【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記目的のため、パネル上側面及びパネル下側面並びに対をなして対向する少なくとも四つのパネル辺縁を含み、同種のパネルを相接して固定可能とすべく互いに適合した二組の相補的な保持形状部が対をなしてそれらパネル辺縁に設けられ、少なくとも一組の保持形状部対にフック形状部が配置され、つまり、一方のパネル辺縁に受けフックが配置され、これに対向するパネル辺縁に掛けフックが配置され、前記受けフックは前記パネル上側面の方を向いた受け縁と前記パネル上側面に向かって開いた受け溝とを有し、かつ、前記掛けフックは前記パネル下側面の方を向いた掛け縁と前記パネル下側面に向かって開いた掛け溝とを有し、前記受け縁は前記受け溝側に内側面を有し、この内側面は下方ロッキング面として機能し、これに対応して、前記掛け縁は前記掛け溝側に内側面を有し、この内側面は上方ロッキング面として機能し、前記下方ロッキング面も前記上方ロッキング面も、それぞれ前記パネル上側面の垂線に対して傾いていることにより、ロックされた状態において互いに平行に整列させられるとともに接触できることを条件としており、前記両ロッキング面の傾きは、前記下方ロッキング面の法線ベクトルが前記パネル上側面と交差するとともに、前記上方ロッキング面の法線ベクトルが前記パネル下側面と交差するように選択され、下方相補係合機構が設けられ、前記下方相補係合機構は、前記受け縁の外側面に配置された第一係合手段を含むとともに、これに対応する、前記掛け溝のセットバックした溝側面に配置された第二係合手段を含み、前記受け縁の上側面の少なくとも一部は、前記受け縁の前記外側面に向かって下方に傾いて延び、前記掛け溝の溝底の少なくとも一部は、前記受け縁の上側面の傾きに、相補的に適合されているパネルを提案する。
【0011】
本発明の趣旨において、法線ベクトルはそれぞれ対応するロッキング面から垂直外側へ向けられている(パネル材料内部には向けられていない)。法線ベクトルはそれが交差するそれぞれのパネル面との間に、パネル上側面の垂線に対してロッキング面が傾いている角度とそれぞれ同じ大きさの挟角を形成する(錯角)。パネル上側面の垂線に対するロッキング面の傾きは4°から50°までの角度範囲αにあってよい。角度αは5°から30°までの範囲にあるのが好ましく、5°から15°までの範囲にあるのが特に好ましい。
【0012】
パネルは、好ましくは、木質材料、例えばHDF、MDF又はOSBからなり、広義にはWPC材(木材プラスチック複合材)もそれらのうちに含まれる。ロッキング機構は、特に、第一係合手段及びそれとともにそれに対応する第二係合手段の領域において、ある程度の弾力性を前提とするために、上記の材料はそれらがある程度の弾力性を有している点からして適している。代案として、例えばLVT製品(ラグジュアリービニールタイル)の場合のように、パネル材料はプラスチックであってもよく、それはこのプラスチックが同じくある程度の弾力性を備えているからである。
【0013】
パネルのボディの少なくとも一部がプラスチックからなる場合には、ボディの態様はプラスチックから又は木材プラスチック複合材(WPC)からなってよい。コアボードないし前記ボディは、例えば、熱可塑性、弾性又は熱硬化性プラスチックから形成されている。さらに、上記材料のリサイクル材料も本発明の範囲において使用可能である。その際、好ましくは、特に熱可塑性プラスチック、例えばポリ塩化ビニル、ポリオレフィン(例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP))、ポリアミド(PA)、ポリウレタン(PU)、ポリスチレン(PS)、アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)又はそれらの混合物又は共重合体からなるボード材料が使用される。この場合、コアボードの基材とは独立して、例えば可塑剤が設けられていてよく、それは、例えば≧0質量%から≦20質量%、特に≦10質量%、好ましくは≦7質量%までの範囲、例えば≧5質量%から≦10質量%までの範囲に存在していてよい。適切な可塑剤は、例えばBASF社から商標“Dinsch”のもとに販売されている可塑剤を含む。さらに、従来の可塑剤に代わるものとして、共重合体、例えばアクリレート又はメタクリレート、が設けられていてもよい。
