特許第6851004号(P6851004)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ サン パテント トラストの特許一覧

<>
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000004
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000005
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000006
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000007
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000008
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000009
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000010
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000011
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000012
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000013
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000014
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000015
  • 特許6851004-端末装置、通信方法及び集積回路 図000016
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6851004
(24)【登録日】2021年3月11日
(45)【発行日】2021年3月31日
(54)【発明の名称】端末装置、通信方法及び集積回路
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/04 20090101AFI20210322BHJP
   H04W 16/32 20090101ALI20210322BHJP
【FI】
   H04W72/04 131
   H04W72/04 136
   H04W72/04 111
   H04W16/32
【請求項の数】12
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2019-188773(P2019-188773)
(22)【出願日】2019年10月15日
(62)【分割の表示】特願2018-187486(P2018-187486)の分割
【原出願日】2013年7月29日
(65)【公開番号】特開2020-25300(P2020-25300A)
(43)【公開日】2020年2月13日
【審査請求日】2019年10月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】316002062
【氏名又は名称】サン パテント トラスト
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】特許業務法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ワン リレイ
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 秀俊
(72)【発明者】
【氏名】ゴリチェク エドラー フォン エルプバルド アレクサンダー
(72)【発明者】
【氏名】星野 正幸
【審査官】 松野 吉宏
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2012/0327821(US,A1)
【文献】 LG Electronics,Signaling Mechanisms for TDD eIMTA,3GPP TSG-RAN WG1#73 R1-132231,フランス,3GPP,2013年 5月11日,Section 2.2
【文献】 LG Electronics,Air Interface Support for ICIC in Dynamic TDD UL-DL Reconfigurations,3GPP TSG-RAN WG1#73 R1-132226,フランス,3GPP,2013年 5月11日,Section 2
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24 − 7/26
H04W 4/00 − 99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の複数の通信装置及び第2の複数の通信装置と第1のサブフレーム及び第2のサブフレームの関連付けを示すサブフレーム情報を上位レイヤ信号によって前記第1の通信装置の何れかから受信する受信機と、
前記サブフレーム情報を用いて、前記第1のサブフレームの共通サーチスペースに配置された第1のダウンリンク制御情報を復号し、前記第1のサブフレームは前記第2の複数の通信装置に関するアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成を示す複数のUL/DL構成情報を含む第2のダウンリンク制御情報が配置された前記第2のサブフレームとは異なり、前記第1のダウンリンク制御情報は前記第1の複数の通信装置に関するアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成を示す複数のUL/DL構成情報を含む、制御回路と、
を具備する、
端末装置。
【請求項2】
前記サブフレーム情報は端末装置固有の情報であり、前記サブフレーム情報によって特定される1つ以上のサブフレームは通信装置間で異なる、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記複数のUL/DL構成情報の各々は、前記ダウンリンク制御情報における複数のビットを用いて示される、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項4】
前記複数のUL/DL構成情報の各々は、少なくとも1つのアップリンクサブフレーム、少なくとも1つのダウンリンクサブフレーム、及び、前記アップリンクサブフレームと前記ダウンリンクサブフレームを切り替えるために用いられる少なくとも1つのスペシャルサブフレームを示す、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項5】
端末装置は、
第1の複数の通信装置及び第2の複数の通信装置と第1のサブフレーム及び第2のサブフレームの関連付けを示すサブフレーム情報を上位レイヤ信号によって前記第1の通信装置の何れかから受信し、
前記サブフレーム情報を用いて、前記第1のサブフレームの共通サーチスペースに配置された第1のダウンリンク制御情報を復号し、
前記第1のサブフレームは前記第2の複数の通信装置に関するアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成を示す複数のUL/DL構成情報を含む第2のダウンリンク制御情報が配置された第2のサブフレームとは異なり、前記第1のダウンリンク制御情報は前記第1の複数の通信装置に関するアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成を示す複数のUL/DL構成情報を含む
通信方法。
【請求項6】
前記サブフレーム情報は端末装置固有の情報であり、前記サブフレーム情報によって特定される1つ以上のサブフレームは通信装置間で異なる、
請求項5に記載の通信方法。
【請求項7】
前記複数のUL/DL構成情報の各々は、前記ダウンリンク制御情報における複数のビットを用いて示される、
請求項5に記載の通信方法。
【請求項8】
前記複数のUL/DL構成情報の各々は、少なくとも1つのアップリンクサブフレーム、少なくとも1つのダウンリンクサブフレーム、及び、前記アップリンクサブフレームと前記ダウンリンクサブフレームを切り替えるために用いられる少なくとも1つのスペシャルサブフレームを示す、
