特許第6845377号(P6845377)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6845377
(24)【登録日】2021年3月1日
(45)【発行日】2021年3月17日
(54)【発明の名称】AMOLED表示パネル及び表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/30 20060101AFI20210308BHJP
   G09G 3/3225 20160101ALI20210308BHJP
   G09G 3/20 20060101ALI20210308BHJP
   H01L 27/32 20060101ALI20210308BHJP
   H01L 51/50 20060101ALI20210308BHJP
   H05B 33/02 20060101ALI20210308BHJP
   H05B 33/12 20060101ALI20210308BHJP
【FI】
   G09F9/30 338
   G09G3/3225
   G09G3/20 621M
   G09G3/20 680H
   G09G3/20 624B
   G09F9/30 365
   H01L27/32
   H05B33/14 A
   H05B33/02
   H05B33/12 B
【請求項の数】6
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2020-511467(P2020-511467)
(86)(22)【出願日】2017年11月6日
(65)【公表番号】特表2020-531914(P2020-531914A)
(43)【公表日】2020年11月5日
(86)【国際出願番号】CN2017109524
(87)【国際公開番号】WO2019037268
(87)【国際公開日】20190228
【審査請求日】2020年2月25日
(31)【優先権主張番号】201710739715.2
(32)【優先日】2017年8月25日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517333336
【氏名又は名称】武漢華星光電半導体顕示技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】WUHAN CHINA STAR OPTOELECTRONICS SEMICONDUCTOR DISOLAY TECHNOLOGY CO.,LTD
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【弁理士】
【氏名又は名称】家入 健
(72)【発明者】
【氏名】徐 彬
【審査官】 川俣 郁子
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2017/0154943(US,A1)
【文献】 特開2001−013524(JP,A)
【文献】 特開2013−225620(JP,A)
【文献】 特開2014−106297(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0310801(US,A1)
【文献】 特開平7−199206(JP,A)
【文献】 特開2005−195944(JP,A)
【文献】 特開2007−250356(JP,A)
【文献】 特開2015−172661(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02F1/133−1/1334
1/1339−1/1341
1/1347
G09F9/00−9/46
H01L27/32
51/50
H05B33/00−33/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1領域と、前記第1領域の少なくとも1つの縁部側に設けられている第2領域とが設けられているAMOLED表示パネルであって、
基板と、
画素ユニットであって、
前記基板の表面にアレイ状に配列されて、薄膜トランジスタを含むスイッチングユニットと、
前記スイッチングユニットに対応して設けられて、対応する前記薄膜トランジスタに接続された発光素子と、
前記基板上の前記第2領域に対応する位置に設けられて、前記薄膜トランジスタに接続された駆動回路と、を含む画素ユニットと、を含み、
少なくとも4つの前記スイッチングユニットからなるスイッチングユニットアレイが前記第1領域に設けられ、少なくとも4つの前記発光素子からなる発光素子アレイが前記第1領域及び前記第2領域に設けられ、
前記第2領域に設けられている前記発光素子は、前記駆動回路を覆っており、
前記基板は、第1エッジと、前記第1エッジに隣接する第2エッジとを含み、
前記駆動回路は、前記第1エッジに近いゲート駆動モジュールと、前記第2エッジに近いデータ信号駆動モジュールと、を含み、
前記発光素子アレイは、前記ゲート駆動モジュールを第1の方向に沿って覆い、前記データ信号駆動モジュールを前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って覆い、
