(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6851567
(24)【登録日】2021年3月12日
(45)【発行日】2021年3月31日
(54)【発明の名称】駆動システム
(51)【国際特許分類】
H05B 47/10 20200101AFI20210322BHJP
H04Q 9/00 20060101ALI20210322BHJP
【FI】
H05B47/10
H04Q9/00 311P
【請求項の数】13
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2019-531889(P2019-531889)
(86)(22)【出願日】2017年5月27日
(65)【公表番号】特表2020-502750(P2020-502750A)
(43)【公表日】2020年1月23日
(86)【国際出願番号】CN2017086272
(87)【国際公開番号】WO2018218400
(87)【国際公開日】20181206
【審査請求日】2019年6月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】511057984
【氏名又は名称】李玉麟
(74)【代理人】
【識別番号】100143720
【弁理士】
【氏名又は名称】米田 耕一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100080252
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 征四郎
(72)【発明者】
【氏名】李玉麟
(72)【発明者】
【氏名】黄國忠
【審査官】
田中 友章
(56)【参考文献】
【文献】
特開平6−203968(JP,A)
【文献】
特開2005−284691(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3135483(JP,U)
【文献】
特開平3−1487(JP,A)
【文献】
特開2006−54280(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05B 47/00
H05B 45/00
H04Q 9/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動システムであって、
第一入力部と複数の第一出力部を有し、前記第一入力部に駆動信号が入力されると、前記駆動信号の発生回数に基づいて対応する第一出力部に切り替えて制御信号を出力させるカウンタと、
前記カウンタに接続され、それぞれ前記第一出力部に接続される第二入力部と複数の第二出力部を有し、前記第二入力部は、前記制御信号を受けて、前記第二出力部から隔離された制御信号が出力されるように設けられるバッファユニットと、
それぞれ前記第二出力部に接続される複数の抵抗器を有し、各抵抗器は隔離された前記制御信号に基づいて対応する制御電圧を出力し、電気装置を駆動するように設けられる電圧調整ユニットと、を備える
ことを特徴とする駆動システム。
【請求項2】
請求項1に記載の駆動システムにおいて、
前記カウンタは、ジョンソンカウンタ(Johnson counter)である
ことを特徴とする駆動システム。
【請求項3】
請求項1に記載の駆動システムにおいて、
前記バッファユニットは、スリーステートバッファ(3−state buffer)である
ことを特徴とする駆動システム。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかに記載の駆動システムにおいて、
前記駆動システムは更に、無線受信ユニットとフィルタが設けられ、前記無線受信ユニットは無線信号を受信するが、フィルタは所定の周波数範囲内で、前記無線信号に対してフィルタ処理を行い、前記駆動信号を生成して、前記カウンタに転送する
ことを特徴とする駆動システム。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれかに記載の駆動システムにおいて、
前記カウンタは有線で、駆動信号を受信する
ことを特徴とする駆動システム。
【請求項6】