請求項5に記載の通信方法。
【請求項9】
第1の複数の通信装置及び第2の複数の通信装置と第1のサブフレーム及び第2のサブフレームの関連付けを示すサブフレーム情報を上位レイヤ信号によって前記第1の通信装置の何れかから受信する処理と、
前記サブフレーム情報を用いて、前記第1のサブフレームの共通サーチスペースに配置された第1のダウンリンク制御情報を復号する処理と、を制御し、
前記第1のサブフレームは前記第2の複数の通信装置に関するアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成を示す複数のUL/DL構成情報を含む第2のダウンリンク制御情報が配置された第2のサブフレームとは異なり、前記第1のダウンリンク制御情報は前記第1の複数の通信装置に関するアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成を示す複数のUL/DL構成情報を含む
集積回路。
【請求項10】
前記サブフレーム情報は端末装置固有の情報であり、前記サブフレーム情報によって特定される1つ以上のサブフレームは通信装置間で異なる、
請求項9に記載の集積回路。
【請求項11】
前記複数のUL/DL構成情報の各々は、前記ダウンリンク制御情報における複数のビットを用いて示される、
請求項9に記載の集積回路。
【請求項12】
前記複数のUL/DL構成情報の各々は、少なくとも1つのアップリンクサブフレーム、少なくとも1つのダウンリンクサブフレーム、及び、前記アップリンクサブフレームと前記ダウンリンクサブフレームを切り替えるために用いられる少なくとも1つのスペシャルサブフレームを示す、
請求項9に記載の集積回路。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信分野に関し、特に、端末装置、通信方法及び集積回路に関する。
【背景技術】
【0002】
eIMTA(ダウンリンク−アップリンク(DL−UL)干渉管理およびトラフィック適応のためのロング・ターム・エボリューション(LTE)時分割複信(TDD)へのさらなる拡張)は、3GPP LTE Rel.12における1つの作業項目(WI)トピックであり、TDD UL/DL構成を修正することによってトラフィックに適応することを目標としている。主要な重点のうちの1つは、トラフィック適応を実現するために高速TDD UL/DL構成を可能にすることである。現在、TDD UL/DL構成情報は、システム情報ブロック1(SIB1)において搬送され、変動周期は640msである。論点のうちの1つは、物理レイヤ(L1)においてTDD UL/DL構成情報をどのように送信するかである。
【0003】
これまで、高速TDD UL/DL構成シグナリング送信に関する一般に4つの選択肢:(1)黙示的シグナリング、(2)共通サーチ・スペース(CSS)による再構成の明示的L1シグナリング、(3)ユーザ機器に固有の物理ダウンリンク制御チャネル(UE固有のPDCCH)による明示的L1シグナリング、および(4)明示的MACシグナリングがある。とりわけ、選択肢(2)は、シグナリング・オーバーヘッドから最も有望であり、大部分の会社によってほぼサポートされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
選択肢(2)の1つの問題は、異なる送信ポイント/受信ポイント(TP/RP)が、協調マルチ−ポイント(CoMP)シナリオ、特にCoMPシナリオ4でCSSにおいて送信されたそれら自体のTDD UL/DL構成をどのようにして区別するかである。
【0005】
特に、図1は、LTEにおける「CoMPシナリオ4」100を模式的に示す図であり、マクロ・ポイント(以降、マクロ基地局、基地局とも呼ばれる)101ならびにピコ・ポイント102、103、および104を含む3つのTP/RPが、同じ信号/チャネルを共有している。すなわち、マクロ・ポイント101内のUE(例えば、UE106)およびピコ・ポイント102〜104内のUE(例えば、ピコ・ポイント104内のUE105)は、同じCSSにおいて送信された同じUL/DL構成を共有している。異なるTP/RP、例えば、TP/RP102、103および104に関して、これらは、それぞれそれら自体のアップリンク/ダウンリンク・トラフィックに適応するために異なるTDD UL/DL構成を持つことができない。すべてのTP/RPは、同じTDD UL/DL構成を共有しなければならない。
【0006】
本開示は、上記の態様を考慮してなされた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様によれば、通信装置は、アップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成を示す1つ以上のUL/DL構成情報を含むダウンリンク制御情報を生成する制御部と、上位レイヤ信号によって通信装置固有のサブフレーム情報を送信し、前記サブフレーム情報によって特定される1つ以上のサブフレームのいずれかの共通サーチスペースにおいて前記ダウンリンク制御情報を送信する送信部と、を具備する。
【0008】
本開示の第2の態様によれば、前記通信装置において、前記サブフレーム情報は通信端末固有の情報であり、前記サブフレーム情報によって特定される1つ以上のサブフレームは通信装置間で異なる。
【0009】
本開示の第3の態様によれば、前記通信装置において、前記ダウンリンク制御情報は複数のUL/DL構成情報を含む。
【0010】
本開示の第4の態様によれば、前記通信装置において、前記送信部は、前記複数のUL/DL構成情報から1つのUL/DL構成情報を特定するインデックス情報を送信する。
【0011】
本開示の第5の態様によれば、前記通信装置において、前記1つ以上のUL/DL構成の各々は、前記ダウンリンク制御情報における複数のビットにより示される。
【0012】
本開示の第6の態様によれば、前記通信装置において、前記1つ以上のUL/DL構成の各々は、少なくとも1つのアップリンクサブフレーム、少なくとも1つのダウンリンクサブフレーム、及び、前記アップリンクサブフレームと前記ダウンリンクサブフレームを切り替えるために用いられる少なくとも1つのスペシャルサブフレームを示す。
【0013】
本開示の第7の態様によれば、通信方法において、アップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成を示す1つ以上のUL/DL構成情報を含むダウンリンク制御情報を生成し、上位レイヤ信号によって通信装置固有のサブフレーム情報を送信し、前記サブフレーム情報によって特定される1つ以上のサブフレームのいずれかの共通サーチスペースにおいて前記ダウンリンク制御情報を送信する。
【0014】
本開示の第8の態様によれば、前記通信方法において、前記サブフレーム情報は通信端末固有の情報であり、前記サブフレーム情報によって特定される1つ以上のサブフレームは通信装置間で異なる。
【0015】
本開示の第9の態様によれば、前記通信方法において、前記ダウンリンク制御情報は複数のUL/DL構成情報を含む。
【0016】
本開示の第10の態様によれば、前記通信方法において、前記複数のUL/DL構成情報から1つのUL/DL構成情報を特定するインデックス情報をさらに送信する。
【0017】
本開示の第11の態様によれば、前記通信方法において、前記1つ以上のUL/DL構成の各々は、前記ダウンリンク制御情報における複数のビットにより示される。
【0018】
本開示の第12の態様によれば、前記通信方法において、前記1つ以上のUL/DL構成の各々は、少なくとも1つのアップリンクサブフレーム、少なくとも1つのダウンリンクサブフレーム、及び、前記アップリンクサブフレームと前記ダウンリンクサブフレームを切り替えるために用いられる少なくとも1つのスペシャルサブフレームを示す。
【0019】
本開示の第13の態様によれば、集積回路は、アップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成を示す1つ以上のUL/DL構成情報を含むダウンリンク制御情報を生成する制御処理と、上位レイヤ信号によって通信装置固有のサブフレーム情報を送信し、前記サブフレーム情報によって特定される1つ以上のサブフレームのいずれかの共通サーチスペースにおいて前記ダウンリンク制御情報を送信する送信処理と、を具備する。
【0020】
