(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記コンテンツプレビューの提示に関連して、前記コンテンツプレビューに関連付けられるオーディオコンテンツを提示させるステップをさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
前記コンテンツプレビューの前記第2のビューの提示を禁止させ、前記複数のサムネイル画像の提示を再開させるステップが、前記コンテンツプレビューの前記第2のビューから前記複数のサムネイル画像を含むページにフェードするステップを備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータ実行可能命令を記憶した、コンピュータ可読記録媒体。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、メディアコンテンツのプレビューを提示するための新規な方法、システム、および媒体を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
開示される主題の様々な実施形態に従って、メディアコンテンツのプレビューを提示するための方法、システム、および媒体が提供される。
【0006】
開示される主題のいくつかの実施形態によれば、メディアコンテンツのプレビューを提示するための方法が提供され、本方法は、複数のサムネイル画像を、ユーザデバイス上に提示されるページ上に提示させるステップであって、各サムネイル画像が、ユーザデバイス上で提示可能なメディアコンテンツアイテムを表し、ユーザデバイスがヘッドセットディスプレイに関連付けられる、ステップと、ヘッドセットディスプレイの視点が、複数のサムネイル画像のサムネイル画像のうちの1つに向けられていることを決定するステップと、ヘッドセットディスプレイの視点がサムネイル画像のうちの1つに向けられているとの決定に応じて、サムネイル画像のうちの1つに対応するコンテンツプレビューの第1のビューをヘッドセットディスプレイに提示させるステップであって、コンテンツプレビューが、第1のビューとは異なり、第1のビューを含まない第2のビューを含む、ステップと、ヘッドセットディスプレイの視点が、コンテンツプレビューの第2のビューに向かう方向に変化したことを検出するステップと、ヘッドセットディスプレイの視点がコンテンツプレビューの第2のビューに向かう方向に変化したことの検出に応じて、コンテンツプレビューの第2のビューをヘッドセットディスプレイに提示させるステップと、ヘッドセットディスプレイの視点がもはやコンテンツプレビューに向けられなくなったと決定するステップと、ヘッドセットディスプレイの視点がもはやコンテンツプレビューに向けられなくなったとの決定に応じて、コンテンツプレビューの第2のビューの提示を禁止させ、ヘッドセットディスプレイに複数のサムネイル画像の提示を再開させるステップとを備える。
【0007】
いくつかの実施形態では、本方法は、ヘッドセットディスプレイの視点がコンテンツプレビューに向かって傾斜するように変化したと決定するステップと、ヘッドセットディスプレイの視点がコンテンツプレビューに向かって傾斜するように変化したとの決定に応じて、コンテンツプレビューの提示がより大きい表示領域を占有するようにさせるステップとをさらに備える。
【0008】
いくつかの実施形態では、本方法は、コンテンツプレビューを立体コンテンツとして提示するステップをさらに備える。
【0009】
いくつかの実施形態では、本方法は、コンテンツプレビューの提示に関連して、コンテンツプレビューに関連付けられるオーディオコンテンツを提示させるステップをさらに備える。
【0010】
いくつかの実施形態では、ヘッドセットディスプレイの視点が第2のビューに向かって変化したと決定するステップは、ヘッドセットディスプレイに関連付けられるモーションセンサからのデータに基づく。
【0011】
いくつかの実施形態では、コンテンツプレビューの第2のビューの提示を禁止させ、複数のサムネイル画像の提示を再開させるステップは、コンテンツプレビューの第2のビューから複数のサムネイル画像を含むページにフェードするステップを備える。
【0012】
いくつかの実施形態では、コンテンツプレビューは、対応するメディアコンテンツアイテムのサブセットを備える。
【0013】
開示される主題のいくつかの実施形態によれば、メディアコンテンツのプレビューを提示するためのシステムが提供され、本システムは、メモリと、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行する際に、複数のサムネイル画像を、ユーザデバイス上に提示されるページ上に提示させることであって、各サムネイル画像が、ユーザデバイス上で提示可能なメディアコンテンツアイテムを表し、ユーザデバイスがヘッドセットディスプレイに関連付けられる、提示させることと、ヘッドセットディスプレイの視点が、複数のサムネイル画像のサムネイル画像のうちの1つに向けられていることを決定することと、ヘッドセットディスプレイの視点がサムネイル画像のうちの1つに向けられているとの決定に応じて、サムネイル画像のうちの1つに対応するコンテンツプレビューの第1のビューをヘッドセットディスプレイに提示させることであって、コンテンツプレビューが、第1のビューとは異なり、第1のビューを含まない第2のビューを含む、提示させることと、ヘッドセットディスプレイの視点が、コンテンツプレビューの第2のビューに向かう方向に変化したことを検出することと、ヘッドセットディスプレイの視点がコンテンツプレビューの第2のビューに向かう方向に変化したことの検出に応じて、コンテンツプレビューの第2のビューをヘッドセットディスプレイに提示させることと、ヘッドセットディスプレイの視点がもはやコンテンツプレビューに向けられなくなったと決定することと、ヘッドセットディスプレイの視点がもはやコンテンツプレビューに向けられなくなったとの決定に応じて、コンテンツプレビューの第2のビューの提示を禁止させ、ヘッドセットディスプレイに複数のサムネイル画像の提示を再開させることと、を行うように構成されるハードウェアプロセッサとを備える。
【0014】
