特許第6841938号(P6841938)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6841938
(24)【登録日】2021年2月22日
(45)【発行日】2021年3月10日
(54)【発明の名称】ディスプレイでのプライバシー制御
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/33 20060101AFI20210301BHJP
   G09F 9/30 20060101ALI20210301BHJP
   G09F 9/37 20060101ALI20210301BHJP
   G09F 9/00 20060101ALI20210301BHJP
   H01L 33/00 20100101ALI20210301BHJP
   G02B 26/08 20060101ALI20210301BHJP
【FI】
   G09F9/33
   G09F9/30 308Z
   G09F9/37
   G09F9/00 366A
   H01L33/00 L
   G02B26/08 Z
【請求項の数】15
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2019-558726(P2019-558726)
(86)(22)【出願日】2017年6月23日
(65)【公表番号】特表2020-518852(P2020-518852A)
(43)【公表日】2020年6月25日
(86)【国際出願番号】US2017038931
(87)【国際公開番号】WO2018236387
(87)【国際公開日】20181227
【審査請求日】2019年10月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】511076424
【氏名又は名称】ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.
【氏名又は名称原語表記】Hewlett‐Packard Development Company, L.P.
(74)【代理人】
【識別番号】100087642
【弁理士】
【氏名又は名称】古谷 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100082946
【弁理士】
【氏名又は名称】大西 昭広
(74)【代理人】
【識別番号】100195693
【弁理士】
【氏名又は名称】細井 玲
(72)【発明者】
【氏名】ウー,クアン−ティン
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ウェイ−チュン
(72)【発明者】
【氏名】シ,スアン−ファン
【審査官】 石本 努
(56)【参考文献】
【文献】 英国特許出願公開第02476160(GB,A)
【文献】 国際公開第2014/049084(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2016/0357992(US,A1)
【文献】 国際公開第2016/062834(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2017/0116425(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0124363(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0211295(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02B6/35
26/00−26/08
G09F9/00−9/46
H01L33/00−33/64
H04M1/02−1/23
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスプレイでプライバシーを制御するためのシステムであって、
微小電気機械システム(MEMS)に回転可能に結合された発光ダイオード(LED)ピクセルと、
前記MEMSを制御するためのコントローラとを含み、前記MEMSは、LEDピクセルに関して前記ディスプレイでのプライバシーが維持されるように、そのLEDピクセルの視野角を変更するために前記コントローラにより発せられたコマンドに応答してLEDピクセルを回転させ、
前記LEDピクセルは、LEDを収容するためのハウジングと、前記ハウジングの内壁に配置されたハウジング歯車を含み、前記MEMSは、モータに接続されたモータ歯車を含み、前記コントローラにより発せられた前記コマンドに応答して前記モータが回転する際に、前記モータ歯車の歯が前記ハウジング歯車の歯と噛み合って前記LEDピクセルを回転させるようになっている、システム。
【請求項2】
前記LEDは、青色LED、緑色LED、及び赤色LEDを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記コントローラは、前記コントローラの入力源から入力を受け取るためのプロセッサ及びメモリを含み、その入力に基づいて、前記LEDピクセルを回転させるために前記MEMSに前記コマンドを発し、
前記コントローラの入力源は、押しボタン、回転ノブ、センサ、又はそれらの組み合わせを含む、請求項1又は2に記載のシステム。
【請求項4】
前記LEDピクセルは、前記コントローラにより発せられた前記コマンドに応答して、前記MEMSによって−70度から+70度まで回転する、請求項1〜3の何れか1項に記載のシステム。
【請求項5】
ディスプレイ装置であって、
多数の発光ダイオード(LED)ピクセルと、
多数の微小電気機械システム(MEMS)であって、前記LEDピクセルのそれぞれが、前記MEMSの1つに回転可能に結合されている、多数のMEMSと、
前記MEMSのそれぞれを個別的に制御するためのコントローラとを含み、前記MEMSは、前記ディスプレイ装置のプライベートな閲覧が維持されるように、前記LEDピクセルの視野角を変更するために前記コントローラにより発せられたコマンドに応答してそれらLEDピクセルを選択的に回転させ、
