特許第6850470号(P6850470)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6850470
(24)【登録日】2021年3月10日
(45)【発行日】2021年3月31日
(54)【発明の名称】報知システム及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/01 20060101AFI20210322BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20210322BHJP
【FI】
   G06F3/01 560
   H04M1/00 R
【請求項の数】6
【全頁数】25
(21)【出願番号】特願2016-222973(P2016-222973)
(22)【出願日】2016年11月16日
(65)【公開番号】特開2017-97868(P2017-97868A)
(43)【公開日】2017年6月1日
【審査請求日】2019年8月23日
(31)【優先権主張番号】特願2015-224649(P2015-224649)
(32)【優先日】2015年11月17日
(33)【優先権主張国】JP
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】513059825
【氏名又は名称】インタアクト株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000718
【氏名又は名称】特許業務法人中川国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】下田 修
【審査官】 梅本 章子
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−065518(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0148608(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F3/01
G06F3/041−3/0488
H04M1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のユーザ端末装置の間でサーバ装置を介して報知情報を通信可能に設けられた報知システムであって、
前記ユーザ端末装置に設けられた報知ボタンと、
前記ユーザ端末装置に設けられ、該ユーザ端末装置を機械的に振動させる振動手段と、
前記報知ボタンを長押しする時間を計測する計測手段と、
前記計測手段により計測された時間に応じて前記報知ボタンを長押しした時間を認知させる認知手段と、
前記計測手段により計測された時間に応じて前記報知情報を変更する報知情報変更手段と、
を有し、
前記サーバ装置は、前記報知情報変更手段により変更された報知情報を目的のユーザ端末装置に送信する報知システムであって、
前記報知情報変更手段は、前記計測手段により計測された時間に応じて所定時間ごとに複数の報知情報を順に変更し、
前記認知手段は、前記報知情報が変更されるごとに前記振動手段により振動と停止とを交互に繰り返、前記振動と停止の振動周期が時間の経過とともに小さくなる振動パターンにより振動させ、前記振動パターンは前記所定時間ごとに繰り返されることを特徴とする報知システム。
【請求項2】
前記振動と停止とを交互に繰り返す振動動作における前記振動パターンの振動周期が時間の経過とともに指数関数的に小さくなることを特徴とする請求項1に記載の報知システム。
【請求項3】
前記報知情報変更手段は、前記計測手段により計測された時間に応じて複数の報知情報から所定の報知情報を選択すると共に、該所定の報知情報の文字サイズ、文字色、背景色、背景画像のうちの少なくとも一つを変更し、
前記サーバ装置は、前記報知情報変更手段により変更された報知情報を目的のユーザ端末装置に送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の報知システム。
【請求項4】
複数のユーザ端末装置の間でサーバ装置を介して報知情報を通信可能に設けられた報知システムをコンピュータを利用して実行するプログラムであって、
前記ユーザ端末装置に設けられた報知ボタンを長押しする時間を計測手段により計測する計測ステップと、
前記計測ステップにおいて計測した時間に応じて認知手段により前記報知ボタンを長押しした時間を認知させる認知ステップと、
を有し、
前記認知ステップは、
前記計測ステップにおいて、前記計測手段により計測された時間に応じて所定時間ごとに報知情報変更手段により複数の前記報知情報を順に変更する報知情報変更ステップと、
前記報知情報が変更されるごとに、前記ユーザ端末装置を振動させる振動手段により振動と停止とを交互に繰り返、前記振動と停止の振動周期が時間の経過とともに小さくなる振動パターンにより振動させ、前記振動パターンは前記所定時間ごとに繰り返される振動ステップと、
を有し、
前記報知情報変更ステップにおいて変更された報知情報を前記サーバ装置により目的のユーザ端末装置に送信する送信ステップと、
を実行することを特徴とするプログラム。
【請求項5】
前記振動と停止とを交互に繰り返す振動動作における前記振動パターンの振動周期が時間の経過とともに指数関数的に小さくなることを特徴とする請求項に記載のプログラム。
【請求項6】
前記報知情報変更ステップにおいて、前記計測ステップにおいて計測した時間に応じて前記報知情報変更手段により複数の報知情報から所定の報知情報を選択すると共に、該所定の報知情報の文字サイズ、文字色、背景色、背景画像のうちの少なくとも一つを変更し、
前記送信ステップにおいて、前記報知情報変更ステップで変更された報知情報を前記サーバ装置により目的のユーザ端末装置に送信することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビ、インターフォン、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)等の据置型或いは携帯型の複数のユーザ端末装置の間でサーバ装置を介して各種の報知情報を通信可能に設けられた報知システム及びこれに用いられるプログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1では、ユーザ端末装置に設けられた緊急ボタンを押す回数に応じてユーザに緊急ボタンを押した回数を認知させるものが提案されている。
【0003】
特許文献2では、キーの長押し時間に応じて定型メールの送信先や送信用メールを選択し、選択操作の開始通知や選択操作の失敗通知や送信動作の完了通知を携帯電話端末に備えられたバイブレータの振動によりユーザに通知したり、押下時間の長さを示す単位時間の経過回数をバイブレータの振動回数によりユーザに通知することが記載され、バイブレータの振動モード(振動回数や振動周波数や振動間隔等)を各通知毎に異なる値を用いることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2015−053545号公報
【特許文献2】特開2012−109781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、緊急ボタンを押す回数に応じて選択する報知情報が多い場合には、緊急ボタンを押す回数が増加し、ユーザに負担があった。
【0006】
また、特許文献2では、キーの長押し時間に応じて定型メールの送信先や送信用メールを選択するためキーを押す回数を低減してユーザへの負担が少ないもののバイブレータの振動モードを感触により識別することが困難であった。特にキーの押下時間の長さを示す単位時間の経過回数をバイブレータの振動回数によりユーザに通知する場合にはキーから指を離すタイミングをユーザ自身がバイブレータの振動回数を計りつつ操作しなければならないため誤ってキーから指を離す誤操作が生じ易い。
【0007】
