(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6851569
(24)【登録日】2021年3月12日
(45)【発行日】2021年3月31日
(54)【発明の名称】ピアスの手入れ装置
(51)【国際特許分類】
B08B 3/04 20060101AFI20210322BHJP
B08B 1/04 20060101ALI20210322BHJP
A44C 7/00 20060101ALI20210322BHJP
【FI】
B08B3/04 A
B08B1/04
A44C7/00 Z
【請求項の数】1
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2019-97191(P2019-97191)
(22)【出願日】2019年5月23日
(65)【公開番号】特開2020-175370(P2020-175370A)
(43)【公開日】2020年10月29日
【審査請求日】2019年5月28日
(31)【優先権主張番号】201910306046.9
(32)【優先日】2019年4月16日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519345564
【氏名又は名称】烟台頂華飾品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】張国強
【審査官】
山内 康明
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B08B 3/04
B08B 1/04
A44C 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、手入れ機を含み、前記手入れ機の中には手入れチャンバが設置され、前記手入れチャンバの上側には上方へ開口した開口チャンバが連通するように設置され、前記手入れチャンバの中には拭き装置が設置され、前記拭き装置の上下左右には水循環装置が設置され、前記手入れチャンバの左右両側には昇降装置が対称的に設置され、前記拭き装置はパレットの中に設置している伝動チャンバを含み、前記伝動チャンバの中の中心のところには主動平歯車が回転できるように設置され、前記主動平歯車の下端には前記パレットの下側まで伸びている回転軸が固定的に連結され、前記回転軸の中には下方へ開口したスプライン孔が設置され、前記手入れチャンバの下側内壁の中にはモーターが固定的に設置され、前記モーターの上端には上端が前記スプライン孔の中まで伸びているスプライン軸が動力が伝達できるように連結され、前記主動平歯車の円周外側には前記主動平歯車と噛み合っている四つの従動平歯車が環状的に配列するように設置され、前記伝動チャンバの上側には回転チャンバが前記従動平歯車に対応するように設置され、前記回転チャンバの中には前記従動平歯車に固定的に連結されている回転筒が回転できるように設置され、前記回転筒の中には上方へ開口した摩擦チャンバが設置され、前記摩擦チャンバの内円周壁と下壁にはブラシが固定的に設置され、前記摩擦チャンバの下側には前記従動平歯車と前記パレットとを通しており、且つ下方へ開口した通水孔が連通するように設置され、
前記水循環装置は前記手入れチャンバの下側に連通するように設置されている環状貯蔵チャンバを含み、前記環状貯蔵チャンバの下側内壁の一端には水入り口が連通するように設置され、前記水入り口の下側にはタービンチャンバが連通するように設置され、前記タービンチャンバの中には伝動軸が回転できるように設置され、前記伝動軸の円周面にはタービン羽根が環状的に配列され、且つ固定的に設置され、前記タービンチャンバの右側には傘歯車チャンバが設置され、前記伝動軸の右端が前記傘歯車チャンバの中まで伸びており、且つ前記伝動軸の右端に従動傘歯車が固定的に設置され、前記従動傘歯車の上端には前記従動傘歯車と噛み合っている主動傘歯車が回転できるように設置され、前記主動傘歯車が前記モーターの下端に動力が伝達できるように連結され、前記タービンチャンバの下側には水抜きが連通するように設置され、前記水抜きの左右両側には流通パイプが連通するように設置され、
