(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記強調するステップは、前記第2モードで入力されたメッセージを前記チャットインタフェースのメッセージ領域と区分される予め決定された領域に予め決定された時間の間に表示するステップを含む、請求項1に記載の端末の動作方法。
前記強調するステップは、前記第2モードで入力されたメッセージを、前記チャットルームに対応して設定された前記ユーザの識別情報及び前記チャットルームに対応して設定された前記ユーザのプロフィール写真のうち少なくとも1つと共に表示するステップを含む、請求項2に記載の端末の動作方法。
前記端末が、前記第2モードで入力されたメッセージをチャットメッセージとして前記チャットインタフェースのメッセージ領域に表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の端末の動作方法。
前記端末が、前記第2モードで入力されたメッセージが強調される前記予め決定された時間の間に、前記第2モードで入力されたメッセージに反応するフィードバックを入力するための前記第2ユーザインタフェースを前記チャットインタフェースに表示するステップと、
前記端末が、前記予め決定された時間が経過して前記第2モードで入力されたメッセージの強調が解除されることにより、前記チャットインタフェースで前記第2ユーザインタフェースの表示を共に解除するステップと、
をさらに含む、請求項1に記載の端末の動作方法。
前記入力モードが前記第2モードに切り替えられた場合、前記端末が、前記チャットインタフェースに前記第2モードのために予め備えられた複数のメッセージを含むメッセージセットを表示するステップと、
前記端末が、前記メッセージセットに含まれたメッセージのうちいずれか1つのメッセージを選択するユーザ入力を受信するステップと、
をさらに含む、請求項1に記載の端末の動作方法。
前記端末が、前記チャットインタフェース内の前記強調されたメッセージの領域に対応する前記端末のタッチ感応型ディスプレイ上の位置における第2接触によるユーザ入力を検出するステップと、
前記端末が、前記第2接触によるユーザ入力を検出することに応答して、前記予め決定された時間が経過する前に前記第2モードで入力されたメッセージの強調を解除するステップと、
をさらに含む、請求項1に記載の端末の動作方法。
前記第2ユーザインタフェースを前記チャットインタフェースに表示するステップは、前記第2ユーザインタフェースが前記第2モードで入力されたメッセージとカップリングされた場合、前記第2ユーザインタフェースを前記チャットインタフェースの予め決定された位置に前記予め決定された時間の間に表示するステップを含む、請求項12に記載の端末の動作方法。
前記第2ユーザインタフェースを前記チャットインタフェースに表示するステップは、前記第2ユーザインタフェースが前記第2モードで入力されたメッセージとカップリングされない場合、前記第2ユーザインタフェースを前記チャットインタフェースの予め決定された位置に常時表示するステップを含む、請求項12に記載の端末の動作方法。
前記端末が、前記第2ユーザインタフェースに対するユーザ入力に基づいて、前記予め決定された時間を調整するステップをさらに含む、請求項12に記載の端末の動作方法。
ハードウェアと結合して請求項1乃至請求項20のいずれか一項に記載の方法を実行させるためにコンピュータで読み出し可能な記録媒体に格納されたコンピュータプログラム。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、インスタントメッセージングサービスのための端末の動作方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
一側面に係るインスタントメッセージングサービスのためのアプリケーションがインストールされた端末の動作方法は、前記端末が、前記アプリケーションのユーザが参加中であるチャットルームでメッセージを強調するための権限が前記ユーザに付与されているか否かに基づいて、入力モードの切り替えのための第1ユーザインタフェースを前記チャットルームのチャットインタフェース内に表示するステップと、前記端末が、前記第1ユーザインタフェースに対するユーザ入力に応答して、前記入力モードを一般的な第1モードからメッセージを強調するための第2モードに切り替えるステップと、前記端末が、前記第2モードで入力されたメッセージを予め決定された時間の間に予め決定された方式で強調するステップと、
前記端末が、前記予め決定された時間が経過する場合、前記第2モードで入力されたメッセージの強調を解除するステップと、を含み、前記第2モードで入力されたメッセージが強調される前記予め決定された時間の間に、前記チャットルームに参加中であるユーザのうち、前記権限が付与されていない少なくとも1人のユーザの第2チャットインタフェースに前記権限が付与されたユーザによって前記第2モードで入力されたメッセージに反応するフィードバックを入力するための第2ユーザインタフェースが表示され、前記予め決定された時間が経過して前記第2モードで入力されたメッセージの強調が解除されることにより、前記少なくとも1人のユーザの第2チャットインタフェースで前記第2ユーザインタフェースの表示も共に解除される。
【0005】
前記強調するステップは、前記第2モードで入力されたメッセージを前記チャットインタフェースのメッセージ領域と区分される予め決定された領域に予め決定された時間の間に表示するステップを含み得る。
【0006】
前記強調するステップは、前記第2モードで入力されたメッセージを、前記チャットルームに対応して設定された前記ユーザの識別情報及び前記チャットルームに対応して設定された前記ユーザのプロフィール写真のうち少なくとも1つと共に表示するステップを含み得る。
【0007】
前記予め決定された領域は、公知領域をオーバーレイし得る。
【0008】
前記端末の動作方法は、前記端末が、前記第2モードで入力されたメッセージをチャットメッセージとして前記チャットインタフェースのメッセージ領域に表示するステップをさらに含み得る。
【0009】
前記メッセージは、テキスト情報、音響情報、映像情報のうち少なくとも1つを含み、前記強調するステップは、前記メッセージが前記音響情報である場合、前記予め決定された時間の間に前記音響情報を自動再生するステップと、前記メッセージが前記映像情報である場合、前記予め決定された時間の間に前記映像情報のサムネイルイメージを表示するステップのうち少なくとも1つを含み得る。
【0010】
前記端末の動作方法は、前記端末が、前記第2モードで入力されたメッセージが強調される前記予め決定された時間の間に、前記第2モードで入力されたメッセージに反応するフィードバックを入力するための前記第2ユーザインタフェースを前記チャットインタフェースに表示するステップと、前記端末が、前記予め決定された時間が経過して前記第2モードで入力されたメッセージの強調が解除されることにより、前記チャットインタフェースで前記第2ユーザインタフェースの表示を共に解除するステップとをさらに含み得る。