前記発光素子アレイは、第1の発光素子アレイ、第2の発光素子アレイ及び第3の発光素子アレイを含み、前記第1の発光素子アレイが前記第3の発光素子アレイの前記第1の方向における一方の縁部側に位置し、前記第2の発光素子アレイが前記第3の発光素子アレイの前記第2の方向における一方の縁部側に位置し、
前記第1の方向において、前記第1の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズは、前記第3の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズよりも大きく、
前記第2の方向において、前記第2の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズは、前記第3の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズよりも大きく、
前記第1の発光素子アレイにおいて、前記第1の方向に沿って、前記ゲート駆動モジュールから遠い端部から前記ゲート駆動モジュールに近い端部に近づくにつれて、前記第1の方向における前記第1の発光素子アレイにおける前記発光素子の長さが逓増し、
前記第2の発光素子アレイにおいて、前記第2の方向に沿って、前記データ信号駆動モジュールから遠い端部から前記データ信号駆動モジュールに近い端部に近づくにつれて、第2の方向における前記第2の発光素子アレイにおける前記発光素子の長さが逓増し、
前記第1の発光素子アレイにおいて、前記第1の方向に沿って、連続する前記発光素子の増加差分y=ゲート駆動モジュールの幅x/間隔数nであり、
前記第2の発光素子アレイにおいて、前記第2の方向に沿って、連続する前記発光素子の増加差分y'=データ信号駆動モジュール幅x'/間隔数mである、AMOLED表示パネル。
【請求項2】
前記発光素子に対応する第1領域の第1長辺の長さは、前記スイッチングユニットに対応する第2領域の第2長辺の長さよりも大きく、前記第1領域の第1短辺の長さは、前記第2領域の第2短辺の長さよりも大きく、
前記第1領域は、第1投影が矩形化された後に対応する領域であり、前記第2領域は、第2投影が矩形化された後に対応する領域であり、
前記第1投影は、前記AMOLED表示パネルが存在する平面への前記発光素子の投影であり、前記第2投影は、前記AMOLED表示パネルが存在する平面への前記スイッチングユニットの投影である請求項1に記載のAMOLED表示パネル。
【請求項3】
前記第3の発光素子アレイにおける前記発光素子のそれぞれは、同じサイズを有する請求項1又は2に記載のAMOLED表示パネル。
【請求項4】
封止カバー及びAMOLED表示パネルを含み、前記AMOLED表示パネルには第1領域と、前記第1領域の少なくとも1つの縁部側に設けられている第2領域とが設けられており、前記AMOLED表示パネルは、
基板と、
画素ユニットであって、
前記基板の表面にアレイ状に配列されて、薄膜トランジスタを含むスイッチングユニットと、
前記スイッチングユニットに対応して設けられて、対応する前記薄膜トランジスタに接続された発光素子と、
前記基板上の前記第2領域に対応する位置に設けられて、前記薄膜トランジスタに接続された駆動回路と、を含む画素ユニットと、を含み、
少なくとも4つの前記スイッチングユニットからなるスイッチングユニットアレイが前記第1領域に設けられ、少なくとも4つの前記発光素子からなる発光素子アレイが前記第1領域及び前記第2領域に設けられ、
前記第2領域に設けられている前記発光素子は、前記駆動回路を覆っており、
前記基板は、第1エッジと、前記第1エッジに隣接する第2エッジとを含み、
前記駆動回路は、前記第1エッジに近いゲート駆動モジュールと、前記第2エッジに近いデータ信号駆動モジュールと、を含み、
前記発光素子アレイは、前記ゲート駆動モジュールを第1の方向に沿って覆い、前記データ信号駆動モジュールを前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って覆っており、
前記発光素子アレイは、第1の発光素子アレイ、第2の発光素子アレイ及び第3の発光素子アレイを含み、前記第1の発光素子アレイが前記第3の発光素子アレイの前記第1の方向における一方の縁部側に位置し、前記第2の発光素子アレイが前記第3の発光素子アレイの前記第2の方向における一方の縁部側に位置し、
前記第1の方向において、前記第1の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズは、前記第3の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズよりも大きく、
前記第2の方向において、前記第2の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズは、前記第3の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズよりも大きく、
前記第1の発光素子アレイにおいて、前記第1の方向に沿って、前記ゲート駆動モジュールから遠い端部から前記ゲート駆動モジュールに近い端部に近づくにつれて、前記第1の方向における前記第1の発光素子アレイにおける前記発光素子の長さが逓増し、