前記開口チャンバの中にはカバー板がスライドできるように設置され、前記カバー板の中には水流れチャンバが設置され、前記水流れチャンバの下側には下方へ開口した排水孔が連通するように設置され、前記開口チャンバの下側内壁の左右両端には密封チャンバが対称的に連通するように設置され、前記カバー板の下端面の左右両端には前記密封チャンバの中まで伸びることができる密封ブロックが対称的に、且つ固定的に設置され、前記密封ブロックの中には前記水流れチャンバに連通しており、且つ下方へ開口した密封孔が上下に貫通するように設置され、前記密封チャンバの下壁には前記密封孔の中まで伸びることができるゴムホースが固定的に設置され、前記ゴムホースの中には連通口が上下に貫通するように設置され、前記流通パイプの上端が前記連通口に連通しており、左側の前記流通パイプの左側下端には左方へ開口した放水口が連通するように設置され、前記放水口の上側には阻み板チャンバが連通するように設置され、前記阻み板チャンバの中には阻み板がスライドできるように設置され、前記阻み板の上端と前記阻み板チャンバの上壁との間には圧縮バネが固定的に連結され、前記阻み板チャンバの左側内壁には左方へ開口した開閉チャンバが設置され、前記開閉チャンバの中には前記阻み板に固定的に連結されている開閉ブロックがスライドできるように設置され、
前記昇降装置は対称的であり、且つ前記手入れチャンバの下側内壁の左右両端に設置されている昇降チャンバを含み、前記昇降チャンバの中には昇降ロッドがスライドできるように設置され、前記昇降ロッドの中には下方へ開口したネジ山チャンバが設置され、前記ネジ山チャンバの中にはネジロッドがネジ山より連結され、前記昇降チャンバの下側にはプーリチャンバが設置され、前記ネジロッドの下端が前記プーリチャンバの中まで伸びており、且つ前記ネジロッドの下端には従動プーリが固定的に連結され、前記従動プーリの中間位置には主動プーリが回転できるように設置され、前記主動プーリと前記従動プーリとの間には伝動ベルトが動力が伝達できるように連結され、前記プーリチャンバの上側内壁には制御モーターが固定的に設置され、前記主動プーリが前記制御モーターの下端に動力が伝達できるように連結されており、
初期状態において、前記カバー板が前記開口チャンバの中に位置しており、且つ前記開口チャンバを密封し、前記パレットが一番下端に位置しており、この時に前記スプライン軸と前記回転軸とがスプラインにより連結され、前記阻み板が一番下端に位置しており、前記放水口を密封し、
まずは前記手入れチャンバの中に一定の洗浄液を手動で入れ、洗浄液は前記通水孔により前記環状貯蔵チャンバの中まで流れ、そして最大限四つのピアスをぞれぞれ前記ブラシに置き、この時に前記制御モーターが逆方向へ作動し、前記パレットと前記カバー板を初期位置に戻し、この時に前記モーターを始動し、前記スプライン軸を連動させて回転させ、スプラインによる連結を通じて前記回転軸を連動させて回転させ、更に前記主動平歯車を連動させて回転させ、歯車の噛み合いにより前記従動平歯車を連動させて回転させ、更に前記回転筒と前記ブラシとを連動させて回転させ、この時にピアスがブラシで反転し、軽く摩擦することにより拭くことができ、同時に、前記モーターが前記主動傘歯車を連動させて回転させ、歯車の噛み合いにより前記従動傘歯車を連動させて回転させ、更に前記伝動軸を連動させて回転させ、更に前記タービン羽根を連動させて回転させ、洗浄液を前記環状貯蔵チャンバの中から前記流通パイプまで輸送し、前記連通口により前記水流れチャンバの中に洗浄液を輸送し、この時前記洗浄液が排水孔から落ちてピアスを洗い、洗浄液が何回も使用された後新しいものに替える時、手動で前記開閉ブロックを上方へ引き、更に前記阻み板を連動させて上昇させて且つ前記放水口を開き、この時に前記環状貯蔵チャンバの中に貯蔵された洗浄液が前記流通パイプと前記放水口により流出することを特徴とするピアスの手入れ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はアクセサリーの手入れ技術分野を取り上げて、具体的にはピアスの手入れ装置である。
【背景技術】
【0002】
アクセサリーの中で、女性に一番好まれている種類はピアスであり、ピアスは長時間使用された後表面がくすみ、買ったばかりの時のようにピカピカではなく、この時はピアスを手入れする必要があり、ピアスに輝きを取り戻させ、しかし一般的には人工でブラシと洗浄液などを使用してピアスを磨いて洗い、しかしこの方法が面倒であり、また一つずつ手入れする必要があり、効率が低く、一般の女性はたくさんのピアスを持っているので、ピアスを手入れすることに時間がかかり、非常に不便であり、そのため、ピアスの手入れ装置が必要であり、本装置を通じてピアスを手入れする時、同時に複数のピアスを手入れすることができ、反転摩擦の形式でピアスの汚れと酸化層を磨いて洗い、同時に洗浄液を繰り返しに使用することができ、浪費を減らす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105603443号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明はピアスの手入れ装置を提供し、従来技術における上記欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のピアスの手入れ装置は、手入れ機を含み、前記手入れ機の中には手入れチャンバが設置され、前記手入れチャンバの上側には上方へ開口した開口チャンバが連通するように設置され、前記手入れチャンバの中には拭き装置が設置され、前記拭き装置の上下左右には水循環装置が設置され、前記手入れチャンバの左右両側には昇降装置が対称的に設置され、前記拭き装置はパレットの中に設置している伝動チャンバを含み、前記伝動チャンバの中の中心のところには主動平歯車が回転できるように設置され、前記主動平歯車の下端には前記パレットの下側まで伸びている回転軸が固定的に連結され、前記回転軸の中には下方へ開口したスプライン孔が設置され、前記手入れチャンバの下側内壁の中にはモーターが固定的に設置され、前記モーターの上端には上端が前記スプライン孔の中まで伸びているスプライン軸が動力が伝達できるように連結され、前記主動平歯車の円周外側には前記主動平歯車と噛み合っている四つの従動平歯車が環状的に配列するように設置され、前記伝動チャンバの上側には回転チャンバが前記従動平歯車に対応するように設置され、前記回転チャンバの中には前記従動平歯車に固定的に連結されている回転筒が回転できるように設置され、前記回転筒の中には上方へ開口した摩擦チャンバが設置され、前記摩擦チャンバの内円周壁と下壁にはブラシが固定的に設置され、前記摩擦チャンバの下側には前記従動平歯車と前記パレットとを通しており、且つ下方へ開口した通水孔が連通するように設置されている。
【0006】
更の技術プランとしては、前記水循環装置は前記手入れチャンバの下側に連通するように設置されている環状貯蔵チャンバを含み、前記環状貯蔵チャンバの下側内壁の一端には水入り口が連通するように設置され、前記水入り口の下側にはタービンチャンバが連通するように設置され、前記タービンチャンバの中には伝動軸が回転できるように設置され、前記伝動軸の円周面にはタービン羽根が環状的に配列され、且つ固定的に設置され、前記タービンチャンバの右側には傘歯車チャンバが設置され、前記伝動軸の右端が前記傘歯車チャンバの中まで伸びており、且つ前記伝動軸の右端に従動傘歯車が固定的に設置され、前記従動傘歯車の上端には前記従動傘歯車と噛み合っている主動傘歯車が回転できるように設置され、前記主動傘歯車が前記モーターの下端に動力が伝達できるように連結され、前記タービンチャンバの下側には水抜きが連通するように設置され、前記水抜きの左右両側には流通パイプが連通するように設置されている。
【0007】
更の技術プランとしては、前記開口チャンバの中にはカバー板がスライドできるように設置され、前記カバー板の中には水流れチャンバが設置され、前記水流れチャンバの下側には下方へ開口した排水孔が連通するように設置され、前記開口チャンバの下側内壁の左右両端には密封チャンバが対称的に連通するように設置され、前記カバー板の下端面の左右両端には前記密封チャンバの中まで伸びることができる密封ブロックが対称的に、且つ固定的に設置され、前記密封ブロックの中には前記水流れチャンバに連通しており、且つ下方へ開口した密封孔が上下に貫通するように設置され、前記密封チャンバの下壁には前記密封孔の中まで伸びることができるゴムホースが固定的に設置され、前記ゴムホースの中には連通口が上下に貫通するように設置され、前記流通パイプの上端が前記連通口に連通しており、左側の前記流通パイプの左側下端には左方へ開口した放水口が連通するように設置され、前記放水口の上側には阻み板チャンバが連通するように設置され、前記阻み板チャンバの中には阻み板がスライドできるように設置され、前記阻み板の上端と前記阻み板チャンバの上壁との間には圧縮バネが固定的に連結され、前記阻み板チャンバの左側内壁には左方へ開口した開閉チャンバが設置され、前記開閉チャンバの中には前記阻み板に固定的に連結されている開閉ブロックがスライドできるように設置されている。
【0008】
