(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6851941
(24)【登録日】2021年3月12日
(45)【発行日】2021年3月31日
(54)【発明の名称】接続デバイス及び接続デバイスを係止解除する方法
(51)【国際特許分類】
A61G 13/00 20060101AFI20210322BHJP
【FI】
A61G13/00 Z
【請求項の数】11
【外国語出願】
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-170555(P2017-170555)
(22)【出願日】2017年9月5日
(65)【公開番号】特開2018-83063(P2018-83063A)
(43)【公開日】2018年5月31日
【審査請求日】2017年12月21日
【審判番号】不服2019-11673(P2019-11673/J1)
【審判請求日】2019年9月5日
(31)【優先権主張番号】10 2016 216 996.3
(32)【優先日】2016年9月7日
(33)【優先権主張国】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】505072845
【氏名又は名称】トルンプフ メディツィーン ジステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト
【氏名又は名称原語表記】TRUMPF Medizin Systeme GmbH + Co. KG
(74)【代理人】
【識別番号】110000176
【氏名又は名称】一色国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】アレクサンダー トレムパート
【合議体】
【審判長】
島田 信一
【審判官】
佐々木 一浩
【審判官】
氏原 康宏
(56)【参考文献】
【文献】
特開平9−103453号公報(JP,A)
【文献】
特開2006−68223号公報(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61G 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者支持面の2つの構成要素(4、5)のための接続デバイス(1)であって、前記接続デバイス(1)が、
第1の構成要素(4)に提供される係止アセンブリ(2)と、
第2の構成要素(5)に提供される結合部(3)とを有し、
前記第1及び前記第2の構成要素(4、5)は、それぞれの接続方向(v、v’)に互いに接続され、係止位置に互いに係止されることができ、
前記結合部(3)が、凹部の形態の係止レセプタクル(6)を有し、
前記係止アセンブリ(2)が、
前記第1の構成要素(4)に載置される支持体(7)と、
ピボット軸受点(9)を介して前記支持体(7)上で旋回可能に支持される係止要素(8)とを有し、
前記係止要素(8)が、
前記第1及び前記第2の構成要素(4、5)の前記係止位置において前記係止レセプタクル(6)に受容される係止部分(12)と、
前記ピボット軸受点(9)が配設される軸受部分(10)と、
前記軸受部分(10)に対して前記係止部分(12)とは異なる側に位置付けられる係合解除部分(13)とを有し、
前記係止アセンブリ(2)が、前記係止レセプタクル(6)に位置する前記係止部分(12)が係止解除過程において前記係止レセプタクル(6)との係合を外すことができ、かつ前記係止解除過程において前記係合解除部分(13)が前記結合部(3)の端面(14)を押圧し、前記接続方向(v)とは逆に前記結合部(3)から離れて前記係止アセンブリ(2)を移動させるように構成される、接続デバイス(1)。
【請求項2】
前記係止要素(8)が、2つの脚(11、11’)を有し、
前記係止部分(12)が、前記2つの脚(11、11’)の一方の脚(11)に提供され、他方の脚(11’)が、前記係合解除部分(13)を形成し、
前記一方の脚(11)の前記係止部分(12)の位置、前記係合解除部分(13)の長さ、前記結合部(3)の前記係止レセプタクル(6)の位置、及び前記係止方向(v、v’)における前記係止レセプタクル(6)からの前記結合部(3)の前記端面(14)の所定の距離が、前記係止解除運動中に前記係止部分(12)が前記係止レセプタクル(6)から出たときに前記係合解除部分(13)が前記結合部(3)の前記端面(14)に接触するように構成され、この運動を続けることで、前記係合解除部分(13)が、前記結合部(3)の前記端面(14)を押圧し、前記結合部(3)から前記係止アセンブリ(2)を取り外す、請求項1に記載の接続デバイス(1)。
【請求項3】
前記係止アセンブリ(2)が、前記係止位置において、予荷重力を用いて、前記接続方向(v)に前記結合部(3)を押圧するように構成される予荷重要素(15)を有する、請求項1又は2のいずれか一項に記載の接続デバイス(1)。
【請求項4】
前記係止アセンブリ(2)が、前記係止要素(8)を係合位置に付勢するように構成される弾性要素(16)を有し、前記係止部分(12)が、前記係止レセプタクル(6)に受容される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の接続デバイス(1)。