請求項5に記載の駆動システムにおいて、
前記カウンタは有線で、切替ボタンに接続される
ことを特徴とする駆動システム。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれかに記載の駆動システムにおいて、
前記電圧調整ユニットにあっては、前記第二出力部に接続される複数の抵抗器は互いに並列に接続し、もう一つの抵抗器は複数の前記抵抗器とは直列に接続される
ことを特徴とする駆動システム。
【請求項8】
第一入力部と複数の第一出力部を有し、前記第一入力部が駆動信号を受信し、前記駆動信号の発生回数に基づいて対応する第一出力部に切り替えて制御信号を出力させるカウンタと、
それぞれ前記第一出力部に接続される複数の抵抗器を備える電圧調整ユニットと、
前記電圧調整ユニットに接続され、前記第一出力部から出力された制御信号に基づいて、対応する前記電圧調整ユニットの一つの抵抗器が所定の制御電圧を出力することで、電気装置を駆動するように設けられる演算ユニットと、を備える
ことを特徴とする駆動システム。
【請求項9】
請求項8に記載の駆動システムにおいて、
前記演算ユニットは、加算器である
ことを特徴とする駆動システム。
【請求項10】
請求項8または請求項9に記載の駆動システムにおいて、
前記駆動システムは更に、無線受信ユニットとフィルタが設けられ、前記無線受信ユニットは無線信号を受信するが、フィルタは所定の周波数範囲内で、前記無線信号に対してフィルタ処理を行い、前記駆動信号を生成して、前記カウンタに転送する
ことを特徴とする駆動システム。
【請求項11】
請求項8または請求項9に記載の駆動システムにおいて、
前記カウンタは有線で、駆動信号を受信する
ことを特徴とする駆動システム。
【請求項12】
請求項11に記載の駆動システムにおいて、
前記カウンタは有線で、切替ボタンに接続される
ことを特徴とする駆動システム。
【請求項13】
請求項8から請求項12のいずれかに記載の駆動システムにおいて、
前記カウンタは、ジョンソンカウンタ(Johnson counter)である
ことを特徴とする駆動システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡易な回路構成で駆動信号の発生回数に基づいて制御信号を出力し、電気装置を所望の稼働状態に制御する駆動システムに関する。
【背景技術】
【0002】
発光ダイオード (Light−emitting diode、略号LED) は、1962年に開発され、発光する半導体の電子部品である。初め頃、低輝度の赤光のみだったが、その後、他の単色の光源も開発され、今日まで可視光、赤外線や紫外線にも対応可能で、高輝度のものもある。用途は初めは、指示灯や掲示板などに用いられていたが、白色発光ダイオードの開発に伴い、発光ダイオードが種々の照明装置に応用され、普及するようになった。例えば、交通信号灯器、車用表示灯や、ブレーキライトに広く利用される高輝度発光ダイオードがそれである。ここの数年、伝統的な白熱電球や蛍光球に代わって、高電圧対応可能かつ複数列の発光ダイオード照明装置も開発された。
【0003】
発光ダイオード照明装置は使用上、輝度の調整、変更可能なニーズを満たし、省エネにもつながるメリットがあり、更に調光機能を持っている。それは、調光制御回路ユニットにスイッチを用いて制御し、または市販のモートコントローラを用いて、照明装置の稼働状態を調整、制御する無線コントロールシステムで操作するものである。従来のものに類似した無線コントロールシステムでは、複数のLED光源、前記LED光源を制御する制御ユニット、前記コントローラと電気的に接続する無線信号受信部及びリモートコントローラとを有し、ユーザが簡単に前記リモートコントローラを用いて、LED灯の稼働状態を制御する目的を達成させることができる。
【0004】
例えば、台湾の特許公報第M394408号発明名称 "照明システム"、台湾の特許公報第M383886号発明名称 "自動及び手動調光機能付きの発光ダイオード灯具システム"、台湾の特許公報第M380683号発明名称 "灯具内蔵無線調光装置"、台湾の特許公報第M263688号発明名称 "遠隔制御調光装置" 及び台湾の特許公報第M252234号発明名称 "白光LED照明灯具の遠隔制御調光装置"などの特許にはいずれも、リモートコントロール方式による調光機能が掲載されているが、上述したリモートコントロール方式には以下の欠点が挙げられる。