開示される主題のいくつかの実施形態によれば、プロセッサによって実行されると、プロセッサに、メディアコンテンツのプレビューを提示するための方法を実行させるコンピュータ実行可能命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体が提供され、本方法は、複数のサムネイル画像を、ユーザデバイス上に提示されるページ上に提示させるステップであって、各サムネイル画像が、ユーザデバイス上で提示可能なメディアコンテンツアイテムを表し、ユーザデバイスがヘッドセットディスプレイに関連付けられる、ステップと、ヘッドセットディスプレイの視点が、複数のサムネイル画像のサムネイル画像のうちの1つに向けられていることを決定するステップと、ヘッドセットディスプレイの視点がサムネイル画像のうちの1つに向けられているとの決定に応じて、サムネイル画像のうちの1つに対応するコンテンツプレビューの第1のビューをヘッドセットディスプレイに提示させるステップであって、コンテンツプレビューが、第1のビューとは異なり、第1のビューを含まない第2のビューを含む、ステップと、ヘッドセットディスプレイの視点が、コンテンツプレビューの第2のビューに向かう方向に変化したことを検出するステップと、ヘッドセットディスプレイの視点がコンテンツプレビューの第2のビューに向かう方向に変化したことの検出に応じて、コンテンツプレビューの第2のビューをヘッドセットディスプレイに提示させるステップと、ヘッドセットディスプレイの視点がもはやコンテンツプレビューに向けられなくなったと決定するステップと、ヘッドセットディスプレイの視点がもはやコンテンツプレビューに向けられなくなったとの決定に応じて、コンテンツプレビューの第2のビューの提示を禁止させ、ヘッドセットディスプレイに複数のサムネイル画像の提示を再開させるステップとを備える。
【0015】
開示される主題のいくつかの実装によれば、メディアコンテンツのプレビューを提示するためのシステムが提供され、本システムは、複数のサムネイル画像を、ユーザデバイス上に提示されるページ上に提示させるための手段であって、各サムネイル画像が、ユーザデバイス上で提示可能なメディアコンテンツアイテムを表し、ユーザデバイスがヘッドセットディスプレイに関連付けられる、手段と、ヘッドセットディスプレイの視点が、複数のサムネイル画像のサムネイル画像のうちの1つに向けられていることを決定するための手段と、ヘッドセットディスプレイの視点がサムネイル画像のうちの1つに向けられているとの決定に応じて、サムネイル画像のうちの1つに対応するコンテンツプレビューの第1のビューをヘッドセットディスプレイに提示させるための手段であって、コンテンツプレビューが、第1のビューとは異なり、第1のビューを含まない第2のビューを含む、手段と、ヘッドセットディスプレイの視点が、コンテンツプレビューの第2のビューに向かう方向に変化したことを検出するための手段と、ヘッドセットディスプレイの視点がコンテンツプレビューの第2のビューに向かう方向に変化したことの検出に応じて、コンテンツプレビューの第2のビューをヘッドセットディスプレイに提示させるための手段と、ヘッドセットディスプレイの視点がもはやコンテンツプレビューに向けられなくなったと決定するための手段と、ヘッドセットディスプレイの視点がもはやコンテンツプレビューに向けられなくなったとの決定に応じて、コンテンツプレビューの第2のビューの提示を禁止させ、ヘッドセットディスプレイに複数のサムネイル画像の提示を再開させるための手段とを備える。
【0016】
開示される主題の様々な目的、特徴、および利点は、同様の参照番号が同様の要素を特定する以下の図面に関連して考慮されるとき、開示される主題の以下の詳細な説明を参照すればより完全に理解され得る。
【発明を実施するための形態】
【0018】
様々な実施形態によれば、メディアコンテンツのプレビューを提示するためのメカニズム(方法、システム、および媒体を含むことができる)が提供される。
【0019】
いくつかの実施形態では、本明細書で説明されるメカニズムは、ユーザデバイス上で閲覧可能なメディアコンテンツアイテムをそれぞれ表すサムネイルコンテンツアイテムのグループを提示することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、サムネイルコンテンツアイテムは、ユーザが利用可能なメディアコンテンツを閲覧できるようにするページ(たとえば、メディアコンテンツプロバイダに関連付けられるウェブページ、および/または任意の他の適切なページ)において提示することができる。いくつかの実施形態では、サムネイルコンテンツアイテムは、対応するメディアコンテンツアイテムに関連付けられる画像などの任意の適切なコンテンツ、および/または任意の他の適切なコンテンツを含むことができる。
【0020】
いくつかの実施形態では、サムネイルコンテンツアイテムは、任意の適切なユーザデバイス上に提示することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、サムネイルコンテンツアイテムは、仮想現実ヘッドセットデバイスまたはヘッドマウントディスプレイデバイス上に提示することができる。別の例として、いくつかの実施形態では、サムネイルコンテンツアイテムは、モバイル電話、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータなどの任意の他の適切なユーザデバイス、および/または任意の他の適切なユーザデバイス上に提示することができる。
【0021】
いくつかの実施形態では、本明細書で説明されるメカニズムは、ユーザがサムネイルコンテンツアイテムのグループからサムネイルコンテンツアイテムを選択したことを決定することができる。たとえば、ユーザデバイスが仮想現実ヘッドセットデバイスまたはヘッドマウントディスプレイデバイスである場合、メカニズムは、ヘッドセットまたはユーザデバイスの方向や向き、および/あるいは任意の他の適切な方向情報などのヘッドセットまたはユーザデバイスの視点に基づいて、サムネイルコンテンツアイテムが選択されたことを決定することができる。いくつかの実施形態では、特定のサムネイルコンテンツアイテムが選択されたという決定に応じて、メカニズムは、選択されたサムネイルコンテンツアイテムに関連付けられるメディアコンテンツのプレビューの提示を開始させることができる。たとえば、いくつかの実施形態では、メカニズムは、サムネイルコンテンツアイテムをディスプレイスクリーン上にもはや提示させず、メディアコンテンツのプレビューをディスプレイスクリーン上に提示させることができる。
