特許第6850887号(P6850887)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6850887置換ピラゾロアゼピン−8−オンおよびそれらのホスホジエステラーゼ阻害剤としての使用
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6850887
(24)【登録日】2021年3月10日
(45)【発行日】2021年3月31日
(54)【発明の名称】置換ピラゾロアゼピン−8−オンおよびそれらのホスホジエステラーゼ阻害剤としての使用
(51)【国際特許分類】
   C07D 491/20 20060101AFI20210322BHJP
   A61K 31/55 20060101ALI20210322BHJP
   A61K 45/00 20060101ALI20210322BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20210322BHJP
   A61P 17/00 20060101ALI20210322BHJP
   A61P 35/00 20060101ALI20210322BHJP
   A61P 29/00 20060101ALI20210322BHJP
   A61P 37/08 20060101ALI20210322BHJP
   A61P 17/06 20060101ALI20210322BHJP
   A61P 17/14 20060101ALI20210322BHJP
【FI】
   C07D491/20CSP
   A61K31/55
   A61K45/00
   A61P43/00 121
   A61P43/00 111
   A61P17/00
   A61P35/00
   A61P29/00
   A61P37/08
   A61P17/06
   A61P17/14
【請求項の数】20
【全頁数】157
(21)【出願番号】特願2019-531212(P2019-531212)
(86)(22)【出願日】2016年12月12日
(65)【公表番号】特表2020-500921(P2020-500921A)
(43)【公表日】2020年1月16日
(86)【国際出願番号】EP2016080550
(87)【国際公開番号】WO2018108231
(87)【国際公開日】20180621
【審査請求日】2019年12月11日
(73)【特許権者】
【識別番号】508069752
【氏名又は名称】レオ ファーマ アクティーゼルスカブ
(74)【代理人】
【識別番号】100106518
【弁理士】
【氏名又は名称】松谷 道子
(74)【代理人】
【識別番号】100156144
【弁理士】
【氏名又は名称】落合 康
(72)【発明者】
【氏名】リアン・シーフー
(72)【発明者】
【氏名】イェンス・ラーセン
【審査官】 小森 潔
(56)【参考文献】
【文献】 特表2009−510159(JP,A)
【文献】 特表2010−519332(JP,A)
【文献】 特表2013−544847(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I):
【化1】
[式中、
1およびR4は、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
2およびR3は、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか;または
2およびR3は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロペンチル環、オキセタニル環、テトラヒドロフラニル環またはテトラヒドロピラニル環を形成することができ;
nは、0、1または2であり;
Qは、−O−C(O)−R5からなる群から選択され;
5は、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該ヘテロアリールおよびアリールは、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよび4〜7員ヘテロシクロアルキルは、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6は、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;
7は、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、シアノ、オキソ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rx、S(O)2x、−ORx、−SRx、アリールおよびヘテロアリールからなり;
xは、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;
aおよびRbは、独立して、水素、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または
aおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい]
で示される化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物。
【請求項2】
1およびR4が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
2およびR3が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
nが、0、1または2であり;
Qが、−O−C(O)−R5からなる群から選択され;
5が、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、4〜6員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリールおよびフェニルからなる群から選択され、ここで、該5〜6員ヘテロアリールおよびフェニルが、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルが、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6が、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、C(O)NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;
7が、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、シアノ、オキソ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rx、−S(O)2x、−ORx、−SRx、アリールおよびヘテロアリールからなり;
xが、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;
aおよびRbが、独立して、水素、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または
aおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい、
請求項1記載の一般式(I)で示される化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物。
【請求項3】
一般式(I):
【化2】
[式中、
1およびR4は、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
2およびR3は、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか;または
2およびR3は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロペンチル環、オキセタニル環、テトラヒドロフラニル環またはテトラヒドロピラニル環を形成することができ;
nは、0、1または2であり;
Qは、−O−C(O)−R5からなる群から選択され;
5は、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキルおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該アリールは、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよび4〜7員ヘテロシクロアルキルは、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6は、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRabおよび−ORxからなり;
7は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、アリールおよびヘテロアリールからなり;
xは、(C1〜C6)アルキルであり;
aおよびRbは、独立して、水素、(C1〜C4)−アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または
aおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルで置換されていてもよい]
で示される化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物。
【請求項4】
1、R2、R3、R4が全て、水素であり、nが1であり、R5が、R6のうちの1個または2個で置換されていてもよいフェニルである、請求項1〜3いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物
【請求項5】
下記のものからなる群から選択される、請求項1〜4いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
4−(メチルスルファモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(化合物101)、
4−(ジメチルスルファモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(化合物102)、
4−メチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(化合物103)。
【請求項6】
下記のものからなる群から選択される、請求項1〜4いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
2−メチルプロパン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
シクロペンタンカルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−エチルブタン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−メチル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−フルオロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−フルオロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−シアノ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−シアノ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3,4−ジメチル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2,4−ジメチル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−エチル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−メトキシ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−メトキシ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−4−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−フルオロ−2−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−フルオロ−2−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−フルオロ−2−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3,4−ジフルオロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2,3−ジフルオロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2,5−ジフルオロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2,6−ジフルオロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−アセチル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−アセチル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−シアノ−5−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−シアノ−4−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−シアノ−2−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−シアノ−3−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−メトキシ−3−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メトキシ−4−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−フルオロ−4−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−フルオロ−3−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−5−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−4−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−3−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−フルオロ−2−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−6−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−4−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−2−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−クロロ−2−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(ジフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−5−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−5−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−3−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−3−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−2−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−クロロ−2−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−6−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−2−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−4−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−3−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−5−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−3−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−4−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−2−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−クロロ−2−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−2−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−メチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−スルファモイル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−スルファモイル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチル−5−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチル−3−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−エチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−エチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(メチルスルファモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−メトキシ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−メトキシ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−クロロ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−イソプロピルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−イソプロピルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−シクロペンチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−ピロリジン−1−イルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−ピロリジン−1−イルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2,4−ビス(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3,4−ビス(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−モルホリノスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−モルホリノスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(4−アセチルピペラジン−1−イル)スルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(4−アセチルピペラジン−1−イル)スルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−カルバモイル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(メチルカルバモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(ジメチルカルバモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(ピロリジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(ピペリジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−カルバモイル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(メチルカルバモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(ジメチルカルバモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(ピロリジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(ピペリジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルプロパン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
シクロペンタンカルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−メチル安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−フルオロ安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−メトキシ安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−アセチル安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−カルバモイル安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−(メチルカルバモイル)安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−(ジメチルカルバモイル)安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−メチルスルホニル安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−(メチルスルファモイル)安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−(ジメチルスルファモイル)安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
シクロペンタンカルボン酸2−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)エチル
4−メチル安息香酸2−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)エチル
4−メチルスルホニル安息香酸2−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)エチル
3−メトキシプロパン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−ヒドロキシシクロブタンカルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−メチルスルファニルプロパン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−メチル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メチル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−メチル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−フルオロ安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−フルオロ安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−フルオロ安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−エチル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−メトキシ安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−メトキシ安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メトキシ安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−メチルスルホニルプロパン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−アセチル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−アセチル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−メチルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−エチルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−エチルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(メチルスルファモイル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−イソプロピルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−イソプロピルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(ジメチルスルファモイル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−シクロペンチルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−ピロリジン−1−イルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−モルホリノスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−モルホリノスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(4−アセチルピペラジン−1−イル)スルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(4−アセチルピペラジン−1−イル)スルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロ−ピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−カルバモイル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(メチルカルバモイル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(ジメチルカルバモイル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(ピロリジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(ピペリジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−カルバモイル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(メチルカルバモイル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(ジメチルカルバモイル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(ピロリジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(ピペリジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−メトキシプロパン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−メチルスルファニルプロパン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−メチル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メチル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−メチル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−フルオロ安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−フルオロ安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−フルオロ安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−エチル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−メトキシ安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−メトキシ安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メトキシ安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−メチルスルホニルプロパン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−アセチル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−アセチル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−メチルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−エチルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−エチルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(メチルスルファモイル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−イソプロピルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−イソプロピルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(ジメチルスルファモイル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−シクロペンチルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−ピロリジン−1−イルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−ピロリジン−1−イルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−モルホリノスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−モルホリノスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−[ベンジル(メチル)スルファモイル]安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(4−アセチルピペラジン−1−イル)スルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(4−アセチルピペラジン−1−イル)スルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−カルバモイル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(メチルカルバモイル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(ジメチルカルバモイル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(ピロリジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(ピペリジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−カルバモイル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(メチルカルバモイル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(ジメチルカルバモイル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(ピロリジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(ピペリジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]。
【請求項7】
下記のものからなる群から選択される、請求項1〜4いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
オキサゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
テトラヒドロフラン−3−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−メチルピラゾール−3−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−メチルピラゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−メチルイミダゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルオキサゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルオキサゾール−5−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
イソチアゾール−5−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
イソチアゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
チアゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
チアゾール−5−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
