(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6851507
(24)【登録日】2021年3月11日
(45)【発行日】2021年3月31日
(54)【発明の名称】ペン
(51)【国際特許分類】
A61B 5/22 20060101AFI20210322BHJP
G01L 5/00 20060101ALN20210322BHJP
【FI】
A61B5/22 210
!G01L5/00 Z
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-564482(P2019-564482)
(86)(22)【出願日】2018年5月16日
(65)【公表番号】特表2020-522295(P2020-522295A)
(43)【公表日】2020年7月30日
(86)【国際出願番号】EP2018062782
(87)【国際公開番号】WO2018215264
(87)【国際公開日】20181129
【審査請求日】2019年12月20日
(31)【優先権主張番号】202017002718.6
(32)【優先日】2017年5月22日
(33)【優先権主張国】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】509153928
【氏名又は名称】シュタビロ インターナツィオナール ゲーエムベーハー
【氏名又は名称原語表記】STABILO International GmbH
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100098501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 拓
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100135633
【弁理士】
【氏名又は名称】二宮 浩康
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】カール−ペーター ケンプフ
(72)【発明者】
【氏名】ハラルト ヴィンクラー
【審査官】
近藤 利充
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許第05018208(US,A)
【文献】
米国特許出願公開第2003/0076310(US,A1)
【文献】
特開2012−063844(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 5/22
G01L 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸(18)と、把持区域(20)と、センサ(24)を有する測定装置とを備えたペンであって、前記測定装置は、前記把持区域に作用する力を測定する、ペンであって、
前記把持区域(20)の領域にカバー(22)が設けられており、前記カバーは、前記測定装置を外面で覆っており、
前記測定装置は、前記把持区域(20)に作用する力に起因する第1の運動を前記センサ(24)に伝達する伝達ユニット(14,16,29,32;14,16,32,42,44)を有し、
前記伝達ユニット(14,16,29,32;14,16,32,42,44)は、前記第1の運動を、前記第1の運動に対して横方向に向けられた第2の運動へと変換し、前記第2の運動は、斜面(28,30)を介して前記センサ(24)によって捕捉され、前記斜面の迎え角(φ)によって伝達比が決定されることを特徴とする、ペン。
【請求項2】
前記カバー(22)は、前記軸(18)を少なくとも部分的に取り囲むスリーブの形状を有している、請求項1記載のペン。
【請求項3】
前記伝達ユニット(14,16,29,32;14,16,32,42,44)は、前記センサ(24)へと伝達される力を制限する装置(32,42)を有している、請求項1または2記載のペン。
【請求項4】
前記制限する装置(32,42)は、弾性的な舌片(32)を有している、請求項3記載のペン。
【請求項5】
前記センサ(24)は、前記伝達ユニット(14,16,29,32;14,16,32,42,44)によって前記センサに伝達された力に応答して、弾性復元力に対抗して退避することができる、請求項1から4までのいずれか1項記載のペン。
【請求項6】
前記軸(18)は少なくとも部分的に、前記伝達ユニット(14,16,29,32;14,16,32,42,44)の一部である、請求項1から5までのいずれか1項記載のペン。
【請求項7】
前記軸(18)の外輪郭は、前記把持区域(20)に作用する力に応答して、弾性復元力に対抗して調節され、前記センサ(24)は前記調節に応答する、請求項6記載のペン。
【請求項8】
前記把持区域(20)は、前記ペンの周方向で見て、前記センサ(24)および/または前記伝達ユニット(14,16,29,32;14,16,32,42,44)とは異なる角度範囲にある、請求項1から7までのいずれか1項記載のペン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸と、把持区域と、センサを有する測定装置とを備えたペンであって、前記測定装置は、把持区域に作用する力を測定する、ペンに関する。