【0014】
とりわけ、熱可塑性プラスチックは、それらから製造された製品が非常に容易にリサイクル可能であるという利点も提供する。また、その他の起源のリサイクル材料も使用可能である。これにより、製造コストをさらに低下させる可能性が得られる。
【0015】
この種のコアボードは、その際、高い弾性ないし弾力性を有しており、これにより、歩行時の快適な印象を達成し得るとともに、さらに、従来の材料に比較して、歩行時に発生する騒音を低下させることも可能であり、したがって、改善された足音遮音を実現することが可能である。
【0016】
そのうえ、上述したコアボードは、それらの膨潤率が1%以下であることにより、優れた耐水性を有するという利点を提供する。これは、驚くべきことに、純然たるプラスチック材以外に、以下にその詳細を説明するように、WPC材にも当てはまる。
【0017】
特に好適には、コアボードの材料は、木材‐ポリマー‐材料(木材プラスチック複合材、WPC)を含むか又はそれから形成されていてよい。この場合、例えば、40/60から70/30までの比、例えば50/50の比で存在していてよい、木材とポリマーが好適であり得る。ポリマー成分としては、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、又は、これら双方の材料からなる共重合体を使用することが可能である。この種の材料は、それらが例えば≧180℃から≦200℃までの範囲の低温でも、上記した方法によってコアボードに成形することができるため、例えば6m/minの範囲のライン速度において、特に効率的なプロセス制御が可能であるという利点を提供する。例えば、木材成分及びポリマー成分が50/50で分布しているWPC製品の場合、例えば4.1mmの製品厚さが達成可能であり、これにより特に効率的な製造プロセスを実現することができる。
【0018】
さらに、高い弾力性を有すると同時に、非常に安定したパネルの製造が可能であり、これは、特に、コアボードの辺縁領域に設けられる連結要素の効果的かつ安価な態様、及び、さらに、足音遮音に関しても利点をもたらすことができる。さらに、この種のWPC材において、膨潤率が1%以下という、上述した優れた耐水性も実現することが可能である。その際、WPC材は、例えば、好ましくはプラスチック中に含有されていてよい、安定剤及び/又はその他の添加剤を有していてよい。
【0019】
さらに、前記コアボードがPVCベースの材料を含むか又は該材料から形成されていることは特に有利となり得る。この種の材料も、例えば湿潤空間にも問題なく使用し得る高級パネルに、特に好適に用いることが可能である。さらに、コアボード用のPVCベースの材料も特に効率的な製造プロセスに最適であるが、それは、この場合、例えば4.1mmの製品厚さにおいて、例えば8m/minというライン速度が実現可能であり、これによって特に効率的な製造プロセスが達成することが可能であるからである。さらに、この種のコアボードも有利な弾力性及び耐水性を有しており、これによって上述した利点をもたらすことができる。
【0020】
その際、プラスチックベースのパネルの場合、WPCベースのパネルの場合にあっても、無機充填材が有利であり得る。この場合、特に適しているのは、例えば、滑石、あるいはまた炭酸カルシウム(チョーク)、酸化アルミニウム、シリカゲル、石英粉末、木粉、石膏である。例えば、チョークは≧30質量%から≦70質量%までの範囲で設けられていてよく、その際、充填材、特にチョークによって、特にコアボードの滑りを改善することができる。また、これらは公知の方法で着色されていてもよい。とりわけ、コアボードの材料が難燃剤を含むようになされていてよい。
【0021】
