(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る入金機の装置構成を示す概略構成図である。同図に示すように、入金機1は、入金機本体100と、プリンタ200とを備える。
【0015】
入金機1は、入金を伴う取引を行って取引の結果を印刷する。以下では、入金機1がショッピングモールに設置されてテナント(店舗)の売上金の入金を受ける場合を例に説明する。但し、入金機1の形態はこれに限らない。例えば、入金機1の設置場所はショッピングモールに限らず入金者が利用可能な場所であればよい。また、入金機1を利用する入金者はテナントに限らず個人であってもよい。
【0016】
入金機本体100は、貨幣の投入を受けて入金処理を行う。
図1では、紙幣入金受付部141の紙幣入金口と硬貨入金受付部142の硬貨入金口とが示されている。例えば、入金機本体100は、投入された貨幣の金額を検出し入金処理を行う。
また、
図1では、表示部120の表示画面が示されている。表示部120は、入金者へのメッセージなど各種画像を表示画面に表示する。また、表示部120の表示画面には操作入力部130のタッチセンサが設けられてタッチパネルを構成している。操作入力部130は、表示画面へのタッチ操作によるユーザ操作を検出する。
【0017】
プリンタ200は、入金記録帳900の挿入を受け、入金機本体100による入金処理の結果を入金記録帳900に印刷(Print)する。プリンタ200は、入金記録印刷部の例に該当する。
図2は、入金記録帳900の外形の例を示す概略外形図である。同図の例では、入金記録帳900は、1枚の表紙910と1枚以上の記録用紙920とがリング930で綴じられて構成されている。但し、入金記録帳900の綴じ方はリング930を用いる綴じ方に限らず、記録用紙920のページを開くことができる綴じ方であればよい。
【0018】
表紙910の領域A11には、「入金記録帳」とのタイトルが印刷されている。また、領域A12には、入金記録帳番号が示されている。この入金記録帳番号は、入金記録帳900を識別する識別番号であり、入金記録帳識別情報の例に該当する。入金記録帳識別情報は、入金記録帳900に印刷されて入金記録帳900を識別する情報である。
また、表紙910には、入金記録帳番号がバーコード911でも印刷されている。プリンタ200は、このバーコード911を読み取ることで入金記録帳900を識別する。このように、プリンタ200が入金記録帳900に印刷された情報を読み取ることで、磁気ストライプを用いる場合よりも入金記録帳900のコストを低減させることができ、この点で入金機1の運用コストを低減させることができる。
但し、プリンタ200が読み取る入金記録帳識別情報の印刷は、いろいろな表示形式のものとすることができる。例えば、バーコード911は、一次元バーコードであってもよいし二次元バーコードであってもよい。あるいは、プリンタ200が、領域A12に印刷されている数字を読み取るなど、バーコード以外の形式で表示された入金記録帳識別情報を読み取るようにしてもよい。
【0019】
領域A13には、入金者である入金記録帳900の利用者の名称が印刷されている。
図2の例では、テナントの名称が示されている。
領域A14には、入金記録帳900の発行日(入金記録帳900が発行された年月日)が印刷されている。
また、領域A15には、印紙が貼付されている。このように1つの入金記録帳900に対して1枚の印紙を貼付すればよいので、入金毎に記録紙を印刷して印紙を貼付する場合よりも印紙代を節約することができる。
【0020】
図3は、入金記録帳900の記録用紙920における印刷例を示す説明図である。同図の例では、入金記録を印刷される各行は、入金の日付を印刷する領域A21と、処理内容を示す符号を印刷する領域A22と、入金金額を印刷する領域A23と、印刷行マーク923を印刷する領域A24を含んでいる。
また、記録用紙920には、ページ番号を示すバーコード921と、ページ番号を示す数字922とが印刷されている。これらのうちバーコード921は、プリンタ200がページを識別するためのものである。
【0021】
但し、プリンタ200が読み取るページ番号の表示の印刷は、いろいろな表示形式のものとすることができる。例えば、バーコード921は、一次元バーコードであってもよいし二次元バーコードであってもよい。あるいは、プリンタ200が、ページ番号を示す数字922を読み取るなど、バーコード以外の形式で表示されたページ番号を読み取るようにしてもよい。また、入金機1が、後述するページのチェックを行わない場合は、プリンタ200が読み取るためのページ番号の表示は不要である。
一方、ページ番号を示す数字922は、入金者(入金記録帳900の利用者)がページを識別するためのものである。後述するように、入金機1が印刷を行うページのページ番号を表示画面に表示したときに、入金者は、ページ番号を示す数字922を参照して該当ページを開くことができる。
【0022】
また、記録用紙920には、印刷行マーク923が印刷されている。この印刷行マーク923は基準マークの例に該当し、入金機1は、印刷行マーク923に基づいて印刷開始位置を決定する。印刷行マーク923が印刷されている位置は、入金記録帳900における基準位置の例に該当する。