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、報知ボタンを長押しする時間に応じて報知情報を選択し、選択された報知情報が容易に識別できる報知システム及びプログラムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するための本発明に係る報知システムの代表的な構成は、複数のユーザ端末装置の間でサーバ装置を介して報知情報を通信可能に設けられた報知システムであって、前記ユーザ端末装置に設けられた報知ボタンと、前記ユーザ端末装置に設けられ、該ユーザ端末装置を機械的に振動させる振動手段と、前記報知ボタンを長押しする時間を計測する計測手段と、前記計測手段により計測された時間に応じて前記報知ボタンを長押しした時間を認知させる認知手段と、前記計測手段により計測された時間に応じて前記報知情報を変更する報知情報変更手段と、を有し、前記サーバ装置は、前記報知情報変更手段により変更された報知情報を目的のユーザ端末装置に送信する報知システムであって、前記報知情報変更手段は、前記計測手段により計測された時間に応じて所定時間ごとに複数の報知情報を順に変更し、前記認知手段は、前記報知情報が変更されるごとに前記振動手段により振動と停止とを交互に繰り返、前記振動と停止の振動周期が時間の経過とともに小さくなる振動パターンにより振動させ、前記振動パターンは前記所定時間ごとに繰り返されることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係るプログラムの代表的な構成は、複数のユーザ端末装置の間でサーバ装置を介して報知情報を通信可能に設けられた報知システムをコンピュータを利用して実行するプログラムであって、前記ユーザ端末装置に設けられた報知ボタンを長押しする時間を計測手段により計測する計測ステップと、前記計測ステップにおいて計測した時間に応じて認知手段により前記報知ボタンを長押しした時間を認知させる認知ステップと、を有し、前記認知ステップは、前記計測ステップにおいて、前記計測手段により計測された時間に応じて所定時間ごとに報知情報変更手段により複数の前記報知情報を順に変更する報知情報変更ステップと、前記報知情報が変更されるごとに、前記ユーザ端末装置を振動させる振動手段により振動と停止とを交互に繰り返、前記振動と停止の振動周期が時間の経過とともに小さくなる振動パターンにより振動させ、前記振動パターンは前記所定時間ごとに繰り返される振動ステップと、を有し、前記報知情報変更ステップにおいて変更された報知情報を前記サーバ装置により目的のユーザ端末装置に送信する送信ステップと、を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、報知ボタンを長押しする時間に応じて報知情報を選択し、選択された報知情報が容易に識別できる報知システム及びプログラムを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明に係る報知システムの複数のユーザ端末装置とサーバ装置との構成を示すブロック図である。
図2】本発明に係る報知システムのユーザ端末装置の制御系の構成を示すブロック図である。
図3】本発明に係る報知システムのユーザ端末装置に設けられるウェブブラウザとジャバスクリプトと、サーバ装置との構成を示すブロック図である。
図4】本発明に係る報知システムのユーザ端末装置に設けられるジャバスクリプトに設けられる指数関数的な数値配列を作成する振動パターン作成部と、該振動パターン作成部により作成した指数関数的な数値配列を振動パターンとしてブラウザに伝達する振動制御部と、ブラウザと、ユーザ端末装置に設けられる振動手段との構成を示すブロック図である。
図5】本発明に係る報知システムを実行するプログラムによる処理を説明するフローチャートである。
図6図5のステップS1におけるユーザ端末装置の機械的振動を実行するプログラムによる処理を説明するフローチャートである。
図7】本発明に係る報知システムにおいて報知ボタンの長押し時間に応じて報知情報を変更するプログラムの一部を抜粋した図である。
図8】本発明に係る報知システムにおいて報知ボタンの長押し時間に応じて選択された報知情報を強調表示するプログラムの一部を抜粋した図である。
図9】本発明に係る報知システムのユーザ端末装置に設けられるジャバスクリプトに設けられる振動パターン作成部により指数関数的な数値配列を振動パターンとして作成するプログラムの一部を抜粋した図である。
図10】(a)は振動パターンの総合時間Tが3000msecの場合の指数関数的な数値配列の一例を示す図である。(b)は、(a)に示す数値配列をグラフ化した図である。
図11】第1実施形態において、(a)は送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知ボタンの初期画面を示す図である。(b)は報知ボタンを3秒未満長押しした場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(c)は報知ボタンを3秒未満長押しして報知ボタンから指を離した場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(d)は報知ボタンを3秒以上、且つ6秒未満長押しした場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(e)は報知ボタンを3秒以上、且つ6秒未満長押しして報知ボタンから指を離した場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。
図12】第1実施形態において、(a)は報知ボタンを6秒以上、且つ9秒未満長押しした場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(b)は報知ボタンを6秒以上、且つ9秒未満長押しして報知ボタンから指を離した場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(c)は報知ボタンを9秒以上、且つ12秒未満長押しした場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(d)は報知ボタンを9秒以上、且つ12秒未満長押しして報知ボタンから指を離した場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。
図13】計測手段により測定された報知ボタンの長押し時間に対応して複数の報知情報の中から所定の選択項目をサーバ装置に送信するプログラムの一部を抜粋した図である。
図14】第2実施形態において、(a)は報知ボタンを1秒未満長押しした場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(b)は報知ボタンを1秒未満長押しして報知ボタンから指を離した場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(c)は報知ボタンを1秒未満長押しして報知ボタンから指を離した場合に受信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(d)は報知ボタンを1秒以上、且つ2秒未満長押しした場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(e)は報知ボタンを1秒以上、且つ2秒未満長押しして報知ボタンから指を離した場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(f)は報知ボタンを1秒以上、且つ2秒未満長押しして報知ボタンから指を離した場合に受信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(g)は報知ボタンを2秒以上、且つ3秒未満長押しした場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(h)は報知ボタンを2秒以上、且つ3秒未満長押しして報知ボタンから指を離した場合に送信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。(i)は報知ボタンを2秒以上、且つ3秒未満長押しして報知ボタンから指を離した場合に受信者側のユーザ端末装置の表示手段に画面表示される報知情報を示す図である。
図15】振動パターンの総合時間Tが3000msecの場合の振動時間tvと、停止時間tsとの減少度合いを調整する係数aに対する一番最初の振動時間tv1の許容範囲を示す図である。
図16】振動パターンの総合時間Tが3000msecの場合の振動時間tvと、停止時間tsとの減少度合いを調整する係数aの値の変化による一番最初の振動時間tv1の値の推移を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図により本発明に係る報知システム及びこれに用いられるプログラムの一実施形態を具体的に説明する。
