特許第6842001号(P6842001)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6842001
(24)【登録日】2021年2月24日
(45)【発行日】2021年3月17日
(54)【発明の名称】アルミニウム合金鍛造品の冷間鍛造装置
(51)【国際特許分類】
   B21J 9/02 20060101AFI20210308BHJP
   B21J 5/00 20060101ALI20210308BHJP
   B21J 3/00 20060101ALI20210308BHJP
   B21J 13/02 20060101ALI20210308BHJP
【FI】
   B21J9/02 Z
   B21J5/00 D
   B21J3/00
   B21J13/02 B
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2020-46946(P2020-46946)
(22)【出願日】2020年3月17日
【審査請求日】2020年9月14日
(31)【優先権主張番号】201911216508.4
(32)【優先日】2019年12月2日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519320963
【氏名又は名称】済寧延貝塑膠有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】黄錚▲に▼
【審査官】 永井 友子
(56)【参考文献】
【文献】 特開平08−019826(JP,A)
【文献】 実開平06−085064(JP,U)
【文献】 特開2006−297199(JP,A)
【文献】 特開平11−320300(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第105798216(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B21J 9/02
B21J 3/00
B21J 5/00
B21J 13/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
鍛造機外殻を含み、前記鍛造機外殻の中には鍛造空間が設置され、前記鍛造空間は後端壁、左端壁及び一部の上端壁がいずれも外部空間に連通し、前記鍛造空間の中には軟化機構が設置され、前記軟化機構は前記鍛造空間の下端壁と固定的に連結された旋転モーターを含み、六つの貯蔵ブロックが前記旋転モーターを中心にして環状に配列され、前記貯蔵ブロックが前記鍛造空間の下端壁と固定的に連結され、前記貯蔵ブロックの上端面の中には上方に開口した貯蔵空間が設置され、前記旋転モーターの上側には載置ブロックが設置され、アルミニウム合金の原料を前記載置ブロックの中に貯蔵することができ、異なる前記貯蔵空間の中には異なる試薬が貯蔵され、アルミニウム合金の原料をそれぞれ異なる前記貯蔵空間の中浸すことにより、異なる時間でアルミニウム合金の原料の酸化膜に対する軟化作業を実現でき、
前記鍛造空間の右端壁には上部ブロックが固定的に設置され、前記上部ブロックの下端面の中には下方に開口した底部空間が設置され、前記底部空間の中には鍛造機構が設置され、前記鍛造機構は回転可能な旋転ブロックを含み、前記旋転ブロックの下側には、前記旋転ブロックの下端面の中心を配置中心にして、六つの鍛造ブロックが配列され、前記底部空間の上端壁の中には液圧ポンプが嵌められ、前記液圧ポンプには液圧ロッドが付いており、前記液圧ロッドの下端には圧力板が固定的に設置され、前記圧力板の下降により異なる前記鍛造ブロックをそれぞれ下方へプッシュすることができ、
前記鍛造機構の左側には潤滑機構が設置され、前記潤滑機構は前記上部ブロックの左端面と固定的に連結された貯蔵缶を含み、前記貯蔵缶の中には潤滑液が貯蔵され、前記底部空間の左端壁の中には輸送空間が設置され、前記輸送空間の中には回転可能なねじブロックが設置され、前記ねじブロックの回転により前記貯蔵缶の中の潤滑液を噴出させることができ、
