特許第6853743号(P6853743)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6853743表面に図柄を有する練り製品を作る方法、印刷用部材及び印刷装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6853743
(24)【登録日】2021年3月16日
(45)【発行日】2021年3月31日
(54)【発明の名称】表面に図柄を有する練り製品を作る方法、印刷用部材及び印刷装置
(51)【国際特許分類】
   B41M 1/40 20060101AFI20210322BHJP
   B41F 17/00 20060101ALI20210322BHJP
   A23L 17/00 20160101ALI20210322BHJP
【FI】
   B41M1/40 Z
   B41F17/00
   A23L17/00 101
【請求項の数】6
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-126210(P2017-126210)
(22)【出願日】2017年6月28日
(65)【公開番号】特開2019-6079(P2019-6079A)
(43)【公開日】2019年1月17日
【審査請求日】2020年2月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】000141509
【氏名又は名称】株式会社紀文食品
(74)【代理人】
【識別番号】100083895
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 茂
(74)【代理人】
【識別番号】100175983
【弁理士】
【氏名又は名称】海老 裕介
(72)【発明者】
【氏名】名古屋 和彰
(72)【発明者】
【氏名】増田 浩二
【審査官】 高松 大治
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2001/0046535(US,A1)
【文献】 特開昭50−111157(JP,A)
【文献】 特開昭63−007761(JP,A)
【文献】 特開平03−098527(JP,A)
【文献】 特開昭55−071460(JP,A)
【文献】 特開昭57−144963(JP,A)
【文献】 実開昭50−053496(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3176213(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2003/0177919(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41M 1/40
A23L 17/00
B41F 17/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と該本体に取り付けられている基端部から該本体から離れた先端面まで延びる印刷部を有し、該先端面が所要の印刷図柄を構成している印刷用部材を用意し、
該印刷部の該先端面にインクを付着し、
成形された練り材料の表面に該インクを付着した該先端面を突き刺し抜き出すことにより、該練り材料の表面に該印刷図柄を印刷し、
表面に図柄を有する練り製品を作る方法であって、
該印刷部がそれぞれ該基端部から該先端面まで延びる2以上の印刷セグメントを有するものとし、
印刷する該練り材料の表面の起伏に応じて各印刷セグメントを該基端部から該先端面に延びる方向で位置調整を行い各印刷セグメントの該本体から該先端面までの長さを調整し、各印刷セグメントの該先端面を該練り材料の表面の起伏に対応した高さの位置とし、該印刷部の該先端面が全体として均一に該練り材料の表面に突き刺さるようにした、表面に図柄を有する練り製品を作る方法。
【請求項2】
本体と該本体に取り付けられている基端部から該本体から離れた先端面まで延びる印刷部を有し、該先端面が所要の印刷図柄を構成している印刷用部材を用意し、
該印刷部の該先端面にインクを付着し、
成形された練り材料の表面に該インクを付着した該先端面を突き刺し抜き出すことにより、該練り材料の表面に該印刷図柄を印刷し、
表面に図柄を有する練り製品を作る方法であって、
該印刷部の該先端面に隣接する部分にもインクを付着させ、該先端面の突き刺す深さによって、印刷される図柄の線の幅を調整するようにした、表面に図柄を有する練り製品を作る方法。
【請求項3】
本体と該本体に取り付けられている基端部から該本体から離れた先端面まで延びる印刷部を有し、該先端面が所要の印刷図柄を構成している印刷用部材を用意し、
該印刷部の該先端面にインクを付着し、
成形された練り材料の表面に該インクを付着した該先端面を突き刺し抜き出すことにより、該練り材料の表面に該印刷図柄を印刷し、