プリンタ200は、記録用紙920に入金の記録を印刷した際、印刷した行の領域A24に印刷行マーク923を印刷しておく。従って、印刷行マーク923は印刷済みの行の位置を示す。同じ入金記録帳900に次に印刷を行う場合、プリンタ200が印刷行マーク923を検出し、入金機1は、最後(最も下)の印刷行マーク923を基準にして次の行の先頭位置を決定する。そして、プリンタ200は、決定された位置から印刷を開始する。
【0023】
なお、ページ内における最初(最も上)の印刷行マーク923は、このページの先頭行の開始位置を検出するために予め印刷されている。
なお、入金機1が、印刷開始行が何行目かを記憶しておいて印刷開始位置を決定するようにしてもよい。この場合、予め印刷されている印刷行マーク923のみあればよく、従って、プリンタ200は、印刷済みの行に印刷行マーク923を印刷する必要は無い。
【0024】
図4は、入金機本体100の機能構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、入金機本体100は、第一通信部110と、表示部120と、操作入力部130と、入金受付部140と、第一記憶部180と、第一制御部190とを備える。入金受付部140は、紙幣入金受付部141と、硬貨入金受付部142とを備える。第一記憶部180は、入金処理関連情報記憶部181を備える。第一制御部190は、入金処理関連情報取得部191と、入金処理部192と、紙幣入金制御部193と、硬貨入金制御部194と、印刷開始位置決定部195と、ページ判定部196とを備える。
【0025】
第一通信部110は、外部接続のインタフェースとして機能し、他の機器と通信を行う。特に、入金機本体100とプリンタ200とが別々の装置として構成されている場合、第一通信部110はプリンタ200と通信を行う。また、入金機本体100が外部サーバ又は外部ストレージなど他の機器にアクセスする場合、第一通信部110が該当機器と通信を行う。
【0026】
表示部120は、上記のように表示画面を備えて入金者へのメッセージなど各種画像を表示する。特に、表示部120は、入金記録帳900の印刷開始ページを示し、このページを開いてプリンタ200に挿入するよう入金者に促すメッセージを表示する。
操作入力部130は、上記のように表示部120の表示画面に設けられてタッチパネルを構成するタッチセンサを備え、ユーザ操作を検出する。特に、操作入力部130は、入金記録帳識別情報(本実施形態では入金記録帳番号)を特定して入金記録帳900の発行を求めるユーザ操作を受ける。
【0027】
入金受付部140は、入金を受ける。具体的には、上記のように紙幣入金受付部141が紙幣入金口にて紙幣の投入を受け、硬貨入金受付部142が硬貨入金口にて硬貨の投入を受ける。
第一記憶部180は、入金機本体100が備える記憶デバイスを用いて構成され、各種情報を記憶する。あるいは、第一記憶部180が入金機本体100に外付けの記憶デバイスとして構成されていてもよい。
入金処理関連情報記憶部181は、入金処理関連情報を記憶する。ここで、入金処理関連情報は、入金機1が行う入金処理に関連する情報である。
【0028】
図5は、入金処理関連情報記憶部181が記憶する入金処理関連情報のデータ構成の例を示す説明図である。同図の例では、1つの入金記録帳番号に対して、テナント番号と、テナント名称と、入金機利用可否情報と、発行日と、印刷開始ページ情報と、印刷開始行情報とが、それぞれ1つずつ対応付けられている。
入金記録帳番号は、上記のように入金記録帳900を識別する番号である。
テナント番号は、入金記録帳900の利用者(従って入金者)を識別する番号である。テナント名称は、入金記録帳900の利用者の名称である。
【0029】
入金機利用可否情報は、入金記録帳番号にて示されるテナントによる入金機の利用可否を設定した情報である。当該テナントとの契約などにより入金機の利用が制限される場合があり、入金機利用可否情報が用いられる。入金機利用可否情報は入金処理用情報の例に該当する。入金機本体100(より具体的には、入金処理部192)は、入金機利用可否情報が利用可能を示す場合に入金処理を行う。一方、入金機利用可否情報が利用不可を示す場合、入金機本体100は、入金処理を抑制する。すなわち、この場合、入金機本体100は入金処理を行わない。
【0030】
図5の例では、入金機利用可否情報としてテナントが利用可能な入金機の識別情報が示されている。テナントが利用可能な入金機が複数ある場合、入金機利用可否情報として複数の入金機の識別情報が示される。
但し、入金機利用可否情報の値は入金機の識別情報に限らない。例えば、対象となる入金機が1台のみの場合、例えば「1」で利用可能を示し「0」で利用不可能を示すなど、入金機利用可否情報として2値の情報を用いるようにしてもよい。
このように、入金処理関連情報では、入金記録帳番号と入金処理用情報とが対応付けられており、入金処理関連情報記憶部181は入金処理用情報記憶部の例に該当する。また、入金処理関連情報では、入金処理用情報に入金機利用可否情報(入金機の利用可否を示す情報)が含まれている。