本発明の特に好ましい実施態様において、コアボードの材料は、PE/PPブロック共重合体及び木材の混合物からなる。この場合、PE/PPブロック共重合体の割合並びに木材の割合は、≧45質量%及び≦55質量%の間にあってよい。さらに、コアボードの材料は、別の添加剤、例えば流動助剤、熱安定剤又は紫外線安定剤を、≧0質量%及び≦10質量%の間で含んでいてよい。その際、木材の粒子径は、好ましい粒子径分布D50が≧400μmであり、>0μm及び≦600μmの間にある。とりわけ、コアボードの材料は、その際、粒子径分布D10が≧400μmの木材を含んでいてよい。その際、粒子径分布は体積径を基準としており、粒子の体積に関連している。その際、特に好ましくは、コアボードの材料は、PE/PPブロック共重合体及び前述の粒子径分布の木材粒子の、顆粒化され又はペレット化された、前押出された混合物として供給される。その際、顆粒及び/又はペレットは、好ましくは、例えば、≧400μmから≦10mmまで、好ましくは≧600μmから≦10mmまで、特に≧800μmから≦10mmまでの範囲の粒子径を有していてよい。
【0022】
本発明のさらに別の好ましい実施態様において、コアボードはPE/PPポリマーブレンド及び木材の混合物からなる。この場合、PE/PPポリマーブレンドの割合並びに木材の割合は、≧45質量%及び≦55質量%の間にあってよい。さらに、コアボードの材料は、別の添加剤、例えば流動助剤、熱安定剤又は紫外線安定剤を、≧0質量%及び≦10質量%の間で含んでいてよい。その際、木材の粒子径は、好ましい粒子径分布D50が≧400μmであり、>0μm及び≦600μmの間にある。とりわけ、コアボードは、粒子径分布D10が≧400μmの木材を含んでいてよい。その際、粒子径分布は体積径を基準としており、粒子の体積に関連している。その際、特に好ましくは、コアボードの材料は、PE/PPポリマーブレンド及び前述の粒子径分布の木材粒子の、顆粒化され又はペレット化された、前押出された混合物として供給される。その際、特に好ましくは、コアボードの材料は、PE/PPブロック共重合体及び前述の粒子径分布の木材粒子の、顆粒化され又はペレット化された、前押出された混合物として供給される。その際、顆粒及び/又はペレットは、好ましくは、例えば、≧400μmから≦10mmまで、好ましくは≧600μmから≦10mmまで、特に≧800μmから≦10mmまでの範囲の粒子径を有していてよい。
【0023】
本発明のさらに別の実施態様において、コアボードの材料は、PP単独重合体及び木材の混合物からなる。この場合、PP単独重合体の割合並びに木材の割合は、≧45質量%及び≦55質量%の間にあってよい。さらに、コアボードの材料は、別の添加剤、例えば流動助剤、熱安定剤又は紫外線安定剤を、≧0質量%及び≦10質量%の間で含んでいてよい。その際、木材の粒子径は、好ましい粒子径分布D50が≧400μmであり、>0μm及び≦600μmの間にある。とりわけ、コアボードは、その際、粒子径分布D10が≧400μmの木材を含んでいてよい。その際、粒子径分布は体積径を基準としており、粒子の体積に関連している。その際、特に好ましくは、コアボードの材料は、PP単独重合体及び前述の粒子径分布の木材粒子の、顆粒化され又はペレット化された、前押出された混合物として供給される。その際、顆粒及び/又はペレットは、好ましくは、例えば、≧400μmから≦10mmまで、好ましくは≧600μmから≦10mmまで、特に≧800μmから≦10mmまでの範囲の粒子径を有していてよい。
【0024】
本発明のさらに別の実施態様において、コアボードの材料は、PVCポリマー及びチョークの混合物からなる。その際、PVCポリマーの割合並びにチョークの割合は、≧45質量%及び≦55質量%の間にあってよい。さらに、コアボードの材料は、別の添加剤、例えば流動助剤、熱安定剤又は紫外線安定剤を、≧0質量%及び≦10質量%の間で含んでいてよい。その際、チョークの粒子径は、好ましい粒子径分布D50が≧400μmであり、>0μm及び≦600μmの間にある。とりわけ、コアボードは、その際、粒子径分布D10が≧400μmのチョークを含んでいてよい。その際、粒子径分布は体積径を基準としており、粒子の体積に関連している。その際、特に好ましくは、コアボードの材料は、PVCポリマー及び前述の粒子径分布のチョークの、顆粒化され又はペレット化された、前押出された混合物として供給される。その際、顆粒及び/又はペレットは、好ましくは、例えば、≧400μmから≦10mmまで、好ましくは≧600μmから≦10mmまで、特に≧800μmから≦10mmまでの範囲の粒子径を有していてよい。
