特許第6851446号(P6851446)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6851446
(24)【登録日】2021年3月11日
(45)【発行日】2021年3月31日
(54)【発明の名称】電気モータ
(51)【国際特許分類】
   H02K 7/14 20060101AFI20210322BHJP
   H02K 5/16 20060101ALI20210322BHJP
【FI】
   H02K7/14 A
   H02K5/16 Z
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-163193(P2019-163193)
(22)【出願日】2019年9月6日
(62)【分割の表示】特願2016-240188(P2016-240188)の分割
【原出願日】2016年12月12日
(65)【公開番号】特開2019-208361(P2019-208361A)
(43)【公開日】2019年12月5日
【審査請求日】2019年9月6日
(31)【優先権主張番号】1521892.8
(32)【優先日】2015年12月11日
(33)【優先権主張国】GB
(73)【特許権者】
【識別番号】508032310
【氏名又は名称】ダイソン テクノロジー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100095898
【弁理士】
【氏名又は名称】松下 満
(74)【代理人】
【識別番号】100098475
【弁理士】
【氏名又は名称】倉澤 伊知郎
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100123607
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邊 徹
(72)【発明者】
【氏名】アンドリュー シミオン バーンズ
(72)【発明者】
【氏名】ナイジェル ユーアット ダイモンド
(72)【発明者】
【氏名】アンドリュー チャールトン クロージア
【審査官】 津久井 道夫
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−087748(JP,A)
【文献】 国際公開第2008/041353(WO,A1)
【文献】 特開平04−087547(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3193357(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0002796(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K 7/14
H02K 5/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気モータであって、
フレームと、ロータ組立体と、ステータ組立体を有し、
前記ロータ組立体は、磁石と、軸受組立体と、インペラと、シャフトを有し、前記磁石及び前記軸受組立体は、前記シャフトに直接固定され、
前記ステータ組立体は、ステータコアと、ボビンを有し、
前記フレームは、内壁と、外壁を有し、前記外壁は、前記内壁を包囲し、環状チャネルが、前記内壁と前記外壁の間に定められ、
前記フレームは、前記環状チャネルの中を前記内壁から前記外壁まで延びるディフューザベーンを有し、前記内壁は、前記ロータ組立体を前記軸受組立体のところで支持するボアを含み、前記外壁は、前記電気モータの実質的に円筒形の外側ケーシングを構成し、
前記ディフューザベーンは、前記内壁を軸線方向に越えて前記外壁まで延びる尾部を有し、
前記磁石は、前記軸受組立体及び前記内壁と軸線方向に沿って重ならないように配置される、電気モータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気モータに関する。
【背景技術】
【0002】
電気モータは、非常に広範囲の適用例を有し、かかる適用例は、例えば、車両用の電気駆動部から、真空モータ及びファン等の空気移動装置や、手持ち式動力工具や、その他の消費者製品への電力供給に及ぶ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
