特許第6845227号(P6845227)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6845227
(24)【登録日】2021年3月1日
(45)【発行日】2021年3月17日
(54)【発明の名称】ビデオ放送のためのシステム
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/414 20110101AFI20210308BHJP
   H04N 21/61 20110101ALI20210308BHJP
   H04H 60/82 20080101ALI20210308BHJP
   H04H 60/02 20080101ALI20210308BHJP
【FI】
   H04N21/414
   H04N21/61
   H04H60/82
   H04H60/02
【請求項の数】17
【全頁数】27
(21)【出願番号】特願2018-512959(P2018-512959)
(86)(22)【出願日】2015年9月25日
(65)【公表番号】特表2018-535571(P2018-535571A)
(43)【公表日】2018年11月29日
(86)【国際出願番号】CN2015090749
(87)【国際公開番号】WO2017049597
(87)【国際公開日】20170330
【審査請求日】2018年3月9日
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】513068816
【氏名又は名称】エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】SZ DJI TECHNOLOGY CO.,LTD
(74)【代理人】
【識別番号】110002000
【氏名又は名称】特許業務法人栄光特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】リョウ ウェイフォン
(72)【発明者】
【氏名】アイ チュユエ
【審査官】 板垣 有紀
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2015/0168144(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0302359(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0316616(US,A1)
【文献】 特許第5767731(JP,B2)
【文献】 矢野 一人 他,複数無人航空機による大型建造物監視のためのアンテナ追尾方式,電子情報通信学会技術研究報告,日本,一般社団法人電子情報通信学会,2015年 2月11日,第114巻 第449号,pp.1-6
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 − 21/858
H04H 60/00 − 60/98
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ放送システムであって、
対象の、1つ又は複数の画像を取得する複数のモバイルノードと、
第2オーディオ信号を取得するオーディオデバイスと、前記取得された画像及び前記第2オーディオ信号を混合するミキサーと、を含み、前記取得された画像を前記モバイルノードからビデオサーバにアップロードする終端ノードと、
を備え、
前記複数のモバイルノードの少なくとも一つは、前記複数のモバイルノードの残りのモバイルノードに対して前記1つ又は複数の画像を取得するコマンドを発行し、前記残りのモバイルノードと同期することで前記対象の画像を取得し、前記終端ノードにより同意された第1プロトコルに従って前記画像をストリーム化することで第1ビットストリームとして前記終端ノードに送出し、
前記終端ノードは、前記第1ビットストリームを受信し、前記第1ビットストリームを解凍することで前記ストリーム化された前記画像を復元し、前記オーディオデバイスによって取得された前記第2オーディオ信号と前記画像とを前記ミキサーによって混合することで処理画像を生成し、前記終端ノードがアップロードする宛先のビデオサーバにより同意された第2プロトコルに従って前記処理画像をストリーム化することで第2ビットストリームとして前記ビデオサーバにアップロードする、
システム。
【請求項2】
前記モバイルノードが複数のモバイルプラットフォームと関係付けられる、
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記複数のモバイルノードのそれぞれがそれぞれのモバイルプラットフォームと関係付けられる、
請求項1又は請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記終端ノードが前記取得された画像を前記モバイルノードから受け取る、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項5】
前記ビデオサーバが1つ又は複数のクライアントレシーバー経由でアクセス可能である、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項6】
前記モバイルノードがピアツーピアプロトコルで制御信号を交換する、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項7】
前記複数のモバイルノードの少なくとも1つが第1オーディオ信号を収集する、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項8】
前記モバイルノード及び/又は前記終端ノードを調整する制御ノードを更に含む、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項9】
前記制御ノードが前記複数のモバイルノードの少なくとも1つ及び前記終端ノードと関係付けられる、
請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記終端ノード及びクライアントレシーバーの少なくとも1つが前記モバイルノードを制御する、
請求項5から請求項9のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項11】
前記終端ノードが前記第1ビットストリームを前記モバイルノードからデータリンク経由で受け取る、
請求項に記載のシステム。
【請求項12】
前記ビデオサーバが前記取得された画像を放送するために前記第2ビットストリームを受け取る、
請求項に記載のシステム。
【請求項13】
前記複数のモバイルノードのそれぞれが、前記画像を取得するために動作する少なくとも1つの撮像デバイスを含む、
請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項14】
前記モバイルノードは無人航空機(“UAV”)であり、
前記モバイルノードは空中にある、
請求項1から請求項13のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項15】
前記終端ノードがモバイルデバイスである、
請求項1から請求項14のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項16】
前記終端ノードが第2ビットストリームをインターネット経由で前記ビデオサーバに送る、
請求項に記載のシステム。
【請求項17】
前記モバイルノードが複数の視野角及び/又は高度から前記画像を取得する、
請求項1から請求項16のいずれか一項に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
著作権表示
この特許文書の開示の一部は、著作権保護を受ける資料を含んでいる。本件著作権所有者は、特許商標局の特許ファイル又は記録に現れるこの特許文書又は特許開示の他者による複写複製に異議を申し立てないが、それ以外に関しては、本件に関わる一切の著作権を留保する。
【0002】
ここに開示される実施形態は、一般的にはビデオ放送に関し、より具体的には1つ又は複数のモバイルプラットフォームからのビデオ放送をサポートするためのシステム及び方法に関するがそれらに限られない。
【背景技術】
【0003】
在来の空中撮像システムは、取得した画像をリアルタイム方法で放送する能力を欠いている。かかる空中撮像システムにより取得された画像は、通常、何らかの格納装置経由で時間遅延した方法で提示される。この遅延は、時々、取得された画像の娯楽効果及び/又は報道伝播速度に影響を及ぼす。
【0004】
前記の理由から考慮して、空中撮像システムにより取得された画像をインターネット経由でリアルタイムにより放送するシステム及び方法が必要である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本出願において開示される第1の態様に従って、以下を含むビデオ放送のためのシステムについて記述する:
