(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6854540
(24)【登録日】2021年3月18日
(45)【発行日】2021年4月7日
(54)【発明の名称】風路コネクタ及び風暖マット
(51)【国際特許分類】
F24F 13/02 20060101AFI20210329BHJP
【FI】
F24F13/02 A
F24F13/02 D
【請求項の数】9
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-192319(P2019-192319)
(22)【出願日】2019年10月21日
(65)【公開番号】特開2021-42944(P2021-42944A)
(43)【公開日】2021年3月18日
【審査請求日】2019年11月11日
(31)【優先権主張番号】201910852762.7
(32)【優先日】2019年9月10日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519378779
【氏名又は名称】佛山市順徳区意艾蒲電器有限公司
【氏名又は名称原語表記】EAP Electric Appliance Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110000291
【氏名又は名称】特許業務法人コスモス国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】李 永革
(72)【発明者】
【氏名】李 勝超
(72)【発明者】
【氏名】頼 敏海
【審査官】
黒田 正法
(56)【参考文献】
【文献】
中国特許出願公開第107625338(CN,A)
【文献】
特開2002−147828(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 13/02
A47C 21/04
A47C 27/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
風暖マットの風路コネクタであって、
第一殻体と第二殻体を有し、
前記第一殻体に、第一進風口及び第一出風口が設けられ、前記第一進風口は供風装置と連結し、前記第一出風口は前記風暖マットの供風風管と連結することにより、前記第一殻体の内腔を暖風腔に形成し、
前記第二殻体は、前記第一殻体の外側に設けられ、
前記第二殻体と前記第一殻体との間に一つの空腔を有し、前記空腔は隔熱腔を形成し、
前記第二殻体に第二進風口が設けられ、前記第二進風口は前記隔熱腔と連通し、
前記第一進風口は前記供風装置の暖風出風口と連結し、前記第二進風口は前記供風装置の冷風出風口と連結することを特徴とする風路コネクタ。
【請求項2】
請求項1に記載の風路コネクタであって、
前記第一進風口に突起状の風管連接部が設けられ、前記風管連接部は前記供風風管と圧入嵌合することを特徴とする風路コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載の風路コネクタであって、
前記第二殻体に前記第一進風口に対応する風管取付口が設けられ、前記風管連接部は前記風管取付口を通って前記第二殻体から突出することを特徴とする風路コネクタ。
【請求項4】
請求項3に記載の風路コネクタであって、
前記風管連接部と前記風管取付口との間の隙間は、前記風暖マットの前記供風風管の壁の厚みより薄いことを特徴とする風路コネクタ。
【請求項5】
請求項1に記載の風路コネクタであって、
前記第一殻体の水平方向の断面形状は方形であり、
前記第一殻体の側壁に複数の前記第一出風口が同一水平面にあることを特徴とする風路コネクタ。
【請求項6】
風暖マットであって、
マット本体、前記マット本体内に配置される複数の供風風管、供風装置、及び請求項1〜5のいずれか一項に記載の風路コネクタを有することを特徴とする風暖マット。
【請求項7】