前記軟化機構はさらに前記旋転モーターの上端面に回転可能に設置された旋転軸を含み、前記旋転軸には旋転板が固定的に設置され、前記旋転板の前端面には動力モーターが固定的に設置され、前記動力モーターの前端面には動力軸が回転可能に設置され、前記動力軸には動力ロッドが固定的に設置され、前記載置ブロックが前記動力ロッドの右端に固定的に設置され、前記載置ブロックの中には金属網が嵌められ、前記載置ブロックの右端面には蓋板がヒンジで連結され、前記蓋板の右端面には支持ロッドが固定的に設置され、前記載置ブロックの下端面には固定ブロックが固定的に設置され、前記支持ロッドには旋転ロッドが第一捻りばねにより回転可能に設置され、前記旋転ロッドの上端面には引っ掛かりブロックが固定的に設置され、
前記鍛造機構はさらに前記底部空間の上端面と固定的に連結された上部モーターを含み、前記上部モーターの下端面には上部軸が回転可能に設置され、前記旋転ブロックが前記上部軸の下端と固定的に連結され、前記旋転ブロックの中には、前記上部軸を中心にして、前記旋転ブロックの上下端面を貫通した六つの運動空間が環状に配列され、前記運動空間において前記上部軸に近接した端壁の中には前記運動空間に向いて開口した移動溝が形成され、前記移動溝の下端壁には移動ばねが固定的に設置され、前記移動ばねの上端には前記移動溝とスライド可能に連結された移動ロッドが固定的に設置され、前記移動ロッドにおいて前記上部軸から離れた一端が前記運動空間の中に位置し、前記移動ロッドにおいて前記上部軸から離れた一端には運動ロッドが固定的に設置され、前記運動ロッドの下端が前記運動空間の下端壁を貫通し、前記鍛造ブロックが前記運動ロッドの下端と固定的に連結され、前記運動ロッドの上端には円形ブロックが固定的に設置され、前記上部ブロックの下側には前記鍛造空間の下端壁と固定的に連結された作業台が設置され、前記液圧ロッドの左端面には支持板が固定的に設置され、前記支持板の前端面には定位ロッドが固定的に設置され、前記定位ロッドには推力ロッドが第二捻りばねにより回転可能に設置され、
前記潤滑機構はさらに前記輸送空間の上端壁の中に設置された圧力空間を含み、前記圧力空間が上方及び右方に開口し、前記圧力空間の下端壁には圧力ばねが固定的に設置され、前記圧力ばねの上端には前記圧力空間とスライド可能に連結された圧力ブロックが固定的に設置され、前記圧力ブロックの右端面には、右端が前記底部空間の中に位置する昇降ロッドが固定的に設置され、前記圧力ブロックの上端面にはラックが固定的に設置され、前記圧力空間の上端壁の中には伝動空間が設置され、前記伝動空間の左側端壁と右側端壁の間には横向き軸が回転可能に設置され、前記横向き軸には動力傘歯車と伝動歯車とが固定的に設置され、前記伝動歯車が前記動力傘歯車の右側に位置し、前記伝動歯車と前記ラックとが噛み合っており、前記輸送空間の下端壁には、上端が前記伝動空間の中に位置する連結軸が回転可能に設置され、前記連結軸の上端には前記動力傘歯車と噛み合った伝動傘歯車が固定的に設置され、前記ねじブロックが前記連結軸に固定的に設置され、前記輸送空間の下端壁にはノズルが取り付けられていることを特徴とするアルミニウム合金鍛造品の冷間鍛造装置。
【請求項2】
前記第二捻りばねの弾性力が前記圧力ばねの弾性力より大きいことを特徴とする請求項1に記載のアルミニウム合金鍛造品の冷間鍛造装置。
【請求項3】
異なる前記鍛造ブロックが異なる形を押し出すことができることを特徴とする請求項1に記載のアルミニウム合金鍛造品の冷間鍛造装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は鍛造品製造分野に関し、具体的にはアルミニウム合金鍛造品の冷間鍛造装置である。
【背景技術】
【0002】
鍛造とは、金属加工の塑性加工法の一種であり、金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で、金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高めると共に目的の形状に成形する。鍛造加工は鍛造の温度によって熱間鍛造、温間鍛造、冷間鍛造と分類されている。有り触れた鍛造の一つは、アルミニウム合金の鍛造であり、アルミニウム合金の材料が柔らかいため、冷間鍛造の手段をよく使用する。