それぞれ、1つ又は複数の画像を取得するために動作する1つ又は複数のモバイルノード;及び
取得された画像をモバイルノードからビデオサーバにアップロードするために動作する終端ノード。
【0006】
開示されるシステムの1つの例示実施形態では、モバイルノードは、複数のモバイルプラットフォームに関係付けられる。
【0007】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、モバイルノードのそれぞれは、それぞれのモバイルプラットフォームと関係づけられる。
【0008】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、終端ノードは、取得された画像をモバイルノードから受け取る。
【0009】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、ビデオサーバは、1つ又は複数のクライアントレシーバー経由でアクセス可能である。
【0010】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、モバイルノードの少なくとも1つは、空中ノードである。
【0011】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、モバイルノードは、相互にピアツーピアプロトコル経由で制御信号を交換する。
【0012】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、モバイルノードの少なくとも1つは、第1オーディオ信号を収集するように構成される。
【0013】
開示されるシステムの例示実施形態は、モバイルノード及び/又は終端ノードを調整するように動作する制御ノードを更に含む。
【0014】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、制御ノードは、モバイルノードの少なくとも1つ及び終端ノードと関係付けられる。
【0015】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、終端ノード及びクライアントレシーバーの少なくとも1つは、モバイルノードを制御することができる。
【0016】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、終端ノードは、地上ノード又は空中ノードと関係付けられる。
【0017】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、モバイルノードは、取得された画像を第1ビットストリームとして終端ノードに送出するように構成される。
【0018】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、終端ノードは、モバイルノードからデータリンク経由で第1ビットストリームを受信するように構成される。
【0019】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、終端ノードは、取得された画像を第2ビッドストリームとしてビデオサーバにアップロードするように動作する。
【0020】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、ビデオサーバは、取得された画像を放送するための第2ビットストリームを受信するように動作する。
【0021】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、モバイルノードのそれぞれは、画像を取得するように動作する少なくとも1つの撮像デバイスを含む。
【0022】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、モバイルノードのそれぞれは、取得された画像を符号化して第1ビットストリームを生成するように構成される。
【0023】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、取得された画像は、独自プロトコルに従って符号化される。
【0024】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、取得された画像は、終端ノードに送出される前又は送出されるときに符号化される。
【0025】
開示されるシステムの例示実施形態は、選択されたモバイルノードから終端ノードに第1ビットストリームを送出するように構成されるデータリンクを更に含む。
【0026】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、モバイルノードは、無人航空機(“UAV”)である。
【0027】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、終端ノードはモバイルデバイスである。
【0028】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、モバイルデバイスは、ラップトップ、デスクトップ、タブレット及び携帯電話機の少なくとも1つである。
【0029】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、終端ノードは、第2オーディオ信号を取得するために動作するオーディオデバイスを含む。
【0030】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、オーディオデバイスはマイクロフォンである。
【0031】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、終端ノードは、第2オーディオ信号を取得された画像と混合するために動作するオーディオミキサーを更に含む。
【0032】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、終端ノードは、取得された画像を公開プロトコルに従って圧縮してビデオサーバへの送出のための第2ビッドストリームを生成するように構成される。
【0033】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、終端ノードは、第2ビットストリームをビデオサーバにインターネット経由で送出する。
【0034】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、公開プロトコルは、Real Time Messaging Protocol(“RTMP”)及びReal Time Streaming Protocol(“RTSP”)の少なくとも一方を含む。
【0035】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、ビデオサーバは、ウェブサービスプロバイダにより提供される。
【0036】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、モバイルノードは、複数の視野角及び/又は高度から画像を取得する。
【0037】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、クライアントレシーバーは、取得された画像を表示するためにビデオサーバのそれぞれにアクセスする。
【0038】
開示されるシステムの別の例示実施形態では、クライアントレシーバーは、ビデオサーバにインターネット経由でアクセスする。
【0039】
本出願において開示される別の態様に従って、以下のステップを含むビデオ放送のための方法が示される:
1つ又は複数のモバイルノードにより取得された1つ又は複数の画像を終端ノードにより受信すること;及び
取得された画像を終端ノードから、複数のクライアントレシーバーからアクセスできるビデオサーバにアップロードすること。
【0040】
開示される方法の例示形態は、モバイルノードにより画像を取得することを更に含む。
【0041】
開示される方法の別の例示実施形態では、画像を取得するステップがそれぞれのモバイルプラットフォームに関係づけられるモバイルノードにより画像を取得することを含む。
【0042】
開示される方法の別の例示実施形態では、1つ又は複数のモバイルノードにより画像を取得するステップが1つ又は複数の空中ノードにより画像を取得することを含む。
【0043】
開示される方法の別の例示実施形態は、ピアツーピアプロトコルに従ってモバイルノード間で制御信号を送受することを更に含む。
【0044】
開示される方法の別の例示実施形態では、画像を取得するステップが少なくとも1つのモバイルノードにより第1オーディオ信号を収集することを含む。
【0045】
開示される方法の例示実施形態は、モバイルノード及び/又は終端ノードを制御ノードと調整することを更に含む。
【0046】
開示される方法の別の例示実施形態では、制御ノードは、モバイルノードの少なくとも1つ及び終端ノードと関係づけられる。
【0047】