更の技術プランとしては、前記昇降装置は対称的であり、且つ前記手入れチャンバの下側内壁の左右両端に設置されている昇降チャンバを含み、前記昇降チャンバの中には昇降ロッドがスライドできるように設置され、前記昇降ロッドの中には下方へ開口したネジ山チャンバが設置され、前記ネジ山チャンバの中にはネジロッドがネジ山より連結され、前記昇降チャンバの下側にはプーリチャンバが設置され、前記ネジロッドの下端が前記プーリチャンバの中まで伸びており、且つ前記ネジロッドの下端には従動プーリが固定的に連結され、前記従動プーリの中間位置には主動プーリが回転できるように設置され、前記主動プーリと前記従動プーリとの間には伝動ベルトが動力が伝達できるように連結され、前記プーリチャンバの上側内壁には制御モーターが固定的に設置され、前記主動プーリが前記制御モーターの下端に動力が伝達できるように連結されている。
【発明の効果】
【0009】
有益な効果は:本装置によりピアスを手入れするとき、同時に複数のピアスを手入れすることができ、反転摩擦の形式でピアスの汚れと酸化層を磨いて洗い、同時に洗浄液を繰り返しに使用することができ、浪費を減らす
【図面の簡単な説明】
【0010】
下記に
図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0011】
【
図1】
図1は本発明のピアスの手入れ装置の内部の全体構成模式図
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1〜4を参照し、本発明のピアスの手入れ装置は、手入れ機11を含み、前記手入れ機11の中には手入れチャンバ12が設置され、前記手入れチャンバ12の上側には上方へ開口した開口チャンバ34が連通するように設置され、前記手入れチャンバ12の中には拭き装置101が設置され、前記拭き装置101の上下左右には水循環装置102が設置され、前記手入れチャンバ12の左右両側には昇降装置103が対称的に設置され、前記拭き装置101はパレット13の中に設置している伝動チャンバ25を含み、前記伝動チャンバ25の中の中心のところには主動平歯車26が回転できるように設置され、前記主動平歯車26の下端には前記パレット13の下側まで伸びている回転軸27が固定的に連結され、前記回転軸27の中には下方へ開口したスプライン孔28が設置され、前記手入れチャンバ12の下側内壁の中にはモーター24が固定的に設置され、前記モーター24の上端には上端が前記スプライン孔28の中まで伸びているスプライン軸29が動力が伝達できるように連結され、前記主動平歯車26の円周外側には前記主動平歯車26と噛み合っている四つの従動平歯車30が環状的に配列するように設置され、前記伝動チャンバ25の上側には回転チャンバ31が前記従動平歯車30に対応するように設置され、前記回転チャンバ31の中には前記従動平歯車30に固定的に連結されている回転筒14が回転できるように設置され、前記回転筒14の中には上方へ開口した摩擦チャンバ32が設置され、前記摩擦チャンバ32の内円周壁と下壁にはブラシ15が固定的に設置され、前記摩擦チャンバ32の下側には前記従動平歯車30と前記パレット13とを通しており、且つ下方へ開口した通水孔33が連通するように設置されている。
【0013】
有益的には、前記水循環装置102は前記手入れチャンバ12の下側に連通するように設置されている環状貯蔵チャンバ19を含み、前記環状貯蔵チャンバ19の下側内壁の一端には水入り口35が連通するように設置され、前記水入り口35の下側にはタービンチャンバ20が連通するように設置され、前記タービンチャンバ20の中には伝動軸36が回転できるように設置され、前記伝動軸36の円周面にはタービン羽根21が環状的に配列され、且つ固定的に設置され、前記タービンチャンバ20の右側には傘歯車チャンバ37が設置され、前記伝動軸36の右端が前記傘歯車チャンバ37の中まで伸びており、且つ前記伝動軸36の右端に従動傘歯車38が固定的に設置され、前記従動傘歯車38の上端には前記従動傘歯車38と噛み合っている主動傘歯車39が回転できるように設置され、前記主動傘歯車39が前記モーター24の下端に動力が伝達できるように連結され、前記タービンチャンバ20の下側には水抜き40が連通するように設置され、前記水抜き40の左右両側には流通パイプ41が連通するように設置されている。
【0014】
