(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第一出力手段は、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入された際の前記容器の画像又は動画像を、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入されたことを示す情報に付加して前記サーバ装置に出力し、
前記第二出力手段は、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入されたことを示す情報に付加された前記容器の画像又は動画像を前記確認用画面に表示させる請求項1に記載の商品データ処理システム。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、一実施形態に係る商品データ処理装置、商品データ処理システム、及び商品データ処理プログラムについて図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る商品データ処理システム1の構成例を示す説明図である。商品データ処理システム1は、小売店などの店舗において、利用者が料金を支払う商品の情報を入力し、入力した情報に基づき、料金の決済を行うシステムである。商品データ処理システム1は、商品データ処理装置2、携帯端末3、及び店舗サーバ(サーバ装置)4などを備える。また、商品データ処理システム1は、店舗内に設置され、商品データ処理装置2、携帯端末3、及び店舗サーバ4の間における無線通信を中継するアクセスポイント5を備える。即ち、商品データ処理システム1の商品データ処理装置2、携帯端末3、及び店舗サーバ4は、アクセスポイント5を介して通信可能に構成されている。
【0008】
まず商品データ処理装置2の構成について説明する。
商品データ処理装置2は、商品を識別するための情報(商品識別情報)を入力し、商品の一覧である商品取得情報を生成する商品情報取得処理を行う。商品データ処理装置2は、例えば利用者が商品をカゴ(容器)6に投入する際に、利用者が商品データ処理装置2に商品情報を入力する所謂セルフ式POS端末である。具体的には、商品データ処理装置2は、カゴ6、またはカゴ6が搭載されたカートに取り付け可能なカートPOS端末である。商品データ処理装置2は、商品取得情報を店舗サーバ4に送信する。
【0009】
図2は、商品データ処理装置2の構成の例について説明する為の図である。商品データ処理装置2は、第1の通信インタフェース11、第2の通信インタフェース12、制御部13、及びタッチパネル14を備える。
【0010】
第1の通信インタフェース11は、商品データ処理装置2以外の他の機器と通信する為のインタフェースである。第1の通信インタフェース11は、無線通信により、アクセスポイント5を介して、携帯端末3及び店舗サーバ4と通信する為の回路を備える。第1の通信インタフェース11は、制御部13の制御に基づいて、携帯端末3及び店舗サーバ4などと通信する。
【0011】
第2の通信インタフェース12は、商品データ処理装置2以外の他の機器と通信する為のインタフェースである。第2の通信インタフェース12は、スキャナ15及びカメラ16と通信する為の回路を備える。第2の通信インタフェース12は、制御部13の制御に基づいて、スキャナ15及びカメラ16などと通信する。第2の通信インタフェース12は、利用者が商品を投入するカゴ6の画像をカメラ16から取得し、商品を識別する為の商品識別情報をスキャナ15から取得する。取得する画像は、カゴ6の開口部分やカゴ6の中が撮像されることが好ましい。また、カゴ6全体を撮像する必要はない。なお、ここで請求項に記載の容器をカゴ6と定義したが、カートの載置部でもよい。容器とは読取った商品を置く又は収納する場所の総称である。第2の通信インタフェース12は、有線によりスキャナ15及びカメラ16と通信する構成であってもよいし、無線通信によりスキャナ15及びカメラ16と通信する構成であってもよい。
【0012】
スキャナ15は、商品を識別する為の商品識別情報を読み取る装置である。例えば、スキャナ15は、商品に例えば印刷などによって付与されたコード(例えばバーコード、二次元コード、または他のコードなど)を読み取る。スキャナ15は、読み取ったコードを復号し、商品識別情報を取得する。スキャナ15は、取得した商品識別情報を、商品データ処理装置2に送信する。
【0013】
カメラ16は、レンズと、レンズにより結像された光を画像に変換する撮像素子とを備える。カメラ16のレンズは、利用者が商品を投入するカゴ6内を撮影することができるように画角が調整されている。カメラ16は、カゴ6内を撮像することにより生成した画像(カゴ画像)を、商品データ処理装置2に送信する。カメラ16は、周期的にカゴ画像を取得し、逐次商品データ処理装置2に送信する構成であってもよい。また、カメラ16は、カゴ6が写った動画像を取得し、商品データ処理装置2に送信する構成であってもよい。
【0014】