テトラヒドロピラン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルピリミジン−5−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−エチルピラゾール−3−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1,5−ジメチルピラゾール−3−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−エチルピラゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−エチルオキサゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−アセチルアゼチジン−3−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−メチルイソチアゾール−5−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルチアゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルチアゾール−5−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−メチルピペリジン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
テトラヒドロチオピラン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2,6−ジメチルピリジン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−エチル−1−メチル−ピラゾール−3−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−エチルチアゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−アセチルピペリジン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1,1−ジオキソチアン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−メトキシカルボニルピペリジン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル]
1−(ジメチルカルバモイル)ピペリジン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
テトラヒドロフラン−3−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
2−メチルオキサゾール−4−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
2−メチルオキサゾール−5−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
イソチアゾール−4−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
チアゾール−4−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
テトラヒドロピラン−4−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
2−メチルピリミジン−5−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
1,5−ジメチルピラゾール−3−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
2,6−ジメチルピリジン−4−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
1−アセチルピペリジン−4−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
イソチアゾール−4−カルボン酸2−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)エチル
テトラヒドロピラン−4−カルボン酸2−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)エチル
オキサゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−メチルピラゾール−3−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−メチルピラゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−メチルイミダゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メチルオキサゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メチルオキサゾール−5−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
イソチアゾール−5−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
イソチアゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
チアゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
チアゾール−5−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
テトラヒドロピラン−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メチルピリミジン−5−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1,5−ジメチルピラゾール−3−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メチルチアゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メチルチアゾール−5−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−メチルピペリジン−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2,6−ジメチルピリジン−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−アセチルピペリジン−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−メトキシカルボニルピペリジン−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−(ジメチルカルバモイル)ピペリジン−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
オキサゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−メチルピラゾール−3−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−メチルピラゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−メチルイミダゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メチルオキサゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メチルオキサゾール−5−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
イソチアゾール−5−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
イソチアゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
チアゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
チアゾール−5−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
テトラヒドロピラン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メチルピリミジン−5−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1,5−ジメチルピラゾール−3−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メチルチアゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メチルチアゾール−5−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−メチルピペリジン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2,6−ジメチルピリジン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−アセチルピペリジン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−メトキシカルボニルピペリジン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−(ジメチルカルバモイル)ピペリジン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]。
【請求項8】
請求項1〜7いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物を薬学的に許容されるビヒクルもしくは賦形剤または薬学的に許容される担体と一緒に含む、医薬組成物。
【請求項9】
さらに、1つ以上の他の治療活性化合物を含む、請求項8記載の医薬組成物。
【請求項10】
医薬組成物の製造のための請求項1〜7いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物の使用
【請求項11】
PDE4阻害活性に反応する疾患、障害または状態の処置または寛解のための医薬組成物の製造における請求項10記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物の使用。
【請求項12】
疾患、障害または状態が皮膚疾患または状態である、請求項11記載の使用。
【請求項13】
疾患、障害または状態が増殖性および炎症性皮膚障害、皮膚炎、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎、乾癬、癌、上皮炎症、脱毛症、円形脱毛症、皮膚萎縮症、ステロイド誘発性皮膚萎縮症、皮膚老化、光皮膚老化、ざ瘡、じんま疹、掻痒症および湿疹である、請求項12記載の使用。
【請求項14】
医薬としての使用のための請求項1〜7いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物
【請求項15】
PDE4阻害活性に反応する疾患、障害または状態の処置または寛解における使用のための請求項14記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物
【請求項16】
皮膚疾患または状態の処置または寛解における使用のための請求項15記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物
【請求項17】
増殖性および炎症性皮膚障害、皮膚炎、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎、乾癬、癌、上皮炎症、脱毛症、円形脱毛症、皮膚萎縮症、ステロイド誘発性皮膚萎縮症、皮膚老化、光皮膚老化、ざ瘡、じんま疹、掻痒症および湿疹の処置における使用のための請求項16記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物
【請求項18】
PDE4阻害活性に反応する疾患、障害または状態の処置または軽減のための医薬であって、請求項1〜7いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物を含む、医薬
【請求項19】
皮膚疾患または状態の処置または寛解のための医薬であって、請求項1〜7いずれか1項記載の1種類以上の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物を含み、薬学的に許容される担体または1種類以上の賦形剤一緒に含んでもよく、他の治療活性化合物組み合わせて含んでもよ医薬
【請求項20】
皮膚疾患または状態が、増殖性および炎症性皮膚障害、皮膚炎、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎、乾癬、癌、上皮炎症、脱毛症、円形脱毛症、皮膚萎縮症、ステロイド誘発性皮膚萎縮症、皮膚老化、光皮膚老化、ざ瘡、じんま疹、掻痒症および湿疹からなる群から選択される、請求項19記載の医薬
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホスホジエステラーゼ阻害活性を有する新規置換ピラゾロアゼピン−8−オン、ならびに炎症性疾患および状態の処置における治療薬としてのそれらの使用に関する。
【背景技術】
【0002】
ホスホジエステラーゼは、細胞中の環状AMPおよび/または環状GMPのそれぞれ5−AMPおよび5−GMPへの加水分解を触媒する酵素であり、したがって、それらは、cAMPまたはcGMPレベルの細胞性調節に重要である。これまでに同定された11種類のホスホジエステラーゼのうち、ホスホジエステラーゼ(PDE)4、PDE7およびPDE8はcAMPに対して選択である。PDE4は、好中球、マクロファージおよびTリンパ球などの免疫および炎症細胞において発現したcAMPの最も重要なモジュレーターである。cAMPは炎症反応の調節において重要なセカンドメッセンジャーであるので、PDE4は、TNF−α、IL−2、IFN−γ、GM−CSFおよびLTB4などの炎症誘発性サイトカインを調節することによって炎症細胞の炎症反応を制御することが判明している。したがって、PDE4の阻害は、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、関節リウマチ、アトピー性皮膚炎、乾癬、クローン病のような炎症性腸疾患などの炎症性疾患の治療のための魅力的なターゲットとなっている(非特許文献1)。アトピー性皮膚炎(AD)患者はPDE活性が増大しているので、PDE4阻害はまた、ADの実行可能な治療であると思われる(非特許文献2)。
【0003】
PDE4遺伝子ファミリーは、少なくとも、高度なホモロジーを有する4つの遺伝子A、B、CおよびDからなっている(非特許文献3)。この4つのPDE4アイソフォームは、異なる組織および細胞型において差次的に発現する。したがって、PDE4Bは主に単球および好中球において発現するが皮質および上皮細胞においては発現せず、一方、PDE4Dは肺、皮質、小脳およびT細胞において発現する(非特許文献4)。脳におけるPDE4Dの阻害は臨床的にPDE4阻害剤を投与した場合にみられる副作用、主に悪心および嘔吐と関連しているが、PDE4Bの阻害は、抗炎症効果と関連していると考えられている(非特許文献5)。
【0004】
多くのPDE4阻害剤が、炎症性疾患、主に喘息およびCOPDに対する治療効果について研究されている。
【0005】
特許文献1(Astrazeneca AB)には、喘息および慢性閉塞性肺疾患の処置のための5,6−ジヒドロピラゾロ[3,4−e][1,4]ジアゼピン−4(1H)−オン誘導体が開示されている。該化合物は、他のPDEよりもPDE4の選択的阻害剤であると述べられている
【0006】
特許文献2(Warner-Lambert Company)には、ピラゾロ[3,4−e]ジアゼピンが開示されている。該化合物は、PDE4酵素を阻害すると述べられている。
【0007】
特許文献3(Vertex Pharmaceuticals Inc)は、プロテインキナーゼ阻害剤としての化合物に関している。
【0008】
特許文献4(IRM LLC)は、プロテインキナーゼ阻害剤としての化合物に関している。
【0009】
治療効果を保持しつつ、より好ましい治療域を有する、すなわち副作用がより少ない、新規PDE4阻害剤の開発が依然として必要とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】国際公開第2007/040435号
【特許文献2】国際公開第2001/049689号
【特許文献3】国際公開第2008/060597号
【特許文献4】国際公開第2004/098520号
【非特許文献】
【0011】
【非特許文献1】M.D. Houslay et al., Drug Discovery Today 10 (22), 2005, pp. 1503-1519
【非特許文献2】Journal of Investigative Dermatology (1986), 87(3), 372-6
【非特許文献3】V. Boswell Smith and D. Spina, Curr. Opinion Investig. Drugs 6(11), 2006, pp. 1136-1141
【非特許文献4】C. Kroegel and M. Foerster, Exp. Opinion Investig. Drugs 16(1), 2007, pp. 109-124
【非特許文献5】B. Lipworth, Lancet 365, 2005, pp. 167-175
【発明の概要】
【0012】
本発明の目的は、新規化合物を提供することである。一の態様において、本発明は、例えば局所投与した時に、観察される化合物の全身曝露が低いことを意味する生体組織における安定性プロファイルを有することができるPDE4阻害剤に関しており、これは、本発明の化合物がヒト肝ミクロソームにおいて高いクリアランスを有することができること、本発明の化合物がヒト全血において加水分解することができてヒトケラチノサイトにおける酵素的加水分解に対して安定性を示すことができることを示している。
【0013】
一の態様において、本発明は、式(I):
【化1】
[式中、
1およびR4は、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
2およびR3は、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか;または
2およびR3は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロペンチル環、オキセタニル環、テトラヒドロフラニル環またはテトラヒドロピラニル環を形成することができ;
nは、0、1または2であり;
Qは、−O−C(O)−R5からなる群から選択され;
5は、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該ヘテロアリールおよびアリールは、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよび4〜7員ヘテロシクロアルキルは、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6は、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;
7は、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、シアノ、オキソ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rx、−S(O)2x、−ORx、−SRx、アリールおよびヘテロアリールからなり;
xは、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;
aおよびRbは、独立して、水素、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または
aおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい]
で示される化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物を提供する。
【0014】
別の態様において、本発明は、薬学的に許容されるビヒクルもしくは賦形剤または薬学的に許容される担体と一緒に、所望により1つ以上の他の治療活性化合物と一緒に、上記で定義した一般式(I)で示される化合物を含む、医薬組成物を提供する。
【0015】
別の態様において、本発明は、PDE4阻害活性に反応する疾患、障害または状態の予防(prophylaxis)、処置、防止(prevention)または寛解(amelioration)のための医薬組成物の製造のための本発明の化合物の使用を提供する。
【0016】
さらに別の態様において、本発明は、PDE4阻害活性に反応する疾患、障害または状態の処置、防止または軽減(alleviation)の方法であって、動物生体に本発明の式(I)で示される化合物の治療有効量を投与する工程を含む、方法を提供する。
【0017】
本発明の他の目的は、以下の詳細な説明および実施例から当業者に明らかになるであろう。
【発明を実施するための形態】
【0018】
発明の詳細な説明
一の態様において、本発明は、式(I):
【化2】
[式中、
1およびR4は、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
2およびR3は、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか;または
2およびR3は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロペンチル環、オキセタニル環、テトラヒドロフラニル環またはテトラヒドロピラニル環を形成することができ;
nは、0、1または2であり;
Qは、−O−C(O)−R5からなる群から選択され;
5は、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該ヘテロアリールおよびアリールは、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよび4〜7員ヘテロシクロアルキルは、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6は、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;
7は、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、シアノ、オキソ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rx、−S(O)2x、−ORx、−SRx、アリールおよびヘテロアリールからなり;
xは、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;
aおよびRbは、独立して、水素、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または
aおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい]
で示される化合物、およびその薬学的に許容される塩、水和物または溶媒和物を提供する。
【0019】
別の態様において、本発明は、
1およびR4が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
2およびR3が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
nが、0、1または2であり;
Qが、−O−C(O)−R5からなる群から選択され;
5が、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該ヘテロアリールおよびアリールが、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよび4〜7員ヘテロシクロアルキルが、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6が、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;
7が、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、シアノ、オキソ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rx、−S(O)2x、−ORx、−SRx、アリールおよびヘテロアリールからなり;
xが、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;
aおよびRbが、独立して、水素、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または
aおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい、
式(I)で示される化合物、およびその薬学的に許容される塩、水和物または溶媒和物を提供する。
【0020】
別の態様において、本発明は、
1およびR4が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
2およびR3が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
nが、0、1または2であり;
Qが、−O−C(O)−R5からなる群から選択され;
5が、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、4〜6員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリールおよびフェニルからなる群から選択され、ここで、該5〜6員ヘテロアリールおよびフェニルが、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルが、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6が、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、C(O)NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;
7が、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、シアノ、オキソ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rx、−S(O)2x、−ORxおよび−SRxからなり;
xが、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;
aおよびRbが、独立して、水素、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または
aおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい、
式(I)で示される化合物、およびその薬学的に許容される塩、水和物または溶媒和物を提供する。
【0021】
別の態様において、本発明は、
1およびR4が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
2およびR3が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか;または
2およびR3が、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロペンチル環、オキセタニル環、テトラヒドロフラニル環またはテトラヒドロピラニル環を形成することができ;
nが、0、1または2であり;
Qが、−O−C(O)−R5からなる群から選択され;
5が、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキルおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該アリールが、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよび4〜7員ヘテロシクロアルキルが、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6が、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRabおよび−ORxからなり;
7が、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、アリールおよびヘテロアリールからなり;
xが、(C1〜C6)アルキルであり;
aおよびRbが、独立して、水素、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または
aおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルで置換されていてもよい、
式(I)で示される化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物を提供する。
【0022】
本発明の一の実施態様において、R1およびR4は、ともに、水素である。
【0023】
本発明の別の実施態様において、R2およびR3のうち1つは水素であり、R2およびR3のうち残り1つは(C1〜C4)アルキルである。
【0024】
本発明の別の実施態様において、R2およびR3は、ともに、水素である。
【0025】
本発明の別の実施態様において、R2およびR3は、ともに、(C1〜C4)アルキル、例えば、ともに、メチルである。
【0026】
本発明の別の実施態様において、R2およびR3は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロペンチル環、オキセタニル環、テトラヒドロフラニル環またはテトラヒドロピラニル環を形成する。
【0027】
本発明の別の実施態様において、nは、1である。
【0028】
本発明の別の実施態様において、R5は、(C1〜C6)アルキルである。
【0029】
本発明の別の実施態様において、R5は、(C3〜C6)シクロアルキル、例えば、シクロペンチルである。
【0030】
本発明の別の実施態様において、R5は、4〜7員ヘテロシクロアルキルである。
【0031】
本発明の別の実施態様において、R5は、4〜6員ヘテロシクロアルキルである。
【0032】
本発明の別の実施態様において、R5は、ピペリジニル、テトラヒドロフラニル、アゼチジニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニルおよびジオキソチアニルからなる群から選択され、これらが全て、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい。
【0033】
本発明の別の実施態様において、R5は、テトラヒドロフラニルである。
【0034】
本発明の別の実施態様において、R5は、テトラヒドロピラニルである。
【0035】
本発明の別の実施態様において、R5は、ヘテロアリールである。
【0036】
本発明の別の実施態様において、R5は、5〜6員ヘテロアリールである。
【0037】
本発明の別の実施態様において、R5は、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよいヘテロアリールである。
【0038】
本発明の別の実施態様において、R5は、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、ピリミジニル、ピリジル、イソチアゾリルおよびチアゾリルからなる群から選択され、これらが全て、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい。
【0039】
本発明の別の実施態様において、R5は、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよいアリールである。
【0040】
本発明の別の実施態様において、R5は、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよいフェニルである。
【0041】
本発明の別の実施態様において、R5は、R6から選択される1個の置換基で置換されているフェニルである。
【0042】
本発明の別の実施態様において、R5が、−S(O)2xおよび−S(O)2NRabからなるR6のうちの1個で置換されている場合、該置換基はパラ位にある。
【0043】
本発明の別の実施態様において、R5は、独立してR6から選択される2個の置換基で置換されているフェニルである。
【0044】
本発明の別の実施態様において、R6は、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよび(C1〜C4)アルキルオキシからなる。
【0045】
本発明の別の実施態様において、R6は、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRabおよび−C(O)ORaからなり、ここで、Ra、Rbは全て、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルから選択される。
【0046】
本発明の別の実施態様において、R6は、−S(O)2xである。
【0047】
本発明の別の実施態様において、R6は、−C(O)Rxである。
【0048】
本発明の別の実施態様において、R6は、C(O)NRabである。
【0049】
本発明の別の実施態様において、R7は、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、シアノ、オキソ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rx、−S(O)2x、−ORxおよび−SRxからなる。
【0050】
本発明の別の実施態様において、Rxは、(C1〜C4)アルキルである。
【0051】
本発明の別の実施態様において、Rxは、メチルである。
【0052】
本発明の別の実施態様において、Rxは、(C3〜C6)シクロアルキルである。
【0053】
本発明の別の実施態様において、R6は、−S(O)2NRabである。
【0054】
本発明の別の実施態様において、RaおよびRbは、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され、例えば、独立して、水素およびメチルからなる群から選択される。
【0055】
本発明の別の実施態様において、RaおよびRbは、ともに、(C1〜C4)アルキル、例えば、ともに、メチルである。
【0056】
本発明の別の実施態様において、RaおよびRbのうち1つは水素であり、RaおよびRbのうち残り1つはメチルである。
【0057】
本発明の別の実施態様において、R1、R2、R3、R4は全て、水素であり、nは、1であり、R5は、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよび(C1〜C4)アルキル−オキシからなる群から選択されるR6のうちの1個または2個で置換されていてもよいフェニルである。
【0058】
本発明の別の実施態様において、R1、R2、R3、R4は全て、水素であり、nは、1であり、R5は、フェニルであり、R6は、−S(O)2xであり、Rxは、(C1〜C4)アルキルである。
【0059】
本発明の別の実施態様において、R1、R2、R3、R4は全て、水素であり、nは、1であり、R5は、フェニルであり、R6は、−S(O)2NRabであり、RaおよびRbは、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択される。
【0060】
本発明の別の実施態様において、R1、R2、R3、R4は全て、水素であり、nは、1であり、R5は、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該アリールは、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6は、ハロゲン、シアノ、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;Rxは、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;RaおよびRbは、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または、RaおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい。