【0031】
発行日は、入金記録帳900の発行日である。
印刷開始ページ情報、印刷開始行情報は、それぞれ、入金記録帳番号で特定される入金記録帳900に入金処理結果を印刷する際の、印刷開始ページ、印刷開始行を示す。印刷開始ページ情報と印刷開始行情報とは印刷開始位置情報の例に該当する。印刷開始位置情報は、入金記録帳番号で特定される入金記録帳900における印刷開始位置を示す情報である。
このように、入金処理関連情報では、入金記録帳番号と印刷開始ページ情報とが対応付けられており、入金処理関連情報記憶部181は、印刷開始ページ情報記憶部の例に該当する。また、入金処理関連情報では、入金記録帳番号と印刷開始位置情報(印刷開始ページ情報及び印刷開始行情報)とが対応付けられており、入金処理関連情報記憶部181は印刷開始位置情報記憶部の例に該当する。
【0032】
なお、表示部120が印刷開始ページの表示を行わず、入金者が入金記録帳900のページをめくって印刷開始ページを見つけるようにしてもよい。この場合、入金処理関連情報記憶部181が印刷開始ページ情報を記憶していなくてもよい。
また、
図3を参照して説明したように、入金機1が印刷行マークに基づいて印刷開始行を検出するようにしてもよい。この場合、入金処理関連情報記憶部181が印刷開始行情報を記憶していなくてもよい。
【0033】
第一制御部190は、入金機本体100の各部を制御して各種処理を実行する。第一制御部190は、例えば入金機本体100が備えるCPU(Central Processing Unit)が第一記憶部180からプログラムを読み出して実行することで実現される。
入金処理関連情報取得部191は、プリンタ200が入金記録帳900から入金記録帳番号を読み出すと、その入金記録帳番号に対応付けられているテナント番号、テナント名称、入金機利用可否情報、発行日、印刷開始ページ情報、及び、印刷開始行情報を入金処理関連情報記憶部181から読み出す。
【0034】
上記のように入金処理関連情報記憶部181は入金処理用情報記憶部の例に該当し、入金処理関連情報取得部191は入金処理用情報取得部の例に該当する。また、入金処理関連情報記憶部181は印刷開始位置情報記憶部の例に該当し、入金処理関連情報取得部191は印刷開始位置情報取得部の例に該当する。また、入金処理関連情報記憶部181は印刷開始ページ情報記憶部の例に該当し、入金処理関連情報取得部191は印刷開始ページ情報取得部の例に該当する。また、入金処理関連情報記憶部181は印刷開始ページ情報記憶部の例に該当し、入金処理関連情報取得部191は印刷開始ページ情報取得部の例に該当する。
【0035】
入金処理部192は、入金受付部140が受けた入金に対する入金処理を行う。特に、入金処理部192は、入金処理関連情報取得部191が取得した入金機利用可否情報に基づいて入金処理を行う。上記のように、入金処理部192は、入金機利用可否情報が利用可能を示す場合に入金処理を行う。一方、入金機利用可否情報が利用不可を示す場合、入金処理部192は入金処理を行わない。
紙幣入金制御部193は、紙幣の投入を促すメッセージを表示部120に表示させ、紙幣入金受付部141の紙幣入金口の開閉を制御するなど、紙幣の入金について入金機本体100の各部を制御する。
硬貨入金制御部194は、硬貨の投入を促すメッセージを表示部120に表示させ、硬貨入金受付部142の硬貨入金口の開閉を制御するなど、硬貨の入金について入金機本体100の各部を制御する。
【0036】
印刷開始位置決定部195は、プリンタ200が入金記録を入金記録帳900に印刷する際の印刷開始位置を決定する。特に、印刷開始位置決定部195は、印刷行マーク923(
図3)の位置と、入金処理関連情報取得部191が入金処理関連情報記憶部181から読み出した印刷開始ページ情報及び印刷開始行情報とに基づいて入金記録の印刷開始位置を決定する。ここで、入金記録とは、入金機本体100が行った入金処理の記録である。
例えば、印刷開始位置決定部195は、印刷開始ページ情報及び印刷開始行情報が示すページ及び行を印刷開始のページ及び行に決定する。そして、印刷開始位置決定部195は、決定した行の記録用紙920における位置を印刷行マーク923からの相対位置にて検出する。
あるいは、
図3を参照して説明したように、プリンタ200が印刷行マーク923を検出することで印刷済みの行を検出し、印刷開始位置決定部195が、印刷済みの行のうち最下行の次の行を印刷開始行に決定するようにしてもよい。
【0037】
ページ判定部196は、プリンタ200に入金記録帳900が挿入される前に、印刷開始ページを開いて挿入しようとしているかを判定する。具体的には、ページ判定部196は、入金処理関連情報取得部191が入金処理関連情報記憶部181から読み出した印刷開始ページ情報が示すページ番号と、プリンタ200が入金記録帳900から読み取ったページ番号とが一致するか否かを判定する。これにより、入金者が入金記録帳900の誤ったページ(印刷開始ページ以外のページ)を開いてプリンタ200に挿入した場合に、正しいページを開き直すよう促すメッセージを表示部120に表示させることができる。