即ち、第2の通信インタフェース12は、商品を識別する商品識別情報を取得する第一取得手段、及び利用者が商品を投入するカゴ6(容器)を含む画像又は動画像を取得する第二取得手段として機能する。
【0015】
制御部13は、種々の処理を実行する処理部である。制御部13は、プロセッサ17及びメモリ18を備える。
【0016】
プロセッサ17は、演算処理を実行する演算素子である。プロセッサ17は、例えばCPUとして構成される。プロセッサ17は、メモリ18に記憶されているプログラムに基づいて種々の処理を行う。
【0017】
メモリ18は、プログラム及びデータを記憶する記憶装置である。メモリ18は、例えば、読み出し専用の不揮発性メモリであるROM、データを一時的に記憶するRAM、及びデータを記憶するストレージのいずれか、または複数を備える。
【0018】
タッチパネル14は、画面の表示と、操作に基づく操作信号の生成とを行う装置である。タッチパネル14は、ディスプレイ19及びタッチセンサ20を備える。
【0019】
ディスプレイ19は、制御部13または図示されないグラフィックコントローラから供給される表示用のデータ(画面データ)に基づいて画面を表示する。
【0020】
タッチセンサ20は、ディスプレイ19に表示された画面上において商品データ処理装置2を操作するオペレータがタッチした位置を示す操作信号を生成する。
【0021】
次に、携帯端末3の構成について説明する。
携帯端末3は、店舗の店員が所持する端末である。携帯端末3は、店舗サーバ4から供給される情報に基づき、店員に種々の情報を報知する。また、携帯端末3は、操作に基づいて種々の情報を店舗サーバ4に供給する。
【0022】
図3は、携帯端末3の構成の例について説明する為の図である。携帯端末3は、通信インタフェース31、制御部32、及びタッチパネル33を備える。
【0023】
通信インタフェース31は、携帯端末3以外の他の機器と通信する為のインタフェースである。通信インタフェース31は、無線通信により、アクセスポイント5を介して、商品データ処理装置2及び店舗サーバ4と通信する為の回路を備える。通信インタフェース31は、制御部32の制御に基づいて、商品データ処理装置2及び店舗サーバ4などと通信する。
【0024】
制御部32は、種々の処理を実行する処理部である。制御部32は、プロセッサ34及びメモリ35を備える。
【0025】
プロセッサ34は、演算処理を実行する演算素子である。プロセッサ34は、例えばCPUとして構成される。プロセッサ34は、メモリ35に記憶されているプログラムに基づいて種々の処理を行う。
【0026】
メモリ35は、プログラム及びデータを記憶する記憶装置である。メモリ35は、例えば、読み出し専用の不揮発性メモリであるROM、データを一時的に記憶するRAM、及びデータを記憶するストレージのいずれか、または複数を備える。
【0027】
タッチパネル33は、画面の表示と、操作に基づく操作信号の生成とを行う装置である。タッチパネル33は、ディスプレイ36及びタッチセンサ37を備える。
【0028】
ディスプレイ36は、制御部32または図示されないグラフィックコントローラから供給される表示用のデータ(画面データ)に基づいて画面を表示する。
【0029】
タッチセンサ37は、ディスプレイ36に表示された画面上において商品データ処理装置2を操作するオペレータがタッチした位置を示す操作信号を生成する。
【0030】
次に、店舗サーバ4の構成について説明する。
店舗サーバ4は、店舗ごとに設けられ、商品データ処理装置2から送信された商品取得情報に基づいて、会計処理を行う装置である。また、店舗サーバ4は、携帯端末3に種々の情報を供給することにより、店員に種々の情報を提供する情報提供処理を行う。
【0031】
図4は、店舗サーバ4の構成の例について説明する為の図である。店舗サーバ4は、通信インタフェース41、及び制御部42を備える。
【0032】
通信インタフェース41は、店舗サーバ4以外の他の機器と通信する為のインタフェースである。通信インタフェース41は、無線通信により、アクセスポイント5を介して、商品データ処理装置2及び携帯端末3と通信する為の回路を備える。なお、通信インタフェース41は、有線通信によりアクセスポイント5に接続されていてもよい。通信インタフェース41は、制御部42の制御に基づいて、商品データ処理装置2及び携帯端末3などと通信する。
【0033】
制御部42は、種々の処理を実行する処理部である。制御部42は、プロセッサ43及びメモリ44を備える。
【0034】
プロセッサ43は、演算処理を実行する演算素子である。プロセッサ43は、例えばCPUとして構成される。プロセッサ43は、メモリ44に記憶されているプログラムに基づいて種々の処理を行う。
【0035】
メモリ44は、プログラム及びデータを記憶する記憶装置である。メモリ44は、例えば、読み出し専用の不揮発性メモリであるROM、データを一時的に記憶するRAM、及びデータを記憶するストレージのいずれか、または複数を備える。
【0036】