請求項6に記載の風暖マットであって、
前記マット本体内に、前記マット本体の幅方向に沿って主風暖通道が配置され、前記マット本体の長さ方向に沿って同じ長さの複数の支風暖通道が配置されることを特徴とする風暖マット。
【請求項8】
請求項7に記載の風暖マットであって、
前記風路コネクタは前記主風暖通道の中央部に配置され、前記複数の供風風管の一端をそれぞれ前記風路コネクタに接続し、もう一端を前記主風暖通道に沿ってそれぞれ対応する前記支風暖通道の中に入れることを特徴とする風暖マット。
【請求項9】
請求項6〜8のいずれか一項に記載の風暖マットであって、
前記供風装置の中に、第一ファン、第二ファン及び加熱器が配置され、
前記第一ファンは外部から空気を吸入し前記隔熱腔に吹きこみ、前記第二ファンは前記隔熱腔から空気を吸入し、前記加熱器を通って前記暖風腔に吹きこむことを特徴とする風暖マット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマット技術に属し、具体的には風路コネクタ及び風暖マットに関する。
【背景技術】
【0002】
日常生活の中で、一番よく使われるベッド用加熱設備は、電気マット及び湯たんぽ式マットであるが、電気マットは漏電、局部加熱、電磁波放射等の恐れがあり、湯たんぽ式マットは漏水、詰まり、凍傷防止対策実施及び定期的なお湯の補充が必要である等、様々な不便さがある。
【0003】
上記問題を解決する為、中国特許CN208725264Uは一種の冷暖風を利用する降温或いは加熱できる冷暖マットを公開した。マット、供風装置、マットの中に配置される供風管路、及び、マット、供風管路と供風装置を連結するコネクタにより構成される。
【0004】
しかし、上述のコネクタの供風装置に近い部分の熱が高い一方、マットの表面からの距離が短い為、マットに横になったり表面を触ると、不快であったり、更にやけどをする恐れがある。
【発明の概要】
【0005】
本発明の目的は一種の風暖マットの風路コネクタを提供し、上述の風路コネクタにより上記の技術問題を解決できる。
【0006】
上記の目的を実現する為、本発明は下記の技術方案を採用する。
【0007】
風暖マットの風路コネクタであって、
第一殻体と第二殻体を有し、
前記第一殻体に、第一進風口及び第一出風口が設けられ、前記第一進風口は供風装置と連結し、前記第一出風口は前記風暖マットの供風風管と連結することにより、前記第一殻体の内腔を暖風腔に形成し、
前記第二殻体は、前記第一殻体の外側に設けられ、
前記第二殻体と前記第一殻体との間に一つの空腔を有し、前記空腔は隔熱腔を形成することを特徴とする。
【0008】
本発明の風暖マット及び風路コネクタは、第一殻体の内腔を暖風腔に形成し、第一殻体の外側に第二殻体が設けられ、又、第二殻体と第一殻体との間に隔熱腔を有する。隔熱腔は一つの空腔であり、暖風腔内の熱がマットの表面に伝わることを防ぎ、マット表面の加熱により不快感を感じたりやけどをする恐れがない。
【0009】
一種の具体的な実施方式として、隔熱腔の中は中空である、或いは隔熱材質又は散熱材質を配置することが可能である。隔熱効果を高める為、隔熱腔を密封して真空処理を行うことが可能である。
【0010】
さらに、前記第二殻体に第二進風口が設けられ、前記第二進風口は前記隔熱腔と連通し、
前記第一進風口は前記供風装置の暖風出風口と連結し、前記第二進風口は前記供風装置の冷風出風口と連結することを特徴とする。
【0011】
本発明の風暖マットの風路コネクタは、第二殻体にある隔熱腔と連通する第二進風口を、供風装置の冷風出風口と連結し、供風装置から隔熱腔に暖風腔中の空気の温度より低い空気を吹きこみ続けることにより、第一殻体から隔熱腔に伝わる熱量を発散し、風路コネクタの表面の熱量を下げる。
【0012】
前記第一進風口に突起状の風管連接部が設けられ、前記風管連接部は前記供風風管と圧入嵌合することを特徴とする。
【0013】