前記第2の発光素子アレイにおいて、前記第2の方向に沿って、前記データ信号駆動モジュールから遠い端部から前記データ信号駆動モジュールに近い端部に近づくにつれて、第2の方向における前記第2の発光素子アレイにおける前記発光素子の長さが逓増し、
前記第1の発光素子アレイにおいて、前記第1の方向に沿って、連続する前記発光素子の増加差分y=ゲート駆動モジュールの幅x/間隔数nであり、
前記第2の発光素子アレイにおいて、前記第2の方向に沿って、連続する前記発光素子の増加差分y'=データ信号駆動モジュール幅x'/間隔数mである、AMOLED表示装置。
【請求項5】
前記発光素子に対応する第1領域の第1長辺の長さは、前記スイッチングユニットに対応する第2領域の第2長辺の長さよりも大きく、前記第1領域の第1短辺の長さは、前記第2領域の第2短辺の長さよりも大きく、
前記第1領域は、第1投影が矩形化された後に対応する領域であり、前記第2領域は、第2投影が矩形化された後に対応する領域であり、
前記第1投影は、前記AMOLED表示パネルが存在する平面への前記発光素子の投影であり、前記第2投影は、前記AMOLED表示パネルが存在する平面への前記スイッチングユニットの投影である請求項4に記載のAMOLED表示装置。
【請求項6】
前記第3の発光素子アレイにおける前記発光素子のそれぞれは、同じサイズを有する請求項4又は5に記載のAMOLED表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示技術分野に関し、特にAMOLED表示パネル及び当該AMOLED表示パネルを有する表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
フラットパネルディスプレイ技術の高速な発展に伴い、アクティブマトリクス型有機発光ダイオード(Active Matrix Organic Light Emitting Diode,AMOLED)ディスプレイは、従来の液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD)に比べて、軽量化、薄型化であることに加え、自発光、低消費電力、バックライト不要、視野角制限なし、高応答速度等の優れた特性を有しており、次世代のフラットパネルディスプレイ技術の主流となって、ますます広く使用されている。
【0003】
今のところ、業界では、従来の外部接続用の集積回路(Integrated Circuit,IC)の代わりに、AMOLED表示パネルの回路駆動を基本的にアレイ基板行駆動(Gate Driver On Array,GOAと略称される)技術により実現している。GOA技術は、製造工程を簡略化し、製品コストを削減し、パネル全体の集積度を高め、パネルをより薄型化する。しかしながら、従来のAMOLED表示パネルでは、特に小型の表示パネルでは、GOA回路が表示パネル側に位置し、大きな面積を占めて表示できず、画面全体の表示可能な割合(画面占有率)に直接影響を与えるという欠点がある。
【0004】
以上のように、従来技術のAMOLED表示パネルは、GOA回路の表示パネルのエッジ領域を占める面積が大きく、AMOLED表示パネルの表示装置における画面占有率の低下を招き、フル画面の実現が困難になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、従来のAMOLED表示パネルにおいて、GOA回路の表示パネルのエッジ領域の大きな面積を占有し、AMOLED表示パネルの表示装置における画面占有率の低下を招き、フル画面の実現が困難になるという技術的問題を解決するために、GOA回路の対応領域に画像を表示することが可能なAMOLED表示パネルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の技術的課題を解決するために、本発明は下記の技術的手段を提供する。
【0007】
本発明は、第1領域と、前記第1領域の少なくとも1つの縁部側に設けられている第2領域とが設けられているAMOLED表示パネルを提供し、前記AMOLED表示パネルは、
基板と、
画素ユニットであって、
前記基板の表面にアレイ状に配列されて、薄膜トランジスタを含むスイッチングユニットと、
前記スイッチングユニットに対応して設けられて、対応する前記薄膜トランジスタに接続された発光素子と、
前記基板上の前記第2領域に対応する位置に設けられて、前記薄膜トランジスタに接続された駆動回路と、を含む画素ユニットと、を含み、
少なくとも4つの前記スイッチングユニットからなるスイッチングユニットアレイが前記第1領域に設けられ、少なくとも4つの前記発光素子からなる発光素子アレイが前記第1領域及び前記第2領域に設けられ、
前記第2領域に設けられている前記発光素子は、前記駆動回路を覆っており、
前記基板は、第1エッジと、前記第1エッジに隣接する第2エッジとを含み、
前記駆動回路は、前記第1エッジに近いゲート駆動モジュールと、前記第2エッジに近いデータ信号駆動モジュールと、を含み、
前記発光素子アレイは、前記ゲート駆動モジュールを第1の方向に沿って覆い、前記データ信号駆動モジュールを前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って覆う。