前記LEDピクセルのそれぞれは、LEDを収容するためのハウジングと、前記ハウジングの内壁に配置されたハウジング歯車を含み、前記MEMSのそれぞれは、モータに接続されたモータ歯車を含み、前記コントローラにより発せられた前記コマンドに応答して前記モータが回転する際に、前記モータ歯車の歯が前記ハウジング歯車の歯と噛み合って前記LEDピクセルを回転させるようになっている、ディスプレイ装置。
【請求項6】
前記LEDは、青色LED、緑色LED、及び赤色LEDを含む、請求項5に記載のディスプレイ装置。
【請求項7】
前記MEMSは、前記ディスプレイ装置の全てのLEDピクセルに関して前記ディスプレイ装置のプライベートな閲覧が維持されるように、前記コントローラにより発せられた前記コマンドに応答して、前記LEDピクセルのそれぞれを或る角度に回転させる、請求項5又は6記載のディスプレイ装置。
【請求項8】
前記ディスプレイ装置の水平線と関連しているLEDピクセルは、前記ディスプレイ装置での前記水平線のプライベートな閲覧が維持されるように、前記ディスプレイ装置の鉛直線と関連しているLEDピクセルとは無関係に回転する、請求項5又は6に記載のディスプレイ装置。
【請求項9】
前記ディスプレイ装置の鉛直線と関連しているLEDピクセルは、前記ディスプレイ装置での前記鉛直線のプライベートな閲覧が維持されるように、前記ディスプレイ装置の水平線と関連しているLEDピクセルとは無関係に回転する、請求項5又は6に記載のディスプレイ装置。
【請求項10】
前記MEMSは、前記ディスプレイ装置の前記LEDピクセルの一部のプライベートな閲覧が維持されるように、前記コントローラにより発せられた前記コマンドに応答して、前記LEDピクセルの一部を回転させる、請求項5又は6に記載のディスプレイ装置。
【請求項11】
前記コントローラは、前記コントローラの回転ノブからの入力を受け取るためのプロセッサ及びメモリを含み、その入力に基づいて、前記LEDピクセルを回転させるために前記MEMSに前記コマンドを発する、請求項5〜10の何れか1項に記載のディスプレイ装置。
【請求項12】
前記コントローラは、前記LEDピクセルをユーザの方へ回転させるために前記MEMSに前記コマンドを発するように、前記ディスプレイ装置に対して前記ユーザの位置を検出するためのセンサを含む、請求項5〜11の何れか1項に記載のディスプレイ装置。
【請求項13】
ディスプレイでのプライバシーを制御するための方法であって、
前記ディスプレイの発光ダイオード(LED)ピクセルの視野角を変更することになる入力を、コントローラの入力源を介して受け取り、
前記コントローラのプロセッサ及びメモリを用いて、前記LEDピクセルを回転させるために微小電気機械システム(MEMS)にコマンドを発し、
前記コマンドに基づいて、前記ディスプレイのプライベートな閲覧が維持されるように、前記MEMSによって前記LEDピクセルを回転させることを含み、
前記LEDピクセルを回転させることは、LEDピクセルを回転させるために前記LEDピクセルのハウジングの内壁に位置するハウジング歯車の歯と前記MEMSのモータ歯車の歯を係合することを含む、方法。
【請求項14】
前記LEDピクセルのハウジングは、青色LED、緑色LED、及び赤色LEDを収容する、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記LEDピクセルは、前記コントローラにより発せられた前記コマンドに応答して、前記MEMSによって−70度から+70度まで回転する、請求項13又は14に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
ディスプレイは、視覚形態で情報を提示するための出力装置である。ディスプレイは、視覚形態で情報を提示するための多数の発光ダイオード(LED)ピクセルのような構成要素を含む。LEDピクセルは、赤色LED、緑色LED、及び青色LEDを含む。LEDピクセルは、情報がディスプレイ上に視覚形態で存在するように光を発するために、回路により制御される。
【0002】
添付図面は、本明細書で説明される原理の様々な例を示し、明細書の一部である。当該例は、特許請求の範囲の範囲を制限しない。
【図面の簡単な説明】
【0003】
図1A】本明細書で説明される原理の一例による、ディスプレイでプライバシーを制御するためのシステムの略図である。
図1B】本明細書で説明される原理の一例による、ディスプレイでプライバシーを制御するためのディスプレイ装置の略図である。
図2A】本明細書で説明される原理の一例による、左向きに回転した発光ダイオード(LED)ピクセルの一例の略図である。
図2B】本明細書で説明される原理の一例による、左向きに回転したLEDピクセルの一例の略図である。
図3A】本明細書で説明される原理の一例による、中央の方へ回転したLEDピクセルの一例の略図である。
図3B】本明細書で説明される原理の一例による、中央の方へ回転したLEDピクセルの一例の略図である。
図4A】本明細書で説明される原理の一例による、右向きに回転したLEDピクセルの一例の略図である。
図4B】本明細書で説明される原理の一例による、右向きに回転したLEDピクセルの一例の略図である。
図5】本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの一例である。
図6】本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。
図7】本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。
図8】本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。
図9】本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。