開示される方法の例示実施形態は、終端ノード及びクライアントレシーバーの少なくとも1つがモバイルノードを制御することを可能にすることを更に含む。
【0048】
開示される方法の別の例示実施形態では、アップロードするステップは、取得された画像を第2ビットストリームとして終端ノードによりアップロードすることを含む。
【0049】
開示される方法の例示実施形態は、モバイルノードを1つ又は複数のそれぞれの空中プラットフォームに位置付けることを更に含む。
【0050】
開示される方法の別の例示実施形態では、取得された画像の第2ビットストリームをアップロードするステップは第2ビットストリームをインターネットにアップロードすることを含む。
【0051】
開示される方法の例示実施形態は、第2ビットストリームを生成するために画像をモバイルノードにより符号化することを更に含む。
【0052】
開示される方法の別の例示実施形態では、画像を符号化するステップは、独自プロトコルに従って画像を符号化することを含む。
【0053】
開示される方法の例示実施形態は、第1ビットストリームを終端ノードに送出することを更に含む。
【0054】
開示される方法の別の例示実施形態では、第1ビットストリームを送出するステップは第1ビットストリームをデータリンク経由で送出することを含む。
【0055】
開示される方法の別の例示実施形態では、モバイルノードは無人航空機(“UAV”)である。
【0056】
開示される方法の別の例示実施形態では、第1ビットストリームを終端ノードに送出するステップは第1ビットストリームをモバイルデバイスに送出することを含む。
【0057】
開示される方法の別の例示実施形態では、第1ビットストリームをモバイルデバイスに送出するステップは第1ビットストリームをコンピュータ及び携帯電話機の少なくとも一方に送出することを含む。
【0058】
開示される方法の例示実施形態は、オーディオデータを終端ノードからオーディオデバイス経由で取得することを更に含む。
【0059】
開示される方法の別の例示実施形態では、オーディオデバイス経由でオーディオデータを取得するステップは、マイクロフォン経由でオーディオデータを取得することを含む。
【0060】
開示される方法の例示実施形態は、オーディオデータを画像に混合することを更に含む。
【0061】
開示される方法の例示実施形態は、第2ビットストリームを独自プロトコルに従って変換することを更に含む。
【0062】
開示される方法の例示実施形態は、第2ビットストリームをインターネット経由でビデオサーバに送出することを更に含む。
【0063】
開示される方法の例示実施形態は、第2ビットストリームを終端ノードによりビデオサーバにインターネット経由で送出することを更に含む。
【0064】
開示される方法の別の例示実施形態では、第2ビットストリームを独自プロトコルに従って変換するステップは第2ビットストリームをReal Time Messaging Protocol(“RTMP”)プロトコルとReal Time Streaming Protocol(“RTSP”)プロトコルの少なくとも一方に従って変換することを含む。
【0065】
開示される方法の別の例示実施形態では、画像を取得するステップは、複数の視野角及び/又は高度から画像を取得することを含む。
【0066】
開示される方法の例示実施形態は、画像を表示することを更に含む。
【0067】
開示される方法の別の例示実施形態では、画像を表示するステップは、画像をクライアントレシーバーにとってアクセス可能にすることを含む。
【0068】
本出願において開示される別の態様に従って、取得されるビデオを1つ又は複数の空中プラットフォームから放送するためのシステムであって、開示される方法の上記実施形態のいずれか一つに従って放送プロセスを行うように構成されるシステムについて記述する。
【0069】
取得されるビデオを1つ又は複数の空中プラットフォームから放送するための命令を含むコンピュータプログラム製品であって、開示される方法の上記実施形態のいずれか一つに従って放送プロセスを行うように構成されるプログラム製品。
【図面の簡単な説明】
【0070】
図1】ビデオ放送システムの一実施形態を示す例示的な最上位ブロックダイアグラムである。この場合、ビデオ放送システムは、モバイルノード、終端ノード及びビデオサーバを含む。
図2】ビデオ放送方法の一実施形態を示す例示的な最上位フローチャートである。この場合、画像は取得され、図1のビデオサーバにアップロードされる。
図3図1のシステムの代替の実施形態を示す例示的な最上位ブロックダイアグラムである。この場合、モバイルノードは、画像を取得するための撮像デバイスを含んでいる。
図4図2の方法の代替の実施形態を示す例示的なフローチャートである。この場合、取得された画像は、終端ノードにストリーム送出される。
図5図1のシステムの他の代替の実施形態を示す例示的な詳細図である。ここでは、システムは、複数のモバイルノードを含んでいる。
図6図1のシステムの別の代替の実施形態を示す例示的なブロックダイアグラムである。この場合、終端ノードは、オーディオ信号を取得するためのマイクロフォン及びミキサーを含んでいる。
図7図6のシステムにより実行される図2の方法の一実施形態を示す例示的なフローチャートである。この場合、取得された画像は、終端ノードにより受信され、オーディオ/データと混合される。
図8図1のシステムの一実施形態を示す例示的なブロックダイアグラムである。ここでは、終端ノードは、1つ又は複数のモバイルノードを制御するための制御ノードを含んでいる。
図9図8のシステムにより実行される図2の方法の一実施形態を示す例示的なフローチャートである。ここでは、モバイルノードは、終端ノードから調整される。
図10図1のシステムの一実施形態を示す例示的なブロックダイアグラムである。この場合、ビデオサーバは、複数のクライアントレシーバーに接続される。
図11図10のシステムにより実行される図2の方法の一実施形態を示す例示的なフローチャートである。この場合、取得された画像の第2ビットストリームは、ビデオサーバからアクセス可能にされる。
図12図1のシステムの一実施形態を示す例示的なブロックダイアグラムである。この場合、取得された画像は、終端ノードに転送され、次にビデオサーバに転送される。
【発明を実施するための形態】
【0071】
当然のことながら、これらの図面は原寸比例ではなく、また、全ての図面を通して分かりやすくするために同様な構造又は機能の要素は一般的に同様な参照番号により表される。同様に当然のことながら、図面は、単に参照された実施形態の記述を容易にするためである。これらの図面は、記述される実施形態の全ての態様を示すものではなく、また、本開示の範囲を制限するものでもない。
【0072】
空中撮影システムでは、無人航空機(“UAV”)などのモバイルプラットフォームから撮像デバイスにより取得された画像は、モバイルプラットフォームに設置される格納デバイスに後の表示のために格納される。
【0073】
別の空中撮影システムでは、取得された画像は、データリンク接続経由で地上の格納デバイスに画像を保存する地上デバイスに転送される。地上デバイスは、画像を受信した後、随時、取得された画像を提示することができる。しかし、地上デバイスは、画像をクライアントの表示デバイスにリアルタイムで放送しない。
【0074】
更に別の空中撮影システムでは、インターネット利用ビデオサーバにより、取得された画像を視聴者からアクセス可能にすることができる。取得された画像は、ビデオサーバに時間的に遅延する方法でアップロードされ、したがって一定時間経過後に初めて視聴可能となる。したがって、現在利用可能な空中撮影システムは、取得した画像をリアルタイムで放送できない。
【0075】
現在利用可能な空中撮影システムは、取得された画像を空中機から放送する手段をもたないので、取得された画像を空中機からビデオサーバに送出し、インターネットに関係するクライアントレシーバーによる動画のリアルタイム視聴を可能にすることができるシステム及び方法が望ましいことが分かる。この結果は、図1に示す一実施形態に従って実現することができる。
【0076】
図1は、ビデオ放送システム100の例示的な実施形態を示す。この場合、ビデオ放送システム100は、モバイルノード110、終端ノード510及びビデオサーバ810を含む。図1において、モバイルノード110は、有線及び/又は無線接続とすることができる第1接続308経由で終端ノード510に接続することができる。終端ノード510は、第2接続806経由でビデオサーバ810に接続することができる。
【0077】
モバイルノード110は、静止画、動画及びビデオを含むがこれらに限られない画像を取得することができる。モバイルノード110は、有線及び/又は無線第1接続308経由で画像を終端ノード510に転送(すなわち送出)することができる。この転送は、取得された画像を当該画像が取得されたときに終端ノード510において提示することを可能にする。モバイルノード110及びモバイルノード110から終端ノード510への転送により、モバイルノード110は、取得された画像をリアルタイムで取得することができる。
【0078】
