法に供給される。回分プロセス又はバッチプロセス又は蓄積運転は、断続的な生産方法である。この場合は、制限された材料量、例えば1つのロールが全量として当該方法に供給され、製造プロセス終了後には全量が、この方法では例えば複数のバッグから形成されるスタックとして取り出される。
【0010】
折り目はひだの意味で密接して、又は丸みを備えて形成されていてよい。これらの極例の間に位置する如何なる折り目の構成も同様に実現可能である。折り目は、当該方法では材料の方向転換を生ぜしめる手段により形成される。例えば材料チューブ又は材料ハーフチューブを形成するための少なくとも1つの折り目は、当該方法に先行して材料に形成されていてもよい。
【0011】
ハーフチューブ状の材料と呼ばれるのは、下側の材料層と上側の材料層とを形成するために1回方向転換された材料である。前記方向転換は、折り目であると解釈されてもよい。ハーフチューブ状の材料は、当該方法に供給可能であるか、又は当該方法においてその場でウェブ状の材料から形成されてもよい。また、ハーフチューブ状の材料は、長手延在方向に材料接続的なシーム箇所を1箇所形成することにより、2層のウェブ状材料から、本発明による方法に供給する前又は本発明による方法の実施中に形成され得る。材料接続的なシーム箇所は、例えば接着又は溶接により形成される。
【0012】
チューブ状の材料は、それ自体は閉じられていて、例えば押出し成形により製造されるか、又は長手方向に形成された1つの結合箇所を有する材料である。この結合箇所は、材料接続的に、例えば接着又は溶接により形成されていてよい。チューブ状の材料が2つの平らな面の間で圧力に晒されると、下側の材料層と上側の材料層とが形成される。これら2つの材料層の間の各移行領域において、折り目であるとも解釈され得る材料の方向転換が行われる。
【0013】
更に本発明では、スタックに、スタックの望ましくない崩壊を防止するための保持手段が設けられることが想定されている。この保持は、例えば線材又は帯材等の、可撓性のフレキシブルな部材によって行うことができる。また、保持は、シュリンクフィルムでスタックを取り囲むことによっても行うことができる。択一的に、保持は、例えば帯封として形成された紙をスタックに巻き付けることによって行われてもよい。比較的大きな質量体によりスタックに荷重をかける等の保持手段も、保持の思想のうちに入る。保持用に、スタックの個々のバッグには複数の接着箇所も設けられており、これにより、スタックの個々のバッグを互いにつなぐことができるようになっているが、この保持手段は、バッグを個別に使用することができるように、簡単に克服可能に形成されていることが望ましい。保持手段は、例えばスタックの製造からスタックの梱包に到るまでの、スタックの搬送をも保護することができる。これにより、スタック内のバッグの配置が搬送中に変化することはない、ということが保証される。また、保持手段が設けられたスタックは保管しておくこともでき、これにより、後で梱包し直すか、又は更なる梱包手段無しで保管場所から出すこともできる。上述した保持手段を備えたスタックは、保管若しくは搬送並びに販売に供されてよく、この場合、択一的には、前記のように保持手段を備えたスタックを容器に供給することも考えられる。但しこの場合、個々のバッグを容器延いてはスタックから取り出そうとするときに、場合によっては保持手段を取り外す必要がある、ということを考慮すべきである。
【0014】
更に本発明では、スタックをディスペンサボックスに移す、ということが想定されている。上述した方法は、複数の個別のバッグを連続して製造し、且つこれらのバッグを集積して、ディスペンサボックス内に収容するための1つのスタックを形成することを可能にする。個々のバッグのフォーマット化折り目と、引き続いてスタックを形成するように例えばZ折り目又はU折り目として形成された折り目とに基づいて、ディスペンサボックスの取出し開口から各個別のバッグを取り出すことが可能になっている。使用者は、ディスペンサボックスから各バッグを小さな力で個別に取り出すことができる。また、バッグが分離時に使用者により損傷されるか又はそれどころか破壊される恐れは最早ない。各バッグは同じ品質で使用者に提供される。フォーマット化折り目の別の折り目、例えばZ折り目又はU折り目との組合せにより、有利には、バッグの取出し後には常に、取出し用の別のバッグが準備される、ということが保証されている。このことは、ディスペンサボックスからのバッグの最初の取出しから最後の取出しまで行われる。