電気モータがますます多くの消費者製品に組込まれるので、電気モータのコストを低く保つ可能性のある仕方を見つけることが重要である。加えて、特に電気モータが手持ち式製品に使用されるとき、電気モータの寸法及び重量を最小にすることができる仕方を見つけることが重要である。電気モータへの改良は、電気モータの性能に悪影響を与えることなしに、電気モータの寸法、重量及びコストを低減させることが必要とされる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、電気モータを提供し、電気モータは、フレームと、ロータ組立体と、ステータ組立体を有し、ロータ組立体は、磁石と、軸受組立体と、インペラと、シャフトを有し、ステータ組立体は、ステータコアと、ボビンを有する。フレームは、内壁と、外壁を有し、外壁は、内壁を包囲し、環状チャネルが、内壁と外壁の間に定められ、フレームは、環状チャネルの中を内壁から外壁まで延びるディフューザベーンを有する。内壁は、ロータ組立体を支持するボアを含み、外壁は、電気モータの実質的に円筒形の外側ケーシングを構成する。
【0005】
結果として、必要な部品が少ないモータを実現することができる。フレームの内壁は、ロータ組立体を支持し、内壁及び外壁はまた、インペラが発生させた空気流が通過するディフューザチャネルを定める。従って、別々のロータ支持部又はディフューザが不要である。モータの部品数を減少させることにより、モータのコストだけでなく、その寸法及び重量を低減させることができる。
【0006】
ボアは、ロータ組立体を軸受組立体のところで支持するのがよい。この場合、ロータ組立体のバランスがモータ内でとられるように、ロータを支持することができる。これにより、モータのアンバランスを低減させることができると共に、モータの性能に影響してモータの寿命を縮めることがある望ましくない振動を最小にすることができる。
【0007】
軸受組立体は、シャフトに固定された1対の軸受と、2つの軸受の間に配置されたばねを有するのがよい。ばねは、各軸受の外輪に予圧荷重を加えるように作用することができる。これによって軸受の性能が改善され、高速時に軸受が故障するリスクを低下させる。
【0008】
軸受組立体は、ボア内に固定され、内壁は、軸受組立体の周りの保護スリーブとして作用するのがよい。この結果、軸受組立体は、別々の保護スリーブを必要としない。従って、モータの寸法及び重量を低く抑えることができる。さらに、モータを組立てるのに必要な部品が少なくてすみ、従ってモータのコストを最小にすることができる。
【0009】
外壁は、軸線方向に且つ上流方向及び下流方向の少なくとも一方に、内壁を越えて延びるのがよい。この結果、外壁よりも短い内壁を有することにより、外壁の軸線方向長さの範囲内で、モータの他の部品を収容するために使用できる空間を利用できるようになる。このことは、モータをさらに小型にするのに役立つ。さらに、内壁を形成するために必要な材料が減少し、従ってモータの重量を低減させることができる。
【0010】
ディフューザベーンは、内壁を軸線方向に越えて外壁まで延びる尾部を含むのがよい。この結果、ディフューザの有効長を最大にすることができ、モータの全体的な寸法を縮小させることができる。
【0011】
内壁は、内壁の一方の端部から軸線方向に延びる少なくとも1つのラグを含むのがよい。この結果、ラグを用いてモータの他の部品をフレームに固定することができる。
【0012】
ステータ組立体は、少なくとも1つのラグを受入れる少なくとも1つの凹部を含むのがよい。従って、ラグを用いてステータ組立体をフレームに固定することができる。
【0013】
内壁は、内壁の一方の端部から軸線方向に延びる環状突出部を含み、環状突出部は、インペラのハブに設けられた凹部内に受入れ可能であるのがよい。これにより、インペラのハブの内部にラビリンスシールが形成される。これにより、ロータ組立体に損傷を与えてモータの寿命を大幅に縮める恐れのある異物が、軸受組立体に侵入することを防ぐことができる。
【0014】
インペラは、アルミニウムで形成された軸線方向インペラであり、ハブと、ハブに取付けられた複数のブレードを含むのがよい。アルミニウムは、非常に軽量かつ強固であり、従ってインペラは、高速適用例と関連した力に耐えるのに十分な強度を保つとともに、モータの重量を最小にすることができる。ハブは、内壁の軸線方向に延びる環状突出部を受入れる凹部を含むことができる。
【0015】
内壁は、ハブの外径と実質的に一致する外径を有するのがよい。これにより、モータの性能に悪影響を与える恐れのあるモータ内の乱流及び圧力損失を最小にするのに役立つ均一に配分された空気チャネルがモータ内に形成される。
【0016】