既存のアルミニウム合金の鍛造は、アルミニウム合金表面に酸化膜が存在するため、段階的な軟化作業が不可欠であるが、軟化操作が複雑で高度な自動化を実現できなく、また、鍛造はほとんどライン作業により実現され、異なる金型に対する鍛造加工は段階的に行われる必要があり、操作が難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106270270号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明の解決しようとする問題はアルミニウム合金鍛造品の冷間鍛造装置を提供することにより、アルミニウム合金に対する軟化作業が複雑で、異なる金型に対する鍛造加工は段階的に行われる必要があるなど問題を解決するのである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願発明は以下の技術プランにより実現される。
【0006】
アルミニウム合金鍛造品の冷間鍛造装置は、鍛造機外殻を含み、前記鍛造機外殻の中には鍛造空間が設置され、前記鍛造空間は後端壁、左端壁及び一部の上端壁がいずれも外部空間に連通し、前記鍛造空間の中には軟化機構が設置され、前記軟化機構は前記鍛造空間の下端壁と固定的に連結された旋転モーターを含み、六つの貯蔵ブロックが前記旋転モーターを中心にして環状に配列され、前記貯蔵ブロックが前記鍛造空間の下端壁と固定的に連結され、前記貯蔵ブロックの上端面の中には上方に開口した貯蔵空間が設置され、前記旋転モーターの上側には載置ブロックが設置され、アルミニウム合金の原料を前記載置ブロックの中に貯蔵することができ、異なる前記貯蔵空間の中には異なる試薬が貯蔵され、アルミニウム合金の原料をそれぞれ異なる前記貯蔵空間の中浸すことにより、異なる時間でアルミニウム合金の原料の酸化膜に対する軟化作業を実現でき、
前記鍛造空間の右端壁には上部ブロックが固定的に設置され、前記上部ブロックの下端面の中には下方に開口した底部空間が設置され、前記底部空間の中には鍛造機構が設置され、前記鍛造機構は回転可能な旋転ブロックを含み、前記旋転ブロックの下側には、前記旋転ブロックの下端面の中心を配置中心にして、六つの鍛造ブロックが配列され、前記底部空間の上端壁の中には液圧ポンプが嵌められ、前記液圧ポンプには液圧ロッドが付いており、前記液圧ロッドの下端には圧力板が固定的に設置され、前記圧力板の下降により異なる前記鍛造ブロックをそれぞれ下方へプッシュすることができ、
前記鍛造機構の左側には潤滑機構が設置され、前記潤滑機構は前記上部ブロックの左端面と固定的に連結された貯蔵缶を含み、前記貯蔵缶の中には潤滑液が貯蔵され、前記底部空間の左端壁の中には輸送空間が設置され、前記輸送空間の中には回転可能なねじブロックが設置され、前記ねじブロックの回転により前記貯蔵缶の中の潤滑液を噴出させることができる。
【0007】
有益なように、前記軟化機構はさらに前記旋転モーターの上端面に回転可能に設置された旋転軸を含み、前記旋転軸には旋転板が固定的に設置され、前記旋転板の前端面には動力モーターが固定的に設置され、前記動力モーターの前端面には動力軸が回転可能に設置され、前記動力軸には動力ロッドが固定的に設置され、前記載置ブロックが前記動力ロッドの右端に固定的に設置され、前記載置ブロックの中には金属網が嵌められ、前記載置ブロックの右端面には蓋板がヒンジで連結され、前記蓋板の右端面には支持ロッドが固定的に設置され、前記載置ブロックの下端面には固定ブロックが固定的に設置され、前記支持ロッドには旋転ロッドが第一捻りばねにより回転可能に設置され、前記旋転ロッドの上端面には引っ掛かりブロックが固定的に設置されている。
【0008】
有益なように、前記鍛造機構はさらに前記底部空間の上端面と固定的に連結された上部モーターを含み、前記上部モーターの下端面には上部軸が回転可能に設置され、前記旋転ブロックが前記上部軸の下端と固定的に連結され、前記旋転ブロックの中には、前記上部軸を中心にして、前記旋転ブロックの上下端面を貫通した六つの運動空間が環状に配列され、前記運動空間において前記上部軸に近接した端壁の中には前記運動空間に向いて開口した移動溝が形成され、前記移動溝の下端壁には移動ばねが固定的に設置され、前記移動ばねの上端には前記移動溝とスライド可能に連結された移動ロッドが固定的に設置され、前記移動ロッドにおいて前記上部軸から離れた一端が前記運動空間の中に位置し、前記移動ロッドにおいて前記上部軸から離れた一端には運動ロッドが固定的に設置され、前記運動ロッドの下端が前記運動空間の下端壁を貫通し、前記鍛造ブロックが前記運動ロッドの下端と固定的に連結され、前記運動ロッドの上端には円形ブロックが固定的に設置され、前記上部ブロックの下側には前記鍛造空間の下端壁と固定的に連結された作業台が設置され、前記液圧ロッドの左端面には支持板が固定的に設置され、前記支持板の前端面には定位ロッドが固定的に設置され、前記定位ロッドには推力ロッドが第二捻りばねにより回転可能に設置されている。