1. 赤外線技術やブルートゥース(登録商標)技術を利用した前記無線コントロールシステム方式は、前記無線信号受信部とリモートコントローラとのペアリングが必要である。即ち、無線信号受信部はペアリングされたリモートコントローラからの制御信号しか受信しないため、前記照明装置の稼働状態を遠隔で制御するには、特定またはペアリングされたリモートコントローラを利用する必要がある。
2. 無線コントロールシステムは、復号ユニットまたは復調部の設置が必要であり、復号ユニットや復調部は、無線信号受信部で受信された制御信号を復号し、それに対応する制御信号に変換することで、LED灯の稼働状態を制御する。または、プログラムすることが可能な制御ユニットを設置し、受信された制御信号に基づいて所定の処理を行う。但し、その回路構成が複雑であり、コストも高い。
【0005】
それゆえ、本発明では、ユーザは使用の時、ペアリングや復号方式、復調方式を必要とせず、その稼働状態を制御することができる駆動システムを提供する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡易な回路構成で駆動信号の発生回数に基づいて制御信号を出力し、電気装置を所望の稼働状態に制御する駆動システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の駆動システムは、カウンタ、バッファユニットと電圧調整ユニットを有し、前記カウンタに駆動信号が入力され、前記駆動信号の発生回数に対応する第一出力部に切り替えて、制御信号を出力させ、そして前記バッファユニットから隔離された制御信号が出力され、電圧調整ユニットは隔離された前記制御信号に基づいて、それぞれの抵抗器に対応する制御電圧を生成し、前記制御電圧で電気装置を駆動することで、制御電圧によって、前記電気装置の稼働状態を制御することを特徴とする。
【0008】
本発明のもう一つの駆動システムは、カウンタ、演算ユニットと電圧調整ユニットを有し、前記カウンタに駆動信号に入力され、前記駆動信号の発生回数に対応する第一出力部に切り替えて、制御信号を出力させるが、前記第一出力部から出力された制御信号は、前記電圧調整ユニットにおける抵抗器から前記演算ユニットに接続、演算されて、特定の制御電圧が出力されるが、前記制御電圧で電気装置を駆動することで、制御電圧によって、前記電気装置の稼働状態を制御することができることを特徴とする。
【0009】
本発明は、簡単な回路構成で、駆動信号の発生回数に基づいて対応する制御電圧を出力させることで、電気装置の稼働状態を制御する。 例えば、本発明の駆動システムでは、照明裝置の光源モジュールを駆動し、制御電圧に対応する設定電圧で、前記照明裝置の光源モジュールの稼働状態(例えば、オン・オフ、輝度や色温度など)を制御し、または、駆動モーターを駆動し、前記モーターの稼働状態(例えば、稼働速度など)を制御することができる。
【0010】
本発明の実施形態では、前記駆動システムは更に、無線受信ユニットとフィルタを備える。前記無線受信ユニットは無線信号を受信するが、フィルタは所定の周波数範囲内で、前記無線信号に対してフィルタ処理を行い、駆動信号を生成し、前記カウンタに転送する。また、フィルタは、赤外線通信プロトコルにより復号化される赤外線信号を排除し、フィルタ処理後の駆動信号を前記カウンタに転送する。前記カウンタは、駆動信号の発生回数に基づいて対応する第一出力部に制御信号を出力させる。ユーザは使用の時、ペアリングを行なわなくても、異なるリモートコントローラで前記照明装置の稼働状態を制御することができる。また、特殊な復号方式や復調方式を必要とせず、異なるリモートコントローラでも、任意のボタンを押せば、制御することができる。
【0011】
本発明の実施形態では、前記駆動システムは更に、光源モジュールを駆動する駆動ユニットを備える。前記駆動ユニットは、交流電源を受けて直流電源に変換する整流回路と、前記整流回路と電圧調整ユニットに接続される一次側と二次側を有し、前記一次側は前記整流回路と電圧調整ユニットに接続され、前記二次側は設定電圧を出力することで、前記光源モジュールを駆動するように設けられるスイッチング電源とを備える。