店舗サーバ4のメモリ44は、商品識別情報と、商品に関する情報(商品情報)とが対応付けられた商品データベースを有する。商品情報は、例えば、商品毎の名前、価格、及びカテゴリなどを示す情報である。
【0037】
また、店舗サーバ4のメモリ44は、利用者を識別するための情報(利用者識別情報)と、決済用情報とが対応付けられた利用者データベースを有する。決済用情報は、会計処理において、決済が必要な商品の料金(決済額)の決済に用いられる情報である。決済用情報は、バリュー情報、クレジット情報、及び口座情報のいずれかまたは複数を備える。
【0038】
バリュー情報は、決済に利用可能な金額(残額)を示す情報である。バリュー情報は、利用者が現金またはクレジットなどにより支払を行うことによりチャージ(加算)される。バリュー情報は、決済が行われる場合、決済額が残額から減算される。残額が決済額未満である場合、決済の結果がNGとなる。なお、バリュー情報の残額に代用可能なポイントが決済用情報としてアカウントにさらに対応付けられていてもよい。
【0039】
クレジット情報は、クレジットカードに関する情報である。決済が行われる場合、クレジット情報に基づき、決済額をクレジットカード会社に請求する為の請求情報がクレジットカード会社のサーバに送信される。これに対し、クレジットカード会社のサーバからは、承認と非承認とのいずれかのレスポンスが返る。
【0040】
口座情報は、決済に利用可能な銀行口座を示す情報である。決済が行われる場合、口座情報に基づき、決済額を銀行口座から引き落とす為の請求情報が銀行のサーバに送信される。これに対し、銀行のサーバからは、承認と非承認とのいずれかのレスポンスが返る。
【0041】
また、利用者データベースは、さらに、個人情報、及び通知先情報などを有する構成であってもよい。
【0042】
個人情報は、利用者識別情報に対応する利用者に関する情報である。個人情報は、例えば、氏名、性別、生年月日、及び住所などである。
【0043】
通知先情報は、会計処理の結果、及び種々の情報を通知する通知先を示す情報である。通知先情報は、例えばメールアドレス、電話番号、及びアプリケーションにおける識別情報のいずれかまたは複数である。会計処理の利用結果は、利用者が購入した商品の一覧、及び決済額などを含む情報である。
【0044】
また、店舗サーバ4のメモリ44は、店舗内のマップを予め記憶する。
【0045】
次に、商品データ処理装置2において実行される商品情報取得処理について説明する。
商品データ処理装置2の制御部13は、プロセッサ17がメモリ18に記憶されているプログラムを実行することにより、商品情報取得処理を実行する。制御部13は、商品情報取得処理を実行している間、カメラ16から定期的にカゴ画像を取得し、取得したカゴ画像に基づいて、カゴ6に商品が投入されたか否かを判断する監視状態で動作する。制御部13は、監視状態で動作している際に、商品がカゴ6に投入されたことを検出した場合、警告画面をタッチパネル14のディスプレイ19に表示させるとともに、警報を出力する。制御部13は、例えば店舗サーバ4に警報を送信する。
【0046】
図5は、商品データ処理装置2における商品情報取得処理について説明するための説明図である。
【0047】
まず、商品データ処理装置2の制御部13は、利用者の認識を行う(ACT11)。例えば、制御部13は、利用者から利用者識別情報を取得し、店舗サーバ4に送信する。店舗サーバ4は、利用者データベースを参照し、受信した利用者識別情報に対応する利用者を検索し、検索結果を商品データ処理装置2に送信する。これにより、商品データ処理装置2の制御部13は、商品データ処理装置2を操作している利用者を特定する。
【0048】
利用者識別情報は、例えば、タッチパネル14により利用者に入力させたID及びパスワードなどの情報である。また、例えば、利用者識別情報は、利用者が所持するIDカードに印刷されたコード、またはスマートフォンなどの携帯端末に表示されたコードが、スキャナ15またはカメラ16によって読み取られたものであってもよい。また、例えば、利用者識別情報は、カメラ16によって取得した利用者の顔画像、または他の図示されない装置により取得された利用者の生体情報であってもよい。
【0049】
制御部13は、第2の通信インタフェース12に接続されたカメラ16からカゴ画像を取得する(ACT12)。
【0050】
制御部13は、商品情報が入力されたか否か判断する(ACT13)。例えば、制御部13は、第2の通信インタフェース12に接続されたスキャナ15から商品識別情報を取得した場合、スキャナ15から取得した商品識別情報を店舗サーバ4に送信する。店舗サーバ4は、商品データベースを参照し、受信した商品識別情報に対応する商品情報を検索し、検索した商品情報を商品データ処理装置2に送信する。これにより、商品データ処理装置2の制御部13は、受信した商品情報が示す商品を商品取得情報の商品一覧に追加する。即ち、制御部13は、利用者がスキャナ15に読み取らせた商品を認識し、商品取得情報に商品を入力する。さらに、制御部13は、商品取得情報に基づき、商品の一覧及び合計金額(決済額)などをタッチパネル14のディスプレイ19に表示させてもよい。