【0061】
本発明の別の実施態様において、R1、R2、R3、R4は全て、水素であり、nは、1であり、R5は、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよいフェニルであり;R6は、ハロゲン、シアノ、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;Rxは、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;RaおよびRbは、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または、RaおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい。
【0062】
本発明の別の実施態様において、R1、R2、R3、R4は全て、水素であり、nは、1であり、R5は、C(O)NRabで置換されているフェニルであり;RaおよびRbは、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または、RaおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよく;Rxは、(C1〜C6)アルキルである。
【0063】
本発明の別の実施態様において、R1、R2、R3、R4は全て、水素であり、nは2であり、R5は、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該アリールは、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6は、ハロゲン、(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、C(O)NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;Rxは、(C1〜C6)アルキルからなり;RaおよびRbは、独立して、水素、(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または、RaおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができる。
【0064】
本発明の別の実施態様において、R1、R2、R3は水素であり、nは0であり、R5は、(C3〜C7)シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択され、ここで、該フェニルは、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6は、(C1〜C4)アルキル、−S(O)2xからなり;Rxは、(C1〜C6)アルキルである。
【0065】
本発明の一の実施態様において、R1およびR4は、ともに、水素であり、R2およびR3のうち1つは水素であり、R2およびR3のうち残り1つは(C1〜C4)アルキルであり、nは1であり;R5は、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該アリールは、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキルおよび(C3〜C7)は、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6は、ハロゲン、(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;R7は、ヒドロキシル、−ORx、−SRx、−S(O)2xからなり;Rxは、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;RaおよびRbは、独立して、水素、(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または、RaおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい。
【0066】
本発明の一の実施態様において、R1およびR4は、ともに、水素であり、R2およびR3のうち1つは水素であり、R2およびR3のうち残り1つは(C1〜C4)アルキルであり、nは1であり;R5は、ハロゲン、(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、−C(O)Rxおよび−ORxから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよいフェニルであり;Rxは、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;RaおよびRbは、独立して、水素、(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または、RaおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい。
【0067】
本発明の別の実施態様において、R1およびR4は、ともに、水素であり、R2およびR3のうち1つは水素であり、R2およびR3のうち残り1つは(C1〜C4)アルキルであり、nは1であり;R5は、C(O)NRabで置換されているフェニルであり;RaおよびRbは、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または、RaおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよく;Rxは、(C1〜C6)アルキルである。
【0068】
本発明の別の実施態様において、R1およびR4は、ともに、水素であり、R2およびR3は、ともに、(C1〜C4)アルキルであり、nは1であり;R5は、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該アリールは、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキルおよび(C3〜C7)は、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6は、ハロゲン、(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;R7は、ヒドロキシル、−ORx、−SRx、−S(O)2xからなり;Rxは、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;RaおよびRbは、独立して、水素、(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または、RaおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい。
【0069】
本発明の別の実施態様において、R1およびR4は、ともに、水素であり、R2およびR3は、ともに、(C1〜C4)アルキルであり、nは1であり;R5は、ハロゲン、(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、−C(O)Rxおよび−ORxのうちの1個以上で置換されていてもよいフェニルであり;Rxは、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;RaおよびRbは、独立して、水素、(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または、RaおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい。
【0070】
本発明の別の実施態様において、R1およびR4は、ともに、水素であり、R2およびR3は、ともに、(C1〜C4)アルキルであり、nは1であり;R5は、C(O)NRabで置換されているフェニルであり;RaおよびRbは、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または、RaおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよく;Rxは、(C1〜C6)アルキルである。
【0071】
本発明の別の実施態様において、R1、R2、R3、R4は全て、水素であり、nは1であり、Qは、−O−C(O)−R5であり;ここで、R5は、5〜6員ヘテロアリールおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、ここで、該ヘテロアリールは、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該ヘテロシクロアルキルは、独立してR7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6は、シアノ、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxからなり;R7は、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxからなり;Ra、Rbは、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルから選択される。
【0072】
本発明の別の実施態様において、R1、R2、R3、R4は全て、水素であり、nは2であり、Qは、−O−C(O)−R5であり;ここで、R5は、5〜6員ヘテロアリールおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、ここで、該ヘテロアリールは、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該ヘテロシクロアルキルは、独立してR7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6は、(C1〜C4)アルキル、−C(O)Raからなり、R7は、(C1〜C4)アルキル、−C(O)Raからなり;Raは、(C1〜C4)アルキルである。
【0073】
本発明の別の実施態様において、R1、R2、R3は全て、水素であり、nは0であり、Qは、−O−C(O)−R5からなる群から選択され、ここで、R5は、5〜6員ヘテロアリールおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択される。
【0074】
本発明の別の実施態様において、R1およびR4は、ともに、水素であり、R2およびR3のうち1つは水素であり、R2およびR3のうち残り1つは(C1〜C4)アルキルであり;nは1であり、Qは、−O−C(O)−R5であり、ここで、R5は、5〜6員ヘテロアリールおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、ここで、該ヘテロアリールは、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該ヘテロシクロアルキルは、独立してR7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6は、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxからなり;R7は、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxからなり;Ra、Rbは、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルから選択される。
【0075】
本発明の別の実施態様において、R1およびR4は、ともに、水素であり、R2およびR3は、ともに、(C1〜C4)アルキルであり;nは1であり、Qは、−O−C(O)−R5であり、ここで、R5は、5〜6員ヘテロアリールおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、ここで、該ヘテロアリールは、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該ヘテロシクロアルキルは、独立してR7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6は、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxからなり;R7は、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxからなり;Ra、Rbは、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルから選択される。
【0076】
式(I)で示される化合物の具体的な例は、下記のものからなる群から選択され得る:
4−(メチルスルファモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(化合物101),
4−(ジメチルスルファモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(化合物102),
4−メチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(化合物103)。
【0077】
定義
本明細書および特許請求の範囲を通して使用される場合、以下の用語は、示された意味を有する:
【0078】
用語「アルキル」は、分枝状または直鎖状の炭化水素から1個の水素原子を取り除いた場合に得られるラジカルを示すことを意図している。該アルキルは、炭素原子1〜6個、例えば1〜4個、例えば1〜3個、例えば2〜3個、または例えば1〜2個を含む。該用語は、サブクラスである第一級アルキル(n−アルキル)、第二級および第三級アルキル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシルおよびイソヘキシルを包含する。
【0079】
用語「アルキルオキシ」および「アルコキシ」は、式−OR'で示されるラジカルを示すことを意図しており、ここで、R'は、本明細書で示されるアルキルであり、ここで、該アルキル基は、酸素原子を介して親分子部分に結合しており、例えば、メトキシ(−OCH3)、エトキシ(−OCH2CH3)、n−プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、tert−ブトキシなどである。
【0080】
用語アルコキシアルキルは、1個以上の上記で定義したアルコキシ基で置換されている上記で定義したアルキル基を示すことを意図しており、例えば、メトキシメチル、エトキシメチル、2−メトキシエチル、2−エトキシエチル、3−メトキシプロパ−1−イルなどである。
【0081】
用語「ハロアルキル」は、1個以上の本明細書で定義されるハロゲン原子、例えばフルオロまたはクロロで置換されている本明細書で定義されるアルキル基を示すことを意図しており、例えばフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルである。
【0082】
用語「ハロアルキルオキシ」および「ハロアルコキシ」は、酸素原子を介して親分子部分に結合する本明細書で定義されるハロアルキル基を示すことを意図しており、例えばジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシである。
【0083】
用語「ハロゲン」は、周期表の第VII主族由来の置換基を示すことを意図しており、例えばフルオロ、クロロおよびブロモである。
【0084】
用語「アルキルチオ」は、式−S−R'で示されるラジカル(ここで、R'は、本明細書で示されるアルキルであり、該アルキル基は、硫黄原子を介して親分子部分と結合している)を示すことを意図しており、例えば−S−CH3(メチルチオ)または−S−CH2CH3(エチルチオ)である。
【0085】
用語「シアノ」は、炭素原子を介して親分子部分と結合している−CN基を示すことを意図している。
【0086】
用語「シクロアルキル」は、炭素原子3〜7個、3〜6個、3〜5個、3〜4個を含む飽和シクロアルカン炭化水素ラジカルを示すことを意図しており、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルである。
【0087】
用語「アリール」は、少なくとも1個の芳香環との縮合炭素環を包含する、炭素原子6〜13個、6〜9個、例えば6個を含む芳香族炭素環のラジカル、特に5員環または6員環のラジカルを示すことを意図している。アリール基が縮合炭素環である場合、親分子部分へのアリール基の結合点は、アリール基内の芳香族炭素原子を介しても脂肪族炭素原子を介してもよい。アリールの代表的な例としては、フェニル、ナフチル、インデニル、インダニル、ジヒドロナフチル、テトラヒドロナフチルおよびフルオレニルが挙げられるが、これらに限定されない。
【0088】
用語「ヘテロアリール」は、炭素原子1〜5個、ならびに酸素、硫黄および窒素から選択されるヘテロ原子1〜4個を含有する5員環または6員環を含む単環式芳香族複素環のラジカルを示すことを意図している。ヘテロアリールラジカルは、ヘテロアリール基内のどこかに含まれる炭素原子または窒素原子を介して親分子部分に結合し得る。ヘテロアリール基の代表的な例としては、フラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアゾリルが挙げられるが、これらに限定されない。
【0089】
用語「ヘテロシクロアルキル」は、炭素原子1〜6個、例えば2〜5個または2〜4個を含んでおり、さらにO、N、またはS、S(=O)もしくはS(=O)2から選択されるヘテロ原子1〜3個、好ましくは1〜2個を含んでいる、1個以上の炭素原子がヘテロ原子に置き換えられている本明細書に記載されているシクロアルカンラジカルを示すことを意図している。ヘテロシクロアルキルラジカルは、ヘテロシクロアルキル基内のどこかに含まれる炭素原子または窒素原子を介して親分子部分と結合し得る。ヘテロシクロアルキル基の代表的な例としては、アゼパニル、アゼチジニル、アジリジニル、ジオキソラニル、ジオキソリル、イミダゾリジニル、モルホリニル、オキセタニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオフェニル、テトラヒドロチオピラニルが挙げられるが、これらに限定されない。
【0090】
用語「4〜6員ヘテロシクロアルキル」は、環原子4〜6個を含み、炭素原子1〜5個、例えば2〜5個または2〜4個を含み、さらにO、N、S、S(=O)またはS(=O)2から選択されるヘテロ原子1〜3個、好ましくは1〜2個を含む、ヘテロシクロアルキルを示すことを意図している。4〜6員ヘテロシクロアルキル基の代表的な例としては、アゼチジニル、ジオキサニル、ジオキソラニル、イミダゾリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリニル−1−オキシド、チオモルホリニル−1,1−ジオキシド、オキセタニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロチオフェニル、チエタニルが挙げられる。
【0091】
用語「炭化水素ラジカル」は、水素原子および炭素原子だけを含有するラジカルを示すことを意図しており、1個以上の二重および/または三重炭素−炭素結合を含有し得、分枝鎖または直鎖部分と組み合わせて環状部分を含み得る。該炭化水素は、炭素原子1〜6個を含んでおり、好ましくは炭素原子1〜5個、例えば1〜4個、例えば1〜3個、例えば1〜2個を含んでいる。該用語は、本明細書で示されるアルキル、シクロアルキルおよびアリールを包含する。
【0092】
いくつかの場合には、炭化水素ラジカル(例えば、アルキル、シクロアルキルおよびアリール)中の炭素原子の数は、接頭語「(Ca〜Cb)」(ここで、aは炭化水素ラジカル中の炭素の最小数であり、bは炭化水素ラジカル中の炭素の最大数である)によって示される。かくして、例えば、(C1〜C4)アルキルは、炭素原子1〜4個を含むアルキルラジカルを示すことを意図しており、(C3〜C6)シクロアルキルは、炭素環原子3〜5個を含むシクロアルキルラジカルを示すことを意図している。
【0093】
用語「ヒドロキシアルキル」は、1個以上のヒドロキシで置換されている上記で定義したアルキル基を示すことを意図しており、例えば、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピルである。
【0094】
用語「ヒドロキシル」は、−OH基を示すことを意図している。
【0095】
用語「オキソ」は、二重結合を介して親分子部分と結合している酸素原子(=O)を示すことを意図している。
【0096】
用語「チオキソ」は、二重結合を介して親分子部分と結合している硫黄原子(=S)を示すことを意図している。
【0097】
基C(O)は、カルボニル基(C=O)を表すことを意図している。
【0098】
用語「薬学的に許容される塩」は、塩基部分を含んでいる式Iで示される化合物を、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、ギ酸、酢酸、2,2−ジクロロ酢酸、アジピン酸、アスコルビン酸、L−アスパラギン酸、L−グルタミン酸、ガラクタル酸、乳酸、マレイン酸、L−リンゴ酸、フタル酸、クエン酸、プロピオン酸、安息香酸、グルタル酸、グルコン酸、D−グルクロン酸、メタンスルホン酸、サリチル酸、コハク酸、マロン酸、酒石酸、ベンゼンスルホン酸、エタン−1,2−ジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、スルファミン酸またはフマル酸などの好適な無機酸または有機酸と反応させることによって製造される塩を示すことを意図している。薬学的に許容される塩のさらなる例は、Berge, S.M.; J. Pharm. Sci.; (1977), 66(1), 1-19に挙げられている(出典明示により本明細書の一部とする)。
【0099】
用語「溶媒和物」は、化合物、例えば式Iで示される化合物と、溶媒、例えばアルコール、グリセロールまたは水との相互作用によって形成される化学種(species)を示すことを意図しており、ここで、該化学種は結晶形態である。水が溶媒である場合、該化学種は水和物と称される。
【0100】
用語「処置」は、本明細書で用いられる場合、疾患、障害または状態と闘うことを目的とする患者の管理およびケアを意味する。該用語は、疾患、障害または状態の進行の遅延、症状および合併症の寛解、軽減または緩和(relief)、および/または疾患、障害または状態の治癒または除去を包含することを意図している。該用語は、状態の防止を含んでもよく、ここで、防止とは、疾患、状態または障害と闘うことを目的とする患者の管理およびケアを意味すると解されるべきであり、症状または合併症の発症を防止するために活性化合物を投与することを包含する。それにもかかわらず、予防的(防止的)処置と治療的(治癒的)処置とは2つの異なる態様である。
【0101】
用語「疾患」、「状態」および「障害」は、本明細書で用いられる場合、正常な生理学的状態の人ではない患者の状態を特定するために互換的に用いられる。
【0102】
用語「医薬」は、本明細書で用いられる場合、患者への薬学的に活性な化合物の投与に好適な医薬組成物を意味する。
【0103】
用語「薬学的に許容される」とは、本明細書で用いられる場合、通常の薬学的用途に適していること、すなわち、患者等において有害事象を引き起こさないことを意味する。
【0104】
本発明の化合物は、有機溶媒からの濃縮によって直接的に、または有機溶媒から、もしくは該溶媒と有機であっても無機であってもよい共溶媒(例えば、水)との混合物からの結晶化もしくは再結晶によって、結晶形態で得ることができる。結晶は、本質的に無溶媒の形態で、または水和物のような溶媒和物として、単離され得る。本発明は、全ての結晶変態および形態ならびにそれらの混合物を網羅する。
【0105】
式(I)で示される化合物は、異性体形態、例えばエナンチオマーおよび場合によってはジアステレオマーの存在を引き起こす不斉置換(キラル)炭素原子を含んでも含まなくてもよい。本発明は、光学的に純粋な形態における、またはその混合物(例えば、ラセミ混合物または部分的に精製された光学混合物)としての、このような異性体の全てに関する。純粋な立体異性体形態の本発明の化合物および中間体は、当該技術分野で公知の手順を適用することによって得ることができる。選択的結晶化およびクロマトグラフィー技術、例えばキラル固定相を用いる高速液体クロマトグラフィーなどの物理的分離法によって様々な異性体形態を分取することができる。エナンチオマーは、l−エフェドリンのような光学活性アミンまたは光学活性酸を用いて形成されるそれらのジアステレオマー塩の選択的結晶化によって相互に分離され得る。その後、該精製されたジアステレオマー塩から光学的に精製された化合物を遊離し得る。エナンチオマーは、ジアステレオマー誘導体の形成により分割することもできる。別法として、エナンチオマーは、キラル固定相を用いるクロマトグラフィー技術によって分離することができる。反応が立体選択的または立体特異的に生じることを条件に、純粋な立体異性体形態の適切な出発物質から対応する純粋な立体異性体形態を誘導することもできる。特定の立体異性体が望まれる場合、該化合物は、立体選択的または立体特異的な製造方法で合成される。これらの方法は、有利には、キラル純粋出発物質を用いる。
【0106】
さらにまた、二重結合または完全にもしくは部分的に飽和した環系が分子中に存在する場合には、幾何異性体が形成され得る。分離された、純粋なもしくは部分的に精製された幾何異性体またはその混合物としてのいかなる幾何異性体も本発明の範囲内に含まれることが意図される。
【0107】
重水素化類似体。本明細書に記載されたいずれの式も、該化合物の非標識形態および同位体標識形態を表すことも意図される。例えば、本明細書におけるいずれかの式において「H」で表される水素は、全ての同位体形態の水素、例えば、1H、2HまたはD、3Hを表すことを意図している。より重い同位体、特に重水素(すなわち、2HまたはD)の濃縮は、例えば代謝性皮膚安定性の増加または全身性のインビボクリアランスの増加に起因して特定の治療的利点をもたらし得る。必要用量の減少または治療指数の改善をもたらす変化。この文脈における重水素は式(I)で示される化合物の置換基とみなされると解される。
【0108】
同位体濃縮された式(I)で示される化合物は、一般に、当業者に公知の慣用技術によって、または先に用いられた非濃縮試薬の代わりに適切な同位体濃縮試薬を用いて付随の製造例および実施例に記載の方法と類似の方法によって調製することができる。
【0109】
医薬用途
本発明の化合物は、PDE4阻害活性を示すことができるので、気管支喘息、COPD、アレルギー性鼻炎および腎炎などの炎症性アレルギー疾患;関節リウマチ、多発性硬化症、クローン病および全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患;急性または慢性の皮膚創傷障害(cutaneous wound disorder);うつ病、健忘症および認知症などの中枢神経系の疾患;心不全、ショックおよび脳血管疾患などによって引き起こされる虚血性逆流に関連する臓器障害;インスリン抵抗性糖尿病;創傷;AIDSなどに対する治療薬として有用であり得る。
【0110】
一の実施態様において、本発明の化合物は、皮膚疾患または状態の処置、防止または軽減に有用であると考えられる。
【0111】
別の実施態様において、本発明の化合物は、増殖性および炎症性皮膚障害、皮膚炎、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎、乾癬、癌、上皮炎症、脱毛症、円形脱毛症、皮膚萎縮症、ステロイド誘発性皮膚萎縮症、皮膚老化、光皮膚老化、ざ瘡、じんま疹、掻痒症および湿疹からなる群から選択される皮膚疾患または状態の処置、防止または軽減に有用であると考えられる。
【0112】
別の実施態様において、本発明の化合物は、アトピー性皮膚炎の処置または軽減に有用であると考えられる。
【0113】
別の実施態様において、本発明の化合物は、乾癬の処置または軽減に有用であると考えられる。
【0114】
別の実施態様において、本発明の化合物は、円形脱毛症の処置または軽減に有用であると考えられる。
【0115】
別の実施態様において、本発明の化合物は、ざ瘡の処置または軽減に有用であると考えられる。
【0116】
別の実施態様において、本発明の化合物は、掻痒症の処置または軽減に有用であると考えられる。
【0117】
別の実施態様において、本発明の化合物は、湿疹の処置または軽減に有用であると考えられる。
【0118】
本発明の化合物は、場合により他の活性化合物と組み合わせて、皮膚疾患または状態の処置、特に増殖性および炎症性皮膚障害、皮膚炎、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎、乾癬、癌、上皮炎症、脱毛症、円形脱毛症、皮膚萎縮症、ステロイド誘発性皮膚萎縮症、皮膚老化、光皮膚老化、ざ瘡、じんま疹、掻痒症および湿疹の処置に有用であり得る。
【0119】
本発明の化合物は、ヒトの処置に有用である以外に、ウマ、ウシ、ヒツジ、ブタ、イヌおよびネコなどの哺乳動物を包含する動物の獣医学的処置にも有用であり得る。
【0120】
治療における使用のためには、本発明の化合物は、典型的には、医薬組成物の形態である。したがって、本発明は、式(I)で示される化合物を、1つ以上の他の治療活性化合物と一緒であってもよく、薬学的に許容される賦形剤またはビヒクルと一緒に含む医薬組成物に関する。賦形剤は、組成物の他の成分と適合し、そのレシピエントに有害ではないという意味で、「許容され」なければならない。
【0121】
投与単位の形態で、該化合物は、適切な間隔で1日1回以上、しかしながら常に患者の状態に依存して、また、医師によって作成される処方箋に従って、投与することができる。好都合には、局所製剤の投与単位は、式(I)で示される化合物0.001mg〜1000mg、好ましくは0.01mg〜100mg、例えば0.1〜50mgを含有する。また、好都合には、局所製剤の投与単位は、式(I)で示される化合物0.01mg〜10 g mg、好ましくは0.1mg〜1000mg、例えば1〜500mgを含有する。
【0122】
本発明の化合物の好適な投与量は、とりわけ、患者の年齢および状態、処置されるべき疾患の重篤度、ならびに開業医に周知の他のファクターに依存する。該化合物は、異なる投与スケジュールに従って、例えば、毎日、または1週間間隔で、経口的に、非経口的に、または局所的に投与され得る。一般に、単回投与量は、0.0001〜10mg/kg体重の範囲、例えば0.001〜5mg/kg体重の範囲である。また、一般に、単回投与量は、0.001〜100mg/kg体重の範囲、例えば0.01〜10mg/kg体重の範囲である。該化合物は、ボーラスとして投与され得る(すなわち、一日量全体が一度に投与される)かまたは1日2回以上の分割投与量で投与され得る。
【0123】
局所的処置との関連で、ユニタリ(unitary)であることを表す「使用単位(usage unit)」、すなわち、患者に投与することができ、また、容易に取り扱いおよび包装することができ、活性物質そのものまたはそれと固体または液体の薬学的希釈剤または担体との混合物を含む物理的および化学的に安定な単位用量として残る単回投与量を指すのがより適切であり得る。「使用単位」は、皮膚1cm2当たり問題の最終製剤0.1mg〜50mg、好ましくは0.2mg〜5mgの適用で患者に局所投与することができる。
【0124】
特定の処置計画において、より長い間隔での投与、例えば、一日おき、毎週、またはより長い間隔での投与さえも、有益であり得る。
【0125】
処置が他の治療活性化合物の投与を含む場合、該化合物の有用な投与量については、Goodman & Gilman's The Pharmacological Basis of Therapeutics, 9th Ed., J.G. Hardman and L.E. Limbird (Eds.), McGraw-Hill 1995を参照することが推奨される。
【0126】
本発明の化合物と1種類以上の他の活性化合物との投与は、同時かまたは連続的であり得る。
【0127】
製剤としては、例えば、経口投与(徐放または持続放出(sustained or timed release)を包含する)、直腸投与、非経口投与(皮下投与、腹腔内投与、筋肉内投与、動脈内投与および静脈内投与を包含する)、経皮投与、眼投与、局所投与、真皮(dermal)投与、鼻投与または頬側投与に好適な剤形のものが挙げられる。本発明の製剤の局所投与は特に好適である。
【0128】
該製剤は、好都合には、投与単位剤型で提供され得、例えばRemington, The Science and Practice of Pharmacy, 21ed ed., 2005に記載されているような、薬学の分野で周知の方法のいずれか(これらに限定されない)によって、調製され得る。全ての方法は、活性成分を、1つ以上の補助成分を構成する担体と会合させる工程を含む。一般に、該製剤は、活性成分を液体担体、半固体担体もしくは微粉固体担体またはこれらの組合せと均一かつ密接に会合させ、次いで、必要に応じて、該生成物を所望の製剤に成形することによって調製される。
【0129】
経口および頬側投与に適している本発明の製剤は、各々予め決定された量の活性成分を含有しているカプセル剤、サシェ剤、錠剤、チューインガムもしくはロゼンジ剤として個別単位の剤形で;散剤、顆粒剤もしくはペレット剤の剤形で;エタノールもしくはグリセロールなどの水性液体または非水性液体中の溶液または懸濁液の剤形で;または、ゲル、ナノもしくはマイクロエマルション、水中油型エマルション、油中水型エマルションまたは他の分散系の剤形であり得る。該油は、例えば綿実油、ゴマ油、ヤシ油またはピーナッツ油などの(しかし、これらに限定されない)食用油であり得る。水性懸濁液のための好適な分散剤または懸濁化剤としては、トラガカント、アルギン酸塩、アカシア、デキストラン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ゼラチン、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボマー、ポリビニルピロリドン、ポリソルベート、ソルビタン脂肪酸エステルなどの(しかし、これらに限定されない)合成または天然の界面活性剤および増粘剤が挙げられる。活性成分はまた、巨丸剤、舐剤(electuary)またはペースト剤の剤形で投与することもできる。
【0130】
錠剤は、活性成分を、場合によっては1種類以上の副成分とともに、圧縮、成型または凍結乾燥することによって調製され得る。圧縮錠剤は、場合によっては例えばラクトース、グルコース、マンニトール、デンプン、ゼラチン、アカシアガム、トラガカントガム、アルギン酸ナトリウム、リン酸カルシウム、微結晶セルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリエチレングリコール、ワックスなどの結合剤および/または増量剤;例えばオレイン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、安息香酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、塩化ナトリウムなどの滑沢剤;例えばデンプン、メチルセルロース、寒天、ベントナイト、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドンなどの崩壊剤、またはポリソルベート80などの分散剤と混合されていてもよい粉末または顆粒などの流動性形態の活性成分を好適な機械で圧縮することによって調製され得る。成型錠剤は、粉末状活性成分と不活性な液体希釈剤で湿らせた好適な担体との混合物を好適な機械で成型することによって調製され得る。凍結乾燥錠剤は、凍結乾燥器にて原薬(drug substance)の溶液から形成され得る。好適な増量剤を含むことができる。
【0131】
直腸投与用製剤は、本発明の化合物をカカオバター、硬化植物油、ポリエチレングリコール、またはポリエチレングリコールの脂肪酸エステルなどの水溶性または水不溶性の低融点固体と混合した坐剤の剤形であり得、一方、エリキシル剤は、パルミチン酸ミリスチルを用いて調製され得る。
【0132】
非経口投与に好適な製剤は、好都合には、好ましくはレシピエントの血液と等張性の、活性成分の滅菌油性または水性調製物、例えば等張生理食塩水、等張グルコース溶液または緩衝溶液を含む。さらにまた、該製剤は、共溶媒、可溶化剤および/または複合体形成剤(complexation agent)を含有し得る。該製剤は、好都合には、例えば細菌保持フィルターによる濾過、製剤への滅菌剤の添加、製剤への照射または製剤の加熱によって、滅菌することができる。例えばEncyclopedia of Pharmaceutical Technology, vol.9, 1994に記載されているようなリポソーム製剤もまた、非経口投与に好適である。