【0012】
本発明の実施形態では、前記駆動システムは更に、光源モジュールを駆動する駆動ユニットを備える。前記駆動ユニットは、交流電源を受けて直流電源に変換する整流回路と、互いに直列に接続される抵抗器とツェナーダイオードと第一演算回路を有する電圧安定化回路と、直列に接続されるトランジスタと抵抗器を有する定電流回路とを備える。直列に接続される前記抵抗器とツェナーダイオードは前記整流回路に接続され、前記直流電源を受けて、前記直流電源に基づいて対応する定電圧を出力し、前記第一演算回路は、前記定電圧と制御電圧を受けて設定電圧を出力し、前記トランジスタは、前記設定電圧を受けて前記光源モジュールを駆動する。
【0013】
本発明の実施形態では、前記駆動システムは更に、光源モジュールを駆動する駆動ユニットを備える。前記駆動ユニットは、交流電源を受けて直流電源に変換する整流回路と、互いに直列に接続される抵抗器とツェナーダイオードと第一演算回路を有する電圧安定化回路と、互いに直列に接続される第一、第二抵抗器と第二演算回路を有する電圧調整回路と、互いに直列に接続されるトランジスタと抵抗器を有する定電流回路とを備える。互いに直列に接続される前記抵抗器とツェナーダイオードは、前記整流回路に接続され、前記直流電源を受けて、前記直流電源に基づいて対応する定電圧を出力し、前記第一演算回路は、前記定電圧と制御電圧を受けて、基準電圧を出力し、直列に接続される前記第一、第二抵抗器は、前記直流電源を受けて分圧し、分圧電圧を出力し、前記第二演算回路は、前記基準電圧と分圧電圧を受けて設定電圧を出力し、前記トランジスタは、前記設定電圧を受けることで、前記光源モジュールを駆動する。
【0014】
本発明の実施形態では、前記第一演算回路または第二演算回路は引算器である。
【0015】
本発明の実施形態では、前記カウンタはジョンソンカウンタ(Johnson counter)である。
【0016】
本発明の実施形態では、前記バッファユニットはスリーステートバッファ(3−state buffer)である。
【0017】
本発明の実施形態では、前記演算ユニットは加算器である。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明に係わる駆動システムの第1実施形態を示す回路模式図。
【
図2】本発明に係わる駆動システムの使用形態を示す模式図。
【
図3】本発明に係わる駆動システムの第2実施形態を示す回路模式図。
【
図4】本発明に係わる駆動ユニットの第2
3実施形態を示す回路模式図。
【
図5】本発明に係わる駆動ユニットの第3
4実施形態を示す回路模式図。
【
図6】本発明に係わる駆動システムの第3
5実施形態を示す回路模式図。
【
図7】本発明に係わる駆動システムの第4
6実施形態を示す回路模式図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
特許審査官に本発明の技術特徴、内容、メリットと効果を理解していただくために、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。以下の図面は、本発明の要旨を補助的に説明するのみに用いられ、実際の寸法や配置と異なる場合があるため、本発明は図面に記載された内容に限定されないことをここで述べておく。
【0020】
図1に示す、本発明に係わる駆動システムの第1実施形態を示す回路模式図であるように、本発明に係わる駆動システムは、カウンタ3、バッファユニット4と電圧調整ユニット5を備える。
【0021】
カウンタ3は、第一入力部C以と複数の第一出力部Q1、Q2、Q3、Q4を有し、前記第一入力部Cが駆動信号を受信すると、前記駆動信号の発生回数に対応する第一出力部Q1、Q2、Q3、Q4に切り替えて、制御信号を出力させる。前記カウンタ3は、ジョンソンカウンタ(Johnson counter)を用い、サイクルカウントの機能で入力された駆動信号の発生回数を計数し、その発生回数に基づいて対応する第一出力部Q1、Q2、Q3、Q4に制御信号を出力させる。なお、第一出力部の数は、本実施形態に示す数量に限らず、カウンタの数も一つに限らないものとし、複数のカウンタを接続して、多数の第一出力部を備えてもよい。