【0025】
本発明のさらに別の実施態様において、コアボードの材料は、PVCポリマー及び木材の混合物からなる。この場合、PVCポリマーの割合並びに木材の割合は、≧45質量%及び≦55質量%の間にあってよい。さらに、コアボードの材料は、別の添加剤、例えば流動助剤、熱安定剤又は紫外線安定剤を、≧0質量%及び≦10質量%の間で含んでいてよい。その際、木材の粒子径は、好ましい粒子径分布D50が≧400μmであり、>0μm及び≦600μmの間にある。とりわけ、コアボードの材料は、粒子径分布D10が≧400μmの木材を含んでいてよい。その際、粒子径分布は体積径を基準としており、粒子の体積に関連している。その際、特に好ましくは、コアボードの材料は、PVCポリマー及び前述の粒子径分布の木材粒子の、顆粒化され又はペレット化された、前押出された混合物として供給される。その際、顆粒及び/又はペレットは、好ましくは、例えば、≧400μmから≦10mmまで、好ましくは≧600μmから≦10mmまで、特に≧800μmから≦10mmまでの範囲の粒子径を有していてよい。
【0026】
粒子径分布の測定には一般に公知の方法、例えばレーザ回折法を用いることが可能であり、この方法により、ほぼナノメートルから数ミリメートルまでの範囲の粒子径を測定することができる。したがって、測定された粒子の50%ないし10%が、前述した値を下回る、D50ないしD10の値も求めることができる。
【0027】
本発明のさらに別の実施態様において、前記コアボードの前記材料は、プラスチックを含んだマトリックス材料及び固体材料を有し、その際、固体材料は、前記固体材料を基準として、少なくとも50質量%、特に少なくとも80質量%、特に好ましくは少なくとも95質量%が、滑石によって形成される。この場合、マトリックス材料は、担体の材料を基準として、≧30質量%から≦70質量%までの範囲、特に、≧40質量%から≦60質量%までの範囲の量で存在し、固体材料は、担体の材料を基準として、≧30質量%から≦70質量%までの範囲、特に、≧40質量%から≦60質量%までの範囲、例えば50質量%以下の範囲の量で存在する。さらに、前記コアボードの前記材料と前記固体材料は共同して、前記コアボードの材料を基準として、≧95質量%の量、特に≧99質量%の量で存在していてよい。
【0028】
前記固体材料は、本発明のこの種の態様において、前記固体材料を基準として、少なくとも50質量%、特に、少なくとも80質量%、例えば100質量%が、滑石によって形成されていてよい。その際、滑石とは、公知のように、例えば化学分子式Mg3[Si4O10(OH)2]を有する含水珪酸マグネシウムとして理解される。したがって、固体材料成分は、好適には、その大部分が無機物質滑石によって形成され、その際、この物質は、例えば粉末形状として使用可能であり、ないし、前記コアボードの前記材料中に粒子の形で存在していてよい。固体材料は、基本的に、粉末状の固体からなっていてよい。
【0029】
滑石粒子のBET、ISO 4652に準拠した比表面密度は、≧4m2/gから≦8m2/gまでの範囲、例えば≧5m2/gから7m2/gまでの範囲にあるのが好適である。
【0030】
さらに、滑石は、≧0.15g/cm3から≦0.45g/cm3までの範囲、例えば≧0.25g/cm3から≦0.35g/cm3までの範囲の、DIN 35468に準拠した嵩密度で存在しているのが好適である。
【0031】
本発明の、このような態様におけるマトリックス材料は、特に、既製の担体に固体材料を受容ないし埋設するのに使用される。前記マトリックス材料は、その際、プラスチック又はプラスチック混合物を有する。とりわけ、以下に詳細に述べる製造方法に関して、マトリックス材料は熱可塑性プラスチックを有しているのが好適である。これによって、前記コアボードの材料ないし前記コアボードの材料の成分が、該方法に関連して以下に詳細に述べるように、前記コアボードの材料をさらに別の方法ステップにおいて熱作用によって成形し得るようにする融点又は軟化点を有するようにすることが可能になる。前記マトリックス材料は、特に、プラスチックないしプラスチック混合物及び、場合によっては、接着剤からなってよい。好ましくは、これらの成分は、前記マトリックス材料の少なくとも90質量%、特に好ましくは少なくとも95質量%、特に少なくとも99質量%に達してよい。