【請求項5】
前記係止アセンブリ(2)が、前記係止要素(8)が係止解除レバー(17)の係止解除運動によって係合位置外に移動することができるような様式で、前記係止要素(8)と係合して変位可能に支持される前記係止解除レバー(17)を有する、請求項4に記載の接続デバイス(1)。
【請求項6】
前記第1及び/又は第2の構成要素(4、5)が、前記それぞれのもう一方の構成要素(5、4)に面する端面に圧縮弾性板要素(21)を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の接続デバイス(1)。
【請求項7】
前記圧縮弾性板要素(21)が、スポンジゴムから形成される、請求項6に記載の接続デバイス(1)。
【請求項8】
前記支持体(7)が、屈曲したシートメタル部品から形成される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の接続デバイス(1)。
【請求項9】
前記接続デバイス(1)が、適切なコーディングを有する結合部(3)だけを前記係止アセンブリ(2)に接続するように構成されたコーディングデバイスを有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の接続デバイス(1)。
【請求項10】
請求項1〜9のいずれか一項に記載の接続デバイス(1)を有する、患者支持板。
【請求項11】
請求項1〜9のいずれか一項に記載の接続デバイスを係止解除するための方法であって、
前記係止部分(12)が前記結合部(3)の前記係止レセプタクル(6)に受容される前記係合位置外に前記係止アセンブリ(2)の前記係止要素(8)を枢動させる工程であって、前記係止部分(12)が、前記係止レセプタクル(6)から出て、前記係合解除部分(13)が、前記結合部(3)の前記端面(14)に接触するような工程と、
前記係止要素(8)を前記枢動させることを続ける工程であって、前記係合解除部分(13)が、前記端面(14)を押圧し、前記結合部(3)から前記係止アセンブリ(2)を前記接続方向(v)とは逆方向に取り外す工程とを含む方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、接続デバイスに関し、より具体的には、患者支持面の2つの構成要素のための接続デバイスに、及び該接続デバイスを係止解除するための方法に関する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
患者支持面は、手術台上面セグメント又は拡張デバイスなどの複数の構成要素を有することが知られている。これらの構成要素は、解放可能な接続デバイスを介して互いに結合される。容易にかつ工具を使用することなく個々の構成要素を分離することが可能であり、したがって、追加的な構成要素を容易に交換することが可能である。
【0003】
これらの接続デバイスは、2つの構成要素が結合されたときに、接続を自動的に係止するように設計される。この係止は、次いで、接続を解放するために、係止解除される。しかしながら、係止解除は、単に係合要素の係合を外すだけなので、結合した構成要素の運動によって、例えば該係合要素を引き離すことによって、又は回転させることによって、接続を分離することが追加的に必要である。また、分離中に、係止要素のための作動要素を作動させ、保持した状態に保つことも必要である。
【0004】
しかしながら、これは、分離を複雑にし、構成要素の分離は、非人間工学的な作業姿勢において、又は接続デバイスへのアクセスが難しい場合に、特に難しくなる。
【0005】
本発明は、上述した問題を解決し、構成要素を自動的に係止し、該構成要素を解除する間に分離を行う接続デバイスを提供することで問題に対処する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この問題は、請求項1に記載の接続デバイス及び請求項14に記載の方法によって解決される。本発明の更なる展開は、従属請求項の主題である。
【0007】
本発明による接続デバイス及び本発明による方法において、係止アセンブリは、係合解除過程中の1つの運動において、係止アセンブリの係止要素によって接続デバイスの結合点から離れるように自動的に押圧される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】係止解除状態における本発明による接続デバイスの横方向断面図である。
【
図2】係止状態における接続デバイスの横方向断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、係止解除状態における本発明による接続デバイス1の横方向断面図を示す。
図2は、係止状態における接続デバイス1の横方向断面図を示す。接続デバイス1は、係止アセンブリ2と、結合点3とを有する。
【0010】