【実施例1】
【0013】
先ず、図1図13を用いて本発明に係る報知システム及びこれに用いられるプログラムの第1実施形態の構成について説明する。
【0014】
図1図3において、5は、予め登録された複数のユーザ1a,1bが所有するテレビ、インターフォン、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)等の据置型或いは携帯型の複数のユーザ端末装置2a,2bの間でサーバ装置3を介して、例えば、図11及び図12に示す報知情報4a〜4dを通信可能に設けられた報知システムであって、コンピュータシステムを利用して構築されている。
【0015】
図1に示すように、複数のユーザ端末装置2a,2bと、サーバ装置3との間はインターネットやインターネットをベースとしたコンピュータ資源の利用形態であるクラウドコンピューティング(cloud computing)等のネットワーク6を介して通信可能とされる。
【0016】
図2に示すように、ユーザ端末装置2の内部には、制御手段となるCPU(Central Processing Unit;中央演算装置)等を有する制御部7が設けられている。制御部7には、記憶手段としてCPUが実行する各種制御コードを格納する不揮発性記憶部からなるROM(Read Only Memory ;リードオンリメモリ)が設けられている。更に、記憶手段としてCPUの主メモリ、ワークエリア等として機能する一時記憶用のRAM(Randam Access Memory ;ランダムアクセスメモリ)等が設けられている。
【0017】
制御部7には、図11及び図12に示すユーザ端末装置2に設けられた報知ボタンとなるカテゴリ選択ボタン19を長押しする時間を計測する計測手段となる時間計測モジュール8が設けられている。
【0018】
ユーザ端末装置2に設けられた入力部9には、図11及び図12に示すように、表示手段となる表示画面10に画面表示される報知ボタンとなるタッチパネルからなるカテゴリ選択ボタン19が設けられている。表示手段となる表示画面10は、報知ボタンとなるカテゴリ選択ボタン19を画面表示する。
【0019】
尚、タッチパネルからなるカテゴリ選択ボタン19の代わりに表示画面10に表示されたカテゴリ選択ボタン19を図示しないマウスによりクリックしたり、ユーザ端末装置2本体に設けられた機械式のキー等により構成されるカテゴリ選択ボタン19を押すことでも良い。
【0020】
制御部7には、時間計測モジュール8により計測されたカテゴリ選択ボタン19が長押しされる時間に応じて、例えば、図11及び図12に示す報知情報4を変更する報知情報変更手段となる画面変更モジュール14が設けられている。
【0021】
時間計測モジュール8により計測されたカテゴリ選択ボタン19が長押しされる時間に応じて、報知情報変更手段となる画面変更モジュール14により図11(a)に示す複数の報知情報となる「回覧板」「耳より」「趣味の会」、図12(c)に示す「設定」から所定の報知情報を選択すると共に、該所定の報知情報の文字サイズ、文字色、文字の背景色、カテゴリ選択ボタン19の背景色、文字の背景画像、カテゴリ選択ボタン19の背景画像のうちの少なくとも一つを変更する。
【0022】
更に、本実施形態で使用される各ユーザ端末装置2には、該ユーザ端末装置2を機械的に振動させる振動手段となるモータ29が設けられており、該モータ29を回転駆動することにより図2に示すバイブレータ38を作動させて該ユーザ端末装置2を機械的に振動させる。
【0023】
制御部7には、時間計測モジュール8により計測されたカテゴリ選択ボタン19が長押しされる時間に応じて、振動手段となるモータ29によりユーザ端末装置2を機械的に振動させる振動パターンを変更する振動パターン変更手段となるバイブレーションモジュール28が設けられている。
【0024】
時間計測モジュール8により計測された時間に応じて報知ボタンとなるカテゴリ選択ボタン19を長押しした時間をユーザ1aに認知させる認知手段がバイブレーションモジュール28、モータ29及びバイブレータ38等により構成される。
【0025】
本実施形態のバイブレーションモジュール28(振動パターン変更手段、認知手段)は、ユーザ端末装置2を機械的に振動させる振動手段となるモータ29の回転駆動による図2に示すバイブレータ38の図10(b)に示す振動と停止とを交互に繰り返す振動動作における振動パターンの振動周期が時間の経過とともに指数関数的に小さくなるように設定している。
【0026】
図4に示すように、ジャバスクリプト(JavaScript(登録商標))17の内部には、振動パターン作成部(Vibrate Pattern Maker)32が設けられており、該振動パターン作成部32により図9に示すプログラム33を用いて図10(a),(b)に示す指数関数的な数値配列を作成する。
【0027】
例えば、図10(a)は、振動パターンの総合時間Tが3000msecの場合の指数関数的な数値配列の一例を示す図である。図10(b)は、図10(a)に示す数値配列を以下の数1式に示す指数関数式を用いてグラフ化した図である。ここで、図10(b)のx軸上に示すxは繰り返されるユーザ端末装置2の振動と停止の総合回数(0,1,2,3,…,k番目)を示し、t(図10(b)のt軸)は、ユーザ端末装置2の振動と停止とを交互に繰り返す振動動作における振動パターンにおける振動時間tvと停止時間tsとをそれぞれ示す。
【0028】
[数1]
t=300×0.9
【0029】
図10(a)の上から順に(図10(b)の左から順に)1番目が300msec、2番目が270msec、3番目が244msec、…のように数値配列の順番xと時間tとが関連付けられる。
【0030】
図10(a),(b)に示す数値配列は、ユーザ端末装置2を機械的に振動させる振動手段となるモータ29の回転駆動による図2に示すバイブレータ38の振動と停止とが交互に配列されたものである。
【0031】
図10(b)のt軸上の300msecの棒グラフがユーザ端末装置2が振動している時間(一番最初の振動時間tv1)を示す。その右側に配列される図10(b)のt軸上の270msecの棒グラフがユーザ端末装置2の振動が停止している時間(停止時間ts1)を示す。更に、その右側に配列される図10(b)のt軸上の244msecの棒グラフがユーザ端末装置2が振動している時間(二番目の振動時間tv2)を示す。このようにユーザ端末装置2の振動と停止が交互に繰り返され振動パターンの振動時間tvと停止時間tsとが図10(b)のx軸で示す時間の経過とともに小さくなる。
【0032】
図4に示す振動パターン作成部32により作成された指数関数的な数値配列は、振動制御部(Navigator Vibrate)34により振動パターンとしてブラウザ15に伝達される。該ブラウザ15を経由して送信者が使用するユーザ端末装置2aのモータ29を回転駆動して図2に示すバイブレータ38を振動パターン通りに振動させる。
【0033】
振動制御部34としては、例えば、Mozilla社が提供するソフトウエア「Vibration API」(「https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/Guide/API/Vibration」「http://www.w3.org/TR/vibration/」参照)が適用出来る。
【0034】
図2に示すように、サーバ装置3は、ユーザ端末装置2にインストールされたブラウザ15を介して制御部7や入力部9、表示画面10、振動手段となるモータ29の回転駆動により振動するバイブレータ38との間で情報処理が行われる。サーバ装置3は、送信者が使用するユーザ端末装置2aの画面変更モジュール14により変更された報知情報4を目的の受信者が使用するユーザ端末装置2bに送信する。
【0035】
図3に示すように、ユーザ端末装置2のブラウザ15にはジャバスクリプト(JavaScript(登録商標))17によって記述されたファイルが実装されている。ジャバスクリプト17上のプログラムを読み込んでブラウザ15で表示するウェブページの表示を適宜変更することが出来る。
【0036】
ユーザ端末装置2とサーバ装置3との間ではHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)の通信プロトコルを用いて通信され、html(HyperText Markup Language)、css(Cascading Style Sheets)、ジャバスクリプト(JavaScript(登録商標))17、jQuery(ジェイ・クエーリ)等を用いて表示画面10に画面情報として報知情報4やカテゴリ選択ボタン19等を表示することが出来る。