【0133】
別法として、式(I)で示される化合物は、使用直前に滅菌溶媒に容易に溶解する滅菌固体製剤、例えば凍結乾燥粉末として提供され得る。
【0134】
経皮製剤は、硬膏剤、パッチ剤、マイクロニードル、リポソームもしくはナノ粒子状送達系、または皮膚に適用される他の皮膚用製剤の剤形であり得る。
【0135】
眼投与に好適な製剤は、微結晶形態であり得る活性成分の滅菌水性調製物の剤形、例えば水性微結晶懸濁液の剤形であり得る。例えばEncyclopedia of Pharmaceutical Technology, vol.2, 1989に記載されているような、リポソーム製剤または生分解性ポリマー系もまた、眼投与用の活性成分を提供するために使用され得る。
【0136】
局所投与、例えば皮膚投与、皮内投与または眼投与に好適な製剤としては、液体または半固体調製物、例えばリニメント剤、ローション剤、ゲル剤、アプリカント剤(applicants)、スプレー剤、フォーム剤、薄膜形成システム(filmforming sytems)、マイクロニードル、マイクロエマルションもしくはナノエマルション、水中油型エマルションもしくは油中水型エマルション、例えばクリーム剤、軟膏剤もしくはペースト剤;または液剤もしくは懸濁剤、例えば滴剤が挙げられる。眼処置用組成物は、さらに、シクロデキストリンを含有し得る。
【0137】
局所投与については、式(I)で示される化合物は、組成物の0.001〜20重量%、例えば0.01%〜約10%の量で存在し得るが、組成物の約100%までの量でも存在し得る。
【0138】
鼻投与または頬側投与に好適な製剤としては、エアゾール剤およびアトマイザー剤などの、粉末製剤、自己噴射製剤およびスプレー製剤が挙げられる。かかる製剤は、例えばModern Pharmaceutics, 2nd ed., G.S. Banker and C.T. Rhodes (Eds.), page 427-432, Marcel Dekker, New York;Modern Pharmaceutics, 3th ed., G.S. Banker and C.T. Rhodes (Eds.), page 618-619 and 718-721, Marcel Dekker, New YorkおよびEncyclopedia of Pharmaceutical Technology, vol. 10, J. Swarbrick and J.C. Boylan (Eds), page 191-221, Marcel Dekker, New Yorkに、より詳細に記載されている。
【0139】
上記の成分に加えて、式(I)で示される化合物の製剤は、希釈剤、バッファー、矯味矯臭剤、着色剤、界面活性剤、増粘剤、浸透増強剤、溶解性増強剤、保存剤、例えばヒドロキシ安息香酸メチル(抗酸化剤を包含する)、乳化剤などのような1種類以上のさらなる成分を含み得る。
【0140】
活性成分が薬学的に許容される非毒性の酸または塩基との塩の形態で投与される場合、特定の適切な吸収速度を得るためには、好ましい塩は、例えば水易溶性(easily water-soluble)であるかまたは水に溶けにくい(slightly soluble in water)。
【0141】
医薬組成物は、さらに、例えばグルココルチコイド、ビタミンDおよびビタミンD類似体、抗ヒスタミン剤、血小板活性化因子(PAF)アンタゴニスト、抗コリン薬、メチルキサンチン、β−アドレナリン作用薬、COX−2阻害剤、JAK阻害剤、他のPDE、サリチラート(salicylates)、インドメタシン、フルフェナマート(flufenamate)、ナプロキセン、チメガジン(timegadine)、金塩、ペニシラミン、血清コレステロール降下剤、レチノイド、亜鉛塩、サリチルアゾスルファピリジンおよびカルシニューリン阻害剤からなる群から選択される、皮膚疾患または状態の処置に慣用的に使用される1種類以上の他の活性成分を含むことができる。
【0142】
製造方法
本発明の化合物は、合成の分野の当業者に周知の方法で製造することができる。式(I)で示される化合物は、例えば、有機合成化学の分野で公知の方法または当業者に認められているようなそれらの変形した方法と一緒に以下に概略記載する反応および技術を用いて製造され得る。好ましい方法としては、以下に記載されるものが挙げられるが、これらに限定されない。該反応は、用いられる試薬および物質に適切で、行われる変換に好適な溶媒中にて行われる。また、以下に記載される合成方法において、溶媒の選択、反応雰囲気、反応温度、実験期間および後処理の手順を含む提案された全ての反応条件は当業者に容易に認識されるべきその反応の標準的な条件であるように選択されると解されるべきである。ある特定のクラスに分類される全ての化合物が、記載されているある種の方法に必要なある種の反応条件に適合するとは限らない。該反応条件に適合する置換基に対するそのような制限は、当業者には容易に明らかであろうし、代替方法を使用することができる。
【0143】
本発明の化合物または中間体は、必要に応じて有機合成化学者に周知の標準的な方法、例えば“Purification of Laboratory Chemicals”, 6th ed. 2009, W. Amarego and C. Chai, Butterworth-Heinemannに記載されている方法を使用して、精製され得る。
【0144】
出発物質は、公知もしくは市販の化合物であるか、または当業者に周知の慣用合成方法によって製造することができる。
【0145】
1H核磁気共鳴(NMR)スペクトルは、特記しない限り、400MHzまたは600MHzで記録した。化学シフト値(δ、ppm)は、テトラメチルシラン(δ=0.00)内部標準と比べて引用される。範囲が引用されていない限り、おおよその中間点でのダブレット(d)、トリプレット(t)、カルテット(q)または(m)のいずれかであると定義されたマルチプレットの値が与えられる。(br)は、幅広いピークを示しており、(s)はシングレットを示している。使用した有機溶媒は、通常無水であった。クロマトグラフィーは、Merckシリカゲル60(0.040〜0-063mm)で行った。示される溶媒比は、特記しない限り、v:vを表す。NMRスペクトルは全て、別の溶媒を記載しない限り、DMSO−d6で記録されている。
【0146】
分析用SFC条件
カラム/寸法: Chiralpak AD−H(250×4.6)mm、5u
%CO2: 70.0%
%Co溶媒: 30.0%(IPA)
総流速: 3.0g/分
背圧: 100バール
温度: 30℃
UV: 211nm
【0147】
分取SFC条件
カラム/寸法: Chiralpak−AD−H(250×30)mm
%CO2: 70.0%
%Co溶媒: 30.0%(100%IPA)
総流速: 90.0g/分
背圧: 100.0バール
UV: 211nm
スタック時間: 4.5分
負荷/inj: 120.0mg
溶解性: MeOH
総注入数: 133
装置詳細: Make/Model: Thar SFC − 200(NEW−2)
【0148】
分析用UPLC/MS
分析用UPLC/MSは、Waters Acquity UPLCシステムおよびSQD−MSで行われる。
カラム: Waters Acquity HSS T3 1.8μm、2.1×50mm;溶媒系: A=水中10mM酢酸アンモニウム+0.1%HCOOHおよびB=アセトニトリル+0.1%HCOOH;流速=1.2mL/分;方法(1.4分): 0.9分間にわたって5%Bから95%Bまでに次いで0.3分間95%Bの直線勾配法。カラム温度は60℃である。
【0149】
分取精製HPLC/MS:
分取HPLC/MSは、Waters SQD2マススペクトロメーターを装備したWaters AutoPurificationシステムで行った。これは、前分析、分取精製および精製化合物の再分析の3つの工程を含む。
【0150】
溶媒: A=0.1%ギ酸および溶媒B=アセトニトリルおよび0.1%ギ酸
【0151】
以下の方法を用いる分析的前分析:
カラム: Waters SUNFIRE C−18、100mm×4.6mm、5μm
流速=1.2mL/分。(方法10分)
【0152】
方法: 6.5分間に10%Bから95%Bまで進み、さらに化合物の保持時間を得るために1.5分間95%Bに維持する直線勾配法は、以下の4つの異なる分取勾配法を提供する:
【0153】
分取方法:
カラム: Waters SUNFIRE C−18、100mm×19mm、5μm
流速=20mL/分。(方法8分)
【0154】
0−3分: :2分間5%B、次いで、3分間で5%Bから35%Bまで進み、100%Bまで進み、さらに1.4分間100%Bに維持する直線勾配法。
3.01−5分: 1分間15%B、次いで、4分間で15%Bから55%Bまで進み、100%Bまで進み、さらに1.4分間100%Bに維持する直線勾配法。
5.01−7.5分: 1分間30%B、次いで、4分間で30%Bから70%Bまで進み、100%Bまで進み、さらに1.4分間100%Bに維持する直線勾配法。
7.51−10分: 1分間50%B、次いで、4分間で50%Bから100%Bまで進み、さらに1.5分間100%Bに維持する直線勾配法。
【0155】
関連イオンのイオントレースとPDAシグナル(240〜400nm)に基づいて画分を回収した。
【0156】
画分の再分析法:
カラム: Waters Xselect C18;50×3.0mm 5μm
流速=1.2mL/分。(方法5分)
【0157】
方法: 3分間で10%Bから95%Bまで進み、さらに0.5分間95%Bに維持する直線勾配法。
【0158】
装置:
Waters 2767 Sample Manager
Waters 2545 Binary Gradient Module
Waters SFO System Fluidics Organizer
Waters 515 HPLC Pump
Waters 2998 Photodiode Array Detector
Waters SQDetector 2
【0159】
LCMS法「XE Metode 7 CM」
Waters LCT Premier MS装置およびWaters Aquity UPLCにて品質検査を行った。
カラム: Waters Aquity UPLC HSS T3 1.8μm、2.1×50mm、40℃で。
溶媒: A=10mM酢酸アンモニウム+0.1%HCOOH、B=MeCN+0.1%HCOOH。
流速: 0.7ml/分。注入量2μl。UV検出範囲240〜400nm。
【0160】
【0161】
MW確認および純度を抽出し、OpenLynxでチェックした。
【0162】
全体的に以下の略語を使用した:
【0163】
一般的な方法
本発明の一般式(I)で示される化合物は、例えば、以下の非限定的な一般的な方法および例に従って製造することができる。R1、R2、R3、R4、Qおよびnは、一般式(I):
【化3】
で示される化合物についての前記定義と同じである。
【0164】
a)一般式(V)の合成をスキーム1に概略記載する
一般式(III)で示される化合物は、9−オキサスピロ−[5.5]ウンデカ−4−エン−3−オンをLDA(ジイソプロピルアミドリチウム)のような好適な塩基で処理し、次いで、低温で(好ましくは−78〜−50℃で)THFのような好適な溶媒中にて好適な保護アルデヒド(一般式II)と反応させることにより製造することができる。保護基は、ベンジル、2,4−ジメトキシベンジルまたは4−メトキシベンジルであり得る。一般式(V)で示される化合物は、低温で(好ましくは、−78〜−50℃で)DCMのような好適な溶媒中における一般式IIIで示される化合物のスワーン酸化(Cl(O=C)−(C=O)Cl、DMSO、Et3N)またはスワーン酸化変法((CF3CO)2O、DMSO、Et3N)により製造することができる。
【0165】
別法として、一般式(V)で示される化合物は、9−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−4−エン−3−オンをLDA(ジイソプロピルアミドリチウム)、水素化ナトリウム、アルカリ金属アルコキシド、アルカリ金属ヘキサメチルジシラジドのような好適な塩基で処理し、次いで、使用する塩基に依存する好適な温度で、THF、ジエチルエーテル、グリコールエーテルなどの好適な溶媒中にて一般式(IV)(Lは、クロライド、アルコキシ、アシルオキシおよびシアノなどの脱離基を表す)で示される化合物と反応させることにより製造することができる。
【0166】
【化4】
【0167】
b)一般式(VI)で示される化合物の合成をスキーム2に概略記載する
一般式(VI)で示される化合物は、室温〜150℃(好ましくは50℃〜120℃)の好適な温度で、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノールおよびTHFなどの好適な溶媒中、酢酸および4−トルエンスルホン酸などの好適な酸の存在下または酸の非存在下で、一般式Vで示される化合物をエチルヒドラジンで処理することにより製造することができる。
【0168】
特に一般式(II)で示される化合物が塩酸塩およびシュウ酸塩などの塩形態である場合には、一般式(VI)で示される化合物はまた、室温〜150℃(好ましくは50℃〜120℃)の好適な温度で、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノールおよびTHFなどの好適な溶媒中、トリエチルアミン、K2CO3、Bu4NOH、KOHなどの好適な塩基の存在下で、一般式(V)で示される化合物をエチルヒドラジンで処理することにより製造することもできる。
【0169】
【化5】
【0170】
一般式(X)で示される化合物の合成をスキーム3に概略記載する
一般式(VII)で示される化合物は、一般式(VI)で示される化合物のオゾン分解により製造することができる(オゾン分解については、Collett, Christopher, J. et al. Angew. Chem. Int. Ed. (2015), 54 (23), 6887-6892を参照)。別法として、一般式(VII)で示される化合物は、水/1,4−ジオキサンのような好適な溶媒混合物中でのレミュー・ジョンソン反応変法(四酸化オスミウム触媒、2,6−ルチジン、過ヨウ素酸ナトリウム)により製造することができる。
【0171】
一般式(VIII)で示される化合物は、メタノール、DCM、クロロホルム、1,2−ジクロロエタンおよびアセトニトリルなどの好適な溶媒中、シアノホウ素化水素ナトリウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムなどの好適な還元剤の存在下にて、一般式(VII)で示される化合物を4−メトキシベンジルアミンおよび2,4−ジメトキシベンジルアミンなどの好適なアミンで還元アミノ化することにより製造することができる。酢酸のような好適な酸を使用して反応を促進させることができる。
【0172】
一般式(IX)で示される化合物は、アセトン、DCM、水および1,1,1−トリクロロエタンまたは2つ以上の混合物などの好適な溶媒中にて、一般式(VIII)で示される化合物をKMnO4、KMnO4/Me(CH2)13NMe3・Brおよび亜塩素酸ナトリウムで処理することにより製造することができる。
【0173】
最後に、一般式(X)で示されるアルコールは、トルエン、DCMおよびクロロホルムなどの好適な溶媒中にてベンジル、4−メトキシベンジルおよび2,4−ジメトキシベンジルなどの保護基をメタンスルホン酸およびトリフルオロメタンスルホン酸などの強酸で除去することにより製造することができる。
【0174】
【化6】
【0175】
c)Qが−O−C(O)−R5(R5は上記で定義したとおりである)を表す一般式(I)で示される化合物の合成をスキーム4に概略記載する
Qが−O−C(O)−R5を表す一般式(I)で示される化合物は、有機合成の分野の熟練化学者に公知の標準的な手順に従って式(X)で示される化合物から製造することができる(エステル形成については、Junzo Otera, Esterification: Methods, Reactions, and Applications, Wiley-VCH, Weinheim (2004)を参照)。
【0176】
例えば、一般式(I)で示される化合物は、ジクロロメタン、ジクロロエタン、アセトニトリルおよび酢酸エチルなどの好適な溶媒中、DCC、EDACなどの好適なカップリング試薬およびDMAPのような好適な触媒の存在下にて一般式(X)で示される化合物をHO−(CO)−R5と反応させることにより製造することができる。
【0177】
【化7】
【実施例】
【0178】
製造例および実施例
【0179】
製造例1(化合物001)
(R/S)−8−(4−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−ブチル)−3−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−10−エン−9−オン
【化8】
−78℃で9−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−4−エン−3−オン(50g、301mmol)のTHF(600mL)中溶液にLDA(180mL、361mmol、THF中2M)をゆっくりと添加し、2時間撹拌した。−78℃で該反応混合物に4−ベンジルオキシブタナール(70g、391mmol)のTHF(200mL)中溶液を添加し、さらに2時間撹拌した。完了後、該反応混合物を飽和NH4Clでクエンチし、EtOAcで2回(250mL×2)抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、真空濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液としてPE中50%EtOAc)によって精製して、茶色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3): δ = 7.38 - 7.27 (m, 5H), 6.92 (m, 1H), 5.94 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 4.52 (s, 2H), 3.96 - 3.88 (m, 1H), 3.85 - 3.64 (m, 4H), 3.58 - 3.49 (m, 2H), 2.52 (m, 1H), 2.17 (m, 1H), 1.88 - 1.65 (m, 5H), 1.64 - 1.50 (m, 5H)。
【0180】
製造例2(化合物002)
8−(4−ベンジルオキシブタノイル)−3−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−10−エン−9−オン
【化9】
−78℃でのDMSO(54.4g、697mmol)のDCM(1.6L)中溶液にトリフルオロ酢酸無水物(73.2mL、523mmol)を添加し、30分間撹拌し、次いで、−78℃で(R/S)−8−(4−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−ブチル)−3−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−10−エン−9−オン(120g、344.8mmol)のDCM(400mL)中溶液をゆっくりと添加し、1時間撹拌した。完了後、該反応混合物をEt3N(241mL、1740mmol)で処理し、次いで、NaHCO3水溶液で処理し、次いで、DCMで2回(500mL×2)抽出した。合わせた有機層をブライン(700mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、真空濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中30%EtOAc)によって精製して、茶色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, CDCl3): δ 15.85 (s, 1H), 7.40 - 7.27 (m, 5H), 6.62 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 6.03 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 4.51 (s, 2H), 3.73 - 3.65 (m, 4H), 3.54 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 2.59 - 2.45 (m, 4H), 2.01 - 1.90 (m, 2H), 1.70 - 1.53 (m, 4H)。
【0181】
製造例3(化合物003および004)
3−(3−ベンジルオキシプロピル)−1−エチル−スピロ[4H−インダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン]および3−(3−ベンジルオキシプロピル)−2−エチル−スピロ[4H−インダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン]
【化10】
8−(4−ベンジルオキシブタノイル)−3−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−10−エン−9−オン(100g、292mmol)のイソプロパノール(1.5L)中溶液に、エチルヒドラジン・シュウ酸塩(87.7g、584mmol)およびEt3N(121mL、877mmol)を添加し、還流下にて4時間撹拌した。完了後、過剰の溶媒を真空蒸発させ、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中30%EtOAc)によって精製して、3−(3−ベンジル−オキシプロピル)−1−エチル−スピロ[4H−インダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン]および3−(3−ベンジルオキシプロピル)−2−エチル−スピロ[4H−インダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン]を得、Chiral SFCにより分離して、茶色の液体として3−(3−ベンジルオキシプロピル)−1−エチル−スピロ[4H−インダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン](化合物003)を得た。
化合物003についてのNMRデータ:
1H NMR (300MHz, DMSO-d6): δ 7.38 - 7.24 (m, 5H), 6.52 (d, J = 10.1 Hz, 1H), 5.94 (d, J = 10.1 Hz, 1H), 4.45 (s, 2H), 4.00 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.63 - 3.53 (m, 4H), 3.43 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 2.57 - 2.50 (m, 4H), 1.80 (m, 2H), 1.58 - 1.32 (m, 4H), 1.23 (t, J = 7.2 Hz, 3H)。
【0182】
製造例4(化合物005)
5−(3−ベンジルオキシプロピル)−2−エチル−4−[(4−ホルミルテトラヒドロピラン−4−イル)メチル]ピラゾール−3−カルボアルデヒド
【化11】
0℃で3−(3−ベンジルオキシプロピル)−1−エチル−スピロ[4H−インダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン](25g、68.2mmol)のジオキサン:H2O(3:1)(700mL)中溶液に2,6−ルチジン(16.2mL、136.6mmol)およびOsO4(0.175g、0.68mmol)を添加し、26℃で15分間撹拌した。26℃で、得られた混合物にNaIO4(58g、273mmol)を少しずつ(in portion)添加し、18時間撹拌した。反応物をEtOAcで希釈し、有機層をブライン(250mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中30%EtOAc)によって精製して、薄黄色(pale yellow)の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3): δ 9.82 (s, 1H), 9.55 (s, 1H), 7.37 - 7.27 (m, 5H), 4.50 (s, 2H), 4.48 - 4.42 (m, 2H), 3.82 (m, 2H), 3.50 (t, J = 6.1 Hz, 2H), 3.34 - 3.26 (m, 2H), 2.80 (s, 2H), 2.66 - 2.60 (m, 2H), 2.05 - 1.89 (m, 4H), 1.64 (m, 2H), 1.40 (t, J = 7.2 Hz, 3H)。
【0183】
製造例5(化合物006)
3−(3−ベンジルオキシプロピル)−1−エチル−7−[(4−メトキシフェニル)メチル]スピロ[6,8−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]
【化12】
0℃で5−(3−ベンジルオキシプロピル)−2−エチル−4−[(4−ホルミルテトラヒドロピラン−4−イル)メチル]ピラゾール−3−カルボアルデヒド(23g、57.7mmol)のDCM(1L)中溶液に4−メトキシベンジルアミン(9.5g、69.2mmol)およびNaBH(OAc)3(36.7g、173mmol)をゆっくりと添加し、26℃で16時間撹拌した。完了後、該反応混合物をDCMで希釈し、NaHCO3水溶液(200mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、真空濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中30%EtOAc)によって精製して、茶色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, CDCl3): δ 7.34 (d, J = 4.4 Hz, 4H), 7.26 - 7.20 (m, 3H), 6.85 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 4.51 (s, 2H), 3.88 - 3.77 (m, 5H), 3.65 - 3.48 (m, 8H), 3.48 - 3.38 (m, 2H), 2.68 - 2.56 (m, 4H), 2.48 (s, 2H), 1.97 - 1.85 (m, 2H), 1.36 (t, J = 5.3 Hz, 4H), 1.18 (t, J = 7.2 Hz, 3H)。
【0184】
製造例6(化合物007)
3−(3−ベンジルオキシプロピル)−1−エチル−7−[(4−メトキシフェニル)メチル]スピロ[4,6−ジヒドロ−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン
【化13】
3−(3−ベンジルオキシプロピル)−1−エチル−7−[(4−メトキシフェニル)メチル]スピロ[6,8−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン](5g、9.94mmol)のCH3CCl3(50mL)中溶液にH2O(25mL)中のNaClO2(1.78g、19.8mmol)を添加し、60℃で1時間撹拌した。完了後、該反応混合物をDCMで希釈し、有機層をH2O(50mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、真空濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中30%EtOAc)によって精製して、薄茶色(pale brown)の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, CDCl3): δ 7.37 - 7.28 (m, 4H), 7.27 - 7.22 (m, 3H), 6.92 - 6.84 (m, 2H), 4.67 (s, 2H), 4.52 - 4.37 (m, 4H), 3.80 (s, 3H), 3.69 - 3.56 (m, 4H), 3.50 (t, J = 6.3 Hz, 2H), 2.95 (s, 2H), 2.70 - 2.60 (m, 2H), 2.52 (s, 2H), 1.99 - 1.87 (m, 2H), 1.48 - 1.34 (m, 7H)。
【0185】
製造例7(化合物008)
1−エチル−3−(3−ヒドロキシプロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン
【化14】
0℃で3−(3−ベンジルオキシプロピル)−1−エチル−7−[(4−メトキシフェニル)メチル]スピロ[4,6−ジヒドロピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン(20g、38.6mmol)のトルエン(100mL)中溶液にCF3SO3H(20mL、232mmol)を添加し、26℃で3時間撹拌した。完了後、該反応混合物をNaHCO3水溶液で中和し、EtOAcで2回(200mL×2)抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM中10%MeOH)によって精製して、白色の固体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ 8.01 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 4.43 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 4.29 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.68 - 3.50 (m, 4H), 3.48 - 3.37 (m, 2H), 2.89 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 2.52 - 2.44 (m, 3H), 1.74 - 1.64 (m, 2H), 1.44 - 1.34 (m, 4H), 1.27 (t, J=7.2 Hz, 3H)。
HPLC保持時間(XE Metode 7 CM): 1.66分間。
検出した「M+1」質量: 308.19。
【0186】
製造例8(化合物009)
メタンスルホン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
【化15】
0℃で1−エチル−3−(3−ヒドロキシプロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン(1g、3.25mmol)のDCM(20mL)中撹拌溶液にTEA(986mg、9.77mmol)および塩化メシル(556mg、4.88mmol)を添加した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、該反応混合物を水(50mL)で希釈し、DCMで2回(2×50mL)抽出した。合わせた有機層を水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空蒸発させて、薄黄色の液体として標記化合物(粗生成物)を得、さらに精製することなく次工程に使用した。
1H NMR (300MHz, CDCl3) δ = 5.96 (br t, J=5.7 Hz, 1H), 4.44 (q, J=7.1 Hz, 2H), 4.31 (t, J=6.2 Hz, 2H), 3.83 - 3.67 (m, 4H), 3.07 - 3.01 (m, 5H), 2.69 (t, J=7.3 Hz, 2H), 2.57 (s, 2H), 2.12 (quin, J=6.9 Hz, 2H), 1.54 (td, J=3.0, 5.7 Hz, 4H), 1.41 (t, J=7.3 Hz, 3H)。
LCMS: 98% (M+H) 386。
【0187】
製造例9(化合物010)
4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブタンニトリル
【化16】
メタンスルホン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(1.2g、3.116mmol)のDMSO(20mL)中撹拌溶液にNaCN(458mg、9.35mmol)を添加し、100℃で16時間撹拌した。完了後、該反応混合物をH2O(50mL)で希釈し、EtOAcで2回(2×50mL)抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空蒸発させて、薄黄色の液体として標記化合物(粗生成物)を得、さらに精製することなく次工程に使用した。
1H NMR (300MHz, CDCl3) δ = 6.06 (br s, 1H), 4.44 (q, J=6.9 Hz, 2H), 3.82 - 3.63 (m, 4H), 3.05 (d, J=6.2 Hz, 2H), 2.72 (t, J=7.3 Hz, 2H), 2.62 (s, 2H), 2.58 (s, 2H), 2.45 (t, J=6.9 Hz, 2H), 2.04 (quin, J=7.1 Hz, 2H), 1.61 - 1.51 (m, 4H), 1.41 (t, J=7.1 Hz, 3H)。
LCMS: 98% (M+H) 317。
【0188】
製造例10(化合物011)
4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブタナール
【化17】
0℃で4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブタンニトリル(1g、3.16mmol)のTHF(20mL)中撹拌溶液にジイソブチルアルミニウムヒドリド(12.6mL、12.65mmol、トルエン中1M)をゆっくりと添加した。該混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、該反応混合物を飽和NH4Clでクエンチし、EtOAcで2回(2×50mL)抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、薄黄色の液体として標記化合物を得た。該粗生成物をさらに精製することなく次工程に使用した。
1H NMR (300MHz, CDCl3) δ = 9.77 (s, 1H), 5.89 (br s, 1H), 4.59 - 4.30 (m, 2H), 3.72 (br s, 4H), 3.11 - 2.95 (m, 2H), 2.67 - 2.51 (m, 4H), 2.36 (s, 2H), 2.08 - 1.88 (m, 2H), 1.48 - 1.19 (m, 7H)。
【0189】
製造例11(化合物012)
1−エチル−3−(4−ヒドロキシブチル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン
【化18】
0℃で4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブタナール(500mg、1.56mol)のMeOH(10mL)中撹拌溶液に水素化ホウ素ナトリウム(178mg、4.702mmol)を滴下した。該混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、該反応混合物をH2O(50mL)で希釈し、EtOAcで2回(2×50mL)抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液としてDCM中5%MeOH)によって精製して、オフホワイト色の固体として標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, DMSO-d6) δ = 8.01 (br t, J=5.7 Hz, 1H), 4.39 - 4.21 (m, 3H), 3.59 (qt, J=5.7, 11.6 Hz, 4H), 3.40 (q, J=6.2 Hz, 2H), 2.89 (d, J=5.9 Hz, 2H), 2.49 - 2.43 (m, 4H), 1.63 - 1.35 (m, 8H), 1.26 (t, J=7.2 Hz, 3H)。
LCMS: 98% (M+H) 322。
HPLC保持時間(XE Metode 7 CM): 1.70分間。
検出した「M+1」質量: 322.21。
【0190】
製造例12(化合物013)
3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロパン酸
【化19】