ビデオ放送システム100は、説明のために1つのモバイルノード110とともに図示され、説明されているが、これは単に説明のためであり、制限を意図するものではない。システム100の好ましい実施形態では、複数のモバイルノード110を連携させつつ使用して画像を取得することができる。
【0079】
終端ノード510は、取得された画像をモバイルノード110から第1接続308経由で受信することができる。終端ノード510において、取得された画像は、一定の目的のために処理することができる。かかる目的は、取得された画像同士の混合、他のデータの取得された画像との混合、及び/又は取得された画像の品質の改善を含み得るがそれらに限られない。たとえば、取得された画像とオーディオデータを混合することができる。終端ノード510のさらなる詳細について後段において図6を参照しつつ記述し、説明する。
【0080】
終端ノード510において処理された後、画像は、配信のためにビデオサーバ810に転送(すなわち送出)することができる。終端ノード510は、取得された画像をビデオサーバ810にとって受け入れ可能な公開プロトコルに従って転送することができる。この送出のさらなる詳細については、後段において図6及び12を参照しつつ記述し、説明する。
【0081】
ビデオサーバ810は、取得された画像を終端ノード510から第2接続806経由で受信することができる。ビデオサーバ810は、取得された画像の利用可能性について視聴者に通知又は警告し、且つ、ビデオサーバ810にたとえばリンク(図示せず)経由でアクセスすることを許可されているクライアントレシーバー910(図10に示されている)にとって画像を利用可能とすることができる。ビデオサーバ810及び画像のアクセス可能性に関するさらなる詳細について後段において図4を参照しつつ記述し、説明する。
【0082】
取得された画像は終端ノード510からビデオサーバ810に、受信しつつ、転送することができるので、クライアントレシーバー910は、取得された画像がビデオサーバ810によりリアルタイムで受信されているときに、当該画像を提示することができる。これによりシステム100は、モバイルノード110により取得された画像をクライアントレシーバー910によりリアルタイムで有利に提示することができる。
【0083】
単に説明するためにビデオサーバ810を用いて図示し、且つ、説明したが、インターネット経由でアクセス可能な他の適切なウェブサービスを使用してモバイルノード110により取得された画像を放送することもできる。
【0084】
図2は、ビデオ放送方法200の一実施形態を示す。方法200は、画像の取得、転送及びビデオサーバ810(図1に示した)へのアップロードを可能にする。図2の160において、終端ノード510は、1つ又は複数のモバイルノード110により取得され、且つ、転送される画像を受信することができる。モバイルノード110による画像の取得についての詳細を、以下において図3及び4を参照しつつ検討する。画像は、データリンクとすることができる第1接続経由(図1に示した)で終端ノード510に転送することができる。終端ノード510において、取得された画像は、図6及び7を参照して以下において図示し、記述する方法により処理することができる。幾つかの実施形態では、キャプション及び/又はオーディオデータを画像と混合することができる。
【0085】
終端ノード510は、180において画像をビデオサーバ810にアップロードすることができる。画像は、処理された後に、180においてインターネット808(図12に示されている)経由などの在来の方法によりアップロードすることができる。幾つかの実施形態では、画像は、複数のビデオサーバ810にアップロードすることができる。
【0086】
ビデオサーバ810は、アップロードされた画像をクライアントレシーバー910(図10に示されている)からアクセス可能にすることができる。それにより、1つ又は複数のノード110から取得された画像は、ビデオサーバ810に転送され、且つ、リアルタイムでクライアントレシーバー910に提示することができる。画像へのアクセスに関するさらなる詳細について後段において図10及び11を参照しつつ検討する。取得された画像の受信及びアップロードは、両方ともリアルタイムで実行することができる。それにより方法200は、モバイルノード110により取得された画像のクライアントレシーバー910へのリアルタイム放送を可能にすることができる。
【0087】
図3は、システム100の代替の実施形態を示す。図3に示すように、モバイルノード110は、画像を取得するための撮像デバイス210を含んでいる。図1を参照して前述したように、モバイルノード110は、モバイルプラットフォーム118に関連付けることができる。モバイルプラットフォーム118は、自転車、自動車、トラック、船舶、ボート、列車、ヘリコプター、航空機、無人航空機(“UAV”)又は無人空中システム(“UAS”)、ロボット、種々のこれらのハイブリッド等を含み得るが、これらには限られない。モバイルプラットフォーム118が空中機である場合、モバイルノード110は、空中ノードと名付けられることもある。空中機は、ヘリコプター、航空機、UAV、UAS及び作動中に地面と接触しないその他のプラットフォームの1つとすることができる。
【0088】
図3において、撮像デバイス210は、空中プラットフォーム118に取り付けることができる。撮像デバイス210は、たとえば、任意の適切な解像能力を有する三原色(“RGB”)ビデオカメラなどの在来のカメラシステムとすることができる。撮像デバイス210は、レーザーカメラ、赤外線カメラ、超音波カメラ等を含むがそれらに限られない静止カメラ、動画カメラ、デジタルカメラ又はフィルムカメラのいずれの種類とすることもできる。幾つかの実施形態では、撮像デバイス210は、モバイルプラットフォーム118の下部に配置することができる。他の実施形態では、撮像デバイス210は、モバイルプラットフォームの側部又はその他の適切な場所に配置することができる。
【0089】
幾つかの実施形態では、モバイルノード110は、オーディオデータを取得するためのオーディオ入力デバイス(図示せず)を備えることができる。限定ではなく説明のためであるが、オーディオ入力デバイスは、撮像デバイス210又は第1処理装置218に関係付けられるマイクロフォンとすることができる。撮像デバイス210が画像を取得している間にオーディオ入力デバイスを使用して現場オーディオデータを取得することができる。
【0090】
図3において、撮像デバイス210は、シーン125の対象120の方向に向けられているものとして示されている。幾つかの好ましい実施形態では、撮像デバイス210は、水平及び/又は垂直を含む任意の方向に位置付け制御可能である。撮像デバイス210は、シーン125から反射された光信号をシーン125の画像を表す電気的データに変換することができる。撮像デバイス210は、撮像デバイス210との接続中に処理することができる第1処理装置218に電気的データを送ることができる。それにより第1処理装置218は、撮像デバイス210から電気的データを受け取り、続いて画像のストリーム化及び/又はセグメント化を行って送出のための第1ビットストリーム111を生成することができる。この送出に関するさらなる詳細について、後段において図12を参照しつつ記述し、検討する。
【0091】
単に説明するために1つの撮像デバイス210として図示し、記述したのであり、モバイルプラットフォーム118は、画像を取得するためにあらかじめ選んだ任意の個数の撮像デバイス210を含むことができる。
【0092】
第1処理装置218は、1つ又は複数の汎用マイクロプロセッサ、たとえば、シングルコア又はマルチコアプロセッサ、特定用途向け集積回路、特定用途向け命令セットプロセッサ、グラフィックス・プロセッシングユニット、物理学演算処理装置、デジタルシグナルプロセッシングユニット、コプロセッサ、ネットワークプロセッシングユニット、オーディオプロセッシングユニット、暗号化プロセッサ等を無制限に含むことができる。第1処理装置218は、画像処理に関する種々の動作を含むがこれらに限られない本出願において記述された任意の機能を実行するように構成することができる。幾つかの実施形態では、第1処理装置218は、障害物検知及び回避に関する特定業務の処理(たとえば、飛行時間データの処理、超音波データの処理、収集されたデータに基づく障害距離の決定、及び決定された距離に基づくモバイルプラットフォーム118の制御)のための専用ハードウェアを含むことができる。
【0093】
図4は、方法200の代替の実施形態を示す。図4に移る。1つ又は複数のモバイルノード110(図1に示されている)により取得された画像は、ストリーム化され、セグメント化され、且つ/又は終端ノード510(図1に示されている)に転送される。モバイルノード110は、160において画像を取得することができる。たとえば、モバイルノード110は、シーン125の画像を本出願において図3を参照して記述・説明した方法により取得するための撮像デバイス210を含むことができる。取得された画像は、当該画像を表す電気的データの形態とすることができる。