【0037】
jQueryはからオープンソースのプログラムソフトとして容易に取得出来る。
【0038】
図2に示すブラウザ15は、制御部7に設けられた計測手段となる時間計測モジュール8により計測されたカテゴリ選択ボタン19(報知ボタン)を長押しする時間に応じて、該カテゴリ選択ボタン19を長押しした時間をユーザ1aに認知させる認知手段としてモータ29の回転駆動により振動するバイブレータ38によりユーザ端末装置2を振動させる振動パターンを変更する振動パターン変更手段となるバイブレーションモジュール28を有する。
【0039】
バイブレーションモジュール28(振動パターン変更手段)は、具体的にはブラウザ15に実装された図4に示すジャバスクリプト(JavaScript(登録商標))17のプログラム中に図9に示すプログラム33が書き込まれており、図11及び図12に示すユーザ端末装置2の表示画面10に表示されるカテゴリ選択ボタン19を長押しする時間に応じて、図2に示すモータ29の回転駆動により振動するバイブレータ38によりユーザ端末装置2の振動と停止とを交互に繰り返す振動動作における振動パターンの振動周期を図10(b)に示すように時間の経過とともに小さくなるように変更する。
【0040】
具体的な振動パターンは、図10(b)に示すように、カテゴリ選択ボタン19の長押しを開始(0msec)してから300msec(一番最初の振動時間tv1)までは1回目の振動を実行する。次に、カテゴリ選択ボタン19の長押しを開始(0msec)してから300msecが経過すると、その時点から270msec(停止時間ts1)までは振動を停止する。
【0041】
カテゴリ選択ボタン19の長押しを開始(0msec)してから570msec(=300msec+270msec)が経過すると、その時点から244msec(二番目の振動時間tv2)までは2回目の振動を実行する。2回目の振動開始から244msecが経過すると、その時点から219msec(停止時間ts2)までは振動を停止する。
【0042】
カテゴリ選択ボタン19の長押しを開始(0msec)してから1032msec(=300msec+270msec+244msec+220msec))が経過すると、その時点から197msec(三番目の振動時間tv3)までは3回目の振動を実行する。3回目の振動開始から197msecが経過すると、その時点から178msec(停止時間ts3)までは振動を停止する。
【0043】
このように、振動パターンは、図10(b)に示すように、カテゴリ選択ボタン19の長押しを開始(0msec)してから図2に示すモータ29の回転駆動により振動するバイブレータ38によりユーザ端末装置2を振動させる振動時間tvと、停止時間tsとがそれぞれ指数関数的に小さくなるように交互に繰り返される。
【0044】
そして、カテゴリ選択ボタン19の長押しを開始(0msec)してから図2に示すモータ29の回転駆動により振動するバイブレータ38によりユーザ端末装置2を振動させる現在の振動時間tvと、停止時間tsとの合計延べ時間tnが予め設定された振動パターンの総合時間T(3000msec)に達すると、図11(b),(d)及び図12(a),(c)に示すように、ユーザ端末装置2の表示画面10上のカテゴリ選択ボタン19(報知ボタン)の中央部に「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」が強調文字として順次表示され、各「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の強調文字が表示された状態でそれぞれ図10(b)に示す振動パターンによるユーザ端末装置2の振動と、停止とが繰り返される。
【0045】
図10(b)に示すように、ユーザ端末装置2の振動時間tvと、停止時間tsとが指数関数的に減少して行く。このため振動パターンの振動時間tvと、停止時間tsとの合計延べ時間tnが予め設定された振動パターンの総合時間Tを超えないようにしなければならない。そのため制御部7は、図6のステップS21において、振動パターンの総合時間Tの取得を行なう。
【0046】
本実施形態の振動パターン作成部32は、以下の数2式で示す指数関数式からユーザ端末装置2の振動パターンにおける図10(b)に示す振動時間tvと停止時間tsとを交互に算出する。図10(b)のx軸上に示すxは、図10(b)に示すように繰り返されるユーザ端末装置2の振動と停止の総合回数(0,1,2,3,…,k番目)とする。即ち、xは、ユーザ端末装置2の振動パターンにおける振動と停止を交互に繰り返す振動実行信号と停止実行信号との延べ回数を意味する。更に、tv1は、図10(b)の最も左側の棒グラフで示す一番最初の振動時間である。aは振動時間tv1,tv2,…,tv(k−1)、停止時間ts1,ts2,…,tskの減少度合いを調整する係数である。
【0047】
[数2]
t=tv1×a
【0048】
尚、前記数2式において、振動時間tv、停止時間tsの減少度合いを調整する係数aは、振動時間tvと停止時間tsとを減少させる必要があるため1未満の値に設定される。係数aが「1」に近づくほど振動時間tv、停止時間tsの減少度合いは、緩慢なカーブを描いて減少し、係数aが「0」に近づくほど振動時間tv、停止時間tsの減少度合いは、急峻なカーブを描いて減少する。
【0049】
振動時間tv、停止時間tsは、時間の経過により限りなく「0」に近づくものの完全に「0」になることはない。このため係数aが「0」に近づくと、前記数2式で示す指数関数式を用いて求めた振動時間tv、停止時間tsの小数点以下を切り上げた時間tvr,tsrの値が「1」となる回数が多くなる。その場合、メモリ35に記憶される値が多くなりメモリ35の負担が増大する。
【0050】
また、振動時間tv、停止時間tsの減少度合いが緩慢に過ぎると、ユーザがユーザ端末装置2aの振動時間tv、停止時間tsの減少度合いを感触により認知することが困難となり、逆に、振動時間tv、停止時間tsの減少度合いが急峻に過ぎると、図11(b),(d)及び図12(a),(c)に示すように、ユーザ端末装置2の表示画面10上の「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の各項目が切り替わるタイミングをユーザがユーザ端末装置2aの振動時間tv、停止時間tsの減少度合いに基づいて感触により認知することが困難となる。
【0051】
本発明者のモニター実験によれば、図10(b)の横軸上に示す送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動時間tvと停止時間tsとが10msec未満の割合が全体の1/3程度に設定した場合、ユーザがユーザ端末装置2aの振動時間tv、停止時間tsの減少度合いを感触により認知することが容易であった。前記振動時間tvと停止時間tsとが10msec未満が続く割合が全体の1/2を超えると、振動時間tv、停止時間tsの減少度合いが急峻に過ぎて図11(b),(d)及び図12(a),(c)に示すように、ユーザ端末装置2の表示画面10上の「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の各項目が切り替わるタイミングをユーザがユーザ端末装置2aの振動時間tv、停止時間tsの減少度合いに基づいて感触により認知することが困難であったとのモニター結果が得られた。
【0052】
図15は、振動パターンの総合時間Tが3000msecの場合の振動時間tvと、停止時間tsとの減少度合いを調整する係数aに対する一番最初の振動時間tv1の許容範囲を示す図である。図15に示すように、振動パターンの総合時間Tが3000msecの場合の振動時間tvと、停止時間tsとの減少度合いを調整する係数aの値が0.74〜0.94の範囲におけるユーザが認知できる許容範囲の値は、モニタリングの結果から図15に示すように、係数aのそれぞれの値に対して、一番最初の振動時間tv1の最大値tv1(max)と、一番最初の振動時間tv1の最小値tv1(min)との間の時間である。図16は、振動パターンの総合時間Tが3000msecの場合の振動時間tvと、停止時間tsとの減少度合いを調整する係数aの値の変化による一番最初の振動時間tv1の値の推移を示す図である。図16のx軸上に示す振動時間tvと、停止時間tsとの減少度合いを調整する係数aが0.74〜0.94に増加するに伴って一番最初の振動時間tv1の最大値tv1(max)と、一番最初の振動時間tv1の最小値tv1(min)とは、次第に小さくなると共に、一番最初の振動時間tv1の最大値tv1(max)と、一番最初の振動時間tv1の最小値tv1(min)との差は、次第に小さくなる。