本開示の第14の態様によれば、前記集積回路において、前記サブフレーム情報は通信端末固有の情報であり、前記サブフレーム情報によって特定される1つ以上のサブフレームは通信装置間で異なる。
【0021】
本開示の第15の態様によれば、前記集積回路において、前記ダウンリンク制御情報は複数のUL/DL構成情報を含む。
【0022】
本開示の第16の態様によれば、前記集積回路において、前記送信処理は、前記複数のUL/DL構成情報から1つのUL/DL構成情報を特定するインデックス情報を送信する。
【0023】
本開示の第17の態様によれば、前記集積回路において、前記1つ以上のUL/DL構成の各々は、前記ダウンリンク制御情報における複数のビットにより示される。
【0024】
本開示の第18の態様によれば、前記集積回路において、前記1つ以上のUL/DL構成の各々は、少なくとも1つのアップリンクサブフレーム、少なくとも1つのダウンリンクサブフレーム、及び、前記アップリンクサブフレームと前記ダウンリンクサブフレームを切り替えるために用いられる少なくとも1つのスペシャルサブフレームを示す。
【0025】
本開示のいくつかの態様のワイヤレス通信方法、基地局、送信/受信ポイント、ユーザ機器およびワイヤレス通信システムによれば、異なるTP/RPが同じ共通サーチ・スペースを共有するときでさえ、異なるTP/RPは、それら自体のアップリンク/ダウンリンク・トラフィックに適応するためにそれ自体のTDD UL/DL構成を有することができる。
【0026】
加えて、本開示のいくつかの態様のワイヤレス通信方法、基地局、送信/受信ポイント、ユーザ機器およびワイヤレス通信システムによれば、異なるTP/RPは、UE固有のサーチ・スペースにおいてTDD UL/DL構成を送信することによって、それら自体のアップリンク/ダウンリンク・トラフィックに適応するためにそれら自体のTDD UL/DL構成を有することができる。その上、あるTP/RPの端における、または複数のTP/RPの重なった領域内のUEに対してさえ、誤検出および他のTP/RPとの干渉を、減少させることができる。
【0027】
前述は、要約であり、したがって、やむを得ず、単純化、一般化、および詳細の省略を含んでいる。本明細書において説明するデバイスおよび/またはプロセスおよび/または他の主題の他の態様、特徴、および利点は、本明細書に述べる教示において明らかになるであろう。本要約は、単純化した形式で選択した概念を紹介するために提供され、これは、下記の詳細な説明においてさらに説明される。この要約は、特許請求した主題の鍵となる特徴または本質的な特徴を識別しようとするものでも、特許請求した主題の範囲を決定する際の助けとして使用しようとするものでもない。
【0028】
本開示のこれらのおよび/または他の特徴および利点は、添付の図面と組み合わせて下記の本開示の実施形態の詳細な説明ではさらに明確にそしてより容易に理解されることになろう。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】LTEにおけるCoMPシナリオ4を模式的に示す図
図2】本開示の第1の実施形態による送信/受信ポイントによるワイヤレス通信方法を示すフロー図
図3】本開示の第1の実施形態によるユーザ機器によるワイヤレス通信方法を示すフロー図
図4】本開示の第2の実施形態による送信/受信ポイントによるワイヤレス通信方法を示すフロー図
図5】本開示の第2の実施形態によるユーザ機器によるワイヤレス通信方法を示すフロー図
図6】本開示の第3の実施形態による送信/受信ポイントによるワイヤレス通信方法を示すフロー図
図7】本開示の第3の実施形態によるユーザ機器によるワイヤレス通信方法を示すフロー図
図8】TDDに基づくワイヤレス通信システムにおいてTP/RP番号とサブフレーム番号との間の関連付けを示す模式図
図9】本開示の第3の実施形態による送信/受信ポイントの概略構造を示すブロック図
図10】本開示の第3の実施形態によるユーザ機器の概略構造を示すブロック図
図11】本開示の第4の実施形態による送信/受信ポイントによるワイヤレス通信方法を示すフロー図
図12】本開示の第4の実施形態によるユーザ機器によるワイヤレス通信方法を示すフロー図
図13】TDDに基づくワイヤレス通信システムにおいてUEグループ番号とサブフレーム番号との間の関連付けを示す模式図
【発明を実施するための形態】
【0030】
次の詳細な説明では、詳細な説明の一部を形成する添付の図面を参照している。図面では、類似の記号は、文脈が別なふうに指示しない限りは類似の構成要素を典型的には識別する。本開示の態様を、多種多様な異なる構成に配置し、置き換え、組み合わせ、そして設計することができることが容易に理解され、そのすべては、明示的に予期され、この開示の一部を形成する。
【0031】
(第1の実施形態)
図2は、第1の実施形態の実装形態による基地局によるワイヤレス通信方法を示す図である。図3は、第1の実施形態の別の実装形態によるユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信方法を示す図である。
【0032】
第1の実施形態において、(マクロ)基地局側では、ワイヤレス通信システムの共通サーチ・スペースにおいて、基地局によりアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成を送信するワイヤレス通信方法を提供する。図2に示したように、本方法は、共通サーチ・スペースにおいて通信可能範囲内のUEへUL/DL構成を送信するステップ201を含み、特定のTP/RPに接続されたUEに関するUL/DL構成が、ダウンリンク制御情報(DCI)中のビットによって識別される。
【0033】
図2は(マクロ)基地局によるワイヤレス通信方法を図示しているが、マクロ基地局および異なるTP/RPがUL/DL構成を送信する(ブロードキャストする)ためにCSSを共有するので、TP/RPによるワイヤレス通信方法が同様に実行されることに留意されたい。すなわち、TP/RPは、共通サーチ・スペースにおいて通信可能範囲内のUEへUL/DL構成を送信し、ここでは、TP/RPに接続されたUEに関するUL/DL構成が、DCI中のビットによって識別される。
【0034】
UE側では、ワイヤレス通信システムの共通サーチ・スペースにおいて、UEによりUL/DL構成を受信するワイヤレス通信方法が提供される。図3に示したように、本方法は、共通サーチ・スペースにおいてUL/DL構成を送信するステップ301を含み、UEに関するUL/DL構成が、DCI中のビットによって識別される。
【0035】
したがって、ワイヤレス通信システムにおいてUL/DL構成を送信するTP/RPが提供され、共通サーチ・スペースにおいて通信可能範囲内のUEへUL/DL構成を送信する送信機を備え、TP/RPに接続されたUEに関するUL/DL構成が、DCI中のビットによって識別される。
【0036】
また、ワイヤレス通信システムにおいてUL/DL構成を送信する(マクロ)基地局が提供され、共通サーチ・スペースにおいて通信可能範囲内のUEへUL/DL構成を送信する送信機を備え、特定のTP/RPに接続されたUEに関するUL/DL構成が、DCI中のビットによって識別される。
【0037】
また、ワイヤレス通信システムの共通サーチ・スペースにおいてUL/DL構成を受信するUEが提供され、共通サーチ・スペースにおいてUL/DL構成を受信する受信機を備え、UEに関するUL/DL構成が、DCI中のビットによって識別される。
【0038】
また、ワイヤレス通信システムが提供され、共通サーチ・スペースにおいて通信可能範囲内のUEへUL/DL構成を送信する基地局と、共通サーチ・スペースにおいて通信可能範囲内のUEへUL/DL構成を送信するTP/RPと、共通サーチ・スペースにおいてUL/DL構成を受信する、TP/RPに接続されたUEと、を備え、UL/DL構成が、DCI中のビットによって識別される。
【0039】
特に、第1の実施形態では、ワイヤレス通信方法は、複数のTP/RPを含むワイヤレス通信システムにおいて利用される。(マクロ)基地局および複数のTP/RPは、すべてのTP/RPに対してUL/DL構成を送信するために同じCSSを共有する。
【0040】
したがって、異なるTP/RPがそれら自体のUL/DL構成を有することができるように、各TP/RPに対してのUL/DL構成を識別するために、ダウンリンク制御情報(DCI)中のビットから形成される識別子を使用することができる。
【0041】