【0011】
前記アプリケーションがインストールされた端末は、タッチ感応型ディスプレイを含み、前記第2モードに切り替えるステップは、前記チャットインタフェース内の前記第1ユーザインタフェースの位置に対応する前記タッチ感応型ディスプレイ上の位置における第1接触による前記ユーザ入力を検出するステップと、前記第1接触による前記ユーザ入力を検出することに応答して、前記入力モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替えるステップとを含み得る。
【0012】
前記端末の動作方法は、前記入力モードが前記第2モードに切り替えられた場合、前記端末が、前記チャットインタフェースに前記第2モードのために予め備えられた複数のメッセージを含むメッセージセットを表示するステップと、前記端末が、前記メッセージセットに含まれたメッセージのうちいずれか1つのメッセージを選択するユーザ入力を受信するステップとをさらに含み得る。
【0013】
前記端末の動作方法は、前記端末が、前記チャットインタフェース内の前記強調されたメッセージの領域に対応する前記端末のタッチ感応型ディスプレイ上の位置における第2接触によるユーザ入力を検出するステップと、前記端末が、前記第2接触によるユーザ入力を検出することに応答して、前記予め決定された時間が経過する前に前記第2モードで入力されたメッセージの強調を解除するステップとをさらに含み得る。
【0014】
前記強調するステップは、前記第2モードで入力された第1メッセージを強調して表示する間に、前記ユーザあるいは前記権限を有する他のユーザから前記第2モードで入力された第2メッセージが受信された場合、前記端末が、前記予め決定された時間が経過する前に前記第1メッセージの強調を解除するステップと、前記端末が、前記第2メッセージを前記予め決定された時間の間に前記予め決定された方式で強調するステップとを含み得る。
【0015】
前記端末の動作方法は、前記端末が、前記第2ユーザインタフェースに対するユーザ入力を受信するステップと、前記端末が、前記ユーザ入力に応答して、前記チャットインタフェースを用いて前記フィードバックを表現するステップとをさらに含み得る。
【0016】
前記第2ユーザインタフェースを前記チャットインタフェースに表示するステップは、前記第2ユーザインタフェースが前記第2モードで入力されたメッセージとカップリングされた場合、前記第2ユーザインタフェースを前記チャットインタフェースの予め決定された位置に前記予め決定された時間の間に表示するステップを含み得る。
【0017】
前記予め決定された位置は、前記チャットインタフェースのメッセージ領域内チャットメッセージの時系列的な流れに関わらず固定された位置と、前記チャットメッセージのうち、前記第2モードで入力されたメッセージに対応するチャットメッセージに従属される位置のうち少なくとも1つを含み得る。
【0018】
前記第2ユーザインタフェースを前記チャットインタフェースに表示するステップは、前記第2ユーザインタフェースが前記第2モードで入力されたメッセージとカップリングされない場合、前記第2ユーザインタフェースを前記チャットインタフェースの予め決定された位置に常時表示するステップを含み得る。
【0019】
前記端末の動作方法は、前記端末が、前記第2ユーザインタフェースに対するユーザ入力に基づいて、前記予め決定された時間を調整するステップをさらに含み得る。
【0020】
前記フィードバックを表現するステップは、前記第2ユーザインタフェースに対するユーザ入力に基づいて、前記チャットインタフェース内メッセージ領域の背景に前記フィードバックに対応するアニメーション効果を適用するステップを含み得る。
【0021】
前記権限は、前記チャットルームの代表者に付与される第1権限と、前記第1権限の保有者によって選択された少なくとも1つの参加者に付与される第2権限とを含み得る。また、前記チャットルームは、匿名のユーザが参加するグループオープンチャットルームを含み得る。
【0022】
一実施形態に係るインスタントメッセージングサービスのための端末の動作方法は、前記端末が、前記アプリケーションのユーザが参加中であるチャットルームでメッセージを強調するための権限が前記ユーザに付与されているか否かに基づいて、第1ユーザインタフェースを前記チャットルームのチャットインタフェース内に表示するステップと、前記端末が、前記チャットインタフェースの入力領域でメッセージが入力されるステップと、前記端末が、前記第1ユーザインタフェースに対するユーザ入力に応答して、前記入力されたメッセージを送信するステップと、前記第1ユーザインタフェースを介して送信された前記メッセージを予め決定された時間の間に予め決定された方式で強調するステップと、前記端末が、前記予め決定された時間が経過する場合、前記第1ユーザインタフェースを介して送信された前記メッセージの強調を解除するステップとを含み、前記第1ユーザインタフェースを介して送信されたメッセージが強調される前記予め決定された時間の間に、前記チャットルームに参加中であるユーザのうち、前記権限が付与されていない少なくとも1人のユーザの第2チャットインタフェースに前記権限が付与されたユーザによって前記第1ユーザインタフェースを介して送信された前記メッセージに反応するフィードバックを入力するための第2ユーザインタフェースが表示され、前記予め決定された時間が経過して前記第1ユーザインタフェースを介して送信された前記メッセージの強調が解除されることにより、前記少なくとも1人のユーザの第2チャットインタフェースで前記第2ユーザインタフェースの表示も共に解除される。
【発明の効果】
【0023】
本発明によると、インスタントメッセージングサービスのための端末の動作方法を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0025】
実施形態に対する特定な構造的又は機能的な説明は単なる例示のための目的ととして開示されたものとして、様々な形態に変更される。したがって、実施形態は特定な開示形態に限定されるものではなく、本明細書の範囲は技術的な思想に含まれる変更、均等物ないし代替物を含む。いずれかの構成要素が他の構成要素に「連結」されているか「接続」されていると言及されたときには、その他の構成要素に直接的に連結されているか又は接続されているが、中間に他の構成要素が存在し得るものと理解されなければならない。
【0026】