バッグの取出しと共に、使用者にバッグを確実に閉鎖する閉鎖手段を提供することも可能である。つまり、バッグの製造からディスペンサボックス内への詰込みに到るまで、連続したプロセスが提供される。保持手段を備えたスタックをディスペンサボックス内へ移すこともできる。このことは、スタックの取扱いを容易にすると共に、ディスペンサボックスに詰め込まれる前のスタックの崩壊を防ぐ。この場合、保持手段はスタックをディスペンサボックス内へ移した後ですぐに取り外されるか、又はディスペンサボックスの中味を最初に取り出す際に、利用者によって取り外されてもよい。これにより、搬送中、スタックがその形態を変化させることはない、ということが保証されている。
【0015】
更に本発明では、複数のマークに基づき溶接シームが正確に反復形成される。少なくとも1つの溶接シームの正確な反復形成により、同一の又はほぼ同一の寸法を有するバッグが可能になる。これにより使用者は、同一容積のバッグを得ることになる。マーク、例えば各バッグにつき1つのマーク又は複数のマークは、使用者がバッグ内に常に同じ充填レベルを得るためにも役立つ。当該方法に供給される材料が規則的な印刷を有している場合には、これに相応して各バッグに印刷が付与される、ということが保証される。
【0016】
更に本発明では、スタックに付けられる少なくとも1つの折り目は、Z折り目、W折り目、アコーディオン状折り目、又はU折り目として形成される、ということが想定されている。既にバッグ毎に1つのフォーマット化折り目を有しているスタックの少なくとも1つの折り目は、スタックを形成する全てのバッグの方向転換により特徴付けられている。例えば、U折り目は前記のような方向転換を1回生ぜしめ、Z折り目は前記のような方向転換を2回生ぜしめる。また、3回以上の方向転換(折り目)、例えばW折り目又はアコーディオン状の連続した折り目も考えられる。このことは、スタックを個別にディスペンサボックスの寸法に適合させ、延いては詰込み密度を高めることを可能にする。また、ディスペンサボックスは、前記のように折り畳まれた1つ又は複数のスタックを収容することができる。これらのスタックは、例えば互いに平行に向けられている、互いに横方向に向けられている、又は交互に、互いに平行に向けられ且つ互いに横方向に向けられていてよい。個々のスタック間にそれぞれ異なる角度を形成することも考えられる。
【0017】
更に本発明では、フォーマット化折り目が層ウェブに形成され、これによりフォーマット化折り目形成後の層ウェブの幅は、少なくともディスペンサボックスの縁部長さの内寸に相当することになる、ということが想定されている。これによりディスペンサボックスの寸法は、当該方法の枠内で、バッグに転用される。つまり、これらのバッグから形成されたスタックはディスペンサボックスに挿入可能である、ということが保証される。前記寸法は、使用されるディスペンサボックスに相応して可変である。
【0018】
本発明では、少なくとも1つの溶接シームにより結合された下側の材料層と上側の材料層とを有するバッグが想定されており、この場合、バッグは、少なくとも1つの溶接シームに対して直角又はほぼ直角に配置された少なくとも1つの開口を有している。バッグが、溶接シームに対して直角又はほぼ直角に配置された少なくとも1つの開口を有している場合、この開口とは反対の側に、折り目が位置している。
【0019】
択一的に本発明に基づき想定されているバッグは、少なくとも1つの溶接シームにより結合された下側の材料層と上側の材料層とを有しており、この場合、バッグは、少なくとも1つの溶接シームに対して直角又はほぼ直角に配置された少なくとも1つの折り目を有している。溶接シームに対して直角又はほぼ直角に配置された少なくとも1つの折り目とは反対の側には、別の折り目又は開口が位置していてよい。少なくとも1つの折り目とは反対の側に開口が位置している場合には、当該方法に供給される商品ウェブはハーフチューブから成るものである。少なくとも1つの折り目とは反対の側に別の折り目が位置している場合には、当該方法に供給される商品ウェブはチューブから成るものである。
【0020】
更に本発明では、少なくとも1つの溶接シームが、分離されたバッグのボトムシーム又はサイドシームを形成する、ということが想定されている。溶接シームがボトムシームを形成する場合には、商品ウェブは当該方法にチューブとして供給される。反対に商品ウェブがハーフチューブとして供給される場合には、少なくとも1つの溶接シームは、後のバッグのサイドシームを形成する。
【0021】