【0094】
162において、取得された画像は、第1プロトコルに従ってストリーム化(及び/又はセグメント化)することができる。第1プロトコルは、モバイルノード110及び終端ノード510により同意された独自プロトコルとすることができる。第1プロトコルは、モバイルノード110と終端ノード510の両方で走行する通信プロトコルのみとすることができる。代替案として、モバイルノード110及び/又は終端ノード510が複数のプロトコルを実行する場合、モバイルノード110と終端ノード510間でネゴシエーションを行って取得された画像を第1ビットストリーム111にストリーム化するための適切なプロトコルを選択することができる。
【0095】
164において、取得された画像は、第1ビットストリーム111の形態で終端ノード510に転送することができる。この転送は、有線及び/又は無線接続経由とし、任意の適切な伝送プロトコルによることができる。圧縮および転送に関するさらなる詳細については後段において図12を参照して検討する。
【0096】
図5は、システム100の別の例示的な代替実施形態を示す。図5に移る。システム100は、複数のモバイルノード110を含んでいる。モバイルノード110のそれぞれは、少なくとも1つの他のモバイルノード110と通信可能にされる。モバイルノード110は、有線及び/又は無線接続を含む任意の適切な方法で通信することができる。無線接続で接続された場合、モバイルノード110は、一連の低出力プロトコル、Zigbee、任意の第4、第5世代携帯電話ネットワーク等を含むがこれらに限られない任意の適切な通信プロトコルに基づいて動作することができる。プロトコルのそれぞれを使用して制御信号をモバイルノード110間で転送することができる。プロトコルの選択は、モバイルノード110間の距離、運用地域の地形特徴、セルラー信号の利用可能性および気象条件さえ含むがそれらに限られない一定の要件に基づき得る。任意選択により、選択されたモバイルノード110は、他のモバイルノード110のそれぞれと通信することができる。モバイルノード110は、たとえば、相互の調整のために交信することができる。通信可能にされることにより、モバイルノード110は、種々の視点からの共通シーン125(図3に示されている)の画像の取得のような共通の目的を達成するために協力することができる。
【0097】
図5には、シーン125の対象120の画像を取得するための3つのモバイルノード118A〜Cが示されている。モバイルノード118A〜Cは、たとえば、3つの空中ノード110A、110B及び110Cを含み、且つ、シーン125の画像を取得するためにお互いに通信可能とされ得る。空中ノード110A、110B及び110Cは、他の種類のモバイルノード110とすることもできる。モバイルノード110間の通信は、ピアツーピア(“P2P”)プロトコル又はモバイルノード110間の通信に適するその他のプロトコル(Zigbee、任意の第4プロトコル及び第5世代プロトコルを含むがこれらに限られない、)に従って行うことができる。
【0098】
幾つかの実施形態では、モバイルノード110の少なくとも1つは、他のモバイルノード110に対するコマンドを発行する制御ノードとして構成することができる。制御ノードは、他のモバイルノード110の少なくとも1つをコマンドにより制御できるようにすることができる。かかる制御は、対象120の全景を取得するための120モバイルノード110の同期及び/又はモバイルノード110のそれぞれの調整を含み得るが、それらには限られない。モバイルノード110の調整は、図9を参照して記述・説明した方法と同じ方法により行うことができる。コマンドは、モバイルノード110の少なくとも1つから対象120及び/又はシーン125の実際の状況に基づいて発生され得る。代案として、少なくとも1つのそのモバイルノード110は、コマンドを受信し、受信したコマンドに基づいて他のモバイルノード110と調整することもできる。コマンドのそれぞれは、少なくとも1つのモバイルノード110に差し向けることができる。少なくとも1つのモバイルノード110は、コマンドを発行するように構成されたモバイルノード110から発行されたコマンドに従って1つ又は複数の作動を行うことができる。
【0099】
幾つかの他の実施形態では、少なくとも1つのモバイルノード110は、図3を参照して上述した現場オーディオ信号を取得するためのオーディオ入力デバイスを備えることができる。モバイルノード110のいずれも、当該モバイルノード110が制御コマンドを発行する能力を有するか否かに関係なく、オーディオ入力デバイスを備えることができる。
【0100】
説明のためにのみ3個の空中モバイルノード110A、110B及び110Cが設けられるものとして記述したが、システム100は、種々の視点からのシーン125の画像を取得するために任意の適切な種類及び/又は個数のモバイルノード110を使用することができる。幾つかの実施形態では、少なくとも1つのモバイルノード110は、上からシーン125を取得するための空中ノードとすることができる。
【0101】
図6は、システム100の別の代替例示的実施形態を示す。この場合、終端ノード510は、取得される画像のオーディオ信号を取得するためのマイクロフォン610及びミキサー710を含んでいる。図6に示すように、終端ノード510は、第1ビットストリーム111を受信し、第1ビットストリーム111を解凍して取得された画像を復元し、画像を処理し、且つ、画像を第2ビットストリーム222に再圧縮することができる。第2ビットストリーム222は、インターネット808(図1に示されている)経由でビデオサーバ810(図9に示されている)に送出することができる。
【0102】
図6において、終端ノード510は、デスクトップ、ラップトップ、タブレット、タッチパッド、ノートパッド、スマートフォン及びその他の任意の種類のコンピュータ装置等を含むがこれらに限られない任意の種類のコンピュータ装置とすることができる。終端ノード510は、終端ノード510内蔵及び/又は外付けとすることができる第2処理装置518を備え得る。第2処理装置518は、マイクロフォン610及び/又はミキサー710に関係付けることができる。幾つかの実施形態では、第2処理装置518は、第1ビットストリーム111を解凍して撮像デバイス210(図3に示されている)により取得された画像を復元することができる。取得された画像は、終端ノード510の1つ又は複数の任意選択ディスプレイ612上に表示することができる。
【0103】
ディスプレイ612は第2処理装置518に関係付けることができ、且つ、終端ノード510に取り付けるか又はその近くに配置することができる。1つ又は複数の空中ノード110により取得された画像は、画像の処理を容易にするためにそれぞれのディスプレイ612上に表示することができる。この処理は、画像品質の改善及び/又は他のデータと画像との混合を含むがそれらに限られない処理を含むことができる。他のデータは、ビデオデータ、オーディオデータ及び/又はキャプションデータを含むがそれらに限られないデータを含むことができる。これらの他のデータは、本出願記載のノード又はビデオデータ、オーディオデータ及び/又はテキストデータを取得するための他のデバイスのいずれによっても取得され得る。オーディオデータは、画像に対する注釈及び/又は説明を含むがこれらに限られないデータを含むことができる。例示的な実施形態において、1つ又は複数のモバイルノード110(図示せず)により取得された画像同士を混合して組み合わせてビデオクリップを作成することができる。
【0104】
第2処理装置518は、任意の市販図形処理装置を含むことができる。第2処理装置518は、たとえば、終端ノード510のために特別に製造された特注設計図形処理チップとすることができる。追加的及び/又は代替的に、第2処理装置518は、1つ又は複数の汎用マイクロプロセッサ(たとえば、シングル又はマルチコアプロセッサ)、特定用途向け集積回路、特定用途向け命令セットプロセッサ、グラフィック処理装置、物理学演算処理装置、デジタル信号処理装置、コプロセッサ、ネットワーク処理装置、オーディオ処理装置、暗号化処理装置等を含み得る。第2処理装置518は、画像処理に関する種々の動作を含むがそれに限られない本出願において記述された機能を遂行するように構成することができる。幾つかの実施形態では、第2処理装置518は、画像処理に関する特殊演算を処理する専用ハードウェアを含むことができる。
【0105】
マイクロフォン610は、ミキサー710と動作的に関係付けることができる。マイクロフォン610は、オーディオ信号を取得するために使用できる任意の種類のデバイスを含む任意の市販マイクロフォンでよい。マイクロフォン610は、オーディオ信号をミキサー710に送られる電気データに変換する。マイクロフォン610により、ユーザー、たとえば解説者は、ディスプレイ612上の取得された画像を見ながら(この間に第1ビットストリーム111が解凍・表示されている)自分の声を録音することができる。第1ビットストリーム111が解凍されている間に取得された画像が表示され得るので、ユーザーは、取得された画像に関するコメント及び/又は指示をリアルタイムで与えることができる。説明のためにのみマイクロフォン610を使用するものとして記述したが、その他の任意の適切なオーディオ入力デバイス610を使用してオーディオ信号を取得することができる。