本明細書で用いられる用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されたものであり、本発明を限定しようとする意図はない。単数の表現は、文脈上、明白に異なる意味をもたない限り複数の表現を含む。本明細書において、「含む」又は「有する」等の用語は明細書上に記載した特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はこれらを組み合わせたものが存在することを示すものであって、1つ又はそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はこれを組み合わせたものなどの存在又は付加の可能性を予め排除しないものとして理解しなければならない。
【0027】
異なるように定義がされない限り、技術的であるか又は科学的な用語を含むここで用いる全ての用語は、本実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。一般的に用いられる予め定義された用語は、関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味を有するものと解釈すべきであって、本明細書で明白に定義しない限り、理想的又は過度に形式的な意味として解釈されることはない。
【0028】
以下、実施形態を添付の図面を参照して詳説する。添付図面を参照して説明することにおいて、図面符号に関わらず同じ構成要素は同じ参照符号を付与し、これに関する重複説明は省略することにする。
【0029】
図1は、一実施形態に係るアプリケーションの動作方法を示したフローチャートである。
図1を参照すると、一実施形態に係る端末は、アプリケーションのユーザが参加中であるチャットルームでメッセージを強調するための権限がユーザに付与されているか否かに基づいて、入力モードの切り替えのための第1ユーザインタフェースをチャットルームのチャットインタフェース内に表示する(S110)。ここで、端末は、インスタントメッセージングサービスのためのアプリケーションがインストールされた端末であり得る。アプリケーションのユーザは、インスタントメッセージングサービスのユーザアカウントを含む意味として理解される。また、ユーザが参加中であるチャットルームは、匿名のユーザが参加するグループオープンチャットルーム及び/又は友人関係にあるユーザが参加する一般のグループチャットルームを含む。ここで、匿名のユーザが参加するグループオープンチャットルームは、メッセージアプリケーションで友人関係であるか否かに関わらず、リンク情報を介して参加できるチャットルームを意味する。
【0030】
一実施形態において、メッセージを強調するための「権限」は、該当チャットルームの代表者又は代表者によって選択されたり指定されたユーザに付与される。権限は、例えば、チャットルームの代表者に付与される第1権限、又は、第1権限の保有者によって選択された少なくとも1つの参加者に付与される第2権限を含む。
【0031】
チャットルームの代表者は、予め決定された方式によって決定される。例えば、チャットルームの代表者は、該当チャットルームを生成したユーザとして自動指定されてもよい。又は、チャットルームの代表者は、該当チャットルームの参加者の投票によって選出されたユーザとして指定されてもよい。又は、チャットルームの代表者は、以前の代表者から代表者の権限を受けたユーザとして指定されてもよい。前述した方式の他にも、代表者指定の方式は多様に変形される。以下で詳細に説明するが、チャットルームの代表者は、メッセージを強調する機能を活用してチャットルーム内で活動を主導的に行うことができる。
【0032】
以下、第1権限が付与されたユーザをチャットルームの「ルーム長」と呼び、第2権限が付与されたユーザを「副ルーム長」と呼ぶ。チャットルームに参加したユーザのうち、例えば、ルーム長又は副ルーム長のように権限の付与されていないユーザを「一般の参加者」と呼ぶ。
【0033】
端末は、ユーザに権限が付与されている場合、該当ユーザ端末のチャットインタフェース内に第1ユーザインタフェースを表示し、ユーザに権限が付与されていない場合、第1ユーザインタフェースを表示しない。
【0034】
権限情報は、インスタントメッセージングサービスのためのサーバによって管理されたり、端末によって管理される。一実施形態によれば、ユーザ(あるいは、ユーザアカウント)にメッセージを強調するための権限が付与されているか否かは、グループオープンチャットルームのリンクに対応する生成者情報を介して把握される。
【0035】
権限情報がインスタントメッセージングサービスのためのサーバによって管理される場合、端末は、サーバへの問い合わせを介して該当ユーザ(あるいはユーザアカウント)に権限が付与されているかを把握する。又は、端末は、サーバからの指示によって、該当ユーザ(あるいはユーザアカウント)に権限が付与されているかを把握することもできる。
【0036】
サーバは、端末にユーザに権限が付与されているか否かを直接的に知らせたり、あるいは間接的に知らせる。一例として、サーバは、端末にユーザの権限に関する情報を送信する。この場合、端末は、ユーザに権限が付与されているか否かを直接的に把握することができ、ユーザに権限が付与されているか否かに基づいて、第1ユーザインタフェースを表示するか否かを決定する。異なる例として、サーバは、端末にユーザの権限に関する情報を送信する代わりに、端末が表示されるチャットインタフェースを制御する情報を送信してもよい。端末は、サーバから提供された情報に基づいてチャットインタフェースを表示する。この場合、端末は、ユーザに権限が付与されているか否かを間接的にしか把握できない。
【0037】
権限情報が端末によって管理される場合、端末はサーバへの問い合わせあるいはサーバからの指示なしに、直ちに該当ユーザへ権限が付与されているかを把握することができる。端末は、ユーザに権限が付与されているか否かに基づいて、第1ユーザインタフェースを表示するか否かを決定する。
【0038】
第1ユーザインタフェースが表示するチャットインタフェースは、端末のディスプレイを介してインスタントメッセージングサービスが提供される部分として、チャットインタフェースの一例示において、
図2(a)に示された画面210が挙げられる。チャットインタフェースは、例えば、メッセージ領域、入力領域、及び仮想キーボード領域を含む。チャットインタフェースについては以下の
図2を参照して具体的に説明する。
【0039】
端末は、第1ユーザインタフェースを、例えば、メッセージ領域(
図2に示す201参照)に表示してもよく、入力領域(
図2に示す203参照)に表示してもよい。第1ユーザインタフェースは、入力モードの切り替えを指示する様々な形態(例えば、拡声器、又はトランペット形態のアイコン又はボタンなど)のユーザインタフェースに表現される。
【0040】
端末は、第1ユーザインタフェースに対するユーザ入力に応答して、入力モードを一般的な第1モードからメッセージを強調するための第2モードに切り替える(S120)。「第1モード」は、例えば、インスタントメッセージングサービスでチャットルームに参加したユーザ間の対話のためのチャットメッセージ、イメージ、リンクなどが入力される基本モードとして理解される。「第2モード」は、一般的な方式とは区別されるように強調する方式として、表現しようとするメッセージ又は公告などが入力される特殊モードとして理解される。