【0009】
有益なように、前記潤滑機構はさらに前記輸送空間の上端壁の中に設置された圧力空間を含み、前記圧力空間が上方及び右方に開口し、前記圧力空間の下端壁には圧力ばねが固定的に設置され、前記圧力ばねの上端には前記圧力空間とスライド可能に連結された圧力ブロックが固定的に設置され、前記圧力ブロックの右端面には、右端が前記底部空間の中に位置する昇降ロッドが固定的に設置され、前記圧力ブロックの上端面にはラックが固定的に設置され、前記圧力空間の上端壁の中には伝動空間が設置され、前記伝動空間の左側端壁と右側端壁の間には横向き軸が回転可能に設置され、前記横向き軸には動力傘歯車と伝動歯車とが固定的に設置され、前記伝動歯車が前記動力傘歯車の右側に位置し、前記伝動歯車と前記ラックとが噛み合っており、前記輸送空間の下端壁には、上端が前記伝動空間の中に位置する連結軸が回転可能に設置され、前記連結軸の上端には前記動力傘歯車と噛み合った伝動傘歯車が固定的に設置され、前記ねじブロックが前記連結軸に固定的に設置され、前記輸送空間の下端壁にはノズルが取り付けられている。
【0010】
有益なように、前記第二捻りばねの弾性力が前記圧力ばねの弾性力より大きい。
【0011】
有益なように、異なる前記鍛造ブロックが異なる形を押し出すことができる。
【発明の効果】
【0012】
本願発明の効果は:本願発明は、アルミニウム合金に対する軟化作業と鍛造加工を一体化し、自動的な軟化作業のために本願発明内部に六つの異なる種類の試薬を入れ、軟化完了後、押出によりアルミニウム合金に鍛造加工を行い、そして、六つの異なる形の金型を配置するため、使用者のニーズに応じて金型を取り替えることができ、鍛造完了後、本願発明は次の鍛造加工に便利を与えるために作業台の表面を自動的に潤滑することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
下記に図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
【0014】
図1図1は本願発明全体断面の正面構成概略図
図2図2図1におけるA部の拡大概略図
図3図3図1におけるB部の拡大概略図
図4図4図1におけるCーC方向の概略図
図5図5図1におけるDーD方向の概略図
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1〜5に記載のアルミニウム合金鍛造品の冷間鍛造装置は、鍛造機外殻10を含み、前記鍛造機外殻10の中には鍛造空間11が設置され、前記鍛造空間11は後端壁、左端壁及び一部の上端壁がいずれも外部空間に連通し、前記鍛造空間11の中には軟化機構70が設置され、前記軟化機構70は前記鍛造空間11の下端壁と固定的に連結された旋転モーター14を含み、六つの貯蔵ブロック12が前記旋転モーター14を中心にして環状に配列され、前記貯蔵ブロック12が前記鍛造空間11の下端壁と固定的に連結され、前記貯蔵ブロック12の上端面の中には上方に開口した貯蔵空間13が設置され、前記旋転モーター14の上側には載置ブロック20が設置され、アルミニウム合金の原料を前記載置ブロック20の中に貯蔵することができ、異なる前記貯蔵空間13の中には異なる試薬が貯蔵され、アルミニウム合金の原料をそれぞれ異なる前記貯蔵空間13の中浸すことにより、異なる時間でアルミニウム合金の原料の酸化膜に対する軟化作業を実現でき、
前記鍛造空間11の右端壁には上部ブロック63が固定的に設置され、前記上部ブロック63の下端面の中には下方に開口した底部空間34が設置され、前記底部空間34の中には鍛造機構72が設置され、前記鍛造機構72は回転可能な旋転ブロック33を含み、前記旋転ブロック33の下側には、前記旋転ブロック33の下端面の中心を配置中心にして、六つの鍛造ブロック64が配列され、前記底部空間34の上端壁の中には液圧ポンプ30が嵌められ、前記液圧ポンプ30には液圧ロッド51が付いており、前記液圧ロッド51の下端には圧力板29が固定的に設置され、前記圧力板29の下降により異なる前記鍛造ブロック64をそれぞれ下方へプッシュすることができ、