【0002】
上述した形式のペンは、例えば、欧州特許出願公開第2182423号明細書により公知である。公知のペンでは、半径方向圧力を測定するための圧力センサが、把持区域に配置されている。そこでは、見た目が好ましくないだけでなく、手触りに関しても不都合な衝撃が与えられる。同じことは、国際公開第2007/003417号による流体搬送螺線の形態で構成された圧力センサにも当てはまる。
【0003】
本発明の根底を成す目的は、上述した形式のペンをさらに改良して、センサを有する測定装置が、視覚および触覚の両方に関して好ましくない影響をもはや与えないようにすることである。
【0004】
本発明によれば、この目的は、把持区域の領域におけるカバーであって、測定装置を外面で覆っているカバーにより達成される。
【0005】
このカバーにより、特に把持区域におけるペンの視覚的外観は、センサを有する測定装置の構成とは無関係に選択することができる。本発明によれば、触覚は、測定装置によってではなくカバーによって決まるので、同様のことが触覚に関しても当てはまる。
【0006】
好適には、カバーは、ペンの軸を少なくとも部分的に取り囲むスリーブの形態である。この構成は、製造が簡単であるという点で特に有利である。
【0007】
本発明によれば、測定装置は、さらに好適には、把持区域に作用する力に起因する第1の運動をセンサに伝達する
伝達ユニットを有している。
【0008】
換言すると、この構成によれば、把持区域に作用する力は、センサに直接伝達されるのではなく、むしろ
伝達ユニットが間に挿入されていて、これによりそれぞれの状況に応じてセンサに作用する力の方向と大きさを適切に設定することができる。さらに、これによりセンサを、把持区域が厚くなり過ぎないように、厚さが殆ど増大しない位置に配置することができる。
【0009】
これに関連して、本発明によれば、好適にはさらに、
伝達ユニットは、第1の運動を、この第1の運動に対して横方向に向けられた第2の運動へと変換し、この第2の運動は、斜面を介してセンサによって捕捉され、斜面の迎え角(φ)によって
伝達比が決定される。
【0010】
これにより、斜面の迎え角を適切に選択することにより測定感度を設定する可能性が提供される。
【0011】
本発明の特に好適な実施形態によれば、
伝達ユニットは、センサへと伝達される力を制限する手段を有している。
【0012】
このような構成により、センサには過剰な力がかけられず、これによりセンサは損傷から保護されることが保証される。特に、センサはピーク負荷から保護される。
【0013】
本発明によれば、制限装置はさらに好適には、弾性的な舌片を有している。これは特に単純な手段を構成する。
【0014】
本発明によれば、さらにセンサを保護するために、センサは、
伝達ユニットによってこのセンサに伝達された力に応答して、弾性復元力に対抗して退避することができるようになっていてもよい。
【0015】
本発明の特に好適な実施形態によれば、軸は少なくとも部分的に、
伝達ユニットの一部である。
【0016】
換言すると、軸には付加的な機能が与えられており、すなわち軸は(少なくとも部分的に)、把持区域に作用する力をセンサに伝達するために働く。こうすることにより、部品数を少なく維持することができる。
【0017】
例えば、軸の外輪郭は、把持区域に作用する力に応答して、弾性復元力に対抗して調節され、センサはこの調節に応答するようになっていてもよい。
【0018】
換言すると、この構成では、軸は、把持区域に作用する力によって変形され、この変形がセンサに作用する。
【0019】
最後に、本発明によれば、さらに特に好適には、把持区域は、ペンの周方向で見て、センサおよび/または
伝達ユニットとは異なる角度範囲にある。
【0020】
したがって、特に簡単に、把持区域に作用する力が所定の運動に変換され、この運動は
伝達ユニットによって、センサに作用する力に変換される。
【0021】
以下に、本発明を、添付の図面を参照しながら有利な例示的な実施形態によって、より詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明によるペンの例示的な実施形態を示す概略的な側面図である。
【
図4】スリーブなしで示す、
図2および
図3の概略的な拡大平面図である。
【
図5】異なる実施形態を示す
図2に相当する図である。
【
図6】異なる実施形態を示す
図3に相当する図である。
【
図7】異なる実施形態を示す
図4に相当する図である。
【
図8】
図4〜
図7の実施形態の正中面近傍の概略的な断面図である。
【
図9】第3の例示的な実施形態を示す
図2と同様の図である。
【
図10】第4の例示的な実施形態を示す
図2と同様の図である。
【
図11】第5の例示的な実施形態を示す
図2と同様の図である。
【0023】
図1〜
図4の本発明によるペンの例示的な実施形態は、インク充填物12を含むレフィルチューブ10と、把持区域20を含む2つの半シェル14および16を有した軸18と、把持区域20の領域で軸18を覆うスリーブ22と、を含む。