【0022】
バッファユニット4は前記カウンタ3に接続され、それぞれ、カウンタ3における複数の第一出力部に接続されるスリーステートバッファ(3−state buffer)41である。前記スリーステートバッファ41はそれぞれ、前記第一出力部Q1、Q2、Q3、Q4に接続される第二入力部411と複数の第二出力部412を有し、前記第二入力部412は前記制御信号を受けて、前記第二出力部412から隔離された制御信号が出力される。
【0023】
電圧調整ユニット5はぞれぞれ、前記第二出力部412に接続される複数の抵抗器R1〜R5を有し、前記抵抗器R1〜R5は、隔離された前記制御信号に基づいて対応する制御電圧を出力する。前記第二出力部412と接続される抵抗器R1〜R4は互いに並列に接続し、かつ前記抵抗器R5と直列に接続することで、抵抗器R1とR5、抵抗器R2とR5、抵抗器R3とR5または抵抗器R4とR5は、異なる制御電圧を生成する。
【0024】
前記第一入力部Cからカウンタ3に駆動信号が入力されると、カウンタ3は、駆動信号の発生回数に基づいて対応する第一出力部Q1、Q2、Q3、Q4に制御信号を出力させる。第一出力部Q1、Q2、Q3、Q4から出力された制御信号は、それに接続れるスリーステートバッファ41に送信される。前記スリーステートバッファ41の性質によれば、制御信号を受けていないスリーステートバッファ41の第二出力部は、ハイ・インピーダンス状態になるため、前記第二出力部と該当するスリーステートバッファ41は切り離された状態になるが、制御信号を受けたスリーステートバッファ41は、前記制御信号をそのまま前記電圧調整ユニット5に転送する。 制御信号をうけていないスリーステートバッファ41はハイ・インピーダンス状態になり、切り離されている状態になるため、前記電圧調整ユニットに転送される制御信号に干渉しない。干渉を受けていない制御信号をそれに接続される抵抗器に送信し、電流が流れている抵抗器によって制御電圧を出力し、前記制御電圧で電気装置7を駆動する。
【0025】
本発明の駆動システムは使用の時、有線または無線で制御することができる。
図2に示す実施形態では、前記カウンタ3は有線で、切替ボタン81に接続され、前記切替ボタン81の切替押しで生成された駆動信号が前記カウンタ3における第一入力部Cに送信されると、前記カウンタは、駆動信号の発生回数に基づいて対応する第一出力部に制御信号を出力する。例えば、ユーザが切替ボタン81を1回押すと、生成された駆動信号の発生回数に基づいて、第一出力部Q1から制御信号が出力されるが、ユーザが切替ボタン81を連続して2回押すと、生成された駆動信号の発生回数に基づいて、第一出力部Q2から制御信号が出力される。ユーザが切替ボタン81を1回押すと、生成された駆動信号の発生回数に基づいて、第一出力部Q1から制御信号S1が出力され、制御信号S1は、それに対応のスリーステートバッファ41に転送されるが、隔離された制御信号S2は更に、それに対応の抵抗器に転送される。電流が流れている抵抗器R1とR5で
、前記制御電圧S3によって前記電気装置7を駆動する。そのため、本発明の駆動システムでは、特殊の復号方式や復調方式を必要とせず制御し、かつ、電気装置を所望の稼働状態に切り替えることができる。
【0026】
本発明の駆動システムは、無線で制御することができる。
図3に示す実施形態では、前記駆動システムは更に、無線受信ユニット1とフィルタ2を備える。前記無線受信ユニット1は無線信号を受信し、フィルタ2は所定の周波数範囲内で、前記無線信号に対してフィルタ処理を行い、前記駆動信号を生成して、前記カウンタ3に転送する。本発明の実施形態では、無線受信ユニット1は赤外線技術のもので、前記フィルタ2は赤外線通信プロトコルにより復号化する赤外線信号を排除するもので、コンデンサでもよい。前記駆動システムは更に、前記電気装置を駆動する駆動ユニット6が設置される。図に示す実施形態では、前記駆動ユニット6は前記電圧調整ユニット5に接続され、前記制御電圧に基づいて対応する設定電圧を出力することで、前記電気装置7を駆動することができる。また、前記電気装置は照明装置の光源モジュール71でもよい。
図3に示すように、本発明の光源モジュール71は少なくともの一つの発光ダイオードを備える。
【0027】