【0106】
ミキサー710は、マイクロフォン610により取得されたオーディオデータを取り込み、そのオーディオデータを第2処理装置518により解凍された画像と混合することができる。幾つかの実施形態では、ミキサー710は、種々のモバイルノード110、たとえば、3つのモバイルノード、110A、110B、110C(図5に示されている)により取得された画像をリアルタイムで混合することができる。他の実施形態では、ミキサー710は、少なくとも1つのモバイルノード110により取得されたオーディオデータを取得された画像と同期方法により混合することができる。説明のためにのみ1つのマイクロフォン610及び1つのミキサー710を使用するものとして記述したが、オーディオデータを画像と混合するために複数個のマイクロフォン610及び/又はミキサー710を第2処理装置518と関係付けることができる。第2処理装置518は、処理された画像を第2ビットストリーム222にストリーム化及び/又はセグメント化することができる。このストリームは、1つ又は複数のビデオサーバ810(図1に示されている)に送り込むことができる。
【0107】
説明のためにのみ終端ノード510に含まれているものとして記述したが、マイクロフォン610及び/又はミキサー710は、終端ノード510に対して外付けとし、且つ、オーディオを取得し、画像と混合するための終端ノード510に関係付けることもできる。
【0108】
図7は、方法200の別の例示的代替実施形態を示す。この場合、取得された画像は終端ノード510により受け取られ、且つ、オーディオと混合される。図7では、終端ノード510は、550においてモバイルノード110から接続310(図6に示されている)経由で第1ビットストリーム111を受け取る。この接続は、有線及び/又は無線接続とすることができる。
【0109】
第1ビットストリーム111は、図6を参照して図示・説明した独自プロトコルにより圧縮することができる。第1ビットストリーム111は、552において、取得された画像を復元するために解凍されることができる。この画像は、553において、受け取られつつ、表示され得る。視聴者(図示せず)、たとえば解説者は、表示された画像を見ながら画像に関する注釈を与えることができる。他の幾つかの実施形態では、操作者(図示せず)は、多数のモバイルノード110が使用される場合に、モバイルノード110同士を調整することができる。図6を参照しつつ、図示・記述したように、複数のディプレイ612を使用して多数のモバイルノード110間の調整を容易にすることができる。
【0110】
560において、オーディオデータは、マイクロフォン610などのオーディオデバイスから得ることができる。このオーディオデータは、解説及び/又は吹き替え音声を含むがこれらに限られないデータを含むことができる。このオーディオデータは、570において、解凍された画像と混合することができる。終端ノード510は、ミキサー710によりオーディオデータを画像と混合することができる。一実施形態では、オーディオデータは、580において、記録・混合されつつ、再圧縮され得る。画像の再圧縮は、第2プロトコルに従って行うことができる。第2プロトコルは、第1プロトコルと同じ又は異なる形態の任意の適切な在来のプロトコルを含むことができる。一実施形態では、第2プロトコルは、ビデオサーバ810、たとえばYouTube(登録商標)及びYouKu(登録商標)を含むがこれらに限られないビデオサーバ810により受け入れられるプロトコルとすることできる。
【0111】
終端ノード510は、590において、第2ビットストリームをインターネット808経由でビデオサーバ810に転送することができる。例示的な実施形態として、複数のビデオサーバ810が同時に第2ビットストリームを受け取ることができる。限定ではなく、説明のためであるが、画像は、複数の第2ビットストリーム222に再圧縮され得る。このとき、それぞれの画像は、それぞれのビデオサーバ810にとって受け入れ可能な別々のプロトコルに従ってストリーム化及び/又はセグメント化される。
【0112】
図8は、システム100の別の例示的代替実施形態を示す。この場合、終端ノード510は、1つ又は複数のモバイルノード110(図4及び5に示されている)を制御するための制御ノード618を含んでいる。図8では、図6を参照して図示・説明したように、終端ノード510は、ディスプレイ612と関係付けられ得る第2処理装置518を備えることができる。第1ビットストリーム111は、終端ノード510により受け取られ、且つ、解凍されて取得された画像を復元することができる。復元された画像は、ディスプレイ612上に表示され得る。
【0113】
図5を参照して図示・説明したように、種々の視点からの画像を取得するために1つ又は複数のモバイルノード110を使用することができる。シーンを全方位的に取得するために、制御ノード618は、複数のモバイルノード110を協調的な方法で制御するように構成することができる。制御ノード618を使用してモバイルノード618を制御するための命令を取得し、次にその命令を第2処理装置518に伝える。図5を参照して図示・説明した動作を遂行するために、第2処理装置518は、この命令を第2接続(図1に示した)経由でモバイルノード618に転送することができる。制御ノード618は、モバイルノード110を制御するために設計された専用デバイスとするか、又はそれは、任意の種類の汎用コンピュータ、タブレット、スマートフォン等とすることもできる。制御ノード618は、別の装置として設けて、たとえば第2処理装置518経由で終端ノード510に接続するか、又は任意の他のデバイスと接続することができる。
【0114】
説明のために終端ノード510から1つの制御ノード618を使用するものとして図示・説明したが、任意の場所における任意の個数の制御モード618を任意の適切な場所から1つ又は複数の移動端末を調整するために使用することができる。
【0115】
図9は、方法200の別の代替的例示実施形態を示す。この場合、モバイルノード群110は、制御ノード618から調整される。図9において、1つ又は複数のモバイルノード110は、160において、種々の視点から画像を取得するために168において調整される。ユーザー(図示せず)による1つ又は複数のモバイルノード110の調整は、終端ノード510と統合されているか又は外付けの制御ノード618(図8に示されている)から行うことができる。図8を参照して図示・説明したように、画像は、1つ又は複数のそれぞれのディスプレイ612上に示すことができる。ユーザーは、たとえば、ディスプレイ612を見ながらモバイルノード110を調整することができる。
【0116】
モバイルノード110群の調整は、少なくとも1つのモバイルプラットフォーム118及びモバイルノード110のそれぞれのための撮像デバイス210(まとめて図3に示されている)の制御を含むことができる。幾つかの実施形態では、ユーザーは、モバイルプラットフォーム118を制御して上昇又は下降により高度を変更すること、又は回転により方向を変更することができる。ユーザーは、撮像デバイス210に取り付けられているジンバル(図示せず)を制御することにより撮像デバイス210の1つを制御して配向角及び/又は傾斜角を変更することもできる。幾つかの実施形態では、ユーザーは、撮像デバイス210のそれぞれのズームイン及び/又はズームアウト動作を制御することもできる。モバイルノード110の調整により、シーン125(図3に示した)を種々の視点から及び/又は全体として捉えることができる。
【0117】
ユーザーは、1つの集中制御ノード618経由及び/又は複数の分散制御ノード618(図示せず)経由で1つ又は複数の撮像デバイス210を制御することができる。1つ又は複数の制御ノード618は、終端ノード510の一部とすることも、或いはそれに接続することもできる。制御ノード618は、有線又は無線接続により終端ノード510及び/又はモバイルノード110と接続することができる。制御ノード618は、デスクトップ、ラップトップ、タブレット及びスマートフォン等を含むがそれらに限られない制御信号をモバイルノード110に送出することができる任意の種類のデバイスとすることができる。
【0118】
モバイルノード110から画像を取得した後に1つ又は複数のモバイルノード110を調整するものとして図示・説明したが、この調整は、画像取得の前及び/又は取得中にいつでも行うことができる。
【0119】
図10は、システム100の別の例示的代替実施形態を示す。ここでは、ビデオサーバ810は、複数のクライアントレシーバー910に接続される。図10では、ビデオサーバ810は、市販ビデオ共有サーバのいずれか1つを含むがそれらに限られないパブリックビデオサーバでよい。一定の例示的ビデオサーバ810は、YouTube(登録商標)、vimeo(登録商標)、veoh(登録商標)、flickr(登録商標)及びYouKu(登録商標)等を含むがこれらに限られない。ビデオサーバ810にアップロードされた取得画像は、クライアントレシーバー910にとって受け入れ可能なプロトコルに従ってビットストリームに圧縮され得る。