表面に図柄を有する練り製品を作る方法であって、
該先端面を突き刺す前に該練り材料の表面の水分を吹き飛ばすようにした、表面に図柄を有する練り製品を作る方法。
【請求項4】
成形された練り材料の表面に図柄を印刷する印刷用部材であって、本体及び該本体に取り付けられた基端部から該本体から離れた先端面まで延びる印刷部を有し、該先端面が所要の図柄を構成しており、インクを付着した該先端面を成形された練り材料の表面に突き刺し抜き出して該表面に図柄を印刷するための印刷用部材であって、
該印刷部がそれぞれ該基端部から該先端面まで延びる2以上の印刷セグメントを有し、
各印刷セグメントが該基端部から該先端面に延びる方向で変位可能として該本体から該先端面までの長さが調整可能とされている印刷用部材。
【請求項5】
成形された練り材料を支持する支持部材と、
該支持部材によって支持された成形された練り材料の表面に図柄を印刷するための印刷用部材であって、本体及び該本体に取り付けられている基端部から該本体から離れた先端面まで延びる印刷部を有し、該先端面が所要の図柄を構成している印刷用部材と、
該印刷部の該先端面にインクが付着された該印刷用部材を該先端面を先頭にして該成形された練り材料の表面に対して前進し該先端面を該練り材料の表面に突き刺すとともに後退させて該先端面を該練り材料の表面から抜き出すための印刷用駆動装置と、
を有する練り材料の表面に図柄を印刷するための印刷装置であって、
該印刷部がそれぞれ該基端部から該先端面まで延びる2以上の印刷セグメントを有し、
各印刷セグメントが該基端部から該先端面に延びる方向で変位可能とされて該本体から該先端面までの長さが調整可能とされている印刷装置。
【請求項6】
成形された練り材料の表面から水分を吹き飛ばすためのエアブロー装置を備える請求項5に記載の印刷装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は表面に図柄を有する練り製品を作る方法並びにその方法に用いられる印刷用部材及び印刷装置に関する。
【背景技術】
【0002】
練り材料を所定形状に成形した後にその表面に図柄を印刷して練り製品とすることは知られている。例えば特許文献1には平板状に成形した練り材料の平坦な表面に所要の図柄を印刷することが開示されている。具体的には可食物質からなるインクを版面に付着させ、該版面を成形されたすり身などの練り材料の表面に押し付けて印刷し、これを加熱することにより発色させるものである。しかし、通常の版面は平面とされているので、成形された練り材料の表面に起伏がある場合にはその表面に均一な印刷を行うことは難しくなる場合があり、練り材料の表面に合わせて版面をつくことも煩雑な作業であり、また、たとえそのような起伏に合わせた版面を形成したとしても、成形された練り材料は通常は必ずしも厳格な形状寸法を有するわけではないので、均一な印刷が行えるとは限らない。これに対して例えば特許文献2では成形された練り材料を包装フィルムで包装し加熱して練り製品とするものにおいて、包装フィルムの内側に所要のインクで図柄を印刷しておき、この図柄を練り材料表面に転写する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−103936号
【特許文献2】特開2014−204676号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、成形された練り材料の表面に起伏のある場合でも、印刷における刷版に相当する印刷用部材を用いて所要の図柄を均一に印刷することができるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
すなわち本発明は
本体と該本体に取り付けられている基端部から該本体から離れた先端面まで延びる印刷部を有し、該先端面が所要の印刷図柄を構成している印刷用部材を用意し、
該印刷部の該先端面にインクを付着し、
成形された練り材料の表面に該インクを付着した該先端面を突き刺し抜き出すことにより、該練り材料の表面に該図柄を印刷し、
表面に図柄を有する練り製品を作る方法を提供する。
この方法では、印刷部の先端面を成形された練り材料の表面に押圧するだけでなく突き刺すようにすることにより、練り材料の表面に多少の起伏や凹凸があったとしても該表面に所要の図柄を均一に印刷することが可能となる。
【0006】
具体的には、
該印刷部がそれぞれ該基端部から該先端面まで延びる2以上の印刷セグメントを有するものとし、
印刷する該練り材料の表面の起伏に応じて各印刷セグメントを該基端部から該先端面に延びる方向で位置調整を行い各印刷セグメントの該本体から該先端面までの長さを調整し、各印刷セグメントの該先端面を該練り材料の表面の起伏に対応した高さの位置とし、該印刷部の該先端面が全体として均一に該練り材料の表面に突き刺さるようにする。