図10】本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。
図11】本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。
図12】本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。
図13】本明細書で説明される原理の一例による、ディスプレイでプライバシーを制御するための方法の流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0004】
図面の全体にわたって、同じ参照番号は、類似するが必ずしも同じでない要素を示す。
【0005】
詳細な説明
上述されたように、ディスプレイは、視覚形態で情報を提示するための出力装置である。ディスプレイにより、情報が、様々な視野角から閲覧することが可能になる。ディスプレイの視野角は、ディスプレイの視野角の中心に対して−45度から+45度であることができる。これにより、多数の人々がディスプレイに表示された情報を同時に閲覧することが可能になる。
【0006】
ディスプレイに表示された情報は、機密情報であることが多い。機密情報は、保険証券、銀行預金口座、収支報告書、人的資源、企業秘密、試験、診療記録、保安用途および他の機密情報を含む。この機密情報に起因して、権限保持者のみが機密情報を閲覧することができるように、ディスプレイで閲覧される際にこの機密情報をプライベートに保つことが望ましい。しかしながら、現在のディスプレイの場合、この機密情報は、上述されたように様々な角度から、ディスプレイを介して閲覧され得る。結果として、機密情報を閲覧する権限を与えられていない人が、ディスプレイの視野角内にいる場合、当該機密情報を閲覧する可能性がある。
【0007】
ディスプレイでプライバシーを制御するために、プライバシー・スクリーンがディスプレイの上に配置される。プライバシー・スクリーンは、ディスプレイ上に表示される情報が特定の角度で閲覧することを可能にするように設計される。例えば、ディスプレイの視野角の中心から−15度から+15度である。プライバシー・スクリーンはディスプレイの視野角を制限し、ひいてはディスプレイでプライバシーを制御するが、プライバシー・スクリーンはディスプレイを暗くする。結果として、ディスプレイの発光ダイオード(LED)ピクセルの輝度が増大される。しかしながら、これは、ディスプレイにおけるより多くの電力消費につながり、ディスプレイの過熱をまねく可能性がある。更に、プライバシー・スクリーンを有するディスプレイに対する位置をユーザが移動して、その結果、ユーザがもはや視野角内にいない場合、ユーザはディスプレイ上の情報を閲覧することができない。結果として、ユーザは、情報を閲覧するためにユーザ自身を視野角内に再位置決めしなければならない。これは、ユーザが1日を通して位置を移動することが多い場合に、煩わしい作業である可能性がある。
【0008】
従って、本明細書で説明される原理は、例えば、ディスプレイでプライバシーを制御するためのシステムを含む。システムは、微小電気機械システム(MEMS)に回転可能に結合されたLEDピクセル、及びMEMSを制御するためのコントローラを含み、MEMSは、LEDピクセルの視野角を変更するために、コントローラにより発せられたコマンドに応答してLEDピクセルを回転させ、その結果、そのLEDピクセルに関するディスプレイでのプライバシーが維持される。
【0009】
別の例において、本明細書で説明される原理は、ディスプレイ装置を含む。当該装置は、多数のLEDピクセル、LEDピクセルのそれぞれがMEMSの1つに回転可能に結合されている多数のMEMS、及びMEMSのそれぞれを個別的に制御するためのコントローラを含み、MEMSは、LEDピクセルの視野角を変更するために、コントローラにより発せられたコマンドに応答してLEDピクセルを選択的に回転させ、その結果、ディスプレイ装置のプライベートな閲覧が維持される。
【0010】
別の例において、本明細書で説明される原理は、ディスプレイでプライバシーを制御するための方法を含む。当該方法は、ディスプレイのLEDピクセルの視野角を変更することになる入力を、コントローラの入力源を介して受け取り、コントローラのプロセッサ及びメモリを用いて、LEDピクセルを回転させるためのコマンドをMEMSに発し、コマンドに基づいて、MEMSを介してLEDピクセルを回転させ、その結果、ディスプレイのプライベートな閲覧が維持される。
【0011】
本明細書において及び添付の特許請求の範囲において、用語「MEMS」は、LEDピクセルを回転させるデバイスを意味する。MEMSは、コントローラにより発せられたコマンドに応答してモータが回転する際に、モータ歯車の歯がLEDピクセルのハウジングの内壁に配置されたハウジング歯車の歯と噛み合わされてLEDピクセルを回転させるように、モータに接続されたモータ歯車を含む。
【0012】
更に、本明細書において及び添付の特許請求の範囲において使用される限り、用語「多数の」又は類似した用語は、1から無限大を含む任意の正数として広く理解されることが意図されており、ゼロは数ではなくて、数のないことである。
【0013】
以下の説明において、説明のために、多くの特定の細部が、本システム及び方法の完全な理解を提供するために記載される。しかしながら、当業者には明らかなように、本装置、システム及び方法は、これら特定の細部なしに実施され得る。明細書において「一例」または類似した用語の言及は、その例に関連して説明される特定の特徴、構造または特性が説明されたように含まれるが、他の例において含まれないかもしれないことを意味する。
【0014】
さて、図面を参照すると、図1Aは、本明細書で説明される原理の一例による、ディスプレイでプライバシーを制御するためのシステムの略図である。後述されるように、システム(100)は、LEDピクセル(102)、MEMS(104)及びコントローラ(106)を含む。
【0015】