使用の時、リモートコントローラ82を組み合わせて行なわれるが、図に示すように、前記リモートコントローラ82として、赤外線技術のもの、例えば、家電のリモートコントローラを利用して説明する。リモートコントローラ82のボタン821が押されると、駆動信号が出力される。前記駆動信号は、リモートコントローラの種類によって所定の赤外線通信プロトコルで送信され、また、複数のボタン821は、それぞれ異なる指定コードに対応する。照明装置は、前記無線受信ユニット1で前記駆動信号を受信し、フィルタ2でフィルタ処理を行い、赤外線通信プロトコルにより復号化する赤外線信号を排除し、処理後の駆動信号を前記カウンタ3に転送する。
【0028】
駆動信号が前記カウンタ3における前記第一入力部Cに送信されると、前記カウンタは、駆動信号の発生回数に基づいて対応する第一出力部に制御信号を出力させる。例えば、ユーザがボタン821を1回押すと、生成された駆動信号の発生回数に基づいて対応する第一出力部Q1から制御信号が出力されるが、ユーザがボタン821を連続して2回押すと、生成された駆動信号の発生回数に基づいて、第一出力部Q2から制御信号が出力される。ユーザがボタン821を1回押すと、生成された駆動信号の発生回数に基づいて、第一出力部Q1から制御信号が出力され、更に対応のスリーステートバッファ41に転送されるが、隔離された制御信号は更に、それに対応する抵抗器に転送れる。それにより、特定の制御電圧が前記駆動ユニット6に出力され、前記制御電圧によって設定電圧を出力することで、前記光源モジュール71を駆動する。
【0029】
例えば、ユーザがボタンを1回押すと、光源モジュールは最大の輝度で発光する状態になる。また、ユーザがボタンを連続して2回押すと、光源モジュールは一旦最大の輝度で発光する状態になり、その後、輝度を20%減らして発光する状態になる。なお、ユーザがボタンを連続して3回押すと、光源モジュールは一旦最大の輝度で発光する状態になり、その後、輝度を20%減らして、更に輝度を20%減らして発光する状態になる。前述した実施形態によれば、ユーザは、ペアリングを行なわなくても、異なるリモートコントローラで、前記光源モジュールの光源の稼働状態(オン・オフ、輝度、色温度など)を制御し、また、特殊な復号方式や復調方式を必要とせず、リモートコントローラでも、任意のボタンを押せば制御することができる。
【0030】
しかし、上述したのは、リモートコントローラ82の実施形態の一つのみであり、リモートコントローラ82を用いて、スマートフォン、タプレットパソコンにも、赤外線信号を無線で伝送、制御することができる。そうすると、照明装置の光源の稼働状態(オン・オフ、輝度や色温度など)を制御し、または前記電気装置をモーターとして、前記モーターの稼働状態(例えば、稼働速度など)を制御し、またはその他の電圧で駆動される電気装置の稼働状態を、同じく制御することができる。
【0031】
図3に示すように、駆動ユニットは、整流回路61とスイッチング電源62とを備える。前記整流回路61は、交流電源を受けて直流電源に変換し、スイッチング電源62は、一次側621と二次側622を有し、前記一次側621は前記整流回路61と電圧調整ユニット5に接続され、かつ電圧調整ユニット5と並列に接続されており、前記二次側622は設定電圧を出力することで、前記光源モジュール71を駆動する。
【0032】
図4に示すのは駆動ユニット
の第3実施形態であり、駆動ユニットは、整流回路61、電圧安定化回路63と定電流回路64を有する。前記電圧安定化回路63は、互いに直列に接続される抵抗器R6、ツェナーダイオードZと第一演算回路633を有し、直列に接続される前記抵抗器R6とツェナーダイオードZは、前記整流回路61に接続され、前記直流電源を受けて、前記直流電源に基づいて対応する定電圧を出力し、前記第一演算回路633は、前記定電圧と制御電圧を受けて設定電圧を出力するが、前記定電流回路64は、互いに直列に接続されるトランジスタQと抵抗器R7を有し、かつ光源モジュール71の発光ダイオードと直列に接続している。前記トランジスタQは、前記設定電圧を受けて、前記光源モジュールを駆動することで、発光ダイオードに流れる電流を制限して、前記駆動電流を固定値に維持することができる。
【0033】
図5に示すのは駆動ユニット