0℃で1−エチル−3−(3−ヒドロキシプロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン(1.0g、3.25mmol)のアセトニトリル(40mL)中溶液にH2O中50重量%4−メチルモルホリンN−オキシド溶液(3.07g、22.8mmol)および過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウム(0.115g、0.325mmol)をゆっくりと添加した。該混合物を26℃で3時間撹拌した。完了後、反応マスを2−プロパノール(1mL)でクエンチし、次いで、室温で30分間撹拌した。揮発性物質を真空蒸発させ、シリカゲル(100〜200メッシュ)カラムクロマトグラフィー(溶離液としてDCM中0〜10%MeOH)により、オフホワイト色の固体として標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, DMSO-d6) δ = 8.08 - 7.97 (m, 1H), 4.29 (q, J=7.0 Hz, 2H), 3.67 - 3.50 (m, 4H), 2.95 - 2.83 (m, 2H), 2.76 - 2.66 (m, 2H), 2.59 - 2.48 (m, 2H), 2.37 (br s, 2H), 1.47 - 1.32 (m, 4H), 1.31 - 1.17 (m, 3H)。
LCMS: 96% (M+H) 322。
【0191】
製造例13(化合物014)
1−エチル−3−(2−ヨードエチル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン
【化20】
0℃で3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロパン酸(800mg、2.492mmol)の1,2−ジクロロエテン(30mL)中溶液に1,3−ジヨード−5,5−ジメチルヒダントイン(3.78g、9.968mmol)をゆっくりと添加した。該混合物を200Wタングステンフィラメントランプ下にて16時間照射した。完了後、反応マスをNaHSO4飽和水溶液(30mL)でクエンチし、次いで、室温で30分間撹拌し、最後にDCMで2回(2×50mL)抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮し、シリカゲル(100〜200メッシュ)カラムクロマトグラフィー(溶離液としてEtOAc)によって精製して、薄茶色のガム状物として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 4.46 (q, J=7.0 Hz, 2H), 3.75 - 3.61 (m, 4H), 3.45 - 3.32 (m, 2H), 3.20 - 3.09 (m, 2H), 3.06 (d, J=6.4 Hz, 2H), 2.58 (s, 2H), 1.60 - 1.54 (m, 4H), 1.42 (t, J=7.1 Hz, 3H)。
LCMS: 68% (M+H) 404。
【0192】
製造例14(化合物015)
2−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)酢酸エチル
【化21】
1−エチル−3−(2−ヨードエチル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン(350mg、0.868mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(10mL)中溶液に、酢酸カリウム(340mg、3.473mmol)をゆっくりと添加し、140℃で16時間撹拌した。完了後、反応マスを氷冷水(30mL)で希釈し、次いで、EtOAcで3回(3×30mL)抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮し、シリカゲル(100〜200メッシュ)カラムクロマトグラフィー(溶離液としてEtOAc)によって精製して、淡褐色(light brown)のガム状物として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 6.17 - 6.00 (m, 1H), 4.53 - 4.38 (m, 2H), 4.29 (t, J=7.3 Hz, 2H), 3.79 - 3.64 (m, 4H), 3.04 (d, J=5.9 Hz, 2H), 2.94 - 2.83 (m, 2H), 2.61 (s, 2H), 2.07 - 1.98 (m, 3H), 1.59 - 1.49 (m, 4H), 1.46 - 1.37 (m, 3H)。
LCMS: 56% (M+H) 336。
【0193】
製造例15(化合物016)
1−エチル−3−(2−ヒドロキシエチル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン
【化22】
0℃で酢酸2−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)エチル(110mg、0.328mmol)のTHF:H2O(3:1、4mL)中溶液に、水酸化リチウム・一水和物(27mg、0.656mmol)を添加した。該混合物を26℃で16時間撹拌した。完了後、反応マスを水(30mL)で希釈し、EtOAcで3回(3×30mL)抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮し、分取HPLCにより精製して、オフホワイト色の固体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ = 8.02 (br t, J=5.6 Hz, 1H), 4.61 (br t, J=5.4 Hz, 1H), 4.29 (q, J=7.2 Hz, 2H), 3.68 - 3.51 (m, 6H), 2.88 (d, J=5.9 Hz, 2H), 2.66-2.64 (t, 2H), 2.47 (s, 2H), 1.46 - 1.32 (m, 4H), 1.27 (t, J=7.1 Hz, 3H)。
LCMS: 99.8% (M+H) 294。
HPLC保持時間(XE Metode 7 CM): 1.61分間。
検出した「M+1」質量: 294.18
【0194】
製造例16(化合物017)
(4S)−4−ベンジル−3−[(2R)−2−メチルペンタ−4−エノイル]オキサゾリジン−2−オン
【化23】
−78℃で(S)−4−ベンジル−3−プロピオニルオキサゾリジン−2−オン(30g、128.755mmol)のTHF(50mL)中撹拌溶液にナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド(128.7mL、128.755mmol、THF中1M)をゆっくりと添加し、該混合物をその温度で2時間撹拌した。−78℃で該反応混合物に3−ヨード−1−プロパンの溶液(64.89g、386.265mmol)を添加し、さらに2時間撹拌した。完了後、該反応混合物を飽和NH4Clでクエンチし、EtOAcで2回(2×200mL)抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として石油エーテル中0〜10%EtOAc)によって精製して、無色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 7.36 - 7.30 (m, 2H), 7.30 - 7.27 (m, 1H), 7.24 - 7.19 (m, 2H), 5.83 (tdd, J=7.2, 10.0, 17.1 Hz, 1H), 5.17 - 5.00 (m, 2H), 4.75 - 4.61 (m, 1H), 4.28 - 4.07 (m, 2H), 3.94 - 3.80 (m, 1H), 3.29 (dd, J=3.4, 13.2 Hz, 1H), 2.70 (dd, J=10.0, 13.5 Hz, 1H), 2.53 (td, J=6.7, 13.9 Hz, 1H), 2.24 (td, J=7.0, 13.8 Hz, 1H), 1.19 (d, J=6.8 Hz, 3H)。
LCMS: 84% (M+H) 274。
【0195】
製造例17(化合物018)
(2R)−2−メチルペンタ−4−エン−1−オール
【化24】
0℃で(4S)−4−ベンジル−3−[(2R)−2−メチルペンタ−4−エノイル]オキサゾリジン−2−オン(30g、109.890mmol)のジエチルエーテル(600mL)中撹拌溶液にEtOH(6g、131.868mmol)およびヒドロホウ酸リチウム(66mL、131.868mmol、THF中2M)をゆっくりと添加した。該混合物を室温で6時間撹拌した。完了後、該反応混合物を飽和NH4Cl(600mL)でクエンチし、ジエチルエーテルで2回(2×300mL)抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として石油エーテル中0〜20%EtOAc)によって精製して、無色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 5.82 (tdd, J=7.3, 10.0, 17.1 Hz, 1H), 5.13 - 4.94 (m, 2H), 3.55 - 3.42 (m, 2H), 2.24 - 2.11 (m, 1H), 1.95 (td, J=7.1, 14.2 Hz, 1H), 1.74 (qd, J=6.7, 13.1 Hz, 1H), 1.35 (br s, 1H), 0.93 (d, J=6.8 Hz, 3H)。
【0196】
製造例18(化合物019)
[(2R)−2−メチルペンタ−4−エンオキシ]メチルベンゼン
【化25】
0℃でNaH(3.8g、160.0mmol)のDMF(50mL)中懸濁液に(2R)−2−メチルペンタ−4−エン−1−オール(8g、80.0mmol)および臭化ベンジル(16.41g、96.0mmol)をゆっくりと添加した。該混合物を室温で16時間撹拌した。完了後、該反応混合物を氷水(100mL)でクエンチし、ジエチルエーテルで2回(2×100mL)抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として石油エーテル中0〜10%DCM)によって精製して、無色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 7.44 - 7.26 (m, 4H), 5.88 - 5.67 (m, 1H), 5.09 - 4.92 (m, 2H), 4.50 (s, 2H), 3.30 (dq, J=6.2, 9.1 Hz, 2H), 2.29 - 2.15 (m, 1H), 1.99 - 1.79 (m, 2H), 0.93 (d, J=6.6 Hz, 3H)。
【0197】
製造例19(化合物020)
(3R)−4−ベンジルオキシ−3−メチル−ブタナール
【化26】
0℃で[(2R)−2−メチルペンタ−4−エンオキシ]メチルベンゼン(10g、52.63mmol)のアセトン:H2O(5:1、1.3L)中撹拌溶液にオスミウム酸カリウム(193mg、5.263mmol、H2O中4M)および過ヨウ素酸ナトリウム(115.7mmol)をロットワイズ(lot wise)添加した。該混合物を室温で5時間撹拌した。完了後、該反応混合物をセライトパッドで濾過し、ジエチルエーテルで洗浄した。合わせた有機相を濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として石油エーテル中0〜10%EtOAc)によって精製して、無色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 9.76 (s, 1H), 7.43 - 7.22 (m, 5H), 4.49 (s, 2H), 3.42 (dd, J=5.1, 8.8 Hz, 1H), 3.33 - 3.18 (m, 1H), 2.64 - 2.49 (m, 1H), 2.42 (qd, J=6.3, 12.8 Hz, 1H), 2.34 - 2.21 (m, 1H), 0.99 (d, J=6.6 Hz, 3H)。
【0198】
製造例20(化合物021)
8−[(3R)−4−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル]−3−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−10−エン−9−オン
【化27】
−78℃で9−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−4−エン−3−オン(5g、30.12mmol)のTHF(50mL)中撹拌溶液にジイソプロピルアミドリチウム(36mL、36.14mmol、THF中1M)をゆっくりと添加した。該混合物をその温度で1時間撹拌し、その後、−78℃でTHF(50mL)中の(3R)−4−ベンジルオキシ−3−メチル−ブタナール(6.9g、36.14mmol)を添加した。該混合物をさらに2時間撹拌した。完了後、該反応混合物を飽和NH4Clでクエンチし、EtOAcで2回(2×100mL)抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として石油エーテル中0〜30%EtOAc)によって精製して、茶色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3)は約1:1のジアステレオマー混合物を示した;δ = 7.42 - 7.27 (m, 5H), 6.91 (br d, J=9.9 Hz, 1H), 5.93 (d, J=9.9 Hz, 1H), 4.57 - 4.49 (m, 2H), 4.10 - 4.01 (m, 1H), 3.86 - 3.61 (m, 4H), 3.46 - 3.29 (m, 2H), 2.61 - 2.45 (m, 1H), 2.26 - 2.06 (m, 2H), 1.84 - 1.59 (m, 5H), 1.49 - 1.29 (m, 2H), 1.03 (d, J=6.9 Hz, 3/2H), 0.96 (d, J=6.6 Hz, 3/2H)。
【0199】
製造例21(化合物022)
8−[(3R)−4−ベンジルオキシ−3−メチル−ブタノイル]−3−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−10−エン−9−オン
【化28】
−78℃でDMSO(2.73mL、39.10mmol)のDCM(100mL)中撹拌溶液にトリフルオロ酢酸無水物(6g、29.32mmol)を添加した。該混合物を30分間撹拌し、次いで、−78℃でDCM(50mL)中の8−[(3R)−4−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル]−3−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−10−エン−9−オン(7g、19.55mmol)を添加した。該混合物を1時間撹拌した。完了後、該反応混合物をEt3N(11.8g、117.318mmol)で処理し、室温に到達させ、次いで、NaHCO3水溶液で処理した。該混合物をDCMで2回(2×200mL)抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中0〜20%EtOAc)によって精製して、薄黄色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 15.90 (s, 1H), 7.41 - 7.27 (m, 5H), 6.64 (d, J=10.3 Hz, 1H), 6.03 (d, J=10.3 Hz, 1H), 4.51 (d, J=1.5 Hz, 2H), 3.72 - 3.63 (m, 4H), 3.46 - 3.38 (m, 1H), 3.37 - 3.32 (m, 1H), 2.65 (dd, J=5.4, 14.2 Hz, 1H), 2.50 (s, 2H), 2.38 - 2.26 (m, 1H), 2.23 - 2.15 (m, 1H), 1.68 - 1.59 (m, 2H), 1.57 - 1.49 (m, 2H), 1.01 (d, J=6.8 Hz, 3H)。
LCMS: 92% (M+H) 357。
【0200】
製造例22(化合物023)
3−[(2R)−3−ベンジルオキシ−2−メチル−プロピル]スピロ[1,4−ジヒドロインダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン]
【化29】
8−[(3R)−4−ベンジルオキシ−3−メチル−ブタノイル]−3−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−10−エン−9−オン(6g、16.853mmol)のEtOH(100mL)中撹拌溶液に酢酸(10mL、168.53mmol)およびヒドラジン・一水和物(1mL、20.22mmol)を添加した。該混合物を室温で16時間撹拌した。完了後、過剰の溶媒を真空蒸発させ、得られた残留物をNaHCO3水溶液で処理した。該混合物をEtOAcで2回(2×100mL)抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として石油エーテル中0〜40%EtOAc)によって精製して、薄黄色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, CDCl3) δ = 7.43 - 7.24 (m, 5H), 6.53 (d, J=9.9 Hz, 1H), 6.02 (d, J=10.3 Hz, 1H), 4.59 - 4.46 (m, 2H), 3.76 - 3.65 (m, 4H), 3.37 (dd, J=5.1, 9.2 Hz, 1H), 3.29 - 3.20 (m, 1H), 2.77 - 2.66 (m, 1H), 2.58 (br d, J=6.6 Hz, 1H), 2.52 (s, 2H), 2.19 - 2.06 (m, 1H), 1.71 - 1.60 (m, 2H), 1.58 - 1.46 (m, 2H), 0.91 (d, J=7.0 Hz, 3H)。
LCMS: 95% (M+H) 353。
【0201】
製造例23(化合物024)
3−[(2R)−3−ベンジルオキシ−2−メチル−プロピル]−1−エチル−スピロ[4H−インダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン]
【化30】
3−[(2R)−3−ベンジルオキシ−2−メチル−プロピル]スピロ[1,4−ジヒドロインダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン](5.5g、15.62mmol)のDMF(50mL)中撹拌溶液にK2CO3(4.3g、31.25mmol)およびヨウ化エチル(12g、78.125mmol)を添加した。該混合物を75℃で16時間撹拌した。完了後、反応物を室温に到達させ、H2O(100mL)で希釈した。該反応混合物をEtOAcで2回(2×150mL)抽出した。合わせた有機層をH2O(3×100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空蒸発させて、茶色の液体として標記化合物(粗生成物)を得、さらに精製することなく次工程に使用した。
1H NMR (300MHz, CDCl3) δ = 7.39 - 7.26 (m, 5H), 6.34 (d, J=9.9 Hz, 1H), 5.91 (d, J=9.9 Hz, 1H), 4.51 (s, 2H), 4.05 (q, J=7.3 Hz, 2H), 3.75 - 3.62 (m, 4H), 3.44 - 3.37 (m, 1H), 3.35 - 3.26 (m, 1H), 2.69 (dd, J=6.2, 13.9 Hz, 1H), 2.55 (d, J=1.5 Hz, 2H), 2.40 (dd, J=8.3, 14.1 Hz, 1H), 2.13 (td, J=6.8, 13.6 Hz, 1H), 1.69 - 1.60 (m, 2H), 1.58 - 1.47 (m, 2H), 1.36 (t, J=7.2 Hz, 3H), 0.96 (d, J=6.6 Hz, 3H)。
LCMS: 92% (M+H) 353 (異性体の混合物)。
【0202】
製造例24(化合物025)
5−[(2R)−3−ベンジルオキシ−2−メチル−プロピル]−2−エチル−4−[(4−ホルミルテトラヒドロピラン−4−イル)−メチル]ピラゾール−3−カルボアルデヒド
【化31】
0℃で3−[(2R)−3−ベンジルオキシ−2−メチル−プロピル]−1−エチル−スピロ[4H−インダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン](4.5g、12.784mmol)のジオキサン:H2O(2:1、60mL)中撹拌溶液に2,6−ルチジン(2.7g、25.56mmol)、N−メチルモルホリンN−オキシド(2.7g、23.56mmol)および四酸化オスミウム(0.5mL、0.127mmol)を添加した。該混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、25℃で過ヨウ素酸ナトリウム(10.98g、51.136mmol)を添加した。該混合物をさらに3時間撹拌した。完了後、反応物をクエン酸飽和溶液でクエンチした。該反応混合物をEtOAc(200mL)で抽出し、有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中0〜30%EtOAc)によって精製して、薄黄色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 9.82 (s, 1H), 9.52 (s, 1H), 7.41 - 7.26 (m, 5H), 4.54 - 4.40 (m, 4H), 3.81 (br dd, J=3.4, 11.7 Hz, 2H), 3.36 - 3.23 (m, 4H), 2.86 - 2.75 (m, 2H), 2.75 - 2.69 (m, 1H), 2.38 (dd, J=7.8, 14.2 Hz, 1H), 2.20 (qd, J=6.5, 13.3 Hz, 1H), 1.89 (br dd, J=2.0, 13.7 Hz, 2H), 1.62 (tdd, J=4.2, 8.7, 17.2 Hz, 2H), 1.39 (t, J=7.1 Hz, 3H), 0.97 (d, J=6.8 Hz, 3H)。
LCMS: 79% (M+H) 413 (異性体の混合物)。
【0203】
製造例25(化合物026)
3−[(2R)−3−ベンジルオキシ−2−メチル−プロピル]−1−エチル−7−[(4−メトキシフェニル)メチル]スピロ[6,8−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]
【化32】
0℃で5−[(2R)−3−ベンジルオキシ−2−メチル−プロピル]−2−エチル−4−[(4−ホルミル−テトラヒドロピラン−4−イル)メチル]ピラゾール−3−カルボアルデヒド(4g、9.7mmol)のDCM(60mL)中撹拌溶液に4−メトキシベンジルアミン(1.4mL、10.6mmol)、酢酸(0.3mL)およびトリアセトキシヒドロホウ酸ナトリウム(6.1g、29.12mmol)をゆっくりと添加した。該混合物を26℃で16時間撹拌した。完了後、該反応混合物をDCMで希釈し。有機相をNaHCO3水溶液(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中0〜30%EtOAc)によって精製して、無色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 7.35 - 7.27 (m, 5H), 7.23 (d, J=8.8 Hz, 2H), 6.86 (d, J=8.8 Hz, 2H), 4.51 (s, 2H), 3.88 - 3.78 (m, 5H), 3.61 (s, 2H), 3.58 (br d, J=7.8 Hz, 1H), 3.55 (s, 2H), 3.46 - 3.41 (m, 1H), 3.38 (dd, J=5.9, 8.8 Hz, 1H), 3.33 - 3.28 (m, 1H), 2.70 - 2.62 (m, 3H), 2.53 - 2.41 (m, 2H), 2.31 (dd, J=8.1, 13.9 Hz, 1H), 2.11 - 2.05 (m, 1H), 1.40 - 1.32 (m, 4H), 1.17 (t, J=7.1 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.4 Hz, 3H)。
LCMS: 95% (M+H) 518 (異性体の混合物)。
【0204】
製造例26(化合物027)
3−[(2R)−3−ベンジルオキシ−2−メチル−プロピル]−1−エチル−7−[(4−メトキシフェニル)メチル]スピロ[4,6−ジヒドロピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン
【化33】
3−[(2R)−3−ベンジルオキシ−2−メチル−プロピル]−1−エチル−7−[(4−メトキシフェニル)メチル]スピロ[6,8−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン](4g、7.73mmol)の1,2−ジクロロエテン(40mL)中撹拌溶液にH2O(20mL)中の亜塩素酸ナトリウム(1g、11.60mmol)を添加した。該混合物を27℃で2時間撹拌した。完了後、該反応混合物をDCMで希釈し、有機層をH2O(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中0〜40%EtOAc)によって精製して、無色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ = 7.37 - 7.22 (m, 7H), 6.91 (d, J=8.8 Hz, 2H), 4.60 (s, 2H), 4.45 (s, 2H), 4.29 (q, J=7.0 Hz, 2H), 3.74 (s, 3H), 3.56 - 3.46 (m, 4H), 3.35 - 3.22 (m, 4H), 2.62 (dd, J=6.4, 14.2 Hz, 1H), 2.44 (s, 2H), 2.31 (dd, J=7.8, 14.2 Hz, 1H), 2.06 - 1.97 (m, 1H), 1.35 - 1.22 (m, 7H), 0.89 (d, J=6.8 Hz, 3H)。
LCMS: 77% (M+H) 532。
【0205】
製造例27(化合物028)
1−エチル−3−[(2R)−3−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル]スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン
【化34】
0℃で3−[(2R)−3−ベンジルオキシ−2−メチル−プロピル]−1−エチル−7−[(4−メトキシフェニル)メチル]スピロ[4,6−ジヒドロピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン(2g、3.76mmol)のトルエン(20mL)中撹拌溶液にトリフルオロメタンスルホン酸(5.6g、37.6mmol)を添加した。該混合物を26℃で3時間撹拌した。完了後、該反応混合物をNaHCO3水溶液で中和し、EtOAcで10回(10×50mL)抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM中0〜5%MeOH)によって精製して、オフホワイト色の固体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ = 8.01 (br t, J=5.4 Hz, 1H), 4.48 (t, J=5.1 Hz, 1H), 4.29 (q, J=7.3 Hz, 2H), 3.67 - 3.48 (m, 4H), 3.29 - 3.21 (m, 2H), 2.88 (br d, J=5.9 Hz, 2H), 2.60 (dd, J=5.4, 14.2 Hz, 1H), 2.45 (s, 2H), 2.19 (dd, J=8.6, 13.9 Hz, 1H), 1.80 (dt, J=6.6, 13.3 Hz, 1H), 1.45 - 1.32 (m, 4H), 1.26 (t, J=7.1 Hz, 3H), 0.81 (d, J=6.4 Hz, 3H)。
LCMS: 99% (M+H) 322。
HPLC保持時間(XE Metode 7 CM): 1.72分間。
検出した「M+1」質量: 322.21
【0206】
製造例28(化合物029)
3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロパン−1−オール
【化35】
0℃で2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール(100g、961.153mmol)のトルエン(1000mL)中撹拌溶液に水酸化カリウム(53.84g、961.5mmol)および臭化ベンジル(34mL、288.4mmol)を添加した。得られた反応混合物を室温で12時間撹拌した。完了後、該反応混合物をH2O(1000mL)で希釈し、EtOAcで2回(2×1000mL)抽出した。合わせた有機層をH2O(500mL)およびブライン(500mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空蒸発させた。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として石油エーテル中0〜7%EtOAc)によって精製して、無色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 7.40 - 7.23 (m, 5H), 4.51 (s, 2H), 3.46 (s, 2H), 3.32 (s, 2H), 2.60 (br s, 1H), 0.93 (s, 6H)。
LCMS: 86% (M+H) 234。
【0207】
製造例29(化合物030)
メタンスルホン酸(3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロピル)
【化36】
0℃で3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロパン−1−オール(55g、283.5mmol)のDCM(1000mL)中撹拌溶液にTEA(119mL、850mmol)および塩化メシル(32.7mL、425.0)を添加した。該混合物を室温で3時間撹拌した。完了後、該反応混合物をH2O(500mL)で希釈し、EtOAcで2回(2×1000mL)抽出した。合わせた有機層をH2O(500mL)およびブライン(500mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空蒸発させて、薄黄色の液体として標記化合物(粗生成物)を得、さらに精製することなく次工程に使用した。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 7.44 - 7.26 (m, 5H), 4.50 (s, 2H), 4.05 (s, 2H), 3.25 (s, 2H), 2.94 (s, 3H), 0.99 (s, 6H)。
LCMS: 89% (M+Na) 295。
【0208】
製造例30(化合物031)
4−ベンジルオキシ−3,3−ジメチル−ブタンニトリル
【化37】
室温でメタンスルホン酸(3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロピル)(70g、257.35mmol)のDMSO(500mL)中撹拌溶液にシアン化ナトリウム(37.83g、772.05mmol)を添加した。該混合物を110℃で90時間撹拌した。完了後、該反応混合物をH2O(1L)で希釈し、EtOAcで2回(2×1.5L)抽出した。合わせた有機層をH2O(500mL)およびブライン(500mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として石油エーテル中0〜10%EtOAc)によって精製して、無色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 7.41 - 7.25 (m, 5H), 4.52 (s, 2H), 3.24 (s, 2H), 2.37 (s, 2H), 1.08 (s, 6H)。
LCMS: 71% (M+H) 204。
【0209】
製造例31(化合物032)
4−ベンジルオキシ−3,3−ジメチル−ブタナール
【化38】
−8℃で4−ベンジルオキシ−3,3−ジメチル−ブタンニトリル(30g、147.78mol)のトルエン(500mL)中撹拌溶液にジイソブチルアルミニウムヒドリド(221.6mL、221.67mmol、トルエン中1M)を添加した。該混合物を室温で4時間撹拌した。完了後、該反応混合物を飽和NH4Clでクエンチし、セライトパッドで濾過し、EtOAcで洗浄し、濃縮した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として石油エーテル中0〜5%EtOAc)によって精製して、無色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, CDCl3) δ = 9.82 (t, J=2.9 Hz, 1H), 7.43 - 7.25 (m, 5H), 4.50 (s, 2H), 3.24 (s, 2H), 2.34 (d, J=2.9 Hz, 2H), 1.08 (s, 6H)。
LCMS: 83% (M+H) 208。
【0210】
製造例32(化合物033)
8−(4−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−ブチル)−3−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−10−エン−9−オン
【化39】
−78℃で9−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−4−エン−3−オン(7g、42.168mmol)のTHF(120mL)中撹拌溶液にジイソプロピルアミドリチウム(25.3mL、50.602mmol、THF中1M)をゆっくりと添加した。該混合物をその温度で1時間撹拌した後、−78℃でTHF(50mL)中の4−ベンジルオキシ−3,3−ジメチル−ブタナール(10.4g、50.602mmol)を添加し、該混合物をさらに2時間撹拌した。完了後、該反応混合物を飽和NH4Clでクエンチし、EtOAcで2回(2×200mL)抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として石油エーテル中30%EtOAc)によって精製して、茶色の液体として標記化合物を得た。
1H NMRは、比率約1.5:1のジアステレオマー混合物としてであることを示した。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 7.40 - 7.26 (m, 5H), 6.91 - 6.81 (m, 1H), 5.99 - 5.85 (m, 1H), 4.56 - 4.50 (m, 2H), 4.47 - 4.29 (m, 1H), 3.85 - 3.63 (m, 4H), 3.30 - 3.25 (m, 2H), 2.68 (td, J=4.4, 14.2 Hz, 1H), 2.43 - 2.26 (m, 1H), 1.78 - 1.50 (m, 6H), 1.08 - 1.01 (m, 3H), 0.99 - 0.91 (m, 3H)。
LCMS: 72% (M+H) 373。
【0211】
製造例33(化合物034)
8−(4−ベンジルオキシ−3,3−ジメチル−ブタノイル)−3−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−10−エン−9−オン
【化40】
−78℃でDMSO(3.4mL、48.38mmol)のDCM(120mL)中撹拌溶液にトリフルオロ酢酸無水物(5.1g、36.48mmol)を添加した。該混合物を30分間撹拌し、次いで、−78℃でDCM(50mL)中の8−(4−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−ブチル)−3−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−10−エン−9−オン(9g、24.193mmol)を添加した。その後、該混合物をさらに1時間撹拌した。完了後、該反応混合物をEt3N(16.9mL、120.96mmol)で処理し、室温に到達させ、次いで、NaHCO3水溶液で処理した。該混合物をDCMで2回(2×200mL)抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中0〜20%EtOAc)によって精製して、薄黄色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, CDCl3) δ = 16.04 (s, 1H), 7.40 - 7.27 (m, 5H), 6.69 (d, J=10.2 Hz, 1H), 6.04 (d, J=10.2 Hz, 1H), 4.53 (s, 2H), 3.73 - 3.65 (m, 4H), 3.26 (s, 2H), 2.42 (s, 2H), 1.66 - 1.55 (m, 4H), 1.06 (s, 6H)。