例えば、いくつかの追加ビットが、UL/DL構成を識別するためにDCIに直接追加される。あるいは、DCI中のいくつかのフィールドを、このような識別のために再使用することができる。追加したまたは再使用したビットの数は、TP/RPの数と関連付けられる。特に、追加したまたは再使用したビットは、TP/RPのすべてに関する各UL/DL構成の可能性を識別するために十分である。
【0042】
例えば、現在、LTEにおいて7つのTDD UL/DL構成の可能性があり、これらを下記の表1に示す。
【0043】
【表1】
ここでは、「D」が、ダウンリンク・サブフレームを表し、「U」が、アップリンク・サブフレームを表し、そして「S」が、特別サブフレームを表す。
【0044】
3つのTP/RPがあると仮定すると、識別子は、7=343個のUL/DL構成の可能性を識別する必要がある。したがって、少なくとも9ビットが必要である。TP/RPが増加すると、ビットの数は増加する。例えば、10個のTP/RPがあると仮定すると、識別子は、710=282475249個のUL/DL構成の可能性を識別する必要があり、これは少なくとも29ビットを意味する。
【0045】
本開示の第1の実施形態によれば、異なるTP/RPが同じ共通サーチ・スペースを共有するときでさえ、各TP/RPは、DCI中の識別子によって示される各TP/RP自体のUL/DL構成を有することができる。
【0046】
しかしながら、第1の実施形態では、DCIへの何らかの修正が必要であり、これは、仕様への比較的大きな影響を意味する。さらに、上に説明したように、TP/RPの数が多い場合には、識別子は、多数のビットを必要とすることがある。したがって、第1の実施形態ではDCIデザインについての多大な作業が必要である。
【0047】
加えて、第1の実施形態ではスプリッティング利得がない。いくつかのビットに誤りがある場合には、すべてのTP/RPに対して結果として間違った識別をもたらすはずであり、したがって、システム性能は大きく影響を受けるであろう。
【0048】
標準化作業をさらに減少させ、スプリッティング利得を増加させるために、後で説明する本開示の第3の実施形態を提供する。
【0049】
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態の実装形態による基地局によるワイヤレス通信方法を示す図である。図5は、第2の実施形態の別の実装形態によるユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信方法を示す図である。
【0050】
第2の実施形態において、(マクロ)基地局またはTP/RP側では、図4に示したように、本方法は、UEグループ共通サーチ・スペース(UEグループCSS)において、通信可能範囲内のUEへUL/DL構成を送信するステップ401を含む。したがって、UE側では、図5に示したように、本方法は、UEグループ共通サーチ・スペースにおいてUL/DL構成を受信するステップ501を含む。
【0051】
特に、この実施形態では、ワイヤレス通信システム内のUEは、例えば、UEが接続されている異なるTP/RPに基づいてグループ分けされる。すなわち、あるグループ内のUEは、同じTP/RPに接続されてもまたは異なるTP/RPに接続されてもよい。あるグループ内のUEが同じTP/RPに接続されるときには、UEグループCSSは、TP/RP固有のCSSを潜在的に意味することに留意されたい。
【0052】
さらに、同じグループ内のUEは、同じPDCCH(または拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCH)を共有する。したがって、第1の実施形態においてワイヤレス通信システム内のすべてのUEに共通であるCSSと比較して、UEグループCSSは、すべてのUEの中からのあるUEグループに共通のサーチ・スペースを意味し、その結果、あるUEグループ内のUEは同じTP/RP構成を有することができる。UEグループCSSを、共通サーチ・スペースまたはUE固有のサーチ・スペース内で規定することができる。
【0053】
本開示の第2の実施形態によれば、グループ内のUEが同じTP/RPに接続されると仮定すると、あるTP/RPは、このTP/RPに固有のUEグループCSSにおいて、TP/RP自体のUL/DL構成を送信する。したがって、このTP/RPに接続されたUEは、同じUEグループCSSにおいてそれらのUL/DL構成を受信することができる。これによって、各TP/RPは、それ自体のアップリンク/ダウンリンク・トラフィックに適応するように、各TP/RP自体のUL/DL構成を有することができる。
【0054】
しかしながら、第2の実施形態では、異なるUL/DL構成が、同じサブフレームのUEグループCSSにおいて依然として送信されることがある。したがって、UE、特に、異なるTP/RPの通信可能範囲の重なった領域内のUEは、同じサブフレームにおいて異なるUL/DL構成を受信することがあり、これが何らかの誤検出を結果としてもたらすことがある。
【0055】
誤検出をさらに減少させスプリッティング利得を向上させるために、後で説明する本開示の第4の実施形態を提供する。
【0056】
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態の実装形態による基地局によるワイヤレス通信方法を示す図である。図7は、第3の実施形態の別の実装形態によるUEによるワイヤレス通信方法を示す図である。第1の実施形態におけるシナリオと同様に、ワイヤレス通信方法は、複数のTP/RPを含むワイヤレス通信システムでもやはり利用される。
【0057】
(マクロ)基地局側では、第3の実施形態によるワイヤレス通信方法では、図6に示したように、本方法は、特定のTP/RPに関連付けられた特定の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペース(CSS)において、特定のTP/RPに接続されたUEへUL/DL構成を送信するステップ601を含む。
【0058】
加えて、図6には示していないが、TP/RP側では、同様に、本方法は、TP/RPに関連付けられた特定の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースにおいて、TP/RPそれ自体に接続されたユーザ機器(UE)へUL/DL構成を送信するステップを含む。
【0059】
特に、ワイヤレス通信システム内の(マクロ)基地局およびTP/RPは、CSSにおいてUL/DL構成を送信する(例えば、ブロードキャストする)。とりわけ、これらは、第1の時間/周波数リソースのCSSにおいて第1のTP/RPに接続されたUEに関するUL/DL構成を送信し、第2の時間/周波数リソースのCSSにおいて第2のTP/RPに接続されたUEに関するUL/DL構成を送信し、以下同様である。言い換えると、各TP/RPに関して、TP/RPに関連付けられた特定の時間/周波数リソースが、それ自体のUL/DL構成送信のために割り当てられる。TP/RPの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けを、例えば、事前にハード・コード化することができる。あるいは、関連付けを、無線リソース制御(RRC)シグナリングまたはブロードキャスト・シグナリング(例えば、システム情報ブロック(SIB))などの上位レイヤ・シグナリングによって構成することができる。
【0060】
TP/RPの番号インデックス(以降TP/RP番号とも呼ばれる)を、上位レイヤ・シグナリングによって構成することができる。例えば、TP/RP番号を、UEに固有の無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成することができる。さらに、TP/RP番号は、UEによってUL/DL構成を受信するために役立つだけでもよく、CoMP動作においてTP/RPを識別するために使用されることが必ずしも必要でなくてもよく、その結果、現在のCoMPへの影響がない。
【0061】
UE側では、第3の実施形態によるワイヤレス通信方法では、図7に示したように、本方法は、特定のTP/RPに関連付けられた特定の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースにおいて、UEに関するUL/DL構成を受信するステップ701を含み、UEが、特定のTP/RPに接続され、特定のTP/RPの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0062】