フレームは亜鉛で形成されるのがよい。亜鉛は、音響的に鈍いという利点を有し、従ってフレームは、使用中にモータが発生させるノイズを少なくとも部分的に吸収することができる。
【0017】
フレームは、外壁に形成された電気接続部分を含むのがよい。電気接続部分は、スペード形端子であるのがよい。電気接続部分は、DC基準接続部であるのがよい。この結果、追加の接続部品が不要となり、従って部品数を減少させることができる。さらに、このことは、モータのコストを最小にするのに役立つことができるとともに、モータの寸法を縮小するのにも役立つ。
【0018】
以下、本発明を容易に理解できるように、以下の添付図面を参照しながら本発明の実施形態をほんの一例として説明する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】モータの分解斜視図である。
図2図1のモータのフレームの断面図である。
図3図1のモータのロータ組立体の断面図である。
図4】組立てられた図2のフレームと図3とロータ組立体の断面図である。
図5】ステータ組立体の斜視図である。
図6】組立てられた図1のモータの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
明確のために、用語「軸線方向」は、図1の軸線A−Aによって示すように、モータの回転軸線に沿って延びる軸線の方向を意味することを意図している。加えて、本明細書において述べる方向の用語「上流」及び「下流」は、使用時にモータの中を通る空気流の方向を指し、これらの用語は、図1において両方向矢印によってさらに明瞭にされる。
【0021】
図1は、モータ1の分解斜視図である。モータ1は、フレーム10と、ロータ組立体20と、ステータ組立体40を有する。フレーム10の断面を図2に示す。フレーム10は、内壁11と、外壁12を含む。外壁12は、内壁11を包囲し、環状チャネル14が内壁11と外壁12の間に定められる。多数のディフューザベーン13が環状チャネル14の中を通って内壁11と外壁12の間に延びている。内壁11は、外壁12よりも長さが短く、内壁11は、外壁12が上流方向及び下流方向の両方において内壁11を越えて軸線方向に延びるように配置される。別の実施形態では、それと異なり、外壁が上流方向又は下流方向の一方のみにおいて内壁を越えて延びるように内壁が配置されてもよい。
【0022】
フレーム10は亜鉛で形成され、例えば、機械加工又はダイキャストによって、又は、機械加工とダイキャストの組合せによって形成される。亜鉛は、音響的に鈍い材料であり、従って亜鉛製のフレーム10は、使用中にモータ1が発生させる音響周波数を効果的に吸収することができる。従って、亜鉛製のフレーム10は、モータ1を組込んだ製品が発生させる全体的な騒音レベルを低下させるように作用する。
【0023】
ディフューザベーン13は、内壁11と外壁12との間に延び、内壁の実質的に全長にわたって延びる。また、ディフューザベーン13は、軸線方向下流に内壁を越えて外壁まで延びる尾部18を有する。従って、ディフューザベーン13は、環状チャネル14の半径方向外側部分のところが環状チャネル14の半径方向内側部分のところよりもより長い。これにより、空気流に作用するディフューザベーンの有効長が長くなり、内壁11の軸線方向長さを短縮することによってモータの寸法及び重量を最小に保つ利点がある。
【0024】
内壁11は円筒形であり、ボア15を有する。モータ1を組立てたとき、内壁11がロータ組立体20をボア15内に支持する。加えて、内壁11は、その一方の端部から軸線方向に延びるラグ16を有する。特に、ラグ16は、軸線方向の下流方向に延びている。ラグ16は、ステータ組立体40をフレーム10に固着させるためにステータ組立体40を容易に取付けることができる取付け箇所を構成する。図2は、単一のラグ16を示しているけれども、ステータに必要とされる取付け箇所の数及びモータのその他の要求に応じて、多数のラグ16が設けられてもよい。フレーム10のラグ16に対するステータ組立体40の取付けは、図5及び図6を参照して後で詳細に説明される。
【0025】
内壁11は、軸線方向に延びる環状突出部17を有し、環状突出部17は、内壁11の端部からラグ16と逆向きに延びる。この軸線方向に延びる環状突出部17は、それと相補的なインペラ24の凹部に受入れられ、ラビリンスシールを形成する。このことは、図4を参照して後で詳細に説明される。
【0026】