【0022】
いくつかの実施形態では、メディアコンテンツのプレビューは、球形コンテンツ(spherical content)として提示することができる。本明細書で説明するように、球形コンテンツは、任意の適切な空間範囲(たとえば、180度、270度、360度、および/または任意の他の適切な空間範囲)にわたる画像を形成するためにつなぎ合わされた、任意の適切な数(たとえば、1つ、2つ、5つ、および/または任意の他の適切な数)のカメラを使用して複数のビューから記録されたビデオコンテンツを指す点に留意されたい。より具体的には、いくつかの実施形態では、1つまたは複数のビデオキャプチャデバイスによって様々な方向の複数のビューを同時に記録することができ、ユーザが球形コンテンツの視点を変更できるように、結果として得られるビデオコンテンツをつなぎ合わせることができる。たとえば、いくつかの実施形態では、ユーザは、球形コンテンツが表示されているユーザデバイスを回転または移動させることにより、球形コンテンツの視点を操作することができる。別の例として、いくつかの実施形態では、ユーザは、球形コンテンツをクリックおよび/またはドラッグすることと、ユーザの注視点を変更することと(たとえば、球形コンテンツを提示するユーザデバイスに関連付けられる注視追跡デバイスを利用する場合)、および/または、球形コンテンツを任意の他の適切な方法で操作し、それによって球形コンテンツの視点を対応して回転またはシフトさせることとによって、球形コンテンツの視点を操作することができる。さらに別の例として、ユーザデバイスが仮想現実ヘッドセットデバイスまたはヘッドマウントディスプレイデバイスである場合、ユーザは球形コンテンツをナビゲートしたり、および/または、頭の位置を変更することによって(たとえば、ユーザの頭の角度を傾けることによって、異なる方向を見ることによって、異なる方向に進むことによって、および/または任意の他の適切な方法で)球形コンテンツの視点を操作したりすることができる。さらに、本明細書で説明するように、球形コンテンツのビューポートは、特定の方向を見ている球形コンテンツアイテムによって表される球の中心に位置する閲覧者によって見られる球形コンテンツアイテムの一部として説明することができる。
【0023】
いくつかの実施形態では、本明細書で説明されるメカニズムは、球形コンテンツの閲覧者が球形コンテンツの提示から視点を遠ざけたか(たとえば、異なる方向を見ることによって、および/または任意の他の適切な方法で)どうかを決定することができる。閲覧者が自分の視点を球形コンテンツの提示から遠ざけたとの検出に応じて、本明細書で説明するメカニズムは、サムネイルコンテンツアイテムの提示を再開させ、それによって、関連付けられるメディアコンテンツをプレビューするためにユーザが異なるサムネイルコンテンツアイテムを選択すること、または利用可能なメディアコンテンツアイテムの閲覧を再開できるようにする。したがって、実施形態は、ユーザがユーザインターフェースをナビゲートするのを支援するガイド付きヒューマンマシンインターフェースを提供し得る。したがって、ユーザは、それぞれが仮想環境においてメディアコンテンツアイテムを表すサムネイルコンテンツアイテムのグループをすばやく簡単にナビゲートし得る。
【0024】
図1Aを参照すると、開示される主題のいくつかの実施形態による、利用可能なメディアコンテンツアイテムのプレビューを提示するためのユーザインターフェースの例示的な例100が示されている。図示されるように、いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース100は、ユーザインターフェース100の閲覧者が利用可能なメディアコンテンツアイテム(たとえば、ビデオ、テレビ番組、映画、オーディオコンテンツアイテム、および/または任意の他の適切なメディアコンテンツアイテム)を閲覧できるようにするウェブページとして提示することができる。
【0025】
いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース100は、サムネイル画像102、104、および/または106などの任意の適切なコンテンツを含むことができる。いくつかのそのような実施形態では、各サムネイルコンテンツアイテムは利用可能なメディアコンテンツアイテムに対応することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、サムネイルコンテンツアイテムは、メディアコンテンツアイテムからのスクリーンキャプチャなどのメディアコンテンツアイテムに関連付けられる画像、メディアコンテンツアイテムを表すためにメディアコンテンツアイテムの作成者によってアップロードされた画像、および/または任意の他の適切な画像を含むことができる。いくつかの実施形態では、サムネイル画像は、アニメーションまたはビデオを形成するためにつなぎ合わされた画像のグループ、画像のスライドショー、および/または任意の他の適切な画像のコレクションなどの画像のコレクションであり得る。いくつかの実施形態では、利用可能なメディアコンテンツの各表示は、関連付けられるメディアコンテンツアイテムのタイトル、メディアコンテンツアイテムの作成者の名前、メディアコンテンツのビューの数、メディアコンテンツアイテムの作成に関連付けられる日付、および/または任意の他の適切なコンテンツなどの、任意の他の適切なコンテンツを含むことができる点に留意されたい。
【0026】
いくつかの実施形態では、ユーザは、
図1Aに示されるように、サムネイル画像102、104、および/または106のうちの1つなどの、利用可能なメディアコンテンツアイテムの特定の表示を選択することができる。いくつかの実施形態では、ユーザは、任意の適切な方法で特定のメディアコンテンツアイテムを選択することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、ユーザは、ユーザデバイスまたはヘッドセットを特定の方向に向けることによって、プレビューアイテムに関連付けられる特定の方向を見ることによって、および/または任意の他の適切な方法で、メディアコンテンツアイテムを選択することができる。別の例として、いくつかの実施形態では、ユーザは、タッチスクリーン、マウスを使用して、および/または任意の他の適切な方法でプレビューアイテムを選択することができる。いくつかの実施形態では、特定のメディアコンテンツアイテム表示が選択されたとの決定に応じて、対応するメディアコンテンツアイテムのプレビューを、