係止アセンブリ2は、患者支持面の第1の構成要素4に配設され、結合点3は、患者支持面の第2の構成要素5に配設される。接続デバイス1の係止アセンブリ2及び結合点3は、第1の構成要素4及び第2の構成要素5をそれぞれの接続方向v、v’において互いに接続し、互いに係止することができるように配設される。第1の構成要素4の接続方向v、すなわち、同様に係止アセンブリ2の接続方向、及び第2の構成要素5の接続方向v’、すなわち、同様に結合点3の接続方向は、この事例では、互いに向き合い、平行である。
【0011】
結合点3は、その接続方向v’において第2の構成要素5から延在し、係止レセプタクル6を有する。係止レセプタクル6は、結合点3において凹部形状で形成される。凹部は、ボア、機械加工した溝、又は止まり穴などの有限の幅を有することができ、又は結合点3の表面の結合点3の接続方向v’に対して垂直に結合点3の幅全体にわたって延在することができる。
【0012】
係止アセンブリ2は、第1の構成要素4に固定される支持体7を有する。係止要素8は、枢動軸18を有するピボット軸受点9を介して支持体7に旋回可能に載置される。支持体7は、この実施形態において、屈曲シートメタル部品から製造される。これは、費用効果が高く、柔軟な製造を可能にする。代替的に、支持体7はまた、鋳造又はダイカストなどの異なる製造方法によって作製することもできる。
【0013】
係止要素8は、本明細書では実質的に平行である第1の脚11及び第2の脚11’を伴うU字形状を有する。代替的に、L字形状又は角度付き形状などの異なる横断面とすることが可能である。
【0014】
係止要素8は、軸受部分10を有する。ピボット軸受点9は、軸受部分10に配設される。係止要素8は、加えて、係止部分12と、係合解除部分13とを有する。
【0015】
係止位置は、
図2に示される係止アセンブリ2を有する第1の構成要素4及び結合点3を有する第2の構成要素5の位置であり、第1の構成要素4及び第2の構成要素5が互いに相互係止される位置である。
【0016】
係合位置は、係止要素8の位置(すなわち、位置及び配向)であって、係止部分12が、第1の構成要素4及び第2の構成要素5の係止位置で係止レセプタクル6に受容される位置である。
【0017】
係止部分12は、係止要素8の係合位置において接続方向v、v’に対して実質的に垂直であるように配設される。これは、確実な係止を保証し、また、過剰な力を及ぼすことなく係止解除することも可能である。係止部分12は、代替的に、接続方向に対して傾斜して配設することができるが、確実な係止が保証されなければならず、かつ係止解除が可能でなければならない。U字形状を有する係止要素8の事例において、係止部分12は、脚11、11’のうちの一方に提供され、本事例では脚11に提供される。
【0018】
係合解除部分13は、軸受部分10に対して係止部分12とは異なる側に位置付けられる係止要素8の端部に提供される。U字形状を有する係止要素8の事例において、係合解除部分13は、係止部分12を有しない脚11、11’のうちの一方、本事例では脚11’に対応する。
【0019】
接続デバイス1は、意図される係止過程において、係止部分12を係止レセプタクル6の中へ、したがって、係止要素8の係合位置に至らせることができるように構成される。係止解除過程において、係止部分12は、係止レセプタクル6外に、係止レセプタクル6から係合解除される係止解除位置に至らせることができ、係合解除部分13は、係止アセンブリ2の接続方向vに移動することができ、そして、結合点3の接続方向v’において結合点3の端面14を押圧する。U字形状を有する係止要素8の事例において、脚11上の脚11の係止部分12の位置、係合解除部分13の長さ、すなわち脚11’の長さ、結合点3の係止レセプタクル6の位置、及び係止方向v、v’における係止レセプタクル6からの端面14の所定の距離は、係止部分12が係止レセプタクル6から出るまで、
図1に示されるように、係合解除部分13が端面14に接触しないように構成され、この運動を続けて、係合解除部分13が端面14を押圧し、結合点3から係止アセンブリ2を取り外す。
【0020】
随意に、ばね付勢ピンの形態の予荷重要素15が係止アセンブリ2に提供される。予荷重要素15は、第1の構成要素4及び第2の構成要素5が係止状態にあるときに、該予荷重要素15が接続方向vの予荷重力によって結合点3を押圧するように配設される。
【0021】
これは、係止解除過程における結合点3からの係止アセンブリ2の取り外しを補助し、よって、結合点3から係止アセンブリ2をより容易に分離することができる。
【0022】
係止アセンブリ2はまた、随意に、追加的な弾性要素16も備える。弾性要素16は、
図2に示される係合位置に係止要素8を押圧するように構成される。この場合における弾性要素16は、係止要素8の係合解除部分13の側面と支持体7との間の引張ばねとして配設される。また、代替的に、例えば、係合解除部分13の側面と係止アセンブリ2の他の何らかの固定部品との間の引張ばねとして、又は、係止要素8の係止部分12の側面と支持体7若しくは係止アセンブリ2の異なる固定部品との間の圧縮ばねとして配設することもできる。
【0023】
係止アセンブリ2は、随意に、係止解除過程のための係止解除レバー17を備える。係止解除レバー17は、係止解除レバー17の運動によって係止要素8を
図2に示される係合位置から係止解除位置に移動させることができるような様式で、係止要素8と係合される。代替的に、係止要素8の直接的な作動、又は異なる係止解除機構による作動が可能である。