前記鍛造機構72の左側には潤滑機構71が設置され、前記潤滑機構71は前記上部ブロック63の左端面と固定的に連結された貯蔵缶27を含み、前記貯蔵缶27の中には潤滑液が貯蔵され、前記底部空間34の左端壁の中には輸送空間23が設置され、前記輸送空間23の中には回転可能なねじブロック24が設置され、前記ねじブロック24の回転により前記貯蔵缶27の中の潤滑液を噴出させることができる。
【0016】
有益なように、前記軟化機構70はさらに前記旋転モーター14の上端面に回転可能に設置された旋転軸15を含み、前記旋転軸15には旋転板16が固定的に設置され、前記旋転板16の前端面には動力モーター18が固定的に設置され、前記動力モーター18の前端面には動力軸17が回転可能に設置され、前記動力軸17には動力ロッド19が固定的に設置され、前記載置ブロック20が前記動力ロッド19の右端に固定的に設置され、前記載置ブロック20の中には金属網21が嵌められ、前記載置ブロック20の右端面には蓋板60がヒンジで連結され、前記蓋板60の右端面には支持ロッド61が固定的に設置され、前記載置ブロック20の下端面には固定ブロック59が固定的に設置され、前記支持ロッド61には旋転ロッド62が第一捻りばね57により回転可能に設置され、前記旋転ロッド62の上端面には引っ掛かりブロック58が固定的に設置されている。
【0017】
有益なように、前記鍛造機構72はさらに前記底部空間34の上端面と固定的に連結された上部モーター31を含み、前記上部モーター31の下端面には上部軸32が回転可能に設置され、前記旋転ブロック33が前記上部軸32の下端と固定的に連結され、前記旋転ブロック33の中には、前記上部軸32を中心にして、前記旋転ブロック33の上下端面を貫通した六つの運動空間35が環状に配列され、前記運動空間35において前記上部軸32に近接した端壁の中には前記運動空間35に向いて開口した移動溝39が形成され、前記移動溝39の下端壁には移動ばね40が固定的に設置され、前記移動ばね40の上端には前記移動溝39とスライド可能に連結された移動ロッド37が固定的に設置され、前記移動ロッド37において前記上部軸32から離れた一端が前記運動空間35の中に位置し、前記移動ロッド37において前記上部軸32から離れた一端には運動ロッド38が固定的に設置され、前記運動ロッド38の下端が前記運動空間35の下端壁を貫通し、前記鍛造ブロック64が前記運動ロッド38の下端と固定的に連結され、前記運動ロッド38の上端には円形ブロック36が固定的に設置され、前記上部ブロック63の下側には前記鍛造空間11の下端壁と固定的に連結された作業台41が設置され、前記液圧ロッド51の左端面には支持板50が固定的に設置され、前記支持板50の前端面には定位ロッド52が固定的に設置され、前記定位ロッド52には推力ロッド49が第二捻りばね53により回転可能に設置されている。
【0018】
有益なように、前記潤滑機構71はさらに前記輸送空間23の上端壁の中に設置された圧力空間43を含み、前記圧力空間43が上方及び右方に開口し、前記圧力空間43の下端壁には圧力ばね55が固定的に設置され、前記圧力ばね55の上端には前記圧力空間43とスライド可能に連結された圧力ブロック56が固定的に設置され、前記圧力ブロック56の右端面には、右端が前記底部空間34の中に位置する昇降ロッド54が固定的に設置され、前記圧力ブロック56の上端面にはラック42が固定的に設置され、前記圧力空間43の上端壁の中には伝動空間47が設置され、前記伝動空間47の左側端壁と右側端壁の間には横向き軸45が回転可能に設置され、前記横向き軸45には動力傘歯車46と伝動歯車48とが固定的に設置され、前記伝動歯車48が前記動力傘歯車46の右側に位置し、前記伝動歯車48と前記ラック42とが噛み合っており、前記輸送空間23の下端壁には、上端が前記伝動空間47の中に位置する連結軸25が回転可能に設置され、前記連結軸25の上端には前記動力傘歯車46と噛み合った伝動傘歯車44が固定的に設置され、前記ねじブロック24が前記連結軸25に固定的に設置され、前記輸送空間23の下端壁にはノズル22が取り付けられている。
【0019】
有益なように、前記第二捻りばね53の弾性力が前記圧力ばね55の弾性力より大きい。