図1Bおよび
図1Cに示されるように球形コンテンツとして提示することができる。
【0027】
図1Bのユーザインターフェース130に示されるように、メディアコンテンツのプレビューを提示することができ、たとえばコンテンツ136を含むことができる。いくつかの実施形態では、コンテンツ136は、複数(たとえば、2つ、3つ、4つ、および/または任意の他の適切な数)のビューまたはカメラからキャプチャされたコンテンツを含むことができ、任意の適切な技法を使用してつなぎ合わされた球形コンテンツであり得る。いくつかのそのような実施形態では、コンテンツ136の閲覧者は、異なる方向にユーザデバイスを回転または移動すること、仮想現実デバイスまたはヘッドマウントディスプレイを介して異なる方向を見ること、コンテンツ136を選択およびドラッグすることなどの任意の適切な方法で、および/または他の適切な方法で球形コンテンツをナビゲートすることができる。いくつかの実施形態では、コンテンツ136の閲覧者がユーザインターフェース130の視点を変更したとの決定に応じて、
図1Cのユーザインターフェース160に示されるように、コンテンツ136の更新されたビューを提示することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、球形コンテンツのビューポートを変更することができ、それによってコンテンツ136の位置を変更することができる。より具体的な例として、いくつかの実施形態では、コンテンツ136は、メディアコンテンツアイテムのビュー内の異なる場所で提示することができる。別の例として、ディスプレイ内に追加のコンテンツを提示することができる。
【0028】
図2を参照すると、開示される主題のいくつかの実施形態に従って使用することができるメディアコンテンツのプレビューを提示するためのハードウェアの例200が示されている。図示されるように、ハードウェア200は、1つまたは複数のサーバ202、通信ネットワーク204、ならびに/あるいはユーザデバイス208および210などの1つまたは複数のユーザデバイス206を含むことができる。
【0029】
サーバ202は、メディアコンテンツを記憶および/またはユーザデバイス206に提供するための任意の適切なサーバであり得る。たとえば、いくつかの実施形態では、サーバ202は、ビデオ、テレビ番組、映画、ライブストリーミングメディアコンテンツ、オーディオコンテンツなどのメディアコンテンツ、および/または任意の他の適切なメディアコンテンツを記憶することができる。いくつかの実施形態では、サーバ202は、ユーザデバイス206からの要求に応じて、メディアコンテンツアイテムをユーザデバイス206に送信することができる。いくつかの実施形態では、サーバ202は、ユーザデバイス206のユーザが利用可能なメディアコンテンツアイテムを閲覧できるようにするウェブページを提供することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、サーバ202は、
図1Aに示され、
図1Aに関連して上述したように、各メディアコンテンツアイテムに関連付けられるサムネイル画像、各メディアコンテンツアイテムに関連付けられるタイトル、および/または任意の他の適切な情報を提供することによって、1つまたは複数のメディアコンテンツアイテムの表示を含むページを提供することができる。
【0030】
いくつかの実施形態では、通信ネットワーク204は、1つまたは複数のワイヤードおよび/またはワイヤレスネットワークの任意の適切な組合せであり得る。たとえば、通信ネットワーク204は、インターネット、イントラネット、広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスネットワーク、デジタル加入者線(DSL)ネットワーク、フレームリレーネットワーク、非同期転送モード(ATM)ネットワーク、仮想プライベートネットワーク(VPN)、および/または任意の適切な通信ネットワークのうちの任意の1つまたは複数を含むことができる。ユーザデバイス206は、1つまたは複数の通信リンクによって、1つまたは複数の通信リンクを介してサーバ202にリンクすることができる通信ネットワーク204に接続することができる。通信リンクは、ネットワークリンク、ダイヤルアップリンク、ワイヤレスリンク、ハードワイヤードリンク、任意の他の適切な通信リンク、またはそのようなリンクの任意の適切な組合せなど、ユーザデバイス206間およびサーバ202間でデータを通信するために適した任意の通信リンクであり得る。
【0031】
ユーザデバイス206は、利用可能なメディアコンテンツアイテムのプレビューを提示することと、特定のメディアコンテンツのプレビューが選択されたことを検出することと、選択されたメディアコンテンツのプレビューを球形コンテンツとして提示させることと、および/または任意の他の適切な機能に適した任意の1つまたは複数のユーザデバイスを含むことができる。たとえば、いくつかの実施形態では、ユーザデバイス206は、モバイル電話、タブレットコンピュータ、ウェアラブルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、乗り物(たとえば、車、ボート、飛行機、または任意の他の適切な乗り物)エンターテイメントシステムなどのモバイルデバイス、および/または任意の他の適切なモバイルデバイスを含むことができる。別の例として、いくつかの実施形態では、ユーザデバイス206は、テレビ、プロジェクタデバイス、ゲーム機、デスクトップコンピュータ、および/または任意の他の適切な非モバイルデバイスなどのメディア再生デバイスを含むことができる。さらに別の例として、いくつかの実施形態では、ユーザデバイス206は、仮想現実デバイスまたはヘッドマウントユーザデバイスを含むことができる。
【0032】
サーバ202は1つのデバイスとして示されているが、サーバ202によって実行される機能は、いくつかの実施形態では、任意の適切な数のデバイスを使用して実行することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、サーバ202によって実行される機能を実装するために、複数のデバイスを使用することができる。