但し、ページ判定部196は、入金機1の必須の構成ではない。入金機1が、入金記録帳900の印刷開始ページが開かれているか否かを判定しない場合、ページ判定部196を備えていなくてもよい。
【0038】
図6は、プリンタ200の機能構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、プリンタ200は、第二通信部210と、読取部220と、印刷実行部230と、第二記憶部280と、第二制御部290とを備える。第二制御部290は、印刷済行検出部291と、印刷位置制御部292と、印刷制御部293とを備える。
第二通信部210は、外部接続のインタフェースとして機能し、他の機器と通信を行う。特に、入金機本体100とプリンタ200とが別々の装置として構成されている場合、第二通信部210は入金機本体100と通信を行う。
【0039】
読取部220は、プリンタ200に挿入する入金記録帳900に印刷されている情報を読み取る。
特に、読取部220は、入金記録帳識別情報読取部の例に該当し、入金記録帳900に印刷されている入金記録帳番号(例えば
図2のバーコード911)を読み取る。
また、読取部220は、基準マーク位置検出部の例に該当し、入金記録帳900に印刷されている印刷行マーク923(
図3)を検出する。
また、読取部220は、ページ識別マーク読取部の例に該当し、入金記録帳900に印刷されているページ識別マーク(例えば
図3のバーコード921)を読み取る。
【0040】
読取部220は、例えばカメラを備えて入金記録帳900を上下(特に、印刷用紙が開かれている側、及び、表紙の側)両方から撮影し、印刷されているバーコードやマークを検出する。
但し、読取部220が入金記録帳900から情報を読み取る方法は、カメラを用いる方法に限らない。例えば、読取部220がレーザ式のバーコードスキャナを備え、入金記録帳900に印刷されているバーコードを読み取るようにしてもよい。
【0041】
印刷実行部230は、入金記録帳900への印刷を実行する。特に、印刷実行部230は、入金記録を入金記録帳900に印刷する。入金記録帳900への印刷を行う際、印刷実行部230は、印刷開始位置決定部195が決定した印刷開始位置から印刷を開始する。これにより、印刷実行部230は、入金処理関連情報取得部191が取得した印刷開始位置情報(印刷開始ページ情報及び印刷開始行情報のうちいずれか一方又は両方)が示す印刷開始位置から前記入金記録の印刷を開始する。
【0042】
なお、読取部220は、
図8の例ではプリンタ200の通帳挿入口よりも手前に設置されており、入金記録帳900をプリンタ200に挿入前に読取を行うが、読取部220の配置はこれに限らない。例えば、読取部220が通帳挿入口よりも奥に設置されて、入金記録帳900の挿入後に読取を行うようにしてもよい。その場合、入金記録帳900がプリンタ200の挿入スペースの奥まで挿入されて静止した状態で読取を行うようにしてもよいし、入金記録帳900が挿入途中で動いている状態で読取を行うようにしてもよい。
あるいは、読取部220が、通帳挿入口の前後に設置されて、入金記録帳900から読み取る内容に応じて挿入前と挿入後とに分けて読取を行うようにしてもよい。例えば、読取部220が、入金記録帳識別情報とページ識別マークとを挿入前に読み取り、印字マークを挿入後に読み取るようにしてもよい。
【0043】
また、印刷実行部230は、入金記録帳発行部の例に該当し、新規の入金記録帳900を発行する。具体的には、表紙910に入金記録帳番号(数字及びバーコード)、テナントの名称、及び、発行年月日が印刷されていない未完成の入金記録帳900がプリンタ200に挿入された状態で、入金記録帳900の発行を指示するユーザ操作を操作入力部130が受ける。すると、印刷実行部230は、ユーザ操作で特定されたユーザ(入金者)の名称(テナントの名称)を入金記録帳900の表紙910に印刷し、また、入金記録帳番号(数字及びバーコード)と、発行年月日とを表紙910に印刷する。ここでのテナントの名称は、ユーザ操作によって特定されたユーザに関する情報の例に該当する。
【0044】
第二記憶部280は、プリンタ200が備える記憶デバイスを用いて構成され、各種情報を記憶する。あるいは、第二記憶部280がプリンタ200に外付けの記憶デバイスとして構成されていてもよい。
第二制御部290は、プリンタ200の各部を制御して各種処理を実行する。第二制御部290は、例えばプリンタ200が備えるCPUが第二記憶部280からプログラムを読み出して実行することで実現される。
印刷済行検出部291は、読取部220が検出する印刷行マークに基づいて、印刷済み行を検出する。但し、印刷済行検出部291は入金機1に必須ではない。印刷開始位置決定部195(
図4)が印字開始行情報に基づいて印字開始行を決定する場合、プリンタ200が印刷済行検出部291を備えていなくてもよい。
【0045】