図示されたように、システム(100)は、MEMS(104)に回転可能に結合されたLEDピクセル(102)及びMEMS(104)を制御するためのコントローラ(106)を含む。MEMS(104)は、LEDピクセル(102)の視野角を変更するためにコントローラ(106)により発せられたコマンドに応答してLEDピクセル(102)を回転させ、その結果、そのLEDピクセル(102)に関するディスプレイでのプライバシーが維持される。
【0016】
図1Bは、本明細書で説明される原理の一例による、ディスプレイでプライバシーを制御するためのディスプレイ装置の略図である。後述されるように、ディスプレイ装置(150)は、多数のLEDピクセル(102)、多数のMEMS(104)及びコントローラ(106)を含む。
【0017】
図示されたように、ディスプレイ装置(150)は、多数のLEDピクセル(102−1から102−n)、LEDピクセル(102−1から102−n)のそれぞれがMEMS(104−1から104−n)の1つに回転可能に結合される多数のMEMS(104−1から104−n)、及びMEMS(104−1から104−n)のそれぞれを個別的に制御するためのコントローラ(106)を含む。MEMS(104−1から104−n)は、それらLEDピクセル(102−1から102−n)の視野角を変更するためにコントローラ(106)により発せられたコマンドに応答してLEDピクセル(102−1から102−n)を選択的に回転させ、その結果、ディスプレイ装置(150)のプライベートな閲覧が維持される。
【0018】
図2Aは、本明細書で説明される原理の一例による、左向きに回転したLEDピクセルの一例の略図である。図2A及び図2Bで説明されるように、コントローラ(106)により発せられたコマンドに基づいて、LEDピクセル(102)を左向きに回転させるために、MEMS(104)が使用される。
【0019】
特に図2Aを参照すると、LEDピクセル(102)は、ハウジング(210)を含む。ハウジング(210)は、LEDピクセル(102)及びMEMS(104)の多数の構成要素を収容するために使用される。例えば、ハウジング(210)は、青色LED(208−1)、緑色LED(208−2)及び赤色LED(208−3)を収納するために使用される。LED(208)は、図2Aに示されるように、ハウジング(210)の平坦な部分に実装される。幾つかの例において、LED(208)は、マイクロLED(μ−LED)である。ハウジング(210)は、プラスチック又は他の適切な材料のような材料から作り上げられる。図2Bで表されるように、ハウジング(210)は、ハウジング歯車(220)を含む。ハウジング歯車(220)は、ハウジング(210)の内壁に位置する。ハウジング歯車(220)に関する更なる情報は、後述される。
【0020】
ハウジング(210)は、ケース(212)に回転可能に接続される。後述されるように、LEDピクセル(102)のハウジング(210)が回転する際、ケース(212)は、LEDピクセル(102)のハウジング(210)が軸の周りに回転するように、基部を提供する。幾つかの例において、LEDピクセル(102)は、コントローラ(106)により発せられたコマンドに応答してMEMS(104)を介して−70度から+70度まで回転する。図2Aに示されたように、LEDピクセル(102)は左向きに回転する。例えば、−1度から−70度である。結果として、ユーザがディスプレイ(526)の左側に配置される場合、ユーザがLEDピクセル(102)の視野角内にいるので、ディスプレイ(526)に表示された情報を閲覧することができる。しかしながら、ユーザがディスプレイ(526)の右側に配置される場合、ユーザは、ユーザがLEDピクセル(102)の視野角の外側にいるように左向きに回転するLEDピクセル(102)に起因して、ディスプレイ(526)に表示された情報を閲覧することができない。かくして、LEDピクセル(102)の左側に配置されたユーザに対して、ディスプレイ(526)のプライベートな閲覧が維持される。
【0021】
図2Bは、本明細書で説明される原理の一例による、左向きに回転したLEDピクセルの一例の略図である。後述されるように、MEMS(104)は、コントローラ(106)から受け取ったコマンドに基づいて、LEDピクセル(102)を左向きに回転させるために使用される。
【0022】
一例において、MEMS(104)は、プライバシー制御を維持するためにLEDピクセル(102)を左向きに回転させるためにコントローラ(106)からのコマンドを受け取る。図示されたように、MEMS(104)は、モータ(222)に接続されたモータ歯車(224)を含み、その結果、モータ(222)が、コントローラ(106)により発せられたコマンドに応答してLEDピクセル(102)を左向きに回転させるために矢印214により示されるように回転する際、モータ歯車(224)の歯がハウジング歯車(220)の歯と噛み合う。これにより、ハウジング歯車(220)は、矢印216により示されるように回転する。ハウジング歯車(220)が、上述されたようにLEDピクセル(102)のハウジング(210)の内壁に接続されるので、LEDピクセル(102)は矢印218により示すように、回転する。結果として、LEDピクセル(102)の視野角は、そのLEDピクセルに関するディスプレイ(526)でのプライバシーが維持されるように変更される。かくして、ディスプレイ(526)のプライベートな閲覧は、そのLEDピクセル(102)に関してディスプレイ(526)の左側に配置されたユーザに対して維持される。
【0023】
図2A及び図2Bの例は単一のLEDピクセル(102)を回転させるMEMS(104)を記述するが、他の図面および例は、多数のLEDピクセル(102)を選択的に回転させるMEMS(104)を記述する。結果として、二つ以上のLEDピクセル(102)が回転することができ、その結果、ディスプレイ(526)でのプライバシーが維持される。
【0024】
図3Aは、本明細書で説明される原理の一例による、中央の方へ回転したLEDピクセルの一例の略図である。図3A及び図3Bに記述されるように、MEMS(104)は、コントローラ(106)により発せられたコマンドに基づいて、LEDピクセル(102)を中央(即ち、0度)の方へ回転させるために使用される。