更に本発明では、少なくとも1つの溶接シームがバッグのボトムシームを形成する場合には、ボトムシームとは反対の側に開口が形成されている、ということが想定されている。この場合、商品ウェブは当該方法にチューブとして供給される。商品ウェブの処理方向に対して横方向に延在する溶接シームとは反対の側には、バッグの縁部長さに相当する間隔をあけて分離切断部又は切断溶接部が形成されており、チューブ状の商品ウェブから生ぜしめられるバッグは、溶接シームを1つしか有していない。但しこのバッグは、この溶接シームに対して直角又はほぼ直角に形成された2つの折り目を有している。この構成は、溶接シームを1つだけ備えたバッグの製造を可能にする。
【0022】
更に本発明では、バッグが1つの溶接シームを備えたボトムシームバッグとして形成されている、ということが想定されている。ボトムシームバッグを形成するためには、商品ウェブが当該方法にチューブとして供給される。三方が閉じられたバッグを形成するためには1つの溶接シームだけで足りる。1つの開口がバッグ充填用に設けられている。この開口は、バッグ充填後に例えば溶接によって材料接続的に閉じられてよい。ゴムバンド又はクリップも考えられる。
【0023】
択一的に本発明では、バッグが2つの溶接シームを備えたサイドシームバッグとして形成されている、ということが想定されている。この場合はハーフチューブが商品ウェブとして当該方法に供給される。当該方法の終了後には三方を閉じられているバッグは、折り目によって生ぜしめられたボトムと、このボトムに対して直角又はほぼ直角に配置された2つの溶接シームをサイドとして有している。商品ウェブを折り畳んでハーフチューブを形成することにより既に生ぜしめられた、1つの開口が残されている。この開口を介して、サイドシームバッグとして形成されたバッグに充填することができる。バッグ充填後には、このバッグも例えば溶接により材料接続的に閉じられてよい。ゴムバンド又はクリップも考えられる。
【0024】
更に本発明では、バッグは正確に反復処理するための、少なくとも1つのマークを有している、ということが想定されている。繰り返されるこれらのマークは、商品ウェブの走行方向に行われる作業ステップの実施を、常に等間隔で可能にする。これにより例えば、印刷、特に広告印刷が、個々のバッグに対して常に同様に位置決めされている、ということが保証される。よって印刷は既に、つながった状態の商品ウェブ上で実施されてもよい。これにより、後に分離される全てのバッグは同一の外観を得ることになる。前記マークは、同一タイプの複数のバッグにおいて、充填物の同一充填レベルを生ぜしめることで使用者を補助することができる。例えば、容積が記載されたマークが設けられている。
【0025】
本発明では、少なくとも1つの溶接シームと少なくとも1つの折り目とを有する複数のバッグから形成されたスタックが想定されており、この場合、このスタックは、上述した各ステップに基づく方法で製造されている。このスタックは、ディスペンサボックスから個々のバッグを取り出すために、ディスペンサボックス内へ収容されるように形成されている。常に同じ又はほぼ同じ小さな力で個々のバッグをディスペンサボックスから取り出すことができるので、使用者にとって高い快適性が生じる。バッグのこの取出しは、使用者にとって触覚的にポジティブな経験となる。それというのも、使用者は、バッグの分離に力を使う必要は全く無いからである。
【0026】
本発明で想定されているディスペンサボックスは、上述した各方法ステップのうちの少なくとも1つに基づく方法で製造された少なくとも1つのスタックを収容するように形成されている。このディスペンサボックスは、角形、例えば直方体形、又は角錐形等に形成されており、容易に積み重ねることができる。また、ディスペンサボックスの各面も容易に象徴的に印刷され得る。例えば、印刷されたマーク、ロゴ、製品情報、警告指示、値札、及び宣伝情報等が、より目立ちやすくなる。
【0027】
ディスペンサボックスは、少なくとも1つの取出し開口を有していてよく、この場合、この取出し開口は、バッグの最初の取出しまでは、閉じられていてよい。閉鎖要素除去用には、例えば穿孔部が設けられていてよく、この場合、穿孔部の延在長さは、後の取出し開口の大きさ及び形状を伝えるものである。また、バッグを最初に取り出すまで取出し開口を閉鎖している別個の閉鎖要素が設けられていてもよい。この場合、折り畳まれたバッグを備えたディスペンサボックスの入手後には、使用者に梱包単位毎に所定数のバッグが提供されていることを保証する、シール等の手段が設けられていてよい。