【0041】
ステップS120において、端末は、例えば、チャットインタフェース内の第1ユーザインタフェースの位置に対応するタッチ感応型ディスプレイ上の位置における第1接触によるユーザ入力を検出する。端末は、第1接触によるユーザ入力を検出することに応答して、入力モードを第1モードから第2モードに切り替えることができる。第1接触は、例えば、タッチ又は長く押すものであってもよい。一実施形態に係る端末が入力モードを第2モードに切り替える方法、及び第2モードでメッセージを入力する方法について、以下の
図2及び3を参照して具体的に説明する。
【0042】
実施形態に係る端末は、入力モードを切り替えることなく、メッセージを強調する機能を提供することもできる。例えば、端末は、第1ユーザインタフェースに対するユーザ入力に反応して、入力モードを切り替える代わりに、チャットインタフェース内の入力領域(
図2に示す203参照)を介して入力されたメッセージを直ちに強調することができる。以下の実施形態で、「第2モードで入力されたメッセージ」は、第1ユーザインタフェースを介して強調されるメッセージを含む概念として理解される。
【0043】
端末は、第2モードで入力されたメッセージを予め決定された時間の間に予め決定された方式により強調する(S130)。端末は、例えば、第2モードで入力されたメッセージを、チャットインタフェースのメッセージ領域と区分される予め決定された領域に予め決定された時間の間に表示する。ここで、「予め決定された時間」は、第2モードで入力されたメッセージを強調して表現する時間に該当し、例えば、3秒、5秒、又は、10秒であってもよい。
【0044】
「予め決定された領域」は、例えば、チャットインタフェースのメッセージ領域内チャットメッセージの時系列的な流れ(sequential flow)に関わらず、固定された位置であってもよい。チャットメッセージの時系列的な流れに関わらず固定された位置は、例えば、チャットインタフェースの上段の領域であり得る。予め決定された領域は、チャットインタフェースで予め登録されている公知領域をオーバーレイする。実施形態により、予め決定された領域は、チャットインタフェースのメッセージ領域内チャットメッセージのうち、第2モードで入力されたメッセージに対応するチャットメッセージに従属される位置であってもよい。
【0045】
ここで、「強調する」は、例えば、第2モードで入力されたメッセージをチャットインタフェースのメッセージ領域と区分される予め決定された領域に表示したり、第2モードで入力されたメッセージに特殊効果を与えて表示するなど、ユーザの耳目を集中させ得る様々な方式で表現する意味として理解される。特殊効果として、例えば、第2モードで入力されたメッセージを一定の時間間隔点滅させる効果、又は、電光掲示板のように明るい背景色又は蛍光色で表示する効果、メッセージの字のサイズを大きく表示する効果、字を太く表示する効果、字の色を変更する効果、字に、アンダーラインを表示する効果、及びこれらの様々な組合せを含んでもよく、必ずこれに限定されることはない。特殊効果は、例えば、ルーム長及び/又は副ルーム長によって設定されてもよい。
【0046】
第2モードで入力されたメッセージは、例えば、テキスト情報、音響情報、及び映像情報のうち少なくとも1つを含む。テキスト情報は、例えば、テキスト及びスタンプ(顔文字・絵文字)などを含む。音響情報は、例えば、音声、音楽、その他にも動物の声、鳴き声、水の音、風が吹く音などのように自然で発生するサウンド、汽車の音、自動車の音、その他の生活騒音などのように日常生活で発生する様々なサウンドなどを含む。映像情報は、例えば、写真、静止画、放送クリップ映像、ある場面をキャプチャーしてそのシーンのみを繰り返した動画、入れ画像などのような少ない容量の動画、及び映画などのような大容量の動画などを含む。例えば、第2モードで入力されたメッセージが音響情報である場合、端末は、予め決定された時間の間に音響情報を自動再生することによりメッセージを強調する。また、メッセージが映像情報である場合、端末は、予め決定された時間の間に映像情報のサムネイルイメージを表示することで、メッセージを強調することができる。端末が第2モードで入力されたメッセージを強調する方法について、以下の
図4を参照して具体的に説明する。
【0047】
予め決定された時間が経過する場合、端末は、第2モードで入力されたメッセージの強調を解除する。ここで、予め決定された時間の経過の有無は、端末そのものによって判断されてもよく、サーバの指示によって把握されてもよい。又は、サーバによって予め決定された時間が経過するか否かが判断され、サーバが端末にメッセージの強調を解除する命令を送信してもよい。
【0048】
一実施形態によれば、予め決定された時間は、第2モードで入力されたメッセージに反応するユーザのフィードバックに基づいて調整される。例えば、ユーザフィードバックの数が予め設定された基準よりも多い場合、予め決定された時間は増加する。又は、実施形態により、ユーザフィードバックの数が予め設定された基準より少ない場合、予め決定された時間は減少してもよい。
【0049】
端末は、ステップS120において、第2モードへの切り替え後に第2モードで入力されたメッセージをチャットメッセージとしてチャットインタフェースのメッセージ領域に表示する。一実施形態によれば、メッセージ領域内では、第1モードで入力されたメッセージと第2モードで入力されたメッセージが互いに区分されないことがある。
【0050】
他の実施形態では、メッセージ領域内で第2モードで入力されたメッセージが強調されて表現されてもよい。例えば、第2モードで入力されたメッセージは、メッセージの強調を意味する別途のアイコンと共に表示されたり、又は、一般的なふきだしと異なる表現形式のふきだしによって表示されてもよい。この場合にも、強調が解除された後には、第1モードで入力されたメッセージと第2モードで入力されたメッセージとが互いに区分されないことがある。更なる実施形態では、メッセージ領域でチャット履歴上に示される一般のメッセージと強調されたメッセージとが区別されて表示されたまま保持されてもよい。
【0051】
一実施形態では、第1モードで入力されたメッセージの類型と第2モードで入力されたメッセージの類型を区分して格納することにより、例えば、第2モードで入力されたメッセージのみを選別的に検索する場合などのように、類型情報が様々な分野に活用されるようにする。
【0052】
図2は、実施形態により入力モードを第2モードに切り替えてメッセージを入力する方法について説明するための図である。