印刷位置制御部292は、印刷実行部230による入金記録帳900への印刷位置を制御する。具体的には、印刷位置制御部292は、印刷実行部230のプリンタヘッダが入金記録帳900上の印刷位置(印刷を行うべき位置)に位置するように入金記録帳900及び印刷実行部230のプリンタヘッダを移動させる。
印刷制御部293は、印刷実行部230による入金記録帳900への印刷内容を制御する。具体的には、印刷制御部293は、印刷実行部230を制御して入金記録帳900に文字や記号等を印刷させる。
【0046】
なお、入金機本体100とプリンタ200とは1つの装置として構成されていてもよいし、別々の装置として構成されて入金機本体100の近傍にプリンタ200が設置されていてもよい。
また、入金機本体100及びプリンタ200の各部の配置は
図4及び
図6に示すものに限らない。例えば、ページ判定部196が第二制御部290の一部として構成されるなど、
図4で入金機本体100の一部として示されている機能部がプリンタ200の一部として構成されていてもよい。逆に
図6でプリンタ200の一部として示されている機能部が入金機本体100の一部として構成されていてもよい。
あるいは、入金機1が制御装置をさらに備え、
図4に示す第一制御部190の一部又は全部がこの制御装置に含まれるなど、入金機1が3つ以上の装置として構成されていてもよい。
【0047】
また、複数の入金機1が通信接続されていてもよい。この場合、複数の入金機1に親機と子機との関係が設定されていてもよい。具体的には、親機に設定された入金機1が入金処理関連情報を記憶し、子機に設定された入金機1が、親機から入金処理関連情報を読み出すようにしてもよい。
【0048】
次に、
図7〜
図17を参照して入金機1の動作について説明する。
図7は、入金機1が入金記録帳900に入金記録を印刷する処理手順の例を示すフローチャートである。操作入力部130が入金処理を指示するユーザ操作を受けると、入金機1は
図7の処理を行う。
図7の処理にて、読取部220は、入金記録帳900から入金記録帳番号を読み取ることで入金記録帳900を識別する(ステップS101)。例えば、ユーザ(入金者)がプリンタ200に入金記録帳900をかざし、プリンタ200は、入金記録帳900から入金記録帳番号を読み取る。
【0049】
図8は、入金記録帳900がプリンタ200にかざされた状態の例を示す説明図である。同図では、プリンタ200に読取部220のバーコードスキャナが設けられている。ユーザが、バーコードスキャナに入金記録帳番号のバーコード911(
図2)をかざすと、読取部220が入金記録帳番号を読み取る。
次に、第一制御部190は、読取部220が読み取った入金記録帳番号に対応付けられたテナント情報を入金処理関連情報記憶部181から読み出して表示部120に表示させる(ステップS102)。具体的には、入金処理関連情報取得部191が、ステップS101で読取部220が読み取った入金記録帳番号に対応付けられているテナント番号及びテナント名称を入金処理関連情報記憶部181から読み出す。そして、第一制御部190(例えば入金処理部192)は、得られたテナント情報(テナント番号及びテナント名称)の確認画面を表示部120に表示させる。
【0050】
図9は、表示部120が表示するテナント情報の確認画面の例を示す説明図である。同図の例で、表示部120は、領域A31にテナント番号を表示し、領域A32にテナント名を表示して、確認を促すメッセージを表示している。また、表示部120は、領域A33に通帳のページの指定を表示して、入金記録帳900のプリンタ200への挿入を促すメッセージを表示している。領域A33に示すページ番号は、入金処理関連情報取得部191が入金処理関連情報記憶部181から読み出した印刷開始ページ情報が示すページ番号である。
加えて、表示部120は、「確認」ボタンと「取消」ボタンとを表示している。ここでの「確認」ボタンは、入金記録帳900への印刷の処理の続行を指示するユーザ操作を受けるボタンである。一方、「取消」ボタンは、入金記録帳900への印刷の処理の中止を指示するユーザ操作を受けるボタンである。
【0051】
ステップS102の後、第一制御部190は、処理の続行を指示するユーザ操作が行われたか、処理の中止を指示するユーザ操作が行われたかを判定する(ステップS103)。
処理の続行を指示するユーザ操作が行われたと判定した場合(ステップS103:YES)、ページ判定部196は、入金記録帳900の印刷開始ページが開かれているか否かの確認を行う(ステップS104)。具体的には、ページ判定部196は、入金処理関連情報取得部191が入金処理関連情報記憶部181から読み出した印刷開始ページ情報が示すページ番号と、読取部220が入金記録帳900から読み取ったページ番号とが一致するか否かを判定する。一致しないと判定した場合、ページ判定部196は、正しいページ番号を示して入金記録帳900の入れ直しを促すメッセージを表示部120に表示させる。ページ判定部196は、正しいページが開かれるまで(入金処理関連情報取得部191が入金処理関連情報記憶部181から読み出した印刷開始ページ情報が示すページ番号と、読取部220が入金記録帳900から読み取ったページ番号とが一致すると判定するまで)この処理を繰り返す。