【0024】
把持区域20に作用する半径方向の力を測定するために、力センサ24が使用される。
【0025】
スリーブ22は、その長さの一部にわたって、軸18に押し付けられている。把持区域20の領域では、軸18は、2つの半シェル14,16が、この領域で一緒に押され得るように、接合線の1つに沿って切り欠かれている。
図1では、この切欠が、参照符号26によって点線で示されている。
【0026】
軸18とスリーブ22とは、いずれも、弾性変形可能な材料で作られているため、弾性変形が可能であり、この弾性変形は力測定のために使用される。
【0027】
以下でさらに説明するように、把持区域20と軸18とを支持するスリーブ22の変形は、力センサ24から離れる方向で行われるので、このような変形は、測定プロセスに影響を与えない。ペンの周方向で見た場合、一方では把持区域20、他方ではセンサ24は、異なる角度範囲に位置している。これらは、約90°の角度だけ離されている。
【0028】
センサ24は、半径方向に対して傾けられている。傾きの角度φを設定することにより、感度、すなわち、把持区域におけるスリーブ22の変形の結果としてセンサ24に加えられる圧力の程度を決定することができる。
【0029】
この目的で、センサ24は、半シェル14の舌片29の斜面28に取り付けられている。半シェル16の弾性的な舌片32には、対応する斜面30が取り付けられている。
【0030】
図3を参照すると、切欠26は、幅Bを有しており、弾性的な舌片32は、把持区域20に対して圧力がかかっていない場合には、半シェル14から距離Aを置いて位置している。距離Aは、弾性的な舌片32が半シェル14に当接する前の最大の可能な変形を決定する。2つの寸法AおよびBのうちの小さい方が、センサ24への最大負荷を決定する。有利には、距離Aが幅Bよりも小さい。既に上述したように、センサ24の傾き、すなわち角度φは、軸18の変形がセンサ24に力を加える程度である。負荷がかけられている場合にセンサ24を押す両舌片29および弾性的な舌片32は、撓み部材として設計されているので、それらの変形は付加的に、特に、弾性的な舌片32とスリーブ22との間の距離Cがゼロでない限りは、センサ24に作用する負荷を制限することができる。このことは、把持区域20、すなわち
図2の両側を形成する把持区域20に対して軸方向の圧力がかけられた場合に、上下に膨らむスリーブ22の変形により促進される。
【0031】
軸18の、舌片29および32を有する2つの半シェル14,16は、把持区域20に作用する力をセンサ24に伝達する
伝達ユニットを形成する。
【0032】
上述した要素に加えて付加的に、
図4には、センサ24を評価電子機器(図示せず)に接続する撓みエレメント40が示されている。この電子機器によって、センサ24から放出される信号を評価することができる。
【0033】
ペンの組み立ては以下のように行われる:最初に、センサ24が、半シェル14の斜面28に接着される。次いで、半シェル16が取り付けられる。スリーブ22を押し込むことにより、構造が完成する。
【0034】
図5〜
図8による例示的な実施形態は、特にセンサ24が傾いていない点で、上述した例示的な実施形態とは異なっている。その代わりに、弾性的な舌片32とセンサとの間に舌片42が設けられている。これは、横スロット46,48によるフレキシブルな設計を有している(
図8参照)。センサ24は、剛性的なベース44によって支持されている。センサは、撓みエレメント40上に位置している。この例示的な実施形態では、斜面28は、フレキシブルな舌片42上に形成されている。
【0035】
特に
図5および
図6では、この例示的な実施形態では、鉗子の形態でのセンサ24の取付けが示されている。剛性的なベース44はセンサ24を保持していて、フレキシブルな舌片42は、把持区域20でスリーブ22が圧縮されるとき、弾性的な舌片32が、斜面30および28によってフレキシブルな舌片42を
図5および
図6で見て下方に押した場合に、センサ24を押す。
【0036】
弾性的な舌片32の底面(図示せず)は、センサ24の測定ピンが、過剰に深くまで押される前は、センサ24に対して剛性であるように構成されている。半シェル16が半シェル14上に押しつけられる斜面30の角度によって、力を測定する際の
伝達比を設定することができる。変形が増大するにつれ、斜面30は、斜面28を押し、これによりセンサ24を押す。このことは、把持区域20に軸方向の圧力がかけられる際に上下に膨らむスリーブ22の変形により促進される。
【0037】
図7および
図8には、横スロット46,48が示されており、この横スロット46,48により、フレキシブルな舌片42の剛性が減じられる。
【0038】
図8にはストリップ50,52が示されていて、これらのストリップは、過負荷時に、センサ24のハウジング内の圧力を解放するので、センサ24の測定ピンの押込み深さを所定の範囲に制限する。
【0039】
図2〜
図4の例示的な実施形態とは異なり、
図5〜