【0008】
本発明の好ましい実施例によれば、前記発光素子アレイは、第1の発光素子アレイ、第2の発光素子アレイ及び第3の発光素子アレイを含み、前記第1の発光素子アレイが前記第3の発光素子アレイの前記第1の方向における一方の縁部側に位置し、前記第2の発光素子アレイが前記第3の発光素子アレイの前記第2の方向における一方の縁部側に位置し、
前記第1の方向において、前記第1の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズは、前記第3の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズよりも大きく、
前記第2の方向において、前記第2の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズは、前記第3の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズよりも大きい。
【0009】
本発明の好ましい実施例によれば、前記発光素子に対応する第1領域の第1長辺の長さは、前記スイッチングユニットに対応する第2領域の第2長辺の長さよりも大きく、前記第1領域の第1短辺の長さは、前記第2領域の第2短辺の長さよりも大きく、
前記第1領域は、第1投影が矩形化された後に対応する領域であり、前記第2領域は、第2投影が矩形化された後に対応する領域であり、
前記第1投影は、前記AMOLED表示パネルが存在する平面への前記発光素子の投影であり、前記第2投影は、前記AMOLED表示パネルが存在する平面への前記スイッチングユニットの投影である。
【0010】
本発明の好ましい実施例によれば、前記発光素子アレイにおける前記発光素子のそれぞれは、同じサイズを有する。
【0011】
本発明の好ましい実施例によれば、前記第1の発光素子アレイの少なくとも1つの方向における前記発光素子のそれぞれは、異なるサイズを有し、前記第2の発光素子アレイの少なくとも1つの方向における前記発光素子のそれぞれは、異なるサイズを有する。
【0012】
本発明は、第1領域と、前記第1領域の少なくとも1つの縁部側に設けられている第2領域とが設けられている別のAMOLED表示パネルをさらに提供し、前記AMOLED表示パネルは、
基板と、
画素ユニットであって、
前記基板の表面にアレイ状に配列されて、薄膜トランジスタを含むスイッチングユニットと、
前記スイッチングユニットに対応して設けられて、対応する前記薄膜トランジスタに接続された発光素子と、
前記基板上の前記第2領域に対応する位置に設けられて、前記薄膜トランジスタに接続された駆動回路と、を含む画素ユニットと、を含み、
少なくとも4つの前記スイッチングユニットからなるスイッチングユニットアレイが前記第1領域に設けられ、少なくとも4つの前記発光素子からなる発光素子アレイが前記第1領域及び前記第2領域に設けられ、
前記第2領域に設けられている前記発光素子は、前記駆動回路を覆っている。
【0013】
本発明の好ましい実施例によれば、前記発光素子アレイは、第1の発光素子アレイ、第2の発光素子アレイ及び第3の発光素子アレイを含み、前記第1の発光素子アレイが前記第3の発光素子アレイの第1の方向における一方の縁部側に位置し、前記第2の発光素子アレイが前記第3の発光素子アレイの前記第1の方向と直交する第2の方向における一方の縁部側に位置し、
前記第1の方向において、前記第1の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズは、前記第3の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズよりも大きく、
前記第2の方向において、前記第2の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズは、前記第3の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズよりも大きい。
【0014】
本発明の好ましい実施例によれば、前記発光素子に対応する第1領域の第1長辺の長さは、前記スイッチングユニットに対応する第2領域の第2長辺の長さよりも大きく、前記第1領域の第1短辺の長さは、前記第2領域の第2短辺の長さよりも大きく、
前記第1領域は、第1投影が矩形化された後に対応する領域であり、前記第2領域は、第2投影が矩形化された後に対応する領域であり、
前記第1投影は、前記AMOLED表示パネルが存在する平面への前記発光素子の投影であり、前記第2投影は、前記AMOLED表示パネルが存在する平面への前記スイッチングユニットの投影である。
【0015】
本発明の好ましい実施例によれば、前記発光素子アレイにおける前記発光素子のそれぞれは、同じサイズを有する。
【0016】
本発明の好ましい実施例によれば、前記第1の発光素子アレイの少なくとも1つの方向における前記発光素子のそれぞれは、異なるサイズを有し、前記第2の発光素子アレイの少なくとも1つの方向における前記発光素子のそれぞれは、異なるサイズを有する。
【0017】
本発明の上記目的によれば、封止カバー及びAMOLED表示パネルを含むAMOLED表示装置を提供し、前記AMOLED表示パネルには第1領域と、前記第1領域の少なくとも1つの縁部側に設けられている第2領域とが設けられており、前記AMOLED表示パネルは、