本発明の風暖マットの風路コネクタは、第一進風口にある突起状の風管連接部により、マット内の供風風管を風路コネクタに取り付けることが可能であり、第一出風口との連結を簡単にできる。
【0014】
一種の具体的な実施方式として、前記第二殻体に前記第一進風口に対応する風管取付口が設けられ、前記風管連接部は前記風管取付口を通って前記第二殻体から突出することを特徴とする。
【0015】
さらに、前記風管連接部と前記風管取付口との間の隙間は、前記風暖マットの前記供風風管の壁の厚みより薄いことを特徴とする。
【0016】
本発明の風暖マットの風路コネクタは、風管連接部と風管取付口との間の隙間が、風暖マットの供風風管の壁の厚みより薄いため、供風風管を風管連接部と風管取付口との間の隙間に差し込むときちんと固定されるようになる。
【0017】
一種の具体的な実施方式として、前記第一殻体の水平方向の断面形状は方形であり、
前記第一殻体の側壁に複数の前記第一出風口が同一水平面にあることを特徴とする。
【0018】
本発明の風暖マットの風路コネクタは、第一殻体の水平方向の断面形状が方形であることにより、第一殻体の側壁にある複数の第一出風口が第一進風口と近くなり、各第一出風口から排出される風量を均等にする。又、複数の第一出風口が同一水平面にあることにより、各供風風管を同一水平面から広げ、供風管路の占めるマット内の空間を減少できる。
【0019】
本発明のもう一つの目的は、一種の風暖マットを提供する。
マット本体、前記マット本体内に配置される複数の供風風管、供風装置、及び前記風路コネクタを有する風暖マット。
【0020】
一種の具体的な実施方式として、前記マット本体内に、前記マット本体の幅方向に沿って主風暖通道が配置され、前記マット本体の長さ方向に沿って同じ長さの複数の支風暖通道が配置されることを特徴とする。
【0021】
さらに、前記風管連接部は前記主風暖通道の中央部に配置され、前記複数の供風風管の一端をそれぞれ上述の風管連接部に接続し、もう一端を前記主風暖通道に沿ってそれぞれ対応する支風暖通道の中に入れることを特徴とする。
【0022】
本発明の風暖マットは、マット本体内に、マット本体の幅方向に沿って主風暖通道、マット本体の長さ方向に沿って同じ長さの若干の支風暖通道を配置し、又、風管連接部を主風暖通道の中央部に配置することにより、各供風風管を、風路コネクタを中心とし前端と両側へ均等にマットの中へ広げ、各供風風管の排出の風量、熱及びマット各部の温度を均等にでき、寝心地が良くなる。
【0023】
さらに、前記供風装置の中に、第一ファン、第二ファン及び加熱器が配置され、
前記第一ファンは外部から空気を吸入し前記隔熱腔に吹きこみ、前記第二ファンは隔熱腔から空気を吸入し、加熱器を通って暖風腔に吹きこむことを特徴とする。
【0024】
より理解と実施する為、添付図を参照に本発明を詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図1】本発明実施例の風路コネクタの構造図である。
【
図2】本発明実施例の風路コネクタの断面図である。
【
図3】本発明実施例の風路コネクタの第一殻体の構造図である。
【
図5】本発明実施例の風暖マットの中の供風装置の構造図である。
【
図6】本発明実施例の供風装置及び風路コネクタ中の風の流れ方向を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本発明をより詳しく説明する為、添付図面を参考に更に詳しく説明する。
【実施例1】
【0027】
図1〜
図3の通り、一種の風暖マットの風路コネクタは下記構造を有する。
第一殻体10と第二殻体20を有し、
第一殻体10に第一進風口101及び第一出風口102が設けられ、第一進風口101は供風装置と連結し、第一出風口102は風暖マットの供風風管と連結することにより、第一殻体の内腔を暖風腔103に形成し、
第二殻体20は第一殻体10の外側に設けられ、
第二殻体20と第一殻体10との間に一つの空腔を有し、空腔は隔熱腔201を形成する。
【0028】