【0051】
制御部13は、商品が入力されたと判断した場合(ACT13、YES)、カゴ6への商品の投入を許可する(ACT14)。即ち、制御部13は、利用者がスキャナ15に読み取らせた商品の入力を行った場合、上記の監視状態を解除する。例えば、制御部13は、カゴ6に商品が投入されたか否かを検出しないように制御することによって、上記の監視状態を解除する。また、例えば、制御部13は、カゴ6に商品が投入されたことを検出しても警告画面の表示及び警報の送信等を行わないように制御することによって、上記の監視状態を解除する構成であってもよい。
【0052】
制御部13は、上記の監視状態を解除し、カゴ6への商品の投入を許可してから予め設定された所定時間が経過したか否か判断する(ACT15)。制御部13は、監視状態を解除してからの経過時間が上記の所定時間に達するまでACT15で示す判断を繰り返し実行する。
【0053】
制御部13は、監視状態を解除してからの経過時間が上記の所定時間に達したと判断した場合(ACT15、YES)、再度監視状態に移行し、カゴ6への商品の投入を不許可にし(ACT16)、ACT12の処理に移行する。
【0054】
制御部13は、ACT13で、商品が入力されていないと判断した場合(ACT13、NO)、カゴ6に商品が投入されたか否か判断する(ACT17)。例えば、制御部13は、カメラ16から定期的にカゴ画像を取得し、カゴ画像が変化した場合、カゴ6に商品が投入されたと判断する。即ち、制御部13は、カメラ16からカゴ画像(第1のカゴ画像)を取得した場合、過去にカメラ16から取得したカゴ画像(第2のカゴ画像)と第1のカゴ画像とを比較し、変化があるか否かに基づいて、カゴ6に商品が投入されたか否か判断する。具体的には、制御部13は、第1のカゴ画像と第2のカゴ画像との類似度を算出し、算出された類似度が予め設定された閾値未満である場合に、カゴ6に商品が投入されたと判断する。
【0055】
また、カゴ6に商品が投入される場合、カメラ16の画角の外から画角内に商品が進入する。そこで、制御部13は、カゴ6に商品が無い場合のカゴ画像とカメラ16から取得したカゴ画像とを比較することによって、商品が写った領域を抽出し、商品が写った領域がカゴ画像の縁に亘って形成されている場合に、カゴ6に商品が投入されたと判断する構成であってもよい。
【0056】
また、制御部13は、カメラ16から動画像を取得し、取得した動画像において物体の動きを抽出し、商品がカゴ6に投入されたことが推定される動きが検出された場合に、カゴ6に商品が投入されたと判断する構成であってもよい。
【0057】
制御部13は、カゴ6に商品が投入されたと判断した場合(ACT17、YES)、警告画面をタッチパネル14のディスプレイ19に表示させる(ACT18)。警告画面は、例えば、カゴ6に投入した商品の商品データ処理装置2への入力を促す表示を含む。また、警告画面は、例えば、近くの店員、レジ、または窓口などに向かうことを促す表示を含むものであってもよい。
【0058】
制御部13は、警報を店舗サーバ4に送信し(ACT19)、処理を終了する。また、制御部13は、警報を店舗サーバ4に送信してから商品情報取得処理を終了せずに、警告画面を表示させたまま維持する構成であってもよい。また、制御部13は、警告画面を表示させてから予め設定された所定時間が経過した場合に警報を店舗サーバ4に送信する構成であってもよい。
【0059】
警報は、入力が行われずに商品がカゴ6に投入されたことを示す情報である。即ち、警報は、商品取得情報に入力されていない商品が容器に投入されたことを示す情報である。即ち、制御部13は、商品識別情報を取得し、利用者が購入する商品の一覧を示す商品取得情報に商品を入力するとともに、カゴ画像に基づいて、商品取得情報に入力されていない商品がカゴ6に投入されたか否か判断する。さらに、制御部13は、商品取得情報に入力されていない商品がカゴ6に投入されたと判断した場合に、商品取得情報に入力されていない商品がカゴ6に投入されたことを示す情報(警報)を出力する出力手段として機能する。
【0060】
また、制御部13は、商品データ処理装置2の識別情報を警報に付加してもよい。さらに、制御部13は、商品データ処理装置2の現在位置を示す情報を警報に付加してもよい。例えば、制御部13は、最も近いアクセスポイント5の識別情報を商品データ処理装置2の現在位置を示す情報として警報に付加してもよい。また、例えば、制御部13は、商品取得情報を警報に付加してもよい。また、例えば、制御部13は、検証用画像を生成し、生成した検証用画像を警報に付加してもよい。
【0061】
検証用画像は、商品の入力が行われずに商品がカゴ6に投入されたことが検出されたタイミングの前後のタイミングにおいてカメラ16から取得したカゴ画像である。例えば、制御部13は、上記の第1のカゴ画像及び第2のカゴ画像のセットを検証用画像として警報に付加する。また、例えば、制御部13は、入力が行われずに商品がカゴ6に投入されたことが検出されたタイミングを含む動画像を検証用画像として警報に付加する構成であってもよい。