【0025】
図3Aに示されるように、LEDピクセル(102)は、中央位置(例えば、0度)まで回転する。結果として、ユーザがディスプレイ(526)の左側、中央、又は右側に配置される場合、ユーザはディスプレイ(526)に表示された情報を閲覧することができる。
【0026】
図3Bは、本明細書で説明される原理の一例による、中央の方へ回転したLEDピクセルの一例の略図である。後述されるように、MEMS(104)は、コントローラ(106)から受け取ったコマンドに基づいて、LEDピクセル(102)を中央位置の方へ回転させるために使用される。
【0027】
一例において、MEMS(104)は、LEDピクセル(102)を中央の方へ回転させるためにコントローラ(106)からのコマンドを受け取る。図示されたように、MEMS(104)は、モータ(222)に接続されたモータ歯車(224)を含み、その結果、モータ(222)が、コントローラ(106)により発せられたコマンドに応答してLEDピクセル(102)を中央の方へ回転させるように回転する際、モータ歯車(224)の歯がハウジング歯車(220)の歯と噛み合う。これにより、ハウジング歯車(220)は、LEDピクセル(102)が中央に到達するまで、LEDピクセル(102)の現在の位置に依存して左向き又は右向きに回転する。ハウジング歯車(220)が、上述されたようにLEDピクセル(102)のハウジング(210)の内壁に接続されるので、LEDピクセル(102)は、図3Bに示されるように、中央の方へ回転する。結果として、LEDピクセル(102)の視野角は、ディスプレイ(526)に表示された情報が様々な視野角から閲覧され得るように変更される。
【0028】
図3A及び図3Bの例は単一のLEDピクセル(102)を回転させるMEMS(104)を記述するが、他の図面および例は、多数のLEDピクセル(102)を選択的に回転させるMEMS(104)を記述する。結果として、二つ以上のLEDピクセル(102)が中央の方へ回転することができる。
【0029】
図4Aは、本明細書で説明される原理の一例による、右向きに回転したLEDピクセルの一例の略図である。図4A及び図4Bに表されるように、MEMS(104)は、コントローラ(106)により発せられたコマンドに基づいてLEDピクセル(102)を右向きに回転させるために使用される。
【0030】
図4Aに示されたように、LEDピクセル(102)は右向きに回転する。例えば、+1度から+70度である。結果として、ユーザがディスプレイ(526)の右側に配置される場合、ユーザはディスプレイ(526)に表示された情報を閲覧することができる。しかしながら、ユーザがディスプレイ(526)の左側に配置される場合、ユーザは、右向きに回転するLEDピクセル(102)に起因してディスプレイ(526)に表示された情報を閲覧することができない。かくして、ディスプレイ(526)の右側に配置されたユーザに対して、ディスプレイ(526)のプライベートな閲覧が維持される。
【0031】
図4Bは、本明細書で説明される原理の一例による、右向きに回転したLEDピクセルの一例の略図である。後述されるように、MEMS(104)は、コントローラ(106)から受け取ったコマンドに基づいて、LEDピクセル(102)を右向きに回転させるために使用される。
【0032】
一例において、MEMS(104)は、プライバシーを維持するためにLEDピクセル(102)を右向きに回転させるためにコントローラ(106)からのコマンドを受け取る。図示されたように、MEMS(104)は、モータ(222)に接続されたモータ歯車(224)を含み、その結果、モータ(222)が、コントローラ(106)により発せられたコマンドに応答してLEDピクセル(102)を右向きに回転させるために矢印414により示されるように回転する際、モータ歯車(224)の歯がハウジング歯車(220)の歯と噛み合う。これにより、ハウジング歯車(220)は、矢印416により示されるように回転する。ハウジング歯車(220)が、上述されたようにLEDピクセル(102)のハウジング(210)の内壁に接続されるので、LEDピクセル(102)は矢印418により示すように、回転する。結果として、LEDピクセル(102)の視野角は、そのLEDピクセルに関するディスプレイ(526)でのプライバシーが維持されるように変更される。かくして、ディスプレイ(526)のプライベートな閲覧は、そのLEDピクセル(102)に関してディスプレイ(526)の右側に配置されたユーザに対して、維持される。
【0033】
図4A及び図4Bの例は単一のLEDピクセル(102)を回転させるMEMS(104)を記述するが、他の図面および例は、多数のLEDピクセル(102)を選択的に回転させるMEMS(104)を記述する。結果として、二つ以上のLEDピクセル(102)が回転することができ、その結果、ディスプレイ(526)でのプライバシーが維持される。
【0034】
図5は、本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの一例である。後述されるように、ディスプレイ(526)は、多数のLEDピクセル(502)を含む。
【0035】
図示されたように、ディスプレイ(526)は、多数のLEDピクセル(502)を含む。後述されるように、MEMS(104)は、コントローラ(106)により発せられたコマンドに応答して、LEDピクセル(502)を或る角度まで回転させる。一例において、その角度は、−70度から+70である。
【0036】