【0028】
好適には、ディスペンサボックスには、所定数のバッグから成る少なくとも1つのスタックが詰められている。これらのバッグは、フォーマット化折り目並びに例えばZ折り目又はU折り目を有している。両方の折りプロセスの実施後には、バッグスタックはほぼディスペンサボックスの内寸を有している。これにより一方では、ディスペンサボックスの容積がほぼ利用し尽くされ、且つ他方では、個々のバッグの容易な取出しが可能である、ということが保証される。バッグは、外側から内側へ向かって1枚ずつ取り出される。使用者は、スタックの選択された折り目に関係なく、各バッグを個別に取り出すことができる。ディスペンサボックスは、例えば厚紙、金属、プラスチック、又は複合材料から製造されていてよい。
【0029】
容易な取出しのために、特に取出し開口に面した側のバッグは、取出し開口の閉鎖要素に固着されていてよい。この固着は好適には、バッグが取出し後には閉鎖要素から容易に外されて、その用途に供することができるように行われている。閉鎖要素の、閉鎖状態においてバッグに面した側にバッグを固着するためには、例えば接着点が設けられてよい。また、スタックにおける個々のバッグを、例えば接着点により連鎖させることも考えられ、これにより、取り出されるバッグの次のバッグが常に、取出し開口内又は取出し開口付近に進み出ることになる。1つのディスペンサボックスに複数のスタックが収納された場合には、各スタックを形成しているバッグを容易に取り出すことができるように、スタック間をつなぐことも考えられる。
【0030】
スタックの、最初に取り出される予定のバッグには、例えば接着ストリップ等の補助部材が取り付けられていてもよく、これにより一種の取っ手を形成することができる。この補助部材は、使用者が最初のバッグを取り出すことを容易にする。また、別のバッグにも、ディスペンサボックスからのより容易な取出しのための補助部材を設けることができる。また、ディスペンサボックスの下面に少なくとも1つの取出し開口が設けられていてもよく、これにより重力が、個々のバッグの取出しを支援するように働く。このためにディスペンサボックスは、好適には高く配置され、使用者が下面に配置された取出し開口にアクセスしやすくなっている。重力による作用を支援するために、ディスペンサボックス内のスタック若しくはバッグ上に配置された質量体が設けられてもよい。また、取出し開口とは反対の側のディスペンサボックス内に、湾曲されたばね状部材が設けられていてもよく、このばね状部材は、スタック若しくはバッグに対して、取出し開口方向の圧力を加える。これにより、次に取り出される予定のバッグが常に取出し開口の範囲内に配置されている、ということが保証されている。
【0031】
バッグは、種々様々な材料から、例えばプラスチックフィルムから製造されていてよい。薄い金属フィルムの使用も考えられる。ウェブ状、ハーフチューブ状、又はチューブ状の編成体、又はフリース材(不織布)等が、当該方法において使用可能である。つまり、材料接続的に結合可能なウェブ状、ハーフチューブ状、又はチューブ状のあらゆる材料が使用可能であり且つバッグの形成に適している。次いでこれらのバッグからもやはり、例えばディスペンサボックスへ収納するスタックを形成することができる。
【0032】
換言すると、本発明では任意の構成形式のバッグ、特にプラスチックバッグが、最初にエンドレスウェブで提供されることを想定している。次いでこのエンドレスウェブは、長手方向軸線に対して対称的に、又は用意されたエンドレスウェブに対して非対称的に少なくとも1回折り畳まれ、その結果エンドレスバッグウェブの部分領域、場合によっては全領域が、部分的に重なり合うか、又はそれどころか全体的に重なり合うことになる。
【0033】
次のステップにおいて、折り畳まれたエンドレスウェブの所定の箇所から、それまでは互いにつながっていた個々のバッグが互いに切り離される。このことは自体公知の形式で、切断プロセス又は同様に作用するプロセスによって行うことができる。このように折り畳まれ、且つエンドレスウェブから切り離された個々のバッグは、積み重ねられるか、又は更にまとめて折り畳まれて、1つの積層パッケージを形成する。このことは、所定の枚数で行われる。この枚数は、特に折り畳まれて積み重ねられた複数のバッグを収納しようとするディスペンサボックスの容量に従っている。ここで考えられるのは、個々のバッグをそれぞれ平行に、横方向に、又はそれ以外の別様に、少なくとももう1回折り畳むことであり、これにより、次に最終的に折り畳まれるバッグのフォーマットを、ディスペンサボックスの収容空間に適合させることができる。