【0032】
さらに、前記マトリックス材料は、前記コアボードの材料を基準として、≧30質量%から≦70質量%まで、特に、≧40質量%から≦60質量%までの量で存在するようになされていてよい。さらに、前記固体材料は、前記コアボードの材料を基準として、≧30質量%から≦70質量%まで、特に、≧40質量%から≦60質量%までの量で存在するようになされていてよい。
【0033】
ポリプロピレンはマトリックス材料として特に適しているが、それは該材料が低コストで入手可能であるとともに、さらに熱可塑性プラスチックとして、固体材料を埋設するためのマトリックス材料として優れた特性を有しているからである。この場合、特に、単独重合体と共重合体からなる混合物により、マトリックス材料にとって特に有利な特性を可能とすることができる。この種の材料は、さらに、それらが、例えば≧180℃から≦200℃までの範囲の、低温時に、上述した方法によって担体に成形することができるため、例えば、6m/minの範囲の、模範的なライン速度で特に効率的なプロセス制御が可能であるという利点を提供する。
【0034】
さらに、単独重合体が、≧30MPaから≦45MPaまで、例えば≧35MPaから≦40MPaまでの範囲の、ISO527‐2に準拠した引張強さを有し、こうして優れた安定性を達成することができるのが好適である。
【0035】
さらに、特に、優れた安定性にとって、単独重合体が、≧1000MPaから≦2200MPaまでの範囲、例えば≧1300MPaから≦1900MPaまでの範囲、例えば≧1500MPaから≦1700MPaまでの範囲の、ISO 178に準拠した曲げ弾性率を有しているのが特に有利であり得る。
【0036】
さらに、ISO 527‐2に準拠した単独重合体の引張ひずみについては、それが≧5%から≦13%までの範囲、例えば≧8%MPaから≦10%までの範囲にあるのが有利である。
【0037】
特に好適な製造可能性のために、射出成形部材の、ISO 306/Aに準拠したビカット軟化点は≧130℃MPaから≦170℃まで、例えば≧145℃から≦158℃までの範囲にあるのが有利であり得る。
【0038】
さらに、前記固体材料は、滑石以外に少なくとも一つのさらに別の固体を有するのが有利であり得る。この態様によって、特に、前記コアボードの材料の重量ないし前記コアボードの材料で形成されたパネルの重量を、前記コアボードないし前記固体材料が滑石からなるパネルの材料に比較して、著しく減少させることが可能である。したがって、前記固体材料に添加される固体は、特に、滑石に比較して低い密度を有していてよい。例えば、前記添加される物質は、≦2000kg/m3、特に、≦1500kg/m3、例えば≦1000kg/m3、特に好ましくは≦500kg/m3の範囲の嵩密度を有していてよい。この場合、前記添加される固体に応じて、さらに、所望の、特に機械的特性に対する順応性を向上させることが可能である。
【0039】
例えば、さらに別の固体は、木材、例えば木粉の形の木材、発泡粘土、火山灰、軽石、気泡コンクリート、特に無機系の発泡体、セルロースからなる群から選択されてよい。気泡コンクリートに関していえば、それは、例えば、Xella社から商標YTONGのもとで使用されている、基本的に珪砂、石灰及びセメントからなる、固体であってよく、ないし、気泡コンクリートは上記の成分を有していてよい。添加される固体に関していえば、それは、例えば、上記に滑石について述べた粒子径ないし粒子径分布と、同じ粒子径ないし粒子径分布を有する粒子からなっていてよい。別の固体は、特に、固体材料中に、<50質量%、特に、<20質量%、例えば<10質量%、さらに、例えば<5質量%の範囲の割合で存在していてよい。
【0040】
代案として、例えば木材、特に木粉につき、その粒子径は、好ましい粒子径分布D50が≧400μmであり、>0μm及び≦600μmの間にあるようになされていてよい。
【0041】