【0033】
図2には2つのユーザデバイス208および210が示されているが、図を過度に複雑にすることを避けるために、いくつかの実施形態では、任意の適切な数のユーザデバイス、および/または任意の適切なタイプのユーザデバイスを使用することができる。
【0034】
いくつかの実施形態では、サーバ202およびユーザデバイス206は、任意の適切なハードウェアを使用して実装することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、デバイス202および206は、任意の適切な汎用コンピュータまたは専用コンピュータを使用して実装することができる。たとえば、モバイル電話は専用コンピュータを使用して実装され得る。任意のそのような汎用コンピュータまたは専用コンピュータは、任意の適切なハードウェアを含むことができる。たとえば、
図3の例示的なハードウェア300に示されるように、そのようなハードウェアは、ハードウェアプロセッサ302、メモリおよび/またはストレージ304、入力デバイスコントローラ306、入力デバイス308、ディスプレイ/オーディオドライバ310、ディスプレイおよびオーディオ出力回路312、通信インターフェース314、アンテナ316、およびバス318を含むことができる。
【0035】
いくつかの実施形態では、ハードウェアプロセッサ302は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、専用ロジック、および/あるいは汎用コンピュータまたは専用コンピュータの機能を制御するための任意の他の適切な回路などの、任意の適切なハードウェアプロセッサを含むことができる。いくつかの実施形態では、ハードウェアプロセッサ302は、サーバのメモリおよび/またはストレージ304(たとえば、サーバ202のうちの1つなど)に記憶されたサーバプログラムによって制御することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、サーバプログラムは、ハードウェアプロセッサ302に利用可能なメディアコンテンツアイテムの表示をユーザデバイス206に送信させることができる。いくつかの実施形態では、ハードウェアプロセッサ302は、ユーザデバイス206のメモリおよび/またはストレージ304に記憶されたコンピュータプログラムによって制御することができる。たとえば、コンピュータプログラムは、ハードウェアプロセッサ302に、ユーザデバイス206のユーザが特定のメディアコンテンツのプレビューを選択したことを検出させることと、選択されたメディアコンテンツのプレビューを球形コンテンツとして提示させることと、および/または任意の他の適切なアクションを実行させることとを行うことができる。
【0036】
いくつかの実施形態では、メモリおよび/またはストレージ304は、プログラム、データ、メディアコンテンツ、および/または任意の他の適切な情報を記憶するための任意の適切なメモリおよび/またはストレージであり得る。たとえば、メモリおよび/またはストレージ304は、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリ、フラッシュメモリ、ハードディスクストレージ、光学メディア、および/または任意の他の適切なメモリを含むことができる。
【0037】
入力デバイスコントローラ306は、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の入力デバイス308からの入力を制御および受信するための任意の適切な回路であり得る。たとえば、入力デバイスコントローラ306は、タッチスクリーン、キーボード、マウス、1つまたは複数のボタン、音声認識回路、マイク、カメラ、光学センサ、加速度計、温度センサ、近接場センサ、および/あるいは任意の他のタイプの入力デバイスからの入力を受信するための回路であり得る。
【0038】
ディスプレイ/オーディオドライバ310は、いくつかの実施形態では、1つまたは複数のディスプレイ/オーディオ出力デバイス312への出力を制御および駆動するための任意の適切な回路であり得る。たとえば、ディスプレイ/オーディオドライバ310は、タッチスクリーン、フラットパネルディスプレイ、ブラウン管ディスプレイ、プロジェクタ、スピーカ、ならびに/あるいは任意の他の適切なディスプレイおよび/またはプレゼンテーションデバイスを駆動するための回路であり得る。
【0039】
通信インターフェース314は、
図2に示されるネットワーク204などの1つまたは複数の通信ネットワークとインターフェースするための任意の適切な回路であり得る。たとえば、インターフェース314は、ネットワークインターフェースカード回路、ワイヤレス通信回路、および/または任意の他の適切なタイプの通信ネットワーク回路を含むことができる。
【0040】
アンテナ316は、いくつかの実施形態では、通信ネットワーク(たとえば、通信ネットワーク204)とワイヤレスで通信するための任意の適切な1つまたは複数のアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ316は省略され得る。
【0041】
バス318は、いくつかの実施形態では、2つ以上のコンポーネント302、304、306、310、および314の間で通信するための任意の適切なメカニズムであり得る。
【0042】
いくつかの実施形態によれば、任意の他の適切なコンポーネントをハードウェア300に含めることができる。
【0043】
図4を参照すると、利用可能なメディアコンテンツアイテムの表示を提示し、表示のうちの1つの選択の受信に応じて、選択されたメディアコンテンツアイテムのプレビューを提示するためのプロセスの例示的な例400が、開示される主題いくつかの実施形態に従って示されている。いくつかの実施形態では、プロセス400のブロックは、仮想現実デバイスまたはヘッドマウントディスプレイ、モバイルデバイス、および/あるいは任意の他の適切なタイプのユーザデバイスなどのユーザデバイス上で実装することができる。
【0044】