【0052】
次に、印刷開始位置決定部195は、印刷開始位置を決定する(ステップS105)。具体的には、印刷開始位置決定部195は、入金処理関連情報取得部191が入金処理関連情報記憶部181から読み出した印刷開始行情報に従って印刷開始行を決定し、読取部220が検出する印刷行マーク923の位置に基づいて、入金記録帳900における印刷開始行の先頭位置を特定する。
あるいは、読取部220が検出する印刷行マーク923の位置に基づいて印刷済行検出部291が印刷済みの行を検出し、印刷開始位置決定部195が、印刷済みの行のうち最下行の次の行を印刷開始行に決定するようにしてもよい。
【0053】
ステップS105までで印刷の準備が整うと、入金処理部192は入金処理を行う(ステップS106)。例えば、入金受付部140が貨幣の投入を受け、入金処理部192は、投入された金額を検出して入金する。
【0054】
入金処理を完了すると、第一制御部190(例えば入金処理部192)は、プリンタ200を制御して入金処理の結果を入金記録帳900に印刷させる(ステップS107)。印刷完了時に、第一制御部190(例えば入金処理関連情報取得部191)は、入金処理関連情報記憶部181が記憶している印刷開始位置情報(印刷開始ページ情報及び印刷開始行情報)を更新する。
ステップS107の後、
図7の処理を終了する。
一方、ステップS103で処理の中止を指示するユーザ操作が行われたと判定した場合(ステップS103:NO)、
図7の処理を終了する。この場合、入金処理及び入金記録の印刷は行われない。
【0055】
また、上記のように、入金機利用可否情報が入金不可を示している場合、入金処理部192は、入金処理を抑制する。すなわち、この場合、入金処理部192は入金処理を行わない。
例えば、入金処理部192はステップS102で、上述したテナント情報の表示に加えて、入金機利用可否情報の読み出しを行う。具体的には、入金処理部192は、ステップS101で得られた入金記録帳番号に対応付けられている入金機利用可否情報を入金処理関連情報記憶部181から読み出す。
【0056】
そして、ステップS103では入金処理部192は、ユーザ操作に加えて入金機利用可否情報に基づいて処理の分岐を行う。具体的には、入金処理部192はステップS103で、処理の続行を指示するユーザ操作が行われたと判定し、かつ、入金機利用可否情報が利用可能を示していると判定した場合に、ステップS104へ進む。
一方、入金処理部192はステップS103で、処理の中止を指示するユーザ操作が行われたと判定した場合、又は、入金機利用可否情報が利用不可を示していると判定した場合のいずれも、
図7の処理を終了する。
【0057】
なお、入金処理部192が、入金機利用可否情報が利用不可を示していると判定した場合に、入金機を利用できない旨のメッセージを表示部120に表示させるようにしてもよい。また、入金処理部192が、入金機利用可否情報が利用不可を示していると判定した場合に、ステップS102でのテナント情報の表示を抑制するようにしてもよいし、ユーザ操作が行われるのを待たずに
図7の処理を終了するようにしてもよい。
【0058】
図10は、入金機1がテナント情報の登録を行う処理手順の例を示すフローチャートである。操作入力部130がテナント情報の登録を指示するユーザ操作を受けると、入金機1は
図10の処理を行う。
図10の処理で、第一制御部190は、新規更新選択画面を表示部120に表示させる(ステップS201)。ここでいう新規更新選択画面は、テナント情報を新規に登録するか、登録されているテナント情報を更新するかを選択するユーザ操作を受ける画面である。
【0059】
図11は、表示部120が表示する新規更新選択画面の例を示す説明図である。同図の例で、表示部120は、「新規」ボタンと「更新」ボタンとを表示している。ここでの「新規」ボタンは、テナント情報の新規登録を選択するユーザ操作を受けるボタンである。一方、「更新」ボタンは、登録されているテナント情報の更新を選択するユーザ操作を受けるボタンである。
【0060】
そして、第一制御部190は、テナント情報の新規登録を選択するユーザ操作が行われたか、テナント情報の更新を選択するユーザ操作が行われたかを判定する(ステップS202)。
テナント情報の新規登録を選択するユーザ操作が行われたと判定した場合(ステップS202:YES)、第一制御部190は、登録内容の入力を受け付ける(ステップS205)。具体的には、第一制御部190は、表示部120に登録画面を表示させ、入力された情報を入金処理関連情報記憶部181に記憶させる。
【0061】
図12は、表示部120が表示する登録画面の例を示す説明図である。同図に示す登録画面には、テナント番号、テナント名称、記録帳発行日、印刷済ページ数、印刷済行数の各項目が示されている。ユーザがこれらの項目への入力を行って「完了」ボタンにタッチすると、第一制御部190は、入力された情報を入金処理関連情報記憶部181に記憶させる。
ステップS205の後、
図10の処理を終了する。なお、
図12の「取消」ボタンがタッチされた場合は、第一制御部190は、情報の登録を行わずに