【0024】
係止解除のために、係止解除レバー17は、本実施形態において、係止解除レバー17の係止解除運動を、係止要素8の枢動軸18に対して平行な運動平面において行うことができるように載置される。係止解除レバー17は、直線状に移動させることができ、又は回転点を中心に枢動させることができる。直線運動の事例において、係止要素8は、
図3に示されるように、枢動軸18に対して平行であり、かつ面部分19の経路に沿って変化させることができる運動平面とある角度をなす、面部分19を有する。係止解除レバー17は、係止要素8の面部分19と接触している作動部分20を有する。
図2及び
図3に示されるような係止要素8の係合位置において、係止解除レバー17は、静置位置にある。係止要素8及び係止解除レバー17は、
図1に示されるような係止解除レバー17の係止解除運動e中に、面部分19に沿った作動部分20の運動によって、係止要素8を
図2に示される係合位置外に枢動させることができるように構成される。
【0025】
面部分19が、随意に、自己係止していないある角度を、特に7°〜12°の範囲の角度αをなす場合、係止解除レバー17は、例えば係止要素8が弾性要素16の力によって係合位置に付勢される場合に、静止位置に移動される。
【0026】
作動部分20に正確に整合させる接続リンクの代わりに、作動部分20に対して面部分19から反対側の側面の係止要素8に随意の切り欠き22がある場合、係止解除レバー17の係止解除運動e以外の作動によって係止要素8が係合位置外に移動されても、係止解除レバー17は移動されない。
【0027】
図1及び
図2に示されるように、本実施形態の第2の構成要素5は、第1の構成要素4に面する端面に圧縮弾性板要素21を有する。代替の実施形態において、圧縮弾性板要素21は、第2の構成要素5に面する第1の構成要素4の端面に提供される。圧縮弾性板要素21は、随意に、スポンジゴム又は他の圧縮弾性材料、特に弾性ポリマーなどの独立気泡弾性発泡材料から作製される。
【0028】
動作中に、結合点3は、第1の構成要素4及び第2の構成要素5を係止するために、係止アセンブリ2の中へ導入される。この過程において、係止要素8は、係止部分12と結合点3との接触によって、係合位置外に枢動される。切り欠き22を提供することによって、係止解除レバー17は移動されない。第1の構成要素4及び第2の構成要素5が係止位置に入るとすぐに、係止部分12は、係止レセプタクル6の中へ入り込み、係止要素8がその係合位置に移動し、そして、第1の構成要素4及び第2の構成要素5を係止する。
【0029】
予荷重要素15は、随意に、結合点3の係止アセンブリ2への導入によって予荷重される。
【0030】
係止解除のために、係止要素8は、係止解除レバー17の係止解除運動eによって、その係合位置外に枢動される。係止部分12が係止レセプタクル6から離れて、係止部分12が係止レセプタクル6から出てしまうとすぐに、係合解除部分13が結合点3の端面14に接触する。係止要素8を更に枢動させる間、係合解除部分13は、取り外すための追加的な力を必要とすることなく、端面14を押圧し、係止アセンブリ2の接続方向vとは逆に結合点3から離れて係止アセンブリ2を移動させる。
【0031】
結合点3からの係止アセンブリ2の取り外しは、存在する場合には予荷重要素15によって支援される。
【0032】
接続デバイス1は、随意に、コーディングデバイスを備える。コーディングデバイスは、係止アセンブリ2の突出コーディング要素23と、結合点3の対応する開口部24とを有する。代替的に、突出コーディング要素23は、結合点3及び係止アセンブリ2の対応する開口部24に提供される。突出コーディング要素23の長さは、係止位置において対応する開口部24の中へ入り込むように調整される。随意に、突出コーディング要素23のための複数の位置と、対応する位置の複数の閉鎖可能な開口部24が提供される。したがって、突出コーディング要素23は、異なる位置に載置することができ、突出コーディング要素23が載置される位置に対応していない開口部24は、突出コーディング要素23が進入することを防止するために閉鎖され、したがって、係止アセンブリ2及び適切なコーディングを有する結合点3だけを接続することができる。
【0033】
図1及び
図2から分かるように、随意の予荷重要素15は、この事例において、突出コーディング要素23として機能することができるように設計される。この実施形態において、予荷重要素15は、そこから所定の長さだけ突出して支持体7上に載置される突出コーディング要素23、例えばねじを備える。突出コーディング要素23の周囲に、又は代替的にはそれに隣接して、予荷重要素15の機能を行う予荷重要素25が提供される。プラグ26によって閉鎖することができる複数の開口部24が結合点3に提供される。予荷重要素15は、開口部24に対応する異なる載置位置に、この場合では孔27に載置することができる。
【0034】
コーディングデバイスは、代替的に、予荷重要素15とは独立に提供することもできる。
【0035】
本明細書に提示される全ての特徴、下記の特許請求の範囲、及び図面は、個々でも、及び互いとの任意の組み合わせにおいても不可欠である。