一例において、MEMS(104)は、コントローラ(104)により発せられたコマンドに応答してLEDピクセル(502)のそれぞれを或る角度まで回転させ、その結果、ディスプレイ(526)のLEDピクセル(502)の全てに関するディスプレイ(526)のプライベートな閲覧が維持される。例えば、LEDピクセル(502)のそれぞれは、そのLEDピクセル(502)を回転させることができるMEMS(104)を含む。この例において、LEDピクセル(502)の全てに対するMEMS(104)の全ては、各LEDピクセル(502)を同じ角度まで(例えば、+30度まで)回転させるように命令される。かくして、ディスプレイ(526)のプライベートな閲覧は、LEDピクセル(502)に関してディスプレイ(526)の右側に配置されたユーザに対して維持される。
【0037】
別の例において、ディスプレイ(526)の水平線(横線)と関連しているLEDピクセルは、ディスプレイ(526)での水平線のプライベートな閲覧が維持されるように、ディスプレイ(526)の鉛直線(縦線)と関連しているLEDピクセルとは無関係に回転する。この例において、図5に示されたLEDピクセル502−1から502−7、502−15から502−21、502−29から502−35がディスプレイの水平線と関連しており、残りのLEDピクセルは鉛直線と関連している。一例において、コントローラ(106)は、+70度まで回転させるためにLEDピクセル502−1から502−7、502−15から502−21、502−29から502−35のMEMSにコマンドを発する。ひとたび回転すれば、ディスプレイ(526)のプライベートな閲覧は、LEDピクセル502−1から502−7、502−15から502−21、502−29から502−35に関してディスプレイ(526)の右側に配置されたユーザに対して維持されるが、残りのLEDピクセルは、これらLEDピクセルの以前の視野角が0度以下であるとしてもそれらの以前の視野角にとどまる。これらLEDピクセルの視野角が0度より大きい場合、これらLEDピクセルは0度以下に回転する。
【0038】
更に別の例において、ディスプレイ(526)の鉛直線と関連しているLEDピクセルは、ディスプレイ(526)での鉛直線のプライベートな閲覧が維持されるように、ディスプレイ(526)の水平線と関連しているLEDピクセルとは無関係に回転する。この例において、LEDピクセル502−1から502−7、502−15から502−21、502−29から502−35がディスプレイ(526)の水平線と関連しており、残りのLEDピクセルは鉛直線と関連している。一例において、コントローラ(106)は、−70度まで回転させるために残りのLEDピクセルのMEMSにコマンドを発する。ひとたび回転すれば、ディスプレイ(526)のプライベートな閲覧は、これらLEDピクセルに関してディスプレイ(526)の左側に配置されたユーザに対して維持されるが、LEDピクセル502−1から502−7、502−15から502−21、502−29から502−35は、これらLEDピクセルの以前の視野角が0度以上であるとしてもそれらの以前の視野角にとどまる。LEDピクセル502−1から502−7、502−15から502−21、502−29から502−35の視野角が0度より小さい場合、これらLEDピクセル502−1から502−7、502−15から502−21、502−29から502−35は0度以上に回転する。
【0039】
更に別の例において、MEMS(104)は、ディスプレイ(526)のLEDピクセル一部のプライベートな閲覧が維持されるように、コントローラ(106)により発せられたコマンドに応答してLEDピクセルの一部を回転させる。例えば、LEDピクセル502−1から502−17が、コントローラ(106)により発せられたコマンドに応答してMEMS(104)によって+70まで回転する。ひとたび回転すれば、ディスプレイ(526)のプライベートな閲覧は、LEDピクセル502−1から502−17に関してディスプレイ(526)の左側に配置されたユーザに対して維持されるが、他のLEDピクセルは、これらLEDピクセルの以前の視野角が0度以下であるとしてもそれらの以前の視野角にとどまる。結果として、ディスプレイ(526)のそのLEDピクセル502−1から502−17のプライベートな閲覧が維持される。
【0040】
図6は、本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。上述されたように、コントローラ(106)は、ディスプレイ装置(526)のLEDピクセル(102)のプライベートな閲覧が維持されるように、LEDピクセル(102)を回転させるためにMEMS(104)に命令するために、MEMS(104)にコマンドを発するために使用される。図6から図12は、基板(628)間に位置するLEDピクセル(102)、光学フィルム(730)、反射器(832)、タッチセンサ(1034)、又はそれらの組み合わせを含むディスプレイ(526)を示す。
【0041】
特に図6を参照すると、コントローラ(106)は、コントローラ(106)の入力源(634)から入力を受け取って、その入力に基づいてLEDピクセル(102)を回転させるためにMEMS(104)にコマンドを発するためのプロセッサ(630)及びメモリ(632)を含む。
【0042】
一例において、コントローラ(106)の入力源(634)は、多数の押しボタンである。押しボタンは、左押しボタン、中央押しボタン、及び右押しボタンを含む。ユーザが左押しボタンを押下する場合、コントローラ(106)は、LEDピクセル(102)を左向きに回転させるようにMEMS(104)にコマンドを発する。一例において、ユーザが左押しボタンをどれぐらい押下するかに依存して、LEDピクセル(102)を左向きに何度回転させるかが決定される。例えば、1秒毎にユーザが左押しボタンを押下すると、LEDピクセル(102)は−10度左向きに回転し、−70度まで回転する。別の例において、ひとたび左押しボタンがユーザにより押下されれば、LEDピクセル(102)は、左向きに最大角度まで回転する(例えば、−70度)。
【0043】