【0120】
クライアントレシーバー910は、デスクトップ、ラップトップ、タブレット及びその他の手持ちデバイス、たとえばスマートフォンを含むがこれらに限られないインターネット808にアクセスできる任意のデバイスを含むことができる。幾つかの実施形態では、クライアントレシーバー910は、制御ノード618としての機能を果たすことができる。ユーザーは、モバイルノード110宛てのコマンドを終端ノード510にビデオサーバ810経由で発行することができる。終端ノード510は、このコマンドをそれぞれのモバイルノード110に伝えることができる。
【0121】
図11は、方法200の別の例示的代替実施形態を示す。この場合、取得された画像の第2ビットストリーム222は、ビデオサーバ810からアクセス可能にされる。図11では、第2ビットストリーム222は、812において、インターネット808(図12に示されている)から受信することができる。第2ビットストリーム222は、図12を参照して説明されるように、ビデオサーバ810により定義されるプロトコルにより圧縮され、クライアントレシーバー910(図10に示されている)から見ることができる。
【0122】
816において、第2ビットストリーム222は、インターネット808経由でクライアントレシーバー910にアクセス可能とすることができる。クライアントレシーバー910のそれぞれは、ビデオサーバ810に接続することができ、クライアントレシーバー910のそれぞれが第2ビットストリーム222へのアクセスを選択したとき、認証及び/又は許可され得る。
【0123】
図12は、システム100の別の例示的代替実施形態を示している。この場合、取得された画像は、終端ノード510経由でビデオサーバ810に転送される。図12では、図3を参照して説明したように、モバイルノード110は、画像を取得するための撮像デバイス210及び画像を処理するための第1処理装置218から構成され得る。
【0124】
取得された画像は、シーン125(図3に示した)のリアルタイム表示を反映するビデオとすることができ、且つ、第1処理装置218によりストリーム化及び/又はセグメント化されて第1ビットストリーム111(図3に示した)を生成することができる。第1ビットストリーム111は、終端ノード510に転送され得る。この転送を容易にするために、画像は、モバイルノード110と終端ノード510の両方により同意される第1プロトコルに従って圧縮され得る。この第1プロトコルは、安全な伝送を確保する専有プロトコル、たとえばH.264とすることができる。追加又は代替として、第1処理装置218は、更にストリーム化された画像を暗号化してさらなる安全及び/又は伝送効率改善のためのデータ量圧縮を実現することができる。
【0125】
図12は、モバイルノード110から終端ノード510への第1ビットストリーム111の伝送のために設けられている第1接続310を示す。接続310は、画像が取得され、第1ビットストリームが生成されている間に第1ビットストリーム111をリアルタイムで伝送する能力をもち得る有線又は無線接続とすることができる。幾つかの実施形態では、この接続の伝送速度は、撮像デバイス210に取得された画像のリアルタイム伝送を確保するために、第1ビットストリーム111の生成速度より高い値を有することができる。
【0126】
図12では、終端ノード510は、取得された画像の第1ビットストリーム111を第1接続310経由で受け取ることができる。図6を参照して図示・記述したように、終端ノード510は、第2処理装置518をもち得るモバイルデバイスとすることができる。第2処理装置518は、ディスプレイ612及びマイクロフォン610と関係付けられ得るミキサー710と動作的に接続できる。第2処理装置518は、第1ビットストリームを受信しつつ、第1ビットストリーム111を解凍してディスプレイ612上の表示できる画像を復元することができる。
【0127】
マイクロフォン610は、音響信号を取得して、オーディオ信号を電気的データに変換することができる。この電気的データは、ミキサー710に送り、次に画像と混合することができる。このオーディオ信号は、画像に対する注釈及び/又は説明を表すことができる。ユーザーは、たとえば、ディスプレイ612上の画像を見ながら画像について解説することができる。解説音声は、電気信号に変更され、次に取得された画像とミキサー710経由で同期方法で混合され得る。
【0128】
図12では、解凍された画像の処理も行われ得る。かかる処理は、画像の品質の改善及び/又は画像の編集を含むがそれに限られない処理を含むことができる。ディスプレイ612は、かかるプロセスを容易にするために使用することができる。
【0129】
第2処理装置518は、第2プロトコルに従って画像を第2ビットストリーム222(図6に示した)にストリーム化及び/又はセグメント化することができる。第2ビットストリーム222は、品質改善及び/又は編集結果を反映することができる。第2プロトコルは、ビデオサーバ810(図4に示した)により同意されたプロトコルとすることができる。第2プロトコルは、Real Time Messaging Protocol(“RTMP”)及びReal Time Streaming Protocol(“RTSP”)を含むがこれらに限られないネットワークプロトコルを含むことができる。ビデオサーバ810は、説明のためにのみ図示・記述した。幾つかの実施形態では、取得された画像は、複数のビデオサーバ810にアップロードすることができる。各ビデオサーバ810は異なるプロトコルに同意することができるので、各第2ビットストリーム222は、異なるプロトコルでストリーム化及び/又はセグメント化され得る。
【0130】
終端ノード510は、インターネット808への接続807を有することができるが、それは有線接続でも無線接続でもよい。ビデオサーバ810は、インターネット808から接続809経由で第2ビットストリーム222を受け取ることができる。第2ビットストリームは、インターネットアクセスを有する1つ又は複数のクライアントレシーバー910にアクセス可能である。幾つかの実施形態では、第2ビットストリームは、1つ又は複数のクライアントレシーバー910のアクセス性を容易にするために解凍され得る。
【0131】
記述された実施形態には種々の変更及び代替形態が可能であり、且つ、その具体的な例が図面において例示されており、且つ、本出願において詳細に記述される。しかし、当然のことながら、記述された実施形態は、開示された特定の形態又は方法に限られず、むしろ反対に本開示は全ての変更、等価のもの、及び代替手段を包含する。
[項目1]
ビデオ放送システムであって、
1つ又は複数の画像を取得するために動作する1つ又は複数のモバイルノードと、
前記取得された画像を前記モバイルノードからビデオサーバにアップロードするために動作する終端ノードと、
を含むシステム。
[項目2]
前記モバイルノードが複数のモバイルプラットフォームと関係付けられる、
項目1に記載のシステム。
[項目3]
前記モバイルノードのそれぞれがそれぞれのモバイルプラットフォームと関係付けられる、
項目1又は項目2に記載のシステム。
[項目4]
前記終端ノードが前記取得された画像を前記モバイルノードから受け取る、
項目1から項目3のいずれか一項に記載のシステム。
[項目5]
前記ビデオサーバが1つ又は複数のクライアントレシーバー経由でアクセス可能である、
項目1から項目4のいずれか一項に記載のシステム。
[項目6]
前記モバイルノードの少なくとも1つが空中ノードである、
項目5に記載のシステム。
[項目7]
前記モバイルノードがピアツーピアプロトコルで制御信号を交換する、
項目5に記載のシステム。
[項目8]
前記モバイルノードの少なくとも1つが第1オーディオ信号を収集するように構成される、
項目1から項目7のいずれか一項に記載のシステム。
[項目9]
前記モバイルノード及び/又は前記終端ノードを調整するために動作する制御ノードを更に含む、
項目8に記載のシステム。
[項目10]
前記制御ノードが前記モバイルノードの少なくとも1つ及び前記終端ノードと関係付けられる、
項目9に記載のシステム。
[項目11]
前記終端ノード及び前記クライアントレシーバーの少なくとも1つが前記モバイルノードを制御することができる、
項目1から項目10のいずれか一項に記載のシステム。
[項目12]
前記終端ノードが地上ノード又は空中ノードと関係付けられる、
項目1から項目11のいずれか一項に記載のシステム。
[項目13]
前記モバイルノードが前記取得された画像を前記終端ノードに第1ビットストリームとして送出するように構成される、
項目1から項目12のいずれか一項に記載のシステム。
[項目14]
前記終端ノードが前記第1ビットストリームを前記モバイルノードからデータリンク経由で受け取るように構成される、
項目13に記載のシステム。