【0053】
図10(b)に示す振動パターンは、図10(a)に示す数値配列として記憶手段となるメモリ35に記憶されている。
【0054】
図10(a),(b)に示す振動パターンを作成するためには、図6のステップS22に示すように、何も記憶していない数値配列からなる空の振動パターン配列を作成する。そして、その空の振動パターン配列に、前記数2式で示す指数関数式により算出した振動時間tvと停止時間tsとを格納してメモリ35に記憶する。
【0055】
更に、図2に示すブラウザ15は、制御部7に設けられた計測手段となる時間計測モジュール8により計測されたカテゴリ選択ボタン19(報知ボタン)を長押しする時間に応じて、図11及び図12に示す複数の報知情報4a〜4dとなる「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」から所定の報知情報4を選択する。そして、画面変更モジュール14(報知情報変更手段)は、図11(b),(d)、図12(a),(c)に示すように、選択した該所定の報知情報4の文字サイズ、文字色、背景色、背景画像のうちの少なくとも一つを変更する。
【0056】
画面変更モジュール14(報知情報変更手段)は、具体的にはブラウザ15に実装されたジャバスクリプト(JavaScript(登録商標))17のプログラム中に図7及び図8に示すプログラム36,37が書き込まれており、表示画面10に表示されるカテゴリ選択ボタン19(報知ボタン)を長押しする時間に応じて、図11(b),(d)、図12(a),(c)に示すように、選択した該所定の報知情報4の文字サイズを100px(ピクセル)に拡大し、文字の書体をbold(太字)に変更し、文字の背景色を「#ffecfc(マゼンタ色)」に変更して強調表示する(図8のプログラム37a参照)。そして、所望の報知情報4が表示画面10に表示されているタイミングでユーザ1aがカテゴリ選択ボタン19(報知ボタン)から指を離すと、図11(c),(e)、図12(b),(d)に示すように、「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の所定の背景画像に遷移する。
【0057】
次に図1図12を用いて、図1に示す複数のユーザ端末装置2(2a,2b)の間でサーバ装置3を介して報知情報4(4a〜4d)を通信可能に設けられた報知システム5をコンピュータを利用して実行するプログラムについて説明する。
【0058】
図5のステップS1において、振動パターン作成部32により3秒間(図10(a),(b)に示す総合時間Tが3000msec)の振動パターンを作成する。
【0059】
次に、ステップS2において、制御部7は、送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10上に図11及び図12に示す報知情報4a〜4dの選択項目数がいくつあるのかを取得する。
【0060】
本実施形態では、図11及び図12に示す報知情報4a〜4dの選択項目数は、「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の4項目である。図11及び図12に示す報知情報4a〜4dの選択項目は、予めメモリ35に記憶されており、制御部7は、メモリ35に記憶された報知情報4a〜4dの選択項目数を取得する。
【0061】
次に、ステップS3において、図2に示す制御部7に設けられたカウンタモジュール12のカウント値を「0」にリセットする。カウンタモジュール12は、図11及び図12に示す「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の4項目の報知情報4a〜4dのうちでどの項目目(項目順序)かをカウントする。
【0062】
次に、ステップS4において、送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10に表示されたカテゴリ選択ボタン19をユーザ1aが押下(長押し)する。
【0063】
次に、ステップS5において、制御部7は、時間計測モジュール8(計測手段)のタイマをクリア(初期化)し、ステップS6において、制御部7は、時間計測モジュール8(計測手段)のタイマによりカテゴリ選択ボタン19の長押し時間の測定を開始する。
【0064】
本実施形態では、ステップS6が送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10に表示されたカテゴリ選択ボタン19をユーザ1aが長押しする時間を時間計測モジュール8(計測手段)により計測する計測ステップである。
【0065】
次に、ステップS7において、制御部7は、カウンタモジュール12のカウント値が前記ステップS2で取得した報知情報4a〜4dの選択項目数よりも小さいか否かを判断する。
【0066】
前記ステップS7において、カウンタモジュール12のカウント値が前記ステップS2で取得した報知情報4a〜4dの選択項目数よりも小さい場合には、ステップS8に進んで、カウンタモジュール12のカウント値に応じた図11及び図12に示す「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の4項目の報知情報4a〜4dの中から所定の選択項目のフォントサイズ、文字の色、背景色を変更して図11(b),(d)に示す「回覧板」「耳より」及び図12(a),(c)に示す「趣味の会」「設定」のように各選択項目を適宜強調表示する。
【0067】
本実施形態の強調表示は、図8のプログラム37aに記載されたように、カテゴリ選択ボタン19の長押し時間に応じて選択された所定の報知情報4a〜4dの文字サイズを100px(ピクセル)に拡大し、文字の書体をbold(太字)に変更し、文字の背景色を「#ffecfc(マゼンタ色)」に変更して強調表示した一例である。
【0068】
本実施形態では、ステップS8は、前記ステップS6の計測ステップにおいて計測したカテゴリ選択ボタン19の長押し時間に応じてバイブレーションモジュール28(認知手段)によりユーザ1aがカテゴリ選択ボタン19(報知ボタン)を長押しした時間を認知させる認知ステップである。
【0069】
更に、ステップS8で示す認知ステップは、前記ステップS6の計測ステップにおいて計測したカテゴリ選択ボタン19の長押し時間に応じて画面変更モジュール14(報知情報変更手段)により送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10に表示される報知情報4a〜4dを変更する報知情報変更ステップを有する。
【0070】
そして、この報知情報変更ステップにおいて、前記ステップS6の計測ステップにおいて計測したカテゴリ選択ボタン19の長押し時間に応じて画面変更モジュール14(報知情報変更手段)により図11(a),(b),(d)、図12(a),(c)に示す複数の報知情報4a〜4dから所定の報知情報4を選択すると共に、該所定の報知情報4の文字サイズ、文字色、背景画像のうちの少なくとも一つを変更して強調表示する。
【0071】
次に、ステップS9において、制御部7は、カウンタモジュール12のカウント値を「1」増やす。
【0072】
次に、ステップS10において、前記ステップS1で作成した3秒間(図10(a),(b)に示す総合時間Tが3000msec)の振動パターンでモータ29(振動手段)を回転駆動してバイブレータ38により送信者が使用するユーザ端末装置2aを機械的に振動させる。
【0073】
本実施形態では、ステップS10は、前記ステップS6の計測ステップにおいて計測したカテゴリ選択ボタン19の長押し時間に応じてバイブレーションモジュール28(認知手段)によりユーザ1aがカテゴリ選択ボタン19(報知ボタン)を長押しした時間を認知させる認知ステップである。
【0074】
更に、ステップS10で示す認知ステップは、前記ステップS6の計測ステップにおいて計測したカテゴリ選択ボタン19の長押し時間に応じてモータ29及びバイブレータ38(振動手段)により送信者が使用するユーザ端末装置2aを図10(b)に示す所定の振動パターンで機械的に振動させる振動ステップを有する。
【0075】