基板と、
画素ユニットであって、
前記基板の表面にアレイ状に配列されて、薄膜トランジスタを含むスイッチングユニットと、
前記スイッチングユニットに対応して設けられて、対応する前記薄膜トランジスタに接続された発光素子と、
前記基板上の前記第2領域に対応する位置に設けられて、前記薄膜トランジスタに接続された駆動回路と、を含む画素ユニットと、を含み、
少なくとも4つの前記スイッチングユニットからなるスイッチングユニットアレイが前記第1領域に設けられ、少なくとも4つの前記発光素子からなる発光素子アレイが前記第1領域及び前記第2領域に設けられ、
前記第2領域に設けられている前記発光素子は、前記駆動回路を覆っている。
【0018】
本発明の好ましい実施例によれば、前記基板は、第1エッジと、前記第1エッジに隣接する第2エッジとを含み、
前記駆動回路は、前記第1エッジに近いゲート駆動モジュールと、前記第2エッジに近いデータ信号駆動モジュールと、を含み、
前記発光素子アレイは、前記ゲート駆動モジュールを第1の方向に沿って覆い、前記データ信号駆動モジュールを前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って覆う。
【0019】
本発明の好ましい実施例によれば、前記発光素子アレイは、第1の発光素子アレイ、第2の発光素子アレイ及び第3の発光素子アレイを含み、前記第1の発光素子アレイが前記第3の発光素子アレイの前記第1の方向における一方の縁部側に位置し、前記第2の発光素子アレイが前記第3の発光素子アレイの前記第2の方向における一方の縁部側に位置し、
前記第1の方向において、前記第1の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズは、前記第3の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズよりも大きく、
前記第2の方向において、前記第2の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズは、前記第3の発光素子アレイにおける前記発光素子のサイズよりも大きい。
【0020】
本発明の好ましい実施例によれば、前記発光素子に対応する第1領域の第1長辺の長さは、前記スイッチングユニットに対応する第2領域の第2長辺の長さよりも大きく、前記第1領域の第1短辺の長さは、前記第2領域の第2短辺の長さよりも大きく、
前記第1領域は、第1投影が矩形化された後に対応する領域であり、前記第2領域は、第2投影が矩形化された後に対応する領域であり、
前記第1投影は、前記AMOLED表示パネルが存在する平面への前記発光素子の投影であり、前記第2投影は、前記AMOLED表示パネルが存在する平面への前記スイッチングユニットの投影である。
【0021】
本発明の好ましい実施例によれば、前記発光素子アレイにおける前記発光素子のそれぞれは、同じサイズを有する。
【0022】
本発明の有益な効果は以下の通りであり、本発明に係るAMOLED表示パネルは、従来のAMOLED表示パネルに比べて、OLED表示デバイスがGOA回路の表面まで延在してGOA回路を隠すとともに、AMOLED表示パネルの表示面積を広くし、AMOLED表示パネルの画面占有率を向上させ、従来のAMOLED表示パネルにおいて、GOA回路の表示パネルのエッジ領域の大きな面積を占有し、AMOLED表示パネルの表示装置における画面占有率の低下を招き、フル画面の実現が困難になるという技術的問題を解決する。
【0023】
以下、実施例又は従来技術における技術的手段をより明確に説明するために、実施例又は従来技術の説明に使用する添付図面を簡単に説明するが、以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施例に過ぎなく、当業者にとっては創造的努力なしにこれらの図面から他の図面を導き出すこともできることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1図1は、本発明に係るAMOLED表示パネルの一構成を示す概略図である。
図2A図2Aは、本発明に係るAMOLED表示パネルの実施例の一構成を示す概略図である。
図2B図2Bは、図2AのA−A’におけるさらなる断面図である。
図2C図2Cは、図2AのA−A’におけるまたさらなる断面図である。
図3図3は、本発明に係るAMOLED表示パネルの実施例2の構造を示す概略図である。
図4図4は、本発明に係るAMOLED表示パネルの実施例3の構造を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明を実施するための特定の実施例を例示するために、添付されている図面を参照して各実施例を説明する。[上]、[下]、[前]、[後]、[左]、[右]、[内]、[外]、「側面]などの本発明で言及される方向の用語は、単に添付図面を参照する方向に過ぎない。従って、方向の用語は、本発明を説明して理解するために使用され、本発明を限定するためのものではない。図面において、構造的に同様の要素は同じ符号で示されている。
【0026】