【0062】
制御部13は、ACT17で、カゴ6に商品が投入されていないと判断した場合(ACT17、NO)、会計を行うか否か判断する(ACT20)。例えば、制御部13は、タッチパネル14において、会計を行うことを商品データ処理装置2に指示する操作が入力された場合、会計を行うと判断する。また、例えば、制御部13は、第1の通信インタフェース11を介して、会計を行うことを商品データ処理装置2に指示するコマンドが入力された場合、会計を行うと判断する。例えば、制御部13は、店舗の売り場と出入口との間に設けられた図示されないゲート装置から定期的に送信されるコマンドを受信した場合、会計を行うと判断する。
【0063】
制御部13は、会計を行わないと判断した場合(ACT20、NO)、ACT12の処理に移行する。また、制御部13は、会計を行うと判断した場合(ACT20、YES)、商品取得情報及びACT11で取得した利用者識別情報とを店舗サーバ4に送信し(ACT21)、処理を終了する。
【0064】
次に、店舗サーバ4において実行される会計処理の例について説明する。
店舗サーバ4の制御部42は、商品データ処理装置2から商品取得情報及び利用者識別情報を取得した場合、決済額の請求と、商品の在庫の変更とを行う会計処理を実行する。
【0065】
制御部42は、商品データ処理装置2から利用者識別情報を取得した場合、利用者データベースを参照し、取得した利用者識別情報に対応付けられた決済用情報を取得する。
【0066】
また、制御部42は、商品データ処理装置2から商品取得情報を取得した場合、取得した商品取得情報に基づき決済額を決定する。即ち、制御部42は、商品取得情報に入力された商品の価格の合計に基づき決済額を算出する。
【0067】
また、制御部42は、取得した決済用情報が示す決済方法により、決済額の請求を行う。制御部42は、決済用情報が口座情報である場合、決済額を口座から引き落とす為の処理を行い、決済用情報がクレジット情報である場合、料金をクレジットカード会社に請求する為の処理を行い、決済用情報がバリュー情報である場合、料金をバリュー情報の残額から引き落とす為の処理を行う。
【0068】
また、決済用情報が複数登録されている場合、制御部42は、利用者の商品データ処理装置2に対する操作に基づいて、支払方法を変更してもよい。この場合、商品データ処理装置2は、利用者の操作に基づき支払方法を指定する情報を商品取得情報及び利用者識別情報とともに店舗サーバ4に送信する。店舗サーバ4の制御部42は、指定された支払方法で、決済額の請求を行う。
【0069】
次に、店舗サーバ4において実行される情報提供処理の例について説明する。ここでは、店舗サーバ4が商品データ処理装置2から警報を受信した場合の情報提供処理について説明する。
【0070】
上記したように、商品データ処理装置2は、監視状態である間にカゴ6に商品が投入された場合、店舗サーバ4に警報を送信する。この警報に、商品データ処理装置2の識別情報、商品データ処理装置2の現在位置を示す情報(位置情報)、商品取得情報、及び検証用画像が付加されているものと仮定して説明する。
【0071】
店舗サーバ4の制御部42は、商品データ処理装置2から警報を受信する(ACT31)。店舗サーバ4の制御部42は、商品データ処理装置2から警報を受信すると、プロセッサ43がメモリ44に記憶されているプログラムを実行することにより、情報提供処理を実行する。
【0072】
まず、制御部42は、警報を送信した商品データ処理装置2の識別情報を取得する(ACT32)。
【0073】
次に、制御部42は、警報を送信した商品データ処理装置2の現在位置を取得する(ACT33)。例えば、制御部42は、警報に含まれる位置情報を商品データ処理装置2の現在位置として認識する。
【0074】
次に、制御部42は、警報を送信した商品データ処理装置2の商品取得情報を取得する(ACT34)。これにより、制御部42は、警報を送信した時点で商品データ処理装置2に入力された商品の一覧を認識する。
【0075】
次に、制御部42は、警報を送信した商品データ処理装置2が取得した検証用画像を取得する(ACT35)。例えば、制御部42は、警報に付加された検証用画像を取得する。またさらに、制御部42は、店舗内に設置され、ACT33で認識した商品データ処理装置2の現在位置の近傍を写す図示されないカメラ(例えば監視カメラ)から、警報が送信されたタイミング前後の静止画または動画像を取得する構成であってもよい。
【0076】
次に、制御部42は、携帯端末3に表示させる確認用画面を生成する(ACT36)。例えば、制御部42は、商品データ処理装置2の識別情報、商品データ処理装置2の現在位置、商品データ処理装置2に入力された商品の一覧、及び検証用画像を用いて
図7に示す確認用画面51を生成する。
【0077】
図7は、確認用画面51の例について説明する為の説明図である。確認用画面51は、商品が入力されずにカゴ6に投入されたことを店員に報知し、確認を促すための画面である。確認用画面51は、マップ表示52、位置表示53、連絡表示54、商品一覧55、及び検証用画像56などを含む。