図2aを参照すると、入力モードの切り替えのための第1ユーザインタフェース215が表示された画面210が示されている。画面210は、インスタントメッセージングサービスのためのアプリケーションがインストールされた端末のディスプレイ上に表示されるチャットインタフェース画面の例示に該当する。画面210は、例えば、該当アプリケーションのユーザにメッセージを強調するための権限が付与された場合に提供されるチャットインタフェースの画面に該当する。画面210は、例えば、メッセージ領域201、入力領域203、及び仮想キーボード領域205を含む。メッセージ領域201は、インスタントメッセージングサービスを用いる該当端末のユーザと、少なくとも1つの他の端末の他のユーザとの間にやりとりするチャットメッセージが表示される領域である。メッセージ領域201に表示されたチャットメッセージは、該当チャットメッセージが入力された時系列的な流れに応じて順次表示される。ユーザは、メッセージ領域201に表示されたチャットメッセージを介してチャット履歴を把握する。
【0053】
仮想キーボード領域205は、一般的にチャットインタフェースを介して非表示された状態の後に、ユーザが入力領域203を選択又はタッチすることで、チャットインタフェースを介して表示される。
【0054】
入力領域203は、ユーザがチャットメッセージを入力する領域である。入力領域203は、入力モードの切り替えのための第1ユーザインタフェース215を含む。以下、説明の便宜のために第1ユーザインタフェース215が入力領域203に含まれている場合を説明するが、実施形態により第1ユーザインタフェース215は、チャットインタフェース上の他の位置に表示されてもよい。
【0055】
権限の付与されたユーザは、画面210で第1ユーザインタフェース215を選択する。ここで、端末は、第1ユーザインタフェース215に対するユーザ入力に応答して、入力モードを一般的な第1モードからメッセージを強調するための第2モードに切り替えることができる。
【0056】
図2bを参照すると、入力モードが第2モードに切り替えられることにより、端末は、画面230のように入力領域203の前に第1ユーザインタフェース215のような形態のアイコン233を表示することで、入力モードが第2モードに切り替えられたことをユーザが認知できるようにする。アイコン233は、画面230に示すように、第1ユーザインタフェース215のような形態であってもよく、ユーザがモード切り替えを認識(又は、認知)できる他の形態であってもよい。
【0057】
端末は、ユーザが画面210で第1ユーザインタフェース215を選択した後、仮想キーボード領域205によって入力するメッセージを第2モードで入力されたメッセージとして認識する。ここで、入力領域203に入力されるメッセージの長さ制限はないが、以後チャットインタフェースのメッセージ領域と区分される予め決定された領域に強調されて表示される場合には、一定の字数又は一定の長さに制限される。一実施形態によれば、予め決定された領域で強調されるメッセージが一定の字数又は一定の長さに制限される場合、追加的な入力によってメッセージの全体内容がユーザに提供される。例えば、ユーザは、一部の情報が省略されて強調されたメッセージに対する追加入力、あるいは該当メッセージが強調される予め決定された領域に対する追加入力などによってメッセージの全体内容を確認することができる。
【0058】
入力領域203におけるメッセージ入力が終了されれば、ユーザは送るボタン235を選択することにより、端末が第2モードで入力されたメッセージをチャットルームに送信するようにする。第2モードで入力されたメッセージは、チャットルームに参加したユーザの画面でチャットメッセージとしてチャットインタフェースのメッセージ領域に表示され、これと共に、予め決定された時間の間に予め決定された方式により強調されて表示される。ユーザが送るボタン235を選択することでチャットルームに送信されたメッセージは、例えば、次の
図4aのように示されることができる。
図4aの例示に対するより詳細な内容は後述する。
【0059】
実施形態に係るユーザは、画面230で入力領域203に表示されたxのアイコン237を選択して第2モードを解除してもよい。第2モードでメッセージを入力している間にユーザがxのアイコン237を選択して第2モードを解除した場合、第2モードで入力されたメッセージは削除される。又は、ユーザが画面230で送るボタン235を選択した後、仮想キーボード領域205が表示した状態を保持する場合は第2モードが続けて保持されるが、バック(back)ボタンなどを選択して仮想キーボード領域205が非表示されるようにした場合は、第2モードが解除されることもある。
【0060】
図3は、一実施形態により第2モードでメッセージを入力する方法を説明するための図である。
図3を参照すると、チャットインタフェースに第2モードのために予め備えられた複数のメッセージを含むメッセージセット255が表示された画面250が示されている。
【0061】
一実施形態に係る端末は、入力モードが第2モードに切り替えられた場合、チャットインタフェースに第2モードのために予め備えられた複数のメッセージを含むメッセージセット255を表示する。ここで、第2モードのために予め備えられた複数のメッセージは、例えば、ゲーム案内メッセージ(「しりとりゲーム始めます」)、カウントダウン案内メッセージ(「カウントダウンを始めるよ」)、及びその他のメッセージ(「今から先着順5人!!」))などを含む。
【0062】
メッセージセット255は、
図3に示すように、仮想キーボード領域205の少なくとも一部に表示される。又は、メッセージセット255は、メッセージ領域201にオーバーレイされたり、メッセージ領域201及び入力領域203の少なくとも一部の領域にかけて別途のふきだし又はウィンドウ形態で表示されてもよい。又は、メッセージセット255は、チャットインタフェースで非表示された状態であってから第2モードへの切り替えによりユーザが
図2に示すように、入力領域203の内に表示されたアイコン233を選択することによって、チャットインタフェースに表示してもよい。メッセージセット255がチャットインタフェースに表示される方法は、前述した実施形態の他にも様々な形態で表示することができ、必ずこれに限定されることはない。
【0063】
端末は、メッセージセット255に含まれたメッセージのうちいずれか1つのメッセージを選択するユーザ入力を受信し、選択されたメッセージを第2モードで入力されたメッセージとして予め決定された時間の間に予め決定された方式により強調することがでいる。
【0064】
メッセージセット255に含まれたメッセージは、インスタントメッセージングサービスを提供する業者から提供されてもよく、ユーザによって設定されてもよい。また、メッセージセット255は、時間の流れに応じて、予め決定されたメッセージが自動発送されるマクロメッセージを含む。例えば、カウントダウン案内メッセージが選択される場合、「カウントダウンを始めるよ」というメッセージが第2モードで入力された後、「5」、「4」、「3」、「2」、「1」のメッセージが時間の流れに応じて順次第2モードに自動入力される。
【0065】
図4は、実施形態により第2モードで入力されたメッセージを強調する方法を説明するための図である。