【0020】
有益なように、異なる前記鍛造ブロック64が異なる形を押し出すことができる。
【0021】
本願発明の機械的動作の順序は以下の通りである。
【0022】
初期状態に、移動ばね40が圧縮された状態にある。
【0023】
まず、アルミニウム合金の表面の酸化膜を軟化させ、手動で旋転ロッド62を回し、引っ掛かりブロック58を回転させることにより、引っ掛かりブロック58が固定ブロック59に止められなくなり、手動で支持ロッド61を回し、蓋板60を回転させ、載置ブロック20の中にアルミニウム合金の原料を入れ、手動で引っ掛かりブロック59を固定ブロック59に止められるように復帰させ、動力モーター18を起動し、動力軸17が動力モーター18に駆動されて回転し、動力ロッド19が動力軸17とともに回転することにより、載置ブロック20が駆動されて貯蔵空間13の中まで回転して試薬に浸され、しばらくして再び動力モーター18を起動し、動力軸17を回転させ、動力ロッド19が動力軸17とともに回転することにより、載置ブロック20が駆動されて回転し、復帰し、旋転モーター14を起動し、旋転軸15を回転させ、載置ブロック20が旋転軸15とともに次の貯蔵ブロック12の上方まで回転し、アルミニウム合金の原料をそれぞれ異なる貯蔵空間13の中浸すことにより、異なる時間でアルミニウム合金の軟化作業が実現される。
【0024】
その後、表面が軟化したアルミニウム合金に冷間鍛造を行い、手動で軟化したアルミニウム合金の原料を一番左側の鍛造ブロック64の下側に入れ、液圧ポンプ30を作動させ、液圧ロッド51を下降させ、液圧ロッド51が圧力板29と推力ロッド49を下降させ、推力ロッド49が下降して昇降ロッド54に止められ、推力ロッド49が回転運動を行い、昇降ロッド54が下降して一番左側の円形ブロック36を押し動かすことにより、一番左側の移動ばね40が圧縮され、一番左側の鍛造ブロック64が一番左側の円形ブロック36とともに下降し、アルミニウム合金に冷間鍛造を行う。
【0025】
鍛造完了後、液圧ポンプ30が液圧ロッド51を上方に復帰させ、液圧ロッド51が復帰する方向では、第二捻りばね53の弾性力が圧力ばね55の弾性力より大きいため、推力ロッド49が昇降ロッド54を上昇させ、圧力ブロック56が昇降ロッド54とともに上昇し、圧力ブロック56がラック42を上昇させ、ラック42と伝動歯車48との噛合により、伝動歯車48が回転し、動力傘歯車46が伝動歯車48とともに回転し、動力傘歯車46と伝動傘歯車44との噛合により、伝動傘歯車44が回転し、伝動傘歯車44が連結軸25を回転させ、連結軸25がねじブロック24を回転させ、次の鍛造加工に便利を与えるために貯蔵缶27の中の潤滑液を作業台41の上端面に噴き付ける。
【0026】
上部モーター31を起動し、上部軸32を回転させ、旋転ブロック33が上部軸32とともに回転することにより、異なる鍛造ブロック64を取り替えて異なる形の鍛造品を獲得することができる。
【0027】
上記の実施例は本発明の技術的構想と特徴を説明するだけであり、その目的は当業者に本発明内容を了解させてさらに実施させるのであり、本発明の保護範囲を制限することはできない。本発明の精神の実質に基づいて行われたすべての等価的な変化又は修飾は、本発明の保護範囲の中に含むべきである。
【要約】
【課題】本願発明はアルミニウム合金鍛造品の冷間鍛造装置を開示した。
【解決手段】
鍛造機外殻を含み、前記鍛造機外殻の中には鍛造空間が設置され、前記鍛造空間は後端壁、左端壁及び一部の上端壁がいずれも外部空間に連通し、前記鍛造空間の中には軟化機構が設置され、前記軟化機構は前記鍛造空間の下端壁と固定的に連結された旋転モーターを含み、六つの貯蔵ブロックが前記旋転モーターを中心にして環状に配列され、本願発明は、アルミニウム合金に対する軟化作業と鍛造加工を一体化し、自動的な軟化作業のために本願発明内部に六つの異なる種類の試薬を入れ、軟化完了後、押出によりアルミニウム合金に鍛造加工を行い、そして、六つの異なる形の金型を配置するため、使用者のニーズに応じて金型を取り替えることができ、鍛造完了後、本願発明は次の鍛造加工に便利を与えるために作業台の表面を自動的に潤滑することができる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5