【0078】
マップ表示52は、棚及び出入口などを示す店舗の地図である。制御部42は、メモリ44に記憶されているマップを用いてマップ表示52を生成する。
【0079】
位置表示53は、マップ表示52上において、警報を送信した商品データ処理装置2の現在位置を示す表示である。制御部42は、マップ表示52上の、ACT33で認識した商品データ処理装置2の現在位置に対応する位置に、マーカーまたはアイコンなどを位置表示53として表示させる。
【0080】
連絡表示54は、店員に伝えるメッセージを示す表示である。
図7の例では、商品データ処理装置2の識別情報と、その商品データ処理装置2に対応したカゴ6内の商品の確認を行うことを促す表示とが連絡表示54に含まれている。制御部13は、ACT32で認識した商品データ処理装置2の識別情報と、予め設定されたメッセージとを用いて連絡表示54を生成する。
【0081】
商品一覧55は、警報を送信した商品データ処理装置2に入力された商品の一覧を示す表示である。制御部13は、ACT34で認識した商品取得情報に基づいて、商品一覧55を生成する。制御部13は、商品毎の名前、価格、及びカテゴリなどを商品一覧55として表示させる。
【0082】
検証用画像56は、商品データ処理装置2が警報を送信した際のカゴ6内の状況を店員に認識させる為の画像である。制御部42は、例えば、商品データ処理装置2が警報を送信する前のカゴ画像である第1のカゴ画像57と、商品データ処理装置2が警報を送信した後のカゴ画像である第2のカゴ画像58とを検証用画像56として表示させる。また、制御部42は、商品データ処理装置2が警報を送信する前後のタイミングに亘って撮影された動画像を検証用画像56として表示させる構成であってもよい。
【0083】
制御部42は、確認用画面51を送信する携帯端末3を決定する(ACT37)。例えば、制御部42は、定期的に店員が所持する携帯端末3と通信を行うことにより、店舗内に存在する各携帯端末3の現在位置を逐次認識する。制御部42は、ACT33で認識した商品データ処理装置2の現在位置に近い携帯端末3を、確認用画面51を送信する携帯端末3として決定する。なお、制御部42は、如何なる方法により各携帯端末3の現在位置を認識する構成であってもよい。
【0084】
制御部42は、決定した携帯端末3に確認用画面51を送信し(ACT38)、処理を終了する。
【0085】
携帯端末3の制御部32は、店舗サーバ4から確認用画面51を受信した場合、確認用画面51をタッチパネル33のディスプレイ36に表示させる。これにより、確認用画面51を携帯端末3を所持する店員に確認させることができる。この結果、店員は、利用者に商品データ処理装置2への商品の入力を促すことができる。
【0086】
また、制御部32は、確認用画面51と共に、商品データ処理装置2の警告画面の表示を解除させる為の解除ボタンを表示させてもよい。この解除ボタンが選択された場合、制御部32は、商品データ処理装置2の識別情報と解除要求とを店舗サーバ4に送信する。店舗サーバ4の制御部42は、受信した識別情報の商品データ処理装置2に対して、警告画面の表示を解除を指示する信号を送信する。この構成によると、正しく商品が入力されたことを店員が確認した場合、店員が解除ボタンを選択することによって、商品データ処理装置2の警告画面の表示を解除することができる。
【0087】
上記したように、商品データ処理装置2は、スキャナ15から商品識別情報を取得した場合、利用者が購入する商品の一覧を示す商品取得情報に商品を入力する。商品データ処理装置2は、商品が入力された場合、監視状態を解除する。商品データ処理装置2は、監視状態である時に、カメラ16から取得したカゴ画像に基づいて、カゴ6に商品が投入されたか否かを判断する。これにより、商品データ処理装置2は、入力された商品のカゴ6への投入を許可し、入力されていない商品のカゴ6への投入を検出することができる。
【0088】
また、商品データ処理装置2は、利用者が商品を入力せずにカゴ6に投入することを検出した場合、店舗サーバ4に警報を送信する。店舗サーバ4は、商品データ処理装置2から警報を受信した場合、利用者が商品を入力せずにカゴ6に投入したことを店舗内の店員が所持する携帯端末3に通知する。これにより、決済が行われずに商品が店舗から持ち出されることを防ぐことができる。
【0089】
また、商品データ処理装置2は、利用者が商品を入力せずにカゴ6に投入することを検出したタイミングにおけるカゴ画像を店舗サーバ4に送信する。店舗サーバ4は、携帯端末3に通知する確認用画面に、カゴ画像を表示させる。これにより、警報が送信された時点でのカゴ6の状況を携帯端末3を所持する店員に確認させることができる。
【0090】
また、店舗サーバ4は、商品データ処理装置2の現在位置を推定し、確認用画面に商品データ処理装置2の現在位置を表示させる。これにより、警報を送信した商品データ処理装置2の位置を携帯端末3を所持する店員に確認させることができる。
【0091】