本実施例の風暖マットの風路コネクタは、第一殻体に第一進風口及第一出風口が設けられ、第一進風口は供風装置と連結し、第一出風口は風暖マットの供風風管と連結することにより、第一殻体の内腔を暖風腔に形成する。また、第一殻体の外側に第二殻体が設けられ、第二殻体と第一殻体との間にある一つの空腔は、隔熱腔になり、暖風腔内の熱がマットの表面に伝わることを防ぎ、マット表面の加熱により不快感とやけどの恐れがない。
【0029】
具体的に、隔熱腔201或いは隔熱材質、又は散熱材質を配置することが可能である。隔熱効果を良くする為、隔熱腔201を密封と真空処理を行うことが可能である。
【0030】
説明する必要があるのは、
図3に示す通り、本実施例の第一殻体10の外壁に複数の支え塊104が配置される。
図2に示す通り、第一殻体10を第二殻体20の内側に付ける際、支え塊104は第二殻体20の内壁と接触し、第二殻体20と第一殻体10の間に一つの空腔ができる。
【0031】
好ましくは、
図3の通り、第一進風口101に突起状の風管連接部105が設けられ、風管連接部105は供風風管と圧入嵌合する。
【0032】
本実施例の風暖マットの風路コネクタは、第一進風口にあった突起状の風管連接部により、マット内の供風風管を風路コネクタに付けることが可能であり、第一出風口との連結を簡単にできる。
【0033】
具体的に、
図1に示す通り、第二殻体20に第一出風口102に対応する風管取付口106が設けられ、風管連接部105は風管取付口106を通って第二殻体20から突出する。
【0034】
好ましくは、
図2に示す通り、風管連接部105と風管取付口106との間の隙間Aは、風暖マットの供風風管の壁の厚みより薄い。
【0035】
本実施例の風暖マットの風路コネクタは、風管連接部と風管取付口との間の隙間は、風暖マットの供風風管の壁の厚みより薄いことにより、供風風管を風管連接部と風管取付口との間の隙間に差し込むときちんと固定されるようになる。
【0036】
説明する必要があるのは、本実施例の第二殻体20は、上、下二つの殻体により構成され、上、下殻体に半円穴がある。据え付けの際、供風風管を風管連接部105に付け、上、下殻体を第一殻体に被せることにより、上、下殻体の半円穴を供風風管に挟み、風管取付口106を形成する。
【0037】
具体的に、第一殻体10の水平方向の断面形状は方形であり、第一殻体10の側壁に複数の第一出風口102が同一水平面にある。
【0038】
本実施例の風暖マットの風路コネクタは、第一殻体の水平方向の断面形状が方形であることにより、第一殻体の側壁にある複数の第一出風口が第一進風口と近くなり、各第一出風口から排出する風量を均等にできる。又、複数の第一出風口が同一水平面にあることにより、各供風風管を同一水平面から広げ、供風管路の占めるマット内の空間を減少できる。
【0039】
本実施例のもう一つの目的は一種の風暖マットを提供する。下記の部品により構成される。
【0040】
図4に示す通り、マット本体1、マット本体1に配置される複数の供風風管2、供風装置3、及び風路コネクタ4により構成される。
【0041】
具体的には、マット本体1内に、マット本体の幅方向に沿って主風暖通道11が配置され、マット本体の長さ方向に沿って同じ長さの複数の支風暖通道12が配置される。
【0042】
好ましくは、風路コネクタ4は主風暖通道11の中部の中央部に配置され、複数の供風風管2の一端をそれぞれ上述の風路コネクタ4に接続し、もう一端を主風暖通道11に沿ってそれぞれ対応の支風暖通道12の中に入れる。
【0043】
本実施例の風暖マットは、マット本体内に、マット本体の幅方向に沿って主風暖通道を配置し、マット本体の長さ方向に沿って同じ長さの複数の支風暖通道を配置し、又、風管連接部を主風暖通道の中央部に配置することにより、各供風風管を、風路コネクタを中心とし前端と両側へ均等にマットの中に広げ、各供風風管の排出される風量、熱及びマット各部の温度を均等にでき、寝心地が良くなる。
【0044】
説明する必要があるのは、本実施例の供風風管2に多数の供風小穴が均等的に配置される点である。