【0034】
次いでディスペンサボックスが提供され、このディスペンサボックスには、折り畳まれた所定数のバッグを有するスタックが収納される。次いでディスペンサボックスを出荷して、その用途に供することができる。
【0035】
エンドレスウェブから個々のバッグを分離する前の少なくとも1回の折り畳みは、分離後に1つのスタックに所定数のバッグが提供されるように行われる。このスタックがディスペンサボックスに収納される場合には、このディスペンサボックスから個々のバッグを取り出すことが可能になる。ディスペンサボックスから取り出す際の、これらのバッグの付加的な分離は、有利には最早行う必要がない。
【0036】
分離前の少なくとも1回の折り畳みに関して補足的に考えられるのは、分離された個々のバッグを少なくとももう1回折り畳み且つ/又はスタックにそろえ積みされた所定数のバッグを少なくとももう1回折り畳むことである。これらの更なる折り畳みは、これにより各バッグの寸法(長さ、幅)を再度変更することができ、特に縮小することができ、延いてはディスペンサボックスの収容空間をより良好に利用し尽くすことができるだけでなく、スタックのフォーマットを、折り畳まれたバッグで以てディスペンサボックスのフォーマットに適合させることもできる、という利点を有している。
【0037】
一般にバッグは、正方形(縦辺=横辺)又は長方形の寸法を有する所定のフォーマットを有している。これに相応して、ディスペンサボックスが正方形又は長方形の寸法を有している場合も有利である。しかしながら、ディスペンサボックスが、例えば三角形のフォーマットを有しており、且つエンドレスウェブから分離されたバッグが少なくとも1回折り畳まれて、ディスペンサボックス内でそろえ積みされてスタックを形成するために、ディスペンサボックスに等しい三角の形状を取ることも考えられる。
【0038】
重要なのは、バッグを個々に積み上げてスタックを形成し且つ角形のディスペンサボックスに収納することができるように、バッグが折り畳まれることである。ディスペンサボックスの角形フォーマットは、これにより、搬送中及び後の(例えば通常はスーパーマーケットでの)販売中に提供される空間が最適に利用し尽くされる、という重大な利点を有している。更に、このような角形のディスペンサボックスは、自体公知の形式で簡単に製品情報が付与され得る、という重大な利点を提供する。
【0039】
以下に、本発明の1つの実施例を添付の図面につき詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0040】
図1図1A及び図1Bは、ハーフチューブから製造された、つながった状態のバッグを示す図である。
図2図2A及び図2Bは、チューブから製造された、つながった状態のバッグを示す図である。
図3図3A及び図3Bは、図1A及び図1Bに示した、つながった状態のバッグを1回折り畳んだところを示す図である。
図4図4A及び図4Bは、図2A及び図2Bに示した、つながった状態のバッグを1回折り畳んだところを示す図である。
図5図1A図4Bに示したバッグを分離した図である。
図6図5に示した分離したバッグから形成された積層パッケージを示す図である。
図7図7A図7B及び図7Cはそれぞれ、図6に示した複数のバッグから成る積層パッケージの折畳みに関する変化態様を示す図である。
図8図7に示した、折り畳まれた複数のバッグから成る積層パッケージを収容するためのディスペンサボックスを示す図である。
【0041】
以下の図面の説明では、上、下、左、右、前、後等の用語は、専ら各図において選択された例示的な装置及びその他の要素の図面と位置にのみ関するものであり、限定的に解釈されるものではない。即ち、異なる位置及び/又は鏡像対称的な設計等に基づいて、前記関係は変わることがある。
【0042】
全図面並びに以下の説明において、同一の部材には同一の符号が付されている。
【0043】
任意の構成形式のバッグ1、特にフィルムバッグは、最初にエンドレスの商品ウェブとして提供される、ということが想定されている。次いでこのエンドレスの商品ウェブは、少なくとも1回、長手方向軸線に対して対称的に、又は用意されたエンドレスの商品ウェブに対して非対称的に折り畳まれ、その結果、エンドレスのバッグウェブの複数の部分領域、場合によっては全領域が部分的に重なり合うか、又はそれどころか全体的に重なり合うことになる。
【0044】