ロータ組立体20は、シャフト21と、磁石22と、軸受組立体23と、インペラ24を有する。ロータ組立体20の断面を図3に示す。磁石22、軸受組立体23及びインペラ24は全て、締り嵌め及び接着剤の一方又はこれらの組合せによってシャフト21に直接固定されている。磁石22は、永久磁石ブラシレスモータにおいて一般に使用される種類の接合式永久磁石である。図示の例では、磁石22は、4極永久磁石である。軸受組立体23は、1対の軸受25a、25bと、これらの軸受25a、25bを分離させるばね26を有する。ばね26は、軸受25a、25bの外輪の各々に予圧荷重を加えるように作用し、使用中の軸受の摩耗を低減させる。ワッシャが、ばね26と軸受25a、25bの各々との間に設けられてもよい。
【0027】
上述したように、ロータ組立体20は、内壁11によってフレーム10内に支持される。軸受組立体23は、内壁11のボアの内側に固定され、フレーム10の内壁11は、軸受組立体23の周りの保護スリーブとして作用する。これにより、軸受組立体23が別々の保護スリーブを有する必要性をなくし、モータ1の寸法及び重量を減少させるのに役立つ。軸受25a、25bの外輪は、ボア15内で内壁11の内周面に固定され、例えば接着剤によって固定される。
【0028】
図示のインペラ24は、複数のブレード27を含む軸線方向インペラであり、複数のブレード27は,中心ハブ28の周囲で周方向に離間し且つ中心ハブ28から半径方向外向きに延びている。使用中、各ブレード27が回転すると、各ブレード27は,特定の周波数の音波を発生させる。従って、インペラ24を、その音響の影響を低減するように設計することが可能である。図3及び図5に示すインペラ24は、11のブレードを含む。しかしながら、ブレード27の数は、モータ1及び/又はモータが組込まれた製品の音響の要求に応じて異なっていてもよい。
【0029】
インペラ24は、アルミニウムを機械加工することによって形成される。アルミニウムは非常に軽い材料であり、従って、インペラ24を形成するのにアルミニウムを用いることにより、フレーム10を形成するのに亜鉛を用いることによってモータ1に含まれる追加の重量のいくらかを相殺するのに役立つ。本明細書で説明するモータ1は、約75krpm〜約110krpmの回転速度で作動するように意図されている。これらの高速度においてインペラ24に作用する力の大きさは、非常に大きい。幸いなことに、アルミニウムは、軽量であるにもかかわらず、非常に強く、従って、インペラ24は、それが高速度で回転するとき、かかる大きい力に耐えることが可能である。
【0030】
図3は、インペラ24のハブ28が、その下流側に凹部29を含むことを示す。凹部29を有することによって、インペラ24の重量を更に減少させ、このことは、フレームを形成するのに亜鉛を用いることによって追加される重量のうちのさらに多くを相殺する。加えて、凹部29は、環状であり、フレームの内壁の軸線方向に延びる部分が入ることができる空洞を構成する。これにより、ラビリンスシールをインペラ24のハブ28の内側に形成し、ラビリンスシールにより、ロータ組立体を損傷させ且つモータの寿命を著しく減少させることがある毛髪及び埃などの異物が軸受組立体23に入ることを防止する。ラビリンスシールは、組立てられたフレーム10及びロータ組立体20の断面を示す図4に見られる。ラビリンスシールは、領域Sのところで強調されている。図4はまた、上述したように、フレーム10の内壁11が軸受組立体23の周囲で保護スリーブとしてどのように作用するのかを示している。
【0031】
図5は、ステータ組立体40を示す。ステータ組立体40は、2つのC字形のステータコア50と、ボビン組立体44を有する。C字形のステータコア50(C字形コアとも呼ぶ)の各々は、後部52と、後部52から延びる2つの極アーム54を含む。極面56が、極アーム54の各々の端面にある。ボビン組立体44は、中央部分42と、中央部分42から外向きに延びるアーム部分48とを含む。中央部分42は、モータを組立てた時にロータ組立体20の磁石22を包囲するボアを含む。磁界をC字形コア50に誘導する巻線(図示せず)がボビン組立体44のアーム部分48に巻かれる。アーム部分48は、貫通孔49を有し、貫通孔49により、C字形コア50の極アーム54がボビン組立体44のアーム部分48に嵌ることを可能にし、巻線が各極アーム54の周囲に位置決めされる。また、アーム部分48の貫通孔49は、ボビン組立体44の中央部分42まで延び、モータを組立てた時にC字形コア50の極面56が磁石22に露出されるように、開口が中央部分42に設けられる。
【0032】