また、ステップS10で示す振動ステップは、バイブレーションモジュール28(振動パターン変更手段)により送信者が使用するユーザ端末装置2aを機械的に振動させる振動パターンを、前記ステップS6の計測ステップにおいて計測したカテゴリ選択ボタン19の長押し時間に応じて変更する振動パターン変更ステップを有する。この振動パターン変更ステップにおいて、送信者が使用するユーザ端末装置2aの機械的振動と停止とを交互に繰り返す振動動作における振動パターンの振動周期が図10(b)に示すように、時間の経過とともに指数関数的に小さくなるように設定される。
【0076】
次に、ステップS11において、制御部7は、前記ステップS6で時間計測モジュール8(計測手段)のタイマによりカテゴリ選択ボタン19の長押し時間の測定を開始した時点から3秒が経過する前に送信者が使用するユーザ端末装置2aのカテゴリ選択ボタン19からユーザ1aが指を離したか否かを判断する。
【0077】
前記ステップS11において、ユーザ1aがカテゴリ選択ボタン19の長押しを続けている場合は、ステップS12に進んで、前記ステップS6で時間計測モジュール8(計測手段)のタイマによりカテゴリ選択ボタン19の長押し時間の測定を開始した時点から前記ステップS1で作成した振動パターンの機械的振動が3秒間続き、3秒が経過すると、次の選択項目に遷移し、前記ステップS7に戻る。
【0078】
例えば、図11及び図12に示す「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の4項目の報知情報4a〜4dの中から図11(b)に示すように、「回覧板」が強調表示された場合にカウンタモジュール12のカウント値が「1」になり、図11(d)に示すように、「耳より」が強調表示された場合にカウンタモジュール12のカウント値が「2」になり、図12(a)に示すように、「趣味の会」が強調表示された場合にカウンタモジュール12のカウント値が「3」になり、図12(c)に示すように、「設定」が強調表示された場合にカウンタモジュール12のカウント値が「4」になる。
【0079】
そして、カウンタモジュール12のカウント値が「4」になると、前記ステップS2で取得した項目数「4」に到達するため前記ステップS7において、カウンタモジュール12のカウント値「4」が前記ステップS2で取得した報知情報4a〜4dの選択項目数「4」以上である場合には、ステップS13に進んで、制御部7は、カウンタモジュール12のカウント値を「0」に初期化し、ステップS14において、時間計測モジュール8(計測手段)のタイマをクリア(初期化)し、ステップS15において、送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10を図11(a)に示すカテゴリ選択ボタン19を長押しする前の初期画面に戻して前記ステップS4に戻る。
【0080】
前記ステップS11において、前記ステップS6で時間計測モジュール8(計測手段)のタイマによりカテゴリ選択ボタン19の長押し時間の測定を開始した時点から3秒が経過する前に送信者が使用するユーザ端末装置2aのカテゴリ選択ボタン19からユーザ1aが指を離した場合には、ステップS16に進んで、時間計測モジュール8(計測手段)のタイマをクリア(初期化)する。
【0081】
次に、ステップS17において、制御部7は、図13に示すプログラム39を用いて時間計測モジュール8(計測手段)のタイマにより測定されたカテゴリ選択ボタン19の長押し時間に対応するカウンタモジュール12のカウント値に応じた図11及び図12に示す「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の4項目の報知情報4a〜4dの中から所定の選択項目(httpリクエスト)をサーバ装置3に送信し、図11(c),(e)、図12(b),(d)に示すようにユーザ端末装置2aの表示画面10に表示される報知情報4a〜4dを変更する。
【0082】
図11(c),(e)、図12(b),(d)は、サーバ装置3からネットワーク6を介して目的の受信者が使用するユーザ端末装置2bの表示画面10に報知情報4a〜4dとして表示される。尚、http(通信プロトコル)とは、ネットワーク6上で、サーバ装置3(Webサーバ)とユーザ1a,1bが使用するユーザ端末装置2a,2bとが相互に通信するための仕組みである。
【0083】
本実施形態では、ステップS17は、報知情報変更ステップを兼ねる。そして、報知情報変更ステップにおいて画面変更モジュール14(報知情報変更手段)により変更された図11(c),(e)、図12(b),(d)に示す「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の4項目の報知情報4a〜4dの中から所定の報知情報4をサーバ装置3により目的の受信者が使用するユーザ端末装置2bに送信する送信ステップを兼ねる。
【0084】
次に、ステップS18において、制御部7は、カウンタモジュール12のカウント値を「0」に初期化して処理を終了する。
【0085】
<振動パターンの作成>
次に、図6を用いて前記ステップS1に示す振動パターンの作成動作について説明する。先ず、ステップS21において、制御部7は、図10(b)に示すように、予め設定されている振動時間tvと、停止時間tsとの合計延べ時間からなる総合時間T(本実施形態では3秒)を取得する。
【0086】
本実施形態では、送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10に図11及び図12に示す「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の4項目の報知情報4a〜4dが表示される際の振動時間tvと、停止時間tsとの合計延べ時間からなる総合時間T(本実施形態では3秒)は、予めメモリ35に記憶されており、制御部7は、メモリ35に記憶された総合時間T(本実施形態では3秒)を取得する。
【0087】
作成する振動パターンとしては、図10(a),(b)に示すように、振動時間tvと、停止時間tsとを交互に並べた数値配列を作成する必要があるため、その準備としてステップS22において、空の振動パターン配列を作成する。
【0088】
次に、ステップS23において、前記数2式で示す指数関数式における定数値である振動時間tvと、停止時間tsとの減少度合いを調整する係数aと、図10(b)に示す棒グラフで最も左側に示される一番最初の振動時間tv1とを設定する。
【0089】
本実施形態では、前述したモニター実験結果から振動時間tvと、停止時間tsとの減少度合いを調整する係数aを0.9に設定し、一番最初の振動時間tv1を300msecに設定した一例である。一番最初の振動時間tv1(300msec)は、総合時間T(3000msec)の1/10に設定される。
【0090】
次に、ステップS24において、制御部7は、振動時間tvと、停止時間tsとを何れも「0」にリセットして初期化する。次に、ステップS25において、制御部7は、振動時間tvと、停止時間tsとの合計延べ時間tnを「0」にリセットして初期化する。次に、ステップS26において、制御部7は、前記数2式で示す指数関数式における送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動と停止とが交互に繰り返される機械的な振動回数と停止回数とを合計した図10(b)のx軸上に示す回数(番目)x(x=0,1,2,3,…,k番目)を「0」にリセットして初期化する。
【0091】
次に、ステップS27において、制御部7は、現在の振動時間tv(0msec)と、停止時間ts(0msec)との合計延べ時間tn(0msec+0msec=0msec)が予め設定した総合時間T(3000msec)よりも小さいか否かを判断する。
【0092】
前記ステップS27において、現在の振動時間tv(0msec)と、停止時間ts(0msec)との合計延べ時間tn(0msec+0msec=0msec)が予め設定した総合時間T(3000msec)よりも小さい場合には、ステップS28に進んで、制御部7は、前記数2式で示す指数関数式を用いて図10(a),(b)に示すように、送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動時間tvと停止時間tsとを交互に求める。
【0093】