特に、特定のTP/RPおよび(マクロ)基地局が同じCSSにおいて同じUL/DL構成をブロードキャストするので、UEは、特定の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースにおいて、特定のTP/RPからおよび/または(マクロ)基地局から特定のTP/RP内のUEに関するUL/DL構成を受信することができる。
【0063】
特定の時間/周波数リソースのインデックスは、サブフレーム番号、物理リソース・ブロック(PRB)インデックス、制御チャネル・エレメント(CCE)インデックス、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)セット・インデックス、およびUEセル無線ネットワーク仮識別子(C−RNTI)のうちの少なくとも1つを含むことができる。
【0064】
一例では、関連付けを、TP/RP番号と特定のサブフレームを示すサブフレーム番号との間の関連付けとすることができ、この特定のサブフレームは、例えば、TDDに基づくワイヤレス通信システムにおいてUL/DL構成送信のために割り当てられている。
【0065】
特に、関連付けは、mod(TP/RP番号,X)に基づくことができ、ここでは、TP/RP番号が、TP/RPの番号インデックスであり、Xが、UL/DL構成送信のために利用可能なサブフレームの数であり、例えば、4である。当業者には知られているように、Xの値を、トラフィック・タイプ、等にしたがってTP/RPにより構成することができる。このような関連付けを、標準でハード・コード化することができる、または上に説明したように、上位レイヤ・シグナリングによって指示することができる。
【0066】
mod(TP/RP番号,X)の上記の関連付けは、例に過ぎず、当業者なら、やはり本開示の範囲内になる上記の教示に基づいて、他の式に基づく関連付けを設計することができることに留意されたい。
【0067】
別の例では、関連付けを、TP/RP番号と、UL/DL構成送信のために割り当てられている特定のPRBまたはCCEを示すPRBまたはCCEインデックスとの間の関連付けとすることができる。あるいは、関連付けを、TP/RP番号と、UL/DL構成送信のために割り当てられている特定のPDCCH(またはEPDCCH)セットを示すPDCCH(またはEPDCCH)セット・インデックスとの間の関連付けとすることができる。
【0068】
さらなる例では、関連付けを、TP/RP番号とUE ID(C−RNTI)との間の関連付けとすることができる。例えば、TDDに基づくワイヤレス通信システム内に少数のUEがあるときには、特定のTP/RPに接続されたUEは、mod(C−RNTI,X)に基づいて特定のサブフレームを決定することができ、ここでは、C−RNTIが、UEの識別子であり、Xが、UL/DL構成送信のために利用可能なサブフレームの数である。
【0069】
図8は、TDDに基づくワイヤレス通信システムにおいてTP/RP番号とサブフレーム番号との間の関連付けを示す模式図である。図8では、上側部分は、表1に示したようなUL/DL構成1を示す行である。下側部分は、3つのTP/RP801〜803を含む模式的なCoMPシナリオ800であり、ここでは、UE804が、TP/RP801に接続され、UE805が、TP/RP802に接続され、そしてUE806が、TP/RP803に接続されている。マクロ基地局は本開示の実施形態を明確に図説するためにこの図には示されないことに留意されたい。第3の実施形態によれば、UE804は、サブフレーム#0においてそれ自体のTDD UL/DL構成を受信することを期待するだけであり、UE805は、サブフレーム#1においてそれ自体のTDD UL/DL構成を受信することを期待するだけであり、そしてUE806は、サブフレーム#5においてそれ自体のTDD UL/DL構成を受信することを期待するだけである。
【0070】
当然のことながら、上記の種類の関連付けは、例に過ぎず、本開示は、これらに限定されない。加えて、上記の種類の関連付けを、適切であれば、特に多数のTP/RPがあるときには相互に組み合わせることができる。
【0071】
例えば、下記の表2は、12個のTP/RPを含んでいるTDDに基づくワイヤレス通信システムにおいて、TP/RP番号とサブフレーム番号との間の関連付けの一例である。UL/DL構成送信のために利用可能である合計で4つのサブフレームがあると仮定する。TP/RPの数が利用可能なサブフレームよりも多いので、1つよりも多く(この例では3つ)のTP/RPが同じサブフレームに対応するように、TP/RPは、第2の実施形態および第4の実施形態において説明されるようにグループへとグループ分けされる必要がある。したがって、あるグループ内の各TP/RPに関して、TP/RPに関連付けられた特定の時間/周波数リソースをさらに示すために、もう1つのインデックスを必要とすることがある。
【0072】
【表2】
このケースでは、サブフレーム番号に加えて、周波数ドメイン内の周波数位置を示す別のインデックス、例えば、CCEインデックスまたはPRBインデックスを、使用することができる。CCEインデックスまたはPRBインデックスを、UL/DL構成送信のためのCSSの開始位置を示すインデックスとすることができる。したがって、TP/RPのために割り当てられた特定のサブフレームを決定することができるだけでなく、特定のサブフレーム内の特定のCCEまたは特定のPRBもやはり決定することができる。
【0073】
あるいは、サブフレーム番号に加えて、第1の実施形態におけるものと同様に、特定のTP/RPに接続されたUEに関するUL/DL構成を識別するための識別子を、このケースでは使用することができる。第1の実施形態において説明したように、識別子を、ダウンリンク制御情報(DCI)中のビットから形成することができる。しかしながら、第1の実施形態の識別子と比較して、識別子のビットの数がかなり減少されている。例えば、表2のケースでは、合計で12個のTP/RPがあるので、識別子は、第1の実施形態によれば、712=13841287201種類のUL/DL構成の可能性を識別する必要がある。しかしながら、第3の実施形態によれば、異なるグループ内のTP/RPが異なるサブフレームにおいてUL/DL構成を送信するので、識別子は、同じグループ内のTP/RP、すなわち、このケースでは3個のTP/RPに関するUL/DL構成を識別する必要があるに過ぎない。言い換えると、識別子は、7=343種類のUL/DL構成の可能性を識別することが必要である。当然のことながら、識別子のビットの数を大幅に減少させることができる。
【0074】
第3の実施形態の他の実装形態では、UL/DL構成を受信するUEおよびUL/DL構成を送信するTP/RPが提供される。UEおよびTP/RPは、複数のTP/RPを含むワイヤレス通信システムでもやはり利用される。
【0075】
図9は、本開示の第3の実施形態による基地局900の概略構造を示すブロック図である。図9に示したように、基地局900は、特定のTP/RPに関連付けられた特定の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースにおいて、UEへUL/DL構成を送信する送信機901を備え、UEが、特定のTP/RPに接続され、特定のTP/RPの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0076】
第3の実施形態による基地局900は、様々なデータを処理するためおよびTP/RP900内のそれぞれのユニットの動作を制御するために関係するプログラムを実行するためのCPU(中央処理ユニット)910、CPU910による様々なプロセスおよび制御を実行するために必要な様々なプログラムを記憶するためのROM(読出し専用メモリ)913、CPU910によるプロセスおよび制御の手順において一時的に生成される中間データを記憶するためのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)915、ならびに/または様々なプログラム、データ、等を記憶するための記憶ユニット917を、任意選択で含むことができる。上記の送信機901、CPU910、ROM913、RAM915および/または記憶ユニット917、等を、データおよび/またはコマンド・バス920を介して相互接続することができ、相互間で信号を伝達することができる。
【0077】