ボビン組立体44は、凹部46を含み、凹部46は、ステータ組立体40がフレーム10に固定されるように、フレーム10のラグ16と整列するように構成される。ラグ16は、凹部46に受入られ、接着剤及び/又は締り嵌めを用いて適所に固定される。図6は、組立てられたモータ1の断面を示す。この図は、ボビン組立体44の凹部46の内部に位置するラグ16を容易に示す。凹部46は、ラグ16及び接着剤の容積を収容するのに十分大きいのがよい。モータ1の組立て中、ステータ組立体40とフレーム10を一緒にする前、接着剤を、凹部46の内側に付与してもよいし、ラグの外側に付与してもよいし、その両方に付与してもよい。
【0033】
軸受組立体23は、1対の軸受25a、25bと、これらの軸受25a、25bを分離させるばね26を有する。ばね26は、軸受25a、25bの外輪の各々に予圧荷重を加えるように作用し、使用中の軸受の摩耗を低減させる。ワッシャが、ばね73と軸受72a、72bの各々との間に設けられてもよい。
【0034】
以上、特定の実施形態を説明したが、特許請求の範囲によって定められるように、様々の修正を、本発明の範囲から逸脱することなしに行ってもよいことを理解すべきである。
【0035】
本発明は、以下の形態を少なくとも含む。
〔形態1〕 電気モータであって、
フレームと、ロータ組立体と、ステータ組立体を有し、
前記ロータ組立体は、磁石と、軸受組立体と、インペラと、シャフトを有し、
前記ステータ組立体は、ステータコアと、ボビンを有し、
前記フレームは、内壁と、外壁を有し、前記外壁は、前記内壁を包囲し、環状チャネルが、前記内壁と前記外壁の間に定められ、
前記フレームは、前記環状チャネルの中を前記内壁から前記外壁まで延びるディフューザベーンを有し、前記内壁は、前記ロータ組立体を支持するボアを含み、前記外壁は、前記電気モータの実質的に円筒形の外側ケーシングを構成する、電気モータ。
〔形態2〕 前記ボアは、前記ロータ組立体を前記軸受組立体のところで支持する、形態1に記載の電気モータ。
〔形態3〕 前記軸受組立体は、前記シャフトに固定された1対の軸受と、前記2つの軸受の間に配置されたばねを有する、形態1又は2に記載の電気モータ。
〔形態4〕 前記軸受組立体は、前記ボア内に固定され、前記内壁は、前記軸受組立体の周りの保護スリーブとして作用する、形態1〜3のいずれかに記載の電気モータ。
〔形態5〕 前記外壁は、軸線方向に且つ上流方向及び下流方向の少なくとも一方に、前記内壁を越えて延びる、形態1〜4のいずれかに記載の電気モータ。
〔形態6〕 前記ディフューザベーンは、前記内壁を軸線方向に越えて前記外壁まで延びる尾部を含む、形態1〜5のいずれかに記載の電気モータ。
〔形態7〕 前記内壁は、前記内壁の一方の端部から軸線方向に延びる少なくとも1つのラグを含む、形態1〜6のいずれかに記載の電気モータ。
〔形態8〕 前記ステータ組立体は、前記少なくとも1つのラグを受入れる少なくとも1つの凹部を含む、形態7に記載の電気モータ。
〔形態9〕 前記内壁は、前記内壁の一方の端部から軸線方向に延びる環状突出部を含み、前記環状突出部は、前記インペラのハブに設けられた凹部内に受入れ可能である、形態1〜8のいずれかに記載の電気モータ。
〔形態10〕 前記インペラは、アルミニウムで形成された軸線方向インペラであり、ハブと、前記ハブに取付けられた複数のブレードを含む、形態1〜9のいずれかに記載の電気モータ。
〔形態11〕 前記ハブは、前記内壁の環状突出部を受入れる凹部を含む、形態10に記載の電気モータ。
〔形態12〕 前記内壁は、前記ハブの外径と実質的に一致する外径を有する、形態10又は11に記載の電気モータ。
〔形態13〕 前記フレームは亜鉛で形成される、形態1〜12のいずれかに記載の電気モータ。
〔形態14〕 前記フレームは、前記外壁に形成された電気接続部分を含む、形態1〜13のいずれかに記載の電気モータ。
〔形態15〕 前記電気接続部分はスペード形端子である、形態14に記載の電気モータ。
〔形態16〕 前記電気接続部分はDC基準接続部である、形態14又は15に記載の電気モータ。
【符号の説明】
【0036】
1 モータ(電気モータ)
10 フレーム
11 内壁
12 外壁
13 ディフューザベーン
14 環状チャネル
15 ボア
16 ラグ
17 環状突出部
20 ロータ組立体
21 シャフト
22 磁石
23 軸受組立体
24 インペラ
25a、25b 軸受
26 ばね
28 ハブ
29 凹部
40 ステータ組立体
44 ボビン組立体
46 凹部
50 C字形コア(ステータコア)
図1
図2
図3
図4
図5
図6