ユーザが右押しボタンを押下する場合、コントローラ(106)は、LEDピクセル(102)を右向きに回転させるようにMEMS(104)にコマンドを発する。一例において、ユーザが右押しボタンをどれぐらい押下するかに依存して、LEDピクセル(102)を右向きに何度回転させるかが決定される。例えば、1秒毎にユーザが右押しボタンを押下すると、LEDピクセル(102)は+10度右向きに回転し、+70度まで回転する。別の例において、ひとたび右押しボタンがユーザにより押下されれば、LEDピクセル(102)は、右向きに最大角度まで回転する(例えば、+70度)。
【0044】
ユーザが中央押しボタンを押下する場合、コントローラ(106)は、LEDピクセル(102)を中央の方へ回転させるためにMEMS(104)にコマンドを発する。結果として、LEDピクセル(102)は、0度まで回転する。
【0045】
別の例において、コントローラ(106)は、コントローラ(106)の回転ノブのような入力源(634)から入力を受け取って、その入力に基づいてLEDピクセル(102)を回転させるためにMEMS(104)にコマンドを発するためのプロセッサ(630)及びメモリ(632)を含む。
【0046】
ユーザが回転ノブを左向きに回転させる場合、コントローラ(106)は、LEDピクセル(102)を左向きに回転させるためにMEMS(104)にコマンドを発する。一例において、回転ノブの中央位置に対する回転ノブの角度に依存して、LEDピクセル(102)を左向きに何度回転させるかが決定される。例えば、ユーザが回転ノブを−30度まで回転させる場合、LEDピクセル(102)は−30度まで左向きに回転する。別の例において、ひとたび回転ノブがユーザにより左向きに回転させられる場合、LEDピクセルは、最大角度まで左向きに回転する(例えば、−70度)。
【0047】
ユーザが回転ノブを右向きに回転させる場合、コントローラ(106)は、LEDピクセル(102)を右向きに回転させるためにMEMS(104)にコマンドを発する。一例において、回転ノブの中央位置に対する回転ノブの角度に依存して、LEDピクセル(102)を右向きに何度回転させるかが決定される。例えば、ユーザが回転ノブを+30度まで回転させる場合、LEDピクセル(102)は+30度まで右向きに回転する。別の例において、ひとたび回転ノブがユーザにより右向きに回転させられる場合、LEDピクセル(102)は、最大角度まで右向きに回転する(例えば、+70度)。
【0048】
ユーザが回転ノブを中央まで回転させる場合、コントローラ(106)は、LEDピクセル(102)を中央位置の方へ回転させるためにMEMS(104)にコマンドを発する。結果として、LEDピクセル(102)は、0度まで回転する。
【0049】
別の例において、コントローラ(106)の入力源(634)は、センサである。カメラのようなセンサは、コントローラ(106)がユーザの方へLEDピクセル(102)を回転させるためにMEMS(104)にコマンドを発するように、ディスプレイ(526)に対するユーザの位置を検出する。例えば、ユーザの位置がディスプレイに対して−30度であるとセンサが検出する場合、コントローラ(106)は、LEDピクセル(102)がユーザの方へ回転するように、LEDピクセル(102)を−30度まで回転させるためにMEMS(104)にコマンドを発する。
【0050】
他の例において、2人以上のユーザがセンサにより検出される。センサは、どのユーザがディスプレイ(526)に表示された情報を閲覧する権限を与えられているかを検出し、それに応じてLEDピクセル(102)を回転させる。
【0051】
幾つかの例において、コントローラ(106)は、ユーザがLEDピクセル(102)のどれを回転させるかを選択することを可能にするための他の入力源を含む。例えば、第1のボタンは、ユーザにより選択される場合、全てのLEDピクセル(102)が回転するべきであることを示す。第2のボタンは、ユーザにより選択される場合、ディスプレイ(526)の水平線と関連しているLEDピクセル(102)が回転するべきであることを示す。第3のボタンは、ユーザにより選択される場合、ディスプレイ(526)の鉛直線と関連しているLEDピクセル(102)が回転するべきであることを示す。第4のボタンは、ユーザにより選択される場合、ディスプレイ(526)のLEDピクセル(102)の一部が回転するべきであることを示す。
【0052】
図示されたように、ディスプレイ(526)は、基板A(628−1)及び基板B(628−2)を含む。LEDピクセル(102)及びケース(212)は、図6に示されたように基板(628)間に位置する。一例において、基板は、ガラス基板またはプラスチック基板である。基板(628)は透明であり、ひいてはLEDピクセル(102)から発せられた光が基板(628)を通過することを可能にする。
【0053】
図7は、本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。後述されるように、ディスプレイ(526)は、基板(628)及び光学フィルム(730)を含む。
【0054】
図示されたように、ディスプレイ(526)は、基板A(628−1)及び基板B(628−2)を含む。ディスプレイ(526)は光学フィルム(730)を含む。光学フィルム(730)は、基板A(628−1)とLEDピクセル(102)との間に位置する。一例において、光学フィルム(730)は、LEDピクセル(102)の輝度を上昇させるために使用される。更に、光学フィルム(730)は、ディスプレイ装置(526)に表示された情報がより均一に見えるように、LEDピクセル(102)から発せられた光を拡散するために使用される。光学フィルム(730)は、非対称転向フィルム、非対称プリズムフィルム、プリズムフィルム、輝度上昇フィルム(Brightness Enhancement Film:BEF)、二重輝度上昇フィルム(Dual Brightness Enhancement Film:DBEF)、ディフューザ、又はそれらの組み合わせを含む。光学フィルム(730)は、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)又はポリカーボネート及び環状オレフィン共重合体(COC)のようなポリアクリル酸を含む。
【0055】