【実施例2】
【0045】
本実施例と実施例1は下記の違いがある。
【0046】
第二殻体20に第二進風口202が設けられ、第二進風口202は隔熱腔201に連通する。
【0047】
図5の通り、その中に、供風装置3に暖風出風口303が設けられ、第一進風口101に連結する。
【0048】
供風装置3に冷風出風口301が設けられ、第二進風口202に連結する。
【0049】
説明する必要があるのは、
図1の通り、第二殻体20は一つの風口面板203を有し、第二進風口202は風口面板203に配置され、隔熱腔201に直接連結する。風口面板203にもう一つの開口があり、第一進風口101に密封して連結する。
【0050】
又、風口面板203に第二出風口204が配置され、第二進風口202から隔熱腔201に進入した空気は第二出風口204から排出することにより、隔熱腔201の内に順調な風の流れが形成される。
【0051】
本実施例の風路コネクタは、第二殻体にある隔熱腔と接続する第二進風口を、供風装置の冷風出風口と連結し、供風装置から隔熱腔に暖風腔中の空気の温度より低い空気を吹きこみ続けることにより、第一殻体から隔熱腔に伝わる熱量を発散し、風路コネクタの表面の熱を下げる。
【0052】
説明する必要があるのは、供風装置3は隔熱腔201に送風する第一ファン、暖風腔103に送風する第二ファンを有する。
【実施例3】
【0053】
本実施例と実施例2は下記の違いがある。
【0054】
供風装置3に第一ファン、第二ファンと加熱器304がある。
その中で、第一ファンは外部から空気を吸入し隔熱腔201に吹きこむ。第二ファンは隔熱腔201から空気を吸入し、加熱器を通じて暖風腔103に吹きこむ。
【0055】
本実施例の風暖マットは、その供風装置の第一ファンは先ず外部から空気を吸入して隔熱腔に吹きこみ、ここで、外部の空気は通常常温或いは低温状態である為、隔熱腔を通った際、隔熱腔内の熱量を吸収し、即ちこの部分の空気は隔熱腔を通った際予熱される。第二ファンがこの予熱された部分の空気を吸入し、加熱器で加熱した後暖風腔に吹きこむ。つまり、隔熱腔を通った空気は、第一殻体から隔熱腔に伝わる熱量を吸収すると同時に、隔熱腔中の熱によって予熱されることにより、送風装置中の加熱器はある程度出力のパワーを下げ、送風装置の消耗、電気代のコスト増を抑える。
【0056】
説明する必要があるのは、理解に差し支えない限り、添付図面は供風装置3の内部構造図、第一ファンと第二ファンの構造図を含んでいない。
【0057】
図5に示す通り、供風装置3に冷風出風口301、冷風出風口302と暖風出風口303がある。
【0058】
その中で、冷風出風口301は第二殻体の第二進風口202に、冷風出風口302は第二殻体の第二出風口204に、暖風出風口303は第一殻体の第一進風口101に連結する。
【0059】
又、お互いに矛盾しない限り、本領域の技術者は本説明書に記載された異なる実施例或いは示例、及びそれらの特徴を整合する可能性がある。
【0060】
本明細書の記載内容に、説明する必要があるのは、用語“縦向”、“横向”、“前”、“後”、“左”、“右”、“縦直”、“水平”、“頂”、“底”、“内”、“外”等指示の方位或いは位置関係は添付図の方位或いは位置関係に基づき、本発明の説明を簡単に説明するためのみに使用され、該当の装置或いは元件は必ず特定の方位、特定の方位構造及び操作を有することを指示或いは暗示することではない為、本発明の保護内容を制限すると見られない。
【0061】
本文に“第一”、“第二”という表現により部品を制限する場合、この表現は、本発明の説明を簡単にするためのみに使用され、追加説明しない限り、特別な意味がないことを本領域の技術者は理解すべきである。
【0062】
本発明は上述の実施方式に制限されることではない。本発明に対する各改造或いは形状変更は本発明の思想及び範囲、特許請求の範囲及び同等技術範囲以内にある場合、本発明はこの改造或いは形状変更を行う傾向があると認められる。