ここで、振動時間tvと、停止時間tsとの減少度合いを調整する係数aを0.9、図10(a)の一番上で図10(b)の最も左側に示す一番最初の振動時間tv1を300msec、前記ステップS25において、送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動と停止とが交互に繰り返される振動回数と停止回数とを合計した回数(番目)xを「0」とすれば、前記数2式で示す指数関数式は以下の数3式に示す通りである。
【0094】
[数3]
t=300(msec)×0.9
t=300(msec)
【0095】
次に、ステップS29において、前記数2式で示す指数関数式を用いて求めた送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動時間tvと停止時間tsとに小数点以下の数値が含まれる場合には、制御部7は、前記数2式で示す指数関数式を用いて求めた時間tの小数点以下を切り上げて時間tvr,tsrとする。
【0096】
次に、ステップS30において、制御部7は、前記数2式で求めた時間tの小数点以下を切り上げた時間tvrを図10(a)に示す振動パターン配列の一番最初の振動時間tv1(図10(b)に示す一番左側の棒グラフ)としてメモリ35に記憶して格納する。図9のプログラム33cに示す「pattern.push(t)」は、図10(a),(b)に示す振動パターン配列に「t」を格納していく処理を実行するプログラムである。
【0097】
次に、ステップS31において、制御部7は、現在の振動時間tvと、停止時間tsとの合計延べ時間tnに前記ステップS29でそれぞれ求めた振動時間tvの小数点以下を切り上げた時間tvrと、停止時間tsの小数点以下を切り上げた時間tsrとを加算する。図9のプログラム33bに示す「vibrate_time += t;」は、現在の振動時間tvと、停止時間tsとの合計延べ時間tnを示す。振動時間tvと停止時間tsとの足し上げから前記時間tnを求める。
【0098】
次に、ステップS32において、制御部7は、前記数2式で示す指数関数式において、図10(b)のx軸上に示す送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動と停止とが交互に繰り返される振動回数と停止回数とを合計した回数(番目)xに「1」を加算する(0+1=1)。
【0099】
その後、前記ステップS27に戻り、前記ステップS27〜S32を順次繰り返すことで図10(a),(b)に示す振動パターンが生成される。
【0100】
例えば、送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動と停止とが交互に繰り返される振動回数と停止回数とを合計した回数(番目)xが「1」の場合には、前記数2式で示す指数関数式は以下の数4式に示す通りである。
【0101】
[数4]
t=300(msec)×0.9
t=270(msec)
【0102】
前記数4式で計算された時間tを図10(b)に示す一番最初の振動時間tv1(300msec)の次に示される左から二番目の棒グラフで示す停止時間ts1(270msec)として設定する。
【0103】
同様に、送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動と停止とが交互に繰り返される振動回数と停止回数とを合計した回数(番目)xが「2」の場合には、前記数2式で示す指数関数式は以下の数5式に示す通りである。
【0104】
[数5]
t=300(msec)×0.9
t=243(msec)
【0105】
尚、本実施形態では、図9のプログラム33aで示すように、「t=Math.ceil(t);」の式でtの値の小数点以下を切り上げている。本実施形態で使用するジャバスクリプト(JavaScript(登録商標))17では、「IEEE 754」という規格に従って実装されており、ここでは、浮動小数点というものが使用される。浮動小数点は、2進数を組み合わせたもので、10進数の小数を2進数で表現した場合、無限小数点になってしまうことがあるため計算結果に誤差が生じる。その結果、実際の前記数5式のtの数値は、本実施形態で使用するジャバスクリプト(JavaScript(登録商標))17による計算結果では、「243.00000000000003」となり、図9のプログラム33aで示す「t=Math.ceil(t);」の式を用いてtの値の小数点以下を切り上げた結果、本実施形態では、図10(a)に示すようにt=244(msec)を採用している。
【0106】
前記数5式で計算された時間tを図10(b)に示す左から二番目の棒グラフで示す停止時間ts1(270msec)の次に示される左から三番目の棒グラフで示す振動時間tv2(244msec)として設定する。
【0107】
同様に、送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動と停止とが交互に繰り返される振動回数と停止回数とを合計した回数(番目)xが「3」の場合には、前記数2式で示す指数関数式は以下の数6式に示す通りである。
【0108】
[数6]
t=300(msec)×0.9
t=218.7(msec)
【0109】
この場合は、小数点以下を切り上げてt=219(msec)とする。前記数6式で計算され、小数点以下を切り上げた時間tを図10(b)に示す左から三番目の棒グラフで示す振動時間tv2(244msec)の次に示される左から四番目の棒グラフで示す停止時間ts2(219msec)として設定する。
【0110】
同様に、送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動と停止とが交互に繰り返される振動回数と停止回数とを合計した回数(番目)xが「4」の場合には、前記数2式で示す指数関数式は以下の数7式に示す通りである。
【0111】
[数7]
t=300(msec)×0.9
t=196.83(msec)
【0112】
この場合も小数点以下を切り上げてt=197(msec)とする。前記数7式で計算され、小数点以下を切り上げた時間tを図10(b)に示す左から四番目の棒グラフで示す停止時間ts2(219msec)の次に示される左から五番目の棒グラフで示す振動時間tv3(197msec)として設定する。
【0113】
同様に、送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動と停止とが交互に繰り返される振動回数と停止回数とを合計した回数(番目)xが「5」の場合には、前記数2式で示す指数関数式は以下の数8式に示す通りである。
【0114】
[数8]
t=300(msec)×0.9
t=177.147(msec)
【0115】
この場合も小数点以下を切り上げてt=178(msec)とする。前記数8式で計算され、小数点以下を切り上げた時間tを図10(b)に示す左から五番目の棒グラフで示す振動時間tv3(197msec)の次に示される左から五番目の棒グラフで示す停止時間ts3(178msec)として設定する。
【0116】
以下同様に、制御部7は、前記ステップS27〜S32を順次繰り返して振動時間tvと停止時間tsとを交互に算出することで図10(a),(b)に示す振動パターンが生成される。
【0117】
前記ステップS27において、現在の振動時間tv(0msec)と、停止時間ts(0msec)との合計延べ時間tnが予め設定された振動パターンの総合時間T(3000msec)に到達すると、制御部7は、図10(a),(b)に示す振動パターンの生成動作が完了したと判断して処理を終了する。
【0118】
本実施形態では、送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10に表示されるカテゴリ選択ボタン19の長押し時間に応じて図11(b),(d)、図12(a),(c)に示す「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の4項目の報知情報4a〜4dが順次スクロールして表示される。
【0119】
そして、ユーザ端末装置2aの表示画面10に次に表示される報知情報4までの間に送信者が使用するユーザ端末装置2aの機械的な振動パターンの振動時間tvと停止時間tsとを図10(b)及び前記数2式に示すように指数関数的に小さくすることによりユーザ1aはカテゴリ選択ボタン19の長押しを開始したことを知得でき、報知情報4が表示される単位時間の終了を感覚的に認知することができるので操作性が向上する。また、報知情報4が表示される単位時間を変更した場合でも次の報知情報4に移るまでの単位時間が振動パターンの振動時間tvと停止時間tsとが指数関数的に小さくすることにより分かるためユーザ1aがカテゴリ選択ボタン19から誤って指を離すような誤操作を防止できる。