上に説明したようなそれぞれのユニットは、本開示の範囲を限定しない。開示の一実装形態によれば、上記の送信機901の機能を、ハードウェアによって実装することができ、上記のCPU910、ROM913、RAM915および/または記憶ユニット917は、必ずしも必要でないことがある。あるいは、上記の送信機901の機能を、上記のCPU910、ROM913、RAM915および/または記憶ユニット917、等と組み合わせて機能ソフトウェアによってやはり実装することができる。
【0078】
また、示していないが、第3の実施形態によるTP/RPは、図9の(マクロ)基地局900に類似の構造を有する。すなわち、TP/RPは、TP/RPに関連付けられた特定の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースにおいて、ユーザ機器(UE)へUL/DL構成を送信する送信機を備え、UEが、TP/RPに接続され、TP/RPの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0079】
図10は、本開示の第3の実施形態によるUE1000の概略構造を示す図である。図10に示したように、UE1000は、特定のTP/RPに関連付けられた特定の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースにおいて、UEに関するUL/DL構成を受信する受信機1001を備え、UEが、特定のTP/RPに接続され、特定のTP/RPの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0080】
第3の実施形態によるUE1000は、様々なデータを処理するためおよびUE1000内のそれぞれのユニットの動作を制御するために関係するプログラムを実行するためのCPU(中央処理ユニット)1010、CPU1010による様々なプロセスおよび制御を実行するために必要な様々なプログラムを記憶するためのROM(読出し専用メモリ)1013、CPU1010によるプロセスおよび制御の手順において一時的に生成される中間データを記憶するためのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)1015、および/または様々なプログラム、データ、等を記憶するための記憶ユニット1017を、任意選択で含むことができる。上記の受信機1001、CPU1010、ROM1013、RAM1015および/または記憶ユニット1017、等を、データおよび/またはコマンド・バス1020を介して相互接続することができ、相互間で信号を伝達することができる。
【0081】
上に説明したようなそれぞれのユニットは、本開示の範囲を限定しない。開示の一実装形態によれば、上記の受信機1001の機能を、ハードウェアによって実装することができ、上記のCPU1010、ROM1013、RAM1015および/または記憶ユニット1017は、必ずしも必要でないことがある。あるいは、上記の受信機1001の機能を、上記のCPU1010、ROM1013、RAM1015および/または記憶ユニット1017、等と組み合わせて機能ソフトウェアによってやはり実装することができる。
【0082】
したがって、別の実装形態では、ワイヤレス通信システムが提供され、第1の送信/受信ポイント(TP/RP)に関連付けられた第1の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースにおいて、第1のTP/RPの通信可能範囲内のユーザ機器(UE)へ第1のアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成を送信する第1のTP/RPと、第2のTP/RPに関連付けられた第2の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースにおいて、第2のTP/RPの通信可能範囲内のUEへ第2のUL/DL構成を送信する第2のTP/RPと、第1の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースにおいて、基地局の通信可能範囲内のUEへ第1のアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成を送信し、かつ第2の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースにおいて、基地局の通信可能範囲内のUEへ第2のUL/DL構成を送信する基地局と、第1の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースにおいて、第1のUL/DL構成を受信する、第1のTP/RPに接続された第1のUEと、第2の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースにおいて、第2のUL/DL構成を受信する、第2のTP/RPに接続された第2のUEと、を備え、TP/RPの番号インデックスと時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、基地局、第1のTP/RP、第2のTP/RP、第1のUEおよび第2のUEにおいて予め決められている。
【0083】
第3の実施形態の上記の実装形態によれば、UL/DL構成送信は、時間/周波数リソース・ユニットに依存する。例えば、TDDに基づく通信システムでは、UL/DL構成送信は、サブフレームに依存する。したがって、CoMPシナリオにおいて同じCSSを共有する複数のTP/RPがあるときでさえ、各TP/RPは、それ自体のUL/DLトラフィックに適応するように各TP/RP自体のUL/DL構成を有することができる。
【0084】
さらに、本開示の第3の実施形態によれば、特に、システム内に比較的少数のTP/RPがあるときには、既存のCSSに基づくDCIにビットを追加すること、またはUL/DL構成を識別するためにDCI中のいくつかのビットを再使用することは、もしかすると必要ない。したがって、標準化作業が少ない。
【0085】
加えて、異なるTP/RPに関するUL/DL構成が異なる時間/周波数リソースにおいて送信されるので、対応する時間/周波数ドメインにスプリッティング利得がある。
【0086】
第3の実施形態の上記の実装形態では、UL/DL構成は、CSSにおいて送信される。あるいは、本明細書において後で説明するような他の実装形態では、UL/DL構成を、UE固有のサーチ・スペース(USS)においてやはり送信することができる。
【0087】
この実装形態では、UE側では、本方法は、特定のTP/RPに関連付けられた特定の時間/周波数リソースのUE固有のサーチ・スペースにおいて、特定のTP/RPからUEに関するUL/DL構成を受信するステップを含み、UEが、特定のTP/RPに接続され、特定のTP/RPの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0088】
TP/RP側では、本方法は、TP/RPに関連付けられた特定の時間/周波数リソースのUE固有のサーチ・スペースにおいて、TP/RPに接続されたUEへUL/DL構成を送信するステップを含み、TP/RPの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0089】
特に、この実装形態では、(マクロ)基地局は、UL/DL構成を送信せず、一方で各TP/RPは、TP/RPそれ自体に関連付けられた時間/周波数リソースのUSSにおいて、各TP/RP自体のUL/DL構成を送信する。関連付けは、上記の実装形態において説明したものに類似しており、ここでは詳細には説明しない。
【0090】
したがって、この実装形態では、UEが提供され、特定のTP/RPに関連付けられた特定の時間/周波数リソースのUE固有のサーチ・スペースにおいて、特定のTP/RPからUEに関するUL/DL構成を受信する受信機を備え、UEが、特定のTP/RPに接続され、特定のTP/RPの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0091】
また、TP/RPが提供され、TP/RPに関連付けられた特定の時間/周波数リソースのUE固有のサーチ・スペースにおいて、TP/RPに接続されたUEへUL/DL構成を送信する送信機を備え、TP/RPの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0092】