図10の処理を終了する。
【0062】
一方、ステップS202でテナント情報の更新を選択するユーザ操作が行われたと判定した場合(ステップS202:NO)、第一制御部190は、テナント番号の入力を受け付ける(ステップS203)。具体的には、第一制御部190は、表示部120にテナント番号入力画面を表示させてテナント番号の入力を受ける。
図13は、表示部120が表示するテナント番号入力画面の例を示す説明図である。同図に示すテナント番号入力画面には、テナント番号の入力欄が設けられている。ユーザがこの入力欄にテナント番号を入力して「完了」ボタンにタッチすると、第一制御部190は、入力されたテナント番号を取得する。
【0063】
そして、第一制御部190は、得られたテナント番号に基づいて、登録されている情報(すなわち、更新前の情報)を取得する(ステップS204)。具体的には、入金処理関連情報取得部191は、ステップS203で得られたテナント番号に対応付けられている情報を、入金処理関連情報記憶部181から読み出す。
ステップS204の後、ステップS205へ遷移する。この場合、ステップS205で表示部120は、ステップS204で得られた更新前の情報を
図12の各項目に表示する。
【0064】
図14は、入金機1が入金記録帳900を発行する処理手順の例を示すフローチャートである。操作入力部130が入金記録帳900の発行を指示するユーザ操作を受けると、入金機1は
図14の処理を行う。
図14の処理で、第一制御部190は、テナント番号の入力を受け付ける(ステップS301)。具体的には、第一制御部190は、
図10のステップS203の場合と同様、表示部120にテナント番号入力画面を表示させてテナント番号の入力を受ける。
次に、第一制御部190は、入金記録帳900をプリンタ200に挿入するよう誘導するメッセージを表示部120に表示させる(ステップS302)。
【0065】
図15は、表示部120が表示する入金記録帳挿入誘導メッセージ画面の例を示す説明図である。このメッセージの表示を受けてユーザは、表紙910に入金記録帳番号(数字及びバーコード)、テナントの名称、及び、発行年月日が印刷されていない未完成の入金記録帳900をプリンタ200に挿入する。
なお、
図15の「取消」ボタンがタッチされた場合、第一制御部190は、入金記録帳900の発行を行わずに割込み処理にて
図14の処理を終了する。
【0066】
ステップS302の後、第一制御部190は、入金記録帳900がプリンタ200に挿入されたか否かを判定する(ステップS303)。挿入されていないと判定した場合(ステップS303:NO)、ステップS303へ戻る。すなわち、第一制御部190は、入金記録帳900がプリンタ200に挿入されるのを待ち受ける。
一方、入金記録帳900がプリンタ200に挿入されたと判定した場合(ステップS303:YES)、第一制御部190は、発行内容を確認する処理を行う(ステップS304)。具体的には、入金処理関連情報取得部191が、ステップS301で得られたテナント番号に対応付けられているテナント番号と、テナント名称とを入金処理関連情報記憶部181から読み出す。そして、第一制御部190は、得られたテナント番号とテナント名称とを示す発行内容確認画面を表示部120に表示させる。
【0067】
図16は、表示部120が表示する発行内容確認画面の例を示す説明図である。同図の例で、発行内容確認画面にはテナント番号、テナント名称、記録帳発行日の各項目が示されている。テナント番号、テナント名称の項目には、それぞれ入金処理関連情報取得部191が入金処理関連情報記憶部181から読み出したテナント番号、テナント名称が示されている。また、記録帳発行日の項目には、入金記録帳900の発行日となる今日の日付が示されている。
加えて、表示部120は、「発行」ボタンと「取消」ボタンとを表示している。ここでの「発行」ボタンは、入金記録帳900を発行する処理の続行を指示するユーザ操作を受けるボタンである。一方、「取消」ボタンは、入金記録帳900を発行する処理の中止を指示するユーザ操作を受けるボタンである。
【0068】
ステップS304の後、第一制御部190は、処理の続行を指示するユーザ操作が行われたか、処理の中止を指示するユーザ操作が行われたかを判定する(ステップS305)。
処理の続行を指示するユーザ操作が行われたと判定した場合(ステップS305:YES)、第一制御部190は、プリンタ200を制御して、入金記録帳900の表紙への入金記録帳番号(数字及びバーコード)、テナントの名称、及び、発行年月日の印刷を実行させる(ステップS306)。入金記録帳番号として、例えば、テナント番号と通し番号とを組み合わせた番号を用いる。但し、入金記録帳番号はこれに限らず、入金記録帳900を一意に識別できるものであればよい。
ステップS306の後、
図14の処理を終了する。
一方、ステップS305で処理の中止を指示するユーザ操作が行われたと判定した場合(ステップS305:NO)、
図14の処理を終了する。この場合、入金記録帳900の発行は行われない。
【0069】