LCMS: 90% (M+H) 371。
【0212】
製造例34(化合物035)
3−(3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロピル)スピロ[1,4−ジヒドロインダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン]
【化41】
8−(4−ベンジルオキシ−3,3−ジメチル−ブタノイル)−3−オキサスピロ[5.5]ウンデカ−10−エン−9−オン(6g、16.21mmol)のEtOH(120mL)中撹拌溶液にAcOH(9.7mL、162.16mmol)およびヒドラジン・一水和物(0.9mL、162.16mmol)を添加した。該混合物を室温で16時間撹拌した。完了後、過剰の溶媒を真空蒸発させ、得られた残留物をNaHCO3水溶液で処理した。該混合物をEtOAcで2回(2×200mL)抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として石油エーテル中0〜40%EtOAc)によって精製して、薄黄色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, CDCl3) δ = 7.44 - 7.26 (m, 5H), 6.54 (d, J=9.9 Hz, 1H), 6.02 (d, J=9.9 Hz, 1H), 4.56 (s, 2H), 3.78 - 3.64 (m, 4H), 3.10 (s, 2H), 2.57 (s, 2H), 2.52 (s, 2H), 1.71 - 1.45 (m, 4H), 0.94 (s, 6H)。
LCMS: 94% (M+H) 367。
【0213】
製造例35(化合物036)
3−(3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−1−エチル−スピロ[4H−インダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン]
【化42】
3−(3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロピル)スピロ[1,4−ジヒドロインダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン](4g、10.92mmol)のDMF(20mL)中撹拌溶液にK2CO3(3g、21.85mmol)およびヨウ化エチル(2.6mL、32.78mmol)を添加した。該混合物を75℃で16時間撹拌した。完了後、該反応混合物を室温に到達させた後、H2O(100mL)で希釈し、EtOAcで2回(2×200mL)抽出した。合わせた有機層をH2O(3×100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空蒸発させて、茶色の液体として標記化合物を得(粗生成物)、さらに精製することなく次工程に使用した。
1H NMR (300MHz, CDCl3) δ = 7.41 - 7.26 (m, 5H), 6.34 (d, J=9.9 Hz, 1H), 5.91 (d, J=9.9 Hz, 1H), 4.54 (s, 2H), 4.06 (q, J=7.2 Hz, 2H), 3.73 - 3.64 (m, 4H), 3.20 (s, 2H), 2.54 (s, 4H), 1.69 - 1.50 (m, 4H), 1.36 (t, J=7.3 Hz, 3H), 0.95 (s, 6H)。
LCMS: 91% (M+H) 395 (異性体の混合物)。
【0214】
製造例36(化合物037)
5−(3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−2−エチル−4−[(4−ホルミルテトラヒドロピラン−4−イル)メチル]ピラゾール−3−カルボアルデヒド
【化43】
0℃で3−(3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−1−エチル−スピロ[4H−インダゾール−5,4'−テトラヒドロピラン](3g、7.614mmol)のジオキサン:H2O(2:1、60mL)中撹拌溶液に2,6−ルチジン(1.8mL、15.228mmol)、N−メチルモルホリンN−オキシド(1.6g、13.7mmol)および四酸化オスミウム(0.5mL、0.152mmol)を添加した。該混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、25℃でNaIO4(6.4g、30.45mmol)を添加した。次いで、該混合物をさらに3時間撹拌した。完了後、反応物をクエン酸飽和溶液でクエンチし、後にEtOAc(200mL)で希釈した。有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中0〜30%EtOAc)によって精製して、薄黄色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 9.81 (s, 1H), 9.46 (s, 1H), 7.39 - 7.27 (m, 5H), 4.55 - 4.44 (m, 4H), 3.78 (br dd, J=2.9, 11.7 Hz, 2H), 3.26 (dt, J=2.0, 12.0 Hz, 2H), 3.07 (s, 2H), 2.83 (s, 2H), 2.58 (s, 2H), 1.83 (dd, J=1.5, 13.2 Hz, 2H), 1.61 - 1.53 (m, 2H), 1.39 (t, J=7.3 Hz, 3H), 0.96 (s, 6H)。
LCMS: 95% (M+H) 427 (異性体の混合物)。
【0215】
製造例37(化合物038)
3−(3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−1−エチル−7−[(4−メトキシフェニル)メチル]スピロ[6,8−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]
【化44】
0℃で5−(3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−2−エチル−4−[(4−ホルミル−テトラヒドロピラン−4−イル)メチル]ピラゾール−3−カルボアルデヒド(3g、7.04mmol)のDCM(60mL)中撹拌溶液に4−メトキシベンジルアミン(1.2mL、9.15mmol)、酢酸(0.5mL)およびトリアセトキシヒドロホウ酸ナトリウム(4.4g、21.12mmol)をゆっくりと添加した。該混合物を26℃で16時間撹拌した。完了後、該反応混合物をDCMで希釈した。有機相をNaHCO3水溶液(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中0〜30%EtOAc)によって精製して、無色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 7.38 - 7.29 (m, 4H), 7.28 - 7.22 (m, 3H), 6.85 (d, J=8.8 Hz, 2H), 4.52 (s, 2H), 3.84 (q, J=7.2 Hz, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.60 (s, 2H), 3.57 - 3.50 (m, 4H), 3.45 - 3.37 (m, 2H), 3.17 (s, 2H), 2.63 (s, 2H), 2.51 (s, 2H), 2.48 (s, 2H), 1.31 (br t, J=5.4 Hz, 4H), 1.16 (t, J=7.1 Hz, 3H), 0.93 (s, 6H)。
LCMS: 97.5% (M+H) 532 (異性体の混合物)。
【0216】
製造例38(化合物039)
3−(3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−1−エチル−7−[(4−メトキシフェニル)メチル]スピロ[4,6−ジヒドロピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン
【化45】
3−(3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−1−エチル−7−[(4−メトキシ−フェニル)メチル]スピロ[6,8−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン](2.5g、4.708mmol)の1,2−ジクロロエテン(40mL)中撹拌溶液にH2O(10mL)中の亜塩素酸ナトリウム(635mg、7.06mmol)を添加した。該混合物を27℃で2時間撹拌した。完了後、該反応混合物をDCMで希釈し、有機層をH2O(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中0〜30%EtOAc)によって精製して、無色の液体として標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, DMSO-d6) δ = 7.39 - 7.31 (m, 4H), 7.30 - 7.22 (m, 3H), 6.91 (d, J=8.8 Hz, 2H), 4.60 (s, 2H), 4.48 (s, 2H), 4.30 (q, J=7.1 Hz, 2H), 3.74 (s, 3H), 3.56 - 3.39 (m, 4H), 3.15 (s, 2H), 2.95 (s, 2H), 2.46 (br d, J=3.3 Hz, 4H), 1.36 - 1.17 (m, 7H), 0.90 (s, 6H)。
LCMS: 96.2% (M+H) 546。
【0217】
製造例39(化合物040)
1−エチル−3−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン
【化46】
0℃で3−(3−ベンジルオキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−1−エチル−7−[(4−メトキシ−フェニル)メチル]スピロ[4,6−ジヒドロピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン(1.3g、2.38mmol)のトルエン(20mL)中撹拌溶液にトリフルオロメタンスルホン酸(2.8g、19.08mmol)を添加した。該混合物を26℃で3時間撹拌した。完了後、該反応混合物をNaHCO3水溶液で中和し、EtOAcで5回(5×200mL)抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM中0〜5%MeOH)によって精製して、オフホワイト色の固体として標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, DMSO-d6) δ = 8.01 (br t, J=5.5 Hz, 1H), 4.50 (t, J=5.3 Hz, 1H), 4.28 (q, J=6.9 Hz, 2H), 3.66 - 3.48 (m, 4H), 3.11 (d, J=5.5 Hz, 2H), 2.85 (d, J=5.8 Hz, 2H), 2.46 (s, 2H), 2.37 (s, 2H), 1.37 (br d, J=4.4 Hz, 4H), 1.25 (t, J=7.1 Hz, 3H), 0.79 (s, 6H)。
LCMS: 99% (M+H) 336。
HPLC保持時間(XE Metode 7 CM): 1.82分間。
検出した「M+1」質量: 336.22
【0218】
一般的手順1: エステル化
DCE(0.15mL)にアルコール(0.013mmol)を溶解した。酸(2当量)のDCE(0.2mL)中溶液およびDMAP(1当量)のDCE(0.1mL)中溶液を添加した。得られた混合物にEDAC(2当量)を添加した。次いで、該混合物を50℃で一夜振盪し、真空濃縮した。残留物をDMF(0.3mL)に再溶解し、分取LCMS精製に付し、エステルを得た。
【0219】
一般的手順2: アミド形成
アミン(2当量)が入っているバイアルに酸(0.022mmol)のDMF(0.2mL)溶液、DIPEA(3当量)およびHATU(1.2当量)を添加し、該混合物を室温で一夜振盪した。該粗生成物を分取LCMS精製して、アミドを得た。
【0220】
実施例1(化合物101)
4−(メチルスルファモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
【化47】
一般的手順1:エステル化の記載に従って1−エチル−3−(3−ヒドロキシプロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オンおよび4−(メチルスルファモイル)安息香酸を処理して、標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, DMSO-d6) δ 8.18 - 8.08 (m, 2H), 8.01 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 7.94 - 7.87 (m, 2H), 7.65 (s, 1H), 4.46 - 4.18 (m, 4H), 3.53 (q, J = 4.9 Hz, 4H), 2.88 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 2.67 (t, J = 7.4 Hz, 2H), 2.45 (s, 2H), 2.44 (s, 3H), 2.11 - 1.99 (m, 2H), 1.36 (t, J = 5.4 Hz, 4H), 1.26 (t, J = 7.1 Hz, 3H)。
HPLC保持時間(XE Metode 7 CM): 2.03分間。
検出した「M+1」質量: 505.18。
【0221】
実施例2(化合物102)
4−(ジメチルスルファモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
【化48】
一般的手順1:エステル化の記載に従って1−エチル−3−(3−ヒドロキシプロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オンおよび4−(ジメチルスルファモイル)安息香酸を処理して、標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, DMSO-d6) δ 8.21 - 8.07 (m, 2H), 8.01 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 7.95 - 7.79 (m, 2H), 4.45 - 4.18 (m, 4H), 3.53 (d, J = 6.4 Hz, 4H), 2.87 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 2.64 (s, 8H), 2.45 (s, 2H), 2.12 - 1.97 (m, 2H), 1.35 (t, J = 5.4 Hz, 4H), 1.25 (t, J = 7.1 Hz, 3H)。
HPLC保持時間(XE Metode 7 CM): 2.15分間。
検出した「M+1」質量: 519.20。
【0222】
実施例3(化合物103)
4−メチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
【化49】
一般的手順1:エステル化の記載に従って1−エチル−3−(3−ヒドロキシプロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オンおよび4−メチルスルホニル安息香酸を処理して、標記化合物を得た。
1H NMR (300MHz, DMSO-d6) δ 8.21 - 8.12 (m, 2H), 8.10 - 8.04 (m, 2H), 8.01 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.37 (t, J = 6.2 Hz, 2H), 4.28 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.64 - 3.44 (m, 4H), 3.27 (s, 3H), 2.88 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 2.67 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 2.45 (s, 2H), 2.05 (p, J = 6.8 Hz, 2H), 1.35 (t, J = 5.4 Hz, 4H), 1.25 (t, J = 7.1 Hz, 3H)。
HPLC保持時間(XE Metode 7 CM): 2.02分間。
検出した「M+1」質量: 490.17。
【0223】
PDE4アッセイ
ヒトPDE4D触媒ドメイン(UniProt no.Q08499[S380−L740])を非標識cAMP(環状アデノシン一リン酸)およびフルオレセインアミダイト(FAM)結合cAMPの混合物と一緒にインキュベートし、試験化合物または参照化合物を滴定した。短時間のインキュベーションの後に、1)AMPホスホ基と2)テルビウム(Tb)供与体フルオロフォアとを結合することができる固定化三価金属イオンを有するナノ粒子を含有する結合バッファーの添加により、酵素反応を停止させた。その後のTb供与体の励起は、隣接するFAM受容体分子への時間分解FRETの引き金を引き、その結果、発光が生じる。PDE4阻害剤の存在下では、AMPの生成が減少し、その結果、蛍光シグナルが低下した。cAMPホスホジエステルは、検出系によって拘束されない。
【0224】
結果は、対照試料と比較して基質切断の50%阻害をもたらすモル濃度として計算され、IC50(nM)の範囲として表される。
【0225】
結果を下記表1に示す。
【0226】
【0227】
【表1】
【0228】
一般的手順1の記載に従って化合物008を適切な酸と反応させることにより、表2に示される実施例4〜102を製造した:
【0229】
【表2-1】
【表2-2】
【表2-3】
【表2-4】
【表2-5】
【表2-6】
【表2-7】
【表2-8】
【表2-9】
【表2-10】
【表2-11】
【表2-12】
【表2-13】
【表2-14】
【表2-15】
【0230】
製造例40(化合物203)
4−ホルミル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
【化50】
1−エチル−3−(3−ヒドロキシプロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン(200mg、0.651mmol)のMeCN(1.0mL)中溶液に4−ホルミル安息香酸(117mg、0.781mmol)、EDAC(150mg、0.781mmol)およびDMAP(24mg、0.195mmol)を添加した。該混合物を室温で90分間撹拌した後、真空下で蒸発乾固させた。塩基性分取HPLC精製により、標記化合物を得た。
【0231】
実施例103(化合物204)
4−[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロポキシカルボニル]安息香酸
【化51】
0℃で4−ホルミル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(130mg、0.296mmol)のアセトン:水(2:1、30mL)中撹拌溶液にジョーンズ試薬(2.5mL)を添加した。該溶液を一夜かけて室温に到達させた後、イソプロパノール(2.5mL)を添加した。得られた混合物をさらに30分間撹拌し、水(10mL)で希釈し、DCMで3回(3×50mL)抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、真空濃縮した。塩基性分取HPLC精製により、無色の固体として標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6) δ: 8.03 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 7.92 (d, 2H), 7.85 (d, 2H), 4.32 - 4.26 (m, 4H), 3.58 - 3.49 (m, 4H), 2.88 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 2.66 (t, J = 7.4 Hz, 2H), 2.46 (s, 2H), 2.03 (p, J = 6.7 Hz, 2H), 1.36 (t, J = 5.5 Hz, 4H), 1.26 (t, J = 7.1 Hz, 3H)。
保持時間(XE Metode 7 CM): 2.00分間。
検出した「M+1」質量: 456.21。
【0232】
一般的手順2の記載に従って化合物204を適切なアミンと反応させることにより、表3における実施例104〜111を製造した:
【0233】
【表3-1】
【表3-2】
【0234】
製造例41(化合物213)
3−ホルミル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
【化52】
1−エチル−3−(3−ヒドロキシプロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オン(200mg、0.651mmol)のMeCN(5.0mL)中溶液に3−ホルミル安息香酸(117mg、0.781mmol)、EDAC(150mg、0.781mmol)およびDMAP(24mg、0.195mmol)を添加した。該混合物を室温で90分間撹拌した後、真空下で蒸発乾固させた。塩基性分取HPLC精製により、無色の油状物として標記化合物を得た。
【0235】
実施例112(化合物214)
3−[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロポキシカルボニル]安息香酸
【化53】
0℃で3−ホルミル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(154mg、0.350mmol)のアセトン:水(2:1、37.5mL)中撹拌溶液にジョーンズ試薬(3,0mL)を添加した。該溶液を一夜かけて室温に到達させた後、イソプロパノール(3.0mL)を添加した。得られた混合物をさらに30分間撹拌し、水(50mL)で希釈し、DCMで3回(3×50mL)抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、真空濃縮した。塩基性分取HPLC精製により、無色の固体として標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6) δ: 8.47 (t, J = 1.7 Hz, 1H), 8.10 (dt, J = 7.6, 1.5 Hz, 1H), 8.03 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 7.89 (dt, J = 7.7, 1.6 Hz, 1H), 7.44 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 4.34 - 4.26 (m, 4H), 3.58 - 3.48 (m, 4H), 2.88 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 2.66 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 2.45 (s, 2H), 2.07 - 2.00 (m, 2H), 1.40 - 1.31 (m, 4H), 1.27 (t, J = 7.1 Hz, 3H)。
保持時間(XE Metode 7 CM): 2.00分間。
検出した「M+1」質量: 456.21。
【0236】
一般的手順2の記載に従って化合物214を適切なアミンと反応させることにより、表4における実施例113〜120を製造した:
【0237】
【表4-1】
【表4-2】
【0238】
一般的手順1の記載に従って化合物012を適切な酸と反応させることにより、表5に示される実施例121〜133を製造した:
【0239】
【表5-1】
【表5-2】
【0240】
一般的手順1の記載に従って化合物016を適切な酸と反応させることにより、表6に示される実施例134〜136を製造した:
【0241】
【表6】
【0242】
一般的手順1の記載に従って化合物028を適切な酸と反応させることにより、表7に示される実施例137〜167を製造した:
【0243】
【表7-1】
【表7-2】
【表7-3】
【表7-4】
【表7-5】
【0244】
実施例168(化合物270)
4−[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロポキシ]カルボニル安息香酸
【化54】
1−エチル−3−(3−ヒドロキシプロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オンの代わりに1−エチル−3−[(2R)−3−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル]スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オンを用いて、4−[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロポキシカルボニル]安息香酸について記載された方法と同様の方法で4−[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロポキシ]カルボニル安息香酸を製造した。
1H NMR (DMSO-d6) δ: 8.01 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 7.93 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.85 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 4.30 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 4.15 (dd, J = 6.0, 2.6 Hz, 2H), 3.60 - 3.47 (m, 4H), 2.87 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 2.74 - 2.62 (m, 2H), 2.47 - 2.42 (m, 2H), 2.31 - 2.19 (m, 1H), 1.41 - 1.30 (m, 4H), 1.26 (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.01 (d, J = 6.7 Hz, 3H)。
保持時間(XE Metode 7 CM): 2.04分間。
検出した「M+1」質量: 470.23。
【0245】
一般的手順2の記載に従って化合物270を適切なアミンと反応させることにより、表8における実施例169〜176を製造した:
【0246】
【表8-1】
【表8-2】
【0247】
実施例177(化合物279)
3−[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロポキシ]カルボニル安息香酸
【化55】
1−エチル−3−(3−ヒドロキシプロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オンの代わりに1−エチル−3−[(2R)−3−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル]スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オンを用いて、3−[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロポキシカルボニル]安息香酸について記載された方法と同様の方法で3−[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロポキシ]カルボニル安息香酸を製造した。
1H NMR (DMSO-d6) δ: 8.47 (t, J = 1.7 Hz, 1H), 8.09 (dt, J = 7.6, 1.5 Hz, 1H), 8.01 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 7.89 (dt, J = 7.8, 1.6 Hz, 1H), 7.43 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 4.24 - 4.09 (m, 2H), 3.58 - 3.50 (m, 4H), 2.87 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 2.75 - 2.60 (m, 2H), 2.44 (s, 2H), 2.33 - 2.17 (m, 1H), 1.35 (q, J = 5.6 Hz, 4H), 1.26 (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.01 (d, J = 6.6 Hz, 3H)。
保持時間(XE Metode 7 CM): 2.04分間。
検出した「M+1」質量: 470.23。
【0248】
一般的手順2の記載に従って化合物279を適切なアミンと反応させることにより、表9における実施例178〜185を製造した:
【0249】
【表9-1】
【表9-2】
【0250】
一般的手順1の記載に従って化合物040を適切な酸と反応させることにより、表10に示される実施例186〜216を製造した:
【0251】
【表10-1】
【表10-2】
【表10-3】
【表10-4】
【表10-5】
【0252】
実施例217(化合物319)
4−[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロポキシ]カルボニル安息香酸
【化56】
1−エチル−3−(3−ヒドロキシプロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オンの代わりに1−エチル−3−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オンを用いて、4−[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロポキシカルボニル]安息香酸について記載された方法と同様の方法で4−[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロポキシ]カルボニル安息香酸を製造した。
1H NMR (DMSO-d6) δ: 8.04 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 7.97 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.92 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 4.30 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 4.03 (s, 2H), 3.54 - 3.49 (m, 4H), 2.85 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 2.58 (s, 2H), 2.43 (s, 2H), 1.35 - 1.30 (m, 4H), 1.27 (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.03 (s, 6H)。
保持時間(XE Metode 7 CM): 2.12分間。
検出した「M+1」質量: 484.24。
【0253】
一般的手順2の記載に従って化合物319を適切なアミンと反応させることにより、表11における実施例218〜225を製造した:
【0254】
【表11-1】
【表11-2】
【0255】
実施例226(化合物328)
3−[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロポキシ]カルボニル安息香酸
【化57】
1−エチル−3−(3−ヒドロキシプロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オンの代わりに1−エチル−3−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル)スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−8−オンを用いて、3−[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロポキシカルボニル]安息香酸について記載された方法と同様の方法で3−[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロポキシ]カルボニル安息香酸を製造した。
1H NMR (DMSO-d6) δ: 8.51 (t, J = 1.7 Hz, 1H), 8.13 (dt, J = 7.6, 1.5 Hz, 1H), 8.03 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 8.00 (dt, J = 7.8, 1.5 Hz, 1H), 7.52 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 4.04 (s, 2H), 3.52 - 3.47 (m, 4H), 2.85 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 2.58 (s, 2H), 2.43 (s, 2H), 1.35 - 1.30 (m, 4H), 1.26 (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.03 (s, 6H)。
保持時間(XE Metode 7 CM): 2.13分間。
検出した「M+1」質量: 484.24。
【0256】
一般的手順2の記載に従って化合物328を適切なアミンと反応させることにより、表12における実施例227〜234を製造した:
【0257】
【表12-1】
【表12-2】
【0258】
一般的手順1の記載に従って化合物008を適切な酸と反応させることにより、表13に示される実施例235〜264を製造した:
【0259】
【表13-1】
【表13-2】
【表13-3】
【表13-4】
【表13-5】
【0260】
一般的手順1の記載に従って化合物012を適切な酸と反応させることにより、表14に示される実施例265〜274を製造した:
【0261】
【表14-1】
【表14-2】
【0262】
一般的手順1の記載に従って化合物016を適切な酸と反応させることにより、表15に示される実施例275および276を製造した:
【0263】
【表15】
【0264】
一般的手順1の記載に従って化合物028を適切な酸と反応させることにより、表16に示される実施例277〜296を製造した:
【0265】
【表16-1】
【表16-2】
【表16-3】
【表16-4】
【0266】
一般的手順1の記載に従って化合物040を適切な酸と反応させることにより、表17に示される実施例297〜316を製造した:
【0267】
【表17-1】
【表17-2】
【表17-3】
【0268】
条項
本明細書に照らして、本発明者は特に以下のものを提供する:
【0269】
第1項.一般式(I):
【化58】
[式中、
1およびR4は、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
2およびR3は、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか;または
2およびR3は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロペンチル環、オキセタニル環、テトラヒドロフラニル環またはテトラヒドロピラニル環を形成することができ;
nは、0、1または2であり;
Qは、−O−C(O)−R5からなる群から選択され;
5は、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該ヘテロアリールおよびアリールは、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよび4〜7員ヘテロシクロアルキルは、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6は、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;