また、ワイヤレス通信システムが提供され、基地局と、第1の時間/周波数リソースのUEに固有の共通サーチ・スペースにおいて、第1のTP/RPの通信可能範囲内のUEへ第1のUL/DL構成を送信する第1のTP/RPと、第2の時間/周波数リソースのUEに固有の共通サーチ・スペースにおいて、第2のTP/RPの通信可能範囲内のUEへ第2のUL/DL構成を送信する第2のTP/RPと、第1の時間/周波数リソースのUEに固有の共通サーチ・スペースにおいて、第1のTP/RPから第1のUL/DL構成を受信する、第1のTP/RPに接続された第1のUEと、第2の時間/周波数リソースのUEに固有の共通サーチ・スペースにおいて、第2のTP/RPから第2のUL/DL構成を受信する、第2のTP/RPに接続された第2のUEと、を備え、TP/RPの番号インデックスと時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、第1のTP/RP、第2のTP/RP、第1のUEおよび第2のUEにおいて予め決められている。
【0093】
この実装形態でのTP/RPおよびUEの構造は、図9および図10を参照して説明した上記の実装形態のものに類似しており、ここでは詳細には説明しない。
【0094】
この実装形態によれば、CoMPシナリオにおいて複数のTP/RPがあるときでさえ、各TP/RPは、それ自体のUL/DLトラフィックに適応するように、USSにおいて、接続されたUEへ各TP/RP自体のUL/DL構成を送信することができる。
【0095】
さらに、この実装形態によれば、あるTP/RPの通信可能範囲の端における、または複数のTP/RPの通信可能範囲の重なった領域内のUEに対してさえ、異なるTP/RPが異なる時間/周波数リソースにおいてそれらのUL/DL構成を送信するので、UEは、UEが接続されている特定のTP/RPからUL/DL構成を正しく受信することができ、これによって誤検出および他のTP/RPによって引き起こされる干渉を減少させることができる。
【0096】
(第4の実施形態)
図11は、第4の実施形態の実装形態による基地局によるワイヤレス通信方法を示す図である。図12は、第4の実施形態の別の実装形態によるUEによるワイヤレス通信方法を示す図である。第1の実施形態におけるシナリオと同様に、ワイヤレス通信方法は、複数のTP/RPを含むワイヤレス通信システムでもやはり利用される。
【0097】
(マクロ)基地局側では、図11に示したように、本方法は、特定のUEグループに関連付けられた特定の時間/周波数リソースのCSSのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、UEへUL/DL構成を送信するステップ1101を含み、UEが、特定のUEグループへとグループ分けされ、特定のUEグループの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0098】
また、図11には示していないが、同様に、TP/RP側では、本方法は、特定のUEグループに関連付けられた特定の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、UEへUL/DL構成を送信するステップを含み、UEが、特定のUEグループへとグループ分けされ、特定のUEグループの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0099】
UE側では、図12に示したように、本方法は、特定のUEグループに関連付けられた特定の時間/周波数リソースのCSSのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、UEに関するUL/DL構成を受信するステップ1201を含み、UEが、特定のUEグループへとグループ分けされ、特定のUEグループの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0100】
UEグループCSSの意味および関係する詳細なプロセスは、第2の実施形態において説明してきており、重複を避けるためにここでは説明しない。第2の実施形態のものとは異なり、第4の実施形態では、TP/RPは、第3の実施形態において上に説明したように、特定の時間/周波数リソースにおいてUL/DL構成を送信する。特定の時間/周波数リソースは、特定のUEグループに関連付けられる。これによって、特定のグループ内のUEは、特定の時間/周波数リソースにおいてUEのUL/DL構成を受信できるだけである。
【0101】
第3の実施形態のものと同様に、インデックスは、サブフレーム番号、物理リソース・ブロック(PRB)インデックス、制御チャネル・エレメント(CCE)インデックス、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)セット・インデックス、およびUEセル無線ネットワーク仮識別子(C−RNTI)のうちの少なくとも1つを含むことができる。しかしながら、第3の実施形態におけるmod(TP/RP番号,X)の関連付けとは異なり、この実施形態では、関連付けは、mod(UEグループ番号,X)に基づくことができ、ここでは、UEグループ番号が、UEグループの番号インデックスであり、Xが、UL/DL構成送信のために利用可能なサブフレームの数であり、例えば、4である。同様に、UEグループ番号を、上位レイヤ・シグナリングによって構成することができる。
【0102】
この実装形態では、UEグループCSSは、(マクロ)基地局およびTP/RPによって共有されるCSS内で規定される。異なるUEグループ内のUEが異なる時間/周波数リソースにおいてUL/DL構成を受信するので、異なるTP/RPを可能性として意味することがある異なるUEグループは、これらがCSS内の同じUEグループCSSを共有するときでさえ、UEグループ自体のUL/DL構成を依然として有することができる。
【0103】
あるいは、別の実装形態では、UEグループCSSを、USS内で規定することができる。この実装形態では、第2の実施形態において説明したように、TP/RPだけが、それら自体のUL/DL構成を送信する。
【0104】
詳細には、TP/RP側では、本方法は、特定のUEグループに関連付けられた特定の時間/周波数リソースのUE固有のサーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、TP/RPに接続されたUEへUL/DL構成を送信するステップを含み、UEが、特定のUEグループへとグループ分けされ、特定のUEグループの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0105】
UE側では、本方法は、特定のUEグループに関連付けられた特定の時間/周波数リソースのUE固有のサーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、UEが接続されているTP/RPからUEに関するUL/DL構成を受信するステップを含み、UEが、特定のUEグループへとグループ分けされ、特定のUEグループの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0106】
この実装形態では、異なるTP/RPは、USSにおいてTP/RP自体のUL/DL構成を送信することができる。その上、異なるTP/RPが異なる時間/周波数リソースにおいてTP/RP自体のTP/RP構成を送信するので、あるTP/RPの通信可能範囲の端における、または複数のTP/RPの通信可能範囲の重なった領域内のUEに対してさえ、UEは、UEが接続されている特定のTP/RPからUL/DL構成を正しく受信することができ、これによって誤検出および他のTP/RPによって引き起こされる干渉を減少させることができる。
【0107】
例えば、図13は、TDDに基づくワイヤレス通信システムにおいてUEグループ番号とサブフレーム番号との間の関連付けを示す模式的な図である。図13では、上側部分は、UL/DL構成を示す行である。下側部分は、2つのTP/RP1301および1302を含んでいる模式的なワイヤレス通信システム1300である。また、同じTP/RPに接続されたUEがUEグループを形成すると仮定し、そのときには、TP/RP1301内のUEグループのUE(例えば、UE1303)は、サブフレーム#0およびサブフレーム#1においてUL/DL構成を受信することを期待することができるだけであり、TP/RP1302内のUEグループのUE(例えば、UE1304)は、サブフレーム#5およびサブフレーム#6においてUL/DL構成を受信することを期待することができるだけである。これによって、異なるTP/RPを可能性として意味する異なるUEグループは、たとえUEグループCSSが、CSSまたはUSSにおいて規定されようとも、TP/RP自体のUL/DL構成を有することができる。