なお、上記の実施形態では、商品データ処理装置2は、カゴ6、またはカゴ6が搭載されたカートに取り付け可能なカートPOS端末であると説明したが、この構成に限定されない。なお、商品データ処理装置2は、商品データ処理システム1に対応した商品データ処理装置用のプログラムを記憶したメモリと、このプログラムを実行するプロセッサと、アクセスポイント5を介して店舗サーバ4と通信する通信インタフェースと、画像を取得する手段とを備える構成であれば、如何なる構成であってもよい。即ち、商品データ処理装置2は、利用者が所持するスマートフォンなどの携帯端末であってもよい。
【0092】
また、カメラ16は、商品データ処理装置2に接続されたカメラではなく、店舗内に設けられた監視カメラなどであってもよい。また、スキャナ15及びカメラ16は、商品データ処理装置2に設けられていてもよい。
【0093】
また、商品データ処理装置2は、カメラ16から取得したカゴ画像に基づいてカゴ6に商品が投入されたか否かを判断する構成であると説明したがこの構成に限定されない。商品データ処理装置2は、カゴ6の重量を逐次測定し、測定結果に基づいてカゴ6に商品が投入されたか否か判断する構成であってもよい。また、商品データ処理装置2は、他の如何なる方法によって、カゴ6に商品が投入されたか否かを判断する構成であってもよい。
【0094】
また、商品データ処理装置2は、商品識別情報を受信した場合に商品識別情報を店舗サーバ4に送信することにより商品情報を取得する構成であると説明したが、この構成に限定されない。商品データ処理装置2は、商品識別情報と、商品情報とが対応付けられた商品データベースをメモリ18に予め記憶する構成であってもよい。この場合、商品データ処理装置2は、商品データベースを参照することにより、商品識別情報に対応する商品情報を取得することができる。商品データ処理装置2は、例えば、利用者を識別した際に、店舗サーバ4から商品データベースを受け取り、メモリ18に記憶する。
【0095】
また、商品データ処理装置2は、商品取得情報をメモリ18に記憶する構成として説明したがこの構成に限定されない。商品データ処理装置2が、商品識別情報を受信した場合に商品識別情報を店舗サーバ4に送信し、店舗サーバ4が商品データ処理装置2から受信した商品識別情報に基づいて商品取得情報を生成し、メモリ44に記憶する構成であってもよい。
【0096】
また、商品データ処理装置2の制御部13は、商品取得情報に入力されていない商品がカゴ6に投入されたことを検知した場合、警報を店舗サーバ4に送信する構成であると説明したが、この構成に限定されない。制御部13は、商品取得情報に入力されていない商品がカゴ6に投入されたことを他の機器に出力する構成であれば、如何なる構成であってもよい。例えば、制御部13は、商品取得情報に入力されていない商品がカゴ6に投入されたことを検知した場合、商品取得情報に入力されていない商品がカゴ6に投入されたことを示す情報を店舗内に設けられた表示装置に出力し、表示させてもよい。また、制御部13は、商品取得情報に入力されていない商品がカゴ6に投入されたことを検知した場合、商品取得情報に入力されていない商品がカゴ6に投入されたことを示す情報を音声を出力するスピーカを備える機器に出力し、音声出力させてもよい。また、制御部13は、商品取得情報に入力されていない商品がカゴ6に投入されたことを検知した場合、店員が所持する携帯端末3に送信し、画面表示させてもよい。
【0097】
また、商品データ処理装置2は、商品取得情報に商品が入力されてから所定時間の間、商品がカゴ6に投入されることを許可する構成であると説明したが、この構成に限定されない。商品データ処理装置2は、商品取得情報に商品が入力されてから、カゴ6に商品が投入されたか否かを判定し、カゴ6に商品が投入された場合に再度監視状態に移行する構成であってもよい。また、商品データ処理装置2は、カゴ6に投入された商品をカメラ16から取得した画像に基づいて識別し、識別した商品が商品取得情報に入力された商品であるか否かを判断する構成であってもよい。この場合、商品データ処理装置2は、カゴ6に投入された商品が商品取得情報に入力された商品ではない場合に、警報を店舗サーバ4に送信する。
【0098】
また、店舗サーバ4は、利用者識別情報と、決済用情報とが対応付けられた利用者データベースを有すると説明したが、この構成に限定されない。利用者データベースは、店舗サーバ4が通信可能な上位装置に記憶されている構成であってもよい。この場合、店舗サーバ4は、上位装置に利用者識別情報及び決済額などを通知することにより、上位装置に決済を実行させる。
【0099】
また、店舗サーバ4は、店員が所持する携帯端末3に確認用画面51を送信する構成であると説明したが、この構成に限定されない。店舗サーバ4は、店舗内に設けられたディスプレイを備える機器であれば、如何なる機器に確認用画面51を送信する構成であってもよい。また、店舗サーバ4は、画面表示ではなく、音声などによって店員に確認を促す構成であってもよい。
【0100】