有益的には、前記開口チャンバ34の中にはカバー板16がスライドできるように設置され、前記カバー板16の中には水流れチャンバ17が設置され、前記水流れチャンバ17の下側には下方へ開口した排水孔18が連通するように設置され、前記開口チャンバ34の下側内壁の左右両端には密封チャンバ42が対称的に連通するように設置され、前記カバー板16の下端面の左右両端には前記密封チャンバ42の中まで伸びることができる密封ブロック43が対称的に、且つ固定的に設置され、前記密封ブロック43の中には前記水流れチャンバ17に連通しており、且つ下方へ開口した密封孔44が上下に貫通するように設置され、前記密封チャンバ42の下壁には前記密封孔44の中まで伸びることができるゴムホース45が固定的に設置され、前記ゴムホース45の中には連通口52が上下に貫通するように設置され、前記流通パイプ41の上端が前記連通口52に連通しており、左側の前記流通パイプ41の左側下端には左方へ開口した放水口46が連通するように設置され、前記放水口46の上側には阻み板チャンバ47が連通するように設置され、前記阻み板チャンバ47の中には阻み板48がスライドできるように設置され、前記阻み板48の上端と前記阻み板チャンバ47の上壁との間には圧縮バネ49が固定的に連結され、前記阻み板チャンバ47の左側内壁には左方へ開口した開閉チャンバ50が設置され、前記開閉チャンバ50の中には前記阻み板48に固定的に連結されている開閉ブロック51がスライドできるように設置されている。
【0015】
有益的には、前記昇降装置103は対称的であり、且つ前記手入れチャンバ12の下側内壁の左右両端に設置されている昇降チャンバ53を含み、前記昇降チャンバ53の中には昇降ロッド22がスライドできるように設置され、前記昇降ロッド22の中には下方へ開口したネジ山チャンバ54が設置され、前記ネジ山チャンバ54の中にはネジロッド55がネジ山より連結され、前記昇降チャンバ53の下側にはプーリチャンバ56が設置され、前記ネジロッド55の下端が前記プーリチャンバ56の中まで伸びており、且つ前記ネジロッド55の下端には従動プーリ57が固定的に連結され、前記従動プーリ57の中間位置には主動プーリ58が回転できるように設置され、前記主動プーリ58と前記従動プーリ57との間には伝動ベルト59が動力が伝達できるように連結され、前記プーリチャンバ56の上側内壁には制御モーター23が固定的に設置され、前記主動プーリ58が前記制御モーター23の下端に動力が伝達できるように連結されている。
【0016】
初期状態において、カバー板16が開口チャンバ34の中に位置しており、且つ開口チャンバ34を密封し、パレット13が一番下端に位置しており、この時にスプライン軸29と回転軸27とがスプラインにより連結され、阻み板48が一番下端に位置しており、放水口46を密封する。
【0017】
ピアスを手入れする時、制御モーター23を始動し、主動プーリ58を連動させて回転させ、伝動ベルト59により従動プーリ57を連動させて回転させ、更にネジロッド55を連動させて回転させ、ネジ山による連結を通じて昇降ロッド22を連動させて上昇させ、これによりカバー板16とパレット13とを連動させて上昇させ、まずは手入れチャンバ12の中に一定の洗浄液を
手動で入れ、洗浄液は通水孔33により環状貯蔵チャンバ19の中まで流れ、そして最大限四つのピアスをぞれぞれブラシ15に置き、この時に制御モーター23が逆方向へ作動し、パレット13とカバー板16を初期位置に戻し、この時にモーター24を始動し、スプライン軸29を連動させて回転させ、スプラインによる連結を通じて回転軸27を連動させて回転させ、更に主動平歯車26を連動させて回転させ、歯車の噛み合いにより従動平歯車30を連動させて回転させ、更に回転筒14とブラシ15とを連動させて回転させ、この時にピアスがブラシで反転し、軽く摩擦することにより拭くことができ、同時に、モーター24が主動傘歯車39を連動させて回転させ、歯車の噛み合いにより従動傘歯車38を連動させて回転させ、更に伝動軸36を連動させて回転させ、更にタービン羽根21を連動させて回転させ、洗浄液を環状貯蔵チャンバ19の中から流通パイプ41まで輸送し、連通口52により水流れチャンバ17の中に洗浄液を輸送し、この時洗浄液が排水孔18から落ちてピアスを洗い、洗浄液が何回も使用された後新しいものに替える時、手動で開閉ブロック51を上方へ引き、更に阻み板48を連動させて上昇させて且つ放水口46を開き、この時に環状貯蔵チャンバ19の中に貯蔵された洗浄液が流通パイプ41と放水口46により流出する。
【0018】
有益な効果は:本装置によりピアスを手入れするとき、同時に複数のピアスを手入れすることができ、反転摩擦の形式でピアスの汚れと酸化層を磨いて洗い、同時に洗浄液を繰り返しに使用することができ、浪費を減らす。
【0019】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。