図4(a)を参照すると、第2モードで入力されたメッセージがチャットインタフェースのメッセージ領域311、及びメッセージ領域と区分される予め決定された領域315に表示された画面310が示されている。
【0066】
権限が付与されたユーザが第2モードで入力したメッセージがサーバを介してチャットルームに送信されれば、該当メッセージは、チャットメッセージとしてチャットインタフェースのメッセージ領域311に表示されると同時に、チャットインタフェースのメッセージ領域と区分される予め決定された領域315に予め決定された時間(例えば、3秒又は5秒など)の間に表示される。ここで、第2モードで入力されたメッセージは、予め決定された領域315でチャットルームに対応して設定されたユーザの識別情報(例えば、「DDD」のようなニックネーム(nick name))及びチャットルームに対応して設定されたユーザのプロフィール写真(
図4(b)の画面330の333参照)のうち少なくとも1つと共に表示される。予め決定された領域315でメッセージ表示が持続する時間は、例えば、
図4(b)の画面330に示されているように、プロフィール写真333の外部に表示された帯335によって表現されてもよい。プロフィール写真333の外部に表示された帯335は、第2モードで入力したメッセージが予め決定された領域315に表示された時間が経過するにつれ、次第に帯335が満たされたり次第に空きになる形態のように表現される。
【0067】
実施形態に係るユーザは、
図4(a)の画面310で予め決定された領域315に表示されたメッセージを選択することにより、該当メッセージが予め決定された時間が経過する前にチャットインタフェースから消える。より具体的に、端末は、チャットインタフェース内で強調されたメッセージの領域(予め決定された領域315)に対応するタッチ感応型ディスプレイ上の位置における第2接触によるユーザ入力を検出する。端末は、第2接触によるユーザ入力を検出することに応答して、予め決定された時間が経過する前に、第2モードで入力されたメッセージの強調を解除する。ここで、第2接触は、例えば、タブ又はタッチであり、その他に様々な接触方式が適用され、必ずこれに限定されることはない。
【0068】
図4(c)を参照すると、第2モードで入力されたメッセージがチャットインタフェースのメッセージ領域355で予め決定された時間の間に予め決定された方式により強調される画面350が示されている。
【0069】
端末は、チャットインタフェースのメッセージ領域355において第2モードで入力されたメッセージを、例えば、一定の時間間隔で点滅させたり、又は、電光掲示板のように明るい背景色又は蛍光色で表示したり、第2モードで入力されたメッセージの字の大きさを大きく表示したり、字を太く表示したり、字の色を変更したり、字にアンダーラインを表示したり、又は、これを組み合わせた形態で表示するなど、予め決定された方式により強調することができる。
【0070】
図4(c)の画面350に示すように、第2モードで入力されたメッセージがメッセージ領域355で強調される場合、別途の予め決定された領域(例えば、画面の上段)を通した強調方式は省略されてもよいが、実施形態により二種類の強調方式が同時に表現されてもよい。
【0071】
画面310,330,350を介して前述した強調表現は、権限の付与されたユーザだけでなく、チャットルームの一般の参加者にも同一に提供される。
【0072】
実施形態により、複数の参加者がメッセージを強調するための権限を有してもよい。この場合、端末は、第2モードで後ほど入力されたメッセージを優先的に表現する。例えば、端末のユーザによって第2モードで入力された第1メッセージと異なる端末の他のユーザによって第2モードで入力された第2メッセージがチャットルームに送信された場合、端末は、第1メッセージと第2メッセージのうち後ほど入力されたメッセージを予め決定された領域に表示する。そのために、端末は、第2モードで入力された第1メッセージを強調して表示する間に、ユーザあるいは権限を有する他のユーザから第2モードで入力された第2メッセージが受信された場合、予め決定された時間が経過する前に第1メッセージの強調を解除する。その後、端末は、第2メッセージを予め決定された時間の間に予め決定された方式により強調することができる。
【0073】
図5〜
図7は、実施形態により第2モードで入力されたメッセージに反応するフィードバックを入力するための第2ユーザインタフェースを表示する方法を説明するための図である。
【0074】
図5(a)を参照すると、第2モードで入力されたメッセージに反応するフィードバックを入力するための第2ユーザインタフェース413が表示された画面410が示されている。画面410は、例えば、該当アプリケーションのユーザにメッセージを強調するための権限が付与されていない場合、言い換えれば、一般の参加者の端末で提供されるチャットインタフェースの画面に該当する。ここで、画面410には、画面210とは異なり、第1ユーザインタフェースが表示されない。
【0075】
画面410のチャットインタフェースを参照すると、権限の付与されたユーザによって第2モードで入力されたメッセージがチャットルームの一般の参加者の端末に送信されれば、これを受信した一般の参加者の端末は、強調されたメッセージと共に第2モードで入力されたメッセージに反応するフィードバックを入力するための第2ユーザインタフェース413を表示する。例えば、ルーム長(又は副ルーム長)が「みんなアテンション!!しりとりゲーム始めます」のようなメッセージを第2モードに送信したと仮定する。この場合、該当メッセージは、メッセージ領域411及び/又は予め決定された領域415で強調されて表示される。該当チャットルームの一般の参加者は、メッセージ領域411及び/又は予め決定された領域415で強調されて表示されたメッセージに対応して、第2ユーザインタフェース413を選択することで、ルーム長が送信したメッセージに反応するフィードバックを入力する。端末は、第2ユーザインタフェース413に対するユーザ入力を受信し、ユーザ入力に応答してチャットインタフェースを用いてフィードバックを表現することができる。フィードバックが表現される形態については、下記の
図8を参照して具体的に説明する。
【0076】
ここで、第2ユーザインタフェース413がチャットインタフェースに表示される時間は、第2ユーザインタフェースが第2モードで入力されたメッセージとカップリングされか否かに応じて変わる。ここで、「第2ユーザインタフェースが第2モードで入力されたメッセージとカップリングされる」ということは、第2モードで入力されたメッセージが強調される間にだけ第2ユーザインタフェースが表示される意味として理解される。
【0077】