【0120】
即ち、ユーザ1aはカテゴリ選択ボタン19を押したつもりが押していなかったといった操作ミスや、どのタイミングでカテゴリ選択ボタン19を離せば目的の報知情報4が表示されるかの感覚がつかめず意図しない報知情報4を選択してしまうといった操作ミスや待ち時間のストレスを解消することができる。視覚障害者や聴覚障害者や老人等のユーザ1aが操作する際にも誤操作を防止することができる。
【0121】
これによりユーザ端末装置2aの表示画面10に次の報知情報4が表示されるまでの残り時間を容易に認知することができる。これにより次の報知情報4が表示されるまでの待ち時間が長く感じるストレスが解消される。
【0122】
また、送信者が使用するユーザ端末装置2aが機械的に振動することによりユーザ1aはユーザ端末装置2aの表示画面10を常時見ている必要が無く、目的の報知情報4が表示されるまでの待ち時間にユーザ1aはユーザ端末装置2aの表示画面10から目を離していても良く、振動パターンが切り替わるタイミングでユーザ1aはユーザ端末装置2aの表示画面10に目線を戻すことができる。
【0123】
目的の報知情報4が表示されるまでの待ち時間は、バイブレーションモジュール28(振動パターン変更手段)により振動パターンを適宜変更することにより適宜調整することができる。
【0124】
モータ29やバイブレータ38(振動手段)、ブラウザ15(認知手段、振動パターン変更手段、報知情報変更手段)は、携帯電話機、スマートフォン、タブレット等のユーザ端末装置2には標準装備されているため別途、専用の装置を用意する必要が無い。
【実施例2】
【0125】
次に、図14を用いて本発明に係る報知システム及びこれに用いられるプログラムの第2実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。
【0126】
前記第1実施形態では、図11及び図12に示すように、送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10に表示されたカテゴリ選択ボタン19(報知ボタン)をユーザ1aが長押しした時間に応じて図11(c),(e)、図12(b),(d)に示す「回覧板」「耳より」「趣味の会」「設定」の4項目の報知情報4a〜4dの中から所定の報知情報4を選択してサーバ装置3により目的の受信者が使用するユーザ端末装置2bに送信する構成とした。
【0127】
本実施形態では、図14に示すように、送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10に表示された報知ボタンとなるタッチパネルからなる緊急ボタン11をユーザ1aが長押しした時間に応じて図14(a),(d),(g)に示す「緊急度(1)」「緊急度(2)」「緊急度(3)」の3項目の報知情報4e〜4gの中から所定の報知情報4を選択してサーバ装置3により目的の受信者が使用するユーザ端末装置2bに送信する構成とした。
【0128】
前記第1実施形態では、図5のステップS1において予め設定された振動パターンの総合時間Tが3000msecの場合の一例を示したが、本実施形態では、前記図5のステップS1において予め設定された振動パターンの総合時間Tが1000msecの場合の一例を示す。そのため前記図5のステップS16では、前記ステップS6で時間計測モジュール8(計測手段)のタイマにより緊急ボタン11(報知ボタン)の長押し時間の測定を開始した時点から前記ステップS1で作成した振動パターンの機械的振動が1秒間続き、1秒後に前記ステップS8に戻る。また、本実施形態では、前記図5のステップS2における報知情報4(4e〜4g)の選択項目数は、「緊急度(1)〜(3)(「緊急度:小、中、大」)」の3項目である。
【0129】
図14(a)は、送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10に表示された緊急ボタン11を1秒間未満長押しした場合に表示画面10に「緊急度(1)」が表示された様子を示し、図14(b)は、緊急ボタン11を1秒間未満長押しして該緊急ボタン11から指を離した場合に表示画面10に「緊急度:小」のメッセージが表示された一例である。図14(c)は目的の受信者が使用するユーザ端末装置2bの表示画面10に「緊急度:小」のメッセージが表示された一例である。
【0130】
図14(d)は、送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10に表示された緊急ボタン11を1秒間以上で且つ2秒間未満長押しした場合に表示画面10に「緊急度(2)」が表示された様子を示し、図14(e)は、緊急ボタン11を1秒間以上で且つ2秒間未満長押しして該緊急ボタン11から指を離した場合に表示画面10に「緊急度:中」のメッセージが表示された一例である。図14(f)は目的の受信者が使用するユーザ端末装置2bの表示画面10に「緊急度:中」のメッセージが表示された一例である。
【0131】
図14(g)は、送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10に表示された緊急ボタン11を2秒間以上で且つ3秒間未満長押しした場合に表示画面10に「緊急度(3)」が表示された様子を示し、図14(h)は、緊急ボタン11を2秒間以上で且つ3秒間未満長押しして該緊急ボタン11から指を離した場合に表示画面10に「緊急度:大」のメッセージが表示された一例である。図14(i)は目的の受信者が使用するユーザ端末装置2bの表示画面10に「緊急度:大」のメッセージが表示された一例である。
【0132】
図14(a),(d),(g)に示すように、送信者が使用するユーザ端末装置2aの表示画面10に表示された緊急ボタン11(報知ボタン)をユーザ1aが長押ししている間は、前記第1実施形態と同様にバイブレーションモジュール28(振動パターン変更)は、図10(a),(b)に示す振動パターンの振動時間tvと停止時間tsとが時間の経過と共に前記数2式で示すように指数関数的に小さくなるように送信者が使用するユーザ端末装置2aを機械的に振動させる。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
【産業上の利用可能性】
【0133】
本発明の活用例として、テレビ、インターフォン、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)等の据置型或いは携帯型の複数のユーザ端末装置の間でサーバ装置を介して各種の報知情報を通信可能に設けられた報知システム及びこれに用いられるプログラムに適用出来る。
【符号の説明】
【0134】
a…振動時間tvと、停止時間tsとの減少度合いを調整する係数
k…番目
T…予め設定された振動パターンの総合時間
t…送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動時間tvと停止時間ts(図10(b)のt軸)
tn…現在の振動時間tvと、停止時間tsとの合計延べ時間
tr…小数点以下を切り上げた時間
ts…停止時間
tv…振動時間
tv1…一番最初の振動時間
tv1(max)…一番最初の振動時間tv1の最大値
tv1(min)…一番最初の振動時間tv1の最小値
x…送信者が使用するユーザ端末装置2aの振動と停止とが交互に繰り返される振動回数と停止回数とを合計した回数(番目)(図10(b)のx軸)
1,1a,1b…ユーザ
2,2a,2b…ユーザ端末装置
3…サーバ装置
4,4a〜4g…報知情報
5…報知システム
6…ネットワーク
7…制御部
8…時間計測モジュール(計測手段)
9…入力部
10…表示画面
11…緊急ボタン(報知ボタン)
12…カウンタモジュール
14…画面変更モジュール(報知情報変更手段)
15…ブラウザ(認知手段;振動パターン変更手段;報知情報変更手段)
17…ジャバスクリプト
19…カテゴリ選択ボタン(報知ボタン)
28…バイブレーションモジュール(振動パターン変更手段;認知手段)
29…モータ(振動手段;認知手段)
32…振動パターン作成部
33…プログラム
33a〜33c…プログラム
34…振動制御部
35…メモリ
36,37,37a…プログラム
38…バイブレータ(振動手段)
39…プログラム
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