【0108】
さらに、UL/DL構成がUSS内のUEグループCSSにおいて送信されると仮定する。そのときには、あるTP/RPの通信可能範囲の端における、または複数のTP/RPの通信可能範囲の重なった領域内のUE、例えば、UE1303、に対してさえ、UEがTP/RP1301に接続されたUEグループに属しているので、UEは、サブフレーム#0およびサブフレーム#1においてUL/DL構成を受信することを期待することができるだけである。これによって、UEによる誤検出および他のTP/RPとの干渉を減少させる。
【0109】
送信機を備える第4の実施形態の実装形態による基地局またはTP/RPは、下記を除いて第3の実施形態による基地局900またはTP/RPと同様の構成を有することができる。第4の実施形態のこの実装形態による送信機は、特定のUEグループに関連付けられた特定の時間/周波数リソースのCSSのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、UEへUL/DL構成を送信することができ、ここでは、UEが、特定のUEグループへとグループ分けされ、特定のUEグループの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0110】
したがって、受信機を備える第4の実施形態の実装形態によるUEは、下記を除いて第3の実施形態によるUE1000と同様の構成を有することができる。第4の実施形態のこの実装形態による受信機は、特定のUEグループに関連付けられた特定の時間/周波数リソースのCSSのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、UEに関するUL/DL構成を受信することができ、ここでは、UEが、特定のUEグループへとグループ分けされ、特定のUEグループの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0111】
したがって、第4の実施形態の実装形態によるワイヤレス通信システムは、第1のUEグループに関連付けられた第1の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、第1のTP/RPの通信可能範囲内のUEへ第1のUL/DL構成を送信する第1のTP/RPと、第2のUEグループに関連付けられた第2の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、第2のTP/RPの通信可能範囲内のUEへ第2のUL/DL構成を送信する第2のTP/RPと、第1の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、基地局の通信可能範囲内のUEへ第1のUL/DL構成を送信し、かつ第2の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、基地局の通信可能範囲内のUEへ第2のUL/DL構成を送信する基地局と、第1の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、第1のUL/DL構成を受信する、第1のUEグループ内の第1のUEと、第2の時間/周波数リソースの共通サーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、第2のUL/DL構成を受信する、第2のUEグループ内の第2のUEと、を備え、UEグループの番号インデックスと時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、基地局、第1のTP/RP、第2のTP/RP、第1のUEおよび第2のUEにおいて予め決められている。
【0112】
また、本開示の別の実装形態によれば、送信機を備えたTP/RPは、下記を除いて第3の実施形態によるTP/RPと同様の構成を有することができる。第4の実施形態のこの実装形態による送信機は、特定のUEグループに関連付けられた特定の時間/周波数リソースのUE固有のサーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、TP/RPに接続されたUEへUL/DL構成を送信することができ、ここでは、UEが、特定のUEグループへとグループ分けされ、特定のUEグループの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0113】
したがって、受信機を備えた第4の実施形態の実装形態によるUEは、下記を除いて第3の実施形態によるUE1000と同様の構成を有することができる。第4の実施形態のこの実装形態による受信機は、特定のUEグループに関連付けられた特定の時間/周波数リソースのUE固有のサーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、UEが接続されているTP/RPからUEに関するUL/DL構成を受信することができ、ここでは、UEが、特定のUEグループへとグループ分けされ、特定のUEグループの番号インデックスと特定の時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、予め決められている。
【0114】
したがって、第4の実施形態のこの実装形態によるワイヤレス通信システムは、基地局と、第1のUEグループに関連付けられた第1の時間/周波数リソースのUE固有のサーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、第1のTP/RPの通信可能範囲内のUEへ第1のUL/DL構成を送信する第1のTP/RPと、第2のUEグループに関連付けられた第2の時間/周波数リソースのUE固有のサーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、第2のTP/RPの通信可能範囲内のUEへ第2のUL/DL構成を送信する第2のTP/RPと、第1の時間/周波数リソースのUE固有のサーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、第1のTP/RPから第1のUL/DL構成を受信する、第1のUEグループ内の第1のUEと、第2の時間/周波数リソースのUE固有のサーチ・スペースのUEグループ共通サーチ・スペースにおいて、第2のTP/RPから第2のUL/DL構成を受信する、第2のUEグループ内の第2のUEと、を備え、UEグループの番号インデックスと時間/周波数リソースのインデックスとの間の関連付けが、第1のTP/RP、第2のTP/RP、第1のUEおよび第2のUEにおいて予め決められている。
【0115】
第4の実施形態の他の部品およびプロセスは、第2の実施形態または第3の実施形態において説明したものと同様であり、重複を避けるためにここでは説明しない。
【0116】
本開示の上記の実施形態は、例示的な説明に過ぎず、これらの具体的な構造および動作は、本開示の範囲を限定しない。当業者なら、上記のそれぞれの実施形態の様々な部品および動作を組み合わせ直すことができ、本開示の概念と同じように一致する新しい実装形態を生み出すことができる。
【0117】
本開示の実施形態を、ハードウェア、ソフトウェアおよびファームウェアによって、またはこれらの組合せで実装することができ、実装の方法は、本開示の範囲を限定しない。
【0118】
本開示の実施形態におけるそれぞれの機能要素(ユニット)間の接続関係は、1つまたは複数の機能要素またはユニットが、いずれかの他の機能要素を包含することができるまたはこれらに接続されることがある本開示の範囲を限定しない。
【0119】
本開示のいくつかの実施形態が上記では添付した図面と組み合わせて示され、説明されてきているが、本開示の特許請求の範囲およびその均等物の範囲に依然として入る変形形態および修正形態を、本開示の原理および精神から逸脱せずにこれらの実施形態に行い得ることを、当業者なら理解するはずである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13