7は、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、シアノ、オキソ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rx、S(O)2x、−ORx、−SRx、アリールおよびヘテロアリールからなり;
xは、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;
aおよびRbは、独立して、水素、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または
aおよびRbは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたはC(O)Rxで置換されていてもよい]
で示される化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物。
【0270】
第2項.R1およびR4が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
2およびR3が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
nが、0、1または2であり;
Qが、−O−C(O)−R5からなる群から選択され;
5が、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該ヘテロアリールおよびアリールが、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよび4〜7員ヘテロシクロアルキルが、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6が、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;
7が、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、シアノ、オキソ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rx、−S(O)2x、−ORx、−SRx、アリールおよびヘテロアリールからなり;
xが、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;
aおよびRbが、独立して、水素、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または
aおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい、
第1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物。
【0271】
第3項.R1およびR4が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
2およびR3が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
nが、0、1または2であり;
Qが、−O−C(O)−R5からなる群から選択され;
5が、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、4〜6員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリールおよびフェニルからなる群から選択され、ここで、該5〜6員ヘテロアリールおよびフェニルが、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルが、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6が、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、C(O)NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;
7が、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、シアノ、オキソ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rx、−S(O)2x、−ORxおよび−SRxからなり;
xが、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;
aおよびRbが、独立して、水素、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または
aおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい、
第1項または第2項記載の化合物、およびその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物。
【0272】
第4項.R1およびR4が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され;
2およびR3が、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか;または
2およびR3が、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロペンチル環、オキセタニル環、テトラヒドロフラニル環またはテトラヒドロピラニル環を形成することができ;
nが、0、1または2であり;
Qが、−O−C(O)−R5からなる群から選択され;
5が、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキルおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該アリールが、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよび4〜7員ヘテロシクロアルキルが、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6が、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRabおよび−ORxからなり;
7が、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、アリールおよびヘテロアリールからなり;
xが、(C1〜C6)アルキルであり;
aおよびRbが、独立して、水素、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、または
aおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルで置換されていてもよい、
第1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物。
【0273】
第5項.R1およびR4が、ともに、水素である、前記の条項のうちいずれか1項記載の化合物。
【0274】
第6項.R2およびR3のうち1つが水素であり、R2およびR3のうち残り1つが(C1〜C4)アルキルである、前記の条項のうちいずれか1項記載の化合物。
【0275】
第7項.R2およびR3が、ともに、水素である、第1項〜第5項いずれか1項記載の化合物。
【0276】
第8項.R2およびR3が、ともに、(C1〜C4)アルキルである、第1項〜第5項いずれか1項記載の化合物。
【0277】
第9項.R2およびR3が、ともに、メチルである、第8項記載の化合物。
【0278】
第10項.R2およびR3が、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロペンチル環、オキセタニル環、テトラヒドロフラニル環またはテトラヒドロピラニル環を形成する、第1項〜第5項いずれか1項記載の化合物。
【0279】
第11項.nが1である、前記の条項のうちいずれか1項記載の化合物。
【0280】
第12項.nが2である、第1項〜第10項いずれか1項記載の化合物。
【0281】
第13項.nが0である、第1項〜第10項いずれか1項記載の化合物。
【0282】
第14項.R5が、(C1〜C6)アルキルである、前記の条項のうちいずれか1項記載の化合物。
【0283】
第15項.R5が、(C3〜C6)シクロアルキルである、第1項〜第13項いずれか1項記載の化合物。
【0284】
第16項.R5がシクロペンチルである、第15項記載の化合物。
【0285】
第17項.R5が、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい4〜7員ヘテロシクロアルキルである、第1項〜第13項いずれか1項記載の化合物。
【0286】
第18項.R5が、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい4〜6員ヘテロシクロアルキルである、第17項記載の化合物。
【0287】
第19項.R5が、ピペリジニル、テトラヒドロフラニル、アゼチジニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニルおよびジオキソチアニルからなる群から選択され、これらが全て、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、第18項記載の化合物。
【0288】
第20項.R5がテトラヒドロフラニルである、第19項記載の化合物。
【0289】
第21項.R5がテトラヒドロピラニルである、第19項記載の化合物。
【0290】
第22項.R5が、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよいヘテロアリールである、第1項〜第13項いずれか1項記載の化合物。
【0291】
第23項.R5が、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい5〜6員ヘテロアリールである、第22項記載の化合物。
【0292】
第24項.R5が、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、ピリミジニル、ピリジル、イソチアゾリルおよびチアゾリルからなる群から選択され、これらが全て、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、第23項記載の化合物。
【0293】
第25項.R5が、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよいアリールである、第1項〜第13項いずれか1項記載の化合物。
【0294】
第26項.R5が、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよいフェニルである、第25項記載の化合物。
【0295】
第27項.R5が、R6から選択される1個の置換基で置換されているフェニルである、第26項記載の化合物。
【0296】
第28項.R5が、独立してR6から選択される2個の置換基で置換されているフェニルである、第26項記載の化合物。
【0297】
第29項.R5がフェニルである、第26項記載の化合物。
【0298】
第30項.R6が、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよび(C1〜C4)アルキルオキシからなる、前記の条項のうちいずれか1項記載の化合物。
【0299】
第31項.R6が、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRabおよび−C(O)ORaからなりここで、Ra、Rbが全て、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルから選択される、第1項〜第29項いずれか1項記載の化合物。
【0300】
第32項.R6が−S(O)2xである、第1項〜第29項いずれか1項記載の化合物。
【0301】
第33項.R6が−C(O)Rxである、第1項〜第29項いずれか1項記載の化合物。
【0302】
第34項.R6がC(O)NRabである、第1項〜第29項いずれか1項記載の化合物。
【0303】
第35項.R6が−S(O)2NRabである、第1項〜第29項いずれか1項記載の化合物。
【0304】
第36項.R7が、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、シアノ、オキソ、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rx、−S(O)2x、−ORxおよび−SRxからなる、前記の条項のうちいずれか1項記載の化合物。
【0305】
第37項.Rxが(C1〜C4)アルキルである、前記の条項のうちいずれか1項記載の化合物。
【0306】
第38項.Rxがメチルである、第37項記載の化合物。
【0307】
第39項.Rxが(C3〜C6)シクロアルキルである、第1項〜第36項いずれか1項記載の化合物。
【0308】
第40項.RaおよびRbが、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択される、前記の条項のうちいずれか1項記載の化合物。
【0309】
第41項.RaおよびRbが、独立して、水素およびメチルからなる群から選択される、第40項記載の化合物。
【0310】
第42項.RaおよびRbが、ともに、(C1〜C4)アルキルである、第40項記載の化合物。
【0311】
第43項.RaおよびRbが、ともに、メチルである、第42項記載の化合物。
【0312】
第44項.R1、R2、R3、R4が全て、水素であり、nが、1であり、R5が、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該アリールが、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6が、ハロゲン、シアノ、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;Rxが、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;RaおよびRbが、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、またはRaおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0313】
第45項.R1、R2、R3、R4が全て、水素であり、nが、1であり、R5が、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよいフェニルであり;R6が、ハロゲン、シアノ、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;Rxが、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;RaおよびRbが、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、またはRaおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい、第44項記載の化合物。
【0314】
第46項.R1、R2、R3、R4が全て、水素であり、nが、1であり、R5が、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキルおよび(C1〜C4)アルキルオキシからなる群から選択されるR6のうちの1個または2個で置換されていてもよいフェニルである、第1項〜第5項いずれか1項記載の化合物。
【0315】
第47項.R1、R2、R3、R4が全て、水素であり、nが、1であり、R5が、フェニルであり、R6が−S(O)2xであり、Rxが、(C1〜C4)アルキルである、第46項記載の化合物。
【0316】
第48項.R1、R2、R3、R4が全て、水素であり、nが、1であり、R5が、フェニルであり、R6が、−S(O)2NRabであり、RaおよびRbが、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択される、第46項記載の化合物。
【0317】
第49項.R1、R2、R3、R4が全て、水素であり、nが、1であり、R5が、C(O)NRabで置換されているフェニルであり、RaおよびRbが、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、またはRaおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよく;Rxが、(C1〜C6)アルキルである、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0318】
第50項.R1、R2、R3、R4が全て、水素であり、nが、2であり、R5が、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該アリールが、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6が、ハロゲン、(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、C(O)NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;Rxが、(C1〜C6)アルキルからなり;RaおよびRbが、独立して、水素、(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、またはRaおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができる、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0319】
第51項.R1、R2、R3が水素であり、nが、0であり、R5が、(C3〜C7)シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択され、ここで、該フェニルが、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6が、(C1〜C4)アルキル、−S(O)2xからなり;Rxが、(C1〜C6)アルキルである、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0320】
第52項.R1およびR4が、ともに、水素であり、R2およびR3のうち1つが水素であり、R2およびR3のうち残り1つが(C1〜C4)アルキルであり、nが1であり;R5が、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該アリールが、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキルおよび(C3〜C7)が、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6が、ハロゲン、(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;R7が、ヒドロキシル、−ORx、−SRx、−S(O)2xからなり;Rxが、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;RaおよびRbが、独立して、水素、(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、またはRaおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0321】
第53項.R1およびR4が、ともに、水素であり、R2およびR3のうち1つが水素であり、R2およびR3のうち残り1つが(C1〜C4)アルキルであり、nが1であり;R5が、ハロゲン、(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、−C(O)Rxおよび−ORxから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよいフェニルであり;Rxが、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;RaおよびRbが、独立して、水素、(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、またはRaおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい、第52項記載の化合物。
【0322】
第54項.R1およびR4が、ともに、水素であり、R2およびR3のうち1つが水素であり、R2およびR3のうち残り1つが(C1〜C4)アルキルであり、nが1であり;R5が、C(O)NRabで置換されているフェニルであり、RaおよびRbが、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるるか、またはRaおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよく;Rxが、(C1〜C6)アルキルである、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0323】
第55項.R1およびR4が、ともに、水素であり、R2およびR3が、ともに、(C1〜C4)アルキルであり、nが1であり;R5が、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキルおよびアリールからなる群から選択され、ここで、該アリールが、R6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該(C1〜C6)アルキルおよび(C3〜C7)が、R7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6が、ハロゲン、(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、−C(O)Rxおよび−ORxからなり;R7が、ヒドロキシル、−ORx、−SRx、−S(O)2xからなり;Rxが、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;RaおよびRbが、独立して、水素、(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、またはRaおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0324】
第56項.R1およびR4が、ともに、水素であり、R2およびR3が、ともに、(C1〜C4)アルキルであり、nが1であり;R5が、ハロゲン、(C1〜C4)アルキル、−S(O)2x、−S(O)2NRab、−C(O)Rxおよび−ORxのうちの1個以上で置換されていてもよいフェニルであり;R7が、ヒドロキシル、−ORx、−SRx、−S(O)2xからなり;Rxが、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C6)シクロアルキルからなり;RaおよびRbが、独立して、水素、(C1〜C4)アルキルおよびフェニル(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、またはRaおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルは、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよい、第55項記載の化合物。
【0325】
第57項.R1およびR4が、ともに、水素であり、R2およびR3が、ともに、(C1〜C4)アルキルであり、nが1であり;R5が、C(O)NRabで置換されているフェニルであり、RaおよびRbが、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルからなる群から選択されるか、またはRaおよびRbが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜6員ヘテロシクロアルキルを形成することができ、ここで、該ヘテロシクロアルキルが、1個以上の(C1〜C4)アルキルまたは−C(O)Rxで置換されていてもよく;Rxが(C1〜C6)アルキルである、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0326】
第58項.R1、R2、R3、R4が全て、水素であり、nが1であり、Qが、−O−C(O)−R5であり;ここで、R5が、5〜6員ヘテロアリールおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、該ヘテロアリールが、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該ヘテロシクロアルキルが、独立してR7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6が、シアノ、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxからなり;R7が、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxからなり;Ra、Rbが、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルから選択される、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0327】
第59項.R1、R2、R3、R4が全て、水素であり、nが2であり、Qが、−O−C(O)−R5であり;ここで、R5が、5〜6員ヘテロアリールおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、該ヘテロアリールが、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該ヘテロシクロアルキルが、独立してR7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6が、(C1〜C4)アルキル、−C(O)Raからなり、R7が、(C1〜C4)アルキル、−C(O)Raからなり;Raが、(C1〜C4)アルキルである、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0328】
第60項.R1、R2、R3が全て、水素であり、nが0であり、Qが、−O−C(O)−R5からなる群から選択され、ここで、R5が、5〜6員ヘテロアリールおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択される、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0329】
第61項.R1およびR4が、ともに、水素であり、R2およびR3のうち1つが水素であり、R2およびR3のうち残り1つが(C1〜C4)アルキルであり;nが1であり、Qが、−O−C(O)−R5であり、ここで、R5が、5〜6員ヘテロアリールおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、該ヘテロアリールが、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該ヘテロシクロアルキルが、独立してR7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6が、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxからなり;R7が、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxからなり、Ra、Rbが、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルから選択される、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0330】
第62項.R1およびR4が、ともに、水素であり、R2およびR3が、ともに、(C1〜C4)アルキルであり;nが1であり、Qが、−O−C(O)−R5であり、ここで、R5が、5〜6員ヘテロアリールおよび4〜6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、該ヘテロアリールが、独立してR6から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、また、該ヘテロシクロアルキルが、独立してR7から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;R6が、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxからなり;R7が、(C1〜C4)アルキル、−C(O)NRab、−C(O)ORa、−C(O)Rxからなり;Ra、Rbが、独立して、水素および(C1〜C4)アルキルから選択される、第1項〜第3項いずれか1項記載の化合物。
【0331】
第63項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
4−(メチルスルファモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(化合物101)、
4−(ジメチルスルファモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(化合物102)、
4−メチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(化合物103)。
【0332】
第64項.4−(メチルスルファモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(化合物101)
である化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物。
【0333】
第65項.4−(ジメチルスルファモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(化合物102)
である化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物。
【0334】
第66項.4−メチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル(化合物103)
である化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物。
【0335】
第67項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
2−メチルプロパン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
シクロペンタンカルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−エチルブタン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−メチル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−フルオロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−フルオロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−シアノ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−シアノ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3,4−ジメチル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2,4−ジメチル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−エチル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−メトキシ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−メトキシ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−4−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−フルオロ−2−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−フルオロ−2−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−フルオロ−2−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3,4−ジフルオロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2,3−ジフルオロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2,5−ジフルオロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2,6−ジフルオロ安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−アセチル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−アセチル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−シアノ−5−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−シアノ−4−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−シアノ−2−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−シアノ−3−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−メトキシ−3−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メトキシ−4−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−フルオロ−4−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−フルオロ−3−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−5−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−4−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−3−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−フルオロ−2−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−6−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−4−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−2−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−クロロ−2−メチル−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(ジフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−5−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−5−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−3−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−3−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−2−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−クロロ−2−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−6−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−2−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−4−フルオロ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−3−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−5−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−3−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−4−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−2−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−クロロ−2−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−2−メトキシ−安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−メチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−スルファモイル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−スルファモイル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチル−5−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチル−3−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−エチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−エチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(メチルスルファモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−メトキシ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−メトキシ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−クロロ−2−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−イソプロピルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−イソプロピルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−シクロペンチルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−ピロリジン−1−イルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−ピロリジン−1−イルスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2,4−ビス(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3,4−ビス(トリフルオロメチル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−モルホリノスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−モルホリノスルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(4−アセチルピペラジン−1−イル)スルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(4−アセチルピペラジン−1−イル)スルホニル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル。