以上のように、読取部220は、入金記録帳900に印刷されている入金記録帳番号を読み取る。そして、入金処理関連情報取得部191は、読取部220が読み取った入金記録帳番号に対応付けられた入金処理用情報(例えば入金機利用可否情報)を入金処理関連情報記憶部181から読み出す。入金処理部192は、入金受付部140が受けた入金を入金処理関連情報取得部191が取得した入金処理用情報に基づいて処理する。印刷実行部230は、入金処理部192が行った処理を示す入金記録を入金記録帳900に印刷する。
このように、印刷実行部230が入金記録を入金記録帳900に印刷することで、入金記録帳900毎に1枚の印紙を貼付すればよい。これにより、入金毎に記録紙を印刷して印紙を貼付する場合よりも印紙代を節約することができる。
また、読取部220は、入金記録帳900に印刷された入金記録帳番号を読み取るので、入金記録帳900に磁気ストライプ等を設ける必要がない。この点で、入金記録帳900のコストを低減させることができ、入金機1の運用コストを低減させることができる。
また、入金機1は、入金記録帳900から情報を読み取るためにカメラを備えていればよく、磁気ストライプを読み取る装置を備える構成よりも入金機1の製造コストを低減させることができる。
【0070】
また、入金処理関連情報取得部191は、読取部220が入金記録帳900から読み取った入金記録帳番号に対応付けられている入金機利用可否情報を入金処理関連情報記憶部181から読み出す。そして、入金処理部192は、入金処理関連情報取得部191が取得した入金機利用可否情報に基づいて入金処理を行う。具体的には、入金処理部192は、入金機利用可否情報が、当該入金機(入金処理部192自らを備えている入金機)を利用可能であることを示す場合に入金処理を行う。一方、入金機利用可否情報が当該入金機を利用不可能であることを示す場合、入金処理部192は入金処理を抑制する(すなわち、入金処理を行わない)。
このように、入金機1では、入金記録帳900から番号を読み取り、番号に対応付けられた入金機利用可否情報を入金処理関連情報記憶部181から読み出すという簡単な処理で、入金機の利用可否を確認して入金処理を行うことができる。
【0071】
また、印刷実行部230は、操作入力部130が受けるユーザ操作によって特定されたユーザに関する情報を印刷した入金記録帳900を発行する。
これにより、入金機1では、ユーザは、例えばテナント番号などユーザを特定する情報を入力するといった簡単な入力操作で入金記録帳900の発行を受けることができる。
【0072】
また、入金処理関連情報取得部191は、読取部220が入金記録帳900から読み取った入金記録帳番号に対応付けられた印刷開始位置情報を入金処理関連情報記憶部181から読み出す。そして、印刷実行部230は、入金処理関連情報取得部191が取得した印刷開始位置情報が示す印刷開始位置から入金記録の印刷を開始する。
このように、入金機1では、読取部220が読み取った入金記録番号に基づいて入金処理関連情報記憶部181から印刷開始位置情報を読み出すという簡単な処理で印刷開始位置を特定することができる。
【0073】
また、印刷開始位置決定部195は、読取部220が入金記録帳900から検出した印刷行マークの位置に基づいて入金記録の開始位置を決定する。そして、印刷実行部230は、印刷開始位置決定部195が決定した印刷開始位置から入金記録の印刷を開始する。
これにより、印刷開始位置決定部195は、入金記録帳900上で印刷開始位置を特定することができる。
【0074】
また、入金処理関連情報取得部191は、読取部220が入金記録帳900から読み取った入金記録帳番号に対応付けられた印刷開始ページ情報を入金処理関連情報記憶部181から読み出す。そして、表示部120は、入金処理関連情報取得部191が取得した印刷開始ページ情報が示す印刷開始ページ番号を表示する。
このように表示部120が印刷開始ページ番号を表示することで、ユーザ(入金者)が、印刷開始ページを開いて入金記録帳900をプリンタ200に挿入することが期待される。
【0075】
また、入金処理関連情報取得部191は、読取部220が入金記録帳900から読み取った入金記録帳番号に対応付けられた印刷開始ページ情報を入金処理関連情報記憶部181から読み出す。読取部220は、入金記録帳900のページ毎に設けられているページ識別マーク(例えば
図3のバーコード921)を読み取る。そして、ページ判定部196は、入金処理関連情報取得部191が取得した印刷開始ページ情報が示すページと、読取部220が読み取ったページ識別マークが示すページとが一致するか否かを判定する。
これにより、ページ判定部196は、印刷開始ページ以外のページが開かれていることを検出することができ、正しいページ(印刷開始ページ)を開くようユーザに促すことができる。
【0076】
なお、第一制御部190及び第二制御部290の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
【0077】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。