402において、プロセス400は、ユーザデバイス上で利用可能なメディアコンテンツアイテムをそれぞれ表すサムネイルコンテンツアイテムのグループを提示することによって開始することができる。いくつかの実施形態では、サムネイルコンテンツアイテムのグループは、任意の適切な方法で提示することができる。たとえば、
図1Aに示され、
図1Aに関連して上述したように、サムネイルコンテンツアイテムのグループは、ユーザデバイスのユーザが利用可能なメディアコンテンツを閲覧できるようにするページ内に提示することができる。いくつかの実施形態では、サムネイルコンテンツアイテムは、任意の適切な基準(たとえば、以前に見られたコンテンツに関連するジャンル、人気度、および/または他の適切な方法で)に従ってグループ化された、行、列、カルーセル、複数行および/または列などの任意の適切なレイアウトにおいて提示することができる。さらに、いくつかの実施形態では、プロセス400は、関連付けられるメディアコンテンツアイテムの名前、関連付けられるメディアコンテンツアイテムの作成者、関連付けられるメディアコンテンツアイテムのビューの数、関連付けられるメディアコンテンツアイテムの持続時間、関連付けられるメディアコンテンツアイテムの説明、および/または任意の他の適切な情報などの各サムネイルコンテンツアイテムに関連する任意の他の適切な情報を提示することができる。
【0045】
404において、プロセス400は、ユーザデバイスの視点がサムネイルコンテンツアイテムのグループのうちの1つのサムネイルコンテンツアイテムに向けられていることを決定することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、プロセス400は、ユーザデバイスが仮想現実ヘッドセットデバイスなどの球形コンテンツを提示できるデバイスであることを検出することができ、また、ユーザデバイスに関連付けられるヘッドセットが、サムネイルコンテンツアイテムのグループのうちの1つのサムネイルコンテンツアイテムに対応する方向を向いていることを決定することができる。いくつかの実施形態では、プロセス400は、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、ユーザデバイスの視点の方向を決定することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、プロセス400は、ヘッドセットの任意の適切な点からの線がサムネイルコンテンツアイテムのグループのうちの1つのサムネイルコンテンツアイテムの一部と交差するかどうかを決定するために、レイキャスティング技法を使用することができる。いくつかのそのような実施形態では、ヘッドセットの着用者の目に対応する場所、ヘッドセットの着用者の額に対応する場所、および/または任意の他の適切な位置などの、ヘッドセットの任意の適切な点から線を引くことができる。別の例として、いくつかの実施形態では、プロセス400は、ジャイロスコープ、加速度計、および/または任意の他の適切なセンサなどの、ユーザデバイスに関連付けられるモーションセンサからの任意の適切なデータに基づいてユーザデバイスの向きを決定することができる。いくつかのそのような実施形態では、プロセス400は、次いで、決定されたユーザデバイスの向きが、サムネイルコンテンツアイテムのグループのうちの1つのサムネイルコンテンツアイテムの場所に対応するかどうかを決定することができる。いくつかの実施形態では、ユーザデバイスの視点がサムネイルコンテンツアイテムに向けられていることを決定し、検出すると、プロセス400をブロック406に進めるために、任意の適切なイベント検出機能またはイベントハンドラ機能を使用することができる。
【0046】
ユーザデバイスの視点がサムネイルコンテンツアイテムのグループ内のサムネイルコンテンツアイテムのうちの1つに向けられているとの決定に応じて、プロセス400は、406において、選択されたサムネイルコンテンツアイテムに関連付けられるコンテンツプレビューの提示を開始することができる。いくつかの実施形態では、コンテンツプレビューは、球形のビデオコンテンツを含むことができる。プロセス400は、任意の適切な方法でコンテンツプレビューの提示を開始することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、プロセス400は、ユーザデバイス上のサムネイルコンテンツアイテムのページの提示を禁止することができ、また選択されたサムネイルコンテンツアイテムに関連付けられる球形コンテンツを提示させることができる。いくつかの実施形態では、球形コンテンツは、ディスプレイ上にフルスクリーンモードで提示することができる。さらに、いくつかの実施形態では、球形コンテンツは、任意の適切なオーディオコンテンツとともに提示することができる。
【0047】
いくつかの実施形態では、球形コンテンツは、対応するメディアコンテンツアイテムの任意の適切なタイプのプレビューであり得る。たとえば、いくつかの実施形態では、球形コンテンツは、任意の適切な持続時間(たとえば、10秒、30秒、2分、および/または任意の他の適切な持続時間)のビデオであり得る。いくつかの実施形態では、球形コンテンツプレビューは、対応するメディアコンテンツアイテムのサブセットまたは一部であり得る。いくつかのそのような実施形態では、対応するメディアコンテンツアイテムのサブセットまたは一部は、たとえばメディアコンテンツアイテムの作成者によって、メディアコンテンツアイテムの興味深い部分を選択するアルゴリズムによってなどの任意の適切な方法で、および/または任意の他の適切な方法で選択することができる。いくつかの実施形態では、球形コンテンツは、平面視または立体視で提示することができる点に留意されたい。
【0048】
上述のように、いくつかの実施形態では、球形コンテンツは、複数のビューからのビュー、または任意の適切な方法でつなぎ合わせたカメラを含むことができる。いくつかの実施形態では、球形コンテンツの閲覧者は、たとえば、ユーザデバイスを異なる方向に動かすことによって、球形コンテンツの視点を操作することができる。より具体的な例として、いくつかの実施形態では、プロセス400は、ユーザデバイスまたはヘッドセットに関連付けられるジャイロスコープに基づいて、球形コンテンツの視点を変更するべきかどうかを決定することができる。特定の例として、プロセス400が、(たとえば、ジャイロスコープから記録されたデータに基づいて、および/または任意の他の適切な情報に基づいて)ユーザデバイスのユーザが頭またはユーザデバイスを特定の角度だけ回転させた、あるいは頭またはユーザデバイスを特定の量だけ動かしたと決定した場合、プロセス400は、球形コンテンツの視点を対応する角度または位置の変化だけ動かすことができる。いくつかのそのような実施形態では、プロセス400は、