例えば、第2ユーザインタフェースが第2モードで入力されたメッセージとカップリングされた場合、端末は、第2ユーザインタフェースをチャットインタフェースの予め決定された位置に予め決定された時間の間に表示される。これとは異なり、第2ユーザインタフェースが第2モードで入力されたメッセージとカップリングされない場合、端末は、第2ユーザインタフェースをチャットインタフェースの予め決定された位置に常時又は予め設定された時間の間表示される。
【0078】
ここで、予め決定された位置は、チャットインタフェースのメッセージ領域内のチャットメッセージの時系列的な流れに関わらず、固定された位置(例えば、チャットインタフェースのメッセージ領域内の右側下段など)を含む。チャットインタフェースのメッセージ領域内のチャットメッセージが更新されても、第2ユーザインタフェース413が表示される位置は固定される。
【0079】
一実施形態において第2ユーザインタフェースは、第1ユーザインタフェースとは異なり、該当ユーザにメッセージを強調するための権限が付与されたかに関わらず、チャットルームに参加した全てのユーザのチャットインタフェース内に表示されることで、チャットルームに参加した全てのユーザからフィードバックが入力される。
【0080】
又は、予め決定された位置は、チャットメッセージのうち、第2モードで入力されたメッセージに対応するチャットメッセージに従属される位置を含んでもよい。
図5(b)の画面430を参照すると、第2ユーザインタフェースがチャットメッセージのうち、第2モードで入力されたメッセージに対応するチャットメッセージに左側位置433,436又は右側位置のような従属される位置に表示されてもよい。
【0081】
上述したように、第2ユーザインタフェースが第2モードで入力されたメッセージとカップリングされた場合、第2ユーザインタフェースは、チャットメッセージのうち第2モードで入力されたメッセージに対応するチャットメッセージ(「みんな挨拶しましょう!」)に従属される位置436、又はチャットメッセージ(「みんなアテンション!!しりとりゲーム始めます」)に従属される位置433に表示されてもよい。ここで、第2モードで入力されたメッセージに対応するチャットメッセージに従属される位置433,436は、チャットインタフェースでチャットメッセージの位置が時系列的な流れに応じて変更されるにつれて共に変更されてもよい。
【0082】
図6及び
図7を参照すると、第2モードで入力されたメッセージに反応するフィードバックが入力される画面450,460,470が示されている。
【0083】
一実施形態に係る端末は、
図6に示された画面450のように、チャットインタフェースに表示した第2ユーザインタフェース455に対するスワイプ(swipe)入力が受信されれば、画面460のようにに、様々な感情を表現できる複数の第2ユーザインタフェース465を提供することができる。ここで、複数の第2ユーザインタフェース465は、例えば、とてもいいね、いいね、よくない、及びとてもよくない、などのように様々な感情に対応するユーザインタフェースを含んでもよく、様々な感情が必ずこれに限定されることはない。実施形態により、複数の第2ユーザインタフェース465は、チャットインタフェース内の入力領域に表示される。この場合、スワイプ入力も入力領域を介して受信される。実施形態により、様々な感情を表現できる複数の第2ユーザインタフェースは、
図7に示された第2ユーザインタフェース475のようにチャットインタフェースに直ちに表示されてもよい。
【0084】
ここで、様々な感情を表現できる複数の第2ユーザインタフェースは、画面470のように、チャットインタフェース内で垂直(又は、水平)リストされて表示されてもよく、チャットインタフェース内、又はチャットインタフェースにオーバーレイされる別途のメニューリスト又は別途のウィンドウを介して表示されてもよい。又は、様々な感情を表現できる複数の第2ユーザインタフェースは、チャットインタフェース内の入力領域にオーバーレイされる形態のメニューリストに表示されたり、又は、メッセージ領域及び入力領域の少なくとも一部の領域にかけて別途のふきだし又はウィンドウ形態で表示されてもよい。
【0085】
実施形態によって、ユーザは、画面450に示したようなスワイプ入力の他にも次の
図7に示された第2ユーザインタフェース475に対するロングタッチ(又はショートタッチ)などによって様々な感情を表現する第2ユーザインタフェースにアクセスする。
【0086】
一実施形態において、第2ユーザインタフェースが第2モードで入力されたメッセージとカップリングされた場合、端末は、第2モードが保持される間にユーザから第2ユーザインタフェースに対するスワイプ入力を受信する。これとは異なり、第2ユーザインタフェースが第2モードで入力されたメッセージとカップリングされない場合、端末は第2モードの保持有無に関わらず、ユーザから第2ユーザインタフェースに対するスワイプ入力を常時又は予め決定された時間に受信する。
【0087】
図面に示していないが、実施形態に係る端末は、複数の第2ユーザインタフェースのためのスワイプ入力可能な状態であることを示す別途のユーザインタフェースをチャットインタフェースを介してユーザに提供することができる。
【0088】
図8は、実施形態により第2ユーザインタフェースに対するユーザ入力に応答して、フィードバックを表現する方法を説明するための図である。
図8を参照すると、第2ユーザインタフェースに対するユーザ入力に基づいて、チャットインタフェース内にユーザ入力に対応するフィードバックが示された画面510,530が示されている。
【0089】
一実施形態に係る端末は、第2ユーザインタフェースに対するユーザ入力に基づいて、チャットインタフェース内メッセージ領域の背景にフィードバックに対応するアニメーション効果を適用することができる。端末は、例えば、
図8(a)の画面510のように、ハート515にアニメーション効果を適用して数個のハート515がチャットインタフェース内メッセージ領域の背景で飛び回るようにする。ここで、フィードバックに対応するアニメーション効果は、第2ユーザインタフェースに対するユーザ入力が受信された端末にのみ適用されてもよく、又は、チャットルームに参加した全ての参加者の端末に適用されてもよい。
【0090】
実施形態により、チャットルームに参加した複数のユーザ端末から第2ユーザインタフェースに対するユーザ入力(フィードバック)が受信された場合、複数のユーザ入力に比例してアニメーション効果が累積して増大される。アニメーション効果が累積して増大される場合、例えば、
図8(a)の画面510に示されたハート515の個数が増加したり、又は、ハート515の大きさ、色、動きなどが増加する。その他にも、第2ユーザインタフェースに対するユーザ入力(フィードバック)が特定の回数以上に発生する場合、別途のアニメーション効果が適用されてもよい。例えば、チャットルームに参加した全体ユーザが100人であり、そのうち50人以上のユーザ端末でフィードバックが入力された場合、数個のハート515が飛び回るアニメーション効果と区別される別途のアニメーション効果(例えば、ハートと異なる形態である星又は月が輝く効果及び/又はハート515が輝く効果など)が適用されてもよい。この場合、既存のアニメーション効果と別途のアニメーション効果が共に表示されてもよく、既存のアニメーション効果の代わりに別途のアニメーション効果のみが表示されてもよい。