図1A及び図1Bに示す、2つのつながった状態のバッグ1は、下側の材料層2と上側の材料層3とを有するハーフチューブから形成されている。両バッグ1間の分離箇所には、各材料層2,3を結合する、少なくとも1つの溶接シーム4が位置している。溶接シーム4に対して直角又はほぼ直角に配置されたバッグ1の一方の側は、折り目5によって形成される。バッグ1の、折り目5とは反対の側は、開口6を有している。開口6を有するバッグの辺の近傍には、複数のマーク7が一定の間隔で被着されている。これらのマーク7は、バッグ1の正確な反復処理に用いられる。前記マーク7に基づき、例えば溶接シーム4を正確に反復配置することが可能である。例えば印刷、特に広告印刷がバッグ1に被着されている場合には、これらを個々のバッグ1に対して常に正確に位置決めし、溶接により分割することができるようになっている。
【0045】
図1Bには、図1Aに示したバッグを溶接シーム4以外で、且つ溶接シーム4に対して平行に断面した概略図が示されている。折り目5の反対の側に位置する開口6がはっきりと認められる。折り目5は、バッグ1を形成する材料の方向転換箇所であると解釈され得る。折り目5は、ひだの意味で密接して、且つ丸みを備えて形成されていてよい。
【0046】
図1A及び図1Bとは異なり、図2A及び図2Bには、下側の材料層2と上側の材料層3とを備えたチューブから形成された、2つのつながった状態のバッグ1が示されている。溶接シーム4に対して直角又はほぼ直角に、折り目5が1つずつ、互いに対向して位置している。
【0047】
図2Bには、図2Aに示したバッグを溶接シーム4以外で、且つ溶接シーム4に対して平行に断面した概略図が示されている。互いに対向して位置する2つの折り目5がはっきりと認められる。
【0048】
図3A図3B図4A及び図4Bには、つながった状態の複数のバッグ1から成る商品ウェブのフォーマット化折り目8が示されている。図3A及び図3Bには、図1A及び図1Bに示した、開口6を備えた、つながった状態のバッグ1が示されている。図3Bには、図3Aに示したバッグを溶接シーム4以外の領域で、但し溶接シーム4に対して平行に断面した概略図が示されている。開口6がはっきりと認められる。
【0049】
図4A及び図4Bには、図2A及び図2Bに示した、つながった状態のバッグ1が示されている。図4Bには、図4Aに示したバッグを溶接シーム4以外の領域で、但し溶接シーム4に対して平行に断面した概略図が示されている。フォーマット化折り目8を形成する前は互いに対向して位置する2つの折り目5がはっきりと認められる。
【0050】
図5には、分離された1つのバッグ1が示されており、この場合、このバッグ1は、図1A図1B図3A及び図3Bに示した1つの折り目5と開口6とを有しているか、又は図2A図2B図4A及び図4Bに示した2つの折り目5を有していてよい。
【0051】
バッグ1の商品ウェブからの分離は、例えば切断又は切断溶接によって行われる。図1A図1B図3A及び図3Bに示したバッグ1の場合には、溶接シーム4と向かい合う側に開口が設けられていてよい。
【0052】
図6には、スタック9を形成するために個々のバッグ1を集積して形成された積層パッケージが示されている。前記スタック9は、個々のバッグ1から連続的に形成される。
【0053】
図7Aには、図6に示したスタック9を上から見た図が示されている。
【0054】
図7B及び図7Cには、それぞれスタック9の別の折り目に関する変化態様が示されている。
【0055】
図7BにはZ折り目10が示されており、図7CにはU折り目11が示されている。Z折り目10又はU折り目11を付けられたバッグ1のスタック9は、図8に示すディスペンサボックス12に移される。このディスペンサボックス12からは、少なくとも1つの取出し開口13を介して、バッグ1を個別に円滑に取り出すことができる。折り目、特にU折り目11又はZ折り目10に基づき、少なくとも1つの取出し開口13の領域には、使用者がすぐに手に取れる状態で、常に1つのバッグ1が位置している。バッグ1を取り出す際にこのバッグ1は、ディスペンサボックス内に残留している少なくとも1つのバッグ1の上を滑動する。
【符号の説明】
【0056】
1 バッグ
2 下側の材料層
3 上側の材料層
4 溶接シーム
5 折り目
6 開口
7 マーク
8 フォーマット化折り目
9 スタック
10 Z折り目
11 U折り目
12 ディスペンサボックス
13 取出し開口
図1A
図1B
図2A
図2B
図3A
図3B
図4A
図4B
図5
図6
図7
図8