図1Bおよび
図1Cに示され、
図1Bおよび
図1Cに関連して上述したように、操作された視点に対応して球形コンテンツの視点を変化させることができる。
【0049】
いくつかの実施形態では、選択されたサムネイルコンテンツアイテムは、球形コンテンツアイテムではないメディアコンテンツアイテム(たとえば、1つのビューまたはカメラから記録されたメディアコンテンツアイテム、比較的限られた角度のビューを有するメディアコンテンツアイテム、および/または任意の他の適切なメディアコンテンツアイテム)に関連付けられ得る点に留意されたい。いくつかのそのような実施形態では、プロセス400は、選択されたサムネイルコンテンツアイテムを、ユーザデバイスに関連付けられるディスプレイ上のフルスクリーンビューに提示させることができる。
【0050】
プロセス400は、408において、ユーザデバイスの視点が球形コンテンツプレビューにもはや向けられていないかどうかを決定することができる。ブロック404に関連して上記で説明したものと同様に、プロセス400は、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、ユーザデバイスの視点を決定することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、プロセス400は、ユーザデバイスまたはヘッドセットに関連付けられる任意の適切な点から描かれた線が球形コンテンツの提示ともはや交差しないかどうかを決定するために、レイキャスティング技法を使用することができる。別の例として、プロセス400は、ブロック404に関連して上述したように、ユーザデバイスに関連付けられる任意の適切なモーションセンサに基づいてユーザデバイスの視点を決定することができる。いくつかの実施形態では、プロセス400は、ユーザが異なるユーザデバイスを積極的に使用しているかどうかなどの任意の他の適切な情報に基づいて、および/または任意の他の適切な情報に基づいて、ユーザが球形コンテンツを閲覧しているかどうかを決定することができる点に留意されたい。
【0051】
408において、プロセス400が、ユーザデバイスの視点が球形コンテンツプレビューに向けられていると決定した場合(408において「いいえ」)、プロセス400はブロック406にループバックすることができ、選択したサムネイルコンテンツプレビューに関連付けられる球形コンテンツプレビューを引き続き提示することができる。
【0052】
408において、プロセス400が、ユーザデバイスの視点が球形コンテンツプレビューにもはや向けられていないと決定した場合(408において「はい」)、プロセス400はブロック410に進むことができ、球形コンテンツの提示を禁止し、サムネイルコンテンツアイテムおよび/またはサムネイルコンテンツアイテムのグループの提示をディスプレイ上で再開することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、プロセス400は、ブロック402に関連して上述し、
図1Aに示され、
図1Aに関連して上述したように、利用可能なメディアコンテンツアイテムに対応するサムネイルコンテンツアイテムを示すページの提示を再開することができる。いくつかの実施形態では、球形コンテンツがオーディオコンテンツに関連して提示された場合、プロセス400は、サムネイルコンテンツアイテムの提示を再開するときにオーディオコンテンツの提示を禁止することができる。いくつかの実施形態では、プロセス400は、任意の適切な方法で球形コンテンツの提示とサムネイルコンテンツアイテムとの間を遷移することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、プロセス400は、フェードおよび/または任意の他の適切な視覚的遷移を使用して、球形コンテンツプレビューの提示からサムネイルコンテンツアイテムに遷移することができる。
【0053】
412において、プロセス400は、ユーザデバイスの視点が球形コンテンツに移動したかどうかを決定することができる。すなわち、いくつかの実施形態では、プロセス400は、ユーザデバイスのユーザが球形コンテンツを仮想現実空間として入力したいかどうかを決定することができる。ブロック404および408に関連して上述したように、プロセス400は、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、ユーザデバイスの視点を決定することができる。たとえば、上述のように、いくつかの実施形態では、プロセス400は、ユーザデバイスの視点が前方に傾斜して球形コンテンツに移動した、前方にステップして球形コンテンツに移動した、および/または任意の他の適切な方法で変化したと決定するために、レイキャスティング技法を使用することができる。別の例として、いくつかの実施形態では、プロセス400は、ユーザデバイスに関連付けられるモーションセンサ(たとえば、ジャイロスコープ、加速度計、および/または任意の他の適切なモーションセンサ)に基づいて、ユーザデバイスが特定の方向に回転または角度付けられたと決定することができる。
【0054】
412において、プロセス400が、ユーザデバイスの視点が球形コンテンツに移動していないと決定した場合(412において「いいえ」)、プロセス400はブロック406にループバックすることができ、球形コンテンツを引き続き提示することができる。
【0055】