本発明は、従来のAMOLED表示パネルにおいて、GOA回路の表示パネルのエッジ領域を占める面積が大きく、AMOLED表示パネルの表示装置における画面占有率の低下を招き、フル画面の実現が困難になるという技術的問題に対して、本実施例により該欠陥を解決することができる。
【0027】
図1に示すように、本発明に係るAMOLED表示パネルには、第1領域101と、前記第1領域101の少なくとも1つの縁部側に設けられている第2領域102とが設けられている。
【0028】
前記AMOLED表示パネルは、基板104を含み、前記基板104の表面に画素ユニット及び駆動回路が設けられている。前記画素ユニットは、前記基板104の表面にアレイ状に配列されて、薄膜トランジスタを含むスイッチングユニットと、前記スイッチングユニットに対応して設けられて、対応する前記薄膜トランジスタに接続された発光素子とを含む。
【0029】
前記駆動回路は、前記第2領域102に対応する位置にあり、前記薄膜トランジスタに接続される。
【0030】
前記第1領域101内にスイッチングユニットアレイが設けられ、前記第1領域101及び前記第2領域102内に前記発光素子アレイが設けられ、前記発光素子アレイのうち、前記第2領域102内に設けられた前記発光素子が前記駆動回路を覆っている。
【0031】
前記基板104は第1エッジ(第1縁部)と、前記第1エッジと隣接する第2エッジ(第2縁部)とを含み、前記駆動回路は、前記第1エッジの近くに設けられているゲート駆動モジュール1031と、前記第2エッジの近くに設けられているデータ信号駆動モジュール1032と、を含む。
【0032】
前記発光素子アレイは、前記ゲート駆動モジュールを第1の方向に沿って覆い、前記データ信号駆動モジュールを第1の方向と直交する第2の方向に沿って覆う。
【0033】
前記薄膜トランジスタは、ゲート、ソース及びドレインを含み、前記薄膜トランジスタのゲートが前記ゲート駆動モジュール1031に接続され、前記薄膜トランジスタのソースが前記データ信号駆動モジュール1032に接続され、前記薄膜トランジスタのドレインが前記発光素子に接続され、例えば、前記発光素子は積層して設けられている金属陽極、電子輸送層、エミッタ層、正孔輸送層及び金属陰極を含み、前記金属陽極は、前記薄膜トランジスタのドレインに接続され、前記発光素子の前記基板104から遠い側に位置する。
[実施例1]
【0034】
図2A、2Bに示すように、本発明に係るAMOLED表示パネルは、基板201と、前記基板201に設けられた前記発光素子アレイ、スイッチングユニット205及びゲート駆動モジュール206と、を含む。
【0035】
前記発光素子アレイは、第1の発光素子アレイ202、第2の発光素子アレイ203及び第3の発光素子アレイ204を含み、前記第1の発光素子アレイ202が前記第3の発光素子アレイ204の第1の方向における一方の縁部側に位置し、前記第2の発光素子アレイ203が前記第3の発光素子アレイ204の第1の方向と直交する第2の方向における一方の縁部側に位置する。
【0036】
前記第3の発光素子アレイ204は、前記AMOLED表示パネルの第1領域内に対応して位置し、前記第1の発光素子アレイ202及び前記第2の発光素子アレイ203は、前記AMOLED表示パネルの第2領域内に位置する。
【0037】
例えば、前記ゲート駆動モジュール206は前記第1の発光素子アレイ202の下方に対応して位置し、前記データ信号駆動モジュールは前記第2の発光素子アレイ203の下方に対応して位置する。
【0038】
前記第1の方向において、前記第1の発光素子アレイ202における前記発光素子のサイズは、前記第3の発光素子アレイ204における前記発光素子のサイズよりも大きい。
【0039】
前記第2の方向において、前記第2の発光素子アレイ203における前記発光素子のサイズは、前記第3の発光素子アレイ204における前記発光素子のサイズよりも大きい。
【0040】
例えば、前記第1の発光素子アレイ202における前記発光素子のサイズと、前記第2の発光素子アレイ203における前記発光素子のサイズとは同じである。
【0041】
本発明の実施例において、前記表示層202のうち前記駆動回路に近い部分の前記発光素子のサイズのみを変化させ、それに対して、前記表示層202全体の変動量が少なく、前記発光素子のサイズ計算量を低減させて、エラー率を低減して、さらに製造工程が相対的に簡単であり、前記表示層202は発光素子のサイズを2種だけ有し、前記発光素子を製造する際に用いるマスクプレートの設計は相対的に簡単であり、第1の発光素子アレイ202及び第2の発光素子アレイ203に対応する領域のサイズのみを変更すればよい。
【0042】
図2Cに示すように、本発明に係るAMOLED表示パネルは、基板201と、前記基板201に設けられた前記発光素子アレイと、を含む。本発明の実施例と図2Bに示す実施例との区別は、前記第1の発光素子アレイ202の少なくとも1つの方向における前記発光素子のそれぞれは、異なるサイズを有し、前記第2の発光素子アレイ203の少なくとも1つの方向における前記発光素子のそれぞれは、異なるサイズを有することである。
【0043】