[項目15]
前記終端ノードが前記取得された画像を前記ビデオサーバに第2ビットストリームとしてアップロードするために動作する、
項目1から項目14のいずれか一項に記載のシステム。
[項目16]
前記ビデオサーバが前記取得された画像を放送するために前記第2ビットストリームを受け取るように動作する、
項目15に記載のシステム。
[項目17]
前記モバイルノードのそれぞれが、前記画像を取得するために動作する少なくとも1つの撮像デバイスを含む、
項目1から項目16のいずれか一項に記載のシステム。
[項目18]
前記モバイルノードのそれぞれが前記取得された画像を符号化して第1ビットストリームを生成するように構成される、
項目17に記載のシステム。
[項目19]
前記取得された画像が独自プロトコルに従って符号化される、
項目18に記載のシステム。
[項目20]
前記取得された画像が前記終端ノードに送出されるとき又はその前に符号化される、
項目19に記載のシステム。
[項目21]
選択されたモバイルノードから前記終端ノードへ前記第1ビットストリームを送出するように構成されたデータリンクを更に含む、
項目1から項目20のいずれか一項に記載のシステム。
[項目22]
前記モバイルノードが無人航空機(“UAV”)である、
項目21に記載のシステム。
[項目23]
前記終端ノードがモバイルデバイスである、
項目22に記載のシステム。
[項目24]
前記モバイルデバイスがラップトップ、デスクトップ、タブレット及び携帯電話機の少なくとも1つである、
項目23に記載のシステム。
[項目25]
前記終端ノードが第2オーディオ信号を取得するために動作するオーディオデバイスを含む、
項目1から項目24のいずれか一項に記載のシステム。
[項目26]
前記オーディオデバイスがマイクロフォンである、
項目25に記載のシステム。
[項目27]
前記終端ノードが前記第2オーディオ信号を前記取得された画像と混合するために動作するオーディオミキサーを更に含む、
項目23から項目26のいずれか一項に記載のシステム。
[項目28]
前記終端ノードが前記取得された画像を公開プロトコルに従って圧縮して前記ビデオサーバへの送出のための前記第2ビットストリームを作成するように構成される、
項目23から項目27のいずれか一項に記載のシステム。
[項目29]
前記終端ノードが前記第2ビットストリームをインターネット経由で前記ビデオサーバに送る、
項目28に記載のシステム。
[項目30]
前記公開プロトコルがReal Time Messaging Protocol(“RTMP”)プロトコル及びReal Time Streaming Protocol(“RTSP”)プロトコルの少なくとも一方を含む、
項目29に記載のシステム。
[項目31]
前記ビデオサーバがウェブサービスプロバイダにより提供される、
項目30に記載のシステム。
[項目32]
前記モバイルノードが複数の視野角及び/又は高度から前記画像を取得する、
項目1から項目31のいずれか一項に記載のシステム。
[項目33]
前記クライアントレシーバーが前記取得された画像を表示するために前記ビデオサーバのそれぞれにアクセスできる、
項目32に記載のシステム。
[項目34]
前記クライアントレシーバーがインターネット経由で前記ビデオサーバにアクセスする、
項目33に記載のシステム。
[項目35]
ビデオ放送のための方法であって、
1つ又は複数のモバイルノードにより取得された1つ又は複数の画像を終端ノードにより受信するステップと、
前記終端ノードから複数のクライアントレシーバーからアクセスできるビデオサーバに前記取得された画像をアップロードするステップと
を含む方法。
[項目36]
前記モバイルノードにより前記画像を取得することを更に含む、
項目35に記載の方法。
[項目37]
前記画像を取得する前記ステップがそれぞれのモバイルプラットフォームに関係するモバイルノードにより前記画像を取得することを含む、
項目35に記載の方法。
[項目38]
1つ又は複数のモバイルノードにより画像を取得する前記ステップが1つ又は複数の空中ノードにより画像を取得することを含む、
項目37に記載の方法。
[項目39]
前記モバイルノード間の制御信号のピアツーピアプロトコルによる交換を更に含む、
項目37に記載の方法。
[項目40]
前記画像を取得する前記ステップが少なくとも1つのモバイルノードにより第1オーディオ信号を収集することを含む、
項目35から項目39のいずれか一項に記載の方法。
[項目41]
前記モバイルノード及び/又は前記終端ノードについて制御ノードと調整することを更に含む、
項目40に記載の方法。
[項目42]
前記制御ノードが前記モバイルノードの少なくとも1つ及び前記終端ノードと関係付けられる、
項目41に記載の方法。
[項目43]
前記終端ノード及び前記クライアントレシーバーの少なくとも一方が前記モバイルノードを制御することを可能にすることを更に含む、
項目41又は項目42のいずれか一項に記載の方法。
[項目44]
アップロードする前記ステップが前記取得された画像を第2ビットストリームとして前記終端ノードによりアップロードすることを含む、
項目35から項目43のいずれか一項に記載の方法。
[項目45]
前記モバイルノードを1つ又は複数のそれぞれの空中プラットフォーム上に位置付けることを更に含む、
項目35から項目44のいずれか一項に記載の方法。
[項目46]
前記取得された画像の前記第2ビットストリームをアップロードする前記ステップが前記第2ビットストリームをインターネットにアップロードすることを含む、
項目35から項目45のいずれか一項に記載の方法。
[項目47]
前記モバイルノードにより前記画像を符号化して前記第2ビットストリームを生成することを更に含む、
項目35から項目46のいずれか一項に記載の方法。
[項目48]
前記画像を符号化する前記ステップが独自プロトコルに従って前記画像を符号化することを含む、
項目47に記載の方法。
[項目49]
前記第1ビットストリームを前記終端ノードに送ることを更に含む、
項目35から項目48のいずれか一項に記載の方法。
[項目50]
前記第1ビットストリームを送出する前記ステップが前記第1ビットストリームをデータリンク経由で送出することを含む、
項目49に記載の方法。
[項目51]
前記モバイルノードが無人航空機(“UAV”)である、
項目50に記載の方法。
[項目52]
前記第1ビットストリームを前記終端ノードに送出する前記ステップが前記第1ビットストリームをモバイルデバイスに送出することを含む、
項目51に記載の方法。
[項目53]
前記第1ビットストリームをモバイルデバイスに送出する前記ステップが前記第1ビットストリームをコンピュータと携帯電話機の少なくとも一方に送出することを含む、
項目52に記載の方法。
[項目54]
前記終端ノードからオーディオデバイス経由でオーディオデータを取得することを更に含む、
項目35から項目53のいずれか一項に記載の方法。
[項目55]
オーディオデバイス経由で前記オーディオデータを取得する前記ステップがマイクロフォン経由で前記オーディオデータを取得することを含む、
項目54に記載の方法。
[項目56]
前記オーディオデータを前記画像と混合することを更に含む、
項目55に記載の方法。
[項目57]
前記第2ビットストリームを公開プロトコルに従って変換することを更に含む、
項目35から項目56のいずれか一項に記載の方法。
[項目58]
前記第2ビットストリームをインターネット経由でビデオサーバに送出することを更に含む、
項目57に記載の方法。
[項目59]
前記終端ノードにより前記第2ビットストリームをインターネット経由で前記ビデオサーバに送出することを更に含む、
項目58に記載の方法。
[項目60]
前記第2ビットストリームを公開プロトコルに従って変換するステップが前記第2ビットストリームをReal Time Messaging Protocol(“RTMP”)プロトコルとReal Time Streaming Protocol(“RTSP”)プロトコルの少なくとも一方に従って変換することを含む、
項目59に記載の方法。
[項目61]
前記画像を取得する前記ステップが複数の視野角及び/又は高度から前記画像を取得することを含む、
項目60に記載の方法。
[項目62]
前記画像を表示することを更に含む、
項目61に記載の方法。
[項目63]
前記画像を表示するステップが前記画像を前記クライアントレシーバーにとってアクセス可能にすることを含む、
項目62に記載の方法。
[項目64]
取得されるビデオを1つ又は複数の空中プラットフォームから放送するためのシステムであって、
項目35から項目63のいずれか一項に従って前記放送プロセスを行うように構成されるシステム。
[項目65]
取得されるビデオを1つ又は複数の空中プラットフォームから放送するための命令を含むコンピュータプログラム製品であって、
項目35から項目63のいずれか一項に従って前記放送プロセスを行うように構成されるプログラム製品。
図1
図2
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