の第4実施形態であり、前記駆動ユニットは更に、電圧調整回路65が設けられる点で、上述した実施形態と異なっている。前記電圧調整回路65は、互いに直列に接続される第一、第二抵抗器R8、R9と第二演算回路653とを有する。前記電圧安定化回路63は、前記直流電源に基づいて対応する定電圧を出力し、前記第一演算回路633は、前記定電圧と制御電圧を受けて基準電圧を出力する。直列に接続される前記第一、第二抵抗器R8、R9は、前記直流電源を受けて分圧し、分圧電圧を出力する。前記第二演算回路653は、前記基準電圧と分圧電圧を受けて、設定電圧を前記定電流回路のトランジスタQに出力する。前記第二抵抗器は可変抵抗器でもよいが、前記可変抵抗器を用いて、光源モジュールの輝度を手動で調整することが可能で、手動調光機能を備える。
【0034】
前記第一演算回路または第二演算回路は引算器でもよい。
【0035】
図6に示すのは駆動システムの第
5実施形態であり、前記駆動システムは、カウンタ3、電圧調整ユニット5と演算ユニット9とを備える。本実施形態では、バッファユニットに代わって、前記電圧調整ユニット5に接続される演算ユニット9が設けられている点で、上述した実施形態と異なっている。前記電圧調整ユニット5は同じく、それぞれ、第一出力部Q1、Q2、Q3、Q4に接続される抵抗器R1〜R4を有し、前記カウンタにおける第一出力部Q1、Q2、Q3、Q4から出力された制御信号に基づいて、対応する前記電圧調整ユニット5の一つの抵抗器が前記演算ユニット9に接続、運算して、特定の制御電圧を出力するが、出力された前記制御電圧は演算ユニットによって隔離される。なお、前記演算ユニット9は加算器でもよい。
【0036】
もちろん、本実施形態の駆動システムは同じく、有線または無線で制御することができる。
図7に示す駆動システムの第
6実施形態では、無線受信ユニット1とフィルタ2を有し、無線で制御することを例とするが、更に駆動ユニット6が設置され、前記駆動ユニットは更に、整流回路61、電圧安定化回路63、電圧調整回路65と定電流回路64とを備える(
図5の駆動ユニットの構造組成と同様)。 前記整流回路61は、交流電源を直流電源に変換するが、前記電圧安定化回路63は、前記直流電源に基づいて対応する定電圧を出力し、前記第一演算回路633は、前記定電圧と制御電圧を受けて基準電圧を出力し、前記電圧調整回路65は同じく、前記直流電源を受けて分圧し、分圧電圧を出力し、前記第二演算回路653は、前記基準電圧と分圧電圧を受けて、設定電圧を前記定電流回路のトランジスタQに出力し、前記トランジスタQは、前記設定電圧を受けて、前記光源モジュールを駆動することで、発光ダイオードに流れる電流を制限して、前記駆動電流の固定
値を維持する。 前記第二抵抗器は可変抵抗器でもよいが、前記可変抵抗器を用いて、光源モジュールの輝度を手動で調整することが可能で、手動調光機能を有する。なお、前記駆動ユニットは、上述した
図3または
図4のような構造組成に設けられてもよい。
【0037】
上述した内容をまとめると、本発明では好適な実行可能な駆動システムであり、規定により特許出願請求を行うわけである。本発明の技術内容や技術特徴が上述のように掲載されている。しかし、当該技術分野が分かる者は本発明の掲載に基づいて、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の置き換えや変更を行うことができる。それゆえ、本発明は、前記の実施形態に限定されないものとし、本発明の要旨を逸脱せず行なわれた種々の置き換えや変更も同様に、請求範囲に含まれるものとする。
【符号の説明】
【0038】
制御信号S1、S2
制御電圧S3
無線受信ユニット1
フィルタ2
カウンタ3
第一入力部C
第一出力部Q1、Q2、Q3、Q4
バッファユニット4
スリーステートバッファ41
第二入力部411
第二出力部412
電圧調整ユニット5
抵抗器R1〜R7
駆動ユニット6
整流回路61
スイッチング電源62
一次側621
二次側622
電圧安定化回路63
ツェナーダイオードZ
第一演算回路633
定電流回路64
トランジスタQ
電圧調整回路65
第一、第二抵抗器R8、R9
第二演算回路653
光源モジュール71
切替ボタン81
リモートコントローラ82
ボタン821
演算ユニット9