具体的には、前記第1の発光素子アレイ202において、前記第1の方向に沿って、前記ゲート駆動モジュール206から遠い端部から前記ゲート駆動モジュール206に近い端部に近づくにつれて、前記第1の方向における前記第1の発光素子アレイ202における前記発光素子の長さが逓増し、前記第2の発光素子アレイ203において、前記第2の方向に沿って、前記データ信号駆動モジュールから遠い端部から前記データ信号駆動モジュールに近い端部に近づくにつれて、第2の方向における前記第2の発光素子アレイ203における前記発光素子の長さが逓増している。
【0044】
前記第1の発光素子アレイ202において、前記第1の方向に沿って、前記ゲート駆動モジュール206から遠い端部から前記ゲート駆動モジュール206に近い端部にかけてn個の前記発光素子の間隔をあけ、前記第2の発光素子アレイ203において、前記第2の方向に沿って、前記データ信号駆動モジュールから遠い端部から前記データ信号駆動モジュールに近い端部にかけてm個の前記発光素子の間隔をあけている。
【0045】
前記第1の発光素子アレイ202において、前記第1の方向に沿って、連続する前記発光素子の増加差分y=ゲート駆動モジュール206の幅x/間隔数nであり、即ち、前記第1の発光素子アレイ202の増加方向において、いずれかの前記発光素子の長さと隣接する前記発光素子の長さとの差をyとする。
【0046】
同様に、前記第2の発光素子アレイ203において、前記第2の方向に沿って、連続する前記発光素子の増加差分y’=データ信号駆動モジュール幅x’/間隔数mであり、即ち、前記第2の発光素子アレイ203の増加方向において、いずれかの前記発光素子の長さと隣接する前記発光素子の長さとの差をy’とする。
【0047】
例えば、前記第1の発光素子アレイ202が占める面積は、前記第3の発光素子アレイ204の面積の1/3であり、前記第2の発光素子アレイ203が占める面積は、前記第3の発光素子アレイ204の面積の1/3であり、前記第1の発光素子アレイ202の被覆面積は前記ゲート駆動モジュール206の面積よりも大きく、前記第2の発光素子アレイ203の被覆面積は前記データ信号駆動モジュールの面積よりも大きく、前記第1の発光素子アレイ202の前記第1の方向における長さを増大して、前記第2の発光素子アレイ203の前記第2の方向における長さを増大し、即ち前記発光素子の間隔数n又は間隔数mを増加することによって、連続する前記発光素子の増加差分y又はy’の値をさらに低減し、第1の方向又は第2の方向において、隣接する前記発光素子のサイズの差が小さくて、自然に移行することで、対応する領域の表示画面と前記第3の発光素子アレイ204の表示画面との差が小さくなる。
【0048】
この技術的手段は、前記第1の発光素子アレイ202及び前記第2の発光素子アレイ203において、前記発光素子のサイズ変化が次第に移行するので、表示時に前記第1の発光素子アレイ202又は前記第2の発光素子アレイ203と他の領域との接続箇所における画像のずれが発生して、表示効果に影響を与えることを防止できる。
[実施例2]
【0049】
図3に示すように、本発明の実施例に係るAMOLED表示パネルには、第1領域301と、前記第1領域301の少なくとも1つの縁部側に設けられている第2領域302とが設けられている。
【0050】
前記第2領域302内にスイッチングユニットアレイ310が設けられ、前記第1領域301及び前記第2領域302内に発光素子アレイ311が設けられ、前記発光素子アレイ311のうち、前記第1領域301と前記第2領域302との間に設けられた前記発光素子が前記駆動回路を覆っている。
【0051】
前記発光素子アレイ311は、基板309に設けられ、前記ゲート駆動モジュール307を第1の方向に沿って覆い、前記データ信号駆動モジュールを第1の方向と直交する第2の方向に沿って覆う。
【0052】
前記発光素子アレイ311に対応する第1領域301の第1長辺の長さは、前記スイッチングユニットアレイ310に対応する第2領域302の第2長辺の長さよりも大きく、前記第1領域301の第1短辺の長さは、前記第2領域302の第2短辺の長さよりも大きく、前記第1領域301は第1投影が矩形化された後に対応する領域であり、前記第2領域302は第2投影が矩形化された後に対応する領域であり、前記第1投影は、前記AMOLED表示パネルが存在する平面への前記発光素子の投影であり、前記第2投影は、前記AMOLED表示パネルが存在する平面への前記スイッチングユニットアレイの投影である。
【0053】
別の例として、前記発光素子アレイ311において、前記第1の方向に沿って、前記ゲート駆動モジュール307から遠い端部から前記ゲート駆動モジュール307に近い端部に近づくにつれて、前記第1の方向における前記発光素子の長さが逓増し、前記発光素子アレイ311において、前記第2の方向に沿って、前記データ信号駆動モジュールから遠い端部から前記データ信号駆動モジュールに近い端部に近づくにつれて、前記第2の方向における前記発光素子の長さが逓増している。
【0054】
前記発光素子アレイ311において、前記第1の方向に沿って、前記ゲート駆動モジュール307から遠い端部から前記ゲート駆動モジュール307に近い端部にかけてn個の前記発光素子の間隔をあけ、前記発光素子アレイ311において、前記第2の方向に沿って、前記データ信号駆動モジュールから遠い端部から前記データ信号駆動モジュールに近い端部にかけてm個の前記発光素子の間隔をあけている。