また、店舗サーバ4の制御部42は、定期的に店員が所持する携帯端末3と通信を行うことにより、携帯端末3を所持する店員の作業状況を把握した上で、確認用画面51を送信する携帯端末3を決定する構成であってもよい。例えば、携帯端末3は、加速度センサ及び角速度センサなどの検出結果に基づいて、店員が行っている作業を推定し、店員が他の対応が可能か否かを判断する。携帯端末3は、対応が可能であるか否かを示す情報を店舗サーバ4に送信する。店舗サーバ4は、受信した情報に基づき、携帯端末3を所持する店員が対応が可能であるか否かを判断する。制御部42は、ACT33で認識した商品データ処理装置2の現在位置に近く、且つ対応が可能であると判断した店員が所持する携帯端末3を、確認用画面51を送信する携帯端末3として決定する。これにより、対応が可能な店員に対して適切な案内を通知することができる。
【0101】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、以下に出願当初の特許請求の範囲を付記する。
[C1]
商品を識別する商品識別情報を取得する第一取得手段と、
利用者が商品を投入する容器を含む画像又は動画像を取得する第二取得手段と、
前記第一取得手段により前記商品識別情報を取得した場合、利用者が購入する商品の一覧を示す商品取得情報に商品を入力し、前記第二取得手段により取得した前記容器の画像又は動画像に基づいて、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入された場合、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入されたことを示す情報を出力する出力手段と、
を具備する商品データ処理装置。
[C2]
前記出力手段は、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入された場合、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入されたことを示す警報を出力する監視状態を、前記商品識別情報を取得してから所定時間が経過するまでの間解除するC1に記載の商品データ処理装置。
[C3]
店舗の利用者が操作する商品データ処理装置と、サーバ装置とを具備する商品データ処理システムであって、
前記商品データ処理装置は、
商品を識別する商品識別情報を取得する第一取得手段と、
利用者が商品を投入する容器を含む画像又は動画像を取得する第二取得手段と、
前記第一取得手段により前記商品識別情報を取得した場合、利用者が購入する商品の一覧を示す商品取得情報に商品を入力し、前記第二取得手段により取得した前記容器の画像又は動画像に基づいて、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入された場合、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入されたことを示す情報を前記サーバ装置に出力する第一出力手段と、
を具備し、
前記サーバ装置は、
前記商品データ処理装置から前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入されたことを示す情報を受信した場合、店舗の店員が所持する携帯端末に確認を行うことを促す確認用画面を出力する第二出力手段、
を具備する商品データ処理システム。
[C4]
前記第一出力手段は、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入された際の前記容器の画像又は動画像を、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入されたことを示す情報に付加して前記サーバ装置に出力し、
前記第二出力手段は、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入されたことを示す情報に付加された前記容器の画像又は動画像を前記確認用画面に表示させるC3に記載の商品データ処理システム。
[C5]
前記第二出力手段は、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入されたことを示す情報を送信した前記商品データ処理装置の現在位置を推定し、店舗のマップと前記商品データ処理装置の現在位置とを前記確認用画面に表示させるC3に記載の商品データ処理システム。
[C6]
情報処理装置において実行される商品データ処理プログラムであって、
前記情報処理装置を
商品を識別する商品識別情報を取得する第一取得手段と、
利用者が商品を投入する容器を含む画像又は動画像を取得する第二取得手段と、
前記第一取得手段により前記商品識別情報を取得した場合、利用者が購入する商品の一覧を示す商品取得情報に商品を入力し、前記第二取得手段により取得した前記容器の画像又は動画像に基づいて、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入された場合、前記商品取得情報に入力されていない商品が前記容器に投入されたことを示す情報を出力する出力手段と、
して動作させる商品データ処理プログラム。