【0091】
また、ユーザが前述した
図6及び
図7に示すように、第2ユーザインタフェースを介して様々な感情をフィードバックした場合、端末は、複数の感情それぞれに対応するフィードバックが
図8(b)の画面530に示されたハート531及び稲妻533のように区別して表現されるようにする。ここで、ハート531は、「いいね」という感情に対応するフィードバックであってもよく、稲妻533は「よくない」という感情に対応するフィードバックであってもよい。
【0092】
例えば、チャットルームのユーザから「いいね」という感情に対応する第2ユーザインタフェースに対するユーザ入力が18回入力され、「よくない」という感情に対応する第2ユーザインタフェースに対するユーザ入力が6回入力されたと仮定する。端末は、チャットルームのユーザからのユーザ入力を累積合算して「いいね」という感情に対応するフィードバック(例えば、ハート531)が「よくない」という感情に対応するフィードバック(例えば、稲妻533)に比べてさらに多く表示されるようにする。
【0093】
又は、実施形態によって、端末は、チャットルームのユーザからの各感情に対応するユーザ入力を累積合算して最終的に最も多数に該当する感情に対応するフィードバックのみを表示したり、又は、第1感情(例えば、いいねのような肯定的な感情)に対応するユーザ入力で第2感情(例えば、よくないねのような否定的な感情)に対応するユーザ入力を差し引き、すでに発生したアニメーション効果を減少(例えば、いいねに対応するハート数を減少など)させてもよい。
【0094】
図面に示していないが、一実施形態に係る端末は、プロセッサ、メモリ、通信インタフェース、及びタッチ感応型ディスプレイを含んでもよい。プロセッサ、メモリ、通信インタフェース、及びタッチ感応型ディスプレイは、通信バスを介して接続される。端末は、例えば、PC、ノート型パソコン、携帯端末、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、又はこれと同一又は類似の機能を行うユーザ装置であってもよい。
【0095】
プロセッサは、アプリケーションのユーザが参加中であるチャットルームでメッセージを強調するための権限が付与されているか否かに基づいて、タッチ感応型ディスプレイを介して入力モードの切り替えのための第1ユーザインタフェースをチャットルームのチャットインタフェース内に表示する。プロセッサは、第1ユーザインタフェースに対するユーザ入力に応答して、入力モードを一般的な第1モードからメッセージを強調するための第2モードに切り替え、第2モードで入力されたメッセージを予め決定された時間の間に予め決定された方式で強調することができる。
【0096】
その他にも、プロセッサは、
図1〜
図8を参照して前述した少なくとも1つの方法又は少なくとも1つの方法に対応するアルゴリズムを行ってもよい。プロセッサはプログラムを実行し、端末を制御する。プロセッサによって実行されるプログラムコードはメモリに格納される。
【0097】
通信インタフェースは、1つ以上の外部ポートを通した他のデバイスとの通信を容易にし、また、RF回路部及び/又は外部ポートによって受信されるデータをハンドリングするための様々なソフトウェアコンポーネントを含む。
【0098】
タッチ感応型ディスプレイは、接触が生じたかを決定すること(例えば、指ダウンイベント(finger−down event)を検出すること)、接触の強度(例えば、接触の力又は圧力、又は、接触の力又は圧力に対する代替物)を決定すること、接触の移動があるかを決定し、タッチ感応型表面を横切る移動を追跡すること(例えば、1つ以上の指ドラッグイベント(finger−dragging event)を検出すること)、及び接触が中止されたかを決定すること(例えば、指アップイベント(finger−up event)又は接触の中断を検出すること)のような(例えば、指による又はスタイラスによる)接触の検出に関する様々な動作を行うための様々なソフトウェアコンポーネントを含み得る。タッチ感応型ディスプレイはタッチ感応型表面を含み、タッチ感応型表面から接触データを受信する。タッチ感応型ディスプレイで一連の接触データによって表現される接触地点の移動を決定することは、接触地点の速力(大きさ)、速度(大きさ及び方向)、及び/又は加速度(大きさ及び/又は方向の変化)を決定することを選択的に含むことができる。この動作は、例えば、単一の接触(例えば、ある指の接触又はスタイラス接触)、又は複数の同時接触(例えば、「マルチタッチ」/複数の指接触)に選択的に適用され得る。
【0099】
以上述した実施形態は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組み合せで具現される。例えば、本実施形態で説明した装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサー、又は命令(instruction)を実行して応答する異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータ又は特殊目的コンピュータを用いて具現される。
【0100】
本実施形態による方法は、様々なコンピュータ手段を介して実施されるプログラム命令の形態で具現され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組み合せて含む。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DYIJDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含む。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。ハードウェア装置は、本発明に示す動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0101】
上述したように実施形態をたとえ限定された図面によって説明したが、当技術分野で通常の知識を有する者であれば、上記の説明に基づいて様々な技術的な修正及び変形を適用することができる。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる順で実行されるし、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法と異なる形態で結合又は組み合わせられてもよいし、他の構成要素又は均等物によって置き換え又は置換されたとしても適切な結果を達成することができる。したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。