【0055】
前記発光素子アレイ311において、前記第1の方向に沿って、連続する前記発光素子の増加差分y=ゲート駆動モジュール307の幅x/間隔数nであり、即ち、前記発光素子アレイ311の増加方向において、いずれかの前記発光素子の長さと隣接する前記発光素子の長さとの差をyとする。
【0056】
同様に、前記発光素子アレイ311において、前記第2の方向に沿って、連続する前記発光素子の増加差分y’=データ信号駆動モジュール幅x’/間隔数mであり、即ち、前記発光素子アレイ311の増加方向において、いずれかの前記発光素子の長さと隣接する前記発光素子の長さとの差をy’とする。
【0057】
この技術的手段は、AMOLED表示パネル全体の前記発光素子が次第に移行し、表示層全体にわたっていずれかの2つの座標における前記発光素子の長さ又は幅の差が極めて小さくなり、さらにAMOLED表示パネルの表示画面がより自然なものとなる。
[実施例3]
【0058】
図4に示すように、本発明の実施例に係るAMOLED表示パネルには、第1領域401と、前記第1領域401の少なくとも1つの縁部側に設けられている第2領域402とが設けられている。
【0059】
前記第2領域402内にスイッチングユニットアレイ403が設けられ、前記第1領域401及び前記第2領域402内に発光素子アレイ406が設けられ、前記発光素子アレイ406のうち、前記第1領域401と前記第2領域402との間に設けられた発光素子が前記駆動回路を覆っている。
【0060】
前記発光素子アレイ406は、基板407に設けられ、前記ゲート駆動モジュール405を第1の方向に沿って覆い、前記データ信号駆動モジュールを第1の方向と直交する第2の方向に沿って覆う。
【0061】
前記発光素子に対応する第1領域401の第1長辺の長さは、前記スイッチングユニットアレイ403に対応する第2領域402の第2長辺の長さよりも大きく、前記第1領域401の第1短辺の長さは、前記第2領域402の第2短辺の長さよりも大きい。
【0062】
前記第2領域402において、前記スイッチングユニットアレイ403のそれぞれは、同じサイズを有し、前記第1領域401において、前記発光素子のそれぞれは同じサイズを有し、前記発光素子のサイズは、前記スイッチングユニットアレイ403のサイズよりも大きい。
【0063】
例えば、前記発光素子アレイ406において、前記第1の方向に沿って、前記発光素子と前記スイッチングユニットとの第1幅差分値y=ゲート駆動モジュール405の幅x/間隔数nであり、即ち、いずれかの前記発光素子の第1幅と前記スイッチングユニットの第1幅との差分値はx/nである。
【0064】
同様に、前記発光素子アレイ406において、前記第2の方向に沿って、前記発光素子と前記スイッチングユニットとの第2幅差分値y’=データ信号駆動モジュール幅x’/間隔数mであり、即ち、いずれかの前記発光素子の第2幅と前記スイッチングユニットの第2幅との差分値はx’/mである。
【0065】
本発明の上記目的によれば、封止カバーとAMOLED表示パネルとを含むAMOLED表示装置を提供し、前記AMOLED表示パネルには第1領域と、前記第1領域の少なくとも1つの縁部側に設けられた第2領域とが設けられ、前記AMOLED表示パネルは、基板と、画素ユニットとを含み、前記画素ユニットは、前記基板の表面にアレイ状に配列されて、薄膜トランジスタを含むスイッチングユニットと、前記スイッチングユニットに対応して設けられて、対応する前記薄膜トランジスタに接続された前記発光素子と、前記基板上の前記第2領域に対応する位置に設けられて、前記薄膜トランジスタに接続された駆動回路と、を含み、前記第1領域に少なくとも4つの前記スイッチングユニットからなるスイッチングユニットアレイが設けられ、前記第1領域及び前記第2領域に少なくとも4つの前記発光素子からなる前記発光素子アレイが設けられ、前記第2領域に設けられた前記発光素子は、前記駆動回路を覆う。
【0066】
この好ましい実施例に係る表示装置の原理は、上述した好ましい実施例に係るAMOLED表示パネルの動作原理と同様であり、具体的には、上述した好ましい実施例に係るAMOLED表示パネルの動作原理を参照することができるので、ここではその説明を省略する。
【0067】
本発明の有益な効果は以下の通りであり、本発明に係るAMOLED表示パネルは、従来のAMOLED表示パネルに比べて、OLED表示デバイスがGOA回路の表面まで延在してGOA回路を隠すとともに、AMOLED表示パネルの表示面積を広くし、AMOLED表示パネルの画面占有率を向上させ、従来のAMOLED表示パネルにおいて、GOA回路の表示パネルのエッジ領域の大きな面積を占有し、AMOLED表示パネルの表示装置における画面占有率の低下を招き、フル画面の実現が困難になるという技術的問題を解決する。
【0068】
要約すると、本発明は、好ましい実施例を参照して説明したが、上述した好ましい実施例は、本発明を制限するためのものではなく、当業者であれば、本発明の精神と範囲を逸脱しない限り、様々な変更や修飾を加えることができ、したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲によって準じされる。
図1
図2A
図2B
図2C
図3
図4