練り材料の表面の起伏が一定以上大きくなると、単に印刷部の表面を突き刺すようにしただけでは均一な印刷が難しくなる場合があり、そのような場合には、印刷部を複数のセグメントで構成しておき、各セグメントを練り材料の表面の起伏に合わせて位置調整できるようにしたものである。各セグメントの先端面を同一の平面にあるものとしても、各セグメントが印刷する領域内での起伏が小さければ先端面を練り材料の表面に突き刺すことにより均一な印刷が可能となる。
【0007】
この方法では該印刷部の該先端面に隣接する部分にもインクを付着させ、該先端面の突き刺す深さによって、印刷される図柄の線の幅を調整するようにすることもできる。
【0008】
好ましくは、該先端面を突き刺す前に該練り材料の表面の水分を吹き飛ばすようにして、練り材料の表面に印刷を行った場合に、その印刷ににじみの出るのを抑制するようにする。
【0009】
また、本発明は成形された練り材料の表面に図柄を印刷する印刷用部材であって、本体及び該本体に取り付けられた基端部から該本体から離れた先端面まで延びる印刷部を有し、該先端面が所要の図柄を構成しており、インクを付着した該先端面を成形された練り材料の表面に突き刺し抜き出して該表面に図柄を印刷するための印刷用部材を提供する。
【0010】
この印刷用部材は、
該印刷部がそれぞれ該基端部から該先端面まで延びる2以上の印刷セグメントを有し、
各印刷セグメントが該基端部から該先端面に延びる方向で変位可能として該本体から該先端面までの長さが調整可能となるようにすることができる。
【0011】
本発明はまた、
成形された練り材料を支持する支持部材と、
該支持部材によって支持された成形された練り材料の表面に図柄を印刷するための印刷用部材であって、本体及び該本体に取り付けられている基端部から該本体から離れた先端面まで延びる印刷部を有し、該先端面が所要の図柄を構成している印刷用部材と、
該印刷部の該先端面にインクが付着された該印刷用部材を、該先端面を先頭にして該成形された練り材料の表面に対して前進し該先端面を該練り材料の表面に突き刺すとともに後退させて該先端面を該練り材料の表面から抜き出すための印刷用駆動装置と、
を有する練り材料の表面に図柄を印刷するための印刷装置を提供する。
【0012】
この装置では、
該印刷部がそれぞれ該基端部から該先端面まで延びる2以上の印刷セグメントを有し、
各印刷セグメントが該基端部から該先端面に延びる方向で変位可能とされて該本体から該先端面までの長さが調整可能となるようにすることができる。
【0013】
また、この装置では、成形された練り材料の表面から水分を吹き飛ばすためのエアブロー装置を備えるようにすることもできる。
【0014】
以下、本発明を添付図面に示した実施形態に基づき説明する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】起伏のある表面に図柄を有する練り製品の例を示す斜視図である。
図2】成形された練り材料の起伏のある表面に図柄を印刷するための印刷装置の概要側面図である。
図3図2の印刷装置の印刷用部材を斜め下から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1に示す例では練り製品Dは略長方形の形を有しているが、その上側表面が図で見て右側端から左側に向けてなだらかな傾斜面を有するようになっており、この傾斜面に2つの楕円形a、b、2つの円形c、d、1つの三角形eを含む図柄が印刷されている。この練り製品Dは上記形状に成形された練り材料Mに図2に示す印刷装置10によって上記図柄を印刷した後、加熱されて形成されるものである。
【0017】
印刷装置10は図3に示す通常の印刷における刷版に相当する印刷用部材12を有しており、この印刷用部材12は本体13と本体13に取り付けられて図で見て下方に延びる印刷部14とを有する。図示の例では、印刷部14は、上記2つの楕円形a、b、2つの円形c、d、1つの三角形eをそれぞれ印刷するための印刷セグメント14a、14b、14c、14d、14eを備え、各印刷セグメントの先端面(従って印刷部14の先端面)は印刷する上記楕円、円、三角形などの図形に対応する形状を有している。
【0018】
印刷装置10は、練り材料Mを支持する支持部材(図示の例では、図2で見て左から右に搬送するためのベルトコンベア)16と、印刷用部材12と、印刷用部材12を矢印X、Yで示す方向に駆動する(図示しない)駆動装置と、可食性材料からなるインクを貯留するインクつぼ18と、印刷前の練り材料Mの表面上の水分を吹き飛ばすためのエアブロー装置20とを有している。
【0019】
支持部材16は、図2の紙面に垂直な方向での幅を有するものであり、その幅方向で複数の練り材料Mを支持するようになっており、従って印刷用部材12やエアブロー装置20は、それら複数の練り材料Mに対応してそれぞれの練り材料Mに対するエアブロー及び印刷を行うようにされている。以下においては、説明を簡明にするために、図2で見られる支持部材16の幅方向での1つの練り材料Mに対するエアブロー及び印刷に関して説明を行う。
【0020】