さらに別の実施態様において、コアボードの材料は中空微小球を含んでいてよい。この種の添加物により、特に、前記コアボード及び製造されたパネルの密度を有意に低下させることができ、その結果、特に容易かつ安価な輸送とともに、さらに、特に快適な敷設が保証されるという効果をもたらすことができる。この場合、特に、中空微小球の混入により、製造されたパネルの、中空微小球なしの材料に比較して有意に低下することのない安定性を保証することが可能である。したがって、安定性は、ほとんどの適用ケースにつき、完全に十分である。この場合、中空微小球とは、中空の本体を有するとともに、μm領域のサイズないし最大直径を有する、形成体として理解される。例えば、使用可能な中空ボールは、≧5μmから≦100μmまで、例えば、≧20μmから≦50μmまでの範囲の直径を有していてよい。中空微小球の材料としては基本的にあらゆる材料、例えばガラス又はセラミック、が考えられる。さらに、重量の点からして、プラスチック、例えばコアボードの材料中にも使用されたプラスチック、例えばPVC、PE又はPPが好適であり、その際、これらのプラスチックは必要に応じて、例えば適切な添加剤によって、製造中の変形を防止することが可能である。
【0042】
前記コアボードの材料の硬度は、30〜90N/mm2(ブリネル硬さ)の値を有していてよい。弾性率は3.000から7.000N/mm2までの範囲にあってよい。
【0043】
掛け溝の溝底の部分及び受け縁の上側面の部分は、ロックされた状態において、互いに平行に整列されていてよい。
【0044】
フック形状部の受け溝は、相補係合するフック形状部の掛け縁が該受け溝に係合するように形成され、相補係合するフック形状部の掛け溝は、前記フック形状部の受け縁が該掛け溝に係合するように形成されている。
【0045】
一発展態様において、前記下方相補係合機構の前記第一係合手段は係合突起を有し、前記下方相補係合機構の前記第二係合手段は前記係合突起に対応する係合窪みを有する。
【0046】
代案として、前記下方相補係合機構の前記第一係合手段は係合窪みを有し、前記下方相補係合機構の前記第二係合手段は前記係合窪みに対応する係合突起を有していてもよい。
【0047】
さらに、前記掛け縁の外側面に第一係合手段を有するとともに、前記受け溝のセットバックした溝側面に、前記第一係合手段に対応する第二係合手段が設けられた上方相補係合機構が設けられるのも有用である。
【0048】
前記上方相補係合機構の前記第一係合手段は係合突起を有し、前記上方相補係合機構の前記第二係合手段は前記係合突起に対応する係合窪みを有するのが好適である。
【0049】
代案として、前記上方相補係合機構の前記第一係合手段は係合窪みを有し、前記上方相補係合機構の前記第二係合手段は前記係合窪みに対応する係合突起を有していてもよい。
【0050】
前記掛け縁の下側面と、前記受け溝の溝底との間に、少なくとも一つの自由空間が設けられていれば、さらに別の利点が生じる。この自由空間は、汚れの粒子又はその他のばらけた粒子を収容することができる。木質材料からなるパネルの場合には、例えば、パネル辺縁からの剥落によって粒子が生じ得るが、これらの粒子はフック形状部同士の継ぎ目面の間に固着してはならない。さもなければ、これらの粒子はフック形状部同士の正確な位置でのロッキングを妨げることになろう。
【0051】
加えてさらに、ロックされた状態において、前記受け縁の前記外側面と、前記掛け溝の溝側面との間に、間隙が設けられているのも有用である。
【0052】
好適には、前記掛け縁の下側面は、ロックされた状態において、少なくとも部分的に前記受け溝の前記溝底に接触している。前記掛け縁の領域において荷重がパネル上側面にかかる場合に、前記掛け縁は、その下側面が前記受けフックの受け溝の溝底に支えられているために、この荷重を担持することができる。
【0053】
前記受け縁は、好適には、前記受け溝の前記内側面への移行部を有し、該移行部は湾曲部が配置されている。この湾曲部はエッジ保護を提供する。該湾曲部は、さらに、前記掛け縁が湾曲部と接触するに至る場合に、前記掛け縁を案内するのに利用することができる。こうして、前記掛け縁は湾曲部に沿って案内されて運動し、前記受け溝に係合する。
【0054】
以下、本発明を、図面によって例示し、複数の実施例を参照して詳細に説明する。各図は以下を示している。