図8は、本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。後述されるように、ディスプレイ(526)は、基板(628)及び反射器(832)を含む。
【0056】
図示されたように、ディスプレイ(526)は、基板A(628−1)及び基板B(628−2)を含む。ディスプレイ(526)は反射器(832)を含む。反射器(832)は、図8に示されるように、ケース(212)と基板B(628−2)との間に位置する。反射器(832)は、LEDピクセル(102)の輝度を上昇させるために使用される金属フィルムである。
【0057】
図9は、本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。後述されるように、ディスプレイ(526)は、基板(628)、光学フィルム(730)及び反射器(832)を含む。
【0058】
図示されたように、ディスプレイ(526)は、基板A(628−1)及び基板B(628−2)を含む。ディスプレイ(526)は反射器(832)を含む。反射器(832)は、図9に示されるように、ケース(212)と基板B(628−2)との間に位置する。光学フィルム(730)は、基板A(628−1)とLEDピクセル(102)との間に位置する。
【0059】
図10は、本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。後述されるように、ディスプレイ(526)は、基板(628)、光学フィルム(730)及びタッチセンサ(1034)を含む。
【0060】
図示されたように、ディスプレイ(526)は、基板A(628−1)及び基板B(628−2)を含む。ディスプレイ(526)は光学フィルム(730)を含む。光学フィルム(730)は、基板A(628−1)とLEDピクセル(102)との間に位置する。ディスプレイ(526)は、タッチセンサ(1034)を含む。タッチセンサ(1034)は、基板A(628−1)の上面に層状に積み重ねられた入力センサである。タッチセンサ(1034)により、ユーザが、ディスプレイ(526)に表示された情報に触れることが可能となり、その結果、ユーザは、ディスプレイ(526)と直接的に相互作用する。
【0061】
図11は、本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。後述されるように、ディスプレイ(526)は、基板(628)、反射器(832)及びタッチセンサ(1034)を含む。
【0062】
図示されたように、ディスプレイ(526)は、基板A(628−1)及び基板B(628−2)を含む。ディスプレイ(526)は反射器(832)を含む。反射器(832)は、基板B(628−2)とケース(212)との間に位置する。ディスプレイ(526)は、図示されたように基板Aの上面に配置されたタッチセンサ(1034)を含む。
【0063】
図12は、本明細書で説明される原理の一例による、プライバシーを制御するためのディスプレイの上面図の一例である。後述されるように、ディスプレイ(526)は、基板(628)、光学フィルム(730)、反射器(832)及びタッチセンサ(1034)を含む。
【0064】
図示されたように、ディスプレイ(526)は、基板A(628−1)及び基板B(628−2)を含む。ディスプレイ(526)は反射器(832)を含む。反射器(832)は、図12に示されるように、ケース(212)と基板B(628−2)との間に位置する。光学フィルム(730)は、基板A(628−1)とLEDピクセル(102)との間に位置する。ディスプレイ(526)は、図示されたように基板A(628−1)の上面に配置されたタッチセンサ(1034)を含む。
【0065】
図13は、本明細書で説明される原理の一例による、ディスプレイでプライバシーを制御するための方法の流れ図である。方法(1300)は、図1A図12のシステムにより実行される。方法(1300)は、コントローラの入力源を介して、ディスプレイのLEDピクセルの視野角を変更することになる入力を受け取り(1301)、コントローラのプロセッサ及びメモリを用いて、LEDピクセルを回転させるためにMEMSにコマンドを発し(1302)、当該コマンドに基づいて、ディスプレイのプライベートな閲覧が維持されるようにMEMSによってLEDピクセルを回転させる(1303)ことを含む。
【0066】
上述されたように、方法(1300)は、ディスプレイのLEDピクセルの視野角を変更することになる入力を、コントローラの入力源を介して受け取ること(1301)を含む。幾つかの例において、コントローラの入力源は、上述されたように、多数の押しボタン、回転ノブ、又はセンサである。
【0067】
上述されたように、方法(1300)は、コントローラのプロセッサ及びメモリを用いて、LEDピクセルを回転させるためにMEMSにコマンドを発すること(1302)を含む。幾つかの例において、コマンドは、LEDピクセルを回転させるために正確な角度を指定する。他の例において、コマンドは、−70度、0度または+70度のような、最小角度、中央または最大角度にLEDピクセルを回転させるように指定する。
【0068】
上述されたように、方法(1300)は、コマンドに基づいて、ディスプレイのプライベートな閲覧が維持されるように、MEMSによってLEDピクセルを回転させること(1303)を含む。幾つかの例において、コマンドは、LEDピクセルに関するディスプレイでのプライバシーが維持されるように、LEDピクセルを正確な角度まで回転させる、又はLEDピクセルを−70度、0度または+70まで回転させる。
【0069】
前述の説明は、説明される原理の例を示す及び説明するために提示された。この説明は、網羅的にする又はこれら原理を開示された任意の全く同一の形態に制限することが意図されていない。多くの変更および変形が、上記の教示に鑑みて可能である。
図1A
図1B
図2A
図2B
図3A
図3B
図4A
図4B
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13