印刷装置10では、図示しない成形装置によって所要形状に成形され支持部材(ベルトコンベア)16によって支持された練り材料Mが、図2で見て左端のエアブロー位置Aでエアブロー装置20による練り材料表面の水分吹き飛ばしを受け、エアブロー位置Aよりも右側にある印刷位置Bに運ばれて印刷用部材12による印刷が行われる。
【0021】
練り材料Mの表面の水分の吹き飛ばしを行うのは、練り材料Mの表面への印刷のにじみが生じるのを抑制するためであり、図示のエアブロー装置20は、高圧空気を噴出する2つのノズル20a、20bと、ノズル20a、20bと支持部材16との間に設定されるエア絞り板20cとを有している。ノズル20a、20bは高圧空気を下方で相互に対向する方向に斜めに噴き出すようになっており、エア絞り板20cはエア絞り開口20dを有し、ノズル20a、20bから噴出された高圧空気を絞り高圧空気が支持部材上にある練り材料Mに吹き付けられるようにする。なお、エアブロー装置20は練り材料Mの表面から水分を吹き飛ばすためのガスを噴出するものであればよく、必ずしも空気に限る必要はない。
【0022】
印刷用部材12は、図示しない駆動装置によって、先ず印刷部14の印刷セグメント14a〜14eの先端面(下端面)がインクつぼ18のインクi中に浸漬される位置とされて印刷セグメント14a〜14eの先端面及びその周囲にインクiが付着される。インクの材料として用いられるものは種々知られているが、インク自体が所要の色素を有するものとすることも、また、印刷後の加熱により発色するものとすることもできる。印刷用部材12の印刷部14は、次に、インクつぼ18から持上げられ余剰なインクはインクつぼ18に隣接して設けられた余剰インク受部22によって受け取られるようにしながら印刷位置Bの上方位置まで動かされ、下降されて印刷位置Bにある練り材料Mの表面を印刷するようになっている。
【0023】
この印刷においては、印刷部14の印刷セグメント14a〜14eの先端面が、練り材料Mの表面に突き刺さるようにされる。本実施形態では、例えば印刷セグメント14aの楕円状の先端面は、長軸及び短軸方向の寸法がそれぞれ略8〜9mm、略4〜5mm、楕円を描く楕円状とされた先端面の幅が略1mmとされ、練り材料Mの表面の突き刺し深さは略1〜1.5mm程度とされている。印刷部14にインクを付着させるときは印刷部14の先端面及び先端面から基端部方向に向かう側面にインクを付着させるようにし、インクの突き刺し深さを調節することにより、印刷される図柄の線の幅を変えることが可能となる。すなわち、深く刺し込めば、印刷部14の先端面が当接する練り材料の表面部分だけではなくその周辺の表面部分にもインキが付着することになり、形成される図柄の線を太くすることが可能となる。
【0024】
図2及び図3においては印刷セグメント14a〜14eの先端面がほぼ同じレベルとされている(1つの水平面に沿って配置されている)が、各印刷セグメントは本体13に対して当該印刷セグメント14a〜14eの基端部から先端面に向かう方向で変位可能とされており、練り材料Mの表面の起伏に応じてそれぞれ先端面の位置を調整できるようになっている。この位置調整の手段としては本体13内に位置調整用のネジを設けておき、下方に延びるネジ部を印刷セグメントの上端部(基端部)に螺合しておき、該ネジを螺回することにより当該印刷セグメントの上下方向での位置調節をすることができるようにすることができる。
【0025】
表面に図柄が印刷された練り材料Mは、図示しない加熱装置に運ばれ加熱されることにより表面に図柄を有する練り製品として完成される。
【0026】
以上、本発明に係る表面に図柄を有する練り製品の製造方法及びそれに用いられる印刷装置並びに印刷用部材の実施形態につき説明したが、本願発明はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、説明した実施形態における図柄は楕円形a、b、円形c、d、三角形eのそれぞれ独立した図形の組み合わせとなっており、印刷部14はそれぞれの図形に対応する形状の先端面を有する相互に独立した印刷セグメント14a〜14eからなるものとされているが、連続する線で描かれた図柄を印刷するために、印刷部14の先端面を平面視でその図柄の線に対応する単一の連続するものとすることができる。その場合、印刷部14の先端面を複数に分割して有するような相互に接して設けられる複数の印刷セグメントから構成し、各印刷セグメントを本体13に対してそれぞれ独立に位置調節できるようにして、練り材料の表面の起伏に適応できるようにすることができる。
【符号の説明】
【0027】
エアブロー位置A
印刷位置B
図柄a〜e
練り製品D
練り材料M
印刷装置10
印刷用部材12
本体13
印刷部14
印刷セグメント14a、14b、14c、14d、14e
支持部材16
インクつぼ18
エアブロー装置20
ノズル20a、20b
エア絞り板20c
エア絞り開口20d
インク受部22

図1
図2
図3