図8によれば、スライド運動はセンサ24上で生じるのではなく、むしろ斜面28を有した舌片42と、斜面30を有した舌片32との間でだけ生じる。これにより、摩耗および亀裂が減じられ、スライドに関連する材料の選択の自由が提供される。特にセンサ24は、はんだ付け中に生じる温度に耐えなければならず、したがって、例えば比較的柔らかい半シェル14,16とは異なり、比較的硬い材料を含むので、特定の仕様に従っている。
【0040】
図9に示した第3の実施形態では、ペンの軸は、2つの半部を有する分割ケースから成っており、グリップ領域は、軸の長さの一部にわたってスライドされる。グリップ領域の部分(
図1の陰で示した部分)では、軸は、継ぎ目の1つに沿って切り欠かれており、これにより分割ケースの2つの半部はこの部分で圧縮可能である。平面図で見て切欠は、点線で示されている(
図1参照)。軸およびグリップ領域のためにフレキシブルな材料を使用することにより、力測定のために利用される可逆的な変形が可能になる。同時に、切欠の形状は、センサの最大変形を制限し、これはセンサの過負荷を阻止する。グリップ領域の変形は、力センサから離れる方向で行われるので、このような変形は、測定プロセスを妨げることはできない。
【0041】
図9には、鉗子の対の間であるかのように、センサ24が取り付けられる方法が示されている。センサは、電気的な接続部も支持するフレキシブルな支持体35上に取り付けられていて、軸18の左半部14に設けられた切欠36内に装着されている。グリップ区域が圧縮された場合にセンサを上方に押す弾性的な舌片32は、軸の対向半部から突出している。構成部品は、
24 力センサ
14 軸の左半部
22 スリップオングリップ領域またはスリーブ
10 チューブ(インクカートリッジ)
12 インク
29 軸の左半部における弾性的な舌片またはブレード
32 軸の右半部における弾性的な舌片またはブレード
16 軸の右半部
35 フレキシブルな支持体
φ 傾きの角度
【0042】
変形が増大するにつれ、斜面の右側は、フレキシブルな支持体35の下面を下方に押し、これによりセンサを上に向かって押す。このことは、軸の2つの半部のオーバラップする動きを促進する圧力が側方から加えられた場合に上下に膨らむグリップ領域の変形により支援される。軸の右半部における舌片の傾斜した上面は、軸の半部の変形がセンサの動きへと変換される程度を決定する。
【0043】
好適には、弾性的な舌片32は、力センサ24上ではスライドせずに、支持体35上でスライドする。
【0044】
組み立ての際には、軸の右半部が左半部の上部に装着される前に、最初にセンサが、軸の左半部内に挿入される。グリップ領域を押し込むことにより、組み立てが完成する。
【0045】
軸の半部のフレキシブル性は、ノッチによって調節することができる。
【0046】
図10に示した実施形態は、フレキシブルなプレート上のアームを使用せず、力センサを収容するためにセンサプレート自体を使用する。この設計のためには、
図10に示したように、支持体35も、軸の2つの半部14および16を互いに動かすことができるようにしなければならない。この目的のために、支持体は、右半部に対しては固定位置19で取り付けられ、左半部ではスロット内で動けるように自由でなければならない。グリップ上の圧力は、2つの半部を互いに向かって動かすように設計されており、これにより、下方の接合部における楔状のオーバラップが、センサ24の測定ピンに加えられる鉛直方向の力となる。これによりプレートの片側で固定された取付けにより、滑り運動は、軸の2つの半部14および16の間でのみ発生し、測定ピンと軸との間では生じないことが保証される。
【0047】
図11に示した実施形態では、支持体は軸に対して相対的に動くので、設計が極めて異なって見える。軸の2つの半部間の隙間の代わりに、プラスチック材料のばね剛性に対抗して圧縮され得る2つの圧力面を形成するU字型の溝によって、この設計におけるフレキシブル性が得られる。内側では、2つの面が2つの楔37を介してセンサ支持体35を押し、センサ支持体35の下面に力センサ24がはんだ付けされている。圧力面の内部側における楔状の歯が支持体を下方に押すと、この支持体が、センサピンを軸の下面14および16に向かって押す。
【0048】
この設計は、力センサの特に単純な装着を特徴とする。
【0049】
この場合も、軸の変形が、センサの測定ピンの動きへと変換される程度は、角度φを介して調節することができる。
【0050】
要するに、本発明は、様々な実施形態で本発明を実現するために個々におよび任意の組み合わせで本質となり得る以下の特徴を含むことに留意されたい。
【0051】
押し込まれたスリーブ22が、測定機構を外側まで覆っている。
【0052】
センサ24の傾斜または斜面28,30の迎え角の変更により、測定感度を設定する可能性が提供される。
【0053】
弾性的な舌片32は、センサ24に加えられる力を制限する。
【0054】
センサ24は、弾性的に支持される。センサは、軸18の壁内に隠されており、これにより、スリーブ22または把持区域20の厚さ増大を低く維持することができる。
【0055】
ペンは、簡単に組み立てることができる。