【0336】
第68項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
4−カルバモイル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(メチルカルバモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(ジメチルカルバモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(ピロリジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(ピペリジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
4−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル。
【0337】
第69項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
3−カルバモイル安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(メチルカルバモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(ジメチルカルバモイル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(ピロリジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(ピペリジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル。
【0338】
第70項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
2−メチルプロパン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
シクロペンタンカルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−メチル安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−フルオロ安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−メトキシ安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−アセチル安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−カルバモイル安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−(メチルカルバモイル)安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−(ジメチルカルバモイル)安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−メチルスルホニル安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−(メチルスルファモイル)安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−(ジメチルスルファモイル)安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
4−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル。
【0339】
第71項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
シクロペンタンカルボン酸2−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)エチル
4−メチル安息香酸2−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)エチル
4−メチルスルホニル安息香酸2−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)エチル。
【0340】
第72項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
3−メトキシプロパン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−ヒドロキシシクロブタンカルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−メチルスルファニルプロパン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−メチル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メチル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−メチル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−フルオロ安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−フルオロ安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−フルオロ安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−エチル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−メトキシ安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−メトキシ安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メトキシ安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−メチルスルホニルプロパン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−アセチル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−アセチル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−メチルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−エチルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−エチルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(メチルスルファモイル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−イソプロピルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−イソプロピルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(ジメチルスルファモイル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−シクロペンチルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−ピロリジン−1−イルスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−モルホリノスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−モルホリノスルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(4−アセチルピペラジン−1−イル)スルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(4−アセチルピペラジン−1−イル)スルホニル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロ−ピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]。
【0341】
第73項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
4−カルバモイル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(メチルカルバモイル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(ジメチルカルバモイル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(ピロリジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(ピペリジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
4−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]。
【0342】
第74項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
3−カルバモイル安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(メチルカルバモイル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(ジメチルカルバモイル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(ピロリジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(ピペリジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
3−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]。
【0343】
第75項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
3−メトキシプロパン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−メチルスルファニルプロパン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−メチル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メチル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−メチル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−フルオロ安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−フルオロ安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−フルオロ安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−エチル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−メトキシ安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−メトキシ安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メトキシ安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−メチルスルホニルプロパン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−アセチル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−アセチル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−メチルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−エチルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−エチルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(メチルスルファモイル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−イソプロピルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−イソプロピルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(ジメチルスルファモイル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−シクロペンチルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−ピロリジン−1−イルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−ピロリジン−1−イルスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−モルホリノスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−モルホリノスルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−[ベンジル(メチル)スルファモイル]安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(4−アセチルピペラジン−1−イル)スルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(4−アセチルピペラジン−1−イル)スルホニル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]。
【0344】
第76項.下記のものからなる群から選択される、前記第1項〜第62項のうちいずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
4−カルバモイル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(メチルカルバモイル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(ジメチルカルバモイル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(ピロリジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(ピペリジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
4−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]。
【0345】
第77項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
3−カルバモイル安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(メチルカルバモイル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(ジメチルカルバモイル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(ピロリジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(ピペリジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(モルホリン−4−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
3−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)安息香酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]。
【0346】
第78項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
オキサゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
テトラヒドロフラン−3−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−メチルピラゾール−3−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−メチルピラゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−メチルイミダゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルオキサゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルオキサゾール−5−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
イソチアゾール−5−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
イソチアゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
チアゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
チアゾール−5−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
テトラヒドロピラン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルピリミジン−5−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−エチルピラゾール−3−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1,5−ジメチルピラゾール−3−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−エチルピラゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−エチルオキサゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−アセチルアゼチジン−3−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
3−メチルイソチアゾール−5−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルチアゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−メチルチアゾール−5−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−メチルピペリジン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
テトラヒドロチオピラン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2,6−ジメチルピリジン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
5−エチル−1−メチル−ピラゾール−3−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
2−エチルチアゾール−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−アセチルピペリジン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1,1−ジオキソチアン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル
1−メトキシカルボニルピペリジン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル]
1−(ジメチルカルバモイル)ピペリジン−4−カルボン酸3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)プロピル。
【0347】
第79項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
テトラヒドロフラン−3−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
2−メチルオキサゾール−4−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
2−メチルオキサゾール−5−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
イソチアゾール−4−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
チアゾール−4−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
テトラヒドロピラン−4−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
2−メチルピリミジン−5−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
1,5−ジメチルピラゾール−3−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
2,6−ジメチルピリジン−4−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル
1−アセチルピペリジン−4−カルボン酸4−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)ブチル。
【0348】
第80項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
イソチアゾール−4−カルボン酸2−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)エチル
テトラヒドロピラン−4−カルボン酸2−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)エチル。
【0349】
第81項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
オキサゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−メチルピラゾール−3−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−メチルピラゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−メチルイミダゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メチルオキサゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メチルオキサゾール−5−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
イソチアゾール−5−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
イソチアゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
チアゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
チアゾール−5−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
テトラヒドロピラン−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メチルピリミジン−5−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1,5−ジメチルピラゾール−3−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メチルチアゾール−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2−メチルチアゾール−5−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−メチルピペリジン−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
2,6−ジメチルピリジン−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−アセチルピペリジン−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−メトキシカルボニルピペリジン−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]
1−(ジメチルカルバモイル)ピペリジン−4−カルボン酸[(2R)−3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2−メチル−プロピル]。
【0350】
第82項.下記のものからなる群から選択される、第1項〜第62項いずれか1項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物:
オキサゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−メチルピラゾール−3−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−メチルピラゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−メチルイミダゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メチルオキサゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メチルオキサゾール−5−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
イソチアゾール−5−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
イソチアゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
チアゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
チアゾール−5−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
テトラヒドロピラン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メチルピリミジン−5−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1,5−ジメチルピラゾール−3−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メチルチアゾール−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2−メチルチアゾール−5−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−メチルピペリジン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
2,6−ジメチルピリジン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−アセチルピペリジン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−メトキシカルボニルピペリジン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]
1−(ジメチルカルバモイル)ピペリジン−4−カルボン酸[3−(1−エチル−8−オキソ−スピロ[6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−c]アゼピン−5,4'−テトラヒドロピラン]−3−イル)−2,2−ジメチル−プロピル]。
【0351】
第83項.第1項〜第82項いずれか1項記載の化合物を薬学的に許容されるビヒクルもしくは賦形剤または薬学的に許容される担体と一緒に含む、医薬組成物。
【0352】
第84項.さらに、1つ以上の他の治療活性化合物を含む、第83項記載の医薬組成物。
【0353】
第85項.医薬組成物の製造のための第1項〜第82項いずれか1項記載の化合物の使用。
【0354】
第86項.PDE4阻害活性に反応する疾患、障害または状態の処置または寛解のための医薬組成物の製造における第85項記載の化合物の使用。
【0355】
第87項.疾患、障害または状態が皮膚疾患または状態である、第86項記載の使用。
【0356】
第88項.疾患、障害または状態が増殖性および炎症性皮膚障害、皮膚炎、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎、乾癬、癌、上皮炎症、脱毛症、円形脱毛症、皮膚萎縮症、ステロイド誘発性皮膚萎縮症、皮膚老化、光皮膚老化、ざ瘡、じんま疹、掻痒症および湿疹である、第87項記載の使用。
【0357】
第89項.医薬としての使用のための第1項〜第82項いずれか1項記載の化合物。
【0358】
第90項.PDE4阻害活性に反応する疾患、障害または状態の処置または寛解における使用のための第89項記載の化合物。
【0359】
第91項.皮膚疾患または状態の処置または寛解における使用のための第89項記載の化合物。
【0360】
第92項.増殖性および炎症性皮膚障害、皮膚炎、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎、乾癬、癌、上皮炎症、脱毛症、円形脱毛症、皮膚萎縮症、ステロイド誘発性皮膚萎縮症、皮膚老化、光皮膚老化、ざ瘡、じんま疹、掻痒症および湿疹の処置における使用のための第89項記載の化合物。
【0361】
第93項.PDE4阻害活性に反応する疾患、障害または状態の処置または軽減方法であって、動物生体に第1項〜第82項いずれか1項記載の化合物の治療有効量を投与する工程を含む、方法。
【0362】
第94項.皮膚疾患または状態の処置または寛解方法であって、該疾患のうち少なくとも1つに罹患しているヒトに、第1項〜第82項記載の1種類以上の化合物の有効量を、薬学的に許容される担体または1種類以上の賦形剤と一緒であってもよく、他の治療活性化合物と組み合わせてもよく、投与することを含む、方法。
【0363】
第95項.皮膚疾患または状態が、増殖性および炎症性皮膚障害、皮膚炎、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎、乾癬、癌、上皮炎症、脱毛症、円形脱毛症、皮膚萎縮症、ステロイド誘発性皮膚萎縮症、皮膚老化、光皮膚老化、ざ瘡、じんま疹、掻痒症および湿疹からなる群から選択される、第94項記載の方法。