412において、プロセス400が、ユーザデバイスの視点が球形コンテンツに移動したと決定した場合(412で「はい」)、プロセス400は、より没入感のある体験として球形コンテンツのビューを提供する方法で、球形コンテンツの提示を修正させることができる。たとえば、いくつかの実施形態では、プロセス400は、球形コンテンツの提示がより大きい表示領域を占有するようにさせることができる。別の例として、いくつかの実施形態では、プロセス400は、ユーザデバイスに関連付けられる1つまたは複数のスピーカからの関連付けられるオーディオコンテンツをアクティブ化することができる。いくつかのそのような実施形態では、プロセス400は、たとえば、あたかもそれがユーザデバイスの周囲の3次元空間内の1つまたは複数の点にあるかのようにオーディオコンテンツを鳴らすことができる任意の適切な音響効果でオーディオコンテンツをレンダリングさせることができる。より具体的な例として、いくつかの実施形態では、プロセス400は、任意の他の適切な場所から発信されているように見せるようにユーザデバイスに関連付けられる適切な数のスピーカからの音声出力を操作するために、任意の適切な技法(たとえば、頭部伝達機能、残響、および/または任意の他の適切な技法)を使用することができる。別の例として、いくつかの実施形態では、プロセス400は、球形コンテンツを立体的に提示させて、球形コンテンツを3次元に見せることができる。より具体的な例として、球形コンテンツは、閲覧者の左眼に配信されるコンテンツのフレームと閲覧者の右眼に配信されるコンテンツの第2のフレームを示す任意の適切な方法で記憶することができる。いくつかのそのような実施形態では、プロセス400が412において球形コンテンツの立体表示を開始する場合、プロセス400は、ブロック406において球形コンテンツを平面視に提示しながら2つのフレームのうちの1つを選択するか、2つのフレーム間で補間することができる。
【0056】
いくつかの実施形態では、ユーザデバイスのユーザは、任意の適切な時点において提示するためのメディアコンテンツアイテムを選択することができる点に留意されたい。たとえば、いくつかの実施形態では、ブロック406においてメディアコンテンツアイテムのプレビューを閲覧するのではなく、プロセス400は(たとえば、利用可能なメディアコンテンツアイテムの表示を提示するウェブページから)メディアコンテンツアイテムを選択することができ、プロセス400は、プレビューを提示することなしにメディアコンテンツアイテムの提示を開始させることができる。別の例として、いくつかの実施形態では、ユーザデバイスのユーザは、ブロック406において球形コンテンツプレビューを閲覧しながら、提示するためのメディアコンテンツアイテムを選択することができる。別の例として、いくつかの実施形態では、ユーザデバイスのユーザは、より没入的な方法で球形コンテンツプレビューを閲覧しながら、ブロック414において提示するためのメディアコンテンツアイテムを選択することができる。さらに別の例として、いくつかの実施形態では、プロセス400は、球形コンテンツプレビューの提示が終了したことの決定に応じて、メディアコンテンツアイテムの提示を開始させることができる。いくつかの実施形態では、プロセス400は、任意の適切な方法でメディアコンテンツアイテムを提示することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、プロセス400は、メディアコンテンツアイテムを、球形コンテンツ、立体コンテンツとして、および/または任意の他の適切な方法で提示させることができる。
【0057】
いくつかの実施形態では、
図4のプロセスの上述のブロックのうちの少なくともいくつかは、図面に関連して示され説明された順序およびシーケンスに限定されない任意の順序またはシーケンスで実施または実行することができる。また、
図4の上記のブロックのうちのいくつかは、待ち時間と処理時間を削減するために、必要に応じて実質的に同時に、または並行して実施または実行することができる。追加的または代替的に、
図4のプロセスの上述のブロックのうちのいくつかは省略することができる。
【0058】
いくつかの実施形態では、本明細書の機能および/またはプロセスを実行するための命令を記憶するために、任意の適切なコンピュータ可読媒体を使用することができる。たとえば、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読媒体は一時的または非一時的であり得る。たとえば、非一時的なコンピュータ可読媒体は、磁気媒体(ハードディスク、フロッピーディスク、および/または任意の他の適切な磁気媒体など)、光学媒体(コンパクトディスク、デジタルビデオディスク、ブルーレイディスク、および/または任意の他の適切な光学媒体など)、半導体媒体(フラッシュメモリ、電気的にプログラム可能な読取り専用メモリ(EPROM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読取り専用メモリ(EEPROM)、および/または任意の他の適切な半導体媒体)、一時的でないか、送信中の実行の永続性に欠けていない任意の適切な媒体、および/または任意の適切な有形の媒体などの媒体を含むことができる。別の例として、一時的なコンピュータ可読媒体は、ネットワーク上の信号、ワイヤ、コンダクタ、光ファイバ、回路、一時的で送信中の実行の永続性に欠けている任意の適切な媒体、および/または任意の適切な無形の媒体上の信号を含むことができる。
【0059】
本明細書に記載のシステムがユーザに関する個人情報を収集する、または個人情報を利用する状況では、ユーザは、プログラムまたは機能がユーザ情報(たとえば、ユーザのソーシャルネットワーク、社会的アクションまたは活動、職業、ユーザの好み、ユーザの現在地に関する情報)を収集するかどうかを制御する機会を提供され得る。さらに、特定のデータは、個人情報が削除されるように、記憶または使用される前に1つまたは複数の方法で処理され得る。たとえば、ユーザのアイデンティティは、ユーザの個人を特定できる情報が決定されないように処理することができ、または、ユーザの地理的位置は、ユーザの特定の場所が決定されないように、位置情報が取得される場所で一般化され得る(都市、郵便番号、州レベルなど)。したがって、ユーザは、ユーザに関する情報が収集され、コンテンツサーバによって使用される方法を制御し得る。
【0060】
したがって、メディアコンテンツのプレビューを提示するための方法、システム、および媒体が提供される。
【0061】
本発明を前述の例示的な実施形態において説明し図示したが、本開示は例としての作成されたものであり、本発明の実装形態の詳細における多くの変更は、以下の特許請求の範囲によってのみ制限される本発明の趣旨および範囲から逸脱することなしに行われ得ることが理解される。開示された実施形態の特徴は、様々な方法で組み合わせて再配置することができる。